Author:やる夫達のいる日常
ちょっとずつでも日常の生活を取り戻さないと
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3/26
勇者アスランは魔王を倒すようです
1/7
婚約破棄令嬢は告られたい
クランリーダーとして求められる、たった一つの大きな資質
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『ヒーロー』を創りたかった漢達~脚本・監督・主演:僕~ 第一話:僕が来てしまった
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ショーダウン ~ポーカー学園都市の魔物~
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できない子はマスターソードを手にするそうです
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/ ̄ ̄ 丶
... /l .: :.
. / l _/l{ }l \ ∧ 皆様 こんばんわ
l \ l{ }l - \/ l
∧ )八丶.. _ ノノ r ノ 今日も今日とてハンティングの読書的な小咄です
. l≧‐ ノ -二二二 " 八 /ノ
\ ̄ く しノ、 r‐ ノ 、  ̄ ≦
ノヽ_) ノ 八 、( ノ 人 /ノ,
―八、_/ノ l | ( \_ v/ 7、 今回もまともな本でございます どうかご安心を
\ゞ ー‐ "_ ノ 、_ ー‐ ` ツ.....\
)≧l  ̄ (- -)、  ̄ ノ............}...l
/........\ rwww、ヽ /............ノl..ノ
. l....∧..........ヽ ー― ) ∧......∧(
\ ∧..∧...l ニ ∧ !.../ ))
l/ レ 、__ _∧ レ
 ̄ ̄
.
/|
/ | |\
_ | ヽ〉::::〉___ ジャパンチャンピオンシップの
へ ト、|\>:: へ }::::::::::::::::::::::::::\ ミドリマキバオー達の激走から10年…
|:::::ヽ::::::::::/ / /ニニ|::::::::::::::::::::::::::::::::}
7:::::::::: / / // \:_:>\:::::::::::/
:::::::::/ ./ //  ̄\_ ∧ V:::::/ 日本競馬界の話題は無敗の二冠馬
::::/ / // 丁{・}、〈 〉 |/ フィールオーライ一色に染まっていた!
.イ | | | ゝ‐‐ヘ V 〈
ヘ. | | ト、 | |
\\  ̄{⌒} | | 新たなヒーローの活躍に
\二二二二{⌒} へ ト、 マキバオーの伝説も過去のものになりつつあった…
/  ̄| ̄ヽ{:_:_| /
/|  ̄|__}_/
.|
.
/ /
へ/ 〈
| { \/⌒|
ゝrゝ._ rヘ へ. | そんな華やかな中央競馬の影で
/ 、,, 、,, ノ/
__| |j:| |j:| 〈
/, -:-:-:、 ̄ ̄ \ | 地方の高地競馬場で勝つことを望まれぬ
|V| || {:_:_:_:_:_} , -:-:-、\ / 一頭のアイドルホースがいた
ゝヘ|| {:_:_:_:_:_:} Y
/ \/ ̄ ̄ ̄ ̄ \ |
/.{ \⌒ヽ―┐ ノ /
/| \ / /  ̄ ̄ ̄ ̄厂
| \/|ヽ|__|___ィ__!
 ̄ ̄  ̄|::::::::: |/ |:::::::::::| 名前は「ヒノデマキバオー」
/|::::::::: | .|:::::::::::|
/ | ̄ ̄| / ̄ ̄|
/ ゝ_ノ / /
\_ /  ̄ ̄
.
読書的な小咄:228 「たいようのマキバオー」
_/ ̄`\__
{\{ }/ト、 というわけで今回紹介する本は
∧__}\,,,,,,,/{__/ \
〈_____〉 〈____〉_,_从 「みどりのマキバオー」の続編
ノ| ● ●  ̄>::〉
|::| /、_,、_,\ _/::l:〈 「たいようのマキバオー(全16巻)」作:つの丸
/⌒ヽ|从 ゝ._) }/⌒i::}__ および「たいようのマキバオーW(全20巻)」です
\/::::);从>,、 __,. イl:/ ̄ ̄:::/
〈::::::::::::::::::\\///::::::::::::::/ ttps://www.amazon.co.jp/gp/product/B00KPRY9RS/ref=dbs_a_def_rwt_hsch_vapi_tkin_p2_i4
\:::::::::::::::::://::::::::::::::::::::/
_/ ̄`\__
{\{ }/ト、 悲しいことにこの漫画 あまり知名度は高くない…(ハンティング周り調べ)
∧__}\,,,,,,,/{__/ \
〈_____〉 〈____〉_,_从 前作に関しては30過ぎならほぼ知ってたレベルじゃが
ノ| ○ ○  ̄>::〉
|::| ||、_,、_, || _/::l:〈 「たいようのマキバオー」となると途端にみんな首をかしげる
/⌒ヽ|从|| ゝ_)|| }/⌒i::}__
\/::::);从>,、 __,. イl:/ ̄ ̄:::/
〈::::::::::::::::::\\///::::::::::::::/ やはりジャンプ連載+ゴールデンタイムでのアニメ+現役マスコットキャラは強すぎるのう
\:::::::::::::::::://::::::::::::::::::::/
.
/|
ハ{ `‐‐/^| 主人公は前作ミドリマキバオーの甥にあたる
| ,\_ r, ,ヽ.〈 「ヒノデマキバオー」
| O__O__ |
/:.`Y Y: : :ヽ │
八:_:_:_ノ ゝ:_:_:ノ |―、 一人称は「オレ」高知弁で喋るので語尾に「にゃ」がつくのが特徴じゃ
{ ∠二二二\ ,=vノ ̄| ̄|
\{ _ /⌒}=|| |||_.|_| 伯父とは跳ねた前髪で見分けがつくようになっておる
>亠――‐ ' `='ノ |
/__/ ', V 文旦が好きなので周りからは「文太」と呼ばれている
. /:_:_:_:_/ ̄ ̄ ̄|:_:_:_:_|
/ / |__|
 ̄ ̄
.
_/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ \
/| | _l二l_ |ヽ 相棒の騎手は福留隼人(ふくとめ はやと)
. /. V /____\__|. |
| |_/ _____ \ | 騎手にしては175cmとかなり大きいが
| // \__} _ノ\ \| 誰も乗れなかったヒノデマキバオーに
|イイ / |_・| |・_| | レ=v 必死の努力の結果 乗りこなすことに成功する
|{^.リ , ---、 Y }|
ゝ| | { n n } |_ノ
| | _ l _. | |
| | / ―‐ \ |ノ ̄ \_ かつて中央競馬を目指すも受験に失敗
/ \_____ /| / \ 中央に対しコンプレックスと対抗心を持つようになってしまった
/| |>―――<./ | / ヽ
. / | ト、\_ _/ / | L
.
へ.
/ ∧ヽ―‐⌒}イ 序盤のあらすじじゃが
|二二二ト、__ノ /
| r'⌒ r'⌒〈 ヒノデマキバオーは父:タマブクロス 母:マキバコ(秋華賞馬) 母父:サンデーサイデンス
| _三_三 | という良血に生まれるも脚部不安でやむなく高知へ移籍
/ {:_:_:_} {:_:_:} ヽ
{ ┌―――‐┐ } そこで待っていたのは厳しい経営に苦しむ高知競馬を救うために
/  ̄ ̄ `V ̄ Y {⌒}| ∠ 毎週走ることを要求される「勝つことを望まれぬアイドルホース」
| |  ̄ | |`‐‐‐‐ | 厂|: : :ト としての舞台だった
\\_./ / :|│ |: : :|ノ
7W` |  ̄ ̄
〉 ・ ハ
/ 、__ / }
. /__/( U ) )―‐/
〈__/ └―┘
.
/ヽ.
/ _| |  ̄`‐‐ イ1 成績は一切省みられることはなく
/ __ /|/
. / ´ ゝ__ノ 客を途絶えさせぬため毎週の出走を強いられ
/ r三 `/
――― 、 三/ ニ 敗北を重ねていく
(:_:_:_:_:)  ̄ ̄\ ヽヽ コ
r‐┬―― 、(:_:_:_:_:)| | | ッ
{⌒ヽ. ̄`‐‐} / | | しかしマキバオーはそんな事情も知らず真面目にレースに挑み
`┴、_}_ / / / /
\ | ̄ ̄ ̄ // 客へ愛嬌を振りまき 自分の仕事に全力を尽くすのだった…
.
-─- 、 ______
/ -─- /´/{ `ヽ
:─--‐=彡、 / /L}
:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:L rァ=ァ''{ /./ } /'} 紹介しておいてどうかとは思うが
:i:i:i:ト、/〉i:i:i〈 /> { .//}/ /: }____/∨
:i:i:i_}/ ス:i:i:/)ノノ 乂_}_//:. //トく_/ 序盤はひどく暗い展開が続くんじゃ
:i:i:i/_/、///〈 / \\::::...... ./Zヽ,{/
:i:i:{ {/ /./¨¨¨二ア L ,} 」 ーr=彡{  ̄
:i:i:ヽノ {/ ノ´二ア フ´ { /ノ ./Y 後々高く飛ぶための充電期間ともいえるが
:i:i:i:i:}ヽ ヽ { .ノ 弋こブーr',LL,_/ / 始めの3巻ぐらいまでは地方競馬の苦しさが
:i:i:i八 l{ l{ ヽ しヘ( 〈 `サ´./ しっかりじっくりと描かれ
:i:/*;∧ } /r-'、)__、__V /:ヽ
:(;※*〉 ./ V二v/ ./::::::::} 真綿で首を絞められるような苦しいエピソードが
:/**// ノ ノ\ し ./__,. {`ー─┴z,___ 広げられる
※;*// ' / { `T:´、ヽ ヽ \:::::::::::::::::::}
*/ ' ∧/ >::::::\. \::::::::::: }
.
__
/ l / 人 "< lヽ
/-| ノ ̄l\ ( }l、 ヽ - l 理由としては連載中現実の地方競馬場の
- -∨/ l \ r }l /--| 経営状態がこの漫画同然の厳しい状態にあったこと
l{- - -∨_ r ノ、 ノ、 ∨--|
l{- - --∨ \ ( ̄ - ≧"- - l
- - - -∨/ ) ν⌒ ノ- - - - ノ ,
ノ、\- - --∨/ 二二}l (( l{ - - - ///
/-l \≧=== ヽ ―…ノ )) ≧= ≦/ /
<---∧ \ __ ノ_ ノ く _ ≧ノ)) }l⌒}l / また当時人気を博した実在した
了- ∧丶 l{≧::::::::.\ r .:::::::/ }l ノ/l 勝つことを望まれぬアイドルホースが
l ----丶 { ⌒二二 l l ニニ ノ /≦---\ いたことも理由の一つじゃ
レl----/∧ ´て l { )) ヽ ∧------- ヽ
|-----/∧ /  ̄ ヽ` ∧-------l---}l
/--/ -- /∧ l{⌒ ー ⌒}l ∧----ノ ̄ノ---}l<__
_/---/- --//∧ 、二二二ノ / l-- /== l--- ノ===== ∨/
/=={-----l----/====l  ̄ ̄ / 丿- l==== |-- ( ======= ∨/
/==== \---j\--\===| l =l---(=====\- \ ====== "<
========)-ノ== )---)==\___丿= \--ヽ=====)---) ========= ヽ
.
/{ /}
{:::::L_____,-、/::::::}
/: -===-く: :.\:::::ノ -=つ そろそろお気づきの方もおられるじゃろう
/: : :./: : :∧: : :\: :.ヾ、ー、
/: : :.∧/ソ \: :.∧: : : ト、: \ -=つ ヒノデマキバオーのモデルは
{: : :/ ,, \: :ト、: : }:.} : : \
∧: :l > < `Y: :}: :l∧: : : : 彡う) -=つ あの「ハルウララ」じゃ
ヽ:l: : ,- -、 : : : l: :.l: :} `ー'´ /'
ヽ ヽ ノ iー┴.l:/ー、
__> t-===l:: !' 〉 ただ一頭で当時の高知競馬を救った英雄でありながらも
,( ):::} :l :: ::l:: ーく::ス 1勝すら挙げることなく毎週走り続けた
ヾ::ノー、 ::l :: ::l:: ::〉:::}
} ::l__::__::\__/ ̄
\}\:::::::::::::/ / しかし作者のつの丸先生は一つの思いを
\Y>´ ∧ ヒノデマキバオーという馬に乗せた
|ー---/:ヨ
|三ニ/
く::::::::::〉
.
/ | |_
/ _ / /
/ ´ \ \ / /
/ × _l l / V `:┬――</
/ // || ├― 、 >
. / _ __ ゝニノ_ // V /
/´ , -:‐:‐:‐:‐:‐:‐:、 \ | | | | / 「勝ちたい」
/ { : : : : : : : : : : : \ \ ゝニノ /
ヽ: : : : : : : : : : : : :}  ̄_ / 競争の世界に住む誰もが持つ
/  ̄ ̄ ̄\ :_:_:_:_:_:_:_:_/ /: : : : :\ 一つの言葉じゃった
/  ̄ \ \ ̄ \ {: : : : : : : : \
| \ \ \ \: : : : : : : : :|
\ \ \ \ \:_:_:_:_:_:_|
\\ ヽ \ \ /
.
/ /
|\| 〈__/へ
| | ∠_ | ___ そんな思いも目の前に広がる現実は
ゝ へ._ へ 〈 / /
_ | r'='=、 ,='='、 |. /___/ アイドルホースとしての自分がいなければ
/ | | _____. │ /::::::::::::::::/ 高知競馬は廃止される
| .へ //: : : :} {: : : : :\\/::::::::::::::::/
ゝ_/ :::::: \ / {:_:_:_:_:ノ ゝ:_:_:_:_:ノ |  ̄ ̄ / 周りから頼まれれば嫌と言えない現状
\:::::::::/ { rニニニニニニニ┐ | / 誰もがそれを知りながら
\/ \| | / /
\ \ (⌒ヽ/⌒} ノ/ / それに目を背け
 ̄ ̄|  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ / 日々は過ぎていく…
| 〈
.
/  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ \
/ ヽ しかしある日ついに外部の者から
/ | 現実を叩きつけられる
|二二二 /} ̄ ̄\_/ ̄\
|___ {_ノ {_} 「みんなで 支えているのかね」
V⌒| \\__,----、_ /
. 〈 | / \二二二二二イ 「ちょうどいいからと…
∧ V / /⌒| |⌒', / マキバオーをつっかえ棒にしてるだけに見えるが」
 ̄ ̄/ V / l l |_・|_|・__| l/
| |. ∧ ニ { n n }ニ ∧
| V_ノ l / .l 「あんなレースを繰り返していちゃダメになる
\ \  ̄ ̄ ̄ ヽ./ | 負け癖がついちまうからな…」
\_|> ―――イ |
.
/ (_ / ∧
∧|  ̄/ / Xへ
| ´ ̄ \ 「負けた数が問題なわけじゃねえ 負けることに慣れちまうこと…
ゝ.__ノ /⌒ U V 容易に負けを受け入れちまうことが負け癖なんだ」
ト-く l /
| r=、 |/ 「今回負けても次がある いい勝負だったからよし ツキがなかった」
| ||_|:| U 〈
_|____ ヽ \ 「負けることに理由をつけ 負けることに寛容になる
//: : : :} ヽ 敗戦を他人事のように感じるようになったらキケンだぜ」
/ /: : : : : / ┬―― 、 , ===:、
. { {:_:_:_:// | V/ }}
\ |__ノ / ト===イ
\ ゝ. / ノ /
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ |\
.
/|
_ / |
/ ∠ / ̄`-イ それでも我慢を続けるマキバオー
- イ
--,‐,‐ / どれだけ目をそらそうが耳をふさごうが
// /
‐‐:、_´ /
(:_:_:_:)`ヽ. 周りの馬は挑戦を続け 勝ち負けを喜び悔しがる
――:、 (:}
|\___人 ついにマキバオーは涙を流し
/:::::::ハ } 心中を吐露する
‐‐‐く:::::::/ |_/|┐
‐‐‐‐ \レ'´-----/
)
.
/ハト、_ /⌒|
{ ∠〈 「オレ…も走りてぇ 思い切り走りたい……
ゝ-;一 ー;- |
| |{;|__ |{:|_ | オレも全力で勝負がしたい 1着でゴールしてファンと喜びたい
/。゚_ _゚。_ `ヽ
/ {:_:_:_:} {:_:_:_:_} } たとえ勝てなくても そん時は思い切り悔しがりたいにゃ
{ し r ―――:、 /
ゝ_ゝ二二二ノ へ
/ ヽ ファンに喜んでもらうのは好きやけど
/ ./ ヽ | それは勝負してもできるでしょ」
|_| ||__|
|:_:_| i ||_:_:_|
ゝ ___ ノ 〈
| {_Uイ__ ',
|  ̄ | │ │
 ̄  ̄ ̄
.
. / | へ
/ |/| / へ ヽ
ト、/ 厶 〈_ / / :| | 「オレ……オレだんだん負けても悔しくなくなってきてるにゃ
| | | | | |
| | | | 〈
ゝゝ / ヽ 他人事のようになってきてるにゃ
ハ > __/ `‐‐‐、 | だから…こわいにゃ
ハ 、、、 、、、 |
ヽ。|j:| |j:| 。。 〈
〉 、______ノ ヽ このまま…レースできなく…勝負できなくなっていくのが
/__ ___ } こ……こわいにゃ」
| /: : : : : ヽ /: : : : : : ヽ ∧
| ゝ:_:_:_:_:ノ ゝ:_:_:_:_:_:ノ / \
\ ___ / ヽ
― ´┬――‐`― | |
.
 ̄ ̄ ̄ \
/ \ すまねえ文太 オレは…オレは卑怯者や!
∧\ |
| \\ | おんしゃ一人に重荷背負わせて知らん顔しとったんや
 ̄ ̄ \ 7 .ヘ\\______|
/// V /⌒} /, -、 \ \
/ | | ゝ_./ ∧_ノ。{ ・ Y_ノ 走ったらえい!思いっきり走ったらえいで文太!!
| | |_/ /  ̄ ̄ ⌒|ノ オレが走らせたる!もう誰にも邪魔はさせねえ!
| ゝ. / / n_ノ
∧ {ニニ}/  ̄ ヽ/
/ ゝ--| | ゝ__/
/ / /ゝ二二二/
/ / |
.
/ /::∧
/ /::/ ',
l | ________/::/_ |
| / / 二ニ== 、:: /⌒ヽ::::Y
/ / / ∠V ヽ Vハ | }:::|
| / /、/|・ │{∴} | |ヽ / /::::| /
`‐‐ /\} ゝノ 。 //:::::V |::::::|_∠ 思いきり走って 思いきり悔しがって
| |・ |ヘニニニニイ::::::::V:::::::∧ ヽ
| ヽ/ ̄∩ヽ ヽ:::::∧::::/ | |
`‐‐‐|∩、 ||ニニ|| | | 思い切り喜ぼうぜ!!
`i | ___ |:::::::::| / |
. | / ___|:::::::::| / /
\_ /:::::::::::::::::::::::/ / /
\:::::::::::::::::::::::::/ / /
.
. /{
ト、{K><`ヽ /}
{/`:、_,__`'く/ツ
ノ:::/::::/:::::::::{フ ここからヒノデマキバオーと福留隼人の本当の
/イ::::::: /::::l::::::{ 競走馬人生がスタートします
____/ニ}::::::::{::::::::::::::\
. ____/ニニイニ/八}::{八}\)\;ル
{ニニニ/ニ|,/ニニj/※※※{
{ニニニニ{ニニ{※※※※\___ ここまでが26話
`7ニニニ}ニニ}※※※※※※}__rx スタートダッシュまでにかかる時間は長いですが
{ニニニニニ/\r=ミ____※※※※ {--ミ 我慢しただけの熱い展開があることは約束します
}ニニ/}\_}___}___}ヽ※※※ {
{>''" } ※{ニニニ{ ヽ※※/
ヽ※}ニニニ} } ※ {
ノ※{ニニニ{ \/
/ ※ /ニニニ}
. { ※;/二二ニニ{
[三「ニニ>''"
.
/:::::::::::::::::/ /. /::::::::::/二二二二7 | \
/::::::::::::::::::/ .//:::::::/ / ̄ |二| 〈
|::::::::::::::::/ <::::::: へL.∠_ | ∧ ヽ 特筆して紹介したい馬は
\:::::::::::| / / ̄ 〉 ィ}・{ 丁 Lィ \\ もう一頭の主人公ともいえる「フィールオーライ」
\:::: | |T・}ヽ / / ゝ-.ノ | | | |
\| \ | | / / .| | | |
\ | |./ / / / | | マキバオーとは対照的に無敗で華道を勝ち続ける
| | / / // / / 勝つことを期待される馬
| | / / / / /
/ / / /へ二二二イ
/ | _ /⌒V/.へ モデルになった馬は御存じ「ディープインパクト」
| /: : 7 | |/ \
\ 〈:_:_/ /ゝ_ノ \
\__/ /‐┘ \
.
ト、__| |\
|\ ゝ::::::::::::| | 〉
| /::::::::::::::::ヽ \_ 「たいようのマキバオー」のコンセプトは
/:::::::::::::::::/|:::::| .へ \\_ 勝って当然の馬と負けて当然の馬
::::::::::::::::://::::// _ \∠ノ|
:::::::::::::::|へ|イ\ | |i| } ヽ:::::|
:::::::::::::::| へ | | 丁 / Vハ
:::::::::::::::\{|iト、/ | 〈 V
\::::::::::::::::\ヽ. |_ | ', 同じ競走馬なのにこんなにも住む世界が違うという
 ̄ ̄ ̄ ̄ヽ_ |: :} ハ |\ 格差が原点とインタビューでおっしゃられていた
||: :} } } | \
 ̄}`‐<ニノ | \
ノ ヽ. V ヽ
.
. /(
ハ/::::::\八|、__
:::::::::::::::::::::::::::::::::::\/|
´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/ ノ:::ヽ
⌒\ |::|::::::| この2頭の出会いこそが
__ { {li| V::::ノ
\ .イ 〉 / ̄ たいようのマキバオーの長きにわたる
| { | {:_||
/ ⌒ ̄ 運命の始まりであり
/ /{
/ ゝ `/| ヒノデマキバオーにとっての
| _/0_ 0 / もう一つのスタートラインじゃったと言えるじゃろう
| |{:_:}_{:_:} /―‐ v
〈 `‐┬┴' :|
│ |‐‐||‐‐|┬ |
__}  ̄  ̄  ̄
.
/ ̄ ̄ 丶
... /l .: :.
. / l _/l{ }l \ ∧
l \ l{ }l - \/ l
∧ )八丶.. _ ノノ r ノ ここまでが10巻あたりまでの
. l≧‐ ノ -二二二 " 八 /ノ
\ ̄ く しノ、 r‐ ノ 、  ̄ ≦ 内容になります
ノヽ_) ノ 八 、( ノ 人 /ノ,
―八、_/ノ l | ( \_ v/ 7、
\ゞ ー‐ "_ ノ 、_ ー‐ ` ツ.....\
)≧l  ̄ (- -)、  ̄ ノ............}...l 続きは是非ご自身で読んでいただきたい
/........\ rwww、ヽ /............ノl..ノ
. l....∧..........ヽ ー― ) ∧......∧(
\ ∧..∧...l ニ ∧ !.../ ))
l/ レ 、__ _∧ レ
 ̄ ̄
-─-
/ `ヽ 他の見所じゃが
--{ }V. }
./ ノiハ. 厶ャ それになんといっても続編作品なので
人__ (ムイ ≧=ー イ//
_{:i:i:i:i{ 寸 /ハ 前作キャラクターの登場は胸が躍る!
寸::..寸{ ノ ( |
人Vム >ー匕フ \TニY
乂:i:i>‐ / 一'V/ー:.、
ノ:i:i:i:i:i:i:八\  ̄ ̄ ̄∨:iハ
才:艾:i:i:从 ー───∨人
.
//{ {'///∨/////{ /∧
{ ///{ {'//////////{///{
{'∧//{ {'//////////{///{ /(
{'//\{ ∨/////////}//∧_////
{ ////\ \ //////: :} //////// _
( \/////\//////{: :////////////⌒
{\ \_\/////////// : 〈///////{/ //
{//\____/ ////////: : : : \////////
{///////////////////}: :/: : :.:マ'/////{
〈///////////////// 斗ゥ''7: : : }V////{ / 競馬ものであるためかつてのライバルキャラクターの
\'/////////7///`¨¨´/: : : /:.∨///}/(
 ̄ ̄ ̄/: : //:{: : : : : : :/: : : ∨//{//\ 子供が多数登場 血統表を見ているだけでも懐かしい名前が
/ ∨: .:.} }: : : : : :/::::::::::::::::::、//////)
/ /: : : :} {: : : : :/:::::::::::::::::::::::\/// ずらずらと
/ //人:.::.:} {: : : :/::::::::::::::::::::::::::::::{\
/::ノ:::::::{⌒ヽ::/⌒}:::::::::::::::::::::::::::::::::、::::\
/:::::/:::::::::;人:::::{::{::::ノ:::::::::::::::::::::::::::::::::::`、::::::\
/:::::/::::::::::::::::::`¨¨¨´:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::}:::::::::::::. 前作も合わせて読んでもらいたい
/:::::/::::::::::{:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/::::::::::::::::::::::::::::.
/:::::::'::::::::::::::、::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/::::::::::::::::::::::::::::: }
I::::::::{::::::::::::::::`、::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/:::::::::::::::::::::::::::::::::
.
_/ ̄`\__
{\{ }/ト、
∧__}\,,,,,,,/{__/ \ というわけで今回紹介は「たいようのマキバオー」でした
〈_____〉 〈____〉_,_从
ノ| ● ●  ̄>::〉
|::| /、_,、_,\ _/::l:〈 好きな作品故 長くなってしまいましたが
/⌒ヽ|从 ゝ._) }/⌒i::}__
\/::::);从>,、 __,. イl:/ ̄ ̄:::/ どうか一度手に取っていただきたい
〈::::::::::::::::::\\///::::::::::::::/
\:::::::::::::::::://::::::::::::::::::::/
.
 ̄ ̄ ̄\―‐ ミ
/
}l 丶 ∨/
l\ ∨/
l{ |--\ ノ ∨/ 最後に一つ宣伝を
|\ 八 l- - -\_\ l
l - \ `、 _ - - - - --}l l{ l∨l}
- - - ―― ≧ ======\- - - - }l尤ヽ l∨---\ // 冒頭で語ったみどりのマキバオーの最終レース
\- - - - - }l} \_ ノ ≧―‐ノ 、 丿 ノ-_/ ̄ /、___
\__/人 }l l l{ ) ノ _≧ ==7 l/ > "/ /------/「第一回ジャパンチャンピオンシップ」を新規収録した
( ≧ _〈 ノ ヽ、ノ.:::::::::::::::::/ ト 〃 .::::/ /、----/ みどりのマキバオー Blu-ray BOXが7/27発売予定じゃ
/∧ ̄\:::::::::::::.ヽ 7 l{::::肆::::::::/ -≦ ):::ノ /--) ̄ ttps://www.amazon.co.jp/dp/B09PZCZJPM?tag=1991roxas-22&linkCode=osi&th=1&psc=1
∧ ≧l\峠::::ノ l { 、 ―― " ( ´ 、ヽ-- /
\ 〈  ̄ ノ .:::.丶  ̄ )丶 /≦-----/
/-\ ノ (_ - ⌒ヽ " / ∨/--- \
_/ --- \ { }l / ∨/-----\ わしは買います 必ず
/-------/---\! / l /, --\--丶
l/ ̄ ̄ ̄/--- //∧ ノ / ∨/----))---ヽ
.
. /{
ト、{K><`ヽ /}
{/`:、_,__`'く/ツ
ノ:::/::::/:::::::::{フ
/イ::::::: /::::l::::::{
____/ニ}::::::::{::::::::::::::\ 長のお付き合いありがとうございました
. ____/ニニイニ/八}::{八}\)\;ル
{ニニニ/ニ|,/ニニj/※※※{
{ニニニニ{ニニ{※※※※\___
`7ニニニ}ニニ}※※※※※※}__rx マキバオーはいいぞ!
{ニニニニニ/\r=ミ____※※※※ {--ミ
}ニニ/}\_}___}___}ヽ※※※ {
{>''" } ※{ニニニ{ ヽ※※/
ヽ※}ニニニ} } ※ {
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[三「ニニ>''" 終わり
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乙です
乙
太陽のマキバオーのカスケードは良い師匠キャラだったな
投稿乙です
乙でしたー
マキバオー、血統とかも元ネタあったんだな、と読み返して気づいた
おっつおっつ
掲載紙と舞台と助走区間で読み手をえらんでしまうが、みんな読もう!
投稿乙
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作中のフィールオーライの走りはディープインパクトのような追い込みではなく普通の先行馬の走りなので
馬としての走りのモデルはディープインパクトではなく同じ無敗三冠馬のシンボリルドルフと言われていますね