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　　　　　　　　　　　　　　　/:::: ＞ -―‐＜::::::::::::::ヽ　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　l／　　　　　　　＼:::::::::::l　　　　　　　
　　　　　　　　　　　 　 　 /　/´/ {　⌒ヽ　　 ﾍ:::::/　　　　　　　　
　　　　　　 　 　 　 　 　 / V　/{　ヽ_＼_ ヽ　　 ∨
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　　　　　　　　　　　 　 l/l　|Y心ﾉ＼lて心､ .|　 　|
　　　　　　　　　　　　 　 |ｌ│ Vj　 　 Vリl　│ !　|　 ／|　　　　第三百五十二話
　　　　　　　　　　　　 　 |　lゝ:::: ､_,_,　:::::|　/ ∧/／　/
　　　　　 　 　 　 　 　 　 ヽ|ﾍ/＞┬‐ｧくl／j/.　/　　/　　　　　「退廃と堕落の魔都、オールド上海その１０」をはじめるわ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　/{_ノ＜／ ヽ.　 /　／　　　
　　　　　　　　　　　　　　　 ,r//　(ﾉ　　　　ト/／'´＿＿＿　　　
　　　　　　　　　　　　　　／(j/　　　　 ヽ　 l　ヽ／＿＿／
　　　　 　 　 　 　 　 　 /　　　　　　 　 ∧　V　￣ヽ　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　{　　　　ヽ _ノ　　∧. ヽ_　　 }　
　 　 　 　 　 　 　 　 ／｀ヽ　　　　／　 /　ヽ厶ﾝ　/　　　　　　　
　　　　　　　　　　／　　／ヾ 　　　　　　　　　　／
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　　　　　　　｀¨ヽ _／　　　　　 /　　/
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　　　　　　　　　　|=ら ギ | ﾉ￣￣￣|ﾉ￣￣￣|ﾉ￣￣￣|　||　　.|
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│美味そうな鶏がらスープが湯気を立てている。　　 　 .│
│　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　│
│熱々のシナソバだ。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　│
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　　　　＿＿∬ ＿＿∬ ＿＿∫＿_＿∬ ＿＿∫ ＿＿_ ∬
　　 ／　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿　　　　/ ￣￣￣＼
　／　／:::ノ.,ﾆ､ｰι:::::／,二二､ヽ、￣￣ヽヽヾ::::::::　ヽｿ己ﾉﾇミゝ ＼　＼
　|　f´ミ;ζ（ (_,) ）(;;;:/ !､＿__,;;;ノ__'ｰ-,,,二´ノ:巛;　ﾐρ::::::::::::::::）　ヱ.ヽ　i
　＼t;;;彡`ﾍ_`ﾆ´τ'　ゝｰ---‐''´:::;~￣＼＼ヾゝ　ｱ::::::ω:::::::::〔　ﾇ｀ ;;;!／
　 ゝ＼;;;;;;;;;彡ミ:::::ミミ彡;;;;川;;;;;ミ三ミ;;;;;;;ヽｰ;;;;;;;;;三ミヾｿ彡彳彡;;;;;;／/
　　 ＼￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣／
　　　　 ＼.了己己己己己己己己己己己己己己己己己己卩／
　　　　　　 ＼　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／
　　　　　　　　 ＼_　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／
　　　　　　　　　　 匸二二二二二二二二二二二二丁´

　　　　　　　　　　　　 　 , -――-　_
　　　　　　　　　　　　／　　　　　　　｀　､
　　　　　 　 　 　　／　　　　　　　　　　 　ヽ
　　 　 　 　　　　/　　　 　　　　　　　　　 　 ヽ
　　　　　　　　 /　 　　　　 　　　　　　　 　 　 l
　　　　　 　　　i　　（(::::)　　　　 （(::::)　　　　　 |　　うん、うまい。
　　　　　　 　　i :::::::　　　　　　　　　　　　　　 l
　　　　　　 　　{　ﾍ　　 　　 　　　　　　　　 　/
　　　　　　　　　 ､　.|｀ｌTTゝ、　　 　 .,ｨ　　／
　　　　　　　　　 　ト|:| |:| |:|l`T´＾´＾´ 　／
　　　 　 　 　 　 _ ..ｨ|:| |:| |:|l|:l|￣￣￣ <
　　 　 　 　 Ⅵ,/　　|:| |:| |:|l|:l|　　　　　　＼
　　　　　　＿Ⅵ'　/ |:| |:| |:|l|:l|　　　 、　　　i
　　　　　 {　　｀ヽ i　|:| |:| |:|l|:l|　　　 .| 　 　 |
　　　　 　 ゝ--´　i　l:| |:| |:|l|:l|　　. : :|　　　 |
　　　　　　ヽ,_「￣￣￣￣￣￣￣}　 |_ 　　 |
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　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 , -'"　二二二､=ヽ、
　　　　　　　　　　　 　 　 　 ／; -'"　　　　　　　＼ヽ
　　　　　　　　　　　　　 　 /;;/　　　　　　　　 　 　 ヽ;､
　　　　　　　　　　　　　　 {ーi　　 　 　 　 　 　 　 　 L.}
　　　　　　　　　　　 　 　 i;;;‐′　　　　　　　 　 　 　 r‐i
　　　　　　　　　　　 　 　 {ニ}　　　　　　　　　　　　　Lｲ
　　　 　 _　　　　 　 　 　 ,-ヽ-.....＿＿　　　 _.　---‐ｲ"ヽ
　 　 　 {　 .　　　　　　　 l へi､i::〈 (:::)_〉i:三i:〈 (:::)ノi:i'ﾞ/ﾞi |　　　ね、おいしいでしょ。
　　　　 } _ .l　 　 　 　 　 { f 〉ヾi:i:i:i:i:i:i:i'　 |::ヽi:i:i:i:i:i''　} i::l
.　 　 　 } 　.l　　　　　　　ヽーl ､ﾞゞi:i:ﾞ"　　|::_　ﾞﾞﾞ " /∥ソ
.　　　　 } - .i　　　 　 　 　 ヽ | :､　　 _,,＾,,',,＾,, _　 /　L/
　　 r"ヽ}　　.|　　　　　　　　 ー､ﾞ:､ﾞ"ゞ竺竺ンゞ/ﾞ"ｲ
　 r'ﾍ　 ヽ..___.l　　　　　　　 　 ,;|＼丶　ー,‐‐　 ' ／:|i､
　 i、 ﾍ　に;　 ＼　 　 　 　 　 トヽ_＼,,;;,;;;;;;;;;;;,;,∠-='彡
.f" ＼　ヾ-'T′　}　　　 　 　 _|三 三ヾ;;;,;;;;;;;;;彡三 三ト 、
ヾ ､　ヽ　| :,'｀ 　 ｿ　　　, -'"三ヾ､三三| i |三三彡',／三三"'- ､
　|: ゝ'"ゞ' ::::　 　| , -'"三三三三ﾆヾΞΞΞ彡'三三三三三三三＼
..∧　　　　 ＿_..ｲ/三三三三三三三=| i |三三三三三三三三三三 ＼
　　ﾄー‐‐='三= |/三三三三三三三=:| i |三三三三三三三三三三三 ヽ

　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 -──-
　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ／　　　　　　　　｀
　　　　　　　　　　　　　　　 　 :.　　　 　 　 　 　 　 　 ＼
　　　　　　　　　　　　　　　　 / : :.　　　　　　　 　 　 　 ﾏﾑ
　　　　　　　　　　　　　　　　.':: : : :.　　　　　 ＿＿_　　　{ ﾑ　　それにしても君は私の知っている人物にそっくりだね。
　　　　　　　　　　　　　　　　{: : : :_ ゞ===ィ'/xfツ　ｱi:i{::::::: >‐､　
　　　　　　　　　　　　　　　　 ､　弋ッ ｱ""ヾ寸i:i:i:i:i:i:i」ヾ:/ /ハ
　　　　　　　　　　　　 　 　 　 r i:i:i:i:i:i:/}　　 ､ ヾr xr　　　　 }　}ミ!
　　　　　　　　　　　　 　 　 　 i　V､／　､〉,,,' ′　　　/　　　 }ソ/ｰへ
　　　 　 　 　 /ヽ.　　　　　 　 ､ ﾊ　　　ｲ三三＞｡,,,/　　 　 _/　　 　 .＼
　　　　 　 ,-､{　　＼　　　　 　 ヽ　ィ/ィ´-　‐　　 7´　 /「/.ﾒ｀　　　　　､ヽ　　　　　　　　　　　　　　
　　　 ,. -､{　 ｀ ｰ-､ ヽ　　　　　　 ム　　　ｱﾊ　　/　　　 .Lr‐ _　　　丶 丶ヽ、　　　　　　　　　　　
　　 丶 　 寸r-,.　_　｀ヾ、 　 　 .ハ ﾑ ､__///ヽ　　 ／／ 　 　 　 　 '　 ｀ノ三＼.　　　　　　　　　　
　　　　＼ 　 !、ゝ┘＼　＼ 　 /　　 {∧ィ/////＞'"／　　 　 　 .､　､／三≠ '=＼　　　　　　　　　
　　　　　 ｀ イ:;＞､r ､　＼. ヽ.ｲ　　...i! /＞三≦- ／ .丶　　　　 , ､ ソ三= ＿-==三ヽ､＿　　　　　
　　　　　　　　ﾏ:;:;:;! ゝ＼　ヽ ﾏ.ヘ/, ﾉi H　　　　　　'　　　　,. i　､､ｿ三ニニ三三三'"　＿_　　　　　
　　　　　　　　　｀ヾﾄ､　 ; ヽ ヽﾏﾍ=ヾイﾆ､; ,　i ; ､　ゝ´　　,　　 メ三二二ニ"二z≠'二--､　 ヾ!　　
　　　　　　　　_,. イﾑ:;ヽ　　 ヽ ﾔ ｀ヾﾆ＼='; ､'　　　　　　 　 ィ三二二二三斗"ィ≦才´　 ヾミﾉ　　
　　　　　　,ｨ≦三　ｲﾊ:;乂__,.:　 ﾔ､　}ﾆ　 ＼｀ ､ ,　　　 ,ィ ﾞ´三二二三／ﾆ三三／,.斗''　 ヾﾐﾊ　　
　　 　 　 /ﾆ/ﾆ　〈ﾆ〈 ';:;:;/　　 ノノ /三､　　,＼､　　,ｨ`三三二ﾆ三／ﾆ三三／斗"　　　　 ミヾ}　　
　　　　　仁/ﾆ　　 ヾヾ_｀ ｰ＝-"　/三三､ /=､ ヾ＞ ､三三ﾆ三／ﾆ三三／イ´　　　　 　 　 ﾐｆ′　
　　　 　 iニ!ﾆ　　　∧ﾆ､ｰ====- "´ﾆ' ' ' /三ﾊ　｀ヽ　＞ ､=／ﾆ三三イ'"　　　　　　､、　､､｀ﾐ!　　



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　　　／　　　　　＼
　 ／　 　　　　　　 ＼
／　　　　 (●）　（●）＼　　誰だ、そいつは？
|　　　　（ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） |
.〉　　　　 ∩ノ ⊃　　／
(　 ＼　／ ＿ノ　|　 |
.＼　“　　／＿＿|　 |
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│キル夫に尋ねられた鶴見少佐が、抑揚のない声で言う。　　　...│
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l＞7＝､＿＿::::::::::::::::..　　　　　　　　　　　　 ,イ迩迩ﾂ　　 ﾑ'
l　ll　　衍迩圦､_::::::::::::::::::::::..............　　 ,-‐杙迩迩迩'　　 ﾑ': : :
ﾄ､ﾑ　杙迩迩拆〉ヽ､:::::::::::::::::::::::::__,イ7 ､　`ー―‐´　 ,イ'´: : :
l.i.iヽヽ　`ー―´　 ._ﾏ/＞＝＝＜////ヽ､二二二_,イ´: : : : :
li i i i　＞ー ＿_,イ,'＞l///l´　　　｀ ＜////.i.i.i.i.: : : : : : : : : :
l i i i i i: : : : : : : : : ,イ////l　　　　　　 ｀ﾏ/,i.i.i.i.i: : : : : : : : : :
li.i.i.i.i.i.i : : : : : : : ,ｲ／////,l　　　　　　　　ﾏi.i.i.i.i: : : : : : : : : :
l､i.i.,､i.i: : : : : : : ｲ､/／i///,l　　　　　　　　　ﾏi.i.i: : : : : : : : : :
lﾑ´ li,､: : : : : : : __: /´i.i///l　　　　　　　　､　`ｦi: : : : : : : : :iｰ　　　北一輝だよ。
l :ﾑ ´ `ｰ'‐,: ;‐､'　'´　 i.i//i,l　　　　　　　　 ',　 'ｰ'`´¨!: ;‐､/
l　 ﾑ　　　//　　　　　 i.i/i.i.l　　　　　　　　　〉　　　　　　　　　　　　魔王と呼ばれた男さ。
l　　lﾑ､ 　｀　　　　　　 i./‐､l　　　　　　,-'／
l　　l.`ﾑヽ 　　　　　　　ﾏ/,ﾑ､＿　_イ`,r'　　　　　　　　　　　　　　　君はその北一輝と雰囲気が瓜二つだ。
l　　l　 lﾑ ヽ　　　　　　　`ﾏ,ﾑ7＞＜く､_
l　　l,　.l 'ム ヽ　 　 　 ＿,イ､ｲ､ｲ､ｲ､ｲ､ﾏ＞ー､＿＿　　　　　　　　　姿かたちは違うがね。
l　　 l 　l ﾏ,ﾑ＿ヽ,イ､ｲ､ｲ､ｲ､ｲ､ｲｲ､ｲ､ﾏ,ﾏ,ﾏ,ﾏ,ﾏ,ﾏ,ﾏ,ﾏ＞≡=
l　　 l　　',ﾏ7´ﾑーくｲ､ｲ､ｲ､ｲ＞────ヽ､ﾏ,ﾏ,ﾏ＞‐´￣/
l　　　l　　 ',ﾏ　 ﾑ　ヽ´ー´¨´　　　　　　　　　　￣｀`　　　/
l　　　ﾑ　　ヽ ﾏ　ﾑ　ヽ　　　　　ｲｴｴi`　　　　　　　　　／
l　　　ﾏヽ　　 ヽ',　 ﾑ　ヽ　　　　l､ｲ､ﾑ　　　　　　　　 ´　　 ／
l　　　 ﾏ ヽ　　　ヽ､　ﾑ､,､＿_,イ､ｲ､ｲﾑ､_ 　　　　　　　　／
l　　　　ﾏ　ヽ　　　　`ｲ､ｲ､ｲ､ｲ､ｲｲ､ｲﾏ,ムヽ､,､,､,､.　 ／,-‐'´
l　　　　 ∨　 ヽ､　　　彡彡彡彡､ｲ､ｲ､ｲﾏ,ﾏ,ﾏ,ﾏ,ﾏ／　,-‐'´
l　　　　　∨　　　｀ヽ､　　彡､ｲ､ｲ､ｲ､ﾑ,ﾑ,ﾑ,ﾑ,＞',-‐'´
l　　　　　　∨　　　　 ｀ヽ､´彡７ｲ､ｲ､ﾑ,ﾑ,ﾑ,`´`´
l　　　　　　 .∨　　　　　　　　｀ヽ彡 '`'`7'ﾐ'

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　 ／　　(●）　（●）　　 ＼　　・・・・・・誰だ、そいつ？
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　　　　　　　　　　　　 ／:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i|　　 　 　 　 　 　 　 　 ＼
　　　　　　　　　　　 ./:i:i:斗 '’´二二二|
　　　　　　　　　　　/／　斗＜:i:i:i:i:i:i{
　　　　　　　　　　／ ,イ／￣　ヽ:i:i:i:i≧=ｰ=ﾆ二　　　　　　　　 　 '
　　　　　　　　 　 |／／／⌒ﾊ　|:i:i/≧=‐＿_:/:＼　　　　　　　　　 ,
　　　　　　　　　　|:i/ /　 ／　　 ﾐ乂≧=‐＼r ､＼＼
　　　　　　　　　　|:|　{　/　／ 　　乂／::/:/::＼)　}:/:＼　　　　　　　|
　　　　　　　　　　|:i,.　寸　{　{　　 V(:/:/:/:/:/:/77:/:＞＼＿___　　./
　　　　　　　　　　|∧ 　　ー〈　　　∨⌒V寸:/://／　　　　|77ﾊ　/
　　　　　　爻爻乂　 ＼　　　　　　　',　　　｀¨¨¨´ ／⌒　　|//─
　　　　　爻爻爻爻　　　ー|　　　　　| {　　　　 　　　‐-　　 V　　　　ふふ、かつて全ての人類を仏教徒化しようと目論んだ
　　　爻爻爻爻爻爻爻　　|　　　　　|弋-　＿＿＿＿　　／
　　爻爻爻爻爻爻爻爻爻|　　　　　|　乂:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i{　/　　　　　狂気の男さ。
爻爻爻爻爻爻爻爻爻爻爻　　　　 |　　　　　￣｀‘'＜ﾑ/
爻爻爻爻爻爻爻爻爻爻爻爻　　　　　　　　　　　　　｀‘ー
　　　　　　　　爻爻爻爻爻爻爻　　　　　　　　　/:i:i}　/
　　　　　　　　　　爻爻爻爻爻爻　　　　:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:/ /
　　　　　　　　　　　　爻爻爻爻爻＼＞　:i:i:i:i:i:i:i:i:ii∨
　　　　　　　　　　　　　　爻爻爻爻　＼　 寸:i:i:i:／
　　　　　　　　　　　　　　　爻爻爻爻 /　　　¨¨
　　　　　　　　　　　　　　　　爻爻爻爻
　　　　　　　　　　　　　　　　 爻爻爻爻






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　　　　　 　 　 　　／　　　　　　　　　　 　ヽ
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　　　　　　　　　　　　　　　　　斗:i:-──-　　　　　　　　　　　　　　 _
　　　　　　　　　　　　　　　　/:i/　　　　　　　 ＼　　　　　　　　　 　 { |
　　　　　　　　　　　　　　　./／}　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　{_|
　　　　　　　　　　　　　　　|:i／} -‐t‐tf ｧｰ- tｪ ､}　　　　　　　　　/ 才‐-　_
　　　　　　　　　　　　　　　l/:i:////7777/ __ Y//|　　　　　　　 ＞乂/ Y≦　|　　　所で君は、
　　　　　　　　　　　　　　/⌒寸/////／　,:i:i:,.V/|　　　　　　　 |‐‐.厶ｲ　 　 |
　　　　　　　　　　　　　　| {ハ　＼　 ,,,,,イ:i:i:i:i:i:i:i:i:,,,　　　　　　　∨　　{　　　.|　　　超人兵士という言葉を聞いたことはないかな？
　　　　　　　　　　　　 　 乂　__　　＼　 YニニY |　　　　　　　　　＼　ﾉー　人
　　　　　　　　　　　　　　　　|　＼　　　　￣￣　.|　　　　　　　　　　　ヽ　　　　Vヽ
　　　　　　　　　　　　　　 ＿|　　 ＞　,,,:i:i:i:i:i:i:i:i:ﾘ　　　　　　　　　　 　 }:. 　　　 V∧
　　　　　　　　　　　　　 人;;;{≧　　　　￣￣｀7　　　　　　　　　　　　　|寸≧=ー匕lﾑ
　　　　　　　　　　　　イ爻爻': : : : : :≧=ｰ─┴l　　　　　　　　　　　　 Vニ寸////ﾉニ',
　　　　　　　　　イ爻爻爻爻ﾑ: : : : : : : : :| | |:i:i|＼　　　　　　　　　　　 ∨ニニニニﾆﾆﾑ
　　　　　 ─≦　|爻爻爻爻爻ﾑ≧=ｰ : :.:|_|_|:i:ﾊ爻＼＿＿＿　　　　　　Vニニニニニﾆﾑ
　　　　/　 　 　 .|爻爻爻爻爻爻:, : : : : : : {: : : :l爻爻＼　　　＼-　　　　∨ニニﾆﾆﾆﾆﾆﾑ
　　　./　　 　 　 |爻爻爻爻爻爻爻,: : : : ≧≦:.|爻爻爻＼　　　}　＼_　　∨ニニニニﾆﾆﾑ
　　 /　　　　　　 V爻爻爻爻爻爻爻: : : : : : : : |爻爻≦⌒　　 /／ ／￣　∨ニニニニﾆﾆﾑ
　 ./　　　　　　　　V爻爻爻＞'‘　／爻..: :.:.／|≧=-=ﾆ二＿ ./　 /　　／二二二二二二二ﾑ
　 |　　　　　　　　　 V斗匕　　 ／爻爻::::／三|三三三|　　　　二ニ=‐=ﾆﾆ二二二二二二二|
　 |　　　　　　　　　　　　　才爻爻爻:::／|三／| .‐=ﾆﾆ|　　　　　　　 　 　 　 ￣二ニ=‐=ニ二|＿
　 |　　　　　　　　　　　　|爻爻爻爻／　 |／　 |　　　　|二ニ=‐-=ニ二＿
　 |　　　　　　　　　　　　∨爻爻:／　　　|　 　 |　　　　|　　　　　　　　　　 ￣二ニ=-=ニ二＿
　 |　　　　　　　　　　　|　 V爻／　　　／|　 　 |　　　　|
　 |　　　　　　　　　　　|　　'／　　　／　..| 　　 |　　　　|
　 |　　　　　　　　　　　| .／　　　／　　....|　 　 |　　　　|
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　　　　　　　　　 　ト|:| |:| |:|l`T´＾´＾´ 　／
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　　　 .' :::ﾍ　　　　　　　 /ミ /i:ヽ　´ //// ,ｨ､ヽｰ‐ ｧ　　実はナチスが、極秘裏に史上最強の兵士を造り上げようとした。
　　　 i:::::::::〉､　　　　　 /ゞ.:'i:i:i:i:i:〉　 i!//　ヾ////〈
　　　 ::::::::///＞｡　　 /i:i:i:i:i:i:i:iY 　 ﾉ／　　　Y//ｿ　　　銃弾をものともせずに手練れの兵士を一瞬で殺し、
　　 　 ::::///:::::::i!/i!三ヲヾi:i:ｉ:ｉ/-‐ ´─　 　 .ﾉ イ
　　　　ヾ//:::::::::|/ { r==ｧx ￣　　　　　　｡＜　　　　　　　世界の要人を暗殺する最高の兵士だ。
　　　　　 ヽ:::::::::|/ |ヽ　 ゞ　　　)≧=≦　　　　 〉
　　　　　　　`　:i!:/＞──‐＜≧s｡
　　　　　　　　　／　　　　　　　＼ //≧s｡　　{__
　　　　　　　 ／　 　 　 　 　 　 　 ＼/////≧s｡ ≧x
　　　　　　 /　 -─ ｧ　 　 　 　 　 　 ＼////////i! /ヽ
　　　　　　／　 ＿/_　　 ＼　　　　　 　 ＼///// i!/　　＼　　　 x ｧ
　　　　　/　　´　　 　 ｀　　 ＼　　　　　　　ヽ///// r ､　　＼／//
　　　　　　　　　　　　　　　＼ ヽ　　　　 　 ＿_V//:八　ヽ ／　//
　　　　/　　　　　　　 　 　 　 V∧　　　 ／　 / V/// ヽ / 　 ｲ/ >
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　　　　|　　　 　 ＼　　　　　　　　　　　　 /　　と　 "''ｰ-　_　　　　ヽ',
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　　　　　　　　　　　　　　　 r i:i:i:i:i:i:/}　　 ､ ヾr xr　　　　 }　}　　　ふふ、君にはさして興味のない話のようだね。
　　　　　　　　　　 　 　　　 i　V､／　､〉,,,' ′　　　/　　 }ソ./
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　 　　　／　　 　 　＼
　　　／　 　　　　　　 ＼　　　　まあな。
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　　　　　／　　　　 (●）　（●）＼　　　魔王も超人兵士も俺には関係ない。
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　　　　　＼　　　＼ェｪｪｪェ／ ／
　　　　　　ノ　　　　　　　　　　＼
　　　 ／´　　　 　 _i⌒i⌒i⌒i┐ ヽ
　　　 |　　　　ｌ　 （ l　/　/　/　l
　　 　 l　　　　l 　ヽ 　　　　　 /



　 　 　　　＿＿＿_
　 　　　／　　 　 　＼
　　　／　 　　　　　　 ＼ 　 　 .ｎ∩ｎ　　俺はただ、自分のしたい事をする。
　 ／ 　　(●）　（●）　　＼　　|_||_||_∩
　 |　　 （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ）　 　| ∩　　 ー|　　　それだけだ。
　 ＼　　＼ェｪｪｪェ／ 　 ／ .ヽ　）　　ﾉ

　　　　　　　　　　 ､- 　 ￣ ´"''　 ,
　　　　　　　　 ／　　　　　　　　　　丶
　　　　　　　 〃
　　　　 　 　 '
　　　　　　　i　　　　　　　　　　　　 ,.､
　　　　　 　 | 　 　 　 　 　 　 　 ／__,
　　　　　　　l　　　　　＿____ .ィ,≠⌒　　　自分のしたい事をするか。
　 　 　 　 　 ー=≦,､≠:i:i:ﾊ｀＼:i:i:i:i:i
　　　　　　　f´∨:〃´:i:i:i/　'.　 ｀~¨´　　　　いいね、私もそうだよ、キル夫君。
　 　 　 　 　 ｌ　 Vi:i:i:i:i:i/ 　 ｀_,.､､___,
　　　　 　 　 ヽ　.ﾍ ¨~´　,.ィ≠‐''"´　　　　君と私は、どうやら意見が合うようだ。
　　　　　　　　 ＼　 ､＼'"´　　.､ 、
　 　 　 　 　 　 　 ≧ﾍ　＼　　 V:ﾍ
　　　　　　　　 　 　 　 `､　ヽ　人从
　　　 　 　 　 　 　 　 　 rーィ//ﾊヾヽ
　　　　　　　　　 　 　 　 ∨ニニニニ
　　　　　　　　　　　　　　∧ニニニニ
　　　 　 　 　 　 　 　 　 -ﾆ∨ニニニ
　　　　　　　　　　　 ／ニニﾍニ＞ ´
　　　　　　　 　 　 -ニニﾆ＞ ´､＜ニ
　　　　　　 　 ／7≧=≦´､＜ニニニ
　　　　　　ィニニ从ヽニニニニニﾆﾆ
　　　 　 /∧ニﾆi{j_}ﾉ}ニニニニニﾆﾆ




　　　　　　　　　　　　 　 , -――-　_
　　　　　　　　　　　　／　　　　　　　｀　､
　　　　　 　 　 　　／　　　　　　　　　　 　ヽ
　　 　 　 　　　　/　　　 　　　　　　　　　 　 ヽ
　　　　　　　　 /　 　　　　 　　　　　　　 　 　 l
　　　　　 　　　i　　（(::::)　　　　 （(::::)　　　　　 |　　でもよ、俺はあんたほどうさん臭くねえぜ。
　　　　　　 　　i :::::::　　　　　　　　　　　　　　 l
　　　　　　 　　{　ﾍ　　 　　 　　　　　　　　 　/
　　　　　　　　　 ､　.|｀ｌTTゝ、　　 　 .,ｨ　　／
　　　　　　　　　 　ト|:| |:| |:|l`T´＾´＾´ 　／
　　　 　 　 　 　 _ ..ｨ|:| |:| |:|l|:l|￣￣￣ <
　　 　 　 　 Ⅵ,/　　|:| |:| |:|l|:l|　　　　　　＼
　　　　　　＿Ⅵ'　/ |:| |:| |:|l|:l|　　　 、　　　i
　　　　　 {　　｀ヽ i　|:| |:| |:|l|:l|　　　 .| 　 　 |
　　　　 　 ゝ--´　i　l:| |:| |:|l|:l|　　. : :|　　　 |
　　　　　　ヽ,_「￣￣￣￣￣￣￣}　 |_ 　　 |
　　　　　　 　 |　　　　　　　　　{￣￣ヽ 　／
＿＿＿＿　　乂＿＿＿＿＿__ゝ､＿ノ／　＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　　　　L＿＿」

　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 -──-
　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ／　　　　　　　　｀
　　　　　　　　　　　　　　　 　 :.　　　 　 　 　 　 　 　 ＼
　　　　　　　　　　　　　　　　 / : :.　　　　　　　 　 　 　 ﾏﾑ
　　　　　　　　　　　　　　　　.':: : : :.　　　　　 ＿＿_　　　{ ﾑ
　　　　　　　　　　　　　　　　{: : : :_ ゞ===ィ'/xfツ　ｱi:i{::::::: >‐､　　　はは、こりゃ一本取られたな。
　　　　　　　　　　　　　　　　 ､　弋ッ ｱ""ヾ寸i:i:i:i:i:i:i」ヾ:/ /ハ
　　　　　　　　　　　　 　 　 　 r i:i:i:i:i:i:/}　　 ､ ヾr xr　　　　 }　}ミ!
　　　　　　　　　　　　 　 　 　 i　V､／　､〉,,,' ′　　　/　　　 }ソ/ｰへ
　　　 　 　 　 /ヽ.　　　　　 　 ､ ﾊ　　　ｲ三三＞｡,,,/　　 　 _/　　 　 .＼
　　　　 　 ,-､{　　＼　　　　 　 ヽ　ィ/ィ´-　‐　　 7´　 /「/.ﾒ｀　　　　　､ヽ　　　　　　　　　　　　　　
　　　 ,. -､{　 ｀ ｰ-､ ヽ　　　　　　 ム　　　ｱﾊ　　/　　　 .Lr‐ _　　　丶 丶ヽ、　　　　　　　　　　　
　　 丶 　 寸r-,.　_　｀ヾ、 　 　 .ハ ﾑ ､__///ヽ　　 ／／ 　 　 　 　 '　 ｀ノ三＼.　　　　　　　　　　
　　　　＼ 　 !、ゝ┘＼　＼ 　 /　　 {∧ィ/////＞'"／　　 　 　 .､　､／三≠ '=＼　　　　　　　　　
　　　　　 ｀ イ:;＞､r ､　＼. ヽ.ｲ　　...i! /＞三≦- ／ .丶　　　　 , ､ ソ三= ＿-==三ヽ､＿　　　　　
　　　　　　　　ﾏ:;:;:;! ゝ＼　ヽ ﾏ.ヘ/, ﾉi H　　　　　　'　　　　,. i　､､ｿ三ニニ三三三'"　＿_　　　　　
　　　　　　　　　｀ヾﾄ､　 ; ヽ ヽﾏﾍ=ヾイﾆ､; ,　i ; ､　ゝ´　　,　　 メ三二二ニ"二z≠'二--､　 ヾ!　　
　　　　　　　　_,. イﾑ:;ヽ　　 ヽ ﾔ ｀ヾﾆ＼='; ､'　　　　　　 　 ィ三二二二三斗"ィ≦才´　 ヾミﾉ　　
　　　　　　,ｨ≦三　ｲﾊ:;乂__,.:　 ﾔ､　}ﾆ　 ＼｀ ､ ,　　　 ,ィ ﾞ´三二二三／ﾆ三三／,.斗''　 ヾﾐﾊ　　
　　 　 　 /ﾆ/ﾆ　〈ﾆ〈 ';:;:;/　　 ノノ /三､　　,＼､　　,ｨ`三三二ﾆ三／ﾆ三三／斗"　　　　 ミヾ}　　
　　　　　仁/ﾆ　　 ヾヾ_｀ ｰ＝-"　/三三､ /=､ ヾ＞ ､三三ﾆ三／ﾆ三三／イ´　　　　 　 　 ﾐｆ′　
　　　 　 iニ!ﾆ　　　∧ﾆ､ｰ====- "´ﾆ' ' ' /三ﾊ　｀ヽ　＞ ､=／ﾆ三三イ'"　　　　　　､、　､､｀ﾐ!

.　　　　　　 　 　 ／　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　　　　＼
　　　　　　　　／　　　　　　　　　　　 　 　　　　　　　　　　＼
　　　　　 　 .:　　　　　　　　　　　　　 　 　　　　　　　　　　　　:.
.　　　　 　 /　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　':
.　　 　 　 ;　　 　 , .::;;;;::. 、　　　　　　　　　　　 　 , .::;;;;::. 、 　 　 ;
　　 　 　 ｉ:　　　ｲ .;'⌒しﾊ　　　　　　　 　　　　　ｲ .;'⌒しﾊ　　　.:ｉ
.　　　　　|:. 　　人:ヽ...ノ.:ﾉ　　　 　 　 　 　 　 　 人:ヽ...ノ.:ﾉ　　　.:|
.　　　　　|:.　　 　 ｀''ｰ　´　　　　　　　　　　　　　　｀''ｰ　´　　　　:|　　　それであんた、俺に何をやらせたいんだ？
.　　　　　|;:　 ヽ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　___ノ　　..:;|
　　 　 　 ｌ::.　 　 ヾﾄ二辷fｰr-r------------ｨ-r一ｰ''∨ 　 ...::::ｌ　　　　抗日組織の要人の暗殺か？
. 　 　 　 八:.　　 　 ヾ. {__{__{__{___|___|___|___|___}__}__}__}__}/　　　..:/
.　　　　　　 ＼:..　　　Y{　{　{　{　|　 |　 |　 |　}　}　}__l／　　 .:／　　　　　それとも改造兵士の実験体か？
　　 　 　 　 　 ＼: : 　 ｀￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣　. . : : :／
　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ｀ｰ───────´




　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿　 ___,＿....、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 , -'" 　　 _上......、ﾞヾゝ､_
　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 イ　　 　 　 ゝ-‐‐､　ﾞー　 ∨　　君もはっきりとモノを言うね。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/ﾞ_} 　 　 　 　 と二ﾐﾞヽ　　　 ∨
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 i;i;{_､　 ,_ ===__/{仞7ﾄ、　　　　ゝ=/"'''- ._
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　l/ /_/L仞-'i:/ ヽi:i:i:i:i∧　　 　 //: : : : : : :"'- ､
　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 〉-ヾ/i:i:i:i'ﾞﾞﾞ "‘,‘,;;;,,,,,,,ﾚヽ _　/∥: : : : : : : : /: : '- ､
　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 if rヽ ヽ、__,,,;;;彡ﾞﾞ王j　|'　　ﾞ∥|: : : : : : : : /: : : : : : :ヽ- _
　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ゝヾ ): : :ヽ｀ゞ┴┴彡　トｪ　 ヾ}: : : : : : : /: : : : : : : ヽ.:丶: :i
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　爻爻ーｲ､: : ヽ　 ´ﾞ,,j;;;;;;;ｿ爻､　　"'- ､: : :/: : : : : : : : : : ヽ: : ::|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 爻爻爻ﾄ､ﾐﾆ--=;;;;;;;;;;;;;;;ｿ=爻爻ゝ===--ﾐ>‐-: :＿: : : : : : :ヽ: ::|
　　　　　　　　　　　　　　　　　 爻爻爻爻ヽ三三二二i二彡l爻爻爻ヽ: :i: : :l: :l ＼: ￣: : : : : : : : :}
　　　　 , -、　　　　　　　　, -'"ﾞ爻爻爻爻爻x三三三iii三彡|爻爻爻爻: l::::|: :|:|: |＼￣::ヽ､: : : :ｿ
　r-.　 f　 ;' r＝.　　　 , -'": : : :爻爻爻爻爻爻､ヾ辷ヾir三彡L爻爻爻": :V: : ||: l: : ∧:ー: :,:':／
.∥ﾞﾉ　{- :|　} ‐:},,-,　/: : : : : : : :爻爻爻爻爻爻}≡≡{<>}≡Ξ|: : ` ､＼: : :|,: /::/: : : :∧: : : :j
-ﾞ､ ヽ. l　 {　|　| i　|_i: : :＼: : : : :爻爻爻爻爻Xﾉ＼三=i ii'三三|: : : : : :` ､V:/: /: .:::::::::::丶::/
ヽ ゝ、ゝ　ゝ' , ゝ'　}: : : : : :ヽ: : : ゞ爻爻xノ //: : : ∧三i i i三ﾆ.|: : : : : : ::∥: : : :::::::::_,.-''' "′
.　￣ヾ、 ;..　 l　　 ﾞ{: : : : : : : ヽ: : : : : |: : :／': : : : : ∧≡,へ≡=|: : : : : : :∥: :r==''"´
　　 　 ヾ　;　 ;　 　 h---- __: :i: : : : : |:／': : : : : : : : ∧=ヾ彳Ξ|:: : : : : ∥:Y"
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　　　　　　　　 　 　 　 ,ﾍ'三三／　　　　　　　　 ｀ヽ、
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　　　　　　　　　　 　 _|彡ヽ.__/　　　　　 　 　 　 　 　 ,
　　　　　　　 　 　 　 {ﾞヽ.三{_　　　　　　　　　　　 　 .::,
　 　 　 　 　 　 　 　 ,r>‐､.＿}　　　　　　　　　　 　 .:::,
　　　　　　　　　　　/ ﾚ=ヾ,;ゝ, .＿ ＿　　 　 　 　 .::::/
　　　　　　 　 　 　 ∨/´{　ﾞﾞ〃ヾ､_●ﾞ ヽ、＿_,.:ｯ‐テ
　　　　　　　　　＿__.〉,-､｀i　"i:i:i:i:i:i:i:i:i:i彡'ー|i:i:i:i:ﾘ　　　だが、話が早くて助かるよ。
　　／￣ﾞﾞ　￣三三／ゝ､ﾞ l　ヽ"i:i:i:i:i'"´,:　 　|ﾞi:iソ
／三/≡≡三三 /ﾆ{i|　i　.|　 ﾐ、_ 　 __　ー∠__/ ,　　　　君こそ我々が求めてやまなかった人材だ。
三ﾆ{ﾆ//_i ﾊ三ﾆ/ﾆﾄiii、l　 |　　丶＝Ξ竺竺y=＝"､
三ﾆ|={{ } ﾄ、＼三ﾆ{=ヾ＼　ヽ 、 丶　 ｀ ニ" /三三 ､　　　まさに一騎当千、超人と呼ぶにふさわしい。
三=|={{ﾊ}|| ヾ　ヾ三ムヾiiiiiT‐-＞ 、,,,,,,,;i;i;i;V三三／,
三=|ﾆ∨リ三 ヾ､ヾ､}　}=|iiii|iiir三三ヾ､i;i;i;i;i;i}≡／ﾆ｛
三=|三ヾ'三 rヾ.ヾ､ }　 i≡_i_≡≡≡彡三三彡二 7 ヽ
三ﾆ|/ヾ-､三ヽ　ヽ=j 　 |三ΞΞ=,＝､ΞΞ＝彡'／"ゝ_
三Ξ|{{ }}ﾐﾐr ､.ヽ、ﾞ´　　∨彡=／　､ｼ ∥r//ﾚ／三 三=}
三Ξ|={tヽ∧ ﾞーi　:　　 ﾞﾞ'ー"　　／三ゞゝシ/三=／三=.}
三Ξ| {{ }l}≡＼' l ::　　　　　 　 /三三l三ニ/三／三三=.}
＝" |={{ｿ}ﾘゝﾞヾ|　　　　　　　 丿三三=＝､/=／三三三ニ､
　 　 |三三三ヽ|　,　--　､　／三三三ﾊﾘ∥／彡三三三三、



　　　　　　　＿＿＿
　　　　　／　　 　　 ＼
　　　 ／（● ） （● ）　＼　　　・・・・・・かつてこのシナに究極の暗殺拳が存在した。
　　／ （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） 　 ＼
　　| 　ｌ^l^lｎｪｪｪェ／　　　　 |　　　
　　＼ヽ 　 L　　　　　　　 ／
　　　　 ゝ 　ﾉ
　　　／ 　 /

　　　　　　　 /
　　　　　　　 　 jﾉ
　　　　　　　|　/　　　　 　 ＿＿
　　　 　 　　} ,'　　 　　 ,ｨ斧竺述ﾄ､
　　　 　 　 ,::'ﾞ　　 　　 ,仏{iiiiiiiiiiiii寸ﾐ､::..
　　　　 　　}　 　 　　 j{迅､iiiif⌒ｨﾁ/´.:::::
　　　 　 　 |　　　　　 尺竺竺彡''´　.......
　　　　　 　 　 　 　　 ￣￣　 　 ....:::::::::::::::..
　　　　　　|　　　　　 　　 　 　 .:::::::::
　 　 　 　 j　　　　　　　 　 　 .::::::::
　 　 　 　 {　　　　 　　 　 　 .:::::::　　　＿＿＿　　　二千年の歴史を刻むその拳術は、
　 　 　 　 j{ 　 　 　　 　 　 .:::::::　, ィ　T　T　T
　　　　 　 j{　　 　 　　 　 .::::::,.イ　j{　j{　 |!　j{　　　　北斗琉拳という・・・・・・
　　　　　　l::.　　 　　 　 .::: ,ｲ　i!　j{　ll 　 |!　j{
　　　 　 　 :::..　　　　　.::::/ i!　|!　|!　||　 j!　 i!
　　　　　　　:::. 　 　　 .:::/　j|__jLzr-┴-┴-┴
　　　　　 　 ヾ､:..　　　 / j{＞''"￣　　＿＿＿
　 　 　 　 　 　 ＼　　〈/´　　......:::::::´:::::::::::::::::::..
　　　　　　　　 　　＼
　　　　　　　　 　　　 ＼




　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　-──- ＿
　　　　　　　　　　　　　　　　　イ:i:i:i:i:i:i:／　　　　　 ｀
　　　　　　　　　　　　　　∠二二ニニﾆ7　　　　　　　　　＼
　　　　　　　　　　　　 ／:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i|　　 　 　 　 　 　 　 　 ＼
　　　　　　　　　　　 ./:i:i:斗 '’´二二二|
　　　　　　　　　　　/／　斗＜:i:i:i:i:i:i{
　　　　　　　　　　／ ,イ／￣　ヽ:i:i:i:i≧=ｰ=ﾆ二　　　　　　　　 　 '
　　　　　　　　 　 |／／／⌒ﾊ　|:i:i/≧=‐＿_:/:＼　　　　　　　　　 ,
　　　　　　　　　　|:i/ /　 ／　　 ﾐ乂≧=‐＼r ､＼＼
　　　　　　　　　　|:|　{　/　／ 　　乂／::/:/::＼)　}:/:＼　　　　　　　|
　　　　　　　　　　|:i,.　寸　{　{　　 V(:/:/:/:/:/:/77:/:＞＼＿___　　./
　　　　　　　　　　|∧ 　　ー〈　　　∨⌒V寸:/://／　　　　|77ﾊ　/
　　　　　　爻爻乂　 ＼　　　　　　　',　　　｀¨¨¨´ ／⌒　　|//─
　　　　　爻爻爻爻　　　ー|　　　　　| {　　　　 　　　‐-　　 V
　　　爻爻爻爻爻爻爻　　|　　　　　|弋-　＿＿＿＿　　／
　　爻爻爻爻爻爻爻爻爻|　　　　　|　乂:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i{　/
爻爻爻爻爻爻爻爻爻爻爻　　　　 |　　　　　￣｀‘'＜ﾑ/　　　・・・・・・北斗琉拳？
爻爻爻爻爻爻爻爻爻爻爻爻　　　　　　　　　　　　　｀‘ー
　　　　　　　　爻爻爻爻爻爻爻　　　　　　　　　/:i:i}　/
　　　　　　　　　　爻爻爻爻爻爻　　　　:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:/ /
　　　　　　　　　　　　爻爻爻爻爻＼＞　:i:i:i:i:i:i:i:i:ii∨
　　　　　　　　　　　　　　爻爻爻爻　＼　 寸:i:i:i:／
　　　　　　　　　　　　　　　爻爻爻爻 /　　　¨¨
　　　　　　　　　　　　　　　　爻爻爻爻
　　　　　　　　　　　　　　　　 爻爻爻爻

　　　　　　　　　　　　 　 , -――-　_
　　　　　　　　　　　　／　　　　　　　｀　､
　　　　　 　 　 　　／　　　　　　　　　　 　ヽ
　　 　 　 　　　　/　　　 　　　　　　　　　 　 ヽ
　　　　　　　　 /　 　　　　 　　　　　　　 　 　 l
　　　　　 　　　i　　（(::::)　　　　 （(::::)　　　　　 |　　　そうだ。
　　　　　　 　　i :::::::　　　　　　　　　　　　　　 l
　　　　　　 　　{　ﾍ　　 　　 　　　　　　　　 　/　　　　そしてこの北斗琉拳こそが、史上最強の暗殺拳よ。
　　　　　　　　　 ､　.|｀ｌTTゝ、　　 　 .,ｨ　　／
　　　　　　　　　 　ト|:| |:| |:|l`T´＾´＾´ 　／
　　　 　 　 　 　 _ ..ｨ|:| |:| |:|l|:l|￣￣￣ <
　　 　 　 　 Ⅵ,/　　|:| |:| |:|l|:l|　　　　　　＼
　　　　　　＿Ⅵ'　/ |:| |:| |:|l|:l|　　　 、　　　i
　　　　　 {　　｀ヽ i　|:| |:| |:|l|:l|　　　 .| 　 　 |
　　　　 　 ゝ--´　i　l:| |:| |:|l|:l|　　. : :|　　　 |
　　　　　　ヽ,_「￣￣￣￣￣￣￣}　 |_ 　　 |
　　　　　　 　 |　　　　　　　　　{￣￣ヽ 　／
＿＿＿＿　　乂＿＿＿＿＿__ゝ､＿ノ／　＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　　　　L＿＿」





　　　　　　　　　　　￣￣　＜
　　　　 　 ／ 　 　 　 　 　 　 ﾄ｡
　　　　　/　　　　　　　　　　 ﾉ┴─ ┐
　　　　 ﾊ　　　　　　　　　∠iﾍ　　　 ｲx≦ｱ　　そして君は、その北斗琉拳の使い手ということかい？
　　　 .' :::ﾍ　　　　　　　 /ミ /i:ヽ　´ //// ,ｨ､ヽｰ‐ ｧ
　　　 i:::::::::〉､　　　　　 /ゞ.:'i:i:i:i:i:〉　 i!//　ヾ////〈
　　　 ::::::::///＞｡　　 /i:i:i:i:i:i:i:iY 　 ﾉ／　　　Y//ｿ
　　 　 ::::///:::::::i!/i!三ヲヾi:i:ｉ:ｉ/-‐ ´─　 　 .ﾉ イ
　　　　ヾ//:::::::::|/ { r==ｧx ￣　　　　　　｡＜
　　　　　 ヽ:::::::::|/ |ヽ　 ゞ　　　)≧=≦　　　　 〉
　　　　　　　`　:i!:/＞──‐＜≧s｡
　　　　　　　　　／　　　　　　　＼ //≧s｡　　{__
　　　　　　　 ／　 　 　 　 　 　 　 ＼/////≧s｡ ≧x
　　　　　　 /　 -─ ｧ　 　 　 　 　 　 ＼////////i! /ヽ
　　　　　　／　 ＿/_　　 ＼　　　　　 　 ＼///// i!/　　＼　　　 x ｧ
　　　　　/　　´　　 　 ｀　　 ＼　　　　　　　ヽ///// r ､　　＼／//
　　　　　　　　　　　　　　　＼ ヽ　　　　 　 ＿_V//:八　ヽ ／　//
　　　　/　　　　　　　 　 　 　 V∧　　　 ／　 / V/// ヽ / 　 ｲ/ >
　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 V∧　.／　　./　 r‐＜ /ム　　　V∧
　　　　|　　　　　　　　　　　　　 V∧/　　　/　　 ゝ　　￣　　　　ヽ∧
　　　　|　　　 　 ＼　　　　　　　　　　　　 /　　と　 "''ｰ-　_　　　　ヽ',
　　　　|　　　　　　 ＼　　＼　　 |　　　　〈　　　　　≧s｡

　　　　　　　＿＿＿
　　　　　／　　 　　 ＼
　　　 ／（● ） （● ）　＼　　　何だ、あんた、俺の与太話を信じるのか？
　　／ （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） 　 ＼
　　| 　ｌ^l^lｎｪｪｪェ／　　　　 |　　　こんなガキのたわ言によ。
　　＼ヽ 　 L　　　　　　　 ／
　　　　 ゝ 　ﾉ
　　　／ 　 /



　　　　　　　　　　 ､- 　 ￣ ´"''　 ,
　　　　　　　　 ／　　　　　　　　　　丶
　　　　　　　 〃
　　　　 　 　 '
　　　　　　　i　　　　　　　　　　　　 ,.､
　　　　　 　 | 　 　 　 　 　 　 　 ／__,
　　　　　　　l　　　　　＿____ .ィ,≠⌒
　 　 　 　 　 ー=≦,､≠:i:i:ﾊ｀＼:i:i:i:i:i　　勿論、信じるさ。
　　　　　　　f´∨:〃´:i:i:i/　'.　 ｀~¨´
　 　 　 　 　 ｌ　 Vi:i:i:i:i:i/ 　 ｀_,.､､___,
　　　　 　 　 ヽ　.ﾍ ¨~´　,.ィ≠‐''"´
　　　　　　　　 ＼　 ､＼'"´　　.､ 、
　 　 　 　 　 　 　 ≧ﾍ　＼　　 V:ﾍ
　　　　　　　　 　 　 　 `､　ヽ　人从
　　　 　 　 　 　 　 　 　 rーィ//ﾊヾヽ
　　　　　　　　　 　 　 　 ∨ニニニニ
　　　　　　　　　　　　　　∧ニニニニ
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　　　　　　　 　 　 -ニニﾆ＞ ´､＜ニ
　　　　　　 　 ／7≧=≦´､＜ニニニ
　　　　　　ィニニ从ヽニニニニニﾆﾆ
　　　 　 /∧ニﾆi{j_}ﾉ}ニニニニニﾆﾆ

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l＞7＝､＿＿::::::::::::::::..　　　　　　　　　　　　 ,イ迩迩ﾂ　　 ﾑ'
l　ll　　衍迩圦､_::::::::::::::::::::::..............　　 ,-‐杙迩迩迩'　　 ﾑ': : :
ﾄ､ﾑ　杙迩迩拆〉ヽ､:::::::::::::::::::::::::__,イ7 ､　`ー―‐´　 ,イ'´: : :
l.i.iヽヽ　`ー―´　 ._ﾏ/＞＝＝＜////ヽ､二二二_,イ´: : : : :
li i i i　＞ー ＿_,イ,'＞l///l´　　　｀ ＜////.i.i.i.i.: : : : : : : : : :
l i i i i i: : : : : : : : : ,イ////l　　　　　　 ｀ﾏ/,i.i.i.i.i: : : : : : : : : :
li.i.i.i.i.i.i : : : : : : : ,ｲ／////,l　　　　　　　　ﾏi.i.i.i.i: : : : : : : : : :　　なんせ、今の世の中、何があってもおかしくないからね。
l､i.i.,､i.i: : : : : : : ｲ､/／i///,l　　　　　　　　　ﾏi.i.i: : : : : : : : : :
lﾑ´ li,､: : : : : : : __: /´i.i///l　　　　　　　　､　`ｦi: : : : : : : : :iｰ　　そもそもの話、武装した暗殺部隊を返り討ちに出来る存在が、
l :ﾑ ´ `ｰ'‐,: ;‐､'　'´　 i.i//i,l　　　　　　　　 ',　 'ｰ'`´¨!: ;‐､/
l　 ﾑ　　　//　　　　　 i.i/i.i.l　　　　　　　　　〉　　　　　　　　　　　私の目の前にいる。
l　　lﾑ､ 　｀　　　　　　 i./‐､l　　　　　　,-'／
l　　l.`ﾑヽ 　　　　　　　ﾏ/,ﾑ､＿　_イ`,r'
l　　l　 lﾑ ヽ　　　　　　　`ﾏ,ﾑ7＞＜く､_
l　　l,　.l 'ム ヽ　 　 　 ＿,イ､ｲ､ｲ､ｲ､ｲ､ﾏ＞ー､＿＿
l　　 l 　l ﾏ,ﾑ＿ヽ,イ､ｲ､ｲ､ｲ､ｲ､ｲｲ､ｲ､ﾏ,ﾏ,ﾏ,ﾏ,ﾏ,ﾏ,ﾏ,ﾏ＞≡=
l　　 l　　',ﾏ7´ﾑーくｲ､ｲ､ｲ､ｲ＞────ヽ､ﾏ,ﾏ,ﾏ＞‐´￣/
l　　　l　　 ',ﾏ　 ﾑ　ヽ´ー´¨´　　　　　　　　　　￣｀`　　　/
l　　　ﾑ　　ヽ ﾏ　ﾑ　ヽ　　　　　ｲｴｴi`　　　　　　　　　／
l　　　ﾏヽ　　 ヽ',　 ﾑ　ヽ　　　　l､ｲ､ﾑ　　　　　　　　 ´　　 ／
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|□二二二|┬┴┬┴┬||[][][][][][][][]||┴┬┴┬┴┤/|　　　　　 |≡≡ii≡≡|
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|二二二二|l |￣|┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬.┏┓ 　 　 　 |≡≡ii≡≡|
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三三三三三|　 |┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬　| | | | | |
二二二二二|＿|┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴　| | | | | |￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣

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　　　　　　　　／　 　　　　　　 ＼　　　焼き鳥っていうんだぜ。
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　　　　　　　　　　　　　_　 -=ﾆ¨　 　 _　　 -=ﾆ二￣三三三三三三三三¨ﾆ=-　　　　 ＼
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　　 　 　 　 |_　　 -=ﾆ ┌-　 .._ ｌ―ｭ｢￣｢∠三三 ≧=-|＿｣／_＼　＼iﾆﾆ|　 　 　 　 |丁´
　　　　　 　 ｀￣￣￣￣| …… ||＿｣ 三´三三三三三三三三三=＼　＼r|　 　 　 　 |/
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　　　　　　　　　　　　　　　　 ｀ - _　 　 　 　 |　　　　丁=- _rffff|　　　　　||　　　　　 |l｜
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┌───────────────────────────────────┐
│明治時代に入る前の日本では、焼き鳥とは主にウズラやキジ肉のことだった。　　　...│
│　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 │
│そこから鶏肉が調理されて使われるようになった。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　..│
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　　'､､: : : : /: : : : : : : ノ
　　　`ー─'"￣"─-ノ

┌──────────────────────────┐
│今の焼き鳥は明治時代に出来上がったといってもよい。　　　　│
└──────────────────────────┘



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　　　　　　　　　 　 　 　 """ lＶＶＶＶl """　　ここは中々良い地区ではないか。
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　　　　　　　　／　 　　　　　　 ＼　　　まあ、他の租界と比べて、治安は悪くねえな。
　　　　　　 ／ 　　(●）　（●）　　＼
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　　　 　 　 　 　 　 　 |　|∨V∨| |　　それになにやら見世物などが多いぞ。
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　　　　 　 | ＼　　　 ｜ |::::::::::::::|　＼＿＿_　ここなら一日中いても退屈しなさそうだ。
　　　　　 　 　 ＼＿_ |　ｌ∧ ∧ﾉ　　　　　　　＼
　　 　 　 　 ＼
　　　　　　　　 ＼　　　　 |::.∨.:|　 　 　 ＿＿　　 ∨
　　　　　　　　　　　 ┐　 l :::::::::|　　　　∨　　 ＼　∨
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　　　　　　　　　　　 　 ｌ　 ﾉ　　　　　　 l 　 /
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┌──────────────────────────────────┐
│日本人租界は、上海では異例と呼べるほど治安が良いことで知られていた。　　.....│
└──────────────────────────────────┘

　|: |　| 　 | :|:＼ ＼　｜　　　　　　　 l-‐…‐-　.　|｜||.:.:|　　　 /.:.:.:.:./　　　　　　／: : : : : : :.:.:／:::::::::::::
　|: |　| 　 | :|::::: ＼ ＼|　　　　　　　　|-‐…‐-　 ｀|｜||.:.:|:　　 /.: .:. /　　　　　 ／: : : : : : : :／::::::::::::::::::
　|: |　| 　 | :|::::::: :: ＼ ｀ト　___＿＿／,．-─-ﾐ　｀'|｜||.:.:|　　/.:.:.: /　　　　　／: : : : : : ::／::::::::::::::::::::::
　|ﾆﾆi| 　 | :|:::::::::::::::::｀ｉ:| |￣￣l__'ﾉ'´　,，-‐‐-ミ　|｜||.:.:|　 /: :. /　　　　 ／: : : : :.:.::／:::::::::::::::::_､+'”
　|: |　| 　 | :|｀丶､:::: :: |:| |＿＿|____'ﾉ'´　 ,，-‐-ミ,|｜||.:.:|‐/: :.:/　　　　／ : : : : : ／: :.:::::::::_､+'”
　|: |　| 　 | :|｀丶 `丶､|:| |￣|:　＼____'ﾉ'´　_,．-|￣￣||.:.:|/:.::./　　　 ／.: : : : :.／:::::::::::_､+'”
⌒:. 　|＿_|_,|::::::::｀ｉ`'ｰ _| |　 |＼.　＼___'ﾉ'´　＿|＿＿||.:.:| : / 　 　／ : : : : ／::::.:_ - Ｔ
＿ノ　| トﾐ　 ｀丶､|: : : ::| |　 |　 |＼　＼__'ﾉ'´ _,ｒ──j|.:.:|:/　　 ／: : : : ／.:.:｡s1: |:|　|
|.:.:.:|:| | |　 ｀`～､、｀丶 | |　 |　 |　|＼　ヽ ∨´ |＿＿｜.:||　 ／: : : :.／: ,　'゜ | |'´|:|　|
￣..|:| | |丁=‐　___ ｀`丶| |＿|　 |　|:| |＼　寸ﾆﾆﾆﾆ匚|: /|／＿__／ ,､ 'ﾞ |　　| |　|:|　|
　　|:| | |¨|￣] || ｀`^iiー| | |　　 |ｰ' | |｜|＼ヽﾏ⌒Lｉ|-|/＿＿,/|::|:::| |　 人　.:| |　|:|　|
‐-- L| | :|: : ] ||　　 i| | | | |ZZZ|___,|_|┤l |_|＼'v'⌒ｉ|‐|: :||: : : l |::|:::| [／＿＼| |　|:|　|
‐ ‐ ｣ | | :|: : ] ||　　 i| | | | |‐||　|＿_l:|⊥l_| | |:| |ﾆニ| :|: :||: : : l |::|:::| |｜::::::::| | |　|:|　|
‐ ‐ ｣ | |ﾆﾆﾆl_||　　 i| |~~| |‐||二|ﾆ:| |＿_,| | |:| |⌒ｉ | :|: :||: : : l |::|:::| [人＿人| |　|:|　|
¨¨i「　| |￣{.:}ヽ|　　 i| |::: | |¨||＿| : | |冂_,|-┴￣￣ ﾍ|: :||: : : l |::|:::| [⌒⌒⌒| |　|:|　|
Ti丁i｢| |:: ::} } :||　　 i| |::: | |¨||＿|‐‐┘￣　　　　　　　|／＼: :l |::|:::| |:┌-┐.:| |　|:|　|
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-=ﾆ⌒　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 └──‐ |::|:::|:,　　-‐ニ/|: :|:|＜￣￣￣￣￣￣
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　‐ ‐ ‐ ─‐二‐_　 ﾏ///,|<＼￣￣￣:＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　‐ ‐ ─二二二‐_　 ﾏ¨¨|::|＼＼:::::::::::::::: ＼

┌───────────────────────┐
│治安が良かったのは、軍の存在があったからだ。　　　..│
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　:　:　::|:|　　　|　　|==|　　　 |,=ミ､`く7ｰ/ィ=ミ 〈::/i:::}_|:::|i 　 　 ﾊ:::〉　 厂厂{　i|:||¨ﾞ7|:Y |: | | 弋二ｱ　ﾉ
　:　:　::|:|______,|　　|￣li￣|　 | ||ノY＼|//=∋　V/ﾉ:/:::|:::{　　　 {_{_:L　 }::::ﾄ:::{　|:||::::|_|: :|ﾚィﾆﾆﾐ===ィ=
　:　:　::|:|:::::::::::|　　|zz||ｪｪｲ　| ||　ﾉ　 ￣ゞ　|　ノ´斗┬‐ｿ　　　　　　　 {::::| 圦‐┼─|: :// ,.ィ㌻},.ィ升ミ
──‐ |:|:::::::::::|　　|'⌒'ﾐx　　|｀¨´　　　　 ｀¨´　 　.|:::|〉/　　　　　　　　 Y_{ 辷l　　　 ￣{ｌ　ゝ'　ﾉ//
¨¨¨¨¨ |:|:::::::::::|　　|(__) ﾉﾘ￣　　　　　　　　　　　　|:::|/　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ゞ==彡'{ｌ{　(_)

日本人租界では、とにかく憲兵が目を光らせていた。



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　　　　 　 　 　 　 　 　 ,ィ彡三三三ミﾄ､
　　　　　　　　　　　　　辷ブ,ィ☆ュ､｀ヾ:〉
　　　　　　　　　　　　　｀丁=-―-=＝ﾐ}
　　　　　　　　　 　 　 　 (ﾚ:::o::::::::oｧ::ﾚ')
　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ｀l.　　l ,　　 l/
　　　　　　　　　　　　　　　ﾞﾐ. ‐=‐　 /!
　　　　　　　　　　　 　 　 　 |｀=-='´,圦､_
　　　　　　　　　　 　 ,ｨ．-'''"!ﾐ=|彡/／／＞､,＿
　　　　　　　 　 　 /レ′　　 ﾞ!歹.／／ 　　<／⌒、
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　　　　　　　　　 l ::ト､,=' ／o　　!＿ ｡ ＿/ :|　ヽ , ィ'´|
.　　　　　　　 　 l　:::! / /　!　　　　　｀´　　　ﾐ／ 　憲 !
　　　　　　　　　l　:::ﾚ.／　l　　　　　　　　,'　 /'ﾐ 兵_ -=!
　 　 　 　 　 　 l　::::K彡、| o　　　　　　,'　 / 　j-='´　　}
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　　　　　　　 　! U!　　ヽ|､＿,　-=/　/. V∧'　!
　　　　　　 　　ヽヽ　　　 　ｌ　　　＼/. 　 V∧ |
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│日本人租界では、とにかく憲兵が目を光らせていた。　　　│
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　　　　　　　　　　　　　辷ブ,ィ☆ュ､｀ヾ:〉
　　　　　　　　　　　　　｀丁=-―-=＝ﾐ}
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　　　　　　　 　 　 /レ′　　 ﾞ!歹.／／ 　　<／⌒、
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１９３０年代　上海　虹口地区

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､、 : |‐:|､.　＼|^＼|＾''|ﾆ|＼|ヽ　　　　　　　　　 |ノ''| |／´|／
　 ｀`|　| ＼　 |^＼|＾''|ﾆ|´"|ﾆ|　　 　 　　 　 ／|ノ''| |／´|
ー　_|¨:|＼ ＼|^＼|＾''|ﾆ|´"|ﾆ|　　　　　 __／／|ノ''| |／´|／
:::: ::: |.._| 　 ＼|^＼|＾''|ﾆ|´"|ﾆ|_ 　 　 　 |_|／ ィ|ノ''| |／´|
:::: ::: |　|｀丶､..l＼ .|＾''|ﾆ|´"|ﾆ|_|　　　　 |_j／ ィ|ノ''| | ／:|／
｀`''ｰ|‐:ト. 　 `|　｀ﾞ|＾''|ﾆ|´"|ﾆi_L.__ 　 　|::|／,ｨｉ|ノ''|イ　.::|
　　 ｉ|　|　｀`'‐|~”¨|＾''|ﾆ|´"|ﾆi_トﾐ|　　_,,|::|／　:|ノ''|..|_､-'|_､-
:丁` |‐:|- _　 .|~¨¨lー|ﾆ|´"|ﾆi_トﾐ| 　 |=|::|_､-'”レ''|｜　｜_,,.｡
:::|::::::|_,,|＿￣_|ー-lー|ｰ|´"|ﾆi_トﾐ|`i　|=|::l_.,.｡o1:::｜|^"´|＿|
--ー|　|　 ＿_|　_,jlニ|__|´"|ﾆi_トﾐ|`| _|_,|::|_`'|¨:|‐:┘|____,|__|
　　 ｉ|”:|￣ 　 |i'´| |　.|Ｔ|￣|ﾆi_トﾐ|`|｜┝|_`'|¨:|‐:┐|ー‐|｀'ト
:┬=ｉ|　| 　 　 |i　| |二二二|ﾆi_|イｨｉ{二二|､｀|¨:|:: ｜|ー‐|　|
:::||::: |　| 　 ＿|I斗ｆｾ｢|＿|＿ィ_,ｨi{　 |ｉ二寸ﾍ|¨:|￣ |===_|　|
_」Ｌ-|　|　　|荘|香|祥|生|福|ｨ仙|￣|￣|￣|=|　|＿_|===_|　|
＿___|‐'|''"´|｢｢｢｢丁／￣_ｨi[仙　￣￣羽二ii|￣￣ |=== ﾄ　＼
＿___|　|''"´|:|_|」／二二ｨ仙　　　　　　羽二|＿＿_|====| ＼
＼''＾＼|:::::／￣￣￣ ｲＩi圸　　　　　　／＼── ﾍ─<二二
　 ＼__-∠Tニニニﾆ|i|圸　　　　　 γ´￣｀ヽ三三ﾍ　＼＿
＼__-／二二二二√圸　　　　　　　｀¨TT｢＿＿＿__∨∧|
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∠TTTTTTTT冂｣二Ｔi|　　　　　　　　　Lしし｢丁T冖≠= ∧
ニニニニニﾆ7ｼi|,/|::|┘　　　　　　　　　ЦЦi:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:|
ニニニニニ7ｼイ｢＾|┘　　　　　　　　　　｣｣｣｣￣￣∨￣￣
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扞扞扞::|::|::|::::|　　　　　　　　　　 　 　 /.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:
丁丁丁::|::|圸┘　　　　　　　　　　　　/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:
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　　　 |ミミミミミシ^ﾞヾ{｛｛ ;';';';';';';　^j j j jﾉﾉノ'" ＼;';';';';';';';';';';j
　　　 |ミミミミｼ´　､　ﾞ`ヾ｛｛｛{{||　 jjﾉノノ／　　　　＼;';';';';';';,j
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'^Yﾉ ,）'|ミミミ;〉　 /　　　::::::::;;;::::::::::::::::;;:::　　　　|　　/;';';';';';';'
ノ´／　ﾞ､ミミ/　　　　､,,,,,,,,,,,ゝヽ::}::::／,,,,,,,,,,,,,,　　　　ヾ;';';';'/
　　　　∧ミ/　 '"　　　｀`ヾ:;;;;|-'　 ゝ};;;;-''"´　　ヽ､　 ﾞヾシ
　　　　j.､|;;| 　｀ヾ''ｰ-tｯ--ｯ｀ﾞヽﾞﾞ"／"ﾍ､:‐tｯ‐一ｯ-　　|/`i　　　人を殺してもどっちかに逃げればいいのさ。
　　　 /' ,};| 　 　 ヽ` ｰ一´"／ |’ i ﾞﾞヽ､ ｀ｰ一''´,',' 　 　|! !〉
　　　 ﾞ､｀'i|;;,,　 　 　 　 　　　　 | │　　　　　　　　　,,,,　|｝/
　　　　 ﾞ}; |:::'';;,, 　 　 　 　 　　| │　　　　　　　 ,,;;''::::::|' j'|
　　　　 /'L| :::::''l　　　　 ,..イ`　| │ r-,､　　　　,l::::::::　 |_/:|
　　　　/;';';'|　::::::| 　　／　 ｀ヽ.|　 ,.ィ''　＼ 　 　|:::　　　|:;:;:;|
　　　 /;';';';'|　　　　／　　　　　 ￣　　　　ヽ　　|　　　　|:;:;:;:|
　　　/;';';';';'j､　　　　　　　　 _,:､-- _　　　　ﾞ､　　　　　/|:;:;:;:;|
＿_,/;';';';';';'j :ﾞ､　　 ,r　 ,.､-'"　 ￣　`=:､_　　　　　　 /:: |:;:;:;:;:ﾞ､
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::/;:;:;:;:;:;:;:;:j　 :::::｀､　　 ｀`'"￣￣￣￣｀'''´　　´　 /::::　　ﾞi;:;:;;:;:;:;|:::ﾞ､




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│華界で犯罪を犯しても租界に逃げ込めば捕まらない。　　 　 │
│　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.....│
│それは租界が治外法権だったからだ。　　　　　　　　　　　　　│
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＼　＼　　 ./lV/'/／l/l／l／／-,／／/丿　丿　V/ノ　／　.／　 ／
　.＼　　i/l/　/　Ｖ /l /l　/l　／/　　　 /／l　　/　　/　 　／ 　／
＼　　 .l ,､//ヽVV_,,_______l／ /,､／l ,　　 l//／l　　彡　／　 ／　.／
　　 vV/ /l　_,-'"-==iiiiii､"'--､,' / //ﾉl　　/ /／l 　ノ　　 ／　／
　 l'lvv/V_,-':::::: 　　　"lllll､　　　'-､''　//l//／　' //v　 ／　／　／
　l' ./'ヽ/":::::: 　ニﾆ;;;--lllll､　　　　"'''''''-､,,/'/,/,-//' 　.　／　／
　V/l /　　　　 ヽ､,,,,_(・)''llll､ 丶,　　　　　_ 'l ./　/ 'ノ　 ／　／　／
＼ l'/　　 .　　　　　　"''- ' " '-/, =､,,､iiillllll l'/,-/ _＞　 . ／　／　　∧∧∧∧∧∧∧∧∧
　 ＼　　　　　　　　　　　　　　　 < (・) ,'i:::: 'l ∠　= 　 .／　／　　＜　　　　　　　　　　　　　 ＞
　　_,, >　　　　　　　　　　　　　　 l"''-.' ::::::l-"/'"　　　　　　　　　＜　 ヘッ　こーなったら　＞
　／　　＼ ,､-----､,,_　　 ､--､　 l　　　 .l　丿　　　　　　　　　　＜　　　　　　　　　　　　　 ＞
<:::::::　　　.＼"ﾆ'''--､､''-.､_ "　--"　　　/／　 _,,､､--,　　　　　　＜　 矢でも鉄砲でも　　 ＞
;;;l.､::::::::　　　.＼ :::'ヽ,;;;;"''-､"''-､　　　 ／--''''"; ; ; ; ;/　　　　　　＜　　　　　　　　　　　　　 ＞
;;;;;>＼:::::::　　　.＼:::: l;;;;;;;;;;;;;;"'-､l　 ／; ; ; ; ; ; ; ; ; ; /　　　　　　 ＜　 持って来いって ! !　 ＞
;;;;ll＼ ＼:::::::　　　.＼ l;;;;;;;;;;;;;; ／.／; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; /　　 _,,､､---､＜　　　　　　　　　　　　　 ＞
;;;;l:::::ヽ　＼:::::::　　　.＼;;;;;;;;／.／; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; /,,､--",､-"; ; ;／　∨∨∨∨∨∨∨∨∨
;;l　 ::::ヽ　ヽヽ::::::::　　　＼/.／; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ／; ; ;／; ; ; ; ; /;
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　＿_　_,､.'"　　　ヽ;;;;;;;_,.-<_　l　　　　　　 _,､-"　　　　 ＼.l; ; ; ;

┌───────────────────────────┐
│だが、日本人租界の場合、そういう輩が逃げ込んでくると、　　　　│
│　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.│
│すぐに排除してしまう。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 .│
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿　　　 r┐
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/　= _)　//」l　　/7// 「/
　　　　　　　　　 .　　´￣ノ)　　　　　　　　//´￣　//　l」　// l/　 C
　　　　　　　 .　´　　.　ィ´ｲ_　　　　　　　　　　　　　　　 .:
　　　　　　　(ﾆﾆﾆ. 　イ´　ノ_)　　　　　　 .: .. 　　　　　　　　 .:
　　　　　　　 L__ _ __,..ｨｲr' 「　　　　 .:　　　　　　　ゝ ‐ﾞ｀´Y　 .:
　　　　　　　　)ﾐﾐﾐﾐ´ U　 ﾉ　　　　　　　　　＿ _Y´　　　　<　:
　　　　　　 ,r‐'- ､　　　　ﾉ　　　　　　　`y´:8)ｿ‐'ヽ　　　　 ゝ
　　　　.　´￣_｀ヽ ヽ ｀ 7´　　　　　　　r:::::::っ　　　｀Y´｀Y´　. :
　　　/／￣ ｀T｀`ヽ ＼}￣￣ TT´￣｀ヽ::ﾉｿ　 .:
　　 〃　　 .　┴‐ ､ ＼j!　　　 i :}　　　 j「　　　　　 .: .
　　/　 　 /　　　　 .ヽ. :i　　　 .リ　,.. ィ´
　　i　　 /　　　　　　 i.: :l「¨¨´ ￣
　　|　　{:./　　　　　　{. :.l
　　|　　:ﾘ　　　　　　　}. :l
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　　　L __」　　　　　　 '､:ﾉ
　　　「:7:7ﾊ　　　　　　 ヽ
　　 ﾉ「￣￣ヽ　　　　　　}
　　 ﾘj　　　　 ＼　 ＿ ノ」

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　　 ヽ: `ミ:ｰ/|:`=ｲ' 　 ┃　　　　l 　 　 ﾄ　　　　　　　　　＿＿＿＿＿
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　　　､:: :＝=::ヽ}>,ィ=-‐ｧ く´　　　　　　　　　　......:::::::　　 　 　 　 ／
　　　｀二＝イ:::乂`ｰ⌒ノイ≦二二≧､::........:.:.::::::::　　　 　　 _,.イ
　　　}､ : ＿: : :彡｀ニ´7::/:/:／: :／／::ヽ　　　　_,.　-‐=＝´
　 　 ∨`ー=＝≦´: : :／:／: : :/: :/:::／: } ,.ィ≦
　　 　 ＼: ､＿: :ﾆ=イ :イ: : ::イ: ::/: /: ／∨


┌───────────────────────────┐
│他の租界と比べて、賄賂が通じにくいというのもあり、　　　　　 　 .│
│　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.│
│犯罪者や悪党にはあまり居心地の良い地区ではなかった。　　　 │
└───────────────────────────┘

　　　　　　　　　　　　　　 　＿＿＿
　　　　 　 　 　 　 　 　 ,ィ彡三三三ミﾄ､
　　　　　　　　　　　　　辷ブ,ィ☆ュ､｀ヾ:〉
　　　　　　　　　　　　　｀丁=-―-=＝ﾐ}
　　　　　　　　　 　 　 　 (ﾚ-○-○--ﾚ')
　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ｀l.　　l ,　　 l/　　排除した。
　　　　　　　　　　　　　　　ﾞﾐ. ‐=‐　 /!
　　　　　　　　　　　 　 　 　 |｀=-='´,圦､_
　　　　　　　　　　 　 ,ｨ．-'''"!ﾐ=|彡/／／＞､,＿
　　　　　　　 　 　 /レ′　　 ﾞ!歹.／／ 　　<／⌒、
　 　 　 　 　 　 　 l. |　 　 　 / ／／　　　　　/.　 ∧
　　　　　 　 　 　 l ::l　　　　／／　　　 　 　 ,'.　　 ∧
.　　　　　　 　 　 l ::|＝=ァｲ／　＿,.　-=-┐|　　　 ∧
　　　　　　　　　 l ::ト､,=' ／o　　!＿ ｡ ＿/ :|　ヽ , ィ'´|
.　　　　　　　 　 l　:::! / /　!　　　　　｀´　　　ﾐ／ 　憲 !
　　　　　　　　　l　:::ﾚ.／　l　　　　　　　　,'　 /'ﾐ 兵_ -=!
　 　 　 　 　 　 l　::::K彡、| o　　　　　　,'　 / 　j-='´　　}

　　　　　　　　 _,,,,,､､ri=､,,,,_
　　　　,,,,,r･''"~_,,,,,ww|=l~''（I从I）=､__
__,r-ｰ'";;;;r･''"~__,,,ww|=lﾞﾞ'''ｰ-､､;,;,__|ﾞl
__,r-ｰ'";;;;r･''"~__'''ww|=lﾞ''よう 　　 .| lヽ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　　 　　　 ,r|￣￣
__,r-ｰ'";;;;r･;;"~￣|⌒l|=lﾞ'　　 こそ, | lﾞミ＼　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　　 ,f"l＿＿
__;r-ｰ"盒r二'~三l!i!i!l|=l彡'''ｰ-､__ミ| l｀ll.ﾞミ＼　　　　　　　　　　　 　　 　　 　 　 　 　 　 　 　 　,,r',,lﾞ|
_:匚l⌒l”l㌍￣巛|l!i!i!l[[㍾㍽]ﾆ[㍼㍻]`|i,ll.ﾞﾞミ＼　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　　 ,/,ilﾟ.　.|
￣l_l!i!i:l’l　ﾊﾊ㌔|l!i!i!|.『''''|i|''''|i|''''|i| 』l“~』'ヽ,,ﾞﾞミ＼　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,/,/ 　 　|
　 |_l!i!i:l_|,;(ﾟ∀ﾟ)　l:i::i!|.『.'.'|i|'.'.|i|'.'.|i| 』l|　』;;;;;;ヽﾞﾞll画l　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /ﾞ/　,､:;　|
　 |_l!i!i:l_|￣￣三|l!i!i!|.『,,,,|i|,,,,|i|,,,,|i| 』l|　』ﾞ`'lr-､ヽﾞﾞll＼　　 　 　 　 　 　 　　 　　 　 　 　 /ﾞ,/／r´|　|
／|_l!i!i:l_|=l^il=三|l!i!i!|.『''''~'''''~''''''''| 』l|　』,,._l|　l;;;;ヽllﾞﾞll＼_　　　 　 　 　 　 　　 　 　 　,,//／,r':l　|　.|
／|_l!i!i:l_l,,,,,,,,,,,三|l!i!i!|.『..　∧_∧　| 』l|　l⌒ヽヽ~::::::,llﾞllﾞl^l　 　 　 　 　 　 　 　 　 　　 ,il／.,,ll::l:::l　|　.|
＿|_l!i!i:l_l￣￣￣|l!i!i!|.『 　(*^ｰ^) ,| 』」 l{空気｝ヽヾlll~ﾟli!il　　　　　　　　　. 　 　 　　 ／._.l'´ll:.l:;;l,,''l　,|
　∥|!i!il_|　　Uﾐ .|l!i!i!┏illllll||||||lllllli┓l__l￣￣ ｮｮｮ,　llヽl!i!lヽ　　　　　　　　　　　　　「_,i´l l.;.,ｰ,ﾞ'" :l巛|
　∥|!i!il_|　≪,,,〉.|l!i!i!||_,,,staition,,,,_l;;l　l ＼＼l' ''ﾟl　ll　l!!i|ﾞﾞ'ｮ__　 　 　 　 　 　: : : .il「l.l ,,l,ｰﾞﾞ″　 _l巛|
　∥|!i!il_| 　ノ__ゝl:i!:!|l『 ~ ~~~~~~/』|;;l　l　　　 |＼l　ll　l!l;l |`l:lﾟl-､　　　　　　 .,,､'”二l,llﾞ"　_,,,r'二~|巛|
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　　　　　　　　／　 　　　　　　 ＼　　あれは映画だ。丁度よい、鶴見のオッサンとの待ち合わせまで、
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　　　　　　 |　　 （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ）　 　|　　まだ時間がかかりそうだし、映画でも見るか。
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第三百五十二話　「退廃と堕落の魔都、オールド上海その１０」投下終了