Author:やる夫達のいる日常
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クランリーダーとして求められる、たった一つの大きな資質
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『ヒーロー』を創りたかった漢達~脚本・監督・主演:僕~ 第一話:僕が来てしまった
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個人的趣味100%の読者投稿大会
____
/ \
/ ⌒ ⌒ \
/ (⌒) (⌒) \l⌒l 今から諸君には、性癖全開で語ってほしいものがある
| (__人__) |`''|
\ ` ⌒´ _/ /
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/ ) ) )/ \ /\
{ ⊂)(●) (●) \
| / ///(__人__)/// \ 好きな歴史上の人物について、だ
! ! `Y⌒y'´ |
| l ゙ー ′ ,/
| ヽ ー‐ ィ
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| 〆ヽ/
| ヾ_ノ
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/ \ 古今東西老若男女問わず
/ ⌒ ⌒ \
/ (⌒) (⌒) \l⌒l
| (__人__) |`''| 皆さんの性癖全開にして好きな歴史上の人物について語れ
\ ` ⌒´ _/ /
/
期間は来年の1/4日23:59まで
おしまい
イッチ乙
珍しく普通だ…
え…?
つまり、セックスしたい歴史上人物を書けと…?
…ノンケには辛くない?
乙でした
イッチに少し聞きたいのですがネタ被りの投稿はありでしょうか?ちょっと投下したいネタがありまして
>>4878
大丈夫ですよ
>>4877
何を言っているんだ???
残された資料から自分の性癖に突き刺さる知識についてねっとりと書いたら、それはもうエロいだろ?
女体化した場合は大体エロいから織田信長が好きですとかそういう投稿ばっかりになったらどうするんや(小声
というか、なぜ皆ネタかぶりを恐れる?
一つのネタに関して人類の数だけ見方があるはずだ。
ネタかぶりなど気にせずじゃんじゃんどうぞ
① イッチ主催 性癖全開にして好きな歴史上の人物を語る企画
/ .| ゙ :∨゙!>--l|n |::::. | /: i゙::ヾ::::::/ , -‐、
/:: :: ' 、 /γ;;;;;;// |::::. | / : \:;へヲ_,/i`(::^^! うーん、好きな偉人というのではなく、
/ ;;; 〉〈____:::__/ i;;;:: \ /i丁i __/:;ゞ゙~^;;:i ヽゞ-イ
/:::::,, //::゙‐--ヲ〈 ̄~入_/::;;!:::: ∧ /゙^〆:: ゞ゙イ~/,,,::-::‐゙~´ 个,:: :ヽ/ 性癖・・・。 性癖・・・?
゙::::, /:: ::: /゙!__i._.,_・_・〉_,LL、\~_^_ヽ::y‐γ゙´::/ :( ゞ;;>_・_ゝ-‐_彡‐ ゙~^ ` ̄
;,、 :/::::: y ∠ /:: ::/: へ\;::\゙~:: /;;;;:/゙/;i┤ :::ゞ,.;;;;;,';;/ ::└E= 、l とにかく、思いついた人物を語ろう!
゙::,/,,,,,,,, i゙ :::. i i 〉;;;イ、\,, :: !::〆^`⌒゙_>‐<;;;;;;;/:::/:::/゙:;:;/
:::: :::: :::/ ̄/ i /〆‐J:l__ !;;`/::::Y`::::゙~ :: :: i゙~:i:◎・・ii゙!;;::i :: 〉::゙!,,┌‐ニフ⌒:ヽへ.、
::_::_::_:/ ヽ:: : :: ::/::/::L,{::┴ 〈;:::::,!-┐:l :: :゙::‐::-::-::‐:゙:il゙~: i i゛;l¨・・。゙!;;yi゙::`ヽ:\, _. 謎の病人X @ ガンヘッドカッコイイヤッター です。
\ _〆/;;::トr‐y゙i゙ _ゞ~゙Y゙i:・:゚:i゙:: ::: :::ゝ_::_::_::‐y゙゙/ :: /゙~~゙/゙:;:;::~゙゙丁i;ヽ!::: :::yゞ;,_゙i _,‐τ゙~_
〈 :: ル、::::ゝ〈_:: /ゝ-イ::゙i.; ゙>,/ :: \\゙i;::ゝ:: ::ヽ:/:::,_,,_;;_;;〈 ゙ヽ,:: :ヽ ::゙i i`;;_:::ゞ゛~;.
/::/゛;;::ヾ:: X゙_;;゙´ヽ、.:.‐人゙:::;;:〆::i゙::: /:: ::〉,-‐- ,,i゙ /\\::,'、 〉::∧/ /;;i゙;;ヾヾ::゙i 「ガンヘッドかっこいいって言って(例のBGM)」
〈 :;: 八,:: 、::/;;゙i゙!、゛ヽYヾイ_;:: :: / :: ∠_;;./゙!_::_::_::i゙Y:: ゙i:: :: ゙i ヾ`~ ,-::‐゙゚::::〈;;_::_,〉:;∠. ttps://www.youtube.com/watch?v=gPyp_6AsUkI
/:/:::゙ヽ;;::;;/:ヾ/: :: /゙゙/;~ヽ、丁ヽ;;,,_,,_;;_ゝ‐゙~;;~/;;::i ::ヾ,゚,;;::,, ,l,,.._ _l、 ,-;;‐゙゙~;;:ヾ;;∧:::,,::,,丿/
/::/ :: :: ::丁゙〈ハ;;_;,、ヽ/::;;:^:: ::∧ ::\::: ::::,' ::‐::‐::-ヾ,_::_::_入_::_::〉=≠‐゙´;; ゙! ,_,-;;‐゙^;;;;;;ヾ;;ヾ:::;;; ;/ ̄ヽ/
ヾi:: ::;;;;;/ ::/:゙:::::: : :`〉j;;;;,′;; ;::∧,_:: ::;ヽ、;_;: ;;/;;::ゞ;;;;:∧:/;;ヽ:::\:;;〈,.∧,.; 〈 〉/:: :: :;; ;; ::,へ :: i, ゝ. とりあえず、思いついた人物をいこう。
<√ ⌒ゞ、:: :: ;;/i,;;,;;,;;,, :: /∧:: :: :ゝr;;-;;-/::;/;/::∨;;:_;::゙:: :: \:ゞ;; :: ::ヽ!゙:: :: ;;;; _::_::_/
┌ゞゞ〉: y ::;;_::_入、;; :: / :: ::∧i:: i::i゙;;;; ;;; >,,人_// :: ∧ヾ:: ヾi ;;:::ゞ';, ゙ヽ:: ;;; / 方向修正はイッチがしてくれるはず(多分)
┌ゞ゛;゚;゚::/;;;へ/゙!;;::,,.. ⌒ ヾ、;; ヾ :: :`! :: i゙;;;,,_;;_;:::,i.:::;;;i゙~::: /::: \::ヽ,,\;;:: ∠,,〆ゞ゙
〉::;;::;; , '` 人>;;_;;_;;-::‐‐::‐::-:: ¬;; :: :゙!、:゙!;;;;゙!:::∨;;;;;<::/人:: ::l;;;ヽ、:゙!、 まずは投稿だ。
.
② 【中村半次郎 あるいは 桐野敏明】 通称「人斬り半次郎」
,_ii、
i ゚ i さて、紹介するにあたって、
莖
________, | | ,,,jf示 かねてより思っていた点がありまして・・・。
{{○l|○|i._ i| | ,升{{◎}}
|○|||○||||,,__,___ ,[¨] __,,,_{{ iil「=}|. それは「同時期の面子に比べて、扱いが小さい!」
||○|○||||| |{~l~ミ¨¨'━]爪==于━'''f'━¨≦''{|| ''「''{′
《''''''''''''|,i, | ''''___|ly]辷≦fく __ __'''''' |''''''',j|
\ ̄lll' |,,,,x{∴∴}{__,,゚/¨¨\___}{∴∴}x,,,|_,___]!
,,ィ扞l三llY''||¨~ ̄T'扞,,__\.[]./__,彡「 ̄ ̄l ||,|/,ll|]l]llミx、_. ので、自分が紹介していく事にするのである。
f'斗|_____||{==升{――_,,,x云::/_∨::l_ |l''――'l|l{>]]l|____|||くミj
ー''l| :|l''く 'マ'''''''[ l,l,ill|_=|(∵)|=l◎l='' ll''''''','′r'''l| ||''''┘ その名は【中村半次郎 あるいは 桐野敏明】
[| || { ,.,_,,,]少{]|/二二\||l},ll]|,,_,,{ イ l| :||
 ̄ ̄,'く抖y三三_ ̄匚ミ匚「三气' ̄三[弐{]l''xx, ̄ ̄ である。
,r,{{ l}||{ '○00¨|| __ __ ||¨00○'i}||{( ,},ii,, ┌‐
,,,,r==xxュ {{ミミxx{}|xi__'''''''''''''¨''''''''''''''''''''''¨'''''''''''''''',,i斗辷''''',{{ il━x圦、
,rn{◎{{トxx]lく,__`_=「||,r-干T,lll|___ __ _____|T |l|llミxi{'{''fく,'´_,]}{{辷/l=\
ィ冖',{| ! _,゚ _,|刈|]|ミllxi},┐/ |┴|||※l|' ̄ ̄'|l※||=┴{ 《 il辷荻=三彡 j辷≦''... さて、この「中村半次郎」という人物、
゙-斗{辷_‐rミ||,,i,,|l|''''゚》} {|,{_ = , ̄_/_¨lll,,l,rr=_,,l-―|〈二 | i }| {| {{ '「「'']|ll\,_,,/
`f¨¨l荻}}||, jr''| ||||¨]]|lト ̄::,厂'''ll|◎|ll'' ̄∨,::::,,Ⅵ辷]|||| トxi ,[{{' ̄|_|{,, 知ってる人は知ってるが、知らない人は全然知らない、
゚==|||,,,抖-‐'′ ,{{|{_,{{}' /ヘ 〉  ̄~ ∨人 Ⅵ_ll]|||_ | └--ミミ、〔刈}
,''/´::::::::::::::ij{{|''マ{}| :{〉 { } /} 'マ;¨'l[||||::::::::::::::::::`ヾ'lr'′. 結構極端な人物です。
,//::::::::○::::::: j}}| / / ,} 《 V, ∨ 'l》||:::::::::○::::::::{{
_{.{::::::::::::[]::::::::,,{||=_,/ / ,}′ ‘、∨ ゚,,斗[》:::::::::[]::::::::::::}i
j{i》゙;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,,仏ll_/_, / }′ {ヽ∨ 'Ⅵl込|,_;;;;;;;;;;;;;;;;;;厶}
{|::::::::::::::ィ,i{{{=l]|| / / ,,,'′ \ }\ ||]苧||\::::::::::::::::|}.. 活躍したのは幕末~明治維新、新選組等の時代ですなぁ。
{|::::::::,,,-‐{,{{}炒ミミ〈_ ,{,} }′}=キ{炒|||ト-,_::::::::::|}
'|,r,≦,,,,,j,'''´ | ,,斗゙,,,′ ヾ {ミミ_ ミ\,,,,fnミx__j|. そして、そんな時代に、こう呼ばれた者達、
_,,j{{_x ̄,{|_く,ノ゙´ Ⅵ |{ `\_>┘  ̄_廴_
{{_,{ミ''}'彡ミミii ,,,j-‐} 《iiニx irf三[`l|{炒刈{l 通称【幕末4大人斬り】。
,,,,,,升辷彡,'ミ__,,l,,,', }¨'′ `'''{` _l ,x刈kx,,,]=ミx,,
¨¨ `'~¨¨¨''′ `'宀''''''′ '`~''
.
③
, ―┐
,,-‐′/ 〉 「田中 新兵衛」・「河上 彦斎」・「岡田 以蔵」、そして「中村半次郎」
/ / /
___,,xz≦ミミ\く ,/ 特に有名なのは、「人斬り以蔵」こと岡田 以蔵でしょうか?
/,三二ニ}\う三彡'く ,,,,、
〈ニ| ̄|l〉ミ_,l'´ 〈二|¨|,| j l|ト\. 大河でも時代劇でも、出るには出るけど埋もれてしまう存在・・・。
{_二{{{{辷リ}¨¨《{ ゚{マ{{、 /,,,从ミミ〕___
_,[___代llミ/ ∨l}∧\ ,,l{|{/___,ll}》》》
〈》》|=| x| ┌─┐ }:||::::,∧ 《_'(く/,ヘ]__{{′
,ア/ }[|||ミ∧ |_____llⅣ:||::::Y_} ,,/´ `x∧_{|ミ}. そりゃね、有名どころが多い時代なもんだから、
《《{ |/′)|||/|  ̄'| |¨|::::::|l||l| ,,,/イ' 》/ 《》l}ミミ〉
`'{| / '≦|/ l _| |/|●|\lャァ//`x,/ /{|i,|| }. その中に埋もれるのも分かるんだけども、
└'′ |'=二_ ̄l]:|l| [ll]●●|||]:〈く_ミ' / /||/ |,/
__| l]|]]| |||| \l―|/[||::`Y/(____ |刈 もっと活躍させて欲しい、というのが推しの人情ですな。
___,xll||l|_三|__[_||,| ̄]| ̄| ̄ .|ll辷__{_{{_|廴, Ⅴ
└{¨TT'''||| ||| ||| |==||_l|=―||]]T ||| ||| ||下
〔_.|||,_,|||,_,|||,_,|||,__,| | l| ̄ | | ̄|,_,|||,_,|||,_,||| |、
.,| ||| ||| ||| ||| | ̄ ̄ ̄ ̄|:||| | ||| ||| ||| | l| で、この中村半次郎、幕末4大人斬りと括られてはいるものの、
,|_,|||,_,|||,_,|||,_,|||,__,| | | | |||_|__|||,_,|||,_,||| |,|||
,{ノ_|_l|l]|_| ̄l ||| ̄||| ̄ ̄ ̄ ̄l|  ̄||_| ├| | |├|く 近年では1~2人くらいしか暗殺してない、という話もちらりほらりと。
\,ニ| | | | | | |||__|_,|_,| ,|| | //| | |//|┘
} | |__|lz |_| |_|_] ̄ ̄ ̄ ̄ |__||_|//_{ |// / 扱いが難しいのかな?
`''|_| ̄ ̄''|_| `三三三三三/¨' ¨^ー' ̄¨'┴′
.
④
l:l /:●:::∧. 中村半次郎の出自は薩摩藩であり、
____. l:l !ク ミ!:::∧
< ◎ ◎ i、\ _l:l_ V_/:::V∧ 家庭の事情から貧乏であったものの、しかし教育を受け、
◎●◎ ]\\ _ !T:! V-=V:::V∧
<l◎ ◎ :/_/:::\\ [::]\ ,,勹ク __:V日V::::V二ミi また、我流ながらに剣術の才を磨いた男であった。
`==:"/,,o::\/:\\三"\=ミ:、/∥ ̄/! ┬┐-o o o┐il::::V::::V:::::!
__二_:l● ●`:!::l二二)::ヽ ̄ ̄ ̄i ̄:i ̄i ̄=-=┘o o o/ヾ:::::::V二:ノ
_/-://:l、●:ノ !::l二=)∥:ノ◎!> : : \/: : ![ ̄]--├─/77>r':: ̄::::::::::i
./二二!l\ ̄└──┘:!─[ ̄ ̄ ̄日:.、:A\○  ̄: : :O/ ∥// //:、::::::::::ミ:、!.... 畑を耕し芋を作り、時間が有れば立木打ちを行い、
/-:O //\:\_○二彡∥三l/三彡────-=:、─/ ∥○-:/=┴:、:::::::::::/
! .∥:// ,,i=-ミ=_飛::_l三l三l::l三l_/┌:_=二二ヽ: : i::ミ:Y :/[ i i///::::ク ̄=─"... 近所の小山の木を全て叩いて禿山にしたという逸話を残す。
[i工i]/ !!0oo] l:::l[]:::::::::::::::::::::::::[]::::l:::l:OO○] !::l:::!::::!三三l ̄ ̄:\"
<`ヾ= ̄::/ミ:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_`ミ_ミ=二二/: i:::::!o o!:::l,/、/ 苦労人であり、努力の人間であった。
\\" ̄ ̄ロ: : : : : : : : :ロ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`:::::ノo o!::( ○ )ヾヽ
_, (o)ニ=|Oi\
.iooi\ |i iニi;\\__ 折しも、西郷隆文の元に才気溢れる若者が集まっていた話を聞き、
|00|\\ |i . \\i\\_]
\~\/ ̄`/Iヽ' ̄ \\i三} i. 自らの作った芋を持参し、合流を望むも、
。゚。)三三三){:}´ ̄`,-─-、 \,/
/ ̄ソ-──'──--イ ̄仁二' ̄ その汚れた装束や、不出来な芋を周囲に失笑されたとも言われる。
i__,〈{] _ {三三} ;:|___/::::::〉
{ニ`ーiーIーーー'´-':::{二ニ}
,=ニヾi ̄ヾ,==)_} ,=ニヾi´ ̄`ー'─-、
'`=ニノ__,,,/[iii},/、 '`=ニソ_i二i_,--─' ,/i/i. しかし、西郷はその芋を、上等なものと褒め、快く半次郎を受け入れたのだという。
///_/`:::/i^iヽ,:\,,`-'---ゞ´i三《ヾ/、
__,,,,-'-'´ ̄`i/、:/ | | |::::、/ iヘヘヘヽ_,,,,,,--'´ヽ、 . 才気に溢れ、血気に逸る周囲の者達から訝しがられたが、
.∠____,,---''ヾ 二ソ,_,ノ://二i、 |:::::|__ヽソノノノ__,,,---i(i.
,{。。}二]ヽ___,,ノ-ー'、::::::|[O O]__,| ::/_,Yγ`ヾγ'ヾγ''ヾ'... その実力と腕前でもって、その実力確かな者と認めさせた、とも。
∠i/、ハ/`-'、ゝ_,ノ、ゝ_,ノ .|/ヽノハ/:::: '、_ゝ,_ソ,ゝ,_ソ,ゝ,_ソ
.
⑤
\ 厶 _
`Y^Yフ´
莖 _z_ 人斬り半次郎、と呼ばれた男の実力とは如何ほどであったか?
| |, {○}\
_r‐‐‐‐r 、 | |i 《‐‐》 | その逸話、噂、実に様々である。
|」Q}{Q[ `ト、 | |i /¨7 \\ rァ
〕Q¢Q}\| \ 「¨] \\/ \气ヘ. 嘘か本当か、一部を紹介するものとする。
|」Q}{Q[\/\才⌒ヽ _厶爪______ -‐弍 \/ 》^V〉
-‐-、 \竺竺レ゙ \{ {コ }レ====┓ ]コ「 叶》ァァ《气 jト、
/ ̄/ \ \___\_ マ嵒嵒rァ‐≪ ̄ ̄|嵒嵒r‐y7竺竺トvヘiレ゙
rf‐‐ミ  ̄ ̄ | [冂≫≪777く⌒) 》:: |嵒嵒K / ̄ ̄//∨
1 z‐ 、__|_zァァ弋_r‐〕≧vア⌒Y>、z厶=斗‐‘ー‐‐〈 | <雨だれが軒先から落ちるまで、三度抜き打ちが出来た。
| 嵒〉‐》ニニニムム }コ /⌒>‐行7/__/⌒7  ̄ ̄V》___」
|_呈jL」======孑i^≫≪⌒7フ丁丁〉 /__// /| }} <すれ違いざまに足を止めず人を両断せしめた。
_r==┓ rf´___rzr≦rzrz≦  ̄ ̄`¨´ ̄}`Y´jユz| }}
fコココ七》_rrr=======ァ__癶000(0} {0:000}‐‐┐ ,ィ‐z‐v 》、__}} <新選組から、剣を交えるべからずと触れが出ていた。
 ̄《>≫‐ァァ》》〉| |ニ}≫‐‐え(( \)x‐‐‐、 r 、`¨¨¨¨´ ̄ /:::【Oく<\_、 __
弌ニ「厶ィ¨¨”““´ ̄ ̄ミ<《( 汽7 //_/^>弋 \ 弋7‐-、 厶ィ≫‐ュ‐、 /\_、 /V》,
`¨´ \ア__/ ̄7I斗ァ‐辷Z7厶ムイVヘ( r‐<} |ト、ヽ /´ /<⌒フ
,《ア⌒7ーfア/ \ 丐フ、_i} 〉辷r‐‐┘: レ>K⌒\<≪レ゙
,,≦ r‐‐f / / 《合ト、 >、》レ゙ 厂i咒ト、¨ア>‐< \ 》イ__
fir‐┐rf孑ヲy‐ァ^7_ / rf竺i} |i| 厂7{呈彡ィ《マ_ツ7ア´___厶==ミk. といったような逸話も多く、
|i|◎|孑イ厶ィ/ / ~ ∧ (/竺ト」i| j{ / | | j´|〉ィ´ 厶==ミkjj
|i|[]| fT´ / / / 》'、厶/} V] Vi |_| j、jイ r‐|´ Yイ. 西南戦争においても陣頭指揮を執る立場で、
`アアT| `ー'/ / / ,ィ廴込zク | ] j{」 j j j 弘 《〉 〉 乂__乂」
{{ {{ ,ィi㌻ /\ ,ィj `¨¨ー‐ ´ ji」 j{ j j{ 《 / 》、 ’, 敵陣に煙草の火を借りに行った、という豪胆なものもある。
__ 》‐へiア 《>、 ,仏イ jハ j{ j{ j{V<7>==ミk ハマ\ ⅰ
,, ´ >》' `T_V<´ j 》‐‐‐v゙/^V^Y`Y´ ハVマ \|
{ト、 >''´ rzzzz|⊇ル゙ 《__j 同」 { j 廴__ V 」
fニニト77》ッ'´ __/ー''" 乢厂 ̄i トミト、 |◯ト jj厶=ミレ゙
`≧=冖K77》ョ ><ij」ル /ーァ‐ァ‐L_トミレ |◯ト=ィ´{ト、 vj
≧==-‐'¨´¨´ 《O // //⌒´》、 `ートj {ト i j 西郷の上京を供にし、西南戦争まで共にした男であり、
/ / ̄ ̄//O ,ィ》 弌 {ト ル
/ / // /Lj `'''"´ 維新後、陸軍少将の地位を得ていたが、
/ /式=式/ / /´
》父トミトミ / / 西郷の下野に付いて、早々に辞してそれを追った。
/`Vア} r公トv'´
/_/^i }/ィ<f´{
}「 `' /ハ_j
}′ /′ 西郷の自決を見届けた後、突撃して散ったのである。
.
⑥
,_ii、
i ゚ i 侍、武人といった面が強く見られがちながら、
莖
________, | | ,,,jf示 元々の教養に加え、上京後も学問に励み、大いに学んだ。
{{○l|○|i._ i| | ,升{{◎}}
|○|||○||||,,__,___ ,[¨] __,,,_{{ iil「=}|. また、礼儀作法や軍略等も収めたという。
||○|○||||| |{~l~ミ¨¨'━]爪==于━'''f'━¨≦''{|| ''「''{′
《''''''''''''|,i, | ''''___|ly]辷≦fく __ __'''''' |''''''',j|
\ ̄lll' |,,,,x{∴∴}{__,,゚/¨¨\___}{∴∴}x,,,|_,___]!
,,ィ扞l三llY''||¨~ ̄T'扞,,__\.[]./__,彡「 ̄ ̄l ||,|/,ll|]l]llミx、_. その評価は、他藩の藩士や、有名人の手紙、日誌に残り、
f'斗|_____||{==升{――_,,,x云::/_∨::l_ |l''――'l|l{>]]l|____|||くミj
ー''l| :|l''く 'マ'''''''[ l,l,ill|_=|(∵)|=l◎l='' ll''''''','′r'''l| ||''''┘ 「西郷の門下、中村半次郎侮れず」と評され、
[| || { ,.,_,,,]少{]|/二二\||l},ll]|,,_,,{ イ l| :||
 ̄ ̄,'く抖y三三_ ̄匚ミ匚「三气' ̄三[弐{]l''xx, ̄ ̄ 実際に維新後、陸軍少将まで上り詰めている。
,r,{{ l}||{ '○00¨|| __ __ ||¨00○'i}||{( ,},ii,, ┌‐
,,,,r==xxュ {{ミミxx{}|xi__'''''''''''''¨''''''''''''''''''''''¨'''''''''''''''',,i斗辷''''',{{ il━x圦、
,rn{◎{{トxx]lく,__`_=「||,r-干T,lll|___ __ _____|T |l|llミxi{'{''fく,'´_,]}{{辷/l=\
ィ冖',{| ! _,゚ _,|刈|]|ミllxi},┐/ |┴|||※l|' ̄ ̄'|l※||=┴{ 《 il辷荻=三彡 j辷≦''... 文化を解し、文武両道、忠義に厚く、豪放磊落、
゙-斗{辷_‐rミ||,,i,,|l|''''゚》} {|,{_ = , ̄_/_¨lll,,l,rr=_,,l-―|〈二 | i }| {| {{ '「「'']|ll\,_,,/
`f¨¨l荻}}||, jr''| ||||¨]]|lト ̄::,厂'''ll|◎|ll'' ̄∨,::::,,Ⅵ辷]|||| トxi ,[{{' ̄|_|{,, 幕末を生き、登り詰め、華々しく戦場で散っていった、
゚==|||,,,抖-‐'′ ,{{|{_,{{}' /ヘ 〉  ̄~ ∨人 Ⅵ_ll]|||_ | └--ミミ、〔刈}
,''/´::::::::::::::ij{{|''マ{}| :{〉 { } /} 'マ;¨'l[||||::::::::::::::::::`ヾ'lr'′. まぎれも無い傑物であった。
,//::::::::○::::::: j}}| / / ,} 《 V, ∨ 'l》||:::::::::○::::::::{{
_{.{::::::::::::[]::::::::,,{||=_,/ / ,}′ ‘、∨ ゚,,斗[》:::::::::[]::::::::::::}i
j{i》゙;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,,仏ll_/_, / }′ {ヽ∨ 'Ⅵl込|,_;;;;;;;;;;;;;;;;;;厶}
{|::::::::::::::ィ,i{{{=l]|| / / ,,,'′ \ }\ ||]苧||\::::::::::::::::|}.. 余談ながら、中村半次郎は桐野敏明と名を改めている。
{|::::::::,,,-‐{,{{}炒ミミ〈_ ,{,} }′}=キ{炒|||ト-,_::::::::::|}
'|,r,≦,,,,,j,'''´ | ,,斗゙,,,′ ヾ {ミミ_ ミ\,,,,fnミx__j|. 元は武士の家柄であったが、一時は元武士の家系、となり、
_,,j{{_x ̄,{|_く,ノ゙´ Ⅵ |{ `\_>┘  ̄_廴_
{{_,{ミ''}'彡ミミii ,,,j-‐} 《iiニx irf三[`l|{炒刈{l 誰疑う事の無い武士として、その名を変えたのである。
,,,,,,升辷彡,'ミ__,,l,,,', }¨'′ `'''{` _l ,x刈kx,,,]=ミx,,
¨¨ `'~¨¨¨''′ `'宀''''''′ '`~''
.
⑦
, ―┐
,,-‐′/ 〉 そんな紛う事無き傑物、偉人である中村半次郎だが、
/ / /
___,,xz≦ミミ\く ,/ 【西郷隆盛や新選組】というビッグネームがあるせいか、
/,三二ニ}\う三彡'く ,,,,、
〈ニ| ̄|l〉ミ_,l'´ 〈二|¨|,| j l|ト\. 全体では一歩引いた行動が多かったせいか、主流としては扱われにくい。
{_二{{{{辷リ}¨¨《{ ゚{マ{{、 /,,,从ミミ〕___
_,[___代llミ/ ∨l}∧\ ,,l{|{/___,ll}》》》
〈》》|=| x| ┌─┐ }:||::::,∧ 《_'(く/,ヘ]__{{′
,ア/ }[|||ミ∧ |_____llⅣ:||::::Y_} ,,/´ `x∧_{|ミ}. 薩摩藩の名のある武人、名士としての登場や、
《《{ |/′)|||/|  ̄'| |¨|::::::|l||l| ,,,/イ' 》/ 《》l}ミミ〉
`'{| / '≦|/ l _| |/|●|\lャァ//`x,/ /{|i,|| }. 西郷隆盛に付き従う一派のリーダー格、
└'′ |'=二_ ̄l]:|l| [ll]●●|||]:〈く_ミ' / /||/ |,/
__| l]|]]| |||| \l―|/[||::`Y/(____ |刈 別の有名どころを暗殺した、しない、といった登場等に収まる感じ。
___,xll||l|_三|__[_||,| ̄]| ̄| ̄ .|ll辷__{_{{_|廴, Ⅴ
└{¨TT'''||| ||| ||| |==||_l|=―||]]T ||| ||| ||下
〔_.|||,_,|||,_,|||,_,|||,__,| | l| ̄ | | ̄|,_,|||,_,|||,_,||| |、
.,| ||| ||| ||| ||| | ̄ ̄ ̄ ̄|:||| | ||| ||| ||| | l| また、人斬りと呼ばれてはいるが、ある本では数十人を手にかけ、
,|_,|||,_,|||,_,|||,_,|||,__,| | | | |||_|__|||,_,|||,_,||| |,|||
,{ノ_|_l|l]|_| ̄l ||| ̄||| ̄ ̄ ̄ ̄l|  ̄||_| ├| | |├|く ある本では1~2人のみしか暗殺してない、と評価が分かれる存在である為、
\,ニ| | | | | | |||__|_,|_,| ,|| | //| | |//|┘
} | |__|lz |_| |_|_] ̄ ̄ ̄ ̄ |__||_|//_{ |// / 最も殺して無い幕末四大人斬り、とされる事も有る。
`''|_| ̄ ̄''|_| `三三三三三/¨' ¨^ー' ̄¨'┴′
.
⑧
l:l /:●:::∧. そんな人斬り半次郎の何が良いかといえば、
____. l:l !ク ミ!:::∧
< ◎ ◎ i、\ _l:l_ V_/:::V∧ その生き様に他ならない。
◎●◎ ]\\ _ !T:! V-=V:::V∧
<l◎ ◎ :/_/:::\\ [::]\ ,,勹ク __:V日V::::V二ミi 西郷に忠を尽くし、成り上がり、周囲に認められた剛の者。
`==:"/,,o::\/:\\三"\=ミ:、/∥ ̄/! ┬┐-o o o┐il::::V::::V:::::!
__二_:l● ●`:!::l二二)::ヽ ̄ ̄ ̄i ̄:i ̄i ̄=-=┘o o o/ヾ:::::::V二:ノ
_/-://:l、●:ノ !::l二=)∥:ノ◎!> : : \/: : ![ ̄]--├─/77>r':: ̄::::::::::i
./二二!l\ ̄└──┘:!─[ ̄ ̄ ̄日:.、:A\○  ̄: : :O/ ∥// //:、::::::::::ミ:、!.... そして、伝え聞くところによると、この人斬り半次郎、
/-:O //\:\_○二彡∥三l/三彡────-=:、─/ ∥○-:/=┴:、:::::::::::/
! .∥:// ,,i=-ミ=_飛::_l三l三l::l三l_/┌:_=二二ヽ: : i::ミ:Y :/[ i i///::::ク ̄=─"... 【自分の遠い血縁である】らしいのである。
[i工i]/ !!0oo] l:::l[]:::::::::::::::::::::::::[]::::l:::l:OO○] !::l:::!::::!三三l ̄ ̄:\"
<`ヾ= ̄::/ミ:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_`ミ_ミ=二二/: i:::::!o o!:::l,/、/ 憧れ、惚れるには十分であろう。
\\" ̄ ̄ロ: : : : : : : : :ロ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`:::::ノo o!::( ○ )ヾヽ
_, (o)ニ=|Oi\
.iooi\ |i iニi;\\__ しかしながら、それを教え、語ってくれた縁者も亡くなっており、
|00|\\ |i . \\i\\_]
\~\/ ̄`/Iヽ' ̄ \\i三} i. 生前、何度も楽しそうに語り、
。゚。)三三三){:}´ ̄`,-─-、 \,/
/ ̄ソ-──'──--イ ̄仁二' ̄ 何時か、故郷の鹿児島まで連れてってやると言われていた。
i__,〈{] _ {三三} ;:|___/::::::〉
{ニ`ーiーIーーー'´-':::{二ニ}
,=ニヾi ̄ヾ,==)_} ,=ニヾi´ ̄`ー'─-、
'`=ニノ__,,,/[iii},/、 '`=ニソ_i二i_,--─' ,/i/i. 残念ながら、その約束が果たされる事は無く、
///_/`:::/i^iヽ,:\,,`-'---ゞ´i三《ヾ/、
__,,,,-'-'´ ̄`i/、:/ | | |::::、/ iヘヘヘヽ_,,,,,,--'´ヽ、 . その果たされなかった約束があったからこそ、
.∠____,,---''ヾ 二ソ,_,ノ://二i、 |:::::|__ヽソノノノ__,,,---i(i.
,{。。}二]ヽ___,,ノ-ー'、::::::|[O O]__,| ::/_,Yγ`ヾγ'ヾγ''ヾ'... 自分は人斬り半次郎に憧れるのであろうと考える。
∠i/、ハ/`-'、ゝ_,ノ、ゝ_,ノ .|/ヽノハ/:::: '、_ゝ,_ソ,ゝ,_ソ,ゝ,_ソ
.
⑨
,_ii、
i ゚ i 煙草を好み、焼酎を呑み、時に豪快、時に厳格で、
莖
________, | | ,,,jf示 不思議な縁を持っていたその縁者は、
{{○l|○|i._ i| | ,升{{◎}}
|○|||○||||,,__,___ ,[¨] __,,,_{{ iil「=}|. 太く短く生きた。その姿を重ねているのかも知れない。
||○|○||||| |{~l~ミ¨¨'━]爪==于━'''f'━¨≦''{|| ''「''{′
《''''''''''''|,i, | ''''___|ly]辷≦fく __ __'''''' |''''''',j|
\ ̄lll' |,,,,x{∴∴}{__,,゚/¨¨\___}{∴∴}x,,,|_,___]!
,,ィ扞l三llY''||¨~ ̄T'扞,,__\.[]./__,彡「 ̄ ̄l ||,|/,ll|]l]llミx、_. なにせ心臓発作で倒れて生き返る事5~6回、
f'斗|_____||{==升{――_,,,x云::/_∨::l_ |l''――'l|l{>]]l|____|||くミj
ー''l| :|l''く 'マ'''''''[ l,l,ill|_=|(∵)|=l◎l='' ll''''''','′r'''l| ||''''┘ そのうち半分は死を覚悟する様に言われ、
[| || { ,.,_,,,]少{]|/二二\||l},ll]|,,_,,{ イ l| :||
 ̄ ̄,'く抖y三三_ ̄匚ミ匚「三气' ̄三[弐{]l''xx, ̄ ̄ 毎回平然と退院してきたものである。
,r,{{ l}||{ '○00¨|| __ __ ||¨00○'i}||{( ,},ii,, ┌‐
,,,,r==xxュ {{ミミxx{}|xi__'''''''''''''¨''''''''''''''''''''''¨'''''''''''''''',,i斗辷''''',{{ il━x圦、
,rn{◎{{トxx]lく,__`_=「||,r-干T,lll|___ __ _____|T |l|llミxi{'{''fく,'´_,]}{{辷/l=\
ィ冖',{| ! _,゚ _,|刈|]|ミllxi},┐/ |┴|||※l|' ̄ ̄'|l※||=┴{ 《 il辷荻=三彡 j辷≦''... 鹿児島に生まれ育ったせいか、生来の物か、
゙-斗{辷_‐rミ||,,i,,|l|''''゚》} {|,{_ = , ̄_/_¨lll,,l,rr=_,,l-―|〈二 | i }| {| {{ '「「'']|ll\,_,,/
`f¨¨l荻}}||, jr''| ||||¨]]|lト ̄::,厂'''ll|◎|ll'' ̄∨,::::,,Ⅵ辷]|||| トxi ,[{{' ̄|_|{,, 甘い物を好み、人一倍の力仕事をこなして見せた。
゚==|||,,,抖-‐'′ ,{{|{_,{{}' /ヘ 〉  ̄~ ∨人 Ⅵ_ll]|||_ | └--ミミ、〔刈}
,''/´::::::::::::::ij{{|''マ{}| :{〉 { } /} 'マ;¨'l[||||::::::::::::::::::`ヾ'lr'′. その姿を思い出すと、人斬り半次郎の存在や逸話を信じるに足るのだ。
,//::::::::○::::::: j}}| / / ,} 《 V, ∨ 'l》||:::::::::○::::::::{{
_{.{::::::::::::[]::::::::,,{||=_,/ / ,}′ ‘、∨ ゚,,斗[》:::::::::[]::::::::::::}i
j{i》゙;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,,仏ll_/_, / }′ {ヽ∨ 'Ⅵl込|,_;;;;;;;;;;;;;;;;;;厶}
{|::::::::::::::ィ,i{{{=l]|| / / ,,,'′ \ }\ ||]苧||\::::::::::::::::|}.. まぁ、半次郎という名前で映画は有るし、
{|::::::::,,,-‐{,{{}炒ミミ〈_ ,{,} }′}=キ{炒|||ト-,_::::::::::|}
'|,r,≦,,,,,j,'''´ | ,,斗゙,,,′ ヾ {ミミ_ ミ\,,,,fnミx__j|. 池波正太郎先生著作の「人斬り半次郎」という本も有るので、
_,,j{{_x ̄,{|_く,ノ゙´ Ⅵ |{ `\_>┘  ̄_廴_
{{_,{ミ''}'彡ミミii ,,,j-‐} 《iiニx irf三[`l|{炒刈{l 先述したように、知る人は知る人物であります。
,,,,,,升辷彡,'ミ__,,l,,,', }¨'′ `'''{` _l ,x刈kx,,,]=ミx,,
¨¨ `'~¨¨¨''′ `'宀''''''′ '`~''
映画『半次郎』予告編
ttps://www.youtube.com/watch?v=s7-dr72GLB8
人斬り半次郎(幕末編) (新潮文庫)
ttps://www.amazon.co.jp//dp/4101156786
⑩
_, (o)ニ=|Oi\
.iooi\ |i iニi;\\__ 以上が、自分の推しである偉人、
|00|\\ |i . \\i\\_]
\~\/ ̄`/Iヽ' ̄ \\i三} i. 中村半次郎こと人斬り半次郎、桐野敏明のお話。
。゚。)三三三){:}´ ̄`,-─-、 \,/
/ ̄ソ-──'──--イ ̄仁二' ̄ 我流で居合と示現流を達人級に磨き上げ、学も収め、文化人でもあった男の話。
i__,〈{] _ {三三} ;:|___/::::::〉
{ニ`ーiーIーーー'´-':::{二ニ}
,=ニヾi ̄ヾ,==)_} ,=ニヾi´ ̄`ー'─-、
'`=ニノ__,,,/[iii},/、 '`=ニソ_i二i_,--─' ,/i/i. 実績確かなるも、人斬りとしての実情はあやふやであり、
///_/`:::/i^iヽ,:\,,`-'---ゞ´i三《ヾ/、
__,,,,-'-'´ ̄`i/、:/ | | |::::、/ iヘヘヘヽ_,,,,,,--'´ヽ、 . 周囲に認められるも、他の人間を立てて生きた、素性不確かなる者。
.∠____,,---''ヾ 二ソ,_,ノ://二i、 |:::::|__ヽソノノノ__,,,---i(i.
,{。。}二]ヽ___,,ノ-ー'、::::::|[O O]__,| ::/_,Yγ`ヾγ'ヾγ''ヾ'... その実態は如何なるものか・・・。 おしまい
∠i/、ハ/`-'、ゝ_,ノ、ゝ_,ノ .|/ヽノハ/:::: '、_ゝ,_ソ,ゝ,_ソ,ゝ,_ソ
.
以上になります。
有難う御座いました。
急遽作成、投稿一番槍は誉ぞ。
性癖・・・かどうかは自身が無いけれども(笑)
サーヴァントだと、セイバーかアサシンか分かんないな。
幼い頃より聞き飽いた憧れの存在であります。
ではお風呂入ってきます。
投稿乙
ストーリーの他に殺陣で空気を一変させるような作りが出来なきゃ剣豪の話って難しそうだな、椿三十郎が色褪せない名作たる所以だし
おつです~
投稿乙
② イッチ主催 性癖全開にして好きな歴史上の人物を語る企画
/ j}
f:{ ,.-…'':::ノ..、_
乂:':::::::r:::::::、::::::、::\
, ':::::::::::/::::.::::.:::ヽ::::ヽ:::ヽ
f::::/:::::::':::::{::::_::1:::i,_ヘ:::、:V>
l:::/::::::::i::::::ト::{ `リ:::} ヽi:::}:ヽ
ノ::;::{:::::::{::ィ/´` ' V .リ:/''`
<ィ:i::;:ヘ:::::マ' _,, '⌒ V-、 ガンヘッドさん、乙ー
Vk;;;:fヘ::ヘ '´ ` .}x, ヽ
{ 乂:::ミ、,_`ゞ 'ー ’ ィ匁' / ……それはそれとして
ヽ、`¨¨¨"^^l> ,イ三/ /
〈三三三ミ、 ト''''フ i.Yミ/ィ::、 誰かのために分不相応な願いを抱いて、自分の全てを捧げて燃え尽きた人間っていいと思いません……?
イ::::.::::.::>ミヘ V〈☆ i}1/_::.::::ハ
/::::.::::.::::.::::.::::.::( |===ニ| .):::.:1 というわけで、自分が紹介するのは、そんな人
{::::.::::.::::.::::.::::.::: /l^'T、アT!iiilヘ::::.:::,
|::::.::::.::::.::::.::::.::/:::|li.|`’::|.|ii}::ヘ:::: } バーサーカー以外に適性クラスないだろう彼!
{::::.::::.::::.::::.::: /:::: {lii 1 j:| ii1::::ゞ::.:ヽ
r'^::::.::::.::::.::::.::::.::::.:::1l} .} /:| /:| ::::.::::.:::::}
∥::'、::::.::::.::::.::::.::::.::::. |_ | /:n/:..⌒:Y:::: ::::}
. {::::.:::ヽ、_::::.:::::::.::::.::::.:j rイ/:.:.,xヲヘ}、:::.::ヽ
j ::::.::::.::::`::::.::::.>''^ア ´ ゞ::,ノ } jン’ 丁::ヾ
∥::::.::::.::::.::::.::ア^ | /}`'''::i´ V::::}
∥::::.::::.::::.::::.::::! {イ..jノ ヽ::::`{ ,rー、V:/
{::::.::::.::::.::::.::::.::j ___,,...>' ヽ ゝ {/:、 《
{::::.::::.::::.::::.::::.::|`¨´ヽヽ. ヽヽ `ヘ 、
/ / / | | ∧
, . / / /イ! / .∧
i i ..// / / / / ∧∨ ∧ }
l l . / / / / / //./ /∧ ゚, V i ゚,.リ
l l ./ / / / / // ィ´ . / ∨, ∨ ,′ .\ヽ人_从人__从_人__从_从人__从_人__从_从人_人/
.l l { ./ / ./ / /// / / ∨ } .} ≧ <
| ! | / ./ / / // / / ,r≦。! , .≧ 赤十字の父、ジャン=アンリ・デュナン! ≦
| ! l,/ / / /<._》./ イ_,x≦冖¨´,.| , ≧ ≦
.| i !. / / / x化ラ¬、¨ー//笊_歹_フ ∧ ,′ /Y⌒YWW⌒W⌒Y⌒WW⌒W⌒Y⌒W⌒Y⌒WW⌒Y\
l l / イ ./ >'`ー─ '´-// .=-  ̄ , ! }
l ! _,.レ' < _,>'´ // .! ′ !
.l , ¬「 ̄ .| | // | ∧ .ハ
| , !l | | / ´ | ∧ ゚,
| , .!| | | >'´ 」. ∧ }
.| !!゚, ゚, .! ! ¬- / /. { .!. }
| . l.V }゚。l\ ´ ∧| { .|l ,リ
} / }}ハ ゚,ハ| \ _-_,= イ .|.゚, | l| {i 》′
, / } ! } l゚,.ハ. \  ̄ /゚,!. |V | l| {i 7',
/イ ./ リ | .| !.パ,ハ. \ ∧ i {∧゚, { {l .!ハ
//,゚ ./ /} リ .| ! ||i ハ. \ /.}ニ\ x∧..∨{! {.∧ ※代理AA:浮竹十四郎
,.x=彡'丿/ / .゚ } ! ! |リハハ \_ __./ハ二。 \ _V∧V∧.ハ
/=ニ二_/ .ィ } リ } ,リ! ハハ ゚, !二, \V∧V∧ ∧
/_∠__,.x≦ア ,リ .} .}. ,リ.| .| .} ,゚i Vニ, ゚,V∧<∨ハ
/,x=-、` ー、<_ _ 丿,リ / /,7 },リ ./ .! i二ハ ゚,ハ V >‐x、
>'´ \ ` <_>‐彡' アリ...|ハ′ /! { {二二. ゚, ゚, l >‐ 、
/ \<___≧ァ// ||∧ / } V,二二V ゚, } } ≧=‐x,._
.
5011 : 尋常な名無しさん : 2022/12/22(木) 22:32:17 ID:zWYYD4kM
j( ィ::::/ _,, -"/
ヾ/::::::/"::::::::::::ー==- ,,__,
r'"ヾ:::丶、::::::`丶、:::::<=- _,,
/::::::/::!::ヽ::::\::::::::::::`丶、:::<、
ィ:::::::/::::!:::::::ヽ:::::ヽ::::::::\::::::`ヾー`
/::::::イ::::::}:::::::::::',:::::::'.,::::::::::\:::::::::\,,_
/ィ:::::::!:::::::}、::::::::',:::::::::'.,::::::::::::ヾヾ`ヽー"
'"{:::::::!ヾ::::!_ゝ,, -j;:::::::::}:::::::::::、:::::::>、
ヾ::::!rゞヾヾィrtxゝj:::::/'^):::::::`==- 彼の最大の功績と言えば、日本でも時折目にする赤十字社の創設でしょう
ヾ 'ソ ヾ} ゞ"_//.ィ:::`ー-<
ヽ i''"¨_,,--- 、ヾゞ//{ 勢力を問わず、戦争や災害、貧困で苦しむ人々を救うためだけに動く、人の良心の結晶
ヾヽー ', ', X //////ィ".∧__
`ヾ-≦} }/////ィ"///////} 今でも有名なかの組織は、彼の身が破滅するほどの献身によって生まれました
__j/ノ''"/////////////!ゝ
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ゞ:::::::::::::::;;":::::{::::::::! ヾ::/`丶、////ゝ////////////
`ー--‐"、:::{:::::::j . . .". . 丶. . . .`丶、////////////
`'!:::::/. . . . . . . . ヽ. . __. . . ヽ//////////
V" }. . . . . . . . .ィ" \. . ..ヾ////////
j. . . . . . .ィ//\ ゝ. ノ ヾ//////
./. . . . ィ//////.ヽ-''" イ \////
/: / . . . . . . . . . .
ヘ: : :{/: : : : : : : : : : : >、___//
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/: : : : : : : {: : /: : : :{: : : : : {: : : : }: : : : :}: : : :}: : : : : >
./: : :{: : : : :.{: /: : ____: :{: : : : }___: : : : }: : } ̄
_/: : : : : {: : : : :.{/: : : : : : : : : {: : : :} : : : : : : }: : }
`ー-/: : : : :{: : : : :.{: : :/ V ヘ: :{: : :.} ヘ: }: : :.}: : :}
.{: : : : : :{: : : : :{_____ /{: : :} ____: :.}: : :ヘ
.{: ∧: : ,-、: : :{ {{ {:::::::::} ./ {: : / {:::::::} }}: :.}: :}\> そんな彼の人生ですが……
V .ヘ: :{ ヘ: : :.{ {: :°} .{/ .{:.°} : : :}: :}
.ヘ: { 〈ヽ: :{ `ー´ 、 `ー´ : : /}:./ 端的に言うなら、栄光からの転落の生涯です
{: \ー ` }./ ´
ノノヽ:`ー´ヘ }´ スイス、ジュネーヴの名門校、カルヴァン学校を学業不振で退学
{: : : >――i , 、 /__
> ´ > .| /--| | アルジェリアでの事業失敗による五人委員会からの追放
| > ´ | |:::::..... .<____| Г|
T´ | |:::::::::::::`...i´ | .| .| その後の破産宣告と、浮浪者同然の生活
| .| |____} | .| .|
r-- . | |------ク=--、.. .| .|./ 名士として名高い旧家に生まれ落ちた彼の最期は、酷く質素なものでした
> ヽ ヽ | |ヽ___// } / .∧
> ´ ヽ ヽ .ヘ ヘ`-ノ `-、 .} ./ ./ \
. / ヽ .ヘ ヘ !、`} / .} ./ ./ ヘ
/ .ヘ .ヘ ` ´ } ./ ./ ヘ
.
,ィ
(::{ __ _,.ィ
,r`::::'´:::::::‐<:.、_
/::::::::::::::::::::::::::::::ヽ::ヽ
/:::::::::::::/::::::/::::::::::: V:ハ
.ノ:::::_;:ィ/:::::::::::i'::::::::ハ:::::1:::i1
`''"}:::i;:/::::::::l:::::i::::イ:l-}:j:::j::i:}入
/:ノ`ー::ァ::::{::::{::/'ノ i'j:从iリ
''^ ヤi:i/ィヾヘ::{ r='' /'Tメゞ 全ての人から苦しみを取り除きたいと願い、自分が持つ地位も財産も全て捧げ、世界各地を奔走し続けた
/V从 ^ヾi 7》、
〈,ィヘ. VW:トヘ `ー'// ,、.> 1863年の「国際負傷軍人救護常置委員会(通称:五人委員会)」の設立
__ ヽ三 V:::tー-`''ァー' /iシ
/::::.::ヽヘミ V `只~ / ,イイ´::: ̄ヽ 同年の「赤十字十ヵ条」の採択、翌年の1864年の「ジュネーヴ条約」制定
,'::::.::::.::::.::::r‐トゝ、...,,___/ィ::::.:::::.::::.::::.:1
ノ::::.::::::'´::::.:ア}''Tマ'''ァ={,ノ::::.、::::.::::.::::} これらは、彼が自分の夢を実現するために走り続けた結果、できたものです
. /::::.::::.::::.:::ィ'三] }ヽ/| l三k,::::.:::、::::.::: |
j:::::.::::::/ミ三三' l ◇ } 1三ヘ::::.:::ヽ:::.::}
∥::ィヽ\三三=! .' } 1三圦::::.::::.\}
《j´ ...lヽ.\三リ ' .ハ 1三三、::::.::::.:ノ
_」:L..斗--::':/
..::´:::::::}i:::::::::::::::::`:..
/::::::::/´`:::::::::::::::::::::::\
.:'::::,:::::::::::::::::::::::::::::::::\:::::::::::`:.... __
/:::::/:::::/;'i:::::;'::/:::';::::::::::':;::::::::::::::r '
__..:':::::/::::,:':::/::i::::ハ::{:::::::';::i';:::::';ヽ:\:::ー_-
`ー;::::/i::::/:::/_-i::::{_:i:{::::::::i::i::';::::i::::v::{ ̄
/::/:::レ'::i:/- _v:{ \:::::i`ヽ:';::i::::::v{
v:{:::::vv「 抖丐ミ、 ,;抖丐ミvリ:::::::rヽ その後、彼は転落の人生を送ることになるのですが……
_;}:::i {:.`. ¨vう゛ ¨vう゛ .': :}::::{_
/ {:}:/\ー; :: //vV ` 、 浮浪者として放浪しながらも、彼は自分の理念を語ることをやめませんでした
| \: : :`}ix ' ,:': : : ::vヽ`. \
__.>, \: :_):}ix ‐ - /{: : : : : :} .} } ー 、 73歳の、名誉が復活した際に贈られた賞金も、その殆どが手つかずで
_{_ \`` 、\: :}i_ > .. < _i{`` 、: ::/ // /} i
/ \ \ ./〉〉∨/-_: : : : :_-: : : i: ::/ // .':/ / 残りは、スイスとノルウェーの赤十字社に寄付されました
/ \ \〈_) ∨/: -____-: : . .i::/ /´..:/ ,.ハ
/ _ -  ̄ vハ__∨/: : ∧: . //}:' /.:/ ./:. v 彼はその最後の最後まで、自分ではなく他者を救い続けたのです
|ニ=-_ } 〉 〉ニニ=-__ V // {'./:/ _ -: : :, ´ v
-ニニニ=-_ i {: -=ニニニニニ=-_'__r=ミ、ー: : : :_ - v
-ニニニニニ=-_ .} v -=ニニニニニ| }i`ー - __ - v
.
ゝ〈/.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
〃.::>/`ヽ:::::\:::::::::::::::::::::\
/.::::::: /:::::::::|:::::::::::V/::::::::ヽ:::::::::_ノ
/:::::::::::|:::::::::::|:::::::::::::}`ヽ:::::::::V::::\
,'::::::::::::i{:::::::::::l::::::::::::::l-‐‐ マ::::::::::::::_彡
ノ:::::::::::::::N/从^ヽ:::::,' __ マ:::i_::::::}
_ イ:::::::::::::::::{ __ V ,__Y Y从 、
i{:::::∧::::∧ _ ´^⌒ .ノ/>。 ヽ 赤十字の人道支援を解説する、国際赤十字博物館はジュネーヴにあります
N:::::::ヽ_::ム.彡^゚゛ 、 }´/////> 〉
,'` .i{`ヽ` ノ/////,' /_ 日本人でも問題ないよう、日本語対応もされていますので、安心ですよ!
.{V//ゝ,.__ 、 ゝ ノ <、///> ,イ: :Y
ゝ`ーミ////≧=‐ イ ,ィ> ´ イ' : : ノヽ 彼が書いた「ソルフェリーノの思い出」も、読んでみてくださいね
_ /.:ヽ マ///,'〃ゝー=彡´ _,ィ/>゚. :/: : : :マ /
〈 ヽ , : : :..\∨/i{{ 〉<´] //./. :.イ : : : : : :.∨ / では、これで投稿を終わります
.> ´ >、.: : :__: :_ム\i ', 〈 .〉] ,' > . :/: : : : : : : : :.∨ /
{ /_,.ィY : : ̄⌒><\ゝ `´ .i i/. :/ : : : : : : : : : : : :.∨ ここまで読んでくれて、ありがとうございましたー
ヽ. _/〉 : : : : : : :ハ。 `< , | i. : : : : : : : : : : : : : : : :.',
〉、_/ノ 、: : ://:i:}>。 `<_」_ : : : : : : : : : : : : : : : : ', ……早く戦争終わんねえかなぁ
,'...} V,ヽ_ノ イ:i:i i::.ム>。] 〉: : : : : : : : : : : : : : : : :.',
]∨ i〉ヽ_/<:i:i: i:..:.ム l ¨,⌒ヽ: : : : : : : : : : : : : : : :', これ以上、関係ない人々を巻き込むんじゃねえよホント……
] \ .ノ 〉/\ ヽ} ム: :ム | |ム : : :\: : : : : : : : : : : : : : ',
.
投稿乙
投稿乙
読者投稿大会 好きな歴史上の人物について
-‐‐ _
´ `
/ _ =-‐ニニニニニ‐-= \
ィ´>''´  ̄ ̄ ̄ `''<\ ,
/ ´´ ``( `Y´ )
/ \,/、
/ \\
` ̄´ ̄/ ./ \\
/ .∧‐- _} \\
{ ∧{ \{ 、 ´/ヽ}ヽ ‐ 、 \ヽ
| l | ||イ示示ミヽ{ } /示示ミ .} } } } ∨', 好きな歴史上の人物ですか・・・
| l | |ゝ弋zソ ヽ/}/ 弋uソ } } \ } } i ∨',
ゝ{ { {\ 、、 、、// `¨ ノイ ∨', 近現代日本政治史が特に好きな身としては吉田茂と岸信介でしょうか?
/ \〉、 ー ´ / .} } {' ∨',
/ /| }ゞニ= / { } } }\, } .} 歴代総理大臣からというのはやや面白みに欠けるかもしれませんが・・・
ノイ ! ノイ \ ー 一 / 、 \ ノイ /}/ } .}
ヽ{、 > 、 , イ{ { /\__ニ-‐{ ' } .}
ヽ{、 {ニゝ }` ¨¨´ .リ { { \〉 ゝ、 } .}
_( ノ\〉 ./ / .ゝ`ヽ、、 / /
( /ri { / 〈/ /´`) / /
== /´( { l」 ', __/ _ /´ _)ヘ / /
r‐ '´ , 、 \ _,/´ヽ  ̄ ̄ ̄ ̄> v <__ 〈/ {´ _) ∨ ./..イ
_ノ `ヽ、`¨¨ゝイ}_ ヽ { } `ヽ、 /´ ) vイ/
ノ ヽ`ヽ' r‐┴ ', \ ,/ 二¨´ //
. / r _ノ¨´¨` 、 ヽ-‐ ', 〉/ { 0_} .// !
{ フ -‐ ´`ヽ}´ ゝ-、 ', // /´: : : : :`ヽ/ |
. /| ¨´ {‐、 _´ ̄ヽ} }`ヽ // ./: : -ァ==-.、 ', !
/ .! _ ' ∨´ヽ __ゝ、 .} │ { { {/ /イう心\} |
. 〈 ゝ/ 〉 / 〉/´ !\.{ {\ )弋_ソソ/} |
ヽ ヽ/ / { / |. \ ヘ: ` ゝ==イ: : / │
. / { { \ { | \ 〉, . .____ . / .|
\_ __
∨/∧ <´
/ヽ ∨/∧ >´ ───────-、
\ \ ∨/∧ // /´ ̄ / ̄ ̄ ̄` >、 \
\ \ ー=≦ / / / i \
. \/ ./ イ | \
/ / /∧ j
/ / \./ ./ .i i / ∧ 性癖を全開にして語ろうと言われると・・・
┌───┐ -=≦ /\/ | | / / ∨
└───┘ .| { ./ \ _| ト 厶イ ∨ まあなんというか全開となると語弊がある感じがしますが
| |/__ 二、´ ∧ /厂 ̄ ̄ ̄ ̄
人 | / } ∨ / ̄`フミ==≧ 性格的な話なら個人的には今の政治にも参考になる点が多くて
ー=≦{ \乂{ h. / ∨ / Y
/| ∧ | じ_/ {つ 二人共良い所が多いと思ってるんですよねぇ・・・
//.| { \ /
/ / n^^L∧ >─</
. / / ∨ /}⌒\ /
{ { ト∨j \ ∧ /
| | | マ `ヽ\ ∟」 /
| | | / \>爿───┬─</
| | | } / >y /⌒ ̄\./ > ´
| | ∨ {_/∧ {_ / ∧ /
| |. ∨ ∧彡´ ̄} .// } /
.
/ / / .', ヽ:.ヽ
.ノ'. / ,:´ { } } .(`Y´)
,:` / ,:´ { ∧. .' ハ \/,\
{ { :´ .r‐十卜ハ リ:}.-/ミ .ゝ`ヽ、
ノ { | | _」L,_ {い /从/__ j/ } ' } i
`':. i ! jンシ'´(,_ト、 {ハ//ノ .ィう7メ、 / .; .i 戦後日本の行く末に重要な決定をした業績の大きさもさることながら
':.| ! i .ハ/{ 。:::゚リ ´ {゚:::`リ.)〉〃 ,′ |
リ i ! .{ 弋;;::_ノ ゙、::;;ノ 从 :.' .i 国家百年の大計という物に真摯に向き合い
八 .ト、 ノ ;′ 丿
ノ ,,ヽ { .リ、 ' 八 .リ /´ 安易な大衆迎合には否定的な所が両者は共通していまして
 ̄``´Vハ 丶. ` ー .イ jハ | i
/´ ̄`\ 从 jト、|` ._ , イ 八/ j/ `ヽ、 国民に対して優しい態度とと甘やかす態度は別物という
./ \/ 丿 ` ‐- <从ノレ′′ )
( r<⌒′_\____|__`丶、______ ./ ステ―ツマンシップが感じられるのが個人的には好みな所であったりします。
`) / .|「” ̄” ̄” ̄” ̄” ̄” ̄” ̄” ̄” ̄”|,/
/ /ミゝ \ .|| 冫白〈 │_
./ / ミゝ /  ̄ ヽ 木 / . }
.( ./ ミゝ/ '⌒ヽ.ゝ l ‘ー 'レ^ヽ
\ { .} -ー 、\ .し' / . ヘ }
\} イ r‐ 、\_ヽ _」..、、 く//, {\
; ∧ 、\ ` J /丿 ` し{_/ } .\
j : ,rく \iヽ.) つ | イ \
厶 / .|| -/-‐ |彡} .i
〃 ./ || / こ | 勹 |
!! ≠ `ヽ || | }ト、_,,ノ
ノ:/  ̄} ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄} ̄ ̄ ̄ jj人
ィ-、
_,, - (`ー==''''''` ‐-
,.ィ:'゙:.:.:.:.:.:.:/`゙`'''ー=-、:.:.:.:.:`7-、
、__,,,,.ィ':´:.:./:.:.:.:./:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.`ヾz/ └-、
 ̄〃:.:.:/,:.:.:.:.:.∥:.:.:.:.:.:l:.:.:.:.:.ヽ:.:.:.:.:.:l )ヽ
〃:.:.:/:.:/:.:.:.:/:li:.:.:.:.:.:.:.:l:.l:.:.:.:.:.:';:.:.:.:.:`ー-ri'":.:.:.`ー-ノ
(、__,/:,:.:.:./:.:j:.‐''´i`:ト-:.:.:.:.:._⊥L、,:.:.:.ヽ:.:.:.:.:.:.:.マi:.:.ヽ:.:.i´
`ー'7゙:.:.:.:!:.:.:l:.:.:.:/l:.:l l:.:.:.:.:.:.:ハlヽ:.`:ー:.、:.:.:.:.:.:.:.! !:.:.:i:.:.:.l
j:.:.:.:,イ:.:.;.:'、:.:.l ヽ{ ヽ:.:.:.:j´ ヾ,~ヾ:.:.:.:i!ヽ:.:.:.:.:l l:.i:.:.!:.:.:! ちなみにステーツマンシップというのは概ね私利私欲に囚われず
i!/:;/:.!:.|:';.:.トゝミヽ ',:./ __ ヽ、 ヽ:.:l !:.:.:.:.:.:.l l:.i!:.:!:.:.ハ
ヾ;.|:.:.!:jヾ:、| | (i` レ'ァ=r=ュ、,,,_V/l:.:.:.:.:.:.l l:.l:l:/:.:.! `ー 国家の遠い未来まで見据えて強い責任感や倫理観を持って
i'、;j/:.:.:.:.lヘ弋 ノ | └、じ゙`')゙/:.:゙,:.:.:.://:j:l!:.:.:j
j:.:./:.:.:.:.:l!""` , ` ー≦ュイ/:.:.:.:.:`ーj j:.:l/:.:.:j 政治的目標を達成するという政治家の心のもち方を意味していますね。
j∥:.:.:.:.:.:.`.、 `` /:.:.:.:.:.:.:.:.://:.:/:.:.:/
Ⅵ ,i:.:.:.:li:.:.:.丶、 、_ !:./:.:.:.:.:.:.://:./:.:.:/
Ⅵi:.:.:.lヽ:.:.:.:.:.:`.:.、,,,, -‐ ' i!/l:.:.:.:.:.;イ/:レ:.:∧l やや意味は異なりますが「高貴なる者は義務を背負う」という意味の
ヾ\:.', ヾ:.:.:,:.:.:.;,ィ-|__,,,,-弋l:.:.:.;イ,イ:/:/ ヽ
ヾト ヽ/ヾ/l /, )//lハ:( ノブレスオブリージュという言葉も想起させる所もあるかもしれません。
,z=≠ミノ7〃j/ | .// ミ ヾ`´
〃 ∥l /ヘノ~ヾil // \_
_/7i,、|| 〉、 /l: : : :ノ j,,//⌒ヒノ⌒`ーミ=フ
〃Y .l .lil / ≧il_ィZ゙/ // ´ == ヽヾ,ヽ
/r| .l ! .l~'iil〃/  ̄ `く l/ / llマハ
// l ! .| ', ヾムz‐-..、 ヾi }l l .l
/ l l l ' .゙ ll (::::::::::::ヽ l iノ./
.
」`´ ____ `丶
´ ´ ̄㍉:::::`丶 \
___ / / 丶:::::\ ヽ_____
. / ̄`丶. // / 丶:::\ /´ ̄ ̄ ̄`ヾ
. 〃 \ _/ / / `/`L〃
〃 \ / \/}/ l. {_ ノ i
{{ _ \/ / / {/\{: ハ | i |
> ´ `ヽ /i/ / {fぅ |l / } i |l |
/\ `ヽ V / イ 八んハ 八 ./ j/ヽ リ | 吉田茂も岸信介も両名とも単に人の食えないお爺さんみたいに
. ∧ r::\ r┴r=ミY ノ /`Vソ ゙ {  ̄`}ヘ / |
. i 込_:::::\ `丁 }}イ i { , r ぅx. }\/ / }| イメージされてる方も多いかもしれませんが
. 〉、  ̄ ̄ ′ 〃 } 从 {_ノ心、/'イ / _ 八
ヾ ゝ rュ/ .〃 ∧ ヽ 、 _ ゞ辷ンヾ ノ , / / } 回想や回顧録等の文献を見るとそのような面ばかりではなく
 ̄`Y{ 〃 {_/\__ へ -=彡' / / ,./ ノ
|{ 〃 rヘ{ r'7ー ィ< // _, '/ / 結構直情的であったり淡白でさらっとした爽快感のある
|{ {{ ノ 〈{ ノ ノ〉 /⌒> ´ / /
|{ .У 廴_∠r―――f⌒7 / ̄fフ /`ヽ 性格が見受けられるのも個人的には好きなポイントだったりします。
`ーク=====ミ ⌒) / / fフ i 〉、
{ f⌒ー、 ∠ __ イ ./ fフ 、 _/ / ハ
________} 厶斗 ' i7 f八 `丶_/ //
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/ l{ 〈}::.. ` 、_ `ヽ ´
{/ ! 八::::.. } 厂
/ f⌒ー、 |_):::. /厂
/} ム斗 ' i/ Vi fi⌒::: / {
{/ / リ j{_::::: 廴ノ
小 f^つ ∧ /厂 j{___/}
く八 V´ { / 〉 { ) / } ヽ }
. / \ _彡 / ノイ / / }r'
-‐━…‐-
. / /⌒ \
/ _/ ! く\ `、
イ // / ‘、 (⌒'⌒) `、
| 〈/| / \ \/‐‐‐-ミ
∨ | { `ト . __ ∨ {`丶
/ | {\ | j | \
. .′ /斗‐{‐-\ .斗‐‐/-∨| | |\〉 \ 加えて性癖の話からは脇道にそれて2人の間の仲の話になりますが、
ノイ { 八{ \ ハ| / | | |
. | { .斗干-ミ )′ .斗干-ミ| | 政治的には完全な同士では無かったものの|
. ! 人 { ^ 弋_り 弋_り ' 丿 |
. ‘, \〉 , , , , , ,厶イ ∨ 個人的の仲の良さはウマがあって良好だったらしく
. \ ハ ′ 丿 /丿
)ヘ、 人 、 , ‐-‐_彡 / それが双方の孫にあたる安倍元総理と麻生元総理の
\ 个 . イ /
∨\ i≧=‐-‐=≦ |/∨ 2人の絆にも繋がってくると見ると感慨深い物があったりもしますね。
V| |
_厂 ̄` ‐---‐'⌒>′ `く⌒ ‐----‐く ̄}
〔_____/ { } ノ___〕
く { { } / {
. └-ヘ { } _」⌒V
.
__,人_ ___(ゝ、,__ 、
) ,. - `て ,. '"´__,,,...,,,_ `>、ノ|
< ( 、.,,_,,.. '´ , '"´ ` Y⌒ 、_ ヽ
) ' ` ァ / | ) 、
/ / ,l └‐= 升ゝ-- ..,_
' / /| ! ト 、 ヽ ハー‐ ・・・今更ながら、これ一人で複数人の紹介ありとは書いてませんが、
_ノ { / 八 ハ -ノイ ヽ. ' }
`ヽ; 、 { ー-_ 、 |/ ァ芹七Tヽハ. | ; でもきっと大丈夫!語り人さんならそれぐらいの自由は許容してくれるはず!!(オイ
/ | ヽ ァ芹七ミ\! 乂_rノ 人! '、 ; ;
∠... イ 、 八 乂り - } ト\ { /
| ハ.` ー . xx.ノ ハ 、 ,' 本当に手軽なネタなので単一AAのみで語るのは味気ないかもですが
人 .ムxx _ ∠.. イ } } \ {
, '´ )∠ 八 {´ `ヽ ι / / ノ` ̄ ;雑談のみで語りを終えるのは勿体ない気もしますので皆さんも是非ー
/ ,ィ公 、 ` ' イ / , ' , '( , -‐/、
{ ./ ,> 、 , | ,'/イ ヽ),.∠., { ',
、 ,' /{. `ァf壬ハ. ∨ >‐ァア´/ `ヽ、 }
\ {' \r'"´ _ノム-r'´ // / ∨
) _,r ァ''" |_ / /{ r , ' r‐-、 }、
( , - 、 / r'/ γ⌒'´ Y /// / ヽ / }─- 、
`/ 、\ ∨ }' _{ /、 /r' r' }、{ ヽ
/7 、 ヽ ンリ 、/}/ }_,. イ ,. '"´ ̄` ヽ し、 /´ ̄ | }
r' /{ r、 ン´イ{ , /r' / 、__,. ∨{_r‐'´ 、 { /
} _{:} )ノ::::り / (`´) { く弋__ヲ > }r' ヽ Y 八 /
.
以上です、あんまりテンションがっつり高め投稿みたいなのは自分には出来ない不具合(´・ω・`)
(というか各人で大会の名前がぶれそう・・・でも今までもそんな事はあったから大丈夫かな?)
乙
イッチ主催 性癖全開にして好きな歴史上の人物を語る企画 めいびー4本目
/ ̄ ̄ ̄ `\
/ ヽ、
/ _ ヽ
/ ,イ´::::::::ト、 ヽ
{ /::::::::::(●)ヘl 〉
ヽ | /::::(__人__):::::::} /
λ_ゞ\ゝ、.`_⌒´__,/У
イ ー ̄三  ̄二三[]=イ"ゝ
/弋_ー = ー─ヤ彡ヽ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
その男は代々儒学者の家に生まれた。
___
/ ー \
/ (● ) ヽ
/ (⌒ l
,;:.''";'''"''";;"'';;;., _ ̄l__)
. ,,::",.,..,:::;:,;;:::,,,::,,,;;..,,"':;,_` ノ
| _"':; ,.;."
| _,'" Y
\____,''" ̄ Y ∨
| | 、|
| | |
| | \|
| | |
l | |
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
しかしその死後の評価は決して、儒者として、大臣として、忠臣として、
満足し、誇れるようなものではなかっただろう。
__
,,.-´ ``ヽ
/ \
/ '⌒ '⌒ヽ
| ( ⌒) ( ⌒)
/.| (__人__)./\
/ ..\ / .\
/ / `ー───ー′ ヽ . \
\ l | ∧ .∧ | /
/\ i l .| .i .l ..| / ./丶
/ \ | . | / ヽ / | // ハ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
姓を司馬、名を懿、字を仲達。 別に真名のある女性武将の世界は住んでいるわけではない。
__ _____ __
| |/─\ \/ \======| |
|/ (ー) \ \//\ | |
/ (__人__)゙ー‐′ ヽ | |
_rーー‐‐- 、_ / ̄ヽ___| |
__ノ ̄ ̄ ̄ ̄` ヽ__`-ー´⌒ヽ_ノ ./| |
/ ̄ ヽ_ _ ーー ヽ__ ヽ、.../ | |
ノ `ヽ/| /| |
/ ) |/ |_|
/ | |
/ |/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
この男、あの曹操孟徳を官職に推挙した司馬防の次男であり、
兄でもある司馬朗がすでに曹操に仕えていたにもかかわらず最初は仕官を渋ったといわれているが、
仮病ではなく本当に病気だったようで、父にも兄にも叱られていなかったりする。
, '''" ̄ ̄ ̄ `‐- 、 __
/ `ー‐ム ,|  ̄ ̄
{ `ヽ / 丶
/ ̄ ー─ト_ノ i
_____ . i 八 ___ |
/ .\/ ー── <´/ /´
/ r‐────‐( { 丿 γ /
/ ‐ 八 i i `ー─── " ´ | / ̄ ̄ ̄
/ .,..| T───────── 、 /
/ (>i、_ |. l ● ) \ `、 /
| `/ | ヽ.ー ' |. | ./
| " / |__人____)⌒゙ |.... i' !
\ {,-ー- 、! /. { i
\ / ヒ-‐─────--- ‐‐‐‐| |
/ 八 |
/ _ ______ゝ__ー,‐'
/ }  ̄ ̄
/ _ _-‐"´
`
_ ィ´
丿
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
劉備玄徳が蜀を制圧したころ、漢中を抑えたばかりの曹操に蜀侵攻を進言したあたりがほぼ歴史デビュー。
なおこの進言は「隴を得て蜀を望む事はしない」と断られたのは有名な話。光武帝の故事だからね。しょうがないね。
√ ̄ヽ--ヘ
/ ☆ ヽ
0く━=ニニ二>
//(●) (●) \
/ ヘ (__人__) |
/ヽノ彡,,.. ._ /
/ 丿,, /\ヽノ/ゝ 丶
(  ̄jヽ,/_l ヽ
\ ____ ̄{。 _____ }
ヽ、,,_, {---} }。 {---} j
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曹丕死後の226年、呉の諸葛瑾らが襄陽に攻めてきたとき、徐晃らとともに防衛に当たって以後宛城に駐屯。
参謀としてではなく指揮官としてのデビューはこれらしい。結構重要な局面よ?
__
_..-''''゙゙゙´ ゙゙゙゙'''ー,,、
./ U \
, ' ___ __ .ヽ
./ ( ● .) ( ● ) '.,
/ u .  ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ '.,
. .,' .l
l U. ( 人 .) .l
.'., `.┬‐ ´ ` ┬ ´ .,'
. ' ,  ̄ ̄ ̄ ̄ /
ゝ、 /
/` ー――――― ‐=''' く
/ \
/ ヽ
. /. ',
/ / i l
./ | | |
| | | |
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で、荊州で魏の南部を守りつつ曹真死後の231年には西部に回って有名な諸葛亮との対峙。
有名すぎるのでこの辺りは割愛。
○
___ .//
/ノ|||| ヽ\ //
/( ○) (○)//
:./:::::\(__人__)i⌒)、 :
.| | |r┬-|./フヽ.`i
\ `ー"// .ノノ
( i .// イ:
.\ .\,. // /
| `ヽ、 ⌒) |
; :| //''" /;
' \ // / :
, :/,.//\ \ .
; し'// ' :| | ;
// ⌒
~
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
そして238年には公孫淵討伐に呼びつけられて長安より西からえんやこら。
179年生まれで諸葛亮より1歳年上、このとき59歳の老人にこの仕打ちである。
任地に腰を落ち着けることもできずに広い魏国をあっちへこっちへ。有能な将軍の伝統ですね^^
; -─‐──‐-、
/ \
/ ; ヽー''⌒´⌒`ヽ、
l U l \
| ; /⌒゛` l:
!、 \_}; {,_ノ´ ∪ | , |
ト、((ー) (●) ): | | , .!
/ ヽ (_人__)___ , ノ | |___,ノ |
{ ⌒ヽ/ | | | ,lー─- 、
ヽ \ l ,| | ,/ ) )
{ム `} \ノ^ノ^/⌒ヽj\ /^ー-‐'
`ー…一-’ (_(_イ_,イ、_,ィ'´__/  ̄
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
で239年の曹叡死後からしばらく国防に尽くしていたものの、
249年、曹爽に絶望してクーデターを決行。70歳ってさぁ…。
60歳から10年間、若いモンの成長を待ってたんだよなぁ…。
___
, ´ ` 、
ヤレヤレダオネ / \
' ヽ
′_ } ,
/ ≧ー- ヽ ゞ≠ _ U
| ヘ ゚ ノ ー=三= |
イ⌒ヽ ` ´ '
ゝ___メー ( { ) ,′
\ `¨¨ヽ_ー- ' _∠
|≧=- ___ __..。s≦三三|
_ -=≦≧三三| | |三三三三三-=≦≧=- 、
/三三三三三三| | |三三三三三三三三三三\
/.三三三三三三三| | |三三三三三三三三三三ニ∧
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
251年、皇帝をとっかえようとする王リョウの乱を鎮圧後に病没。
時の皇帝に忠誠をつくし続けたにもかかわらず、権力闘争を疑われ続けた男、司馬懿は72歳の生涯を終えた。
実際彼と権力を争った曹爽は皇帝になろうとしていたことが史料で明らかになっており、
結果として権力争いになっただけで、帝位への野心はなかったといえる。
年齢のせいかもしれないけどね…。
以上です。
応神天皇と迷ったけど、応神天皇は長くなりすぎるからあきらめました。
投稿乙
,. イ
_ ,;/;'ッ '´ ;:i!
_,,.__>'ー:、ヽ ,. - 、 /;/'´ //ト-、
_,. -‐ ''''ヾ゙ヽ `ヾ:、,. ィ'ー-ッ-‐' / , / ,、 '゙`゙''- 、 / //_,...ィ
_,、r.'".ッ '"´ ` ,.. 、"''' ヾジ" ,.. '´/ ,.. - '´ ! ,.ノ'"/ !
`フ ,,. ;ッ''", / ,. i.! ゙ヾ;r'´,.イ / _,. ''" レ'ヘ'./ !
/,;;// ,// /,/ ;!.゙, ヽ、ヾ/_/ ,.rく ,、- '´ , - '´ ゙、 |
,;'、ッ''7' ,/;' ;!. /;/!.バ,゙'、 ',、 ヾr''ヾ;、\__,..、_,、‐'',´ ,. - '"´ ,> ,'
、 ´ / i' ,./7ハ;ハ ;'/'゙i/_,.._ヾ:、 ゙; 、 ヾ、,.ゞミ;、\ー `~ ___,,... -‐ '" //`:ソ
`゙'''‐-i,/r7,:',ニ、゙:i/ ,:i',.:‐::、ヽ_ヽ,、-‐'ヾ:、 ゙、ミr‐ヾ、 / /::::/
ノ´`7! !:::::! !:::::::::! i''´`ヾミ;、 ゙;ミ:,、'、ト <._ ヾ:/
ハ.ヾツ ヾ--'ン !'ミ゙:,`ヾ;、!'''' ー― ― -- 、..,,,__ ,,.. `''ー-ヽ ,.-、
, ' `´ `" ´ i、 ; | i.ヽ/Kヽ ´ ̄` 丶、 ー―-- 、...,,,_i' '、
;' | i / ,レ ヽ' | `丶、 `丶 、 `i ゙、
! / // | \ `ヽ 、 | `、
ヽ、 ,.;''";' / _! \ `丶 i ゙:、
`' - 、 __,,. 、r'´/ / _,,,r;;'';ヽ、,_ 丶、 `''ー - 、! '、
`ヽ、,_` > /,.r;';;:::::::::::::::;;;/``'ー 、.,_  ̄` _,,.... -―rヽ ゙、
,r''>-i´゙"'''ヾ;;;;::::::; へ:::::::/`''‐-、/'''"`゙ ーー --- =二._ ̄ | \ '、
V ...::ヾ=:、 >ヘ'´ ;' ヾ、 / フ''丶- 、.,_ | \ ゙:、
i,::::::::::::::::! 、 'ー― レ''´ ,.、 '" ゙、 ` ''ヽ、! `ヽ、 '、
iヾ,:::::::ノ ','、 /ヽ 、., ___,,... -‐ ´ ゙、. '、 `''ー'
K:ヽ-、-、,,.. -、__〉、 / ヽ ',
`ヾ┴'´ `´ \ ゙;
ヽ、_i
それでは読者投稿行きます!
「性癖で選ぶ歴史上の人物、『法華経』より常不軽菩薩!!」
,ィ
| .! , -―-、
> `´/ / /`ヽ、
// // /l l ∧ヽ、 ',
〈〈/ l.,'.! ! ヽ .! 、', .! ト、__
〉/l .!l/Vl/、 |ヽl、ヽ! |¨´
l/l/!',.!弋シ ヽ弋シ!,イ,'ゝ 今を遡ること阿僧祇(10の56乗年)の昔、
,、,、 V、ヘ _ ,イ /
',lヽ\_.,、________ ., -.r-、V`i. -イ/V 世界を照らしていたのは威音王(いおんおう)という仏であった。
_ヘ` ,'::ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::::` ̄ ̄´:::/.,'/ .,'._- -y ̄\
. ゝ― ‐l::::∧:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l:::::::| .!| r'´ `‐,' ., -\ 全世界に2万億もの一大成仏ショッピングモール
 ̄`ー'´ ̄`ー―--、::::::::::::ヽ:/', !l .! / /, -'´::ヽ
 ̄``ヽ、!:::', ', ! / .//::::::/::::::| 「イオン」を展開していたと言われる。
|::::ヘ ',', ///:::l//::::::::|
,'::::/!\/,イ ',:::::::!:::::::::::::::! しかしこのお方もとうとう入滅する時が来た。
/:::/::| .〉O<ニ二!::::',:::::::::::::|
/:::/:::::!//!| `> ',::::::ヘ:::::::::::〉
/:::/:::::/ / .!',\! ',:::::::l::::::::∧
/:::/::::::,' ,' ̄l',.ヽ¨Τ´',:::::',::::::l:::ヘ
/:::::!::::::::!_二二!、 \一' \:V:::::::::ヘ
,':::::::|:::::::::;!.! ! \. ヽ、lヽ `!::::::::::::ヘ
|::::::::|:::/,' | | `ー一' ヘ:::::::::::::::`ヽ
|::::::::!/ ,' ! l ヘ |::::::::::::::::::::〉
',:::::::', ./ / ', \ >、::::::/;:-' >
ヽ-‐/ / ', ヽ l´ |`ヽ、‐'´ヽ、
∠-‐l__ .,-ヽ、,┬--‐'´ | ヘ _、、l
` ̄|  ̄´ .! |____.| ヽ>〉!
| l l///////!
l二ニニニ! ',//////|
l二ニニi| .!/////l|
.
__ __
, ´ `´ `'' 、
/ / ヽヽ \
.'/ / ヽ ヽ ヽ
ノィ ' / / / , ! l ヽ ゙
./ f,' i ││ |! 丶. | | | | しかるに世はたちまちに乱れ、威音王仏の弟子であった者達でさえ
f | l l ,イ |ヽ!、. ト、. | | ! |
l ,.イ ヘ l ー!‐_、ト ヾ\ l ≠.jト、,l /! , 増上慢になり、文字を憶えただけの知恵を誇り、教えの在りかを失った。
|ハ ,!ゞV´!:::_j` `'イ::_j`メ|/,.-、l!
f ト, ! ー' ー' ' !.ノゞ 綺羅で飾った彼らの前に現れたのが、一人の乞食である。
`Viヾ.! ' j /| /
!ハ !ゝ. ´` ..イ / _,_.-、,-‐、
\ルヽ . ,.イノレ' ,ノ `^"!_._
` rノ ` ´ |' -.. ,-'i^""''{ 、ト-.,_`^┐
/ |‐- -‐ヽ }./. `ー, 〉`´ `'、_}
rィl´ |-- ― -- / |::::.. `‐'´ |
.イ ||. |ニ ニニ ニ! _ |:::::: |、
|:::::: |_)
.
/:::i::::::::::::/:::::::::,i:::::::/i::::::/|::::::::::::::::::|、::::::::.\::::::::l:::::::::::::i:::;:::::.ヽ.
.i::::j゙::::::::;イ :::::::::l|::::/ l:::::l l;:::i;::::::::::::l.\::.ヽ;::\:::l:::::::::::::|::li:::::::::.ヽ.
l::/|:::::::/:i:::::::::::|.|:::i l ::| ヽ::lヽ、:::::::l \:.ヽ;::.ヽl::::::::::::l::|:l:::::::::::ト\
|:! |::::::l;:;:|::::::::::;H::!ー- _l;;| ヽ!、ヽ__;;}-‐'''ヽ~゙\::|:::::::::::|::|:::l:::::i::::|
|! l:::::|l;:;:l::::::::::| l;| 、.|!` ヾ ´ >! ,;z==ュ、 `l:::::::::;l:::l:::::l::∧::l 増上慢たちは、乞食の名を問い
ヽ;:l l;:l、::::::::l ヽ /゙K)::iii::::! j !::::::::;l:::l^i::|:| レ゙
ヽ ヽ|i、::::l:| b:::lll::::l ,!:::::::;!:: l ∧|l 「サダーパリブータ」だと乞食は応えた。
l::ヘN, ゞ=r'''"゙ ヾ:;;;;;;ノ ,!::::::/::::;レ゙ .|!
l;:::::::lヽ 、 /::::::/::::/ この名前には四つの意味がある故に、
l;::::::|::ト、. r 、 _ _ ,イ:::;イ::::/
.!::::l::|. ゙' 、 .| ! ,.::':/::;/ .|::/ 増上慢たちはこの内のどれが本性なのか、と思った。
ヾ;:|:|. ゙l ! ,,..: '" /:;イ j/
ヽ! _,,ィ! ,!゙''' ", -=、 /'゙ .ト.、_
,,r'''::::/ .,!. / / l:::::::゙'''::.、
.
_ .. -― - .. _
..ィ ´: : : :-:―: =:ミ:、`ヾ`ヽ.
, イ: : : : : : : : : : : : : ⌒: : : : : : : : `:丶
.: ´: : : /: : : : /: : : : : : : : : : : : : : : : : ヽ: \
/: : : : /: : : : : :/: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :‘,
.: ′: : : :〃 : : : : : イ: : : : : : : : : : : :ヽ: : : : : : : : : : : : ',
/: : : : : : :/: : : : : :.〃: : : :ヾ:、: : : : : : : :\: : : : : : : : : : :.
. /: : : : :イ: /: : : : : : :イ: : : : : : : ト、:ヽ: : : : : : :',: : : : : i: : : : i サダーパリブータは、どれでもあり、どれでもないと言った。
. .′イ :/: }: {: : : : : : / |:i: : :\: : { ヾ:.、: : : : : :i: : : : :.|: : : :i|
i: //:/:. :.|:イ: : : : : / j∧: : : :ヾ:.ト、、 \:、: : : :|: : : :.:.|: : : :リ 「目的はただ一つであり、ただ一言である」
|:ハハ: : :.|:ハ: : : :イ-一{「ヾ: : : :Y、ミー-ヾハ:. :ハ: : :. :.|: : :人:、
{′リ:. :.:.i{: :ヾ : /{/辷ミ:、 \: :i X辷=≡ミ、: :Y: : : :|: : : トミ:、
{:小: :Y.:.:.ハ:ヾハ:::r:、iヾ:、 __Y´ 乍r:、:i:ハ入:リ: : : ノ: :./:| `
}八:.:.|: : : Y{:/ 弋;じ }ノ⌒ヾ} 乂zじ’ 〃}: : イ:):/}:ノ 増上慢たちは、この乞食から謎かけを持ちかけられたと思った。
′ ヾト、:. :.i.:廴_"" ノ , ヽ. ""_ .イ: : : :/∧:{〃
}ハ: :|:.圦  ̄  ̄ /: : : :/彡ィヾ、 自らの知恵を誇る良い機会だと思い、その一言を求めた。
′ ヾ:!i: : :ヽ ‐..‐ /: : : :/:厶、′
人t:、: i:{`ト .ィ〃: :イ从{ァ ‘,
ヾ{、Y j/ ` 、_ .. ´/"// ヾУ :.
\! ′ /ヽ 〃 / ヽ
,ィ" ∧ ′ / \
r=彡’ ;ヘ. ,:′ \
,イY::i ├‐=ミ:、 / ___ ..-=ゝ、
ハ{ l:::| | 7 ..´ィ _二二 ̄__``ヽ
{:!!::{ トミ. / //イ´: : : : : : : : : :`Y}
.
_
,.'´ ^ヽ
ハ(ハメ、 ゛ メ
リl、゚- ゚|l)lソ サダーパリブータは、自らの意志を、たった24文字で表現してみせた。
旦 li ハ それはこのようなお経であった。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
われ ふかく なんじらを うやまう
我 深 敬 汝 等
あえて かろんずる ところもなく
不 敢 軽 慢
ゆえんは いかん
所 以 者 何
なんじら みな ぼさつのみちを ぎょうじて
汝 等 皆 行 菩 薩 道
まさに ほとけと なることを えるべし
当 得 作 仏
.
,.: -――<: : ̄ ̄. : .:\
へ<_. : . . .: .: .: .: . .: . .: . .: . \
/. : .: ;/.: . : . : .: .: .: .: .: .: .: .: .: . 〉
\_ /. : .: .: /.: .: .;/.: .: . .: . .: . .: . .: . .:⌒ヽ 増上慢たちは、これを聞いて不愉快になった。
ー1/〉. :/. :/. : . :/ . :. . : .: . .: . .: . .: . .: . .: . : .
//.:/. :. .: .ハ :. .:/. .: . .〈. . .: . .: . .: .: . .: . .: . .: .:、 この乞食は、Fラン大の出身者でも
〈. :.ィ7 : :/〉: .r=ミ!i : .:ィ. : :ヽ: . !. : . .: . .:〉. .: . .: . .:}
〉ヘ:|: ./. : : :|:pt八: . ト.、:.ノ: ./.: ,: .:!: ./ . .: . .: . ./ 高卒・中卒のアルバイターにも同じ事を言っていたからである。
∨/ : : iЦリ \!rヘ(: .: . .: .: /../ . .: . .: . ./
/.:/.:Y lレヘ}/}: .: /. .: . .: . .: . ./
レヘ::ハ '" lrくリ: }:/.: /: .: :/.: .!:.{ 「私はあなたを軽んじたりはしません」
} : \ 、 7.: .: .: :./⌒Y.: .: .:人{
}ハWヘ___/:. :. :. :.イ:. ..ノ/レ´ 「なぜなら、あなたは菩薩の修行をなされいるのですから」
/: ../)/}:人: ト、
/}/ У \ 「さすればいずれあなたも仏になるのでしょう」
-―く::::< ヽ、
/  ̄\ヽ:::ヽ }::! 「どうして軽んずる事ができましょうか」
/ 、 }::::! }::!
〈 } }::::! }::!
ノ } }::::! ヽ:.
.
, ィ ´  ̄ ー―- 、_
/ ヽ、
/ ... ... ヽ
/, , ,:: :ヽ ::ヽ ハ
, ' ' / ::/i ::, :: ` ゛ .., , ::: ハ
/ / ::/...., ....., , ..., , ..... ヽ; :::::l , ::: ' ,', 増上慢たちは、この乞食が自分たちを
/:,/ ::/ :::/ .:::::i l ::::l , ::',:. i ::::i:. l:::::: ':.!l
,'/, .::::i :::::l .:::::/l j ::::l ハ :ヘ::::. i :::::l::. :::::: l::lヘ 経典ばかり学んだ頭でっかちのマニュアル主義者だと言っているのだ、
y i :::::l :::::l ::::i ,:ハ :::ト,ト、ヘ ヽ_::. | ::::l::;:::::::::l::jベ、
' l ::叭 ::::',''''T''‐ll-ヘ :::!ヽ-<,ヌ´_ヘ :l :::::l´、::::: l::i 感じた。
,.:::ハ::::::, ::lオテふ へ:',ヽ rッニヨホハ ::::i i::::ノ:/
ヘ:l ヘ:::::ヘ',゙ヘゥ::カ ムゥ::::タ j ::::i__ノ:::∧l
ヘ', へ、,::ゝ`‐' , `ー' ' ::::j:::::::/ 経典を読誦する事なく、礼拝ばかり繰り返す乞食を見て
!::ヘ/´ ̄ `ヽ , .::::イ::/i/
,,∨ _r-、 ゙i , イ /,ノi/〈;フ ̄i アルバイター達でさえ「不気味なインチキ坊主」と見て
j_/ r' 、 \ヽ_、 ' /' ' / !、
ノ/ _ r\ヽ ,ハ/i / \ 石を投げつけ棒で殴りかかった。
! ( , - 、 ヽ ! ' i‐' 、 / ,,,ィ;彡≡__,,\
i t ‐ 、゛j l、ヽ > 彡'',´ ''゙´ `i
〉 `ー- t i l ヽ 》 / }
j 'l ' ノi { j`i/ ∥ // / l
. ∧ミ `ー-' ッ{勹, -'゙ ,彡ヘ_ ∥ / i / j
i ∨ミ==彡'}ハzz;≠″ノ ` 〈 l/ /
メ `ー '´ ノ }、´_, -'´ ! i' / |
/ / ヘ ∨ / |
.
、____... -‐ ..¨¨¨¨..丶.___
>‐ ,. ‐ ...................... ........ `丶、
/ / .......................:....::..................... ヽ
/ ,.ィ' ....: ..:/...:::/....:|:............::............ ....... ∧
/ /./ / ...: .:/...:::/|.....::{::......::......:::|:. .::......... ∧
|/ / / ...:: ..:|...:::::|::|......::ヽ::.....::.....:|................... i
′ i | ...:...:__:イ_:::/|::|!....|...::ヽ::...::::..|..........:...|..... l この辺り、仏教の世界観はリアルである。
l | ..|:: ̄「「:メ. |ハ...ト、..斗、=:ト........::..|::..... { i
| .l! .:l.... .:|≧z、| ヽ! \_≧、:|.........:::..l::.......l ト\ 真実の教えを持ってすれば、もうそれだけで人生ウハウハよ
|.ハ.. .:ハ:.. i{ {ィ::ハ '´トぅ::ミlヽ....:リ::i:::..}...} |
| ヽ :..ヽ:l. Vzソ |i辷リ.......:/:/!::./.ハ| なんて事はまったく言わない。
|.ト、..:{\ 、 `¨´|....::/:/ノ:/./L/
|.ト. ...:ヽ. _ }..::/:/ィ/}/キ七
l.| | ..:::.:|>,、 ` /..:/}// /′ ヽ.爻_ 法華経にはおっそろしいことが書いて有る。
l! | ..::.リ土^ >┬‐ ´ /.:/ /_ 丶 li、爻
|| ..:/斗 ....:リ /イ升三ミヽ..........ヾ乂 「これはありがたいお経だけれども、読みづらいし分かりにくいからね」
l ://入「{ー升ァ / V爻土ミ小..............キ ..「護持しようなんてすると罵倒され、殴られ、死んじゃうかもしれないから」
,j/// X.\ソV__‐_、____>、....メ、..}....乂.. 十 ..「その辺、しっかりと覚悟せいよ」
//// Xr、Xnヽ{、 ̄ ̄ ̄ ´ソ,勹∨...メ....卅
r‐く_7/ Xハ.ヽ{ ∨/ //'ヽ} .} メ_レァ しっかりとそう記してある。
ノ ー-ト{ X「ヽ._ヽ_` `ヽ、 //′ ∨爻Ⅳ_∠、 頼むからもっとお手軽な内容にして欲しいものだ・・・・
j `フ}i!V >‐ }ーv'/ |爻乂z-<
/ /メノヘ.V`7¨「 ノ ヽ.i′ !少ヘトi―┘
.
..- ――― - 、
/: : : : : : : : : : : : : :`: : .、
_/ : : : : : : : : /: : :/: : :、: : :`ミx __
./: : : /: : : : :/:ィ: : ,イ:l!: : :.!: : : : ヾ ̄´
/: : : : ,': : : : :/://: / }ハ: : :l: : : : 、: ヽ 結局、サダーパリブータの一生は乞食のままで終わったようである。
.': : : :./: : : : : !/ ∠二¨/ !: :∧:!: : :.i: r、:\
'イ: : :ム: !: : : :.i-{イf゚tミ `ヾ j:x仁ハ: : /: }  ̄ かれの行は成るのは、臨終の時であったと法華経は伝えている。
//i: : :f i: l: : : : | ゝ ヒタ ノ¨{ fミ゙lヲlイ: :′
イ .!: : :ゝ: !: : : :.| ー一" ゞタ.f/ノ}:/ その時、サダーパリブータは改めて「六根清浄」の境地に達し
|ハ: : :イト: : : :.!  ̄i从イ
ヾ人!ハ: : :| r‐ .イ!ヘ{ 威音王仏の教えの全てを理解し受け継ぎ、禅定を果たしたのである。
゙キ: ∧: :、 .ィ":リ
_.ソヘ ヽ:ヘ r-- イ/.l: :'
ノ `ヽ ヾ〉/_ /' リ
x≦´ \ {ヾ \
.
__ __
ィ´ ` 、
/ / { ヽ ヽ
/´ ´ i ', \ ヽ \ヽ
/イ , / | ヽ ヽ 丶`ヽ ゝ
/ / / / ; i i ` \ ', ハ ハ
/ / / ; i ! ; l ヾ、 l ', ヽ
/ / / / i j i| i i ハ\ i 、 ト、_ サダーパリブータは、ここに改めて「常不軽菩薩」として悟りを開き
/ / ; ' j i! ! i l ト l li | ヽ ハ
/ ! i i! イ i i i | ', l \ ! | ! ! \ 、 人々を教化し、救いに導く第二の人生を始めたのだという。
i イ | l i l | i l |_izィj 、 、_l_ j リ l ハ \
j/ j l |l _i斗 |て´l ̄!ト ! ヽ ヾ`リ`ミト、i j ', ヾ\
/ ! j rリ´!ハ |=リ==ュ、ヾ! \ ゝ≠=l j`ト- ! '. `
( l イ { ij ヽ!チてミx、 `ヽ イ x,z=示=リァ j!、 ト ハ}
i/ ! リ ハ )| i lヒミリrj!ト }!, -、j{ イZじ j!ぅ/ / l | j i! 法華経の著者は、ここで釈尊に問うた
! Vヾハ.! l !弋゚c_ツ rノ ト、 弋゚c_ツ イ j! リイ ソ
/ ' j |ト i ハ´ ̄ ノ :. 丶  ̄7イj/i ! | jハ 「その方は、今はどうしているのでしょうか?」
|ハ \ l  ̄ '  ̄/ フ /l j |/
l! ト ヾ ー ‐ /j /l イj
! ヽハ>:. . ィ7!/ イ j/ | ! 釈尊は答えた
、 \ }ハN > .. .. < !/ jイリ丿 リ
ゝイ } ¨ トメ、/ ノ 「今、お前の目の前に居るさ」
/ { \j ヽ l ヽ 、
/ i ノ ヽ } 常不軽菩薩は、釈尊の前世の一つであったと、法華経は記している。
ノ i_ 、ヽ _ __j .
_ l ` ´ l `ヽ 釈尊も、ダースベイダーみたいな事を言う。
,ィヘ. l-‐ ´  ̄ ̄ ` ーi \
ィ、 Vヘ i _/ ̄` ヽ _j /7ヽ
j/∧ V\ l ̄ / // //\
.
, . : :―――: : : .
,. : :´: : : : : : : : : 、 : -: `: : .、
/: : : : : : : : : :, : : : : : : : : : : : `: 、
/: : : : : /: : :/: : : : : : : : : : : : : : : ヽ
:': : : : : : /: : : :/: : : : : : : : :\: : :\: : : : \
/: : : : : : :/: : : :/: :{: : : : : : : : : :': : : : ヽ: : : '.: \
': :/:,:|: : : :|: : : /|: ∧: : : : : : : :|: } : : : : :V: : : '.⌒\ 常不軽菩薩よりまた阿僧祇の分だけ時間が過ぎて
/:イ:/: |: : : :|: -/-|/-、l: : : : : : :/:,ハ: : : : : :|: : : :.|
/イ: ,:|: : : :|: / { ,: : : / : /}/-|、:, : : : |: :∧:| この話を一人の岩手県民が聞いた。
|:/r|: : : :|ィて雫ミ /イ∨ : / / }/: : : : |:/ }/
/'乂|: : : 八Vzソ /:イイ雫ミ、/}/ : : : |′
< 从|: : :|:| Vzソ' /}: : : 从 宮沢家の青年、賢治はこの話の舞台を
r<\\ l:∧ : |:| ' ム⌒}: ∧}
/ニニ\\\}' '.: :込、 /「V_ノ V 仏教から農村に移す事を考え、手帳にその賛歌を書いた。
,ニニニ\\\ ∨{ ` _´_'__ _r=升==ミ´ }_
|ニニニニ∨V∧从{{「 ̄ ` - '}}={{ /,{ {ノ'}} V-、 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━┓
|ニニニニ、∨V∧ 乂_`ヽ ノ'} 乂__/八_ノ'_r }ニム 雨ニモマケズ 風ニモマケズ
|ニニニニニ∨V∧ |\ ̄_´_/ / ̄ニ} 、_ ノニ}ム
|ニニニニニニ\\'. }\___/ //ニ{ニム_/ニノニ∧ 雪ニモ夏のアツサニモマケズ
|ニVニニ\ニニニ}\\'.\__,/ //ニ}ニ∨ニニニ/ニニニ} ・
|ニ∨ニニ>---{ニ\\ / /ニ/{ニ\_/ニニニ,イ ・
Vニ∨ニニニニ/⌒ー--´--く-、ニ,' ∨ニニニニニニニ} ・
Vニ∨ニニ/ニニニニニニニヽニニヽVニニニニニニj ミンナニデクノボートヨバレ
∨ニ∨ニ´ニニニニニニニニニ}ニニ}\ニニニニニ/
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ニニニニニニニニニニjニニ|ム}\ニニニイ ̄ ̄ ̄\ 褒メラレモゼス 苦ニモサレズ
,/ \ニニニニニニニ/ニ> '`¨ \ニニ,ノ \
サウイウモノニ ワタシハナリタイ
┗━━━━━━━━━━━━━━━┛
.
/: .,: : : i: : : : : : : : : : : : : ,、:: : : : : : : : :.: |: : : ::::::::::::::::::|::::::::/::::::::::::::::
: : ,|: : /: : : : ∧: : : : : . :: ::|ヽ: : : : : : . .::.| : : :::::::::::::::::::|:::: /::::::::::::::::::
/|::/: : : ―ト-、:ヽ: :.:: : : | 斗―‐―-:::.i::::::::::::::::::::::::::|:::/:::::::::::::::::::::
|: : :.:|::::::.::| レ' \ :::::i __ \ヽ、:::::|: ::::::::::::::::::: : |/:::::::::::::::::::::::: 彼の手によって、仏教は童話となり
レ::::: |: :::ヘ:i ィ=ミ、. \| -‐≦==ミ、|: ::::::::::::::::::://::::::::::::::::::::::::::::
|: : :::| : : :ヽ`ト':::} イ゚'::.:::::i} 》 i:: :::::::::::::::://iヽ:::::::::::::::::::::::::: 特殊性の中でしか生きられない文化から
|: :::∧: ::: :ヽ代ソ マヽ‐ソ/ |:: :::::::::::::::/:|〉 }:::::::::::::::::/|::::
|: :/ ヽ:::i:::::i , `¨´ i::::::::::::::::/: / /::::::::::::::::/ レ 広く普遍性を持つ文明となった。
|:/ |::|:::从 ヽ |:::::::::::::::::::/イ::::::::::∧/
/ i: | :::∧ |:::::::::::::::::::|::::::::::::/
レヽ::::::ヽ `` /::::::::::::::/::/:::::::::/
ヘ::::::::i\ イ /:::::::://レヽ:::/`ヽ これもまた一つの菩薩行だろう。
ヽ:: | ヽ _ < レ'|::::::/|/ i ∧'/:∧
ヽ| /ヽ |:::/ / /:::::::::∧
_ イ .∧ i/ /::::::::::::::::::::ヽ
,ィ´/ / / .〉 ノ ./:::::::::::::::::::::::::::::::\
.
____ ,,-- 、___
廴 -‐''´ ̄ ̄ ̄```ミく 汲
廴γ´ ヽ. 乃'
・・・で、このお方は「歴史上の人物」に 弋/==ー- -‐==彡, ,x仍
{ //_\レハノ/_Vv、 i´ `>
含んでええのか? Viyイ(ヒ'] ヒ'_〉) } ィ'゙ヽ レイ
「 ! ''' ,__, ''' ГI_,,ノ | |
|{ ヽ_ン′ | | j 亅
l__ト、 ,|__j Ν j
}レjり≧=‐-- --‐''´,}レj;ΝWiノ
. , ==ー- 、
. ,r'三三三=\
. <_=三/´ ̄`ヽ,\ /´ ̄`ヽ
}三{ 1 ̄j }
. 丨三L.__,,,ィェz'二壬三ニッz',,_
. _, -'=ニ'≠≦て乙ん゙ん芯マ2z三ニ≧、 ええ~、被告人・ラーメン大魔王の陳述によれば
∠二三z.ん'~'^,イ ∧ Λ `マ三≡)
`¬≡ん' / /__{/_, } /、_},ハ、 j,)゙彡' 「存在や業績が不確定な歴史上の人物だっているんだからええじゃないか」
. { ゝ'i ( ヒ_] レ' ヒ_〉)У)
|(} ハ''' ,__, '''|メ) 「私はこんな人が実在していたと信じている」
,/ / 丿 丶_ン′ }[I]コ
( ( ゝ、 ,イlN と申しており、この論旨で押し切る予定のようです。
ゝ_jレヘ,ノ)_)リ≧=‐-- --‐''´jリjr'
.
「性癖で選ぶ歴史上の人物、『常不軽菩薩』、法華経・常不軽菩薩品・第20より」
十ヽ -|-、レ |
d⌒) /| ノ ノ
.
__ ,イ_rヘ
ハ. / 0\‐=ミヽv/イ ̄ ̄ニニ=‐-
.| ト、 〈\ ,>-‐ 、 `⌒`ミ=-
ト| ハ_,X V /爪 \ \ \
|.l //// // :| ∧ .}\ヽ\\ハ
V厂 /,イ/:/ ≠ヱ__j/ ,,.V } 、 V __{\\ 尊敬する偉人は、と問われればこんな人は挙げませんでしたが
,イ /' /:/ //'  ̄ }/  ̄ { `ヽ
. 〉 //,イ ‐----‐ ‐---‐', 語り人=サンが「性癖で選べ」と仰せられたので
/ /'{ ̄ !ヾ ', ..昔読んだ法華経の解説本からこの『ひと』を選びました。
 ̄二¨゙丁 |n ',
__ .| ハ,| /
人 `ト、 ,イ ..宗教経典というのは、個性人の大博覧会ですね。
 ̄ ̄ /\ \、 _ , イ 皆さんも、個性的なキャラを作りたくなったら、読んでみましょう。
/| :|\ `ミ=--=≦ /
, イ | :|/'\  ̄_,才丁´ 法華経には、まだまだ個性的な菩薩が他にもいらっしゃいますから。
<{ ̄ ̄¨゙| :| ,>-< ,イ |
.
・・・・・あれ?
なんで私は「ホーム・アローン」を見ながら仏教の話なんて書いてるんだ?
まあいいや、宗教なんて性癖で選ぶもんだしな
投稿乙
乙
イッチ主催 性癖全開にして好きな歴史上の人物を語る企画 願わくば6本目
___
...:.:'".:.:.:.:.:.:.:.:.``:.:..
_-_'" ̄ ̄]ニ=- _:..:.:.:.:.ヽ
/-_-_____-_-_-_\:.:.:. ‘,
/_/ |.:.:.:.:.:.:.‘,:.:.\.-_-_|.:.:.:.:.‘,
{/:.:.:.:.|.:.:.:.:.:.:.:.‘,:.:.:.:.\.-|.:i:.:.:.:.‘, 今度は性癖全開なんですか?
′.:.:.i|.:.:.:.:.:.:.:.:.:}i:.:.:.:.:.:.寸:|.:.:.|.:.‘,
{ .:.:.:,八.:.:.:.:.:.:.:.ア\.:.:.:.:. |.:|.:.:.|.:.:.‘,
‘,.:.:.抖s\.:.:.:.}^抖気.:.:.:.|.:|.:.:.|.:.:.:.‘,
|∧:〈 Vヅ ヽjノ Vヅ〉.:.:|.:|.:.:.|.:.:.:.:.‘,
|.:.:.:.i{ ' .}.:.:|.:}.:.:.|i:.:.:.:.:.:′
|.:.:.:从 /イ.:|ノ.:. 八:.:.:.:. i
|.:.:|.:.:.:.:... ^ . :|.:|.:.|.:/.:.:.:.:.:.:.:.|
|.:.:|.:.:.:.:.:.:〕iト < ||.:.|.:.:.:.: /.:.:.:..:.|
|.:.:{.:.:.:|{.: 〕i| -‐} .|.:|.:.|:.:.:.:/.:.:.:.:.イ;
/ l
r─- 、 _ _,. ィ´ /´ ̄`ヽ _ ノ
\ `Y´  ̄ ̄ /__/ \
\ `ヽ |
/ ・ ・ l l はい。
| /´ ̄`ヽ / /
| ヽ!!ノ / ,.イ/
ヽ / 〃
| \ _/ し'
ヽ__ノ  ̄| /´ ̄
ヽ_ /
.
>┴ 、:::::::::::::::::∨ ____ /::::::::::::::/::/ \
/ 、 、\::: /:::::::::}。s≦::::::::::::::::::::: :≧s{:::::\/:::/ / / }
{ \\ ∨:::::::::::}::::::::::::::::::::::::::::::::ー--{:::::/:::::::/ / / }
Vヽ } .} .}:::::::::::/::::---::::::::::::::--:::::::: ∧:::::::::/./ / / /
∨ .} .} .}:::::/:::::::::::::::::ヽ::::´ ̄::::::::::::::::\_人{ { { {/
\ノ__ノノー--:::/::/::::::::::::::::::::::::::::::::::::ー--:::≧==≦::\
。sf/ /:::::::::::::::::::/:/:::::::::::::::::::::::::::: \:::::::::::::--}::::::::::}\:::::::\
/::/ /::{、::::::::::_/:/::::::::::/::::::::::::::::::::::::::\::::::::::/::/::::::∨ \:::::::\
/::/ /:::::::::::::::::ィf:/::::::::::/:::::::::::::::::::::::::::::::::} 、::::::/:::::::::::∨ \:::::::\
./:::::/∠:⌒:ヽ::::::::::::::::/ |:::::::::::/:::::: |:::::::::::::::::::::::::::',ヽ::::/:::/:::::::∨---:}::::::::::∨
/::::::::::{ ヽ::|:::::::::::::/ /::::: :::/::::::::: |::::::::::|V::::::::::::: | .∨::/::::::::::::V{ ̄ノ:::::::::::::}
{:::::::::::≧s-:´:ノ:|::::::::::::| /:::::::::: |:::::|::::::|::::::::::| |:::::::::::::::|! ∨::::::/:::|:::V\__ ノ
` ー---=≦}: |::::::::::::| |:::::::::::::|::::ハ:::::|::::::::::| |:::::::::::::ハ }:::::/:::: |:::::}!
/:::|::::::::::::| |ハ:ー-ハ--::::::|::::::::::} | ̄ ̄/ |! /::/ヽ: : |::::::}!
}::::|:::::::ハ| |!r-===s、\ :::::::::/ ィf=====ア }] / }:::/|:::::::}!
/::::|:::::::{ ヽヾ{ 乂:::ツ^¨ヽ:::::::/ ´ 乂::ツ }/ }ィf ./::::::|::::::::}∨
/ ::: |:::::人 i!::|. ¨¨ }/ ¨¨ |! 从/ ::::: |::::::::}!:∨
/::::::: |:::::::: ヽ 」::| .| |!/:::::::イ ::: |::::::::}!:::∨
..:::::::::| :|::::::::::::::::::人 .:| |!:::::::}::::}::::: |::::::::}!::: ∨
/:::::::: |::::V:::::::::::::::: |ヘ /:::::::::{::::{:::::::|::::::::}!::::: ∨
..:: :::/::::: |::::::∨:::::::::::: |:::/>。 ` ´ イ⌒Y:::}::::}:::::::|::::::::}!:::::::::∨
/::::/:::::::: |::::::::∨:::::::::: |::{ヘ }≧s。 。sf´-<}ヽ」::/:::/:::::/::::::::/:::::::::: ∨
/: / ::::::::::::∧::::::::∨:::::::: |::::ヽ}/|. ></{_ノ⌒/:::::::/::/:: ::/::::::::/::::::::::::::::∨
.:::::/::::::::::::::::::∧:::::::::∨:::::::|:::::::::⌒Y^ー----------{::::::/::::::::: /:::::: / :::::::::::::::::::∨
/::::/:::::::::::::::::::::::∧:::::::::∨ : |ヽ::::::::::ノ }! }! }! }! /:::::/:::::::::::/:::::::/:::::::::::::::::::::::::::\
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
彼女は多くの人に「この名」で呼ばれる。しかし彼女が何者であるのか、は結論が出ていない。
/::\ /'::ヽ
′:::/ヽ //:i{::/:',
'::::::/::::::∨ /::∥/:::/|
{::\::::::ノ:∨ '::::/::::/:::::|
ァ=.ム:、:::\::::::∨ ..-‐===‐- |::/::>…</
/:i:i/厶:\::::>...``:::::::::::::::::::::::::::::::ヽ|/:/:〃:i:ァ=ミ:ヽ
{:i:/:i:/心:/ :::::::::::/:::::::::::::ヽ:::::::::::::::寸:i:l{:i:i込オ:}i:i}
∨:i/:i:// ::::::::::::::/::::::::::::::::::::',::::::::::::::::やi:ミh、i:彡'ノ
>o。_:/ /::::::::::::: ::::::::::::::::::::: |''<:::_ノ:/弌≧=-彳
/:/ / ::::::::::::::::::| ::::::::l::::::::::}:| マ::/:::::}:::汽::::::::\
/:::::/ '::::::i::-‐|‐::::|:l ::::::|:::-‐-i|ミ ヤ:::::::':::∨ \:::::::\
/ :::_{ |:i|:::|:::::::| :::::|:l ::::::| ::::/ .i| ヤ:::/:::::l:∨ ァーミ :::::\
. /:{::/::::::::ヽ {八:ト、 ::|\:从::::::|:::/ i| .}彡 :::::|:::∨:::__::ヽ::::::::',
{: :\⌒)::::} ,i|,寸犲示 \{/.芹fi|芳ア ア¨ヽ :::|:::::{::〈_ノ_ノ::::::::ノ
\:::::¨゛::ノ ji{ヽ 之タ ヒi|タ ' 〉::)ノ::::'::::::\::::::::::::/
 ̄ /圦_', ' i| /-イ:::::/:::::::}∨ ̄ ̄
/::::i|:::圦 __ i| ,ィ灸iiノ::::/:::::::::|:::∨
/ 7:::::i|::|:::个: . _i|イ-v}ii/:/::::::::::::|:::: ∨
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{ 人::::i|::|:::::|::::l::7 \イ] r「| lリ〈/::/__:::::::::: ノ::::::::: ∨
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彼女が何者であるか?はまさしく歴史の分岐であり、謎を解くカギであるからだ。
‐――_/_j:.:.:.、 _{:.、
――‐/.((◎).:.:.:.:.:.:.:ヽ:.、
‐――/.:フ川:.:ゞ:/.:.:.:.:.:.:ト))
_..../――/:.:イ:ヘ:./_ 〃j:.:.リ:..:.!:.ミ:.、
_.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ノ ‐r、――ム:./:.:.:、j ゙才zゞ:.ノ:.1.ノ:.ヾ:.、
..:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:(‐r/ーニニフ‐、.!.、∧ i! , 弋ノ:!ヾ:.:.:.:シ
:.:.:.:.:.:.:.< ´ .)‐!―‐|‐―}‐リi.:vコー、i! - _,.:.:i !  ̄∩∩
:( _ ノ::.:.ノ .:.:.:.!‐!‐―i ―//チ:.!‐フ‐_!`イ:.:.:!:.:.メ、 _ j ン∪7y
:.:.:.:.:./.:.:.:.:.:.:j‐|―‐|―i(:.○:.ノ==-、/‐Iフ:∨:.:.、 ヾ`j__U_1
:ー´,./.:.:.:.:.:.:ヾー―‐ノ=ニニニニニ‐ノ_|ヽ>、.:.:.:.:、 `}∧//リ
,:.:/フ.:.:/.:.:.:.:.:.:`ヽ∠ニニニニニニニ!‐j‐j‐_>、.:.:.:.、ノ///ム_
./:.:.:.:.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.jニニ、ニニニニニニノZニニz_!_):.(..ムム∨!....ー.―.-.、_
.:.:.:.:.:.:/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:fニニーマニニニ∠ニニニニニリ :.!ー‐\>_......................1
:.:.:.:.:./:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.jニニニニ/ニ∧!λニニニニニン{ :.、―‐〈◇〉ー― z./
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:Jニニニ/ニニ∨/7=フー=ニ=ヌー\'_」_――――フ´
:..:.:.:.:.:.:.:.:.:/ヾY三ニニニjニニ∧/7ニ/:.:.:.:.:.:.~ヽー――j―――‐_ノ
:.:.:.:.:.:.:.:.:.ノー´ヘ/-Y∨ニニ!ニ|=|ニ!:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.丶_―´―――‐/
_-ー ̄―/―――‐レhニYーヾ⌒≠=ュ:.::.:.:.:.:.:.:.:.丶―――_/:.:、
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性癖全開の考察を持って、彼女…「卑弥呼」が何者であるか、歴史を掘ってみよう…。
__ / 〉
\ `Y´  ̄ く_/
〉. . . ヽ 時は西暦238年、燕の公孫氏と朝鮮半島(三韓)について外交していたと思わしい
{ ( l l ) |
ヽ ノ 倭国からの使者(これは任那からか九州からか不明)は驚きの光景を目にし、
/ ヽ
! イ ° ° ト! 驚き戸惑っていた。 …司馬懿による公孫淵フルボッコである。
| ,,,, |
ヽ _ _ /
ヽ┘ ̄└'
_.. -‐―――----.. _
∠ ____ メ、:.:.:\
/ア´ ̄:.:.: /:.:.:.:.:.:..:.ト、 ‘,.:.:.:.:.: \
. /:.:.:.:.:.:.:.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: \ ‘,.i!:.:.:.|:.:.ヽ
. /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.i:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:\:.i!:.:.:|:.:.:.:’
/:.:.:. /:.:.:.:.:.:.:.i:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:: : :. |:.|i!:.:|:.:.:.:.:’
':.:.:.: i: "´``. .|:.:.:.:.:.i|"´``:.:.:.|:.:: |:.|‘,.:!::.:.:.:.:’ そこでとりあえず、公孫淵に送る予定だった貢物を
l:.:.:.:. |:.:.:.:|!:.l:.:.|:.:.:.:.:.}|:.:.:.:.:.:.:.:.|:.:.:.:.:| .i:.:.:.:.:.:.. |
|!:.:. . |:.|!:.ハ:.|!:.ト:.:.:. ハ:.i!:.:.:. . |:.:.:.:.:| !:.:.:.:.: . | 魏への貢物として洛陽に向かったんですよね。
i|!:.|:.:.|:.ィf芋ミ:! \| ィf芋ミ、|:.:.:.:.:ト、l:.:.:.:.:.:.:.|
V从:ハ 乂rソ 乂rソ、:|:.:.:.:.:| l :.:.:.:.:.:.|
. |:.:ム ,,, ' ,,, j:.:.:.:.:.lノ| :.:.:.:.:::.| ……司馬懿さんの説得があったのでしょうか?
. |:.:|:.:. ,イ:.:.:.:.:./: | :.:.:.:.:::.|
. |:.:i!:.:\ __ / i:.:.:.:./:.:. | :.:.:.:.:::.| 多分ね。>豚
. |:.:i!:.:.:.:.:\ ` イ ,:.:.:.:.i |:.: | :.:.:.:.:::.|
. |:.:i!:.:.:.:.:.:.:.:.:.:-- . ,:.: /./:|:/----.、:.|
. |:.i!|:.:.:., ------| _ ./: /77/ニニニニニ.ム
.
/ l
r─- 、 _ _,. ィ´ /´ ̄`ヽ _ ノ
\ `Y´  ̄ ̄ /__/ \ さて、この時期を日本史で見てみると、
\ `ヽ |
/ ・ ・ l l 第十代崇神天皇か第九代開化天皇の御世となる。
| /´ ̄`ヽ / /
| ヽ!!ノ / ,.イ/ そして崇神天皇の御世にこんな記述がある。
ヽ / 〃
| \ _/ し'
ヽ__ノ  ̄| /´ ̄
ヽ_ /
.
_, _, ___ _
,. ,;ッ'´彡':;' ,ィソノ;ハヾ、ヾ`ヽ、
,. ;'´彡'ツ ;//ノ;/ツノ乂ト、ヾ、;、 \
/,〃´シ 彡'/ッ'ジ_彡'_父_;_ ';ヾ、 ヾ \
/ノ〃彡'ジ; /;ソj 厂 `iぃヾヽ、 \
/;彡'ソ; 彡,ノ ;'/ノl iナ ― 、 , -‐弋ji l ! i `ヾヽ、
/彳ノ;彡 ; ';,'ノ /'ノj!ソ-‐ェテュ ,ィェt‐-!i |i!|j !l ヾ ヽ、
イシ彡'〃'; 彡'彳/ il/ i { |i!川 l|k i! j い、
/ノ/彡'ジ´/'/;ノ / i! i: ソ,_ _,) !j i! il | i ∥?l !
j彡メ〃;'彡ジノ /j ' | |::. rュェェェォ ,イツ',ノ ノ川 i!|!iト、
イ彡'ヅ〃;'/;ノ川 i l !ト、::::...  ̄ ̄ /ノ' ' i' i! 川 !lト、ヽ!、 !
川j'///';ノハノ l !| i ! ト、ヽ、:..____/ /イ !i | | 川ヾ i;リ、ヾj
リ /川从ハ!|i |i! l |ー`ー - --;´人|i! |从i!ヾ i |ハ' !'
!イ川 ;'|;i!乂ノi lリ川 jiト、_ , ...ィ'´//ハヾl l !|! ト 、ツ j!'
_'/ ̄`´ ̄`メ、'いji!|\ヽ、_,ノ // 、 j i!|リ 、 \
/´ `ヽ ,'リi!| !';ハ \` y',/,.、 ヽ !i l'| i \
/ _ _ 乂 ji |;i j仁  ̄;>;'゛/ \ | i! |l | \
r' ´  ̄ メ、j ! |ト、`´ / / ,.ク ,、メji !ハ! l ,.\
{ i _ キ川ヽ ヽ/ 〈_ // // 'i |!;'ソ | / ヽ
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疫病が流行って大勢死んだので(中略)三輪山に大神神社を立てて祀ったところ、疫病は収まった。
_ =‐…‥ ‐= _
∠  ̄ ̄ ̄ \:.:.:.: \
/ ___. ゚,:.:.:.:.:.: \
/ ≧:..:.:.::.:.:.:.:.:.: \i:.:i、:.’.,:.:.:..
| /|:.:.:.:.:.:.:. |:.:.:.:.:.:.:.: ゚,:.iト、:.:.’,:.:.:. 所謂魏志倭人伝には「倭国大乱し、
|:.:.:.:.:|:.:.:.:.:.:.:: |!.|!ト、:.:.:.:.:゚, l⌒l:.:.’,:.:.:.
|:.:.:.:.:|:.:.:.:.:.:.:. |!.ィ泛ミ、:.:.゚,|9 |:.:.:.:’,:.:.. 話し合って女王を立てたところ安定した」とありますね…?
|:.:.:.:.:,ィ泛ミ、: |!. 辷リ.|:.:.: i|_. ノ:.:.:.:. ’,:..
|ト、:.:.:.i.辷リ .}ノ. |イ:.:.ハ:.:.|:.:.:.:.:.: i:.:.i
i| l:.:.ム ' ./ i:.:,゚ i : |:.:.:.:.:.:.:|!:.|
!:.:.∧ _ , .|:,゚ l:. |:.:.:.:.:.:.:ハ !
|:.:.:.:.:.: 、 イ..|' .iハ|:.:.:.:.:. 7、i|
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その時立てられたのが、豊鍬入姫命(とよすきいりひめのみこと)
市磯長尾市(いちしのながおち)、大田田根子(おおたたねこ)、の3人。
豊鍬入姫命は天照大神、市磯長尾市は倭大国魂神、大田田根子は大物主神を祀ることになりました。
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このうち女性は豊鍬入姫命(とよすきいりひめのみこと)だけであり、
多くの研究を経て卑弥呼の跡を継いだ台与ではないかとされている人物です。
l:ハ::、:::/::::,/':::/:::::::!::、::::::ヽ:::::::::::::::
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.:ノ:::! ,::!:::::!:::::,'::::l:::::|:::::::::::::::i !: |'  ̄| 「
.:ヽ:::ノ ,.:,:!:::::!::::,::::::|::::::::::::::::::!::! ||_ | | マ
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:::::::ノ ,::! ゞ!::メ:!:::|:l:::!::,'::メー::ト
:::::::' ,::i ̄ヽ ヽ:::il::::!j::,'::/ レ ,::ノ . | ) rー、
>、トz::zニニニzミヾ、リ:/ ーテニニz |'  ̄'´
l ヒi、l:ト、F三ヲ` ヤ' 孑三ヲ| ||_ ジ
i 、i! !:!  ̄ ̄  ̄ ̄ (_/ ヽニ⊃
`i,.j i::! | o
:::. !:! l o
::!:.:!:! 〈 o _
::i::::X、 U ∩ {f⌒)}
.::j::::,〈:!::.、 -=_=‐ :.. ∪ {「
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.::::::::::ー,'::) ヾ_、 / /` ‐ ´ ヽ \,' ヽ:!:::::i:::::!::::::::
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が、人物ではなく時系列でみていくと、どうにもこの女性が卑弥呼である可能性がある。
一方でこの女性ののちに伊勢神宮を建てた倭姫命(やまとひめのみこと)が卑弥呼であるとする説の方がメジャーである。
では何故倭姫命ではなく豊鍬入姫命が卑弥呼であると考えるのか?
上記の通り時系列によるものである。
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ヽ:.:.:.:.:.:.∨''´:.:.:.:.:.:.:`''V.:.ァヘ
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. 八 7.ハ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: ∨、
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時系列とは何か?「卑弥呼の死後男王が立ったがまとまらず再び国が乱れた」の一文である。
倭姫命が卑弥呼だと仮定した場合、死後に男王が立つことも国が乱れることもないのだ。
倭建命のエピソードにも登場するので、(死後に)国が乱れるというレベルのことは起こっていない。
ところが豊鍬入姫命がいつ死んだかは不明だが、垂仁天皇5年に狭穂彦王(さほひこのみこ)が反乱を起こしている。
天皇と、天皇の妻の兄にして従兄弟という内乱である。
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その乱から20年後、倭姫命が彼女の業績を継いで天照大神を祀り、伊勢神宮を建てることとなる。
以上、性癖全開で人物を紹介してみました。
好きな歴史上の人物について―吉田茂編―
吉田茂―――その名は日本近現代史において太平洋戦争後の混乱の時期に
長期政権を築き復興の足掛かりを作った総理大臣として記憶する人間も多いだろう。
, -
,ィ≦zzzzzzz- 、
,-=テミ州川州仭lliマムliマム、
,イ//州州l.|liハ州l州マlリi.li liム、
,州リ州|l|iハマリ ̄州州l,マ州l.ll.liマニ=‐
l州リ州.|州' __ 、 マリ li|lハ|il||li,マム、
l州州州l|li|!〃'ハミトl. ` _, 州|liliハ
,!州イ州|l|i|i!' ミ!. Vリ .イミ、州li|トト! 総理大臣在任記録は安倍晋三君と佐藤栄作君に続く戦後3位を記録してるよ♪
イイ!イ>|リ.マl|! } リリ州|l|
' .ト、ヽ-、 ヾ ,_ / イlil リ|! ちなみに一度辞めて再び総理の座に就いたのは戦後では僕と安倍君の2人だけさ。
州ll¬ 、 |::::::`! ./lヾ リ
' '.リ .ヽ.、 ヾ- ' /
r―┴―‐- 、≧ 、__,イ
,ノ7777777=zz,、_``ヽ_
,.イ'//////////////] l ,、,!
,イ/////////////////,| !.ハ|
/////////////////////(⌒)ミミ,、_
//////,ハマ//////////////77////,≧z、_
////////,ハマ////////////////////////,≧z、
//////////ハマ///////////////,r‐、///////イハ
.
彼は外交官経験で培ったイギリス仕込みのユーモアあふれた
ジョークを放つ茶目っ気のある性格がある一方で―――
`ヽ、
_,_,_,_zzzzzzzzzx, アユ、
_,ィ≦洲州州州州洲州州≧x洲i!
,__ _,,,,ィ≦´州i!洲i!洲i!洲ii!iヘヾii!`i マ洲ii!州州州≧、
`ヽ≦洲iマi!i州州/州i!ii!州州i! |i!ヾ i|i!| ヽ|i!`|i!州ム`i!ヘ,``ヽ、
,xィi7州i!洲i!洲i!州i!ii i!ii i!iii!i{ }州i州i!iii!Ⅶi!;hi``hi!`州、
,/´ /洲リ洲iマi!i州州州ト洲 州iマi!i州州州ト洲i! i! 洲iマi!iヘ
,ムレ洲洲洲ii!i州ⅤⅦ州ト洲iマヽi!i州州州ト洲i! i! 洲iマi!i!ハ}
ム/卅/i!ハi!州州i!ii キi!州∨从!. マ州i!マキ州州リリi!i|i!i|i{i|il!i|i}
〃/リi!/リl洲i!洲洲〉|_Ⅶ.マリ从`f´^Xマ i!州/}/|州州i!lil州i|i 「どうしましたかマッカーサー元帥?餓死者ゼロだなんて統計が明らかにおかしいと?」
〃.i洲洲i!州州i!洲i!キ ヾ`从li! ` ./ ,xヽ i!レ ´ 州州州!!州i{
./ |洲州i!州州i!キキi! ` ー-∨`\ ´___ ==.州州州ハ州i{ 「やだなあ元帥、統計がちゃんと取れるような国なら日本は
|!州洲州i!州从_xィ彡圭ミ> ´ ̄ ̄ ̄´ 从州州トく从ム
i洲州i!州州i!从《´`込シ | .从从V`ヽ )从`ヽ わざわざアメリカと無謀な戦争はしてないですよww」
}i洲州i!从从从ム` ´¨` {! /从/ 〉| jノ/ヽ
Vi!j Ⅶi| キ从从ヽ `ヽ //イ-イチ
Ⅶ Ⅶ! /´Vリ`ヽヽ __ィ──→-´ /チ洲i!マi
Ⅶ マ j ´ `ヽ  ̄ ̄´ //洲!ム
Ⅶ .マ jヽ、 ./ / iハヘ|`r
Ⅴ V>x ____∠===|=__
/ ̄ ̄ ̄ ̄\/ `> 、
/ | _____ \
同時にかなり傲岸不遜めいたエピソードも数ある性格の持ち主でもあったのだが―――
_
イ
ー = ミ、// - ─
, i:i:i´i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i> .
/i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i> .
i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:iニ=‐'
/i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:.<i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i、i:i:i∧
'i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:iー=≦ ー ,:li:i:i:i:i:i:i:i:i:i,i:i:i゚:i:i:i:i:i:
li:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i://i:i:、//i:i,i:i:i:i:i:i:/:i:i:i:li:i:i:i:i∧
| ′i:i:〈i:i:i:i:i:i:/ /i:i/ \ ;/i:i:i:i/'i:i:i:i:/i:i:i:i:i:i:i:i:
/ l_> ´∨i:i:i '.≠≧x.、/´ /i:i:i ' / :l__:/i:i:i:i:i:i:i:i:i:i゚.
八i:i{ ∨i |. ` 乂ソヽ /i:i:/ ./´//i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:il 適任が見当たらないから総理大臣を引き受けてくれって?
jハi:iヽ ∨| /i:! ' ,x≠.、'i:i:i:i:i:i:,li:i:i:il、 :|
jハi:i:il.ー `\ /´ .i .!ソ〃i:i:i:i:i:/.|i:i:i ' ゚. | やらせてもらうからには自分の好きなように
jハi:i| j /´i:i:/ li:i:' ゚|
jハ | ゚. ´/i:i:i:i:i.' ' / 条件沢山付けるけどそれでもいいかな?
┌──‐ . ゚ = ァ 'ノル'州 //
|__ >. \ / /´
|/////>. >. 、 . ´ はあ・・・政治家になって選挙で国民に頭下げるなんて気が進まないんだけどなー・・・
r' - 、/////>. ><- 、
.<//////> .////:>. ヽ >、
///////////////ヽ//////i |/´__/
////////////////::\////l .| l///
///////////////////\/::| .| |/〈
/////////////////////\ | |//>.
///////////////////////゚。 | |/////:>.
.
そんな吉田茂という人物だがここで投稿者個人が気に入っている
彼の気前の良さを示すエピソードをここで紹介していきたい
ー 、、
ヽヽ、
`ヽ、_ _x=====x__寸ヽ
\洲洲洲洲洲洲洲洲洲洲洲洲レ三=-
ィ彡洲リ洲iマi!i州州州ト洲 州iマi!i州州州トく、
イ洲リ洲iマi!i州州州ト洲 州iマi!i州州州ト洲i! i!笊ヽ
イ洲リ洲iマi!i州州州ト洲 州iマi!i州州州ト洲i!洲リ洲iマi!
イ洲リ洲iマi!i州州州トマ !i州州州ト洲i!洲リ洲iマi!i州州州ム!
イ洲リ洲iマi!i州州州ト洲 iマi!i州州州 洲i!洲リ洲iマi!i州州州
仏从 洲リ洲リ洲iマi!i州厂 マ マ洲リ氏 マ 〉洲リ洲iマi!i州州イ いやー、戦時中にさー。家で男手が足りないもんだから
从// /洲リ洲iマi!i州州 マ マ洲 !i! ∧/ /洲リ洲iマi!V
Ⅵ イ洲リ洲iマi!i州ヽゝィ=-マ 乂! ` 彡=ァx/洲リ洲iマi!リ 書生の男が欲しいという事で女中の従兄を名乗る人間が来て
Ⅵ |´洲リ洲iマ!洲 /7γ⌒r ` ´γ⌒ヽヾイ洲リ洲iマ
.V i! 洲 洲リ洲iゝN レう::::| レう::::::| レ洲リ洲i! 忠実によく働く男なもんだから家人も重宝してたんだけどさ。
.| | 洲 从洲八ゞ ゞ::シ , .乂:::シ 彡洲リ|V州
| | 笊 从从| ヘヘ` | /州 ハ|`
.| 笊 //\ミ, \ ! //彡ノヘ 僕が憲兵隊に拘束される寸前にその手引きしてくれた
ヽ、 >、 r―――, イ彡イ
(⌒ヽ、. V::::::::::::ノ イ州| ゝ 女中と共にぱったり姿を消したんだよねー。
`ヽ ヽ、 〉―-く_ / ∧ゝ
r< | ィ-< ヽ_) |:;:;>》i
| イ V ̄ ̄ /
ヽ~イ イ __=へ、
......イ∧i! | .|三三三リ三ゝ_
_=三三三三三|三リ .! }三三/三三三三=――_
|三\三三三三三|三|ヘ、 _ ノ |三/三三三三三三三三三||
|三三\三三三三|三\ >-く八-<ソレ´三三三三三三三三三三|
.
「後になって調べるとこれが憲兵隊のスパイだったらしくてさ、
僕の行動を逐一調べて報告を上げていたみたいなんだ。
しかも女中がこれと通牒して手引きして家に入って来たんだよ。」
_________
, '::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`ヽ
/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\
/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\
./::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::',
/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::',
./:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::',
/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i
i::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::,'
|::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::__::/
{::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ ハ,'iヽ
`ヽ ゝ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ y::,'::/
::::::/:ヽ::::::::::::::::::::::::::; _______::::::::::::::::ヽ___/:::レ′
:::::',:::::::\:::::::::::::::< __ _>‐´::::::::::::::、::::::::::/
:::::::i::::::::::{:::::::::::::::::::::::` ̄´::::::::::::::::::::::::::::\:::::,'
:::::::::`ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::>∧
::::::::::::::::\__:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/:::::\
::::::::::::::::::::::::::\:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/::::::::::::::\
::::::::::::::::::::::::::::::::\::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/:::::::::::::::::::::::\__
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:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::>::::::::::::::::::::::/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::` ̄ ̄ ̄´::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i
「このスパイは実に大変な男で僕ん所の任務を終えると小田原にある
近衛公の別邸で縁の下に潜り込んで、マイクロフォンを仕込んで
座敷の会話を録音したり大働きをやってのけてたのさ」
「余談なんだけど、終戦後にこの男がひょっこり僕を訪ねて謝罪に来て―――」
/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\
/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
':::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i
!:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::!
{::::::::::::::::::::::::::::::::::::;:::: -‐ 、:::::::::::::::::::::::::; -- 、:::::::::/ 戦争中は誠に申し訳ない事をした。
∨::::::::::::::::::::::::/ O >:::::::::::::::、:く O 〉:::::′
.-ヽ:::::::::::::::::::`ー-.....-‐::´::::::::::::::::::::ヽ:::`:::ー:::´:::::〈 不本意ではあったが、上官の命令でやむなく
/::::ヘヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ:::::::::::::::::::::::}
{:::::{:::::::::::::::::::::::i::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ:::::::::::::::::′ スパイをするような事になって迷惑をかけた。
ヽ::ヽ::::::}:::::::::::'J::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`:::ー::´::::::::::::::::/
`丶ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::__:::、::::::::::::::/
`ヽ、_:::::::::::::::::::::::::::::::::::∠ニニニィ::::::::::::::
iヽ、::::::::::::::::::::::::::::::::::ー-‐:::::::::::::::/
i::::::`丶:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/
i::::::';::::::`:ヽ:、::::::::::::::::::::::::::::::::::/
}::::::::';::::::::::::::`:ー--:::::__:::ィ
,.イ:::::::::::';:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ、
/:::::::::\::::::';:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\
_,ィ=‐
,イ"_____
_,イ州'.,イリ',イリl!〃〃圭ミト,、
zチ///,リ'州ノ/リ'.il|.il!〃州',イ州圭ト、
|州リ〃i ,州li州i!.il|.il 州!,リ,リ!.i!i!.lil!i |トミi、_
|州!.l!,リノ州li州! il|.li|州.州リ|.i!.|!.lil!.l.li 圭=-、
|州.リ,リ州州州!州.l州li州l! |li!.|! lili.l.ll i.ミニ=、
|州州州州州l 州 l州l.i!il! lハil|il'lil |lil li li
|州州州州リイリハ|i.l州! l! ̄l.Ⅶ_l!l.州l lliム
|州州州州'イハ!.lハli|.l| `リ.`l州州トトミl 君は与えられた仕事を忠実に遂行しただけなんだろ?
|州州州州li〈 ( l Ⅶ.l!. .、 , .州ハトli| ` ヽ
|州州州州iヘ`'´ l! ヽミ{. l i! ヽ.i! だったら謝る必要なんてどこにもないさ。
|州州ilイlilハ! `i! `. V
|ハiリlハ!.' i! l.|! 、 ,:′ ,ィニ  ̄ ̄ ニli
|__l!__ l.lハ ヽ> ,ノ }三 =ニ{
|__ `>、.l:| ヽ、 ,.:′ }三ニ= 三{
|三三三>、 >、./`ヽ、_,:′ ノヽニ 三i{
l三三三三三>x、>x / /ニ=____ニ{
三三三三≧=-ミ'//,!./ / ィ‐'´ ̄ `ー-、
'/////,イ三三三三二ミ、 / ー――/ー′
///,イ//////三三三三二ミ、 ', -‐イ
'i〃//////イ///////////| i /
,{l//////〃//////////,li| 」__ ,/
,'l∧V//,.i!///////////,lii|、 r==!=ミ、`ヽr′
/{!∧V//ミミニ=ミ二ミトニ//li|l! l///////>/
///∧Vムトミミ、≧x、二ニ=イl|ム ル'/////////>,、_
////∧Vハl///>ミト、二=チハハ ,'//////////O'///
/////∧∨!l/////>x>=l//ハ、 ,'//////////O'/〃
//////∧Ⅵ!////////>x//∧,V//////////////
.
_
,.ィ<´__
,ィ≦爪マムマムミム、__
,ril州lム.Ⅶli、マムⅥli圭圭≧=‐'
ィil州州Ⅶl|!ト州州Ⅶ州州圭'′
i!ソリl州}.Ⅵliムヾ;rt‐Ⅶ州州ミヾ、 ―――と、激励を返したわけなんだけど
リjネィf'li ̄ヾⅦ、,`リ '.}州州lム、
イ州州iz‐zミ イl云lil州州` ヽ この後に男が就職の斡旋を依頼してきたもんだから
,ル州=li fサ ゞ-''洲ハヾl、
.lr.、マ、 .} i|ハ! 「勤務ぶり誠に良好なり」と太鼓判を押してある職場に紹介してあげたよ。
.!}ヽ_ム、 ., ァ ./′
l从}.ヽ.、` _, イ_ きっと今でもしかるべく大いに活躍している事だろうね。
|l二ニ===┬┴≧ __
.,ィ≦三三三}.| l三Zト、_ / / ,___
. ,.ィ//////////ミリ///////7777z、 / ` ̄`ヽ、二ニ≧
,ィ/ハ'//////////,o'///////////,'ハ、 .| , -―‐―─‐}
〃///ム'////////f´_ ̄-=}'//////,i//i、 ,ィ77Z} ./ , '´ ̄ ̄´
,イ'/////,ム'///////,{;; ‐=}'/////,i///≧、 ////l,.ヽ__z,/
f三ニ=///ム'//////l=--、=}'/////l//ニ三ハ、 //////>zzハ、
ル'/////////Z7=/'´ ー―‐`/////,{三三三'ム、_ _////////////>
}三二彡'///,.イ/}l{ `二二/////,{///////////////////////
ル//ィzzzrz'///|..| ,.ィ///////,トミ//////////{:|l///////,'´
.,'/,イ/////o'///l、`Z7///,o'//////ハ ヾ////lリ'//!:!;'//////
.///////////////>zイ////////////i `ヾ////ム'/////
このように決して不遜な態度のみならず度量の大きさもあるがゆえに
吉田茂は戦後初期の復興に貢献する大宰相に
成れたのではないかと投稿者としては考える次第である。
以上です、これお題が簡単なようで紹介とかでの要約の仕方で
コンパクトにまとめるのが意外に難しい気もしますね・・・<歴史上の人物の話
乙ー
ある職場ってどこだろ・・・?
>>2637
実際に吉田茂が書いた「回想十年」にあるエピソードなのですが
職場名をかいたら迷惑が掛かるので普通に暈かしたのかと思われます
投稿乙
ありがとうございます。
いや、ある職場(意味深)に見えたので・・・
好きな歴史上の人物について―岸信介編―
岸信介―――その名は日米安保改定を成し遂げたと同時に大規模デモにより
やむを得ず退陣した総理大臣であるとともに2020年9月まで憲政史上最長を誇った
安倍元総理の祖父に当たる人物と記憶してる人間も多いだろうーーー
> ´  ̄` : : .
. / ヽ
/ / ヽ '
. /. ./ニ二二ニ=ミ.∧ ハ ハ
/. , /二二二二二ニ.∧. i :. :
. / / /三三三三三二ニハ l ! .
/ / // ̄ ̄ ̄ ̄` <ハ i :| :.
'. ./ / -==ミイ ___ ヾ } :! ,___
. // / /イ /__/ } ,千 ̄ミメ ハ ′ / 八 V=ヽ 弟の栄作が長くやらなかったら
// / /. /⌒圷弍メ--ヘ/≧=≠彡7 / // :}}ニ.ハ
. //. ' , ′ i: ∧弋う ≠弋以ア7 ./ // /ニニ:} 総理に復帰して憲法改正までやりたかったかもねえ・・・?
..//. // ′/ |: ∧ i: ′ ,ハ ./ニニ_〈
.′ .′ ′ .イ ! :! ハ ゙____, /.' ./ } くニニニ_∧
/ { { i:!:!:./: | {从乂 \  ̄ イ/ ' / :{: \ニニ_∧
. ∧ :!|:i/. 乂乂. / ≫-r< /.′/./ ∨ ∧. \ニ∧
∧ |. ′ / .′ /.:ハ/./イ イ ∨ ∧. ヽ
. ′'. { rif r{ ′ }:.:,/ /イ ヽ. ∧ ハ
{//,i从{八{:j i ! :}/ >ァイ. ∨ ∧ ∧
∨/,/ >':| ! .l }/ > ´//アィ ∨ ∧__ ∧
ゞ. / ∧ >-≪イ / ゙ /// ∨/ `ヽ
____ 彡' { ハ<ミxミ、 / > _./ >ァ '.
 ̄`ー- -=ミ:!r=ュ: } }} }} }}i / i j / fififi八' ゞ< ,
> ´  ̄`八 八^⌒^´< | ゞゞゞ≫ ._彡'
´ / /></ イ/ | i ∨ i i :| !
/ / /./<.:.:/ :i | ∨ ! :! ,
, /./.:.:.:.::イ :!. l ∨! ,
/ /./.:, .</ ゞ=ー:! l .∨, /
/ ././/. ./ ,.ヘ | ! ∨, /
/ /.イ /介.:.:.:.:.:\ |:l ∨. ′
岸信介(1896~1987)
戦前は満州で革新官僚として辣腕を奮い、戦中には大臣を務め戦時経済の運営に携わり
戦後A級戦犯容疑者として巣鴨プリズンに収監され、釈放後政治家として復活し
総理に上り詰めた異色の経歴から俗に「昭和の妖怪」などの異名を頂戴した人物なのだが―――・・・
___
,ィl爪「///////「ミメ、
/////////////////\
//////////」L∟∟L」_'//\
///////////::::::::::::::::::::::::::::'////,
////////// |:_」L∟∟L」_::::::'////,
/|:////// ///!/////.|////!〕iト'////,
.//|//////.|///|/|////|////|///|////,
//////////|//ィf窃㍉x  ̄ ̄,jI斗-,////, やだなあ、人の事をそんな得体のしれない妖怪みたいに言うもんじゃないぜ?
{// |////{//|// |乂i:リ 乂リ ///|//,
{// |////|//|// | { '/|/ |//|
.八//|////|//|// | 、 _, // |/ |/ }}
.\Ⅳ// !//!//.ト.. ィ(// |// .}}
/::::\\ |//|/ 圦 ≧=‐ ≦/////|/::ヽノ
./:::::::::::::::\\/\{\! |///////:::::/':,
/:::::::::::_______,,.、丶´ }≧s。._::::::::::::::::\
⌒゙ー一'゙\:::::::::::::::∧---、_____ ;゙::::::::::::::::::7\___/
/ . \:::::::::: ∧/:::::::::::;'::::::::::::::::::/ ‘,
/ \::::::::∧ ::::::::: ,'::::::::::::::/ ‘,
/ \:::::∧::::::::,':::::::::/ ! ‘,
! } \::∧:::/:::::/ { !
彼自身はそのような評判には若干苦い物があったようである。
実際彼は自身の回顧録や回想におけるその言い回しを見ても
割と好悪感情をはっきり見せる傾向はあり得体のしれない人物というのは
不適切なように投稿者個人としては考える所である。
ここから彼の性格の参考として他の政治家に対する評価・感想を何例か紹介していこう。
・かつて自身が総理の時に外相として起用しながらも
後に袂を分かった藤山愛一郎について―――
/.::::::/´ ___ ヽ:::::::::::::.ヽ
,::::::::::' _,...‐::´::::::::::::::>.i::::::::';:::::::i
,::::::::::l/:::::|l::::::::::::;'_l:::::::l-、'::::::::i::::::',
l::::i|::::::|、::::i‐';:::::::::;! .|:::::::| .|::::::::::l::::::ハ
|::::|:::::::|:::::」 ヽ__! ´二..z}:::::::::|:::,'ハ
,'.::::l::::::;'.ィ=ニ元! '´ヒサ|:::::::::l::;':::::::l 藤山君ねえ、ちょっと僕の期待とは違ったというか
.l|:::::|::::iヘ.ヽ.ゞ‐' i  ̄ !:::::::;' i:::::::::|
.!l:::::|i::::l-ヘ. 丶 ノ::::::;' .l::::::::/ なんと言ったらいいか、適切な言葉じゃないかもしれないけどね。
ヽ:::l:V:l:::::::\. `ー 一' ..イ':::::/.:/_:/._
>ト\_...イ.,> .. イ ,'.:::::/ /.:/ .ハ 物事の考え方が女性的な所があるんだよね。
∧ V:',. 〈:::::/ .,'.::::/ ./.:/ / :
l ',. ∨、_〉:∧__,......... <':::::/ー'.::/ / :l\
/| ', 〉、:::::::∧-―‐-/.::;:':::::::::ノ / ,i l、 \ 彼には非常に世話になったけど期待とは違って残念だったよ。
'―;' :::. i \::::::∧´ ̄//.:::::/ :i .:: ', ー`
,' | ヽ:::∧::/´::> ´ .!;:: ハ
/ヽ、 :l /.ヽY/ ヽ、 .|l:.: _, <:',
.イ、\`..-l \ _ .水ヽ、/ l, <:_>'⌒l
//ト、ヽ、/::人 / .∧.ヽ〈 /.:::::::::ゝ-.イ
/::i::|::::>.._:::::ハ \./ ∨/ .,::::::::;::ィ ´
,.':::::::::l::|::::::::::::| ` :i|.:/ , / \ /.l‐ ´ |
/.::;l::::::::';|::::::::::::| l|:' /::, ′ `′l |、
.i:::::l|:::::::::::l\:::::::! l' .l:/ 、 ハ :! .|:::ヽ.
:|:::::l|:::::ハ:::';V::>:! ./ / ./ \ ';:l ', |:::::::::ヽ./
!::::::!:::::ハ::';:V::::::| ノ <_ _> ハ .|::::::::/
V.:::';::::::ハ∧∨:/ ` ー ___ __,. ハ |___,'_./ ./
.V:ハ::::::∧∧∨>. . ._____  ̄ _. . -l .| X/ィ:
\::::::::::::::::::/:/. : : : `: .、__: : : ̄ ̄_,: : : : ∨! / ,'.::::::::
\::::::::/ '/. :/: : : : : : : : : : : : : /: : : l、: :.∨/ イ::::::::::
\;' :: : : : :/:| : : : : : : : : : : : : : : : : : : |ハ: : .\//:::::::::::
,. ィ': : : : : /.:.:.| : : : : : : : : : : : : : : : : : : |:ハ: : : :`;::::::::::::
//! : : : ::/. : , >――‐‐.v‐―――- 、!:::ハ:::::::::ト、_:::::::
'ー'ー':|.: : : :,':/ ,. .―-. 、 .| _ ―‐ .、ヽ:::∧: : :.', ` <
|: : : 〃 ., ': : : : : : : :\.| /: : : : : : : :ヽ \:i : : :.i ー、、_
l: : /i ./. : : : : : : : : : :.Y: : : : : : : : : : : :.'., V : : |ー'
・時として共闘関係にもなれば対立関係にもなった河野一郎について―――
//|
///{ ,.。-‐─===‐-。、_
、-.,_ ///,/{,.ィ'´ ,., 、 `ヽ
ヽ//>。、 ////,'/| / / =-──‐ヘ 丶
V////ヽ{/////リ / /'´ ':。. 、ヽ
マ///r>////ノ , イ / ,' __......,,__ヘ. ', '.,
/´⌒ヽヽ .l ,' l ,.。- i ̄ i ', . ', ',.',',
/! i ト! l ,゙ !´! _i_.ハ i },。斗'ム ',.',.', 河野君?彼は世間では悪だとよく言われてるけど
,' .| ::i |:! .l .! | i __iV!¨V` ル'l レ二=┤ i i .i
,'/,| ::l l l! | i .仁=-‐ ‐- 乂 ',r=テ`| .l l .l 彼は悪ぶってるだけに過ぎない男で
,'/il| ::l i i _| i |ヤ示¨〒` f:::::ソ, .ム |. ! .!
.,'/ .!:l ::! i .i /rl i l弋__:::ノ  ̄ i::l i ,' l 話せば中々分かる所もあって面白いよ。
// ,' l.:;' l i |.',マl i .! ノ ム::l .l./ ,'
.// .,'.イ:;' l! i | `:.、l .! l _ , ノ:::::l ,'/ ノ
// ,',' l:/ .i .| |`ゝ=k .ム、 ヽソ ,.ィ'二 ̄ ̄`゚ ''< ま、一国一城の主ではあれど総理として
// .i i ./ i l::! l V ', ',`=- .,_ _/「 l/_¨7ユ ./ , ` <
.// ,' {./ /::} .!:,イ .} __V ',、'。 7 |N/.。.,___{ { / , 、 ヽ 国を任せれるような器じゃないけどね。
/ ,' i l! /::,' V l:∧'リ.'"´ 丶 ',`ゝ {ヽ `¨/.//=。_`ー-,--' ー- }
,' i l / ,'::リ ,r''" 〉',` 、 `、 '.,:.、. マ:l イ/ / ヽ、` ー┬ l
..i l ./ ,' / l .l. \ ` .,。、:.、 }::| // \. l .|
..! .! / / .,' ,' ,'. \ \::::У::! | _,rl ヘ __| l
.l. ! .,' / | 、 ,' ,' ヽ、 \::::l .| / l`l ,' ベ~} .! ̄ヽ
..l ',. .,' ,' ./ .| / ,' ヽ. `l |,' | .!1 ,' / ⌒ヽ | ノ {
ム V l i ,r''"¨./ .,、`< ゚。 l ./ヽ l l ト, /i l=''゚ .|
..ム `l .i / ,.' ./ ヽ. `< ゚。 l / ./ l l !/ .i! t= l |
.
・自由民主党結党前は所属政党が違い対立関係にあったはずの吉田茂について―――
> ´  ̄` : : .
. / ヽ
/ / ヽ '
. /. ./ニ二二ニ=ミ.∧ ハ ハ
/. , /二二二二二ニ.∧. i :. :
. / / /三三三三三二ニハ l ! .
/ / // ̄ ̄ ̄ ̄` <ハ i :| :.
'. ./ / -==ミイ ___ ヾ } :! ,___
. // / /イ /__/ } ,千 ̄ミメ ハ ′ / 八 V=ヽ 吉田さんかあ、自分は日本民主党で親分だった鳩山(一郎)さんも
// / /. /⌒圷弍メ--ヘ/≧=≠彡7 / // :}}ニ.ハ
. //. ' , ′ i: ∧弋う ≠弋以ア7 ./ // /ニニ:} そこまで嫌いじゃないけど人間的なウマが合うのは
..//. // ′/ |: ∧ i: ′ ,ハ ./ニニ_〈
.′ .′ ′ .イ ! :! ハ ゙____, /.' ./ } くニニニ_∧ 対立してたはずの吉田さんの方なんだよねえ。
/ { { i:!:!:./: | {从乂 \  ̄ イ/ ' / :{: \ニニ_∧
. ∧ :!|:i/. 乂乂. / ≫-r< /.′/./ ∨ ∧. \ニ∧
∧ |. ′ / .′ /.:ハ/./イ イ ∨ ∧. ヽ
. ′'. { rif r{ ′ }:.:,/ /イ ヽ. ∧ ハ
{//,i从{八{:j i ! :}/ >ァイ. ∨ ∧ ∧
∨/,/ >':| ! .l }/ > ´//アィ ∨ ∧__ ∧
ゞ. / ∧ >-≪イ / ゙ /// ∨/ `ヽ
____ 彡' { ハ<ミxミ、 / > _./ >ァ '.
 ̄`ー- -=ミ:!r=ュ: } }} }} }}i / i j / fififi八' ゞ< ,
> ´  ̄`八 八^⌒^´< | ゞゞゞ≫ ._彡'
´ / /></ イ/ | i ∨ i i :| !
/ / /./<.:.:/ :i | ∨ ! :! ,
, /./.:.:.:.::イ :!. l ∨! ,
/ /./.:, .</ ゞ=ー:! l .∨, /
/ ././/. ./ ,.ヘ | ! ∨, /
/ /.イ /介.:.:.:.:.:\ |:l ∨. ′
・共に自民党創成期の重鎮ながらそりの合わなかった三木武夫について―――
/:/.____i!
/::::/´::::::::::::::::::i!.
/::::/ //,,ィ─:::i!.
./ ::/:::::://:::::/ノ/:::i!.
/ ::/::::::/:/ィ´: :イ--i! 三木君ね・・・彼は実に陰険で、僕が世の中でで一番嫌いな人間だよ。
//:///: : : ∠,,_ィ: : i!
. //:::::::::/:,,ィ'"リ/: : :..:.i! 今でもそう思ってるさ、今会ったって先輩の僕に
//:::::::::/:".//: : : : : : : i!_
.;/:::::::::/: : ": : : : : : ,::i!_. 顔もろくに挨拶もしないもんだから僕も知らん顔をしているよ。
.,':::::::/: : : : : ,':::: ̄
,::/::{ ,::::::::::::::::::::::,:: ̄i!_i! ̄
.,:,'|::::}.... .;:::::::::::::::::::::::,:::/:::|:::::',
,:' |::〈 ___ ,:::::,':::::::::::::::::::/:::::|::::::',
,:' .|::::::)>'´ ;:::::,':::::::::::::::::::,' {:::|ヽ:::',
! |::::::::Y ;://:::::::::::::::::::,' |::!ィヽ::
. . ! |:::::::::} .. . :///::::::::::::::::// /´::ヽヘ: :.\
| |:::::::::l_. . . : : : : : ///::::::::::::::::// /: : : : :\\
! |::::::::::::::: ̄ ̄::::://::::::::::::::::/ /: : : : : /.\
|:::::::::::::::::::::::::::::::::/:::::::::::::::/ .//ミ、,,/
.
・満州にて共に実力者として君臨していた甘粕正彦について―――
___
..:::::::::::::::::::::::::::::....、
/::::::/-――-\:::::::::\
/:::::::::/ ヽ:l:::::::::ヽ
. /:::::::::/ 厶 ―‐=ミ、 |:|:::::::::l:::.
::::|:::::l:|イ::|:l|:::::::::|ハ:::::::ト.|:::::::::|::l:l
|::::|:::::|:|:|::::|:l|:::::::::|_l|::::::||_|:::::::::|::|::l 甘粕君とは満州で随分と懇意になったもんだよ。
|::::|:::イ|:|::::|ハ:::::::| l|:::::儿|:::::::::|::|:::l
:::::|:::::レ厶=ミ、  ̄ ≫テ气|:::::::::|::|:::::.、 大杉事件の犯人という事になってるらしいけど
/:::::|:::::|《ハヒ.〕 ヒ..ン |::::::::l|::|l::::::}
{:::|:::|:::::|ヘ ´ l |::::::::l|::リ:::/ 僕の目からしたらアレはやってないね。
∨:::|:::::|l:::ヽ _ _, , |::: :::リ/::/
ヽ人:::|l_ ノ ト 、 イト|:::::/厶廴_
イ「:|ヽヽ::.::.|/l >< / ノ//::/ /`.
ハ |::| |\:: |、 /// /::/〃 |
l | い.┘::.::.:|ニニニ7::.::└ ::/〃 l |\
/| | \::.::.::.::|-―‐-/::.::.::.::/ l″ l| \
´ ̄ | | / \::.::| ::.::.::./::.::.::/ | / | ̄ ̄`
ノ |∨ ヽl::.::.::厶 イ | / 人
/\|{ /⌒大 ⌒\ j.__//∧
∧\>ヘ \/∧\_/ /:::::::::.く/:::/
/\-'::::::‘, / / | ゝ /::::::::::::::::::/
/::::::::/::>==ミl ⌒V ∨ /} ̄¨丁
.:::::::::::〃::::::::| | / l / |
〃:::/::::::l|:::::::::::| |l // ヘ { |ー 、 _
ll::::.′::::l|:::::::::::| |l/ \ \ l |:::::::::\/ ヽ
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いl:::::::::::ヽ::::.く_  ̄ ー――--― 厶 ヘ | ̄{〉∠=―<  ̄\
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勿論政治家たるものおよそ全ての物事の真実を明かすなどという事は不可能だろうが
このようにはっきりとした他者評価を見るに単なる得体の人物というわけではなく
しっかり研究すれば思考回路は決して難解では無いように投稿者としては考える所である。
・・・もっとも人間観察力の高さゆえに底知れない雰囲気を抱く、という見方はあるのかもしれない―――
以上です、やっぱり好きな歴史上の人物紹介簡単なようでムズイですね(2回目)
人柄も業績も両方紹介となると時間が足りなぁ~~~~い(嘆き)
おt
投稿乙でした
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14歳で従軍するも敵国の捕虜となり、
そのまま、血縁関係だった敵の将軍に説得されて、
敵国の一兵卒として従軍。
徐々に頭角を現すものの30歳にして当時の上層部、
てゆうか、自国の王様にたてついて軍部を離れて農村に隠棲。
めちゃくちゃ後悔して許しを請うもガン無視され、
15年後、王の死を契機にようやく軍に戻ると、
騎兵の運用に才能を見せて50過ぎでついに将軍となるものの、
同時期に歴史に名を遺す英雄が隣国に表れ、
彼の前に10年以上連戦連敗。
けれど、決して心折れることなく20年に及ぶ大戦争を戦い抜き、
英雄を皇帝の座から引きずり下ろすことに成功。
その1年後、再起をかけた皇帝との最後の一戦、
ワーテルローの戦いにおいて宿敵ナポレオンに勝利したのが、
プロシアの名将の中の名将、
ゲプハルト・レベレヒト・フォン・ブリュッヒャー。
ちなみに、粗野で無教養で無鉄砲とWikipediaにすら書かれてる上、
私生活ではギャンブル中毒で借金まみれだった。