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　　　　　　 ,,r-=‐v(　　　'' ､
　　　　　　(( 　／:::::＼＿_ノ丶　　　　　 こんばんは
　　　　　　 '' //ﾚﾍ::::;ヘ:::::i::::::',
　　　　　　　 j::l　┃　 ┃`-!::::::ゝ　　　　本日は２１時から更新を再開します
　　　　　　　 l:〈┗┛,┗┛/:::::/
　　　　 　　　ヾ::`ゥrr-.rｭｲ~x'　　　　　　今しばらくお待ちください
　　　　　　　　 j:!'/1::ｰ:'::! i　i::l
　　　　 （￣）￣ 'J⌒/⌒ｃ￣￣＞＜
　　　　　　　　　　 ⌒ ⌒

　　　　　　　　　　　...,,
　　　　　　 ,,r-=‐v(　　　'' ､
　　　　　　(( 　／:::::＼＿_ノ丶　　　　 フタヒトマルマルです、更新を再開します
　　　　　　 '' //ﾚﾍ::::;ヘ:::::i::::::',
　　　　　　　 j::l　┃　 ┃`-!::::::ゝ　　　やる夫が熱烈にひらめいたところからですね
　　　　　　　 l:〈┗┛,┗┛/:::::/
　　　　 　　　ヾ::`ゥrr-.rｭｲ~x'　　　　　それでは早速本編に参りましょう――
　　　　　　　　 j:!'/1::ｰ:'::! i　i::l
　　　　 （￣）￣ 'J⌒/⌒ｃ￣￣＞＜
　　　　　　　　　　 ⌒ ⌒

帰宅後、やる夫は軽くシャワーを浴びてから机へと向かった



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ＿＿
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ／　　 　 　 `
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ．　　　　　　　　　　　　まずは資料の分析だ
　　　　　　　　　　＿＿＿＿＿＿＿　　　　　　　　　　　 　 　 |＿.ﾉ ゝ _＿.　 　|
　　　　　　　　　/{＿＿＿＿＿＿＿〉 　 　 　 　 　 　 　 　 　 {(●) (● )　　 　|　　　 メヘロプホホ大生６人を仮にA～Fと置き
　　　　　　　　 //　/　.!　　　l 　 l　ヽ.ﾟ､　　　　　 　 　 　 　 　（　 人＿ 　） 　 ﾉ
.　　　　　　　 //　/ 　 |　　　|　　|　　＼　　　　　　　　　　 　＿__..ー―' 　 ,ィ ￣|　　　次期大統領候補の子供をAとする
　　　　　　　//　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　/:::::::::｀ー─|￣:::::::: : |＿
　　　 　 　 //　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ／＼:::;イ´ 　 .|＿,ィ´￣　./｀ヽ
.　　 　 　 //　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ／＿__/〈＿＿__〈:::: /￣|＿人__∧
　　　　　//　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／::::ヽ:::::::::::|///// |:::::|￣:::::::::::|::::::: |
　 　 　 //　　　　　　　　　　　　　　　　　　　_＿,／:::::::::::::〉::::::: |///// |:::::| ::::::::::::: |::::::: |
.＿＿_// ＿_＿＿＿＿＿_ 　 rﾆ二ﾆ! ＿ /:::::| |:::::::: : ／|:::::::::::|///// |:::::| ::::::::::::: |::::::: |
　　　//　　 　 　 　 　 　 　 　 | 　 　 | 　 〈 ,イ⌒ヽ_／　 .!::::::::: !///// !:::::!::::::::::::::/::::::::;′
　　 //　　　　 　 　 　 　 　 　 | 　 　 |　　　､＿＿ﾉ 　 　 |::::::::: |///// |:::::|:::::::::／:::::::ノ ＼
　　(　)───── ┐　　　　|＿＿_|　　 　ィ V　￣￣￣￣￣ .∠￣}￣￣￣:::::::＞´　 　 ヽ
　　　｀ー────‐┘　　 　 　 　 　 　 ,ィ三三三三;/ﾆ三三三{＿ノｰ──一'"　　 　 　 　 ＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　く 三三三三 /=三三三三/　　　　　　　　　　　　　　　　＼
　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ｀ー──一'ー───一'　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ＼



　　　　　　　　 ＿＿＿
　　　　　　　／　 　 　 ＼　　　　　　　　　　　６人がどの部署への配属を希望しているか
　　　　 　／　　─ 　 ─ ＼
　　　　／ 　 　（●）　（●） ＼　　　　　　　　 そして各派閥が誰を欲しがっているかは
　　 　.|　 　　　　（__人__）　　 |　 　 ＿＿
　 　　 ＼　　 　　｀ ⌒/￣￣⌒/⌒ 　　/　　　各資料を見れば大体見当がつく
　　　　（⌒　 　　　　/ 　　　　/　 　 　/
　　　　i＼　　＼　,(つ　　 　 /　　　⊂)
　　　　| 　＼　　 y(つ＿＿./,＿＿⊆)
　　　　|　　　ヽ＿ノ　　　　|



６人が希望する部署

A（次期大統領候補の子）：【1D4:4】
B：【1D4:3】
C：【1D4:4】
D：【1D4:2】
E：【1D4:1】
F：【1D4:2】

１：不知火派の影響が色濃い部署α
２：霧上派の影響が色濃い部署β
３：佐山派の影響が色濃い部署γ
４：派閥の影響はない、もしくは均衡している部署δ



各派閥が欲しがっている人（※出目が大きい程欲しい）

不知火派
A：【1D100:35】
B：【1D100:37】
C：【1D100:26】
D：【1D100:84】
E：【1D100:73】
F：【1D100:17】

霧上派
A：【1D100:92】
B：【1D100:2】
C：【1D100:15】
D：【1D100:17】
E：【1D100:60】
F：【1D100:56】

佐山派
A：【1D100:42】
B：【1D100:86】
C：【1D100:1】
D：【1D100:67】
E：【1D100:46】
F：【1D100:82】

６人が希望する部署

A（次期大統領候補の子）：部署δ
B：部署γ（佐山）
C：部署δ
D：部署β（霧上）
E：部署α（不知火）
F：部署β（霧上）


各派閥が欲しがっている人（※出目が大きい程欲しい）

不知火派　　　　　　　 　 　 　 　 霧上派　　　　　　　　　　　 　 　 　 佐山派
A：【1D100:35】　　　　　　　　　　 A：【1D100:92】（欲しい！）　　　　 .A：【1D100:42】
B：【1D100:37】　　　　　　　　　　 B：【1D100:2】　　　　　　 　 　 　 　 B：【1D100:86】（欲しい！）
C：【1D100:26】　　　　　　　 　 　 C：【1D100:15】　　　　　　　　　　　 C：【1D100:1】
D：【1D100:84】（欲しい！）　　......D：【1D100:17】　　　　　 　 　 　 　 .D：【1D100:67】（まぁ欲しい）
E：【1D100:73】（欲しい！）　　　 .E：【1D100:60】（まぁ欲しい）　　 　 E：【1D100:46】
F：【1D100:17】　　　　 　 　 　 　 .F：【1D100:56】（まぁ欲しい）　　 　 F：【1D100:82】（欲しい！）



　　　　　　　　 ＿＿＿
　　　　　　　／　 　 　 ＼　　　　　　　　　　　　この結果からわかることはまず、Cはシロだな
　　　　 　／　　─ 　 ─ ＼
　　　　／ 　 　（●）　（●） ＼　　　　　　　　　 どの派閥も対して欲しがっていないし
　　 　.|　 　　　　（__人__）　　 |　 　 ＿＿
　 　　 ＼　　 　　｀ ⌒/￣￣⌒/⌒ 　　/　　　　希望部署も派閥の色濃いところではない
　　　　（⌒　 　　　　/ 　　　　/　 　 　/
　　　　i＼　　＼　,(つ　　 　 /　　　⊂)
　　　　| 　＼　　 y(つ＿＿./,＿＿⊆)
　　　　|　　　ヽ＿ノ　　　　|

　 　　　＿＿＿_
　　　／　　 　 　＼
　 ／　　─　 　 ─＼　　　　 そして確定クロであるAを霧上派は露骨に欲しがっているが
／ 　　 （●） 　（●） ＼
|　 　　 　 （__人__）　 　 |　　　A本人は派閥色のない部署を希望している
./　　　　 ∩ノ ⊃　　／
(　 ＼　／ ＿ノ　|　 |　　　　　これはお互いに希望し合う状態だと怪しまれるから
.＼　“　　／＿＿|　 |
　　＼ ／＿＿＿ ／　　　　　 あえてAが希望を外した可能性が高い



　　 ／￣￣￣＼
　／　　　　　　　 ＼　　　　となると霧上派自体がクロである可能性も高いか
/　　　 ─　　　─　ヽ
|　　　 （●） 　（●）　|　　　同様に霧上派が興味を示しているEとFも怪しくなってくる
＼　　∩（__人/777／
／　　（丶＿//// ＼

　　　　　　　　 ＿＿＿
　　　　　　　／　 　 　 ＼　　　　　　　　　　　F自身も霧上派の影響力が強い部署を希望してるしな
　　　　 　／　　─ 　 ─ ＼
　　　　／ 　 　（●）　（●） ＼　　　　　　　　 ただ佐山派もFを欲しがっている
　　 　.|　 　　　　（__人__）　　 |　 　 ＿＿
　 　　 ＼　　 　　｀ ⌒/￣￣⌒/⌒ 　　/　　　両者ともクロでどちらに所属しても構わないとも見れるが
　　　　（⌒　 　　　　/ 　　　　/　 　 　/
　　　　i＼　　＼　,(つ　　 　 /　　　⊂)　　　　 Bと佐山派は相思相愛な一方、霧上派は全く興味を示していない
　　　　| 　＼　　 y(つ＿＿./,＿＿⊆)
　　　　|　　　ヽ＿ノ　　　　|　　　　　　　　　　　仮に全員クロでどちらの所属でもいいならば、作戦に統一感がない



　 　　　＿＿＿_
　　　／　　 　 　＼
　 ／　　─　 　 ─＼　　　　　Eの方は霧上派が興味を示している一方、不知火派と相思相愛だ
／ 　　 （●） 　（●） ＼
|　 　　 　 （__人__）　 　 |　　　 これは不知火派もクロと見るか、それともあえて無関係の
./　　　　 ∩ノ ⊃　　／
(　 ＼　／ ＿ノ　|　 |　　　　　 学生を希望する霧上派のカモフラージュと見るか……
.＼　“　　／＿＿|　 |
　　＼ ／＿＿＿ ／

　　　 　＿＿＿_　　　　━┓
　　　／　　 　 　＼　　 ┏┛
　 ／　　＼　　 ,＿＼.　 ・　　　　ただ霧上派しかAに興味を持っていないのはやや不自然だな？
／ 　　 （●）゛ （●） ＼
|　 ∪　　 （__人__）　 　 |　　　　　次期大統領候補の子なら他の派閥ももっと欲しがっていいものだが……
/　　　　 ∩ノ ⊃　　／
(　 ＼　／ ＿ノ　|　 |　　　　　　　まさか全員クロで霧上派に行くよう示し合わせてるのか？
.＼　“　　／＿＿|　 |
　　＼ ／＿＿＿ ／



　　 　 　　 ＿＿＿_
　　　　　／　　　　　＼　　　　　　そういえばマキマさんからAについての資料をもらっていたな
　　　 ／　　─　 　 ─＼
　　／ 　　 （●）　（●）　＼　　　 Aに何か問題でもあるのだろうか？
　　|　 　　 　 （__人__）　 　 |
　　＼　　　　 　　　|＼ 　／ ／|
　　／　　　　　/⌒ﾉ　 ＼／ （ ）
　　|　　　　 　/　/ |　　 　　　　|



Aの学内での成績：【1D100:57】
Aの性格：不真面目（小）←【1D100:53】→（大）品行方正

.　　　　　　　 　 　 ／￣￣￣＼
.　　　　 　 　 　 ／─　 　 ─ 　＼　　　　　成績も性格も至って普通、悪く言えば平凡
　　　　　 　 　 /　（●） 　（●）　　ヽ
　　 　 　 　 　 |　　（__人__）　　u. 　 |　　　　トップの大学の生徒兼次期大統領候補の子であることを考えると
　　　　　　　　 ＼　　｀⌒ ´ 　 　__,／
.　　 　 　 　 　 ／　　　 　 　 　 　 ＼　　　　あえて避けるような理由はないように見えるけど……
　 　 　 　 |￣￣￣￣￣Ｙ￣￣￣￣￣|
　　　　　（,,)　 　 　 　 　 |　　　　　　　(,,）
　 　 　 　 | 　 　 　 　 　 |　　　　　 　　|



　　 ／￣￣￣＼
　／　　　　　　　 ＼　　　　本当に示し合わせだとしたら全派閥クロの可能性がグッと上がる
/　　　 ─　　　─　ヽ
|U　　 （●） 　（●）　|　　　だがまだ確定的な情報はないし、断定すべきではない
＼　　∩（__人/777／
／　　（丶＿//// ＼　　　　やる夫自身の経験のバイアスもかかってるかもしれないし

　　　　　　　 　　　＿＿＿_
　　　　　　　　　／　　 　 　＼　　　　　だが少なくともAを霧上派の部署βにはやれない
　　　　　　 　／　　─　 　 ─＼
　　　　　　／　 　 （●） 　（●） ＼　　 本人が希望する部署δに配属させよう
　　　　　　|　　　　　（__人__）　　　|
　　　 　　 ＼　　 　　｀ ⌒´　　 ,／　　　これに霧上派がどの程度反発するかでクロかどうか判別できる
　　　　　　ノ　　　　　　ー‐　　　＼



　　 ／￣￣￣＼
　／　　　　　　　 ＼　　　　だが霧上派の希望が全く通らないのもまずいし
/　　　 ─　　　─　ヽ
|　　　 （●） 　（●）　|　　　相思相愛をあえて断ち切るのもよろしくない
＼　　∩（__人/777／
／　　（丶＿//// ＼　　　　そうなると無難な組み合わせは――

【配属案】

A（次期大統領候補の子）：部署δ
B：部署γ（佐山）
C：部署δ
D：部署α（不知火）
E：部署α（不知火）
F：部署β（霧上）



..　　　　　＿＿＿_
　　　　／　―　　-＼
..　　／　 （●） 　（●）　　　　　おおよそインターン生の希望通りだな
　／　　　　 （__人__）　＼
　|　　　　 　　｀ ⌒´　　　|　　　唯一Dを不知火派部署に配置することで
.　＼　　　　　 　　　　 ／
.　　ノ　　　　　　　　　＼　　　　あえて不知火派が有利な状況を作った
／´　 　　　　　　　　　　ヽ

　　　　 ／.:￣￣￣￣￣ ＼
　 　 ／: : :　　 　 　 　 　 　 ＼
　 ／: : : :　　　　　　　 　 　 　 ＼
／: : : : : :　　　　 　 　 　 　 　 　 ＼
: : : : : : : :.._　　　　　　　　_　　　　　 ＼
: : : : : : : ´⌒＼,, ;、､､／⌒｀　 　 　 　 l　　　この案をもって誰がどの程度反発するか
: : : : ::;;（　● ）::::ﾉヽ::::::（ ●　）;;:::　　 　|
: : : : : : ´"''",　　　 　 　"''"´　 　　　 　l　　　それで全てが決まる――！
: : : : : : . . （　　　 j　　　 ）　　　 　 　／
＼: : : : : : :.｀ｰ-‐'´｀ｰ-‐'′　　　 ／
／ヽ: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : イ＼
: : : : : : : : : :.｀`ｰ- -‐'"´　　　 　 　 ＼
: : : : . : : . : : .　 　 　 　 　 　 　 　 　 　＼




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│　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 │
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　||l／..￣／ ヾ＼|__.i___/ L..f^i　__j 　　//　|　　　| 　 ＼.　　　　　　＼　 li￣`irI
　 Ｌ三／⊂～ヾ;' !i'￣￣ﾞ||ヽ.───//ｉ　 |　　　|:.　　　＼.　　　　　　＼ｊ.　...| |
　　.／　　　　／　||　　　,.||_,|ζ　　 // :|　/. 　 　＼　　　　＼.　　　　　　＼,_ソ
　　|"￣￣.／　　/三三三/θ　　 //　 |./..　　　　　＼　　　　＼.　　　　　　＼
　　| 　 　 ||￣￣ :|￣￣￣||: ￣￣|:|　　/　　　　　　　　＼ 　 　 .||￣￣￣￣￣|
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　　　　　 /:::l:::::::l::::::::::ﾄ､:::::::::::::ヽ､:::::::iヽ::::::!:::::i::::､:::ヽ、::::::i
　　　 　 /:::::ﾄ､::::ヽ:::::::ヾヽ:::::::::::::::ヽ::::l:::ヽ::::l:::::!:::::i::::::ヽ:::::::l、
　　　 　 i::l:::::l:::ヽ:::::＼:::::::ヾヽ:::::::::::::::!::i::::::::!:::i::::l::::::l::::::::ヽ:::::l!
　　　　 l::::l:::::ﾄ､:::＼::::::ヽ、:::＼ヽ､:::::::i::!:::､::::l::::!:::i::::::|､::::::::!::::ﾄ､
　　　　 !::::l:::::i:::ヽ:::::ヽ、::::＼ヽ::＼｀ヽl:i､::::ヽ::!:::i:::l::::::l::!::::::::i::::l｀ヽ
　　 　 l:::::i:ﾄ､ヽ:::＼::::､＼::::::ヽ、::::ヽ::li､:ヽ::::i:l:::l::::ﾄ､::!::l､::::::l::::i
　 　 　 !:::::l::i::ヽ:ヽ、:＼:::､:ヽ、:::ヽ::丶、::＼ヽi:l:::i:::il::iヽ:l:::!:::::l::::l
　　　 /!::::i:::l:::::＼:ヽ、:ヽ:ヽ:::＼::::::ﾄ､:,.‐'"_,.ｨ､!l::l:::l:i::l:::!i:::ﾄ､::i::::l
　　　ﾉ!l:::::l:::::!::::::卜､:ヽ:::＼:ヽ::::ヾ::く_,.ｒ'少'ヽi!i:l::i::l::i:::il::::i:::!::l:::i
　　　　 !::::i:::::l:::::::::i-‐ヽ::ヾ、ヽ、ヽ:::!ﾞヽ´　 　 li !:l::i::l:::l!::::l::::i::l::l
　　 　 　 i::::l::::ヽ:::::ヽ辷ｴメ､＼ ヾ｀ヾ、 ﾞヽ　　　!l::i:::l::::ﾊ::::i::::l:::i::!　　　　本当にこの案でいくんだな？
　　　　　 l::ﾊ:::::､:ヽ:＼　　　　　　　　ヽ 　　　　i::!l:::::/ｒ'!::::l:::i::l::i
　　　　 　リ　i:::::＼ヽ､ゝ　　　 　 　 　 　　 　　!l i::::!l　|:::li:::l::i::l
　　　　　 ﾉ　　!::::::lヾ.ヽ　　　 ､　 -　　　　 　　i 　!:ﾘ　ﾘﾉ!ﾊ:::l::i
　　　　　　　 　 l:i::::!　i＼　　　 ｀　　　　 　　　　　 iﾉ　 ｿ i! ｊ-┴-‐‐‐‐--､
　　　　　　 　 　 l!i::l　 !:::|ヽ、 　 -‐'二￣　　　　,/-‐'´￣　　　　　　　　　 ｀!
　　　　　　　　　　 !l 　 i::i　 !＼、 　　　　　 　,.ｲ　　　　　　　　　　　　　　　l＿
　　　　　 　 　　 　 l! 　iﾊ!　iﾉ　 ヽ、　 　 　,.ｨ　| iヘ　　　　　　　 _,.-‐‐''´￣　￣＝‐‐‐-- ､_
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｀>┬‐''　　 l i　 !　　　　　 ／　　　　　　　　　　　　　,.-‐'｀ヽ、
　　　　　　　　　　　　　　ｒ‐‐‐''´￣　 ﾍ　　　　| !　 l　　　 ／ ／　　 　/　　　　　 _,.-'"　　　　　｀i
　　　　　　　　 　 　 　 　 lｒ‐､　　　　 　 !　　　 l　　 ヽ、　/　/　　　　/　　　　 ／　　　 　　　　　　l
　　　　　　　　　　　 　 _,ｲ　　i　　　　/,.ﾊ　　　i　　 　 ｀y'　/　　　/ /　　　,.ｒ'´　　　　　　　　　　 　!
　　　　　　　　　 __,.ｨ'´ｲリ　　l　　　 ﾚ'　　!　　ﾉ　　　／i　/　　　/ /　　　/　　i　　　　,.ヘ　　　 　 　l
　　　　　 ／´￣ //　 ノ　／ﾞヽ.　 /　　　l ｰ/　　／　/ /　　　/ /　　　/　 　l　　　 /　　 !　i　　　　 i
　　 　 ,.イ,.-‐''´ﾌ / ／ ,.ｲ /i　 〉 / ヽ、　／　／　　/ /　　　/　　　　/　　　l　　　/　　　 i　l　　　i　 l
　　／リ　　 ／　i /'´ //　 ｊノﾞ /　　　　く　／　 　 /　i　　　i　　　 　i　　　/　　 /　　 　 　l i　　 　i　 l
　　 i　l !　／　　 l　 ／/ ／　 /＼　　　　 ヽ、　　/　　l　　　l　　　　l　　　ﾉ　　/　　　　　　| l　　　 l　 i

　　　　　　　 　　　＿＿＿_
　　　　　　　　　／　　 　 　＼
　　　　　　 　／　　─　 　 ─＼
　　　　　　／　 　 （●） 　（●） ＼　　　はい、これが最終案です
　　　　　　|　　　　　（__人__）　　　|
　　　 　　 ＼　　 　　｀ ⌒´　　 ,／
　　　　　　ノ　　　　　　ー‐　　　＼





: : : ／: : : : : : : : : : : : : ＞ ´: : : :／; : :. :. :./::::::::::::::://::::/:|:::::::i::::::::::::::::::::::ﾘ::::}
:.／: : : : : : : : : : :.＞ ´　　/: : ／: /: : : : .:/::::::::::::::://:/ｲ_,.!:::::ﾘ:::::::::::::::::: / i::7
___ : : :斗:≦弋＝=zz≧=-:.／:. :./: : : :.／::::::::::::::; '::::/≦__ｉ:::/:|:::::::::::::::::/　,::′
: : : : : : |: :|　　＼　 弋_;fツ＾ヾ=/: : :／ . ::::::::::／ィ弋ｆツ　!:/: :ﾘ:::::::::::::/　//
: i: : : : :.i: :|　　　 ｀ ー---─　/: :／: :::::::::::／: :ー---=≦/ : /::::::::::::/　//
:.|V: : : :.lⅥ　　 　 　 　 　 　 /／／: :.＞ ´.: : 　 : : : : : : / : /:::::::::::; '∠.ｲ
:.| ∨: : :|ﾊ:!　　　　　　　　 ／／‐　´　　 i: : :　　　　: : : : : /::::::::／
:.ゝ-V: :.|　ﾍ、　　　　　　　　　　　　　 　 |: : : .　　. : : : : :厶ｲ／　_　　　　　　　　　　あまり君らしくないな
: : :.|..∨ﾑ　　　　　　　　　　　　　　 　 　 |: : : : . : : : : : : : /:/　　　 ＞ ．
ﾊ: :.!　iヾ:.i　　　　　　　　　　　　　　　　　{: : : : : : : : : : : ｲ:/　＼　　　　　＞ ．　　　 だが何か考えがあってのことだろう
.∧..i.....i　＼　　　　　　　 　 　 　 __　　　 j: : : : : : : : : , i:::/　　　 ＼　　　　　　 `
.... Ⅵ.....i　 ＼　　　　　　　　　　　　｀　 〃: : : : : : : , '....|::′､　　 　 ＼　　　　　　　　佐山派としてなら言いたいことは山ほどあるが
........ﾍ.....i　 　 ＼　　　　　　　___,........＿＿: : : : : :., '........j/......∧　　　　 ＼
.................i　 　 　 ＼　　　　 　 ｀　ｰ─一 ´: : : ／∨...................∧　　　　　 ＼　　　　　人事部部長としてなら君を信用したい
..................i　 　 　 　 ＼　　　　　　￣:::::: : : :.／　　 i..................... ∧　　　　　　 ＼

　　　　　　　　　　　　　　　　　　,..-----....､
　　　　　　　　　 　 　 　 　 , イ:::::::::::::::::::::::::::＞､
　　　　　　　　　 　 　 　 y':::i::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾍ
　　　　　　　　　　　　　/::::::::i:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::',
　　　　　　　　　　　　 7:::::::::::',:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::',　　　　 だからこの最終案は君自身が
　　　　　　　　　　　　7::::::::::i:::::ヽ:::::::::::::::::::､::::::::::::::::',
　　　　　　　　　　　　i::::::::::::i:::::::::＞､:::::::::::::ﾍ:::::::::::::::i　　　　各派閥に持って行きたまえ
　　　　　　　　　　　　',::::::::::::i',::::::::::',:::､::::::::::::ﾍ::::::::::::j
　　　　　　　　　　　　 ',:::::::::::i::iｪｯ::::::ﾍ, ､_ｨｭ.ｧ:::::::::::7　　　　派閥の反応を直接見れば
　　　　　　　　　　　　　',::､:::ヾ ー‐' ヾ､ﾄー‐' ﾘ',:::::7
　　　　　　　　　　　　　 ﾚﾍヾ　　　　 ::::　　　　jﾉ:7　　　　　自分が正しいかどうかがわかるだろう
　　　　　　　　　　　　　　ヾ､',　　　 ､　, 　 　 .从ﾘ
　　　　　　　　　　　　　　　　ﾍ, 　 ‐ - -　　ｲﾉ ヽ,　　__
　　　　　　　　　　　　　　　　 ﾊヽ､　　　 .ｨ　y'::::::/フ::::::::＞ー-､
　　　　　　　　　　　　　　　 イ!ヽ, .` ‐‐´,.イ/:::::/::::::::::／::::::::::::::::ヽ. ,--､
　　　　　　　　　　 ,...::＜:::::/::i 　＞-＜´ y'::::::/:::::::／==':::::::::::--､:7　　i
　 　 　 　 　 ,:＜::::::::::::::::::/::::i .y'::::::::ヽ ./::::::::7::::::/:::::／, --‐::::::::::i　 　.',
　　　　　　 7:::::::::::::::::::::::/::::::iノ ヽ:::／./::::::::::j:::::/::::/／::::::::::::::::::::ノ､　　 ',
　　　　　　 i::::::i!:::::::::::::y'::::::::i　 /::::', ./_::::::::::i:::::',::://::::＞--‐'´￣ .ヾ　 ./
　　　 　 　 |::::::i!:::::::::::::＞'"::i .7:::::/¨',:::::＞､＿＿,,.イ　　　　　　　.,　　y'
　　　　　　i'::::::',!:::::::::::i:::::::::::i /:::/j i　i:::::／i‐‐.ヽ ,'　　　,--､　ii y〃∠
　　　　　　i:ヽ:::::i:::::::::::i::::::::::i7::/ i ¨　i::/　 |.....ｊ　i'　 , -i',　 ',ﾔ ヾ ./:::::::ヽ
　　　　 　 |:::::ヽ:i:::::::::::|:::::::::i:::::',　',　 ｷ:-､ j　 　 i　'　　 ',--' ﾍ　i/;;;;:::::::::ﾍ
　　　　　 7:::::::::::i:::::::::::|::::::::i:::::::',　',　　'｀ﾞ''〈　　 ヽ--､　7i　　 .j 7;;;;;;:::::::::::ﾊ
　　　　　 i:::::::::::::i:::::::::::|::::::7:::::/::＞-.､_　　 ',　 　 i　 , 　 ヽ ＿ノ;;;;;;;;;;;＞'"
　　 　 　 i:::::::::::::|:::::::::::',::::i:::::/:::::::〃::::::::≧=､＿, =-' , イ三;;;;;;;;;;＞'"



　　 　 　　 ＿＿＿_
　　　　　／　　　　　＼
　　　 ／　　─　 　 ─＼　　　　　　 わかりました
　　／ 　　 （●）　（●）　＼
　　|　 　　 　 （__人__）　 　 |　　　　　（ここまでは計画通り――）
　　＼　　　　 　　　|＼ 　／ ／|
　　／　　　　　/⌒ﾉ　 ＼／ （ ）
　　|　　　　 　/　/ |　　 　　　　|

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【霧上の常務室】



　　　　　　　　　 ,1
　　　　　 ,ィ　　/.:|
　　 　 ／/　／.:./.-――-....... ＿＿＿＿,ｨ
　　　 '.:.〃´.:.:.:.:´.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: _ノ
　　 /.:.:′.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:｀ヽ.:.:.:.:.:.:.:￣｀ヽ
　　 〉.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:､.:.:.:.:.:.:.:.:.:.､.:＼.:.:.:.:.:.:.:.:､.:ヽ
　／.:.:.:.:.:.:.:.:.: ヽ.:.:|､.:.:.:.:.:.:.:.:､}､.:}　 z'.:.:.:.ヽ＼|
/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. |.:.:|　メﾉ.:.:.:.:.:.l大l⌒ヽヽ.:.:.|.:.:}｀
.:.:.:.:.:.:.:.:.:|.:.:‐ｧ-}イ⌒ヽヽ.:.;.:.ﾘ{　′　　ｉ } .:}.:.ゝ､
.:.:.:.:.:.:.:.:.:|.:.:.:{.:/ノ　 　 } レﾚ' ﾊ 　 ｎ　 } ﾚ1.:.:＼_＞
.:.:.:.:.:.:.:. /.:.:.:.ﾒ､　　 ｎ　　三三 　 以　　　ﾄ､.:.:.:.＼_
.:.:.:.:.:.:.:/.:.:.:,ｲ　 ヽ　以／　　　　　　　　 ∪　ヽ.:.:}￣
.:.:.: .: /.:.:.:.:.:.ヽ ∪　　　　　　　　　　　 　 　 　 }.:.|　　　　　おこ度：【1D100:12】
.:.:.:／.:.:.:.:.:.:.:.､:＼　ｕ γ⌒ヽ＿__, -┐　　　　八:}
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ￣　　乂_|_l__／´　　　　　 ／ｿ ｀

　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿
　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ⌒＼.:.:＼
　　　　　　　　　＿＿／￣￣￣￣＼.:.|＿_
　　　　 　 　 　 ＼__.／:／.:.:.:.ﾉ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼
　　　　　 　 　 　 ／.:.:/.:.:. ／.: |.:.:.:.:.:.:.:.:＼.:.:.:.:＼
　　　　　　　　　/.:.:.:./.:.:／.:.:.:.:.|:.:.:.:.:.:＼.:.:.＼.:.:.:.:.,
　　　　　　　　　|.:.:.:￣「.:.|.:.:.:.:.:.|.:.:.:|／.:.|.:.:.:.:.:.,.:.:.:.|
　　　　　　　　 /.:.:.:.:.:.:|__ﾊ.:.:.:､_|_／＿__|.:.:.:.:.:.: .:.:.乂_}
　　　　　　　∠.:.:.:.:.:.:.:jI斗ﾐ､.:.:.:.＼ _)ハヾ.:.:.:.:.:|.:.:.:.:.ノ　　　　　 ……ちょっと不知火派に有利な気もするけど
　　　　　　　　/.:.:ハ.:.圦 _)ﾊ￣￣ 乂/ﾉN.:.:.:.:.:|.:.:.:.:|
　　　　　　　八.:/|.:.:.＼| 乂ﾉ 、　　　"" /.:.:.:.:.:|.:.:.: 乂_　　　　　まぁいいでしょ、どうせインターンだし
　　　　　　　　 ｀ ヽ.:|.:八"" 　 　 　 　 ⌒/.:/|/.:.:ﾉ､__ノ
　　　　　 　 　 　 　 | ).:.:.＞ 　 - ‐　　イ'／　 }≧s｡、
　　　　　　　　　 　 ／⌒´／.:＞r＜　／　　 /　　　 ＼
　　　　　　　　　　　　　 /￣　 | ＼／ 　 　 /
　　　　　　　 　 　 　 　 |　　　 |／ニ＼__／　　　　　　　|
　　　　　　　 _-=ﾆ三三ﾆ=-_　　__-=ﾆ三三ﾆ＝-_ 　 　 |
　　　　　　　 V//////////ヽ／////////////| |　　　|
　　 　 　 　 　 V'/////////||//////////////| |　　　|
　 　 　 　 　 　 |￣￣￣￣ヽ||//////////////| |　　　|
　　　　　　　（￣＼　　 　 　 ||///////////{￣￣＼
　　　　 　 　 (￣＼)＿＿_　 ||//////////､{￣￣　 }. /
　 　 　 　 　 （￣＼）////＼||///////////「￣￣　}/



　　　　　　　 　　　＿＿＿_
　　　　　　　　　／　　 　 　＼　　　　　では承認ということでよろしいでしょうか？
　　　　　　 　／　　─　 　 ─＼
　　　　　　／　 　 （●） 　（●） ＼　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　えぇ、好きにして頂戴＞神奈
　　　　　　|　　　　　（__人__）　　　|
　　　 　　 ＼　　 　　｀ ⌒´　　 ,／　　　（意外な反応だな、霧上派は限りなくシロか）
　　　　　　ノ　　　　　　ー‐　　　＼

┌─────────────────────────────┐
│　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 │
│　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 │
└─────────────────────────────┘

┌─────────────────┐
│　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 │
└─────────────────┘

┌────┐
└────┘



【佐山の専務室】



　　　　　　　　　　　　　　　　_＿__
　　　　　　　　　　　 ＿__,.ィ::::::::::::::｀::…‐- ..、
　　　　　　　　　 ／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀::..､
　　　　　　　　 /::::::::::::::::::::::::::::::=ミ:､‐-=ミ_::::::::::::ヽ.
　　　　　　　 ./::::::::::::::::::::::::＜￣　　 ／,ィ⌒ヾ:::::::::ﾊ
　　　　　　,..ィﾆ二ﾆ=‐-=ﾆ⌒ 　 ｀, く /　　 　 .｀ヾ::::L__,ノ
　　　　＜　　　　／　,斗､´　　　/　 /:、　　　　　 ﾍ::::く
　　'───‐ｧー{ ヽ(　 ｲ:　 　 /　㍉､_＼　　 　 　 }:::::::ヽ
　　　　　 .／　 .人_　｀ヽ　　　　　　{弋乃.ヽ　　 　 ﾊ:::ｉヽ::'.
　　　　 イ '¨７ ／/ ｀ヽ　　　　　 　 ',　｀¨　　 r≦;′ｉ::|　ｉ::|
　　　　　　 ,厶:／　　　　　　　　　　　　　　　 |:ﾂ′ .|::|　ノ
　　　　　　 ｉ／　　　　 :ﾍ　　　　　　　　　 　 │　 　,j:ﾉ
　　　　　,. く　　　　　ｉ　:∧　　　　‐-　_　　　│
　　　, ､/　　｀＞　_　{　　:::.､　　　 　 ... ｀ 」￣　　　　　　　　おこ度：【1D100:58】
　 ／: : :.＞　_　　　 ＞:.､　 :::..､　　 　 ／
イ: : : : : : : : :.:.｀丶、　　　＞-r:＼　／
ﾞ: : : : : : : : : : : : : : :＼　　　　|＿ ｀′
: : : : : : : : : : : : : : : : : ＼　　 |:::/
ﾞ: : : : : : : : : : : : : : : : : : :.＼ ,ﾊ:{
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :ヽ::ゝ、
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :ヽ:::＼

　　　　 ______z---＜___　　---=ｚ
　＞::´::::::::::::::::::::::::::::ヽ:::｀::＜　　　｀ヽ、
´:::::::::::::::::::::::__::::::::::::::::冫:::::::::::::ヽ、　　ゝ
::::::::::::::::::Z--ヽ ｀ フ´::へ::::::::::ヽゝ::ヽ　　∨
::::::::::::::＞、　　　ｲ/´　　 ｀ヽ::::::ゝ:::::::li　 .lli
:::::::::::＜´　　 ヽｨ/　　　　　　｀ヽ::::li::::::｀i .lli
三三／　　　 / .liヽ、　　　　　　ヽ:li:::::i::?!
ヽヽ,/　　　　 liｘ ｛ 　ヽ、　　　　　 ヽ::::i::｝:::ゝ
::::i　　　　　　|l l｀ヽ、k、ﾏx　　　　　 ∨:/:::i:i｀
∠i　　　 　　｛｀弋ﾟ　ﾊ、　ゝ　　　　　.l::iｧ;:/:i
　　　　　　　 |　　｀ヽ　　　　　 ＞ｧz .|:/:/::::i
、　　　　　　 ヽ　　　　　　　　ﾄx、　/i:;ｨ:::::::i
il　　　　　　　　　　　　　　　　|ﾟｨﾊ/／::|:::::/
:ﾄ.　　　　　　　 　　 　　 　　　!｀ /y::::ノi:::/
::ゝ　　　　　　　 　　　　　　　　 /::ﾏ ´.i::/　　　　Bをこちらにくれたことは当然として
:::::ヽ　　　　　　 ‐‐‐　、 　　 ／∨:i,-i::/
::::::::丶.　　　　　　　 　 ヽ ／　　　　　　　　　　　なぜ私よりも不知火常務の方が
:::::::::::::ヽ　　　　　　　　／
　ヽ、:::::::ヽ　　　　　／　　　　　　　　　　　　　　 より多く希望が通っているんだ？
　　 ヽ、v:::::..　　 ＜
　　　　ヽ、｀-＜´
　　　　　i|｀ゝ
　　　　　i|‐+-=、
ゝ、　　 /:::::::::::::｀i
::::::ヽ　/:::::::::::::::::::i



　　　　　　　 ＿＿＿_
　　　　　　／　　 　 　＼
　　　　 ／　─　 　 ─　＼　　　　　 まず最大限尊重しているのはインターン生の希望です
　　　／ 　 （●） 　（●）　 ＼
　　　|　 　 　 （__人__）　 　　 |　　　　彼らが希望する部署で働くことは
　　　 ＼　 　　｀ ⌒´ 　　 ,／
　 　 /⌒ヽ　 　ー‐ 　 　ｨヽ　　　　　 最大限の能力を発揮してもらうためにも重要だと判断しました
　　 / 　　　 　,⊆ニ_ヽ、　 |
　　/　 　 ／　r─--⊃、 　|
　　|　ヽ,.ｲ　　 ｀二ﾆﾆうヽ.　|

　　/　 　 ,ｨ´::{:::::(::::!:!:|:i:::::;ィ:':::／::::::::ヽ.、　　 _
　　{　　 ヾ::::::ﾊ:::::V:|:i::!:!:/::::／::::::::::::::::＞ '"~／
　　':、 　 !:ヾ::::ﾊ::::V::!:|:!::／=ミ ィ彡'",...、 ／
　　ヾヽ､く:::ヽ＼ヾ:::';:!:!:fア´｀ ヾﾒ､ﾞ∨〃 ヽ ＜
　　　 ｀'ｰ:ｱ:::::ｧｧ- '`'^~´　　　　':,ヾ:,' {'、）ﾊ----
　　　 ,ｲ' ,':〃{ {　　　　　　　　　 ,jメ:,　　,ﾉ､＼
.　　 /'　 {::{{:ﾊ ':,　　　　　 　 ィ'",jィf';　 {从
　　〃　　VﾊV:ｒヽ---ミ　　//fゞﾒ'^~}　.ﾊ〉:ﾒ、　　　　　ではなぜDは希望通りではない？
　　{{ 　 　 V:.,ヾヾ弋f少｀ヽ　　　　　ｊ ./　,　}ﾊ、
　　乂　　　 V:、ヾヽ、　　 }!　　　　　/　/　,: : :＼
　　　　__,斗≦ヽ;´: ｀:ヽ.、　` ,　 -　/／　 ,': : : : !､メ.、
　　　 ﾊ:|: : : : : ; ヽ: : : 〃＞ ､ 　_,ｲ"　　 ﾉ: : : : :|: .＼:｀: . 、
　　　.!: :!: : : : ; : : : : /〃　ﾉ´:｀Y´　　 ,.ｲ: : : : : :.|: : : :.＼: : :ヽ.、
　　　.i: :|: : : ; : : : : : !:ﾊ／ !:::::/ﾞヽ　,ｲ:,': : : : : : : !: : : : : : ＼: : : ＼
　　　.i: :!: : : 斗:七／,　 ／::::;'　　,.': : :i、: : : : : : |: : : : : : : :,x≦三ﾊ
　　　ﾊ: !: : : :＼:/: : ,' 〃:::::i::!　,:': : : : !:ヽ: : : : : :|: : : : : ／//ｲ///}|
　　　!:',:',: : :＞:': : : :.!/::::::::::!:!〃: : : : :i: : :ヽ: :＞': : : :／//////斗':｀:Y
　　 ,': :!::、: |: : : : : : i'::::::::::::::/: : : : : : :ヽr＜: : : : : :〃///ｱ,.ィアー―':、
　　,: : :!: :v:.|: : : : : :,':::::::::::::/: : : : : : : ヽ:.∨: : : : :./://ア,ｲア´: : :｀:ー‐:.、



　　　　　　　 　　　＿＿＿_
　　　　　　　　　／　　 　 　＼
　　　　　　 　／　　─　 　 ─＼　　　　霧上専務派がほとんど興味を示さなかったことから
　　　　　　／　 　 （●） 　（●） ＼
　　　　　　|　　　　　（__人__）　　　|　　　Dにとって良くないミスマッチであると判断しました
　　　 　　 ＼　　 　　｀ ⌒´　　 ,／
　　　　　　ノ　　　　　　ー‐　　　＼　　　そこで最も興味を示していた不知火派に配属したというわけです

　　　　　　　 ＿＿＿_
　　　　　　／　　 　 　＼
　　　　 ／　─　 　 ─　＼　　　　もし佐山専務がもっとDに興味を持っていただければ
　　　／ 　 （●） 　（●）　 ＼
　　　|　 　 　 （__人__）　 　　 |　　 部署γに配属させることも考えておりました
　　　 ＼　 　　｀ ⌒´ 　　 ,／
　 　 /⌒ヽ　 　ー‐ 　 　ｨヽ　　　　しかしそこまで高く希望していたわけではなかったため
　　 / 　　　 　,⊆ニ_ヽ、　 |
　　/　 　 ／　r─--⊃、 　|　　　　より希望度の高い不知火常務派の希望を叶えた次第です
　　|　ヽ,.ｲ　　 ｀二ﾆﾆうヽ.　|



　　　　　,ｒく:ヽ::ｊ::／:::j⌒ヾ、
　　 ,　ァ:::::;斗-'^~´　ﾊ:}:ﾄ､),
　／ ./:::::::'　　　 ／_,j_}:}:{:､ ヽ　　　　　　　　　　　　　【1D10:2】
　　 /:/{::::{二`ヽ 　 ゞ'}/ }ｖ‐､ ＼
　　,.:/{ ',:ﾊゞ'’ :} 　 　 ' 　 }ｒ }v､ ヽ
　　j'　',　,}:.、　　,　 -　　 /{ﾊ! ヾ
　　　　 、,}｀＼　 　 　 　/ :{　　　　　　　　　　　 　 　 １：まぁいいだろう
　 　 　 　 ,}　 个s。 _,／,..斗、　　　　　　　　　　　 　 ２：Dは部署γに寄越せ
　　　　　　　 　 「￣Ｖ_く 　 　 v　　　　　　　　　 　 　 ３：Dは部署δにしろ
　　　　　　　　ノ|　 ﾊ:::::ﾊ 　 　}ﾄ..、　　　　　　　 　 　 ４：まぁいいだろう
　　　　 　 ,ｨi〔ニ! /　}:/　:、　/ニﾆ≧ｒ-　.,　　　　 　 .５：Dは部署γに寄越せ
　　　, イ |ニﾆﾆﾚ'　 ,:::{　　ヽ'ニニﾆﾆ'　　 　 ヽ　　　 .６：Dは部署δにしろ
　,＜　　 jニニニ{　,:::::{　　/ニニﾆﾆ'　 !　　　 |　　......７：まぁいいだろう
　| 　 　 :|ニニﾆﾆ', ,::::::!　/ニニニﾆ{　 .!　　　 |　　......８：Dは部署γに寄越せ
　| 　 　 :|ニニニﾆ',|::::::!/ニニニﾆﾆ{　 |　　 ／!　　　 ９：Dは部署δにしろ
　| ＼　 :|ニニニニヽ:ノニニニニニ!　,j^~´　　',　　　.１０：ひえぇ！
　|　| ＼:|ニニニニ／ニニニニニﾆ{　,　　　/

　　　　　　　　　　　　　　　　_＿__
　　　　　　　　　　　 ＿__,.ィ::::::::::::::｀::…‐- ..、
　　　　　　　　　 ／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀::..､
　　　　　　　　 /::::::::::::::::::::::::::::::=ミ:､‐-=ミ_::::::::::::ヽ.
　　　　　　　 ./::::::::::::::::::::::::＜￣　　 ／,ィ⌒ヾ:::::::::ﾊ
　　　　　　,..ィﾆ二ﾆ=‐-=ﾆ⌒ 　 ｀, く /　　 　 .｀ヾ::::L__,ノ
　　　　＜　　　　／　,斗､´　　　/　 /:、　　　　　 ﾍ::::く
　　'───‐ｧー{ ヽ(　 ｲ:　 　 /　㍉､_＼　　 　 　 }:::::::ヽ
　　　　　 .／　 .人_　｀ヽ　　　　　　{弋乃.ヽ　　 　 ﾊ:::ｉヽ::'.
　　　　 イ '¨７ ／/ ｀ヽ　　　　　 　 ',　｀¨　　 r≦;′ｉ::|　ｉ::|
　　　　　　 ,厶:／　　　　　　　　　　　　　　　 |:ﾂ′ .|::|　ノ
　　　　　　 ｉ／　　　　 :ﾍ　　　　　　　　　 　 │　 　,j:ﾉ
　　　　　,. く　　　　　ｉ　:∧　　　　‐-　_　　　│　　　　　　　　それは君の勝手な印象だ
　　　, ､/　　｀＞　_　{　　:::.､　　　 　 ... ｀ 」￣
　 ／: : :.＞　_　　　 ＞:.､　 :::..､　　 　 ／　　　　　　　　　　　　Dはこちらに寄越せ
イ: : : : : : : : :.:.｀丶、　　　＞-r:＼　／
ﾞ: : : : : : : : : : : : : : :＼　　　　|＿ ｀′
: : : : : : : : : : : : : : : : : ＼　　 |:::/
ﾞ: : : : : : : : : : : : : : : : : : :.＼ ,ﾊ:{
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :ヽ::ゝ、
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :ヽ:::＼



　　　　　　　 ＿＿＿_
　　　　　　／　　 　 　＼
　　　　 ／　─　 　 ─　＼　　　　　変更するとしても部署δかと思っていましたが……
　　　／ 　 （●） 　（●）　 ＼
　　　|　 　 　 （__人__）　 　　 |　　　　そうなると逆に佐山専務派が有利ということで
　　　 ＼　 　　｀ ⌒´ 　　 ,／
　 　 /⌒ヽ　 　ー‐ 　 　ｨヽ　　　　　 他派閥から反発が出てくるのではないでしょうか？
　　 / 　　　 　,⊆ニ_ヽ、　 |
　　/　 　 ／　r─--⊃、 　|
　　|　ヽ,.ｲ　　 ｀二ﾆﾆうヽ.　|

　　　　　 ＞七ニ＝=-ミ
　　　 ,ィニニニﾆﾆﾆﾆﾆ≧x、
　　f≦ニニニニﾆﾐ-ヽ｀ﾌィ'ム
--― ' " ￣ ,＞ミﾊ｀ ／{´　｀V}ﾉ
　ﾉィ::＞斗 / f'r=!'` ,'　`!、　 }ﾊヾヽ
　ヽ .'＿_ ,ｨﾊ ヽ'　　,'　`iﾒヾ､ﾉ:/}::! ﾊ
￣ }´::::::/.ィ::ｱﾞj 　 　 　.iV'`{':/ ,:/　　　　　常務より専務の方が上だ、有利で何がおかしい？
∠ｨ!:／::::::／　.!　　　　　　 |' ノ/
　　' j:ィ' ´　　 ム　　　 __ , 」／　　　　　　 それに霧上はインターン生に対して興味は持っていない
　　斗--------ﾑ、　 .／ ´
　 /:::::::::::::::::::::｀≧ｰ≧'--,　　　　　　　　　 お前が不知火派を説得してこい
.ノ::::::斗:::七ニニニ≧＜::{
:':::|::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＞≧x、
:::::|::::::::::::::::::::::::::::::::::::／:::::::::::::::::::Y
:::::!:::::::::::::::::::::::::::::::〃:::::::::::::::::::::::::|
:::::!:::::::::::::::::::::::::::::/::::::::::::::::::::::::::::::i
::::::;::::::::::::::::::::::::::::!::::::::::::::::::::::::::::::::!
:::::::,:::::::::::::::::::::::iﾊ!、::::::::::::::::::::::::::::|
::::::::';:::::::::::::::::::::iム',::::::::::::::::::::::::::V!



　　　　　 　 　 ＿＿＿_
　　　　　 　 ／ 　　―　＼
.　　　　　／ 　　(● )　　ﾍ＼　　　（Dにこだわりがあるのか、それとも単に
　　　　　|　　　（⌒ 　 (● ) ｜
　　　 　 ﾍ　　　 ￣｀､__）　　｜　　　不知火派有利が気に食わないのか微妙だな……）
　 　 　 　 ヽ　　　　 　 　 　 ｜
　　　　　　, へ、　 　 　 ＿／　　　　わかりました、訂正案で稟議を図ります
.　　　　　 |　 　 　 　 　 ＾ヽ
.　　　　　 |　　　　　　１ 　 |



【訂正配属案】

A（次期大統領候補の子）：部署δ
B：部署γ（佐山）
C：部署δ
D：部署α（不知火）→部署γ（佐山）
E：部署α（不知火）
F：部署β（霧上）

┌─────────────────────────────┐
│　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 │
│　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 │
└─────────────────────────────┘

┌─────────────────┐
│　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 │
└─────────────────┘

┌────┐
└────┘



【不知火の常務室】



　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　┌,
　　　　　　　　　　　　　　＿＿＿__ l l　　┌,　 ＿＿＿＿
　　　　　　　　　 　 　 ｒ'´:::::::::::::::::::::ヽヽ_ノノ〆:::::::::::::::::::::::::｀ ＜
　　　　　　　　　　 ／::::::::::::::::::::::::::::::::://::::::::::::::::::::::::,　':::::::::::::::::::ヽ､
　　　　　　　　　 , '::::::::::::::::::::::::::::::::;;;, '7::::::::::::::::::::／:::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
.　　　　　　　　 /:::::::::::::::::::::;;;;r＜　　 /::::::::::::::::::/:::::::::::::::::::::::／|::::::::::ヽ
　　　　　　　　/::::::::::::::::::／　　　　　 ;::::::::,r‐‐､/:::::::::::::::::::／　ﾉ∧:::::::::}
.　　　　　　　/::::::::::::::::,'´　　　　　　　';::::::{{　,　l:::::::::_ヽ￣｀ヽ　 ⌒';:::::/
　　　　　　 /::::::::::::::::,'　　　　　　　 　 ';:::::ヽ',' /:::::::,'ミx,_　　　 ｨ=、';:/
　　　　　　/::::::::::::::::,'　　　　　　　　　 .';::::::::∨　∨　　　　　　 ﾋ:ﾘ /
　　 　 　 /::::::::::::::::::|　　　　　　　　　　 ';:::::::人 　　 　 /≧-ｭ_ 　 /　　　　　　おこ度：【1D100:52】
　　　　 /::::::::::::::::::::::',　　　　　　　　　　 ';::::/　ヽ 　 　/　// / 〉ｲ
　　　　,':::::::::::::::::::::::::ヽ 　 　 　 　 -=ミ_　У　　 ｀　 /　// / /´〈 八
　　　 ,'::::::::::::::::::::::::::::::::＼　　 Y　　 〉-/　　　　 　 /　// / / 　 .{ 　Y
.　　　, ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼　八　 /　{ ',　　　　 /　// / /ヽ　 乂　{ ∨
.　　 , :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::〉-∠八 ﾉ､ ∨　　 ./　// / /　　＼ヽ乂.　',
.　　 {:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ 　 　 ﾏ{　人 ∨　./　// / /　／　　＼＼_ {
　 　 |::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ′　　 　∨:7　 〉V /　// / /　 ′　　 八 ＼｀ ＜
　 　 |:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::{　　　　　 ∨ゞハ ./　// / / 　 　 　 　 　 ＼ ＼ﾆ＼
　　　';::::::::::::::::::::::::::::::::::::从　 　 　 　 ∨　 ./　// / /　　　　、　　　　　＼ ＼ﾆヽ
　　　 ';:::::::::::::::::::::::::::::::::::::∧　　　　 　 ∨/　// / /　　 　 　 ＼　　　　　 ',.　ヽﾆ∨
　　　　';:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::∧　　　　　 ./　/ Y/ / ∨　 　 　 　 ヽ　　　　 ﾊ　 ∨ :.

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＿_　 ,-‐‐‐‐‐‐-､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |　 | /:::::::::::::::::::::::::＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿ヽ､lﾆヽ--┐::::::::::::::::::＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　,r'￣＞-‐‐　´::::::::::::::ゝ'ヽ¨¨´::::::::::::::::::::::::::::＼
　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ／　 ／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ｀￣￣￣¨ヽ;::::::::::::::＼
　　　　　　　 　 　 　 　 　 /　 ／::::::::r‐‐‐‐､::::::::::::::::::::::::::', 　 　 　 　 ヽ::::::::::::::::ヽ
　　　　 　 　 　 　 　 　 　 |　/://:::::/　　　　｀ヽ;:::::::::::::::::::::',　　　　　　 |::::::::::::::::::|
　　　　　　　　　　　　　　　 ,','　{::::::|‐-､　　　,-‐';:::::::::::::::::::|　　　　　　ﾉ::::::::::::::::::l
　　　　　　　　　　　　　　　 ',|.　';:::::|r＝、　 ,ｨ=rｧ|:::::├､::::,'　　　　　 /:::::::::::::::::::;'
　　　　　　　　　　　　　　　　',.　 ';:::|弋ｿ　　 辷ｿ |:::::::|9ﾉ/　　 　 　./::::::::::::::::::::;'
　　　　　　　　　　　　　　　　 ヽ　ヽ:{　｀＿　　　　,'::::::Y:/　　　　　./:::::::::::::::::::::;'　　　この案、佐山派有利じゃないかしら？
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|＼ヽ_ゝ　 ／//|/ヽ､　　　　./::::::::::::::::::::::/
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 人｀-‐ イ ＞=-ﾏ ミ　　 　./:::::::::; -=ミ::/
　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 γ´ 　 ノ／　 ノ　／!/く二＼｀ヽﾊ . -彡／　/　ヽ
　　　　　　　　　　　 　　_ /　...ノ／ 丶　 .／／ヽｰ=ﾆニ｀ヽ〈　　 　-=ミ　　 {
　　　　　　　　　　 ＞ ´ﾆﾆ／／　　　　.ノ /-=／　　　　　∨ｰ=≦:::::::::| ｰ=:}
　 　 　 　 　 　 ／ﾆﾆﾆ:／／ _ ノ 　 ／ Y ／,′　　　　　　ﾚ':::::::::::::::::人 　 八
　　　　　　 　 /ﾆﾆ∨ /　.　´　,　　´　_ 入　{ 　　　　　　　八フ 厂 7　　／



　　　　　　　 ＿＿＿_
　　　　　　／　　 　 　＼
　　　　 ／　─　 　 ─　＼　　　　（まぁ、そうなるな）
　　　／ 　 （●） 　（●）　 ＼
　　　|　 　 　 （__人__）　 　　 |　　 初めDは部署αに配属させる予定でしたが
　　　 ＼　 　　｀ ⌒´ 　　 ,／
　 　 /⌒ヽ　 　ー‐ 　 　ｨヽ　　　　佐山専務の希望により部署γへ変更しました
　　 / 　　　 　,⊆ニ_ヽ、　 |
　　/　 　 ／　r─--⊃、 　|
　　|　ヽ,.ｲ　　 ｀二ﾆﾆうヽ.　|



　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　┌,
　　　　　　　　　　　　　　＿＿＿__ l l　　┌,　 ＿＿＿＿
　　　　　　　　　 　 　 ｒ'´:::::::::::::::::::::ヽヽ_ノノ〆:::::::::::::::::::::::::｀ ＜
　　　　　　　　　　 ／::::::::::::::::::::::::::::::::://::::::::::::::::::::::::,　':::::::::::::::::::ヽ､
　　　　　　　　　 , '::::::::::::::::::::::::::::::::;;;, '7::::::::::::::::::::／:::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
.　　　　　　　　 /:::::::::::::::::::::;;;;r＜　　 /::::::::::::::::::/:::::::::::::::::::::::／|::::::::::ヽ
　　　　　　　　/::::::::::::::::::／　　　　　 ;::::::::,r‐‐､/:::::::::::::::::::／　ﾉ∧:::::::::}
.　　　　　　　/::::::::::::::::,'´　　　　　　　';::::::{{　,　l:::::::::_ヽ￣｀ヽ　 ⌒';:::::/
　　　　　　 /::::::::::::::::,'　　　　　　　 　 ';:::::ヽ',' /:::::::,'ミx,_　　　 ｨ=、';:/
　　　　　　/::::::::::::::::,'　　　　　　　　　 .';::::::::∨　∨　　　　　　 ﾋ:ﾘ /
　　 　 　 /::::::::::::::::::|　　　　　　　　　　 ';:::::::人 　　 　 /≧-ｭ_ 　 /　　　　　　それを聞いてのおこ度：【1D100:19】
　　　　 /::::::::::::::::::::::',　　　　　　　　　　 ';::::/　ヽ 　 　/　// / 〉ｲ
　　　　,':::::::::::::::::::::::::ヽ 　 　 　 　 -=ミ_　У　　 ｀　 /　// / /´〈 八
　　　 ,'::::::::::::::::::::::::::::::::＼　　 Y　　 〉-/　　　　 　 /　// / / 　 .{ 　Y
.　　　, ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼　八　 /　{ ',　　　　 /　// / /ヽ　 乂　{ ∨
.　　 , :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::〉-∠八 ﾉ､ ∨　　 ./　// / /　　＼ヽ乂.　',
.　　 {:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ 　 　 ﾏ{　人 ∨　./　// / /　／　　＼＼_ {
　 　 |::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ′　　 　∨:7　 〉V /　// / /　 ′　　 八 ＼｀ ＜
　 　 |:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::{　　　　　 ∨ゞハ ./　// / / 　 　 　 　 　 ＼ ＼ﾆ＼
　　　';::::::::::::::::::::::::::::::::::::从　 　 　 　 ∨　 ./　// / /　　　　、　　　　　＼ ＼ﾆヽ
　　　 ';:::::::::::::::::::::::::::::::::::::∧　　　　 　 ∨/　// / /　　 　 　 ＼　　　　　 ',.　ヽﾆ∨
　　　　';:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::∧　　　　　 ./　/ Y/ / ∨　 　 　 　 ヽ　　　　 ﾊ　 ∨ :.

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＿
　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ┌┐　 )　)
　　　　　　　　　　　　　　　　　,.ｨ　|´⌒）-‐､,.:―-...､
　　　　　　　　　　　　　　　　,.':::::ゝゝイ::::::::へ:::r-､::::::ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　 ,'::::::/:::/:::::::::::/`ｰ`´ｰ､､:::::::ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　,'::::::,'ﾐ/://:ﾊﾊ!　　　　　!ﾑﾊ::::ヽ
　　　　　　　　　　　　　　 ,':::::::iﾐ::ﾚ|:|:ﾑ:H―　　　イ_Lｻ!::i::ﾊ
　　　　　　　　　　　　　　 |::::::::|ミﾐﾚﾄ;!ﾂf-ﾄ､　　ぃﾒ_ｿ''ﾄﾘ'　　　　はぁ……あいつならやりかねないわね
　　　　　　　　　　　　　　 |:::::::::!ｒ‐､:|　 ｀ ´　　　.、　　 | }
　　　　　　　　　　　　　　 |:::::::::::!fし|　　　　　 ´ '　　　 !'　　　　　ここは恩を売っておきましょう
　　　　　　　　　　　　　　 |:::::::::||::ヽfヽ　　　　 ｒ=ｨ　　,ｲ
　　　　　　　　　　　　　　 |:i!:::::|:|::::|:|ヽト､　　　　　　ｲ|:!　　　　　 より重要な人事で譲ってもらえるようにね
　　　　　　　　　　　　　　 |!|:::::|::|:::|:!::::|　　`　 --　'/| |
　　　　　　　　　　　　　　/!|:::::|:::|_|:!- '　　　　　　 ,'`i!.!
　　　　　　　　　　　　／´￣｀ ヽ　　　　　 　 　 　 | ├--､
　　　　　　　　　　 ,.'　　　　　　　　`ヽ、　　　　　人　!`|::', ｀ヽ



　　 　 　　 ＿＿＿_
　　　　　／　　　　　＼
　　　 ／　　─　 　 ─＼　　　　　　　わかりました
　　／ 　　 （●）　（●）　＼
　　|　 　　 　 （__人__）　 　 |　　　　　 では承認ということで
　　＼　　　　 　　　|＼ 　／ ／|
　　／　　　　　/⌒ﾉ　 ＼／ （ ）
　　|　　　　 　/　/ |　　 　　　　|




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│　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 │
│　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 │
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　　　　　　　 ＿＿＿_
　　　　　　／　　 　 　＼
　　　　 ／　─　 　 ─　＼
　　　／ 　 （●） 　（●）　 ＼
　　　|　 　 　 （__人__）　 　　 |　　　その後、霧上常務にも訂正案の承認を頂きました
　　　 ＼　 　　｀ ⌒´ 　　 ,／
　 　 /⌒ヽ　 　ー‐ 　 　ｨヽ
　　 / 　　　 　,⊆ニ_ヽ、　 |
　　/　 　 ／　r─--⊃、 　|
　　|　ヽ,.ｲ　　 ｀二ﾆﾆうヽ.　|



　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿＿_
　　　　　　　　　　　　　　_,､ｒ'´:::‐､｀ヾ‐､｀丶、
　　　　　　　　　　　　 ／:::::l､:{⌒ヾヽ::ﾄ､:ヽ:::::ヽ
　　　　　　　　　　　 //!:::i:ｌ:!::ヾ､::::::ヾ::!｀ヽ:ヽ:::::ヽ
　　　　　　　　　　 〃:!:l::::l!:ﾄ､::::liヽ､:::ﾘ:!::i:::ヽ:ヽ::::i
　　　　　　　　　　 i:!::!i::i::::i::!:i:ヾ!:i::::!:､:::!:::l:i:!:ヽヽ:l:!
　　　　　　　　　　 ｌ!::!:!:iﾄ:::!:i:j/代トﾄ､ｌ:ﾊ::升ﾄ!:l::!:!lj
　　　　　　　　　　 ｌi::l::N{:ヾVﾍ｢￣｀　lﾊ ｿｒ‐ﾃﾊ!:l/
　　　　　　　　　　　!:l!:ﾄ､ｌ::l{｀　　 　 　 　 !　 j川/　　　　上が認めたなら僕からは何も言うことはないよ
　　　　　　　　　　　ヾﾄ辷N!　　　　　　‐ノ　　!:l/
　　　　　　　　　 　 　 Yｌ:ﾄ､　 　 ヾ＝＝r　　ﾉ/　　　　　 お疲れ様
　　　　　　　　　　　　　iN　＼.　　｀ ニ′／}'
　　　　　　　　　　　 　 丨　　 丶、　　／
　　　　　　　　　　 ノ￣´"''‐ 、 　 ｀¨´￤
　　　　　　　 ＿rく　　　　/癶V⌒!=|￣￣￣￣￣|
　　 ＿_,､=Ｔ下､｀`ヽ　　/‐''"_, -ヘ｜　　　　　　｜
　 /「￣´　 ヽヽ ＼　ヽ/ 　 ´　 _,,厶ﾍ　　　　 　 ∧=､､
　 |八 ＼　　 　 　＿_/　　　　　 ＿,）ヽ＿＿＿/ 　ヽ ``=､､
　∥　＼ !　Ｖ´￣:::::/　　　　　　_,ノk>､｀Ｔ!::::::":::＼＿　　 ∥

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 jI斗‐…‐-　 _　_ｱ゜　　　　　 ＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　-‐==‐-　_　　7　　‐-　_　､
　　　　　　　　　　　　　　 　 　 __／　　　　　　　　　　 ｀ j{　 　 　 　 　 ＼　 ∨
　　　　　　　　　　　　　　　　_ア゜　　　　　　丶､ 　 　 　 '乂_､　　 　 　 　 ＼ ∨
　　　　　　　　　　　　　ｧ'⌒７　　　　　　　　　　 ＼　　　　 　 ヽ　　 　 　 　 　 〈
　　　　　　 　 　 　 　 /　　 ′　′　　　 　 　 　 　 ＼　　　　　∨　　　　　　 　＼
　　　　　　　　　　　　′　 i　　 {　 i　　　　　　＼　 　 　 　 　 　 Ⅵ
　　　　 　 　 　 　 　 ;　 　ｉ{　　 { 　{　　　　　　　 )h､_　 `､.　　 　 Ⅶ　　 }　　　　　 ∨
　 　 　 　 　 　 　 　 ｉ　　 ｌ{　　 {　 {:､　`､　　　_､‐⌒＼ ハ　　　　j‐=￢ア　　 　 　 }i
　　　　　 　 　 　 　 ｉ|　　　　　 　　{　_､　＼　＼ 　 _jI竓芋㌃　　 {　 ／　　　　　　∥
　　　　　 　 　 　 　 |{　　　/,　　　 {´　 ＼　｀`～､ｱ　V炒 ＾ 　 　 {イ　　.}l　 ′ 　 /
　　　　　 　 　 　 　 |{　　　 ∧　　　 jI斗筏 s｡.,_　　　　 　 }l　　　 {人　 ∥./　　　　　　　やる夫課長にしては
　　　 　 　 　 　 　 叭　　　　/,　　 欣 弋沙　　　　　　 　 .}l.　　 i {　 　∥/　 .／
　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 i　　　 　 　 　 丶　　　　　　}l 　　从 　 /'　､　(　　　　　　 珍しい立ち回りだね
　　　　　　　　　　　 　 ｉ|　 i　 .}i　i　　'公､　　　__rっ　　 ,.:从　／,　／-‐- ､``ヽ
　　　　　　　　　　　 　 |}　 }.　ⅱ人 　 Ⅵ:i≧ ;'⌒'; 　 ／／ ／〉 ‐＾　　　　 ∨
　　　　　　　　　　　 　 |}　人 叭　 丶,　∨_.　/,ｰ'ﾞﾟ~´　‐=彡 /　 /　　　　 　 V
　 　 _｣LL｣_　 　 　 　 从( 　 ＼.＼　ｘく r ､ヽ/ 》 √　}h､　 / 　 ′　　｣Ｌ∟ﾆ=ミ
　　´　　　　 ヽ　　　　ﾞ⌒｀`　　r‐=ミ ヽ丶人」λ,√_,ノ⌒`/　　jI丶`｀::::::::::::::::::::::::::..
　　　　 　 　 　 ＼　　　　　 　 _}　‐-┤}_ﾉ/　γ⌒7　　　__＞_゛:::::　-‐=＝＝＝=‐- ､
　　　　　　　　　　 ＼　　　　 ｢::j　　`〈/ ./　　7⌒'ﾞ　　　ｱ゜ ￣ニニニニニニニニﾆ)h＼
‐=＝ =‐-　.._　j;　 　 ＼　,jI斗f]　 　j　ノ 　 ./　 {　　　/ {ニ)ｈ､-ニニニニニニニニﾆ心,ヽ



　　　　　　 　 　 　 　 -―─-　、
　　　　　　 　 　 ／　　　　 　 　 ＼
　　　　　　　　　′ 　─　 　 ─ 　　,　　　　僕も完璧な人間じゃないからね
　　　　　 　 　 i　　（ ●）　 （● ）　 ｉ
　　　　　 　 　 |　　 　 (__人__)　 　　|　　　　時には遠回りすることもあるさ
　　　　　　　 　 ､　　　　　　　　 　 ノ
　 　 　 ⊂⌒ヽ　 ＞　　　　　　 ＜_/⌒つ　 （さて、これでわかったことはいくつかある――）
　　　　 　 ＼　丶′　　　　 　 　 　 　 7
　　　　　　 　＼ ノ　　　　 　 　 　 ﾄ､_/
.　　　 　 　 　 　 ′　　 　 　 　 　 |
.　　　　　　　 　 i　　　　　　　　 　 |
　　　　　　　　　乂　　　　　　　　 ｲ
　　　　　　　 　 　 |　/ー―一 、　|
　　　　　　　　　　 し′　　　　　､_ｊ

　 　　　＿＿＿_
　　　／　　 　 　＼
　 ／　　─　 　 ─＼　　　　（まず全体的に反応が薄いということだ）
／ 　　 （●） 　（●） ＼
|　 　　 　 （__人__）　 　 |　　 （マキマさんがあれだけ言うからには）
./　　　　 ∩ノ ⊃　　／
(　 ＼　／ ＿ノ　|　 |　　　　 （どこかしらにクロがいることはほぼ間違いないのに、だ）
.＼　“　　／＿＿|　 |
　　＼ ／＿＿＿ ／



　　 ／￣￣￣＼
　／　　　　　　　 ＼　　　　（一方で唯一佐山専務がイチャモンをつけてきたのがDの配属）
/　　　 ─　　　─　ヽ
|　　　 （●） 　（●）　|　　　（理不尽な変更を押し付けられたにもかかわらず）
＼　　∩（__人/777／
／　　（丶＿//// ＼　　　　（不知火常務は素直に応じた――）

　　　　　　　 ＿＿＿_
　　　　　　／　　 　 　＼
　　　　 ／　─　 　 ─　＼　　　　（要望書では最も希望していたが、本心はそこまでこだわっていなかった）
　　　／ 　 （●） 　（●）　 ＼
　　　|　 　 　 （__人__）　 　　 |　　 （つまり不知火常務もインターン生にはほとんど興味がなかったんだ――！）
　　　 ＼　 　　｀ ⌒´ 　　 ,／
　 　 /⌒ヽ　 　ー‐ 　 　ｨヽ　　　　（加えて霧上常務もインターン生に興味無し……）
　　 / 　　　 　,⊆ニ_ヽ、　 |
　　/　 　 ／　r─--⊃、 　|　　　　（つまり唯一インターン生にこだわっていたのは佐山専務ということになる！）
　　|　ヽ,.ｲ　　 ｀二ﾆﾆうヽ.　|

　　　　　　　　 ＿＿＿
　　　　　　　／　 　 　 ＼　　　　　　　　　　　（佐山専務は不知火常務に貸しを作る形になってもDが欲しかった）
　　　　 　／　　─ 　 ─ ＼
　　　　／ 　 　（●）　（●） ＼　　　　　　　　（つまり佐山派の希望は限りなくマストに近い）
　　 　.|　 　　　　（__人__）　　 |　 　 ＿＿
　 　　 ＼　　 　　｀ ⌒/￣￣⌒/⌒ 　　/　　 （ということは佐山派とB、D、Fがクロの可能性がかなり高い！）
　　　　（⌒　 　　　　/ 　　　　/　 　 　/
　　　　i＼　　＼　,(つ　　 　 /　　　⊂)
　　　　| 　＼　　 y(つ＿＿./,＿＿⊆)
　　　　|　　　ヽ＿ノ　　　　|



　 　　　＿＿＿_
　　　／　　 　 　＼　　　　　（DとFにあえて霧上派を希望させたのも、露骨なマッチングを避ける目的と）
　 ／　　─　 　 ─＼
／ 　　 （●） 　（●） ＼　　 （霧上常務が興味ないとわかっていて、異動は容易いと判断したからだ）
|　 　　 　 （__人__）　 　 |
./　　　　 ∩ノ ⊃　　／　　　（一方でDの変更をやる夫に要請したのは、不知火派部署への配属が想定外だったからだ）
(　 ＼　／ ＿ノ　|　 |
.＼　“　　／＿＿|　 |　　　　 （不知火派がこだわりを見せている以上、異動が困難だと見たんだろう）
　　＼ ／＿＿＿ ／

　　　　　　　 　　　＿＿＿_
　　　　　　　　　／　　 　 　＼
　　　　　　 　／　　─　 　 ─＼　　　　（となると、唯一佐山派が希望しつつ）
　　　　　　／　 　 （●） 　（●） ＼
　　　　　　|　　　　　（__人__）　　　|　　　（佐山派部署に配属されなかったF……）
　　　 　　 ＼　　 　　｀ ⌒´　　 ,／
　　　　　　ノ　　　　　　ー‐　　　＼　　　（もし彼が本当にクロなら、必ず何らかのアクションを示すはず……！）



　 　　　／￣￣￣＼
　　　／　　　　　　　.＼　　　　　（マキマさんにメールを送っておこう）
　 ／　 　─ヽ　 .─ 　 ＼
　 |　　 （●） 　（●）　　 .|　　　　（インターン生Fを重点的に監視してほしいと――）
　 ＼. 　　（__人__） 　　 ／
　　 （　ヽ　 __＿　.／.／
　　　.＼ ＼|　 .,ﾚ゛／
　　　　 .＼旨 爻ﾝ




┌─────────────────────────────┐
│　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 │
│　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 │
└─────────────────────────────┘

┌─────────────────┐
│　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 │
└─────────────────┘

┌────┐
└────┘

　　　　　　　　　　　　＿＿＿＿_
　　　　　 　　　, ‐ ´. .::::::::::::::::::::::::｀ ‐ 、
.　　　 　　　／/ . : :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.、
　　　　　／. :/::::::::::::::::::::::::::::::::: i::::::::: : ＼::＼
.　　 　 //. :/::::::::::::ｉ :::::::::::::::::://:::::::::::::＼:＼::＼
　　　 //::::::ｌ:::::::/:/{ :::::/:::::::://:/::::!::::ｌ:::::::ﾄ:::::ヽ::::.
.　　　ｌ:l::::::/|:::::ﾊ/∧:V:::/:::/::::/::::/:::/::::::/::ﾍ::::l::::ﾊ
.　 　 |:l:::::::::|:::::|::!::::∧:V:::/::::/::::/:::/::::::/|::::::|::::|::|.!|
.　 　 |:ｌ:: |: :|:::::l::|::/:::ﾍ::V::／／/:/ ::／:::|:: /!:: | l ||
　　　 ｌ::::l:::::ﾊ:::|∠:ィ７:::Y:／::イ::z≦ィ:::/::/::ﾊ/:ﾘ |!
.　　　 ｌ::|:::::小:Π:/l/-=彡１ /艾ｧﾃ｀ｼ_:ｨｆﾁ::/:/
　　　　V::ｌ: :!::l:|い小/|:ハl:|/　　｀´　 　 ｛ }ノ´
　　　　 Ⅵ: ｌ:::::｀爪|　　　　　　　　　　　　〈　　　　　やる夫、ちょっといいか？
　　　 　 }:!: |::|:::l::|　＼U 　 　 　 　 　 ‐ _ノ
　　　 　 ぃ::|::|:::l::|　　 丶　　　　__,　，／　　　　　　 実はあるインターン生から妙な要望が来てるんだが……
　　　　　 |:∧l＼:{　　　　＼ 　 　 　 /
　　　　　 ｌ′丶　ヽ　　　　　ト､＿,ノ
　　 　 ／　　　　　　　　 　 ,′
.　 ／＼.＿＿＿＿　　 　 人_
／　　｀－――‐‐- ､｀ ‐ 、　 ＞､ｘ‐ ､
　　　 　 　 　 ＼ 　 　 ｀ヽ ヽ、　 | | 　 ＼
　　　　　　　　　 ＼　　　　＼ ` ┘!　 ＼ ＼



　　　　　　　 　　　＿＿＿_
　　　　　　　　　／　　 　 　＼
　　　　　　 　／　　─　 　 ─＼
　　　　　　／　 　 （●） 　（●） ＼　　　（やはり来た――！）
　　　　　　|　　　　　（__人__）　　　|
　　　 　　 ＼　　 　　｀ ⌒´　　 ,／
　　　　　　ノ　　　　　　ー‐　　　＼

　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿
　　　　　　　　　　　 _ｨ '　´:.:.￣／:.:.:／:｀ 'ー　､
　　　　　　　　　 ／:／:.:.:./:.:／／／:.:/.:ヾ:.､:.:ﾄ:.ヽ
　　　　　　 　 ／::::/.:.::::::///:::/／..:.:/.ハ:.:.:＼ｙ:.:i:.ヾ ､
　　　　　　　/:::::::/／:／| |::::/:／::::::|:.:.:.:.|:.:.:i:.:.|:.入:.＼',
　　　　　　 //:::://:::/::::::| |://::::::/::::|:.:.:./|:.:.|:.:.|:/:.:ﾄ:.:.:∧
　　　　 　 /:{::::/::{::::|::::::::ﾚ//:::::://::::|:.:./:.|:.:ﾊ:.:/:.:.:.|:､:.:.:.ﾊ
　　　　 　 {/:::/:/:::/:::::::::://::::::::/:/::::ﾚ:::::::|:/::|:.:.:|:.:.ﾊ:.:.ヽ:∧
　　　　　　V:.:|::i::://:::/:::::/:::::／/::::/::::::::/ハ.|:.:/:./ｲ:.|:.:.ﾄ:.:.|
　　　　　　 V ゞ:::/::::／::/:::/::::/:::ィ:::::::://::::/:/:./ﾍ:.:.:|:.:.|､:.:|
　　　　　 　 |:::::＼::V:::::/:::/:／::／/:::://::::/ィ:::/:.ﾊ|:.:ﾊ:.:ハ:.|
　　　　　　 .ハ::ヽ:::V::/::∠_/∠ ./::／/:／-/∠‐/|::ハ:ｿﾊ::.|　　　インターンの配属は本人の希望通り部署βに決まったのに
　　　　　　　|:::iヾ::::::V／＝t-ｧ-/::／／　ィ'弋フ //ﾚ:/::/|/
　　　　　　　ﾚ:{ヽヾ::ヽ　｀￣￣／　 |　　 　 ￣´　//::/／　　　　　なぜか今になって『部署γがいい』と言い出してるんだ
　　　　　　　 ﾊ廴ゞ､:ﾐ､　　　　　 　 |　　　　　　　/:://
　　　　　　　　　>:ーﾄ ヾ　U　　　　.|　　　　 　　/:::ｨ､
　　　　　　　 ／／}:::::>､　　　　　　 '　　　　　　 ﾉﾊ ∧
　 　 　 　 ／／　 ﾊ::i　 ＼　　　＿　＿　　　 .ｲ:/ | ＼＼
　　　 　 /　/　　　 Vj　　　＼　　　ー　 　 ／ .| } ||. 　＼＼
　　_- ‐/　/　　 　　V　　　　 ＞､ ＿　, イ　　 |V/　　 　＼∧＿
￣　　./　/　　 　 　 V　　 ヽ　　　 　 i　　　　　.V　　　　　 ＼＼
　 　 /　/　　　　　　　V　　 ､ 　 　 　 l　　　　　/　　　　　　　＼＼
　　./　/　　　　　　　　 ＼　　　　　　　　　　 ／　　　　　　　　　|　|
　 /　/　　　　　　　　　　　＼　　　　　　　／　　　 　 　 　 　 　 |　|



　　　　　　　 ＿＿＿_
　　　　　　／　　 　 　＼
　　　　 ／　─　 　 ─　＼　　　　 はぁ……本当になぜ今更なんでしょう？
　　　／ 　 （●） 　（●）　 ＼
　　　|　 　 　 （__人__）　 　　 |　　　（思っていた通りだ、やはりFと佐山派はクロ――！）
　　　 ＼　 　　｀ ⌒´ 　　 ,／
　 　 /⌒ヽ　 　ー‐ 　 　ｨヽ
　　 / 　　　 　,⊆ニ_ヽ、　 |
　　/　 　 ／　r─--⊃、 　|
　　|　ヽ,.ｲ　　 ｀二ﾆﾆうヽ.　|

　　 　 　　 ＿＿＿_
　　　　　／　　　　　＼
　　　 ／　　─　 　 ─＼　　　　確認ですが【インターン生F】のことで間違いないですよね？
　　／ 　　 （●）　（●）　＼
　　|　 　　 　 （__人__）　 　 |
　　＼　　　　 　　　|＼ 　／ ／|
　　／　　　　　/⌒ﾉ　 ＼／ （ ）
　　|　　　　 　/　/ |　　 　　　　|




　　　　　　　　　　　　＿＿＿＿_
　　　　　 　　　, ‐ ´. .::::::::::::::::::::::::｀ ‐ 、
.　　　 　　　／/ . : :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.、
　　　　　／. :/::::::::::::::::::::::::::::::::: i::::::::: : ＼::＼
.　　 　 //. :/::::::::::::ｉ :::::::::::::::::://:::::::::::::＼:＼::＼
　　　 //::::::ｌ:::::::/:/{ :::::/:::::::://:/::::!::::ｌ:::::::ﾄ:::::ヽ::::.
.　　　ｌ:l::::::/|:::::ﾊ/∧:V:::/:::/::::/::::/:::/::::::/::ﾍ::::l::::ﾊ
.　 　 |:l:::::::::|:::::|::!::::∧:V:::/::::/::::/:::/::::::/|::::::|::::|::|.!|
.　 　 |:ｌ:: |: :|:::::l::|::/:::ﾍ::V::／／/:/ ::／:::|:: /!:: | l ||
　　　 ｌ::::l:::::ﾊ:::|∠:ィ７:::Y:／::イ::z≦ィ:::/::/::ﾊ/:ﾘ |!
.　　　 ｌ::|:::::小:Π:/l/-=彡１ /艾ｧﾃ｀ｼ_:ｨｆﾁ::/:/
　　　　V::ｌ: :!::l:|い小/|:ハl:|/　　｀´　 　 ｛ }ノ´
　　　　 Ⅵ: ｌ:::::｀爪|　　　　　　　　　　　　〈
　　　 　 }:!: |::|:::l::|　＼　 　 　 　 　 　 ‐ _ノ　　　あぁ、一応佐山専務に相談してみたんだが
　　　 　 ぃ::|::|:::l::|　　 丶　　　　__,　，／
　　　　　 |:∧l＼:{　　　　＼ 　 　 　 /　　　　　　【インターン生D】を部署βに譲ってもいいから
　　　　　 ｌ′丶　ヽ　　　　　ト､＿,ノ
　　 　 ／　　　　　　　　 　 ,′　　　　　　　　　　その子の要望通りにしてほしいと――
.　 ／＼.＿＿＿＿　　 　 人_
／　　｀－――‐‐- ､｀ ‐ 、　 ＞､ｘ‐ ､
　　　 　 　 　 ＼ 　 　 ｀ヽ ヽ、　 | | 　 ＼
　　　　　　　　　 ＼　　　　＼ ` ┘!　 ＼ ＼



　　　　　　　 　　　＿＿＿_
　　　　　　　　　／　　 　 　＼
　　　　　　 　／　　─　 　 ─＼　　　　（Dは交換要員？　ということはシロか！）
　　　　　　／　 　 （●） 　（●） ＼
　　　　　　|　　　　　（__人__）　　　|　　　（だから要望書の希望度もそこまで高くなかったんだな！）
　　　 　　 ＼　　 　　｀ ⌒´　　 ,／
　　　　　　ノ　　　　　　ー‐　　　＼

　　 ／￣￣￣＼　　　　　　 （リーダー格のAはあえて自由に動ける無派閥の部署を希望した）
　／　　　　　　　 ＼
/　　　 ─　　　─　ヽ　　　　（これは佐山派とのつながりを隠すのと同時に）
|　　　 （●） 　（●）　|
＼　　∩（__人/777／　　　　（他の無関係な派閥に動きを縛られるのを防ぐため――）
／　　（丶＿//// ＼





　　　　 ／.:￣￣￣￣￣ ＼
　 　 ／: : :　　 　 　 　 　 　 ＼
　 ／: : : :　　　　　　　 　 　 　 ＼　　　　　　（つまりスパイとして重要なのはBとFだ！）
／: : : : : :　　　　 　 　 　 　 　 　 ＼
: : : : : : : :.._　　　　　　　　_　　　　　 ＼　　　（これさえ分かればあの作戦が使える！）
: : : : : : : ´⌒＼,, ;、､､／⌒｀　 　 　 　 l
: : : : ::;;（　● ）::::ﾉヽ::::::（ ●　）;;:::　　 　|　　 夜神部長、これは社長に相談すべき案件かと思われます
: : : : : : ´"''",　　　 　 　"''"´　 　　　 　l
: : : : : : . . （　　　 j　　　 ）　　　 　 　／
＼: : : : : : :.｀ｰ-‐'´｀ｰ-‐'′　　　 ／
／ヽ: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : イ＼
: : : : : : : : : :.｀`ｰ- -‐'"´　　　 　 　 ＼
: : : : . : : . : : .　 　 　 　 　 　 　 　 　 　＼

　　　　　!:::::::i::::l::::::::l:::|i::::::::::/:::::::i::::|::::::::l::::::/!:::::::/l:::::::::i:::::l::::!
　　　　 l:::::::::|:::il::::::::|:::l!::::::/:::::::::ﾊ:::i:::::::i:::::/:l:::::::/:::::::::i::l::::::|:::l
　 　 　 |:::::::::l:::l:|::::::!|::l:|:::/:::::::::/　!:l::::::l:::://l:::::/ﾊ::::ﾄ:::l::i::l::!::::|
　 　 　 l::::::::::l::!::l::::|:i::l::|/::::::::/‐‐‐l:ﾄ:::l:::/'::/::://‐‐!:l::|:l::|:::ﾘ::::l
　 　 　 |::::::::::|:l::::l::i::|::l:::::::／,.-‐-､ﾘ l/:/::ｲ::/:/,.-‐ﾐｊ.|:l:!::l:::l'::::i
　　　　 i:::::::::::li:::::|:!::l::i::ノ く´(ﾄｒ':）丶/:／/:／/（ｒ':） 〉!l::::l::|::::l!
　　　　 l::::::::::::!:::::li::::|:l::|　　ゝ--‐′i/　/'´ 　｀ｰ-‐'　|::::::i::l:::|l　　　　寳月社長にだって！？
　　 　 　 !l::::::::::::::::l:::::li:::l　　　　　　　　　 　i　　　　　 l::::::|::i::/!
　　　　　ﾘ|::::::::::::::::::::::!::l　　　　　　　　 　　l、　　　　ﾉ!::::l:::iﾘ　　　　　随分と大仰じゃないか？
　　　／´ハ::::::::::::::::::::::::|　　　　　　　　 _　ノ　　　　　!:::/:/i
-‐'´:::／　　!:l::::::::::::::::ﾄ､!　　　　　 　　 　 ´　　　　　/::/!/｀ヽ‐､
::::::／　 　 　ﾘl::::::::::::::::! ＼　　　　　 ,. --- 、　 　 ,ｲ:::/l/}:::::::::::::｀::‐‐-､
:::::{　　　　　 　l::::::::::::::il　　＼　　　 ｀￣￣´　　,.ｲﾉ!::/ ﾉ l::::::::::::::::::::::::::::ヽ
::::::l　　　　　　　!ﾊ::ﾄ､::|　　　 ＼　　 　￣ 　 ／ l/|/ 　 　|::::::::::::::::::::::::::::::l
::::::::!　　　 　 　 　 ﾘ ヽ!　　i　　　ヽ､　　　,.ｨ'　　　　　　　l::::::::::::::::::::::::::::::::!
::::::::::ヽ、_　　　　　　　　 　 ヽ　　 　 ｀￣ /　　　　　　 ／::::::::::::::::::::::::::::::::::l
::::::::::::::::::::｀:‐-､　　　　　　 　 ヽ、　　　ノ　　　　　_／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::〉
:::::::::::::::::::::::::::::::::｀丶.--､__　　　　　　　i　　　 _.／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀丶､￣｀ヽ、　　,.ｒ‐‐,ｨ'::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヾ、　　　 　 ／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/



　　　　　　　 ＿＿＿_
　　　　　　／　　 　 　＼
　　　　 ／　─　 　 ─　＼　　　　 正直本人が希望したにもかかわらず
　　　／ 　 （●） 　（●）　 ＼
　　　|　 　 　 （__人__）　 　　 |　　　配属直前になって撤回を申し立てるのは
　　　 ＼　 　　｀ ⌒´ 　　 ,／
　 　 /⌒ヽ　 　ー‐ 　 　ｨヽ　　　　 プェュセトプ社員として不適格だと思うのです
　　 / 　　　 　,⊆ニ_ヽ、　 |
　　/　 　 ／　r─--⊃、 　|
　　|　ヽ,.ｲ　　 ｀二ﾆﾆうヽ.　|

　　　　　　　　　　　　 _,..―＝―=..､__
　　　　　　　　　　...ィ7'´|/／ヽ|/.｀ヽ ｰｰ､_
　 　 　 　 　 　 ／／ 　／/ ／/　　　　/|/｀ヽ
　　　　　　　／／/　／ノ／　/　　 　 /ヽ|/ |/ヽ
　　　　　　/／　 ／/ ／/　// /|// /|/ // .l　 ﾍ
　　　 　 .// ///　/　／|/.//　／// /|/ // .lヽ .ヽ
　　　　　llﾉ//|. /　／　／/ ／/　// /|/|/ |　} l ﾍﾊ
　　　 　 {/ ///　/　／|/N/　 ／ .// /|/ // .l lヽ .ﾊ
　　　　　',lﾉ//|. /／　 ／/ ／/　// /|/|/ |　 } l　ﾍﾊ
　　　　　 ',l｀ヽ／/　／ノ／　/　/ . _,,,≠-‐N/.l |ヽ ./
　　　　　　',N,r､/／/ｰtｭﾃ､/// ／ ,-‐tｭﾁ|/|//} |/
　　　　　　 ',l{ ハﾍ'　｀　¨´|/´ i´　　｀　¨´/|//l/
　　　　　 　 ﾊ､_ﾊ＼　　　　 　 |　　　　　 　 /l/　　　　　つまり【インターン生F】のインターン自体を拒否すべきだと？
　　　　　　 　 >､ ﾍ, 　 　 　 　 | ,　　　　　 /ノ ､
　　　　　　／　',lﾍ|'＼. 　 　 　 　 　 　 　 ｲl/'　 ＼
　 　 　 ／　 　 .',l/l,.　＼.　　´￣｀　　 ／|/ﾘ　　　∧
　　　 /　　 　 　 ',.}　　',, ＼　 　　　イ　 .}　}　　 　 ∧_
, r '´/　　　 　 　 .',　 　.',,　 ｀ー‐'　　 　 lヽﾉ　　　　 ∧｀''ヽ
　　/　　　 　 　 　 ',　　　',　　　　　　　 / /　　　　 　 ∧ 　 ｀'''ー-、
　./ 　 　 　 　 　 　 ',　 　 ',　　　　　　 　 l　 　 　 　 　 ∧　　　　　ﾊ



　　　　　　　 　　　＿＿＿_
　　　　　　　　　／　　 　 　＼　　　　　その通りです
　　　　　　 　／　　─　 　 ─＼
　　　　　　／　 　 （●） 　（●） ＼　　　ただ相手は国内トップの大学の学生
　　　　　　|　　　　　（__人__）　　　|
　　　 　　 ＼　　 　　｀ ⌒´　　 ,／　　　 単純に切るには惜しい人材でもあります
　　　　　　ノ　　　　　　ー‐　　　＼

//::ﾊ::::::::::::Ⅶ:::::::::::＼ヽ::::::::Ⅵ､::::::::::.ヽ
:::i::::::|＼::::::::Ⅵ:::::::::::::::＼､::::::Ⅶ:::::::.､::::
:::|:::::ii::::::＼:::::ﾏ::::::::::::::::::::＼ :::Ⅶ::::::::::::
:::i:::::|!:::从:::＼::＼:::::::::::::::::::::ヽ::Ⅶ:::::::::::
::|!::::ﾊ:::::i::Ⅶ:: ＼: :::i:::::::|`:::::::::|`∨:::::::::
::i:::::i::i:::::ﾄ､:＼:::::::＼i:::::::!,:::::i::::i ::::|::::::::::
::::::::|::|}从‐＼i＼:ﾐ|::i:::::::i|Ⅶ ::从:::i:::::|:::
从 :|::||　.ヽ　 ＼.＼ヽ:::ﾉ| ∨ .___ﾝ|:::从:::　　　それで社長にお伺いか……
{　ヽ:::|ヽ　`ｰ==仆､　 　　:'￣￣ ﾉ//::}
ゝ､人:i　　　　　　　　　 　:.　　　　∥/　　　　 インターン生の処遇なんてこちらに任せる、というのが
.Ⅵミ､＼　　　　　　　　　 :.　　 　/{/
　＼:::∧. ヽ　　　　　 _　 ﾉ 　 　/八　　　　　　関の山だと思うが、念のため確認するのも悪くない
,　‐‐ヽ|::＼　　　　　_____...　　 ｲ/ｰヽ､
　　::.. ||　　＼　　 ￣￣　 .／/′　　 ＼　　　　　　　　　　　　　　　　　ちょっと待ってろ
　　 i::::〉:　　　＼　　 　 ／　/::::ゝ　　　　'　‐- ．..,,__
　　 |:::::::､　　　　` :＝彡　 , 　Ｘ::}　　　　　　　　　　~""''　‐､,‐
　　 Ⅵ:::::`　　　　　　　　 /　　::/　　　　　　　　　　　　　　　i
　　　＼::::::　　　　　　　＿＿::://￣￣￣￣~""'''　‐- ．..,,__ﾉ＿
　　　　 ＼:::::　　　　 /_,￣￣,ゝ￣}　　　i
　　　　　　＼::::::::::／　　ヽ　　＼:/ ::::::::ﾉ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::



.　　|:.|:.:| :.:.:.: '. ＼ .:.:.:.:.:.:.:. ＼:＼:.＼ : .:.:.
.　　|:.|:！.:.:.:.:.:l'.＼＼＼.:.:.:.:.:.‘，‘，: ＼:.:l
.　　|！:‘，:.:.:.:| .＼＼＼＼ :.:.:.‘，‘，.:. Ν
.　　|:.‘:, :‘，:.:.:'ｰ＼＼＼＼＼ : |'.:.:|.:l.:.:l |
.　　l:.:.:..＼ ＼ : '戈_癶＼＼＼ｔツl,ﾉ.:| /
　　 '.:. {＼:＼ ＼l￣　 　 ｀　＼　 |:.://
.　 　 '.:.＼.＼l＼|　　　　 　 　 　 ﾉｲ/　　　もしもし？お忙しい所すみません社長
　　 　 '.:.:. Ｔ'.　　　　　　　　_ﾉ 　 /|
.　 　 　 '.:.:.|　＼　 　 ､＿＿,　　∧|　　　　実は――
　　 　 / ∨.　　 ＼
.　 ＿/ 　 ＼　　　 ｀　 .,＿／＼
'"　 〈.　　　　＼ 　　　　　 ∧.　‘，‐-　　.,,＿
.　 　 '.　　 　 　 ＼.　　 　｛　|　　‘，　　　 . ‐v
　　 　 '.　 　 　 xく ＼.　　 '.│ /ｉ＼　 　 /　/
.　 　 　 '.　　　 |//＼ ＼ 　 .|.//l 　} 　 /　/

　　　　　　 　 　 -‐……‐-　_
　　　　　 　 /.: .: .: .: .:./"⌒` ＼
　　　 　 　 .′.: .: .: .:.;′.: .: .: .:.:}
　　　 　 　 {.: .: .: .: .: .{.:へ,,＿_,,ﾉ
.　　　　　 八.: .: .: .: .:‘､＿..､＜-ミ__
　 　 乂＿＿＼.: .: .: .: .＼ャ‐‐.: .: .〕iト
　　　　　￣ア⌒`````｀⌒.: `､.: .: .: .: .: .:＼
　　　　､ ／.: .／.: .: .:./.: .: .: ｝い,.: .＼.:＼.: ＼
.　 ､ヽ ./.: .:‰.: .: .: /｛.: .: .: .:｝|. ‘,.:`，`､ :＼.: `､
／／.ノ.: .:/.: .: .:/.:/:|｛.: .: .:.:.:｝| .: }ｉ.: '， `､.: `､.:.`､
／_彡.: . /:/.: .:/.: {.:.|｛.: .: .: . ｝|i.: 圦.: '，.:.`，.:`，.:ミ=-
.⌒>.:.:.:././.: .:/{.:.:.{:小.: .: .: .: ｝|i.:/　ﾟ｡ }'，.: '，.: '，:〈⌒
_彡/.:.:/.//.: ,ﾞ.:{.:._｣L｣_＼.: .｛.}ﾉxfﾆﾆﾐk }.: .: }.:.｝:}.:ハ　　　　　ふむ……（本来なら人事部で判断すべきことだが……）
_//.:.:/ ∥.:.:,ﾞ{._x㌻⌒`㍉＼ 〃ん¨㍉:.Ⅵ.:.:.}i.:｝:}.:|: ｝
_/.:.:/. ∥{.: { {x价〔o o〕}　　 　 V ﾟ ﾟｿﾉ.八 :ﾉ}ﾉ :}.:|　　　　　　 それを提案してきたのは誰だ？
⌒＾ﾚ:∥八:⌒ヽ乂LLシ　　:: 　 ｀ニ´ィ(⌒.: /.:.八|i
　　:{人乂_Ⅵト⊂⊃`｀　　　'　　 　 ⊂⊃:У／/ 八
　　:{⌒＼-‘.:ゝr￢x　　　　 ,、　　.＿/:/⌒¨.:〈_/　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　やる夫です＞☎
　　 　 〈＾:＼_＼ゝ-〔>へ　　　　_ｔ＿,ﾉ/こ/=- _〉
　　　　 ｀>-／⌒／⌒''┘うTづ//⌒/こ/ニﾆﾆ-_
　 　 　 /／／／.:／ノﾉ _厶L｣_{｛.:{.:√_/／／⌒＾_




　　　　　　　　 ／..:...:..:...:....:...:...:...:...:..:...:...:..:.｀''＜
　　　　　　　／..:...:...:...:...:...:...:...:.....:...:...:(i...＼..:..:.:乂,
　　　　　　..'..: : /...:..:....:...:....:.....:|..:...:..',..:....:..:..’.:....:.:∨',
　　　　　/..:...:../..:...:....:.....:..i..:...:.il..:.:.:.:.|..’..∨...:∨...:.:’
　　　　,..:....:/..:’../..:.:.:...:.:.:}|..:.:.:}|...:...:.:..:.:}|..l..:.:...:∨...:..∨
　　　ノ７:../. ..|..:.|..:.:..}|..i::..从Ⅵ}|....:...:}|ⅥﾊИ..::.}|..:..:.:.ﾞ(
　　　r-|../..:..:.|..:.|..:.:.:|ⅥﾊⅥﾊ..|..:..:..:/,xfぅx、..:..:}|..:..:.:il＞-
　　　|ソ/i.:. . .| :{. ,ィjI抒妥zx､ |..::／, o oY:i　}|.:{...:..:从,|　　　　（やる夫からの提案、ということは何かあるのだろう）
　　 ノ-'.√.::..:}..:|..:.::|::{O.O}::|　　　　乂LLiｱ　}|/..:i.√
　　　|=７{ﾍ,..:.:}. {..:. |乂LLiｿ　　　 ,　　　 vぃv.::.....∧,|　　　　　わかった、配属変更を申し立てたインターン生に伝えてくれ
　　　|ﾆ|:.{ﾆ乂ﾙ'..:..:. vぃv　　　　　　　　:/:／/..://ﾍｱ
　　　|ﾆiYﾆﾆ∧ ∨:.:.ﾍ、　 　 　 　 __　　　,...:.:.:/}'}　 ＼　　　　 もう我が社に来なくていいと
　　　|ﾆﾆﾆﾆﾆ∧ ´'＜::≫ｘ､、　　　　　,ィr‐i'y'jﾍ,,.ィ升ム
　　　∨ﾆﾆﾆﾆil∧　　≧=-ヽ⌒“'　　ｲ＞'"´'＜}ﾆﾆﾆﾆﾆ=-，
　　　 ⌒/ﾆ>寸=∧　　ゝ'―’　＞-＜ /./:..:}ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ＞'

　　　　　　　 /::::l:::l::､:::::､:::::ヽ::､::::::::::::＼:::＼::::::::ヽヽ::::::ヽ
　　　　　　 /:::!::::i:::!:::ヽ:::ヽ::::::ヽ::ヽ､::::::::::＼:::ヽ:::::::ヽヽ::::::',
　　　　 　 /:l::::!::::ヽ!::ヽ:::::::ヽ:::::::＼:::ヽ､::::::::ヽ:::ヽ::::::::!::i:::::::!
　　 　 　 ﾊ:::ｌ:::::、::::ヽ::::＼:::::＼:::::::＼:::｀ヽ、:::ヽ::ヽ:::::!:::!:::::ｌ
..　　　　/:::::::l::::::!ヽ:ヽ::::､:::::ヽ:::､:＼::::: ＼::::::＼::::!::::ヽ:!:::i:::l:l
　　 　　!:/!:::::!::::::!::ヽ:ヽ{:::＼:::ヽ::::＼:::＼::ヽ:::::::ヽ!:::::::}!::::l::li|
....　　　j/:::ｌ:::::!:､:::!::ﾄ､:､:ヽ:::::｀ヽ{､::::::＼::::＼{､::::::::::::::::i::!::l:l !
.　　　 　 l:i:ｌ::::i::i:､:l::lﾃ=-､:ヽ､_､::＼_,≧ｪｭ､_､＼:::::::::i::li::!::ﾘ
　　 　 　 !ﾊﾄ:{:!:ｉ:ﾄN{､ﾋ_ﾗﾍ､{　＞､{ 'ｲ ﾋ_ﾗ　》＼::l::!:ﾄ!!:l::l!
　　　　　 ヽ i､ヽ:ﾄ{､ヾ￣"´ l!＼　　　｀"￣"´　 |::!:l::! j:ll:!
.　　　　 　 　 !::､::::i　　　 　 ｌ 　 　 　 　 　 　 u |:::/lj/l:!ﾘ
　　　　　　　　ヾﾄ､:!u 　 　 　 　 　　　　　　　　ｊ!/ j|:::ﾘ　　　　　社長から直々の判断を頂いた……
　　　　　　　　　　ヾ! 　　　ヽ　 ‐　　 　 　 ｕ　/ｲ´ｌﾊ/
　　　　　　　　　 　 }ﾄ.、　 -､ｰ-- ､__　 　 　 /'　!:://
　　　　　　 　 　 　 ﾘl::l゛､　　｀二¨´　　　 ／　　|/:/
　　　　　　　　 ｒｰ''"´ﾄ!::i{＼　　　　 　 ／　　/　!:/
　　　　　　　　/ ^ヽ　　ヾ!　 ヽ ＿,,、'´　 　 /　 ｊ/



　　　　　　　 ＿＿＿_
　　　　　　／　　 　 　＼
　　　　 ／　─　 　 ─　＼　　　　では粛々とその判断に従いましょう
　　　／ 　 （●） 　（●）　 ＼
　　　|　 　 　 （__人__）　 　　 |　　　【インターン生F】へは私が連絡しておきます
　　　 ＼　 　　｀ ⌒´ 　　 ,／
　 　 /⌒ヽ　 　ー‐ 　 　ｨヽ　　　　 (ありがとうございます、社長――)
　　 / 　　　 　,⊆ニ_ヽ、　 |
　　/　 　 ／　r─--⊃、 　|
　　|　ヽ,.ｲ　　 ｀二ﾆﾆうヽ.　|

┌─────────────────────────────┐
│　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 │
│　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 │
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┌─────────────────┐
│　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 │
└─────────────────┘

┌────┐
└────┘



数時間後――



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. 　 　 　 ||￣　/l‐|、-/l...＼┌'￣|　　　 ＿,,,,-ゥ/i｀ヽ、　　 .|ｨ-ｧ|　| 「￣ 　 .|
. 　 　 　 ||　 ./,'　| | |、|￣''''ー-____,,--''''',,,-'''~/　 ＼|..　.／／　|　| |　　　　|
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―--,,,___||_// ┌| |‐---,,,,__￣|　|　|　　　　.　　 　 ／／　　|　　|　| |　　　　|
＿＿＿ .||l /|　| 'l |　　　　　|　|　|　　　　　　 　 ／'''~____,,,,, |　　|　| |＿,,,,--|--''''
====┐ .||/ .|　|　|l.　　　 　 |　|　|　　 　 ,,,,,,,―'''''''''''´　　　 |　　|　| |　　　　|
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――||―||ξ　　,Lィ-'''''´￣.|　|　|　　　　　　　　　　　　　　 |'.―|‐.| |-,,,,,__　|＿,,,,
　 　 ||　 || ￣"´.　　　 　 　 |　|　|　　　　　　　　　　　　　　 |　　|　| |--''''￣|'''''--
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　 　 ||　 ||　 |　|.／　 ／ 　 .|　|　|　　　　　　　　　　　　　＼|　 ＼ |,,,,....--- |----
　 　 ||　 ||　 |／　 ／..　　　.|　|　|　　　　　　　　　　　　　　 |＼..| ＼ 　 ＿__|,,,,,,,,,,



【1D2:2】
１：人事部
２：社長室

　　　　　　　　　　　　　／'''''''＼'';;;rー ､;;; ,;;,;,､-'´ _,,,,,,,,,_ ヽ､　 'i
　　　　　　　　　　　　＜;;;,,,,,／/^//'''ｰ､,,_,､-ｰ'´~ヽｰ-､ ｀"'ｰ､ ｀　　　　 ,ﾍ　Λ 　 /ヽ
　　　　　　　　　　　,､-' ,､ / /ヽ .|l　　　　　　　　　ヾ 〉ヽ　　　 ＼ /ヽ　/　V　 ヽ/　　＼
　　　　　　　　　 　´'フ/λl li　ヽ !l　　　　　　　　　 l/l　ヽ　 　l＼/　 ｀'
　　　　　　　　　　　/ （ | )l .|｀'ｰ､_　　　　　　 _,､-'´ l ﾉ　 li ＿|
　　　　　　　　　　 /　_,ヽ .l　トT'riー=-､　 iｰr'ri~ﾉ'´lノ　　|＼　　　　　社長！
　　　　　　　　　　/-'/／＼ .| ｀''''''´　　　 　 ´'''''　 l　　　 l　 >
　　　　　　　　　　　 ´　 　 ﾉ､　　　　　　 l　　　　 /ー'''~~~／　　　　　これはどういうことです！！
　　　　　　　　　　　　　　/ l ヽ　　　　 _　　　　　/;;;;;;;;;;;;;;;;;;￣ﾌ
　　　　　　　　　　　,､-''ﾍ　 ヽ ＼　　./￣.l|　 ／ ヽ;;;;;;;;;;;;;;;;;;/＿
　　　　　　　　　_,､'´;;;;;;;;lヽ　　＼.＼ ｀'ー'´／.　　 l;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|　 ,､
　　　　　　　 ／;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ　　　 ｀ ｀'---'_,ヾ､_　 |;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;l／　ヽ　　 ,ﾍ
　　　　　　／;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ　　　　　　/:::::::::::l ｀'-´;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヾ　　　　＼/ 　ヽ/
　　　　 ／_ ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ,,_　　　/ ＼:::::::ヽ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/




　　　　　　 　 　 -‐……‐-　_
　　　　　 　 /.: .: .: .: .:./"⌒` ＼
　　　 　 　 .′.: .: .: .:.;′.: .: .: .:.:}
　　　 　 　 {.: .: .: .: .: .{.:へ,,＿_,,ﾉ
.　　　　　 八.: .: .: .: .:‘､＿..､＜-ミ__
　 　 乂＿＿＼.: .: .: .: .＼ャ‐‐.: .: .〕iト
　　　　　￣ア⌒`````｀⌒.: `､.: .: .: .: .: .:＼
　　　　､ ／.: .／.: .: .:./.: .: .: ｝い,.: .＼.:＼.: ＼
.　 ､ヽ ./.: .:‰.: .: .: /｛.: .: .: .:｝|. ‘,.:`，`､ :＼.: `､
／／.ノ.: .:/.: .: .:/.:/:|｛.: .: .:.:.:｝| .: }ｉ.: '， `､.: `､.:.`､
／_彡.: . /:/.: .:/.: {.:.|｛.: .: .: . ｝|i.: 圦.: '，.:.`，.:`，.:ミ=-
.⌒>.:.:.:././.: .:/{.:.:.{:小.: .: .: .: ｝|i.:/　ﾟ｡ }'，.: '，.: '，:〈⌒
_彡/.:.:/.//.: ,ﾞ.:{.:._｣L｣_＼.: .｛.}ﾉxfﾆﾆﾐk }.: .: }.:.｝:}.:ハ
_//.:.:/ ∥.:.:,ﾞ{._x㌻⌒`㍉＼ 〃ん¨㍉:.Ⅵ.:.:.}i.:｝:}.:|: ｝　　　ノックもせずに入るとは
_/.:.:/. ∥{.: { {x价〔o o〕}　　 　 V ﾟ ﾟｿﾉ.八 :ﾉ}ﾉ :}.:|
⌒＾ﾚ:∥八:⌒ヽ乂LLシ　　:: 　 ｀ニ´ィ(⌒.: /.:.八|i　　　　 いいご身分じゃないか
　　:{人乂_Ⅵト⊂⊃`｀　　　'　　 　 ⊂⊃:У／/ 八
　　:{⌒＼-‘.:ゝr￢x　　　　 ,、　　.＿/:/⌒¨.:〈_/
　　 　 〈＾:＼_＼ゝ-〔>へ　　　　_ｔ＿,ﾉ/こ/=- _〉
　　　　 ｀>-／⌒／⌒''┘うTづ//⌒/こ/ニﾆﾆ-_
　 　 　 /／／／.:／ノﾉ _厶L｣_{｛.:{.:√_/／／⌒＾_

　　　　　　　　　　　　　　　　_＿__
　　　　　　　　　　　 ＿__,.ィ::::::::::::::｀::…‐- ..、
　　　　　　　　　 ／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀::..､
　　　　　　　　 /::::::::::::::::::::::::::::::=ミ:､‐-=ミ_::::::::::::ヽ.
　　　　　　　 ./::::::::::::::::::::::::＜￣　　 ／,ィ⌒ヾ:::::::::ﾊ
　　　　　　,..ィﾆ二ﾆ=‐-=ﾆ⌒ 　 ｀, く /　　 　 .｀ヾ::::L__,ノ
　　　　＜　　　　／　,斗､´　　　/　 /:、　　　　　 ﾍ::::く
　　'───‐ｧー{ ヽ(　 ｲ:　 　 /　㍉､_＼　　 　 　 }:::::::ヽ
　　　　　 .／　 .人_　｀ヽ　　　　　　{弋乃.ヽ　　 　 ﾊ:::ｉヽ::'.
　　　　 イ '¨７ ／/ ｀ヽ　　　　　 　 ',　｀¨　　 r≦;′ｉ::|　ｉ::|
　　　　　　 ,厶:／　　　　U　　　　　　　　　　 |:ﾂ′ .|::|　ノ
　　　　　　 ｉ／　　　　 :ﾍ　　　　　　　　　 　 │　 　,j:ﾉ　　　　失礼しました……！
　　　　　,. く　　　　　ｉ　:∧　　　　‐-　_　　　│
　　　, ､/　　｀＞　_　{　　:::.､　　　 　 ... ｀ 」￣　　　　　　　　　【インターン生F】の件なのですが
　 ／: : :.＞　_　　　 ＞:.､　 :::..､　　 　 ／
イ: : : : : : : : :.:.｀丶、　　　＞-r:＼　／　　　　　　　　　　　　　 彼のインターンを拒否したと伺いまして……
ﾞ: : : : : : : : : : : : : : :＼　　　　|＿ ｀′
: : : : : : : : : : : : : : : : : ＼　　 |:::/
ﾞ: : : : : : : : : : : : : : : : : : :.＼ ,ﾊ:{
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :ヽ::ゝ、
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :ヽ:::＼



.　　 　 　 ／.: .: .: .: .: .: .:.｛ {.: .:{｛.: .: .: .:V/,ﾟ｡.: .: '，.:.ﾟ:｡.: `､.: .: .ノ＼＼
　　　　／./￣¨.:.:,′,′.:｛ⅱ.:.:{｛.: .: .: .: .V/,ﾟ｡.: .: '，.: .ﾟ:｡.:.`､／　　い,ミ=-
　　 ／''^//　 　 ′,′　｛:八 _{｛__.: .: .: .: _､､.ﾟ.: .: .:'，-=ﾆ .: `､ ¨￣＼＼⌒
...／ 　 .//.｛￣.:：.: ′.: .:｛.{ ‘,_:Ⅵi.｀.: .: .: . V/,ﾟ｡__.: .'，.:＼ﾟ.: .:`､.: . ＼＼＼
　　 ,. ://]:｛.: .: .|｛ {.: .: .,xf芋芋ﾐk‘．.: .: .: .: .xf芋芋ﾐｋ､.: .＼.: .`，.: .:.`､`_>＼
.　 ー// ]:｛.: |.:.:|｛ {.:.:ィ㌻ん些心ヽ.＼＼.: .:.:ん些心 刈k.:}⌒.: .:.'，`､.:.`､＼⌒
　　 〈/　]:｛.ｉ |.:.:|｛ {.:j狄　{｛O O｝}　　 　 ⌒^{｛O O｝}　j狄‘, .: .: .:.'， `:八⌒
.　　 　 /]:｛.{ |.:.:|｛ { ⌒ヽ 乂LLシ　　　　 　 .乂LLシ ノ⌒}:‘,.: .: .: .:い }.:.:＼　　　　　元々希望通りだったのに
　　　　{｛ﾚxへ>''^ヽ__.:＼.:´''冖^　　　 ､　　 　 ^冖''｀ ./＾｝}⌒`，.: .: }八〉¨⌒
　　　　{｛rf　〈　 /´/´.>--ミ 　 　 　 　 　 　 　 　 　 //ニニ/ハ.: .: }⌒｝　　　　　　　直前になって翻意するなど
.　　 __/｛八r K＾{　{_}/＼/,ハ＼-- .,,_fぅ___　　　　 .//ニニ/ ./∧.: .}　 '，
　 _√ゝﾍ.　 ┘¨’:.｀`　　＼/}:　`， :＼: : : : ´~"''～ ,,_-ﾆ./　　 _/,.: }--ミ　　　　　　　我が社どころか社会人としても
　　乂:{. ┘__　 　 '⌒＼. 　 〈_　　}＿_: : : : : : : : : : : : :´''≪rf〔ニﾆ}ﾉニニ〕iト
.　　　！.//ハ　　{////,＼　∨　.}ニニニ=-　 _ : : : : : : : : ´''≪ニニニニニ-`，　　　不適格なのは目に見えてるだろう
　　　　｝{///ﾉ -- ＼////｝　〔_ .八ニニニニニニ- __: : : : : : : ´'く´: : : : : :｀ヽﾉ
　　 　 { ゝ ./　. . . . ｀ヽ ¨´　 .厂,ﾆﾆ}ニニ-_ニニニニニ- __: : : : : :＼''"~￣~"-_　　　たとえメヘロプホホ大学生でもな
.　　　八　 { 　 ♀　　　}　　 ./. /ﾆ-八ニﾆﾆ-_ニニニニニニ- __: : : : `､: : : : : :/,
.　　　⌒＼＼　ﾉ＼　 ,ﾉ　.／／ﾆﾆ/ニニニニ-_ニニニニニニニ- __: : `､＼: .://,
　　　　　､ﾞ_＞ ー‐''ﾞ -=I〔＜ニニ/ニニニニﾆﾆ-_＼ニニニニニニニ- _ `，＼//,
　　　　､ﾞ､ﾞ/,//　,′　'，:〔_/,ﾆﾆ/ニニニニニニニ-_＼ニ- _ニニニニニニ-_ﾆ＼
　　　､ﾞ､ﾞ'/,/　　,′ 　 　 〔_'/ ,ニニニニニニニニニ-_.＼ニニ- _ニニニニニ-_ﾆ

　　　　　　　i!　　　　/　 //////≦ミﾐx 、　ヽk　　 ///　/-==z,ヽミミミ
　　　　　　　ﾏ,　　　/　 ////////´　 ｀ヽヽ　iik　　彡/ /r-=ヽ/　}-===
　　　　　　　 ﾏ、　 /／ii!iiiiiii///　　　　　 ゝヽiii}　　ミ/ ヽ-i　ｙ´　i!x______
　　　　　　　　ヽｚ_////iミ｀iii/　　　　　　／ヽヽ}　　　　　　i /　　/i_____ヽ
　　　　　　　　　　ゝi=i=ik_iiiミ:.　　　　 ∠ ≠i!∨　　　　　　 ヽ ／三三三
　　　　　　　　　,/ iii!ii:　ﾏ,ヽiヽ　　　 y/ //^i! .k　　　　　　　　 i!´　　｀ﾐミ
　　 　　　　　　 ik　Ⅶ:.　ﾏ, ヽii!　　　i! t iヾ i!　iヽ　　　 　 　 　 i!　　　　｀ヽ
　 　　　　　　　 { ヽ Ⅶ:.　 ﾏk ゝ=z　 ´ ´　 ｿ　　 }　　　　　　　 i!　ヽ　　　　　　しかしたったそれだけで……
　　 　 　　　 　 .i　 ヽⅦ:.　　ヽk三ﾐ　　　　　　　 i　　　　　　　 i!　　ヽ
　　 　 　　　　　ゝ　　　Ⅶ＞-=ゝ｀ii!　　　　　　　i　　　　　　　 i!　　　i　 /　　　しかも社長の独断で拒絶するなど
　　 　　 　 　　　.ヽ　　　マヽ　　 ヽi!　　　　　　　　　　　　　　 i!　　　ヽ/
　　　 　　　　　　　.ヽ　　　ヽ:ヽ　　 i!　　 _　　　 , -　　 　　　 /i　　　 /　　　　　あまりにも横暴なのでは――
　　　　 　　 　　　　　.ヽ、　　｀＜k, ゝ---、　／　　　　　　　//i　　 /　　/:
　　　　　　　 　　　　　　 ｀　　　　　≧=-　￣k__　　　　　　 //zi　／　　/:::
　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　ヽ、　　　／´ ヽ´　　　/:::::
　　　　　　　　 　　　　　 　 　　 　　　　　　　　　　.ヽ_ ／　 ／　　　　/::::::::
　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ｲk　　　 /:::::::::::




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.:.{.: .: .: .: .////　_ｘf炸弃弃弃ミ|. ｉ|ｉ .: . |.: .:
.:.{.: .: .: .: .:f^i/..x㌻゛//_､‐‐‐ﾐ/..|.:.:ｉ|ｉ.: . |.: .:
.:.{.: .: .: .: .:ヽ　 i妣　{｛:i{ rﾍ〔_,′| .: ｉ|ｉ.: .|.: .:
.八.: .: .: .:.,′ _j妣.　v込ゝ' .,′"⌒ヽ.:.:.| ／
{｛.:ﾟ｡.: .: .:.{、　　　　　ゝ辷У: : : : : :ﾉ.: :厂: :　　　　　たかがインターン生に対して
八.: ＼.: .:{.:}h､　　　　　／{: : : : :／_-}/: : : :
.:.|.:.:.:{.:.＼{.:| ハ　　　　　　ゝ　イ:_-: :/: : : : :　　　　　随分とご執心じゃないか、佐山専務
.:.|.:.:.:|.:{.: .: .|.:|.:.}　　　　　　　　_-: : : : : : : : :
.:l|.: .ｉ|.:{.: .: .|.:|:ﾉ　　　　　　　_-: : : : : : : : : : :　　　　　そこまでして彼を取りたかった理由でもあるのか？
.l.|.: l |！.: .: く　　　　　 　 _-: : : : : : : : : : ／
l..|.:ｌ　|！{.: .:.:|i>､　　 　 _-: : : : : : : : : :／ニ
| {.:{ ！Ν.: .: |.: .:}|h､ _-: : : : : : : : : _-ニニ
i　 {. ！八.: .:.|.:.:ⅱ{:У: : : : : : : : _-ニニニ
　 ｛　！{/,.:.:.:|.:.:｛_-: : : : : : : : :_-ニニニニ
　　　 ！ ∧.:.:.:._-: : : : : : : : _-ニニニニニ
　　 　 ｛ ./∧_-: : : : : : : : _-ニニニニニニ
.　　 　 ｛　 _-ニ=- _: : : _-ニニニニニニニ

　　/　 　 ,ｨ´::{:::::(::::!:!:|:i:::::;ィ:':::／::::::::ヽ.、　　 _
　　{　　 ヾ::::::ﾊ:::::V:|:i::!:!:/::::／::::::::::::::::＞ '"~／
　　':、 　 !:ヾ::::ﾊ::::V::!:|:!::／=ミ ィ彡'",...、 ／
　　ヾヽ､く:::ヽ＼ヾ:::';:!:!:fア´｀ ヾﾒ､ﾞ∨〃 ヽ ＜
　　　 ｀'ｰ:ｱ:::::ｧｧ- '`'^~´　　　　':,ヾ:,' {'、）ﾊ----
　　　 ,ｲ' ,':〃{ {　u.　　　　　　　 ,jメ:,　　,ﾉ､＼
.　　 /'　 {::{{:ﾊ ':,　　　　　 　 ィ'",jィf';　 {从　　　　　　　いえ、そういうわけでは……
　　〃　　VﾊV:ｒヽ---ミ　　//fゞﾒ'^~}　.ﾊ〉:ﾒ、
　　{{ 　 　 V:.,ヾヾ弋f少｀ヽ　　　　　ｊ ./　,　}ﾊ、
　　乂　　　 V:、ヾヽ、　　 }!　　　　　/　/　,: : :＼
　　　　__,斗≦ヽ;´: ｀:ヽ.、　` ,　 -　/／　 ,': : : : !､メ.、
　　　 ﾊ:|: : : : : ; ヽ: : : 〃＞ ､ 　_,ｲ"　　 ﾉ: : : : :|: .＼:｀: . 、
　　　.!: :!: : : : ; : : : : /〃　ﾉ´:｀Y´　　 ,.ｲ: : : : : :.|: : : :.＼: : :ヽ.、
　　　.i: :|: : : ; : : : : : !:ﾊ／ !:::::/ﾞヽ　,ｲ:,': : : : : : : !: : : : : : ＼: : : ＼
　　　.i: :!: : : 斗:七／,　 ／::::;'　　,.': : :i、: : : : : : |: : : : : : : :,x≦三ﾊ
　　　ﾊ: !: : : :＼:/: : ,' 〃:::::i::!　,:': : : : !:ヽ: : : : : :|: : : : : ／//ｲ///}|
　　　!:',:',: : :＞:': : : :.!/::::::::::!:!〃: : : : :i: : :ヽ: :＞': : : :／//////斗':｀:Y
　　 ,': :!::、: |: : : : : : i'::::::::::::::/: : : : : : :ヽr＜: : : : : :〃///ｱ,.ィアー―':、
　　,: : :!: :v:.|: : : : : :,':::::::::::::/: : : : : : : ヽ:.∨: : : : :./://ア,ｲア´: : :｀:ー‐:.、
　 /: : : ; : v.!: : : : : '::::::::::::/: : : : : : : : : : ／:.、: :./: :!ｱ／´: : : : : : : : : : : :
　,': : : : : : V:,: : : : ,'::::::::::,:': : : : : : : : : ／メ.、: :/: : j':/: : : : : : : : : : : : : : :
. ,: : : : : : : :',|: : : :.,:::::::::/: : : : : : : : ／: : : : : ｀¨: : : : {、: : : : : : : : : : : : : :




　　　　　　　　　　　 //.: .: ./.:/.: .:|.: ｉ{.: .:ﾉ⊂⊃.: .: .: .: .: .:{.:{　_､ｯｧｧｧｧｧx､、.: Ⅵi，.: .V∧: ‘,.: ‘,ﾟ｡
　　　 　 　 　 　 　 //.:/.: .,ﾞ.:,ﾞ : .: |.: | _ｯｧｧｧｧx,,.: .: .: .: .:.:.{.:{.ｨ㌻"~~~"''气ミｋ.:Ⅵi，.: .V∧: ‘,.: ‘,:｡
　　　　　　　　　　//.:/.: .:,ﾞ.:,ﾞ.: .:.:.:|.:ィ㌻"~~~^''ﾐk .: .: .: .: {〃　,:i:i:i:i:__:i:心, ﾞ寸kⅥi，.: .V/, .: }'，.} ﾟ
　　　 　 　 　 　 //.: ′ :,ﾞ.:,ﾞ{.: .: .,衍y ,:i:i:i:i:__:i心,´''+.,,.:.八　 んY´　　｀Vﾊ　刈ｉⅥi， : } /, : | '.iΝ
.　　　 　 　 　 　 ,ﾞ:{:｛.: .: ﾞ.: 小.: . 妣{ んY´　　｀v}:　　　´⌒　V八(_) (_).ﾉiﾘ ｲ㌻ Ⅵi，.:：:｝}.:.:|い| ｝　　私は社会通念において
　　　　　　　　　　 {:｛.: : {.:｛/∧.:.:j妣 V八(_) (_)jﾘ　 丶　　　　ゝこLLL少　''"⌒｀ヽ.}.: .|.:｝}.:.:|.: }|
　　　　　　　　 ｛　:{:｛.: : {.:｛//∧⌒^ヽゝこLL少　　 　 　 　 　 　 　 　 f　　　　　.ﾉ小 .|.:｝}.:.:|.: }|i　　　常識的な判断をしたまで
　　 　 　 　 　 ｛　 {:｛.: : {.:｛.:{〃´　　　｀ヽ　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ゝ　 　 ''^｀.: .:Ⅵ.:｝}.:.:|.: }ｉ|i
　　　　　　　　　　 {小.: .{.:｛.:.乂＿＿＿ノ　　　　　　　 _　　　 x冖¨¨^⌒ヽ‐冖ー冖￢‐ミ,,_　　　　　　 それを直談判までして
　　　　　 　 　 　 八{∧ {.:｛.:.:.:.:.:.:. |∧　　　　　 　 　 └｀_､‐宀‐　 　 　 :}　　　　　　 　 　 ⌒^ヽ
.　　　　　　 　 　 　 ｛ ∧Ⅵi，.:.:.:.:.:| 込,　　　 　 　 　 r''^⌒`丶_〕 　 　 _:;　　　 :;　 　 :　　　　　　　　　覆そうとする君こそが
　　　　　　　 　 _､‐^ ./∧Ⅵi，.:.:._r冖ミ〕ｈ､　　　　　 {　　　　　　　／´ ,′　　 ′ 　 l　　　 l :;
　　　　　　_､‐^⌒〕iト.../∧Ⅵi，/´⌒丶.>-ﾐ:＞　　 　 ゝ .,,＿_,,.， ゛ 　 .′　　 ′ 　 :l　　　 {/_　　　　 横暴なのではないかね？
　　　　 ／-=ニニニニ＼ 〈⌒介: ..,,＿厶ﾍﾉ　　｀,:〕I=-　 ＜_､‐/　　. .l　　　 :l　　　 l 　 　 :{⌒ヽ
　　　／-=ニニニニニニ:＼／＾'く:｛.:.{.: .: .l.＼＿ﾉ⌒`丶　_､｢∨ 　.i. ..l　　　 :l 　 　 :{ 　 　 :{
　　 └ﾆニニニニニニニニニニ/,｛.:｛.: .: .l.:｝}　　　 ./＾≠r㍉′ _⊥､{ 　 　 :{　　　.:{　　　 ´く
　 　 　 ￣-ﾆﾆニニニニニニニニ/,.:｛.: .:.:.ｌ:｝}　　　/^'∧__ヽ′　　''^｀`ー￢冖㍉ｰ'^'ー‐‐''^⌒
　　　　 　 　 ￣-ﾆニニニニニニニ/,:{.: .: .|:｝ｉ　　./＼ .∧__i{　　　　　　　{　　　{ ｝　　　＿,,.　ィ(
　　　　 　 　 　　 ￣-ﾆﾆニニニニニ/,.: .: .|:|　　./_､-ﾆﾆニ公｡,　: . .　　 _ゝ＿,,ノ一''^⌒　　　ノ
　　　　　 　 　 　 　､ﾞ￣-ﾆﾆニニニニ/,.:.:.:|:|＼∧V/ﾆﾆニニニ/⌒¨¨⌒＼{⌒´^''冖冖冖''^｀ヽ
　　　　　　　　 　 ､ﾞ ＼. :＼ﾆニニニニ/,.: .|:|, : : ‘, V/ﾆﾆニニ/ ./:|{ニ-_　 ´''～ .,,{＿{＿}__彡 . .
　　　　　　　　　､ﾞ　 . . ＼ : >､こニニニ/, :|:|/,: : :‘, :v/ﾆﾆニ/ ./　|{ニニ-_　　　. . . . . . .

　　　　　　　　　　　　　　　　_＿__
　　　　　　　　　　　 ＿__,.ィ::::::::::::::｀::…‐- ..、
　　　　　　　　　 ／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀::..､
　　　　　　　　 /::::::::::::::::::::::::::::::=ミ:､‐-=ミ_::::::::::::ヽ.
　　　　　　　 ./::::::::::::::::::::::::＜￣　　 ／,ィ⌒ヾ:::::::::ﾊ
　　　　　　,..ィﾆ二ﾆ=‐-=ﾆ⌒ 　 ｀, く /　　 　 .｀ヾ::::L__,ノ
　　　　＜　　　　／　,斗､´　　　/　 /:、　　　　　 ﾍ::::く
　　'───‐ｧー{ ヽ(　 ｲ:　 　 /　㍉､_＼　　 　 　 }:::::::ヽ
　　　　　 .／　 .人_　｀ヽ　　　　　　{弋乃.ヽ　　 　 ﾊ:::ｉヽ::'.
　　　　 イ '¨７ ／/ ｀ヽ　　　　　 　 ',　｀¨　　 r≦;′ｉ::|　ｉ::|
　　　　　　 ,厶:／　　　　U　　　　　　　　　　 |:ﾂ′ .|::|　ノ
　　　　　　 ｉ／　　　　 :ﾍ　　　　　　　　　 　 │　 　,j:ﾉ
　　　　　,. く　　　　　ｉ　:∧　　　　‐-　_　　　│
　　　, ､/　　｀＞　_　{　　:::.､　　　 　 ... ｀ 」￣　　　　　　　…………
　 ／: : :.＞　_　　　 ＞:.､　 :::..､　　 　 ／
イ: : : : : : : : :.:.｀丶、　　　＞-r:＼　／
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ﾞ: : : : : : : : : : : : : : : : : : :.＼ ,ﾊ:{
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :ヽ::ゝ、
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :ヽ:::＼



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　　　 　 　 .′.: .: .: .:.;′.: .: .: .:.:}
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.　　　　　 八.: .: .: .: .:‘､＿..､＜-ミ__
　 　 乂＿＿＼.: .: .: .: .＼ャ‐‐.: .: .〕iト
　　　　　￣ア⌒`````｀⌒.: `､.: .: .: .: .: .:＼
　　　　､ ／.: .／.: .: .:./.: .: .: ｝い,.: .＼.:＼.: ＼
.　 ､ヽ ./.: .:‰.: .: .: /｛.: .: .: .:｝|. ‘,.:`，`､ :＼.: `､
／／.ノ.: .:/.: .: .:/.:/:|｛.: .: .:.:.:｝| .: }ｉ.: '， `､.: `､.:.`､
／_彡.: . /:/.: .:/.: {.:.|｛.: .: .: . ｝|i.: 圦.: '，.:.`，.:`，.:ミ=-
.⌒>.:.:.:././.: .:/{.:.:.{:小.: .: .: .: ｝|i.:/　ﾟ｡ }'，.: '，.: '，:〈⌒
_彡/.:.:/.//.: ,ﾞ.:{.:._｣L｣_＼.: .｛.}ﾉxfﾆﾆﾐk }.: .: }.:.｝:}.:ハ
_//.:.:/ ∥.:.:,ﾞ{._x㌻⌒`㍉＼ 〃ん¨㍉:.Ⅵ.:.:.}i.:｝:}.:|: ｝　　　言い返せないのならば、そういうことだ
_/.:.:/. ∥{.: { {x价〔o o〕}　　 　 V ﾟ ﾟｿﾉ.八 :ﾉ}ﾉ :}.:|
⌒＾ﾚ:∥八:⌒ヽ乂LLシ　　:: 　 ｀ニ´ィ(⌒.: /.:.八|i　　　　 こうなると君の息がかかった部署に
　　:{人乂_Ⅵト⊂⊃`｀　　　'　　 　 ⊂⊃:У／/ 八
　　:{⌒＼-‘.:ゝr￢x　　　　 ,、　　.＿/:/⌒¨.:〈_/　　　　　 インターン生を配属するのはいささか不安になるな
　　 　 〈＾:＼_＼ゝ-〔>へ　　　　_ｔ＿,ﾉ/こ/=- _〉
　　　　 ｀>-／⌒／⌒''┘うTづ//⌒/こ/ニﾆﾆ-_
　 　 　 /／／／.:／ノﾉ _厶L｣_{｛.:{.:√_/／／⌒＾_

　　　　　　 　 　 ＿＿彡`｀.: .／.:./.: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .＼
　　 　 　 　 　 ￣￣ア゛.: .: ./.: : /.: .: .: .:.|. ｝.: `，＿__.:＼.: .: .: ＼
　　　　　 　 　 　 ／.: .｡ﾟ : /__ ─ ￣.: .: .|.: ｝ ￣'，.: .'，￣￣　─:: .
　 　 　 　 　 　 ,.: .:＿─￣ _ -￣.: .: .: .: |i.: ｝.: .: }'，.: .'，.: .:`､─＿
　 　 　 　 　 //／//　_ -￣:/.:{.:{.: .: .: .:ⅱ :｝.: .:.}: '，.: .'，.: .:.`､.: .:.'，　:..
. 　 　 　 　 /// .//_-￣八./{八ｔ‐ｭ.: .: .:.:|∠ﾌxｯｧｧｧx､、.: .: .: .`､.: .:V∧. ｡
. 　 　 　 　 //　／{.: .: ｛_xf芋芋ミk＼ : ！.x㌻´ ⌒｀`刈ｋ.: .:.‘,:`､ : V∧. ﾟ
　　　 ／ _//／.:.:.|{ .: _j㌻゛ "⌒`ヽ　 ｀⌒　 んy"⌒^心 Ⅵk,_ ‘⌒ヽ.:V∧＼〉
　 　 　 　 /{｛.:.|｛.:|{.:._妣 {i:iY┐┐}}:　　　　　v八O O }iﾘ .j狄 .: ‘,.: .‘,.:V∧＼
. 　 　 　 / :|｛.:.|｛ 圦:j狄 乂ゝ　 シ　　 ' 　 　 ゝLLL少　'^⌒ '， :}.へ‘,.V∧ : ＼
.　 　 　 ｛ ﾉ|｛.:.|｛八.: ⌒^　冖^｀　　　　　　　　　　``｀(＿＿,,ノ∨-/..} } ｝:｝}　＼〉　　人事部に言って【インターン生B】の
.　　 Γ.∠. |｛. |｛.: .:乂　　　)　 　 　 　 ,　、　　　　　 　 　 }: }.: /-/こ} } ｝:｝}
　 　 ‘《-__八{.ｉ|｛.: .: .:.小￣ 　 　 　 　 {　 }　　　　　 　 　 八} √√-八 ｝:｝}　　　　　 配属も変更してもらうことにする
.　　　 ‘《-_:∧ｉ|｛.: .: .込,/,　 　 　 　 　 ー　　　 　 　 　 .ｲ--ﾐこ√-,ﾞ //.:八
.　　　　 ‘《-_/,八.: /⌒`ヽ)h､__　　 　 　 　 　 　 r￢f冖{. . ..√√-,ﾞ './.:/⌒
　　 　 　 }‘《-./,‘,.:{. . . . . ]こ[⌒ヽ.,,_　　　　,,..ィ｛__彡⌒''く_√√-,ﾞ八.:/
　　 　 　 }.: ‘《_∧.:{```ア゛｝}.:ト，__｝ｰうﾆづ ﾍ´^''く.: {｛.｛.: ｝ﾆ√-,ﾞx-ミ〕iト，
　　 　 　ﾉ／_:∨/〉{こ八 : ｝}.:| :}　　/　⌒`ヽ〕.`，　ﾟ｡{｛.｛ 八.√ ,ﾞニニニ- _＼
.　　　　 / _-ニ∨__ニ/∧.:｝}.ﾉﾉ _､‐''"二二"''＜'，__.ﾟ｡'，(⌒√.,ﾞ _-へニﾆﾆ-_:`，
　　　　 '/-=/⌒∨__ニ/∧＞-/ ／　　　　　｀丶＼⌒`丶〉_√.,ﾞ/'^⌒-_´-_二=-'，
　 　 　 {-=/　 　 ∨__ﾆﾆ/　 ./, ﾞrぃ　　　　 fい. ｀､｀__　　}i.√,ﾞ/ニニニ-_: : >､⌒
　　　　 ゝ/^'+､./ﾆ∨__:八　 '...{　vｿ_､-‐‐‐-ゞ’ 　 } ∨　八-/_-ニニニﾆ／: : :＼{



　　　　　　　　　　　　　,ィ Tメ、.. __
　　　　　　　　　　　　,r〃⌒_'v,i|i;〃:≧x、
　　　　　　　　　　／';::(､´ 　 j:ﾞY|ij〃／;x::.、
　　　　　　　｀メ､ﾊヾ::､:':;~T´i|~j斗くr'ﾐ彡ｨ'ﾑ
　　　　 　 ＞ '"フ≧z≧r-ｰ'"´　　｀ヽ Vr- ﾑ
　　　　 , "　 ／;ィ:::,　{　　　　　　　　 _,)斗__　｀ ＜
　　 　 /　　/ｱ'　!:::{　ヽ　　　　　,ｨ '"_,.斗 /｀Vー---　　　そ、それこそあまりに横暴！
　　　　　　〃 {　.!:!:{―‐ヽ‐　　　 汽_少'" 〉j :}ﾒ、＼
　　　　　　i'　 ゝ､!:!ﾊr弋r,ｸ ヽ　　　　　　　rr’ ヾ:、　　　　別の派閥の部署に配属するとなれば
　　　　　　|　　　 ',!｀ﾑ~´ 　　,}　　 　 　 U j'{
　　　　　　　　　　 ',　,ム　 　 ｀　　_　　　,:' j!　　　　　　　　【インターン生B】の希望すらも裏切ることになります！
　　　　　　　　　　　　　 ｀:..、　 ゝ-　`　/　' !
　　　　　　　　　　　　　　 　 ＞.､ 　　.ｲ' j,斗―ｧ― ミ、
　　　　　　　　　　　　　　　　　∧≧彡'"___∠=､-'"　ヽ￣ヽ、
　　　　　　　　　　　　　 　 ィ==f'　 ＞'"　　,　　 ＼　　 ':,　　V
　　　　　　　　　　　　　 斗'//j !ィ' -- ､〉.〃　　　 V,　　 :、　'Y
　　　 　 　 　 ,.斗:≦^´ ////,j　人 ____ ノ'ミx､,/ 　 ! ヽ　　〉 ./
　　　　　 /´　,〃: : : :,ｲ////メ'´　ー-:::,'　　 ','　　,:'　,'　,:':／
　　　　　,'　 ,〃: : :／/ｱ"´.: : : :. . . .: : :{、　 /　 ./　.ﾉィ／
　　　 　 '　,〃: : /ﾊ/,人_＿ 斗 '" ｰ一'"｀"'ー-ｲ"´､／
　　　 　.! 〃: : :,'.ﾊ/／ |: : : : : : : : : : : :{　 .: : : 彡' ﾉ´
　　　　 j,〃: : :,' |／: : :,j: : : : : : : : ;!: : :,｀ｰ'^~: : ／
　　　 / /: : : :,': : : : : :/j: : : : : : : :ﾊ!:|:/: : : : :／
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　　　　　　　　　　　　　　　　　,..:....:/..:’../..:.:.:...:.:.:}|..:.:.:}|...:...:.:..:.:}|..l..:.:...:∨...:..∨
　　　　　　　　　　　　　　　　ノ７:../. ..|..:.|..:.:..}|..i::..从Ⅵ}|....:...:}|ⅥﾊИ..::.}|..:..:.:.ﾞ(
　　　　　　　　　　　　　　　　r-|../..:..:.|..:.|..:.:.:|ⅥﾊⅥﾊ..|..:..:..:/,xfぅx、..:..:}|..:..:.:il＞-
　　　　　　　　　　　　　　　　|ソ/i.:. . .| :{. ,ィjI抒妥zx､ |..::／, o oY:i　}|.:{...:..:从,|　　　　いや、配置するのは【秘書課】――
　　　　　　　　　　　　　　　 ノ-'.√.::..:}..:|..:.::|::{O.O}::|　　　　乂LLiｱ　}|/..:i.√
　　　　　　　　　　　　　　　　|=７{ﾍ,..:.:}. {..:. |乂LLiｿ　　　 ,　　　 vぃv.::.....∧,|　　　　　本来ならインターン生が来るはずのない
　　　　　　　　　　　　　　　　|ﾆ|:.{ﾆ乂ﾙ'..:..:. vぃv　　　　　　　　:/:／/..://ﾍｱ
　　　　　　　　　　　　　　　　|ﾆiYﾆﾆ∧ ∨:.:.ﾍ、　 　 　 　 __　　　,...:.:.:/}'}　 ＼　　　　 私の息のかかった部署だ
　　　　　　　　　　　　　　　　|ﾆﾆﾆﾆﾆ∧ ´'＜::≫ｘ､、　　　　　,ィr‐i'y'jﾍ,,.ィ升ム
　　　　　　　　　　　　　　　　∨ﾆﾆﾆﾆil∧　　≧=-ヽ⌒“'　　ｲ＞'"´'＜}ﾆﾆﾆﾆﾆ=-，　 社長直々に迎えられるとなれば
　　　　　　　　　　　　　　　　 ⌒/ﾆ>寸=∧　　ゝ'―’　＞-＜ /./:..:}ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ＞'
　　　　　　　　　　＞'⌒i . i⌒i ∧∨　 `寸ゝ'⌒'i,.::.Y／ﾆﾆﾆY..:ｲ.／ﾆﾆﾆ=-＞`｀　　　　喜ばないはずがないだろう？
　　　　　　　　　 /　_／／~〉_|')>y'、　　　´'＜∨∧..,∨;::::∨ｙ',ｲﾆﾆﾆ=-／ √
　　　　　　　　. /　 /／ ／⌒i:∨　 `　、　　 〉 ∨∧.',　Y::::{/ﾆﾆﾆﾆ＞'ﾆ| ./'，
　　　　　　　　　， y'　 /　 ／∨s,　　　.＼,ｨ(ﾆﾆ∨∧＼i:::::|ﾆﾆﾆ／ﾆﾆﾆi/　 ’、
　　　　　　　　 ∧_i　 /　 /　　i_∨ﾍ,　　,ｨiﾆﾍ,ﾆﾆ＼∧-}:::::|ﾆﾆi/-=＞`ｲ　　|ﾆ＼
　　　　　　　　　 /.L_i　　.|-／ ） ∨∧x'ﾆﾆﾆil∨ﾆﾆ∨iィi::::':,`寸ィ'ﾆﾆ=∧　 |ﾆﾆil∨
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　　　　　　　 ./::::::::::::::::::::::::＜￣　　 ／,ィ⌒ヾ:::::::::ﾊ
　　　　　　,..ィﾆ二ﾆ=‐-=ﾆ⌒ 　 ｀, く /　　 　 .｀ヾ::::L__,ノ
　　　　＜　　　　／　,斗､´　　　/　 /:、　　　　　 ﾍ::::く
　　'───‐ｧー{ ヽ(　 ｲ:　 　 /　㍉､_＼　　 　 　 }:::::::ヽ
　　　　　 .／　 .人_　｀ヽ　　　　　　{弋乃.ヽ　　 　 ﾊ:::ｉヽ::'.
　　　　 イ '¨７ ／/ ｀ヽ　　　　　 　 ',　｀¨　　 r≦;′ｉ::|　ｉ::|
　　　　　　 ,厶:／　　　　U　　　　　　　　　　 |:ﾂ′ .|::|　ノ
　　　　　　 ｉ／　　　　 :ﾍ　　　　　　　　　 　 │　 　,j:ﾉ　　　くそっ！
　　　　　,. く　　　　　ｉ　:∧　　　　‐-　_　　　│
　　　, ､/　　｀＞　_　{　　:::.､　　　 　 ... ｀ 」￣　　　　　　　　（いつまでも社長の椅子に座れると思うなよチビめ――！）
　 ／: : :.＞　_　　　 ＞:.､　 :::..､　　 　 ／
イ: : : : : : : : :.:.｀丶、　　　＞-r:＼　／
ﾞ: : : : : : : : : : : : : : :＼　　　　|＿ ｀′
: : : : : : : : : : : : : : : : : ＼　　 |:::/
ﾞ: : : : : : : : : : : : : : : : : : :.＼ ,ﾊ:{
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :ヽ::ゝ、
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :ヽ:::＼

　　　　　　　　　　　...,,
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　　　　　　(( 　／:::::＼＿_ノ丶　　　　というわけで日付が変わったので今回はここまで
　　　　　　 '' //ﾚﾍ::::;ヘ:::::i::::::',
　　　　　　　 j::l　┃　 ┃`-!::::::ゝ　　　【ひらめき】と言ってたわりに泥臭い作戦になったのは
　　　　　　　 l:〈┗┛,┗┛/:::::/
　　　　 　　　ヾ::`ゥrr-.rｭｲ~x'　　　　　>>1ができる限り頑張った結果ですので多めに見てね♥
　　　　　　　　 j:!'/1::ｰ:'::! i　i::l
　　　　 （￣）￣ 'J⌒/⌒ｃ￣￣＞＜
　　　　　　　　　　 ⌒ ⌒



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　　　　　　(( 　／:::::＼＿_ノ丶　　　　　次回の更新は【19日21時～】となります
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　　　　　　　 j::l　┃　 ┃`-!::::::ゝ　　　　二日連続となりますのでお間違えの無きようご注意ください
　　　　　　　 l:〈┗┛,┗┛/:::::/
　　　　 　　　ヾ::`ゥrr-.rｭｲ~x'　　　　　　それでは次回以降も引き続き、どうぞよろしくお願いいたします
　　　　　　　　 j:!'/1::ｰ:'::! i　i::l
　　　　 （￣）￣ 'J⌒/⌒ｃ￣￣＞＜
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