今日は21時からです

オニイチャンは原始時代から生きてて、オネエチャンは所謂ローマ帝国時代から生きてるので微妙に価値観の隔たりがある
現在の時間軸はだいたい中世ヨーロッパくらい

情報を保存する媒体が丈夫だから戦火による失伝が少ないのが功を奏している感

ではやっていく

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./　　　　　　　　　＞‐---------‐　=ﾆ 　 　 ',　　　～　し
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│　　　海の幸を煮こごり状にして壺に詰めた保存食「生命の一滴」を詰め込んで　　　　　　　　　 │
│　　　愛の国カワイイは獣の国への出荷準備を終えました。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 .│
│　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 .│
│　　　獣人の鼻に障らない程度に生臭さを抑えて保存性を高めるのは至難の業でしたが　　　　│
│　　　どうにかこうにかしてなんとかなったのです。どうにかこうにかして。　　　　　　　　　　　　　 .│
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　　　　　　　　 　 　 　 |　|/tｯ}ﾉ}ﾉtｯﾍ|　 ＼　　　　　多少脂肪はあった方が安産にいいよ。
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│　　　そういうカワイイナイアチャンは別にダイエットも必要ないのですが　　　　　　　　　　　　　　　　　│
│　　　（既に魂の総量だけで言えば横綱も真っ青です）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　..│
│　　　嗅覚を獣人並にして生臭いものを食べ続けることには少し疲れていました。　　　　　　　　　　　.│
│　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　......│
│　　　カワイイナイアチャンはひとつのものを食べ続けることが苦手です。　　　　　　　　　　　　　　 　 .│
│　　　10年間人間だけ食べさせられた時は「ツァトゥグアじゃないんだよ」と文句を言った程です。 　 ..│
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　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 |　　　|　|ｨｱ示㍉､ /　　ﾉ///,} ﾉ .|　　 | ＼＿＿／　　　　それじゃ、後は獣の国の将軍様を手助けするだけだね。
　　　　　　　　　　　　　 　 　 八　　　＼{　 )//}　　 　 乂⌒ﾉ　 / /　 |　　＼＿_)
　　　　　　　　　　　　　　　　_　 ＼＼＿＞ ゞノ　　 　 　 _ "" ノイ　／ |＼＿／
　　　 　 　 　 　 　 　 　 ／´ 厂|＼＼＿＿＞""　 、　ノ:::）.´{∠_／ 　 |　　　　　　　　　　さてさて、リツィートちゃんは誰をご指名するのかな？
　　　　　　　　　　　　 _/　Ｌ/　/　/｀￣￣￣)s｡.,_　 ￣￣　{. ＼ 　 人__＞
　　　 　 　 　 　 　 ／/　　└（_/´}´￣￣￣＼＞≧=―=≦＼　＼{
　　　 　 　 　 　 ／ニ＼　　―┘/____／⌒＼_}　 )　 }＿__／ 「「￣{￣＼
　　　　　　　　 人ﾆﾆﾆﾆﾆア´￣ﾆﾆﾆ{ 　 　 　 |／.::厂|ﾍ_ 　 ｢ＬＬ｢ ヽ_）　|
　　　　　　　　ﾆﾆ＼ﾆﾆﾆ/.斗ｉ|/ﾆﾆﾆ|　 ﾉ＿__＞／　/＼]／|　　　　 ノ　|
　　　　　 　 ﾆﾆﾆﾆニア´ﾆﾆ|/|-ﾆﾆﾆ|／／:::::／　　/::::|――＼_　　:{　　|ヽ____
　 　 　 　 .-ﾆﾆﾆﾆﾆ/ﾆﾆﾆﾆ|／￣￣(／:::::／___　 /:::::/＼　　　､＼　　　|__})ニ}
　　 　 　 -ﾆﾆﾆﾆﾆ/ﾆﾆﾆ‐ /ﾆﾆﾆﾆニ＞＜ﾆＯﾆ|/:::::/＿_|:＼＿_}／￣￣＼ﾆ「
　　　　　ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ‐　　　{ﾆﾆﾆﾆ／:::::/　 ￣￣ﾏﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ|ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ|ﾆ}
　　　 　 ‐ﾆﾆﾆﾆ‐　　 　 　 ＼_／ |::::::/ 　 ｀　　 ,:|ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ|／￣￣ヽ|ノ
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　　　　　 　 　 　 入　　　 　 /彡-―　ノ=彡/／、{　　　　　/
　　　 　 　 　 　 {: : ＼　 　 /　 ｧ示k　 　 　 示ｧx ヽ　　 ／ヽ　　　　　　そうですね……
　　　　　　 　 　 |: : : : ｌ＼　 ヽ　ゞ'′　,.-、　ゞ'　／　 イ: : : /
　　　　　　　　　 |: : : :/　 ヽ　∧ 　 　 ヾ-′ 　 / 　 /　|: : :/
　　　　　　　　　 {:_:／　　　ヽ 込　　　　　　 　 八 ノ 　 |: :/　　　　　　　まだ、生きていればの話ではありますが……
　　　　　　　　　　　　　　　 　｀ 个　　　ﾟ　　 イ￣　　 　 ¨
　　　　　　　　　/⌒＼ 　 　 　 　 　 ≧ ≦　　　　　　　 ／⌒ヽ
　　　　　　　　　{　|　　｀`～､、＿＿}. . . . .{＿＿,..-～''"　　 |　}
　　　　　　　　　|　|　　　　 ＼ /　/. . . . . . . ヽ y ＿ 　 　 　 | /
.　　　　 　 　 　 / ヽ　　　　__/　 {. . . .((/)). . .} ∨__　　　　 У
　　　　　　　　 /. . . .} ＼　　　　└――――┘ ∨　　　　ノ. ',
　　　 　 　 　 /. . . . .}　　　 /　　　　　　　　　　　 ∨ ￣　(. . ...',
　　　　　　　 ′ . . . 乂 　 /　　　　　　　　　　　　　、　 　 }. . . .',
　　　　　　　{. . . . . . . . ＞.{　　　　　　　　　　　　　 }　　 ノ. . . . .}
　 　 　 　 　 ＼. . . . . . . . .lヽ　　　　　　　 　 　 　 / /￣. . . . . ./
　　　　　　　　　｀l. . . . . -┴ ＼　 　 　 　 　 　 ／_ノ. . . . . . ._./
　　 　 　 　 　 　 |. . . . ./　　 　 ＼ 　　　　　／　　 ｀i. . . . . |
　　　　　　　　　 ′ . . /　＞―‐/　　　　　 ヽ＿　　 |. . . . . |
　　　　　　　 　 .′. .⌒＼＼ ／　　（＼-っ　 ∨ ＼/ ⌒ . . |
　　　　　　　　　{ . . . . . . . ＼＿＿/´二二)　　∨／. . . . . ./
　　　　　　 　 　 ＼. . . . . . . . . .／ 二二二)ヽr‐'' . . . . . ／
　　　　　　　　　　　 ￣/￣＼./　　二二二)　〉＿＿__／
　　　 　 　 　 　 　 　 /　　 　 ￣ヽ 二二)　ノ　 　 　 `、
　　　　　　　　　　　 /　　　　　　　└―＜　　 　 　 　 `、
　　　　　　 　 　 　 /　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 `、
　 　 　 　 　 　 　 /


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 【１．男　２．女】：【1D2:1】


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 【つよさ】：【1D100:6】


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 【まほう】：【1D100:83】


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 【みりき】：【1D100:43】


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 【ちのう】：【1D100:9】


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 【こころ】：【1D100:62】+30 （こんなブラック戦争に付き合わされて投げ出してないので）

　　　　　　　　　　　　　　　　　 γ ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　 ｜ 聖剣を担いし彼ならば、或いは。|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　乂＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ノ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ∧
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 |/|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 |/|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 |/|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _　　　　　　　　　　　　　　　　 |/|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／.::::.＼　　　　　　　　　　　 　 　 |/|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ／.::::::::::::::::.＼　　　　　 　 　 　 　 　 |/|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　r.::::::::::::::::::::::::::::::::.＼　　 ＿＿＿＿＿／.:::.＼､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ∧::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ｌ／.::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ∧::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ∧::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
　　　　　　　　　　　　 　 　 l}　　 　 l|　　　　　　∧::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
　　　　　　 l|　　　 　 　 　 ﾉL 　 　 ||　　　　　　　 ＼:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
　　　　　　 l|　　　　　 　 r.:::::ﾉ　 　 ｌL _　　　　　　 　 ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
　　　　　　 l|　　　　　 　 |::::::|　　r.:::::::::::）　　　　　 上 ﾉ::|ヽ::::::::::ﾉ￣￣＼::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
　　　　　　 l|　　　　　 　 |::::::|　　|::::::::〃　　 　 ≦::::::::::::::l　l:::::::::|　　　　　 ￣￣＼::::::::::::::::::::::
　　　　　＿l|_　　　　　　 ｌ::::::}　　ｌ:::::::::|　　　　/.::::::::::::::::::.ヽﾊ :::::|　　　　　　　　 　 l:::::::::::::::::::::
　　　　ｌ::::::::::::ﾊ　　　　　　Y.:|　 /.:::::::::l　　 　 l:::::::::::|＼:::::/　|::::::|　　　　　　　　 　 |:::::::::::::::::::::
　　　　 Y/ｌ:::::::l　　　　　　 ｌ::|　 .:::::::::::{　　　　l::::::::::::､　l::ﾉ　 ｌ::::::l　　　 　 　 　 　 ノ.::::::::::::::::::::
　　　 　 l| |:::::::|　　　　　　 リ　ｌ::::::::::::ﾉ　　　　＼::::::::|　|:|　　 ヽﾉ 　 　 　 　 　 　 ￣|:::::::::::::::::::
　　　 　 l| ｌ:::::::l　　 　 　 　 ||　 )::ll:::::|　　　 　 　 l∧:ｌ　lﾉ　　　　　　　　　　　　　 　 |:::::::::::::::::::
　　　 　 ﾉ 〉:::/　　　　　　　||　(ノ ｌ::::|　　　 　 　 　 ||　　　　　　　　　　　 ｌ}　　　 　 |:::::::::::::::::::
　　　　　 /::/　　　　　　 　 ||　 　 |::::|　　　 　 　 　 ||　　　　　　　 　 　 ノ.:|　　　　　､:::::::::::::::::
　　　　　l::::ｌl　　　　　 　 　 ||　　　､丿　　　　　　　 ||　　　　　　　　　　l::::::l　 　 　 　 ｌ/ｌ￣￣
　　　　　 ｰ||　　 　 　 　 　 ||　　　 ||　　　　　 　 　 ||　　　　　　　 　 　 ､:::j　 　 　 　 |/|
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│　　　獣の国、荒野の戦場にて。　　　　　　　　　　　　　　......│
│　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 │
│　　　その戦場に立ち並ぶ串刺しとなった兵達は　　　　 　 │
│　　　処刑の為にそうされた訳ではありませんでした。　　　│
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　　　　　　 　 　 　 　 　 　 i:i　< ''.,,_/v ャ'∥ｧメ_ﾆニム :. :. :./ ,.'　, '／　＞'"　　　 _　＿｀｀__`丶、:.:', :. :. :. :. :. :. :. :. :.
　　　　　　　i|　　　　　　　 j:ﾄ.、 ﾞ`ﾞ`"vz/〃i:i:ｱノ,､ﾆﾆハ: :. /　 , 'ィ　＞´ _　=-‐＜￣ ヽ､_:._:._:._｀＞ ゝ､ :. :. ｰ - ,. .,
　　　　　　　i|　　 　 　 　 f.　 　 ,仏ﾑ｀`"i:i:z斗i:i:i:i),二ﾆ}:.:./　/ ＞ ´/￣:. ﾉ ﾉ:. :. /`ヽ :."{ ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;｀ ￣ ´; ; ; ; ;
　　　　　　　i|　　　　　 　 |:::::|　 {从ﾙ'~ｏ｀｡ヽz斗＜冫ﾆj :/　' "/ .〃:. :. ｲ: ｲ:. :. / :./ :.ﾍ:ﾘ ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;
　　　　　　　i|　　　　　 　 |:::::i　　fﾒoＯｏ｡Ｏｏﾍi:i:i:i:i:}ニ/:/ 　 ./ 〃:. ｨ: :. ｲ :. :. ｲ:. / : :. ﾊ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;
　　　　,. ＿_i|_　　　　　　 ﾞ!:::ﾘ　　.|::::::::i　ﾟ 8ｏrf;≧ｚﾒ／.ｲ 　 / ./_"_　イ :. :. イ :. ｲ:. :. ｲj｀ヽ ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;
　　　　{::::::::::::ﾊ　　　　　　 Y:j　　/:::::::ﾉ　　~" ¨¨ ´ヽ´、　　/／}､ :._:._ ,. イ :. :. ｲ :. ｲ:. :. j :. V ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; __ ; ; ;
　 　 　 V/|:::::::i!　　　　　　 !:|　 /::::::::ﾊ　　　　{:::::::::::i,Vヽイﾊ: :.j:.丶‐= ﾆ "_´:._ .ィ :. :. :./ :. :.i ; ; ; ; ; ; ; ;_ _ ; ; 7 ; ;,ヽ, ;
　　　　 i|| i:::::::i!　　　　　　 .　　　　　　　　　　　　　 　 V :. :. :.ヾ :. i`f;, ､、 :. :. :. :. :. :. :/ :. :. :.h ､、_ ｧ'´ :. :.｀ヾ ;, ;, ;, ;V
　　　　 i|! i:::::::i　　　　　　　||　 )::::;:::::i　　　　　 ｀ﾞﾍ;／:.ヽ :. :. / ヽ i:.| ;, ;, :.｀`　ｰ -‐,," : :. :. ‘, :. ヽ; ヽ :. :. :. : ` ､ ;, ;, '
　　　　 i!　〉:::ﾉ　　　　　　　||　f;/´!:::ﾘ　　　　　　〃: :. :. :.ヽノ　　 丶'､;, :. :. :. :. ｨ絲'' :. :. :. :. :.i :. :. !:. :.ヽ :. .: :. :. :` ､ ;,i
　　　　　 /::/　　　　　　 　 ||　　　i::::|　　　 　 　〃 :. :. :./´;,｀;,ﾞ;,ﾞ;,`;, ､ _ ﾒ､:. : ィ絲'': :. :. :. :. :. :.!:. :. , :. :. : `iヽ :. :. :. : `
　　　　　i:::::|!　　　　　　　　||　　　いL　　　　／:. :. :. ／;, ;,_ ;, ;, ;, ;, ;, ;, ;, ;,},ｲ絲'':. :. :. :. :. :. :. .; :. ７ :. :. :. :.ヽ ;,ヽ :. :. :.
　　　　　｀´||.　　　　　　 　 ||　　　 |:|　　 　ｧ :. :. :.,ィ ;, ;, ノ　｀` ヽ ､、;, ;, ;,{絲'': :. ｨ絲ik､ :. :. ,' :.７ :. :. :. :. :. :.`.､; ﾍ :. :.
　　　　　　 ||.　　　　　　 　 ||　　　 |:ﾄ．　/ : :. ／/;,γ´　　　　　　　 ｀＞､{絲: :. 絲:. ﾞi絲 :. , :.:.7 :. :. :. :. :. :. : ム;,ﾍ :. :
　　　　　　 ||.　　　　　　 　 ||　　　 |:|　,.ｲ:. :. :./ /;, /　　　　　　　＞ ´:. :. :.ﾔ糸:. :絲:. :.ﾞi絲: ;. :., :. :. :. :. :. :. :. :. :.ﾊ;,ﾍ :.
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣7:. :. :. :.// ;, ,′　　　 ＞ ´:. :. :. :. :. :. ャ糸絲'': :. :.i絲 j :.　:. :. :. :. :. :. :. :. :. :.! ;,ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/´ｧ ､:r〈 ! ;, ;,l 　 　 ／:. :. :. :. :. :. :. :. :. :ﾍ:.ゞ'' :. :. :. i絲'j: :.} :. :. :. :. :. :. :. :. :. :.ｉv;, ;
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 i　/! fヽ　};, ;, ;|　,. イ､:. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. ﾍ:.糸､:. :ｨ絲' ; :. {:. :. :. :. :. :. :. :. :. : ;　ゞ-
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 l ;{ ｌ ;{　i /-‐ ''　ﾔ:. :. :ヽ､:. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :ヾ糸絲'':. ノ:. :.　:. :. :. :. :. :. :. :. :./ 　 ﾍ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 | ;{ l ;{ 〃　　　　 ﾏ:. :. :. :. ` ､、 :. :. :. :. :. :. ,．'"｀ゝ､~´:. :. :. i :. :. :. :. :. :. :. : /
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 | ;{ | ;{ "　 　 　 　 ﾏ :. :. :. :. :.ﾊ ｀　¨ "" ´　　　　　 ｀ャｰ-‐{ :. :. :. :. :. :. :. :{｀ヽ　　ｽﾞｼ…
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ヾ} Ⅵ 　 　 　 　 　 ゛ :. :. :. :. :. l　　　　　　 　 　 　 　 ﾔ ;, ; } :.､:. :. :. :. :. :. :. :. : ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ｀　` 　 　 　 　 　 　 ヽ :. :. :. :.!　　　　　　　　　　　　i ;, ;, ;乂ﾉ:. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :.ヽｰ- ､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ :. :. :乂　　　　　　　　　　　l ;, ;, ;, l　｀ ￣ ｀ヽ､ :. :. :. :. :. :. `:. :. ﾍ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.ﾉ :. :. :. ｧ　　　　　　　　　 　 j ;, ;, ;, !　　　　　　　｀｀　``　､: :. :. :. :.ﾍ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,.':. :. :. :. /　　　　　　　　 　 　 ';, ;, ;, /　　　　　　　　 　 　 　 ヽ:. :. :. :. :. ､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,.': :. :. :. :./　　　　　　 　 　 　 /;, ;, ;, /　　　　　　　　　　　　　 　 ヽ :. :. :. :. ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　, ':. :. :. :.／　　　　　　　　　　　/;, ;, ;, /　　　　　　　　　　　　　　　 　 ｀　､:. :. :. :.ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 , ' : :. :. ／　　　　　　　　　　 　 / ;, ;, ;,/　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　` ､ :. :.,.ィヽ
　　　　　　　　　　　　　　　.　　　　　　 　 　 　 　 , :. :. :.,　'　　　　　　　　　　　　　/ニ二７　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 寸二ニ>
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/ニﾆ７　　　　　　　　 　 　 　 　 '==-‐ "　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ﾏ彡"
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 '==-‐″

┌────────────────────────────────────────┐
│　　　それは全て、喰らい、生き延びる為。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 │
│　　　百舌鳥が早贄を作るようにして用意された「兵糧」だったのです。　　　　　　　　　　　　　　　　.│
│　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 .│
│　　　それは当然の如く同胞の獣人も対象となっており、かの将は粛々とそれを食しました。　　　 │
│　　　食す度に、己の名誉を糞便と共に排出する感覚を抱きながら。　　　　　　　　　　　　　　　　　.│
└────────────────────────────────────────┘

　　　　　┌──────────────────────┐
　　　　　│　　　それは導きの月光を宿す、獣の国の将。　　 　 .│
　　　　　└──────────────────────┘





















　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　∧
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　il::::li
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　il:。li
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 il::::::li
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 il::。:li
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　il:::::::li
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　il::::ﾟ::li
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　_jl::::::::li
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 `-===-
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 l==､_
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,ｨ´｀ヽヽ　 __
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,ｨ___.ﾉ,.-ﾍ;;ヽ;,<___
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,.. -ｧ';; '　/´;;;;;;;;ヽ;;,ヽ´
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　フ;;;;;;;; '-ｲ;;;;;;;;;;;;;;;;;);;;;ﾍ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／´;;;;;;;;;;';;;;;;;;ﾏ;;;;;;;;;;;;l;;;;;;l
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／7;;;;;;;;;;;;ﾉ_ﾏ;;;;;;;ﾏ;;;;;;;;;;l;;;;;lﾐ
　　　　　　　　　　　　　　　　　 /　/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;｀---';;;;;;;--ﾏ;lミ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　y' ﾘY　｀ ＜;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽYl
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　7;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;lノ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　l;;;;;;;;;;;;;;;;;;;r-';;ヽ､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　l;;;;;;;;;;;;;;;;;;;j､;;;;;;;;;;;,,
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　l;;;;;;;;;;;;;;;;;;l　j;;;;;;;r､;;,
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ____l;;;;;;;;;;;;;;;;;l　ヽ/ヾ､｀`
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 r==;;;;;;;;;;;;;;;);;;;;;;;;;___;;,,
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,;;;;'　`,,;;´;;;;;ヽ;;;;;___/;;;;Y;,,,
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,;;'　　,;;;;;;;;;;;;ﾉ;;`>-,;;;｀(;;;;;;;;;;ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　 ﾆ==ニ'　　 ;;;;;;;／;;／;;;;;,'ヽ;;/｀Y;;;;/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 j;;; 'l;;;;<　　;;　 ;;ﾍヽヽ;;;l
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/;;ﾉ　`,;;k　　 ノ;ﾉ ヽ;;lヽヽ_____
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ./;;/　　 ,;;/　　'- '　　　;;,　`---ゝ`
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/_/　　 '_ﾑ　　　　　　　 )ﾑ　l_ﾑ
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│　　　「聖剣のルドウイーク」。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.....│
│　　　彼がその名誉ある名で呼ばれたのも今は昔。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　│
│　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 .│
│　　　最早今の彼は、足は折れ、腕は千切れ、数々の聖なる術や炎に焼かれ　　　　　　　　　　 │
│　　　獣といって相違のない戦いしかできない、しかしそれでも負けて死ぬこともできない　　　　.│
│　　　敗戦国でただもがき続ける、一匹の獣といって相違のない存在だったのです。　　　　　　 .│
└───────────────────────────────────────┘

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　...-‐::::::::::::::::::::::::::≠=-...... _
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ...::´::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::‐::x::::::::::::::::::::::::::::＼
　　　　　　　　　　　　　　　　／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾍ::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
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　　　　　　　　　　　　　　::::::::::::::::::i::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::∨
　　　　　　　　　　　　　,'::::::::::::::::::,'l::::::::::::::::::::::::::::::ﾍ::::::::::::::::::l::::::::::::::::::::::::::::::::::::',
　　　　　　　　　　　　　:::::::::::::::::::L:i:_::::::::::::,::::::::::::::::ﾍ::::::::::::::::l::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
　　　　　　　　　　　　 i:::::::::::::::::::l　 ',::::::i:::<:::､_v､::::::::＼:::::::::::l:::::::::::::::::::::::::::::::::::::l
　　　　　　　　　　　　 |:::::::::::::::::::l,｡zx:::::|＼:::iv_＼`::::‐-＼‐::七::::::::::::::::::::::::::::::::::l
　　　　　　　　　　　　 |:::::::::|:＞〃/::心:{　 ヾ　_-=≠芯ミsx､l:::::::::::::::::::::::::::::::::::::
　　　　　　　　　　　　 l:斗::::::ﾑ.{　{:::i:::_}`　　　　　　f::::ｫ:::_ﾊ｀::::::::::::::::::::::::::::::::::::′　　　……殺してやった方が慈悲ってもんだな、これは。
　　　　　　　　　　　　 |::::::::::::::::',　ﾍ:斗　　　　　　 ‐ゝ≠ゝ　,:::::::::::::::::::::::::::::::::::′
　　　　　　　　　　　　 |::::::::::::::/:i　　　　 ﾉ　　　　　 　 　 　 ,::::::::::::::::::::::::::::::::::::
　　　　　　　　　　　　 l::::::::::::f:::::l　　　　　　　_ ,, ｧ　　 し　,'::::::::::::::::j:::::::::::::::::,
　　　　　　　　　　　　 |i::∨:::l::::::::.､　　　`￣‐　´　　　　　::::::::::::::::::/::::::::::::::::,
　　　　　　　　　　　　 l:l::::ﾍ::ﾊ::::j:::l:`:s｡　　　　　　　　.　 ,':::::::::::::／i:::::::::::::::/
　　　　　　　　　　　　 l:,X::::＼::,'/ l::::::::::ミs。_　-‐　´　 f/:::::::／:j::/::::::/:::ｱ
　　　　　　　　　　　　,ﾘ }::ミs｡:>　j:::::::＞≠＞. }　　　 7:::::イ＜ﾊ/::::::＞''´
　　　　　　　　　　　　　j::／´　　　´　 ／／: ´:l　　_ .´.-‐. . . ﾉ￣
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _ヽ. .￣. . . . . . . . .＞. . ‐.ｫ
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　　　　　　　　 ア. . . . . ./＿ . .　　--　―――　-　　_. .l . . . . . . . . . ./
　　　　　　＞. . . . . . . .ｱ　　　　　　　　　　　　　　　　　 l. . . . . . . . . . {
　　　　　f. . . . . . . . .／　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 l. . . . . . . . . . .ﾍ
　　　　　l. . . . . . . .,　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 l. . . . . . . . . . . ﾘ
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┌─────────────────────────────────────────┐
│　　　先遣隊として帳の騎士達と共に派遣されたオネエチャンは、皮肉げにそう言いました。　　　 　 │
│　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　......│
│　　　勿論、オネエチャンにそういった慈悲がある訳ではありません。　　　　　　　　　　　　　　　　　　..│
│　　　ただ、つよさもちのうも軒並み、少なく見積もっても－７０されたかのように追い詰められ　　 　 .│
│　　　それでも尚、足掻き続けることしか許されない存在に哀れみは感じました。　　　　　　　　　　　...│
│　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　......│
│　　　オネエチャンは全てを殺戮したいだけで、文化的で真っ当な感性を持つ戦士なのです。　　　.....│
└─────────────────────────────────────────┘

　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ／⌒＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／　　　　　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/　　　　　　　　ｌ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /　　 へ　　　　　l　　　　　 ／l
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/　　/ .l　＼　　　 Ｌ,＿＿／　 ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /　　 I　.l　 　i　 　 　 　 ／ /　　 ＼　　　　　　　　どうします？
　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 /　 　 l:::、l　.:::ﾍ　　 　 ／;;;; /　　　　 >
　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ∧　 　 ﾍ::l 　l::/ ﾍ　　 /　 ;;;; l　　　　　l
　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ,ノ　 ＼　 i;;;;＼／;;;;;;;ﾍ　/　　;;; l　　　　　i＿＿＿　　　 とりあえず斬って考える、はダメだと思いますが。
　　　　　　　　　 　 　　「 ￣　　　　 ∨;;;;ﾞﾞﾞﾞﾞ;;ﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞ;;∨　　 ;;/　　　　　;;;;;;;;／ /
　　　　　　　　　　　 　 i　　　　　　　　　／　,／　　　　　/　 　 　 l　 ;;;／./;;;〈
　　 　 　 　 　 　 　 　 i　　 ∧　＿＿／ ,／ 　 　 　 　 /　　　　　l ／　/;;ﾞﾞﾞ /
　　　 　 　 　 　 　 　<´　　　 ﾍ　　　￣　　　　 　 　 　 　 　 〆／ 　 /;;　　/＞,
　　　　　　　　　　　　 ｀ｌ＼　 　 ｀へ、　　 　 　 　 　 　._／´ ／ 　 ／ 　 　 i　 I
　 　 　 　 　 　 　 　 　 ｌﾞ;;;;＼　　　　　ゝ＜_＿＿＿__∠__／　　／　　　　 /　i
　　　　　　　　　　　　　　　゜゜＼　　　　　　　　　　　　　　　　／　　　　　 i　　}
　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ｌ＼　　　　　　　　 　 　 　 ／　　　　　 ／　　l
　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼.＼　　　　　　　　／.／　　　　　 ／}　　　}
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　∧ .＼　　　　..;／　　　　　　　　　 / 　 　 l
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　l;;∧　 ＼　 ／　　　　　　　　.／ ./　　　　}
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　l;;;;;∧　　∨ ／ 　 　 　 　 ／　 /　　　　 .l
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　l;;;;;;;;∧　 ／　 　　　　　／　　/　　　　　 l
　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ／　　　 ∨　　　　　　 ／　　　/　　　　　　 }
　　　　　　　　　　　　　　　　／　 　 　 　 　 　 　 　 ／　　 　 /　　　　　　　l
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　　　　　　 ...................................................... . ＼..　r‐　　　(＼
　　　　　　........ . /................................................. ＼ゝ＜≧s｡i:i:＼
　 　 　 　 ......... /.　 ─=ﾆ .......................................〉　　 ＞i:i:i:ｉ＼:.　　　　　　　　　　わかってるよ。
　 　 　 　 |..... /／ | Y´ミ: : :"'＜......................../.　　〈＞'":i:i:i:i:i:i:.
　 　 　 　 |...|/: |: : N乂ソ⌒ヽ}乂＞｡....................　　 〉─i:i:i:i:i:i:i:i:.
　 　 　 　 |...|: : |: : |　""　　 ,　　"}ｲ:|: :"'＜........　　ゝ-くi:i:i:i:i:i:i:i:i:.＿_　　　　　　お前達は下がってろ。
　 　 　 　 |...|: : |: : |::.　 ｰ　　_ 　 .:::/|: : :|: :|＼..} 　 　 ⌒＼i:i:i:i:i:∧/..|
　　　　　　Vゝ.∧:::{: 个s｡ ＿　ィイ: :|: ::/::/___./　 　 　 　 /}＞'"../... |..
　　　 　 　 ヽ_____＼V__}　 　 　 {ー=ﾆ :／____/`ー─... 　 ＼................ |....　　　　 ナイアを呼んで交渉させる。
　　　　　　　 ＼______} /＼＿＿//　　 |______/........../..............　＼....................
　　 　 　 　＿ ﾉ＼__i}　　　─‐　　　　i|___／....................／──|.＼................
　　　 　 /ヽ..............＼　　　　　　　　　 l／................|........................|........................

　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿＿＿
　　　　　　　　　 ............................................................
　　　　　　 .........................................................................＼
　 　 　 .／_____＞'": :￣ "'＜....................................＼..ヽ
　　　 ./____.／ : : : : : : : : : : : ＼.................................. ＼〉
　　　 {.___.:': : /: : : : : : : : : : : :: ::ヽ.....................................＼
.　　　 __/: : :: :: :: :: ::|: : : : : : : : : : :V....＼................................
　　　　〉: : : ::|:: :: :: ::|ﾍ: :: ::＼: : : : ::V........＼............................
　　 　 ｉ: : |: : : : : : :|:|,ィ＞─‐＼: ::|: V............＼......................i
　　 　 |: : |: : ﾍ: :: ::|:| 乂ソ　　　: : |: ::V................＼................|　　　　　　　　　　そういうわけだ、ナイア。
　　 　 |: : |: :ﾏ心: ::N 　 ""　 　 |: :|::: ::'/...................................|
　　 　 |: : |:: ::vソ ＼　　　　　　 |:/|: : : '/.............................. /〉
　　　　 : ::|:: ::|:　　　 　 　 　 　 ./ .|: : : :|.......................... ／/　　　　　　　　　　ペラ回しはお前に任せる。　いいだろう？
　　　　　: |:: ::|::.　､　　　ノ 　 　 　 |/: : :| ................... ／.../＿_
　　　　　 i|:: ::|: ﾍ　　　　　　　 ／ /::: ::::|...................r ､.. /i:i:i:i:i:ヽ/⌒ヽ
　　　　　八 : |: ::个s｡　＿　　 　 /: :: ::/|／............ |ｉ:ｉ:Vi:i:i:i:/ゝ/i:i:i:i:/_
. 　 　 　 　 ＼::: ::|:::::|:|_______　　/:::: :::／..................j{i:i:/i:i:i:ｉ/..../i:i:i:i:/i:i:i:iﾊ
.　　　 　 　 　 ＼:|:::::|:|_______ﾊ /:::::／..................... j{i:i:i:i:i:i:i:ゝ /i:i:i:i:/i:i:i:i:i:/_
　　　　　 　 　 　 |:::::N_______{ / ／......................... j{/i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i{i:i:i:i:ｉ/i:i:iヽ
　　　　　　　　 　 〉､:|._________ く.....〇.....................j{i:i:i:i:ｉ/i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i/7i:i:i:/
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　　　 　 　 /　　　 　 ｨfｱ示ぅx　 ⌒|/ｨ===x|　/ 　 :|
　　　＿_／　/　　　 ＼乂:.ﾟ.:ﾉ　　 　 ん:.ﾟ（ ヾ/　 　 |　　　　　まあ、その為にお姉ちゃんを派遣した訳だしね。
　　　＼＿_,/　 　 ＼＿＞"　　 　 '　 ~''ｰ'　/ 　 .　 |
　　　　　／　 |　 ＼＿_＞　　r　　 ､ 　 "＜＿／　 ＼
　　　　　￣￣| |　　　八　 　 乂⌒ノ　　＜＿_／　、　＼　　　エスコートおねがーい。
　 　 　 　 　 人l＼　　 | ＞　　　　　　 イ l 　 人　 |￣￣
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　｜:::::::::::::::::::} 　 ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾏﾌニﾆﾆ/:::::::::::::::::::|
　 丶::::::::::::／　　 ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ|:::::::::::::::::::::|

┌────────────────────────────────────┐
│　　　カワイイナイアチャンは何処でも現れることができる訳ではありません。　　　　　　..│
│　　　過去に行った場所と現在に存在する契約を結んだ者の居場所　　　　　　　　　　......│
│　　　それから未来に行くことが確定した場所にしか行けないのです。　　　　　　　　　 　 │
│　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.....│
│　　　しかしナイアチャンはこの宇宙を創った神であり　　　　　　　　　　　　　　　　　　　......│
│　　　地球が生まれてから数十億年もの間ずっとヒマを潰していた邪神です。　　　　　　..│
│　　　過去行った座標とイメージさえ結びつけば、割と何処にでも行けるのでした。　　......│
└────────────────────────────────────┘

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿_
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＿　　　 　 　 　 ,.ィ ＞'"
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,.｡=≠ﾆﾐ＞´ｰ- ､｀` ､　　　 /lャ"
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ゝ-=､ﾆﾍヽﾆ.}　　　iﾆ', 　 　 　 ,.ィ'
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽﾆﾍ!ﾆ{　　　i二`､　　／./
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　}ニjニ〉　　ﾉ二ﾆ`.､/ﾆ/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ‐=＝‐- ､、}ニﾑ.ﾊ､、 {ﾆニニ７ﾆ/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｀`　マミﾐ:､ﾑﾊメ .{ﾆ二ｎ7ﾆ/＞=≠ﾐ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　寸二ﾑiｯ　 ',ﾆﾆV＞ヤ´ ￣ ｀`
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,,　　　　 　 　 　 寸ﾆﾑ 　 ;ﾆ,ｨ'´ﾆ7
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 _ ,..., 　 　 　 / ;　 　 　 　 　 　 　 寸ミｰ'',.ｲﾆ彡7
　　　　　　　　　　 　 r '",＞''"´｀`＜´　　　　7　;　　 　 　 　 　 　 　 }ﾆ,.イ〃=彡7
.　　　　　　　　　　､、} ./　 ,，-‐- ..,　｀` ｰ-‐'　/　　　　　　 　 　 　 ﾉ'"ﾆ〃ﾆ彡/
　　　　　　　　 ヽ ､V_}/　ム ,. ィ´ 　_ ｀` ‐-=彡ｧ　　　　　　　　　／ﾆニ〃彡／
　　　　　　　 ､ ., ∨ﾆ{　 7´　__,. <´　 ＞-‐‐_''"=‐ｧ　　　　　　　/ﾆﾆﾆ〃,.∠ ., _
　　　　　　　　＼/ニﾑ 7 γ,....., ｀ ヾ　／´　　ヽ'´ _ ,．-‐==‐- ' ､-‐ "´ : : : : : : : ` ＜
　　　　　　　`.､７ﾆﾆﾆﾑ}　ヽ　/　｀丶` ､'´￣｀ヽ｀_､　　　　　 　 　 丶 : : : : : : : : : : : : :` ＜
　　　　　　　ヽ７ﾆニ二ﾊ 　 ﾍ'　 ／´ニ｀`ｧｰ‐;ー-;-‐ｧ＜三三＞.､　　`　､、 : : : : :､、 : : : :` ＜
　　　　　　　∠}ニニニム.ノ´ゝ'、ﾆニニ/ :／ : : /: :/ : : Vﾆ=-‐ '" 丶　　　 ヽ: : : : 丶ヽ : : : : : : ` ＜
　　　　　　　　 `'マニニ=7 ,′　 ヽﾆﾆ〃": : : : /: :/ : : : : V　　　 　 　 `　､ 　 ゛, : : : :丶　ヽ : : γ ´
　　　　　　　　　　 ﾏﾆ／//＿ _　　ｉ／､ : : : :〆 : /: : : )≦ｉ}　　　　　　 　 　 `　､! : : : : : ﾞ，　ヽ: :j
　　　　　　　　　　　∨=//ﾆニﾆ＞, V : :｀:~:´: :／: :,. ｲ: :`寸　　　　γ ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ヽ
　　　　　　　　　 　 /ﾆ〃､、ミ三彡l .V_:_:_:_,.∠: ィヽ : : : : : ヽ　　　.｜ 　　　　　　…………！！　　　　　　 |
　　　　　　　　　　/ﾐﾐ"k^｡､ヽ}ii!jI斗! .|二彡}}ﾆニニﾍ : : : : : : ヽ　　 乂＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ノ
　　　　　　　　 　 }ミﾐ､、｀´彡}ii!`ﾟ",' /ﾆ彡〃ニ二＞ﾍ: : : : : : : :ヽ　　　　　　　　　　ﾏゝ ., ﾉ: :ﾞ，
　　　　　　　　　　{ＶiI7ｧ;彡彡}ﾑﾐﾐj /ﾆ彡/ﾆ＞ ´二.ｲ,ﾍ: : : : : : : : : ､　　　　　　　　　ﾏ: :ゝ,: : 7
.　　　　　　　　　　Ⅵ７´ｧ;ﾆ二ﾏﾑ:j" =ﾆ/`~´ｰ≧_´イ二1: : : : : : : : : ﾍ ,ｨ=≠ﾐk、　 　 !:.(　) :7
　　　　　 　 　 　 ,ｲⅦ７´ｧ;ﾆニヾム==/　　 　 i}ﾆﾆ二彡1 : : : : : : : : : ﾍ彡＝ミﾐk､　 .∧:∨:/
.　　　　　　　,:fミi:､ﾔⅧ7 ´ｧ;､二人/=ﾊ ＿ _＞i}=ﾆ"´_彡! : : : : : : : : : /　　　　　ヾ:､　 ﾊ: : :{
.　　　　　　r'=ﾆニﾆミ`"‐-´ -`'`'"ﾆﾆ=〉ﾆニニﾑﾆニ二.7 : : : : : : : : : iム　　　　　 ); 　 ﾊ: : ﾞ;
　　　　　　,ｲヾニミﾐﾆﾆニニ二二ﾆ_ イﾆ二二＞ﾍニニ7 : : : : : : : : : : l寸≧x、 　 ".　　 ; : :/
　 　 　 ,.ｲヤ" ｀¨´ ｀マﾆニニニﾆ{‐==;ミニ／ニニ≧７ : : : : : :γ｀; : :|ニヽマ込、　　　/／
　　　,.ｲヤ"　　　　　　 ｀`V∨!`マ{＞"　., 'ﾆニニﾆ／: : : : : : : 7　/: : jニ二ﾑﾏノﾞ，　　"
　　　ヾ"　　　　　　　　,ｨ＜ﾆ｀ﾆﾆ｀/　　/ﾆ二二／: : : : : : : : : :ゝｲ : : jﾆニ二ﾑ`ｰ'
　　　　　　　　　　　　 ヽ- ' " ~~ ´　　./ニ＞ ´ : : : : : : : : : :__: : : : : :/ﾆニニﾆﾑ
　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 _　 -‐ ' ´ : : : : : : : : : : : γ´ 　 ) : : / `寸ﾆ二ニ}
　　　 ＿　,.｡　-‐= ＝. .¨ :￣: : : : : : : : : : : : : : : : : : : :_: ヽ、_.ノ : :/　　　ﾏ二二ﾊ
　　　 丶 : : : : : : : : : : : : : : :_　 =-‐ 一　 " ´ : : : : : (　 ヽ : : : :／　　　　 ﾏニニﾊ
　　　　　 ｀´ ` -‐= - ‐ｧ ´ : : : ,.　-‐ｧ: : : z≦７ミﾐ､: :` ｰ' :γ´　　 　 　 　 Vﾆ二ﾊ
　　　　　　　　　 　 ,.ィ : : : ,. ＜　 , ' : :／ﾆ＞'"´　 ﾊ : : : : /　　　　　　　　　V二ニゝ､
　　　　　　　　　　　~"" ´　　　,ｨ7: : /＞ "　　　　　.j: : :／　　　　　　　　　　 `'マ二二≧=- ､、
　　　　　　　　　　　　　　　　 /７: : //　　　　 　 　 /: : /　　　　　　　　　　　　 　 `'マニニニニ;｀ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　 f´〉ﾟ : /゛　　　　 　 　 /: ／　　　　　　　　　　　　　　　 　 ｀￣￣ `ヾ __.〉
　　　　　　　　　　　　　　　 `/: ／　　　　　　　　/／
　　　　　　　　　　　　　　　 /／

┌──────────────────────────────────┐
│　　　正気と狂気の狭間に在りながら、ルドウイークは様子を伺いました。　　　　......│
│　　　少女の姿を象った存在をいたずらに殺すほどに正気は蝕まれておらず　　　 .│
│　　　しかし無用心に受け入れるほど精神が満たされてはいなかったのです。　 　 .│
│　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 │
│　　　正律に焼かれ歪んだ獣の面相をカワイイナイアチャン達に向け　　　　　　　.....│
│　　　彼は静かに様子を伺っていました。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　....│
└──────────────────────────────────┘

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　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ∧::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ∧::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
　　　　　　　　　　　　 　 　 l}　　 　 l|　　　　　　∧::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
　　　　　　 l|　　　 　 　 　 ﾉL 　 　 ||　　　　　　　 ＼:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
　　　　　　 l|　　　　　 　 r.:::::ﾉ　 　 ｌL _　　　　　　 　 ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
　　　　　　 l|　　　　　 　 |::::::|　　r.:::::::::::）　　　　　 上 ﾉ::|ヽ::::::::::ﾉ￣￣＼::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
　　　　　　 l|　　　　　 　 |::::::|　　|::::::::〃　　 　 ≦::::::::::::::l　l:::::::::|　　　　　 ￣￣＼::::::::::::::::::::::
　　　　　＿l|_　　　　　　 ｌ::::::}　　ｌ:::::::::|　　　　/.::::::::::::::::::.ヽﾊ :::::|　　　　　　　　 　 l:::::::::::::::::::::
　　　　ｌ::::::::::::ﾊ　　　　　　Y.:|　 /.:::::::::l　　 　 l:::::::::::|＼:::::/　|::::::|　　　　　　　　 　 |:::::::::::::::::::::
　　　　 Y/ｌ:::::::l　　　　　　 ｌ::|　 .:::::::::::{　　　　l::::::::::::､　l::ﾉ　 ｌ::::::l　　　 　 　 　 　 ノ.::::::::::::::::::::
　　　 　 l| |:::::::|　　　　　　 リ　ｌ::::::::::::ﾉ　　　　＼::::::::|　|:|　　 ヽﾉ 　 　 　 　 　 　 ￣|:::::::::::::::::::
　　　 　 l| ｌ:::::::l　　 　 　 　 ||　 )::ll:::::|　　　 　 　 l∧:ｌ　lﾉ　　　　　　　　　　　　　 　 |:::::::::::::::::::
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　　 　 　 　 ./　　　 |　 |/　 |　　|　｜|　 |　 ＼ |　　|
　　　 　 　 /　　　 　 ｨfｱ示ぅx　 ⌒|/ｨ===x|　/ 　 :|
　　　＿_／　/　　　 ＼乂:.ﾟ.:ﾉ　　 　 ん:.ﾟ（ ヾ/　 　 |　　　　　　――足は折れ、手が千切れ飛んだ獣の将よ。
　　　＼＿_,/　 　 ＼＿＞"　　 　 '　 ~''ｰ'　/ 　 .　 |
　　　　　／　 |　 ＼＿_＞　　r　　 ､ 　 "＜＿／　 ＼
　　　　　￣￣| |　　　八　 　 乂⌒ノ　　＜＿_／　、　＼　　　まだ、戦い続ける理由があるのですか？
　 　 　 　 　 人l＼　　 | ＞　　　　　　 イ l 　 人　 |￣￣
　　　　　　　　　　 ＼　|｜　| ＞＜ | 　 |　 ／　 ＼|
　　　　　　　　　　　　)ﾉV ｢≧==≦´＼ |／
　　　　　　　　　　　　　／rt/⌒v rt､ /― '''"~￣＼
　　　　　　／二二二ユ＼ノ:|　|::＼／´　　　　　 　 }
　　　___／　´, ―――‐}/::::/　|::::|　|:::|　　/　 　 　 }
　　/:::::::::＼　　――‐ｭ'ｨ=====z__　-=ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=-_
　　:::::::::::::::::Υ ￣￣ニ/::::/　/:::|ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ-_
　/::::::::::::::::::::|ﾆﾆﾆﾆﾆ/::::/　｜:::|ﾏﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ-_
.〈／￣￣＼/ﾆﾆニ／ﾞ:::::| 　 |:::::| ﾏﾆﾆﾆﾆ＞....￣....＜ﾆ-_
　∨:::::::::::::/:＼___/|　|::::::| 　 |:::::|　ﾏ＞ .|:::::|..............|:i:i:i:i:i:i)
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　｜:::::::::::::|::八＼::::＼､::::ヽ　|:::::|　|:::::| /:/:::::::::::::::}´￣
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　｜:::::::::::::::::::/　 ﾆﾆﾆニ〈>Ψ<〉ﾆﾆﾆ/ ::│　　　カワイイナイアチャンは慣れた様子で囁きました。　　　　　　　　　　　　　　　　　　│
　｜:::::::::::::::::::} 　 ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾏﾌニﾆﾆ/::::::│　　　敗戦の将を狂気に誘うなど、ちょっとしたバイト感覚でやってきたからです。　 　 │
　 丶::::::::::::／　　 ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ|::::::::└───────────────────────────────────┘

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ∧
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 il::::::::li
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　,ｨ´｀ヽヽ　 __
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　,ｨ___.ﾉ,.-ﾍ;;ヽ;,<___
　　　　　　　　　　　　　　　　　,.. -ｧ';; '　/´;;;;;;;;ヽ;;,ヽ´
　　　　　　　　　　　　　　　 　フ;;;;;;;; '-ｲ;;;;;;;;;;;;;;;;;);;;;ﾍ　　　　　　――何処の氏族とも知れぬ、獣人の子よ。
　　　　　　　　　　　　　　 ／´;;;;;;;;;;';;;;;;;;ﾏ;;;;;;;;;;;;l;;;;;;l
　　　　　　　　　　　　　／7;;;;;;;;;;;;ﾉ_ﾏ;;;;;;;ﾏ;;;;;;;;;;l;;;;;lﾐ
　　　　　　　　　　　　/　/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;｀---';;;;;;;--ﾏ;lミ　　　　　　教えてくれ。
　　　　　　　　　　　　　 y' ﾘY　｀ ＜;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽYl
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 7;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;lノ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 l;;;;;;;;;;;;;;;;;;;r-';;ヽ､　　　　　君達は、光を見ているかね？
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 l;;;;;;;;;;;;;;;;;;;j､;;;;;;;;;;;,,
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 l;;;;;;;;;;;;;;;;;;l　j;;;;;;;r､;;,
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　____l;;;;;;;;;;;;;;;;;l　ヽ/ヾ､｀`
　　　　　　　　　　　　　　　r==;;;;;;;;;;;;;;;);;;;;;;;;;___;;,,
　　　　　　　　　　　　　 　 ,;;;;'　`,,;;´;;;;;ヽ;;;;;___/;;;;Y;,,,
　　　　　　　　　　　　　　 ,;;'　　,;;;;;;;;;;;;ﾉ;;`>-,;;;｀(;;;;;;;;;;ヽ
　　　　　　　　　　　ﾆ==ニ'　　 ;;;;;;;／;;／;;;;;,'ヽ;;/｀Y;;;;/
　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 j;;; 'l;;;;<　　;;　 ;;ﾍヽヽ;;;l
　　　　　　　　　　　　　　　　 /;;ﾉ　`,;;k　　 ノ;ﾉ ヽ;;lヽヽ_____
　　　　　　　　　　　　　　　./;;/　　 ,;;/　　'- '　　　;;,　`---ゝ`
　　　　　　　　　　　　　　 /_/　　 '_ﾑ　　　　　　　 )ﾑ　l_ﾑ

:::::::::::::::::::::::::::::l|　 　 　 　 l　　 |!　 | |　　　 |lzzx､`＜::::::::::::::::::::､＜:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
:::::::::::::::::::::::::::::l|　 　 ﾟ　　 l　　 l　　| |　　　 |l三ﾆ=-≧x｀¨¨彡;;;;;)　ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
:::::::::::::::::::::::::::::l|　　 〇　 l|　　 l　　| |　。　 |l､､,,_--二ミ､ヽ､､,,＿___ノ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
:::::::::::::::::::::::::::::l|.　　　　　 l　　 l　　| |　　　 |l―＝≦三ミ ヾヽ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
:::::::::::::::::::::::::::::l|　　o　 ﾊ,ﾉ',　　｡　 | |.o　　 |l￣-=ﾆ二≧ミﾊヽヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
:::::::::::::::::::::::::::::l|　　　 /　 ハ　　', . |.l. 　 　 |l　--==≦＿　Y州ハ＼⌒ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::::
::::::::::::::::::::ﾒ::::::l|　　　/　./　 ', 　ﾊ　|l.　　　 |lニ=-=彡　　｀寸i}i州::::ヾ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
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::::::::::(´::::::::::::: l| 　 ,'　 ,' o　 l|　 ',. │　　　 |lミヽｧ彡三三ミh､〉州:/´::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
:::::::::::::::::::::::::::::l|　 ,'　 ,'　　　l| 　 } . !　　 　 |l､｀ヾ≪丈ぅｯﾌツｿﾊﾊ!::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
:::::::::::::::: ):::::::: l|.　l.　 { 　 　 l|　 l|i　　 　 　 |lﾍ　ﾐミヾゞ三彡ﾉ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::　　　――私がかつて願ったように。
:::::::::::::::::::::::::::::l|　 l　　l　　 ∥　 }!.　　　　　|l;;;}　ヾﾐミ三彡ﾂ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
:::::::::::::::::::::::::::::l|.　 ｌ|ｌ　|.　 ∥　 ,'　　　　　　|l;;;}　　'ﾐ三三ア::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
::::::::::::::: ,ｧ- ､,,l|　　l||　|.　 l|　 /　　　　　　 |l;;;} |ﾊﾉ三三/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::　　　君達こそが、獣の国の、名誉ある剣なのかね……？
::::::::::::: /:::::::::: l|　　 l|ｌ|l!　 l|　 ,°．.　 　 　 |l;;;ｌ |ハ气ﾆ/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
:::::::::::::,'::::::::::::::l|.　　 l|l|!　 l|　 |l（）　　 　 　 |l;/　　 }!　)'::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
::::::::::::i{::::::::::::: l|　　　|l|　　l|　 l|! 　 　 　 　 |l　　.:.:.ﾉ.ｲ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
:::::::::::::l{:::::::::::: l|　　　l|l| 　 l|, ,i|! 。.　　　 　 |lゝ､､イ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
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:::::::::::::::ゞ､:::::::l|　 　 　 !　　l|l|l　゜　 　 　 　 |l::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
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:::::::::::::::::::::::ヾl| 　 　 　 °　l||l.　　　　　　 　 |l:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
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　　　　 　 　 　 　 　 　 ＼＿／ 　 ./　 　 　 　 　 　 Υ/〉―く　　　 ＼
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　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 /　　　/　 　 　 　 |　　　　　　 ＼/「￣ 　 　 |
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　　　　　　　　　　　　　|　| 　 / 从|　/　|/　　 |/＼|　　　　　　 |　　　　　　　 　 ／
　　　　　　　　　　　　　|　|　`汽x／/／　⌒≧ｓ､　|　　　　　　 |　　　　 ＿＿／＿
　　　　　　　　　　　　　|　＼｢　ﾋｿ／　　 　 ノ/（ 》 |　　　　　　 |　 　 ＼＿＿＿／　　　　…………。
　　　　　　　　　　　　　|　　 |｜ﾉ　　　　　 乂ｚﾝ　/　　　 　 |　 ＼ 　 　 ＼
　 　 　 　 　 　 　 　 　 ＼＼八ヽ　　　　　　 ＿／　　 　 　 ﾊ.　　 ＼|＼　 ＼
　　　　　　　　　　　　 　 「ヽ|　 :..、　 　 　 ＿＼＿／　　　/　}＼　　 ＼ ￣￣
　　　　　　　　　　　　　　|　｢￣￣）　　　　 ＼＿＿／　　/.| /　　￣￣￣
　　　　　　　　　　　　　　|　｢￣￣＼＿＿＿_　..::/　　 ／　/　／}／
　　　　　　　　　　　　　 人 |￣￣{＼)　 |　 　 ∧| 　 ./ ―/／
　　　　　　　　　　　　　 　 ＼　　　　}ヽ｜＼「｢　|　 /　 　 |
　　　　　　　　　　　　　　　　{　　　　 〉)ﾉ____/　　＼{　　／´￣￣￣￣＼
　　　　　　　　　 　 　 　 　 /{　　 　 /´　　/ 　 　 |　 ／_　／　　　　　　 }
　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 /ﾆ＼＿_/:i＼／ 　 　 -|／/　 /　　　　　　 　 }
　　　　　　　　　 　 　 　 /ﾆﾆニ＼/:ｉ:／ﾆ　 　 ﾆﾆ　/　 /　　　　　 　 　 ′
　　　　　　　　　 　 　 ／ﾆﾆﾆﾆﾆﾆアﾆﾆ　　　ﾆﾆ　 {　 　 　 　 　 　 　 /
　　　　　　　　　　　 くﾆﾆﾆﾆ＞‐ ´{　　＿-ﾆﾆ　　　| ./　　　　　　　　/
　　　　　　　　　 -ﾆニ＞‐ ´ﾆニＯ∨ﾆﾆﾆﾆ 　 　 ﾆ|/　　　　　　　　/
　　　　　　　 -ﾆﾆ＞´ﾆﾆ／￣￣/￣￣＼＿＿_-=/　　　　　　　　/
　　　　　-ﾆﾆ＞´ﾆﾆﾆ／　　　-/ﾆ//ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ＼＿＿＿_ 　　 /
　　　_-=ﾆﾆ/ﾆﾆ／ﾆ‐　 　 ﾆニ|ﾆ{ {ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ＼_/
　　 -ﾆﾆﾆ/ﾆﾆ/ﾆﾆ　　　　-ﾆﾆ|ﾆ{ {ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ〉
　　ﾆﾆﾆﾆ|ﾆﾆ/ﾆニ　　　 ﾆﾆ二|ﾆ{ {ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ/
　　ﾆﾆﾆﾆ|ﾆ./ﾆﾆﾆ　　　 .ﾆﾆニ|ﾆ{ {ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ＼
　　ﾆﾆﾆﾆ＼|ﾆﾆﾆﾆ　　　 :ﾆﾆﾆ|ﾆ{＿＿＿＿＿＿___＼ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ/}
　　ﾆﾆﾆﾆﾆ人ﾆﾆﾆﾆ　 　 :ﾆﾆﾆ|ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ＼＼ﾆﾆﾆﾆ　ヽ
　　ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ}ニﾆﾆ　　　ﾆﾆﾆ￣￣￣￣///////＼ﾆ＼＼ﾆﾆﾆﾆ|
　　ヽﾆﾆﾆﾆ／ ≧=―　＿_ﾆﾆﾆ　　　 ニ//////////＼ﾆ＼＿＿__＼
　　 　 ￣￣ 　 ヽ0ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ≧=――ﾆ/////////////／:i:i:i:i:i::i:i:i:＼}
　　　　　　　　 　 }ﾆ(＼(∨)／)Ｏﾆﾆﾆ/￣￣￣＼////´＼:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:/
　　　　　 　 　 　 |ニ￣/　l￣ﾆﾆﾆニ/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ￣/　　　 ￣￣￣
┌────────────────────────────────┐
│　　　カワイイナイアチャンはハッとして囁きを止めました。　　　　　　　　　　 　 │
│　　　それは狂気と正気ですり潰されたルドウイークの、最後の分水嶺。　　　..│
│　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　..│
│　　　狂気を肯定され安堵しながら逝くか　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.│
│　　　正気を否定され絶望しながら生き延びるかの二択でした。　　　　　　　......│
│　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　..│
│　　　心を守れば命が壊れ、命を守れば心が壊れるでしょう。　　　　　　　　　　│
│　　　英雄は最早、そこまで壊れていたのです。　　　　　　　　　　　　　　　　 　 .│
└────────────────────────────────┘

　　　　　　　　　　　　　　　　　　γ ￣￣￣￣￣￣￣￣ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜ 　 ――そうだよ。 　 |
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 乂＿＿＿＿＿＿＿＿ノ

　　　 　 　 |::＼　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ／:::::::::::::|
　　　 　 　 |::::::::＼　　　　　　　　　　　 ＿　 ／:::::::::::::::::/
　　　 　 　 |::::::::::::::＼／￣￣￣￣￣/........＼::::::::::::::::::/
　　　 　 　 |::::::::::::::::::::＼-''"~￣￣￣´￣＼/.〉―､::::/
　　　 　 　 |::::::::::::::::::／　　　　　　　　　　　 ｀＼.....〉′＼
　　　　　　 ＼＿＿/　　　　　　　　　　　　　　 　 ﾆ　　　 ＼
　 　 　 　 　 　 /　　　　 .|　 　 　 　 |　　　　　　　 -　　　　|
　　　　　　　　/　　　　　 |　 　 　 　 |　　　　　 　 　 -　　　|
　　　　　　 　 　 　 |　 | ∧　　　　　 |　＼　 　 |　 　 -　　　＼
　　　　　　　 |　　　|　 |　　　　 　 　 |￣￣＼　|　　　-　　　　 ＼
　　　　　　　 |　　　|　 |／ 、　　　　 |　　　　.}/|　　　 |　　　　　　＼＿＿　　　　　――私達は獣の国の希望。
　　　　　　　 | 　 　 ＼|　　 ＼　　/|/ ィf斧示㍉　　　|　　　　＼＿＿_／
　 　 　 　 　 И 　 　 ,ｨf斧ぅ示＼{　　 乂⌒ソ/　　　｜　　　　　＼＿
　　 　 　 　 　 |　　 　 ＼乂⌒ﾉ　 　 　 　 ""/　/　　/　　　　＼＿_／　　　　　　　聖剣の担い手ルドウイークよ、よく戦ってくれましたね。
　　　　　　　　 ＼「＼「￣"""　　 ′　　 　 /／　|／　　 ∧/＼|
　　　　　　　　_ノ }＼　公:.　　　　､　ノ　　　/　　/}.ハ/∨
　　　　　　　　￣　 /￣￣≧s.,_ / 〉　　　ｨ/　　/ ＼　　　　　　　　　　　　　　　　　すべて、すべて、貴方の活躍あってのことです。
　 　 　 　 　 　 　 /　 /|／　　 / / ￣＼__|　／　　/＼＿＿_　　　 　 　 　 　 　 　 ／,⌒
　　　　　　　　　　|／　　　　／ ＼／￣ハ{/　　／　　　　　　＼　　　　　　　　　／　/
　　　　　 　 　 　 　 　 　 ／　 ､＼)__／ /::＼／{　 　 　 　 　 　 ＼　　　　　　 / 　 /
　　 　 　 　 　 　 　 　 ／　/＼_)┘/　　|:::::::|　　＼　　 ､ __　-=ﾆﾆ}　　 　 　 /　　 |
　　　　　　　　　　　__/＿__／ ／::/_-_　j::::::ﾉ＿_　-=ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ-_､　　　 |　 　 |
　　　　　　　　　　　{ﾆﾆﾆﾆ}／ﾆ∠ﾆﾟﾆ=-「ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ}　　　 |　　　＼
　　　　　　　　　　　{ﾆニ／／::/　　/::::/ |ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=‐ ￣..＼　　 |　 　 　 |
　　　　　　　　 　 　 ‐==∨:::::/　　/::::/　 ＼ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=‐ ￣、................/　　 |　 　 　 |
　　 　 　 　 　 　 　 　 ﾆ/ |::::|　　 {:::::{　　{:::::＼ﾆ=‐ ￣ﾆﾆ|　　∨＿_／ニ 　 |　 　 　 |
　　　　　　　　　　 　 　 {　|::::|　　 {:::::{　　{::::::{　　}:::/ﾆﾆﾆ.|　　　 ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ ノ　　　　 |
　　　　　　　　 　 　 　 八 |::::|　 :. {:::::.ヽ　{::::::{ 　 j:/ﾆﾆﾆﾆ|　　　　 ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ　　　　 /
　　　　　　　　 　 　 　 　 ＼_l__ノ⌒≧=――‐=≦ﾆﾆﾆﾆﾆ|　／￣￣ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ　 　 /
　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ/ﾆﾆﾆﾆﾆ|/　　　　　 ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ ／
┌──────────────────────────────────────┐
│　　　カワイイナイアチャンは、内心でびっくりしながら自分の言葉を反芻していました。　　　 .│
│　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.│
│　　　ナイアチャンは狂人を動かす方が慣れていましたし　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 │
│　　　ルドウイークのことなど、別にどうでもよかった筈なのです。　　　　　　　　　　　　　　　　...│
│　　　ただ狂気の中で死兵を率いて戦ってくれれば、それでよかった筈なのです。　　　　　 　 │
│　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.│
│　　　にも関わらず、カワイイナイアチャンはその獣人に慈悲を与え　　　　　　　　　　　　　 　 .│
│　　　死を赦しました。まるでまったく、彼女の予定にないことでした。　　　　　　　　　　　　　　..│
└──────────────────────────────────────┘

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:::::::::::::::::::::::::::::l|　 　 ﾟ　　 l　　 l　　| |　　　 |l三ﾆ=-≧x｀¨¨彡;;;;;)　ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
:::::::::::::::::::::::::::::l|　　 〇　 l|　　 l　　| |　。　 |l､､,,_--二ミ､ヽ､､,,＿___ノ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
:::::::::::::::::::::::::::::l|.　　　　　 l　　 l　　| |　　　 |l―＝≦三ミ ヾヽ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
:::::::::::::::::::::::::::::l|　　o　 ﾊ,ﾉ',　　｡　 | |.o　　 |l￣-=ﾆ二≧ミﾊヽヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
:::::::::::::::::::::::::::::l|　　　 /　 ハ　　', . |.l. 　 　 |l　--==≦＿　Y州ハ＼⌒ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::::
::::::::::::::::::::ﾒ::::::l|　　　/　./　 ', 　ﾊ　|l.　　　 |lニ=-=彡　　｀寸i}i州::::ヾ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
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:::::::::::::::::::::::::::::l|　 ,'　 ,'　　　l| 　 } . !　　 　 |l､｀ヾ≪丈ぅｯﾌツｿﾊﾊ!::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
:::::::::::::::: ):::::::: l|.　l.　 { 　 　 l|　 l|i　　 　 　 |lﾍ　ﾐミヾゞ三彡ﾉ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::　　　おお、そうか……
:::::::::::::::::::::::::::::l|　 l　　l　　 ∥　 }!.　　　　　|l;;;}　ヾﾐミ三彡ﾂ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
:::::::::::::::::::::::::::::l|.　 ｌ|ｌ　|.　 ∥　 ,'　　　　　　|l;;;}　　'ﾐ三三ア::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
::::::::::::::: ,ｧ- ､,,l|　　l||　|.　 l|　 /　　　　　　 |l;;;} |ﾊﾉ三三/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::　　　……それは、よかった。
::::::::::::: /:::::::::: l|　　 l|ｌ|l!　 l|　 ,°．.　 　 　 |l;;;ｌ |ハ气ﾆ/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
:::::::::::::,'::::::::::::::l|.　　 l|l|!　 l|　 |l（）　　 　 　 |l;/　　 }!　)'::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
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:::::::::::::::ゞ､:::::::l|　 　 　 !　　l|l|l　゜　 　 　 　 |l::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
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:::::::::::::::::::::::::l|　　　　　 　 　 |!　 　 　 　 　 　 |ｌ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
:::::::::::::::::::::::::l{　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 }l:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　E二二二三三フ　　　　　　 E三三三三三フ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　Eﾆ二三三三フ　　　　　　　Eﾆ三三三三フ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　E二三三三フ　　　　　　 　 Eﾆﾆ三三三フ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　Eﾆ二三三フ　　　　　　　　.E二三三三フ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　E三三三フ　　　　　　　　　Eﾆ二三三フ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 .Eﾆ二三フ　　　　　　　　 　 E三三三フ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 .E三三フ　　　 　 　 　 　 　 Eﾆ三三フ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　%三三フ　　 　 　 　 　 　 　 Eﾆﾆ二フ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　%ﾆ二フ　　　　　　　　　　　　　Eﾆ三フ
　　　　　　　　　　　　　　　　　 %三フ´　　　　　　 　 　 　 　 　 Eﾆﾆフ
　　　　　　　　　　　　　　　 　 %三フ　　　　　γ ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ヽ
　　　　　　　　　　 　 　 　 　 %ﾆフ　　　　　　｜ 嘲りと罵倒、それでも私は成し得たのだな |
　　　　 　 　 -=ﾆミ、.＿＿.,%ﾆフ　　　　　　　.乂＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ノ
　　　　　,,,ー=＝-、＞三三三フ　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 E三{
　　　 　 ￣￣￣｀＞三三三フ　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 E三{　,彡ﾆゝ
　　 ＿,,,ム三ﾆ=∥三三三フ´　　　　　　　　　　　　　　　　　　　E三彡＝ゞミﾆ=-　ｽﾞﾙ…
　 ￣ヾ彡i´ 　 ,,%㌢　　 )=|´　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 E三三ﾆﾆ=ミ、.
　　　 　 ,,彡三㌢　　 　 )=|　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ∨i{￣ヾミ 、ヾム
　　　-i∃ｪﾞ　　　　　　　 }λ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ∨{　　　ヾム、
　　　　　　　　　　　　　　ij　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヾi　　　　 ヾj
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｀´

　　　　　　　　　　　　　 γ ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ヽ
　　　　　　　　　　　　　 ｜ ありがとう。これでゆっくりと眠れる |
　　　　　　　　　　　　　　乂＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ノ



┌──────────────────────────────────┐
│　　　ルドウイークの命が、急速に死んでいくのをナイアチャンは感じました。　　 　 │
│　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 │
│　　　或いは、最早死体だったのかもしれません。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 .│
│　　　ただただ、執念だけで律の国に抗い続けた結果なのかもしれません。　　　　 │
│　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 │
│　　　それは獣の国を、母なる祖国と民を護る為の戦い故に　　　　　　　　　　　　　..│
│　　　徹底抗戦を命じられた将軍の、愚直なまでの使命感だったのでしょう。　　　....│
└──────────────────────────────────┘

　　　　　　　　　　　　　　　γ ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　｜ 暗い夜に……しかし確かに、月光を見たのだと……|
　　　　　　　　　　　　　　　 乂＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ノ







　　　　　　　　　　　　　┌───────────────────────┐
　　　　　　　　　　　　　│　　　聖剣のルドウイークは、そうして死にました。　　　...│
　　　　　　　　　　　　　└───────────────────────┘

　　　　　　　　　　　　　　　　　　 i |
　　　　　　　　　　　　{　　　　　　| | |　i
　　　　　　　　 ，　　{:ﾍ　　　＿　| | | .|f　　　　r
　　　　　　　　　　 |　＞::::::::::::::::::::::::＜|ｌ　　 i　 }
　　　　　　　；　 ,.:|ｌi:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀''|::ｌ.| ノ
　　　　　　　 ／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::)::､:::::::::|ﾍ　　　 ﾉ
　　　　　 | ,.:::::::::::::::i::::::::::::::::::::::::::::::::,:-:､~:::::::::::',ー　´　　　　　 ＼＿_人＿人从＿人＿人从／
　　　　　／j::::::) (:::ﾊ:::::::::::::::::::::::i::::::::::::::::::::::::::::::ﾍ　　，　　　　 ＿）　　　　　　　　　 　 　 　 （＿＿
　　　　　 i ,'::::i:⌒:|' ﾔ::::::::{::::::|::::',:|:::::::::::::::::::::::::::ﾍ:＼　　　　　　　）　　　いや生かせや　　　 （
　　　　　 |i:::::||::::::ｌ|　 ',:::::::ﾔ:::||',::::|:::::l::ﾉ乂:::::::|::::::ﾍ｀`　　　　 ￣￣）　　　　　　　　　　　　　　(￣￣
　　　　　 :::::::::ﾔ:::l　 |iｌﾍ:::::ﾍ::l| |ix:ﾍ:::l::⌒:::i:|:||i::::ヽ＼　　　　　　 ／⌒Y⌒Y⌒⌒Y⌒Y⌒Y⌒＼
　　 　　 ,':ｱi:::::ﾍ::{　 ||:　　＼{　|||　 `l::::::::::i-x|i::::::::', ；
　　　　／　l:::,'}::',ヾ: :|ｌ!　　　　　ｌ|ｌ,. : :ｌ:∧::|ﾉ j:::::iﾍ:} ；
　　　　　　 ﾔ j::fﾑ: : )　　　 　 ,　 ､: :ﾚ　 ﾍ　ｲ:::ﾘ　　　＼＿_人＿人从＿人＿人从／
　　　　　　，　l:ﾊ::{＼　　乂　ノ　　`／ﾊ´}:::::ﾉﾍ | |　　＿）　　　　　　　　　 　 　 　 （＿＿
　　　　　　　　`　 ＼:{｀|i.s｡　　_　|ｌ´ /./. .´. . . .＼|ｌ　　 ）　　　殺してどうする　　　 （
　　　　　　　　，　/. .｀ｌ|| |. ＼ヾ　／／ . . . . . . . . i　￣￣）　　　　　　　　　　　　　　(￣￣
　　　　　　　；　|i/ . . . . | !|. . . .T. . . . . . . ., . . . . . . ,　　／⌒Y⌒Y⌒⌒Y⌒Y⌒Y⌒＼
　　　　　　　 ,. .|. . . .＼ . . . . . . |i. . . . . . . .ﾍ . . . . . ∨
　　　　　　〃 ._. . . . .ヾ',. . . . . . . . . . . . . . . ﾊ . . . . . ∨
　　　　　／._ f　i. . . . ,　i ＜. . . . . . ._　-‐　　l. ／´. . .',　；
― 　； f. . .{　_ ｀ｫ｀i./　 j　　　￣￣　　　　　//.／. . . . i　{
　　　　 ,. . f　,　-< {￣　　　―　---　　　＿y. . . . . . . ,
　　　　 ﾍ. ゝ{　 イノ ；　　　　　 　 　 　 　 ／. ._ . . . . /
　　　　　　　｀ イ{　　　　　　　　　 　 　 ； {.／＿. . ). ,
　　　　　 　 　 |::ｵ　　　　　　　　　　　　　／ヽ(　iX./
　　　　　　　　 ,:/　　　　　　　　　　　　/ ,　　⌒ {´；
　　　　　　 ､_／　　　　　　　　　　　　 ゝ7　f　ﾊ.ヽ　，
　　　　　　 ￣　　　　　　　　　　　　　　 { ノL　Lﾊﾉ







　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 .::|
　　　 　 　 　 　 　 　 　 ＼　　　　　　/::::|
　　　　　　　　　　　　　　|:::＼ ＿___ /:::::/
　　　　　　　　　　　　　　|__／￣￣{>只<}
　　　　　　 　 　 　 　 　 //　　　　　　 ＼
　　　　　　　　　　　　　/　 /´ 　 }｀|　　　|
　　　　　　　　 　 　 　 |　|/tｯ}ﾉ}ﾉtｯﾍ|　 ＼
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　　　　　　 　 　 　 ￣/＼＞ ＿_ ＜_ノノ＿＞
　　　　　　　　　　　　￣　}/イ ∧__{／ヽ
　　　　　　　　 　 　 　 　 /＿/:|__|:|_}__ノヽ
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　　　　　　/　　　／￣￣|／ﾆ/￣ヽ｀`ヾ
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　　　 　 　 |　 |　　　　,/ﾆﾆニ|::|　|::|ニﾆﾆハ
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　　　　　　 ヽ＿／　　 V＿/〈〉.ハ.〈〉V_}／
　　　　　　　　　　　　　　　|....../　 }.....}
　　　　　　　　　　　　　　　|//|　　|//|
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　　　　　　　　　　　　　　　|//)　 (//ﾉ
┌───────────────────────────────┐
│　　　カワイイナイアチャンはやらかしました。　　　　　　　　　　　　　　　　 　 .│
│　　　彼がいなくば戦線は崩壊、律の国が大勝利してしまうのです。　　　　　│
│　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　....│
│　　　善神っぽいことをしてお茶を濁せる状況ではありませんでした。　　　....│
└───────────────────────────────┘

　　　　　　　　　　　　　　　　　＿　　　＿＿
　　　　　　　　　　　　　　 ＞::'':: ::マ::ア:: :: :: :: ''::＜
　　　　　　　　　　　 ＞''´:: :: :: :: :: ／:: :: :: :: :: :: :: :: `:: .
　　　　　　　　　　／:: :: :: ／:: :: ::f :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: ::＼
　　　　　　　　　:: :: :: :: ／ :: :/:: ::i :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :ﾍ
　　　 　 　 　 /:: :: :: :: :: :: :: ,':: :: ::ﾔ: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: ∨
　　　　　　　/:: :: :: /:: :: :: :: i :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :',
　　　　　　 ,:: :: :: ::,':: :: :: :: :,:l:: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :,
　　　　　　 :: :: :: :: :: :: :: :: / ﾔ:: :: :: ::',:: :ﾍ:: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: ::i
　　　　　　':: :: :: ::i :: :: :: ::,'　 ':: :: :: :: :ﾍ:: :',:: :: :i :: :: :: :: :: :: :: :: :: ::
　　　　　 :: :: :: :: ::l :: ::iｰ:ト .　 ':: :ｬ:: :: ::ﾍ＜ :: :l_:: ::斗 :i :: :: :: :: :: l
　　　　　 i:: :: :: :: ::l :: :{l::L＿｀`',:: :ﾄ :: :: ::ﾔ}:｀ :]L:_:lﾍ:: :l :: :i :: :: :: l
　　　　　 :: :: :: :: :: ',::,ｨｱ´⌒｀_.､ﾍ::', ＼ﾄ::ﾍyｱ´_⌒`㍉:i :: ::l :: :: :: l
.　　　　　l:: :: :: :: :: ﾍ :l　　 /:::｡:',　　 　 　 　 f::｡:ﾊ　　 》: :: l:i :: :: ::l　　　　　どーっすんだこれ！？
.　　　　　l:: :: i :: :: :: ヾ{　　乂::ノ　　　　　 　 ゝz｡<　　'.l:: :: iﾍ: :: :: l
　　　　　:: :: ::ﾔ:: :: ::i ', :／´:／:／:／､ :／:／:／:／:　,l:: :: :lﾉl:: :: ::l
　　　　　l: :: :: ,:: :: :: l:ﾑ　　　　　　　　　　 　 　 　 　 /,l:: :: :l:::l :: :: l　　　　　もう生きてそうな将軍いないぞ多分！
　　　　　|::| :: :i, :: :: :ﾔ::',　　　　 r　　　￣　ヽ 　 U　,:::j:: :: :l::::l: :: ::l
　　　　　l :ｬ:: :lﾔ:: :: ::',::::s｡　　　｀　　 ―　 ´　　 ..ィ:::::,' :i :ﾊ::::li :: ,
　　　　　ﾍ:ﾄ:: :{ :, ',:: ::∨:::ﾉLﾐs。　　　　　　. ィ ≠/∨::/l:/　},'l:: /　　　　　 敗兵も残りわずかって感じじゃねーか！
　　　　　　` ヽ:i ゞ:＼Xﾍ　　　 }　`　-　　´　 i　　　/／ﾚ　　 j／
　　　　　　　　　　　　　 ＼　　,　　　 　 　 　 :　　　´
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　　　　　　　　　　　＞. .＜　　　　　　　　　　　　　＞.‐.-. ,
　　　　　　 ,. .-‐. . . .ﾍ､. . . .｀`. . . .―. .‐. . . . ￣. . . /. . . . .｀`. . . ､
　　　　　 /. . . . . . . . . ﾍ`. .=-. . ._. . . . . ._. . . .-‐. .ｱ. . . . . . . . . . . ﾍ
　　　　 ,. . . . . . . . . . . . .＼. . . . . . .￣. . . . . . . .／ . . . . . . . . . . . . . ',
　　　　,. . . . . . . . . . . . . . . ヽ. . . . . . . . . . . . ／ . . . . . . . . . . . . . . . . ,
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　　　　　　　　　　|　 |､ﾊ/VV/⌒＼l|　　　　　　　　　＼　　　　　　うーん……まあ、アレやるかあ。
　　　　　　　　　　|　 |/⌒　　 ∩ 　 |　　　　　｜　 ＼＿＞
　　　　　　　　　　|　 |　 ∩ 　 ∪　/　　ノ　 　 |　　＼_＞
　　　　　　　　　 人　＼ ∪　　　　￣＜＿/　/|　＼＿フ　　　　　 お姉ちゃん、そこらの串刺し死体持ってきて。
　　　　　　　　　　 ﾉ￣ ﾉ　　 　 ｨ　 )　uｲ　 ／.ﾉノ∨
　　　　　 　 　 　 ⌒}_八　　　　　＿　　|／￣￣＼
　　　　　　　　　　 　 　 {≧=‐　´/ ﾊ　/　　　/　　 ＼　　　　　　　材料にするから。
　　　　　　　　　　　　　 ∨　 /　|　|￣|　 　 /　　　　 |
　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 /　 .|　ヽ/　　.:/　　　 　 .|　　　　　　　 γ ￣￣￣￣￣￣￣￣￣ヽ
　　　　　　　　　　　　　 　 〈＿/:|_／＼___〈　 　 　 　 |　　　　　　　 ｜ しょうがねえなあ……。|
　　　　　／⌒＼　　 　 　 /==|:::く_:芥:_>　 {￣￣＼_/　　　　　　　　乂＿＿＿＿＿＿＿＿＿ノ
　　　 ∠__ノ　　　￣￣￣|三<⌒V::ハ::〉　　「￣＼_|
　　　　　 └―　　 　 ＿_| | |〈 　 ｀―――┴　　 |..＼
　　　　　 　 　 　 　 　 　 | | |└､＿＿＿＿＿＿_ﾉ.......|

┌─────────────────────────────────────┐
│　　　先程までの余韻をブチ壊しにして　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　...│
│　　　カワイイナイアチャンはルドウイークと獣人達の死体を材料に冒涜の原形質を　　 　 │
│　　　律の兵達の死体を材料に罪業の釜を創りました。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 .│
│　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　...│
│　　　地球懐かしの郷土料理、人体錬成です。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 .│
└─────────────────────────────────────┘

　　　　　　　　　　　 　 　 ＿_　　　　 　 　 　 　 　 //////|
　　　　　　　　　　　　　 ｛'///＼　　　 ＿＿＿_{::＼/////|
　　　　　 　 　 ´|　　　　 ∨////＼／　　 ――ヽ::::「＼//|
　　 (＼ 　 　 |　|.　　　 　 ∨/////＼／　/　　　 ￣ヽ「￣〉
　　 (＼＼ 　 |　|　　　　　　＼///,／　　/　 　 　 　 ＼＼|、
　 　 ＼＼＼_|　|　　　　　　 / ＼/　　　 |　　　:|　　　　| 　 ＼
⊂ニニ｀　 　 　 ｀ニつ　　 / 　 /　　 　 .|　　　:|　　　　|　　　 ＼
　　　　 ＼　　(　 イ）ﾆ-_.　|　./{　 　 　 ｜ | 　 |　　　　|⌒|　　　|
　　　 　 〈:≧===≦ﾆﾆﾆ}　| /ノ　　 :|　 ｜ |⌒ | 　 　 /!ィミ　|　 |
　　 　 　 ∨ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ/-_|　　　 　 | 　 　 |　 ∧/Lノ　 {fj:} / 　 ＼＿_　　　えー、あとは邪悪なるオネエチャンの血。
　　　 　 　 ≧=====≦ﾆﾆﾆ_　　| 　 |　 ＼ | V　 　 　 　 ゞ' }ﾉ/ 〉＿_／
　　　　　　　　ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ}ﾆ-_.　 |　　　＼‐=彡　　 　 "ﾑ/ /＿/
　　　　　　　　 ￣-=ﾆﾆﾆﾆﾆﾊﾆﾆ-_.:|:.　＼＿＞""　v　ｱ/rっ/-、　　　　　　それと念の為にイイネちゃんとリツィートちゃん
　　　　　　　　　　　 ￣-ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ}≧s_　＿＞:.. ＿＿// .{ ﾚﾍ}
　　　　　　　　　　　　 　 ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ/:::|ﾆﾆ|＼＼＼　/ﾄ､八 　 ﾚ' }
／￣￣￣＼　　　 　 　 　 ﾆﾆﾆ／::::::|ﾆﾆ|　 )ノ＼＼ヘ| 〈i＼__ソﾆ-_　　　　　それとオニイチャンからもらった血を一滴ずつ。
　／⌒＼　　＼　　　　　 　 ＼:::::::::::/|ニ‐＼　＼/)ノ　ニ ﾏﾆﾆﾆﾆニ}
ノ￣￣￣＼　　＼　　　　　　　＼／-|ﾆﾆﾆﾆ＼　ﾆﾆ　　ﾆﾆ＼ﾆﾆﾆノ＼
／￣￣￣ヽ 　 　 |　　　　 　 　 　 ￣|＼ﾆﾆﾆﾆ＼ﾆﾆ/o＼ﾆﾆ∨ﾆﾆﾆﾆ〉　　　そして私の尾毛に血、そして故郷の土を一包み。
　　　　　 　 |　 　 ＼　　　　　　 　 　 ﾆﾆ＼ﾆﾆﾆﾆ≧ｧ---＜ニヽﾆﾆﾆﾆ}
＼＿　　　　|　　　　 ＼　　　　　　　　ﾆﾆ{　＼ﾆﾆﾆ/ﾆﾆ　　 ﾆﾆ｀}ﾆﾆﾆﾆ-_
＿／　　　　|　　　　　　＼　 __---__ノﾆﾆ{　｀ﾆ＼_/ﾆﾆﾆ　　 ﾆﾆﾉ'ニﾆﾆﾆ-_　 こんなもんでいいかな。　後はどう形にするか……
　　　　　　　＼ 　 　 　 　 ￣￣｀}´-ﾆニ人　ﾆﾆﾆ　　ﾆﾆﾉ､___／ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ}
.　　　　　 　 　 ＼＿＿＿＿＿ノ{ﾆﾆﾆﾆニ}≧=――=≦}　 　 ￣ ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ}
　　　　　　　 　 /ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ／|ﾆﾆﾆﾆﾆ/_(⌒)＞＜(_/　　　　　　￣￣￣
　　　　　　　 ／ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ／ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ|＞＜ﾆﾆﾆア
　　　　 　 ／ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ／ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ/ﾆﾆ 　 ﾆﾆ/_
　　　　　//ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ／ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ二○/ﾆﾆ 　 ﾆﾆ/::|ﾆ_
　　　 　 | |ﾆﾆ＿＿/{ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ/ﾆﾆ　　 ﾆﾆ{::::|ﾆﾑ
　　　 　 | |／ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ／ ﾆﾆ　 　 ﾆﾆ_::/ﾆﾆ|
　　　 　 | ＼ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=-／　　ﾆﾆ　　　 ﾆﾆ-_ニ∧
　　　　 　 、 ＼ニﾆﾆﾆﾆﾆ=-／　　 ﾆﾆﾆﾆ 　 　 ﾆ／ﾆ/ヽ{
　　　　　　 ＼ノ＼＿＿=-／＼＿ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ____／　!∨__ノ
　　　 　 　 　 {⌒ーｚヘ／　　　＼　 |　　　　　<>　 |
　 　 　 　 　 八　　　　　　　 <>　 '､ |＿＿____∧_,ノ|
　 　 　 　 　 　 ＼＿＿＿__/ﾆ|＼/} |ﾆﾆﾆニ〈　 〉ﾆ|
　　　　 　 　 　 　 ＼:::::::::::::::::::＼j|::| |:::::::::::::::: ∨::::::|

┌─────────────────────────────────────┐
│　　　夥しい量の血液と共に、死体で拵えた釜で煮られたルドウイークの遺骸は　　　　　.....│
│　　　一塊の原形質となってカワイイナイアチャンの手でこねられます。　　　　　　　　　　......│
│　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　...│
│　　　後はそこに、元のルドウイークの魂を保護するように自らの魂を注ぐのですが　　 　 .│
│　　　今回は祖霊として受け取ってきたカワイイの民の魂を使いました。　　　　　　　　　 　 .│
│　　　せめてものお詫びであり、性能を安定させる為です。　　　　　　　　　　　　　　　　　　....│
└─────────────────────────────────────┘

　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ∨///／　　 　 　 ／　　　　　　　　　 ＼::::::7///////
　　　　　　　　　　　　 　 　 　 /∨//　　/ 　 　 /　　　　　　　　　　　　 ＼{__,/////
　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 /　 ∨　　/ 　 　 /　　　　　　　　　　　　　　 ∨￣＼′
　　　　　　　　　　　　 　 　 /　　/ 　 　 　 　 /　　　　　　 　 :|　 　 　 　 　 ∨::::::::}
　　　　 　 　 　 　 　 　 　 /　　/ 　 　 　 　 /　　　　　　　 　 |　　　　　　 　 ∨:厂
　　　　　　　　　　　　 　 /　　/ 　 　 　 　 /　　　　　　 　 　 :|　　|　　　 　 　 V　 |
　　　　 　 　 　 　 　 　 / 　 　 　 　 　 ____|　 　 　 　 　 　 　 |　 ハ 　 　 　 　 |　｜
　　 .:'⌒　　　　　 　 　 | 　 |　 　 　 |.　/　|｀ヽ／　　　　　 　 |. /⌒＼ 　 　 　 |　｜
　　'　　　|　　　　　　　 | 　 |　 　 　 | /　 /／|／　/　／　.／|/ 　 ｜ 　 　 　 :|　｜
　 |　　　 |　　　　　　　/　　|　 　 　 | ,zf芹示ﾐx￣|／/ ／　　　 　 从｜ 　 　 |　｜
　 |　　　 | 　 　 　 　 /／　.|　　　　:jｲ　{:::{::}:(　　　　／　　イ示示f㍉ |　　 　 |　 ＼
　 |　 　 .:|　　 　 　 ／｜　 |　　　　:込 乂⌒ｿ　　　 　 　 　 {:::{::}::(　 》.:　　 　 |　　　＼　　　　さてさて、どんな塩梅かな……？
　 |｀　　´|　　　　　　／　　:|　　　　 ＼ぃvぃ　　　　　　　 　 ゞ⌒ﾝ／/　　/　/　　　|￣
　 |　　　 |　　 　 　 ￣}／___＼　　　＼＞　　　　　　′　 　 ぃvぃ ／　　/　/..人.＼|
／|　　　 |ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=-´　　　＼　＼＿＞　　　　　 　 　 　 　 ＜.＿_／ ／￣￣￣＼　　　 　 ___　　　　　　_ -=ﾆ/
:i:ｉ:|　　　 |:i:i＼ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=-. 　 　 ＼　 }＼　　　 ヽ　　 ノ　　　-=≦＿_／　　　　　　　-=ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=-　__ ,-=ﾆﾆﾆ/
＼|___　　 ＼:i:iヽﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=-　　　　} / 　 ＼　　　　 　 　 　 イ /　 ／　　　　 　 　 -ﾆﾆﾆﾆﾆ／ﾆﾆﾆﾆﾆ/ﾆﾆﾆﾆ/
　　　　｀　　 ＼:i}ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=-. 　 ／　＼ 　 ≧=――=≦　　 .{/{/　　 　 　 　 　 -=ﾆﾆﾆﾆ/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ/ﾆﾆﾆﾆ/
　　　　　　　　 }ｉ}ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=-　　　 .|　∨_ノ　/´∨｀＼ﾉ::{/::/|　　　 　 　 　 -=ﾆﾆﾆﾆﾆ/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ/ﾆﾆﾆﾆ/
　　　　　　　　 }ｉ}ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=-　　　/|　｜'⌒/::::|　　 |:::＼／　、　　　:.　　 /ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ/ﾆﾆﾆﾆ/′
　､＿ 　 ＿＿ﾉ:i}ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=- 　 ./:::|　｜__/:::::::|　　 |::::::::::|　　＼　　　＼/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ/ﾆﾆﾆﾆ/:ｉ{
　　　　 　 　 ｀ヽ}ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=-ﾉ／::/　　　|::::::::::::|　　 |::::::::::|　 　 {:＼ 　 ./ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ/ﾆﾆﾆﾆﾆニ′ﾆﾆニ|ｉ:ｉ{
　　　 　 　 　 　 }ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ ／::／　　 　 |::::::::::::|　　 ヽ::::::::＼　　＼:≧/ﾆﾆﾆﾆﾆニ|ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆlﾆﾆﾆﾆﾆ|ｉ:ｉ{


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　【聖剣のルドウイーク　→　星の眷属ルドウイーク】


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 【性別】：冒涜されし者


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 【つよさ】：【1D100:6】+【1D94:65】+20


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 【まほう】：【1D100:83】


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 【みりき】：【1D100:43】+【1D57:45】+20


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 【ちのう】：【1D100:9】＋【1D91:37】+20


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 【こころ】：【1D100:62】+30

　　　　　　　　　　　　　　　γ ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　｜ ……ああ、そうか。やはりそうだったのか　|
　　　　　　　　　　　　　　　 乂＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ノ



















:::::::: /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／
::::: /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ＼:::::::::::::::＼￣￣￣
::::/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼:::::::::::::::＼　　　　 　 　 　 　 　 　 ／:::
:::::::::::::::::::::::::::::::::::|::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼:::::::::::::::＼＿＿＿＿＿＿＿／:::／
:::::::::::::::::::::::::::::::::::|::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ／
:::::::::::::::::::::::::::::::::::|＼:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼:::::::::::::::::＿＿＿＿＿／　 ／
:::::::::::::::::::::::::::::::::::|　 ＼ ::::::::::::::::::::::::::::::::::::|::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: |::::::::::::::＼＿＿＿＿＿_／::::::
:::::::::::::::::::::::::::::::::::|===ミｘ::::::::::::::::::::::::::::::::::|ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: |＿＿＿γ ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ヽ
:::::::::::::::::::::::::::::::::::| '.:::j:::.} ＼::::::::::::::::::::::::::::|´}::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／::::::::::::::::｜ 醜く歪んだ獣。私を嘲り、罵倒した者達　|
:::::::::::::::::::::::::::::::::::|乂__ノ　　 ） ::::::::::::::::::::: |リ＼:::::::::::::::::::::::::::::::／::::::::::::::::＿ 乂＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ノ
::::::::::::::::::::＼:::::::: |` ……'／⌒|::::::::::::::::::: |､__ノ|::::::::::::::::::::::::／ :::::::::::: ／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼:::::
::::::::::::::::::::::::::＼:::::＼　　　　 　 ＼::::::::::::::::|　　｜:::: ＿＿／:::::::::::::::／＿＿＿＿＿＿＿_::::::::::::＼
::::::::::::::::::::::::::::::::＼:::::＼　 　 　 　 ＼::::::::::::＼　|::／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼ ::::::::::
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼::::::
::::::::::::::::::::::::::＼:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼ :::::::::::::::::＼
:::::::::::::::::::::::::::::: ＼::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::γ ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ヽ
:::::::::::::::::::::::＼:::::::::＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿:::::::::::::::::＜￣￣￣￣:｜ ……彼らの言うとおりだったということか。|
::::::::::::::::::::::::::: ＼:::::::::＼＿＿:::::::::::::::＼:::::::::::::::::＼:::::::::::::::::＼＿＿＿ 乂＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ノ
::::::::::::::::::::::::::＼:::＼::::::::::::::::::::／⌒}---＼:::::::＼:::::＼:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／:::::::::::::::::::::￣￣￣
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::::::::::::::::::::::::::::::::＼:￣￣￣￣　 　 }-------＼:::::::＼:::::::::::::::::::::::::::::::::＼::＼＿／:/:::::::::::::::::::::::::::::

　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ／⌒＼　　　　／|[
　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 |＼　　 　 　 ／:/　　 　 )　　// :: |[
　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 |＼i:､ 　 　 /　/　　　　　　 //::::::::|[
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　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 |.:::::::::::}}　　. : ''^~￣ ｀~"''～ ,,:::::ノ^
　　　　　　　　　　　　　　 　 八::::::::.::／/i:i:i:i:i:i:＼i:i:i:i:i:i:i:i＼i:iく
　　　　　　　　　　　　　　　　　][＼/i:i./i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:＼i:i:i:i:i:i:i:i＼/,
　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 「　|/i:i:/i:i:|i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:|V/i:i:i:i:i:i:i:i:/,
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 |　:|i:i:/i:i:i:八i:i:i:i:i:i＼ｉ:| V/i:i:i:i:i:i:i:i:i/,　　　　　　 γ ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ヽ
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 |　:|i/i:i:i:i:|:::::＼i:i:i:i:i:i＼ ＼i:i:i:i:i:i:＼/,　　　　　　｜ ヒッ、フヒッ ヒヒッ、ヒヒヒッ、ヒヒヒヒヒーッ……|
　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 └|i:i:/i:ｉ:ｉ:i|::::::::::::::::::i:i:i:i:i＼＼狄､ i:i:i:i:i:＼　､　　　乂＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ノ
　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 |i/i:i:i:ｉ:ｉ:|:::::::::::::＼～ ,,　┘　≧=- :i:i:　)＿ノ
　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 |八i:i:i:i:i|:::::::::::::::::::＼i:i:｀~"''～ ,,＿_彡｀`～､、　 　 ノ
　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 | |∧i:i:i:乂_＿　┌　 ＼i:i:i:i:＼i:i:i:i:i:i/∧｀^''冖冖''^´
　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 |八∧i:i:i:i込､　　｀ ー'　｀`～､i＼、i:i:i/∧　 　 　 )
　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 / ./ ∧i:i:iV/ ≧s｡　＿ ／ |i:i:i｀`～､、:i:i＿＿_彡′
　　　　　　 　 　 　.ヘ　　　　 　 /i:/i:∧i:i:iV/i:i:i:i]／￣~^''ｉ|__i:i:i:V/i:i:＼＼
　　　　　　 ┌ <⌒＼＼r㍉　 ./i:八i:i:i::＼i:＼_ノ￣〉_/^|　　 }ー-=ﾆ⌒ ＼＼　　　　 γ ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ヽ
　　　　　　 /^＼＼i:i:レ:／.:　/i:/i:i:i:_ - _､<⌒|　//⌒>ｉ|　／ﾆﾆ＼ﾆ/ﾆﾆ ｀^''冖冖''^｜ すべて、醒めぬ悪夢だったか…… |
　　　　 　./i:i:i:i:i:Li:L/:i/　　./i:/i:i:i/_､<⌒ﾆ／|://_／i:i:i|/ﾆﾆﾆﾆ／/ﾆﾆﾆ/∧　　　　 .乂＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ノ
　　　 　 ./i:i:i:i:i:/i:i:i:i:ノ　　./i:i:i ／=ﾆﾆﾆ／.::／￣／.::/⌒ﾆ=- _ﾆ/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ}
　　　　 〈i:i:i:i:i:i:┌''^´　　./i:i:i /√ﾆﾆ／.::／　　/.:::: /ﾆﾆﾆﾆﾆ/_/ ／ﾆﾆﾆﾆ=|:,
　　　 　 |i:i:i:i:i:i:八 　 　 /i:i:i:/ √ニ/.::. /　　　/.::.: /ﾆﾆﾆﾆﾆ/_√ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=|∧
　　　 　_[冖''^´ .L　　./i:i:i:i:|=√ﾆ/.:::::/　 　 /.::::::/ﾆﾆﾆﾆ／ニ{ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ|i:i/,
　　　／ [ ￣__ノ ∧//i:i:i:ｉ:ｉ:|.√=/.:::::√　　√.:::.√ﾆﾆ／ﾆﾆﾆ:|ﾆﾆﾆﾆ＼ﾆニ|i:i:/,
　　 (''^~￣.ﾆﾆニ/∧i:i:/i:ｉ:ｉ:|:|:ﾆ/.::::::√ 　 √.:::.√ ／ﾆﾆﾆﾆ 八ﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ〔_i:i/,
　 　 V/ﾆﾆﾆﾆﾆニ/∧i:i:i:/ |:| /.:::::::√　　 |.::::::√/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ〕ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ〔_i:i:i/,
　　　 V/ﾆﾆﾆﾆﾆニ/∧i/-.:|:|√.:::::√　　 :|:::::: |/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ_〕ﾆﾆ＼ﾆﾆﾆ〔_i:i:i:i:/,
　 　 　.V/ﾆﾆﾆﾆニ=/∧ニｉ|:|:::::::: √　 　 :|:::::: |ﾆ/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=/|ﾆﾆﾆﾆ丶ﾆ〔_i:i:i:i:/∧
　　.／i:i:V/ﾆﾆニニニ/∧/=|:::::::::√☆　_.:|:::::: |=|[ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ/:i:|ﾆﾆﾆﾆﾆニ〔_V/i:i:i/∧
. ／i:i:i:i:i:i＼ﾆﾆニニニニ八=|::::::.√＼／　|:::::: |=|[ﾆﾆﾆﾆﾆ./:ｉ:ｉ:|ﾆﾆﾆﾆﾆニ〔_:iV/i:i:i/∧
/i:i:i:i_､‐''゛i: ＼ニニニニ /=√:::::|＼＿／/::::::: |=|[ﾆ=-ﾆﾆ/:ｉ:ｉ:ｉ:|ﾆﾆﾆﾆﾆニ〔_:i:iV/i:i:i/∧
_､‐''゛/i:i:i:i/i:i:i ＼ニニﾆ/-:√.::::::＼＿.／.::::::::√:|[ﾆﾆﾆﾆﾆ〉:ｉ:ｉ:ｉ|ﾆﾆﾆﾆﾆニ〔_:i:i V/i:i:i/i:＼
i:i:i:i /i:i:i:i/i:i:i:i:i:i:i:i＼＿/ニ√.::::::::::::.><:/::::::::::√:《ﾆﾆﾆﾆ /:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ/ﾆﾆ￣＼ﾆ〔_:i:i:i:iV/:i:i＼:i:i＼
i:i: /i:i:i:i/i:i:i:i:i:i:i:i:/i:i:i:i/ﾆﾆ√.::::::::::::[(^)]_｣L∟L｣_/,ﾆﾆﾆﾆ{:ｉ:ｉ:ｉ:/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ/.i:i:i:i:i:iV/:i:i:i:i＼:i:i＼
┌───────────────────────────────────────────────┐
│　　　嘆くような笑い声を上げるその眷属は、カワイイナイアチャンと同じ耳を有していました。　　　　　　　　　　　　...│
│　　　それはカワイイナイアチャンが、元々は時空を渡る馬の化身であったが故のことであり　　　　　　　　　　　　　 │
│　　　その形質が、堕慧児たる眷属にも顕れているに過ぎません。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 .│
│　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.....│
│　　　死の惑乱の中、己に生を見出だせていないであろうそれが、ゆっくりと聖剣を求め手を彷徨わせました。　 　 │
└───────────────────────────────────────────────┘

　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ∧
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　//ﾊ
　　　　　　　　　　　|　　　　　　　　　　　　　　　 　 ////|
　　　　　　　　　　　|/,＼　　　　　　 ／￣￣＼∧/////|
　　　　　　　　　　　|///,＼ ／￣￣　　　￣￣＼}/////
　　　　 　 　 　 　 八/////＼／　　 　 ＼　　 　 ＼￣￣/
　　　　　　　 　 　 　 ＼＿_／　/　　　　　 ＼　　 　 ＼../
　　　　　　　　　　　　/　 /　　/　　　　 　 　 |　　 　 　 ＼＼
　　　　　 　 　 　 　 /　 /　　/　 　 　 　 　 | |　　 　 　 　 |　|
　　　　　 　 　 　 　 　 /　　/|　　　　 　 　 .|_|＿|　　　　　|　|
　　　　　　 　 　 　 |　 |　　 |＿　　　｜　　 | |　 |＼　　　｜ .、
　　　　　　 　 　 　 |　 |　／|　＼　　｜ 　 ∧! jI___ | 　 　 |　| ＼
　　　　　　 　 　 　 |　 |　　 |jI斗=x∧|/　/　ィう:し ㍉　|　|　|　　＼　　　　　おはよう、新たなる眷属よ。
　　　　　　 　 　 　 |　 |　　ｨｱノ:::し'ヾ　|/　　乂:::ソ /　.|　|　| ＼￣
　　　　　　 　 　 　 |　∧　圦 乂::ソ 　 、　　 　 ぃv/　　　|　 ＿_＼
　　　　　　　　　　ノ　｜|/＼|ぃv　　　　　　　　　 /／ 　 /.|　 ＼　　　　　　 恐縮だけれど、説明は要らないよね？
　　　　　　　　　 ￣/　＼　＼＿_　　　 ＿＿, 　 ＜＿_／　|／￣
　　　　　　 　 　 ／　／　＼＿／　　 ﾏ ⌒ ｿ　　／　/|　 /　　　 　 ´|
　　　　　　　　　￣￣ ＼|　 ＼　＼　　 ＿_　　イ |　/ .|／　　　　　|　|　　　 その情報は、もう貴方の頭の中にあるのだから。
　　　　　　　　　　　 　 　 ＼|　＼　|　/|　　 　 /∨/　　 　 　 　 　 |　|
　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 )ﾉ./　＼_ ／ 　 ＼　　　　　　　　|　|
　　　　　　　　　　　　　　＿＿＿_／＼__/　 ＼　　/ ＼＿＿( ＼／⌒＼
　　　　　　　 　 　 　 ／　　　､＿ _/　/:::|　　|:::|ヽ∧　´　　　 ＼(_／⌒　}
　　　　　　　　　　　/　　 　 　 　 /　/:::: |　　|:::|　　 ＼　　　　　{ (_／⌒ }
　　　　 　 　 　 　 /{　　　　　　 /　/::::::/　　,|::::＼　　 |　　　　八 （_/￣ }
　　　　　　　　　　{ﾆ＼　　､　／　/::::::/　／Ｏ＼:::＼　ヽ　　{　_ﾆ＼ {　 ｜
　　　　　　　　　 /ﾆﾆﾆ＼__{ｲ:|　/::::::/／ﾆﾆﾆﾆﾆ＼::}＿_＞‐ﾆﾆﾆﾆﾉ､　 .|ヽ
　　　 　 　 　 　 {ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ＞――――＜ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ{＼____'iﾉ}
　　　　　　　　　 ＼ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ/　　　　　　　　|＼ﾆﾆﾆﾆﾆ／|ﾆﾆﾆﾆﾆ|
　　　　　　　　　 /...＼ﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ/::|　　　 　 　 　 |::::::＼ニ／l ...|ﾆﾆﾆﾆﾆ|
　 　 　 　 　 　 /...........≧=- ニニ/::: |　　　 　 　 　 |::::::::| ∨ |::|....≧====≦
　　　　　　　　/＼＿＿{::{　　 ￣{:::::::|　　　 　 　 　 |::::::/　　/:/.....|ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ
　 　 　 　 　 /ﾆﾆﾆﾆﾆ八:＼　　 ヽ:::::ヽ　　　　　　 /::::/　　/:/...../|ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ
　　　　　　　ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ/＼:＼　　 ＼:::＞――‐＜_:/ 　 /:∧../ﾆ|ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ






　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 /|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/ :|
　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　.:/i:i:i|　　　,,..､､､_
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　//i:i:i〔_　／／⌒)ヽ 　 　 　 .／
　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 //i:i:i:i〔_ .(i:i(　　 　 　 　 _.-／/
　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 .{/i:i:i:i:i/―.＼ 　 　 　._.- ／i:i/
　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ／」[):i:i:iノi:i:i:i:i:i:i:i｀`～､くi:i:i/i:i:i:/
　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 / /i:i:i:i:／i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:＼/i:i／
　　　　　　　　　　　　　　　　/i:i:iL/i:/i:/i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i/:i:く
　　　　　　　　　 　 　 　 　 /i:i:i:i:/i:/i:i:i:i:i:i:i:ｉ/i|i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i/∧
　　　　　　　　　　　　　 　.i:i:i/i:/i:/i:/i:i:i:i:／ :ｉ|i:i:i:i:i:i:i:|:i:i:i:i:i/∧
　　 　 　 　 　 　 　 　 　 .:i:i/i:/i:/i:/i: 抒尖ミ |i:i:i:i:i:i:i:|:i:i:i:i:i:i:i:i:}
　　　　　　　　　　　　　/i: /i:/i:/i:i:ｉ:i:/　v;;い 八:i:i:i:i:i:|:i:i:i:i:i:i:i八　　　　　　　　君たちはカワイイの国を名乗る者共であり
.　　　　　　　　　 　 　/i: /i:/i:/i:i:ｉ:i:/:|. 　｀^^ 　 ＼i:i:i:|:i:i:i:i:i:/
　　　　　　　　　　 　/i: /i:/i:/i:i:ｉ:i:/ｉ:ｉ|　　　　　　 }〉i:i八i:i:i:i|　　　ノ}
　　　　　　　　 　 ／/:/i:/i:/i:i:ｉ:i:i:i:ｉ:i:i|　　 　， ,　 　 V/i:^''冖冖''^　　　　　　 私はその神、カワイイナイアチャンの眷属。
　　　　　　　／／i:/ｉ/i:/i:/i:i:|i:ｉ:i:i:i:i:i:i|＼　　　　　 イ V/i:i:i/,
　　 　 _､‐''゛／:i:i:i:i／:i:i:i:i:i:i八i:i:i:i:i:i八 个o｡　＜i:i:i:i:i:iV/i:i:i/,　　　　　　 )
　_､‐''゛i:i:i／:i:i:i:i／i:i:i:i／i:_ /∧:i:i:i:〔_｀~"''～ ,,:i:i:i:i:i:i:i:i:i＼:i￣ﾆ=-　＿彡′　私の使命は以前と変わらず
i:i:i:i:i:i:i:_ -:i:i:i:i／:i:i:i:_ -=ﾆ￣./∧i:i:〔_ ＼://⌒＼￣＼:i:i:i:i:i:i｀~"''～ ,,
_ -=ﾆ￣:i:i／i:i:i:i:i:/ﾆﾆﾆﾆ＼ニ| ＼〔_ ＼/L ＿/ヘ｀`～､、i:i:i:/∧ 　 ＼
:i:i:i:i:i:i:i:／i:i:i:i:i／i:|ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ＼〕iト ＼/⌒＼.:::＼＼ ､ﾆﾆ＼i:i:i:/∧＼.　＼　　獣の国を守護すること――概ねは分かった。
／:i:i／:i:i:i:i:／i:ｉ:ｉ:i|ﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ＼ﾆ／ﾆﾆﾆﾆ.＼::::＼＼＼ニ＼i:i/∧i:i＼｀~"''～ ,,
:i:i／:i:i:i:i:／:i:i:i:i:i:i八ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ<ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆハ.:..∧　V∧ ニ＼i ∧i＼＼
:i:i:i:i:i:i／:i:i:i:i:／i:√ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ＼ﾆﾆﾆﾆﾆ./∧::::∧　V∧ニ/∧i:i:＼ ＼＼　しかし、身体を作り直した意味は？
:i:i:i／:i:i:i:i:／i/i:i√ﾆﾆﾆﾆﾆ／ﾆﾆﾆﾆﾆ＼ﾆﾆﾆﾆニ|::::::::| 　.V∧ニ/∧i:i:i:i＼ ＼＼
／:i:i:i:i:／:i:i/i:i:√ﾆﾆﾆﾆ／ﾆﾆﾆ/ﾆﾆﾆニ＼ﾆﾆニ:|::::::::|　　.V/＼-/∧:i:i:i:i:i＼ ＼＼
i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i/i:i:i√ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ ∧ﾆﾆﾆニニ＼ﾆﾆi| :::: |＼. /V/.::＼ ∧γ ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ヽ
i:i:i:i:i/i:i:i /i:i:i:√ﾆﾆﾆ＼ﾆﾆﾆ /i:i:iV/ﾆﾆ／ﾆﾆ〕ニｉ| ::::.:＼ ＼ 〉.::.::∧:_ ｜ 不自由しない身体の方がいいかなって……　|
i:i:i /i:i:i /i:i:i:i√ﾆﾆﾆﾆﾆ丶ﾆ/i:i:i:i:i:V/ﾆﾆﾆﾆﾆ〕ニｉ|::::::::r:. ＼/.:::::::/∧:_.乂＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ノ
:i:i/i:i:i /i:i:i:i:√ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ./i:i:i:i:i:i:i/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ〕ニi|::::::::L〉.::.::V/::::::/∧:_/,i:i:i:i:i:＼ ､
i/i:i:i /i:i:i:i:i√ﾆﾆﾆ_ -=ﾆ⌒i:i:i:i:i:i:/ﾆﾆ/ﾆﾆﾆﾆ〕ニi|::::::::::|＼ ノV/::::::/∧:_ ＼i:i:i:i:i:＼ ､
i:i:i:i/i:i:i:i:i:/ﾆ_ -=ﾆ⌒ﾆﾆﾆ]i:i:ｉ:i:i/ﾆﾆ/ﾆﾆﾆニ.〕ニi|:::::::::_＼/ニ〔.:::::::::/∧ =ﾆ＼i:i:i:i:i:＼
i:i:/i:i:i:i:i:i:iV/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ＼／.ﾆﾆ/ﾆﾆﾆニﾆ√ ﾘ_へへﾆ=-￣:::::::::::::/∧ﾆﾆﾆ.＼i
i/i:i:i:i／￣.V/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ＼ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ√〈 〈_/L/￣八.::::＼:::::::: /∧=ﾆﾆニ＼
i:i:i:i/ﾆﾆﾆニV/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ＼. へﾆﾆニ√_/rヘﾟ｡.::.::/i:i:|＼:::::.＼:::: /∧ﾆﾆﾆﾆﾆ
i:i:i/ﾆﾆﾆﾆニ.V/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ/　/ﾆニ√_/ )〈⌒.::./ｉ:i:i:i|i:i: ＼.::(_).::: /∧ﾆﾆﾆﾆ
i:i::{ﾆﾆﾆﾆﾆ／＼ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ ／／ﾆﾆ .√_/(⌒).::. /i:i:i:i:i:|i:i:i:i:i:i＼/＼.::/∧ﾆ＼ﾆ

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　　　　　　　　　　|::::::::::::::::,＜::::::::::,'|:／i　 ´　　　i ﾍ:l:::::　　　　　――聖剣には拒絶されてないのか。
　　　　　　　　　　|::::::::::::f　　ﾍ::::::::l '　┃　　　　┃　|::::|
　　　　　　　　　　l:::::::::::::､　　 `＼{ . . ┃　　 　 ┃. .l:::,
　　　　　　　　　　ﾍ:::::ｨ:::::::7:＼　f: : : :)　 ゝ.ノ　　f: ｲ:f　　　　　 膂力は戻ってるだろうし、戦い方の補正さえ済めば万人力だな。
　　　　　　　　　　　´　ﾍ／`／.｀マ＝――ァ. .＜:／ `
　　　　　　　　　　　　　 ,. . ＞― マ＜.￣. . .‐- . . ヽ
　　　　　　　　　　　　／. .ゝ-.‐. . ￣.7ﾆi＜. . . . . . . .∨　　　　　で、どう使う気なんだ、こいつ。
　　　　　　　　　　　 f. . . . . . . . . . . ,'ニ,　 x.}. . . . . . . .i
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　　　|::::|::::::|:::}　‐==="　　/:::/:|:::::ヽ乂⌒ｿ ＼::::::::::＼:::::::::|　　　　　　どう使い潰す気なのかね……
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　　　|::∧:::圦　　　　　／　　＼::::::＼:::::＼　 |::::::::＼:::|::::::::|
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　　 ／|　|　　 |丶 乂..ｿ)／|／ ァぅミx|/　　,　|　　　　　　ｿﾝﾅｺﾄｼﾅｲﾖｰ。
　／⌒|　|＼　 ＼""　 　 　 　 (...j.ｿ　〉／./ /|
　　_／|　 　 ＼___＞ 　 　 　 　 ""/Y７7　 /、＼
　　＼/＼　＼＿_＞　 (＼_,　 　u/ /(ヽ　./　{￣　　　　 ……表向きは聖剣を受け継ぎし、ルドウイークの落胤ってことにしようか。
　　　 ／￣|　　|　　＼＿＿/ }／ / / /⌒ヽ､＞
　　 ./　 　 | ／.{　　　　　 / /　__／ /　　　|
　　 {　 　 ／|　　＼　　　/　{／ 　 ./　　　 .|　　　　　　　名前は……そうだねえ。　従姉妹のマイノグーラから取るか。
　　∧　　 /::|　 　 /⌒ヽ{　 ′　　/　　　　 |)＼
　 /ニ＼_,|::::|＼／／＼/＼＿_／|＼　　 _ -ﾆﾆ＼
　.{ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ7三o三|＼|＿＿／ﾆ|-=ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ}
　 ＼ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ/::{　　　:|‐ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ|ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ/
　　　＼ﾆﾆﾆ　|::::{　　　 ＼ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ/ﾆﾆﾆﾆﾆ／
　　　　 {￣￣ ＼:＼__ノ::|ﾆ＼＿__／ﾆ＼ニ／
　　　 　 ≧=―‐}≦⌒≧==={ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ＼}
　　　　 　 ﾆﾆﾆﾆヽﾆ／＼ﾆﾆ＼ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾉ
　 　 　 　 ﾆﾆﾆﾆﾆ}´ﾆニﾆ＼ニ|＼ﾆﾆﾆニ/

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　γ ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜ マイノグラーカッフェ！　カッフェちゃんで！|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 乂＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ノ


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　γ ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜ 眷属同士よろしく、ルドウイーク　|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 乂＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ノ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　γ ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜ ああ、よろしく頼むよ……|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　乂＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ノ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |＼　く ( 　 　 ／|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　V::|＿ ＼＿__|:Ｖ
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/::::::::::::|:::::::::::::::::::::::::'，
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |:::::::::::/|:::::|:::::::::::::::::::: '，　　　　 真実それが何ものかなど
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |:::┬┬|:::::|┬┬:::::::::::: '，
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |:::::L.ﾉ::|:::::|::L.ﾉ ::::::::::::::: '，
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |:::::::::::::::＼::::::::::::::::::::::::::::: '，　　決して知りたくはなかったのだよ。
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　　　　　　　　　　　　【シンボリさんちのルドルフさんかスペシャルさんちのウィークさんかで迷って】


　　　　　　　　　　【AAのデザイン関係でブラボっぽいからマンハッタンさんちのカフェにしたらしい】


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　【きょうはここまで】