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　 　 　 　 　 　 く　/　　｡　　　　　 ヽ　　　　　　　　　　　　　　　　　　あ、みなさんこんばんはです　今日も投下を頑張りますね
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　 　 　 ノイ　 厶≠ミ ＼/ x≠ミ　ﾟ,　 |　 i
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　 　 　 　 ヽ 人　　　 r　､　　 　 ィ¨´|　}　八　　　　　　　　　　　　　　　はい、こんばんはです！！
　 　　　　 　 Yﾉ≧=‐--__-‐=≦ノj／}ノjノ
　　　 　 　 　 　　/´ 弋乂丿　　＼´　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　今日も暑かったですが、問題なくふわふわすることに成功しました
　 　 　 　 　 　 く　/　　｡　　　　　 ヽ
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　 　　　　 　 Yﾉ≧=‐--__-‐=≦ノj／}ノjノ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　つづきはうぇぶで！！！
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―やる夫とこなたが異世界に転移っぽい転生をしました。




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泉君が仕事を探しに宿を出ていく

その後直ぐに私は目を開き、起き上がる。

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【魔力枯渇症】と言うのは、かなり重い症例らしい。

魔法を限界以上に使い、生命力まで酷使して魔法を使い続けるとなる症状だと言う。

死につながるものでもなく、病気でもないので、主な治療法は体を休める事だけだ。

魔法力回復剤、所謂ＭＰポーションなどでもある程度回復できるが、あの辺は高すぎるので手が出ない。

ゆっくりと、まるで老人になったかのような倦怠感を感じながら体を起こす。

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　　　　ノ　　　　　　　　　　　　　　 ヽ__　 ｀ヽ.／. 　／　 |_|
　　／　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ノ|　 .／
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| |　　　　　|　　　　 |へ　　|　　　|　　ﾉ| ||/
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寝ていた身体を上半身だけ起こすだけでもかなりの疲労感と体力を持っていかれる。

全身に１０キロ以上の重りを付けて補助なしで起き上がる・・・それほどの物だ。

正直な所、ここまで辛いとは予想だにしていなかった。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/　　　　　　　　　　/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /　　　　　　　　　　/
　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 /　　　　　　　　　　/
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ,'　　　　　　　　　　 ,
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /　　　　　 　 　 　 　 {
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　　　　　　　　　　　　　 r‐ ､　/　　　　　　 　 　 　 　 　 ,
　　　　　　　　　　　　　/　 ／　　　　　　　 　 　 　 　 　 l
　　　　　, -　､＿＿＿_{_／　　　　　　　　　　　　　　 　 ,
　　　 　 {　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 /
　　　　　l　｀ｰr-､,,..::''　　　　　　　　　 　 　 　 /＿__／
　　　　　|　　 | ノ　　　　　　　 　 　 　 　 　 ／l　 l
　　　　　| 　 ／　　　　　　　　　　　　　　 ,.ｲ　 ゝ_j
.　　　　 ヽ／　　　　　　　　 ＿＿＿__／l　 !
　　 , - '´　　　　　　 ＿_ ／l　　 l 　 　 弋,ﾉ
. 　 {　　　　　_,. -r '´　　　 弋__ノ
　　‘， 　 　 {ヽ 　|
　　　}　　 　 ! ヽ_ﾉ
　　　|　 ,　　j
　　　',　ﾉ　 /
　　　 ヽ､__/


手を胸の所まで上げ、ゆっくりと開いたり握ったりする。

全身に力が入らず、これだけでも大変だ。

　　　　　　 　 　 　 　 　 　 _,,..-―‐-..,,_
　　　　　　　　　　　　 ,,-''"　　　　　　　｀ヽ、
　　　　　　　　　　　／　 　 　 　 　 　 　 l|　＼
　　　　 　 　 　 　 /　　　　　　　　　　　 U　　.ヽ
　　 　 　 　 　 　 ,'　　　　 　 　 　 l　　　　　　　 ヽ
　　　　　　　　　 l　＿＿＿＿l　　ヽ-―‐tｲ''"´　 ',‐-、
　　　　　　　,-''"|　　 　 　 ｀′　 　 　 　 ｀′ .〃 .lヽ .'.,
　　　　　　　| l'´.',　　≡≡／ 　 　 　 ヽ≡≡彡　,'　 ヽヽ_
　　　　　　 / |　 .'., 　　　（　　　 .,、　　 ）　　 　 /　 .／ 　ヽ、
　　　 　 　/　＼ 　ヽ、　　 ｀￣ ´ ｀ ￣´　　　／　／　　_,,..-'　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　魔法の代償とは言え・・・・こりゃきついお。
　 　 　 　 {　　　｀''-‐"ヽ-..,,__　　　　　 __.／￣￣´ .,,..イ　∨
　　　　　 /.T ‐-..__　　　 ＿.ヽ￣￣￣／,..-――‐'"　/　　∨
　　　　r┘　',.　　　￣￣　 〈￣＼ .／イ´　　　　　　 /　/　 ∨
　　　　| ヽ-、',　　　　　　　/　　　　　 .ヽ　　　　　　/／　　　∨
　　　./　 ヽヽ .',　　　　　 ロ　　　　　　　｀ロ ヽ、　/　　　　　 .∨
　　 /　　 、＿_ ', _/　　　　 　　　　　　　　　　　＼|　　　　L__　∨


大怪我・・・いや、もう少しで死ぬ所だった泉君を回復させたことに後悔はない。

だが、もう少しやりようはあったのではないか、そんな反省が頭をよぎる。

ある程度まで回復させ、回復ポーションを使う手もあると言えばあった

そうすればここまで身体が動かない事は無かっただろう。　だが、彼女の未来と命を優先すれば

そこまで冷静に考えられなかったのも痛い。

　　　　　　 　 　 　 　 　 　 _,,..-―‐-..,,_
　　　　　　　　　　　　 ,,-''"　　　　　　　｀ヽ、
　　　　　　　　　　　／　　　　　　　 　 　 　 ＼
　　　　 　 　 　 　 /　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ヽ
　　 　 　 　 　 　 ,' 　 　 　 　 　　　　 　 　 　 　 ヽ
　　　　　　　　　 ｌ　　　 _ノ　　　　 　　 ヽ_　　　　 ',‐-、
　　　　　　　,-''"|　 　ｰt:::ﾃ≧　　　　≦r::ﾃｰ　　　lヽ .'.,
　　　　　 　 l l'´.',　 　 ｀¨¨／ 　 　 　 ヽ¨¨´　 　 .,'　 ヽヽ_
　　　　　　 / |　 .'., 　　　（　　　 .,、　　 ）　　 U /　 .／ 　ヽ、
　　　 　 　/　＼ 　ヽ、　　 ｀￣ ´ ｀ ￣´　　　／　／　　_,,..-'　　　　　　　　　　　　　　　使用回数を無視して魔法をひねり出したからな・・・お互い生きてるだけマシか
　 　 　 　 {　　　｀''-‐"ヽ-..,,__　　　　　 __.／￣￣´ .,,..イ　∨
　　　　　 /.T ‐-..__　　　 ＿.ヽ￣￣￣／,..-――‐'"　/　　∨
　　　　r┘　',.　　　￣￣　 〈￣＼ .／イ´　　　　　　 /　/　 ∨
　　　　| ヽ-、',　　　　　　　/　　　　　 .ヽ　　　　　　/／　　　∨
　　　./　 ヽヽ .',　　　　　 ロ　　　　　　　｀ロ ヽ、　/　　　　　 .∨
　　 /　　 、＿_ ', _/　　　　 　　　　　　　　　　　＼|　　　　L__　∨


この世界、魔法には使用回数がある。

ＭＰとは別に、この魔法の使用回数は【安全に安定して精神力を消費して発動できる】魔法の回数だ。

自分で言えば、攻撃魔法は１日に３回、補助魔法は３回　阻害魔法３回　回復魔法が４回。

これが私が使える魔法の使用回数だ。

これらを精神力・・・・もしくは魔力？　単純にＭＰでいいか。　それを消費して安全に使える。

使用回数が尽きた魔法は【基本的】に使用しない。

　　 　 　 　 ,,..-―‐‐-.､
. 　 　 　 ／ 　 　 | | | | lヽ
.　　 　 /　 　 　 ＿__| | | l ',
　　 　 i ￣　　 　 ＿_　　　 ',
　　 　 | ―　　　 　　　　　　i
　　 　 ! 　 /　　　ヽ　u　　　|
　　　　',　 ゝ-'｀¨¨´　　 　 ノ　　　　　　　　　　　　　　　　　回数以上の魔法が使えない・・・・だったら終わってたな・・・
　 　 　 ヽ、＿＿_　　-‐＜
　　 　 ,.‐/ ＼　 ／　／ 　 }､
. 　 　 i､　｀"''-Y-‐'"　_,,..-'　ヽ
　 　 /　￣￣￣ ￣￣ 　 　 　 ヽ


それはなぜか？　答えは単純【身体が持たない】からだ。

使用さえ出来ればレベル１魔法であろうとも、凄まじい威力や効果を持つ魔法という力は

人間には非常に強すぎる。

人間が安全に使用できる回数は、自分のレベル×魔導　回復魔法ならレベル×回復の数値分だ。

それを超えて使用する魔法は身体から魔力や体力、生命力を容赦なく奪っていく。

１回使うたびに全身から血の気が引き、ハンマーで頭部を殴られたような激痛と、絶え間ない嘔吐感

全身が震え、汗が止まらず、死ぬかと思ったものだ。

　　 　 　 　 ,,..-―‐‐-.､
. 　 　 　 ／ 　 　 | | | | lヽ
.　　 　 /　 　 　 ＿__| | | l ',
　　 　 i ￣　　 　 ＿_　　　 ',
　　 　 | ―　　　 　　　　　　i
　　 　 ! 　 /　　　ヽ　u　　　|
　　　　',　 ゝ-'｀¨¨´　　 　 ノ
　 　 　 ヽ、＿＿_　　-‐＜
　　 　 ,.‐/ ＼　 ／　／ 　 }､
. 　 　 i､　｀"''-Y-‐'"　_,,..-'　ヽ
　 　 /　￣￣￣ ￣￣ 　 　 　 ヽ


そしてこの１回だけでも魔力枯渇症になることがあるが・・・・

自分が泉君に使用した回復魔法の回数は１０回

使用できる回数の４回の２倍以上である。　　治癒施設の先生が言っていた。

「再起不能所か、あなた死ぬ所でしたよ？」　と。　　正直その時のことはあまりの激痛で覚えていない。

それで生きてるのは、こっちに送られてくる時に神様がくれた多少程度の力なのかもしれない。

という訳で、見事に自分は重度の魔力枯渇症になった訳だ。

　　　　　　　　　　　 　 　_　 -─‐-　 .
　　　　　　　　　　　 .　´　　 　 　 　 　 ｀　.
　　　　　 　 　 　 ／　　　　　 　 　 　 　 　 ':,
　　　　　　　 　 /　　 　 ＿_ ノ　　 　 ー‐　　',
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　　　　 　 　 ,　　　　　　　／　　　､　　　､　　　|
　　　　 　 　 ',　　　 　 　 {　　 　 人　　　}　　　}
　　　 　 　 　 ゝ　 　 　 　 ｀ ‐-‐　　｀ー '　 　 /、
　　　　　　　　/＼　　　　　　　 　 　 　 　 .ィ ￣}
　 　 　 　 　 /　　 ＼　　ｰ-　＿＿ .｡-＜　　∠i
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　　／////／.: .:￣〉　　l./　　　∠ィ´: : : : : :////////＼　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　さて・・・・・・・今日もやるか。
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泉君が、懸命に生活費などを稼ごうと頑張ってくれている。

そんな中大人が今の状況に満足していい訳がない。

リハビリを続け少しでも回復を早めなければならないのだ。

だからこそ彼女が居なくなった後、全身に力を込めてリハビリを開始する。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　||　　　　ll
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　　　," 　 　　　,'　　　 , "::::::｀' 　､、　　　 ｀'　､,　　　　　.|　　　　　.|　　　　|　　ゴ
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ともすれば極度の疲労感で集中できない頭を無理やり集中させ、魔力を練り上げる。

最初の頃はこの【魔力を練り上げる】という意味不明な事を出来ずにいたが

色々な本を読み漁ったり、情報を買ったりすることで、なんとなく覚え、コツをつかみ始めた

丹田が云々とかではなく、全身に力を籠める事でおぼろげに感じるナニカを脳内のイメージで固めていく

ナニカ・・・つまり魔力はそのイメージ通りに動いてくれるので後は集中し続けるだけだ。

　　　!　　　　　　　　 !　ｌ　　 l　　　l　　l　　 .l　　　　　　　　　　　　　　/ 　.!　　　　 !　 　 　 　 　 　 |
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　　　 |.＼　　　　 i,　　 . !　.ｌ　 1　　　　　　　|　　　（● ）　）　　　　　　 │ .｝　 /　〉ﾞ　　　　　　 ./ ./ / . /
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　　　　.ｌ,　　.!　　　!.ｌ　　　!　.|,　　　　　　　/´￣　 　 　 l　　　　　　　　/ 　 .l　 !/ .| .,..-‐"゛　　　/ 　!
　　　　 .ヽ　|　 .､　.! ｌ　　 .｝　ヽ　　　　　 / 　　　　　　 .lｌ,　　　　　 . / 　　 .lﾞ .".ｌ／゛,　　　　　 ./ 　.|＿
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ヽ　　　　　 ﾞ!､___ン--､、　　ｌ　　　　 ,./　／　 ﾞl　　　　　l　ヽ　　./ 　　 . ／ ,i　　 l,! !　　　　 ﾉ　　 i′　 ./
　ヽ　　.n　　　　 ､ .l,.! . !-.　.ﾞ　　　./ 　/ 　　 .,!　 　 　 　 ｌ、 ＼ 　 　 ／ 　 　 　 l".l　　　_,,　ｰ─-lﾞ　　/
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　　　　　.ｌ　 .ヽ　　 .ｌ　　 .!　　　　　　　　　ｌ　　　/ 　　 .ヽ　　 .ｌ　　　　　　　　　　　/　　　　　 /　/ .|　　　　　 ＿＿　　　　　　　　レベル１魔法　・・・・【ヒートアップ】！！
　　　　,, -、　. ｌ　　 .!　　.ヽ　　　　　　　　!　　 ./　　　　　ｌ　 　ヽ　　　　　　　　　　　　　 　 / .lﾞ,i′.!　　_.. ｰ''"＿__
　　.／　　.ヽ　 .ヽ　　ｌ　　 .ヽ　　　　　　,/　　 ./　　　　　 .＼　　ヽ　　　　　　　　　　　　　/ 　i!′ .l　 /　r‐''二 --
　./ 　　　　ｌ.ﾞ‐　 ヽ　 .ｌ　　 　　　　　　/ 　　 /　　 　 　 　 　 ＼　 ヽ　　　　　 　 　 　 　 /　 .‘　　i! .,/.〃￣_.. -'''″
｀'ﾞ.ｭ.　　　　.ｌ .＼　ﾞ‐　l　　　 　 　 　 lﾞ　　　/　　　　　　　　　　 ヽ　 ヽ　　　　　 　 　 　 ｌ　　　　 .,／　 .／´
　 . !ヽ　　　 .ｌ　　　..ｌ　　 　 　 　 　 /　　　/　　　 　 　 　 　 　 　 |.　 ｀''-､　 　 　 　 　 ′　 ._,,ﾉ　/ '″
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'ﾆｰ''''￣￣￣ ''-､..ヽ.　 ｌ　　　　　/　　/ 　　　　　　　　　　　　　　　　　｀゛　　　　　._..-‐'"゛ ._,,.. -';;ﾆ二二二二二
　　　 ﾞl、.ヽ　.!　　.＼ヽ │　　　 / 　/ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ｰ-;;ﾆ｀-'''"ﾞ´　 ./　　 _..-〃
　　　 　 ｌ　 ヽ .ｌ　　　.ヽ　.!　　 ./ 　 .!　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ｀ｰ゛ 　 　 　 　 / .,..-'"　/
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―【ヒートアップ】　レベル１補助魔法　効果時間：【魔導】時間　対象：自身／単体　要：接触

― 一定時間の間 【白兵】　【射撃】　【防御】　【魔防】を１点上昇させる。

―自身に使用する魔法だが、相手に触れていればその相手に使用することが出来る、基本的な補助魔法

―全身が活性化され、ある程度の戦闘力上昇が見込める。

―数値化されない速さなども僅かにだが上がっている。

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　　　　　　　　　　　　　　　　　 ヽ}＼＼:::::ﾊﾆｿ //ﾆ∨::::::::::::::|:::::::::::::::::::::::::::::::::::　＜￣:::::::::ﾘ
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　　　　　　　　　　　　　　./ﾆﾆハﾑﾆムニﾆ/::ヽ:::|ニ{1{ニニ}:＼マニトﾆ.／＞ｲ::::::::∧::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ＼
　　　　　　　　　　　　　 /ニﾏニﾏ≦ﾆﾏニヽ::::::ヽ{ニ} !}ニニ!::::::＼マ>　／／／}::::::::∧:::::::::::::::::::::::::::::::::-――-ﾐ:ﾊ
　　　　　　　　　　　　　 ヽマニノニ/ニ〉ニ∧::::::::!ニ{ｆ」ニﾆi:::::::::::::＼／／／／＼ノ}　∨:::::::::::ｒ≦:::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
　　　　　　　　　　　　 ＿ `マニﾆ/ ＜二>':::::::ri:::|ニ|l |ﾆﾆ/:::::::::::::::::::×／／ニﾆﾆ>'　　∨::::::/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::f
　　　　　　　　　　　／ﾆ仁≧マｨ＜ﾆﾆ{:::::::::::::i |:::!＼!l }／!:::::::::::;ﾍ:::::::::::×.ニニ／　　　　ヽ:/::::::::::::::::::::::::::::::::::/ヽｒム
　　　　　　　　r‐≠ニﾆ{―‐≦{ニニ_ ムミ::::://:::|:< ﾟ＼::::|:::::::::::l　}::::::::::::::::＞-"　　　　　　ﾚ:::::::::::::::::::::::::::::::::://´≧､}
　　　　　　　 f:::::{ニニ ﾑ::::::::::::V::／ニニィ ミ≧zL_ヽ／}::!::::::::::i　i::::::::::::イ::::::〉_　　　　　 /:::::::::::::::::::::::::::::::::::// o　　 ヽ


【魔力枯渇症】はその名の通り酷使した魔力が回復しないという症例だが、それが続くのは最初の数日のみ

後は、魔法を使い過ぎた後遺症ともいえる全身の虚脱感などがメインだ。　そしてこれが回復するのがとても厳しい

数日過ぎた後は、僅かずつだが魔力は回復していく。

簡単に言えば、普段は寝ればＭＰは全回復という感じだが、魔力枯渇症が治るまでは

１日休んでも、ＭＰが１割２割程度しか回復しないという感じか。

この肉体的疲労と虚脱感、魔力が完全に戻るまでがとても長いという訳だ。　特に重度である自分は

魔力はそこそこ回復してきたが、肉体は老人レベルでふらふらしている。

　　　　　　　　　　　　　　／￣￣＼
　　　　　　　　　　　　　 /　＼　　／｀
　　　　　　　　　　　　　'　　（●） （●）|
　　　　　　　　　　　　　|　　　（__人） /
　　　　　　　　　　　ｆ￣:::::::￣7　　ン-､
　　　　　　　　　,.-=う≦ミ:::::/｀T´:::::::::::ヽ
　　　　　　　　/::-＜::::::::::::ヾ|￣7ヽ≦､￣
　　　　　　　 /:::::::::::::＼::::::::::|:::/ 　 YT´i
　　　　　　　 }::::, =､:::::::::ヽ;,-‐､i`ｰ/∨!‐ヽ、
　 　 　 　 　 i::(( C )):::ﾉ/,-､／!;;<　/;;iヽ､/　　　　　　　　　　　　　集中・・・・・・・
　　　　　　　ﾉ､:》　 《:::/´:::::::i',::ﾚ' .>' ;;;|:::::i!|
　　　　　 　 ヽ:::｀ｰ´::::{:_,-‐┴､i／;;;;;;;;;i::::::ﾉ
　　　　　　　 i::::::::::::::::::Y´　∠´;;;;;;;;;;;;;;;!｀"
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. 　 　 　 　 |f_〉::::::::::ノ/{￣´;;;´;;;´￣￣〉
　　　　　　 i　iヽ::::彡´:::〉;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;i


その間何もしなければ、肉体はどんどん衰えていくし、それに伴い回復も遅れるだろう。

回復剤を潤沢に使えるのならば、余り気にしなくてもいいかもしれないが、レベル１の自分達では

日銭を稼ぎ、貯金に回せば使える金の余裕などない

そんな中、治るまで何もしなければ、ひ弱な魔法使いの誕生だ。

魔法だけ使っていればいいなんて生易しい世界ではない、これは必要なことだ。

勿論、ただ魔法を使うだけならばやめておくべきだろうが、自分は補助魔法と回復魔法が使える

これを使わない手はない。　

　　　　＼　　ﾟ　　ｏ　＿＿＿　　 /　　。　 ／
　　　　　 ○　　。／　　 　 　＼/　ｏ 　／　。゜
　　゜　 　。 ,---､　　＼　 　 ／＼―、。　　　O
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　　゜　ｏ　｡　ゝ　　　　　|ｪｪｪｪ|　　　ノﾟ　　。　ﾟ　　　　　　　　　　　　　　レベル１回復魔法！！　【ローリジュネレイト】！！
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　゜　　｡ 　 ／/　　　　　　　　　 |　＼　｡　゜
　　　　　Ｏ　 /　　　　　　　　　　|ﾟ 。　ｏ
　　　 ／　　　ｏ　　。゜ |　　　ｏ　゜　　　 ＼


―【ローリジュネレイト】　レベル１回復魔法　効果時間：【回復】*30分　対象：自身／単体　要：接触

― 一定時間の間 徐々に生命力を回復させる。

―効果量自体は微々たるものではあり、ＨＰを回復させるにははっきり言えば心許ない

―しかし、僅かにながら回復させるこの魔法は肉体的な疲労を大きく緩和させ、多少の痛みなども消し去ってくれる

―基本的にはレベル１の回復魔法を使えば早いので、この魔法が使用される頻度は低い

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　　　　　　　　　　, ‐‐‐‐､　　　　　　　／　　　　　　　　　　　　　＼
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　　　　　　　 ,,,-ｰ!-- ､　| 　 　 　　l　　　　　　＼_i　,,　i_／　　　U　 l　　　　　　　　　　※ﾌﾗｯ
　　　　　　　 i　,,,-ｰｰ､ゝl 　　　　　.',　　　 ｀ー―'　 　　｀ー―' 　　./
　　　　　　　i:::i ,,,‐- ､　ゝ ,,,-‐''''::::::::::＼　 　 　 l　 　人　 　l 　　 ／＼
　　　　　　 /:::::ヽ ‐‐､ゝj　＼:::::::::::::::::::::::｀ー､ 　 ｀ｰ´＿｀ー'　　‐':::::::::::＼
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　　　　 /:::::://::::::::::::::::j-ｰ::::￣::::::::::::::＼::::ヽ.iﾟ｡　　　　　｡ ﾟ,,‐'''''´:::ヽヽ::::＼
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　　　 /::::://::::::::::::::::/:::::::::ヽ:::::＼:::::::::::::ヽ::ヾj .ﾟ。　。ﾟ/:::::::::::::::::::::j::::::::ヽ::ヽ:ヾ::::::::::＼
　　 ./:::::::j /:::::::::::::::/:::::::::::::ヽ::::::::ヽ::::::::::::i::::::i　 ﾟiiﾟ /:::::::::::::::::::::::/::::::::::/:::::ヽ::ヾ::::::::／ヽ　　　　　　　　　　うし・・・魔法が2回まで使えるほど回復したか。
　　/::::::://::::::::::::::::/::::::::::::::::j:::::::＼:::＼::::::j::::j　7//::::::::::::::::::::;;;;;;;;､:::／:::::::::j:::::ヾ::/::::::::::j
　/:::::::://::::::::::::::::/::::::::::::::::::j::::::::::::::＼::::＼i::::j,,,,,,/::::::::::::::::/≦|7≧､:::::::::::::::/:::::/ヾi::::::::::i　　　　　　　　　　こればかりは時間経過だなぁ。　ＭＰポーションは高いしな
./::::::://:::::::::::::::::/::::::::i:::::::::::::i:::::::::::::::::::ヽ::::i::::i::::7::::::::::::::::ヽ(ゞゞｲウj:::::::::::::::::::/:::ヾi::::::::::::i
:::::::://:::::::::::::::／::::::::::|:::::::::::::i::::::::::::::::::::::::ヽ:::i /:::::::::::::::::::::ヾヾゝ ／::::::::::::::::::/::::::i i:::::::::::::i
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ＭＰを使い切った虚脱感を感じるが、先ほどまで全く動かなかった身体が驚くほど自由に動かせるようになっている。

ヒートアップで肉体を活性化させ、リジュネで徐々に疲労などを回復させることで、一時的に肉体を回復させたのだ。

つい先週までは1回の魔法でＭＰが尽きていたので、リハビリが実を結んでいるのだろう。

　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ,,..-――-..,,
　　　　　　　　　　　　　　　　／　 　 　 　 　 ＼
　　　　　　　　　　　　　　 ／　　　　　　　 　 　 ヽ
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　　　　　　　　　　 r- イ| 　 　 　 t''tzj´　　ｨｾﾂ　',
　　 　 　 　 　 　 /:.:.:.:.:.:.',　 　 　 ｀¨¨´　　 ヽ　　 l　　,--､　＿
　　　　　　　 　 /:.:.:.:.:.:＼.ヽ.　　　　 （＿ノ--'　　ﾉ.／三／三三ヽ
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　 　 　 　 /:.:.:／:.:.:.:.:.:..:.:.:.:.:.:.:.:.:.,:.＼:| |:Y!三´三三三三三三三三三'三　}､
　　 　 　 ,:.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.／⌒ヽ:.:.: |:.0:l:| |::::|三r=ミ三三三三三三三/三ﾆ/三ヽ
　　　 　 ,:.:.:.{:.:.:.:.:.:.／　　　　 Y:/:.:./:j j::: !三〉 o }三三三三三三´三ﾆ/三三}　　　　　　　　　　　　さて・・・・彼女が帰ってくるまで基礎鍛錬をしておくかお。
..　　　　,:.:.:.:|:.:.:.:.:./　　　 ／￣｀Y:.{:::| |:::_|三} 　/￣￣｀ヽ､三三三三/三三/
　 　 　 ;:.:.:.:.＼:.:..{　　 ／:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼_r':.∧三　{　　　　 　 ∨三三三三三/
　　 　 ∧:.:.:.:.:.:＼＼_/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/:.:/三､三､＼　　 　 　 }三三三三　/
　　 　 {::::｀ー-- ｀== Ⅵ:.:.:.:.:.:.:.:.:／:.:.:.{三三＼ﾆ､ ＼ 　 　 ﾉ}三三三 ／
　　　　|＼:::::::::::::::::::::::::∨:.:.:.:.:.:./:.rイ}:.:ﾏ三三三 ＼　｀ー '　 ヽ三 ／
　　　　|:.:.:.｀:.ー――― ＼:.:.:.:.:.:.:|　 ﾏ:.:.}三三三三三≧===イ=イ
　　　　|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼:.:.:.:.ﾏ　ﾑ´三三三三三三三／:.:.:/
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後は彼女が帰ってくるまでに、最低限の運動をこなしておく。

こうすることで肉体の回復と筋肉の衰えを軽減させるのだ。

早く回復させなければ、彼女に負担を強い続けることになる。

運命共同体とはいえ、まだまだ子供の彼女に無理はさせられない。

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　　　　　　　　　ｒﾆ二ﾆヽ
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　　　　　　　　　/ ..:::.. ﾞ､　　　　　　　/ . ｉ　　 ﾟ｡ﾟ｡
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　　　　　　　　　　　　　 　,. ‐'"　　　　／　　　:::l　　　 :::::o 　 　.,:　　 　 l　／: : : : : : : : : : : : : ｀ヽ　　　　　　　　　　　　　泉君・・・？　これは？
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　　　　　.l::::i. |:V::l 　 　 　 '　　　　 ．,':::i: |ﾉ:V、　丶、　　　　　　　　　　　いやー、実はですね？
　　 　 　 ∨　!':|:::l､ 　 　 ｰ' -' 　 　 ,!:::::ﾘ:::: :! ＼　　 ＼
　　　 　 　 　 }!|: ::::l|`:::....,,_　　.,､.-:'ﾞi:::: /:::::::|__　_ヽ.　　 ＼　　 　 　 　 　 今日は依頼取れまして、その中に薬剤師の手伝いっていう依頼があったんですよ。
　　　　　　　 i: |: : ::|-‐'"lﾉ ￣ L/ヽi:: :/,.-''" ,ｨ7{{ { ﾞ　　　 〉
　 　 　 　 　 !: ;!: : :|　　 |ｰ―-/　/: :./　　.:　 | ll ll i.　　／　　　　　　　　 それの報酬がですね・・・「お金研究費でなくなったからこれで勘弁してくれ」って
　　　　　 　 l.:/.!: : :|ﾍ　 |　　 /　ｲ: :./　 .:　 　 ! ll ll rf'"
　　　　　　／　 i: : :|ﾏﾍ｜　/／ｲ: :/　 .:　　　 ヾ＞ '゛　　　　　　　　　　　いくつかのポーション押し付けられまして
　 　 　 　 l.　　　i: :.|＼ﾏ|　/／ｲ: /　 .:　　　　 /





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　　　　　　　　　　　__　 |　 　（__人__）　　 　　　| 　　　　__
　　　　　　　　　　　| |= ＼　　｀ ⌒´　 　 ＿／＝＝＝=| |
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　　　　　　　　 ／￣ｰユ¨‐‐- ､_　　　　　l　!＿_ノ　　／| |　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　それを売ればいいのでは・・・・・
　 　　　　　 ／　　　　　｀ ヽ__　 `-　　　{し|　　　 .／.　 | |
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　　　　ノ　　　　　　　　　　　　　　 ヽ__　 ｀ヽ.／. 　／　 |_|
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　　　 : : : : : : : : : /　　∨: : : :|　　　∨ 、: : : :V∨
　 　 :,ィ: : : : : : : .',ニ辷ﾍ:ﾄ : ∧ 行云气ﾄ.: : : :|: |
　　　　!: :| : : : : 圦　r'ﾊ　　ヽ　| じ::::り !|:ヽ: : :|: ﾊ
　　　　! ∧: : : :∧ V:::り　　　ヽ! 辷以　|: : ヽ.:|ヽ:|
　　 　 |'　 '.: : : |:∧ ゞ"　 　 　 　 　 . ・┴､ ∧|＼|　　　　　　　　　　てなわけで、ＭＰ用のポーションを多めに貰ってきたんですよね～
　　　　　　 ヽ : |、.:}　　 　 ｰf ´ ヽ　 ｀7_´　ヽ': :|
　 　 　 　 　 |ヽト､: ｀＞―.- ､=='ィ二r' _　　 } : !　　　　　　　　　　　流石にＭＰポーションは高いので、３個しか貰えませんでしたけど
　 　 　 　 　 |: : : : ﾌ ⌒ ヽ､: : ヽ.　ﾌ⊂ ,　　/: : |
　 　 　 　 　 l : : /　　 　 　 ＼: :∨ 　 {　　 V}: :|　　　　　　　　 　 　 あ、１個は売って資金にしたんで、２個だけになりますが
　 　 　 　 　 |: :/　　　　　　　∧: |￣ ヽﾍ　　V: |
　 　 　 　 　 |:/　　　　　　　 }　}:/　　 　 |　　|: :|

　　　　　　　　 （ ヽ　 ,､,､
　　　　　　　　　 ヽ 'く i　|
　　　　　　　　　　 (　 '　ﾊ
　　　　　　　　　 ,r‐'――'‐,
　　　　　　　　　 ヽ三三三|
_,.　--　､　　　　　,F三ｲ三{
--―‐--､ヽ 　 　 {　//　　 }
　　　　　　ヽ'　　　{//_,.　- ‐'‐― - ,.ｯ
　　　 ,. - ‐'　￣ ｀'　' ／ヽ. . ー. .＜
,.　＜. . . . . . . . . . . . . . . . '. . . . . . . . ＼
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./. . . . . . . . . . .,ｨ. . . . . . . .ト,. . . . . . .＼,､. .ヽ
. . . . . . . . . /. .ハ. . . . . . . ! ∧. .ヽ. . . . .ヽ｀ ﾍ
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, . /. . . . .ｲ . ﾍ 　ヽ.i. . . ｲv,　,ﾑﾍ. .i. . . . ', ､.ヽ
. . ' . . . . /|. /　＼ 'ﾘ. . .' ｲ!ｨ彡" ',. ト. . .ﾊ　 ｀ﾍ
{. '. . . . ./ ﾚ'　　　 ｀ﾍ. ﾘ　三三三j'､}.ヽ. . ﾄ､
. ,'. . . .ｲ三三三三,　i./　　　　　 ･ﾄ.'. . ﾍ.ﾘ..ﾍ　　　　　　　　　　　　　　とゆーわけで！　このポーションをやる夫さんにふぉーゆー！！
ﾄｲ. . ..∧　　 ,ｨ彡"　 '　　 　 , 　 __ヽ ヽ,. '. .､.ﾊ
,r|. . .∧.ﾍ,ｨ≦"　　ｨｰ-‐'ｰﾏ´　':.:.._ﾆﾐ　',. . .ﾊ. ',　　　　　　　　　　　　　ぐいっと行ってくんなぁ！！
､ﾍ. /. ..ゝﾍ"　　　/ 　 　 　 }　弋/:.:..ﾉ,-v'.ノ　}.}
. ﾍ.A. . . . ＼　 　 '､　　 ,. ＜ｲ'ﾄ､ｰ､_ノ　 ｀ヽ　ﾘ
. .Y. . |ヽ. . . .＞､-‐ ´＜　 ﾉ∨　ヽ{_,. -‐-v'
. ..|. . .|. .>､. . . . . ＞､三ﾐ≧=ﾑ||　{三三三7
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　 .'.,　　　　　　 　｀.┬‐ ´　 ｀ ┬ ´ 　 　 .,'　　　　　　　　　　　　　　しっかし、ポーションって色があかんなぁ・・・・
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　　 　 ゝ、　　　　　　　　　　　　　　 ／　　　　　　　　　　　　　　　　なんだろうねこの、ヘドロのような色
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　　 　 !: :,': : ;.ｲ: : : : /　　　j/　l : : /;.' 　 ｌ:ﾊ: : : :!: : |: : ﾍ
　　 　 l: ; : /: l: : : :オ＝=='ﾞｪ　ｌ.: ://　____!'　!: : :l: : :.!: : :.i
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　　　　 ｌ: |::::`|': :.l:::|　　　　 　 　 　 '　　 ｀･!::ﾊ! l: :/　　 ヾ　　　　　　　　　　　　　　　　ポーションが青かったり赤かったり澄んでたりするのは
.　　　　 !:|:::::::|: : :ｌ::ﾄ､　　　　ヽｰ'‐r　　 　 ﾉ::!:.|　!/
　　　 　 !|: :::::|: : :.!:|:::l｀:_;　､ _ ｀´,,.. . -:ｧ'": :l:!:|　′　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ゲームやアニメ漫画の世界だけなんやなって・・・
　　　 　 |!.:::::::!: : :.l:|/´jノ　　　/｀ヾ::::i:/:: : :.;!:l:!
　　　 　 !:::::::::|: : : :!l. / 　 　 　 >'゛ >': : : : /: :l!
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―【マジックポーション】　基本値段：銀貨15枚

―飲用するだけで消費した魔力を急速に回復できる上位ポーション

―最上位の物ではないので魔法使用回数は回復しない

―味は泥水を飲んだ方がマシなレベルだが、効果はちゃんと高い。

―お値段も高い

　　　　　　　　　ｒﾆ二ﾆヽ
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―【ヒーリングポーション】　基本値段：銀貨5枚

―飲む事で肉体を活性化させ生命力を大きく回復させる魔法薬

―見た目の赤黒い色とえずくようなまずさと引き換えに、肉体を大きく回復してくれる

―此方は飲用ポーションのため、重体や四肢欠損には効果がない。

―それでも最低1個は常備しておくべき一品である。

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　　 　 ゝ、　　　　　　　　　　　　　　 ／
　　　　|￣￣￣￣l　　　　　.-┬'''"´|　　　　　　　　　　　　　　　　　　泉君の好意を無駄にするわけには・・・！　おじさんいっき行きます！！
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　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 { :/　 |: /: /{ ,.):::::}　‘,.: :.| ,乂c抖弌l V:| : : :lﾊ:.:∧/
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 |/ :,': , ｀ "´ ,　 　 ヽ ヾ=:斗/ i|: : |: : : l: :∧ : }
　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 / /:./{　 　 　 　 　 　 ｀¨"´・/: : :ﾊ : /l : :/ヾ:＼　　　　　　　　　　　ふっ・・・やる夫さんも私の様にポーションの味で
　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 /: :{!/　ゝ..　　 ゝ::ﾌ　　　 　 ,/: : :∧:∨:| :/{　　｀ヾ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,ﾊ : / 　 }: : l:｀ヽ　 　 　 ,...イ/: : : : :∧: :.|/: {　　　　　　　　　　　　　　悶える日が来てしまったか・・・同志よ・・・・！！
　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 /　|: :| 　 ,.: : :|/ ｘr｀￣{　 　 /: : : : :/: ∧: :.|: ::.＼
　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 '　　|: :|　/:.: :.://{ 　/ '´　　 /: : : : :∧ : : | : | : ∧ ヾ
　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ´　 　 |: :|,/: : ,. ｲ∧∨　 -=彡'/:.: : :./　∨: | : | : : ∧
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ∨..:: :/{ ｉ∧∨　 　 　//.:. : :./,ｘ≦∨| : | : : : ∧
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銀貨10枚あれば、ひと月は余裕で暮らせます。



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　　 ／　 j '⌒t. |　　　　＼
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　　　　　　　　　　　　　　ぱたりこ




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　　　　　　　　　 /　　　 三｛{　}｝　 　 　 ￣　　 u
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　　　　　　　　./: ／　i : : : : : /://///∧: : | ////////}＼:|: :ﾘ : : : : :∧　　　　　　　　　　　　　　　　　　やる夫さんだいーーーーーん！！
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―魔力がとても大きく回復！！

―それに伴い、魔力枯渇症が軽減された

―吐くのは意地でも我慢した

―さぁ、2本目逝こうか？

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　　　　　　　　　 V∧:. |:.:l¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨⌒¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨|:.:|:.:.:|＼:.V　　　　　　　　　　　　　　　　うーん、普通のポーションよりまずそう・・・てか異臭が激しいわぁ・・・・
　　　　　　　　　　　　V:.人　　　　　Ｙ⌒¨¨Ｙ　　│| |　|:∧ ﾉ_ノV
　　　　　　 　 　 　 　 |:.:.:.:.Υ￣）　　ゝ __.ノ　　　　ｕイ|:.:.:.:|:.:.:.:┃　　　　　　　　　　　　　　　　今口直しにお水持ってきますね？
　　　　　　 　 　 　 　 |:.:.:.:.:.|　〔:.:.:.:≧=======≦＼: リ:.:.:.:|:.:.:.:┃
　　　　　　 　 　 　 　 |:.:.:. ／￣￣)}　　　 　 　 /:::::::Ｙ:.:.:.:.∧:.:.:┃
　　　　　　 　 　 　 　 |:.:.:.:|　 ￣￣)⌒l ________/::::::::: |:.:.: /:.:.:.:.:.┃
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　　　　　　 　 　 |　　 三三三二＝　　　――〈　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　誰ですかたけるちゃん＜こなた
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　　　　　　　　　 , -'"　　　　　　　　　　::::::::::::::ヽ
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　　　　 l. 　 ﾞ　'ililili` ‐ ' "ililiヽ　　　　　　 　::::::::::::::::::::::::::::i
　　 　　 i.　　ヽilililililililililililililil}}　　　　　 　::::::::::::::::::::::::::::/
　　　　　 ヽ　 　ヽilililililililililili/　　　　　　:::::::::::::::::::::::::／
　　　　　　　ヽ　　｀　￣　｀ ′　　　::::::::::::::::::_,,.　‐''"　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　これは・・・・戦闘中に飲むもんじゃあないね！！！（くわわっ
　　　　.　　　　｀`　._ ー　　　...........:::::::::::-‐ﾊ ｀ヽ
　　　　.　　　　, イ , ｒ -　ｔ　　: : : :ー: ´:.:.:.:.:! / |
　　　　　 　 ／　_＿　..:/ｲ　　　　　　　　　／　 |
　　　　　　/_／　/⌒)/:.:.l　　　　 　 　 __/:　 　 L___,､_＿
　　　　　　　,..＜ｲ⌒/:.:.:.:l　　　　　　 / :/:|　　/ー:、　　　￣￣
　　　　., ＜ ＞イ　:/:.:.:.:.:.l:_＿　　　 / :/ .:i　 /　　/￣｀ヽ、
　　＜::＞"´　　.,.:/_　:.:.:.:.l　　 ヽ .:./ :/ .:/| :/　　/:.:.:. . .　 ｀ ー
　　"´　　　　 .:/　　!＼ :.:.ｌ 　　 ／ ／／ :|/　　/:.:.:. . . . .
　　　　　 　 ..:/　　 :!:.:.:!＼ヽ ／ ／／　/
　　　　　　 .:/　　　 !／!__　:/:／／　　/

　　　　　　　　　　 ,　 -　──　 、
　　　　 　 　 　 ／　　　　　　　 　＼
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　　　　　 　 /ノ　　　　　　　 　　し 　 |
　　 　 　 　 |　　　　　　（ー‐）　 　 　 |
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　　 　 　 　 |〃　　　　　　,　　　　　 /　　　　　　　　　 　 　 　 　 ただ、確かに効果は高い薬だお。
　　　　　　, ﾍ 　 （_ノ｀ー'　　　 　 ／
.　　　　,／ 　　＞-ﾍ-ー― 　 ＜＿　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 あれだけあった疲労感や虚脱感がかなり回復してくれたからね。
　　,.. '´　　 ／ｰ:::'７. 　|o 　　,／::::／￣＼
r'"　　 　 ィ 　　 /│ 　| 　　/:::::／　 〃⌒ヽ、　　　　　　　　　　　もう一本飲めば、こりゃ一月所か１～２週間で治りそうだお。
|　　　 ／ |　　 /　.|　　|o　/:::::/　　/　　　　　＼
ゝ--＜!　 l　　/:::::::￣￣￣:::::/　　 l　　　　 　　　ヽ
　　　　ヽ__>-/::::::::::::::::::::::::::::::|　　　|　　　 　　　　 ﾉ







　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ,..r≦:.:.:.￣:｀ヽ
　　 　 　 　 　 　 　 　 ､ ＿＿　　　　　　 /´￣ 　 ｀ヾ:.:.:.}
　 　 　 　 　 　 　 　 　 ＼:.:.:.:.:.｀:.≧ｘ、 ,r:ﾍ:.._　　 　 ）:./
　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ＼:.:.:.:.:.:.:.:.:.｀/:.:.:.:.:.:ヾ…≠.:/
　　　　　　　　　　　　　-‐=:.:＼:. : : : :/.......:.:.:.:.....: : : : ≧ｘ、
　　　　　　　　　　　　　／｀　 　 　 /,.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..... 　 　 ＼
　　　　　　　　　　　 ／:............　..:.://|:.:.:.:.:.:.∧:.:.',:.:.:.:.:.:.:.:...　　＼
　　　　　　　　　　／.:.:.:.:.:.:/:.:.:-‐,:'‐ |:.:.:.:.:.:.{　V:.:'=x､.:.＼:.:.:..........
　　　　　　　　　　 :.:.:.:.:.:.:/:.:.:.:.::/.___ |:.ﾊ :.:.:{　 V:ﾊ:.:ヾ:.:.:.ヾ:.:.:.:.:.:.:.:
　　　　　　　　　　:.:.:.:.:,r/li.:.:.:.:/斧iT.|:[乂:.:.{r=ミ:.､ﾟ｡:.:∨:.:.:.‘，:.:.:.:.:.:}
　　　　　　　　　　￣ｿ:/:.:l.:.:.:/ {ﾞんﾊﾘ ∨:.:.{ {!仏ｨ＼:.:.}!:.:.:.ﾊ:＼:.:.:.:.}
　　　　　　　　　　..,:' ハ.:.|.:./　 V:::っ'　 ヾ:.:! {::::::::うﾄﾐy:.:.:.:|∧:.:.:.:.:.:,
　 　 　 　 　 　 　 　 　 Ⅶ/:.:} . .ヾ='　　　 ＼∨:::っ} l:.＼:.:|.:.:.:.:.:.:.,.'
　　　　　　　　　　　 　 　 ' ヾ '''''　　　　 　 　 ゝ_:ノ　l:.::∧:|:.:.:.:.:.:/　　　　　　　　　　 　 　 おぉ、そりゃ朗報ですね！！
　　　　　　　　　　　　　　　　 ゝ..　　 r::::::::...､　 ''''' ・ l:.:.}!ﾉ:|!.:.:.:./
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ∨:.:.=‐-.......__'＿　 ,.:r/:.:.}:.:.:|:.:.:.:{　　　　　　　　　　　　　 　 私も運よくいい依頼受けれたらっきーでした！！
　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ∨:.:∧ ﾊ爪,r}　,rｲ:/.:.:.,.:.:.:.:.:.:.:∧
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ∨.:.∧ilｉr＝v/:.:./:.:.:/_ヾ.:.:.:.:.:.:∧　　　　　　　　　　　　　 ほんとは3本とも用意したかったんですが、生活費考えて
　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ∨:.:∧{　 /i{:.:/,vﾍ´=i∧:.:.:.:.:.:.∧
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ∨:.:∧!/ri{:/ -‐┴ ､｀i} :.:.:.:.:.:.:∧　　　　　　　　　　　　10銀貨で売っちゃいました。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 /ヾﾐヽ,r彡{i　　 　 　 ｉ}:.:.:.:.:.:.:.:.:∧
　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 /／ /∧　/　　　　　 /!:.:.:.:.:.ﾟ｡:.:.:.∧
　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ／,zｲ{　/r/　　　　　 / {:.:.:.:.:.:.:.∨:.:.∧
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　　　　　 _,.-‐─::─::‐-..､_/:｀ヽ-─┴--..､__
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　　　　　|:.:.:.::/::|::.:;|;ﾊ ≡≡ `　 ヽ|　≡≡ ∨:.:|､:::.:.ﾍl、
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　　　　　 |:/　　ヽ､:|:::ｊ　　 　 ゝ‐'ｰ'l　 　 　 ,|::::::ｉ:::.:.:ｉ:|　　　　　　　　　　　　　　　　　　　モンスター討伐してもらえる報酬が
　　　　　 ´　　　 |.:::::::ヽ、 　 ´ｰ-‐'　　　 イ:|::::::|::::.:.:|ｊ
　　　　　 　l´|　　|.:.::::|::ｉ:::｀＞‐-　-‐＜´::::|::|.::::|:|:::.:.:|　　　　　　　　　　　　　　　　　　　1日で頑張って１～３銀貨な私達にとっては大金ですよね
　　　　　　 | .|　　|ｉ.::::|::|ィ´　 {::,ｊ 　 {::::〉　＼|:::::|::|::.:.:.|
　　　　 ,-ﾍ' .(´|､ ||.::::|:| 　 　 |-‐‐-､./　　　|:::.:|:::|:::.:.:|
　　　 r'ヽ｀> .〉　}ｊ::|.::::||. 　 　 |　 　 / 　 　 ,|:.:.:|ﾍ:|:::. :|
　　　 ｀ゝ'´ '´ ,ｨ' {::|.:::|＼.　　 | 　 /　　 ／,.|:.:.:ｊ　ﾊ:::..:|
　　　　{二二二}./"|.:::|＼＼　 |　/　 ／／ｊ:|:.:/　 λ::.:|
　　　　{二二二}:　 ヽ::|{　＼＼|./ ／／ 　 }|:/　/　 |:.:.|


―この世界の貨幣価値

賎貨　銅貨　銀貨　金貨　大金貨

賎貨100枚で銅貨1枚

銅貨100枚で銀貨1枚

銀貨100枚で金貨1枚

金貨100枚で大金貨1枚

賎貨1枚＝大体日本円で1円

銅貨1枚＝大体日本円で100円

銀貨1枚＝大体日本円で1万円

金貨1枚＝大体日本円で100万円

大金貨1枚銅貨1枚＝大体日本円で1億円



賎貨とは？　粗雑な金属で出来た歪な貨幣　最低限の価値しかない

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　　　　　　　　　　　|/　Ｖ∧ : lヽVツ＼j 　 Ｖ,ツ| : ＼〉: :|　　　　　　　　　　　　　　　この辺分かりやすくて何よりですよね～。
　　　　　　　　　　　{l　　 |: :l: :|人 　 　 ｔ.　´)　‘|: : : : : : |
　　　　　　　　(　＼＿(│＼: :|: : :≧=- ｧ 　 .ｲ/: /: : : : :|　　　　　　　　　　　　　　　大金貨とか1回で良いから見てみたいかもしれにゅ
　 　 　 　 　 　 ￣( ヽ　 廴　ヽ: : :/:.:.:.:/＼/: /: /⌒＼: :|
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　　 　 |:.:.:|:.:.:.:.:.|＼　　 　 (_ﾉ　　 　 　 ・/:.:.:.:.|:.:./　　　　　＿＿　　　　　　　　　　　　　　　　にしても・・・異世界でも金銀銅が貨幣なんですねぇ・・・
　　 　 |:.:.:.|:.:.:.:. |:.:: ＞､　　　　　　 _　イ:.:.:. :. |:./　 _ -t_￣＿＿_ノ
　　 　 |:.:.:.:|:.:.:.:.:|r'￣|　 ｀　 7≦ ´:.:.:.: l:.:.:.:.:.:.:|　 __l　ヽ _ｊ⌒,　　　　　　　　　　　　　　　　　　キャップとか貝とか言わないけど、たまには変わったものも見たいですよね
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　　　 j:>､'´l:.:.:.:.:.l: :l　　 ＿　　j: : : : :.ヽl:.:.:.:.:.:.j人ゞ＼　＿_ノ
　　／ﾍ＼ヽl:.:.:.:.:.l: :「￣　 ￣7: : : : : : : l:.:.:.:./ﾍ、＼　｀ヾ　)
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　　　　　(__人__)　 　 　｡s≦ /ﾏﾑ :}
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.　　　　　≧==ハ｡s≦-- ､.............ﾏ 〉　　　　　　　　　　　竹が貨幣とか塩が貨幣とかそういうのもあるかもしれんねぇ
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　　　　　 　 ,.......|　　　　　|....................}　　　　　　　　　　　貨幣にしやすいのかもしれんお。
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　　　 　 i　 ￣ __｝/:::::::::ｰ-､::ヽ!￣　　.／::::::＞:≦:::::::/::
　　　　　l　　´ .ク､::::/::::::::::::￣l`!　　f´≦´:::::::::::::::::::/:::::　　　　　　　　　　　　そういう有名所な金属聞いた事ないよね。
.　 　 　 _l　　　´ ノ:::i:::::::::::::::::::ﾊ !　 /:::::::::::::::::::::::::::/::::::::
　　　　 i::f 　 　 ﾄ､::::!:::::::::::::::::::::i l　,':::::::::::::::::::::::::::/::::::::::
　 　 r´i:::ゝ　　 f):j:::i::::::::::::::::::::::ﾍ∨::::::::::::::::::::::::､:i:::ヾ､:::
　 　 i::::ヽ:::`ー ´::i:::i::::::::::::::::::::::::::} !{::::::::::::::::::::::::::ヾ::::::::::





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　　　　　　　　　　　|: : /: : : : :|　 ＼}: : |　.ｲ 芹ﾄ : : : ト: :＼
　　　　　　　　　　　|: /|: : |: : :|芹竿|: : |　│)刈∧: : l): :「　　　　　　　　　　鉄はありますし、基本的な金属は全部あると思いますよ
　　　　　　　　　　　|/　Ｖ∧ : lヽVツ＼j 　 Ｖ,ツ| : ＼〉: :|
　　　　　　　　　　　{l　　 |: :l: :|人 　 　 ｔ.　´)　‘|: : : : : : |　　　　　　　　　　 あ、でも特殊な金属は調べてきましたよん♪
　　　　　　　　(　＼＿(│＼: :|: : :≧=- ｧ 　 .ｲ/: /: : : : :|
　 　 　 　 　 　 ￣( ヽ　 廴　ヽ: : :/:.:.:.:/＼/: /: /⌒＼: :|　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　おぉ、流石泉君だお＜やる夫
　　　 　 　 　 　 　 V　 　 |:.＼|: X:.:.:.:/　 /: /: /　 　 　 :|　　　　　　　 　 　 それほどでもありますな！！
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　　　　　 　 　 　 　 　 |:.ノ:.:.:./ 　 }＼:.:.／　{: 人　　　　　＼

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　　　　 　 .／: : : : : : : : : : ⌒＼ : : : ＜⌒
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　　 　 ∧: : : :│: : 芹 竿 |/　 ﾋ刈: : ∧: |
　　　　　 : : :（_|: :イ ﾋ刈　　　　 ‘从/　∨
　　　　 　 : : : :|/从　　 　 _,. - ｨ : : |　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　この世界で有名所な金属はこんな所です。
　　　　　　|: : : :|: : |≧=-　r＜:_|: : /
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　　　　　　ト __ノ| 　 く　 　 |　 　 >___」
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【マシュマー鉱】
全体的に重厚な赤色の鉱石。
魔力を良く通すので魔法武具などに使用されることが多い。
脆くはないが、魔力を通すために表面に魔法文字を刻むことが多いので、そのせいで壊れることがある欠点がある。


【アヂルシャータ鉄】
鉄に【アヂル】と【シャータ】という物質が混ざりこんだ特殊鉄
それぞれが密接に混ざり合う奇跡的なバランスで計り知れない耐久度を持つ。
加工がとても難しいが、上手く加工できれば鉄装備が玩具に見えるほどの協力な武具を作ることが出来る。


【ドラゴンボーン】
正確には骨なので金属ではないが、地中に長く存在し圧縮され金属と化した鉱物
ただのドラゴン素材でも協力だが、此方は更に堅く重く、魔力を通すことで有名
基本的には国が所有し、王族や皇族が身に着ける事が多いが
稀に手に入ったこれを用いての武具やアクセサリーは伝説クラスの能力を持つ
僅かな鉱石だけで、大金貨が湯水のように消えていくとか　

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　　　　　　　　　　　　 ／-――-　　 　 -―＼
　　　　　　　　　　　 /　　 ＿,　　　　　　　＿　',
　　　 　 　 　 　 　 ,'　　弋ﾓ无　　　　　イtァ７ ',
　　　　　　　　　　 l 　 　｀¨¨´／　　　.＼ ¨¨´　 l
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　　　　　　　　　　　 ヽ、　＿＿　　　　　　　 ／
　　　　 　 　 　 　 　 r''"´:::::::/´|　　　 _,,..-''´ヽ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　よーし、おじさん聞いたことがないぞー。
　　　　　　 　 　 　 __|::::::::::::/::::::ヽ、　　　|:::::::〈.、__
　　　　　 _,,..-‐''"´　 |＼.／,::::::::::::|　　　 |:::::／-ヽ、｀''-..,,_
　　　　　|ヽ　　　　　 |　 __　'.,::::::::::＼.　 .l／::::|　 ＜_　　　.|
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　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 |:.:.:.:..､ 　 |＼_／|　　 ./|:.:.:.:|　　　　　　　　　　　　　　　　比較的安価のマシュマー鉱ですら、金貨5枚かららしいので
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　　　　　　　　　　　　　' {: :|:/(l: :| ''''　 　､__,'__,　　 ''' ,.'´|V
　　　　　　 　 　 　 　 　 ∨!: :{l: :|＼　　　 　 　 　 , イ.:.:.|　　　　　　　　　　　　　　　　さて・・・・そろそろもう1本、逝きましょうか？
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　　　　　　　　　　　　　　 。.:.:{i: :| ,:ｘrｾ{ 、　｀¨!}ｧｘ:..|_: :.|ﾊ
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.　　／:.: : : : : :/ 　 ,x=＝､ヾ: l: != ､l: :l: l : :|　l!:ﾊ : : /　　　　　　　　　　　　　　　　　　おーっと、寝たふりはいかんですなぁ～～～
　　: : : :/ : : : ヾ, 　　　＼ 　ヽ!ﾘ___ヾ:.|: l : :|　ﾒ　l: :/ｘ‐､
　　: : :/ : : ::,'ﾆ {　　　　、＼ }ﾆヽ　 ヾ:.:lﾊ:.|, - ､r;７　　 l　　　　　　　　　　　　　　　　 さぁさぁ、おくちあーん！！
　　: :/: : : :..{二,{　　　　 ヽ　}ニﾆヽ　l: :|　/　,　' ´　 　　´〉
　　: :/: : : :..{二,{　　　 　 　 ヾニニヾl: :|./　 ﾞ　 　　　　 　 〉　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ひぇええええええ！？＜やる夫
　　: : : / : :/ﾆ〈､　　　　,　-‐ ヾニ, =,z､{　　　 　　　 　 　 〉
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　　 ヽ ￢─-ｰ" 　/　 |　l | 　 !.|.|｀ヽ 　 　 　 |:.:/| ｌ.::.:!.::.| .::/＼!∧ :.::.::./ __／∨　|.:::.::.:|.:| .::.::.::!
　　　 ゝ､_　 　　　_l　　 !　l i.　 | !.l　 ｀i、　　　|/　|:..::.ﾊ.::.l :,' 　 `ｰﾍ.::.:∧ 三三三 |.::|∨::.|.::.::.::.|
　　　　　　｀゛ｰ＜　　 ,ノ　,! } 　 !i |　 　ヽ_ _ 　 　 ﾘ∨ ﾍ.:ｌ小. 三三 ∨　　　　 　 ･|.::l.::.::. |^ヽl :|
　　　　　　　　　 ｀マ´ ／／　 ﾉﾉ,ﾉ 　 　 ＼ヽ＿_　　　　Ⅵハ　 　 　 '　　　 　 :::::::| :l.::.::.::|_ノ:l :|　　　　　　　　飲み切ったら、ＪＫがハグしてあげちゃうぞ～～～～～！！
　　　　　　　　　　　＼／　_／'イ　　　 　 　 ＼ ヽ￣￢_　ﾝｰﾍ:::::::　`ーー ’　　　│ｌ ::.::.:ﾊ.::.::V
　　　　　　　 　　 　 　 ｀ヾべ′　　　　　　　　　　　 　 ﾉ⌒　　　ヽ､ _　 　 　　 　 イ|:l.::.::.:,'.:.::.::.::|
　　　　　　　　　　　　 　　　　＼ ,..　　　　　　　　　　　　　　　　　 ﾍヽ＞ -‐ '´ん.::ﾘ:ｌ .:: /:l.::.::.::.:|
　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ￣￢ -- ＿＿_ ＿ 　 ＿　　 　 　 | l l＼　 ∧ ∨:l.::.:/::.:l.::.::.::.:|
　　　　　　　　　　　　　 　 　　　　　　　　　　　　 ｀ｰ-‐へ｀丶、　　　 V|ﾍ　ヽ＿}_ ∨.:/.::.::.l.::.::.::.:|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,ノハ　　　 　 　 V|ﾍ　 ∨　|/／ヽ :.::l.::.::.::.:|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／.::.l　　　　　 　 　 V|lﾍ　 ヽ j /// }ー-､.::.::.:|




―頑張ってやる夫君は飲み切りました

―その後ダウンしたので、ハグしてもらったのかはわかりませんでした

―翌日のこなたはちょっと機嫌が良さそうでした




―続く

　　 　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ＿＿__
　 　　 　 r‐=＝ミｘ　-‐…　‐＜///////|
　 　　 　 |/// ／　　　　　　 　 ＼/////}
　　 　 　 ∨У　　　l|　　 　 　 i 　 ＼///
　　　　 　 /　 　 |　l|　　 } l|　 |　} 　 ∨
　 　　　　 ′　 /'ト八　ノ 八,斗ハ　　,　ﾟ,
　 　 　 ノイ　 厶≠ミ ＼/ x≠ミ　ﾟ,　 |　 i
　 　　　　 | 　{{ ん:心.　 　 ん:心刈　 |　 |
　 　　 　 八　 | 乂_ツ　 　 乂_ツ　'　 八　、　　　　　　　　　　　この世界ミスリルとかそういうのはなさそうですね、かなしみ
　 　 　 　 ヽ 人　　　 r　､　　 　 ィ¨´|　}　八
　 　　　　 　 Yﾉ≧=‐--__-‐=≦ノj／}ノjノ　　　　　　　　　　　　短いですが今日の投下は以上になります、皆さん閲覧ありがとうございました。
　　　 　 　 　 　　/´ 弋乂丿　　＼´
　 　 　 　 　 　 く　/　　｡　　　　　 ヽ　　　　　　　　　　　　　　　少し涼んできますー
　　　　　　　　 / V　　 。　　　＼／＼_
.　　　　　　　 〈__/　 　 。　　　 　 ｀T ｰ'
　　　　 　 　 　 ｛　　　　　　　　　　ﾉ｀
　　　　　　　　　 ＼__　ヘ　＿_ . イ
　 　 　　　　　　　　　｀｢_}￣｢_}´