Author:やる夫達のいる日常
ようやく体調マシになってきた……(咳
NEW!新規まとめ作品第1話リンク
1/7
婚約破棄令嬢は告られたい
クランリーダーとして求められる、たった一つの大きな資質
8/16
『ヒーロー』を創りたかった漢達~脚本・監督・主演:僕~ 第一話:僕が来てしまった
8/12
ショーダウン ~ポーカー学園都市の魔物~
8/5
できない子はマスターソードを手にするそうです
8/3
やる夫はかまいたちの夜を過ごすようです
7/9
君ガ知覚ニ
6/6
ヤルオ達はどこに行っても傭兵のようです
色相のメチルカ - 天子とやる夫の冒険譚 -
6/5
ナニモノ
Pick up!
いきものがかりたち
プレ医師ネタ 神奈川県医師会からのお願い
このブログについて詳しくはこちら
About
プライバシーポリシー
現行作品リスト
完結作品リスト
※注意
当ブログからの転載はおやめください。
元スレ及び掲示板の規約に従うようお願いします。
※コメントに関して
一部のスラング的な表現が含まれている場合、内容の如何を問わず承認しない場合があります。ご了承ください。
コメントの文字数に対し上限を設定しています。お手数ですが長くなってしまった場合、2回に分けるなどお願いします。
またコメントの承認は必ずされるものではありません
PASSを設定していないコメントに編集用リンクが表示されないように変更しました。
※したらば掲示板文字化け発生中
元AAがわかる物や文字化けの規則性がわかっている物は、出来る限り修正していく予定です(わからなかったらそのままになるかも…)
※推奨ブラウザ
Google Chrome
edge(Chromium)
Firefox(※AAの表示は大丈夫だと思いますが、あまり確認できていません。)
非推奨
IE(また開発が終了しているブラウザのため対応予定はありません)
その他ブラウザは確認できていません。
Saitamaarフォント様を導入しています。
手持ちのiOS及びAndroid環境で表示確認済みです。
相互リンク、相互RSS募集してます
連絡等は以下のどちらかへ
(Twitterで連絡してくださる方がありがたいです)
@yaruonitijou
メールフォーム
まとめ依頼の受付を一時停止します。
●読書的な小咄294- 『江戸の小判ゲーム』 著者:山室 恭子
>ttps://www.amazon.co.jp/dp/4062881926
1/14
,、-‐==ニニニニ = ;、
,ィ,´,r'´, ー二``,ニ三イヾ、
/ィ彡三 _,,ニニニニ二三ゞ;、ゞ`ヽ 講談社現代新書さんから出ています
k;r'"´ ̄ ゙iミ、 ヾ゙!
jミ,! _ _ lミゞ, ゙! 江戸時代の経済政策を取り上げた珍しい著作です
lミl ´ ̄ _,, -一 |ヾ 、`|
ヾ| '´ `'ー- , ´_,,、z=ニゝ、 i!ミゞ ! 題材は概ね3つ
i| ,イ三ニj i,jrー'゙、_,,,__ ` {ミリ´ヽ
i} ,ィェン ゝー'-' `` iミ/イj j ・寛政元年(1789年)に実施された棄捐令+α
l,j ー'´i ;::. ` ´ /゙イ/,/
ヽ 」 ;::. ,;、 ,' ,レ' ノ ・江戸時代に複数回行われた貨幣改鋳
l ´ゝ-ー'´ ,' 「i´
i , __,,、、-一 ゝ ! ゙i ・幕末の米価暴騰
ヽ ' ´ ー一 ,イ ト、
\ / ,! / lヽ これらについて書かれています
_」 \ _,_ ,,/ // ,! `i'ー-
_,,.、-‐'"/ ゝ、 ヽ ,.'´ / l
,,.、-‐'" / / \ _ , - '´ / |
, / / /´`\ / |
2/14
\\ /f゙ヘt、`-、_
ヽ、;;;、\ \〉 /f~´ i゙;;'、';;t、`'‐ 、
` ー ゝ \(z、 ``ツr;;';;ゞz;;`'‐ 、
__,. ---───‐‐‐┐ `'‐、ゞ、_ '´ `゙゙ ゞネ'゙‐ヾミー 、_
\´、`゙`ゞヾミ''ゞ~^`ji:| `゙'-、ゞ 、 _,ノ;//
`-- ─ー‐‐─‐--=! `゙''-、ゞrt.;.ォ//
_ ゙、/
/{
/ 代 ,
《ミ 、 ハ /|
ヽ:i; } , ‐'゙ /
ソ _,.. ‐´fじ''´
ノ_,. -''´
´
__ ノ′
´ ̄ ̄ ̄
/\
まずは
武士の借金を帳消し、棒引きにする棄捐令
現代人が聞いたら「アカン」としか言いようのない政策
鎌倉/室町時代の徳政令での混乱は教科書でも触れられます
3/14
i! li
|| ||
/! || ||
// ,r-y-‐-、、 ||
// `7: : :./⌒ヽ ||
,.-‐-、 // j.:.:.:.:j ,! || /i
,イ7-┬ { // 〈:::::,イ ^ニゞイ || //
,,ィ'⌒ヽ /,イー-、 Y '゙ ーr' || ,r''''''ヾ // ,/
j;;;j ,>'´;:;:;:;:;:;:;;:ゞ, ,,ィハ、 ,二ソヽ ,r─-、 ||-‐,イ ニゞ=ー-、 // /
!Y '~ ,レ'´ ̄ ̄ ̄`ヾ ,‐<;';ヾ \ `T''ー-<;:j⌒ヾ! 〈 -r-j ,r''"´ ニ''z、ニ>// / /
_,>、´ニ| ,ィ´ ̄`ヾ!/: : :|;';';';'゙、 V: : : : : ,: ヽ~Y"j`ゝ' ,イ l/} /´-r'〈 ,//"´i/ /
i| j、,ィレ'゙ 辷 ,イ{: : : : ヽ;';';';'ヽ /: : : : : ,!: : ト、,ハ __j Y; ,,,、、イ/// /``ヽ/ __,,..
l| ,/ヾ! ,ィ_ ソ: : : : : :.|;';';';';';';Y: : : : : :.|: : : !;:\ ,r'´.;.;.;.;.;.〈! ''ーr-'``ヽ、 __,,.. .-‐ '''""´ __,,..
_,l/ ‐'j ,r=イー - 、 !,;';';';';';';j: : : : : :.|: : : |;:;:;:゙iイ.;.;.;.;.;.;.;;.;i! ,/.;.;.;.;.;.;.;.;.;\ __,,.. .-‐ '''""´
''"´.:.:/.:.:.:| ´二/,イ/:..:.:.:.`ヽ、;';';';';j: : : : : : !: : : |;:;:;:;:j!.;.;ヾ|.;.;.;.;.;ヽ/.;.;.;.;.;.;.;.;Y.;.;.;.;`ヽ───────
.:.:.:.:./.:.:.:.:|ー-/`7.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/ヽ;';'リ: : : : : : !: : : |;:;:;:;|.;.;.;.;.;,!.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;/.;.;.;.;.;.;.;.;.;\=============
.:.:.:./.:.:.:.:.:| /.:.:/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:,!.:.:.:.\: : :: : : :.{:.:.:.:」;:;:;:;!.;.;.;.;.;!.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;,j.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;,イ>、ニニニニニニニニ
.:.:./.:.:.:.:.:.:| ,/.:.:/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:〈.:.:.:.:.:.:.:,レ'゙´ゝ-、、 T´;:;:;::;`ゝ-、.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;/ ``ヽ.;.;.;.;/ /,イ ``ヽ
.:.:,..:.:.:.:.:.:.:|/.:.:/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::.:.:j!.:.:.:.:.:,j.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ, ニニニ〈 ソニニニニニニニニニニニニニニニニニY `ソ´ニニニニニニ
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:l.:.:/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::.:.:.:!.:.:.:.:,'.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:`フ''ー- 、;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;j 〉`><_ソソ''"´イ
,rー- 、.:__l/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:「´ ̄``ー-- 、、.:.:.:.:/.:.:.:.:.:.:.:.:久ゝ、;.;.;.;.;.;.;.;! ノ"´ //
__ ヾー───────────────>r 〈 <(ー'───────────────‐
`7 __,ィ>ー──'''" ̄`ヾ<<´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄``ーー' ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
どう考えても徳政令並みの混乱を招く暴挙
まさに支配者(武士)の横暴
でも、果たして本当にそうなのか?
「暴挙」を始めた原因は?
こんな事をして政情不安にならなかった理由は?
4/14
,、-‐==ニニニニ = ;、
,ィ,´,r'´, ー二``,ニ三イヾ、
/ィ彡三 _,,ニニニニ二三ゞ;、ゞ`ヽ そのあたりをじっくりと追いかけています
k;r'"´ ̄ ゙iミ、 ヾ゙!
jミ,! _ _ lミゞ, ゙! 割とコミカルに書かれてますが
lミl ´ ̄ _,, -一 |ヾ 、`|
ヾ| '´ `'ー- , ´_,,、z=ニゝ、 i!ミゞ ! 実態は相当な修羅場だったんだろうなあと想像できます
i| ,イ三ニj i,jrー'゙、_,,,__ ` {ミリ´ヽ
i} ,ィェン ゝー'-' `` iミ/イj j
l,j ー'´i ;::. ` ´ /゙イ/,/
ヽ 」 ;::. ,;、 ,' ,レ' ノ そして、そこから導き出される意外な結論
l ´ゝ-ー'´ ,' 「i´
i , __,,、、-一 ゝ ! ゙i もし、この説が正しいならば政情不安は起きようがないな、と
ヽ ' ´ ー一 ,イ ト、
\ / ,! / lヽ
_」 \ _,_ ,,/ // ,! `i'ー-
_,,.、-‐'"/ ゝ、 ヽ ,.'´ / l
,,.、-‐'" / / \ _ , - '´ / |
, / / /´`\ / |
.
5/14
付け加えるなら、+αパートもなかなかに生々しくて読み応えがあります
┌================┐
|| <ニ><ニ><ニ><ニ><ニ>||
├================┤
|| <ニ><ニ><ニ><ニ><ニ>||
|| <ニ><ニ><ニ><ニ><ニ>||
|| <ニ><ニ><ニ><ニ><ニ>||
└================┘
こちらも教科書ではさらっと触れられている程度ですが、その裏には・・・
前例のないことをやるにはこれだけの苦労がいるのだな、と
* 無論、『不真面目』にやろうとすればもっと楽にできたでしょう
個人的にはこちらのパートの方が興味深かったです
6/14
そして2つ目
発行者である幕府が濡れ手に粟の利益を貪ったとされる貨幣改鋳
,,-‐‐‐ - 、
/ ` ヽ、
,,= 、 ,'/ ヽ、
〈 ヽ.`ヽ、 j j ゙ヽ
ヾイヽ ヽ、 ', ', ヽ
ヾ"ゝ、 ヽ ',∧ ', __ ゝ<辷辷-、
\-'ゝ、 \ ∨ヾ j ,,< ,,>-''''  ̄  ̄`ヽ、
ゝ、 ゝ、 \ .\,,\ ,ノ<、-''´ ゙ヽ
ヽ/ゝ、 .ヽ ゝヽ、`ヽ、__ イ、 / ヽ
\イ,,ゝ,ィ ゙ヽヽ_∠フ辷-イ、/ ',
`-" / // i
/ ゝ'/ i
/ヽ/ ,!
ト、// .,'
i i ,'
i`j /
',,j ,/
ヾ、 /
ヽ ,,-"
\、 ,,,-‐'"
`'''''‐---‐'''"
ラストに
幕末にあった米価のみの異常な高騰の原因とその結果
などが数字をもって描かれます
いわゆる通説とは違う結論が興味深いところです
(深掘りすると長くなるので是非ご一読を)
7/14
この著作で心に残ったのは、後書き部分の内容です
(以下は私見による要約)
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ γ  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
|| │ ||
|| │ ||
|| │ ||
|| │ ||
|| │ ||
|| │ ||
|| │ ||
||_______│_______||
────── へ ──────
『放っておくとどうしようもなく貯まっていく歪み
それを、あちこちからヘイト買いながら、なんとかしていたからこそ
皆がそれなりに満足(妥協)して江戸時代は長く続いたのではないか』
概ねそういったことを作者の方は述べています
8/14
恐らく、この件に限ったことだけではないでしょう
色々、毀誉褒貶のある三大改革だけでなく
最近、評価の向上した犬公方さんの諸政策
合間に挟まる田沼政治などなど
全ては終わりなきメンテ業務
: : / .|: : ::,!: /,!,! ゙i,: i, ゙i,: : i,ヽ,゙i,
: : | .| : ,!-―''''"´ ゙i,|`ゝ- :!: i,ヾi
: :,! .!: :| ,xz≦ .''ト,、゙i,i,: i__」
/、⌒ゞ,: :! 弋;;リ .ヒ! .|i,゙i,:|
! ゞ、,|: :| ::::::::::: ' :::::,.!:|リ 「魔法も奇跡もないんだよ」
r゙i,:ト ´’ : '´
゙i, |ミ≡`=''''´
多分、各時代の責任者/担当者が黙々と処理していたのでしょう
9/14
私見ですが
少なくとも江戸期以降(個人的印象では最低でも鎌倉時代くらいから)
日本の為政者って、概ねくそ真面目なんじゃないかと
___,,..ィ' ⌒ヽ
_jI斗f ( 三三}ミ
_、丶` ` ̄´ `丶、
,ィニ-_ `丶、
. .ィi{三ニ- V〉
,ィi{三辷=-_ V〉
{三二ニ=-_  ̄ ̄ ̄ ̄ }彡
{三二ニ=-_ ___ __ { 彡
廴二ニ=i>' V彡
廴二ニ7 _zzzzzj j } :{___zzz_ {i彡
. ,ィ⌒V / / ´ ̄ ̄ ̄¨¨´_j__,ノ`¨¨¨ ̄` {iΞ
{i ⌒ヽ{ニ{ ,ィf灯ツュ ,ィf灯ツ、 }iF
{i { /: Ξ ⌒ー ノ  ̄ i\ ー‐''^ レ′
. V{:i /〔Ξ ─‐‐ /: :.:.. ─‐:.:′
. \込_)」: / i :}ヽ ヽ:.:.|
. ヽ廴j:.:. └⌒ヽ_ノ^':.、 }:.:i
〕:.:.:. .:.:.:.:.:.:.:_j_j:.:.:.:.:.:. i|
,ィ⌒V:.:.:. /__,,..⌒Y⌒.:.:.:.:} リ
∧i:.:.:.:.V:.:.:.:. ´¨¨¨⌒ ー⌒ ̄ノ /
/i:i:∨ /.:V.:.: \..ノ `¨¨´ ヽ. ′
______/i:i:i:i:i∨ .:. \ : : \ /
i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:{i:i:i:i:i:i∧.:.:.:.:.:.:\: : : ⌒ニ=- ___,,..イ____
i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i∨ /i:i:∧ .:.:.:.:.:.: \: : : :rー「: : : }i}i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i⌒ニ=- _
i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i∨/i:i:i:i:i\ .:.:.:.:.:.: \ / /i //∧i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:\
10/14
面倒を見る範囲が
貴族(公家)とその周辺から
{三ヽ
ゝ三}
/三三≡
{三三三}
1:リ/// ノ
ゝ-‐‐-、
イ二二二ゞ、
/二二二二二二ヽ
,イ二二二二二二二、
/二二/二i二二二二__メ
/二二/二_i二二二二二_}
{/二〃二≡二二二二l二|
/二≡/≡≡三三三三|二',
∥二≡1≡≡≡≡≡≡イ二メ
武士とその周辺
∧_ヘ
/ ⌒Y^ ゝ
/三√´∀`)
U (:::::::::::)
//三/|三|\
(__)_)
更にその下
、ー--、,,_
Σ」二[X}ト
f,{,'>了)|
iF二フ ^)
ヽ、__ ,イ L,_
/ レi ヽ、
,イ |:| ! |
__/ イ ¨____/ヽ/
ィロロ`i / 「「「「r' くl|
 ̄ ̄ ̄ [二二l/ ̄ ̄ ̄
と範囲が増えるごとに涙目になりながらメンテ地獄をマラソンしてる
11/14
無論、その過程で自分の利益を追う人たちがいるのも否定はしませんし
,.ィ彡ミyイミ、
/´"`¨´ ッvx
| ー三= 川ミリ
r=ニテー=彡' ィ彡'`ー- .._
|ィtr| のy }/: : : : : : : ヽ
丨 l_ッ 、 !、: : : : : : : : : \
,ハ{ャ=_=‐'' ,ノリ :.: : : : : : : : : : :\
/: : :`r--- '´ィノ: : /: : : : : : : : : : : :.ヽ
. /: : : : ∥ ,ィノ: : rハ: : : : : : : : : : : : : ハ
/: : : : : : l ,〃: : :ノ : :l: : : : : : : : : : : : : : }
〃‐-、ri: : :| 〃_:_:r': : : : l: : : : : : : : : : : : : ∥
l厶リり└---ャ: : : : :\ヽ: l: : : : : : :l: : : : : : |
` ー‐- ..___ ヾ: : : : : |: : :l: : : : : :/: : : : : : :¦
`}l: : : :.ノ: : :l: : : : :/: : : : : : : : :i
有能とは言いがたい人も多数存在するのも否定しませんが
少なくとも社会が稼働する程度にはとどまっていたのは事実でしょう
12/14
一方、一般大衆は一般大衆でお上の『失敗』(あるいは押しつけてくる負担)に憤り、時に罵りつつも
(⌒⌒) (⌒⌒)
川 川
(Д´) ∧_∧ ∧_∧
─ノ⊂(Д・ #)、(Д`∧ ∧
┌ < (^ニ /l .(Д゚# )
(_┌ (_ 凸ニ ○v
し l l l \
何だかんだで従っているあたり、それなりの信頼感があるんじゃないかと
\ ヽ / / /
(Д´) ∧_∧ ∧_∧
ノノ⊂(∀・ )、(∀`∧ ∧
┌ < (^ニ /l .(Д゚,, )
(_┌ (_ ○ニ ○v
し l l l \
奇妙なツンデレ関係に見えてくるのは気のせいでしょうかね?
~以下余談~
13/14
(余談)
先だっての大河ドラマの関係もあって
江戸時代関係の本を幾つか読んで思ったこと
, '
,.' ,' / , ' .,' .,' ,' ゙::::.. ゙,:: ,
/ / ,.' / / /:./.::;' . .: .: :. ',: ', : ', ! ! ';:::::::. ';:. ',
,':. ,' ; ,' /:.:;::;'!i.::i|.::.:::::: : :. :i:. ! i i: i ; i:. i::';:::.. ';::. !
,'::::..:: .: ; .::; ;'.;:/i:i !i::ii::ii.:i::::. : .:i: i::. i:::il ;'!ii /!::,'!:.i i::::!::::. ':::. ;
i:::::::: .: : .: ::::i .;-H'_i;;;;_i''ト!i、!:::::.: ::;:.i十リ;z;;;i/;_メ'、i: i i::::i::::::. !:::;'
i::::::::.:: : .:::::/!::i '"i':;;;;::ム゙ヽ!i、:::::::;::! il:'"i':;;;;;;:ゾ'ゞ!::!.i::::i::::::::i::/
':::::::::::.:: :::::i !i ゙、ヽ::/ソ ノ イ::'::i::::i::::::::i/
.'、:::::゙、::. :::ト、!', : ソ ' ,' i/i::/!::i:::::;':l
ヽ::.゙、:::.:::!:lヽ', ,' / ノ' j::li:::;':::|
ヽ! 、::::ト.i ゙ 、 ヽ丶 / ./''''!::ii:/:::::l
ヽ::::i ヽ、 ` 、 、‐:::‐ァ , ' イ:::::i:;'ノ':::::::|
゙、'、 ゙ 、 / /.:|:::::ノ'i:::::::::::i
ヾ ! 、 , ' .::::l:::::::::il:::::l:::::i
イ ゙ 、....、 - ' /.:::::ト、::::::il:::::l:::::!
/ /| /.:::::::::い::::i:::::::i::::i
江戸時代(特に末期)はどうしようもなく詰んだ時代です
間違いなく
この本で取り上げた問題にしても
如何に当事者が努力しても、根本的に解決したわけではないのがそれを表してます
14/14
ただ、同時に思うこと
割とチート呼ばわりされる明治維新ですが
本当にチートなのは江戸時代じゃないかな、ということ
ヾ、, ─三≡メ≪qiiip≫圭ミヾ%=-| |-
;:; ;:;ゞ、, *'´ *'´ *'´ 冫o゚/メ州Xヾ*ミミx;、 ㌍| |`*``*
; ;:; ;:; ;:ミ、 *'´、↓,*'´ ゚ /o゚/;'↑ヾ、\。゜`。 | |``* ``*
;:; ;:; ;:; ;:;ヾ, ━※━ '゚。;小ゞ。°゜’ 」 !
;:;; ;:; ;:;:; :;:;i!, ' ↑`n/) ┃ [iii| |
;:; ;:; ;: ;:; ;:;: ;:;ゞ !ト" :;: `| |
三ミ!'lil'゙lil~^ドi`i!─、 !| r:‐':、 ィ'"`ヽ 〔!| |
川リ!"^゙`"゙''ヾ、i!'ヽ、!~! l.!n ゞ=ミ{ ゞ;:lィ′ | |
リ' ヽ;:; ;:;; ;:;:_;:;; ;:;: ;:;``'ヽ|,/,. 入'y'" ´ `\ ⊆㌍| レ─f ̄ ̄
,/^|;: ;:;;:;i!川リ; ;:; ;:; ;:;; _/Y__〃 || r;イ i≡≡c,| レ三i!x升仆
l_ゝ;: ;:;;刈ド、;: ;:; ;:;:r' _. !:包:! l;ニ」≡リl 〈 ロ ロ 「!| |;:;メ㍉恋㌧x㍉、
─| |-;-;f r _ィト;:; ;:; ;:;.Y } ̄ `t={! 广  ̄{-' イ゚ト !| |;:x;㍉;恋;㌧;x;㍉;、
| | .日! ト=fii!J;:; ;:; ;:;:;! | | トィ !ィ窄l‐i! .::| |x;:;㍉;:;恋;:;㌧;:x;㍉;、
こう言ってはなんですが、世界のニュースを見聞きすると
江戸どころか、まずは信長/秀吉/家康の3人を連れてこないと駄目なんじゃないかなあ
と思える国もありますし
流石に北条泰時さんとか連れてこないといけないレベルでないとは思いたいですが・・・
以上、ご清聴ありがとうございました
-おわり-
投稿乙でした
乙ですー
まあ北条家連れてくる以前な国すらあるのが現状で江戸チート明治チートが異常なのも確かですねぇ・・・
この辺チートが生まれた土壌は長い歴史と地理要因的に
独裁やら民主主義やら色々試行錯誤した先人のおかげといいますか
乙です
一応江戸って確か蒸気機関なしでの文明の最高峰だか到達点だかみたいなことは聞いた憶えがある
|
|
≪ 【森人 陽 ◆ZPJ5/.UMSc】ニュートン君 4 | HOME | 読書的な小咄 293 いじめるヤバイ奴 ≫
|
|
乱が創刊された時はうれしかったなぁ
お仲間のロックも逝ってしまった