タンジェロ・ポッターと炎のゴブレット

第百三十一話　I need more power


　ホグワーツに来てから今までの流れを見て、非常に焦っている人物が一人いた


　　　　　　　　　　　　　 _r七Ｚ..,,_
　　 　 　 　 　 　 ,　　´　　 l　　　　 ｀＞
　　　　　　　　／　 　 　 　 |　　　　 , --- ＼
　　　　　 　 〃　　　　　 　 |　　 　 └' ￣｀ヽ〉
　　　　　 　 i　　　　　　　　|　　 　 くヽ ＿__,､|
　　 　 　 　 |　　　　 　 _　⊥.,_　-―三==≦⊥ ..,,_
　　　　　　_｣ _ ＞:: ::´.:.:／l |:: ￢弌≧ｓ｡.,_　　　 　 ))
　　　　 く:: : : : : : : : : :/| | | :::　{j 　｀ ::/_: ::｀刈x≪´
　　　　 ／:: : : : : : : : :} | | | ::: 　　　 .:::|li:し'lj |: : :く
　　　 /:: : : : : :/ ⌒ﾍ:{｜　 | !Tf￣　u　 ii　￢v:: : :〉　　　　俺、とんでもないところ来てしまった
　 　 〈:: : : : : : {　⌒' 　 u　 |　／l ／　u 　 ／ﾚ}／
　　 　 ≧ｓ｡:: : ＼　　u　　　　　u　　　　　　 u ﾉ
　　　　　　≧: : : ::｀¨:.、 u　　 　 　 　 u 　　 ／
　　　　　　　　￣乙≧个:::...　　 u　　　　. イ
　　 　 　 　 　 　 ,　-‐ヘ、 ::::T冖⇒≦´
　　　　　　　　 〃　　　　 ｀ ￢へ、
　　　　　　　　 |　 　 　 　 　 　 　 ＼


　カステロブルーシューの代表選手であるレッドである

　　　　　　　　　　　　　　　_　⊂二⊃ー-
　 　 　 　 　 　 　 　 ,　 '´ .　'´　　　　　　　　 ｀丶、
　　　　　　　　　　／　 ／　　　　　　　　 ,　-―-　､＼
　　　　　　　　　/　　 /　　　　　　　　／　　＿　　　_>ﾊ
　　　　　　　　　l　　 '　　　　　　　　/　 _〃　　｀Y´　 }｜
　　　　　　　　　|　　|　　　　　　　　レ'´　ゝ--‐' 　 ／　!
　　　　　　　　　|　　|　　　　　 　 　 ＼　　　　_,.　'´　__｣
　　　　　　　　　ｌ　　|　　　　　　　　　　｀¨¨¨´　 ／´　　｀丶
　　　　　 　 　 人　｜　　　　　　　　　　　 _,.　'´　　 　 　 　 〉
　　　　　　 ∠: : : :＞　..,,_　　　　　　-‐　　　　　　　　　　イ
　　　　 　 ／: : : : : : : : : : {≧=ﾆ´　＿＿＿,三二=-‐ 'il:∠
　　　　∠.._: : : : : : : : /＾ヽ!　　　　,ｨ_j}　　　　 ∨ ＼|　|／　　　そもそも、俺本職戦闘じゃないんだよなぁ
　　　　　　　 ｀ヽ: : : : { /＼　　　　_ﾋｿ＿　　　　　〈 /lﾊ
　　　　　　　 ／ : : : 八　 〈　　 /l ／　　　　 　 　 　 / ヽ
　　　　　　　 ｀￣厂/: :.＼＿､　　　　　　　 ,　-―　/ヽ　|
　　　　　　　　／{　 ￣ﾉ'⌒ヽ ＼　　　　　　　　　／　 |　ヽ
　　　　　　　　＼ ､＿＿_　　 ｀ ｰ｀≧ｧｰ----rイ　| 　 |　　|
　　　　　　　　　 /　　　 l ＼　　　　　　 ',', 　 l|/　,　　 !　　'、
　 　 　 　 　 　 /　　　　丶　丶　＿＿＿',', rく{　/　　 ,　　　〉
　　　　　　　　/　　　　　　 ＼_　　　　　　 〈　 ∨　　 /　 ／!
　　　　 　 　 /⌒＼　　　　　　　￣￣￣￣∧　 V　 / ／　 |


　この言葉の通り、この男――本職は研究者である


　カステロブルーシュー、南米の密林に存在するこの魔法学校


　特色として、魔法生物に強いということが挙げられる


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ＿＿　　　　 　 ∠/> 　 　 　 ヽ　＼＿＿ﾉ!
　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ＞　"´ 　 　 　 　 ｀　 </〆　　　　　　　＼＿＿彡'
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　へ＿＿＿,,　　　　　　　　 ヽ ＼　 　 　 　 　 ＼
　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ＞ '＿_　＿＿＿　　　　　　　　 　 ﾞ　 ＼　 　 　 　 　 丶
　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ／｀ヽ　　 　 ／⌒＼　 　 　 　 　 　 　 ﾞ,　　ヽ 　 　 　 　 　 ＼
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ＞ ´,ｨ⌒ヽ、 　 / ´⌒＼ ＼　　　　　　　　　 ,　 　',　　　　　　　＼ 丶
　　　　　 　 　 　 　 　 ＞　´ ＜ 　 l　 xﾐJ 　 　 ,x=、　＼ ｀＜　 　 　 　 　 i　　　,　　 　 　 　 　 ヽ、＼
　　　　　　　　　　　／ ／　　　　　ﾉ /'"´　　　〃　 ﾞ;、 　＼ 　｀　ー―＜　i 　 　 ,　　　　　　　　 | ヽ　{
　　　　　　 　 　 　 |/| {　　　　 γ´,″　　　　ゝ、　　ﾞ　三ﾐ、｀＞ｘ　　<￣｀'　　 　 .　　　　　　　　|　 ヽ{
　　　　　　　　　　 　 | {　　　 　 }, 'ﾞ　　　　 |　　　　　　　　　　　　 ＞､ ヽ ,'　 　 　 |　　　　　 ∧　|
　　　　　　　 　 　 　 ∨　　 ／∧　　　　__,ﾉ＿＿_　 　 　 　 　 　 (: :ヽ､｜　 　 　 ,'　　　　　/　|　|
　　　　　　　　　　　　　 　 // ／ ｀ ｰ '"　　　　　　ヽ{＼　　　　　ノ: :/ ヽ!　　　　/　　　　　/ 　 ヽ|　　　ははは
　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 |/|ｲ´ﾍ´￣｀>、 ﾄ、　　　　　＼　　　(:＞' ／　　　　 '／| 　 　 /
　　　　　　　　　　　　　　　　／ 　 ﾞ,__／　ヽj　＼|ヽﾄ、 ﾄ､ {　　 　 　 ′　　　 ／　｜　　 '
　　　　　　　　　　　 　 　 ∠　　　 　　　　　　　　　　 ヽ| ヽ{　　●　 |　　　 　 　 　 |　　/
　　　　　　　　 ,ｨｱ　　 　 ∠__　 　 ゝ-'　　　 　 　 　 　 |　∧　 　　　ヽ　　　　　　　|　　l　　　　　　　　　カステロブルーシューには、自らが強くなる以外に
　 　 　 　 　 ,ｲi/　 　 　 　 ∠　 /　/ | ヽ＼　　 　 　 　 {/. .| 　 ● 　 　 　 　 　 　 |　　l
　　　　　　 //∧　　　 　 　 /　　　　　　　 　 　 　 　 　 {､..人、　　　 ノ＿_　　　 　 ヽ　i
　　　 　 　 ∨/∧＿＿＿∠_　　　　　　　　 　 　 　 /⌒ヽ: : : : :｀￣´: : : : |　 　 　 　 ヽ!　　　　　　　　　魔法生物に頼るという方法もあるぞ
　　　　　　　∨//////////〈　　 　 　 　 　 　 ノ|／＜: : : : : : : : : : : : : : : |
.　　　　 　 　 ∨//////////〉 　 　 　 ,. ..ｨ|／ｘ＜: : : : : : : : : : : : : : :. :. :.｜
　　 　 　 　 　 `¨^ ''ー=ﾆ三〈＿__ｘ＜: : : /／: : : : : : : : : : :＞　''　´￣￣￣｀　＜　　　　　　　　　　　　　他力本願！


　校長の入学式の時の祝辞からしてこれである

　　　　　　　　　　　　　　　 ／　　　　　　　 　 　 　 ＼＼
　　　　　　　　　 　 　 　 ／　　　　　　　　　　　　　　　ヽ ＼
　　　　　　　　　　　　　 l,ﾆ=-――==ニ二、－ 、　　　　 ｌ　|
　　　　　　　　　　　　／　　　　　　　　 -‐ｧ＼ 　＼　　　｜ |
　　　　　　　 　 　 ／　　　 　　イ::::::::::::::::/／_,＼_　＼　　|　|
　　　　　　　　　 ｛　　　 ,ィ lﾆ=-|/|:::::::／　/ﾊ＼　 l￣｀＼|_ |＿
　　　　　　　　　　 ￣／::::|　/ﾊ ヽ|:／　　　|Jl　 |　|:::; - ､::::::::く´
　 　 　 　 　 　 　 ∠::::::::/ｌ｜|J|　'　　　 　 ﾋﾉ＿　 |/ /⌒!::::::::::＼　　　　うー－－－－－－ん
　　　　　　　　　　 ∠、:::ｌ |　_ﾋﾉ　、　　　　 /l/　　　 〈 　 |:::::::::::／
　　　　　　　　　　　　 ≧N　 /l/ く　　　　　　　　　　ノ　 /:::::／
　　　　　　　　　　　　　　八　　　　r‐_,二三）　　　 ,ｰ-‐':::::::::＼
　　　　　　　　　　　　 r―ｧ≠ ￣｀＼.＿　　　　 ／:::::::::＼￣￣　　　　　　どうするかなぁ
　　　　　　　　　　　／ ／　　　　　　 ヽ |_　　イ＾＼l￣￣
　　　　　　　　　　/ ／　　　　　 ＼　　| |　　 /＼
　　　　　　　　 　 l/　　　　 　 　 　 ＼ | |　 /　//
　　　　　　　　 ／|　　　　　　　　　　　 〉|_ｎ{_,//
　　　　　　　 /.／|　　　　　　　　　 　 ＼「U |/
　　　　　 　 /´　｜　　　　　　　　　　　　＼ |


　そして、カステロブルーシューでレッドはたぐいまれなる才能を発揮した


　普通、カステロブルーシューの生徒は在学中に平均【1D5:4】体の魔法生物を従える


　だが、彼は史上初めて6体を従える技術を開発した

　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,　 -―==―-　 .
　　　　　　　　　　　　　 　 　 ．　　　 　　／´ ￣｀ヽ｀丶.
　　　　　　　　　　　　　　 ／　　　　 　 /　　∠ﾆュ ｣_　 }
　　　　　　　　　　　　　 〃 　 ,　-‐ x ″￣ ,x -―‐-　｀丶､
　　　　　 　 　 　 　 　 / {i ／　 ／　　　 ／/:::::::｀ヽ、　　 ヽ＼
　　　　　　　　　　　　 , ／　 ／ｧー==ﾆ´　/::;:::::::::::/　丶、 　 ))
　　　　　　　　　　　　 |　 ／::::/　――=''´ " ::::::／ ヽ ＿l::::く´
　　　　　　　　　　　 _.｣〃::::::::;　　　　　　 　 {／　　 　 　 !::､:::ゝ　　　その分俺自身がなぁ……
　　　　　-‐　　 ￣　フ::::::::::::::|　　 ｨ -―-｀　　　　- ＿　|::::::＼
　i　　　　‐ ､　　　／:::::::::::::l::::! u　 　,､,　　 　 　､_ ´ 　 `'i::::::く´
　‘.　　 　 　 ＼_,＞　:::::::i从::j　　　　　　　　 　 ::ﾉ　＾' 　 |::／
　　ヽ.　　　　　 ﾍ＼＞:::八 ゝ　　　　 ' ､_ 　　　　　　　　八
　　　 ＼　　　　｜　＼￣/` ￢:、　　　 　 ￣￣ ´ 　 ／
　　　　　ヽ　 　 /　　　 Yﾍ￣}::r t＞　　　 　 　 　 ／
　　　　 　 i::.､ 〃　　　　|　 ＼ }　ヽ　≧::... _　　イ
　 　 　 　 | ／　　　　　｜　|　ヘ、　　 |　 〔´f¨´|
　　　　　　＼　　　　　　　　|　　　＼　 | 　 ヽ|　ﾉ――- 、
　　　 　 　 　 ＼　　　l　　 /　　　　 ｀才::::::::::K　　　　　l ＼


　しかしながら、特化型というか――技術者の宿命というか


　レッド自身は正直、へぼ魔法使いの部類である


　　　 o　　　　　　　　　　　　　　　　　　o
　　　　　　　　　○
　　。　　　　　　　　　　　　　 ,　-――-　、　　　　　　　　○
　　　　　 　 　 　 　 　 ,　-―-　..,,_　　　　 丶
　　, -‐- ､　　　　　　〈　　　　　　　｀丶、　 　 ＼　　　　o
　 /////~lY　　　　　　ヽ　 　 　 　 　 　 ＼　　 l　',
　 V///し'ﾉ　　 ､-―…ナ￢ｧー-　.,_ 　 　 ',　/　 |
　　` t-‐'´}　　　 ＼　 / ー'∠　　／ ｀丶、 |./ 　 '　　　　, -‐- 、
　　　 ヽ-‐ﾍ　　　く　 /　●　 l.／　　＼_　卜 、 /　　　 〃/// ∧
　　　 　 ＼ ＼　　 ｀/　, - ､　　　　 ● 　　|　　＼　　　 {(つ////}　　　確かに、何でもありならいけると思ってたんだけどなぁ
　　　　　　 ＼ ＼　人 ｛　　 ` ｰ--　､　　　k　　 く　　く＾＼///／
　　　　　　　　丶　｀/ ＼ ､　　　　　　}　　　⌒).／　／＾>-' ￣
　　　　　　　　　　 /　　/ﾊ`　ｰ---‐'-‐ｧｰ-イ―‐ '　／
　　　　　　　　　　 ー- |　 l＼l＿＿／/　　　|―― '´
　　　　　　　　　　　　　}＼丶[]__／　人＿__ﾉ
　　　　　　　　　　　　 ﾉ＞ ｀/ ー一'　/
　　　　　　 　 　 　 ／　 　 /　￣[ヽ　!
　　　　　　　　　／＼ ヽ／| ＿＿｀　 |
　　　　 　 　 ／　　　￣　 ヽ ＿＿,／＼


　しかし、彼はゴブレットに選ばれた

　それは、新しい道を切り開いた知性と――総合的な戦闘能力をかわれたと思っていた

　そして、それは事実である

　しかし、ホグワーツはレベルが違った


　　　　　　　　　　　　　　ノ:.乂_　 ／...ｲ
　　　　　　　　 　 　 　 {:::::........::::乂.......( ___
　　　　　　　　　　　　､乂::|'､::::::::::::::::....:´::::彡
　　　　　　　　　__ 　 | {::::::| .',:::::::...........:::::::::::)
　　　　　　　 　 ＼＞'､乂::|　i';:::::...........::::::::::(_彡...:::::v::::::彡
　　　　　　　　　　 ＼. ｀　¨'; ||ヽ::::.....::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::7 ＿,.-..,
　　　　　　　　　　 /　　芝i　　　∨::::::::::::__:::::::::::::::::::::::::::::::｀:::::::彡
　　　　　　 　 , ‐ ´　　　　　　　　∨::::::f｀ 乂:::,'⌒乂::::::::::::::::／
　　　　　　　 .{　/ ＿__　　　　 , 　 ∨::::::::彡　　　　　ヽ｀¨¨´
　　　　　　 　 ｀¨ /.ノ , -‐,―‐′ 　 ∨::::::ﾐ
　　　　　 　 　 　 ｀ｰ ´　　',　　　　　　∨::乂　　　　　　　　　　　　　 _..:彡
　　　　　　　　　　　　　　　i　　 　 　 　 ｀､:::::::彡　　　　　　　､._./⌒......彡ノ
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 |　　　　　　 　 ＼::::し..、　　 　 　 )................::::(::::::) ___
　　　　　　　　　 　 　 　 　 |　　　　　　　　　 ｀ ＜::彡　＿__ (..................::::::::::'ノ::::::'､　,...:::7:-┐
　　　　　　　　　　　　 　 　 |',　　　　　　　 　 　 　 ｀￣　　　　＼.....:::...:::::::::::::::::::::::..`.....:::::::::彡
　　　　　　　　　　　　 　 　 | ',　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ヽ..:::::::::::::::::::::::::::::.........__／
　　　　　　　　　　　 　 　 / | 　 　 　 , -‐　　　　　　　　　　　　 　 乂ノー⌒)::::..:::::::::(
　　　　　 　 　 /⌒~ ¨¨ ´　 ',　 　 ／　　　　　　　　　　　　　　　　　',　　　　 ー v:::ノ
　　　 　 　 　 〈　　 ＿_　　　乂.　,′ 　 　 　 　 　 　 　 ,′　　　　　.i
　　　　　　　　 i　　| ,...::｀:.‐-　_｀/　　 　 　 ／　　　 ＿.i　　　　　 　 |
　 　 　 　 　 　 ',　 .:::::::::::::ヽ...／　 　 　 .／---‐ '' ´　　', 　 　 　 　 i


　伝説のユニコーンに変身するアニメ―ガス


　　　　　　　　　　ﾟ　　○ 。
　　　　　　　　 _,､　,、_　,
　　　　　 ,ｨ ′　　　　 / ＼　 ○
　　　　　/l　　　　　　 l　 　 ',＿
　　　 　 l |　　　　　　 |　　　|.／
　　　　　l l　　r--┐　l　　／:＼
　　　　 _｣｣＿｣二ﾆ{＿レ': : r=､/
　　　　 >: : : : : : : : : : : : : :/ _ﾉ　。
　○　 /: : : : : : : : : : : : : : l ﾉ
　　 　 l／l: : : : : : : : : :ｨ: /７　,
　　　　　 j∠|／＼／　l/_/ィ　｀ヽ ﾟ　. : : : .
　　　　 |' l　　ー―一' ￣ / 　 　 ｌ　.: {⌒} :.
　　○　l　|　　　　　　　　〈　　　　|　 r｣_｣く
　　　　 |　l　　　　　　　　　l　　　 l　 〈　 ｀|
　　　　/　 l　　　　　　　 　 l 　 　 l　/⌒V
　　　 〈　　 l　 　 　 　 　 　 l＿＿｣./⌒V
　　　 /＼__｣　　　　　 　 　 　l 　　＼　/
　 　 /　　 /|　　　　 　 　 　 　＼＿_／
　 　 |　　ｲ　!　　　　　　　　　　　|
　 　 |　　 l　|　　 　 　 　 　 　 　 |


　【1D100:92】　高いほど感動、低いほど羨望

　それは、あまりにも美しすぎる完成品であった


　　　　　　　　,　 -―――-　、
　　　　　　 ／　／__li⌒il__＼　＼
　　　　　 / 　|　　 　｀¨´　　 　| 　',
　　 　 　 | 　 l／二二 二二＼l 　 !
　　 　 　 | ／-―|: : : : : /―- ＼｜
　　　　／: |　/⌒l/| : ／　⌒ヽ　l: :＼
　　 ／: r=1　|　l:j　l/　 　 l:j　|　ﾚ=､: ＼
　 /: : : :| ﾍl　ｌ__U　　　　　U__j　|ｲ |: : : :>
　 ￣｀Ｚ:＼]　Ｚz　　　 ' 　　Ｚz　[／: ＜.
　　　　　｀　＼　　 r ― ｭ　 　／: :＜￣
　　　　　　　 r-＞　二二　＜-┐￣
　　　　 ＿＿l　　 |　 　　 |　　　l＿＿
　　　／　l 　 ＼　l]＿＿_[l　 ／ 　 l　＼
　　/　　 ｌ 　　　ｌ　|ー‐―|　 l　　　 l 　　ヽ
　　|　　 l　 　 　 ＼＼ ／／　 　 　 l　 　 |


　見るだけで、生物としての格が違う


　心打たれてしまった


　　　　　　　　　　　　　 .　 -―…―-　.
　　　　　　　　　　 , . ::; '　 　 ).: : : : : : : : ｀: . ､
　　　　　　 /⌒ >'.: : :: : : : : : : : : : : : : : : : : : : ＼　　　　ピカピ！
　　　　　　 |　o.: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ヽ
　　　　　　ﾉ/: : : : :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: : : : : : : : : ﾟ．
　 　 　 　 {/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:,　-―-､:.:.:.:.:.:.: : : : : : ',.／⌒ヽ
　　　　　　':.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:._/ / , ＝､ ',＿＿＿＿＿j　　　 ﾉ
　　 /⌒` {レ-‐=＝ﾆ二三三_. ｛（（　 )　,=========={　　／
　　 |　　　)-‐　'' ¨´　　　　　 ゝ`　＝' ノ　　　　　　 . .j　 /
　　〈　　　{. .　　　　　　　　　　　　￣　　　　　　　　. . ;　 |
　 　 ＼, -―　、　　　　　　　　　　　　　　　　　. . . . ./_,ノ〉
　　　 /　　　　 }. . 　　　　　　　　　　　　　　　 . . . . /;;;;;;/
　　　 {　 　 　 ﾉ、. . . .　　　　　　　　　　 　 . . . . .／;;;;;;/
　　　　＼　,∠ﾆ=-‐ ､. . . . . .　 　　　 　. . . . . ／;;;;;;;;;/
　　　　　 / 　 　 　 　 )、. . . . . . . . . . . . _,. ..::´ ;;;;;;;;;;;;|＼
　　　　　 ヽ　　＿ _／;;;;｀　ｰ-----‐=≦;;;丶 ;;;;;;;;;;;;;;;;!　 ト､
　 　 　 　 　 ＼ __,ノ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ;;;;;;;;;;/ 　 　 〉
　　　　　　　　　丶 ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;};;;;／　　　　|＼
　　　　　　　　　　　｀　 、;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ﾉイ　　　　　/ 　 ＼
　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ｀　　.._ ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;／　　　 　 　 /　 　 　 ＼
　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ￣丁¨¨´　 　 　 　 　 ／　　　　　 　 ＼


　彼の友人たちも、それを感じ取った





















　勝てない





















　そう、警告された

　さらに、他の代表も大概には頭がおかしかった


　　　　　　　　　　　　　/:i{　　　　　　　 }ﾊ
　　　　　　　　　 　 　 /:i:i{　　　　　　　 ':i:',
　　　　　　　　　　　　':i:i:i:{　　____　　　,:i:i:i:|
　　　　　　　　　　　 ,:{:iア':i:i:i:i:i:i:i:i:ﾞi:'メ、:i:i:!
　　　　　　　　 　 　 ':|:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ヾ:|
　　　　　　　　　 　 ,:i:}:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i}:!
　　　　　　　　　　 ,:i:i:}:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i':|
　　　　　　　　　　 !:i:i:}:i:iv:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:;':i:':i|
　　　　　　　　　　 !:i:i:}:i:i:iV:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i/:i:i{:i|
　　　　　　　　　　 !:i:/:.、:i:ヽ:i:i:|:|ノ:i:ノ:i:i:i{:i:'
　　　　　　　　　　 |:i:i:i:く`__ｙ:i:i｣:L:/＞'_7:}:'
　　　　　　　　　　 i:i:ﾄ、:i:i:i:i:i:i:i:i|:i:i:｀~:i:i:i/'___
　　　　　　　　　　 Viム｀'＜:i:i:i:|:i:i:i＞'7/ニﾆヽ
　　　　　　　　　 ,.ｨﾑ:i:i|　　__｀'ｰ'" _　,:/ニニﾆﾆヽ、
　,ィヽ ＿_ ,.ｨ≦ニﾆ∧:i、 ´ `こフ´　,/{ニニニニニ≧ｘ、　＿,、____
ノニニニ/ニニﾆ／ﾆム:i:、　　　　 ,ｲﾆﾑニニニニニ＞'≦ニニニニY
ニニﾆﾆ≧ｓ。ィニニﾆ{ﾆﾆ≧===≦ニニﾑ、ニ斗ｒ≦ニニニニニニﾆ{＿
ニニニニニﾆィ’ニニﾆ大}´ニﾆﾆ人￣￣ニニニニニニニニニニニニニヽ
'´⌒７::７￣´'＜ニニニY´ニニニニ{￣￣ 竺 ￣三三≧ ￣ ~'＜ニニニニﾊ
: : :〃ｱ,ィ!: : : : : ｀:'＜ﾆ/＞'^"~￣´: ,、: :.（!: :.V三三＞': :、: : : : : ｀＜ニﾆﾆﾆ{
: :〃'ｨﾆﾆ{: : : : : : : : ,ﾍｨ{: : : : : : : : :/ﾆ＼: v:、:}＞'く: : : : : :V: : : : : : : :＼ニﾆﾑ
ア'ｲニﾆﾆ≧====≦ニ≧=---=≦ニニﾆヽ:｀~´: : : :Vｨ七三V: : : : : : : : :＼ニﾑ
' /ニニニニニニニニニニニニニニニﾆﾆﾑ: : :ｨ≦三三三三ｖ: : : : : : : : : :ヽﾆﾊ


　全くしゃべらないが、とりあえず強そうなやつ


　 　 　 　 ／￣＼＼ ⌒Vヽ_＼
　　　　　ﾍ___ ヽ___〉　V⌒}　｢｣ __
　　　　　|∧__　∨_〉　｢⌒}　｢｣ __
　　　　　|/∧__　V_｣　｢⌒}　｢｣ __
　　　　 人/∧　__}__｣斗--‐‐==ｲヽ
　　　 〈.////八__＿＿_____.､斗ｬ//!
.　 　 　V///∧又ツ ﾉ:::)人_ ﾉ }/}ﾉ
　　　 　 V///∧(￣⌒　　_ ﾉイ /
　 　 　 　`∨//｛人-- ´　イ〈//
　　　　　　　∨/}､___---‐く-､〈}
　　　　　　　八_と⌒ヽ>　　 ﾏ(__
　　　　　　〃/⌒｀`ヽ__　　　 ﾏ(__
　　　　 　 {{/　　　　八__　　　 ﾏ(__
　　　　 　 /　　 　 /　人__ 　 　 'マ(r=====ュ
　　　　　 /　　 　/　/　____　　　 ノ￣￣￣⌒ヽ___
　　　　　/　　　 〈　/　　/⌒　V〈__　　　　　　 ,′　〉
　　　　 /　　　 　 V　　　　　　 }} }__　　 　 　 /____/
　　　　/　　　　　　}　　　 　 　 {{_}__＿___,.､イ｢￣￣]
　　 　｛　　　　　　,′　　　　　 乂/⌒＼_) 　 | 　 /
　　　 人　　　　イ乂__　　　__ノ rく　 j.ノ}〉 　 |　〈__／⌒i　____　-‐=＝冖冖＝
　　　　 ｢|￣｢| ｣j{　 (__＿____)　└｢{_(⌒ｿ　　 |　　　　　 |__}__　-‐=＝
　　　 　 }￣￣⌒＼　|　　|　　　　　｀`¨____-----￣￣￣
　　　 　 { 　 　 　.ソ　|　　l 　 　 　 ｢￣
　　　　 人_j_jI斗__}　 |　 ,　　 　 　 |
　　　　　　　　　　　　;　 {　　　　　 |
　　　　　　　　　　　r====ュ　　 　 |
　　　　　　　　　　　 ]　　 /　　　　 |
　　　　　　　　　　　 ] 　 〈　　　　　|
　　　　　　　　　　　 ]　 -- ,　　　　|
　　　　　　　　　 　 八　 　 }　　 　 |


　自分とは対照的な技術を極めたやつ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　＿_,.,.,.,.,_　 ＿
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ､,.;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:ヽ
　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ,.;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;ｰ､
　　　　　　　　　　　　　　　　 ,':;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:ゝ､
　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ,.;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;)
　　　　　　　　　　 　 　 　 {;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;{
　　　　　　　　　　　 　 　 ﾉ;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;)ヽ(;:;:;:;:;:;:r人:;:;:;:;j;:;:;:;:;:;）
　　　　　　　　　　 　 　 　 乂:;:;:;:;:ﾉ´-＿__｀ヽ;:;ノ_,,. -‐´ ｀};:;:{
　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ゝ;:{ 　 ,.-_;┬￣`　´ T-下　.l ﾉ}
　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 Yゞ、 　ﾞ ｰ'　　　:、　｀ ´ 　 '.;./
　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ヽ` ､　　　　 　 」.〉　 　 　 ,. '
　　　　　　　　　　　　　　　　　　｀　.　　 　 　 ｀´　 　 　 ,
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ヽ 　 　 ‐　 一　　 ,.i‐:.､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _. - l＼　　　　　　　ｲ .l;):::::＼
　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ,..::::::::::::f --` 　._ 　 ／　,..:'::::::::::::::〉
　　　　　　　　　　　　　__　 //,ヽ:::::::::',　　　　　 　 ／=ヽ:::::::::::/ヽー- 　＿
　　　　　　　　　 ,.‐ ＿＿`/',ｲ二〉::::::;}　　 _,.　-‐/ニニﾆ＼::/--‐＝‐＿　￣＞ ､_
　　　　　 　 　 /=ニニ二二二／:::::/　￣_ -　／!ニニニニ｀二二二ニニニニニﾆヽ
.　　　　 　 　 ,_/‐-＝＝ﾆﾆ二V:::::::{ヽ　 　 ／　 }ニニﾆ,.-―‐''''""￣￣／ }ニニニﾆ',
　　　　　　　 ｉ/　!　　　　　　　!V:::::l　　ｰ　　　／ﾆﾆ／　　　　　　　　 , 　 /二二ニニ}
　　　　 　 　 l'　 .!　;　 　 　 　 l_V::::!　　　　／ﾆﾆ／　　　　　　　,　　/ 　 ヽ＼＼=＞'.!
　 　 　 　 　 {　　l　.l　　　　 　 ヽV::!　　 ／二／　　　　　　　 ／　, '　　　　＼＼,.＜/
　　　　　　ｒ 'l　　 !　l,.. _　/　　　＼ヽ　./ニ／　　　　　　　　/　 ／　 ,　'　　　 ヾ＞'ﾉ
.　　　　　　〉　 ｒ―‐.ゝ､　ヽ　　　　 ヾ /／　　　　　　　　 ヽ.{　 ;　.／　 　 ,ィ/7,ヽ /
　　 　 　 /　　ﾋ_''' ｰ-､ ｀ヽﾞ､　　　　 l.!l　　　　　　　　　　　 V/／　　 　./,＞''ヽ//
　　　　, '.　 　 　 ｒヽ､　＼ ヽ）　　　 _!l,!　-‐　ヽ-‐ァ- 、 　 ./　_　-　　 {'∧　　,/
　　　　{　 _　-―_＞.､`_ --―　　￣　_　‐　 /　 / 　 　 ＞‐ 　 　 　 　 乂/,￣/
　 　 　 〉　 　 ／　／´　　　　 　 　 　 　 　 {　　{､ 　 ./　_,........　_　　　 　 　 ７
　　 　 i　　　'　　´　　　　　　　　　　　　　　,!　ィ‐'"´＼"｀ヽ　 　 　 　 　 　 /
　　　　',　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,　'"　　 　 　 　 ＼. ヽ、　　　　　 ,


　器用貧乏ならぬ器用万能


　　　　　　　　 　 /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/::::::::::/::::::::::::::::::::::::＼
.　　　　　　　 　 /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾊ::::::::厶ミト::::::::::'. :::::::::::.
　　　　　　　　 /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i::::::/ j:::::::′ 　 ｀ ｰ=ミ'. :::::::::::.
　　　　　　　　::::i:::::::::::::::::::::::::::::::::::jl::|i:::′1::/　　　　　　 　 |i::::::|i::::i
　　　　　　　　ｉ:j{:::::::::::::::::::ji::::::／|八|ｲ| __jﾊ{__　　　　 　 　 |i::::::|i::::|
　　　　　　　　|八:::i|::::i:::i//⌒ヽ..|　 |　　 ___―｀丶.,__,j　 　 }i::::::|i::::′
　 　 　 　 　 　 　 リi::i|::,...{　 ﾊ |/　　　　弋赱 ￢ノ　　入__ji::::/}:/
　　　　　　　　　　　 |:i|/....、 い　　　　　　　　￣ 　 　 {赱ｧ'::://ﾘ
　　　　　　　　　　　 {八.......＼__　　　　　　　　　　　　　:、/ﾊ′
　　　　　　　　　　　　　 }....../　 {　 　 　 　 　 　 　 　 ／ ′
　　　　　　　　　　　　　 }- ′ 　 、　　　　　　　　 　 　 /
　　　　　　　　　　　　__/＿＿___　＼　　　　 　 ´ ￣
　　　　　　　　 r===ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ==--　　__　　　／
　　　　　　　　/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ}　__/
　　　　　　 __/三三二ニ=-　-=ﾆ二三三三二ﾆ=---　､
　　　　/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=-　-=ﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ二＼
　　　　|ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=-　-=ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ二二二＼
　　＿_jニﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=-　-=ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ二∧
　/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=-　-=ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ二∧


　あの一角獣と同じく、そのうちに恐ろしい獣を隠している男

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　蛮族

　いずれも、恐らく自分が思っている以上の切り札を持っている


　　　　　　　　　 　 　 　 , 　-‐=＝＝＝=‐-　、
　　　　　　　　　　　 　 /　　　　　　　　　　 ⊂丶-､
　　　　　　　　 　 　 　 | 　 　 　 　 　 　 　 ⊂.＼＼l
　　　　　　　　　　　　_」　,　 -――――-　､ ヽ_｣⊥〉
　　　　 　 　 　 　 　 l人/　　　 　 ＿　 　 　 ヽ|:::::::::|
　　　　　 ．-―- ､∠::::::ヽ,≦　ﾌ:::::::::::フ ≧ ､/::::::::::|＿_　　　　　　　　　　　　　あー、ほんとどうしよう
　　　　　l　　　　　　￣ヽ | /⌒X l::::／ｲ⌒ヽ ヽ:::::::/　　/￣￣￣￣￣｀丶
　　　　　|　　　 　ヽ　　　!|{!　 ・　ﾚ'　　 ・　 j} l入_ {　　 {　 　 　 　 　 　 　 〉
　　　　　ヽ　 　 　 ∧ニノ}　-―　〈!　　―- ｕ{~ }::::::>-- 'ー-- ､＿　　 　/
　　　　　 ∧　　　/　匕ノ] /l//ニ＝＝ﾆヽ/l/l／／　　　／{ﾌ´　　　　／
　　　　　/ ∧._／　　　＼＼ 〈　 　 　 　 _ﾉ ／:く　 　 _／　 |　　 　 ／
　　　 　 ヽ￣　　 　 　 l　|＼＞￣￣￣　＜＼￣ _／　　　　＼　／
　　　 　 　 ＼　　　　　l　|　[＼ ｀≧≦´　　 ノ￣「　/　　　　　 ヽj
　　　　　　　　＼　　　　/　 | 　＼V /　　／|　　 |　　　　　　　／
　　　　　 　 　 　 ト　　∧　 ＼　　天 ￣ 　/　　/|　　/　　 ／
　 　 　 　 　 　 　 ＼ /　‘， 　 ＼[__]＿／　　 /´!　/　 ／
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　　　　　　 　 　 　 〃　　/厂￣￣][￣￣lヽ　　　ヽ




　　　　　　　　　　　　　_.　-=ﾆ.. T￢‐､
　　　 　 　 　 　 　 ／　　　＿＿＼　　 l
　　　　 ＿,　--､　{　　 ｨ_Ti::::/ｨfj l｀ト-､L._　　　　都合よく力が振ってくるわけではないし
　　 　（. ／￣>､へ`Y::::|ｌ f}}/　　,.,.　ﾚﾍ::::＼
　　 　 /´ゝ'´: : :＼＼::::l ,.,‘　＿　　　}ﾉ::::::::;＞
　 　 /V:´: : : : : : : : : :Vﾍ　´　　 /￣￣｀}≧
　　/{/: : : : : : : : : : : :｜　 ＞--/　　 ／￣｀ヽ　　　とりあえず情報集めよ……
　　V: : : : : : : : : : : : : :l ＼{　 /_|　　/　　　　　ﾄ､
　　 {: : : : : : : : : : : : :./　　 }＜./／/　　 　 　 　 ＼
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　　　　　　｀¨`T"´　 　 　 /　　　　　 　 　 　 　 ＼l}
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To Be Continued→

まぁ、こんなこと言っているがこいつ自身も普通に強いレッドくんの内心でした
ではまた次回