／ﾆ／::::::::::::::::＼／ ＼／　　／: ::乂j{-{ ＼/||「「「||「｢｢i|ノ/, ',　　　 　 　 ∧_ - ¨ _ - ¨ﾟ。
　　　　　　　　 ／ニ,/::::::::::::::::::::::::::::＼　　＼／(: : : : :..j{‐{｀`¨/||「｢｢i||｢「「i|: : /, ',　　　 　 　 ∧_ - ¨ _ - ¨ﾍ
　　　　　　　_-ニﾆ,/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼／､＼＼: :..:::j{‐{≧//||「「｢i||｢｢「_|: : :/, ',　　　 _ - ¨,∧ _ - ¨　_, -ﾍ
　　　　　　_‐ニニ/:::::::::::::::｡o＜￣￣ `丶＼.＼ ＼＼::j{‐{: ://_,||「「「i||「「「ｉ|: : : /, ',_ - ¨　 　　,∧_ ﾆ- ¨　　　〉，
　　　　　 _ｰニﾆ/::::::::::::::::ﾊ三三≧s｡.,　　ヽ＼ ＼|＼_j{‐{_//__ ||「「「|||「「「_|_｡oＳ:, ',　　　　_,.-　∧　　　 ｡o0ﾟ　,ﾍ
　　　　 _-ニニ/::::::::::::::::::圦｀`''*ミﾆﾆﾆ≧s｡〉_＼ ＼ |j{-{//__/,||「「「_||「「｢｢|ﾆﾆﾆﾑ ', _ - ¨　　 / ∧｡o0ﾟ　 　 _ -¨'､
. 　 　 _-ニニ/:::::::::::::::::::::ｉ{ ゝ　__＿￣‐/ ＼三三＼|´￣ ‐ _/__||「「｢｢||「「「「|＞'ﾞ_-¨ ',　　　　　　,/∧｡oﾆ- ¨　　　 ヽ
　　　_-ニニ/::::::::::::::::::::::从 ＜三三三′　　＼＼　　＼　_-二:||「「「｢||「「「「L-¨　',　 ',　　　　　,｡o0ﾑ´　　　　｡o0ﾟ　　　　【スカイ地上階】
　　_-ﾆﾆﾆ,/｀ヽ､/＼:.:.:.:.:.:.:〕is｡¨７￣/　　　　　＼＼ _-二｡o≦||「「「「||,｡sSﾟ|　　　 ',　 ',　_,.｡o0ﾟ　　/∧_,.｡o0ﾟ
　_-二二,/-=ﾐ　＼　＼:::::::::::::::::/　 /　　　　　　　＞'-｡oi(二二||_,｡oSﾟ _,｡o0|　　　　,｡o0ﾟ 　 　　　　./∧ 　　 ,.｡o0ﾟ
_-二二_/ ::.:.:.:.ﾐh｡ ＼　＼/＼:/　 /::＼　　　　_-二イﾆﾆﾆ＞イ　_,.｡o0ﾟﾆ, ￣|,.｡o0ﾟ　',　 ',　　　　　　/:..∧｡o0ﾟ =- ¨
　/二//ﾐ:.:.:.:.:./i:i/ヽ　＼/　　/　 /:::::::::＼_,‐二イニﾆ＞'ﾞノ_=ｉ|　 |　|_‐ 二 ￣|. 　 　　 ,　 '　 　 　 _,.｡o0ﾟ∧´
_/二//　 ＼:/i:i:/::.:}i＼,/　　,′ /___,｡o0＞＜ニ＞イ=＝N==i|　 |　|_,‐ 二 ￣|　　　　 ′ '. _,.｡o0ﾟ　　　:/∧
,'二//＼　　＼/:.:.:.:ﾘﾆ7 　 ,′ /ィi〔ィく二ﾆﾆイ　|i=i|===ii|i-=i|　 |　|l, - ニ ￣|　　　　,.｡o0ﾟ　　　　　　...: /∧_,.｡o0ﾟ
ニ/ ￣　 /＼/＼彡=/　　,′ .ﾑィi{二ﾆ＞＜.i{　:|i=i|￣‐.,|i-=ｉ|　 |　|l_ ‐ ニ ￣|_,.｡o0ﾟ　 ,　 '.　　　　　..: : :../∧: : : : :
_,/ /＼　 ￣////＼/　　,′　,ﾆﾆ=-￣＿_─i{　:|i=i|＿_..,|i-=_|　 |　||_ ‐ 二 ￣|　　　 　 ',　 '.　　　. : : : : :..:/:∧｡o0ﾟ
/　￣　/＼///////　　 ′　ﾑ-¨──＿─ i{　:|i=i|＿_..,|i-=ｺ　│ ||_ ｰ 二 ￣|　　　　　′　'.　 . : : : :.._,.｡o0ﾟ∧_ﾆ=
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　　　　　　　　　 　 , .-＜: : 、: : : : : ｀ヽ
　　　　　　　　　／／: : ∧: : ヽ:.: : : : : : :＼
　　　　　　　　./ /:./"´⌒ﾞ∨: :∨ : : : : : : : ＼
　　　　　　　 / / : {　　　 _,.∨: :∨: : : : : : : : :_＼
　　　　　　 　 /小ﾊヽ　ｰｔi__ﾗ， ∧､ｒ ⌒i: : : :＼｀
　　　　　　　 　 :|: : V　　　 　 ∨:∧　　ﾘ 小: 「　　　　　……で、お前は東京の地理に詳しいんだな？
　　　　　　　 　 :|ﾊ: ヽ　　 　 　 ∨:ﾊ　ｲ: :ハ
　　　　　　　　　　:|′',　＿_　 　 ∨:|　i斗､　　　　　　　導くというくらいだから。
　　 　 　 　 　 　 　 　 ',　　 　 ／-‐ ¨　　 |
　　　　　　　　　　　　　 ーｒ≦　　 　 　 　 |　　　　　　　つまり、黒の修道女の居場所も見当ついていると。
　　　　　　　　　　 　 　 　 | |[ o ]　　　　.斗 ､
　　　　　　　　　　　　　,. 斗,!＿　 -‐　　　 　 ／＞ ､
　　　　　　　　　 √√　　/　　　　　　　　 .／／　／⌒　 .,
.　　　 　 　 ,.　 ´Ｌ 」　-‐′　　　　 　 　 <.／　／　　　　　 ＞､
　　　　　　∧　 r　´　　　　　　　　　 　 　 ｀¨¨´　　　-‐　￣　 {
　　　　　　}　　i Ｏ　　　　　　　 Ｏ　　　　　　　　　 /　 　 　 　 ',



　　　　　　　／￣￣＼
　　　　　 ／　　 _ノ　　＼
　　　　　 |　　　 （ ○）（○）
　　　　 .　|　し　　 （__人__）　　　　　えッ……？
　　　　　　|　　　　　｀ ⌒´ﾉ
　　　　 .　 |　　　　　　 　 }　　　　　いや、俺はこの東京の何がどこなのかは粗方知っているが、
　　　　 .　 ヽ　　　　　 　 }
　　　　　　　ヽ　　　　　ノ　　　　　　さすがに黒の修道女の行き先までは……。
　 ＿＿　　_ノﾉ ヽ、　 ,仆---､＿_
⌒ヽ. 　 　　　　　＼　　　　　／ ⌒ヽ
　　　Ｙ´￣￣￣￣　｀Ｙ´￣￣｀ヽ　　 `､
　｀ヽ | 　 　　　　　　　|　　　　　 } 　　　i



　　　　　　　　　　　　　　. .-―‐-､_
　　　　 　 　 　 　 　 ／ : : : : : : : : : ヽ
　　　 　 　 　 　 　 /:／ : : : : : : : : : : ∧
　　　　　 　 　 　 ,／: :／: : : : : : : : : : :∧
　 　 　 　 　 　 　 /:／: : : : : : : : : : : : : ∧　　　　　　は？？？
　　　　　　 　 　 ,／: : : : : : : : : : : : : : : :i＼
　　　　　　　　 　 ∠ : : : : : : : : : : : : :小|
　　　　　 　 　 　 　 }小: :∧: :|､: : : /|/　　　　　　　　　　　　　　　「いや、でもお前達には東京の知識がないわけだし、
　 　 　 　 　 　 　 　 　 ∨_ V:! ヽ / L _
　　 　 　 　 　 　 z＜￣ヽ　　 　 　 　 　 }｀ヽ　　　　　　　　　　　　軽い道案内くらいは必要……だろ？」
　　　　　　　　,/⌒ヽ ∨ :}　　　　　　　　Ｌ 」 }ヽ
.　　　　　　 ／　　　　 ￣　　　　　　　　　　　|　’　　　　いや、その程度ならＢＢ達のデモニカでできないか？？？
.　　 　 　／　　　　　}　　　　　　　　 　 　 　 :| 　 ，

　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ――
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ／　 　 　 　 　 ＼

　　　　　　　　　　　 　 　 　 ｌ　　　　　　　　　　　l
　　　　　　　　　　　 　 　 　 |　　　――　　 ―‐ |
　　　　　　　　　　　 　 　 　 | 　 　 ( ●) 　 （●）|
　　　　　　　　　　　　 ― 　 |　　　　　　　　　　　l　　　　　　…………。
　　　＿　－　￣　　　　　　 l　　　　　　　　　　　　丶
－　　　　　　　 　　　　　　　　　　　 (　　ﾉ､　ﾉ　　　　＼
　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ＼　　　　　　 　 /　　 　 　 －
　　 　 　 　 ＿＿　 　 　 　 　 　 ＼　　　　　 /　　　　　　　　　＼
　　　 　 　 　 　 　 ￣　－　＿ 　 　 　 ―‐ "　　 ＿　― -　　　　V
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　-　　　　－ ￣　 　 　 　 　 　 　 ∨
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　∨
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ∨
　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 丶 　 /　　　　 　 　 　 ヽ　　　　　 　 V



　　　　　　　　　　　　　　. .-―‐-､_
　　　　 　 　 　 　 　 ／ : : : : : : : : : ヽ
　　　 　 　 　 　 　 /:／ : : : : : : : : : : ∧
　　　　　 　 　 　 ,／: :／: : : : : : : : : : :∧
　 　 　 　 　 　 　 /:／: : : : : : : : : : : : : ∧
　　　　　　 　 　 ,／: : : : : : : : : : : : : : : :i＼
　　　　　　　　 　 ∠ : : : : : : : : : : : : :小|　　　　　　　…………。
　　　　　 　 　 　 　 }小: :∧: :|､: : : /|/
　 　 　 　 　 　 　 　 　 ∨_ V:! ヽ / L _
　　 　 　 　 　 　 z＜￣ヽ　　 　 　 　 　 }｀ヽ
　　　　　　　　,/⌒ヽ ∨ :}　　　　　　　　Ｌ 」 }ヽ
.　　　　　　 ／　　　　 ￣　　　　　　　　　　　|　’
.　　 　 　／　　　　　}　　　　　　　　 　 　 　 :| 　 ，

　　　　　 　 　 ／￣￣｀ヽ
　　　　　　　 /　　　　　　　ヽ
　　　　 　 　 {　　 ｰ- 　 　 　 ＼　　　　　　　　　　　　　　───────…………。
　　　　　　　　 ）　　(●）　 　 ',　＼
　　　　　　　　 (●）　 -､　　　 }　　.｀ - ､ __
　　　　　　　　　＼（_,ト-'　　　ﾘ　　 ',　　　　｀ヽ._
　　　　　　　　　　 ＞--､/´）.ハ　　ﾘ_,.＞-''、⌒｀`ヽ､
　　　　　　　　　/´　　ヽ' ./´　 },. -'/´　　　　｀ 　 　 ハ
　　　　　　　 ／!　ヽ 　 　 }｀,¨´ 　 i　 　 　 　 　 ::.　　　}
　　　 　 　 / ,/ } 　 ;　　,ノ /　　ヾ.{　　　　　　　 ;　 　 ハ
　　　　 　 {　　 ,ゝ. -'　 ﾍ./　　　　 〉‐- ､__.._　_,. -‐ ｲ,　 }



　　　　　　　 　 　 　 ,. -‐- ､
　　　　　　 　 　 　 / 　 　 　 ヽ
　　　　　　　　　　 {　　　　 ,、　',
　　　　　　　　　　 ヽ ﾉ `フノ-‐ｭ',　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　う、ウーゴもまた、迷える人の子だろ……。
　　　　　　　　　　　〈ﾞy'´ ´ '´,≠-,
　 　 　 　 　 　 　 　 i 　　　　,r ´i ｀ ｰ‐‐‐- ､ ＿　　　　　　　　　　　　　　必要な、そう、必要な『指針』を与えることは俺にはできるから……。
　　　　　　　　　　　/　　 　ノ _ノ　 　 ; _,-‐x'ﾆ=､ ｀丶.
　　　　　　　,. -‐ァ′　 /´ｰ=、_r‐‐='´ ゝ、　　　ヽ　 ﾊ　　　　　　　　　　こう、ほら、人を導く大天使的に考えて……。
　　　　 　 /　 ／　 /　.,'　　 　 '.　　　　　　ヽ　　　 :　　ﾞi-､
　　　　　 ,iゝ'´　 , ' 　 /　　　　 ;　　　　　　 ｀ヽ.　　ﾑ、.ム　ヽ
　 　 　 〃　/ ／　　 /　　　　　} 　 　 　 　 　 ,ﾊ爪⌒:´　　　 ',
　 　 　 !　, '´{　　　 /　ｏ 　 　 ﾉヽ_　　　ｏ　 ﾉ　ﾊ　　 ヽ　 ﾉヽ ',
　　　　 Ｙ´　　　　,/ ﾞゝ--‐= ´ ﾞi!　 ｀￢==.´　 ,ノ ＼　　ｖ　⌒ヽ!
　　　　　ゝ-､___ノ.　　,ﾉ　{,. -‐￢!￣｀ ￢ﾔ　∨　　　`ｰ/　 　 / }
　 　 　 　 　 　 　 ゝ. i　 i　 　 　 ;　 ____.ﾑ 　 i 　 　 　 ,'　　 , '　ﾘ



　　　　　　　　　　　　　　_　　　-‐―――-
　　　　　　　　　　　　￣ 　 ‐-　　_　　　　　　　　　｀
　　　　　　　　　　　　　　　_　-‐　´　　　　　　　　　　　｀
　　　　　　　　　　 ＿-‐__´＿＿__　　　　　　　　　　　　　　｀
　　　　　　　　　　　　　　 zｲl//／　　　　　　　　　　.ィﾏl　　　＞
　　　　　　　　　　　　 ／ｘ-‐／　 　 ＞z　　　　　／｀マ.ｨ≦７Ⅵ
　　　　　　　　　　　　´ 　.／　_＞ ´1//.　 　 , × 　 　 　 ﾑ/iⅣ
　　　　　　　　　　　 　 ／ ィ７∧（ 〉|/　　 弌　ｔｯ､＼　　 .ﾑ/Ⅳ
　　　　　　　　　　　　　´　 /x1l八_./ 　.／　 ` ー’`´ ィﾆ!///
　　　　　　　　　　　　　 　 ´　ﾚ'l/l/　／　u　　　　　 l ｵ1l//　　　　　　何が大天使で、導くだッッッ！！！！
　　　　　　　　　　　　　　　　 /kll/／ ､　　　 　 　 _ ィ′|//
　　　　　　　　　　　 　 　 　_/　´＼ 　 ＼　 -―-／ 　 .|l/　　　　　　　貴様は高性能なスマホ以下じゃぁないかッッッ！！！！
　　　　　　　　　　　　 ＞ ´ ヽ　　　 ＞　_.＼__.／ 　 　 .|'
　　　　　　　　　　＞´　　　 　 ＼　　/ ＜　ｰｚ､　　　　　　　　　　　　　なんならウーゴに連絡を直接取れる可能性がある分、
　　　　　　　　 ／　　　　　　　　　｀ ＜ ＿7 //‐ｚx
　　　　　　　∠￣ ‐- _　　　　　＿＿___｀ ー' '　　ﾍﾍ､　　　　　　　　　　ダグラスのガントレットの方が明快だッッッ！！！

　　　　　　　　　　,ィ^／ 　 　 ／　　, 　 　 　 ∨ ＼
　　　　　　　＿／':::/､__　　 /　 　 / ,　 /　 　:|　　 ヽ
　　　　　　 {::::::_/::::ハ ￣　/,　　　| /__/_ / 　:ﾊ :.　　'.
　　　　　　 乂:::::::::,l l ＼　/ｲ　 　 j/} /} / }　/ |_| 　,: |
　　　　 　 　 /V:::/:V 　 ,.-､|　　　| /＿/ / ｲ/_}/　/, |
　　　　　　　,　｛:/:::::::､　{ = | |i 　 | {{＿}}　 /{{_}ﾑｲ /ﾘ　　　　　ちょッ、は、ハンッッッ！！！
　　　　　 　 |　 ,':::::::::: ＼ ｰl| |!　从　￣　　,　　{　j〈
　　　　　 　 l l:〈:::::::::::|:::::从 | |:　| l u　 　 　 　 八: ∧　　　　大天使様たるスラオシャ様に失礼が過ぎますよッ！！！！！
　　　　　 　 |从 ⌒)ノ::::::l_} 从:　| |　 　r::::っ　ｲ　l:　 |
　　　　　 　 |l ∧　　 T ´{ ￣ ＼: |＞r_　_ イ 从 　 l |　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「使えんのは事実だ！！！」
　　　　　 　 |/| ∧ 　 | r'--､　　}/｀Y__|＿_　　　＼　j
　　　　　　　　|/　}＞-- ､　　　/　 　 　 　 }､　　　} /　　　　　そ、そんなことは、ああッ！？つ、使うだなどと私は言っておりませんよ！？
　　　　　　　　 ,　´　　　　＼　 { )======r=､｀ヽ　/'



.　　　　 　 　 .:::::::::::::::::::::::/:::::::::::::::::::＼:::::::::::::::::＼:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::､
.　　　　　 　 /::::::::::::::::::::::::::::::::::::､丶⌒`ヽ、::::::::::::::＼` ‐-　..,,＿:::::::::::::::::::::::::＼
　　　　　　 /:::::::::::::::::／:::::::::／　　　　　　 ｀`～､ ＿_＼／⌒＞ :::::::::::::::::::::::::::::
.　　　　　 /::::::::::::::／::::::::::::/　　.ｘへ､、　　　　　　＿／ ／＿__,,|::::::::::::::::::::::::::::
　　　　　/:::::::::::イ::::::::::::::::::{ 　 <r…‐-ミ====ｨi{「///ヾr'" ｔｯ丁 |〉:::::::::::::::::::::::::
　 　 _,,ノ ィｉ〔　　:::::::::::::::::::八　 .ゝ-‐=＝ｔｯヾ'`｀｀　〈　､廴,､　<　|∧:::::::::::::::::::::::　　　　（……嫌な事を思い出しちまった所為か、
.　　　　　　 　 /:::::::::::::::／ヽ∧　 >,,、　　 _,,ﾉ〃 　 　 　 　 　 　 l.ノ|::::::::::::::∧::::
.　　　　 　 　 /:::::::::::／{ 乂 { ∧　　　￣　　　 　 　 、　　 　 　 ﾉ|　|::::::::|:::/: :∨　　　　コイツに頼りづらくなっちまったな……。）
　　　　　　　/::::::／ :|::::`　‐-::::∧　　　　　　　　　　/　　　　　.:.::|　|::::::::Ⅳ : : : :
　　　 　 　 / ／:|　 人:::::::::::／!:::::＼　 　 　 　 　 　 　 __　　.:.:.:.::|　|:::::::/ : : : : : :
　　 　 　 ／　-‐|　 　 ＼／: : |::::::::::〕ｈ､　　　 　 -‐　　　／.:.:/.:.|　ｌ::::/ : : : : : : :
　　　　 ／ : : : 八　　＼ : : : :人::::::::／.:.:.:.:.ｰ-　　　　..／.:.:.:./.:.:.l　j::/ : : : : : : : :
. 　 　 /: : : : : : : : ＼　　＼ : : : :＼(.:.:.:.:.:.:`､.:.:.:.:.:}　 {.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:l　j/ : : : : : : : : :

　　　　　　　　　　　　　　　　　「あぁん、なんじゃお前らぁ……？」






　　 　 　 　 　 　 ,:::::::::ﾊ＼（从从从从从Vﾊ
　　　　　　　　　,::::::::::从从从从从从从从V,
　　 　 　 　 　 ∧{⌒⌒ヾ从从从从从从ﾉﾉ:::,
　　　 　 　 　 八　　　　　 　 ⌒＞彡彡イ:::::::::,
　　　　　 　 /:::/　　　　　　　 　 　 　 ⌒Y::::, ┤
　　　 　 rf/:::/::.　＼、　.:　　　　　 　 　 ﾉ:://::|
　 　 　 ,ﾊ{::/　|i=tｯ､}iy/　 y＿＿＿　 ⌒_/:::/
.　　 　 { ∨　::.ヾ==‐' .:　 /'¨´￣　　 ,.:　 }:::/
　　　　 Ｖ|　　　　 .:: /　/　,. ‐tｯ=ｧ,.:: 　 j:∧_　　　　　　なンでスカイから人が出てくるぅ？
＼　　　‘'|　　 　 r'/　　　:.⌒'ｰ=彡 　 // く,ﾉ
　　＞roハ　　　 ^Ｌ. ､_}　 　 　 　 　 //ﾉ /　　　　　　　テメェら、どこから入ってった？あ？？？
／　 / 8　|　､＿ ､__　　　　　 　 　 /'ｎ／
　　/　 8　!y ､＼`ー 、　　　　　／},ﾉﾉ
　/＼　8　彡, 丶 二¨^　　　 ／　,ﾉ´
/　　　 8　 ^彡ｘ､､＿,､＿,／/　 oﾟ＞ ､
　 　 　 8　＼⌒^'～'^⌒´／　oﾟ´　／　＼

　　　　　　　　　　＼/V{//////////////メ、
　　　　 　 　 　 ／//////＜＿＿＿＞'ア///ヽ
　　　　　　　 ,ｲ////ﾍ/＼////////,.イ/////,∧
　　　　　　　'/////^{////≧=-=≦ﾊ/////＼/,ﾊ
　　　　　　 jイ///;　 V////{ヽ/////,V//,|///Vﾊ
　　　　　　7////,'　　 ＼//,{　｀'＜/////,'!////V|
　　　　　／イ//∧≧x、 ｀＞≦芋ミ,}////}ヽ////|、
　　　　 　　 ////ﾊ { りﾊ　⌒{´~り） |////'ｒ }////∧　　　　　　あ？
　　　 　 　 //ィ//,'} ー 丿　　ー ´　:!///' ／///}ヾﾊ
　　　　　 /^~　!/,叭　 ヽｰ,　　　　　 |///////|ヽｊ　 ヾ!　　　　なんだよテメ─────────
　　　　　　　　 |／　ヽ　　ｒ _、　 　 ,ﾉ//{/,ﾊ//|｀　、
　　　　　　　 ,.ィi〔´　Ｖ＼　 　 ,. イ /ｱ　{Ｖ　Ｖ’　　 ,
　　　　 　 ／／　　　 '! 　 Ｔ　　　　´ '　 V　　　　　　V
　　　　　　!　ヽ　　　　　　八　　　　/　　,　 　 　 　 　 V
　　 　 　 八ヽ　 ヽ　 /　／ :}　　／　　ノ　　 　 　 　 　 〉:.、
　　　　　　 ∧O!　! ,ィｱｰ 、　／ 　 ／　　　　　 ,.斗ｒ≦　　ヽ
　　　　　　'　 ヽ|　|/::「　　　 ' ￣／ _ ,.斗r七 「　　　　　　　　 、
　　　　　 {　　　|:、!::::|　　,: 　 ／⌒7　　|////|　　　　　　　　　 V



　　　　　　　　　　　　　　　　　　.／￣￣＼　　　　　　／＼
　　　　　　　　　　　　　　　　 _ノ　　ヽ,_　.　＼　　　／ 　／
　　　　　　　　　　　　　　　　（●）（● ）　　　|　　　＼／ ／>
　　　　　　　　　　　　　　　　（__人__） 　　　　|　　　　　 <／　　　　　　　　あ、お前もしかして『阿修羅会』のヤツか？
　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ｀⌒ ´　　.　　 |　　　　.　┌─┐
　　　　　　　　　　　　　　　　　{ 　 　　　 .　　i　　　　　 └─┘　　　　　　コイツらはちょっと何も言わずに通してやってくれないか？
　　　　　　 　 ＿_　　　　　　　ヽ　　　　　　ノ
　　　　　　／　　　`- ､ __ ,, ､ ,,｀＞ー,-- ':;＼:;;;;;;::; ／￣` = - ､::::::::
　　　　/^/　　　　　　'~　　　　　"' ' i ''"~:::::::::::　::::ヽ､_ ;;;:::::::::　 ヽ,:::
　　　/　::::　　::::;;::　　　　　　　　　　;;:='''''　::::::::: ::::::::::　:::::::::::::　:::: i::
　　 .i　::::::::::::::::::::: ::::::::: ::::　　::::::::::::::i　　::::::::::::::::::::::::::::::　::　::::::::::　i:
　　 ／　`i-､, ,,/　　　／　　'" :::::::::::i　::::::::::::::::::::::::::::::::::_,,,!--''''~`ヽ､
　　/:::::::::::i　＼＼ :::''"　::::::::::::::::::::::ハ､::::::::::::::::::::::::::::Y":::::::::ﾊ　:::::::::.
　 ( ::::::::::ノ:::_ _i__ i__ __ __ _,, ,, ､､ - ＝= - ､:::::::::::::::::::ﾉ:::::::::::ヽ.ヽ::::::::
　 ヽ　　／ "　　　　 ／　　　::::::::::::::::::__,,,,､- - -="""""`ヽ､:::::::::::::::
　　) ノ::::::::::::　::::::　　:::::::::::::::::::::: __ノ~:::::::::::::::::::::::　::::::::::::::::　ヽ::::::::::::
　　i::　::::::::::::::::　　:::::　::::　 :::::::::／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼:::::::::::::::::::::::: ｲ:::

: : : i: :/ : : : :, : |: : : : : : / : : ヽ: :|: : : : :/: : : /: : : : :／
: : : |: | : : : /: :人ﾄ､: : :/!: : :／}ﾊ|: : ／| : ／|:｜: :/
／: |八: : /／　　　 Ｖ　|／ 　 　 Ｖ　　∨　人:| : ｆ
／: : 彡V　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ）' |
: : :,:彡　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 |
: :/彡　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 |
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: :/{　:、　　 　 ＿＿_`ｰ=ニﾐ､.:　　::､_,ｨニﾆ＝ｰ=|　　　　　　　　羽……え、デカイ羽……翼……え？
/: :|　　＼:.-≦￣o￣,}ﾐ、　.:::}.＿_,／.::＿＿__ 　 !
人:{　　 　 ヽ｀ヾ===彡'＾　ﾉ.:::! ￣|::ｆ´{ｆ￣o￣≧-ヽ、　　　　　て、て、ててて、天ッ、天使ッ……！？
＼ﾘ　　 　 　 　 　 　 　 　 　 |　　|　　ヾ===彡'＾　　}
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／´￣￣ ＼　　　　 　 　 ,.　 } 　 |　　 　 　 　 　 　 j///｀ｰ一＜：
　　　　　　　 ヽ　　　　　/　 〈 　 :|ヽ　　 　 　 u 　 ,'/////////,ﾊ
　　　　　　　　｜　　　　 `ｰ-､＿,ﾉ‐′　　　　　　 ,:///////////
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　　　　　　　　 　 /／く-―----　-‐＞＼　　,ｲ//////////////：
　　　　　　　 　 |　 :､　｀ ー―一 ´　 　 　 //|//////////////
　　　　　　　 　 |　　 ｀ ｰ======‐'´　　／/　|//////////////：



　　　　　　　　　　　　　　 ／￣￣＼
　　　　　　　　　　　　　／　　 _ノ　　＼
　　　　　　　　　　　　　|　　　 （ ●）（●）
　　　　　　　　　　　　　|　　　　 （__人__）　　　　　　タヤマに伝えてくれればわかるよ、スラオシャって……いや、
　　　　　　　　　　　　　 |　　　　　｀ ⌒´ﾉ
　　　　　　　　　　　　　　|　　　　　　 　 }　　　　　アイツは俺の事そう呼んでないな、『マン─────────
　　　　　　　　　　　　　　ヽ　　　　　 　 }
　　　　　　　　　　　　　 ,ﾉ.ヽ､.,＿＿ __ノヽ
　　　　　　　　　　　 ／_＼::　　ヽ　ﾉ　 .:::／　`ー-､＿_
　　　　　　　　,. -‐'´.: : .:|!:.:ヽヽ、ヾ__ ー ::|::...　　　 　 　 ￣｀`ー-､
　　　 _,. --r'´.:.:.:.:: 　..:.:∧:.:.:.:　 （__)　::::::::|:.:.:.:...　　　 r　　　　 　　＼
　r‐'´ ＿:.:.:ヽ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:l　|!:.::　　 ハ　　::: |;;;;:.:.:.:＞....:.|:..　　　　 　 ､　ヽ
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:.:.:.:.:.:　　　:.:/: :／.:.:/__ノｨ'￣〉‐一'´___ ￣￣￣￣￣￣lヾ､:/ :::＼_::::::.: . l|　 :ヽ

　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 /ﾐﾊ |　| |　| ｜｜｜｜|　| | |　| |ﾉﾑ　　　　　　　　 　 　 ／
　　　　　　　　　　　　　 　 　 {ミﾐﾊ|　| |　| ｜｜｜｜|　| | |　l/彡ﾑ　　　 　 　 　 　 ∨
　　　　　　　　　　　 　 　 　 /ミミﾐ》x､:|　| ｜｜｜｜|　| | ,x《彡彡ﾊ 　 　 　 　 　 　 |
　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 {ミミﾐｆ　　 ｀ ｰ┴┴┴┴一 ´　　⌒};彡{ヽ　　　　　　　　|　 　　　ててて、天使が手下揃えて降りて来やがったぁああああああ！！？
　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ｆミミﾂ　　　　　　　　　　 　 　 ｕ 　 ﾉｨ彡}　　　　 　 　 　 |
　　　　　　　　 　 　 　 　 _ノｲミｆ　　　 - 、　　　　　　　 ,. -　　　 }:ｲﾊ　　　　　　　　 |　 　　　こ、こ、殺されるぅううううううううう！？！？
　　　　　　　　　　　　　　　｀ﾊﾐ:|　 :. 　 　 ＼　 }: :{　 ／　 　 .: 　 |:ｉ|fｺ　　 　 　 　 　 |
　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 | {ﾐ:!　　ヾｰo‐:､ ｀'《　》'´ ,r‐o‐'/　　 |:ﾘ　}　　 　 　 　 ／
　　 　 　 　 　 　 　 　 　 __人ヾi 　 　 ｀ニ彡　 |　| 　 ミニ´ 　 　 !ｆ_ノ､＿,　 一＜　　　　　　　た、たや、タヤマさんに知らせなきゃ！！
　　　　　　　　　　　 　 　 　 ﾉ{}ﾊ　 　 　 　 　 /|　|ヽ　 　 　 　 　 !}从　 　 　 　 　 ＼
　　　　　　　　 　 　 　 ｰ=彡lﾆｺﾊ 　 　 　 　 ヽｉ__jノ　　 　 　 　 ,'ﾆｺド==-　　　　　　|　　　　うわぁあああああああああ！！！！！！？
　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 __ノ| |/:ﾊ　　 ﾊ＼ ＿_ｰ＿_ ／ﾊ　　 ,ﾊ| |从＼　　　　　　　|
　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ／V: :|　'.　 { {｀ ー-----‐ '´} }　 /　|V ＼　　　 　 　 　 ﾉ
　　　　　　　　 　 　 　 ,.イ: : : : : :|　i::＼＼ー-------‐／／:!　 |: : : : i＼　　 　 　 ⌒＼　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 /´
　　　 　 　 　 　 _, . : ´ :｜: : : : : |　ヽ:.　＼｀ﾆﾆニﾆﾆ´／ .::/ 　 |: : : : | : :｀ ｰ- . _　　　　ヽ'´￣￣｀　 ､ 　 　 　 　 　 　 /
　　　 　 _,. -‐ ´: : : : : : / : : : : : : ､ 　 ::..　 ｀ ｰ―一 ´　..::　 　 / : : : : :, : : : : : : : :｀ ｰ-　、　　 　 　 　 ＼,． -―――┘
.,. -‐: :´: : : : : : : : : : : /: : : : : : : : : ＼　 ::..　　 　 　 　 ..:: 　 ／: : : : : : : :､: : : : : : : : : : : : :｀ : . 、



　　 　 　 　 　 　 　 ＿＿＿＿＿_
　　　　　　　　　 ／　　　　　　　　 ＼
.　　　　　　　 ／　 　 　 　 　 　 　 　 i
　　　　　　　,'　　　　　　　　　　　　　 |
.　　　　　　 |　　　　　　　　　　　　　　|
.　　　　　　 |　　　　　　　　＿__ ノ ゝ__,
.　　　　　　 |　　　　　　　（ ｛::::::｝ ) ({::})　　　　　え、ちょッ、ちょッッッ！？
　　　　　　　'.　　　　　　　　　　　　' . .ｊ
.　　　　 　 　 '.　　　　　u 　 (　　　 j　 )　　　　　行かないで欲しいだろ！！！待って！！！
　　　　　　　　 } 　人 　 　 　 ｀ｰ一'＾ｰ'
　　　　　　＿_ﾉ　　　 ＼　　　　　　 」　　　　　　　待て荒くれの人の子！！！！
　　　　　　}////｀　＜　 ｀: ..　　 　.,'
　　　　　 /_/////////｀　＜ｒ'´￣　　　　　　　　　話を聞い、おーーーーーーーい！！！！！！
.　　　　 //////｀/＜///////ﾊ
　　　　///////////,｀/＜// 丿
.　　　////////////////////ヽ
　 　 ﾑ///////////////////// ｀ヽ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ミヽ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 i川
　　　　　　　　ミｙI　　　　　　　　　　 川i　　　 .'ミヽ-=.,　　　　　　　　　　　　 __　　_,}　.{
　　　　　　　　ｽ f　　　　 　 　 　 　 {j .ﾉ　　　　　~´＞､｀＞-.､　　　　 　 .γ::::::::ヽ~'彳ﾊ
.　　 　 　 　 　 | .!.　　 　 　 __　　　　}.ﾊ　　　　 　 　 　 ｀＞.､_｀＞- =､_　 {::::::::::::ﾉ _,ﾉ　.}　　　　　うわぁああぁあぁあぁぁああぁあああ！！！！
　　　　　　　　 l, ヽ､　　　γ::::ヽ　　 ｣　l　　　　　　　　　　　　 ＞-<,　　￣｀＞-="　 ,／
.　　 　 　 　 　 ｀'>.､二"'''"⌒'.7-='",. ｲ　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ﾏ　　　　　 "';:::シ
.　　　　 　 　 　 　 　 ｀ヽ,　,.　　 .,γ　　　　　　　　　　　　　　　　 　 }　　　　　　 ､ﾉ
　　　　　　　　　 　 　 　 j''.　　:.　 {　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ,'　　　　　　 .ｿ
　　　　　　　　　 　 　 　 ﾍ　　 :.　 i　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 {　　　　　　,/



　　　　　　　　　　　　　　　　　　-‐‐‐-　､
　　　　　　　　　　　　　　　／　　　　　　　＼
　　　　　　　　　　　　　　/　　　　　　　　　　 ヽ
　　　　　　　　　　　　　　|　　　　　　　　　　　　|
　　　　　　　　　　　　　　|　ヽ､_　＿ﾉ　ゞ＿__　）ー─-─''''､'"￣￣~`ヽ､_,;､
　　　　　　　　　　　　　　|　　f´ﾓｦ　　　t ﾓｦ〉 |:::::::|`:::::::::::: ヽ: : : : : : : : : :
　　　　　　　　_, - ' ￣/: |　　ﾐ ー彡　　ﾐ ⌒ 彳::::/､::::::::::::::: : : :ヽ: : : : : : : : : :
　 　　　_,　- ': : : : : : / ∧　　/　　　　 i　　u　|::/::ヽ::::::::::: : : : : :ヽ: : : : : : : :　　　　　ちょーーーーーーーッッッッ！！！！
　　　／: : : : : : : : : :/: : `∧　ヽ　_　　人　_ノ　i　:::::::::ヽ::::: : : : : : : : i: : : : : : : :
　　 /: : : : : : : ヽ : /: : : : : ||　　 |　 　　　.ｨ 　/: : : : :／ : : : : : : : : !: : : : : : :
　　{: : : : : : : : : ヽ /＿＿: :|ト　　ﾋ ＿_　ノ　/ | : : ＜ _: : : : : : : : : :i: : : : : : :　　　　　ちょっとまッまーーーーッ！！！！
　　}: : : : : : : : : : :ヽ　／: : :ヽ `_ 　　　　　 /　|: : : : : :/: : : : : : : : : :|＿＿,,,
　　{: : : : : : : : : : : :}::|: : : : : :＼ 　ーr-=-ｲ- ,,＿/: : : : : : : : : ::::|"　　　　　　　　　　　コイツらをタヤマに特別待遇で合わせれば話が一足飛びに進む筈なんだよ！！！
　　|: : : : : : : : : : : |::::＼: : : : : :＼r'~`､　ヽ　　　　 ￣`＞,○: : : : ::|
　 ,|: : : : : : , -‐---===＞ｪ__/~ヽ|　 ﾉヽ､　　ヽ　　　/　 |: : : : : : ::/　　　　　　　　　　カムバック！！わが翼の許に帰ってこい、人の子ぉおおおおおおおお！！！！
　 |: : : : : : : : : : : : : : : : :r-‐/~ ﾚ `‐'　" ＼-,,＿､　 |　 ノ: : : : : ::/
　,|: : : : : : : : : : : : : : /イ　rｲ_ノ 　 r　　　､_L_　_,)　|／: : : : : : ::/
　L: : : : : : : : : : : : : : / !_ ィ　　　 ＞,,＿,／　　　　／: : : : : : :::/
　 ＼: : : : : : : : : : : __|　ﾉ　＞-‐': : ヽ　　　　　 ／: : : : : : : ::／
　　　`‐- ,, __O Oヽ::::`'~フ"○: : : : :ヽ　　 ／: : : : : : : 0: : ::ゝ､



　　　　　　　　　　　　.　-―― - ､
　　　　　　　　　 ≦　　　　　　　　ヘ
　　　＞≦　　　 　 　 　 /　　　／ヽ `＜
　　　￣ ／ ＞　　.／　/　　／｀ ＜ L三≧､
　　　 ／.ォ ォ　∠ 　 /　／ ､　　　 ヽ≦三!.l
　　　 ´ / ´/ 　{≧ヽ/　.代 tx＼　　　Ⅵ//!.!
　　　　 　 /／ ﾔ ７ ／　　` －　 ｚ≦7///l l
　　　　　 " /　 ｀ォ"　　　　　　　 k////Ⅳl l
　　　　　　/ォ／!/　、　u　＿_　´　/!Ⅳ .Ⅶ　　　　貴様ッッッ！！！！！
　　　　　　´ " /ｋ　　ヽ　　　　 ` ／ Ⅳ　 .ﾔ
　　＿＿＿__./　　｀ .＜＞　 _ ／　　|/　　 ﾔ　　　　貴様本ッ当に俺達を導きに来たのか！？
ﾔ　ﾔﾔ　　　 ＞ .　　　　｀　７≧
_ﾔ__ﾔﾔ　　　　ｒミ≧　.　　 /　 }　　　　　　　　　　　なぁ！？交渉しようとしたのはわかった！！！
　　　　　　　 .l l　 ｀≦≧ー一ヘ
　　　　　　　.ｌ ｌ　○ﾐ　　　　　　　ヽ　　　　　　　　　何か話でケリをつけられる事は解った！！
　　　　　 　 l l　　　　　　　　 ○　　ﾔﾍ、
　　　　　　 l l　　　　　　　　　　　　　LL!ｋ　　　　　　だが貴様のおかげで話もつかなかったのもそれ以上にわかったんだが！？！？
　　　　　　l l　○ミ　　　　　　　　　　　　　ヽ
　　 　 　 .l l　　　　　　　　　○　　　　　　　l}
　　　　　.l l　　　　　　　　　　　　　　　　　 ﾉ!
　　　　　l l　　　　　　　　　　　　　　　　　/ |
　　　　 .l l　○ミ　　　　　　　　　　　　　/　.|
　　　　 l l　　　 　 　 　 　 ○　　　　　./　　|
　　 　 .l l　　　 　 　 　 　　 　　　　　./　 　.|

　　　　　　　　　　 　 　──　、
.　　　　　　　　　　 /　 　 　　　 ヽ
　　　　　　　　　　,′　　　　　　　`､
　　　　　　　　　　|　　　　_ 　　　　 ∨──-┐＿＿＿＿
　　　　　　　　　 /y^YﾍﾊLヽ　 f＼ , ＼＜／___＿＿＿／|　　　　　いや、マジで……ちょっと、ちょっとしたツテがあるだけなんだ……。
　　　　　　　　　人! .| ﾄ､ヽ＼`ｰ,’ 〉}/ /:::::`-＜__////Y/ |
　　　　　　　　/::::::^ゝへ_ `　　___ｨ_/ /:::::::::::::／:::::＼/ i//|　　　　　ソレに頼ろうとしただけなんだって、俺は……。
　　　　　　　 .j::::::::_ﾑｭｰ､＼／:::::::::| /:::::::::::::::::::::::::::::::Y:i//|
　　　　　　　/:＼/.::::::::::::::〉〈::::::::::::::{::::::::::::}/::::::::::::::::::::}:|//|　　　　　ソイツに合わせれば、嫌味な方向にでも情報は一気に引き出せて、
　　　　　 　 }:::::/::::::::::::::::ｲ:::}:::::::::::::::{::::::::::/:::::::::::::::::::::,' |//|
:x、　　　　 /／::::::::::::::::Λ{;;;|:::::::::::::::i:::／::::::::::::::::::::::ｲ./|//|　　　　　黒の修道女くらいはあっさり捕まえられるかなと……。
.　 ＞x、　 }':::::::::::::::::::/::::N;;;|::::::::::::::::V:::::::::::＼＿__/ |/|//|
＞ x　　＞ﾍ::::::::::::::::/::::::::::V|::::::::::::::::::V::::::::::::＼::/..:::ｉ/|//|



　.　 　 /: : : : : : : : : : : : : : : : l: : : : : : : / : : : ;ｲ: :/　　ヾ:ヽ: ヽ: ヽ: : :l
　..　　/: : : : : : : : : : : : : : : : ∧: : : : : :/: : ／l: : :/　　　 ヾ:ヽ: ヽlヽ : |
　　　,': : : : : : : : : : : : : : : : : : ∧: : : :/: ／: : l: : l　,　－ - ､ヾ: : l　ヾ|
　　 ,: : : : : : : : : : : : : : , /: : /: ∧: :/／: : : :∧: l/'´""""" '　l : l
　.　,: : : : : : :／/ : : ／:/: ／, -‐､＼: : l: ､: : : ヽ|　 ｨ＝＝　　|ヽ|
　　, : : : : ／: / : ／: :/ ': : //⌒ヽ ､ヽ l: : ､ : : : l　　　乂j　　乂　　　　　　（コイツに警戒とかするの、早々馬鹿らしくなってきた……。）
　　,: : : :/: : :/:／: : : : : : : :l ｌ . /⌒） ､ : : :､: : : : |　｀ｰ‐‐　　　　　ﾉ
　　,: : :/: : : : : : : : : : : : : : ヽ￣{ヽ　ヽ　 ､: : ヽ: : |　　　　　　　　ｲ　　　　　じゃァどうすンの。
.　 ,: : /: : : : : : : : : : : : : : : : : ＼ｰ‐'－　　 ､: :､ : |　　u　　　　　l
　 ,: :/: :／/: : : ;ｨ: : : ﾄ､: : : : : : : :>‐'⌒ヽ　 ヽ: ､: |　　　　　 ＿　　　　　　俺ら、この東京に降りてきて何すりゃいいと思うわけ？
　 ,:/／　/: : ／ l: : ノ＝＝＝＝＝≧=z､ ヽ 　ヽ: | 　　　　　　,'
　,/''　　 , :, '　　ﾉｲ ヽ　　 　 　 　 　 　 ｀ Vz､≧ヾ|　　　　　　ｌ　　　　　　アンタは。
　　　　　, '　　　　　　 ヽ　　　　　　　　　　 ヾ///l ≧＝－―'
　　　　　　　　　　　　　ﾉ　　　　　　　　　　　　　｀　､　　 ヽ

　　　　　　　 　 　 　 ,. -‐- ､
　　　　　　 　 　 　 / 　 　 　 ヽ
　　　　　　　　　　 {　　　　 ,、　',
　　　　　　　　　　 ヽ ﾉ `フノ-‐ｭ',　　　　　　　　　　　　　　　　　　……とりあえず人の子の拠点を教える。
　　　　　　　　　　　〈ﾞy'´ ´ '´,≠-,
　 　 　 　 　 　 　 　 i 　　　　,r ´i ｀ ｰ‐‐‐- ､ ＿　　　　　　　　ここから西に向かうといい。
　　　　　　　　　　　/　　 　ノ _ノ　 　 ; _,-‐x'ﾆ=､ ｀丶.
　　　　　　　,. -‐ァ′　 /´ｰ=、_r‐‐='´ ゝ、　　　ヽ　 ﾊ　　　　あ、まっすぐ西に向かわない方がいい、
　　　　 　 /　 ／　 /　.,'　　 　 '.　　　　　　ヽ　　　 :　　ﾞi-､
　　　　　 ,iゝ'´　 , ' 　 /　　　　 ;　　　　　　 ｀ヽ.　　ﾑ、.ム　ヽ　　　　まずは北西方向に行って、そこから南下するカンジで……。
　 　 　 〃　/ ／　　 /　　　　　} 　 　 　 　 　 ,ﾊ爪⌒:´　　　 '
　 　 　 !　, '´{　　　 /　ｏ 　 　 ﾉヽ_　　　ｏ　 ﾉ　ﾊ　　 ヽ　 ﾉヽ ',
　　　　 Ｙ´　　　　,/ ﾞゝ--‐= ´ ﾞi!　 ｀￢==.´　 ,ノ ＼　　ｖ　⌒ヽ!　　　（ガイア教団が幅効かせてて、アスラ王まで下りてくる
　　　　　ゝ-､___ノ.　　,ﾉ　{,. -‐￢!￣｀ ￢ﾔ　∨　　　`ｰ/　 　 / }
　 　 　 　 　 　 　 ゝ. i　 i　 　 　 ;　 ____.ﾑ 　 i 　 　 　 ,'　　 , '　ﾘ　　　　『秋葉原』は迂回させた方がいいだろ。
　　　　　　　 　 　 　 ﾞ} ├ '´￣ ; :´　　　 i.ﾉ　!　 　 　 {,.　 ' 　 /
　　　　　　　　　　 　 i　ﾊ,...　...ノ,.ヽ.__.. '´i　　 !　　　, '　　 　 /　　　　　ソレだけは絶対だな……！）
　　　　　　　 　 　 　 {　 {　　　　¨　　 　 ﾘ､　 |_　　/ 　 　 ／
　　　　　　　　　　　　ゝ. ﾍ　　　　　　　/:,.-‐‐'　｀¨　　 ／
　　　　　　　 　 　 　 人.＼ヽ　　　　　ι／,.-　　 　 ィ
　　　　　　　　　　　/ 　 ｀ヽ＞ ､.... -‐ ι',／> ,.､-- '



　　　　　　　　, :i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:｀ ＜i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:，
. 　 　 　 　 ／:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:/:i:i:i:i:r-x、:i:i:i:i:i,，:i:，
　　　　　／:i／:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:/:i:i:i:i:i:l//∧:i:i:i:/∧:i:i:，
　　　 ／: イ:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ｉ/:i:i:i:i:i:i:j///∧_///∧i:i:，
　　／'´　/:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i/:i:i:i:i:i:i:i:厂　　　　 ｀Vﾊ:i:i:，
　 　 　 ./:i:i:i:i:i:i:／:i:i:i:i:i:i/:i:i:i:i:i:i:Ⅳ　　　　　　 _V∧:i:,
　　 　 /:i:i:i:i:i／:i:i:i:i:i:i:i:/:i:i:|:i:i:i:Ⅳ二≧=- 　 r示/小:i:
　 　 ./:i:i:i:／:i:i:i:i:i:i:i:i:i/:i:Ｉ:ｉ:|i:i:iⅣt苡厂 　 　 ﾏ¨|Ⅶ|｀i|　　　　　わかった、ルートをダグラスのガントレットに付けろ。
　　 /:i:i／|:i:i:i:i:i:i:i:i:i:/|:i:i:i:/|:i:i:i:厂￣　　　　　 Ｖ| Ⅶ　|
　 ./:／　 j:i:i:i:/:i:i:i://|:i:ｉ//|::i:i:′　　　　　　＿_〉　〈　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「できただろ。」
　 j'"　　./:i:i:/:i:i:i:///|:i:|//Ⅵi|　　　　　　　　 j
　　　　./:i:i;ｲ:i:i: ｲ///|:i:|i// Ⅵ　　　　_ 　-‐ /　　　　　　　　　　よし、じゃぁお前は邪魔だから、帰れ。
　　 　 |／ /／ ﾉ.///|://///}is｡.,　　　　 　 ′
　　　　　　　　ｒ　i///|'⌒∨///// =-　 ___/＿　-===-　　__
　　　　　　　　|　 ¨ -=ﾆﾆ=＼///////／⌒i`弌￣＼　　i|ﾆ_　 ＼
　　　　　　　　|　　　　　 ￣¨¨¨¨¨¨¨¨i|　　 i|　　＼　 ＼　ﾏﾆ-_　‘，

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＿＿＿＿/_,.　´　 __　　　　　　 )ﾉ､
　　　　　　　　 　　　　／￣￣＼　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/:::::::::::::::::::::::::,. ´　　／　　_　　　　ｰ=' __＼＿
　　　　　　　　 　 　／ _ノ　 ヽ､_ ＼　　　　　　　　　　　　　　　　　 {::::::::::::::::::::::::/　　　/　 ／　　　　　 　 　 ＼＼:::＼
.　　　　　　　　　　 |　（ ●）（● ）　|　　　　　　　　　　　　　　　　　':.::::::::::::::::,..::ﾊ　　 /　 /　　　　　 　 　 　 　 ヽ V:/
.　　　　　　　　　　 |　　（__人__） 　│　　　　　　　　　　　　　　　　　 ヽ::::_／:::::{ 　　/　 /,　/　 　 |　　 |!　 　 　 ∨:〉
　　　　　　　　　　　| 　　｀⌒ ´　 　|　　　　　　　　　　　　　　　　　　 {::::::::::::::::ﾊ 　/　 // /　　 !{ |　　 |!　 | |　 　V
.　　　　　　　　　　　| 　 　 　 　 　 |　　　　　　　　　　　　　　　　　 r-乂:::＿／'::}V　　j/〃　/ ,从　　 / 　 | | 　 ,: |
.　　　　　　　　　　　ヽ　　 　　　　/　　　　　　　　　　　　　　　　　/:::::::::::::::／: ／/　 //l-|-/}/､　|　 /}--/､,　 / /
　　　　　　　　　　 　 iヽ　 　　　 / i　　　　　　　　　　　　　　　　 乂:::::::::::::::::: / ,: 　　/l ｨﾁ斧ﾐ　　|／,ｲ斧ﾐ/　/ /| 　　　　「「えッ。」」
　　　　　　　　　　　　|　 ー-―'　 _|　　　　　　　　　　　　　　 ／　 ∧:::::::::::／ /　　/从{ vツ　　　　　 vﾂ ﾑイイ
　　　,,,,,,,....　　_,,. -‐''"´　　ゞ　　　｀゛''‐- .,,_　__....,,,,,,,　　　　 (ー‐ ´　＼:／ ／,.:/ /.:/:∧｀ ¨ 　　 ,　　¨´∧:| | l　|
　／　　 ／""　　ー‐---、　　／ー‐---　 "''ヽ　　 ~ヽ、　　 ｀≧=-　 　 イ　// /.:/:／込、　　v:: ｧ　uｲ::／ j/
./　ﾍ　/　　ソゞ　　　　　　　Y　　　　　　　　ゝﾍ　　ヾ　 ii　　　{　/￣ ／ /　／ ｲ イ 　 r┴ ＞　 _　＜ ￣　 /　　,
i　ﾐ　Y　　　〆ﾐ　　　　　　 ミ|彡　　　　　　　三ヽ　　ｿ /i　　　∨　/⌒ ,: ／／￣_,.　＜乂　｀≧=-=≦}＞､,: 　　/
ヽ　 人　　　入___　　　　　　水　　　　　　　　　》　　ノヽ/　　　　　　　 {　,イ／´　￣＼ 　 ＼| 　 　 　 |r／　　,　ヽ



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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　≦才::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾍ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 才::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾍ
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　　　　　　　　／ 　　　 ヽ,　ﾔ ｬ 、７::::::::::::::::::::::ﾑﾍヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾍ
　　　　　　　/　　　 　 ヽ　Ⅵ1 1 ./:ィ::::::::::::::::::/｀　＜ﾍ::::ィﾍ:::::::::::::::::::::ｌヽ
　　　　　　 {　　　　　　　ヽ Ⅵ　/;ｲ !::::::::::::::::/　　　　 ｀　＜l:::::::::::::::::::::l
　　　　　　 l　/　　　　　　 ＼} ｲ　! !::::::::::::::/､　,　　 　 　 　 l::::::::::::::::::::l
　　　　　　 ∨　　　　　　　　ヽ/ /./!::Ⅵ::::/`"ｙゞ　　/. 　 　 l::::::::::::::::::::!
　　　　　　 /　　　　　　　　　 ∨｀　Ⅳ |::/ ￣ `　 r {≦ tｯ≦!:::::::::::::Ⅳ!　　　　　え、じゃぁないだろうがッッッ！！！！
　　　 　 　 !　　　　　　　　　　 ∨　.Ⅵ.ﾚ ｒ ､　 　./　!｀ ー　".l::::::::::ﾊ|
　 　 　 　 /　　　 ィ　　　ﾍ　　　}≧ ､iハ ﾄ､ ヽ､ｰ′　　　　ィ1::::::/_　　　　　　　　貴様が居たら少なくとも一つの勢力には話も聞けん事が分かった筈だろうが！！
　　　　　∧　/ .ｒ´　　　　　ﾍ　 ﾘO　 ヽ　ヽ､ ｰ _ﾌ 　 u.＜　/.ｌ:::/ ／｀ォ
　　　　イ　∨　{　　　　　　　ヽ､}ヽ　＼ `ー≧三＜ 　 く　/ /!/ "　／ ﾍ
　 　 / 1　 /　７　　　　　　　　　ヽ ヾ　＼　 　 ｀　O　　 ｀　イ　 .／　　 .ゝ　　　　　「いや、アイツらが下っ端過ぎて俺の事を知らなかっただけでホントならな……！？」
　　/　 !　 ヾ､/　　　　　　　　　　 ﾍ　ヽ　　　　　　　　　 　 　 ／　　　　　ﾍ
.　/　　!　　.Ⅵ　　　　　　 ヽ　　　　 }　　　　ｏ　　　　　　　　-一　　　　　　ﾍ　　　　　信用できるかッッッ！！！『殺される』まで言ってたぞ奴ら！！！
. /　　 l　 　 `!　　　　 ＿　 ヽ　　　 ﾊ､　　　　　　　　　　ｫ-　_　　　 　 　 　 ﾍ
/　　　 !　 　 .l　 ｒ≦　　　　≧ ､　 ﾊ　r ‐ ､　　　　.　＜　 ＼　｀　　　　 　 　 ﾍ　　　　貴様ら一体この東京で何やったんだ！？大虐殺でもしたんじゃぁないか！？
　 　 　 !　　　k´ !　　　　　 __　 ヾ' ./　　　 ヽ≦　　　　　　　 ＼ｚ-‐　　　　 　 ﾍ
　　　　 l　　　 }/　　　　　/ 　￣￣ /　　　　 {_　　　　　　　　ｒK＿＿　　　　　　ﾍ
　 　 　 ﾊ　　才´ ,ｒ‐　､_/　 　 　 ヾ{　　　　 .{ {　 　 ＞　　´＞ ヾ　　　￣　　　　.ﾍ

　　　　　　　　　　　　　　,　-‐―　‐- 、
.　　　　　　 　 　 　 　 ／　　　　u　　　ヽ
.　　　　 　 　 　 　 ＿'　　u　　　　　　　　i
　　　　 　 　 　 < ＿　＼　　　　　　　　　 i　　　　  ::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. : .
　 　 　 　 　 <＿＿　＼　＼　　　　　u　 i　　　　 : :　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 : : .
.　　　　　　<＿＿　＼　＼　ﾍ /⌒/　　./　 　 　 : :  言いてェッ……！！『記憶にございません』ってッ……！！  : : .
　　　　　　 └--ﾐ ヽ、＼　-　＼　|　　./　　　 　 : :　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 : : .
　　　　 　 　 /　　 丶　　- 　 　 　 〉／　　　　　　: ::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. : :
　　　　 ,.-／| 　 　 ( ＼　　　u　　!
　　 ／ |　＼ヽ 　　 ＼_ヽ　　　　　{　　　　　　　　　  ::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. : .
￣<　　 !　　`＼　　　、ﾍ　　　u　..> 、　　　　　　  : :　　　 だった本当に記憶に無いからッ……！！　　 　 　 　 　 : : .
＿ ＼ 　 !　　　 > ー-- イ＼　　.∠／ヽヘ　　　　 : :　　　 でも当たってるらしい、やってるらしいしッ……！！　　 : : .
!　￣￣　ヽ　／{　　)＼　|　..＼(⌒)　　 ﾉ　＼　　 : ::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. : :
　　　　　　 ＼　/⌒＼　〉　　　ヾ、　／　 　 　＼
　　　　　　 　 ＼　い　/　　　　＼／ ＼(
　　　　　　　　　 ＼　/　　　　 /　＼



　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ＿
　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 .イ/⌒` 、
　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 _＞::´:／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＞､:/‐:::―::-::＜
　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 イ:::::::メ、::::::::::::::::::::::＼
　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 /::::::／:::、::＜:_:_:_:_:::::;:ｲ::V
　　　　　　　　　　　　　　　　　　/::::;ｲ:::::〈:r`＜_::_:::::::::彡':、::v
　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 /:::/:::::::,ィぃﾍ:::::＼::下､::::::ﾊ::::V
　　　　　　　　　　　　　　　　 /ィ7:::::::/!´　　 ＼:::从:::::::ﾏ::::ｌ::::::　　　　　少なくとも『外』じゃぁ俺らは悪魔にも天使にも襲われてたし、
　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 /::::::/ｿ≧zx､　 }′ｨ≦寸:::Ⅳ::l
　　　　　　　　　　　　 　 　 　 /:;::イ〈t八 {ﾘ 〉　　〈 {ﾘ ﾉλ:ハ::i!　　　　こっちでやってても不思議じゃぁ無いんだよね。
　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ´　 ﾊ::::从　￣ 　 i〉　￣　从ﾊl.}/
　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ／ ﾏ::{ﾊ!、 　 _`´_　　.ｲ:ﾊソ '、
　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ﾏ､　ﾏ!.ﾉ::}is｡　　　 イ:ﾊ:l '　　 ＼
　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 Vヽ ヽ,.ｨi|　　二　 iト､ｿ　　　　　>
　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　_r∨i! f　　　　　　　　 i! 　 　 .／
　　　　　　　　　　　 　 　 　 イ: : : :Ⅵ {＿＿　　 /　＿i! 　 ,.ｲi!＼
　　　　　　　 　 　 　 　 ／: : : : : : : :〉: !　　　 ヾ r　 　 i!　∧:::ｊ: : :丶

　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 / 　 　 　 　 　 　 　 ｀ヽ　 　 ヽ 　 ∨.::::::::::::::::::::::::::::〉
　　　　　　　　　　 　 　 　 /　 　 　 |　　　、　 　 　 | 　 　 |　　 ｉ::ヽ:::::::::::::::::::／
　　　　　　　 　 　 　 　 　 i　　　 　 |　', 　 ＼　　　 | 　 　 |　 ノ|:::::::＼:::::::／
　　　　　　　 　 　 　 　 　 !　　　i　｜　', 　ヽ ヽ. 　 | ノ 　 |　　 |、::::::::::::く ＼
　　　　 　 　 　 　 　 　 　 | ! !l i l　 l ＼ ＼　＼ ｀≧⊥ 　 ﾄ.イﾉ|::＼::::::::::::＼ ＼
　　　　　　　　　　　　　　 乂八`j≧ﾄ､　＼ ＞ｒ'"｢しﾊ 　 | | } ! ﾉ::::::::＼::::::::::::ヽ. ＼
　　　　　　　　　　　　　　　　|　 圦 iﾉハ　　　　　ゞ=''|　i | |ﾉ爪::::::＼:::::＼::::::ノ ＼ ＼　　　　そッ、そんな筈はッ……！！
　　　　　　　　　　　　　　　　|　　ﾍ ゞ-ﾟ'　　　　 　 　 |　|ﾉイ.::j::}:!:::::::::ヽ::::::厂　　　＼ ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　|　 　人　　'　　　 　 u ｜ |:::::::::::::ｊハ:::::::::厂＼ヽ 　 　 ハ ｝
　　　　　　　　　　　　　　　　',ハ　 i ｀ 　. 　｀　 　 ..イi　厂｢￣　　´￣　　　 ',　 　　｜ﾉ′
　　　　　　　　　　　　　　　　 Ⅵ　八　,--≧==≦彡l　/　 !　　　　　　　　　 |　 　　 |
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. ／:::::::::::::::::::::::::::/::＼:::::::::ヽ
/:::::::::::::::::::::::＞　´ ￣ ヽ::::::::ﾍ
ォ:::::::::::::::::Y　　　　　　/＞､:::::ﾍ　　　　　　　　　ダグラス、悪いがコレは俺達と、東京の人間の物差しで考えてもらう。
.l:::::::::::::::::::l_　　　　　ｋｔｼ.λﾍ:::::ﾍ
ｌ::::::::ｵ:::::::代ｔｯ＜　　`ー"　!;;ﾍ:ﾄ､ﾍ　　　　　　　俺達はここで動かなければならない、そしてコイツは見られただけで恐れられて話もできない、
::::::;ｨ∧::::::!`ー "　　､_　　　l､;;;l|　　　　　　_
:::/!::ゝ1:::::l　　　 　 ´ 　_　.ｨ､ヾ|　 _　-ぇ ７　ヽ　　　　最悪は一方的に敵視されて不要な争いすら起きかねん。
:/ 1:::::ﾊ:::::ト 　 　 ,ぇ´ 　./　 ゝイ　　/　/　　　ヽ
.　 |::::::ォⅥｵ≧ 　 ＿　ｲ　 /　/ 　 /　/　　　　 ﾍ
.　 l才 Ⅳヾ ∨｀ヤ´　　　 ｨ　 ヤ ´　　ﾊ　　 　 　 ﾍ　　　　……黒の修道女に遠のく可能性がある。
　　　　　　　/ヾ__ﾍ＿ ィ´　　　　　　　{　　　　　　　ﾍ
　　　　　 イﾊ　ｚ≦　　　 ○　　　　　　　　 　　　　　 ﾍ　　　こういえばわかるな？
　　 　 ｲ　/r ´　　　　　　　　　　　　 ト､　　　　　　　　 ヽ､
　 ｒ ´ i ィ　|　○　　　　　　　　　　　　　 ヾ　　　　　　　　 ﾍ
　 {ヾ 　 　 !　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ、　　　　　　　ﾍ
.　 Ⅵ　　　|　　　　　　　　　　　　　　　　　 .7ヽ　 　 　 　 　 ﾍ

　　　 　 　 　 　 　 　 / 　　/　　 /.:.:.:.:.:/.:.:}::.:.､::.:.＼::.:.ヽ::.:.＼
　　　　　　　　　　　　|　　　|　　 i|:.:.:.:.:.:|:.:.:.|:.:.:.|:.:.:.:.:.|:.:.:.:|:.:.:.:.:.|
　　　　　　　　　　　　|　　　|　 　i|:.:.:.:.:.:|:.:.:.|:.:.:.}:.:.:.:.:.|:.:.:.:|:.:.:.:.:.|
　　　　　　　　　　　　|　　　| ﾄ､ ∧:.:.:.:.:|:.:.:从/|:.:.;ｲ:ｉ|:.:.:.:|:.:.:.:.:.|
　　　　　　　　　　　　|　　　|十ﾍニヽﾄ､ｌ:　.:ｌ/::「/::ｌ7Tﾆ/|:.:.:.:.:.|
　　　　　　　　　　　　|　　　ﾄｨ斧＝ミ　　　 　 ｨ斧 ＝ﾐ:.:.|:.:.:.:.:.|
　　　　　　　　　　　　|　　　 　弋r:::ﾘ　　　ｌ.　 　 ヒrﾘノ .:.:.:.:.:.:.|　　　　　……。
　　　　　　　　　　　　|　　　l 　 　 　 　 　 |:　 .:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|:.:.:.:.:.:|
　　　　　　　　　　　　|　　　ﾄ､　u　　　　　　..:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:'}:.:.:.:.:.:|
　　　　　　　　　　　　|ｌ　 　 　 　 　 　 ∠二ヽ.:.:.:.:.:.:.:./Y .:.:.:.:.:|
　　　　　　　　　　　　|ｌ　 　 l　/＼　 　 　 .:.:.:.:.:.:.:.:.／∨.:.:.:.:.:.:|
　　　　　　　　　　　　ｌﾍ　　ｉ|,/.:.:.:.}＼　　.:.:.:.:.:.:.:イ::::::::.V.:/.:.:.:.|
　　　　　　　　　　　 　 从　i|.:.:.:.:/|　 ≧ 　 =升:.:|:::::::::::.ﾏ.:.:;ｲ |
　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ヽｌ:.:.:/ {ニニニニニニﾆ}::::::::::.}ノ ｉリ
　　　　　　　　　　　　　　　厂￣￣￣￣￣￣￣￣ 〉￣￣ヽ
　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ′　　　　 　 　 　 　 　 /.:::::::::::::::|



　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ＿＿＿＿　 ｚ≦￣ミー--　ィ
　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ｀　＜　　　　　　 /　　　 ／ﾊﾄ､ _
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／　　　　　　/　　 ／¨ﾞ ＜_.ハ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ∠　　 ィ　　　 / 　 ∠_　　　　 }　!
　　　　　　　　　　　　　　 　 　 _ ｚ≦＿/　　ィ / 　× tｯ､≧ _＿}　!
　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ∠ィく__／ ／ 　 ￣　　{tｭＹ .｜
　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ∠　ィ　u　　　　　」 /,}　 l 　　　ハァ……。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/　＼　　 ＿＿　　//|　/
　　　　　　　　　　　　 ./￣￣￣ヾ ﾍ __/￣≧　＼　　　　｀ｨ / .},/　　　　だが、だ。
　　　　　　　　　　　　/　　　 　 　 ﾍ ∨- ミ　　　 ≧､__／ }/　./
　　　　　　　　　　　 f　　　　 　 ＼ ￣　　 ＿ ≧　_ /K　　　　　　　　　　ウーゴや修道院以外の指針は欲しい。
　　　　　　　　　　　 {　　　　　　　 ＼　　 {　　｀　- /｀ム,- ､
　　　　　　　　　　　 !　　　　　　　　　ヽ　ｌ 　 〇 /￣}／ 　 }‐- ミ　　　　スラオシャだったな、お前の指示と情報自体は欲しい。
　　　　　　　　　　　.{　　　　　　　　　 }　 !　　　/　／　　 　 ヽ　 ﾊ
　　　　　　　　 　 　 !　　　　　　　　 f 　 } 　_　 {　　　 　　　　}　!　{　　　　……つまり、だ。なんらかのアドバイスは飛ばしてほしいんだ。
　　　　　　　　　　　 !　　　　　　　　 }　 / /__ゝく￣≧ ､ 　 　 〉 |　 ヽ_
　　　　　　　　　　　 l　　　　　　　　 Ｌ./ /／　　 ￣｀Ｙ ヽ　 /　 !　　　}
　　　　　　　　　　　 {|　 　 　 　 　　.r―′　　　　 　 ﾍ＿∨ 　 ﾄ､　　ﾍ
　　　　　　　　 　 　 .!!　　　　　_ ≧┴-ミ　　　　ｚ≦￣　 ＞　_ﾘ　　　 ｀

　　　　　　　　　　　　　 　 |　 ＿ ノ　丶 ＿　 |
　　　　　　　　　　　　　 　 |　 （●）　 （●）　 |
　　　　　　　　　　　　　 　 |　 　 　 　 　 　 　 |　　　　　　　　　お？
　　　　　　　　　　　　　＿_ｌ 　 （　 人 　 )　u八＿＿_
　　　　　　　　　　　／　　八　　　　　　　　 / ｌ　　　 　 ＼＿_
　　　　　　　 ＿_／　　　　l　＼　　 　 　 ..ｲ l､ 、　　 　 　 ＼　　≧ 、
　 　 　 r　￣￣　　　　　 八　 　 ――≦/　| |l ＼　　　　　　　 　 　 ＼
　　 ／　　　　　＼　　　　　＿＿　ｌ　 ー　　　 | ＿＿_　　　　｜
　　　　　　　　 　 　 　 　 ￣￣　/∧　　　　　｜￣￣　 ミ　　 ｌ　　　　　 l
　　|　　　　　　 　 l|　l　　　　 　 //∧＿　 　 /　　　　　　 ヽ ∧　　　 　 |l
　　|　　　　　　 　 l|　l　　 　 　 　 //―　丶ｨ　　　　　　　　 ｌ　∧　　 　 l|l



　　　　　　　　　　　　　　　　 ／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:∧
　　　　　　　　　　　　　 　 ／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/:.:/ﾐ:､:.:.∧:.∨:∧
　　　　　　　　　　 　 　 ／:. /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/:./i:.厶≧}:/≦:. |:.:.:.:′
　　　　　　　 　 　 　 ／　´/:.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:. /:./_.|:′　　　　 Ⅵ:.:.:.:.|′
　　　　　　　　 　 .／ ´　 /:.: ｨ :.:.:.:.:.:. |:. /:.厶_.|≧、　　 _,. 斗 .:.: |:.，　　　（アスラ王の名前を直接出すのは……やめておくか。）
　　　　　　　 　 　 　 　 ./:／′:.|:.:.:.:.:.|: ′､ ｔリ｀ヾ　　 ,fｔｻ /!:. | | :.，
　　　　　　　　　　　 　 ／ /:. ／| .:.: /|:i　|　`ー　´　　　一' 小:.| |　:.，
　　　　　　　　　 　 　 　 ./: ｲ:.:.:.|:.: /: |:|　　 　 　 　 　 { 　 /:.|: 州 　':，　　　　俺の知っている悪魔には『分霊』を出せる悪魔が居た。
　　　　　　　　　　 　 　 /／/:／|:./ { ;/ ､ 　 u 　 　 _ ,〉 ./:./l:.′
　　　　　　　　　　　　 ／　／　 ,!′ ＞ .,_＼　　-　‐　.∠:./ ,|:　　　　　　　　お前ほど高位なら同じことができんか？
　　　　　　　　　　　　　　　　　 ノ、　　　　 ≧o｡.＿ ／､　ヾ丶
　　　　　　　　　　　　　　,ｒ ＜　　 丶 　　　　　　 }|　|　 `´　　}　　　　　　　　俺達にできなくても、ダグラスにならとかな……。
　　　　　　　　　　　 _,≦.,_　 　 ヽ　 　 ｀　　ー―≠ " 　 　 　 |
　　　　　　　　 _,　＜　　　 ヽ　　 丶　　　　　 ／　　　　　　　｜
　　　　　　　 /　　　　￣ ヽ　 ＼_／　　 　 ／　　　　　 　 　 | |
　　　　　　 ./　　　　　 　　 丶　　　　　 ／　　　　　　rﾐ， 　 l !

　　　　　　　　　　　　　　 ／￣￣＼
　　　　　　　　　　　　　／　　 _ノ　　＼
　　　　　　　　　　　　　|　　　 （ ●）（●）
　　　　　　　　　　　　　|　　　　 （__人__）　　　　　　『分霊』……その手があったか！！！
　　　　　　　　　　　　　 |　　　　　｀ ⌒´ﾉ
　　　　　　　　　　　　　　|　　　　　　 　 }　　　　　　確かにソレならできるだろ！
　　　　　　　　　　　　　　ヽ　　　　　 　 }
　　　　　　　　　　　　　 ,ﾉ.ヽ､.,＿＿ __ノヽ　　　　　　よし、その依り代となるモノをダグラス、お前に託そう！！！
　　　　　　　　　　　 ／_＼::　　ヽ　ﾉ　 .:::／　`ー-､＿_
　　　　　　　　,. -‐'´.: : .:|!:.:ヽヽ、ヾ__ ー ::|::...　　　 　 　 ￣｀`ー-､
　　　 _,. --r'´.:.:.:.:: 　..:.:∧:.:.:.:　 （__)　::::::::|:.:.:.:...　　　 r　　　　 　　＼　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（コイツ、思いつかなかったくらいには
　r‐'´ ＿:.:.:ヽ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:l　|!:.::　　 ハ　　::: |;;;;:.:.:.:＞....:.|:..　　　　 　 ､　ヽ
:.:.:.:.::.´:.:.:.:.:.:.:.:＼_＿＿＿_ヾ:.:.:.:.:.|　 ∨ >:┴…'´ｰ‐-､|:.:.:..　＼:　　 |:.:.: |、　　　　　　　　　　　　　　　　　　　自分で直接解決するタイプだったらしいな……。
:. ／了:.:.:.:.:.:.:.:.: ／:.:.:.:.:.:.:. ｀`ｰ-､L.. __〉.'"　　　　　 　 ＼:.:.:.:.:.:.ヽ:.:./:.:.:/: ＼
/__／:.:.:.／:.:.:.:/-、:.:.:...　　 　 __　 .:Y´:: ＿,.　　　　　=ミ:.:＼＿;;;;;V;;;／ヽ　　ｌ　　　　　　　　　　　　　　　　　俺達の時も考えればそうだったな……。
:.:.:.:.:.,.イ:.:.:.:.:.:ﾉ|! _}‐‐::.:.:.. ,r‐'´ ﾉ. . ::lr'´::"　　　　　　　 　 :;;;|:.:.｀ｰ'⌒　　|　　|
:.:.:.:厶;;辷==' /⌒|::.:_;. -'´...:／　　 :.:ｌ!:.:::　　　 　 　 　 　 :;;;;;|:.:.:　 　 ', 　 　 ∧　　　　　　　　　　　　　　　　　アスラ王が賢かっただけなのか、やるのが難しいのか……？）



　　　　　　　　　　　　　. 　- 千´ ￣　´ ｀　 ｖ ⌒ヽ／｀ .、
　　　　　　　　　　　／　　／.7´　　｀　 .　 　 ＼／. :: :: :::＼
　　　　　　 　 　 ／　　／/ 7　｀　 .　　　ヽ　 / .ヽ:＼::: :: :: :＼
　 　 　 　 　 　 　 　 . '　/ /　 　 　 ＼　　 ∨ / ハ:: ::＞-- -:ﾍ
　　　　　　　　　　　/　/ /　　　、＼　 ヽ 　 ∨ / ハ'. :: :: :: :::. '
　　　　　　　　　　 .'　 !　!_.!_! !、 ＼ ＼ハ　　∨/　 i: :: :: :::／　　　　　　え、わ、私ですか！！？
　　　　　　　 　 　 ｌ.!　i.´i.| ! l ! ＼.　X´　i!　　 l'ﾍ ノj:: ::::／
　 　 　 　 　 　 　 从 .l　lﾉﾑ从 　 ヽｨ云K　 　 !. }. ｲ⌒＼　　　　　　　　いいんですか！？
　　　　　　　　　　　人!.Nｨ似!　　 　 !以ｿ!　i　!!.ﾉへ. :: ::.::.＼
　　　　　　　　　　　　 } ∧""　. 　 　 """!　l 从: :: :::＼:: :: ::::〉
　　　　　　　 　 　 　 人' 入　　 _　_.　　 ﾘ　.ｲ ﾘ:＼:: ::.::＼／　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「「（その筋肉の人形とかだったら嫌だから）ああ、良いよ。」」
　　　　 　 　 　 　 ／　／ /＼　　　　 . ｲ　/ﾙ'}.:: ::::〉:: :: :::〉
　　 　 　 　 　 　 (　( 〈.　〈⌒ヽ＞r ＜て ￣ Ⅵ: :::∧:: :／　　　　　　　解りました、仰せつかります！！！
　　　　　　　 　 　 )人.j　　〉 //　j　　／　　／ ｀く　jﾚ'
　　　　　 　 　 　 　 　 　 / //⌒ ＼　　 ／　　／⌒＼

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／￣￣＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／　　ヽ_　　.＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　+ （ ●）（ ●）　　｜
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（__人__）　 　 　 |　　　　　この『銀十字』を依り代とする！
　　　　　　　　　　　　　　　　　+　　ｌ｀ ⌒´　　　　｜
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 {　　　　　　　｜　　　　　汝らが迷い、我が声を欲する時、俺はその銀十字を通し、
　　　　　　　　　　　　　　　　＿_,..-{　　 　 　 　 /
　　　　　　　　　　 　 _,.ｒ'´￣　　ヽ､ヽ　　　　　ノ｀ヽ＿＿__._　　　　　　導くだろ！
　　　　　　　　　_,..ｒ'´,,....　　_　　　ヽ ｀ヽ､＿,..-‐´　　　　　　 ｀ヽ､　　　　　　　　　　　　　　　　　ｽﾗｵｼｬ
　　　　　　　　,'´　　　　_,ｒ'´　　 ⌒ヽ<　/_∠､_　　 〃′　＿_　　｀ヽ､　　　　なんたって俺は『聞くもの』だからな！！！
　　　　　　　 i　　　　,ｒ'´　｀　　　　　 ｀/　　　　⌒ ⌒ヽ'￣　　｀ヽ 　 ｀)、
　　　　 　 　 !_　 ⌒/　　　　　　　 ,ｒ'´￣　　　　_ ,　　;;,,,　　　　　　　　ヽ.
　　　　　　 ,ｒ'　　　,′　　　　　　/ 　　　　　　　　ヽ、　　　　　　　　　　　i
　　　　　 /　　　　! 　 　　　　　,′　　　　　　　　　　′　　　　 　 　 　 　 !
　　　　　,i　　　　　!、　　　　　 i　　　　　　　　　　　 入.　_,､_　　　,.　　　 !



　　　　...:＜￣:::::::ー-..､
.　　／:::::::::::::::::::::::::::::::::::＼　　　（アスラ王よりセンスはマシだな……。）
. ／:::::::::::::::::::::::::::/::＼:::::::::ヽ
/:::::::::::::::::::::::＞　´ ￣ ヽ::::::::ﾍ　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＿
ォ:::::::::::::::::Y　　　　　　/＞､:::::ﾍ　　　　　　　　　　　　　　　 .イ/⌒` 、
.l:::::::::::::::::::l_　　　　　ｋｔｼ.λﾍ:::::ﾍ　　　　　　　　　　　 _＞::´:／
ｌ::::::::ｵ:::::::代ｔｯ＜　　`ー"　!;;ﾍ:ﾄ､ﾍ　　　　　　　　　　　＞､:/‐:::―::-::＜
::::::;ｨ∧::::::!`ー "　　､_　　　l､;;;l|　　　　　　_　　　　 イ:::::::メ、::::::::::::::::::::::＼
:::/!::ゝ1:::::l　u　 　 ´ 　_　.ｨ､ヾ|　 _　-ぇ ７　ヽ　　/::::::／:::、::＜:_:_:_:_:::::;:ｲ::V
:/ 1:::::ﾊ:::::ト 　 　 ,ぇ´ 　./　 ゝイ　　/　/　　　ヽ/::::;ｲ:::::〈:r`＜_::_:::::::::彡':、::v
.　 |::::::ォⅥｵ≧ 　 ＿　ｲ　 /　/ 　 /　/　　　　/:::/:::::::,ィぃﾍ:::::＼::下､::::::ﾊ::::V
.　 l才 Ⅳヾ ∨｀ヤ´　　　 ｨ　 ヤ ´　　ﾊ　　　/ィ7:::::::/!´　　 ＼:::从:::::::ﾏ::::ｌ::::::
　　　　　　　/ヾ__ﾍ＿ ィ´　　　　　　　{　　　　　/::::::/ｿ≧zx､　 }′ｨ≦寸:::Ⅳ::l　　　　　聞くのが得意なのと
　　　　　 イﾊ　ｚ≦　　　 ○　　　　　　　　 　 /:;::イ〈t八 {ﾘ 〉　　〈 {ﾘ ﾉλ:ハ::i!
　　 　 ｲ　/r ´　　　　　　　　　　　　 ト､　　　´　 ﾊ::::从　￣ 　 i〉　￣　从ﾊl.}/　　　　　話を聞いてもらえるのとが違う事がよくわかったよ。
　 ｒ ´ i ィ　|　○　　　　　　　　　　　　　 ヾ　　　／ ﾏ::{ﾊ!、 　 _`´_　　.ｲ:ﾊソ '、
　 {ヾ 　 　 !　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ、　ﾏ､　ﾏ!.ﾉ::}is｡　　　 イ:ﾊ:l '　　 ＼
.　 Ⅵ　　　|　　　　　　　　　　　　　　　　　 .7ヽ　Vヽ ヽ,.ｨi|　　二　 iト､ｿ　　　　　>
　　.Ⅵ　　 l　　　　　　　 ○　　　　　　　　 /　　r∨i! f　　　　　　　　 i! 　 　 .／
.　　 Ⅶ　　l　○　　　　　　　　 　 　 　 　 /　イ: : : :Ⅵ {＿＿　　 /　＿i! 　 ,.ｲi!＼

　　　　　　　 　 　 　 ,. -‐- ､
　　　　　　 　 　 　 / 　 　 　 ヽ
　　　　　　　　　　 {　　　　 ,、　',
　　　　　　　　　　 ヽ ﾉ `フノ-‐ｭ',
　　　　　　　　　　　〈ﾞy'´ ´ '´,≠-,
　 　 　 　 　 　 　 　 i 　　　　,r ´i ｀ ｰ‐‐‐- ､ ＿
　　　　　　　　　　　/　　 　ノ _ノ　 　 ; _,-‐x'ﾆ=､ ｀丶.
　　　　　　　,. -‐ァ′　 /´ｰ=、_r‐‐='´ ゝ、　　　ヽ　 ﾊ
　　　　 　 /　 ／　 /　.,'　　 　 '.　　　　　　ヽ　　　 :　　ﾞi-､
　　　　　 ,iゝ'´　 , ' 　 /　　　　 ;　　　　　　 ｀ヽ.　　ﾑ、.ム　ヽ
　 　 　 〃　/ ／　　 /　　　　　} 　 　 　 　 　 ,ﾊ爪⌒:´　　　 ',
　 　 　 !　, '´{　　　 /　ｏ 　 　 ﾉヽ_　　　ｏ　 ﾉ　ﾊ　　 ヽ　 ﾉヽ ',
　　　　 Ｙ´　　　　,/ ﾞゝ--‐= ´ ﾞi!　 ｀￢==.´　 ,ノ ＼　　ｖ　⌒ヽ!
　　　　　ゝ-､___ノ.　　,ﾉ　{,. -‐￢!￣｀ ￢ﾔ　∨　　　`ｰ/　 　 / }



: :|: : : : : : : : : |: :. u.l.: :.　l : / ! .!　: : : :　: : : ﾊ ::│: : : : : : ' : : : :.i
ミ|: : : : : u. : : |:.:　,ｲ : 　 ! / │il　: : : :　!: j: | | :: j :　:.: :.:!.: :' :.:. i |
｀.| : : : : :　__　|　 l | | 　 |/ : │jl　: : .:　:' /! ! |　,ﾊ　: : :.:|　 :! :: ﾊ!
-:l　: : : :　　 ｀ト,＿l_|_|.斗匕 .|' |│/ / /,' 几_| 斗l'ﾞ!u.　.|　 ﾊ　ｉ│
　|　: :.:　　　　､_,イ芋芯≧ｭ､.!｀ヽl　 / / /x斥==ﾐﾘ|　 ./!. /│.′
　l　 : :.　　 　 |ヾ 　|::::ｌ{}::::|:::: |::::Vi /::/ /ｲl:::ｌ{} :| / |　/ |!/　jノ
　l　 :.: 　　 　 l≧ . ト::''’::ﾉ ...:::::: }ノ::::::::::... i::::’:ﾂ〃jノ　:|
ヽ!　 :: 　 　　│ヾミ三ニ＜.:.:.:.＞:::::::::::::::. ゞ三x''　.′ : |　　　　　　ＢＢ！！！！！
　| 　.:　　　　│　　　　　　　　　　　　 .::':,　　　　 ,: : :　│
ゞ| 　 :　 u. 　 |　　　　　　　　　　　　 　 /　　　　/ :.:　　|　　　　　　「いや、ホントその通りだろ……。」
　| 　 :　 　 　 |　　　　　　　　　　　　　　　 u. 　 ′:.:　　|
　l　　 :　 　 　|　　　 　 　 r‐ー～-っ　　 　 ／: : : : 　　|　　　　　スラオシャ様、私は信じていますから！
　|　 　.:　　　│､　　　　　　￣　＝　　　　.ｲ: : !: : :|　　│
　’　　 :　　　 |　 丶　　　　 　 　 　 　 ／|: !: : ｉ:.:　|　　 l　　　　　　コレは何かの巡り合わせが悪かったと……！

　　　　　　 　 　 　 　 ,ﾍ
　　　　　　　　 　 　 /'ﾉ
　　　　　　　　　　 / ,}{
　　　　 　 　 　 ／ゝ,',.⊃
　 　 　 　 　 ／ , '/´
　　 　 　 ／' ,. ' /
　 　 　 / :′,.. /
　　　 i´ ､},....,/
　　　 { 'ヽ-' (　 　 　,-‐ノ ､_
　　　.ハ.　,.　ﾞヽ.　/　 (─) ヽ　　　　　　　　　i.| // ,､　　　　（ここには居られない……となると、
　 　 | 　 `　', 　 } |　u　 （_人）　　　　　　　 / ' 〈ノﾉ,、
　　　.!　　　 ヽ,ヘ.〉 ヽ　 　 　 }　　　　 r‐- '′ヽ　'／　　　　一度タヤマのトコロに行くか……！
　　　 ',　　,.、　}　 ＼' ヽr　‐/　　　 　 ￣ヽ､ ,. ､ ﾉ
　　　　∨´,.）イ　　 　 ヽ　ノ }　　 　 　 　 　 }　　{　　　　　　ヤツの居所が、本当に東京での拠点になるとはなァ……！）
　　　　/´　　 |　　 　 　 ﾞv,.ノ---　､　　　　 |　　 |
　　 　 |　　　/!　　　　 　 }　　　　 　 >‐‐､.ノ', 　 ﾊ　　　　　では俺は行くところがある。
　　 　 ∨　 i､_` ヽ 　 　 ﾘ ､　　　 ノ-､　　 }､ .　　 }
　　　　 }　 ﾉｰ-'､_,｀ｰ-‐'､　　　 ,ｲ､　　 ｰ-'八 ヽ　,!　　　　　丁度良かっただろ、もしかしたら俺の提案自体かなり勇み足であった可能性もある。
　　　　.| ,' ヾヽ 、 `ヽ..ｨ　｀¨''､'ﾉ　人　　　ヽ__,,.ﾞ-‐'
　　　　{,ハ　　 ﾍ.　　 /｀ﾞr<ノ),／　　￣￣　　　　　　　　　　コレもきっと主のご采配、汝らがより善き道を進むことを祈ろう……！
　　 　 /　 　 ヽ　｀¨ ﾒ-､_,.ｨ /′
　　　,ﾉﾞヽｰ'''　} ｰ､６　　r"/　　　　　　　　　　　　　　　　　　では、さらばである！！！
　　/　　 ',　　{　　ﾉ ｀ ｨ' ,/

　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ＿＿＿＿　 ｚ≦￣ミー--　ィ
　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ｀　＜　　　　　　 /　　　 ／ﾊﾄ､ _
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／　　　　　　/　　 ／¨ﾞ ＜_.ハ　　　　　 __　　 00　　_ｎ_ｎ__　　　　　　　∩ 　∩
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ∠　　 ィ　　　 / 　 ∠_　　　　 }　!　　　　　 | |　ｒ､　 　└i_n┌'　　＿__　　 ∪ 　∪
　　　　　　　　　　　　　　 　 　 _ ｚ≦＿/　　ィ / 　× tｯ､≧ _＿}　!　　　　　|_|　＼> 　　　く丿 　　｀ｱi′　　ｏ　　ｏ
　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ∠ィく__／ ／ 　 ￣　　{tｭＹ .｜
　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ∠　ィ　u　　　　　」 /,}　 l
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/　＼　　 ＿＿　　//|　/　　　　　行ったか……。
　　　　　　　　　　　　 ./￣￣￣ヾ ﾍ __/￣≧　＼　　　　｀ｨ / .},/
　　　　　　　　　　　　/　　　 　 　 ﾍ ∨- ミ　　　 ≧､__／ }/　./　　　　　　　暑苦しいだけで、なんの役にも立たんヤツだった……！！
　　　　　　　　　　　 f　　　　 　 ＼ ￣　　 ＿ ≧　_ /K
　　　　　　　　　　　 {　　　　　　　 ＼　　 {　　｀　- /｀ム,- ､
　　　　　　　　　　　 !　　　　　　　　　ヽ　ｌ 　 〇 /￣}／ 　 }‐- ミ
　　　　　　　　　　　.{　　　　　　　　　 }　 !　　　/　／　　 　 ヽ　 ﾊ
　　　　　　　　 　 　 !　　　　　　　　 f 　 } 　_　 {　　　 　　　　}　!　{
　　　　　　　　　　　 !　　　　　　　　 }　 / /__ゝく￣≧ ､ 　 　 〉 |　 ヽ_
　　　　　　　　　　　 l　　　　　　　　 Ｌ./ /／　　 ￣｀Ｙ ヽ　 /　 !　　　}
　　　　　　　　　　　 {|　 　 　 　 　　.r―′　　　　 　 ﾍ＿∨ 　 ﾄ､　　ﾍ




｀.| : : : : :　__　|　 l | | 　 |/ : │jl　: : .:　:' /! ! |　,ﾊ　: : :.:|　 :! :: ﾊ!
-:l　: : : :　　 ｀ト,＿l_|_|.斗匕 .|' |│/ / /,' 几_| 斗l'ﾞ!u.　.|　 ﾊ　ｉ│
　|　: :.:　　　　､_,イ芋芯≧ｭ､.!｀ヽl　 / / /x斥==ﾐﾘ|　 ./!. /│.′
　l　 : :.　　 　 |ヾ 　|::::ｌ{}::::|:::: |::::Vi /::/ /ｲl:::ｌ{} :| / |　/ |!/　jノ
　l　 :.: 　　 　 l≧ . ト::''’::ﾉ ...:::::: }ノ::::::::::... i::::’:ﾂ〃jノ　:|
ヽ!　 :: 　 　　│ヾミ三ニ＜.:.:.:.＞:::::::::::::::. ゞ三x''　.′ : |　　　　　みッ、道！！道は示していただけましたから！！
　| 　.:　　　　│　　　　　　　　　　　　 .::':,　　　　 ,: : :　│
ゞ| 　 :　 u. 　 |　　　　　　　　　　　　 　 /　　　　/ :.:　　|　　　　　ほら、『ウエノエキ』！！
　| 　 :　 　 　 |　　　　　　　　　　　　　　　 u. 　 ′:.:　　|
　l　　 :　 　 　|　　　 　 　 r‐ー～-っ　　 　 ／: : : : 　　|　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「上野駅だな。」
　|　 　.:　　　│､　　　　　　￣　＝　　　　.ｲ: : !: : :|　　│
　’　　 :　　　 |　 丶　　　　 　 　 　 　 ／|: !: : ｉ:.:　|　　 l　　　　そういうイントネーションなんですか？と、とにかくソコに行きましょう？このルートで！

　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿
　　　　　　　　　　　　　　. :≦ ,r―- ミ=≠:ヽ　＿_
　　　　　　　　　　　. :≦: : : :./: : : : : : ぇヽ ／: : : |
　　　　　　 　 . :≦: : : : : : :.:/: : : : :,∠圭∨ﾍ.: : :｜
　　　　　z≦: : : : : : : : : : :./: : : :／　　　　　 Ｖ: :小
　　　　　　　　￣　≠: : :.:/: : : / ＼　 　 　　　Ｖ: :|∧
　　　　　　　　　／: : : :.:/: : : /¨ぅ ､≧　/z≦__}，:|: ∧
　　　　 　 　 ／: : : :/ :/: : : /｀ ｰ一　　ﾊで_. ィ∧ﾄ : ∧　　　ああ。
　　　　　　　 ￣￣'/ :/: : : /　　　　　　{　　　∧:.小　￣
　　　　　　　　 　 /斗: : ／ ﾍu　　　　/　　 /:/ヽ : :，　　　　（しかし、少ないながらでも分かった事もある。
　　　　　　　　　　　 l:／/＼　ヽ -―　　 ／|:/　　＼:，
　　　　　　　 　 　 _,. ＜{　　≧-＞ - ＜ 　 l′ 　 　 ＼　　　『阿修羅会』という集団がいること、ソイツらには最低限天使が恐れられている事……。
　　　　＿＿_　 ＜　 ヽ　｀ ＜　　　{ ∧　｀ｔ .,
　　　 {　　　　 ＼　　　 ヽ　 　 ￣￣　 {　 |:　 ｀ト .,_　　　　　　────────何より。）
　　　 |　　 ＼. 　 ＼_＞彡 ＝=ー---┘　｀ ＜｣　_　≧､
　　　 |　　　　＼　r一´　,/ﾊ　　　　　　　　　 　/ 　　　 ヽ
.　　 八　　 　 　 ヽ}　 ｒ彳::厶＿rﾍ　　　　　　　{/　　　　′
　 　 　 }､　　 　 :州　∧:::::L:ﾊｰ:!::::ト:f:ヽﾍ○ 　‘，　 　 ′



　　　　　　　　　　　　＿＿＿
　　　　　　　　　　 ／1!　　　　￣　　‐-　　_
　　　　 　 ,-―‐-'///ﾘ　　　　　　　　　　＿　ﾆ=-
　　　　　 ﾑ///////Ⅳ　　､　　　　　　　｀ ＜
　　　　　ﾑ/////////_　　　マ､　　 弋 ‐-　_｀ ＜　　　　　　　 ヤ　ツ
　　　　 ﾑ/////////ﾑ＞､　　 ﾏヽ　　＼　　　 ‐-｀　　　　（『スラオシャ』個人が、ソイツらの上の奴らとパイプを持っている事。
　　　　ﾑ//////// ´　　 ＞､. 　ﾏ//＞　＼
　　　 ﾑ１///に二　　 ／ｋｯ弋　 ﾏマ//＞,.＼　　　　　　　東京人を“穢れ人”なんて呼び方をするような奴らの大本の大天使が、
　　　ﾑ !///////∧　ｰｋ´ -‐′､ ∨{｀"＜≧
　 　 ﾚ ﾑ∧////Ｏ１　　　　　　　ﾍ.ﾍ＼ﾄ､　　　　　　　　　　何故あの『外』のガイア教団やヤクザ、暴走族のようなヤツと知り合いなんだ？）
　　 　 Ⅳ　∨| ヽ//|__　_ 　 　 u /ﾍ1./　 ＼＿＿
　　 　 i'　　 Ⅵ　 ＼/∧―- 　 .,/　／　　 /　　 　 ￣￣　 ７７ ﾗ ぇ
　　　　　　　 V!　　 ヽi∧___　ィ７／　ｨﾍ　/　　　　　　　　 /./ / / .７― ､
　　　　　　　　ﾞ|　　.,,＜ﾄ/∧ｋ ´ r ´　ィ'　　　　　　　　　 /./ / /　/　 　 ∧
　　　　　　　　 . ＜////＼ﾍ ﾍ　 ｰ ´ィ　　 　 　 　 　 　 i i　i　i　/　　　.//∧
　　　　　　.＜Y//////////ー‐‐　´　　　　　　　　　　　l l　l　l/　　　 ////∧
　 　 　 ,<ﾍﾍﾍ//////////　　　　　　　　 　 　 　 　 　 | |　|　|　　　 ///////＞､
　　　 ∧∧ﾍﾍ>////////　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ￣￣ 　　　1///＞ ´///≧ｘ

　　　　　 |≧ｋ　　　ｬ、　　　　　　 　｀　＜￣￣￣　　　　　 　＼
　　　　　 |.　　 ＼　.∧＼　ｚ-―　　　＿＿__｀　　＜　　　＼≧ｋ＼
　　　　　 |.　　　　×　∨≧､- ﾃ 　 　 ∨　　　＼￣￣　　　 ＼≦ｚ＼
　　　　　∧　　 .Ⅳ　＼∧ｚｔｿメ 　　　　∨　　　　＼　　 ＼　　 ＼
　　　　 ∧.Ⅷ　　ﾑ　　 ＼￣　　.｀＜　　 ∨　　　　 .＼　　 ＼　　 ＼　　　　（ソレはまだ解らんが……このルートも気になる。
　　 　 ∧1 Ⅷ 　 ﾏ　　 　 ＼　　　　 ｀ ＜ ∨　　　　　 ＼＜　＼ー―
.　　　/´. | . Ⅷ .Ⅳ　　　　　 .＼　　　 　 ∧≧　　　 　 　 .＼ ≧ ＼　　　　　封鎖されたトコロがあるのを知っているというのもあるが
　　 /　　.| .7Ⅷ K＿ r　　　　　.＼　 u ∧.∨ ＼＜.　　　 　 ＼　￣
　　　　　 Ⅳ .Ⅷ　 ∧　 z―- ､　　　　./　　 l　　 ＼≧＜　　　 ＼　　　　　　『秋葉原』を大きく迂回するルートだ……。
　　　　　 |/　 Ⅷ　　 ヽ　　　　　 　 　 ィ　　 .l 　 .／ ＼ ∧≧＜　.＼
　　　　　 |　　 Ⅷ、　　 ＼　　　 . .＜　.l　　　ｌ ／　　 　 ＼Ⅵ＿.　￣　　　　　その方がいい理由があるのか……？
　　　　　 |　　 .Ⅷヽ　　∧.`ｰ≦―zx　 l　　／　　　　　　ｚ≧‐-≧zx.
　　　　　　　 　 Ⅷ　＼　∧Ⅵ ＼　∧､ {／　　　　　　／ｚ＝＝=　≧ﾍ　　　　　ダメだ、今の俺ではわからん。
　　　　　　　　　ｷ　　　＼∧＼　 ＼∧<　　　　　　／／ ｚ-―　---≦ﾄ､
　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ＼.　　　　 i≧＼　　　／／／　　 　 Ⅵ　 　 kヘ　　　今は考えすぎてもダメか。）
　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ＼　 　 ,.＞　 ＼／ⅥⅣ　　　　　　Ⅵ 　 　 ＼ヽ



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿_
　　　　　　　　　　　　　,.::´:::￣￣::::::ｚ≦＿
　　　　　　　　　　　 ／::::::::::::::::Y::::::::::::_＞´
.　　　　　　　　　　Y::≧≦1::|:::::|::::::::::｀:...　　　　　　　（でも一応……。）
　　　　　　　　　　 l:::L　　」:::|:::::|r ﾐ::::::::::_≧ｚ､
　　　　　　 　 　 　 ｌ:弑 ´ｨ去:::::|1　}:::::::::ヽ､　　　　　……ＢＢ、お前のバロウズだったらどのルートを通る？
　　　　　　　　　　　lﾑ '_ 　 ⅥⅣイ:::弋´ ￣
　　　　　 　 　 　 　 ｌ::ゝ-‐　ｌ|Ⅳ .ハー-
　　　　　　　 __　　　ﾚ　}ゝ＜ﾚ ´　 ｨ/｀ >､
　　　　　ｒ く｀ヽヽ　ィ「 |　 {＿　イ　〈__/　 ＞ ､
.　　　　kxヽ」`Y" 「! 〒――一"　 　 r　´　　 }
　　 　 λ　　イ　 | !　| o　　　 o　　./　　　　 1
　　　 (__l＞" ﾔ　 V　.!　　　　　　 ./　　　 　 /
　　 　 ヽ　　_ｨ ＼ }　 | o　　　 o ./　　　 　 /
　　　 　 >‐< ゝ≦」＿＿＿＿_ ィ　　　 　 ./

　　　　　　　　／　　　　　　　　　　　　　　　　＼
　　　　　　 　 　 ./　 　 　 ′ ./　　　　　 　 '， 　'，
　　　　　 　/ 　./　　 　 /　　/　　　　　 ＼ 　'， 　'，
　　　　 　./　　′　 　 /　　/{　　　　 　 　 ＼　　　}
　　　　 　′ /　　　　/　 　′　　　　　　 　 　'，
　　　　　{　　　　　　　 　 /　i{ 　 　 　 　 　 　 　 　 '，
　 　 ／/ ./　　　　 　{　７''“”'，　　}　 　.、￣ !　　 　'，
　　/ /i}　′　　　　　{∨　　 　＼__}＼___}＼__} ､
　 　/　}/　　　　　　 i{'¨芹竿¨　 　 　 芹竿¨¨　} 　}　　＼　　　　　そのルートにも一理あります、が。
　 { { 　′　.ｌ|　　　　 {　弋り　　　　　 弋ﾘ　．　　　}
　 { { /　　　i|　　　 　‘，　　 　 　 　 ,　　　　　厶イ　　　 　}　　　　秋葉原を通るのもいいわね、でも……。
. 　＼､　　　i{　　　　 　　、　　　　　　　　　　/ 　 i{
　　　{　　　ハ　　 　＼　 　 、__　（ ） 　 　..ｲ{　 　i{　 　}　/
　　 　､　　{ 　＼　　 　＼＿ ／､　__ 　ィ 　j ! 　 /　 　 !,
　　 　i{＼人＞―‐＜＿__{＿　　 　{ 　/ 　厶}_／　　／
　　　八__／　　　　 　＼ ＼　､__　　＜＿／､＼￣＼
　　　　　{　　　　　　　 　＼ ＼　｀　　　 　 　 ＼＼



.　　　　　　　　　 　 ,: : : : :.∧: : :. :. :.斗‐＼:￣:｀:＼: : :∨: : : :/.:∧
.　　　　　　　 　 　 .′ : : : |　＼ : : : : | 　 jI斗ミ,, : :＼: i＼:. :. :/.:∧
　　　　　　　　　　 i: : :/| : :|´　__＼ : │〃_,ﾉ::} 灯: ￣:│: :＼: : : : 乂
　　　　　　　　　　 |: : |│: :<⌒r尓 ＼|　 乂シ．│ : : : |: : : :i ＼: : : ｢｀
　　　　　　　　　　 |: : |∧ : ∧ 乂ｿ,　　　　　　　厶 : : : |: : : :| : : `ー──　　　　　秋葉原は元々ここにあるガイア教団が組織としての
.　　　　　　　　 　 八:/: : ＼: :爻__ ヽ　　　　　　　/: : : /: : : : : : : :| : |
　　　　 　 　 　 　 　 |: : : : - -ミ⌒　r=‐　 　 　 /: : : /: : : : : : : : :| : |　　　　　　　　拠点を置いていたわね。
　　　　 　 　 　 　 　 |:.／　r 　　＼　 　 　 　 ∠: :_／: : : : :/ : :／: : |
　　　　　　　　　　　／　　/　　_〉　|l＞- ≦　 　 ⌒ﾌ: : : : 厶イ: : : : :|　　　　　　　大崩壊前の話だけど。
　　　　　　　　　　/　　　___／⌒'ｰ┘: : : : :| 　ｰ=彡: : : : : : : ﾉ: : : ／
　　　 　 　 　 　 /　 　 ∧ : 八: : 乂___ : : :ﾉ 　 　＿彡: : : : : : : ／　　　　　　　　　でも今の東京だと……どうかしら。
　　　　　　　　　ﾞ 　 　 ′∨　个=----／ /　　__　　-=彡イ￣｀`ヽ、
　　　　　　　　 . 　 　 　 　 __／＼: : : :_〉　　 ´ 　 　 　 ≠　__＿----_　　　　　　　拠点は残っているのかしら？
.　　　　　　 　 ﾞ　　 　|.　 /--_　≠￣ 　 　 　 　　_＿-------------_
　　　 　 　 　 .　　 　 |　/----__　　　 　 _＿----∧-------|--|----

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿,..　┬-　_
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _,､-=二￣　 　_「|三二ニi!
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|_,,. -‐…￢''二¨｢|二二ニ|l
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|_,,. -‐…￢''二¨｢|二二ニ|l
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|_,,. -‐…￢''二¨｢|二二ニ|l
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|_,,. -‐…￢''二¨｢|二二ニ|l
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|_,,. -‐…￢''二¨｢|二二ニ|l
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|_,,. -‐…￢''二¨｢|二二ニ|l
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|_,,. -‐…￢''二¨｢|二二ニ|l
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|_,,. -‐…￢''二¨｢|二二ニ|l
￣”¨“　 …┬‐=￢''“¨”|￣”¨　'' ￢ｰ-　..,,_　 |_,,. -‐…￢''二¨｢|二二ニ|l＿＿＿
￣｀　￢…─--=ﾆ二 ⌒丶､::::::::::::::｀ヽ ＿　|　 |_,,. -‐…￢''二¨｢|二二└─ｎ─┘
: : : : : : : :|…─--　 _.　-‐…::::::::::::::＜._　 ￣`ｉ..|_,,. -‐…￢''二¨｢|二二ニ|l　| |
: : : : : : : :|￣ ¨¨'' ／:::::::::::::::::::::::::::＼:::::::＼　)ヽ |_,,. -爻爻爻二¨[|二二ニ|l　| |　　　　癶　　　　　 ／＼
: :_:_:_:_:_:_:匚　 ／::::: /::::/::::::ﾉ:::ﾄ､::::::｀丶､二::ノ |_,,. -〉;';';';';';)二¨｢|二二ニ|l　| |＿,,,,,∠二＼＿　-' ──`ー
_:|＿|＿　　 /:::::::/:/::::/:::／⌒＾ヾ:::＼:::＼::::ヽ_|_,,.ｼ;';';';';';'ン二¨｢|二ﾆｧ'⌒ヽ| |__,,..　-──--─==ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ
￣￣￣””  /:::::::/::::::::/::'/‐- .._　　＼:{＼:::ヽ:::::. '";';';';';';';'乂￣￣￣￣￣￣| |丁〕iト弍二二二二二二二L　　　　残ってるかっつったらビルもだよ。
二二二　 /:::::::::|:::::::::::::/　＞rミヽ}　 ＞=ヽ:::〉:::::, ;';';';';';';';';';'; )ニニニニニニ:| |ii| |'＾|:|'^ｉl丁うぅ┬ｔｔｔｔｔｔ|`|i‐┘
＼::::::| |:: / ::: ／| :::::: |/　,{　 じj ｀　/ィ'TカV:}:::::::. ｀`'iii^|⌒´／||￣| |￣＼ｉ| | |｜l　|:|ﾆｉ| | | | | |　| |i ｜||　　　　　すごいよね、大崩壊からもう何十年も経ってるのに、
二二丁/:::ィ:::/::| :::::: ﾄ､ ､.｀ ―' 　 :､ l、じj/ｲ:::j:::::. 　|i|┴‐_‐_‐_‐_‐_‐_‐_ー__| |┴ー┴‐| | | | | |￣￣｜||￣
--　　 /'　 |:∧::|＼::::| ﾄ､　　　　　.:/　｀¨ '/i|::/＼:,  _|i|__｢＿￣丁¨¨丁￣＿,| |　　　　 └　　￣￣￣└'′　　　　こんなに残っててさ。
　　　 _ - ¨|′ヽ＼ヽj/_匚]　　 ＿´　 　 / // -_　｀¨¨´ _　　￣￣￣￣　　|_|
_ - ¨　 __ - ¨　 }::::/T:´::!ヽ　 　 　 ｀　 ∠ｨ::/　　  ‐_　　　　ｰ _　　　　─__　　　　　___.......　　　--
　_. - ¨　　　　 / '′j:∧| :　丶､　　ｨ'´}/ ﾉ'′　 ─　‐_　　　￣　ｰ　_＿二二─‐＿＿　　--─
--──___─¨………　| i.　　　　　| 　｣「¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨ -_￣￣￣￣　‐＿＿＿　 二─＿　--─　　￣ ‐
　　_-￣─── __.， '/ :,　　　　　ヽ､_ ｣「￣￣￣￣￣￣‐_￣￣￣￣￣─＿　　　　　＿＿─＿　　　-─
_‐  _　-―‐-=二_　　 　 ハ　　 / i　 　_二ﾆア¨￣ ｀丶､  - ─_─　　　　'''　　￣─＿￣　　　　　　─＿
 ／　　　　　　 }　 ￣¨　‐ ､:,　/ -‐ ''´　 　 ′　　　　　 ＼　　 -_　　　　　　　　　　　 ─＿

　　　　　　　　　　　　ォ　　￣　ヽ
　　　　　　　　　 r ´ ﾑl∧　　 i 　 ﾏ､
　　　　　　　　 /　　ﾑ≧ﾑ　　 !　　 ﾏ ､
　　　　　　 　 /ｵ　 l＿　 ﾑ　　}　 !　 ﾏゝ
　　　　　　　　 ﾑﾏ k‐uﾐ　ﾑ　∧　ﾚ＞`　　　　　ああ、確かにそう──────
　　　　　　　　 | ∧.ﾄ￣ }_.　}/　∨‐-　_
　　　　　　　　 ﾚ　.Ⅵ ､　_ __　／ﾚ 　 / ７‐-　 _
　　　　　　　　　r　´{　| ヽ_ イ_／　 ./__/　　　ｒﾊ
　　　　　　　　　K　 レ　{ 〇　　〇　　　　 ／　 ヽ
　　　　　　　　　 ﾄ　　　 1　　　　　　　　 /　　　　 ＼
.　　　　　　　　　 Ⅷ　　　i　　　　　　　　k　　￣￣￣ ヽ
　　　　　　　　　　Ⅷﾔ　　}　　　 　 　 　 `＼　　　　 　 ﾍ
.　　　　　　　　　　Ⅷﾍ　　ﾔ〇　　〇 　　　　＼　ｰ-　_　 ﾍ
.　　　　　　　　　　 Ⅷ∧　 ﾔ　　　　　　　　　　 ＼　　　｀ ‐≧



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｡s１s｡.,_　　　　　　　　　　　　　　　　　　／ 　 |
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｡s≦i:i:i:|i:i:i:i:i:|　　　　　　＿　　　　＿＿＿＿|＿＿,,|＿＿
　　　　　　　　　　　　　　＿＿＿＿　　　　　　　　　　 _|i:i:i:i:i:イ:|￣　─　 ＿γ´ ￣｀ヽ.　｜============== |二
　　　　　　　　 ⅱ　＿＿|＿＿＿＿|＿_　　　　　　　　ﾚ＾Ｙ´　| |.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|_-=≧s｡.,|　｜============== |二
　　 ＿＿匚]_..匚]_|／|￣￣|｣二≧s｡＿|＿＿＿＿＿乂ソ____| |　HANSHIN:|___￣　-=≧s｡.,_ ============ |二
. ／|ニニニニニニＬ.┴　' "￣　　＿,,,,,........二二二二二二二...,,＿￣　‐-　⊥＿￣　─　_‐=ﾆ≧o｡.,======= |二
" 　|ニニニ／ |￣＿　-‐　“¨”￣　　　　　　　　　　　　　　　　　　　￣”“''冖=- _￣¨ ─　_￣二ﾆ=- ≧o｡.,== |二
¨￣|ニニニ| |ｉ||￣＿,,...､､ -‐ 宀冖 ““¨¨””￣￣￣￣””¨¨““ ''''　冖宀…‐-　___￣”“ 　‐-￣_─--￣二_|== |二　　　　「だ……。」
¨￣|ニニニ| |ｉ||￣＿,,,...､､　--─…宀冖冖冖冖冖冖宀宀…─---- 　 ､､..,,__　￣¨''冖…‐-　_￣二ﾆ=- |== |二
¨￣|ニニニ| |ｉ||￣　　　＿,,,,,.......､､､､　--=====＝＝＝＝===---　　､､...,,,__　　￣¨''冖…─-　__￣二ﾆ= |== |二
¨￣|ニニニ| |ｉ||'''"“”￣　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　　￣”“ '' 冖￢…─--￣二二_|== |二
¨￣|ニニニ| |ｉ||'''' ﾞ"""¨¨”””［刻　２０ＸＸ年　５月１１日　１９時１］¨"""""　''''''　冖￢……─--　二二|== |二
¨￣|ニニニ| |ｉ||-----─────ー--------------------------------------============== |== |二
￣¨|ニニニ| |ｉ||────────┬┬イ｢｢｢「「「了丁TT≡冖宀ェ┬┬┬==ﾆﾆ二二二二二＼＿─--|== |二
￣¨|ニニニ| |ｉ||￣￣二ﾆ=ー--- 　 　∠／￣￣￣||二ニ=-￣__'''　┴-=⊥ＬL｣｣_|_| | | | | | || | | | | | ｢｢了丁Ｔ
｀`'宀Ｌ洲洲洲洲洲洲洲洲洲洲洲洲i洲￣|￣|￣|||　 i|｜ | |　 ￣|¨¨ｉﾆ=-=ﾆＬ＿　￣　'''　┴┴=ＬＬＬ｣｣｣｣｣| |
　　　　　　　￣　　─　　＿洲i洲i洲洲洲＿|＿|＿|||＿｣⊥ | |-─…冖ﾆ二￣-‐…￣Ｌﾆ=-　　＿＿＿　　　￣
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　￣￣　:　:　:‐┴─…宀冖ﾆ¨¨￣　　　　　　　 　 .|　|　　 　 i| :|　＼￣:||＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　.　..　　　　　 　 |　|　　 　 i| :|:　　 ＼||::::::＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　.　. 　 |　|　　 　 i| :|　　ｘ≪||＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　: ..|　|　　 　 i| :|≪=-.:.:.:ｘ≪
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　: |　|ｘ≪=-└.:.:.:.:. ｘ≪=-
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:|　|:　:　:　:　:ｘ≪=-

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ...-::――ｒ::..
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　....:＜:::::::::::::::::::::::::::::::＞:...
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　≦才::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾍ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 才::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾍ
　　　　　　　　 　 r― ､-　　　 ｚ≦:::ｫ:::::::::::::::::::::ｫ ､:::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾍ
　　　　　　　　／ 　　　 ヽ,　ﾔ ｬ 、７::::::::::::::::::::::ﾑﾍヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾍ
　　　　　　　/　　　 　 ヽ　Ⅵ1 1 ./:ィ::::::::::::::::::/｀　＜ﾍ::::ィﾍ:::::::::::::::::::::ｌヽ
　　　　　　 {　　　　　　　ヽ Ⅵ　/;ｲ !::::::::::::::::/　　　　 ｀　＜l:::::::::::::::::::::l
　　　　　　 l　/　　　　　　 ＼} ｲ　! !::::::::::::::/､　,　　 　 　 　 l::::::::::::::::::::l
　　　　　　 ∨　　　　　　　　ヽ/ /./!::Ⅵ::::/`"ｙゞ:::::::/. 　 　 l::::::::::::::::::::!　　　　…………！？！？
　　　　　　 /　　　　　　　　　 ∨｀　Ⅳ |::/ ￣ `:::::r {≦ tｯ≦!:::::::::::::Ⅳ!
　　　 　 　 !　　　　　　　　　　 ∨　.Ⅵ.ﾚ ｒ ､　 　./　!｀ ー　".l::::::::::ﾊ|
　 　 　 　 /　　　 ィ　　　ﾍ　　　}≧ ､iハ ﾄ､ ヽ､ｰ′　　　　ィ1::::::/_
　　　　　∧　/ .ｒ´　　　　　ﾍ　 ﾘO　 ヽ　ヽ､ ｰ _ﾌ 　 u.＜　/.ｌ:::/ ／｀ォ
　　　　イ　∨　{　　　　　　　ヽ､}ヽ　＼ `ー≧三＜ 　 く　/ /!/ "　／ ﾍ



　　　　　　　　　　　　　　　　　　. .-‐ｙ――- .
　　　　　　　　　　　　　　 ,._:≦: : : /￣｀: ＜: : : ＞､
　　　　　　　　　　　　 . :／: : :∨ /: : : : : : : :｀ヽ: : :∧
　　　　　　　　　　　 / /: : : ∧:∨://∧: : : : : : :V: : ∧
　　　　　　　 　 　 ./ /: : : :/"⌒ ⌒"" ∨: : : : : ∨: :.∧
　　　　　　　　 　 / /: : : :/　u　　　 　 _∨: : : : : ∨: :.∧
　　　 　 　 　 　 ,／ｉ: : : / ≧ｘ、　 ｘ≦二∨: : : : 小: : :.∧
　　　　　　　　　　　|: : / ﾊヽ_fi 〉:::::′fi_.ノ∨: : : :.| }: : : :∧　　　　ダグラス！！
　　　　　　　　　　　|: /　}/!　　′　　　　 　 V: : : :!′: : i､∧
　　　　　　　　　　　|: {　:|小　ヽ　　　　 　 u ∨: : |: : :i: :| ＼､　　　上では確か……１４００年経っていたんだな！？
　　　　　　　　　　　|: |　:|/ }ヽ　 r‐ ､　　　　　|: : / : : |: :!
　　　　　　　　　　　ヽl　 　 |:小、 ￣　　　 ／ !: /:.∧/∨
　　　　　　　　　 　 　 　 　 |/|/ ヽ＿　 ＜_,..ィ|/ |/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　_{｀Ｙ´￣　 　 　 :〉ｰ-　_
　　　　　　　　 　 　 _斗七-=≦　!:｜　　　　＞ ´　　　　 ≧ ､
　 　 　 　 　 　 ／　/＿/ ＿＿＿≧ｰ一　´　　　　　　　 　 /
　　　　　　 　 　 　 ./　　i「￣￣￣￣　　　　　　　　　　　　/＿



　　　　　　　　　　　 , - ＝=-　、
　　　　　　　　　　／／ ⌒≧　、.t=---　.._
　　　　　　　　 ／／　,　　´　　 ヽ'　　　　　｀
　　　　　　　　ﾚ ´　／　　　　　　　　　　、　　　＼
　　　　　　　 ﾉ　 ./　　　/　　,　　 |　　　　、　　 　ヽ
　　　　　　　　　/　 /　;　　 ,'　　.ﾊ　　　 　　　 　 　ヽ
　　　　　　　　 ，　,'　 ;　　　i　　; .i　　　　 }　　、　　。
　　　　　　　　.i　　,　 .,,　 i　}　 i　 i　　.|　ﾊ　　 i　　　，
　　　　　　　　{　　{　 .|i　 リﾒ　{　　ヽ　}　i＿__　i　　　|　　　？
　　　　　　　 .{　　 ，　| >=ミ ヽ{　　　 y 彡=＼　} i　　|
　　　　　　　　{　　 从"彳ｳﾐ 、 　 　 ﾚ,,うヽミゝｨ i 　　|
　　　　　　　　|　　　.|　乂Vツ　　　　　乂vう　リ 　　 .|　　　　　ええ、そうですよ。
　　　　　　　　|　　　.|　´¨　　　　 l　　　　´´｀ ﾘ　　　 |
　　　　　　　　{　　　ｷ:.　　　　　　　　　　　　 yi　　　 }　　　　　父や祖母も─────
　　　　　　　　.i　　　 |ﾞ｀　　　　　⌒　　　　.　 "}　　 .，
　　　　　　　　 i　　　 |　／丶、　　　　,　イヽ、 }　　 }　　　　　　「なるほど、１４００年が嘘でも、最低１００年は経っているわけだ。」
　　　　　　　　　，　　 V:.:.r=-　::......::::´___k,.:.:.:} ,　　 ,
　　　　　　　　　 ＼ x　ヽ_}==--------=＝__|ﾉ　／　　　　　　……？

　　　　　　　　　　　　.　-―― - ､
　　　　　　　　　 ≦　　　　　　　　ヘ
　　　＞≦　　　 　 　 　 /　　　／ヽ `＜
　　　￣ ／ ＞　　.／　/　　／｀ ＜ L三≧､
　　　 ／.ォ ォ　∠ 　 /　／ ､　　　 ヽ≦三!.l
　　　 ´ / ´/ 　{≧ヽ/　.代 tx＼　　　Ⅵ//!.!
　　　　 　 /／ ﾔ ７ ／　　` －　 ｚ≦7///l l
　　　　　 " /　 ｀ォ"　　　　　　　 k////Ⅳl l 　　　ＢＢ、いや、バロウズ。
　　　　　　/ォ／!/　、　u　＿_　´　/!Ⅳ .Ⅶ
　　　　　　´ " /ｋ　　ヽ　　　　 ` ／ Ⅳ　 .ﾔ　　　現在時刻を言ってみろ。
　　＿＿＿__./　　｀ .＜＞　 _ ／　　|/　　 ﾔ
ﾔ　ﾔﾔ　　　 ＞ .　　　　｀　７≧　　　　　　　　　　……西暦込みでだ。
_ﾔ__ﾔﾔ　　　　ｒミ≧　.　　 /　 }
　　　　　　　 .l l　 ｀≦≧ー一ヘ
　　　　　　　.ｌ ｌ　○ﾐ　　　　　　　ヽ
　　　　　 　 l l　　　　　　　　 ○　　ﾔﾍ、
─────────────────────────────────────────
　　　　　　 　 　 　 　 　 /　/　 j 　 |　　　　　　　＼　　　　　　 ＼
　　　　　　　　　　　　,, "　/　　j 　 ﾄ､ 　＼　 　　　 ヾ
　　　　　　　　　　 ／ /　/　　 { 　 |　＼ 　 ＼　￣⌒__`ヽ、　　　 　 　 ､
　　　　 　 　 　 ／　 /　/　 ,'　{ ,,斗‐=　＼(＼从ｨ''"ｆ莎"い 　 　 　 　　)ハ　　　　　　ご明察です。
　　　　　　　　　　　 j 　' 　 j　　 ,,ィｆ斥 ＼　　　 　 ´ ． 　)ﾉ}　　　 ､　　　 ハ
　　　　　 　 　 　 　 ｌ　　 i　{　 乂 ゞ''"　　　　　　　　 　 '"　j/　　　 `ｙ　　 ハ　　　　マスター、周辺機器スキャン、
　　　　　　　　　　　ｌ　|　 |　　　　＞　　　　 ゝ　　　　　　　 /　 /　　/　　　　}
　　　　　　　　　 　 {　|　 j{　ヾ ＼＼　　　　　 　 　 　 　 ／ ／/　 /　　l　　　　　　　並びに炭素年代確認が完了しました。
　　　　　　　　　　 　 人　 乂　ヽ　`～　　　　ｒ ､　 　　～７"/ l　/　ｊ　/　　/
　　　　　　　　　　　八　＼　＼　　　s､　　　　　’　　　, ィﾉノ 八/,／j/　　/　　　　　　この東京は……。
　　　　　　　 　 　　　　＼　＼　＼＼　〕ﾄ 　　 　 　....:::　|　／　　{　　　／
　　　　　　　　　　　 　 　 )ﾉ 　)＼ヾj　| { { l≧..-イ:::::: 　 { /　j 　 い、/
　　　　　　　　　　　　　　　　 / 　 j　j　l　ソ 　 :::::::::　 　 乂ノ}　 八( ＼
　　　　　　　　 　 　 　 　 　 / 　 /　/ '''" 　　　　　　　　 　 ＼j　/　ヾ
　　　　　　　　　　＞ -―　 ｆ 「"´Λ(――--　､　　　　　　 　 ﾉｲ＜,,__
　　　　　　　　／　　　　　　 { {,　　　　　　　　　　　　　　-　――''―} }"｀ｰ-
　　　　　　　 /　　　　　　　　{ {,　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 } }　　　　　 ヽ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＞-=≠z､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 r':::::::::/´￣::`) ≠-:::::::::::＜
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 人::::::::{::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::く
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ｲ::::::＞-:`:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 /:::::::::::::::::::::::::、:::::::::::::::::::::,:ｲ:::::::::::::::::::ヽ
　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 イ:::::::::::::::::::::::::::::＞―≠彡:::/:::::::::::::::::::::::::ﾏ
　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 /::::::::::::::::::::::i:乂:::::::::::::::::: ／:::::::::::::＼:::::::::::::ﾏ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「大崩壊後、数年しか経っていません。」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/::::::::::::::::::::::ｲi!:::::`::ｰ―＜:::::::::::::::::::!::::ヽ::::::::::::ﾏ―――＜__
　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 /:::::::/ :::::::::::/^^V ::::::::::::ﾄ :::＼:::::::::::::|:::::::::＼::::::::∨ : : : : : :!::::`y≠-..、＿
　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ＞ノ::: イ:::::::::::::/　 　∨::::::::::i　＼:::ヽ:::::::::!- 、:::::::ヽ::::::V : : : : : !...イ: : : ／: : : : :`.＜
　　　　　　　　　　　　　　　　　／: :´: : : : |::::::::／ｨ≠z、 ゜＜::::{　,ｨ=z､:::l::::::i!く i!:ヽ::::::ﾄ､<:l : : : : ノ::::/: : ´: : : ｚ≠-: : : :`.＜　　　　…………。
　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ｲ: : : : : : : :./:::／:バ'⌒≧ﾒ、 ､_≧ﾒ≦⌒Y:::::::l!_ソ:::::ﾊ:::i!　ﾏ!: : : :んzy:／: : r'´イ: : : : : : : : : : :Y
　　　 　 　 　 　 　 　 　 　_ム、: : : : : :ノイ !:::λﾑく 付丁ヽ =〈 付' フ !::::::::K:ﾊ::/　ソ　　ﾏ: ／: : ノ´: : :／: : : : : : : : : : : : : :.i
　　　　 　 　 　 　 　_＞: ⌒ヽ::ヽ: : : : : : :.|.ﾊ:::{ }::人´￣　　!　´￣￣　 |:::::::ﾊ:!.ﾉ′　　　　 〉: : :ｲ: : : r´＞―‐v‐― 、 : : : : r'
　　　　　　　　　　r' : : : ｨ : : :.У: : : : : : : !: :Ni l´　 }>.　　　`　　　　　 ｨ::::∧ﾘ　　　 　 　 /: :./: : : :ノ´　　　　ﾘ!　　　ヽ: : : :i!
　　　　　　　　　　|ノ: : : : : : : : : ＼: :＞≠ 、: )ー .､に＞. ´￣ `　.イﾆﾉ::ｲニ}　　　　　／: : :.!: : : ｲ!　　　　_ノ　　　　　∨: :八
　　　　　　　　 ／: ｨ' ￣￣ヾ-y....イ::／　　 ＞ ､: : : ﾏﾆﾆﾆ≧≦::i!二´ﾆﾆﾆj′　　,...ｲ: : : : : {: : i!　! r＜⌒ ＜＿_ 　 　.ﾘ:Y

: : : : : : : :. :.|: : :./: : :. :.／　 /_: : イ　　　 /／/ :.:.:.:.∧
: : : : : : : :. :.|: :./: : : ／,,...．-‐　'''""ﾉ/　 ｌ/ ィ: : :. :. :.∧
: : : : : : : :. :.l: ,: : ,　'　_,,..．-‐､'''"´　　　/ｨ/ll ､: : : : : :.∧
: : : : : : : :. :.|/／ ' ´　　　　　ノ　　　　, l lｌUｌ　＼: :. :. : ∧
: : : : : : : :. :.|　 　 　 _,, ｨ≦"lヽ　　　　､弋_ﾉｌ　　 ｀ ＜: :.∧
: : : : : : : :. :.l 　 ,r''"　{{llＵ}　l　　 　 　 　 、"ｌ',　 　 　 ｀ ＜',　　　　　　……？
∨: : : : : : : : 　 　 　 弋__ｿ ﾉ　　　　 　 　 > ｌ:.',
‐∨:. :. :. :. :.|　 　 ､ ＿　　'　　　　　 　 ／　ﾉ､ヾ　　　　　　　　　　　　上の時間の流れが違ったわけだし、
ｰ ∨: : : : : :|　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ,　　＼
＼ ∨ : : : : |　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 , '　　　　＼　　　　　　　　　　　こっちも時間の流れがおかしくても……おかしくなくない？
: : :ﾞ ∨: : : :.|　 　 　 　 　 　 　 　 ／　/　　 　 　 　 ヽ
:.: :.: :.∨: : : |｀　､　　　　　　　　　 　 /　　　　　　　　　ヽ　　　　　　　　え、なんか勘違いしてた？俺。
: : : : : :＼:.:.:|￣　'' ‐- 　 _ 　 　 ＿_/　　　　　　　　　　　ヽ
: : : : : : : :.ヽ|: : : : : : /ヽ　　 ､　　　　　　　　　　　　　　　　 、



　　　　　　　　　　　　　　_　　　-‐―――-
　　　　　　　　　　　　￣ 　 ‐-　　_　　　　　　　　　｀
　　　　　　　　　　　　　　　_　-‐　´　　　　　　　　　　　｀
　　　　　　　　　　 ＿-‐__´＿＿__　　　　　　　　　　　　　　｀
　　　　　　　　　　　　　　 zｲl//／　　　　　　　　　　.ィﾏl　　　＞
　　　　　　　　　　　　 ／ｘ-‐／　 　 ＞z　　　　　／｀マ.ｨ≦７Ⅵ
　　　　　　　　　　　　´ 　.／　_＞ ´1//.　 　 , × 　 　 　 ﾑ/iⅣ
　　　　　　　　　　　 　 ／ ィ７∧（ 〉|/　　 弌　ｔｯ､＼　　 .ﾑ/Ⅳ
　　　　　　　　　　　　　´　 /x1l八_./ 　.／　 ` ー’`´ ィﾆ!///
　　　　　　　　　　　　　 　 ´　ﾚ'l/l/　／　　　　　　　 l ｵ1l//　　　　非常に……現実的で合理的な考えだ。
　　　　　　　　　　　　　　　　 /kll/／ ､　u　 　 　 _ ィ′|//
　　　　　　　　　　　 　 　 　_/　´＼ 　 ＼　 -―-／ 　 .|l/　　　　　　　「ていうかソレ、清麻呂とデュフォーも言ってたんだよね。
　　　　　　　　　　　　 ＞ ´ ヽ　　　 ＞　_.＼__.／ 　 　 .|'
　　　　　　　　　　＞´　　　 　 ＼　　/ ＜　ｰｚ､　　　　　　　　　　　　　可能性の話しなんだけど。」
　　　　　　　　 ／　　　　　　　　　｀ ＜ ＿7 //‐ｚx
　　　　　　　∠￣ ‐- _　　　　　＿＿___｀ ー' '　　ﾍﾍ､　　　　　　お前の話によく出てくるソイツらが居てくれれば、
　　　　　 ／　 ￣ ‐- _ ＞　　 「ｒ－‐――一'　　　￣ l
　　　　 /　　￣　｀丶　　　　　 l l　○　　　　　　○　　l　　　　　どれだけスムーズに事が進んだか解らんな……！
.　　　 /　　　　　　　 丶　　　　l l　　　　　　　 　 　 　 ｌ

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　. . . . . . . . . .／　 |　 |. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
.　　　　　　　 |･　　|　 |／|＼.　iﾄ､　　　 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
　　　 　 　 ___| ／ :|／ 　 !　 ＼|　ヽ　　　　　　　　　 . . . . . . . . . . . . . . .
　　　　 　 |＼|Ｙ／:| ,ｨ　　!　ﾄ､. ＼　＼
　　　 　 　|下＼Ｙ'ｉ| ﾚ　　l　 ＼ｉ　 ＼　＼
　　　 　 　|___| ／ ｉ| ,ｨ　　!　ﾄ､.　　i＼＼　＼
　　　　 　 |＼|Ｙ／:| ﾚ　　l　 ＼i　　＼＼＼. |
　|￣|┐ｉ_ |下＼Ｙ'ｉ| ,ｨ　　!　ﾄ､. 　 ｉ＼ ＼＼＼
　|　 |｜l　|___| ／ ｉ| ﾚ　　l　 ＼i 　 ＼＼ ＼i　|ｉ＼　 　　|￣|＼　　　__　　　　　【六本木ヒルズ】
　|　 |｜l　|＼|Ｙ／:| ,ｨ　　!　ﾄ､. 　 i＼ ＼＼　 | ﾄ､| ______|　 | |i|　 ,ィ:ｉ |
　|　 ￣| ...|下＼Ｙ'ｉ| ﾚ　　l　 ＼i 　 ＼＼ ＼i　| ＼ 三三|　 | |i|壬壬ｉ |
　 ,ｨ ､　 　|___| ／ ｉ| ,ｨ　　!　ﾄ､. 　 i＼ ＼＼　 | ﾄ､| ニニ|　 | |i|￣ミi:! |
／/.: .＼　|＼|Ｙ／:| ﾚ　　l　 ＼i 　 ＼＼ ＼i　| ＼ 三三|　 | |i|￣ミi:! |--
⌒｀ ｰ-. ､.|下＼Ｙ'ｉ| ,ｨ　　!　ﾄ､. 　 i＼ ＼＼　 | ﾄ､| ニニ|　 | |i|￣ミi:! |
　／王王::|___| ／ ｉ| ﾚ　　l　 ＼i 　 ＼＼ ＼i　| ＼ 三三|　 | |i|￣ミi:! |
´王王／:::|＼|Ｙ／:| 　 　 !　　　　 i＼ ＼＼　 | ﾄ､| ニニ|　 | |i|￣ミi:! |

　　　　　　　　　　　　　　　　　　.／￣￣＼
　　　　　　　　　　　　　　　　 _ノ　　ヽ,_　.　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　（●）（● ）　　　|
　　　　　　　　　　　　　　　　（__人__） 　　　　|　　　　　……というわけで、これからは上からサムライ衆達が──────
　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ｀⌒ ´　　.u　 |
　　　　　　　　　　　　　　　　　{ 　 　　　 .　　i
　　　　　　 　 ＿_　　　　　　　ヽ　　　　　　ノ
　　　　　　／　　　`- ､ __ ,, ､ ,,｀＞ー,-- ':;＼:;;;;;;::; ／￣` = - ､::::::::
　　　　/^/　　　　　　'~　　　　　"' ' i ''"~:::::::::::　::::ヽ､_ ;;;:::::::::　 ヽ,:::
　　　/　::::　　::::;;::　　　　　　　　　　;;:='''''　::::::::: ::::::::::　:::::::::::::　:::: i::
　　 .i　::::::::::::::::::::: ::::::::: ::::　　::::::::::::::i　　::::::::::::::::::::::::::::::　::　::::::::::　i:



　　　　　　　　　　　 ＞:.:.:.:.:.:.＜
.　　　　　　　　　／:.:.:.:.:.:.、:.:.:.:＼＼
.　　　　　　　　/:.:i:.:.:.:ﾘ＼:‘,' ，:.:.:ヽ:.'.，　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＿　 　 　　ｎ
　　　　　　　 ,’:/ i:.:.:.i　　 ＞- ＼:.:.ヽ:.'，　　　　　　　　　　　　　　　　　　 辷l /７ 　　| ﾚ7 　　　[][]「l
　　　　　　　 i:.:i　‘,i ;.'， ´ , -　　.i:.:.:.i:.:.:'，　　　　　　./:i　　　　　　　　　　　 くノ　　 └‐' 　 　　　くノ
　　　　　　　 i:.ﾘ´￣｀ヾ　 ./芯苡 i:.:.:.i:.:.:.:.'，　　 　 ／:/
　　　　　　　‘,:.:'， ィ苡　　　　-ィ:./:/.｝:.:.:.:.'...，...::’:.／
.　　　　　　　 ‘,:.:.: ゞ´　'　_　　 彡,’彳:.:.:.:.:.:.＼ .＜　　　　　.／/　　　　　　あ、ソレアンタの羽に最新情報で書いてあったから知ってるよ。
　　　　　　　　　‘,:‘.,　　 ゝィ　 ／≦´ ─＜ :.:.:.:.:.:.'，.........,.:.’／
　　　　　　　　　　i:.:λ＞　_ ィ／　　　　　　　　＼:.:.:.:.:.:.: .∠　　　　　　　　　でもガイア教団まで下りてくるのはちょっとさー。
　　　　　　　　　　j:/ .i:.:.:.＞／ ／三ﾆ≧＜　　　 ｝:,　　 ’　　　/i
　　　　　　　　　　　　.i:.:.」/　/三三三ﾆﾑ三≧-.〈:.:.:.:':..，　　,...::/　　　　　　困ると思わなーい？アタシがー。
　　　　　　　　　　　 ／ ,〈 ../三三三三ﾆﾑ三ﾆﾑ:.:＼:.:.:.:.:.:.:.:∠
　　　　　　　　　　.ュ　 ./ ゝ'，,三三三三ﾆ ｝三 .ﾑ｀ヾ-
　　　　　｀　─::.:’:.:.:.／’　　｛三三三三ﾆ/三三ﾆﾑ.:, ’
　　　　　　 ‘ .,:.:.:.:.,.’　　　　.,’三三三ﾆ,.’三三三ﾆ'，
　　　　　　 i　　　｛｛　　　　.,’三三三ﾐ/三三三三三≧
　　　　丶 」:‘:.:.’人ﾐ xヽ　.」三三三ﾐ ,’三三三三三三三≧=-
　　　　　　　＞.≦三三三三三三三..八三三三三三三三三三
　　　　 ／三三三三三三三三三ﾆ./
　　　ィ.三三三三三三三三三三／
　 Y　ゝヽ.≦ ´　 ｀￣￣￣　ヽ.彳

　　　　　　　　　　　　　　,　-‐―　‐- 、
.　　　　　　 　 　 　 　 ／　　　　u　　　ヽ
.　　　　 　 　 　 　 ＿'　　u　　　　　　　　i
　　　　 　 　 　 < ＿　＼　　　　　　　　　 i
　 　 　 　 　 <＿＿　＼　＼　　　　　u　 i
.　　　　　　<＿＿　＼　＼　ﾍ /⌒/　　./
　　　　　　 └--ﾐ ヽ、＼　-　＼　|　　./　　　　　（ここにきてやること成すこと裏目や
　　　　 　 　 /　　 丶　　- 　 　 　 〉／
　　　　 ,.-／| 　 　 ( ＼　　　u　　!　　　　　　　　　無駄な手間になってるな……！！
　　 ／ |　＼ヽ 　　 ＼_ヽ　　　　　{
￣<　　 !　　`＼　　　、ﾍ　　　u　..> 、　　　　　　　主よ、コレも試練だろ……！？
＿ ＼ 　 !　　　 > ー-- イ＼　　.∠／ヽヘ
!　￣￣　ヽ　／{　　)＼　|　..＼(⌒)　　 ﾉ　＼　　　大天使たる信徒の一柱的に考えてッ……！！）
　　　　　　 ＼　/⌒＼　〉　　　ヾ、　／　 　 　＼
　　　　　　 　 ＼　い　/　　　　＼／ ＼(
　　　　　　　　　 ＼　/　　　　 /　＼



　　　　　　　　　　i:.:.:.:.:.i:.:.:.i:.:.:.:.:.:.i:.i:.i:.:.:.:.:.i:.:.:./i:.:.:.:i:.i:.:.:.:.i:.i
　　　　　　　　　　i:.i:.:.:.:.i:.:.i_:.:.:.:.:i:.iﾏ:.:∨:.:i:.:.:／:i:./Ⅵ:.:.:.:iﾍ
　　　　　　　　　　i:.i:.:.:.:.Ⅵ　ヽⅥヽ＼ ﾏ:.i:.:./　.斗.1i:.:.:.:/ .i
　　　　　　　　　　iﾉ:.:.:.:.:.:.:i.ﾐ=ﾆ二＿　ヽi:/i／{;;;;;;;/:.:.:/:/ /
　　　　　　　　　 ﾑ iﾏ:.:.:.:.:.:∧_（;;;;;;;;レ ./ﾘ　￣ ´/.／:./彳i
.　　　　　　　　　　ﾑ ﾏ:..:.:.＼ヽ￣´　　　　　　　　 イ:./:.i:.:.∨　　　　　　　　　　　　　 ===／ﾆi
　　　　　　　　　　/i:.:.i:ヽ＼:.:.:＞　　　　 ´　 　 　 /:i:.i- ＜:.∨.　　　　　　 ｒ--く　　　　i　ﾉ三.i　　　　いや、現場のヤツの事はごめんってー！
　　　　　　　　　 /:.:.:./:/:.＞-＼　　 -=ﾆ　 フ　 .:.　 ヽ　　　　 .＼.　　　　∧ﾆﾑ∨ ＞ 彳三 /
　　　　　　　 　/:.:＞　　　　　　 ＞　　　　　.／::: .ﾑ.-　　　　　　　＼　　　∧ﾆ.＼　　 .{三ﾆ{　　　　そんなにアレだったら『ケジメ』つけさせるよ、
　　　　　　　／／　　　　　＞./　./　　≧. 彳::::::ノ　∨:ﾑ　　　　　　 .∨=---i三ﾆ.i　　.ﾉ三三ヽ
＿＿＿＞:.:.:/　　　　　　　i :/　　　＞　　　 ／　　　 i::::::ﾑ　　　　　　 ∨三ﾐi三 └≦三三ﾆ.〈　　　アンタの事を周知させてなかったのはダメだからさー。
..:.:.:.:.:.:／:.:.:/　　　　　　　 i:∧　　　 /　 .ﾑ .ﾑ　.∨　 i　　:::i　　　　　　　∨ﾆ.{三三三三三三ﾐヽ
　＞　:.:.:.:.:i　　　　　　　　.i/.∧　　./　 /三 三ヽ ヽ　i　　 ::i　　　　　　　 i三ﾑ三三三三三三.〈　　　　　　　　「いや、【スラオシャ】という天使自体は他にもいるし、
...ｒ--=ﾆﾆﾉ　　　　　　　　/　 .∧ ./　 /三三三 ﾑ　 y ／.∧　　　　　　　.}三.ﾑ三三三三三三.ﾑ
:..i三三三i　　　　　　　　.i　　　 .＼　/ ∨三三i /∨　　　 ∧　　　　　＜三ﾆ ﾑ三三三三三三iヽ＼　　　　　見分けがつかなくても仕方がないだろ……。」
:.:.i三三ﾆ.乂　　　　　　 /=ﾆ　　　　Y　 .〉三ﾆ.ﾑ　　　　　　＼≦三三三三三ﾆi三三三三三三/ iﾆ/
:.:.∨三三三≧ -- ＜三rﾐ./　　　　　 ./三三ﾆ.ﾑ　　　　　　　.＜三三三三三ﾏ三三三三ﾆ.／　iﾐ.i　そういってくれると嬉しいねー、無駄に指飛ばさせたくないし、アタシも。
　 .∨三三三三三三三ﾆ/　　　　　　/三三三ﾆﾑ　　　　　　　　 ヽ三三三三.ヽ三三三.／　　 /ﾆﾑ

:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|:.:.:.:.:.:∧:.:.:.:.:.:.::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:∧:.:.:.:.:.:.:.:.:.:
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|:.:.:.:.:/　∨:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. /　∨:.:.:.:.:.:.:.:.
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ﾊ:.:.:.:{＿__∨:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.{＿__}:. . /|:.:.:.
:.:.|:.:.:.:.:.:.:.:.{ ∨:.:|　　　∨:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|　　 |／ .|:／
:._{:.:.:.:.:.:.:.:.:|　＼{. 　 　 ∨:.|＼:.:.:.:.:.:.:.:.:.ﾊ|　 　 ィ斧芋芋
　|:.:.:.:.:.:.:.:.:|芹芋芋斧　 ';/　　＼:.:∧/ 　, ＜/////　/
.ハ:.:.:.:.:.:.:. | ＼　∨///＞　、 　 }/　　　´ 　 辷' ´ィ　　　　　　で、そのサムライっつーのは何？
i　.∨:.:.:.:.:∧　 ＼ ゝ─ '
:,　 .∨:.:.:.:.:∧　　｀¨¨¨¨¨´　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　アタシの役に立ってくれるわけ？
:.:＼ .∨:.:.:.:.:.:ﾍ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/
:.＞-ﾐ:∨:.:.:.:.:.:.:ﾐ=-　　　　　　　　　'　　　　　　 -=彡:.:.:　　　　というかここに降りてくる以上、そうさせるんだけどさー。
'　　　　＼:.:.:.:.:.:.:.:＼　　　　　　　　　　　　　　　 　 ':.:.:.:.
　　　　　　＼:.:.:.:.:.:.:.:＞　　　　　 ｖ_______ア　　　／:.:.:.:.:　　　　アンタの知り合いだからって、下っ端のヤツらまで
　　　　　　　 ＼￣ r-- , ＞　　　　　　　　　 ／　　ﾊ￣　　　　　　　　　　　　　税金
　　　　　　　　　＼ﾉ　　　＼　＞.　　　 　 ／　　　/ .∨　　　　アタシらへの『上納金』を納めないってのはー……困るなー？
　　　　　　　　　　 ＼　　　　＞　　　 ￣　　　　 ./　　∨
　　　　　　　　　　　　ヽ　　　　　　＞.　 　 　　 /} 　 .__



　　 ／￣￣＼
　 /ﾉ　 ヽ､_　　＼
. （ ●）（ ●）　　 |
　|（人__） 　 　 　 |　　　　そこまでは知らない。
　 | ⌒ ´　　　 　 |
.　 |　　　 　　　　|　　　　お前達が勝手に税を取り立てているのも、納めるも納めないもな。
.　 ヽ　　　　　　/
　　 ヽ　　　　 /　　　　　だが東京を取り巻く状況は変わるだろ、さすがにな。
　　　,ｔ:.ﾔ､..::::<
　 　 |i::ﾚ´::::::::.|
　 　 i´.:::::::::::::::|

　　　　　　　　　　＜:.:.:.:.:.:.:.＞..,
　　　　　　　／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼
　　　　　　/:.:.{:.:.:.:.:.:∧:.:.:＼:.:.:.:.:.:.:.:＼
.　　　　　/:.:.:∧:.:.:.:.:{　＼:{__＼:.:.:.:.:.:.:.:.,
　　　　　{:.:.:/　∨:.:.:|　／　　　∨:.:.:.:.:.∧
　　　　　|:.:.{ ---＼:{　 ィ斧芋芹:.:.:.:.:}.:.∧　　　　　　,.. ィ　　　　　　　　　あ、もしかしてサムライのいるトコとかやってることを
　　　　　|:.:.|　 ィ斧ﾐ　　　 ん:ﾊ }:.:.:.:.:ﾊ.:.:∧＿＿,....:.:.:.:./
　　　　　∨ヽ《　ｆ: ﾊ,　　　 ⌒-=彡ィノ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.／　　　　　　　　　　『羽』以外でも教えてくれるとかー？
.　　　　　 ＼:∧¨´　　___ノi　　　 ハ:.:.:.:__:.:.:.:.:.:.:.:.:＜＿＿＿＿＿__,
.　　　　　 　 ':,八　　 ∨:.ノ　　／＜´_____」_:_:_:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:／　　　嬉しいねぇ！コレにもさすがに『全部』は書いてないだろうからさー！！
.　　　　　　　 ∨:.:＞　　 __　' . -='´　　　　　　　｀ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.／
.　　　　　　　　}:.:∧:.:.:.:.:.／r'´ , -==-　.、　　　　　 {:.:.:.:.:.::.／
.　　　　　　　　|:/　}:.:.:「 r'´ ／ニニニ＼ﾆ＞　____ｒ':.:.:.:.＜
.　　　　　 　 　　　 |／∨. ノニニニニニﾍﾆﾆﾆﾆﾆ}:.:.:.:.:.:.:.:.':..,
　　　　　　　　 　／　　{　{ニニニニニニ∧ニニﾆ|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＞
　　　　　　　　,..:{.　　 八 .∨ニニニニニﾆﾊﾆﾆﾆ.∧----- ' ´
　　　ト.,　,....:.:.:.:.:〉'´／　 ｀ }ニニニニニニ/ﾆニニ∧
　　　 ＼:.:.:.:.:.:. /ﾆ/　　　　|ニニニニニ ./ﾆﾆﾆﾆﾆ ∧
　　　　　｀'-- /ﾆ/　 　　　.|ニニニニニ/ニニニニニ＞　,
　　　　ト.,_ ,...:{ﾆ∧　　　　/ニニニﾆﾆ./ニニニニニニニニ＞
.　　　　＼:.:.:.:.＼ﾆ＼__　/ニニニﾆﾆ./ニニニニニニニニニニ



. 　ｊ　　　　　　　　　　　　　　　　 　 |
　 l　　::　　!　　　　　　　　　　　　　 |
　 i ＿＿,ノ　ゝ _,,ｭ=-ｰ'　　 　 　 　 l　　　　　そんなことするわけがないだろ。
　　!(｛:::::｝)、　（　{:::::::} )　　　　　　 ,'
　　; 　　　,'　 　 　 　 　 　 　 　 　 ,'　　　　　　むしろ逆だ、情報が欲しいだろ、お前からな。
　　 ﾚ´　/　　 　 ヽ　　　　　　　 /|
　　{　　 l　　　　　ﾉ　　　　　　 /　|　　　　　　『サムライとお前達がどこで接触したか』、とかな。
.　　｀┬'＾ー―一ｆ　　　 　 　 / 　 !､_
. 　 　 ﾄ―――‐'　　 　 　 ／　　 !ノヽ、
　　 　　:;　:￣ 　 　　　.,／ 　 　／:::::::::i
　　 　　:〉､_＿___ , - '"　　 　／:::::::::::::::!
　　　／;;;;;;j :::::: :: :　　　　,／::::::::::::::::::::::!

　　　　　　　　　　　-= 、
　　　　　　　　／:.:.:.:.:.:.:.:ヽ
.　　　　　　　/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.∧
　　　　　　 /:{:.:.:/}/|／|/i:.:}:,
.　　　　　 /:.:.∨赱ﾐ　赱ァ,':{
ト.,　　 　/ . :.:.:.人　 _　 八:∧　　　　　　　……ほぉ？
.＼:.:.:.:.:.:.:.:.＞ .r- ≧≦ '.}'　,:.＼___　ィ
　　＞:／　　 .ﾉ//ﾆﾆﾑⅥ　　＼:.:.:.:./
:.:.:.:.:.:人_____/ ィ　Y./　ヽ/}　　　.Y´
¨¨¨7:.:.{ニ／　　 //　　　 ゝ-=彡7
. ／:.:.:./ﾆ{.　　　,ﾆ{　　　　　ﾊﾆﾆ{
　￣　.}ﾆﾆ＼___{ニ|__　　 イﾆﾆﾆ.|
　　　/ﾆﾆﾆﾆ}　|ニ|　　　 .{ﾆﾆﾆ./
.　 「ﾆﾆﾆニ/　 |ニ|　　 　.|ﾆﾆﾆﾑ



　　 　 　 |　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 l
　　　　　 }　 ji　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 i
　　　　　 ヽ,仇,　.._＿__　ノ　　　　　　　　　　 i
　　　　　　ﾔﾊ 辷ﾁ:::.ji　ｲ
　　　　　　 !/　　｀￣￣　　　　　　　　　 　 　{　　　　　イェニチェリ……いや、上から降りてくるガイア教団。
　　　　　／{　　　　 　 ｀:　　　　　 } 　 　 　 　i
　　　　　ゝﾍ,　　　　 　 ﾉ　　　　　f　　　　　　:　　　　　奴らが特にそうだろうな、お前達とは接触する。
　　　　　　　ゝ¨￣￣　　　　　　　l! 　 　 , 斗j{
　　　 　 　 　 l｀ 　 　 　 　 　 　 ノ_ 斗‐ '_／ }　　　　　そして何か問題が起こるだろう、必ずな。
　　　　　　 　 l　　　　　_　斗匕 '´　　, -'　　入
　　　　　　　　`ー―::´::::::::::／_,.．-'''"　　 ／//ゝ_　　　地盤の上も一枚岩では収まらなかったんでね、
　　　　　　　　　r＜ヽ:::_:／' ´　　　　　 ／///／/＼
　　　　　　　　　|'　r＜　　　　　　　, -'"///／/////＼　　全てを制御できるヤツが居ない。
　　　　　　　　　|:', | .ヽ　　　　, -'"/////／/////////＼
　　　　　　　　 └} )ヘl　　 ／'//////／/////////////＼
　　　　　　　　 /ヽゝ=/ .／ //////／/////////////////＼

　　　　　　　　 , -　￣　　､
　　 　 　 　 ／　　　　　　　ヽ
　　　　　　/　　　　　　　　　 ﾊ
.　　　　　 i　　　　　　　　　　　 !
　　　　 　 l　　　 　 　 　 　 　 ｿ､__　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　だが俺も一度東京は一回りしてきた。
　　　　　　| .｀､ ＿__,　　　 　 　 |ヽ＼__　　　 　 　 　 ＿_
　 　 　 　 ヽl　f ● ）　　　r　　//∧　|￣二二二ﾌ´　　 ＼　　　　　　　　　　　どこに何があって、何がどういう状態で、
　　　　　 　 j　　￣､ 　 　 |｀i　/// /} |　　　　　/ 　 　 ｀ヽ ＼
　　 　 　 　（人＿ノ､　　 ﾉ　l/// //　.|　　　　./　　　 　 　 　 ヽ　　　　　　　　『何が起こるとマズいか』もある程度把握している。
　　　　　　　｀,こ￣　　／>‐<// //　　!.　　 　/　　　　　　　i 　 i
　　　　　　／　 ヽ-＜l∨､__∧/./ 丶. 　､　　　|　＼ 　 　 　 l　　,　　　　　　　お前の羽にも書いてないであろうことだ。
　　　　,. ' 　 　 　/ 　 | | /:::| |l∨　　 .て 　　　|　　 〉 ＼ 　 ∧　ヽ
　　　 〈　 |　　　/　r‐┬ｒ--,､|ｌ |　　　 　 ､　 　l＼L 　 /　　　∧　|　　　　　　俺が伝えたくないことな筈だから。
　　　　V l|　　 ７´　￣二ﾌ/　＞ 、　 　/　＿　/　　 /　__　　 ∧ i
.　　　　 i　| 　 　｀　　 〈:::〈／r‐　　 ＼∠￣　 　:　 　/　　　,ﾉ　　 .!
　　　　　7 !　 　 　 i　　ヽ（_／ r　　　 |ﾆ｢lヘ.＿_.＼ 　 　 ／　.＿ !



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 //: :/{ ｛ : : l: /{: : :ﾄ、: : :Y: : : l: : ､
　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 /: : : : ∧:l : : l: :∧: :}　Y: : :l: : l: l : : 、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ; : { : l/　＼: : ﾄ:{　∨-‐}ﾊ : }: : } }: l: ﾍ
　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 j: : ﾄ: {＿ 　 ＼l ／　＿ﾉ　}:ハ: j l : }: :ﾍ
　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 l: : l癶l　￣ヽ　＼　/,,,x=宍斤｝: : : :ﾊ : ﾍ　　　　　……ソレって何処？
　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 {: 八　__,,二、　　　　八((0ｿノ/ : : /ヽ: : :ﾍ
　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　　}:{: : ,,xｼ"(:(0）,;::..　 　￣￣／ ／/　丿: : :ﾍ
　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 八ﾞ､: :ヽ＞r'"　　　　 　 ｰ--‐彡ｲ イl : : ＼:}　　　　　　　「それを答えたら情報を与えることになるだろ。」
　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ／／ヽ＼:ﾊ__,　　 __.. --‐ ’　 ￣爪l :l: :l : : : : ＼
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ￣　　　Yトーく　　　　 　 　 　 ／{ l: {: l: 乂: :＼: :　　　　　あらら、引っかからないか。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 } : }: }个x　 　 　 　 イ 　 l l: :い: ＞'~~｝ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾉ}: j: ;: j: }: }＞-／￣￣＼￣＞'"　　　 ｝ﾆ　　　　　残念。まぁアンタらしいね。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／:/ ﾉ:斗／￣ヽ//:::::、　　/⌒ 　 　 　 　 }ﾆ
　　　　　｛　　　　　　　　　　　　 ￣／ィ'"　//:::::＼//::::::::::、／　　　　　　　　 }ﾆ　　　　どうせ何か黙ってるか、更には忘れてんだ、
　　　　　 }､　　　　　　　　　 　 ,,x''" 　 　 //:::／￣＼:::::::::Y､,,,,､,,,,__､,,,,,_､,,,,,､,,,}ﾆ
　 　 　 　{: :、　　 x-､　　　,,x'"　　　　　//:::/　　　　 ヽ::::::`"ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ　　　　引き出せないなんて承知の上だよ。
{　　 　 　 い＼／⌒Y)　r'"　_,,,xr-冖／::::::〈/⌒＼＞''"￣　　　　　`寸ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ
乂　　　 ／￣ ＼ヽ 癶　ﾌ冖jﾆﾆﾆ斗‐ ア''"　　／　　　　　　　　　　　 ｀寸ﾆﾆﾆﾆ
: : ＼ ／￣＼::::::::Y::::/'": : : {ﾆ／　 ／　　　　/＿ 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ﾄﾆﾆﾆﾆ
: : : :/::::::::::::::::::ヽ::::}::::{二ﾆﾆ／　　　{ 　 ＿＿l((;;;))　　　　　　　　　　　　 }　 lYﾆﾆ
: : :/::::::::::::::＼:::::∨:::::}: : : /　　　　/宀冖"￣{ ￣　　　　　　　　　　　 　 j 　j }ﾆﾆ

:.:.:/:.:i:.:.:.:.:./:.:／:.:.:.:.:.:.:／:.:.:／i:./:.:i:.:.:.:.
:./:i:.:.i:.:.:.:.:i／:.:.／.::／:.,: イ:.:.:.:i/:.:/:.:.:.:.
/:.:i:.:‘,'，:.:i,　’／./／ ＼ i:.:.:./i:.:.:i:.:.:.:.:.
i:.:.:i:.:.i/xヽi_　　 /　　　　 卜/ i:.:.:i:.:.:./:.
i:.:i:.Ⅵ　iﾘ「｀　 ＜　　　　 .i/∨i:.:.i:.:./:.:.:
:.:.:i',::;　　‘,ん示ﾊ　＼xヽ i　∧i:.:.:.:i:.:.:.:.
:.:.:.i:.:,:,　 　＼乂:iﾘ　　i;ト i　　　i:.:.:.i:.:／　　　　　でも気になるねー。
:ヽ.:＼ヽ　　　　＜　　 i　　　　　i‘,:.i:／:.:
:.:.:.ヽ:.:.＼　　　 　｀　　　　　_ ノ -:.:.:.:._:.:.　　　　『必殺の霊的国防兵器』までアタシに寄こしてくれた、
:.:.:.:.:.:.:　 ─ ´　　　　　　　　　ィ,　 ’｀ ／
:.'，´　　　　　　　　　　　　　 ∧ﾊ｀ヽ｀ -/　　　　場所や使い方を教えてくれたアンタにま～だアタシに教えたくない
:.:.:.＼_ ,　　　　　　　　　　　 ｛;少　 .〉／:.
:.:.'，_ 　　　 ト　　　　　　　　 ‘,x ／ ´:.:.:.　　　　危険な事や場所があんの？逆に知りたくなっちゃうよ。
.＼'，　　 　‘,＞ ヽ　　　　　　 / /:.:.::／:.
　　 ｀　　　　‘, ヽ＼＼　　　　´.,’::.:.:＜:.:.
　　　　　　　　＼‘, ヽ‘ ,_ 　　 /:.:.:.／:/:/:.
'.，　　　　　　　　｀　´￣　　.x´:.＜:.:.: .＜
　＼　　　　　　　　　　　　ィ:.≧:. ＜
.　　 ＼　　　　　　　 ＜ ノ:.:／　＞─　＜
　　x -. ＼__　＜:.i　　　´＿／



　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ( ヽ、
　　　　　　　　　　　　　 　　＿＿＼ ＼
　　　　　　　　　　　 　　　 <＿＿　＼　＼
　　　　　　　　　　　　 ／<＿＿　＼　＼　ﾍ /⌒/
　　　　　　　　 　　 .／　 └--ﾐ ヽ、＼　-　＼　|　　　　　　（タダの強い悪魔程度でこの東京は納められないとは思ってたが……。
.　　　　　　 　　　, '′　⌒ヽ,__ﾉ丶　　-　　　　　〉
　　　　　　　 　 /　　（ ● >､　 ､( ＼ 　 　　　　 !　　　　　　　そんなモノまでコイツに渡してたのか、俺は。）
　　　　　　　　/　　 ,　`'''"　　 _,　＼_ヽ　　　　　{
　　　　　　　./ 　 　{ 　　,　　 （ ＼）、ﾍ　　　　　 > 、
　　　　　　　| 　　　ゝ-イ 　　　`''"　./　＼ 　　∠／ヽヘ　　　　　　……ああ、あるね。
　　　　 ,.-／| 　　　 ゞﾆ>一′u .／　　　 ＼(⌒)　　 ﾉ　＼
　　 ／ |　＼ヽ 　　　　　 　　 .／ 　　　　　　.ヾ、　／　　　 ＼　　　誰も触れちゃいけない、ってのがな。
￣<　　 !　　`＼　　　　　　／＿＿＿　　　　＼／ ＼(
＿ ＼ 　 !　　　 > ー-- イ　 ＼_　　　￣￣＼_＼　　　　　　　　　　それに？
!　￣￣　ヽ　／{　　)＼　|　　　∠　　　　　　 ノ）ヽ、
　　　　　　 ＼　/⌒＼　〉　　￣　/　　　　　　 /　>＼
　　　　　　 　 ＼　い　/　　　　 /　　　　　　 /／ノ
　　　　　　　　　 ＼　/　　　　 /　　　　　　 / ／￣

　　　　　　　　　　　 ／￣￣ ＼
　　　　　　　　　　／　　__,ノ　｀⌒
　　　　　　　　　　|　　　( ●) (●）
　 　 　 　 　 　 　 | 　　　（___人__）　　　　　具体例を出せば……『新宿御苑』の事がある。
　　　　　　　 　 　 |.　 　 　` ⌒´ﾉ
　　　　　　　　　　 |　　　　　 　　|　　　　　　そこには普通のサムライは一直線には行かないんでね……。
　　　　　　　 　 　 iヽ 　　　　　　|
　　　　　　　　　　 }､ `＞ ｰ-´-くヽ- 、___、　　　　　　　そこでサムライとの接触があったかどうかが特に気になるんだな。
　　　　　　　　　 _ﾊ,>-ｰ＜￣／ :/ :: : : : : .７¨. ヽ
　　　　　　　__／ :}Λ::√ У: : :./ : : : : : : / : : : : ＼　　　実際に見てきた俺としては。
　　　　,.-< : : : : :i /::::「 ／ :< : : : : : : : : / : : : : : : ∧
　　　r´ : : : : :「: i/::::::i / .: : : 〉 : : : : : : : : : : : ／/: : .ヽ
　 　 } : :, : : : i :./:::::::i/ .: : :／ : : : : : : : : : : :/ : : : : : : . ＼
　　 f : :ｉ : : : :i ,':::::::/ : : ／ : : : : : : : : : : i :/:,: : : : : : : : : : .ヽ
　　/ : :ｉ : : : :ｉ i::::;::,' : :./ : : : : : : : : : : : : :V: {: : : : : : : : : : : : .＼
　/: : : :ｉ : : : :i i:::::,' : :/ : : : : : : : : : : : : : : :rヽ: : : : : : : : : : : : : : .＼



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´. /　　 ./　＼　　　　　　.／ /ﾆヽ　　｀ﾞ'ｘ:.:.:.,
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　 l　　　　／　　ヘ 1　}　　 ト,ﾆﾆ∧　　　　　　ヽ:.
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　　「　　　.／ﾆﾆﾆﾆ.l　{　 /.　　 ∨ﾆ}
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:.:.:.:∨ヽ:.:.∧　　　　　　　　　　-　　ィ /:.:.:.:/:.,
:.:.:.:∧:.:.＼:.:.,　　　　　　 ,　　　　　　ノ:.:.:.:/:.:.,　　　　……あの場所に用事があるヤツが？
'ﾞ' ＜.ヽ:.∧　　　　　　　　　　　-=彡:.:.:ィ:.:.:.:.,
　　x-=ﾆr ＼　　　 r_っ　　　　　 ,.:':.／:.:.:.:.:,　　　　もう？いや、上は時間が早く流れるわけだし……。
＜ﾆﾆ ／　/ .＼　　　　　　　 ィ :.:／:.::.:.:.:.:.:{
ﾆﾆ ／　 .∧　　 ＼ _　　＜ j　} -.＜:.:.:.:.:.:.:.:,
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　i:i:.:i:.:.:.:.／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:i:.:.:./　 ∨:.:.:∧∨:.i:.:.i:.:.:.:.i:.:i:i:.:.:.:.ﾊ
　i:i:.:i:.:.:/:./:.:.:.:.:.:.:.:.:.ﾊ:.:./￣￣:.≧＜__Ⅵ:.:i:.:.:./i:.i:.i:.:.:/:.i
　Ⅵ:i:./:.:i:.:.i:.:.:.:.:.:i:.:i　Ⅵ　　　　　 ヽ　　.i:.:i:／斗:.:i:./i:.:,’
.　i:.:.:/:.:.:i:.:.i:.:.i:.:.:.:i:.i　 N_　二ﾆ=≧-　　i:.ィ::::｝/:.／:./:/　　　　いや、絶対にダメだね。
./:.i:.:.ir｀ i:.:.:i:.:.i:.:.:.Ⅵ.　 ∨:::::::::::｝　｀.　　i/.∨.ｿ/:.:.:.:.:/
:.:/i:.:.i i　i:.:.:＼:∨∧ 　　 ≧─┴.　　　　　　 Y:./i:.:/　　　　　アンタの言葉を借りるならだれも触れちゃいけない、ってヤツよ。
:/:.i:.:.:＼.i:.:.ヽ:.:.:＞:.:＼　　　　　　　　　　　　　i//／
:.:.:.:.:.:.i:.i:.Ⅵ:.:.:＞:.:.:.:.:.:.:.:.:.:フ　　　　　　　　　/ ／　　　　　　　どうしてかも教えない。羽もみないよ。
:.:.:.:.:./:.i:.:N:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ｘ　　　　　　　　　　,　 /
:.:.:.:/:.:.:.:./　 i ＼:.∧　.＞　　　　　　　´ 　/i　　　　　　　　　　　書いてあるかどうかもコレに至ってはナシだ。
:.／:.:.:.:/　　 i　 .＞:.i　　　　　 :≧── 彳:.i
:.:.:.:.:.／｛ .Y/　　　　　　＞ -=　rく＿ _.Y　 ｀ﾞ'.┐
:.:.:.:./　　Ⅵ　　　　　　　　　　 .//　　.//.　　　 |

　　　/:/,:.i:.:.:.:.:.:iミi:.:.:.:.:.:.:.:.:.:i斗七爪/:.:.:.／:.,:∧:.:
.　　 i:/ ,:.:i:.:.:.:.i:.i　｀,:.:.:.:.:.:.:.:{　 ィﾆ／ ＜, /:ィ:.:∧:.
.　　　　,:.:.i:.:.:.:.i ＞ミ ,:.:.:.:.:.i:i　 /　　 , =ミ｀ヾ:.:/:.:.,
　　　　{:.:.∧:.:.:{　γ,ｙヽ:.:.:.N　　　_ .心,少 ´:/:.:／.
　　　　i:.:.:.:.iヽ:.i 「 ﾞ　　 ＼:'，　　 　≧ ´ .／ィ:.:.:.:.　　　　　でも目指すヤツがいるかもしれないってのはわかった。
.　　　　,:.:.:.:.:.:/　　　　　　　｀　　　　　　　／:.:.:.:.:.:.
　　/i　 ∨:.:.ﾐ=-　　　　　　　　　　ミ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.／:　　　　　現場担当のヤツにはサムライの事を徹底的に周知させる。
　 /:.i　　}:.:.:{　　　　　　　　　　　　　　＜:.:.:.:.:.:.:./:.:
.:.:i:.:.i＜:.:.:.:.:.', 　　　ｔ -　、　　　　　　　＿ ＞:.:.ィ:.:.　　　　　いや、全員だね……東京人だろうとダメだ。
ヽ:i:.:ヽ:.:.:.:. :.∧　　　　｀ -　　　　　｀　─　　フ／:.:.
　 ＼:.:,:.:.:.:.: :.∧　　　　　　　　　　　　　　 ,.:’:.:.:.:.:.:　　　　　今まで以上に警戒させるし、やられたら即アタシのトコに連絡が来るようにしよう。
　　　∨:.:.:.:.:. :.∧　　　　　　　　　　　　 ,.:’:.:.:.:.:.:.:.:.:
　　　　　＜:.:.:.:.:∧　　　　　　　 -=≦／:./:.:.:.:.:／／
　　　　　　　 フ　 ミｆ.〔　　　　　　 ／:／/:.:.／／　　　　　　情報提供ありがとうねぇ、マンセマット。
　　　　　／　　　　＞　　γ＜　 -=≦ ,:.:/ﾆノ
　　　／　　Y　　　　＜　　 ヽ　　　　　 i/ﾆ/　　　　　　　　　ソレは必要な情報だった。
._＞　　　　., ∧ {　　　　　　ｒ∨　　　　 .∨
.　　　　　 //／ﾆ'，　　　　 .ゝ∨　　　 /

　　　　/:.::.:/:./:.:./:.:.:.:.:/:.:.:/i:i:.:.:.:.:.:i:.:.ﾊ
.　　　/:.:.:/:.:/:.:/i:/:.:.:./:.:./　i:.:/:.:.:./:/∧
　 　/:./Y:.:.i:.:.:.i:.i八:./／｀ヽ.i/i:i:.:/:./:.:ハ
　／:.:.i ,i:.:.:i:.:.:.iii｀「示.＜ヽ ハi／:.:.／/:.:i
:.:.:.:./∧.i:.:.:∨:.:.i　≧ﾞ''く ｀ フ:ィ.＜i:/i:.:.:.:i　　　　　上も相当状況が変わったみたいだね。
:.:／:/:/:.i:.:.:∧:∧___　　　　 ｛ 示＜:.:.:.:./
.＜:.／:.:∧:＜:.ﾐ＜.　　　　　 '　 ¨´:.:.:./　　　　　　なるほど、なるほど。
　　 ＼:/:∧:∧　　　　_　　　　ﾐ:.:.:.:.:/
　　　＼/..∨　.＼　　　 ｀　　ィ.:.:／　　　　　　　　『羽』には書いてなかったことだ。
　　　　 ｀ﾞ'x　.＞　.＞　　＜:.:.／
　　　　　　 ‘.,　　/ .＼:.:.:.:/:.（　　　　　　　　　　　……マンセマット覚悟しな。
.＼　　　 　　 ‘, /　　/.1¨i　　 ＜
三 .＼　　　　 Ⅴ　 /ﾆ.i ｛　　　　｀'、　　　　　　　一波乱どころじゃないことが起こると思うよ。
三三三≧＜´〈　 /三ﾑ i.x　　　　　ヽ
三三三ﾆ0三ﾆ 7´.ﾏ三ﾑi三.＼　　　 ｀　　　　　前のアンタがやりたかったことを変わりにやってやるが……
三三三三三ﾟﾆ,’.　　　＜ﾆ＞ ヾ
三三三三 .三/.　　　　　　　＜ﾆﾑヽ　　　　　　やれなかったとき、思い出した時、アタシを恨むのは筋違いだって覚えといてよね。
三三三 三ﾆ/　　　　　　　　　 ∨ﾆ
三三三三 /　　　　　　　　　　　|三
三三三ﾆ./ 　 　　 　　　...............:|三　　　　　　アタシはやれるだけはやってんだからさ。
三三ﾆ.／　　　.....:::::::::::::::::::::::::::::ﾑﾆ
三三 ｛:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::j三
三三 ﾑ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/三
三三ﾆﾑ:::::::::::::::::::_:_:_:＿＿::::/三三
三三三,’',:::::::::::::::::::::::::::::::::::::i三三ﾆ

　　　　 　 　 　 ／￣￣＼
　　　　　　／ 〉 _ノ　 ヽ､_ ＼
　　　　 ／ ／' （ ―）（― ）　|
　　　 ./　/／〉　（__人__） 　│　　　……お前と話して、なんとなくわかった事がある。
　　　 .ｌ　 ´ イ| 　 ｀⌒ ´　 　|
　　　 .ｌ　 　 ｉY 　 　 　 　 　 |
　　　./　　 ﾊ !　　　　　　　/
　　 ./　　/　 ' ヽ　 　　　 /
　 　ｌ　　　／　　.〉-r:::┬〈、
　__「 ー‐1 　.／Λ 〉.:〈 7//＼
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　　　　　　　　　　　／)　/ .)　　＼
　　　　　　　　　　 / ./::/ ./:::／ ） ＼
　　　　　　　　　　 l　.l/　/／ ∠___　|
　　　　　 　　　　　l　/ ／ ／ _､,,.ノ　|.　　　　俺の記憶は……思い出されることがなく終わるのが最善らしいな？
　　　　　　　　　　r　　　　 　/___)　　|
　　　　　　　　　 /　　　　　/　　　　 |
　　　　　　　　　/　　　　 ノ　　　　 /
　　　　　　 _∠⌒ヽ　　j 'i, _、___ ｨ／|＼____
　　　　　／ ...::::;;;:::ヽV;;;;l　フiiiiく　　/.:;;:l;;;;;:::´´''' ､､､ _
　　　／ ...:::::;;;;;;;;;;;;:: 〉;;;;;:l／ iiiii ＼/.:;;;::l;;;;;;;;;;;;;::::::::..... i::..＼
　／ ...:::::;;;;;;;;;;;;;;;;:: /;;;;;;;;:::ヽ llllll　/..::;;;;::l;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::::: l;;;;;;:: l

　　　　　　　　／:.:.:.i:.:ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:'，
　　　　　　　/:.:.:.:.i:.:.i:ヽ:.＼:.:.:.:.∨:.∧:.:.:.:.∧:.'，
.　　　　　　/:.:.:.:.:.:i:.:.i:.:i ＼_ヾ＜∨:.∧:.:/:.:.:i:.:.'，
　　　　　 /:.:.:.:.:.:.:.∨iヾ.／　　　　∨:.:∨:.:.:.:i:.:.:i
　　　　　,’:.:.:.:.:.:.:.:.:Ⅵ/ヽ　＞.　斧∨:.:}:.:.:.:.:i:.:.:i
　　　　　i:.:.:.:i＼:.:.:.:.:.:'， 人;;ソノ　 .У/:.:.:.:.:iヽ:.
　　　　　i:.:.:.:.:´￣_ .ﾞ' ヾ　　´　 ＜.:.:./:.:.:.:.:.ﾉ }}:.　　　　　ああ。
.　　　　　,:.:.:.‘., 〈.{;;ｿ　　　　　　 ／:.:.:.:.:.／:.i./:.:
.　　　　　∨:.:.:.:ヽ '，　　　　　　　∠:.:.:.:.:.:.:.:.i:.ヽ:
　　　　　　∨:.:.:.:.:,　　　　__　　　　　　7.ィ:.:ﾊ:.:.:.
　　　　　　　ゝ:.:.:∧　　 ｀ ´　　　　　´　 ∨＞
　　　　　　　 {:.:.:.:i: ＞　,　　　　 ィ　 ＞／
　　　　　　　 i:.:.:.:／:./:.:.:ヽ ＜r　 ﾍ　./
　　　　　　　 ＞ .≦　　7¨ｒ-=ﾆ,　　∨　　 ／ﾆ
　　　　　／　　　　 ＜./　.}二 .∧　 ≧　 .{二二
　　　 ／　　　　＜二/ ＜＞ ´　　　　　　{二二



.　　　　　i:.:.:.:.:i:.:ヽ:.:.:.i:.:.:.:.:Ⅵ:.:.:.:.y:.／ ィ. r;く　　　　　 /　　　 i:
.　　　　　i:.:.:.:.:.i:.:.:.iﾏ:.:.ﾏ:.:.:.:ヽﾏﾏ:y　ノﾐﾘ i;ij;;i　　　　./　　　　/:
.　　　　　ii:.:.:.:.:ﾑ:.:.:i:＼:.＼:.:.:.＼.＼ ／.　 ∨i　　　＜　　　　/:.:
　　　　　 i:ﾏ:.:.:.:.:iﾏ:.ﾑ___ .＞　:.:.:＼,　　　　｀´＜　　　　　 ./:.:.:.:
　　　　　ﾑ:.i＼:.:.:i:.:＼ヽテ＞　　　｀ヽ　　 ´　　　　　　　 /:.:.:.:.:.
.　　　　 i:.:ii:.ヽ:＞:＼:.:.:. :.Yｒく｀∨　　　　　　　　　　　　ィ:.＞:./:　　　　　前のアンタはそう考えて忘れた筈だね、マンセマット。
.　　　　 i:.∧:.:.＼:.:.:ゝ:.:.:.:.:.:iij;i　i　　　　　　　　　　 .∠ ＜/:.:.:.／
.　　　　 i:.i　 ﾏ:.:.:.＼:.:＼:.:.:.乂ィ　　　　　　　　　　　　　 /:.／:.:.
　　　　　i:i　　＼:.:.:.:.:.:.:.:.:.: ／　　　　　　　　　　　　　／:.:.:.:.:.:.:.:
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　　　　　/:::::::::::イ::::::::::::::::::{ 　 <r…‐-ミ====ｨi{「///ヾr'" ｔｯ丁 |〉:::::::::::::::::::::::::　　　　　……なんの冗談だ。
　 　 _,,ノ ィｉ〔　　:::::::::::::::::::八　 .ゝ-‐=＝ｔｯヾ'`｀｀::::〈::::､廴,､　<　|∧:::::::::::::::::::::::
.　　　　　　 　 /:::::::::::::::／ヽ∧　 >,,、　　 _,,ﾉ〃:::::::::::::::: 　 　 　 l.ノ|::::::::::::::∧::::
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　　　　　　　/::::::／ :|::::`　‐-::::∧　　u　　　　　　　/　　　　　.:.::|　|::::::::Ⅳ : : : :
　　　 　 　 / ／:|　 人:::::::::::／!:::::＼　 　 　 　 　 　 　 __　　.:.:.:.::|　|:::::::/ : : : : : :
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　　　　　　 〃　〈_/　/ /ｲ', 　 / ,　 　 /　|　　| |　:::l ヽ!!　 i　 |､::::::::/＼
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　　　　 {　　　//　/ﾊ./　 厶==ミ_ﾒ､　　　　 イ,.|==ｔド/ ,ﾊ | ﾄ､|::::::::::::::::ヽ　　＼ ヽ
.　　　　 　 　 l/　〈/ .i:::liく　ら!::::j:i`　　　　　　う!:::j::!/ ,ﾊ　ハ .|::::::::::::::::::::ヽ　 ハ ｝　　　　（コレは……なんと言えば……！？）
.　　　　　 　 /::::　j!　i:::ﾊ.　ヽ辷ゾ　　　 　 　 .ヾ二ｿ' /./　|. ｉ...|::::ヽ::::::::::::::::ヽ｜ﾉ′
.　　　　　　/::::::: 〃　i::|∧ 　 　 　 　 　 :.　　　　　/ / ﾊ! ,ﾊ. i..|::::::ヽ:::::::::::::::ノ|
　　　 　 　 ヽ:::::::::|　 i::|〈`ﾄ､　　　　　　 :i　　　u / / //　|i | V|::::::人:::::::厂　　　　　　　　　「嫌味か？」
　　　　　　　　￣ |　 i::| |:::::|＼　　　　 ,.. ..、　　/ /,.1/　 ハﾄ. |￣　　／
　　 　 　 　 　 　 |　 !::| |:::::|　　ヽ　　 　 '　 　 / /'　,}!　/イ|| |.||　 ／
　　　　　 　 　 　 ||　i:;ﾊ.|:::::|　　_,|::＞　 __.　イ,.ｲ､. 〃 /}　 ||. || |
　　　　　　　　 　 ||　!'　|ﾊ:::ヽ .|.`_`ー―v-一''´_'ﾌ/ /_ﾉ　 || ハ.|
　　　　 　 　 　 　 | .|／||::ヽ__〉|　　　　　|　 　 　 ././　　　　 　 ||

　　　　　　　　　　　　　　 zｲl//／　　　　　　　　　　.ィﾏl　　　＞
　　　　　　　　　　　　 ／ｘ-‐／　 　 ＞z　　　　　／｀マ.ｨ≦７Ⅵ
　　　　　　　　　　　　´ 　.／　_＞ ´1//.　 　 , × 　 　 　 ﾑ/iⅣ
　　　　　　　　　　　 　 ／ ィ７∧（ 〉|/　　 弌　ｔｯ､＼　　 .ﾑ/Ⅳ
　　　　　　　　　　　　　´　 /x1l八_./ 　.／　 ` ー’`´ ィﾆ!///
　　　　　　　　　　　　　 　 ´　ﾚ'l/l/　／　u　　　　　 l ｵ1l//　　　　　道中でももしやと思った。
　　　　　　　　　　　　　　　　 /kll/／ ､　　　 　 　 _ ィ′|//
　　　　　　　　　　　 　 　 　_/　´＼ 　 ＼　 -―-／ 　 .|l/　　　　　　だが当たりだったな。
　　　　　　　　　　　　 ＞ ´ ヽ　　　 ＞　_.＼__.／ 　 　 .|'
　　　　　　　　　　＞´　　　 　 ＼　　/ ＜　ｰｚ､　　　　　　　　　　　　スラオシャが上野に行けと行ったのも正解だったらしい。
　　　　　　　　 ／　　　　　　　　　｀ ＜ ＿7 //‐ｚx
　　　　　　　∠￣ ‐- _　　　　　＿＿___｀ ー' '　　ﾍﾍ､　　　　　　　　これが今の東京の『標準』か。
　　　　　 ／　 ￣ ‐- _ ＞　　 「ｒ－‐――一'　　　￣ l
　　　　 /　　￣　｀丶　　　　　 l l　○　　　　　　○　　l
.　　　 /　　　　　　　 丶　　　　l l　　　　　　　 　 　 　 ｌ



　　　　　　　　　　　　.　-―― - ､
　　　　　　　　　 ≦　　　　　　　　ヘ
　　　＞≦　　　 　 　 　 /　　　／ヽ `＜
　　　￣ ／ ＞　　.／　/　　／｀ ＜ L三≧､
　　　 ／.ォ ォ　∠ 　 /　／ ､　　　 ヽ≦三!.l
　　　 ´ / ´/ 　{≧ヽ/　.代 tx＼　　　Ⅵ//!.!
　　　　 　 /／ ﾔ ７ ／　　` －　 ｚ≦7///l l　　　　　　人が───────
　　　　　 " /　 ｀ォ"　u　　　　　 k////Ⅳl l
　　　　　　/ォ／!/　、　　　＿_　´　/!Ⅳ .Ⅶ
　　　　　　´ " /ｋ　　ヽ　　　　 ` ／ Ⅳ　 .ﾔ
　　＿＿＿__./　　｀ .＜＞　 _ ／　　|/　　 ﾔ
ﾔ　ﾔﾔ　　　 ＞ .　　　　｀　７≧
_ﾔ__ﾔﾔ　　　　ｒミ≧　.　　 /　 }
　　　　　　　 .l l　 ｀≦≧ー一ヘ

　|. ::::::::::::::::: |￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣|≡≡≡
　|. ::::::::::::::::: |＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿|-===-
　|. ::::::::::::::::: |　|／／|　　　　　　上 野 駅 東 口　　 　 　 |　　　 　 　 ├┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼| :: ||::::...
　|￣￣￣￣|　|／　 |　┌──┬─────┬──┐├────┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼| :: ||::::...
　|　 　 　 　 |　|＝＝|　｜..//..[二二二二二二二] // ｜│　.(びゅう)├┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼| :: ||::::...
　|　 　 　 　 |　|　 　 |　｜￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣｜｜....|￣￣￣├┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼| :: ||::::...　　　　「悪魔を恐れ、
　| ( )　　　　|　|　 　 |　｜　　( ) ( )　　　　 ( )　　　　　││....|／／　 ├┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼| :: ||::::...
　| 只　８ 8 .|　|　 　 |　｜　　只 只　　８　 只　８８ 8..││....|／　 ／├┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼| :: ||::::...　　　　地上で住むのを辞め───────。」
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ||￣




:.: :.: . . . . . . . . . . .　　　　　　　 　 　 ￣￣　 ￣───　　 .!＿＿＿__|　　　　　　　　　|＿＿__.. 　 |
＿:. :.:. :.:. :.:. :.:. :.:. :.:. :.:. :.:. :.:. :.:. :.:. :.: . . . . . . . .　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ￣￣
: . ￣￣Λ＿Λ──＿＿＿＿＿＿:. :.:. :.:. :.:. :.:. :.:. :.:.i￣￣i:. :.:. :.:. :.:. :.:. :.:. :.:. :. . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
:::::::::: /:彡ミ゛ヽ;）ー､::::::::: Λ＿Λ. . ￣￣￣￣─‐. ⊂ニニ⊃ ＿＿＿＿＿＿:. :.:. :.:. :.:. :.: Λ＿Λ:.: :.: :. :. :.
::::::.../ :::/:: ヽ、ヽ、 ::i:::::....（-д-:::　）ー､::::::.......　　　 (　ﾟдﾟ　)ー､　 Λ＿Λ:: .. .￣￣￣─（-д-:::　）ー､::..
::. . / :::/;;: 　 ヽ　ヽ ::ｌ::: . /i ;:　 　　 　:::i:::.::::::..... . 　/i ;:　 　　 　::. i /:彡ミ゛ヽ;）ー､:::::::... .　 /i ;:　 　　 　:::i::..　　　　　「……『地下』で暮らしてるだなどとなッ……！！」
: . （_,ノ⌒＼;;　ヽ､_ノ:l: . (:: ;;＿＿/ :::./ |:::::......　 　(:: ;;＿＿/ :::./::/ :::/:: ヽ、ヽ、 ::i::::.... .　 (:: ;;＿＿/ :::./ |:: .
　　　 i⌒＼）i⌒＼　/:: .. /　＿＿__/　:|:::::::::.... . .　 /　＿＿__/::/ :::/;;: 　 ヽ　ヽ ::ｌ:::::......　　/　＿＿__/　:|::..
　　　 | :::| ::;;_| :::| ::;;ﾉ: . i⌒i_ﾉ :i⌒＼　/::::::...... . 　 i⌒i_ﾉ :i⌒＼（_,ノ⌒＼;;　ヽ､_ノ:l::::...　　i⌒i_ﾉ :i⌒＼　/::..
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　　{:: :: ::i:: :: :: :: :: :: :i　　／　　　/　　　 イ　　/ 　 }　i　　 }､　　 ﾐ､ V
　　V:: :: l:: :: :: :: :: :: :|　/　　 　 /　　／/　　 /　　 i　.ﾊ　 .ﾄ　　　　ﾐ i
　　 廴:: :: : :: : :: :: :: :ﾚ　 r''´　/　／　/ 　 イ　　 .ｲ　 i､　 ﾊ､　　 i　V
　　　ヾ::.::.::.::..::.:.:У:::| ／　　./ .ｨ　　ｲ　 / ..|　　/ |　 ﾊ　∧ヽ　　l　>
　　　／＼:: :::／:: :: ﾉ　　　　i　/i　/ |　/　 .|　./　.| ﾉ　斗ｰ_｀}　ノﾋ ゛ヽ
　　 {:: :: ::/:: :: :: ::／　　 /　 .ﾚ / /￣Vｰ- ┤/　　/イ,,ィTﾃﾌ V'　　　　　　　　衛生状態も……最低限ですね。
　／＼／::.::.::..／　/　 /　　/VィTて入≧ｧ i/　　　　 っ:::: ﾉ /
./　　/::.::.::.:／ ／/　 /　　/　∧ 廴:::::::レ　　　　　　弋⊥ｲ ∧　　　　　　　　　なんとか公衆衛生を保っている、というか……！！
　　　廴:::- ='´:::/　　　　.ｲ　∧ i　｀￣´　　　　　　i　　　　　ヒ人
　　　 ＞::::／￣{　　　　 ﾊ　i　　ゝ　 u 　 　 　 　 ´　　　 ノ　 iﾊ
　　　ｲ{:::::::::::::::::|　　　／ il　|'￣　＼　　　　　_　＿ 　　／＼ノi l　ﾄ
∧　∧廴;;;;:::::::ｲ　　ｲ r'´ヾ |　　　/ヾ>､　　　　　 　 ／　,,-　＼ﾚハ
　i　l　　　 i:::::::ハ　/i .|　　｀'　　 /　 ＼─＞､ ＿.／/　/　 _＿ ＞-､
　 ヾ}　　　.レ 　 |/　　i　　　　　 {＞ 　 }　　　　 ン'´　　　/:::....::::.....
　　　　　　　　　 i　　　|　　　　　 ト＞　L_ ＿彡=-''´　　/.::
　　　　　　　　 　 　 　 |　　　　　ﾉ　｀'ー- - - ン - ､ ／:::.



　　　　　　　　　　　　　　　　＜⌒ヽ
　　　　　　　 　 　 　 　 　 ..::"::::::::::::::`ヽノ)
　　　　　　　　　　　　　　/::::::::::::::::::::::::　〈
　　　　　　　　　　　　　..:::::::::::::::::::::::::::::::::::､
　　　　　　　　　　 　 ノイ::::::::::::::::::::::::::::::::〈＼　　　　　そりゃぁ東のミカド国から見たらココは地下だよ。
　　　　　　　　　　　　　 |/|:::从∧∧:::::＼(`
　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 |/'"~￣￣∨`{　　　　　　　　だからってよ……こんな、人がホントに、モグラみてぇに住んでるなんてよ……。
　　　　　　 　 　 　 　 　 〈: : : : :　　　　　〉
　　　　　　　　　　　　_,,.. -‐…･････…‐- ...._　　　　　────────がっかりだ。
　　　　 　 　 　 　 ／.: : : . 　 　 　 　 　 　 　 ＼
　　　　　　　　　. : : : : : : : .
.　　　　　　 　 /.: : :/: : : : : :　　　　　　 　 　 　 　 〉
　　　　　　　 /.: : :/.: : : : : : :　　　　 　 　 　 ｌ 〉　/∧
.　　　 　 　 ∧: :Υ/: : : : : : :　 　 　 　 　 　 l　∨
　　　　　　/: : : : |/..: : : : : : :　　　　 　 　 　 　 :|　　　〉
　　　 　 ノ.: : :∨」 : : : : : : : :　　　　 　 　 　 　 :|　　　∧
　　 　 「: : ＼: :Y/ : : : : : : : :　　　　 　 　 　 　 :|l〉　 /
　　　　|: :乂: :＼/^Yﾞ￣ﾞYﾞ￣ﾞYﾞ￣ﾞYﾞ￣ﾞYﾞ￣ﾞY/∧　　　 〉
　　　r‐)＼: : : :l/: :｣ :: :::｣ :: :: ｣　　 ｣　　.｣　　 ｣〈／　　／`ヽ
　　　|: :＼ 〕ｈ. |^Ｙ~￣ﾞＹ~￣ﾞＹﾞ￣ﾞＹﾞ￣~Ｙﾞ￣~Ｙ 　 ／ }　}　}

　　　　　　　　.::::::::::::::::::::::::}::::::::::::＼::::::::::::::::＼:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.
.　　　　 　 　 .:::::::::::::::::::::::/:::::::::::::::::::＼:::::::::::::::::＼:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::､
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　　　　　　 /:::::::::::::::::／:::::::::／　　　　　　 ｀`～､ ＿_＼／⌒＞ :::::::::::::::::::::::::::::
.　　　　　 /::::::::::::::／::::::::::::/　　.ｘへ､、　　　　　　＿／ ／＿__,,|::::::::::::::::::::::::::::　　　　東京はもうちょいギラついてる街だと思ってた。
　　　　　/:::::::::::イ::::::::::::::::::{ 　 <r…‐-ミ====ｨi{「///ヾr'" ｔｯ丁 |〉:::::::::::::::::::::::::
　 　 _,,ノ ィｉ〔　　:::::::::::::::::::八　 .ゝ-‐=＝ｔｯヾ'`｀｀::::〈::::､廴,､　<　|∧:::::::::::::::::::::::　　　　まだモノやメシがあって、閉じてても電気はあって──────！！
.　　　　　　 　 /:::::::::::::::／ヽ∧　 >,,、　　 _,,ﾉ〃::::::::::::::::::　 　 　 l.ノ|::::::::::::::∧::::
.　　　　 　 　 /:::::::::::／{ 乂 { ∧　　　￣　　　 　 　 、　　 　 　 ﾉ|　|::::::::|:::/: :∨
　　　　　　　/::::::／ :|::::`　‐-::::∧　　　　　　　　　　/　　　　　.:.::|　|::::::::Ⅳ : : : :
　　　 　 　 / ／:|　 人:::::::::::／!:::::＼　 　 　 　 　 　 　 __　　.:.:.:.::|　|:::::::/ : : : : : :
　　 　 　 ／　-‐|　 　 ＼／: : |::::::::::〕ｈ､　　　 　 -‐　　　／.:.:/.:.|　ｌ::::/ : : : : : : :
　　　　 ／ : : : 八　　＼ : : : :人::::::::／.:.:.:.:.ｰ-　　　　..／.:.:.:./.:.:.l　j::/ : : : : : : : :
. 　 　 /: : : : : : : : ＼　　＼ : : : :＼(.:.:.:.:.:.:`､.:.:.:.:.:}　 {.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:l　j/ : : : : : : : : :



　　　　　　　　　　　　＿＿＿
　　　　　　　　　　 ／1!　　　　￣　　‐-　　_
　　　　 　 ,-―‐-'///ﾘ　　　　　　　　　　＿　ﾆ=-
　　　　　 ﾑ///////Ⅳ　　､　　　　　　　｀ ＜
　　　　　ﾑ/////////_　　　マ､　　 弋 ‐-　_｀ ＜
　　　　 ﾑ/////////ﾑ＞､　　 ﾏヽ　　＼　　　 ‐-｀　　　　　　ＢＢ。
　　　　ﾑ//////// ´　　 ＞､. 　ﾏ//＞　＼
　　　 ﾑ１///に二　　 ／ｋｯ弋　 ﾏマ//＞,.＼　　　　　　　　ソレは俺達、地上で、『外』生き残れて……ある程度強さがあるヤツの言葉だ。
　　　ﾑ !///////∧　ｰｋ´ -‐′､ ∨{｀"＜≧
　 　 ﾚ ﾑ∧////Ｏ１　　　　　　　ﾍ.ﾍ＼ﾄ､　　　　　　　　　　　お前が嫌っていた、ガイア教団の連中が掲げる理想だ。
　　 　 Ⅳ　∨| ヽ//|__　_ 　 　 　 /ﾍ1./　 ＼＿＿
　　 　 i'　　 Ⅵ　 ＼/∧―- 　 .,/　／　　 /　　 　 ￣￣　 ７７ ﾗ ぇ
　　　　　　　 V!　　 ヽi∧___　ィ７／　ｨﾍ　/　　　　　　　　 /./ / / .７― ､　　　　　　　ここにいる人間は違う。
　　　　　　　　ﾞ|　　.,,＜ﾄ/∧ｋ ´ r ´　ィ'　　　　　　　　　 /./ / /　/　 　 ∧
　　　　　　　　 . ＜////＼ﾍ ﾍ　 ｰ ´ィ　　 　 　 　 　 　 i i　i　i　/　　　.//∧　　　　　まだ悪魔が出て間もない……弱い人間が集まる場所なんだ、ここは。
　　　　　　.＜Y//////////ー‐‐　´　　　　　　　　　　　l l　l　l/　　　 ////∧
　 　 　 ,<ﾍﾍﾍ//////////　　　　　　　　 　 　 　 　 　 | |　|　|　　　 ///////＞､　　　……むしろ立派だな、空も海も閉ざされて、ここでしっかりと生きているというのは。
　　　 ∧∧ﾍﾍ>////////　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ￣￣ 　　　1///＞ ´///≧ｘ

　　　　　　　　　　＼/V{//////////////メ、
　　　　 　 　 　 ／//////＜＿＿＿＞'ア///ヽ
　　　　　　　 ,ｲ////ﾍ/＼////////,.イ/////,∧
　　　　　　　'/////^{////≧=-=≦ﾊ/////＼/,ﾊ
　　　　　　 jイ///;　 V////{ヽ/////,V//,|///Vﾊ
　　　　　　7////,'　　 ＼//,{　｀'＜/////,'!////V|
　　　　　／イ//∧≧x、 ｀＞≦芋ミ,}////}ヽ////|、
　　　　 　　 ////ﾊ { りﾊ::::⌒{´~り） |////'ｒ }////∧　　　　　……悪かった。
　　　 　 　 //ィ//,'} ー 丿:::::::ー ´　:!///' ／///}ヾﾊ
　　　　　 /^~　!/,叭　 ヽｰ,　　　　　 |///////|ヽｊ　 ヾ!
　　　　　　　　 |／　ヽ　　、、　 　 ,ﾉ//{/,ﾊ//|｀　、
　　　　　　　 ,.ィi〔´　Ｖ＼　 　 ,. イ /ｱ　{Ｖ　Ｖ’　　 ,
　　　　 　 ／／　　　 '! 　 Ｔ　　　　´ '　 V　　　　　　V
　　　　　　!　ヽ　　　　　　八　　　　/　　,　 　 　 　 　 V
　　 　 　 八ヽ　 ヽ　 /　／ :}　　／　　ノ　　 　 　 　 　 〉:.、
　　　　　　 ∧O!　! ,ィｱｰ 、　／ 　 ／　　　　　 ,.斗ｒ≦　　ヽ
　　　　　　'　 ヽ|　|/::「　　　 ' ￣／ _ ,.斗r七 「　　　　　　　　 、
　　　　　 {　　　|:、!::::|　　,: 　 ／⌒7　　|////|　　　　　　　　　 V



　　　　　 |≧ｋ　　　ｬ、　　　　　　 　｀　＜￣￣￣　　　　　 　＼
　　　　　 |.　　 ＼　.∧＼　ｚ-―　　　＿＿__｀　　＜　　　＼≧ｋ＼
　　　　　 |.　　　　×　∨≧､- ﾃ 　 　 ∨　　　＼￣￣　　　 ＼≦ｚ＼
　　　　　∧　　 .Ⅳ　＼∧ｚｔｿメ 　　　　∨　　　　＼　　 ＼　　 ＼
　　　　 ∧.Ⅷ　　ﾑ　　 ＼￣　　.｀＜　　 ∨　　　　 .＼　　 ＼　　 ＼　　　　　謝ることじゃぁない。
　　 　 ∧1 Ⅷ 　 ﾏ　　 　 ＼　　　　 ｀ ＜ ∨　　　　　 ＼＜　＼ー―
.　　　/´. | . Ⅷ .Ⅳ　　　　　 .＼　　　 　 ∧≧　　　 　 　 .＼ ≧ ＼　　　　　　考え方の問題だという事がよく分かった。
　　 /　　.| .7Ⅷ K＿ r　　　　　.＼　 　 ∧.∨ ＼＜.　　　 　 ＼　￣
　　　　　 Ⅳ .Ⅷ　 ∧　 z―- ､　　　　./　　 l　　 ＼≧＜　　　 ＼　　　　　　　俺も口で言えてる程、ココを想像できていなかった。
　　　　　 |/　 Ⅷ　　 ヽ　　　　　 　 　 ィ　　 .l 　 .／ ＼ ∧≧＜　.＼
　　　　　 |　　 Ⅷ、　　 ＼　　　 . .＜　.l　　　ｌ ／　　 　 ＼Ⅵ＿.　￣　　　　　　数年だろうが何だろうが、ここは逃げ場がない上に悪魔が出る……地獄だ。
　　　　　 |　　 .Ⅷヽ　　∧.`ｰ≦―zx　 l　　／　　　　　　ｚ≧‐-≧zx.
　　　　　　　 　 Ⅷ　＼　∧Ⅵ ＼　∧､ {／　　　　　　／ｚ＝＝=　≧ﾍ　　　　　ソレには変わりがないんだ。時なんてそう意味がない。
　　　　　　　　　ｷ　　　＼∧＼　 ＼∧<　　　　　　／／ ｚ-―　---≦ﾄ､
　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ＼.　　　　 i≧＼　　　／／／　　 　 Ⅵ　 　 kヘ　　　精々、ビルが持つか持たないか程度の差でしかなかったんだな。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ＿＿
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／/////≧s｡.
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 , //////////// ＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 , /////////////////＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　, /////i} ∧ ///////////∧
　　　　　　　　　　 　 　　 　 　 //////i:i:i:i:i:i∨///////////∧
　　　　　　　　　　　　　　　　 / '////　　　　 ∨///////,!///∧
　　　　　　　　 　 　 　 　 　 /　{///{i:ｉヽ　､＿_∨//////,|////∧
　　　_　 _ 　 　 　 　 　 　 　 　 {///{:i:ｉ:/　 ー‐苡ァ ////|////|＾＼　　　　　　ここで少しの間でも生きるには……
　 　 }:iV:i:)_　　　　　　　　　　　{＾V,:{:ｉ〈　　　 ｀冖Ｖ/////|////|　　 ＼
　 　 |:/:i/ /__　 　＿　　　　　　＿Ⅵ'i|　　　　　 　 ＼'//,:|Ｖ// |　　　　　　　　こいつらの利益も考えなければならなさそうだ。
　 　 i':i/ // ﾉ 　 {:i :|　　　 .／:i:i:i:i:i}|:i:，‐ -　　 ／/　i＼,:| ∨/:|
　　　V:i:i}'_,/　　 :}:i :!　 　 :{´７ / /:i:i:/〕ー=≦　 /　 .}_}):}|　 V｜　　　　　　　でなければ共倒れだ。
　　　 ∨ i:i:＼　 /:i :{　　　:}　｀'ｰ'ｖﾍi} /￣￣￣￣￣　　 {　　 ＼
　　　　{　 >:i:i:i〕i:i/　}　 　 :}　 　 ＼,:i} l┌――┐　　　　ﾊ.　/　　　　　　　　　共生が、ここでは必要らしい。
　　　　′　　＼:i{　 l　 　 /,i　　　　 ∨└――┘　_, ｋくi^∨ /
　　 　 　 ′　　 }!　ﾉ,　　,:i:i　 ＿＿/^　 ー――＜　 　 }!　∨　　　　　　　　……仕事だ、仕事を探そう。



　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿　　＿__
　　　　　　　　　　　　　　　／:::::... :::.Y....:　..:::｀ヽ
　　　　　　　　　　　　　 ／.::::　.::. :::::|i::::　.::.　::::::ﾍ
　　　　　　　　　　　　 ム.::::　　ィx ::::!i:. .ィﾍ　:::. :.:.ﾍ
.　　　　　　　　　　　 ム::::::..:　.ﾏ｀＜」k＞ ´ﾏ　:. :. :::ﾍ
　　　　　　　　　　　　ｲ:::.: :　./‐ z 　　 　 z ‐ﾔ :. ::.:::ﾄﾍ
　　　　　　　　　　　　 彡::　:.i弋ｔｯ≧　≦ｔｯフﾔ. ::. ::ミ
　　　　　　　　　　　　　 ｲ: .:A.　￣　i　!　￣　A :::ﾄミ　　　　　　　東のミカド国でやってたことと変わりはない。
　　　　　　　　　　　　　　Ⅳwﾍ　　　､　　 　 ｨwⅥ
　　　　　　　　　　　　　　　 .x‐|＼　-‐-　／|-x　　　　　　　　　　俺達にやれることをやって、少しづつ進むんだ。
　　　　　　　　　　　　　　　「 ‐-　_＼__／_　-‐ﾔ
　　　　　　　　　　　_ 　-‐ ヽ ＜＞｀ Ｙ ´＜＞ ﾉ｀ ‐-　_　　　　　　この町に居座るつもりはない、しかし次の町に、
　　　　　　　 ｘ ｋ彳.　　　　　 ‐-　 .__!__　 -‐　　　　　　７ｚｘ
　　　 　 /´　ｷｷｷｷ　　 _　　　 -‐　_　´」　　　　　　　　/ / /　　　密集地帯に行くにも情報や人の助けがいる。
.　　　　/　　　￣￣　　 ｌ r‐　　￣　　　　　　　　　　 　 ￣￣
.　　　 /　　　　　　　 　 | |　○　　　　　　　　○　　　　　　　　　　……ここには『国』が無い。
　　　/.　　　　　 　 　 　| |
.　　/　　　 ﾍ　　　　　　| |　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　人は居ても小さな集団になっている。
　 /　　　　　ﾍ.　　　　　| |　○　　　　　　　　○
. /　　　 　 　 ﾍ.　 　 　 | |　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　東のミカド国よりも手間をとるぞ、これは。

　　　　　i| |l　　|l　|l　||　　|| ∥　|ｌ　|ハｌ　　|l　 |ｌ ∥ 　 |:::::::::::::::／
　　　　　!| || 　 |l　|l　||　　|| ∥　|ｌ　|l　|l 　 |l　 || ∥ 　 |:::::::::::/＼
　　　　 | | || 　 |l 廾=|-」､|∧||　 ヾ､|!　|l_」斗　'i|´||　　ｌ|:::::::::::ﾉ＼ ＼
　　　　 乂Vﾊ　 |l ||　z＝≠≧､　　　ヽ／,z≦示z||　　ｌ|:／::＼　　ヽ. ＼
　　　　　　| |ヾl|ﾄ|| 《　|｢しﾊ|l`` 　　　´´|｢しﾊｌ| 〃|　　ｌ|::::::::::::::＼　　＼ ＼
　　　　　　| |l　lトハ 　lL辷」!　　　　　　ｌ!L辷ｊ」　 || 　 ｌ|::::::::::::::::::::＼　　＼ ヽ　　　　　「最終地点は『黒の修道女』。
　　　　　　| |l　　|lハ　　　　　　　　　　　　 　 　　l|| 　 ｌ|:::::::::::::::::::::::::＼　 ハ ｝
　　　　　/::::|l　　|lﾄハ　　　　　　{{　　　　　　　 /z|| 　 ｌ|:::::::::::::::::::::::::::::::＼｜ﾉ′　　　手がかりはマンセマットが情報を手に入れるのが先か、
　　　　/::::::::|l　　|||‐人　　　　　　__　　 　 　　/'´::|| 　 ｌ|::::::::::::::::::::::::::::::::ノ|
　　　　ソ:::ノ|l　　|||:::::::::丶 　　　´　　　　　　´:::::::::|| 　 ｌ|::::::::::::人::::::::厂　　　　　　　　俺達が先か解らない。故にまず手近な者達からの情報を得よう。」
　　　　 ￣　|l　　|||￣￣　　ヽ､　　　　 ,. イ|ト:::::::/|| 　 ｌ|￣￣　　￣／
　　　　　　　|l　　|||　　　　_」=＝＞=≦ｚr‐zl| ￣　|| 　 ｌ|　　　　 ／
　　　　　　　|l 　 |||　　　ノ　/￣￣￣￣￣￣＼　 || 　 |l〉　　／
　　　　　　　|ｌ 　川￣￣￣＼　　　´　´　｀ ｀ ､ ＼ |　〃　／
　　　　　　　|l 〃/| 　 　　　　＼　　　 　 　 . : : :　.| /ｰ ､
，--ー──‐ｲ|//ﾑ＜￣￣≧z､＼　＿＿＿___,;ｨ{ｨﾚ　　 |ー──‐--､



　　――‐　　．　｀ヽ: : : : : : : ヽ
' : : : : : : : : : : : : :＞､ヽ: : : : : : : ）
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ｀ヽ |ヽ
: : : : /|: : : : : : : : : : : : : : : ; : : : : :､: : : |
: : : / :l: : : : : : : :/: : : : ／/:/l: : : : ヽ : !
: : /: : l: : : : : : :/: : : ／: /:/: l: : l : : :l_ﾉ
: /: l : l : : : : : /: :／: /ヽ/／:､: :l: : : l
: : : l : l : : : : /／: : :/＿ 　 ∨:､: l､: : l
: : : l : l : : : : : /: : :/: : : :｀ ､ ∨:､|　ヽ|
, '´ l : l : : : : :,: : ::/'´　 　 ｀ヾ,∨'|
, '´ l : l : : : : :,: ::/　　￣ lヽ　　lヾ|　　　　　「道中はこの東京での『生存』、
､　(l : l : : : : : ,:/　　　ヽ lソ　　l
､ヽ l : l: : : : : :/　　　　　　　　　､　　　　　　そのための『仕事』探しと、履行だ。
: ヽ_l : l: : : : :/　　　　　　　　　　 /
: :/∧: ', : : :/　　　　　　　 　 　 /　　　　　　悪魔が出る以上、俺達向きの仕事は必ずある。
:/　　∨',: :/　　　　　　　　　 - '
｀ヾ｀: :∨' l｀ ､　　　　　　　　/　　　　　　　　何、道中の悪魔やここの時間の経過の関係上、
　　　ヾ∨:|｀:､｀　 ､　　 ＿_/
　　　　　｀ヾ: :｀: ､/ ￣l:/　　　　　　　　　　　『外』基準での強力な悪魔は少ないと推測できる。」
　　　　　　　 ｀ヾ'､

　　　　　　　_. ィ(ニニニｉ､.ニニニニニニニニニニ＼¨ -=ﾆ=- _
　　　　　 　 {ニニi ､ニﾆ|:ｉ＼ニニニニニニニニニニ ＼　　￣¨¨
　　　　　 　 |ニニ|:i:i＼_.|:i:i:i:i:>､ニニニニ∨ニニニニニ.＼
　　　　　 　 |ニニ|:i:i:i:i:i＞"´　　＼ニニニ ∨ニニ ∧ ｀ ＜.＼
　　　　　 　 Ⅷニ:|　　　　　　　　　.)ｋニニﾆ∨^ヽニ∧　　　｀ヾ　　　　　東のミカド国への帰還は一度考えないモノとする。
　 　 　 　 　 Ⅷニ!＿＿､　 ､_ ィｆ¨　じ >､ニﾆ∨　}≧s｡.,
.　　　 　 　 　Ⅷﾆ圦¨¨ｔトヽ　＿　一 ´　 ＼.ニ∨ﾆ)ｋ∧ ＼　　　　　　　俺達の限界が来るまではここにいよう。
　　　　　　　　Ⅷニﾄ､ー‐　 i　 　 　 　 　 　 ＼. ∨∧ ＼､
　　　　　　　　 Ⅷ.八_ヽ　　 Ｌ　　　　　　　　 /^＼Ｖ∧　 ヾ　　　　　　　なにせ時間の流れが違う、こっちの数日でアチラでどれだけ時間が経っているか。
　　　　 　 　 　 Ⅷニ｢　 、　 　 　 ＿_　　　, ′　 .)k ∧
　　　 　 　 　 　 Ⅷﾆ|　　 }is｡.,　´　　 　.／　　 ／　 }ヾ}　　　　　　　　　今なお流れが違うならば余計に行くべきではない。
　　 　 　 　 　 　 Ⅷ |　　 Ⅷ∨〕is｡,　イ　.｡s≦　　　{＿
.　　　　　　　　 　 Ⅷ|　　　ヾ「≧s｡.,_ r≦　　　 　 　 ∨ 斧=-　＿　　 ＿　　　　　　　　状況の変化についていけなくなるかもしれないからな。
.　　　　 　 　 　 　 Ⅷ　　　　:{　　　　i{　　　 　 　 　 ,/　 ﾉ　　　　 ￣/　　￣〕＿　 /
　　　　　　　　　 　 ‘|　　　 ,∧　　　 l{　　　　　　 ／　　　　　　 　 ./　　　 /　　 ∨ /
　　　　　　　　＿＿ 　 -=≦{　＼＿.｣{＿＿__.　ィ(　　　　　　　 　 /　　　 /　　 　 ∨　　　　……大丈夫か？ダグラス。
　　　　　 ｒ /　　　/　　　　　　　　　　　}|　　　　　　　　　 　 　 　 {＿＿,/
　　　　　ﾉ/　　　 ′　　　　　　　＿＿,/　　　　　　　　　　　　　　　　　/
　　　 ／ :{＿＿_｣　 「￣￣￣￣￣　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/

　　　　　 　 　 　 　 　 　 ／/　// ／/　 /　/ ,,!　 　 l| ヽ ｀､ヽヽ￣
　　　　　 　 　 　 ､‐--､　》/ヽ＞´／／,/　/　/|　 i　ii|　 ｀､ﾞ､ ｀､ヽ
　　　　　　　 　 　 Vi!＼ Ｙ}≧､／,／　/　/　/,/|　ii　i!ﾞ!ｌ､ ﾞ､ ｀ i}､｀
　　　 　 　 　 　 　 V∧ ヾ《ゝ/／　　/　/　///,ﾞ　l ,/,'ﾞi,'_∨i i! i} }
　　　 　 　 ,＿＿＿_ヽ!ヽ､《! '´/　／-≠／/// i! l/　／-､∨ノﾉﾒ
.　　 　 　 /-──＝二二=,/ ,{／,/／ｲ,利｀ﾞ{ｌ　 }/ｨ'ｲ,利 '仆从ｌ|　　　　知らなかったとはいえ……自分の立っていた大地の下に、
.　　 　 　 ＼ヾヽ､ _ ,,,...:＜/ /　/ {/　弋zｿ　｀　/ｌ/　ﾄzｿ ,'､l l lﾉ|
　　＿＿　　 ｀＞-‐　 ´／ /　/　/}|　　　　　　　 　 ,　　/　}l l/ |　　　　ここまで苦しんでいる人たちがいることが苦しいです。
‐´-､7＼＼　　　(､_＞／∧／　/ /ヽ　　　　　　 _　　／＼}li/ /|
.　　　 　 ト､ﾞ- ‐_≦＜ ｲ／/ ／ /､ヽ｀　､　　 ´　　／=ヽ::::,´ / l|
　　　　　　　　　　 ＿_{/ ,/／ //　､/＞ ､＞‐ - '　｀＞､ﾞ!/／ ,/|
　　　　　　　/´￣:.:.:.:.:, -'´_ -‐=＝'_/ヘ　＞,_　-,＜_//|'´ _／./}



　　　　　　　　　　　　　 　 K　　　　　＞v,￣ 〕iト/　__
　　　　　　　　　　　　　　　V/,　/(__/⌒ 　 　⌒V,＜)}　　 ／}
　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 }ﾆV_,/={　 　/　　　/,}=ノ　ィi〔ﾆ/
　　　　　　　　　　 　 　 　 八 ‐=＼,|　＼i　 |／　 ‐=ゝ‐=,／　　　　　なんとかしましょう、できる限り。
　　　　　　　　　　　　　　　　 ＞=く ,　{找＼{找} ,'＞==＜
　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 八込、_'_　 ｲ八_　　　　　　　　　　東のミカド国にすらあれほどの迷惑をかける黒の修道女、
　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 _∠　　/≧≦/,ノ　 ＼_
　　　　　　　　　　　　　　　　 /斗‐‐ﾐ,/＞ T ＜∨⌒^圦　　　　　　　こちらで悪事を働かない保証が無い……！
　　　　　　　　　　　　　　 　 √ __/⌒ゝ ｲこミｔ､／⌒ﾏ_}/,__
　　　　　　　　　　　　 　 　 八_{　{　〈_/ﾊV(/,_ヽ__〉　 }　}八}　　　　　これ以上ここで住む人を苛め抜くのは……許されることではありません！
　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ／ ゞ^ゝ气‐{_}_}_}_}ｨ⌒7_ノ／(⌒
　　　 　 　 　 　 　 　 　 ／　　　 /,/,V,癶|:.:|癶,イ_／　　/,>‐ミ　　　　　 　 ／}
　　　f冖宀￢￢冖ミ､丶',　　 　　__)ノ_|l__|:.:|__l|,_(____　　　/,　　ゝr＜ ,､丶`　｜
　　　/,　　　　 　＼　　 八　 ,.ィi〔 ィi〔　__〈_〉__　〕iト　〕iト., /　 ／ ィi〔

　　　　　　　　　　　　　　　＿　　　　　　　＿＿__
　　　　　　　　／⌒　　,....'---｀＜⌒＼／:::::::::::::::::＞､
　　　　　　　　||　　,　´ /　　　　　 　 ＜::::::::::＿__／:::::}
　　　　　　　　{{ ／ 　^'　　　　　-､　 　 ヽ::::＿＿,:::::::/
　　　　　　　　乂　　　　　　　⌒＼＼ 　 ∧::::::::::::::::::::}　　　　　　　　思ってしまいますよ。
　　　 　 　 　 /^ 　 　 　 　 　 ､ 　 ＼＼　,ﾊ:::::::::::::::::ﾉ-､
　　　　　　　/ / |　 八　　{ ＼ l| ＼ヽ}ヽ＼ }:::￣￣::::::::::〉
　　　　　 　 | ﾊ ||　 | {＼　＼ 斗､-|ﾘ 　 ＼＼::::::::::::::::::/ ､　　　　　　それこそ、このヒトたちを東のミカド国に連れていければどんなにいいか……！
　　　　　 　 | l |l|{--|-|､ 从　} ィﾁ斧ﾐ　 　 V⌒:::::::::::::::＼ ＼
　　　　　　　＼|八イ斧ﾐ　 }/　　vzり∨　　 ∨:/:::::::::::::/｢ ⌒＼
　　　　　　　　　| ＼} vり　　　　 　 　 } ∨　 ∨:::::::::／
　　　　　　　　　| | ∧　　 '　　　　 　 ,:| ∧　　|＼／､　　|
　　　　　　　　　| | : 个　　 ´｀　　 ／ j/| 从　j 　 } ∧　 |
　　　　　　　　　|∧　{　　 ｀　r　 ´ ￣ }＞ ´}/ ヽ j/　}　/
　　　　　　　　　|　 ＼}--r‐ ´}　 / ,ノ /　 　 　 　 '.　/ｲ
　　　　 　 　 　 　 ,:'　l　/ ／| ´￣　／　　　　　 　 V
　　　　　　　　　 _{__,.:／イ:::::|　　／ 　 :.　　 　 ＿＿'.＿＿
　　　　　　　　 ｢／　　 ,..:|／j_／　　　　〉、　 /　　　　　　　￣}



　　　ｒ{:i:i:i:!＞――㍉:i:i:i:i:i:|:i:i:i:i:i:i:i:i＼
　　 /〈:i:ｉ:ｉ|　 　 　 　 ∨:i:i:i|:i:i:i:i:i:i:i＜⌒
　　∧:iⅦiＬ_　　　　　 ∨:i:iⅧ:i:i:i:i:i:i:i:i｀::..,,_
　　　 Ⅷ:i:|　＼　　-―弌:i:i:Ⅶ:i:i:i:i＼￣￣
　　／ Ⅵｉ|｀ー＾　　`ー‐ `、:iⅥ:i:i:i:i:i:＼　　　　　ソレは、無理だな。
　∧.　　Ⅵ､　　 }　　　 　 .:`、∨[_￣￣
,/　‘,＿__Ⅵ ､　 ＿　　／ : /＼､　＞　　　　　　　少なくとも今では、先だとしても俺達だけでは到底な。
　 　 　 　 ‘|　＼＿_／: : :,/　　／　　　＼
　　　　 　 | 〈　　 ー―‐　　　/　　　 ／⌒ヽ　　　それに国としての在り方も、人としての考えも違う。
　　　 ＼　|　 ″　,,　　　　　〈 　 　 /　　　〈
　　 ＿_　,..､ ○　　 ″　　 　 ＼__,/　　／/　　　　『人種』以上の違いがあるといっていい、だから今はソレを考えるな。
　 / ／∨:.:.:＼　　　　　 ○　　　　　／ -=〉

　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ＿_
　　　　　　 　 ＿＿　　　 /＿_　＼　,　----､
　　　　　　 |:::::::::::::::::＞　　 　 　 　 ｀　＜:::::::|
　　　　　　 |::::::::＞　　　　　　 ⌒＼　＼　＼'
　　　　　　 |:::／　　　　　　 　 　 　 ＼　＼　ヽ
　　 　 　 　 /　　 :' /　 |　| 　 、 ∨　 ∨　∨ '.
　　　　　　 ' 　　/　|　 ∧!|l 　 ∨l|　V: ∨　∨ :.
　　　　　　 | |　 |　 |　'　ﾉ从　　|｀|ー| |八　 :. | |＼
　　　　 　 ,:| |　 | 　|-|-'　　 ＼ |　＿|ﾊ　|＼|∧|:::::＼
　　　　　 /:| l 　ll|　|ｨ＝ミ　　　　´￣｀ |/　　|:::::::::::／　　　……そう、言われると思ってました。
　 　 　 ,.:::: |∧ 从 l|　　　　 　 ,　　 　 /ｲ 　 |:::::／
　　　　｛:::::/:: |＼l 圦　　u　　　　,　　　人.:　|／|　　　　　現実的でないことも解っています。
　　　　　＼::::从　| l个　　　 ｀　　 　 ィ | !　 j| 从
　　　　　　 ＼_,|　| | |　　｀ _r　 -　´{　 j/　/| /　　　　　　だけど……。
　　　　　 　 　 从　| |　　　{　＼ ／⌒}/　ｲ-- ､
　　 　 　 　 　 　 ＼ |, ＜/r- ､ }{, --/／ |　　　ヽ
　　　　　　　　 　 / ＼＼ ∧::::::介:::/':/　 |　　　　}
　　　　　 　 　 　 {　 　 　 |　 T:ハ:::T´　　|　　 　 ,



　　　　　　　　　　　ｒ≦ﾆﾆﾆ ／
　　　　　　　　　　　｀ヾﾆﾆ／‐―――‐　、
.　　　　 　 　 ,　 'ﾆ´ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ 　、
.　　　　　　 /ニニニニニニニﾆﾆ/|ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ 、
　　　　　　/ニニ／ |ﾆ 乂ﾆﾆﾆﾆﾆﾉﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ ､
.　　　　　/ﾆﾆ イ　　!ﾆ∧ﾆ 二二|ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニニ
.　 　 　 /ﾆイﾆlヾ､　乂|　＼ 丶ﾆ|ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニニl
　　 　 /イ/ﾆﾆ| rヽ　　 =ﾆﾆ＼ﾆ !ﾆﾆﾆ,∧ﾆﾆニニl
.　　　 　 /ﾆﾆ l｜ﾋl　　 ｨ‐　､　ヽ|ﾆﾆﾆﾆ,∧ﾆﾆﾆニ!　　　　だけどハン、俺達は『外』から来て東のミカド国に来て、
　　　　 /ﾆ　ｲ,　_ノ　 　 l　 ﾋﾘ>　|ﾆﾆﾆ/=､∧ ニニl!
.　　　 /イ　l/l　ヽ　　　　 --　　｜ﾆ /ヽ l|ﾆ∧ﾆニl!　　　　今は東京にいる。
.　　　 　 　 |/ ､　､　　　　　　　　|ﾆ /ノ ノﾆﾆ∧ﾆﾆl!
.　　　 　 　 |/|∧　ヽ　 　 　 　／|//イ/lﾆﾆ/l ∧ﾆ｜
.　　　　　　　 |/∧　　　　　．　‐ |/-'-'-'--'=l/　∨,!
　　　　　　　　　　 ￣　´　　． 　 －―――　､ ） ヾ|
　　　　　　　　 ／　,　　'　　　　　　　　　　　　/

　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿_
　　　　　　　　　 　 , .-＜: : 、: : : : : ｀ヽ
　　　　　　　　　／／: : ∧: : ヽ:.: : : : : : :＼
　　　　　　　　./ /:./"´⌒ﾞ∨: :∨ : : : : : : : ＼
　　　　　　　 / / : {　　　 _,.∨: :∨: : : : : : : : :_＼
　　　　　　 　 /小ﾊヽ　ｰｔi__ﾗ， ∧､ｒ ⌒i: : : :＼｀
　　　　　　　 　 :|: : V　　　 　 ∨:∧　　ﾘ 小: 「　　　　……ああ。
　　　　　　　 　 :|ﾊ: ヽ　　 　 　 ∨:ﾊ　ｲ: :ハ
　　　　　　　　　　:|′',　＿_　 　 ∨:|　i斗､
　　 　 　 　 　 　 　 　 ',　　 　 ／-‐ ¨　　 |
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　　　　　　　　　　 　 　 　 | |[ o ]　　　　.斗 ､
　　　　　　　　　　　　　,. 斗,!＿　 -‐　　　 　 ／＞ ､
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.　　　 　 　 ,.　 ´Ｌ 」　-‐′　　　　 　 　 <.／　／　　　　　 ＞､



　　　　　 ｨ : : : : :, : ':/: : : : : : ; '　　　ヾ : : : : : ､: : : : : :､ : : l: : : : : ､: : : : : : ､
　　　　ｰ――‐彳: :/: :／: ／　　　　　　ヾ: : : : : ヽ: : : : :､ : l: : : : : : : : : : : : :､
　　　　　　　　　': :/: ｲ : : /　　　　　　　　　ヾ: : : ', ヾ: : : : : l: : : : : :l: : : : : : : ､
　　　　　　　　　': : : : : : :/ /三三≧z､　　　　 >≦三三ﾌ7zl: : : : : :l: : : : : : : : ､
　　　　　　　 　 ': : : : : :/ｌ:ｌ　 ＿＿＿ヾ 　　　/ィ__ヽｌ二二ヽl: : : : : :l: :l ､: : : : : :､
　　　　 　 　 　 ' : : : : /'〈''l ｲ　乂l乂 l｀ ｌ　　　ｲ 乂l乂　》 　ｌ: : : : : l: :l　 ｀　 ､: :､
　　　　　　　　 ': : : ／:ヽヽ ',　ｰ―一'　 l　　　　 ー‐一 '　　ｌ: : : : /: : l　　　　 ヾ　　　　今は何も思いつかないけど。
.　　　　 　 　 /: :／　ヽ :ヾｰ,　　　　　　 l　　　　　　　　　 /_l: : : :∧: : l
　　　　　　　/／　　 , zl: ∧: ,　　　　　　ヾ　　　 　 　 　 / ; l: : :/､ ∨ l　　　　　　　　　アーチ号みたいに、『ありえないモノ』さえあれば……
　　　　 　 　 　 　／/　l/　 ヾ:､　　　　　　　 　 　 　 　 /: / l: :/　 ヽヾ|
　　　　　　　　　/　 {　　　　　Vlヽ　　　 , - －　　　 ／l: /　l:/　　　　＼　　　　　　　　ダグラスの言う事もできるかもしれないよね。
　　　　 　 　 　 l　　ヽ 　 　 　 ',l l/lヽ　　 　 　 　 ／ / l/　 ｌ/　　　　　　＼
　　　　 　 　 　 l､　　 ＼.　　　　　 l:::::｀ 　 __　 イ : : {ヽ　　　　　　　　　　　ヽ　　　　　　だからさ。
　　　　 　 　 　 ヽヽ　 　 ヽ　 　 　 l::::::::, へ::_::::::::::_::::::ヽl　　　　 　 　 　 　 　 ）

　　　　　　　　／: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ｀ヾ≧ 、
　　　　　　 ／: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ;ｲ､/､: : :､: ､: : : ヽ
　　　　　／: : : : : : : : : : : : : : l : : : : : : : /: : : : / : /ヾ:ヽ: :ヽ: ヽ: : :ヽ
　.　 　 /: : : : : : : : : : : : : : : : l: : : : : : : / : : : ;ｲ: :/　　ヾ:ヽ: ヽ: ヽ: : :l
　..　　/: : : : : : : : : : : : : : : : ∧: : : : : :/: : ／l: : :/　　　 ヾ:ヽ: ヽlヽ : |
　　　,': : : : : : : : : : : : : : : : : : ∧: : : :/: ／: : l: : l　,　－ - ､ヾ: : l　ヾ|
　　 ,: : : : : : : : : : : : : : , /: : /: ∧: :/／: : : :∧: l/'´""""" '　l : l
　.　,: : : : : : :／/ : : ／:/: ／, -‐､＼: : l: ､: : : ヽ|　 ｨ＝＝　　|ヽ|
　　, : : : : ／: / : ／: :/ ': : //⌒ヽ ､ヽ l: : ､ : : : l　　　乂j　　乂　　　　　　そのくらいあり得ないモノ、探してもいいんじゃないかな。
　　,: : : :/: : :/:／: : : : : : : :l ｌ . /⌒） ､ : : :､: : : : |　｀ｰ‐‐　　　　　ﾉ
　　,: : :/: : : : : : : : : : : : : : ヽ￣{ヽ　ヽ　 ､: : ヽ: : |　　　　　　　　ｲ　　　　少なくとも探したり、考えるのは辞めちゃいけないと思うよ。
　. ,: : /: : : : : : : : : : : : : : : : : ＼ｰ‐'－　　 ､: :､ : |　　　　　　　　l
　 ,: :/: :／/: : : ;ｨ: : : ﾄ､: : : : : : : :>‐'⌒ヽ　 ヽ: ､: |　　　　　 ,　-　　　　　俺。
　 ,:/／　/: : ／ l: : ノ＝＝＝＝＝≧=z､ ヽ 　ヽ: | 　　　　　　,'
　,/''　　 , :, '　　ﾉｲ ヽ　　 　 　 　 　 　 ｀ Vz､≧ヾ|　　　　　　ｌ
　　　　　, '　　　　　　 ヽ　　　　　　　　　　 ヾ///l ≧＝－―'



　　　　　　　　　　　　　　_　　　-‐―――-
　　　　　　　　　　　　￣ 　 ‐-　　_　　　　　　　　　｀
　　　　　　　　　　　　　　　_　-‐　´　　　　　　　　　　　｀
　　　　　　　　　　 ＿-‐__´＿＿__　　　　　　　　　　　　　　｀
　　　　　　　　　　　　　　 zｲl//／　　　　　　　　　　.ィﾏl　　　＞
　　　　　　　　　　　　 ／ｘ-‐／　 　 ＞z　　　　　／｀マ.ｨ≦７Ⅵ
　　　　　　　　　　　　´ 　.／　_＞ ´1//.　 　 , × 　 　 　 ﾑ/iⅣ
　　　　　　　　　　　 　 ／ ィ７∧（ 〉|/　　 弌　ｔｯ､＼　　 .ﾑ/Ⅳ
　　　　　　　　　　　　　´　 /x1l八_./ 　.／　 ` ー’`´ ィﾆ!///
　　　　　　　　　　　　　 　 ´　ﾚ'l/l/　／　　　　　　　 l ｵ1l//
　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 /kll/／ ､ 　 、　　　 _ ィ′l//
　　　　　　　　　　　　 　 　 _/　´＼ 　 ＼　`ｰrｰく´＼　ll/　　　　　……お前のような『死なない人間』もいるくらいだ。
　　　　　　　　　　　　 ＞ ´ ヽ　　　 ＞　_ ,-く　＼ ＼ ＼
　　　　　　　　　　＞´　　　 　 ＼　　/ ＜.{ 　＼　ヽ　 　}　　　　　そうかもしれんな。
　　　　　　　　 ／　　　　　　　　　｀ ＜ ＿ヽﾊ　 　 　 　 l
　　　　　　　∠￣ ‐- _　　　　　＿＿___｀ ー' 'i　　　　　 l

　　　　　　　　　　　　　　/::::::/:::/､z、::::::::::￣ヽ::::::::::::::::::::::、::::::::∨
　　　　　　　 　 　 　 　 /::::::/:::/`　　丶:::::::ﾄ :::::＼:::::::::::::::::l::::::::::::∨
　　　　　 　 　 　 　 　 ﾉイ:/::ｨ:l　　　　　＼{　＼::ハ::::::::::::::|::::::::::::::∨
　　　　　　　　　　　　　　lﾉｲ::ハ≧=z、 　 ,ｨ≦三ニﾏ::::::::λ:::::::::::::::∨　　　　　　 　 　 　 　 .r ､　 r 、
　　　　　　　　　　　　　　|:::::/ｌ::ﾑ ´ ﾋﾘ㍉　　´l　ﾋリ.ﾊ::::::::} )ヽ:::::::::::::!　　　　 　 　 　 　 　 　 Vﾑ　|_ !
　　　　　　　　　　　　 　 j:::/ l!:::λー ' ﾉ 　 　 ー‐ '　 ﾏ::,'_ﾑ:::::lヽ::::::|　　　　　　　　　　　　 　 Vﾑ i〈.ﾑ
　 　 　 　 　 　 　 　 　 ノ´　 l:::::ハ　　 ヽ　　　　　　 r-}/､:::::ト:lハ::::!　　　　　 　 　 　 　 r 、　 Vﾑ! ﾏﾑ　　　　　　俺も死ぬさ。
　　　　　　　　　　　　　　　 ノイ　人　　 - 一　　　 ｲ/ 'ﾊ!＼:!､'　.}:/　　　　　　　 　 　 　 Vﾑ　 .}-_　_ﾏ ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　 　 ／　 .＞．　　　　 .ｲ　ﾄ　　　　　∨ '　　　　　　　　　　　　　 ヽ ゝ ' -ゝ` ｰ┴ 、　　多分ね。
　　　　　　　　　　　　　　　 f〈　　 　 /　 ＞　イ　　 .L!　　　　.八　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 l 　 　 ヽ ＞､-　}
　　　　　　　　　　　　 　 　 ﾊ: :､　　＞≠　　　　/　　i!　 　 　 　 〉―＜　　　　　　　　 　 　 丶　　　i　　 ゝ ′
　　　　　　　　　　　　　　＞'ム: ヽ _j::!＿ _　　 /ー - !/　　　 ／: : : : : : : :＜　　　　　　　　 　 ヽ ＿l　　　 /
　　　　　　　　　　　　／: : : : :ム: : ＼!　　 ヽ 〃　　 /　 　 イ: : : : : : : : : : : : :>、　　　　　　　 　 }　 !ゝ　 /
　　　　　　　　　　 ／: : : : : :/ : ﾑ: : :.ﾑ　　　i　　　 / rイ::::::::! i : : : : : : : : :.／:::::＞､_,ｨ≦:.ヽ　　 ,'　　　　/
　　　　　　　　　 ｲ : : : : : : /: : : ハ: : :.ﾑ.　　l　　 ./ｲ: : |:::::::ﾉ: !: : : : : : : ／::::／: :＜: : : : : :.ﾑr y　　　　.'



　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ＿＿＿＿　 ｚ≦￣ミー--　ィ
　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ｀　＜　　　　　　 /　　　 ／ﾊﾄ､ _
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／　　　　　　/　　 ／¨ﾞ ＜_.ハ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ∠　　 ィ　　　 / 　 ∠_　　　　 }　!
　　　　　　　　　　　　　　 　 　 _ ｚ≦＿/　　ィ / 　× tｯ､≧ _＿}　!
　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ∠ィく__／ ／ 　 ￣　　{tｭＹ .｜
　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ∠　ィ　　　　　　　」 /,}　 l　　　　　お前にかかれば『死』すらも少し明るくなるか。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/　＼　　 ＿＿　　//|　/
　　　　　　　　　　　　 ./￣￣￣ヾ ﾍ __/￣≧　＼　　　　｀ｨ / .},/　　　　　　良いことだな、ＢＢ。
　　　　　　　　　　　　/　　　 　 　 ﾍ ∨- ミ　　　 ≧､__／ }/　./
　　　　　　　　　　　 f　　　　 　 ＼ ￣　　 ＿ ≧　_ /K　　　　　　　　　　　　暗い考えは俺だけがしておけばいいな。
　　　　　　　　　　　 {　　　　　　　 ＼　　 {　　｀　- /｀ム,- ､
　　　　　　　　　　　 !　　　　　　　　　ヽ　ｌ 　 〇 /￣}／ 　 }‐- ミ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「現実的なだけでしょ。」
　　　　　　　　　　　.{　　　　　　　　　 }　 !　　　/　／　　 　 ヽ　 ﾊ
　　　　　　　　 　 　 !　　　　　　　　 f 　 } 　_　 {　　　 　　　　}　!　{　　　　　そのつもりではあるが、な。
　　　　　　　　　　　 !　　　　　　　　 }　 / /__ゝく￣≧ ､ 　 　 〉 |　 ヽ_
　　　　　　　　　　　 l　　　　　　　　 Ｌ./ /／　　 ￣｀Ｙ ヽ　 /　 !　　　}
　　　　　　　　　　　 {|　 　 　 　 　　.r―′　　　　 　 ﾍ＿∨ 　 ﾄ､　　ﾍ

　　　　　 .{:.:.:.:.:.:.:.:.:.:l ./　　{　　　　／／　　　ﾊ　',
　　　　　 r=__;,;=- ":./　　 レ´,,　’V"メ ノ/ .ﾉ |　;　　|
　　　　 =」／:.:.:.:.:.:.:ﾉ　　　 ／仆乍ﾐ(／ ﾉ.ノ--l ノ　| .!
　　／⌒:.:.:.:.:.:.:.:.／　　　 /　 乂うｫ　　 "　f=ﾐ,ﾚ,'　ﾉﾉ ，
.／　 /.:.:.:.:.:.:.／／　　　人　　´｀　　　　　{うjj /／〈 j　ヽ　　　　　　では……。
| .／/　',:.:.:.:/／　　／.八ﾍ　　　　　　　　 ,¨｀l ~　ﾄJ　　 ',
|´　.| ／}:.:.:´　　.／　|ﾉ:.:.:.t ..、　　 －－　 .ノ　　.|U　　　 。
　　 ﾚ　 |/ {　.／　　ﾉ }:.:.:.}_　　 .　 　　　 　 }　　 ﾘ＼　　　¨^ゝ
　　　　　　 V　　　　／＝ｲ　ー--=z:'　 　 ﾉ|　 .ﾉ　　 }　　／ ﾞ ,
　　　　　　　　　　_ ｀´-<　　　　　　',---= ノ ノ 、　　 ，<
　　　　　　　　, '　　　　　 ’　、ー　liヽ　　|"　　　｀ 、　　 ヽ　　　丶
　　　　　　　/　　　　　　　　　＼　/!!!iii:ﾄ |　　、　　　|＼　　 。　　　 、
.　　　　　　 {　　　　　　　　　　 . V ヾミi」 ﾞ　 ,　x,　　 |　 ⌒《;ﾍ　　　　 ，
　　　　　　　　　　　 y、　　　≠⌒ミ丶　y "彡¨"ヽ，{　　　|i　 ',　　　_,, -=-ｧ
　　　　　　　}　　　　{　!　 ／／ Tﾞ ｀ - .._}}´　　　||. }T　　 |i　　 ,　彡- ¨´　 }



　　　　　　　　　　　　　　　　 ／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:∧
　　　　　　　　　　　　　 　 ／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/:.:/ﾐ:､:.:.∧:.∨:∧
　　　　　　　　　　 　 　 ／:. /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/:./i:.厶≧}:/≦:. |:.:.:.:′
　　　　　　　 　 　 　 ／　´/:.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:. /:./_.|:′　　　　 Ⅵ:.:.:.:.|′
　　　　　　　　 　 .／ ´　 /:.: ｨ :.:.:.:.:.:. |:. /:.厶_.|≧、　　 _,. 斗 .:.: |:.，
　　　　　　　 　 　 　 　 ./:／′:.|:.:.:.:.:.|: ′､ ｔリ｀ヾ　　 ,fｔｻ /!:. | | :.，
　　　　　　　　　　　 　 ／ /:. ／| .:.: /|:i　|　`ー　´　　　一' 小:.| |　:.，　　　　　手始めに捜索でもいい……が。
　　　　　　　　　 　 　 　 ./: ｲ:.:.:.|:.: /: |:|　　 　 　 　 　 { 　 /:.|: 州 　':，
　　　　　　　　　　 　 　 /／/:／|:./ { ;/ ､ 　 　 　 　 _ ,〉 ./:./l:.′　　　　　　　　他のやり方もある。
　　　　　　　　　　　　 ／　／　 ,!′ ＞ .,_＼　　-　‐　.∠:./ ,|:
　　　　　　　　　　　　　　　　　 ノ、　　　　 ≧o｡.＿ ／､　ヾ丶　　　　　　　　　　普通とは逆の方法だ。
　　　　　　　　　　　　　　,ｒ ＜　　 丶 　　　　　　 }|　|　 `´　　}
　　　　　　　　　　　 _,≦.,_　 　 ヽ　 　 ｀　　ー―≠ " 　 　 　 |
　　　　　　　　 _,　＜　　　 ヽ　　 丶　　　　　 ／　　　　　　　｜
　　　　　　　 /　　　　￣ ヽ　 ＼_／　　 　 ／　　　　　 　 　 | |

　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ＿＿
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／/////≧s｡.
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 , //////////// ＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 , /////////////////＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　, /////i} ∧ ///////////∧　　ｷﾞッ……
　　　　　　　　　　 　 　　 　 　 //////i:i:i:i:i:i∨///////////∧
　　　　　　　　　　　　　　　　 / '////　　　　 ∨///////,!///∧
　　　　　　　　 　 　 　 　 　 /　{///{i:ｉヽ　､＿_∨//////,|////∧
　　　_　 _ 　 　 　 　 　 　 　 　 {///{:i:ｉ:/　 ー‐苡ァ ////|////|＾＼
　 　 }:iV:i:)_　　　　　　　　　　　{＾V,:{:ｉ〈　　　 ｀冖Ｖ/////|////|　　 ＼　　　　　まず先に……ここらの悪魔を派手に狩る。
　 　 |:/:i/ /__　 　＿　　　　　　＿Ⅵ'i|　　　　　 　 ＼'//,:|Ｖ// |
　 　 i':i/ // ﾉ 　 {:i :|　　　 .／:i:i:i:i:i}|:i:，‐ -　　 ／/　i＼,:| ∨/:|　　　　　　　　　大量に、派手に、わかりやすく、人に伝わる程に。
　　　V:i:i}'_,/　　 :}:i :!　 　 :{´７ / /:i:i:/〕ー=≦　 /　 .}_}):}|　 V｜
　　　 ∨ i:i:＼　 /:i :{　　　:}　｀'ｰ'ｖﾍi} /￣￣￣￣￣　　 {　　 ＼　　　　　　　　　悪魔狩りはいつだって仕事になっている。
　　　　{　 >:i:i:i〕i:i/　}　 　 :}　 　 ＼,:i} l┌――┐　　　　ﾊ.　/
　　　　′　　＼:i{　 l　 　 /,i　　　　 ∨└――┘　_, ｋくi^∨ /　　　　　　　　　　このご時世、いついかなる時だって、な。
　　 　 　 ′　　 }!　ﾉ,　　,:i:i　 ＿＿/^　 ー――＜　 　 }!　∨
　　　　　　 ﾄ､_　　/ ﾊ　,ｉ:ｉ:'　/　　　　　　　　　　　　_,.｡s≦^}＼　　　　　　　　　　　　　【続く】
　　　　　 　 }　≧==ｆ´ :, i:i ./　　　　　　　　　　ｒ≦　　　 　 :}　 {
　　　　　 ／^＼___r }　 ﾔl./ Ｏ　　　　　　　　　∨　 ＞''"´〔＾＼} ./
　　　　　 Ⅵ:i:i:ir{:i:|　}　 :}{　　 　 　 　 　 　 　 　 ¨ ´　　　 　 　 V

　　　　　　　　 .／￣￣￣　＼
　　　　　　　／　　　　　　 （・ .＼
　　　　　 ／　＿＿＿＿＿＿_＿i
　　　　　l　,':::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀ヽ
　　　　　l ,'::::::::::::::::::::::::::: /|:::ｌ:::::::::::ｉ
　　　　　,':::::::::::::::::,'　 ／ . ヽｌー ｌ::::ｌ
　　　　　ｌ:::::::::::/ （ ﾋ_］　　　ﾋ_〉) |^　　　　　東京の事が解ってきた最速組。
　　　　　ヽ〃　ｌ　　　 .,＿＿,　　 ｉ
　　　　　　l::し .!　　 　.丶_ﾝ′　:　　　　　　状況は大きく変わっても、やることとやれることは変わらない。
　　　　　　　　　　≧=‐---‐''.´



　 　 　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,.へ
　　___ 　　　　　　 　　　.／￣￣￣　＼　　　　　　 ム　　i
　「 ヒ_i〉　　　　　　　／　　　　　　 （・ .＼　　　　　　 ゝ　〈
　ト　ノ 　　　　　 ／　＿＿＿＿＿＿_＿i　　　　　　　 iニ(()
　i 　{ 　 　　　　 l　,':::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀ヽ　　　　　 　i　　i
　i　　i　　　 　　 l ,'::::::::::::::::::::::::::: /|:::ｌ:::::::::::ｉ　　　　　　 i 　　}
　|　　 i　　　 　　,':::::::::::::::::,'　 ／ . ヽｌー ｌ::::ｌ　　　　 　 {、　 λ　　　　狩　り　の　時　間　だ　。
　ト－┤.　　　　ｌ:::::::::::/ （ ﾋ_］　　　ﾋ_〉) |^　　　　 　,ノ　￣ ,!
　i　　　ゝ、_ 　　ヽ〃　ｌ　　　 .,＿＿,　　 ｉ　　　,. '´ハ　　　,!
.　ヽ、 　　　｀`　、,l::し .!　　 　.丶_ﾝ′　:　　　´"　＼ 　ヽ／　　　　　　「ＢＢから見たら清麻呂チーム、ガイア教団、東のミカド国、
　　　＼ノ　ノ　　　ハ￣r/≧=‐---‐''.´７　 ノ　　　　／
　 　　 　 ヽ.　　　　　　ヽ::〈； . '::. :' |::/　　 /　　　,. "　　　　　　　　　　　そして『東京』である。」
　　　　　　　 `ー 、　　　　＼ヽ::. ;::：|/　　　　　ｒ'"
　　　　　／二二二二二二二二二二二二二二二二二ヽ　　　　　　　【体は闘争を求める、そして向こうからも来る……！】
　　　　　| ｜　　　　　強くてお引越し（３度目）　　　　│|
　　　　　＼二二二二二二二二二二二二二二二二二ノ

　　　　　　　 　 　 　 ⌒丶､::::::::::::::｀ヽ
　　　　　　　　　 　 _.　-‐…::::::::::::::＜._
　　　　　　 　 　 ／:::::::::::::::::::::::::::＼:::::::＼　)ヽ
　　　 　 　 　 ／::::: /::::/::::::ﾉ:::ﾄ､::::::｀丶､二::ノ
.　　　　　　 /:::::::/:/::::/:::／⌒＾ヾ:::＼:::＼::::ヽ
　　　　　　/:::::::/::::::::/::'/‐- .._　　＼:{＼:::ヽ:::::.
　　 　 　 /:::::::::|:::::::::::::/　＞rミヽ}　 ＞=ヽ:::〉:::::,
.　 　 　 / ::: ／| :::::: |/　,{　 じj ｀　/ィ'TカV:}:::::::.　　　　　「我らが主人公は東京に憧れを持っていたが故、
　　　　/:::ィ:::/::| :::::: ﾄ､ ､.｀ ―' 　 :､ l、じj/ｲ:::j:::::.
　　　 /'　 |:∧::|＼::::| ﾄ､　　　　　.:/　｀¨ '/i|::/＼:,　　　　　今の東京に少々の失望を覚えたんだ。」
　　　　 　 |′ヽ＼ヽj/_匚]　　 ＿´　 　 / //
　　　　　　　　 }::::/T:´::!ヽ　 　 　 ｀　 ∠ｨ::/
　　　　　　 　 / '′j:∧| :　丶､　　ｨ'´}/ ﾉ'′　　　　　　　【でも清磨でもデュフォーでもハンと同じことを言う。
　　　　　　　　　　　 　 | i.　　　　　|
　　　　　 　 　 　__.， '/ :,　　　　　ヽ､_　　　　　　　　　　　だって彼らは現実を見てるから。】
　 _　-―‐-=二_　　 　 ハ　　 / i　 　_二ﾆア¨￣ ｀丶､
／　　　　　　 }　 ￣¨　‐ ､:,　/ -‐ ''´　 　 ′　　　　　 ＼

　　　　　　　　　　　　　　. .-―‐-､_
　　　　 　 　 　 　 　 ／ : : : : : : : : : ヽ
　　　 　 　 　 　 　 /:／ : : : : : : : : : : ∧
　　　　　 　 　 　 ,／: :／: : : : : : : : : : :∧
　 　 　 　 　 　 　 /:／: : : : : : : : : : : : : ∧
　　　　　　 　 　 ,／: : : : : : : : : : : : : : : :i＼　　　　「むしろハンですら思慮が足りなかった。
　　　　　　　　 　 ∠ : : : : : : : : : : : : :小|
　　　　　 　 　 　 　 }小: :∧: :|､: : : /|/　　　　　　　ＢＢと同じことを考えてもいただろうしね。」
　 　 　 　 　 　 　 　 　 ∨_ V:! ヽ / L _
　　 　 　 　 　 　 z＜￣ヽ　　 　 　 　 　 }｀ヽ　　　　【理想の東京は頭の中にあったけど、
　　　　　　　　,/⌒ヽ ∨ :}　　　　　　　　Ｌ 」 }ヽ
.　　　　　　 ／　　　　 ￣　　　　　　　　　　　|　’　　現実の東京も片隅にはあった。」
.　　 　 　／　　　　　}　　　　　　　　 　 　 　 :| 　 ，
. 　 　 ／　　　　　 ヽ|　　　　　　　　 　 　 　 :|:　 ∧
.　　 /　　　　 　 　 V　　　　　　　　　　 　 　 l　　 ∧
　　/　　　　　　　／　　　　　　　　　　　　 　 |　　　∧



.　　　　　　　　　　, ⌒′　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ＼　 ＼ヽ
　　　　　　　　　/____.ｉ　　　　　／　　　　 |　　　:i　 　 　 ヽ　　 i
　　　　　　　 ／.:::::::::|､　　 　, 　 　 ,　 　 |　　　:|　　　 　 :ｉ　 ｉ |
.　　　　　 ／／:::::::::::ｉ､＼　:/　 　 /　 　 :|　　　:| 　 ｉ　 　 |　 | |
　 　 　 　 く::::::::::::::::八 ＼V　　　/　　　 .:|　　　:| 　 |　 　 |　 ｌ |
　　　　　 {　＼:::::::::::::i ＼.′　｀≫ｘ､ 　 从　 i .::| 　 | , 　 :|　 jﾉ
　　　　　 {　／:＼:::::: ＼_ｉ 　 　 iレ／≫=‐-ｲ :/|示爪　i .:|
　 　 　 　{/::::::::::::::｀=-/´|　 x≦圻示ミ､／　V,ｨ圻示 .ハﾘ
　　　　　 ',＼:::::::::::::::::.:{､ |　 ｀ 代ｕ:ソ　　　 　 ﾋﾅ　jｲ: i　　　　　「むしろ２人とは逆にダグは東京を『ケガレビトの里』という
　　　　　　ヽ ヾ_:::::::::::个 |i　　 | :::::::　　　　　 　 ::::〃　|
.　　　　　　　',　ヾ彡" j　|i　　 |　　　　　　 　 ′　　　　　　　　　恐ろしい場所である、という風に考えていたから感じ方も逆なんだよね。」
.　　　　　　　 ;　,.　　　.}　|:　　 |＼ 　 　 -‐ 　 イ　　　′
　　　　　　　 ﾉ.ﾉ j 　.乂 从 　 | 　 　 r―＜　j/　　 /　　　　　【むしろ人が、自分よりも苦しい状況で生きている！……となった。】
　　　　　　　´　 .斗＝≪⌒.　 | ＼＿|ﾍ,　　 V　′/
　　　　　　 　 :'´　　　 　 ＼ヽ |　　　　　ヽ、 }/}／ ,＿_
　　 　 　 　　′ 　 　 　 丶　'从　　 /:＼f7ﾌ'ー 、/― ､＼
.　　　　　　　ｉ　　　　　　　|.　　ヽ　 /::::::::)'　　 　 ＼ー―‐ ヽ
　　　　　 　 _|　　　　　　　|　　　｀ /＼:::{{､.ヘ　　　 ヽﾆﾆﾆﾆ}

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　¶
　　　　　　　　　　　　　　　　、　　　　 　 　 　 ,ﾞ:|
　　　　　　　　　　　　　　　/　＞､＿　　　　　,ﾞ .|
　　　　　　　　　　　　　　 ,' 　＿　 ﾏ≧s、　/　 |　　　　〃
　　　　　　　　､　　　　　　!/今=､ヽ 寸三∨　　!　　　 〃'
　　　　　　　　 ヽ　　　　　!㌣..:.:.:.:|l.　|1≧,′.　|　　　/　′
　　　　　　　　　 ＼　　　 |:l:|:.:.:.:.:.:l|　从r　 ヽ `| 　 ≠ /
　　　　　　　　　　ﾞ､`､ ヽ !/ﾞ｀＞､:j| / !|　 il　ヽj-<´　./
　　　　　　　　　　　`､!ト圦 　　　}∨　''　 |!_／〉‐λ /＿__
　　　　　　　　　　　　ﾞl| ヾﾍ　　　Ⅶ　　／　　/　　 Vニﾆﾆ＞､　　　　≠
　　　　　　　　　　　　 乂､ ﾍ　　　Ⅶ≠ｧ|.　,ｨi|　　 ﾑ三三三三ﾑ　 /　　　　　　　「そも、前作のハンも
　　　　　　　　　　　　　　ﾞゝλ.　　/￣ヾ}:　!: i|　 ,ム三三三三三V
　　　　 ｧ-‐━━━‐-､　　 圦ぅィﾞ二　f!|!　廴ﾚ仁三三三三三ﾆ/　　　　　　　　生来ある種の悪魔寄りの価値観を持っていたけど、
　_　‐ フﾆ三三三三三＼　　Vﾍ:i:iえУ,i|　К´￣￣￣〃ー―.ｧ'
'"　,仟三ｧ企s､三三三三＼,__Vﾍ廴,ｨ企ーｧ-━ｰ--､_{廴､＿/　　　　　　　　　　中間地点として『命を賭けて地球を守るための任務に挑んだ人』であり
′iﾆ＞if､三三≧ﾆ=＜ﾆ=≠(い,へ圭斗'"＾ヽ三＞'".:.∥ ﾆﾆ/
　｜三三lﾆ三三三三}i∠...:.:≠,:,:,:,:`´.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.∥ ; ﾆ/　　　　　　　　　　　『どんな状況であれど両親の事は敬愛していた人（その国の善性・宗教観等もあり）』
　｜三三;リ三ﾆ==-‐´.:.:.:.:./_,:,:,:,:,: .:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.!_,.斗/
　｜三三!j三∥/.:._:.:.:.:.:.／_,:,:,:,:,: .:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.,,..　''"',　 ﾞij　　　　　　　　　　　　　だからね、マジで『悪魔に超向いていた悪魔になるべきじゃなかった人』だったしね。」
　　!三三!ニ〃';／:.:.`'".:.:_,:,:,:,:,: .:.:.:.:.:.:.:.:.,,..　''".,,..　''" ',　 |!
　　ﾏ三斗'ﾞ/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:_,:,:,:,:,:, .:.:.:.,,..　''" ,,..　''"　　　 ,ｨｆ　.i!
　　 〉´.:.:.:./.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:／､,:,:,:/　''" ,,..　''"　_ -ｰ━-イ,ｨﾍ　.i!



　　　　　　　　　　　　　　　　　　. .-‐ｙ――- .
　　　　　　　　　　　　　　 ,._:≦: : : /￣｀: ＜: : : ＞､
　　　　　　　　　　　　 . :／: : :∨ /: : : : : : : :｀ヽ: : :∧
　　　　　　　　　　　 / /: : : ∧:∨://∧: : : : : : :V: : ∧
　　　　　　　 　 　 ./ /: : : :/"⌒ ⌒"" ∨: : : : : ∨: :.∧
　　　　　　　　 　 / /: : : :/　　　　　 　 _∨: : : : : ∨: :.∧
　　　 　 　 　 　 ,／ｉ: : : / ≧ｘ、　 ｘ≦二∨: : : : 小: : :.∧　　　　「それを人としてだけ運用すればこうもなる。」
　　　　　　　　　　　|: : / ﾊヽ_fi 〉　 ′fi_.ノ∨: : : :.| }: : : :∧
　　　　　　　　　　　|: /　}/!　　′　　　　 　 V: : : :!′: : i､∧
　　　　　　　　　　　|: {　:|小　ヽ　　　　 　 　 ∨: : |: : :i: :| ＼､　　　【超優秀な物理特化頭脳派魔法使いです……！】
　　　　　　　　　　　|: |　:|/ }ヽ　 r‐ ､　　　　　|: : / : : |: :!
　　　　　　　　　　　ヽl　 　 |:小、 ￣　　　 ／ !: /:.∧/∨
　　　　　　　　　 　 　 　 　 |/|/ ヽ＿　 ＜_,..ィ|/ |/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　_{｀Ｙ´￣　 　 　 :〉ｰ-　_
　　　　　　　　 　 　 _斗七-=≦　!:｜　　　　＞ ´　　　　 ≧ ､
　 　 　 　 　 　 ／　/＿/ ＿＿＿≧ｰ一　´　　　　　　　 　 /
　　　　　　 　 　 　 ./　　i「￣￣￣￣　　　　　　　　　　　　/＿
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　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ＿＿
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ｜ ／＞- ､
　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ／ |/ ./　　 /x>、
　　　　　　　　　　 　 　 　 　 /　　| ./　　 /x/ ∧
　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 /||　　|/　　 /x/ 　 ∧_
　　　　　　　　　 　 　 　 　 ｌx||　　l　 　 :|xi|　　　 |∩　　　　「なお、本当に普通、普通の東のミカド国の人だったら……。」
　　　　　　　　　 　 　 　 　 |x||　　l　 　 :|xi|　　　 |ﾆ|
　　　　　　　　　 　 　 　 　 |x||　　　　　 |xi|　　　 |ﾆ|　　　　　匂いが特に、キツくてな……戻ってきてしまったよ。
　　　　　　　　　 　 　 　 　 |x||　　　　　 |xi|　　　 |ﾆ|
　　　　　　　　　　　 　 　 __|x||　　　　　 |xi|　　　 |ﾆ|　　　　　　アレには適正が必要だ……情けないが。
　　　　　　　　 　 　 　 ／∠二二二二二二＞´￣￣￣＼
　　 　 　 　 　 　 　 　 l∨iiiiiiiiｉｉ|::::::::::::::::::::／　　　　　　＿_}＿＿
　　 　 　 　 　 ＿＿＿| ∨iiiiiiｉｉ|:::::::::: : ／　　　　＿／／￣　　　 ＼　　　　「こうなっても東京の状態はおかしくないし、」
.　　　　　　 ／|　|　|　 ＼}ｘｘｘｘ＼::_:_/　　 　 ／／'￣　　　　　　 　 ＼
.　　　　　／　 ∨/∧　　 |＼ｘｘｘｘｘｘ{　　　／／　　 　 　 　 　 　 　 　 ＼
　　　　 /. 　 　 ∨/∧.　｜　￣￣￣|　 ／／　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ＼
.　　　 /　　　　　∨/∧__,|　　　　 匚|／／　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ＼
　　　/　　　　　　 ＼＼∨　　　　　　|／　　　 　 　 　 　 　o 　 　o　　　o　　o ヽ
.　　/　 　 　 　 　 　 ＼/＼＿＿__／　 　 　 　 　 　 o／￣￣￣￣￣￣￣￣ } }
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- r::''':::::::::::::／.::::／7::::::::/__ l::/　　　　　　　 　 |::::::;　 ::::::|　 ヽ:::::::::{　 ヽ:::. ＼
ﾊ ＼::::::::／:::::／　/::::／ ｀ ７7ﾐｈ ..,,＿　　　　　|:::::|　　j::::|-‐ }､::|::::|　　 }ト､
,∧　_L彡'''"　　 /:／__　　//　　｀: :ー=ミzｧ /　}:::/彡'"|::|　/{ }:ハ::|　　 |　　　　　　　　「かなり気合の入った東のミカド国の人だと……。」
　ハ　|:{　　　 ／'ﾞ　　＼¨7' ‐t yｯ--ﾐ､: : :ノ´　 |::/ r ｧ'"7|/ヾ::.、　l:|
　{ :|　l:|　　　　　　　　　 ｀ﾐトｭ- r::::彡: : ヾ｀ 　 j/--‐彡 |/　 ＼:.、ﾘ
､ ヽ:}　}|　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 /: : :　 　 ∥　　　 ｀　　　　　寄生虫がよぉ……その程度で、偉そうに帰って来やがってよぉ……！！
:ﾊ　j　 |　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 |: :/　　 ∥
､∧_ ノ|　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　V :/　 ∧
::.＼: :.∧　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　V　,.ｲ: : ＼　　　　　　　　　「こういう対応になってしまうかもしれない。」
: :ｰ､V: :∧　　　　　　　　　　　　　　　　　-,........ノ ／:::::::.. : : :ト､
: : : : :｀ミtミi､＿　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 , 　／-L_::::::::::... :}: :｀: ::.、　　　　　【いや、いうてこういうのには適正はあんねん……！
:::::.... : : : : ｀''＜i:i:i:i:i:h:-..,,_　　　-t‐二ﾆ ブﾞ ／i:i:i:i:i:i:i:i:〉:::::::/:::... : : : }＿
:::::::::::::::::::...... : : :＼＼i:irii7}　　　　　￣ 　／iiiii:i:i:i:i:i/ii7:::::::::::::::::::::::.. :|: : : ＼　　慣れもあるだろうけど、適正もいるねん……！】

　　　　　　　 　 　 　 ⌒丶､::::::::::::::｀ヽ
　　　　　　　　　 　 _.　-‐…::::::::::::::＜._
　　　　　　 　 　 ／:::::::::::::::::::::::::::＼:::::::＼　)ヽ
　　　 　 　 　 ／::::: /::::/::::::ﾉ:::ﾄ､::::::｀丶､二::ノ
.　　　　　　 /:::::::/:/::::/:::／⌒＾ヾ:::＼:::＼::::ヽ　　　　　　>>4226
　　　　　　/:::::::/::::::::/::'/‐- .._　　＼:{＼:::ヽ:::::.
　　 　 　 /:::::::::|:::::::::::::/　＞rミヽ}　 ＞=ヽ:::〉:::::,　　　　（ハンがザン系の魔法で飛んでた……そうだ。）
.　 　 　 / ::: ／| :::::: |/　,{　 じj ｀　/ィ'TカV:}:::::::.
　　　　/:::ィ:::/::| :::::: ﾄ､ ､.｀ ―' 　 :､ l、じj/ｲ:::j:::::.
　　　 /'　 |:∧::|＼::::| ﾄ､　　　　　.:/　｀¨ '/i|::/＼:,
　　　　 　 |′ヽ＼ヽj/_匚]　　 ＿´　 　 / //
　　　　　　　　 }::::/T:´::!ヽ　 　 　 ｀　 ∠ｨ::/
　　　　　　 　 / '′j:∧| :　丶､　　ｨ'´}/ ﾉ'′
　　　　　　　　　　　 　 | i.　　　　　|
　　　　　 　 　 　__.， '/ :,　　　　　ヽ､_
　 _　-―‐-=二_　　 　 ハ　　 / i　 　_二ﾆア¨￣ ｀丶､
／　　　　　　 }　 ￣¨　‐ ､:,　/ -‐ ''´　 　 ′　　　　　 ＼



　　　　　　　　　　＼/V{//////////////メ、
　　　　 　 　 　 ／//////＜＿＿＿＞'ア///ヽ
　　　　　　　 ,ｲ////ﾍ/＼////////,.イ/////,∧
　　　　　　　'/////^{////≧=-=≦ﾊ/////＼/,ﾊ
　　　　　　 jイ///;　 V////{ヽ/////,V//,|///Vﾊ
　　　　　　7////,'　　 ＼//,{　｀'＜/////,'!////V|
　　　　　／イ//∧≧x、 ｀＞≦芋ミ,}////}ヽ////|、　　　　俺も『衝撃』系の魔法（じゃない）で飛んで行って、
　　　　 　　 ////ﾊ { りﾊ　⌒{´~り） |////'ｒ }////∧
　　　 　 　 //ィ//,'} ー 丿　　ー ´　:!///' ／///}ヾﾊ　　　　ミノタウロスの弱点の『氷結』属性を足で纏って叩き込めばいいんじゃね？
　　　　　 /^~　!/,叭　 ヽｰ,　　　　　 |///////|ヽｊ　 ヾ!
　　　　　　　　 |／　ヽ　　ｒ _、　 　 ,ﾉ//{/,ﾊ//|｀　、　　　　　よし、スピード重視で『衝撃』に魔兵３体分、『氷結』に１体分使えばいいな！
　　　　　　　 ,.ィi〔´　Ｖ＼　 　 ,. イ /ｱ　{Ｖ　Ｖ’　　 ,
　　　　 　 ／／　　　 '! 　 Ｔ　　　　´ '　 V　　　　　　V
　　　　　　!　ヽ　　　　　　八　　　　/　　,　 　 　 　 　 V　　　　　「この結果できたのがバーナードの【疑似・○龍撃】です（）」
　　 　 　 八ヽ　 ヽ　 /　／ :}　　／　　ノ　　 　 　 　 　 〉:.、
　　　　　　 ∧O!　! ,ィｱｰ 、　／ 　 ／　　　　　 ,.斗ｒ≦　　ヽ
　　　　　　'　 ヽ|　|/::「　　　 ' ￣／ _ ,.斗r七 「　　　　　　　　 、　【本来メガテンの歴史でも５にならないと出てこない魔法（“力”依存の属性魔法）なんですよ！！】
　　　　　 {　　　|:、!::::|　　,: 　 ／⌒7　　|////|　　　　　　　　　 V

　　　　　　　　　　　　 ': : : : : : : : ヽ｀: ､: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ヽ
　 　 　 　 　 　 　 　 ': : : : : : : : : : :ヽ : :｀:ｰ: :-: : ．: _: : : : :_:_: : : : : :ヽ
.　　　　　　　 　 　 ' : : : : : : : : : /､/､ヽ: : : : : : : : : : : :￣: :／: : : : : : :ヽ
　　 　 　 　 　 ／ : : : : :/: : : : :/: : /: ､: ヽ: : : : : : : : : : :／: : : : : ､: : : : ヽ
.　　　　　　 ／: : : : : ／: : : : : : : :､:､: : ､: : :｀ ―――: ': : : :l : : : : ､ : : : : ヽ
　　　　　 ｨ : : : : :, : ':/: : : : : : ; '　　　ヾ : : : : : ､: : : : : :､ : : l: : : : : ､: : : : : : ､
　　　　ｰ――‐彳: :/: :／: ／　　　　　　ヾ: : : : : ヽ: : : : :､ : l: : : : : : : : : : : : :､
　　　　　　　　　': :/: ｲ : : /　　　　　　　　　ヾ: : : ', ヾ: : : : : l: : : : : :l: : : : : : : ､　　　　　「やっぱり異世界主人公はすごい、私はそう思った。」
　　　　　　　　　': : : : : : :/ /三三≧z､　　　　 >≦三三ﾌ7zl: : : : : :l: : : : : : : : ､
　　　　　　　 　 ': : : : : :/ｌ:ｌ　 ＿＿＿ヾ 　　　/ィ__ヽｌ二二ヽl: : : : : :l: :l ､: : : : : :､
　　　　 　 　 　 ' : : : : /'〈''l ｲ　乂l乂 l｀ ｌ　　　ｲ 乂l乂　》 　ｌ: : : : : l: :l　 ｀　 ､: :､　　　【そういえばこの子、この世界産まれじゃないし
　　　　　　　　 ': : : ／:ヽヽ ',　ｰ―一'　 l　　　　 ー‐一 '　　ｌ: : : : /: : l　　　　 ヾ
.　　　　 　 　 /: :／　ヽ :ヾｰ,　　　　　　 l　　　　　　　　　 /_l: : : :∧: : l　　　　　　　　　技術標準も部分的には超未来的なんですよね……。
　　　　　　　/／　　 , zl: ∧: ,　　　　　　ヾ　　　 　 　 　 / ; l: : :/､ ∨ l
　　　　 　 　 　 　／/　l/　 ヾ:､　　　　　　　 　 　 　 　 /: / l: :/　 ヽヾ|　　　　　　　　　メガテン４がＳＪの世界と同時期だとしても、その……。」
　　　　　　　　　/　 {　　　　　Vlヽ　　　 , - －　　　 ／l: /　l:/　　　　＼
　　　　 　 　 　 l　　ヽ 　 　 　 ',l l/lヽ　　 　 　 　 ／ / l/　 ｌ/　　　　　　＼
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　　　　　　　　　　　　　　 ヽ:.:.:.:.:.:.:.:}　　　　　＼:.:.:.:／j／　　 ´　　{:.:.:.:.:.:.:.:j,'
　　　　　　　　　　　　　　　 {:.:.{:.:.:./,.-＝ミ､_　　｀ ´　　　 __,. ｨ=ミ､ V:.:.:.:.:./
　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ゝ-、:|　`r弋_ﾃミ､　　　 ,.斗弋_ﾃ‐ｧ 　/:.:.:/X　　　　　「（同位体の別人であるとはいえ）
　　　　　　　　　　　 　 　 　 |, -|:.:|　　 `ー一´冫　　ヽ `ー一´　　:!:.:./　 }
　　　　　　　　　　　 　 　 　 |　∧:.!　 　 　 　 {　!　　　　　　　｀ヾ　:!.:/}　/　　　　　　１００年後の、『シュバルツバース絶対殺す組織』が
　　　　　　　　　　　　　　　　ヽヽ.ヽ!　　 　 　 ヽ.|　　　　　 　 　 　 j/ノ /
　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ＼　}　　　　　 r〈　　,　, 　 　 　 　 /' ／　　　　　　　同じ年月をかけて探し、作り上げた超人兵士の子供なんで……。」
　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 爪　　　　 　 ｀ヾ´　　 　 　 　 /イ
　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 _」 ∧　　　 ,. ――‐　､　　　　/ :|!　　　　　　　　　【血筋が違うんだよ、血筋が。】
　　　　　　　　　　　　　　　　　 /:,.:!　:!ヽ　　　　二二　　　　 ／　 |
　 ＿＿__　　　　　　　　　　　　| {::|　 |　 ＼　　　　　　　　／　　　「ヽ
´::::::::::::::::::::＞..､ 　 　 　 　 　 _」∧ヽ. ヽ. 　 ＼　　　　,.　´　　　　ﾉ: /､_　　　　　　 　 _,. -=ﾆ￣￣二ﾆ
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　　 　 　 　 　 　 　 / [l: ∨ lニニニニニニl ﾄ､　　　　　　　「前作のサムがどうして強いの？って言われたら
　　　　　 　 　 　 ／{: [ｌ:　∨ニニ二ニニニl |　￣ ]
＿＿_ 　 　 　 ／:}　l: [ト ､ !──────┐　//　　　　　裏設定を開示せずとも
￣￣ゝ--- ォ　 /　 ｀ヽﾆﾑ!　　　 　 　 　 　 l　 |ﾉ
　　　　　／ 　 ./　　　::}ニ|}　　　　　　　　　 |／　　　　　　　『ミレニアムが幼い頃から特殊訓練を受けさせて生き残った
＿　　／　　　/ 　 　 __}ニﾉ　----------　:!ｺ
　　　 　 　 ／　　　_/-厂l　　i⌒i　　　i⌒i　 !ｺ　　　　　　　　８０年目の天才（本人が２０代であるから８０年と概算できる）
---　､　／　　 　 lr'-/　 l　　l二l　　　l二l　 ! |
ニニ>イ　　　　　 ゝｲ---l===ー=====ー== ! |　　　　　　　　　　　だから』で終わるんだよね……。」
===r'"　　　　　 /::::}` ト!　|　{三三三}　|　}--ﾉ　　　　__　 ﾍ
‐一 >、　　　 ／::::::}　　|:　＼ i三三i ／　:厂　　　　 / ／フ∨ /
￣ {l|ｌ }コ ､／:::::::::::l　　 ＼　:| ￣￣ |:　／!_　　　ｒ─一く---∨ /　　　【遺伝子ダービーとかももう８０年分済んでる。
二_{」.ﾉ_ ィ::::::::::::::::/　　　　＞------＜　 　 ヽ／∨:/　　＼__∨ /
::::::::::::::::::::::::::::::::: /　　　　　　 　 　 　 / 　 　／　　∨　　 　 ﾏ-∨ /　　そのうえ混沌の因子までもっていたわけなんで……。】
---- ＜￣＼::::/　　　　　　 　 　 　 /　　／　／ ⌒ ｰ ┐ 　 ﾏ-∨
____/lll「 |　　 ／　　　　　　 　 　 　 / 　 /　／--------ﾄ､　　 ﾏﾑ
___:{llllｌ| :l　／　　　　　　　　　 　 ／ 　 /　/--------／ 　＼　 ﾏﾑ

　　　　　　　　 .／￣￣￣　＼
　　　　　　　／　　　　　　 （・ .＼
　　　　　 ／　＿＿＿＿＿＿_＿i
　　　　　l　,':::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀ヽ
　　　　　l ,'::::::::::::::::::::::::::: /|:::ｌ:::::::::::ｉ
　　　　　,':::::::::::::::::,'　 ／ . ヽｌー ｌ::::ｌ　　　　（よくこんなのをニュートラルヒーローに引っ張ったな……。
　　　　　ｌ:::::::::::/ （ ﾋ_］　　　ﾋ_〉) |^
　　　　　ヽ〃　ｌ　　　 .,＿＿,　　 ｉ　　　　　あ、でも……。）
　　　　　　l::し .!　　 　.丶_ﾝ′　:
　　　　　　　　　　≧=‐---‐''.´



　　　　　　　　　　　 　 　 　 ,....-―.､
　　　　　　　　　　　　　　　 {::i~二i:::|--n- ､
　　　　　　　　　 　 　 　 　 ,!:j´-‐:!::廴.!ｌ:::.. 丶
　　　 　 　 　 　 　 　 　 ／ ,.ｨ::∩i‐-::､::｀ヽ::::...ヽ
　　　　　 　 　 　 　 　 / ／:::|::i! |:ｌ:::::::::::ヽ:::::ヽｨ⌒ﾞj
　　　　　　　　　　　　 ' :ｉ:::::::::|::i! |::!:::::::::::::‘，:::∨¨(,.､
　　　　　　　　　　　　j　l::::::::::|::i! |::ｌ:::::::::::::::::〉:::/:://ｭﾊ
　　　　　　　　　　 　 i! :|:::::::::::!:ｉ! l:::ｌ:::::::::::;ｨ{／(:::{({i二!}　　　　　「あの作品の元のニュートラルヒーロー、コイツだったわ……。」
　　　　　　　　　　　 j ﾄ∧:::::::::ｌ::ｉ! l:::ｌ::::::://ヽ:::::ﾊ;Ⅶァﾉ
　　　　　　　　　　　 | {//i'＼::::ｌ::ｉ! l:::ｌ／////}::::∧ゞ¨　　　　　　【選ぶ側の人間がみんなこんなのかよ！！！】
　　　　　 　 　 　 　 乂 ∧'//ヽｌ::ｉ! l:::ｌ/////j::::/ヽ='′
　　　　　　　　　　　　　ヽ∧///ｌ::ｉ! l:::ｌ'//／:::/:;::':j!i¨ ‐-､
　　　　　　　　　　　　　　 {::::ヽ//ｌ:ｉ! l:::ｌ'/::::／;:'::ノ::i!..::....　｀ｉ-､
　　　　　　　　　　　　　／´.＞x＼!::!j::ﾉ'／:;::'／::::::i!:::::::::::: i::::i!｀ヽ､
　　　 　 　 　 　 　 r‐'ﾞ　.:::::i!:::＼＞--.':::::{／:::::::::/i!::::::::::: i::::i!::::....ｉ }¨)
　　　　　　　　　／i! i .:::::::::i!ヽ:::::::::ｰ-‐::'::::::::_;x＜::i! ::::::::::ｉ:::i!::::::::j!:i!::i!｀ヽ､
　　　　　　　 ,r'i　..i!::ｉ:::::::::::i!:::::`ｰ-::::::::::_;x＜:::::::::::i! :::::::ノ::j!:/ヽ/::i!::i!:..`.ｰ _¨ - ､
　　　　　　／i! ｌ.::::i!::i:::::::::::i!､:::::::::::::"¨¨::::::::::::::／::i! r'ﾞ::∠i{o:_:o:::ﾉ::i!::::::::::::::/:.ヽ:..'.
　　　　 ／／i!:ｌ::::::i!::i　:::::/:::::｀::-:=:-‐_…_T¨´::::::;i! {:::/ﾆ==＜ﾊ::::,:′:::::::::/::::::::∨:､
　　　r'ﾞr'ﾞ:::::::i!:{＞-＜ﾞ ノ|＼::::::∠Yﾞyく,n　ヽ:::::／i! ::j!.＼／ヽヽノ:::::::::::::/::::::::::/::::.
　　　 }::ヽ 　 〉..＼.／}i:l　|::::　`j l　| |　ｉ }ヽ　}"::::::;i! ::{!／.ヽ／.ｉ}::::::::::::::j'::::::::::/::::::::..
　　　j　〟＼lヽ／.ヽ.jｌ:l　|＼:::::i l　| |　| l　}　!::／::i! :∧..／..ヽﾝ::::::/¨Y¨}::::::/::::ｉ::::::::
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　 ./　..:::::::::::ゝ==彡/ｉ::|　|::,′j...}!　'　´ｌ'j....　l／:::::i!　::|:::∧:::ij::∨::/::`:′/::::::::ｌ:::::::::
　 iー=＝:::::::::::/i!:::i:::il::|　|:;::::/....'､‐_二¨{......　ｌ:::::/:i!　::!:::::∧:::::::∨::::::::::/::::::::::ｌ:::::::::::
／-‐:::::::::::::::ノ:::i!:::ｌ:::i!::|　|j::/..........`¨.￣..........　∨:::i!　::|::::::::∧::ij::∨:::::/::::::::::ﾉ::::::::::::

信じてください……！！
外見も実験する姿もボンドルドだけど、中身もある程度ボンドルドだったけど
人間味あふれる、友人と祖先を慕うキャラだったんです……！！

ミレニアム「多分コイツ（ボンドルド）がタダノヒトナリなんだわ、次点でサムか少佐。。」
ＢＢ「ヒーローはサムなンだわ！！解釈違い！！（世界線介入・分岐介入・改変）」
サム「えぇ……？」
ボンドルド「え、ヒーローはサムじゃないの？？？」

こういうお話だったからな……。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿　_　__ ＿　r-､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 {.ｒ､＼＼`㍉､｀＼i＼¨ミ､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／Ⅵi＼＼＼　 ＼ .＼.Ⅵ `㍉
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,ｲ彡iiⅥﾑ ヽ　 ヽ　　＼ .＼}＼∧
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 }彡ﾆﾊⅦiﾑ　 ＼　＼ 　.ヽ .∨ Ⅵ
　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 {／,ｲ　`¨¨∧ .i　i　　 　 　 　.∨i}i
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 Y// 　 　 　.∨| |　|　|i　i　}　l!Ⅵ}
　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 {i i,ｨzzzzミ､ .乂i}i 从乂八il　} i乂､　　　　　「実はコイツがロウヒーローだったんだよなぁ……。」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　{｀Y ,ｨ==r=ｧﾐ､___,Yrィ尨ラ.}i}从{i ﾉﾉ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 人 {（弋__`彡豸⌒}i}_`⌒".ﾉﾉ 　}／}
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 `Y`ｰ====彳i⌒` ‐==‐'.,ィ　 iﾉノ　　　　　　【ロウヒーローなのにマンセマットとかと舌戦繰り広げたりしてたんだよなぁ……。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ､＿,ィ　　. ,ｲ　 /ミ､
　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 人　　`‐-=　zzz-≠彡′/{㍉ ヽ＿　　　　マジでＢＢ介入以前はこの少佐が問題で『３賢人』が介入したわけだしな……。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 / 　.＼　　`ｰ‐‐‐　　　　／ﾉiﾄ､i}　}i:i:　Yヽ､
　　　　　　　　　　　　　　＿＿＿_,.．-'／　　／i} ＞‐-　　--,.．イ.／ / ./ ./i:i:　 i　` ＼　　　　　『もう少しこっちに傾けや』、って……。】
　　　　　　　　　　　　 ／i}＿＿＿__／　　／.／}　　 /ゝﾍ　 　 .／　./ ./　i{i:i:　　i}乂　　`ｰミ､____
　　　　　　　　　　　／乂⌒/　　i／ 　 ／.／i∨ j　/}´⌒i}　　　　 ./ ./　　ヽ＿__///i`㍉____　　　〉､
　　　　　　　　　　/　//　 / , -'" 　 ／.／　 i/__.／i迄亥ｲ＼　 .／ ./　 　 　 　 i}/　i:i:／　　ヽ／⌒＼
　　　 　 　 　 　 /　//_,.．　　　　 　 ／}　　 {ii:　i／⌒㍉}彡' Уi:i:i:/　　　　　　 i}i:i:i:i:/　　　／　　　　∧

ではそろそろ寝もす！
オタッシャデー！