Author:やる夫達のいる日常
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傭兵。それは戦場を渡る黒い鳥。
自らの意志で、戦場へ舞うワタリガラス
誰が為に、何の為に
己が命を賭するのか
地上で最も危険な職場で
彼らは一体、何を得るのか
この素晴らしい男達に祝福を!
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. /: : : : : : :./:. :.:} V::`ヽ / : : : : : : :/ .イ:. :. :/ Vニ',
.: : : /:.:.:./: : .从 ∨´..: i:.:. :. :. :/ .′ !: : :八. \ニ\ /
{: :.イ: : : :/: :/ 乂ノ |: : :. :./ i___八: :. :.∧ \ニ≧s。../
::/ : :. :. :./ /: \ |: :. :./ .|.....ノ} : : / . ` <ニ./
金も無え!誉れも無え! . i: : : { /: : :. :.\ . .イ |:. :./ ..。s≦....,: : .′ \ ,
. : :. :. ;. ,.: : : : : : : :ヽ。s≦ハ :.:./イ.............../ /, ー‐‐
失うモノこそ無数に有れど! l : : / /: : /: : : : : /........ } .ノイノ}..............ハ// /
: : / /: : / : : : : : : V...`Yー....<...../........./イ/, /
得られるモノなど殆ど無え! . ノ:イ/:. :./: :_:_:___:く⌒V..八.............}../..,''~....///! /
/:. :./: : : Ⅳ∧ }......`ヽ..\....,''^~.......ヽ..{ {/,{ ,
/:. :./: : : /´ V:∧ ノ........ゝ=''^~.......ハ..............〉{/,{ ./
.: :.:.:/: : : : :, V:∧ {..........ノ.................................ノ :{/,{ ,
今日も世界の至る所で、平和を祈る無数の人々が居るでしょう、私もその端くれです。
しかし、祈りも虚しく血は流れ、数多の命が大地に還る・・・
祈ったり、平和を歌ったりするだけでは、何も解決しないのですね、やはり必要なのは力だ。
そんな世界で、自らの意志で命を張る男達が居ます。
そんな傭兵の姿を紹介する読者投稿「たのしいようへい」始めます。
さて、ではこちらの方を紹介致しましょう。
元傭兵の高部正樹さんです。
今回の投稿は高部さんの著書に基づいています。
_ヾ、=ミ、ト、V`ヾVト、,.イ,.ィ __
_≧彡彳三三ニミV〃ニ三≦=<_
_,.イ彡彡///////////!ヽヾヾヾヾヾヾヾ\
 ̄フ//////////∧ヽ \\ヽヾ <` 高部正樹
////////////小ヽヽ\\\\\`ヾ
彳彡//////////////////////ヾ\\\\N 1964年、愛知県生まれ
州〃イ/// //〃////////////////州州}
州i!/ j/ j/ // ∧〃/レ'ヘハ/∧/ヽヘ、`ミ从 強さへの憧れと、軍人への憧れを幼少期から抱き、
彳州i / V V `ミ州} 戦闘機のパイロットか歩兵を将来の道と決める
ヾミ{ i!ミV
Vミ! |;ミ/ 高校卒業後、航空学生として航空自衛隊に入隊。
Vi! '´ >=ミ、 / _,. -=ミ、 |ミ/
/ ハ! ー=弌メヾ ヽ_,.ィ≦二 _ヽ !、ヽ 航空学生課程を修了し、飛行幹部候補生として、
{ {( `ー- ‐' 〉≠ 弋´__ノ |)} } パイロットとなるべく訓練を受けるも、
\j 〃// ノ〃// | // 訓練中の怪我でその道を断たれる。
/ ヽ 〈 } //〃 |'´
:.:.:.:.:.:| ` ー ´ |≧=--- 、._ その後、もう一つの夢であった歩兵となるべく、
:.:.:.:.:.:| ‐----‐- 、 !:.:.:.:.:.:\:.:.:.:.:.:.:.≧=- 自衛隊を除隊し、傭兵の道を選んだ。
:.:.:.:.:人 _ ∧:.:.:.:.:.:.:.:ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:
:.:.:./:.:| > ´ ̄` / |:.:.:.:.:.:.:.:.:.:〉:.:.:.:.:.:.:.:.:.:
:.:/:.:.:.| | > 、._ /// ,. </ /:.:.:.:.:.:.:.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:
/:.:.:.:.:| | ≧=--=≦ / /:.:.:.:.:.:.:.:./:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:
1988年、人生初の海外渡航でアフガニスタンに乗り込み、
ムジャヒディン(イスラムゲリラ)の一派ジャミアテ・イスラミに加わり、ソ連と戦う
まだタリバンなど産声すら上げていない頃の話だ、とは本人の弁。
1990年代に入ると、ミャンマーに渡り、
政府から弾圧を受ける、少数民族カレン族のカレン民族解放軍に身を投じ戦う
1994年から1995年には、クロアチア傭兵部隊「ビッグ・エレファント」に参加
ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争で戦う。その後カレン民族解放軍に復帰。
その後、2000年代には民間軍事会社の傭兵仲間に誘われて、
イラク入りを予定するも、足を骨折して断念したり、
二度にわたってイラクのフセイン政権からオファーを受けるも断ったりしながら、2007年に傭兵を引退。
引退後も2014年にウクライナのアゾフ大隊などからオファーがあったとの事。
_ト、ト、_
、____,.-=≦三 //=ミメ、 ト、
_,. ≧彡三三三三三三三三ミミ、
≫三三彡彡彡三三三三三三三\_
∠三三彡三三三三ノ小ヽヾ三三ニミ、≪`
≦三彡' //〃´/ ///〉/ノハ ミミミミ、}}
|彡'/ // //〃/ / \ミ三《
|彡{ j/ j/ ヾミメ》
|ミi! {ミ〃 「ボスニア・ヘルツェゴビナ領土内には
ハミ! |ミ/ クロアチア正規軍も、外国人兵士も一兵たりとも居ない」
| h! ´ ̄≧ミ、 _,. -=ミ |/、
! {j ´ {r刈 〃´tテ `ヽ` jハ .} そんな白々しい声明が出された時、
ヽ `ー } ヽ__,. ィ }ノ / 自分はボスニア中央部の前線で任務に就いていたよ
___j/〃 r' =ミ _,. _/
/:.:.:.:.:.:| ヽ -- ' ニ / 存在自体が否定され、認められないのさ
/:.:.:.:.:.:.:.八 ―- 、 ∧ その方が何かあった時に簡単に切れる
,.. ----|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|ヽ /:.∧
:.:.:.:.:.:.:.:|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/ > 、 _,. イ:.:.:.:.:.\_
:.:.:.:.:.:.:.:.\:.:.:.:.:.:.:./ | ≧=――=≦ / |:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ:. ̄≧=- _
:.:.:.:.:/:./:.:.:.:.:.:/ ∧ ! \_____/ |:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:≧=-、
:.:/:./:.:.:.:.:.:.:.∧/ \\ / /:.:.:.:.:.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|:.:.\
/:.:.:.:!:.:.:.:.:.:.:.:./ \\ // ̄ ̄ヽ. /:.:.:.:.:./:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|:.:.:.:.:.\
:.:.:.:.:|:.:.:.:.:.:.:./ /〈 / V:.:.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/:.:.:.:.:.:/:.\
:.:.:.:.:|:.:.:.:.:.:.:| 〉O 〉/ |:.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./:.:.:.:./:./:.:/\
:.:.:.:.:|:.:.:.:.:.:.:| / /―――――|:.:.:|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/:.:./:.://:.:.:.:.:\
傭兵と言うのは、正規軍とは大抵、仲が悪いそうです
余所者扱いされ、補給も後回しにされ軍の編成表には載ってないし、部隊の組織図の何処にも無く、
ご丁寧に、危険度の高い任務に厳選して派遣された、と。
そんな状態では、傭兵に対する差別はあからさまに酷いモノで、
例えば、傭兵に支給される戦闘服は中古品ばかり、それも小さな穴を繕った跡のあるものばかり。
戦死者が着ていたモノだと言うことがバカでも分かる代物ですね。
支給される武器にしても、信頼性が怪しい為、傭兵達は自動小銃等は、自分で用意する事も多かったそうな。
タバコの配給もクロアチアでは正規軍優先で、傭兵にはアストラルと言うクソ不味いタバコしか回って来ず、
その上、一人1カートン配ると、残りは既に一人3カートン配給されている正規軍に持ち帰って行く有様。
>ー< ̄`ヽ _
/ _ ノ ⌒ヽ ヽ
イ彡/ ./ / | \、
{iノ)ノイ ./ //从 i{ /ハ { ` 前線での食事も同様で、
/i;i;i;i;i;}/ィ(、/rtテ‐) /tテ}八_ トラックで運ばれて来る食事を
ト、ニ=-i迅 ゝr}ー' ゝ'{ //⌒ ` <_ 最初に食べるのは正規兵。
、 ェ=ニミニミー\、| \ニしi:} 八 、 __'./´ニニニニニニニ>
ー三二彡三ニ=-i;i;i;i;i;i;i\ \.ノイ\>- イi;i;i;ニニニニニ/(___, ある時など、傭兵部隊が残り物の
ー>ー-三二ニ=彡へ` <i;i\ \彡///{ {ミ=イニニニ/i;i;i;i;iーイ マッシュポテトとパンだけの食事を済ませ
\_//ー`⌒´ ̄/ \ヽ /、\_、 、) }:.ニニ/i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;ミ ̄三ミ、 外に出ると、
) //ニ/ .// / _ )/ ///≧=--=≦ハ、_;{i;i;i;ミx、ミx、`ヽ二ニ=x)
⌒/{ニニ(人// ...:::/}) / ∨ .//(__)/////、、/(__).{ \ ( \人__ 正規兵が皿にステーキを三枚も乗せて
/ ⌒(/ / //}/、/\/////\\___/∧∨´レ}ィ:: .: ト (\\、人_`ヽ 野良犬にあげていたそうです。
> ´ー- _:::::彡'⌒´:::::::::::∥:∥'////////≧=--=≦/ 、\::::}/}ノ::::`⌒\(_(_
/.:ー-, -――- __∥:∥/////////////| |/////\\__ -―――┤
′ .:::///フ^ー‐ァー―ァ{{::∥::\//////////| |/////∥\`ー==== 、⌒´ヽ 傭兵に食わせるより
/ .::::::/ / ./ {_o / o / \{i:ノ}∧///////// | |/////|i:i:i:rく ̄` <:::\ \ ::::| 野良犬にやった方がマシだと。
|.::::::/ /| |  ̄^¬ーL_or< 八:∧////////| |/////|_ノ \ ∨∧ \|
|::::::′.′ 、______{ {::\_/\__///////| |/////{ \_/ |:ハ |
l/| |i:i:`⌒ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:\\::\ 〉////// | | ////∧_/ _|i:i:i:i| |、|
|i||i| |i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i|:::::::::::::/ |::\::ヽxv'^´{二ニ=--rー=ニ二 ̄/ \_ -=ニi:i:i:i:| |ヘ|
l/| |i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:/:::::::::::/. |::::::`ヽ、 、、,ィ}  ̄ o.┐ r‐ 、 ∨° 人i:i:i:i:i:i:i:i:i:i| |:::|
|:::::| |i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i}__::::/ ∨:::::::::||| {/ | |//∧ \/ ハi:i:i:i:i:i:i:i:i| |:::|
|:::::| |i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:| |:::| 〉 へiゝゝゝ' ̄ ‐- _| |///∧ ヽ /∧i:i:i:i:i:i:i:| |:::|
|:::::| |i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:| |:::|. // 〉_ /⌒ |/////L_ ∨ ' ∧i:i:i:i:i:i:| |:::|
/|_- ''" レ_,,.-ァ
Ⅳ / イ__
Ⅳ | / ̄ ̄Z .._ -‐''イ
|ヽ トヽ / ニ=- く
-=ヽヽ //;:;:', ゝ フ
寸ミ ', | ', 戈´ _,,. -‐''"| その晩、その正規兵を
_ 我ミ-._', ,' /戈,'| /ハ',辷フヽ_ / | 激怒したフランス人傭兵が襲撃
', ̄ ̄"''‐-─‐'"', tッ〉く/tッ|/ィ/ィ ,'迅 |.', ',ヽ
', ,' ,' ∧ /  ̄´´ イ∧ ', ', ヽ ヽ、 その正規兵は
.l ,' ,' // ヽ` - ´ /;:;/ ,', ', ', / 丶、 ボコボコにされたそうな
,' ,' ,' // i ヽ_,,. ';:;:;:/ ,' ', , ., , '::::: _,,.-‐ム
,' ,' ,' / ', フホ;:;:;:/ , ' ::', , , /:::::::/ _ |\
ヽ // /ヽ ヽ/ ',' , ' /', , ヽ-=ニ:::::::/ / ムフ .l\|
/ /;:;:;:T ヽ_ ヽ 〉 , ' / / フ´ ',// / / |
ィ _ / イ;:;:;:;:;:ヽ / ヽ/ ⌒ ', _,, ‐'" 〉、 /| |/ /| /
/ |─ y‐'" \ ',;:;:;:;:;:〉八 ヽ 〉 ┌ / ` ‐'_ク J── / ∨
∠‐/フヽ ヽ ',  ̄/ ヽ ヽヽ⌒', _.、-''" // _/ _ ヽ
//-/‐,' ヽ| | ,'_,‐'" ', /--┌ _ ‐ヽ_,,. ‐''" ./ / / \ l
,'ノヽヘノィ─┘〕/-‐ ''"___ ── ̄∪ ̄∪ ̄∪ヽ ヽ_,,. ‐'/  ̄ノ 〈-=ニ
─────  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 二ニ=-───-_ 1 乍 |_ ‐ __ - _ / イエyェyェyェ〈ノ __
\ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ─=--=∋~^''=- <> | |  ̄ ,' ,' ,' ,' ,'斥∧| "'-_
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ "'' ‐- ..___/ ̄ 1 ,' ,'=-- ‐───| ./ ./ //─┴─-‐''"
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄───────∩_∩_∩ ,.' ,' ヽ ¨^¨^¨^´
/ヽ____ // ∨ /___ノヽ
.
味方である正規軍の兵達から、こんな扱いを受ける傭兵達。
では、敵からはどう思われていたのでしょうか?
三三三三三三三三三三三レ'L__
三三三三三三三三ト、三ト、三三≦二
三三三三三三ト、 |ヽ! ヽ! \三<´
三三三三三三| `ヽ〈
三三三三三三! ___ \
三三三三三\ 〃 ̄`ヾ\ 、 我々傭兵は、戦闘服を着て、所属する勢力のバッジを着けていても
三三三三三厂 / ,.- 、 ヽ 戦時条約や協定の適用外らしい。誰に聞いてもそう言われたよ。
三三三三ニ/ /_,. ィtナ {
三三三三ニ| 、 ,. >、._
三三>― 、!  ̄ / ヽ 敵にとっちゃ、我々傭兵は正規兵に増して憎い存在らしい
三三! / ̄ヽ //〃 { __ ノ わざわざ外国から、自分達に敵対する為に来てるんだからな
三三! { 〈 ` ´ く
三三ヘ ヽ `ヽ '⌒ヽ
三三ニ\ ′ 、 傭兵は皆、敵に捕まれば
三三三「≧=-ヘ i 生きてるのを後悔する様な拷問に掛けられると覚悟してる
三三三N | ヽ | \
三三ハ{ | | ヽ \
三川 | ! | ヽ だから、自分は自決用の弾丸を常に身に付けていた。
从乂_____!_ / | | 戦闘用の弾丸とは違う場所にな、間違って使わない様に
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. ̄≧=----_---------- _/ ! |
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ \:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..:.:.:.:\\ r‐=≦ |
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.\:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:}.:.:} ! /
/ ̄ ̄ ̄ ̄\:.:.:.:.\:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/:./ !______
 ̄ ̄ ̄ ̄\:.:.:\:.:.:.:.!:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:!:./ /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.〉
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:\:.:.:\:.|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|:.| /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/
こう考えるのは、高部さんだけではなかったそうで、
クロアチアの傭兵部隊「ビッグ・エレファント」の傭兵達のほぼ全員が、胸ポケットに自決用の弾丸を入れていたとの事。
傭兵達は、「敵の捕虜になる」と言う事態を、最も嫌なものと考えていた様です。
参考画像:アフガンで捕獲したT-54戦車と捕虜(中央で手を挙げている2人) 彼等はこの後、銃殺された。
ttps://dotup.org/uploda/dotup.org3067149.png
敵からも味方からも疎まれる傭兵──そんな状態で、自らの命すらも懸けている
当然ながら、得られる対価は大きい筈ですね?
_,.≦三三三三`ヾト、
、_/三三三三三三三三ミ、
_≧三三三三三三三三三三Vヘ_
>_彡'//イ /jイ三ィミ、三三三≦
V彡' j/ j/ / /jハ三三〉
}ミ! j/ / V三ミ
/V! =ミ、 》ミヾ
{ {,.j/ ,.― ヽ __ {ミ_」´
/ ̄ ヽ〉 〃 ヽ__fぅ 〉 '´  ̄、ヾ /〃 アフガニスタンでは、1~2ヶ月の戦闘が終わって、
/:.:.:.:.:.:.:/ ノ≠ fぅ 〉 'ハ 前線から戻り、パキスタンの国境を越える時に、
/ ̄ ̄|:.:.:.:.:.:.∧ 、 ヽ ) ` ノ / 指揮官が鞄から紙幣を鷲掴みにして、一人一人に渡す
/___:.\:.:.:.:.:.:.ヽ ` `__´ 〃 ,.- '′
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.\:\:.:.:.:.:.:\ ` ,.'--- 、 現地通貨アフガニで渡されるその報酬は
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ:.\:.:.:.:.:.:\_ イ:.:.:\:.:.:.:\ 日本円にして6000~8000円ほど。
 ̄ ̄\:.:.:.:.:.:.:.:ヽ:.:\:.:.:.:.:..:. ̄〉_,. イ\:.:.:.:.:.:.〉:.:.:.:.i:.\
:.:.:.:.:.:.:.:.\:.:.:.:.:.:.i:.:.:.:.:.:\:.:.:.:./ \ ! /´Y:.:.:/:.:.:.:.:.:|:.:.:.:.\
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ:.:.:.:|:.:.:.:.:.:.:.:.:\/ ! |/ |:.:/:.:.:.:.:.:.::|:.:.:.:.:.:.:.\ クロアチア傭兵部隊では、毎月報酬が支払われた
 ̄ ̄\:.:.:.:.:.:.:.:.:|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:\ \| :|/:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.\ クロアチアディナールかドイツマルクのどちらか選択式
:.:.:.:.:.:.:.:.\:.:.:.:.:.:.|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:| | !:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.| 日本円にして月に28000円ほど。
----、:.:.:.:.:ヽ:.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:\ ! |:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.i:.:.:.:.:.:.:.|
/ ̄ ̄\_j/_:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.\ ヽ :|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|:.:.:.:.:.:.:.|
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. ̄\:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.\\|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|:.:.:.:.:.:.:.| ミャンマーのカレン民族解放軍では完全に無報酬。
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:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.| |:.:.|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:!:/
現地までの交通宿泊費等は自腹を切らねばなりません。ビザ取得や装備購入などにもお金は当然掛かります。
当時の収入と支出は大体こんな感じだったそうです。
アフガニスタン
収入8000円 支出235000円 ※入国一回あたりの収支、1~2ヶ月
ミャンマー、カレン民族解放軍
収入0円 支出102000円
クロアチア傭兵部隊
収入28000円 支出148000円
2014年にウクライナのアゾフ大隊からオファーが来た時も、
「キーウまでは自腹で、手段も何とかして、こっちまで来てくれ」と言う事だったとか。
命の値段と言うものは、日本で言われる程には高くないのかもしれませんね。
どうも収支を計算してみると赤字になっている様ですね。
なので、高部さんは日本に帰国しては、とにかく働いてお金を作りました。
昼は警備会社、その後は深夜まで歌舞伎町の飲食店、休日は交通量調査員・・・
他にも期間工や土木作業、温泉旅館に住み込みで働いた事もあったそうです。
1日でも早く戦場に帰る為に、残業を4時間も5時間も引き受け、
生活費も切り詰める為に、食事は毎日キャベツと納豆ご飯、真冬でも風呂を沸かさず冷水を被っていたとか。
_,.、- 、_,.
_、ィ彡三三ミミ、
フ彳ハミ三三ハ
八´,.=ミ `ミ川リ-、
ヽ ´ ' 〈 / /「 ̄ ̄ `ヽ__
└'_, / /:/:.:.:.:.:./:.:.:.:.:.:.:.\
∧ __,.イヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:\
〈、:.:.:./V/ 〉:.:.:.:.:.:.:.:!:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:\
|:.:.:.:.| | | 〈:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ:.:.:.:.:/  ̄ヽ:.:.:.}
/、:.:.:.:! | ! |:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:≧/:.:.:.:.:.:.:.:.:/
/:.:.:.:.ヽ:! | ! !:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:. /
|:.:.:.:.:.:.:|| | | |:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./<:.:.:.:.:.:.:/
/:.:.:.:.:.:.:.:|| \ヽ:.:.:.:.:.:.:.:|:.:/:.:.:.:.≧=-' 他にも不測の事態により、突然の出費等があります。
〈ヽ:.:.:.:.:.:.:|| ̄「 |:.:.:.:.:.::.:.!/:.:.:.:.:.:./!
}__二ニヘヽ ヽヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./ |
r'ノ__ノ ヽ><ヽ:.:.:.:.:.:./ ! ミャンマーで戦っている時には、
U |--、〈 \/ | 3~4日間、基地に銃を置いてタイに遊びに行ったら、
〉―-ヽ´ ̄ ! その間に猛攻が始まり、基地に置いた銃を失った事も
/ | !
/ | |
/ /! | 当時使っていたソ連製AKMは、
i / :! | ブラックマーケットで45000円ほど。
| 〉/ _/
V ヽY 〉 戦場では無収入の
V ! ! 当時の高部さんには手痛い出費だったそうな。
V | |
V | |
V__/| !
/三/ /! |
{ ̄`ヽ/┴≦ ̄ ヽ/
ヽ__/ `ヽ---┤
`ー―‐'´ ̄ ̄
なお、私の中で愛知県出身と言えば、高部正樹さんや織田信長公なので、
愛知県民は戦闘民族と言う印象が、個人的には出来上がっています(風評被害)
また、94年春のクロアチアでは──クロアチア政府が通貨変更をいきなり決定。
ディナールは5月末迄に、新通貨クーナに両替しないと使えなくなる、と言う事態が発生。
高部さんを含む部隊員のほとんどが、報酬全額をディナールの現金で持っており、
両替する間も無く、最前線に送り出され、タイムリミットが近付いて来ると──
__
rγ´ __`ヽ
〈 .{ Y´;;;;;;;;;;`''ミ、
__ ',ヽ ゝ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;> 、 / ̄ ̄\
( `ミ、ヽ};;;;;;;;;;ト、;;;;;;;;;;;;;;\.,_ ノ `ヽ u.|
. `''・、 `ー|;;;;;;;;;;| \;;;;;;;;;;;;;;\> .,_ (○ ○ ) l _
..`~ |;;;;;;;;;;l` <\;;;;;;;;;;;;;;\ > ..,,_(人__) γ´ `ヽ 何台かの車を用意して、
|;;;;;;;;;;| `''\;;;;;;;;;;;;;;\ > .,_{ }\ 非番の仲間に部隊員全てのディナールを託し、
|;;;;;;;;;;ト、 \;;;;;;;;;;;;;;\ `ヽ リ ヽ
|;;;;;;;;;;|;;;\ ヽ;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ / .', 両替の為に方々を走り回って貰いました──
|;;;;;;;;;;ト、;;;;;;\ マ;;;;;;;;;;;;;;;∧、 / ',
|;;;;;;;;;;| \;;;;;;\ .マ;;;;;;;;;;;;;;;∧`ー―---―'' .',
|;;;;;;;;;;|.. \;;;;;;\ マ;;;;;;;;;;;;;;∧ ∨ ',
|;;;;;;;;;;| \;;;;;;\. マ;;;;;;;;;;;;;;∧ ∨ ',
| | > r,=≠l
_ k', -、 |L_l|
.|||f'"| | | Ⅳ√ ̄l
州{ j;! ____ | | | ゞ|///| 、__人_从_人__/し、_人_入
彡"__ノ ミミッ、 ヽ ! ! ! l〉!///, 、_)
}l!l!{,;;| ! ! ! |〈///∧ _) ケツ拭く紙にもならねえ!
州j、リ ! ! ! ∨,∨/∧ `)
__ ._ | | | .∨,∨/∧ '´⌒V^'^Y⌒V^V⌒W^Y⌒ しかし、最前線近くに銀行など無く
|,")l-ァ .// 7| | | ∨ ー―ヘ 数日で紙切れになる紙幣を
∧ゞ'< 巛;f {l.| | | ∧ ヽ, 両替してくれる奇特な市民も居らず──
'―へ_ > ヾ、;ヽ! ! ! / ', ノ ハ、__
/. ̄.| | | ./,r'ム入 ,;:: ∨ハ 敢え無くタイムリミットを迎え、
-=≠=< /:.:.:.:.:.:.:L|_|/ゞy´ /〉 //∧ 日付けが変わった瞬間、
/|ァ ./:.:.:.:.:.:.:/\/ / rャ l | '} l l///ヽ
| l //:.:.:.:.:.:/ / .}〉ゞx | l:.: | |////,l 紙屑となったディナールの紙吹雪が
∨ゝ//:.:.:.:./ / ゞ/}.| |;ハ ゝヽ///} 宙を舞ったとの事。
.//:.:.:/ / ヾ,ルヘ ヽ \ー〈
//:./ / y' l ト、_ _, X′ ハズレ馬券の様ですね。
,<y/ / /{ リ} }三三三≧x!
仁>' / ///八 / } }三三三三リ
弋 \/\ ゞァ、> .{ {ニニニニヲ
l{_> ノノ\ ,/ ノl { ゝ } }≧≠≠7
.
こうして、全くお金の無い状態である傭兵達には、ある口癖があった様です。
_≧'彡三彳ハN彳´`ヾミヾ
`ラ彡'´__」 レ'j/ _ `ミ} / ̄ ̄ ̄ \
イミ{ ;;ミ、_ ぃ、ィ,.ニ、ヾ }}! | カ |
`Yミi!〃rf ̄ヽ fr'__` ミ jト、 ! チ ! 「ノーマネー、ノーハニー」
ゞ` `ー'´ソ〃 _,. 、 `` jノ , - 、 \__ /
{{ { 〃 、_`ー' -‐' i´ , - 、 V ヤクザと兵隊はモテると言った人が居るらしい
ヽi ! _ r――― 、 命を懸ける男の匂いに惹かれる、と。
∧ / /二、 冫--- 、 \
__/:.:.:ト 、 //〃 ,. イ:.\/__ Vヽ \ だが、それが嘘だと分かるのに、時間は掛からなかった
/ ̄ ̄/__〈 ≧=―=≦ |:.:./ V〈  ̄ \ ヤクザがモテるのは、そこそこ金を持っているからだ
/ ̄ ̄ ̄\:.:.:./:.\ー― `ー /:.:/ ̄ ̄ ̄ V /\ ヽ _ノ
/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. ̄ ̄\ ≧=-、 //! V_/ / \ \ _} その証拠に、我々はヤクザ以上に命を懸けていたが
/:.:.:.:.:.:.:.:.:./ ̄ ̄ ̄ ̄V三 !:.:.:ヽ/:/:.:.:| ヽ_/\ ̄ \ __/ 全く、絶対にモテなかった
|:.:.:.:.:.:.:/:.:.:./ ̄ ̄ ̄\三|:.:.:.:.| o:.:.:.:.:.! | \ | |
こんな中学生のバイト代以下、下手すりゃ無給の環境でも何とか生活出来たのは、
軍隊にいる間は、最低限の衣食住が保証されていたからです。
ただし、それは本当に最低限と言って良いものだったとの事。
では、前線における食事とは如何なるものであったのか?
/ {;;;;;;> _八_ :: :|
/) ..:::::::::::ヽ ( : | アフガニスタン
, - ' .. '' {.. :::( 丶 _) |
/.... ,.... .. ::: ::: | 朝食
_/{:::::r‐ ,.::::::::::/ : : } 前日の冷えて硬くなったナン、お茶
_ イ ::::: {:::::::::}. ... ::: . ´ ^} お茶は紅茶と緑茶を選べ、カップの三分の一から半分くらい
_... , ィ ... :: .. :: , :::::::::::: .:. . ,' ザラメの様な砂糖を入れ、そこにお茶を注ぐ
/::: . ´ ゛ :::::: :: ::::::::) ...:::.::. }
.. イ:...:: ´ ,..::::::::::::::. ..::::.. :::"゛.. :::: ,' 昼食
,.´ ... .:. :: ´(::::::::: ゝ .:::::::ノ ;.. ハ .. ,′ ラードを入れて炊いたねちゃねちゃしたライス
. / {::::::::.. ::: :::: "" :: ...... ⌒ヽ { { そこにクルートと言う、ヤギの乳と塩を混ぜて固形化した保存食を
/:::. / .... -<:: :::::::(::::::: } レ:::::::::::... { お湯に入れて戻して、ライスにかけて食べる
. {ヽ < ::: :: :: :::: { :::::::::::: ヽ 味は、塩を入れて温めた牛乳をかけたご飯
{:: .. ___{ ,....:.:.:.:.::ヽ ,. { i:::::::::::: |
ヾ:::: ´ ,'.:.:.:.:.:.:.:.:.:. :: .::. ゛"゛ .,′ 夕食
\ y :.:.:.:: ヾ:: :: :: } .. /: `,´ / トマトやジャガイモ、ヤギ肉を入れたスープとナン
. \ ..::.::.::.. ` ::::::ゝ :: ::: ::. /
\ ヾ:._.: .. ,:.: - _ン
\ ::::: ... .. . "゛ ,..ィ ~ ただし、補給が滞れば、たちまち毎日3食お茶とナンとなる
ヽ _ :::: ....:::. ::::::::::_ .ン
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
,,...--――--...,,, __
,.r'''::::::::::::::::::::::::::::::;;:`''´__;;;;::::`ヽ ,...-、
,.r''::::::::::::::::::::::::::::::::;;:''::::::ヾ:;;;;;;`ヽ.-+―-...、/;;;;;;;;i
,r''::::::::::::::::::::::::::::::::::;;:'':::::::::::::::!;;;;;;;;;;;;;;):::::::::::::::ヽ:;;;;;;/ ミャンマー、カレン民族解放軍
,i::::::::::::::::::::::::::::::::::::;;''::::::::::::::::::::〉;;;;;;/::::::::::::::::::::::::ヾ:!
,i:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/:::!:/:::::::::::rーi:::::::仁!:::::i 活動の場がジャングルだったので、前線に居る時は現地調達
l::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l::::::::::::::::::::::''7::::;;;;;:ヾ:::::l 猿、猫、リス、ネズミ、トカゲ、虫などを捕まえて食べる
l::::::;;;;;;;:::::::::::::::::::::::::;;::::::::::::::::::::::l:::::::;;;;;:::::::::::l::::illlllllli::l::/ 鹿、熊、野豚、野生の鶏などが獲れた時は運が良い
l::::;;;;;;;;;;;:::::::::::::::::::::::;;::::::::::::::;;;;;;;;;l:::::;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヾ:llllllll!ノ''
l:::;;;;;;;;;;;;;;;:::::::::::::::::::::;;:::::::::::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::::l 植物では野生のゴーヤ、タケノコ
l:::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:::;;:::::::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::l また、焼畑農業の跡地には自生する野菜があり、
l;:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:::::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;| ナス、ゴマ、トウモロコシ、キュウリなどが採れたそうです
l;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;r'' l;;;;;:;;;;;;;;;;;;;;;;;i
.l;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/ ヽ:;;;;;l;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;i'' l;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/ 動物類は、臭みを消す為にカレー粉を塗して炒めるので、
l;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;! ヽ;;;l;;;;;;;;;;;;;;;;;;;l l;;;;;;;;;;;;;;;;;/ カレン軍ではカレー粉が必需品だったとか
l;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;l l;;l;;;;;;;;;;;;;;;;;;;l l;;;;;;;;;;;;;;;/
.!;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|. l;;l;;;;;;;;;;;;;;;;;;| l;;;;;;;;;;;;;/ 美味しかったのはリス肉と、
ヽ:;;;;;;;;;;;;;;;;l ヾ;;;;;;;;;;;;;;;;| l;;;;;;;;;;/ 蒸し暑いジャングル内で水分を補給出来るキュウリとの事
ヽ:;;;;;;;;;;;ヽ. ヽ;;;;;;;;;;;;;) !;;;;;ノ
ヽ:;;;;;;;;;;;;)
.
../ ノ . . : : : ` :. `ヽ\ ', / ,。 -… … ‐-。 \
. . ./ ⌒丶 ; //| ′ / ̄{ / : : . . . . . : : : :..\ |\
/ ; ノ //.:.:.:} //⌒|:/: : . . . . .c%: :о: : :.ヽ| ,
、、: . . . . . .ノ //.:.:.:.:/ } | | |ヘ: . . .o%゚: : . . . : : . ../.| ‘
、、`ヽ、 : : . . .. . . ....//:::.:.:./ ∨\___| \. . .0. : : :◯ . . / | |
.:.:`丶、``丶. . ... : ://::::.:.:/ / {\__〕 ` ── ´ /
、、.:.::::::`ヽ、 ゝ __.:. . . ://.:.:.:.:/ / ry─ィ___x㍉ ', ', / /
``丶、:;:;::.:`ヽ、. .ゝ __ノ´/.:.:.:::/ ,、<⌒7⌒.:.:.:.:.㍉γ´.:.:.:.:)ト ‘, ゝ /
、 ヽ、::::;:;:::`ヽ、_: ィi{i:i:;:;:/ / ,、<.:.:.:\j/¨⌒7.:.:.:爻ィァ'´/⌒V⌒ヽ、 \ ≧=‐ ‐=≦ /
..`ヽ、 ヽ、::;::;:;:;:;;{i:i:i:㌻ //_ア⌒爻.:.:.:i!.:.:.:.:ハ>==:{:{ { :} // `丶 丶、 , '゜
` .,_ ``'<:レ'′ _、‐'゛/ 狄.:.:.:.:爻.:.:ハ.:.:ノ.:.ゝ {:{ { :}γ´ ̄丶 \ ≧=‐ ‐=≦
⌒ニ=---------=ニ⌒ /\.:.:.:ノ⌒__`¨¨¨>''"´ ̄乂__ノ {.:.:.:.:.:.:..:} `, ___
:「l | 「| |\ / _/: : .〉/_ ̄\ {γ´ ̄``丶 \ゝ.:.:.:.:.:ノi`ヽ ', /.:. ̄\
:|:l | |:| | ゚, / /::|〈:\/〃⌒ヾ }'.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. 丶`¨i´ ☆ニ}: ′ {.:.:.:.:.:.:.:.:.:}
:|」」」,| | | ′ %.:.:.::{ :\{ 辷こシ) ハ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:} `. 乂_j_,ソ : {.:.:.:.:.:.:.:.:.:}
:| | | | i 〈i:i%, .:ヽ.:.: \/ '´ ノ/ ゝ.:.:.:.:.:.:.:.:/ ; '. i 乂__乂
:| | | | | v沁,. . \::/ '⌒ヽ ハ ~"""~ / :. ! ∨:∨
‘, / :| | . . { {. . \.:. 父'~く_ _ ノ ゝ '′ .} i |.:.:.:|
:| | | | . . ., V:::::ハ::::: {⌒'く\ ` ‐ ‐ ' ′ . . ,′ :|.:.:.:|
:| | | | . .′ \)ハ . .)\: :\\ .:′ / :|.:.:.:|
:| | 〉-ィ . . ::. \:::ヽ、: . \:. \\ . . . . / .: :|.:.:.:|
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クロアチア傭兵部隊
後方の基地にいる場合は、
朝食はチーズやベーコン、ハムにフランスパンが食べ放題、熱いミルクとコーヒーも付く。
昼食と夕食は、ステーキとスープ、そこにババロアなどのデザートまで付く。
前線に行くと、コンバットレーションと言う軍用携帯食になる。
クロアチア製、米軍製、NATO製とあり、それぞれ中身と味が違う。
クロアチア製レーションに入っていたクラッカーは、信じられない程マズかったそうで、
誰も食べないので残るのだが、どう言う訳か非常に良く燃えたので、固形燃料代りにしたそうな。
一番美味かったのは、英軍の持っていたNATO製レーションで、
サイコロステーキやイワシの煮物、ソーセージなどがギッシリ入っており、
何よりも、紅茶のティーバッグが沢山入っているのが嬉しかったとの事。
金と女と名誉、傭兵に無縁のモノとして挙げられるものです──何故、傭兵達はこんな世界に身を投じたのでしょうか?
カレン民族解放軍に、数多く居た日本人傭兵達は──
、、.:.:;;;;;:;:;:;:;;;;:;:;;:.``ヽ
 ̄`¨`丶、.:.::::ヽ `>、
_,,、、、-─ ヾ>ノノ入_
,.''"´ `¨`ヾ三ミミミミヽ、
,.'´ 、__ノ二ニミミミ人_人_人
,,.イ ヾ彡三三 ノ `ヽ
N,′ ,':′ .:.:;:.: .;ヾ三三ミヽ け
N! jリ ,r' .:.::;:;.ヽ三三ミミミ) 「義」
N! ijリ / ,r' .:.:;:;.`、三ミミ_.ノ し
jリ i .i 从,.' ,j'.:: `ヾミミヽ そう答えた人達が多かったそうです。
i;;!从、', `、从i;レ ,r'.:;;. .,,、、-ィィ `ヾシ か
`iトミミゞ、,从从::,:ィ彡''"´`.;; ヽ
`1`''toァミゞィf彡rQこア''~` .:::::.ノ ら ビルマ族に迫害を受けている事
', ´~71 亥<:."´ .:.:.:::`ヽ 圧倒的劣勢でも、屈さずに戦い続けている事
', .:.:.:.l .ィイ、:.`´ .:.:.:.::.::::ノ ん
', .::〈 `; _ソ;;:;.:.:. .:.:.:.:.:::::::ヽ 最低限の自由と自治権を求めているだけの
', f;i;i!iiiii!!!!ミミミヾ.:.、 .:;:;;:;:;ノ !! カレン族を助けたい・・・
ハ 'iii ト---一'ヾ.:i;i;.、 `从、
, .イ.::〉:リj|!1;;!⌒⌒.;;!1iiillli、 ,ィ彡.:;;`Y⌒Y⌒Y´ そうして、カレン民族解放軍に参加したそうです
,,、-‐'"´ .:/こヾj||!i.;ト、_ノイ .;lll|| ミ、,ィ彡':;;;/ j |人_人
.:.::/⌒Y1i||l `二ニニコ ノ1;i;iミミ彡'.:;;;/ j ! Y⌒Y
.:.:.:ハ__人 }i|||`¨`从r'''"゙ノシシ彡.:.:;;/ j | 人__人
.:.:.::::/`ー-- ‐1jlllト、ノiiト、,,,,.ィ彡'゙ .:::;;;/ j |`ー--‐'
.:.:.:::::/ .:.:.:.:.:.::::::|`ヾiiiiii!!!!!Iii彡'゙ .:.:::;;;/ j |.:.:.:.:.:.:.::
義の為に戦う彼等は、傭兵と呼ばれる事を嫌い、義勇兵を名乗っていました。
高部さんの長い傭兵生活でも、日本人以外に「義」を戦う理由に掲げて、戦った者は殆ど居なかったそうです。
ともすれば青臭い気もする「義」と言うモノの為に、彼等は命を懸け、幾人かは彼の地に散りました。
2001年、タイとミャンマー国境近くの寺院境内に、カレン族の為に戦い散った日本人兵士の為の慰霊碑が建立されました。
「自由戦士之碑」と刻まれたその碑の除幕式は、身近な軍関係者などにしか伝えられていませんでしたが、
除幕式には、何処から聞きつけたのか、多くのカレン族の方々が駆け付け、参列してくれたそうです。
自由戦士之碑
ttps://dotup.org/uploda/dotup.org3067151.jpg
では、日本人以外の傭兵達の戦う理由はどうか?
「エキサイティング」「アドベンチャー」などの言葉を口にするそうです。
傭兵になる事自体を大袈裟に考えておらず、数ある就職先の一つとして認識していると言う事の様ですね。
あるドイツ人の傭兵トーマスは、傭兵になった理由を「軍隊に入りたくないから」と答えたそうな
┌‐ー┐
{ニニニ|
_、=--=ニ|
'゙⌒ ⌒ ヽ
(ゆ) ゆ) }「Ξ|
Oニ从 入__,、 几Ξ| ┐
O Oニ}i:、` =‐''゙ イ OOY このまま国に帰ったら兵役に行かなきゃならん
. Oニニニノ ≧=-=≦圦 OOノ:`ヽ
. {: :: : ]互[:i:i:i:i:i:]互[: :: :: :: :: : ノ 正規軍は退屈だ、兵役に行かなくていい歳になるまで、
Τ¨Τ| |{___}|¨゚二二二¨´
/C\ Y:::::Y | |{  ̄ }l | [i:i| |[⌒)ヽ /Λ 取り敢えず傭兵をやるよ
C)\{ {\::::{:::::::}^| |ZZZ||__|__ |:i| |//}::::j/ { Λ
/ ノ[\ 乂ノ |「 ̄」' c c`i二_ノ / / /{ Λ
{ / {\ \ \ 「¨¨¨¨| |¨¨¨}/ / {\ }
{/ c { \ \___乂(c)| | ノ_// /C \ノ
. ∨ {\::.. \工 `¨¨´| C |¨¨[_ / / } |
∨/{ \::..  ̄{ 乂_____ノ{ ̄ ̄_/:| } |
. ∨{  ̄ ̄}厂(Cヽ| | | |(C匚 ̄ |::::| } |
∨〉 { | | | | ノ ^^ } /
. ∨〉 `¨¨¨¨ | | | |¨¨´ 〈 ∨
}__〉 | | | | 〈__ {
| | | |
|U |
}  ̄{
 ̄
他には、元々軍に居たが除隊し、娑婆に出たは良いものの、娑婆がつまらなくて戦場に戻って来た者、
奥さんや彼女から逃げる為に傭兵となった者、自国で食いあぶれた東欧出身者・・・
色々な理由で色々な地域から集まった者達。
ボスニアで戦っている頃は、ゲルマン、スラブ、アングロサクソン、ラテン、アフリカン、アラブ、日本人──
傭兵部隊は正に人種の坩堝だったそうです。
そんな彼等の共通点で、ハッキリと言えるのは「戦う事が好き」との事。
2000年代に入り、傭兵を取り巻く環境は一変します。
2003年に始まったイラク戦争により、PMC(民間軍事会社)が台頭、金に糸目をつけない米国をバックに報酬が急騰。
クロアチア傭兵部隊で月給3万円ほどだった同僚が、イラクでは日給5~10万円と言う報酬を手にする事に。
高部さんもオファーされ、その条件は日給7万円だったとか。
結局、傭兵の報酬とは、時代や場所、スポンサー次第と言う事ですね。
| i / {::::::::::::::::::__;;」,,_
| i |γ⌒> ''¨´ ̄ ``~、、
. \ 、 | i _レァ´ / \
\`¨¨¨¨¨¨´ ,イ | ' / `、
. ___,,>‐ /i│ / ´ / i ',
. \ /| | ∨ / / / | V ヽ そんなこんなで高部さんは2007年に傭兵を引退。
. ` ..,,__, | ∨ / / /|| | | V l |
. / /l 八 V /‐/l/‐ト| | | ∨l |
.  ̄ ̄ ̄/^| l γ7 // 八| |‐/ト、 V | 日本に帰国した時には、全財産は10万円に満たず、
| l {〈|i | x=≠ミ 八 /|/ 八 ` ∨ 家族も仕事も住む場所さえも無かったそうです。
. | 人|i | ∨__ \ ,
,′ | | ^~ヾ、/ \ ',
/ /| | , / |\_ しかし、高部さんはそんな「何も残っていない」状態を
/ / :| || ヽ /| | 自らの誇りだったと言います。
/ / ∧ 八 |\ ¨´ イ| |/
/ / ∧ i|\ ` ィ | /l/
/ / ∧トく⌒L `r≦ヽ | , /| 持てる力の全てを余さず注ぎ込み、
\ ̄``~、、r―<``~、、ヽ`7ア,ノ |: / / :| 自分で決めた道を歩んで来た、その証拠だと。
. /\ ⌒ア¨ ̄`丶`ニニ ィヽ''7二/ /¨¨¨ア
/ ``~、、 { >'⌒ヽ/ /イ| /ヽ
. / | 人 ―{{ }}― / 〈 }
私は傭兵と言う生き方に必ずしも賛同するものではありません。
ですが、彼らに敬意を表するものです。
口先で、覚悟だ何だと言うだけの者ではなく、少なくとも自らの命を懸けてそれを示した人達だからです。
金も無く、名誉も無く、ただ自らの誇りや義の為に戦った傭兵達・・・彼等に今宵の酒を捧げて、今回の投稿を終えたいと思います。
参考文献
著:高部正樹「傭兵の誇り」
NNAカンパサールwebマガジン 戦場のプロ 傭兵・高部正樹
ttps://www.nna.jp/nnakanpasar/backnumber/230401/topics_001
参考画像:高部正樹氏
ttps://dotup.org/uploda/dotup.org3067147.jpg
ttps://dotup.org/uploda/dotup.org3067146.jpg
以上になります、お付き合い頂き感謝ッ!
カンパサールwebマガジンは無料で読めますし、
高部さん提供の当時の写真がいっぱい載っているので、ティータイムにでも是非!
乙
乙です
すごい世界だなぁ……
おつです
乙でした
この辺りはPMCのオペレーターとは違う、本当に「傭兵」の話だよなあ…
おっつです
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