―ソロやる夫くんソロる




　 　 　 　 　　　＿＿＿_
　 　 　 　　　／⌒　　⌒＼
　 　 　　　／（ ―） 　（―）＼
　 　 　 ／::::::⌒（__人__）⌒::::: ＼
　 　 　 |　　　　　　　　　　　　　 |
＿＿（　⌒-ｨ⌒ヽ、 　 /⌒` '⌒　）＿＿
　　　　 `ー-ゝィｿﾉー‐ヾy＿ﾉー"

　　　　 　 ／ ￣￣ ＼
　 　 　 ／ノ　　ヽ__ 　 ＼
　 　 ／（―） 　（― ） 　 ＼
　 　 |.　　（_人＿）　　　u　|
　　　＼ 　 ｀⌒ ´　　 　 ,／
　　 　 / 　　　　　　　　ヽ
.　 　 /　l　　　,/　 /　　 i
　 　 (＿) 　　(__ ノ 　 　 l
　 　 ／　　／　　　___ ,ノ
　 　 !､＿__!､＿_＿＿_つ


医療費高かったです。

熊二体のお金が結構飛びました。

お陰で完治しましたが。

　　　　 　 ／ ￣￣ ＼
　 　 　 ／ノ　　ヽ__ 　 ＼
　 　 ／（―） 　（― ） 　 ＼
　 　 |.　　（_人＿）　　　u　|
　　　＼ 　 ｀⌒ ´　　 　 ,／
　　 　 / 　　　　　　　　ヽ
.　 　 /　l　　　,/　 /　　 i
　 　 (＿) 　　(__ ノ 　 　 l
　 　 ／　　／　　　___ ,ノ
　 　 !､＿__!､＿_＿＿_つ


２体倒して収支がトントン・・・・若干↑程度なので

やはりダメージは受けないのが正義ですお。

避けるのを頑張らないといかん。

鞭とピック買いなおしておきました。

手斧ももうだめになってたので、【戦斧】と【戦槌】を買いましたお。

手斧も買いましたが。

　 　　 　　　　 ＿＿＿_
　　　　　　　／ ノ　　＼＼
　　　　　 ／　（●） 　(●）＼
　　　　／　∪　 （__人__）　　＼
　　　　|　　 　　　｀ ⌒´　　　　|
　　　　 ＼　/⌒)⌒)⌒)　　 ／/⌒)⌒)⌒)
　　　　ノ　　|　/　/　/　　　(⌒) ./　/　/
　 ／´　　　 |　:::::::::::(⌒)　　ゝ　　::::::::::/
　|　　　　ｌ　 |　　　　　ノ　　/　　）　　/
　ヽ　　　 ヽ_ヽ　　　 /' 　　/　　　 ／
　　ヽ ＿＿　　 　 ／　　 /　　 ／


因みに武具全部３割引きで売ってもらえました。

お得意様なのと、熊と戦って生き残ったご褒美だと言う事で

全部買っても熊１匹で余裕でおつりが来ましたお。

.　　　　　　　＿＿＿＿
　　　　 　 '"　　 U　　　 ｀丶、
　　　／　 ＼　　　　　　　　　＼
. 　 /　　　　 ｀¨″　 `'ｰ'"￣｀
　　{　　三三　　 　 　 三三　　　}
.　　'.　　　　 　 　 　 　 　 　 Ｊ　/
　　　＼ ｕ　　ﾞ'ー'^'ー'ﾞ 　 　 ／
　　　　 ｀¨７　　 ￣ 　 　 　 ‘,
　　　　　 /　　　　　　　　　　‘,


そして聞かされたのは。

はじめて死にかけると、その恐怖で動けなくなってアドベンチャーを引退する

そういう話を丁寧に教えてもらいました。

トラウマとかそんなんらしいです。

軽く外でならしてきましたが特にそんなことはありませんでした

熊が出てきたら本番かもしれません

あの逃げた熊、次は倒すお。　

　 　 　 　 　 　 ＿＿＿　　　　━┓
　 　 　 　 　／　　　― ＼　 　┏┛
　　　　　　 | 　 　 (●)　ヽ＼　・
　　　　　　 l　 　（⌒　　(●) |
　　　 　　　 〉　 　￣ヽ__）　 │
.　　　　　／´　　　　　_＿_／
　　　　　|　　　　　 　 ヽ
　　　　　|　　　　　　　　|


後、つい昨日アドベンチャーギルドに行ったら

熊素材どうした？？　云々で数時間拘束されました。

自分で倒したと言っても信じてもらえなかったんですよね。

受付のお姉さんは手放しでほめてくれたんですが、

他のアドベンチャーが盗んだとか色々言ってきたり、ギルドの職員に延々同じ事聞かされたり

　 　 　 　 　 　 ＿＿＿　　　　━┓
　 　 　 　 　／　　　― ＼　 　┏┛
　　　　　　 | 　 　 (●)　ヽ＼　・
　　　　　　 l　 　（⌒　　(●) |
　　　 　　　 〉　 　￣ヽ__）　 │
.　　　　　／´　　　　　_＿_／
　　　　　|　　　　　 　 ヽ
　　　　　|　　　　　　　　|


ランク１ではそんなの不可能だと、あれを１体でもソロで倒すにはランク７以上の熟練者じゃないと無理だ、と。

そういえば自分ランク１でしたお。　別に依頼とか受ける気はないし、ランク１だから行ったらダメな場所とかないので

気にしてませんでした。　あと出来る限りここ来たくないですし。

　 　 　 　 　 　 ＿＿＿　　　　━┓
　 　 　 　 　／　　　― ＼　 　┏┛
　　　　　　 | 　 　 (●)　ヽ＼　・
　　　　　　 l　 　（⌒　　(●) |
　　　 　　　 〉　 　￣ヽ__）　 │
.　　　　　／´　　　　　_＿_／
　　　　　|　　　　　 　 ヽ
　　　　　|　　　　　　　　|


ランクを上げるには依頼を受けて信用と実績が必要・・・・

・・・・・・・ここじゃ無理じゃね？

いや、個人個人は良い人も多いんですが、自分噂流されて碌なことになってないんで。

そういったら、なんか怒鳴られました。

「分かっているならそれを払拭するために動こうと思わないのか！！」と。

━┓
┏┛　　　　　⌒
・ 　 　　 ＿＿_⌒
　　　 ／　―　乂＿＿＿_　　　　━┓
　　／ノ　　(●／　　 ―　＼　 　┏┛
.　｜　(●) 　 | 　 　 (●)　ヽ＼　・
.　｜　 　 （__ﾉl　 　（⌒　　(●) |
.　│　 　 　 　〉　 　 ￣ヽ__） 　 |
　　＼＿＿／´　　　　　 _＿_／
　　　　　 /|　　　 　 　 　 ヽ
　　 　 　 | |　　　　　　　　 |


なんか色々難しい事言ってるんですが、よくわかんないです。

とりあえず最終的には「ならばアドベンチャー同士の模擬戦を行って実力を把握します」となりましたお

,

―当日




　　　　　　　　　　　　　　　　　　_＿＿___
　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 -_＿---===--　_
　　　　　　　　　　　　／　　__}ﾆニニﾆ=---- へ
　　　　　　 　 　 　 　 　 ／-=ﾆﾆ=-¨　　　　　 ⌒＼
　　 　 　 　 　 　 /　　 〈ﾆニﾆ=-＼　　i: .　 /　　　　'，
　　　　　　　　　 ′　　　Vニ7＾＼__〉　{: . ./{
　　　　　　　　　　　 　 　 |ニ|: :.:'　　　 { : / { 　 　 　 }
　　　　　　　　　　　 　 　 {ニ|: .ｉ: .　 　 i:/‐-{　　　 ' /
　　　　 　 　 　 ｉ　　　　　 V ¨¨|: .　 　 {笊ぅ八　 /}/
　　　　 　 　 　 |　　. : .　　 { 〈::|: .　 　Ⅳ､ﾋﾘ　 Ⅵ
　　　　 　 　 　 |　 . : : .　　八_ |: .　 　 |　　 　 　 、
　　　　 　 　 　 |　. : : 　　　㌘^|: .　 　 |　　　　　/
　　　　　　　　 ｉ|　. ::'　　　 } 　 |: .　 　 |　　　_, .::
　　　　　　　　 | . ::/ / . . :八 __|: .　 　 |:...　　 .:::i
　　　　　　　　 |. :/ / . : :/ﾆ=- |: .　 　 |ニ＞ｲ: .|
　　　　　　　　 |: . / : . ./ﾆ=- 八: .､ 　 |　-=ﾆ〉::}
　　　　　　　　 |: /-=rく⌒＼__　 ＼(＼{　-=/: .八
　　　　　　　　 |/／-=ﾆ＼ノi:〉＼ ／　　-=〈: ./
　　　　　　　　/ﾆ=-　　　　Vﾆ=-<／〉　 __　V
.　　　　　　　 '{ﾆ=-　　　　 } Vﾆ=- / /　⌒＼〉V
.　　　　　　/: :|ﾆ=-　　　　 }　V=-└'　　　 　 -=V
　 　 　 　 . : : |ﾆ=-　　　　 }　 }ﾆ=-　　　＼{　　-=丶
　　 　 　 ′ . |ﾆ=-　　　　/.:.y=- 　 　 　 　 ､　 　 -=＼
. 　 　 　 . : : /|ﾆ=- 　 　 ∧/=-　　　 　 　 　 '，　　-=ﾆ'，
　　　　/: . ./. Lﾆ=- __　/i:ｉ:{ﾆ=-　　　 _＿　　 } 　--=ﾆﾆ}
.　　　/: . ./: . .「￣　 　ｲi:i:八ﾆ=-／: .{ 　 . . :V　 　　 -=,
　　　. . . , : . ./} ⌒　　〉:i:/=-＼_{ . : : :､. . : : ,.::.... ___　イ
　 　 {: . .{. . /..:|　　　/i:ｉｲﾆ=-　 ＞ 　 __ ...:::⌒ﾆ=--/
　　 八: . ∨: ..「＼__/i:i:i:,ﾆ=-　 _＿__ ﾆニニ=--⌒V
　　　　＼ { : . |:i:i:i:i:i:i:i:i:i{ﾆニ=-{　　　. :ｉ　　　　. :ｉ　}
　　　　　 ){ : . |:i:i:i:i:i:i:i:i:j､-=ﾆﾆ」　　 . ::|　　　 . :::|　i
.　 　 　 /: V⌒Vｉ:ｉﾆ=-八＼__/　 　 . : :|　　　. : ::|　|
　　　　, : .〈ﾆ=-V:i:i:i:i:i:{ﾆ=-　　　　 . : ::ｉ　　　. : ::ｉ　|
　　　　{: . ..Vニ/:i:i:i:i:i:ijニ=- 　 　 . : : :::　 　 . : : |　i

　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 _＿__
　　　　　　　　　　　　　　　　 . : : _ -=====- _
　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ／__／ﾆニニニﾆ=-＼
　　　　　　　　　 　 　 　 //⌒=-／　 ￣￣ . : .-='，
　　　　　　　　　　 　 　 ,:〈ﾆ=- {: {/: .　 /: .　　. : Vﾊ
　　　　 　 　 　 　 　 　 . : }ﾆ∧_〉: . . 　': .　　 }　　}ﾆ〉
　　　　　　　　　　　　　: .〈ﾆ{: .　 : ./ /{: .　　八　〈_/
　　　　　　　　　　　 　 ｉ: . |::〉: .　i/`ﾒ､{: . . /-‐V: }.:|
　　　　　　　　　　　 　 |: . |::|: .ｉ　|笊ぅ八: /ｨぅう}/: :|
　　　　　　　　　　　 　 {:/ {::|: .|　|､Vﾂ　 )'　ﾋﾂﾉ . : |
　　　　　　　　　　　 　 ,: .八|: .|　| u　　　 , 　 .: : . :八
　　　　　　 　 　 　 　 /: .rくi|: .|　|:.　　 __　　ｲ: .　 '
　　　　　　　　　　　　': . .|ﾆ八:ｉ　|: ＞ﾍ イ_ : }: . /_
　　　　　　 　 　 　_/:__rく＼=- y:i:／:i:i:}i:〉 }ﾆ}: /⌒'，
　　　　　　　　 ／⌒(ﾆニ=-∨⌒V:i:rｧ」/ 八ﾉｨVﾆ=-
　　　　　　　　,　　　　-=V{ﾆ′　 }:i:〈_/:∧:〈＼〉Vﾆ=-'，
　　　　　　 　 {　　　　 -=v八　　 }:i:ｲL/⌒V〉　八ﾆ=- 〉
　　　　　　　　　　　　　　}「⌒＼_/i〉　､　　 /　　　＼ 八　　　　　　　　　　　　　　　　　この子と戦う・・・・・実力を見る？？
　　　　　　　　　　 　 　 /:i}ﾆ=-/i:i:' 　　＼::'　　　　　 Vヘ
　　　　　　　　 }＼ __　ｲ:i:i,　-={:i/　　　　　　　　　-=ﾆ}ニi　　　　　　　　　　　　　　　　なんで・・・？
　　　　　　　　 |: :「=-　}i:/ﾆ=- i:{/ ￣ ＼　}:. 　　-=ﾆ八ﾆ}
　　　　　　　　 |: 八=-//　　-=}ｉ|: : . }. . :} 、:::... .　　ｲ:i:i:V
　　　　　　　　 |: . ∧_{ｉ:{ﾆ=-　 }ｉ}＞ -＜⌒＼_　---yi:i:i:}
　　　　　　　　 |:{: .　Vi:i{__　 ／八: . }: . _　-=ﾆ　　　}:i:i:「＼
　　　　　　　　 |:{ . .　V:ir＜:i:i／^}r─=ﾆ　 _＿＿_ /:i:i/ -=}
　　　　　　　　 |八: .　∨-=ニニﾉﾆ､__ ／:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:{=- /
　　　　　　　　 |⌒＼: . ^r‐=ﾆ彡ﾆ」:i:i:i:iﾆ=---=ﾆ「￣ ¨¨´
　　　　　　　 　 　 　 ):「i/i/i/:i:i:i:／}⌒　 　 　 　 {､
　　　　 　 　 　 　_rくi/ＬLLLrｧ'　. ::　　 　.::′ i　{ﾆ＼
　　　　 　 　 　 /=- ＼ __/〉　　 . /　　 　::{:.　 |　}:〉=-'，
　　　　　　　　/ﾆ=-　　 　 {　　. :,　　　　 　 　 :　{=-
　 　 　 　 　 /ニ=-　 　 　 〉 . ::/ 　 　 　 　 　 i　}ﾆ=-　i

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _＿＿__
　　　　　　　　　　　　　　　　 _r＜ﾆニニﾆﾆ=-　_
　　　　　　　　　　　　　　　／-=ﾆﾆ／ ￣ ¨¨-=ﾆ＼
　　　　　　　　　　　　　 ／-=ニニ〈　　/: .　 　　 ⌒＼
　　　　　　　　　 　 　 ,└ヘ-=ﾆニ∧　': . /: . {: .　　 . : .
.　　　　　　　　　　　 /: .　　}ﾆi ⌒＼〉 ｉ: /: ／{: .　　 . : ::
　　　　　　　　　　　 ,: . .　　}ﾆ|.:ｉ: 　ｉ 　|/／＼{: .　 ': /. :}
　　　　　　　　　　　 : . .　 〈ニ|.:|:　 |　 灯示ぅ八: /}/:/: '
　　　　　　　　　　　 ｉ: .　 　 Ⅵ |:　 |　 ﾋツ　　　)ｨぅV: /
　　　　　　　　　　　 |: .　 　 ｉ: | |: 　|　 |　　　 　　ﾋﾘﾉ/
　　　　　　　　　　　 |: .　 　 |: | |: 　|　 |　　　　　　〉 i
　　　　　　　　　　　 |: .　 　 |: | |: 　|　 |　　 __ _　　.:::}
　　　　　　　　　　　 |: .　 　 |: | |:　 |　 |　　´ｰ′ ｲ: .}　　　　　　　　　　　　　　　　この子が首狩り熊を２体倒してきたというから
　　　　　　　　　　　 }: .　 　 |: |八: . 　 |＞　　イ : |: :'
　　　　　　　　　　　 }: .　 　 |: |ニ＼: ..:{ニ7へ }: . ｉ/　　　　　　　　　　　　　　　　　ランク７に実力を見てもらう・・・・ね。
　　　　　 　 　 　 　 ,: . .　　 i:人ﾆ=-＼_〉/ﾆニ〉: ./
　　　　　　　　　　　. . /　　 /／ ￣ ＼}､{ﾆﾆ/ ｉ /　　　　　　　　　　　　　　　　　　・・・・・・見る必要なさそうだけど。
　　　　　　　 　 　 . .:/　　 //ﾆ=-　　　＼V八 }/
　　　　　　　　 　 , :/ 　　. {ﾆ=-　　　　　 }Vﾆ〉
　　　　　　　　　 /: .　　'. /|ﾆ=-　　 　 　 }∧⌒＼
.　　　　 　 　 　 , : .　 / //|ﾆ=-　　 　 　 }　 '，ﾆ=- ､
　　　　　　　　 /: .　 /. ./} |ﾆ=-　　 　 　 }、　}ﾆ=-　 ＼
.　　　　　　　 /. .　 /. ./. | Lﾆ=-　　　　ｲ ::::../ﾆ=-
　　　　　　　 '. .　. . 　 . 八 }i:i:〉ﾆ=-　〈i:i} ::::::'ﾆ=- 　　 __ }
　　　　　　 /. .　　′ . ∧i:i:}ｉ〈ﾆ=-　　 〉}::::::{ﾆ=- 　／⌒Y
　 　 　 　 /. .　. /　 . ./.:{ V{:i:ｉVﾆ=- /i:ｉ} ::.人=-／: . /. ,
.　　　　　. .　　. '　 . ./:::ﾊ　 Vi:i:Vニ/i:i:i」ニニﾆ=- __/／
　　　　　' . 　 . .　 . .　/:∧　{:i:i:i:i∨i:i:iVニﾆ「}ﾆﾆ」￣
　　　　 . .　　. .: .　. . ' :/:::ﾊ_{:i:i:i:i:i:i:i:i:i/　 ／ｉ}⌒}
　　　　 : .　　. .: . .　 　 ::/:/⌒＼:i:i:i:i:i{ ／／}}　 |　　 _
　　　　 ｉ {　 . . {: .　{　　. /{ニ=-　〕ﾆﾆ}／ 　}}　 | 　 'i:i〉
　　　　 | {　 . . {: . 八 　. 八ﾆ=-「:i:i:i:ｉ∧　　 }}　 |　/i:/
　　　　 |八　. .八: . . ＼/i:i:∨ニ{:i:i:i:i:i:∧　「ﾆ{　∨:i/
　　　　 |⌒＼　. .{＼ : /:i:i:i:i:i＼_}ｉ:「￣＼'，}ニ'， ∨

「やはり実力詐称ですか・・・最悪は権利を剥奪――」




　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _＿＿__
　　　　　　　　　　　　　　　　 _r＜ﾆニニﾆﾆ=-　_
　　　　　　　　　　　　　　　／-=ﾆﾆ／ ￣ ¨¨-=ﾆ＼
　　　　　　　　　　　　　 ／-=ニニ〈　　/: .　 　　 ⌒＼
　　　　　　　　　 　 　 ,└ヘ-=ﾆニ∧　': . /: . {: .　　 . : .
.　　　　　　　　　　　 /: .　　}ﾆi ⌒＼〉 ｉ: /: ／{: .　　 . : ::
　　　　　　　　　　　 ,: . .　　}ﾆ|.:ｉ: 　ｉ 　|/／＼{: .　 ': /. :}
　　　　　　　　　　　 : . .　 〈ニ|.:|:　 |　 灯示ぅ八: /}/:/: '
　　　　　　　　　　　 ｉ: .　 　 Ⅵ |:　 |　 ﾋツ　　　)ｨぅV: /
　　　　　　　　　　　 |: .　 　 ｉ: | |: 　|　 |　　　 　　ﾋﾘﾉ/
　　　　　　　　　　　 |: .　 　 |: | |: 　|　 |　　　　　　〉 i
　　　　　　　　　　　 |: .　 　 |: | |: 　|　 |　　 __ _　　.:::}
　　　　　　　　　　　 |: .　 　 |: | |:　 |　 |　　´ｰ′ ｲ: .}
　　　　　　　　　　　 }: .　 　 |: |八: . 　 |＞　　イ : |: :'
　　　　　　　　　　　 }: .　 　 |: |ニ＼: ..:{ニ7へ }: . ｉ/
　　　　　 　 　 　 　 ,: . .　　 i:人ﾆ=-＼_〉/ﾆニ〉: ./
　　　　　　　　　　　. . /　　 /／ ￣ ＼}､{ﾆﾆ/ ｉ /　　　　　　　　　　　　　　　　　　あの子、強いよ？
　　　　　　　 　 　 . .:/　　 //ﾆ=-　　　＼V八 }/
　　　　　　　　 　 , :/ 　　. {ﾆ=-　　　　　 }Vﾆ〉
　　　　　　　　　 /: .　　'. /|ﾆ=-　　 　 　 }∧⌒＼
.　　　　 　 　 　 , : .　 / //|ﾆ=-　　 　 　 }　 '，ﾆ=- ､
　　　　　　　　 /: .　 /. ./} |ﾆ=-　　 　 　 }、　}ﾆ=-　 ＼
.　　　　　　　 /. .　 /. ./. | Lﾆ=-　　　　ｲ ::::../ﾆ=-
　　　　　　　 '. .　. . 　 . 八 }i:i:〉ﾆ=-　〈i:i} ::::::'ﾆ=- 　　 __ }
　　　　　　 /. .　　′ . ∧i:i:}ｉ〈ﾆ=-　　 〉}::::::{ﾆ=- 　／⌒Y
　 　 　 　 /. .　. /　 . ./.:{ V{:i:ｉVﾆ=- /i:ｉ} ::.人=-／: . /. ,
.　　　　　. .　　. '　 . ./:::ﾊ　 Vi:i:Vニ/i:i:i」ニニﾆ=- __/／
　　　　　' . 　 . .　 . .　/:∧　{:i:i:i:i∨i:i:iVニﾆ「}ﾆﾆ」￣
　　　　 . .　　. .: .　. . ' :/:::ﾊ_{:i:i:i:i:i:i:i:i:i/　 ／ｉ}⌒}
　　　　 : .　　. .: . .　 　 ::/:/⌒＼:i:i:i:i:i{ ／／}}　 |　　 _
　　　　 ｉ {　 . . {: .　{　　. /{ニ=-　〕ﾆﾆ}／ 　}}　 | 　 'i:i〉
　　　　 | {　 . . {: . 八 　. 八ﾆ=-「:i:i:i:ｉ∧　　 }}　 |　/i:/
　　　　 |八　. .八: . . ＼/i:i:∨ニ{:i:i:i:i:i:∧　「ﾆ{　∨:i/
　　　　 |⌒＼　. .{＼ : /:i:i:i:i:i＼_}ｉ:「￣＼'，}ニ'， ∨

「依頼もまともに受けようとしない、此方の話をほぼ聞こうとしない彼がですか・・・？？」




　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _＿＿__
　　　　　　　　　　　　　　　　 _r＜ﾆニニﾆﾆ=-　_
　　　　　　　　　　　　　　　／-=ﾆﾆ／ ￣ ¨¨-=ﾆ＼
　　　　　　　　　　　　　 ／-=ニニ〈　　/: .　 　　 ⌒＼
　　　　　　　　　 　 　 ,└ヘ-=ﾆニ∧　': . /: . {: .　　 . : .
.　　　　　　　　　　　 /: .　　}ﾆi ⌒＼〉 ｉ: /: ／{: .　　 . : ::
　　　　　　　　　　　 ,: . .　　}ﾆ|.:ｉ: 　ｉ 　|/／＼{: .　 ': /. :}
　　　　　　　　　　　 : . .　 〈ニ|.:|:　 |　 灯示ぅ八: /}/:/: '
　　　　　　　　　　　 ｉ: .　 　 Ⅵ |:　 |　 ﾋツ　　　)ｨぅV: /
　　　　　　　　　　　 |: .　 　 ｉ: | |: 　|　 |　　　 　　ﾋﾘﾉ/
　　　　　　　　　　　 |: .　 　 |: | |: 　|　 |　　　　　　〉 i
　　　　　　　　　　　 |: .　 　 |: | |: 　|　 |　　 __ _　　.:::}
　　　　　　　　　　　 |: .　 　 |: | |:　 |　 |　　´ｰ′ ｲ: .}
　　　　　　　　　　　 }: .　 　 |: |八: . 　 |＞　　イ : |: :'　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　彼に実力があれば、どうするの？
　　　　　　　　　　　 }: .　 　 |: |ニ＼: ..:{ニ7へ }: . ｉ/
　　　　　 　 　 　 　 ,: . .　　 i:人ﾆ=-＼_〉/ﾆニ〉: ./　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　何を見極めて、彼に何をしてくれるの？
　　　　　　　　　　　. . /　　 /／ ￣ ＼}､{ﾆﾆ/ ｉ /
　　　　　　　 　 　 . .:/　　 //ﾆ=-　　　＼V八 }/
　　　　　　　　 　 , :/ 　　. {ﾆ=-　　　　　 }Vﾆ〉
　　　　　　　　　 /: .　　'. /|ﾆ=-　　 　 　 }∧⌒＼
.　　　　 　 　 　 , : .　 / //|ﾆ=-　　 　 　 }　 '，ﾆ=- ､
　　　　　　　　 /: .　 /. ./} |ﾆ=-　　 　 　 }、　}ﾆ=-　 ＼
.　　　　　　　 /. .　 /. ./. | Lﾆ=-　　　　ｲ ::::../ﾆ=-
　　　　　　　 '. .　. . 　 . 八 }i:i:〉ﾆ=-　〈i:i} ::::::'ﾆ=- 　　 __ }
　　　　　　 /. .　　′ . ∧i:i:}ｉ〈ﾆ=-　　 〉}::::::{ﾆ=- 　／⌒Y
　 　 　 　 /. .　. /　 . ./.:{ V{:i:ｉVﾆ=- /i:ｉ} ::.人=-／: . /. ,
.　　　　　. .　　. '　 . ./:::ﾊ　 Vi:i:Vニ/i:i:i」ニニﾆ=- __/／
　　　　　' . 　 . .　 . .　/:∧　{:i:i:i:i∨i:i:iVニﾆ「}ﾆﾆ」￣
　　　　 . .　　. .: .　. . ' :/:::ﾊ_{:i:i:i:i:i:i:i:i:i/　 ／ｉ}⌒}
　　　　 : .　　. .: . .　 　 ::/:/⌒＼:i:i:i:i:i{ ／／}}　 |　　 _
　　　　 ｉ {　 . . {: .　{　　. /{ニ=-　〕ﾆﾆ}／ 　}}　 | 　 'i:i〉
　　　　 | {　 . . {: . 八 　. 八ﾆ=-「:i:i:i:ｉ∧　　 }}　 |　/i:/
　　　　 |八　. .八: . . ＼/i:i:∨ニ{:i:i:i:i:i:∧　「ﾆ{　∨:i/
　　　　 |⌒＼　. .{＼ : /:i:i:i:i:i＼_}ｉ:「￣＼'，}ニ'， ∨

「そ、その場合は誠心誠意謝罪をして、改めて依頼などを受けて――」




　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _＿＿__
　　　　　　　　　　　　　　　　 _r＜ﾆニニﾆﾆ=-　_
　　　　　　　　　　　　　　　／-=ﾆﾆ／ ￣ ¨¨-=ﾆ＼
　　　　　　　　　　　　　 ／-=ニニ〈　　/: .　 　　 ⌒＼
　　　　　　　　　 　 　 ,└ヘ-=ﾆニ∧　': . /: . {: .　　 . : .
.　　　　　　　　　　　 /: .　　}ﾆi ⌒＼〉 ｉ: /: ／{: .　　 . : ::
　　　　　　　　　　　 ,: . .　　}ﾆ|.:ｉ: 　ｉ 　|/／＼{: .　 ': /. :}
　　　　　　　　　　　 : . .　 〈ニ|.:|:　 |　 灯示ぅ八: /}/:/: '
　　　　　　　　　　　 ｉ: .　 　 Ⅵ |:　 |　 ﾋツ　　　)ｨぅV: /
　　　　　　　　　　　 |: .　 　 ｉ: | |: 　|　 |　　　 　　ﾋﾘﾉ/
　　　　　　　　　　　 |: .　 　 |: | |: 　|　 |　　　　　　〉 i
　　　　　　　　　　　 |: .　 　 |: | |: 　|　 |　　 __ _　　.:::}
　　　　　　　　　　　 |: .　 　 |: | |:　 |　 |　　´ｰ′ ｲ: .}
　　　　　　　　　　　 }: .　 　 |: |八: . 　 |＞　　イ : |: :'
　　　　　　　　　　　 }: .　 　 |: |ニ＼: ..:{ニ7へ }: . ｉ/
　　　　　 　 　 　 　 ,: . .　　 i:人ﾆ=-＼_〉/ﾆニ〉: ./
　　　　　　　　　　　. . /　　 /／ ￣ ＼}､{ﾆﾆ/ ｉ /
　　　　　　　 　 　 . .:/　　 //ﾆ=-　　　＼V八 }/
　　　　　　　　 　 , :/ 　　. {ﾆ=-　　　　　 }Vﾆ〉　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　アドベンチャーが依頼を受けるのも受けないのも自由
　　　　　　　　　 /: .　　'. /|ﾆ=-　　 　 　 }∧⌒＼
.　　　　 　 　 　 , : .　 / //|ﾆ=-　　 　 　 }　 '，ﾆ=- 　､　　　　　　　　　　　　　　　　 そう規約に書いてある。
　　　　　　　　 /: .　 /. ./} |ﾆ=-　　 　 　 }、　}ﾆ=-　 ＼
.　　　　　　　 /. .　 /. ./. | Lﾆ=-　　　　ｲ ::::../ﾆ=-　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ランクが高ければ色々出来るけど、別に・・・・ううん、
　　　　　　　 '. .　. . 　 . 八 }i:i:〉ﾆ=-　〈i:i} ::::::'ﾆ=- 　　 __ }
　　　　　　 /. .　　′ . ∧i:i:}ｉ〈ﾆ=-　　 〉}::::::{ﾆ=- 　／⌒Y　　　　　　　　　　　　　　　言っても無駄。　いいよ、やろう。
　 　 　 　 /. .　. /　 . ./.:{ V{:i:ｉVﾆ=- /i:ｉ} ::.人=-／: . /. ,
.　　　　　. .　　. '　 . ./:::ﾊ　 Vi:i:Vニ/i:i:i」ニニﾆ=- __/／
　　　　　' . 　 . .　 . .　/:∧　{:i:i:i:i∨i:i:iVニﾆ「}ﾆﾆ」￣
　　　　 . .　　. .: .　. . ' :/:::ﾊ_{:i:i:i:i:i:i:i:i:i/　 ／ｉ}⌒}
　　　　 : .　　. .: . .　 　 ::/:/⌒＼:i:i:i:i:i{ ／／}}　 |　　 _
　　　　 ｉ {　 . . {: .　{　　. /{ニ=-　〕ﾆﾆ}／ 　}}　 | 　 'i:i〉
　　　　 | {　 . . {: . 八 　. 八ﾆ=-「:i:i:i:ｉ∧　　 }}　 |　/i:/
　　　　 |八　. .八: . . ＼/i:i:∨ニ{:i:i:i:i:i:∧　「ﾆ{　∨:i/
　　　　 |⌒＼　. .{＼ : /:i:i:i:i:i＼_}ｉ:「￣＼'，}ニ'， ∨

　　　　　　　　　　　　　　　　_＿_＿_
　 　　　　　　　　　　　　　／ 　 　 　＼
　　　　　　　　　　　　　／　＼　　 ／　＼
.　　　　　　　　　　　／ 　 （●）　（●）　　＼
　　　　　　 ＿　,__　|　　　　（__人__）　　　 ｒn|m
　 ⊂ﾆﾆﾆ((ﾆ(ヽ| |旡己旡己旡己旡己旡己旡己旡ﾐ､
.　　　　　　ヽ、 `ﾞ＼/⌒　　　　　　　　　　j　　|　　　ヾﾐ､
　　　　　　　　＼　 　　　　　　　　　　　　　　　|　　　　`イ旡{､ﾐ､
　　　　　　　　　 `ー‐ｲ　　　　　　　　　　|`ー'ﾞ　　　　　　　　　 Y{､
　　　　　　　　　　 　　|　　　　　　　　　　|　　　　　　　　　　　　　ヾ旡ﾐ､
　　　　　　　　　　 　 ﾉ　　　　　　　　　　i　　　　　　　　　　　　　　　　 `{旡己ﾐ､
　　　　　　　　　　／ 　　　　　　　　　　　＼　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 `ｲ'
　　　　　　　　 ／　　　　　／´`＼　　　　 　＼　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 `ｲ;.
　　　　　　　　 !　　　　 く´ 　 　 　＼ 　 　　 　ﾍ　　　　　　　　　　　　　　　　　　＜◇＞
　　　　　　　　　＼ 　　　 ＼ 　　　 　 ヽ　　　　 ﾍ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　V
　　　　　　　　　(´____＿___ノ 　　　　 　 ヽ　　　　ヘ
　　　　　　　　　 ｀￣ ￣ 　　　　　　 　 　 ∨__＿___｀)
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ￣￣￣´


目の前の女性・・・・確実に強いお。

とりあえず倒せばいいんだろうか？　まぁ、負けても気にしたもんじゃあない

別にアドベンチャーの権利が無くなっても、ここで素材売れなくなるだけ。

その場合は１個５０ヒュムで守衛さんに買ってもらえばええねん。

　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ___| | |___
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 _ -=ニニ| | |ニニ=- _
　　　　　　　　　　　　　　　　／ニ=-: . ¨¨| | |¨¨ : .-=ニ＼
　　　　 　 　 　 　 　 　 　 rくﾆ／ / . ./　 | | | ､　　 . : ＼ﾆ>┐
　　　　　　　　 　 　 　 　 _}ﾆ/　　': .　　/ | | |: . .　　 . . . ∨ﾆ{_
.　　　　　　　　 　 　 　 /=- { . : :{: / : / : | | |: . . ｉ: .　 '， }-=∧
　　　　　　　　　　 　 　{ﾆ=- ＼: {/: ..:': .　| | |: . . }: . .　 }/-=ﾆﾆ}
.　　　　　　　　 　 　 　 V { ＼__〉 : ./.:{ :　| | |: . . }: 丶 〈__／} V
.　　　　　　　　　　　　　 }∧: .　 { :/　:{ :　| | |: . .八:, . ＼:} : /ﾆ{
.　　　　　　　　　　　　　 }ニ〉: ｉ :{/＼八 : | | |: :/／＼: .　}: 〈ニ{
　　　　　　　　　　　　　〈ニ{: . |.:笊示ミ＼| | |:/ｨﾁ示笊Ⅵ: : }ニ〉
　　　　　　 　 　 　 　 　 iⅥ: . i: ､乂ツ 　 | | |'　 乂ツﾉ ｉ: .|　|Ⅵ
　　　　　　 　 　 　 　 　 |　|: . |　i｀　　 　 | | |　　 　 ´　|: .|　|: .|
　　　　　　 　 　 　 　 　 |　|: . |　l　　 　 /| | |'，　 　 　 |: .|　|: .|
　　　　　　 　 　 　 　 　 |　|: . |　|　 　 〈ﾆ| | |ﾆ〉　　　　|: .|　|: .|
　　　　　　 　 　 　 　 　 |　|: . |　|:. 　 　 V二V　　 　 ..::|: .|　|: .|
　　　　　　 　 　 　 　 　 ｉ　|: . |　|个: .　　}ﾆﾆ{　　 . :个:}:/　八:|　　　　　　　　　　　　　　　　　　アドベンチャーズギルドは、大体どこもこんなだから
　　　　　　　　　　　　　. : 八: .ｉ　|r＜.: ＞|ﾆﾆ|＜: { >〈_/ : /: . :{
　　 　 　 　 　 　 　 　 ,. :/: ∧: . |||ﾆ=- <ﾆニﾆ>　-=}ﾆ| :/: . . 八　　　　　　　　　　　　　　 　 　 嫌になるよね。　まともに働いてるギルドの人が大変。
.　　　　　 　 　 　 　 _/ /: :/ ∧: ||i _ _ノ:i:i:}/{＼　 -=}ﾆ|/: : . . 　 ＼_
.　　　　　 　 ---=ニ⌒「`ｰ=ﾆ∧{|/ 〉:i:i=-}/{へﾊ　 八/ﾆﾆ=-<⌒ﾆ=- _＿_　　　　　　　　　　　　さて・・・・行くよ。
.　　 　 ／　　　　　-=ﾆVﾆﾆ=-⌒{ﾆ{:i:i:i:ｉ:ｉ:{/}:i:i:}:i:)-=∧ニニ=-)=-　　　　　＼
.　 　 ,　　　　　　　--=ﾆ}ﾆ=- ／ }ﾆ{:i:i:i:¨¨V:＼iV〈＼ ∧￣⌒{ﾆ=--　　 　 　 丶
　　　　　 　 　 　 --=ﾆ/i=- └<7=-､:i:i:i:i:ヘ:i:i:i:〉ﾆ∨＼_〉 -=|Vﾆ=--　　　-=ﾆ∧
　　/　　　 　 　 --=ﾆ/: }=- 　 /{ﾆ=-＼:i:ヘ:i:i∨＼∧ 　 -=ﾆ{ ∨ﾆ=--　　　-=ﾆ∧
.　/　　　 　　　--=ﾆ/: /　 　 /八ﾆ=-　〉:i:i:iア--< ＼〉--=ﾆ∧: Vﾆ=--　　　 -=ﾆ∧
　'　　　　 　　--=ﾆ/: /　　 ノ　　 ＼ _/:i:iｲ}/{　　 　 　 　 -=ﾆ∧: Vﾆ=--　　　　-=ﾆ}

　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ___| | |___
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 _ -=ニニ| | |ニニ=- _
　　　　　　　　　　　　　　　　／ニ=-: . ¨¨| | |¨¨ : .-=ニ＼
　　　　 　 　 　 　 　 　 　 rくﾆ／ / . ./　 | | | ､　　 . : ＼ﾆ>┐
　　　　　　　　 　 　 　 　 _}ﾆ/　　': .　　/ | | |: . .　　 . . . ∨ﾆ{_
.　　　　　　　　 　 　 　 /=- { . : :{: / : / : | | |: . . ｉ: .　 '， }-=∧
　　　　　　　　　　 　 　{ﾆ=- ＼: {/: ..:': .　| | |: . . }: . .　 }/-=ﾆﾆ}
.　　　　　　　　 　 　 　 V { ＼__〉 : ./.:{ :　| | |: . . }: 丶 〈__／} V
.　　　　　　　　　　　　　 }∧: .　 { :/　:{ :　| | |: . .八:, . ＼:} : /ﾆ{
.　　　　　　　　　　　　　 }ニ〉: ｉ :{/＼八 : | | |: :/／＼: .　}: 〈ニ{
　　　　　　　　　　　　　〈ニ{: . |.:笊示ミ＼| | |:/ｨﾁ示笊Ⅵ: : }ニ〉
　　　　　　 　 　 　 　 　 iⅥ: . i: ､乂ツ 　 | | |'　 乂ツﾉ ｉ: .|　|Ⅵ
　　　　　　 　 　 　 　 　 |　|: . |　i｀　　 　 | | |　　 　 ´　|: .|　|: .|
　　　　　　 　 　 　 　 　 |　|: . |　l　　 　 /| | |'，　 　 　 |: .|　|: .|
　　　　　　 　 　 　 　 　 |　|: . |　|　 　 〈ﾆ| | |ﾆ〉　　　　|: .|　|: .|
　　　　　　 　 　 　 　 　 |　|: . |　|:. 　 　 V二V　　 　 ..::|: .|　|: .|　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　っ！！
　　　　　　 　 　 　 　 　 ｉ　|: . |　|个: .　　}ﾆﾆ{　　 . :个:}:/　八:|
　　　　　　　　　　　　　. : 八: .ｉ　|r＜.: ＞|ﾆﾆ|＜: { >〈_/ : /: . :{
　　 　 　 　 　 　 　 　 ,. :/: ∧: . |||ﾆ=- <ﾆニﾆ>　-=}ﾆ| :/: . . 八
.　　　　　 　 　 　 　 _/ /: :/ ∧: ||i _ _ノ:i:i:}/{＼　 -=}ﾆ|/: : . . 　 ＼_
.　　　　　 　 ---=ニ⌒「`ｰ=ﾆ∧{|/ 〉:i:i=-}/{へﾊ　 八/ﾆﾆ=-<⌒ﾆ=- _＿_
.　　 　 ／　　　　　-=ﾆVﾆﾆ=-⌒{ﾆ{:i:i:i:ｉ:ｉ:{/}:i:i:}:i:)-=∧ニニ=-)=-　　　　　＼
.　 　 ,　　　　　　　--=ﾆ}ﾆ=- ／ }ﾆ{:i:i:i:¨¨V:＼iV〈＼ ∧￣⌒{ﾆ=--　　 　 　 丶
　　　　　 　 　 　 --=ﾆ/i=- └<7=-､:i:i:i:i:ヘ:i:i:i:〉ﾆ∨＼_〉 -=|Vﾆ=--　　　-=ﾆ∧
　　/　　　 　 　 --=ﾆ/: }=- 　 /{ﾆ=-＼:i:ヘ:i:i∨＼∧ 　 -=ﾆ{ ∨ﾆ=--　　　-=ﾆ∧
.　/　　　 　　　--=ﾆ/: /　 　 /八ﾆ=-　〉:i:i:iア--< ＼〉--=ﾆ∧: Vﾆ=--　　　 -=ﾆ∧
　'　　　　 　　--=ﾆ/: /　　 ノ　　 ＼ _/:i:iｲ}/{　　 　 　 　 -=ﾆ∧: Vﾆ=--　　　　-=ﾆ}

＼　　　ヽ.　　　　　 i　　 /　　　　　　　 _／　　　 　 　 　 　 　 _,,　-''"
　　 .＼　　.ヽ.　　　　.!　　/　　　　　 .,／゛　　　　　　　 _,,　ｰ''"
..,_　　　.＼.　 ヽ　　　.!　 /　　　 . ／ 　　　　　._,,　‐''"゛　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ＿_,,,,,,,
　 ｀ﾞ''ｰ．　 ＼　ﾞ‐　　　 "　　 ／゛　　._,,　-'''"　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＿_,,,,,,,..........--―ｰ'''''''''"ﾞﾞ￣´゛
　　　　　　　　゛　　　　　　　　　　　｀゛　　 ＿___＿__＿___　　　　ｰ'''''''''"ﾞﾞ￣´゛
＿＿＿＿　　 　　　 　 　 　 　 ──===ﾆﾆ......,,,_、　　　 ￣￣ﾞﾞﾞ''''''―-　..,,,,_　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　_、　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ｀ﾞﾞ'''ｰ-..,,_　　 　 　 　 　 　 ｀ﾞﾞ'''ー　,,,_
　　　._.. -'"゛　,,．　i'.i′　 .,　　　 ､ﾆミ"'' ..,｀ﾞ"''―- ..,,,,_　　 .｀ﾞ''ｰ ､、　　　　　　　　　　　｀ﾞ'''ｰ　,,_
. -'"゛　　　 ／ 　 / lﾞ　　 .､＼　.､　　｀''-　､｀''-､;;-..,,,_　 .｀ﾞﾞ''''―- ..,,,ﾞ_'- ,,,　　　　　　　 　 　 　 　 ｀'''ｰ ..,、
　　　　 .,／ 、　　l │,　ｌ　.ヽ ＼ .＼、　　　｀'-､ .｀'-､. ｀ﾞ'''ｰ- ..,,、　　　 ´ .｀''-､、　　　　　　 　 　 　 　 　 ｀ﾞ''ｰ..,,,
　　　／　 / 　　 l　 ! !　.ｌ　　ヽ. ..＼. ﾞ'-、　　　　＼,　｀'-､　　　　.｀ﾞ'''ｰ- ..,,、　　.｀'-､、　　　　　　　 　 　 　 　 　 ｀
　.／　　/ 　　./ !　 .ｌ.!　│　　 ヽ.　 ﾞ'-､ .＼. ｀'-､.　＼.　 ..＼、　　　　　　　 ｀ﾞ'''ｰ-..,,,_ﾞ''-,,
／ 　./ 　 / ./ . |　　.ｌ.　　!　　、　ヽ、　. ＼ ｀'-、 ｀'-､.＼　　 ＼~''ｰ..,,,　 　 　 　 　 　 ｀ﾞ'''' ＼
　 . / 　 /　/ 　 !　　　ｌ　　!　 . ｌ　　 ＼　　 .｀'-,,ﾞ'-、　｀''-＼　　.＼　　｀''ｰ ､、 　 　 　 　 　 　 ＼
　/ 　 ./ . /　　 .!　　　.ヽ　.!　　..ｌ.　　　＼.　　　 ﾞ''-ﾐ'-、　　ヽ　　　 ＼-,,,　　 ｀ﾞ'ｰ ､、　　　　　　　 ＼
″　 ./ . /　　　 |　　　　ヽ .ｌ　　 . ｌ　　　ヽ＼,　　　　 ﾞ'''ヽ,　　.ヽ　　　 .＼.｀''-､、　　 ｀ﾞ'ｰ ､、　　　　　 .＼.
　　./ 　/ 　　　,! !　　　　 ヽ.!　　　 ｌ.　　　.ヽ. ＼ 　　　　 .｀''-..,..ヽ　 　 　 ＼　　｀''-..、　　　 ｀''ｰ､,、　　　 .＼.
　./ 　/ 　　　 .lﾞ　ｌ　　　　　.ヽ　　!　 ｌ　　　　ヽ　＼、　　　　　 ｀''ﾍ､,　　　　ヽ　　　　｀''ｰ..、　　　 .｀ﾞ'ｰ ､、　 .＼.
../ 　/ 　　　　.!　　ｌ　　　　　 .＼ . !　.ヽ　　　　ヽ　 .ﾞ ｌ-、　　　　　　 ｀''ｰ..、　 ヽ.､.　　　　　｀''-..、　　　　 ｀''ｰ ､,.＼
′ ,i′　　　　!　　　_　_　　　　　　　　 _　_　　　　　　　 _　_　　　　　　 _　_ ｀''ｰ､,ヽ｀'-､　　　　　 .｀''ｰ..、　　　　　｀"
　./ 　　　　　l　　　|: ||: |　　　　　　　 |: ||: |:　　　　　　:|: ||: |:　　　　　:|: ||: |　　　 ｀'ｰ ,,,ﾞ''-､　　　　　　 ｀''-､、
../ 　　　　|:＼　 ＿|:_||:_|　　 |:＼　 ＿|:_||:_|　..|:＼　 ＿|:_||:_|..|:＼　 ＿|:_||:_|　　　　　　 ｀ﾞ''-ﾐ;;-、　　　　　　 .｀''-..、
"　　　　　|::　|　|　::| 　 　 　 |::　|　|　::|　 　 　|::　|　|　::|　 　 |::　|　|　::|-､　　　　 　 　 　 　 　 ｀ﾞ'ゝ､,、
　　　　　/: 　|　|　::|　　　　./: 　|　|　::| 　 　 /: 　|　|　::|　　ﾞ/: 　|　|　::|　 ｀> 、　　　　　 　 　 　 　 　 ｀'''- ..,,
　　　　 《:_＿|　|＿j　　 　 《:_＿|　|＿j　　　《:_＿|　|＿j　　《:_＿|　|＿j　　.ｌ　｀''-､　　　　　　　 　 　 　 　 　 ｀''ｰ ..、
　　　　　　!　　　　　 .!　　│　＼　　 　 　 　 　 　 ＼、　　　 .ヽ　　 .＼　　.ｌ　　　.｀'-､
　　　　　│　　　　　│　　.|　　　＼　 　 　 　 　 　 　 ＼ 　　　.ヽ　　　＼　 !　　　　　 ﾞ''-､
　　　　　/ 　 　 　 　 |　　　l　　　　l＼　　　 　 　 　 　 　 ＼ 　　.ヽ　　　.ヽ..ｌ　　　　　　　　 ＼
　　　　　!　　　　　　 .!　　　l 　　　　!　 ＼、　　　　　　　　　 ｀'-､　 ヽ　　　 │　　　　　　　 ｌ　　｀'-､、


審判が試合開始という前に、少年が動いた。

周りのアドベンチャー達が、彼に対して罵倒を飛ばす。

奇襲だのなんだの・・・・だが、なんとなくわかった

彼、目の前の審判がなんだかわかってないから、いつも通りに攻撃しただけだ。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 __
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ＼ __ 　　　　 ／ ⌒ﾆ=--　 __ __
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 __)ﾆﾆ=---　. . . .----=ﾆﾆ「///>へ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ⌒¨¨ ア . . .　　　　 _＿. . . .人r‐{:/: , :}
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 __　／　 ﾆ=-　_＿_ . : : : ／. . . /八/}/===========──‐‐
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ⌒ ¨¨ ￣ 　 L__}:i:i:i:i:ア¨ｱrへ⌒乂　〉
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ¨／　 /:└､ﾆ＼>イ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 __ 　　__　／￣.: /.:/⌒ ‐「∧
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　_　-=ﾆニﾆ}i:i:／ . : ''　/{: ..　 　 {//}
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 「ﾆﾆ「＼i:i:i:i:i:i:i└‐‐　 __「ﾆﾆ=- ´└ ′
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼_j／.:V:i:i:i:i／:i:i:i:i:i:{/}ﾆ／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／{　. : }i:／i:i:i:／⌒ﾊ/¨
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 '.:.:.:ﾆ=-∠:i:i:i:i:/-=ﾆニ}＼
　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ノ.:.:.:.:.:.:.／　＿⌒'-=ﾆﾆ／.:.:.:.＼
　　　　　　　　　　　　　　　　 _ -=ﾆ､.:.:.:.:／　 _////-=ニ／､.:.:.:.:.:.:.:.:＼
　　　　　　　　　　　　　　　／.:.:.:.:.:.:.:=-　　　////{ -=／.:.:.:.:.ﾆ=- .:.:f⌒}
　　　　　　　　　　　　　　,.:.:.:.:.:.:.:=-　　　　　{__／　￣　￣ﾆﾆ=----L／
　　　　 　 　 　 　 　 　 /.:.:.:.:／
　　　　　 　 　 　 　 　 '.:.:.:／
. .　ﾞ　　　　　　　　／.:.:.:./
　 丶 `　　　　　rくﾆﾆ=-　　　　'’
＼ . : ＼)＼ _／//「 __　/. .:／. .''
__)＼-=ﾆ三「////」ﾆﾆ/(／(／--=ﾆ三三ﾆﾆ=--- ＿＿
三ﾆ=- -=ﾆ三三三三三三三三ﾆﾆﾆ=---- ￣ ￣￣


驚いた――

彼はまだなり立てだ。

それなのに彼が振るう鞭は既に音を置き去りにし、正確にこちらを狙ってきている。

　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ＼　　　 　 　 　 ＼
　　　 　 　 　 　 　 ＼　　　　　 　 ＼　 ＼　　　 　 ＼　＼
　　　　　　 　 　 　 　 ＼　 　　　／　＼＼＼　　　＼ ＼　丶 ___
　　　　　　　　　　　　 ＼＼＼　{( _＿__ ＼　 ─ ─　丶 ＿__ ⌒＞--　-ミ､ __　 ＼
　　　　　　　　　　　　　/ ＼＼　⌒ﾆ=-　 . . : : : : . .　　 _＿＿　　　. . -=ﾆニ=-ヘ )}
　　　　　　　　　　　　　{( 　 ＼＼＼ ⌒＞--　　　 . . . . . .　　／. .／ﾆ=- ￣　⌒∨{
　　　　　 　 　 ＼　　　 ＼ __　--=ﾆ: . .　　　. .　　　　　__彡': . rくﾆ／ . . ' /: .　＼V _＿__
　　　　　 　 　 　 ＼　　＼⌒ ﾆニ=-　 ＿__ 　 ￣ ￣ 　 . . . . . Vﾆ{. ／/: ': . 　 　 `<ﾆﾆﾆﾆﾆ========────
　　　　　　　　 　 　 ＼　　＼＼　／:i:i:i:i:i:i:i:i:ｉ:ﾆ=- . : : : : : -=ﾆ〈_∧〉: / /{: .　　, :}: . .'，￣
　 　 　 　 　 　 　＼ ＼＼　　＼_L:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:八⌒＼⌒＼　_彡:.／: /}/_八: . /}/}: . 八
　　　　　　　 　 　 　＼ ＼＼ __Lﾆニﾆﾆ=-＞-r‐─ ‐＼: . . 　／: . :/{芯㍉ )/ //: ,
/i)　　　　　　　　　　　丶__rくﾆﾆﾆ>:i:i／⌒＼/　--=ﾆニ＼ . . __. :ノ::.乂　 　 , ノ／
{〈　　　　　　　　 _　-=:i:i:i:i:i:i:i:iL_{:i:i:<-=ニ=-_　　　 -=ニ〔ﾆ=-八{ﾆ込⌒　　　.:
{i:i:＞-へr ─＜／-=ﾆﾆLi:i:i:i:i:}::}:i:i:i:i＼ __/ﾆ>､ _＿__-=イ::..　 　 ⌒}､ ＞ イ丶丶
Vi「 ￣　{⌒¨　　　 　 -=ﾆﾆ〕ﾆ=-　¨ ￣ 「.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:'， 人:::::. ...:::／⌒ ー '　　＼＼＼＼
└＼　 八_ ﾆﾆ=--　 ￣￣　　　　　 ＼　＼.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.　　＞-＜丶 ＼＼ ＼ ＼ ＼＼＼
　　　￣　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ＼　＼__.:.:.:.:.:.:.:}、＼＼　 ＼＼ ＼＼ ＼ ＼ 　 ＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ＼└へ.:.:.:.ノ }　　＼＼　 ＼＼ 　 ＼ ＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼＼ ＼　└─ ′＼　 ＼＼　 ＼＼＼ ＼
　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ＼＼＼ ＼　 ＼＼　 ＼　 ＼＼　 ＼＼＼ ＼
　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ＼＼＼＼ ＼＼＼　 　 丶　 ＼　　　　 ＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 丶＼ ＼＼＼　 　 　 　 ＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ＼＼


縦横無尽に動く鞭の機動。

だけど見えるなら避けられる、彼はまだ鞭を【使えている】だけだ。

【使いこなせていない】攻撃に当たる程私は優しくない。

襲い来る鞭を避けて突き進む。

　 　 　 　 　 　 　 　 ／
　　　　　　　　　　／　 ｀ヽ、
　　　　　　　　 ／　　 　 　 ',
　　　　 　 　 ./ ／
　　　 　 　／ /　　/:::::ヽ　l
　　 　 　 ,' 　 |　　ヽ:::::丿./　　　　　　　　 -‐―-..,,_
　　　　　.|　 　 　 　 　 ／　　　　　　　　　,,-　　　　｀ヽ
　　 _,,..-‐l　 　/ 　 　 　 　 　 　 　 　 　 /　　,.-‐..、
　／:::::::::::::',　 l　　　　　　　　　　　　　 /　　l:::::::::::::',　l
/::::::::::::::::::::;:〉 ヽ._　　 ./　　　　　　　　 l　　 ヽ::::::::丿./
:::::::::::::::::::::::/∧.lヽ＞-l　　　　　　　　　　　　　 ￣ ／
::::::::::::::::::::::l::|　',ヽ ＼　｀''-,,_　　　　　　　ヽ
::::::::::::::::::::::|::|　 ヽ ＼｀''-..,,＿｀''-..,,＿＿_丿
:::::::::::::::::::::::',:',　　　　　　　　　￣
::::::::::::::::::::::::ヽヽ


この程度では確かに首狩り熊は倒せない。

ならばまだ隠している物がある筈。　技か魔法か・・・それとも

彼の顔は驚いた顔をしていない。

焦りもせず、怯みもせず、ただ此方を見据え・・・・鞭を手放した

　　 ＼ 　　 .｀'､、　＼　　　　ヽ　 ヽ　.ヽ　　 ｌ　　　!　.!　│　│　!　 . ｌ　　　./ 　　 ./ 　 ./
｀'-､　　 ＼ 　　 ＼.　.＼　　　 .ヽ　 ヽ .ヽ　　 !　　││　|　　!　.!　　ｌ　　　/ 　　 / 　.／
　　 ｀'-､.　 `'-、　 ｀'-、 ＼　　　.ヽ　ヽ　.ｌ　　 !._,-、　|　 !　 .!　ｌ　　ｌ　　 ./ 　　/ 　 / 　 /
｀'‐､、　 ｀''-､　 ＼　　 ＼　＼　　 .＼ .ヽ .ヽ.r'",へ｀ヽ.|　.!　 l　,!　 /　　./ 　 ./ 　./ 　/
...,,　 ｀''-..、　｀''-､　ﾞ'-､　 `'､. ＼　　 ヽ, .ヽ /'":::l:::｀ヽ..l　,!　,! .l　 /　　/ 　 / 　/　／　 .／
　 ｀''ｰ､,、 ﾞ''-､、 .｀'-､. `'-、 .＼ ＼　　ヽ. .〈::::::::l:::::::::〉　 !　l　!　/　 ./ 　./ .／ ,./ 　,／.
- ..,_　　 ｀'''-､、｀'‐､、 ｀'-,,. ＼ .｀'､,＼.　 　 ｌ;ヽ::ｌ::::::/ｌ ..! .!　! l　/　 / 　/ ／.／　／ ／　,..
　　 .｀'''ｰ ,,_　　｀''-..,,｀''-､. ｀'-､ ＼ `-,＼　..ﾄｌ;;;ヽ／lﾉｌ_　　　 ___r====,、...／ ,／／ﾞ.,..ｒ'"._..
～　,,,_　　　.｀''ｰ　,,.　｀''ｰ､,ﾞ'-､,.｀'-..＼,`-..//ヽ、__／ヽ｀ヾ、/::::, -'"::l:::i／,,-シ'ﾞ,..ｒ'"_..-'"._,
　　　　.｀ﾞ'''ｰ　..,,、　｀'''ｰ ..,, ｀''-ミ;; ､"-...,//;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ-/:／:::::::::::l::l／‐,ﾞ ‐' ／ ,ﾞ..-'"゛
‘''''―- ..,,,,_,　　　｀ﾞ"'ｰ-..,,,_｀ﾞ''ｰ ..,｀'''..;;ｌ ｌﾉ;;;;;;;;、;;;;;;;;;;;;;;;;／ｌ/::::::::::::::/ｌ/..-彡彡-'"゛ ._,,　-'''
　　　　　　　 ｀ﾞﾞ"''―- ....,,,_.;,-―ｒ―'"~;;;;;;;;;;;;;;;｀ﾞヽ;;;;;/;;;ヽ;;;￣￣r'/-┐.'´ ._,,,　ｰ'',ﾞ,ﾞ.. -ｰ''''
"'''''￢――-.... ........,,,,,, .r', ':::::::::::｀i;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ';;;;;;;;;;;ヽ;;;;;/ヽヽ::ｌ_.''"ﾞｰ''二ﾆ--ｰ';;;;二,
＿＿＿＿＿＿＿＿ ./:/:::::::::::::::::::ｌ;;;;;;/;i;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,;;;;;;;;;;;;;;;__／｀ﾞ:ヽ-, 二二二二＿＿＿
＿____,,,,,,,,,,,.............. --.ヽ,ヽ＿＿:::::ｌ‐-／;;;;;;;;;;;;;;;;;;l;;;;;;;;ヽ;;;;;／::::::｀ﾞ‐i::::::::ｌ.,_　 .-..........,,,,＿_
　　　　　　　　 ＿,,,,....　--ｰ;;　.￣　./:::ｌ:ｌ;、;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/:::::, -'"::::ｌ::::::/i、.二,ﾞ''―　..,,,_　￣
..... --ｰ￢''^ﾞﾞ´＿..　-‐'''"ﾞ_,,.. -;;..../::::::ｌ:::ｌ;;;;｀ﾞヽ,;;;;;;;;;;;;;;;/／:::::::::::::/‐'"｀ﾞ/.,｀''ｰ ﾐ￢- ..,,, ｀ﾞﾞ'
　 _,,,..　-‐'''"´　_,,,　ｰ''二-‐''" _..r'::::::::::::ヽヽ;;;;;;;;l;;;;;;;;;;;;;;｀ﾞ゛＞-＜::::::／:/ｌ,｀'-､、 ｀''ｰ､,,.｀ﾞ''
｀　　 ._,,,　ｰ'''"_,,　‐''"゛　,.. ‐'ﾞ,ﾞ ..Y::::::::::::::::ヽヽ;;;;ヽ;;;;;;;;;;;／::::::::::／l:::::／ヽ]＼ .｀''-､.　 ..｀''
-‐''"゛._.. -''''"　　 _.. ‐'"_..-'',ﾞ／ﾞ ..ｌ::::::::::::::::::::::ヽヽ、ヽ;;/:::_ , -‐':::::/'"::::::::/ｌ＼ ﾞ''-、 ｀''-､.
. -'''"　　　 ._..-'"´._..-'",..-'´ ／　 .ｌ:::::::::::::::::::::::::::ヽ―〈‐'":::::::_,-'"-':::::::::/'..＼ `-、 ＼ 　 ｀
　　 . _..-'"´　,..-'" ,..-'´ .,／　　／.ヽ、:::::::::::::::::::::::::::::::::::｀￣￣:::::lヽ:::::::/ヽ.　 ＼　＼　 ＼
.. -'"　 ._..-'"　,／´ . ／ 　　.／　／ ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ｌ:::ヽl/.ヽ .ヽ.　 ..＼　`-、
　 _..-'"　._／´　. ／ 　　 ,／ 　/ 　./ .ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／、:::ｌｌ　 .ヽ　＼　　.＼　 ＼


私の速さを彼は捉えていた。

その時点で首狩り熊と最低限戦うだけの動体視力は備えている、其処から更に

彼は鞭を手放した手をそのまま拳に変えて殴りかかってきた。

成程、彼は素手の経験もあるのか・・・でもそれは悪手

　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 -=ﾆﾆﾆ=-
　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 -=ﾆﾆ=- ￣ ￣
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　-=ﾆﾆ=-
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　-=ﾆﾆ=-
　　　　　　　　 　 　 　 　 /(/　　 -=ﾆﾆ=-
　　　 　 　 　 　 　 　 /　': .{　-=ﾆ=-　　　　　　　　　 _＿__　 __ -=ﾆ「ﾆ＼
　　　　　　　　　　　　{(/: .-=ﾆ=- . . . 　　　　__⌒ ¨¨¨¨ア⌒: . .　　 ﾉﾆﾍ_}ヘ
　 　 　 　 　 　 　 　 r‐／／──=ﾆﾆﾆア「ﾆﾆ>r‐‐ヘr─‐‐　 ､. : :L/:/{: .　 }
　　　　　　　　　　 rくﾆ>:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i}}i:i:i:i:i:}/:i:i:i:i:i:i:i:iLrへ _＿_}: ｲ: .八Ⅵ: 八
　　　　　　　　　　└‐'⌒¨ ￣ ￣ ﾆ=- ¨¨¨ ⌒ﾆﾆ=--　 _／ ￣「{:八 {　　 〉'
　　　　　　　　　　　　ノ: . .　　　　　　　　 . . . : : : : : . . /::::.....　 } ＼ニ>イ /
　　　　　　　　　　 ／⌒ ﾆニ=--　　. . . : : : : . .　--= ':　　　 Vﾆ=-`<　 }/
　　　　　　　　　　　　　　{(　　 {( ⌒ ¨¨¨¨ ﾆ=-　　. : :{i:.　　 ::.{/ ￣＼}
　　　　　 　 　 　 　 　 　 ＼: . 乂 __--=: . . .　　　. . : 八ニニ込: : . . ∧
　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ＼: . . .　 　 　 . . . : : : ／ /ﾆ=-⌒}_/¨7ﾆ八
　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ⌒ﾆﾆ=-----　⌒¨¨´　/／i:i:/ . :/／/ィ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _-=ﾆ〉:i:i:i:/: : /　 /i:/
　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 _-=ﾆ 　└へ/／〉 　/i人　 __
　　　　　　　　　　　　　　　 __　　　 　 __ ／　　　 　 　 -=ニ{　 八i:i:i:i「:i:rｧ〉
　　　　　　　 　 　 　 　 　 ﾉﾆ=- __ -=／　＿　　 　 --=ﾆﾆ/ /　　 ｰ=ﾆう'
　　　　　　　　　　　　　　〈:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:L／i:i:i:i＼　　　　__／:..{
　　　　　　　 　 　 　 　 　 V:i:i:i:i:i:i:i:i:／:i:i:i:i:i:i:ｉ:/}　　／{　　 ::.V/
　　　　　　　　　　　　　　　　､:i:i:i:i／i:i:i:i:i:i:i:i:i:/i:iL／i:i:ｉ|　　　　V/
　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ＼:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:/i:i:i/i:i:i:i:ｉ:ｉ|　　　__八
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ⌒7 ､:i:i:i:/:i:i:/:i:i:i:i:i:i:i:L／　　　 V/
　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 /: . .＼〈i:i:/:i:i:i:i:i:i:i:／: . .　　 　 V/
　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 /: . .　　⌒ﾆ==ｧ-⌒V/: .　　 　 　 V/
　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 /: . .　　　　　／　　　∧: . .　　　　　 V/


私の一撃は音よりもずっと早い。　そして素手程度では幾らみねうちだとはいえ防げるものではない

腕を砕くかもしれないけど、最悪回復剤で治してあげ―――

え―？

　　　　　　　　　　　　:,:　　　　　　　　　　 :(::)
　　　　　　　　　　　　/⌒''⌒) :,,゜　　　　　 '　　　　　　　　 ,,,,,,,
　　　　　　　　　　　(:::::::::::::::!'　　　　　　　　　　　　　　　　 (::::::)
　　　　　　　　　　　ヽ::::::::';'''　　　　　　　　　　　　　　　　　''``　　 。
　　　　　　　　　　 τ'::/ .;:
　　　　　　　　　　　 )/
　　　　　　　　　。　　　　　　　　　　　　'　　、　　　　　　　;:　。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　`'''`~''・　　　　' `
　　　　　f''`⌒(　　　　　,,,,　　　　　　　　　　　　　　　!:(',,,,、　　　　　　　　　　　　　　::,,,,,、...
　　　　　,!,,,、(　　　　　/::τ　　　　　　　　　　　　　ノ:::::::::::::::::)　　　　　　　　 　。 　!::::::::::`!　、
　:.、　　　　　　　　　　!:::(　　　　　ﾉ::`!　 　o　　　(::::::::::::::::::τ　　　　　　　　　　　　(:::,,;,;,、; 。
　　　　　　 ゜　　　　　(/　　　　　　⌒・　.　　 ・、;::::::::::::;;.;`` ''
　　　　　,,、..　　　／/　　　ノ'　　　　　　　　 　/／'''`'`'` `　　　　　　 ..,,.. _,,,.、 ・　　　　　　　　　,, ...:・..
　　π /;::::::::(,.,.(;;;::::(　　 ,,.,　　・っ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　;,;;( ):::::;.　　　　c::── '`'''::::::::::;''
　　　):::::::::::::::::::::::::::/　　'''''`　　　`　　　　　　　　'`　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　⌒　` !.:::τ''　``
　τ　!::::::::::::::::::::::::::::)／,,,,,　γ　　　　　　　　　　　　　　 :'`'``:!
　　　(::::::::::::::::::::::::::::冫 `'`'　　　　、,:'::::::`:::,,,,　　　　　　　 !:::::ノ　　　　　　　　　・
　::：':'::::::::::::::::::::::::::::;(,,,,,,,、:::::::-ｰ''''`'`''''''''"


彼は・・・私の一撃に【自分の腕を叩きつけてきた】！？

この子・・・私が斬るつもりが無いのを知ってて・・・・それで無理やり威力を抑えた・・・！？

だけどそれは無謀・・・そう思った瞬間、寒気が走りその場を飛び跳ねる。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／　　　　 　 　 ＼　　　　　　　　＼/////／
　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ,---(⌒(爻爻/　　 　 　 }――――――‐｝///{ｰ‐ャ
　　　　　　 　 　 　 jll|l|! 　 ! .! .!　　　　　 ー―}爻狄 /　 　　　　/￣￣￣￣￣￣￣三三!￣
　　　　　 　 　 　 j!l| 　il|l　i! i! l!　　　　　　　　_ﾉし'ﾚ　-――-
　　　　　 　 　 　 l|l　　l|l|l|j! j! j!　　　 　 　 　 ）／　 三三三三三 ＼
　　 　 　 　 　 　 j!　 　 l|ll|ll|ll|ll|l!　　　　　ﾄしﾘ′　三三三三三三三
　　　　　　　　　 l||　 　 !l|l|l|l|ll|ll|夊爻爻爻)./　　三三三三三三三三
　　　　　　　　　 l|l　 　 l|ll||iii!/∧)ﾊ/ﾉ｝／: :.{ 　 三三三ヽノ三三＜三:}
　　　　　 　 　 　 l|l 　 jl{iiiiiiii|//∧ : : : : : : : :　　＼(1)ヽﾆﾆイ①ﾉ三三
　　　　 　 　 　 　 l||l|ll|liiiiiiiiii| ///| : : : : : : :八 　　 , ´三 `＾三ヽ三三,'
　　　 　 　 　 　 　 l||iiiiiiiiiiiiiii} ///ﾄ､ : : : : :_ - ‐ 　､{　 三人　三}三ノ
　　l!　 i!　　　　　　l||iiiiiiiiiiii/////| '/,: :／´　　 　 　 ｀ヽー ―― ´
　　i|　 ll!　i　! l!　　l||iiiiiiiii//////|:. :.'/,　　　 　 　 　 　 ∨
　　|i!　l|!　i! i! l! 　 jl|iiiiii///////|:. :. :'/,　 ,x爻爻爻爻x ∨
　　l|l　i{!　j! j! j!　 ﾘl|／///////|. :. :. :'/,幺" ' ﾞ ⌒ ｀ﾞミﾎx
　 辷=========彡'//////////{:. :. :. :.'/,　　　　　　　　　ﾎ
.　`ﾐ､ 　 　 　 ＼////////////∧:. :. :. :.'/,　　　　_＿__　　',
　　　＼　　　　　＼///////////∧:. :. :. :.'/, 　 ／_-‐- ヽ　}
　　 　　＼　　　　　＼//////////∧:. :. :. :.'/,彡xく __＿`ヾ{＿__
　　　　　　＼　　　　　＼/////////∧:. :. :. :/,　　 ⌒^⌒ 　　Ｖ∧
　 　　　　　　＼　　　　　＼////////∧ :. :. :.'/,　　　　　　　　 Ｖ∧
　　　　　　　　　＼　　　　　 ＼//////∧. :. :. :.'/ ,　　　　　　 　 Ｖ∧
　　　 　　　　　　　＼　　　　　 ＼///// |＼. :. :. :' /,　 　 　 　 　 X爻
　　　　　　　　　　　　＼　　 　 　 ＼/// |　 ＼:. :. :. '/,　 　 　 　 　X爻
　　　 　　　　　　　　　　＼　　　　　 `ー┤　　 ＼. :. :. '/, 　 　 　 　 X爻
　　　　　　　　　　　　　　　＼　　　　　　 |　　　　 ＼:. :. :'/爻爻爻X爻爻
　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ＼　　　　　|　　　　　　＼:. :. ＼爻夊爻X爻
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ＼ 　　　|　 　 　 {爻爻＼:. :. ＼　 ＼爻爻
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ￣￣　　 　 　 ﾒ爻爻{{＼:. :. :X^ヽ｝爻X
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 爻爻{{. ｛`ー'　 ﾉ　〉爻X
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 爻爻{　i`ー‐彡' ├､X
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 爻{　`iー― 彡'｝
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 爻爻`ー― =く:. :.＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　＼:.ノ


ダメージを受けた手で・・・！？　斧を叩きつけてきた・・・・！？

それも・・・此方を完全に殺す気でだ・・・！？

　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ／　/::ヽ. 　 ｢::::l /}　　／:::/ /´::::/　　　　　/´::::> ,.-.､_　 　 　 　 __,,..、　　　!
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／　 . 〈:::::::ﾊ　 |:::::ｊ '´ 　 |:::::/ /:::::::/.／!　　 /:::::/　/:::::/　　　 　 ／::::::::ｊ__　　　│
　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ／　　/　　';:::::::l　l／ _　 　 l::::ｉ /:::::::://:::/　　/:::::/　/::::://::７　 　,:'::::::::／::::::〉　　　　_＿
　　　　　._.._,,,,......................,,.　　/ 　　 /　　　 V:::::l　／::::}. 　 l:::::!ヽ一'　l／ 　 /::::::<　└-' 〈_:/　　/:::::／/:::::::/,.ﾍ.　 ／:::::/
　　,,;;=!“´　　　　　　　　　　/ 　　 ./ 　 　 　Ｖ:::ﾚ::::::::ｒ'　　.l:::::l　　　　　　　/:::;へ::::＼　　　　　 /:::::<　 ー-'<::／／:::::::/／:ヽ
. ,r/゛　　　　 　 　 　 　 　 / 　　　 !.　　 　 　 ';:::::::::／　　 ;:::::└‐:::ｧ　　　　∨　　丶;::::>.　　　 ,'::::;ヘ::丶、　 ´ /::::::::／':::::::／
./.l　　　　　 　 　 　 　 　 /　　　　! .　　　　 　 ';::::〈　　 　 !::::;_:::::::/　　　　　　　　　　｀　　　　 レ'　　 ｀¨　　　/:::::::< ヽ;;／::::>
,! |　_,,,..　-―''''''''''''￢―┴　....,,,_.l　　　　　　　ヽ::::〉　 　 |::/　￣　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/::::;::::::::＼　ヽ'
'￣　　　　　　　　　　　　　　　　　 ｀.　 　 　 　 　 V　　 　 Ｕ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 〈:::/　＼／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ｀'''ｰ､、　　 　 　 　 　 　 |　　　　　　　 l　　　　　　　　　　　　/
　　　　　_,,,　-ｰ''''''^ﾞﾞﾞ´厂￣￣´丁ﾞﾞ''''''―- ..,,_　　　｀''-､.　　　　　　　.!　　　　　　 /　　　　 　 　 　 　 　 /　　　 ,i′
　_,,r‐(″ 　 　 　 　 　 |　　　　　 .ｌ　　　　　　　 ｀'''ｰ ..,、 ｀'-、　　　　 |　　　　　　/　　　　　　　　　　　 /　　　 /
'´　 ｌ　ヽ　　　　　　　　|　　　　　 . ｌ　　　　　 　 　 　 　 ｀''-､, ＼ 　　 .|　　　　　 /　　　　　　　　　　　 / 　　 ,i′
　　 .ヽ　.ヽ　　　　　　 .|　　　　　　 .ｌ　　　　　　 　 　 　 　 　 ｀'-,＼.　,!　　　　　/　　 　 　 　 　 　 　 / 　 . /
　　　 .ヽ　 ヽ.　　　　　 !　　　　　　　ｌｙ‐´　　　　　　　 　 　 　 　 `'､"/　　　　 /　　　　　　　　　　　/ 　　/
　　　　 ヽ　　ヽ..,..-‐'　 ! 　 　 　 　 　 ｌ　　　　　　　　　　　　　　　　　!　　　　/　　 　 　 　 　 　 　 / 　./ 　　 _..-''
　　　　　 ﾞL　　＼　　　.!　　　　　　　　ヽ　　　　　　　　　　　　　　　 !　　　 ./ 　　　　　　　　　　 / 　/ ,.. -'"゛
　　　.,..;;/'"ヽ　　 .ヽ.　　ｌ　　　　　　　　 ヽ　　　　　　　　　　　　　　 l　　　 /　　　　　　　　　 　_iシ‐“´
　., ;;ｒ'"　　　.ヽ　　　ﾞ'v''ﾞ.ｌ　　　　　　　　　ヽ　　　　　 　 　 　 　 　 ,lﾞ　　 ./　　　　　 _,,,　-‐'"゛
.'／　　　　　　 ヽ　 　 .ﾞ'ヽ.ｌ　　　　　　　　　ヽ　　　　　　　　　　　 /　　 ./,,..　-‐'''"´　　　　　　　　 　 　 　 　 　 _..
"　 　 　 　 　 　 /､　　　 ﾞ'ゝ　　　 　 　 　 　 ヽ　　　　　　 . _,,,.. ┴'''"´　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 _,,i./ '"
.､、　　　　　　 / . ,iヽ.　　　 ＼.　　　　　　　　.__Ｌ,,..　-ｰ'''"゛　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 _,,,.. -‐''" ／
　 ﾞﾞ''ｰ- ....,,,,,,i,ﾞ,,,,i＿__;;i,,,,,,,,,......ﾆv--ｰ￢''^￣゛　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 _,,,,,,ir‐‐'''"´　　　　　/
''-..,,、　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿_,,,,,,......--ｰｰ''''"ﾞ´　 ／　　　　　　　　 /
　　　｀ﾞﾞ''''ｧ―┬ ..................,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,....,,....　 --―￢''''!ﾐﾞﾞﾞ了　　./ 　　　　　　　 ,./ 　　　　　　　　 /
　　　　 ./ 　　ｌ　　　　　　　　＼　　　　 .＼　　　　　　　 ﾞ'(、　 ,i′　　　　　 . ／　 　 　 　 　 　 ／
　　　　.i′　 .!　　 　 　 　 　 　 ＼　　　　　＼.　　　　　　 ｀'-/　　　　　　 ／ 　　　　　　　　 ,./
　　　 ./　　　!　　　　 　 　 　 　 　 ＼　　　　 . ＼ 　　　　　　 ｀'-、　 . ,／　　　　　　　　　／
　　　 l　　　 |　　　　　　 　 　 　 　 　 ＼,　　　　 . ＼ 　　　　　　 ｀'ｯ‐゛　　　　　　　　　／


一度下がった私に追随するように斧と剣を両手に持って全力で彼は殺しに来る。

一撃一撃は鋭く、とても速い。

そして一切の容赦もない。

あぁ、彼なら首狩り熊を一人で倒せる。

　　　　　　　　　　　 　 　 ／　　 　 　 　 　 ／　　 　 ／　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 |　 :ｉ　　　　　| i
　　　　　 　 　 　 　 ／／　　 　 　 　 ／／　 　 ﾞ ／　 　 　 　 　 　 |　　　　　　　　　　　　　　 |　 :| :　　 　 ｉ| |
＼　　　　　　　／／　　　　　　　'’ 　 　 　 　 　 ／／　　　 　 　 　 | i　　　　　　 　 　 　 　 　 |　 :| i　　 　 || | |
　 ＼／　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ／／　　　 　 　 　 | |　　　　　　　　 　 　 　 ｉ |　 :| |ｉ　 i:　 || | |
　 ／／　　　　／　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ﾞ'　　　| |　　　　　　　　 　 　 　 | |　 i| || 　|| ｉ || | |
　 　 　 ＼　／　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ／　 　 　 　 | |　　　　　　　　 　 　 　 | i　 || |ｉ　 | ||ｉ | ｉ |
.　　　　　／／　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ／／　 　 　 　 | | |　　　　　　　　　　　　| i　 ||:i|:i|| | ||　 　|
　　 　 　／ ＼＼　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ／／　　　　　　| | |　i　　　　　　　　　　 i| | |i:|　! || | |ｉ　 　|
　　　　　　　　 ＼＼__　　　　　　　　　　　　　 　 　 ／ 　 ／　 　 　 | | |　|　　　　 　 　 　 　 || | |i　　 || | |
　　 　 　 　 　 　 ﾉﾆrへ __　 　 　 　 　 _ ---　､　　 　 ／／　'　　　| | |　|　　　　 　 　 　 　 || | |i 　　|| i
　　　　 　 　 　 < <└ﾍ{i:i:i＼／ 　　　人_{⌒＼_〉　 　 ／　　　　 　 | | |　| 　 　 　 　 :|: 　 ｉ ||| | |: 　　|ｉ
　　　　　 　 　 　 ￣　ﾆ=-／／ﾆ=-／: ./: /: .　}　　　　　'’　　　 　 | | |　| 　 　 　 　 :|: 　 | ||ｉ | i
　　　　 　 　 　 　 　 　 ／　 ⌒> ´: . .　ｉ: /}/i: ,　　　rぅ　　　　　　　| | |　i　 　 | 　 　 |i 　 | ||
　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ／: . 　. :／|/> ｨ}/　　 人:i]　　 　 　 　 | | |　|ｉ　　 | 　 　 |i:.　ｉ| |ｉ
　　　　　　　　　　　　　　／: .／　. : '_/ﾆ「ﾆﾆ」=-<i:i/^　　　　　　　 | | |　||ｉ:　| |　　　ｉ|i:i|ｉ:|| i　　　 |
　　　　　　　　　　　　 ／: .／　 . :∧ﾆﾆ=-人ﾆ=-　´　 　 　 　 　 　 | | ｉ　||:i: ｉ| |ｉ　　　||i:i|ｉ:|　　i 　 |i:.
　　　　　　　　　 　 ／: .　　　 . : ' ⌒i¨¨八 __　　　　　　　　 　 　 　 | ｉ　　i:.:i || || |ｉ ｉ　||i:i|ｉ:|　　|ｉ　 |i:i|
　　　　　　　　　　 ': . 　 　 . :／人　 : .　 } {ﾆ＼ __　　　　　　　　　　|:: 　 　 i || || || |　||i:i　ｉ　　|i:.　|i:i|
　　　　　　　　　　{: .{: . .　 . :{: 「＼__ . :〉 　 ＼ -=∧　　　　 　 　 　 |i:.　| 　　|| || || |　|i:i:　　　 |i:i| 　ｉ|
　　　　　　 　 　 八: .､: . . 　八|-=ﾆ{　　/|　　 ＼ニ」　　 　 　 　 　 :|i:i|ｉ:|i:i　|i|| || || |　|ｉ:　　 　 |i:i|
　　　　　　　　　　　＼{＼: . {　|-=ﾆ}＿/::L,< ￣ ￣ ＼_　　　　　 　 |i:i||i||:|i:i|i|| || || |　i:　 　 　 |i:i
　　　　　　　　　 　 　 丶 ＼{　 ､__/　 /￣　⌒ﾆ=-__ノ.:.:＼　 ｉ|　 　 ||:i:|i||i|i:i|i|| || || |　　　　 　 |i
　　　　　　　　　　　　　 　 　丶 {: .＿ ' 　　　| : |:i ﾆ=-.:.:.:.:.:＼ｉ|ｉ　　 |ｉ:i:|i||:|i:i|:||i:i| || |
　 　 　 　 ﾞ　　 　 　 　 ＼　　 「.:.:.:.:/　i　　　| i |i:|:i|i:ﾆ=-:|.:|.:i::i|:.､:i:ｉ |i:i　||:|i:i|i||i:i| || |
　　　　　　 　 　 ` 　 　 　 ＼＼.:.:.ノ　 | 　 |ｉ:| i |i:ｉ:i|ｉ i　i| |i:|i:i:::|.:.:|i:| |i:i　|ｉ　 |i||i:i| |ｉ
　　　　　　 　 丶　 　 __／.:.::ﾆ=＼ 　　| ｉ: ||ｉ:| : |i:|:i|:i:|i:|:| |i:|:i|i |＼i:| |i:i　|ｉ　 |:||i:i| |
　　　　 　 ﾞ 　 ＼ ＼ }.:.:.:/ ￣　　　 　 | |: |ｉ|:| : |i:|:i|:i:|i:|:| |i:|i:|i |i:i v| |:､i:ｉ|　　 i:　|
　　　　　　＿＿ )＼八.:人──　──| |i |　| : | 　|:i:|i:|:| |i:|i:|i ｉ: ノ:i:i|ｉ:ｉ〉_＿　|
　　 　 ‐─=ﾆ三三三＞‐┘三三三三| |: i三ﾆ=-:ｉ|:i三三三三└‐＜三三ﾆ==─
　　　　 　 ￣￣ ￣ ‐──==ﾆ三三三| i三三三三三三三三三ﾆ==── ￣￣


これは手加減のし過ぎは良くない。

彼の攻撃早くて鋭い、それは確か。　でもそれだけ。

狙いが分かりやすく、簡単に反撃できる。

連撃を避けて、避けて、次の一撃で両方の武器を切断した。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿
　　　　　　　　　　　　　　　　　_.. -''''ﾞﾞﾞ´　 　　ﾞﾞﾞﾞ'''ｰ,,、
　　　　　　　　　　　　　　_..-'″　　　　　　　　　　　　 ｀ﾞ'-､、
　　　　　　　　　　　　／ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｀''-、
　　　　　　　　　　／　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ＼
　　　　　　　　 ／　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ＼
　　　　　　　 /　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ＼
　　　　　　 ./　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ヽ
　　　　　 ./　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ヽ
　　　　　 !　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ｌ
　　　　　.!　　　　 　`'ｰ ,,_　　　　　　　 　　　　　　　　　 _,,,＿__　　　　 　 　 !
　　　　　|　　　　　-.、　　 ｀''ｰ ..,、　　　　　 　 ....ｰｰ''"´　　 ._,-　　　　 　 　 !
　　　　　l 　 　 　 　 广''┬--v-‐．　　　　　 　 .'i-----r‐''ﾞ］　　　　　　　　 i!
　　 ,..-'".ｌ　　　　　　ヽ,、.ゝ-'ﾞ _./ 　　　　　　　　ヽ_.ﾞｰ'" .／　　　　　　　　 ,l～　..,,,
　 ´　　　 ヽ　　　　　　 .｀ﾞﾞﾞﾞﾞ./ 　　　　　　　　　 　 ヾﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞ　　　　　　　　　 /　　　　 ﾞﾞ'-､、
　　　　　　 .＼　　　　　　　│　　　　　 　 　 　 　 　 l　 　 　 　 　 　 　 ／
　　　　　　　　.｀'-､,　　　　　ゝ..＿__＿,..-ｰ .＿＿___ノ　　　　　　　 ,..-'´
　　　　　　　　　　　｀''- ..,_ .、,__,＿＿_＿_＿_＿_＿_..,_ .、,__, -'''"


その瞬間、彼は一瞬で後ろに下がる。

逃げた・・・・？　いや、彼の闘志は全然衰えていない。

だが、現実に彼は此方に背を向けて走り出す。

でもそれに対してヤジを飛ばす人はいない。　あれだけの攻防を見た後で彼を馬鹿に出来る奴は

ただのバカだ。　そして彼は逃げてなかった。

　 ,il' .〃　　　　　/　　　ﾉi′　　　/ 　 ″　　　.,.. ‐'ン'　 -''″　　　ﾞ/　/ 　　　　　　　　 ／ . ／ 　　　　　　　 .!
..,i|",iﾌ　　　　　 〃　　/ /　　　 / 　　 　,... -'"..,,iiｉﾞ‐''|　.|　　　　　 /　/ 　　　　　　 . ／ . ／　 　 　 　 　 　 　 |
リ,//　　　　　 .ｌ}ﾞ　　/ . ｌ　 ., / 　　 ,./ ゛　　 .'"゛　　.|　 |　　　　 /　/ 　　　　　 .,／゛ ／ 　　　　　　　　　　　　!
ﾚﾞ〃　　　　　.iﾘ　 ./ 　 ! .､/′ 　._ﾅ″　　　　　　　 |　 |　　　 /　/ 　　　　 ,／゛ ／ 　　　　　　　　　　　　　 /
. ,i'　　　　　 .i.ｌ′./ 　 .ﾐ "゛　,, ‐,ﾞ, ﾞ'-、　　　　　　　 !　 !　　 /　/ 　　　 ／ . ／ 　　　　　　　　　　　　　　　/
/　　 l　　　//. / 　　　　　.;;r!''“　 ＼ .＼ 　 　 　 　 |　 |　 ,i" ./ 　 . ／ . ／　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 / ./ 　/
　　 .,!　　./ /'゛　　　　y-'"　　　　　 . ＼ .＼　　　　 !　.| ./ . /　,／゛ ／　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,rシゞ　l|ﾞ
　　.l|　　/ 　　　　.,ir'"　　　　　　　　　　 ＼ .＼,　　 !　三 ./／゛.,／゛　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,〃ﾞ./ 　. |ｒ
　 .iﾘ　./　　 　 ､/"　　　　　　　　　　　　　　彡 彡 三三 /ミ ／ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　‘　／　 ./ _／
　/.! / 　　 ,iッ'――――――――――――ｰ 彡,ィ⌒/　　Ｖ――――――――――――――┬゛　　''" 　 /
. ｌ .″　　.,ﾉ―――――――――――――巛　_ {い|≧}.　　V―――――――――――――/　　 　 　 ｨﾂ
/　　　　./　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ,,ミ　≧イi |､{　　 　Ｖ　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 、　 / 　　　　 .ノ’
　　　　./　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ,, '" .´ミゞ'/i!i;|､:彡{　 　 V　　　　　　　　　 　 　 ,〃 ／　　　　　 /
　　　 ./ 　　　　　　　　　　　　　　　 ,／゛ ／ //　　 /|　 |　ヽ　　　 V、　　　　 　 　 　 ,r'/.／　　　　　,i‐″
　　　/　　　　　　　 　 　 　 　 　 ／ . ／ 　./ / 　　/ |　 |　 ヽ 　 　 V-、 　 　 　 　 ／,ilｒ'"　　 　 　 /　　 　　..i
　　 i|　 　 　 　 　 　 　 　 　 ／ . ／ 　　 /　/　　 /　|　 |　　i　 　 　 V. ｀'-、 　 .,／　´　　　　　　 /　　　　 ./ l
　　.］　　 　 　 　 　 　 　 ／ . ／ 　　　 ./ . /　　 /_ ,. -─-､_.ｉ　　　　 V　`-,, rﾃ　　 　 　 　 　 　 /　 　 　 / . ｌ
　　.! 　 　 　 　 　 　 ／ . ／ 　　　　　/ 　/　　／　j　＿__ ..ハ　　　　 i　｀‐ .／ 　 　 　 　 　 ｨ 　 / 　　　 / 　│
　　l　　　　　　　 ／ . ／ 　　　　　 . / 　//　 /.{_.イi:¨i:i:i:i:|　　 i　　　　 i　 ／ 　　　.、　,ｨliｯ" lﾞ,イ/　　　 /＿rｰ′
　　|,,　　　　.,／゛ ／ 　　　　　　　 / 　//　 /.　}:i:i:i:i:i:i:i:i:i|　　　i　　　　 i´　　 .,..‐'./ /.″ .〃.l
　　刈　 _／. _／゛　　 　 　 　 　 / 　/ / 　 {　　｀￣￣　´ 　 　 i　　　　 i　 ,／　.,iｼ"　　　 ./
　　　.∨ .,／゛　　 　 　 　 　 　 / 　/ 　i 　　i　　　 　 　 　 　 　 i　　　　 i"　　／　　　　 ./
　　　　｀'ヽ,　　　　 　,、　　　_/　 /゛ 　 i　 　 '、　　　 　 　 　 　 i　　　　 i　 / 　　　　　./ 　　　　 イ
　　　　 　　 ￣￣⌒.'―''''"シ" . ,i,ﾞ..　-i　　　 ヽ　　　 　 　 　 　 i　　　　 |　　　　　 　 / 　　　／　 l
`'',i　　　　　　　　　　　　 ｀''ﾞﾞﾞ´　　　　i　　　　　 ｀ｔ　　　　 　 　 .i　　　　 | 　 　 　 　 ′　 ／　　.ｼ′
ﾆ　　　　　 　 　 　 　 　 　 _,,,.. i _,..〟.i　　　　　　 ’ 　 　 　 　 　 　 　 　 |　　 　 　 　 　 /　　.／
‐=ﾆ''フ" _,,.. -‐'''".∠‐''"゛　 ‘゛　　　i　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 i　　　　　　　 / 　,／
.._.;;/ﾞ‐''"゛　　　　　゛　　　　　　　　　.i　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 i 　 　 　 　 ,ﾉ ／
.´　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 i　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 i　　　　　　〃´


この鍛錬場には色々な武器が準備されている。

彼はそこにあったいくつかの武器を手に取り此方に投げつけてくる

ナイフ、剣、斧、斧槍、弓、なんでもだ。

いくつかは打ち払ったけど、彼は槍を振りかざして突撃してきた。

彼、いくつ武器使えるの・・・・？

　　　　　　　　　　　　　 ｀'-､,　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ　 .ｌ　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 /　 　 /
　　　　　　　　　　　　　　　　｀''-..、　　　　　　　　　　　　　　　 ヽ　.!　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 / 　　 ./
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｀'-､、　　　　　　 　 　 　 　 　 ヽ..ｌ　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 / 　　　./
　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ｀''-､,　　　　　　　　　　　　 ヽl,　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 / 　　　　/
＿　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ｀'-..、　　　　　　　　　　ﾞゝ　　　　　　　　　　　　　　　　/ 　　　　 /
.　￣´ﾞ^''''''''―--　......,,＿__　　　　　　　　　　　　 ｀'‐､、　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 / 　　　　　./ . _，
　　　　　　　　　　　　　　　￣´ﾞﾞﾞ''''''''―--..........,,,＿_.　 ﾞ''-､、　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 / 　　　　　 ./-'″
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ￣￣ﾞ''''''″　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 / 　　　　　　./
"''―-　..,,,,_、　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ヽ　／、.　　　 　 　 　 　 / 　　　　　　 ./
.　　　　　　　 ｀ﾞﾞﾞ'''''―- ....,,,,_　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 / (● ●）ヽ-、　　　　　　/ 　　　　　　　 /
　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ⌒"'''―- ....,,,,_、　　　　　 　 _,,..ゝ（_人_） ノ＼ ＼..　　　/ 　　　　　　　　/ ｀'''-､、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 tﾆｺﾍ==ﾆﾆ----------―ｔべ⌒tﾆﾆ/　　　　　　　　　/　　　　 ｀"
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　_.-)_jjj,'．--―￢¨㍉￣￣￣l'¨¨￣　/ 　　　　　　　　　/
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 _..-'´.　　　　　 　 　 　 /　　、 　 } 　 　 /　　　　　　　　　 /
　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 , ／　　　　　　　 　 　 　 　 ヽ__/　　./　 　 /　　　　　　　　　 /
　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 _..-'"　　　　　　　　　　　　　　　　　/　　/l.　　　/　　　 　 　 　 　 /
　　　　　　　　　　　　　　　_..-'´　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 l　　.i!_}.　　/　　　　　　　　　/
　　　　　　 　 　 　 　 _ ／ 　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　 ／廴／　 　 /　　 　 　 　 　 /
　　　　　　　　　 _..-'´　　　 　 　 　 　 　 ,yl″　 　 　 　 　 　 ／　/　　　　　./ 　 　 　 　 　 /
.　　　　　　 _..-'´　　　　　　　　　　　,..;;ﾂ´　　　 　 　 　 　 ／　　/　　　　　./　 　 　 　 　 /
　　　　_ ／　　　　 　 　 　 　 　 ,..‐ソ゛　　　　　　　　　 ／ 　　 ./　　　　　./　　　　　　 ./
.　,..-'"　　　　 　 　 　 　 　 ,..-' ／ 　　　　　　　　　 ／　　　　 /　　　　　./　　　　　　/
'"　　　　　　 　 　 　 　 ,／ﾞ ／　 　 　 　 　 　 　 ／　　　　　 /　　　　　 /　　　　　 / 　　 ㍉
　　 　 　 　 　 　 　 ／ . ／　　　　　　　　　　 ／　　　　　　 ./　　　　　 /　　　　　/　　　　　ヽ＼
　 　 　 　 　 　 ／ 　.／　　　 　 　 　 　 　 ／ 　 　 　 　 　 /　　　　　 /　　　　 / 　　　　　 　ヽ .＼
　　　　　　,..‐"　 ,／　　　 　 　 　 　 　 ,／　 　 　 　 　 　 /　　　　　 /　　　　/　　　　　　　　　ヽ　 ＼
　　　 _／゛　 .,／　　　　　　　　　　　／　　　　　　　　　　/　　　　　 ./　　　./　　　　　　　　　　　ヽ　　 ＼
.　,／゛　　 ／　　 　 　 　 　 　 　 ／　　　　　　　　　　　/　　　　　 ./　　　/　　　　　 　 　 　 　 　 ヽ　　　.＼
'"　　 . ／　　　　　　　　　　　 ／　　　 　 　 　 　 　 　 /　 　 　 　 /　　./　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ヽ　　　　.＼


槍を初心者が使えば、点を突くという槍の特性上隙だらけになる。

だが、熟練者が付けば、無数の点を突き、此方の攻撃を阻害し、急所にそれを突き出せる

恐ろしい武器になる。　前にランク７の槍使いにあったけど、とても強かった。

槍を持った彼はそこには全然追いついていないけど、ランク３～５位の経験者だったら勝てないかも。

　　 　　　　　　　 ,,．: ''''""~""'''‐．.
　　　　　　　　／　　　　　　　　　　＼
　　　　　　 ／ ＼　　　 　／ 　　 　　＼
　 　 　 　 /　( ○ )　　　( ○ ) 　 　　　 ｀､
　　 　 　 /´　　　　　　　　　　　　　　　　　',
　　 　 　i　　 （　　人　　　）　 　 　 　 　 　 ',
　　　　　!　 　 ~''''|:::::::::|''''´　　　　　 　 　 　 |
　　 　 　＼ 　　　.|:::::::::|　　　　 　 　 　 　 ,.'
　　　　　　 >　　　|:::::::::|　　　　　　　 　 ／
　　　 　 ／　　　　''''''''''-----‐‐‐'''"~　　＼


彼、このまま育ったらどうなるんだろう・・・

確実にマスターランクは超えられる。　マスターランク２０～３０？？

それ以上に。　私もそろそろ真面目にランク上げようかな。

皆に怒られてるし。　マスターランクに勝てるんだからマスターランクになりましょうよって、ベルが言ってた。

,

　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ／　／////////／　／
　　　　　　　　　　　　　／　／////////／　／
　　　　　　　　 　 　 ／　／////////／　／ 　 　 　 　 　 |
　　　　　　　　 　 ／　／////////／　／ 　 　 　 　 　 　 |
　　　　　　　　 ／　／////////／　／ 　 　 　 　 　 　 　 |　 ! !
　　　　.＿＿＿. ／////////／　／　　　　 　 　 　 !　　　|　.!
　　　／　　　　＼///////／　／　　　　　 　 　 　 i !　 　 |　|
　 ／　　　　　　　＼///／　／　　　　　　　　　 　 i .!　　　|
　|　 　 　 　 　 　 　 |／　／ 　 　 　 　 　 　 　 　 　 |　　　|
　＼　　　　　　　 ／ 　／　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 |　　i .|　|
　.< ＼　 ヽ　　　　＼/　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 |　　|ｉi|　|
　　ヽ＿,ノ　　　　　　 ）　　　　　　　　　　　　　　　　 !　　|il|　i
　　　＼　　　　　　　　＼　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 | i　|　!
　　 　（　　　　　 くヽ　　　`ヽ　　　　　　　　　　　 i　　 .i |　 |i | i
　　　　＼＿＿＿_>＼＿＿.ﾉ　　　 　 　 　 {i　 　 |　　 :| ii　 i :|


この人めっちゃ強いお。

首狩り熊が雑魚に見えます。　そして明らかに手加減してるんですよね。

もぎせん？　て、もしかしてお互いに殺しあっちゃダメな奴なんでしょうか。

とはいえ、こっちはそのつもりでやらないと当てられる気がしませんので、全力です。

　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ＿＿＿_
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ／　　 　 　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／　＼ 　 　／　＼ ------------;､---........､....,,.,.＿,
　　　　　　　　　　　　　　 　 ／ 　 （●） 　（●） 　＼　　　　　　　　 ￣￣゛"'.''''''―- 二ﾞ.,ﾞ"'.'―- .....,,,_
　　　　　　　　 　 　 　 　 　 |　 　 　 （__人__）　　 　 |　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 "''''―　..,,,,ﾞﾞﾞ''''―- ...,,_
　　　　　　　　　　　　　　 　 ＼　 　　 ｀⌒´ 　　　,／　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ｀ﾞ''''ｰ- ..,,,｀ﾞ"'ｰ-..,,_
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　/弋　　　　　　　 　　 }　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｀ﾞ''ｰ ..,、 ｀
　 　 　 　 　 　 　 　/＼ 　／ 　{　　　　　丿　　／|
　　　　　　　　　　　＼　 /　　／ヽ　 　／ 　 ／　 |
　　　　　　 　 　 　 　 ` 〈彡丿　/　／ 　 ／　　　 }
　　　　　　　　 　 　 　 　 ＼　＼／　　／　　　　 〈
　　　　　　　　　　　　　　　　＼/⌒ヾ　　´`＼　　　＼
　　　　　　　　　　　／二二二二二二二二二二二二二ﾒ
　　　　　 　 　 　 　 ＼　＼::::::::::::::::::＼////////＼::::::::::::＼
　　　　　 　 　 　 　 　 ＼　＼::::::::::::::::::＼////////＼::::::::::::＼ ー―-------------------------ｰー
　　　　　 　 　 　 　 　 　 ＼　＼::::::::::::::::::￣￣￣￣￣:::::::::::::::::＼
　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ＼　＼:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＿,,,,.... --ｰ''
　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ＼　＼:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼　　　　　＿____,,,,,,,,,,.......... --――'''''"ﾞ￣´
　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ＼　＼:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ＼　＼:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ＼　＼:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼


ここにある武器って使っても問題ないらしいので

バンバン使います、あの人向かって武器を投げつけたのは、当てるつもりじゃなくて

毎回こっちに取りに来るの面倒だったのと、あんなの１回しか許してくれないよなって事で

そのへんで取れるようにばら撒いて投げました。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 -‐…‐-
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 , ‐ ‐　′　　　　　　 丶,＿
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 人　 /　　　､　　　　　 　| / ｀ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ／　iﾍ/i　 　 , =ヽ　　／　 ,'/
.　〈《二,ｰ 、　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ／　 　 i ﾍ ､ 　 li::::i }　 ,{-‐‐i宀l｀ヽ
.　　 　 ヾヽ~`'ｰ 、　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ,=彡ミﾍ　　 ヽ ﾍ ､＿¨¨ ／　 　 .| | |　 i|
.　　　 　 ,!ヽ　　　 ~`'ー 、　　　　　　　　　　 　 　 　 ,'f￣｀ヽヽﾍ　　丶　＿i（_,'‐=　}　　|//＿/　　／
.　　　 　 `, ,!　　　　　　　 ~`.ｰ 、　　　　　　 　 　 . __〉　　　　｀ヽﾍ　　 ヽ､_{ 〈二　丿 _/￣／＿／
.　　 　 　 `,ヽ　　　　　　　　　 　 ~`'ー 、　　　　　.ヾ､　　　　　　丶ﾍ　 , -- ﾄヽ‐（__ｨ'ヽ￣
.　　　　 　 ヾヽ　　　　 　 　　　 　 　 　 ~` 　 __/￣　　　　　　　　i i |　,二__,.　''".i　　　 ヽ､
.　　　　　 　 ヾ､　　　　　　　　　 　 　 　 　 ／⌒ヽ､　　　　　　　　,.　''" .''"_ﾄｨ'／ヽ､　／ﾄi
.　　　　　　 　 ヾ 、　　　　　　　 ,,.．-…￣ 　　　　　ヽ.　 　 ,.　''" .''"　 `―‐f'}　　　|ﾚ':::::}`
.　　　　　　 　 　 ＼　　　　　　/／￣二＝　､.　 　 　 ,.　''" .''".'￣　 ,ｨ‐‐‐‐' ｉ ゜　。〉{}／,
.　 　 　　　　　　　 乂　~`'ー .〈i,ｨ ￣ 　 ｀ヽミ}l ,.　''" .''" ./〈:｀ヽ､ 　　i|::::::::::{} | ゜　。ﾄ､　/
.　 　 　　　　　　　 　 . ~`'ー 、/ __ｨﾍ. 　 ,.　''" .''"　 　 ／　（::::::::::ﾄ.`　'､ 、:/ 　｀ヽ゜　 ヽ,
　　　　　　　　　　　　　　ノ//'ヽ ,'/,.　''" .''"　i| ｉ 　 ／ 　　　ヽ:::::::::::::::::`　､ 、　　.〉゜ 。ヽ､
　　　　　　　　　　　　　　ｨ　 ,.　''" .''"　 、 ｀// ,' ,/　　　 　 ,､　｀/｀ヽ¨ 　 　 . `　 ､_.、　 ｨ
　　 　 　 　 　 　 　 　 ,.　'.,.　''" _ r‐､ﾄ､f、.~ ｰ__. /　￣　￣/　｀ヽ'　　　　 .＿,,,,,....--｀ﾆ__､_、
.　　　　　　　 　 ,.　'.,.　''"　　　　　 　 _,.｀.~ ‐-　二 ─ --　-　‐ ―― ￣　　　＿,,,,,,＿　　　`　 ､_
.　　　　　 ,.　'.,.　''"　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ￣　― -- ― ― ー " ￣　　　　　 ￣ "ﾞ''ヽ、 `rー-､
.　　,.　'.,.　''"　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 メｨ､　　　　 ／:::::::::/　　 　 　 　 　 /::::::::｀ヽ､　　`‐!　　 }｀>
. ,.　''"　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ,.．-　¨¨:::::::::::ヽ_　／::::::::::::/　　 　 　 　 　 /::::::::::::::::::::. 　 {. `ー-'´


なにで攻撃しても払われたり、壊されたりして大変です。

こうなれば遠距離攻撃と言う事で弓を使ったら、叩き折られました。

　　　　　　　　　　　　　　／
　　　　　　　　　　 　／　／
　　　　　　　　　／　／　／
　　　　　　　 ,r"⌒ヽ／　　　　　　　　　　　　 　 ＿＿＿_
　　　　　　　:{:　　　:}ヽ／　　　　　　　　　　　 ／＼ 　　／＼　　　＿＿
　　　　　　　 ヽ:ｰ‐:"　ヽ　　　　　　　　　　 ／ （ ●）　 （●）＼／､＿＿}つ
　 　 　 　 　 　 ＼　 　 ヽ　　　　　　　　　/　　　 （__人__） 　　ヽ /　　　　ヽ＼　　　　　|
　　　　 　 　 　 　 ＼.　　ヽ　　　　　　　　i　　　　　｀⌒´　 　 　i/　　　　　　ヽ＼　　　|　|
　　　　　　　 　 　 　 ＼　 ヽ　　　　　　／ヽ、＿＿＿＿＿　／　　　　　.　　　ヽ ＼ |　|　|
　　　　　　　　　　 　 　 ＼　ヽ.　 　 ／　　／ヽ　　　　 ,ｒﾞ⌒ヽ　　　　　　　　　　ヽ　＼|　|
　　　　　　　　　　　　　 　 ＼ ヽ､／　　／　　/ 　 　 / |　　　|　　　　　　　　　 　 ヽ　 ＼|
　　　　　　　　　　　　　　　　 ＼.とヽ／　　　/　 　 ＿__i　　　|　　　　　　　　　　　　ヽ._ノ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　ゞメゝ　　／　　 ／-, . |　　　|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 :{　　 ／ ／ |　|　　　|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ﾞーー"　￣ 　(二二）


この人、剣しか使わないみたいだし、折れば勝てるんじゃね・・・・？

使う武器変更です。　叩き折れそうな鈍器とかもちましょう、

ただ、がむしゃらに攻撃したらさっきみたいに切断されるかもなので、よく考えて・・・

あれ、壊されたのが自分のだったら泣いてたかも。

.　　　　　　i!　　 　 　 　 　 　 　 ,'
.　　　　　　|}　　　　　　　 　 　 /
.　　　　　　|;!　　　　　　 　 　 /　　　　　　　　　　　　　　　　　_,, ャ彡 ´
　　　　 　 ,{ｉ|　 　 i|　　,!　　 /　　　　　　　　　　　　　 　 _ｬ≦ ≠ ´
　　　　　 i{;l;}　　 i{|　 .i}　　,i}　　/　　　　　　 　 　 _ ｬ≦＞''"´
.!　　:　　,i{ l }　 .,i{:}　 ,i}　 ,/＿　 /し'i 　/⌒i　　 _,,..、　　　　　 　 ,..､
!|　 : :　 i{　 }! . ,i| l,r'⌒''"´　 ｊ /　　/i　|　 / ,..-､ヽ　｀ｰ､　　　 ／　ア
|.li　: .!　i{　 }l .,il' ./　　　　　,く（　　 { l　| /´ l,､_ノ　ヽ､　 'l　 ／　／
| li; l .l　l{　 .}|,il　/　　,, 　 ,ｲ　l|　　/　 i'　'´_,,、　　 ,　 ｀ｰ',／　 /
　 ';l　: ;{ 　 ;lil'./　／/　/ ｌ　ｌ|　 _｣　 し''´　」　　　　　 ／　 /´　　　　　　　　　　_,, -=ニ二三三三
　　　　　 ;　// ／ /　/　l　 lレ′|　 ,,.-''´　 　 　 　 「　 ／ .　 　 ´　 _,, -‐≠三三二ﾆ＝ '''￣
　　　　　.' / ."′/　 ヽ　レ､ゝ　 |　.|　　　　 　 　 　 ｀''"　´　　_,, -≠三ニ＝ ''￣
　　 　 {!'　　,i　./　ハ　ヽ､　　　..l､_ﾉ　　　　　　.　　´　 _,, ｬ≦彡'''"￣
　　　i　，　･；./　/　 ヽ　 {　　　　　　　　 .　 ´　　_ ｬ≦彡 ''"´
.　 　 .　 　 　 l　/　　　ヽ-'　　　　　,　 ´　　, ィ彡 ''"´
　　　 }　　.,'　.ﾚ′　　　　　　　 ,　'　　 , イ≦=-‐　''
　 　 ､；//’，　　　　　　　　　／　　 _∠三三二ニ＝ｪｪェェ＝
　　　　　’　”　　　　　　　　 ≦=‐　　　　　 ＿,, -‐≠'' ￣
　　　　 ．，　　　 ≧　　　 _,,..　-‐　 ‐＝ニ三......,,,,,,,,,,,,＿＿
　　　　　’ ･　　　　￣　　　‐-　　　＝　ﾆ ﾆ 二二三三＝　￣￣


相手の武器の切れ味が良くても

斬るタイミングで叩きつければ折れるかもしれんお。

がんばります。

相手は此方を多分瞬殺できるんでしょうが、なんかしてこないので

鍛錬相手になってもらいましょう。　ついでに剣折る。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／￣￣＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/;;;;;;;;:..:.:.. ヾj
　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　!;;;;:.:.:.:.:.,、　〕!
　　　　　　　　　　　　　 　 　 　　 　 　〔;;;:.:.:......　〕;;;/
　　　 　　 　　　　　　　　　　　 　 　 　 !;;;;;:.:.:.:....　 /
　　　　　　 　 ＿＿＿　　　　　　　　 　!;;;;;;:.:...." ,/
　　　　　　／　　　　　＼　 　 　　　 　 ヾ,ヽ;;...´ ｝
　　　　 ／ノ　　ヽ_　 　　＼　　　　　　 r~￣`ヽ/
　　　／（○）　 （○） 　 　 ＼　　　 ,. -'　　　　 ｝
　　　|　　 （__人__）　　　　　　|,..- '"　　　,‐-､_/
　　　＼　　|r┬-/ ' 　 　 　,／ '　　　　_/　;;'i
　 　　　＼　`ー'´―''7"（　 　 　 _,. -''/ ;;'　ﾉ
　　　　　　）|::|　　｛::::::ヽ__,,..- '"　　　ゞ--'"
　　　　　 / .ｉ|　 　 ＼:::::::::::::::::::`-､,..--─-,,,
　　　　　i　　|　　　　 ＼:::::::::::::::::::::`::::::::::::::::::｝
.　　　　 l　　 ﾄ、　　　　 ` x;;;;:::::::::::::::::::::::;;;-''
　 　　　|　　 l ＼＿＿＿,,..-''~ﾞー--─＜


そういえば守衛さんが言ってたんですが、戦いって、強くなると楽しいらしいです。

そうなんだなーって・・・

いや、自分生きて食べる為なんで、楽しいとか感じた事ないんですお。

今もどうやったらこれ以上に強くなって、素材沢山とれるか～位です。

強いて言うなら、美味しい物食べてる時が一番楽しいですお。

守衛さんのスープのみてぇ

宿屋のおっちゃんのシチューでもいいなぁ。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／￣￣＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/;;;;;;;;:..:.:.. ヾj
　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　!;;;;:.:.:.:.:.,、　〕!
　　　　　　　　　　　　　 　 　 　　 　 　〔;;;:.:.:......　〕;;;/
　　　 　　 　　　　　　　　　　　 　 　 　 !;;;;;:.:.:.:....　 /
　　　　　　 　 ＿＿＿　　　　　　　　 　!;;;;;;:.:...." ,/
　　　　　　／　　　　　＼　 　 　　　 　 ヾ,ヽ;;...´ ｝
　　　　 ／ノ　　ヽ_　 　　＼　　　　　　 r~￣`ヽ/
　　　／（○）　 （○） 　 　 ＼　　　 ,. -'　　　　 ｝
　　　|　　 （__人__）　　　　　　|,..- '"　　　,‐-､_/
　　　＼　　|r┬-/ ' 　 　 　,／ '　　　　_/　;;'i
　 　　　＼　`ー'´―''7"（　 　 　 _,. -''/ ;;'　ﾉ
　　　　　　）|::|　　｛::::::ヽ__,,..- '"　　　ゞ--'"
　　　　　 / .ｉ|　 　 ＼:::::::::::::::::::`-､,..--─-,,,
　　　　　i　　|　　　　 ＼:::::::::::::::::::::`::::::::::::::::::｝
.　　　　 l　　 ﾄ、　　　　 ` x;;;;:::::::::::::::::::::::;;;-''
　 　　　|　　 l ＼＿＿＿,,..-''~ﾞー--─＜


しかし、この人より強いモンスターが居たら死ぬんで、

いつ終わるかわかんないですが、とりあえず全力で戦います。

お昼ご飯ちゃんと食べたんで、夜位までなら戦える筈・・・・多分。

「ば・・・・ばかな・・・あのランク７相手に瞬殺される所か食いついてる・・・・それじゃ、あの素材は・・・・」




　　　　　　　　　　　　＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　　_､+''"＞'ﾞ´￣￣￣`''＜ ~"''*､
　　　　　　　 ／　 ／----＝＝＝＝＝-~''＜ ミｈ､
　 　 　.／￣ア ／/////////////////////ミｈ､ ＼
　　　 /　　 /／////////////////////////// ＼ ',_
　　 ./　　 /////////////////////////////////＼ ､
　　/ 　　/////////////////////// ∧//////∧/ ∧∨
　./　　 ////////// /////// ////////}!//////////∧∨
∨ 　 ./ .|/////////|///////|////|///|.∨//////|//|.∧∨
〈---〈　 |/////////|///////|////|///|　∨/////|//|//| ∨
∧　　∨.!/////////!＼/////!////!///!　 | /:/:/:/|//|//|.　〉
　|∨　 Ⅵ//////// |//≧s｡./|////|///|　_|.｡s≦////|//| .,′
　|/＼＿|/////////|///// / |////|///|　 |//////|/ 厂／
　γ⌒ヽｭ////|////|￣￣￣　￣￣￣￣　　￣￣￣|//|＼
　, ｨ'ｺ ',:::::|///:|////|　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 |//|:::::∨
　!:{ '´ｬ}::: |///:|////|　三三三三　　　　　三三三　///|::::::::}　　　　　　　　　　　　　　がんばれー！　やる夫くーーーん！！
.八 サﾉ!::::|///:|////|　　　　　　　　　　、　　　　　　{/|./:::::::/
　∧`´ﾉ::: |///:|////|　::::::::::::　　　　　　　　　　::::::::: }/ |:::／
　 ,ﾉ｀´≦//// !///八　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 人/ハ
　厶イ⌒ヾ|///|///|≧s｡.　　　　 ﾞ'ー'ー'ﾞ　　　.｡o个/| ﾏﾑ
　　　　　　 `''＜///|_／、　≧=‐------‐=≦/|//:|//／／
　　　　　　　　　　／　 |:.:＼　　 ＼_/　|:.＼＼￣￣.／／
　　　　　　　/:.:≧s｡.　 |:.:.:.:.＼　 /:i:＼,!:.:.:.:}=ヘ　 ゞ''´

「ま、まずい・・・このままでは・・・・ど、どうにかしなければ・・」




　　　　　　　　　　　　＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　　_､+''"＞'ﾞ´￣￣￣`''＜ ~"''*､
　　　　　　　 ／　 ／----＝＝＝＝＝-~''＜ ミｈ､
　 　 　.／￣ア ／/////////////////////ミｈ､ ＼
　　　 /　　 /／////////////////////////// ＼ ',_
　　 ./　　 /////////////////////////////////＼ ､
　　/ 　　/////////////////////// ∧//////∧/ ∧∨
　./　　 ////////// /////// ////////}!//////////∧∨
∨ 　 ./ .|/////////|///////|////|///|.∨//////|//|.∧∨
〈---〈　 |/////////|///////|////|///|　∨/////|//|//| ∨
∧　　∨.!/////////!＼/////!////!///!　 | /:/:/:/|//|//|.　〉
　|∨　 Ⅵ//////// |//≧s｡./|////|///|　_|.｡s≦////|//| .,′
　|/＼＿|/////////|///// / |////|///|　 |//////|/ 厂／
　γ⌒ヽｭ////|////|￣￣￣　￣￣￣￣　　￣￣￣|//|＼
　, ｨ'ｺ ',:::::|///:|////|　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 |//|:::::∨　　　　　　　　　　　　　（おう、あんた死んだぞ？　時々出てきて偉そうにしてて
　!:{ '´ｬ}::: |///:|////|　三三三三　　　　　三三三　///|::::::::}
.八 サﾉ!::::|///:|////|　　　　　　　　　　、　　　　　　{/|./:::::::/　　　　　　　　　　　　　　なんで偉くなると頭腐るかなぁ・・・・）
　∧`´ﾉ::: |///:|////|　::::::::::::　　　　　　　　　　::::::::: }/ |:::／
　 ,ﾉ｀´≦//// !///八　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 人/ハ
　厶イ⌒ヾ|///|///|≧s｡.　　　　 ﾞ'ー'ー'ﾞ　　　.｡o个/| ﾏﾑ
　　　　　　 `''＜///|_／、　≧=‐------‐=≦/|//:|//／／
　　　　　　　　　　／　 |:.:＼　　 ＼_/　|:.＼＼￣￣.／／
　　　　　　　/:.:≧s｡.　 |:.:.:.:.＼　 /:i:＼,!:.:.:.:}=ヘ　 ゞ''´

「ﾔﾍﾞｪﾖﾔﾍﾞｪﾖ・・・俺、あのガキに罵声浴びせてたよ・・・１００ヒュムで許してくれねぇかな・・・」

「俺なんか信じてなかったよ・・・！？　あぁ、短い人生だったなぁ」

「お！　俺は初めから信じて・・・・嘘です！　信じてませんでした！　許してください！！　２４ヒュムあげるから！！！」

「なんで２４ヒュムなんだよ！？　あのガキに殺されるぞ！？」

「だって、色町のエリカちゃんに貢いでたら・・・！？」

「ばかおめぇ！？　エリカちゃんは俺が身受けするって話なんだよ！！」

「はぁ！？　なにいってだおめぇ！？　俺と添い遂げるって約束してるんだよ！！」

「お前等・・・それ騙されてるだけだよ・・・」




　　　　　　　　　　　　＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　　_､+''"＞'ﾞ´￣￣￣`''＜ ~"''*､
　　　　　　　 ／　 ／----＝＝＝＝＝-~''＜ ミｈ､
　 　 　.／￣ア ／/////////////////////ミｈ､ ＼
　　　 /　　 /／////////////////////////// ＼ ',_
　　 ./　　 /////////////////////////////////＼ ､
　　/ 　　/////////////////////// ∧//////∧/ ∧∨
　./　　 ////////// /////// ////////}!//////////∧∨
∨ 　 ./ .|/////////|///////|////|///|.∨///Ｕ//|//|.∧∨
〈---〈　 |/////////|///////|////|///|　∨/////|//|//| ∨
∧　　∨.!/////////!＼/////!////!///!　 | /:/:/:/|//|//|.　〉
　|∨　 Ⅵ//////// |//≧s｡./|////|///|　_|.｡s≦////|//| .,′
　|/＼＿|/////////|///// / |////|///|　 |//////|/ 厂／
　γ⌒ヽｭ////|////|￣￣￣　￣￣￣￣　　￣￣￣|//|＼
　, ｨ'ｺ ',:::::|///:|////|　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 |//|:::::∨
　!:{ '´ｬ}::: |///:|////|　三三三三　　　　　三三三　///|::::::::}　　　　　　　　　　　　　　てか・・・・やる夫君何時まで戦ってるの・・・・バテないの・・・？
.八 サﾉ!::::|///:|////|　　　　　　　　　　、　　　　　　{/|./:::::::/
　∧`´ﾉ::: |///:|////|　::::::::::::　　　　　　　　　　::::::::: }/ |:::／
　 ,ﾉ｀´≦//// !///八　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 人/ハ
　厶イ⌒ヾ|///|///|≧s｡.　　　　 ﾞ'ー'ー'ﾞ　　　.｡o个/| ﾏﾑ
　　　　　　 `''＜///|_／、　≧=‐------‐=≦/|//:|//／／
　　　　　　　　　　／　 |:.:＼　　 ＼_/　|:.＼＼￣￣.／／
　　　　　　　/:.:≧s｡.　 |:.:.:.:.＼　 /:i:＼,!:.:.:.:}=ヘ　 ゞ''´

「俺・・・あの子供に殺されたら、次・・・うさぎに生まれ変わるんだ・・・・」

「諦めるな！？　諦めたらそれで終わりだぞ！？　俺も一緒に謝るから！！」

「あのアイズに・・・ランク詐欺のアイズにあそこまで食らいついてんだぞ・・・俺の人生はここまでか・・・娘よ、パパは今日までさ・・・」




　　　　　　　　　　　　＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　　_､+''"＞'ﾞ´￣￣￣`''＜ ~"''*､
　　　　　　　 ／　 ／----＝＝＝＝＝-~''＜ ミｈ､
　 　 　.／￣ア ／/////////////////////ミｈ､ ＼
　　　 /　　 /／////////////////////////// ＼ ',_
　　 ./　　 /////////////////////////////////＼ ､
　　/ 　　/////////////////////// ∧//////∧/ ∧∨
　./　　 ////////// /////// ////////}!//////////∧∨
∨ 　 ./ .|/////////|///////|////|///|.∨//////|//|.∧∨
〈---〈　 |/////////|///////|////|///|　∨/////|//|//| ∨
∧　　∨.!/////////!＼/////!////!///!　 | /:/:/:/|//|//|.　〉
　|∨　 Ⅵ//////// |//≧s｡./|////|///|　_|.｡s≦////|//| .,′
　|/＼＿|/////////|///// / |////|///|　 |//////|/ 厂／
　γ⌒ヽｭ////|////|￣￣￣　￣￣￣￣　　￣￣￣|//|＼
　, ｨ'ｺ ',:::::|///:|////|　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 |//|:::::∨　　　　　　　　　　　　　　　　　（うしろ煩い）
　!:{ '´ｬ}::: |///:|////|　三三三三　　　　　三三三　///|::::::::}
.八 サﾉ!::::|///:|////|　　　　　　　　　　、　　　　　　{/|./:::::::/
　∧`´ﾉ::: |///:|////|　::::::::::::　　　　　　　　　　::::::::: }/ |:::／
　 ,ﾉ｀´≦//// !///八　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 人/ハ
　厶イ⌒ヾ|///|///|≧s｡.　　　　 ﾞ'ー'ー'ﾞ　　　.｡o个/| ﾏﾑ
　　　　　　 `''＜///|_／、　≧=‐------‐=≦/|//:|//／／
　　　　　　　　　　／　 |:.:＼　　 ＼_/　|:.＼＼￣￣.／／
　　　　　　　/:.:≧s｡.　 |:.:.:.:.＼　 /:i:＼,!:.:.:.:}=ヘ　 ゞ''´




―またいずれ

　　 　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ＿＿__
　 　　 　 r‐=＝ミｘ　-‐…　‐＜///////|
　 　　 　 |/// ／　　　　　　 　 ＼/////}
　　 　 　 ∨У　　　l|　　 　 　 i 　 ＼///
　　　　 　 /　 　 |　l|　　 } l|　 |　} 　 ∨
　 　　　　 ′　 /'ト八　ノ 八,斗ハ　　,　ﾟ,
　 　 　 ノイ　 厶≠ミ ＼/ x≠ミ　ﾟ,　 |　 i
　 　　　　 | 　{{ ん:心.　 　 ん:心刈　 |　 |
　 　　 　 八　 | 乂_ツ　 　 乂_ツ　'　 八　、　　　　　　　　　　　　　　　　　　やる夫くん、模擬戦を理解していない模様！！
　 　 　 　 ヽ 人　　　 r　､　　 　 ィ¨´|　}　八
　 　　　　 　 Yﾉ≧=‐--__-‐=≦ノj／}ノjノ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　だってしらないからね、しょうがないね。
　　　 　 　 　 　　/´ 弋乂丿　　＼´
　 　 　 　 　 　 く　/　　｡　　　　　 ヽ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　短いですが今日の投下は以上になります
　　　　　　　　 / V　　 。　　　＼／＼_
.　　　　　　　 〈__/　 　 。　　　 　 ｀T ｰ'　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　皆さん閲覧ありがとうございました。
　　　　 　 　 　 ｛　　　　　　　　　　ﾉ｀
　　　　　　　　　 ＼__　ヘ　＿_ . イ
　 　 　　　　　　　　　｀｢_}￣｢_}´

　　 　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ＿＿__
　 　　 　 r‐=＝ミｘ　-‐…　‐＜///////|
　 　　 　 |/// ／　　　　　　 　 ＼/////}
　　 　 　 ∨У　　　l|　　 　 　 i 　 ＼///
　　　　 　 /　 　 |　l|　　 } l|　 |　} 　 ∨
　 　　　　 ′　 /'ト八　ノ 八,斗ハ　　,　ﾟ,
　 　 　 ノイ　 厶≠ミ ＼/ x≠ミ　ﾟ,　 |　 i　　　　　　　　　　　さてて・・・・最終日古戦場、食いなく頑張ってきます
　 　　　　 | 　{{ ん:心.　 　 ん:心刈　 |　 |
　 　　 　 八　 | 乂_ツ　 　 乂_ツ　'　 八　、　　　　　　　　　　星５が０だった悲しみをヘカテにぶつけてきます！！
　 　 　 　 ヽ 人　　　 r　､　　 　 ィ¨´|　}　八
　 　　　　 　 Yﾉ≧=‐--__-‐=≦ノj／}ノjノ　　　　　　　　　　　逝ってきます（ころころころころころころ
　　　 　 　 　 　　/´ 弋乂丿　　＼´
　 　 　 　 　 　 く　/　　｡　　　　　 ヽ
　　　　　　　　 / V　　 。　　　＼／＼_
.　　　　　　　 〈__/　 　 。　　　 　 ｀T ｰ'
　　　　 　 　 　 ｛　　　　　　　　　　ﾉ｀
　　　　　　　　　 ＼__　ヘ　＿_ . イ
　 　 　　　　　　　　　｀｢_}￣｢_}´