_r-､-‐=‐-　j[j[j
　　　　　ｧア´/ 　 　 　 　　　`く⌒司
　　 　 ./ /　∧　　　　　}＼　　 ヽ≦弋_　　　　皆さんお久しぶりです。
　　　 / /__/{/ ＼___ﾄ､__{-‐|　　　∨{￣
　　 ./ /==､ヾ 　 　 ´ ,ｨ==､L__＿_ ＼　　　　　　投下が出来ない日が続き申し訳ありません。
　 ,ｲi ,i{　|ﾐ| 　 　 　 　 |ﾐ|　}i|　/¨`Y　＼_
／ イ{ 　 Li　　　　　　 Li 　i} /,ｨ　ﾉ1､{￣
　　 圦⊂⊃　　　　　　⊂⊃i |ｰイ 《{　　　　　　今回は藍染サイド→現実サイドの描写に加え、
　　 　 ≧‐-　__---_　-‐≦/..|{≫≪}
　　　 ﾉﾐ{　r=7ヾy／≧y ノ___|{＞＜}　　　　　　余裕があれば『ある人物』に関してダイスを
　 　 　 　 弋[＿]つ ト､}　　　 {＞<ｿ
　　　　　　　ﾉ　　　厶ノﾄ､　　 {><ｿ　　　　　　　振っていこうと思います。
　　　　　　/`7:::i:::t:::i:::f:ヾ:ゝ}≧0≦{
　　　　　　｀ T.._f--f.._T ´　　 弋ゝ
　　　　　　 　|::¨|　..|::¨|　　　　　　　　　　　　　これでようやく280日目も終了かな……
　　　　　 　　 ｰ'　　 ｰ'




　　　　　　　　_r-､-‐=‐-　j[j[j
　　　　　ｧア´/ 　 　 　 　　　`く⌒司
　　 　 ./ /　∧　　　　　}＼　　 ヽ≦弋_
　　　 / /__/{/ ＼___ﾄ､__{-‐|　　　∨{￣
　　 ./ /==､ヾ 　 　 ´ ,ｨ==､L__＿_ ＼
　 ,ｲi ,i{　|ﾐ| 　 　 　 　 |ﾐ|　}i|　/¨`Y　＼_　　　　　それでは、これより本日の投下を開始します。
／ イ{ 　 Li　　　　　　 Li 　i} /,ｨ　ﾉ1､{￣
　　 圦⊂⊃　　　　　　⊂⊃i |ｰイ 《{　　　　　　　 皆さん、どうかよろしくお願いします。
　　 　 ≧‐-　 `_-_'　 -‐≦/..|{≫≪}
　　　 ﾉﾐ{　r=7ヾy／≧y ノ___|{＞＜}
　 　 　 　 弋[＿]つ ト､}　　　 {＞<ｿ
　　　　　　　ﾉ　　　厶ノﾄ､　　 {><ｿ
　　　　　　/`7:::i:::t:::i:::f:ヾ:ゝ}≧0≦{
　　　　　　｀ T.._f--f.._T ´　　 弋ゝ
　　　　　　 　|::¨|　..|::¨|
　　　　　 　　 ｰ'　　 ｰ'

　[ゲーム内：某所（藍染サイド）]

::!:::|'　　　　 ｌ:| !:l:!:::::::ﾄ､:::::::::ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::ヽ:::::ヽヽ
::|:::|=､－-､. l:! !|:::!:::::::l＿､:::::::::ヽ:::::::::::::ヽ::::::::ﾄ::!:::::::ｌ!:}）
:::!::|二二ミヽｌ| ﾘヽト､::::!二二ヽ:::::ヽ:::::ヽ::::ヽ:::|::}!:::::::{ﾘ
::::ﾄ｢ ゝ--ヘ. |/─‐||＼ト ゝ-- 'フヽ〉:::::!::ト{l:|!:::::::ﾉ!:!　　　　いくら現実世界との時間経過差があるとはいえ
ヽ:!　　　 －' |｢|￣｀|ﾄ､ ー‐　　　 ノ |ﾍ::j:ﾄ /ﾘ:::::::j ｊﾉ
└ヽ───┘!　　└─────┘ｊｲﾉ/ :::::i::::{　　　　　　ここまで進展が見えないとはな……
　　　　　　　　|　　　　 　 　 　 　 　 　 ﾘ´｢|!::::l}:ﾉ`
ハ　　　　　 　|　　　　　 　 　 　 　 　 /　 !| ヽ:ﾄし
ヽﾊ　　　　　　ゝ::::ｒ '　　　　 　 　 　 / 　 ｊ:| 　 ヽ、　　　　　　そろそろ潮時か？
_／ﾊ 　　､＿ _ __ ＿　　 ＿, 　 　 , '　　 ,'::|　　　ｌ｀丶、
　/::::ﾄ､　　 ｀ ー─一 ￣´　 　 ／:::: 　〃:::|　　　 ｌ
　!:::: |　ヽ 　 ` ー── '´ 　 ／:::::::　 //::::::|　　　　ｌ
_/:::::::|　　ヽ　　　　　　 　 ／::::::::::::　//:::::::::|　　　　 ｌ

　※前スレ>>3611にて『何かが起こるまでは様子見』を引いたため
　 　【1D10:7】=10でない限りスキップします

　[300日になっても現実サイドから干渉が無い場合確定で行動します


《ちなみに藍染のゲーム内Lv》　【1D10:6】

１：90前後
２：90前後
３：90前後
４：90前後
５：100前後
６：100前後
７：100前後
８：110前後
９：110前後

１０：宇宙の法則が乱れる]

　　　　　　　　　　　　　〈:.::::::　ミ￣〝ヽヽ| ::::::::j::l_//＞ ´/'": : : : :: : :.｝
　　　　　　　　　　　　　〉::::::::::三ﾐ 　　　　|　　　//／／イノｲ : ::: :: : :.j
　　　　　　　 　 　　　　∨:::::: 彡　　　　 　Y:.:.:.//　　′　　　　 彡:::::::〈　　　　『第三段階』は攻略済みで、レベルもそこそこは
　　　　　　　　　　　　　〈:.::／ 　..,,__　　　　∨:.:!{ 　　　　　　　　ミ::::::::::.j
　　　　　　　　　　　　　　いY-'"＿"'- ､ 　ﾍ　人　　　　　__,,　 ﾐ:.∨::从　　　　あるとはいえ攻略組に混ざれるほどではないな。
　　　　　　　　 　 　　　　|:: ｉ´　弋ﾃヾ==' 　 丶 ﾍ　_,.．-'''"　"'.ハﾊ
　　　　　　　　 　 　　　　|:: { 　　￣　''　　　　　　ヽ:.代テフ）ヽ./´!乂__＿___
　　　　　　　 　 　　　　　i:: ∧　　　　　　　'　　　　ﾘ　　　:.:./.:.:.|!　￣￣〉〉　　　　このまま何もせず黙っておけば一先ず
　　 　 　 　 　 　__＿＿　从ゝ　 　　　　　il　　　　　　　 .:.:/:.／ ﾘ　　　//
　　　　　　 　 　| |　 　　:::|::.ヽ　　　　　　 il　　　　　 　 .:.ｲイ　　　 　 //　　　　　消されはしない。
　　 　 　 　 　　| |　　　|:::::::|　 :.　　　　　　　　 　　 　 ／|':::::|　　 　//
　　　　　　　　　| |　　 lﾊ;;;;|　　::.､　　_,,. ---- ､　　／.:　||::::,　 　 //　　　　　　　だが、何か嫌な予感が――
　　　　　　　__　| |　.: ハ　||＼　 :.丶　　　--- 　 ／.:　　||ﾊ:::｢　//
_ ．-　　¨　　　 | |: : ハ　 :||.:.:.＼ :.:.＼　　　　 ／ 　 .: 　 ||;ﾉ　//￣｀ヾヽ￣　¨　－
　　　　　　　　　| |: :ハ : . ||.:.:.　　ｭ､:.: 　￣￣　　　　.: 　 ||　//　　　　 ヾヽ


…━…━…━…━…━…━…━…━…┓
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ┗…━…━…━…━…━…━…━…━…━

　10月19日　『Unlimited Code Online』運営本部　　VR社メインサーバー室　　--現実世界：14日経過--

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　 　 　 ∨/　　　　 　 　 　 　 　 　 |{ 「|￣||叮|￣l, |[]|￣|￣|￣|　l|百「|朋|￣| |[]|￣|￣|￣|　「|￣||叮|￣|
　　　　　∨/　　　　　　　　　　　　 |{ j |　 ||昨|　冂|ｏ|　 |Ξ|旦|　l|日l |朋|　 | |ｏ|　 |Ξ|┌┐|:|　 ||昨|　冂

　　　　　　　　　　ｨ. .￣. .ヽ
　　　　　　　　　/　ノレ. . . .，
　　　　 　 　 　 |ﾞﾞﾞ　　ﾞ. . .-┤
　　　　　　　 　 ，ヲ　　ﾞ´ 爪　　　　　　デスゲーム開始から2週間で報告出来る進展なし。
　　　　　　　　　L　　　　　l　，
　　　　　　　　　｀―　　　/／八　　　　　マスコミからの突き上げもかなり厳しくなってきたな……
　　　　　　　　　　ヽ＿／ ／ニム
　　　　　　　　　　 ノニ/7ニ／ニ ＼
　　　　　　　　 ／ニ/ニ/／ニニニ｜　　　だが、暗号を解読すれば何らかの進展が掴めるはず。
　　　　　　　　’ニVニV´ニニニニﾆ
　　　　　　　ｲﾆニ’ニ/ニニニニニ |　　　　あともう少し踏ん張ってくれ。
　　　　 　 /ﾆﾆﾆ/ ／ニニニニxﾆﾆ、
　　　 　 ./全ﾆﾆﾚ´ﾆﾆﾆﾆﾆ ／ﾆﾆン
　　　　イ八ﾆﾆﾆ｝ﾆﾆﾆィ川ﾆﾆﾆ/




　　　　　　　　 ＿＿
　　　　 　 . : : : : : : : : : .｀
　　 　 ／: :/: : : /: : : . i: : : . ＼
　　　/ ／/: : : /.:: : : : :|: : : : : . ヽ
　　 /:/.::/: : : /.:: : : : : :| l: : : l: : : .'，
　　 }/.::/: : : /.:. : : : : :/|_|i: :/|:! : : :}
　　　|:/: : /｀|.: : : : : :/,_jハ'　|ﾊ : :/　　　　もうあと少しなんですがどうも最後が
　　　ｲ:／:＼|.: : : : : :∨ﾘヽ　_jzL/
　　　 ヽ/: |: 乂 : : : : /"　 　 Vｿ!|　　　　　上手く噛み合わない！
　　　　 ﾉ从: : 〈三三〉　　　　"川
　　　 ／ 　 ヽ/　＼＼　(_ｱ　ｲ三〉
　　 //　／／ﾆﾆﾆ‐＼　＜　 |: :｜　　　　ここさえ越えられれば……
　　 | し ／ ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ‐＼: :｀ヽ: : |
　　 |_／ﾆ／ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ－∧: : : ',｜
　　 | ﾆ／ﾆニ／ﾆ／三三∧ : : | |


《暗号解読：進捗》　【1D10:7】

１：慎重に詰めていく(解読度+1)
２：慎重に詰めていく(解読度+1)
３：慎重に詰めていく(解読度+1)
４：慎重に詰めていく(解読度+1)
５：慎重に詰めていく(解読度+1)
６：慎重に詰めていく(解読度+1)
７：あともう少し！(解読度+2)
８：あともう少し！(解読度+2)
９：あともう少し！(解読度+2)

１０：宇宙の法則が乱れる

　[現在の解読度：8/10　10になるとイベント発生]

　※1～6の場合、300日は藍染が先に動きます

　[現在の解読度：10/10]

　　　　　　　　　　　　 　 　 ／⌒＼
　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 └⌒ ]: : 〉
　　　　　　　　　　　　 -‐━≠＜／___
　　　　　　　　　／: : : ／: : : : : : : : : : :＼＿＿
.　　　　　　 　 /: :/⌒}} : ／: :/ | : : : : : : : :＜
　　　　　　　 /: : {___ノ厂)Λ⌒ |: : : : :|: : |:＼＼
.　　　　　　 / : : : ::/: :Ｙ⌒㏍ｋ｜ : Λ|⌒ヽ: : r⌒
　　　　　　/ : : : ::/: : : :| ､_Vツ |／ ｣㏍k : : : :|　　　　　これでようやく解読終了ですね。
.　　　　　/ : / : : |: |: :八　　　　 　.:: Ｖｿ 》: : :ﾉ
　　　　　⌒7 : : : |: | : : : ヽ　　 　 ＇ 　 j{: : : :＼_　　　　10桁の数字になるみたいです。
　　　　　 ノｖイ: :人: : : : : ﾉ 　 　 _　　　八Λ|⌒
　　　　　　　 ´⌒Ｖ￣￣￣〕　　　　　ィ{ : ::|:|
　　　 　 　 　 　 人＿＿／　 ＞≦{__::＼:ノﾉ
　　　 　 ,，-‐━＜⌒ :|:: ::|＿　⌒＼＼￣￣〕
　　　 　 ::::::::::::::::::: ／八: :乂　＼/ /＼|:￣i::::＼




　　 　 　 　 　 　 　 　 ////////////////////,ヽ
　　　　　　　　　　　　//////////////////////ﾊ
　　　　　　　　　　　 //////ﾊ///////ヘ'///////,l
　　　　　　 　 　 　 ///////-ヽ/////-―＼/////,!　　　　ただ、これを入力してどうなるかまでは
　　　　　　 　 　 ／'　l////､弋ｯ〉/,〈　'"弋ッ'!//ﾊ/!
　　　　　　 　 　 　 　 Vl/八　　'´j　｀　　 　 .从/.ﾊ'l　　　　分からないのが難点ですね。
　　　　　　　　　　　 　 V从.ゝ 　 ヽ　　　　　'ｿ,.ｲハ{
　　　　　　　　　　　　 　 　 ｿ､　　,　 　 、 u //,ｿ
　 　 　 　 　 　 　 　 　 ｒ―-.}へ　　 　 　 ／!//―､　　　　藍染が敵でないとしても、GMとは別に
　　　　　　　　　　　　　l.ｌ.!l　'　ヾ!.　､　.イ　 _!/　l　|
　　　　　　　　 　 　 　 l.l .!l　　 /￣ヽｒ:'"￣　|　 l　|　　　　落とし穴がある可能性も否めませんし。
　　 　 　 　 　 　 　 　 l.l　ｌl　 ./　 ./::::l 　 　 .l　/　|
　　　　　　　 　 　 ＿-!l＿V､/'.,　/!::::::!　 .／l./＼.ト＿

　　　　　 　 　 ／ //＼　　 　 ,. . :--|/!＿ 　 　 ∧
　　　　　　　 /　 /////＼,..イ : : : : : : ∨∧　lj　{∧
　　 　 　 　 / 　// ＼/／ : : : : : : : : : : ∨ {　　　 }ﾑ:､
. 　 　 　 　/ 　// 　 ／: : : : : : : : |: :|:､: : ∨ ､ 　 ﾉ　|: ::.
　　　　　 /　 // 　,:': : : : : :|: : :.l: :|: :|: ＼: 乂_ ￣　 ﾉ: : ::.　　　　　いや、ここまで散々引っ張っておいて
　　　 　 ,　〈// 　/: ': : : : :∧: : l: :|-:|-､--､-: ､￣:´:∨: : :.
　　　　/ 　// 　/:.:': :; : |: :|__∨:､:.|从､: ＼:.＼: ＼＼:∨: : :.　　　　躊躇するのはナシでしょ。
　　　　ー　' 　 /:/: :/: : l:イ　 ∨: {　 ,ィtrｫﾐ､: ＼:_､-｀:∨: ::.
　　　　　 　 　 l:ｲ: : :': : :|: |,.ｨtｫ｀ｰ' 　 込zｿ {: : : : :.|､: : ∨: |
　　　　　　 　　{ |: : :|: : :|: |必ｿ　　　　　　　/: ,: : : :| }ﾄ､: ∨: .　　　　　そりゃノーリスクとはいえないけど、ギリギリまで
　　　 　 　 　 　 | : ∧: :从. 　 　 ' 　＿_ 　/: ｲ: : :./ノ: :.＼∨:.
　　　 　 　 　 　 |: /　|＼｣ム　　 v´:.:.:.:.} 〈:_:ム.イ: : :.:/: : l＼,:.　　　　　引っ張るのもそれはそれでリスクがある訳だし。
　　　 　 　 　 　 |,' 　 |: :|: : :∧ 　 ゞ　 ノ　　ｨ/: ,: : : :,: : : : :.　,: :.
　　　　　　 　 　 ' 　　|: :|: : : : :}＞, . . __,..イ /: / : ／: : : : : :.　,: }
.　　　　　　　 　 　 　 |: 从: : : :|: /: : : :|　　/: : :／-､: : : : : :.∨:.;




　　　 　 　 　 　 　 ,≧::;;:::::i::::::::i::::::::／::::::::::::::::≧ﾆ=-‐
　　　　　　　 　 ,ｨ'´::::::::;;;::::,ｨ::::::i:::::,ﾍ:::::,ﾍ::::／:::'⌒ヽ､
　　　　　　`‐=ﾗ彡ﾆミﾇﾍ:/,ﾍ::,ﾍ::::i|::ｉ|::,ｨﾘ彡ﾃ'´⌒ヽ:ﾐﾆ､__,
　　　　　　　／孑'´,ｨ::|iﾐ､|iミ､|iミvi|,ｨi|彡i|,ｨ彡三ミ､:::::ﾄ､　　　　GMの動きも気になるが、ここまで死者が出るペースはほぼ一定。
　　　　　　 ´　j,ｨ´7彡|iﾞﾞﾞ|iﾞﾞﾞﾞﾞ|iﾞﾞﾞﾞ""7""'i|""""ミ､｀ヾ､{ `
　　　　　　-‐'´ |::ﾉ彡 ヽ .|i　　|i　　/　　i|　　 　 ミヾ､ミﾍ､
　　　　　　　　 ﾉ;ｨ':彡　 i　ｉ　　 ｉｉ / 　 / 　 　 　 ミヾ､ﾄ､　｀　　　裏を返せば不意を突いてプレイヤーを大量虐殺するような
　　　　　　　-‐´/三ﾐ-‐'"ﾞﾞﾞﾞﾆ=､|ｉ 　ﾙﾆ""｀ﾞヽ　ミﾐﾄ､i ヽ
　　　　　　　　ノ〈ヘiﾐ　 ｲﾓ;ﾃヽ　　　　ｨﾓ;ﾃﾌ　　ﾐr'´ﾞli　　　　　暴挙には出ていないって訳だ。
　　　　　　　　　 ﾍ rﾇ 　 　 　 　 .:　　　　　　 　,ﾐ' i　}
　　　　　　　　　　 ﾍ`}i　 　 　 　 :i　　　　　　　,ﾘ_ﾉ／
　　　　　　　　　　　 `圦　　　 　 :|　　　　　　 ﾑ／　　　　　　だからこそ狙いが見えないのが不気味だが、その狙いが
　　　　　　　　　　　　ノﾍ　　　　 `　　　　　　/:::ﾄ-､
　　　　　　　　　　　　'´{ｨﾍ､　　-‐ ‐-､　　 ,ｲ|:,ｲ:)　　　　　　　見えれば糸口も掴めるかもしれない。
　　　　　　　　　　　　　i(｀ﾞ|＼　　;:.;　　 .／　{( '"
　　　　　　　　　　　　　 ` .|　 ＼;.;_;.;_,ｨ'´　　 i｀
　　　　　　　　　　　　　 ／i　　　　　 　 　 　 |＼

　　　　　　　　　　　　　　　　 __　-====-
　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ∠ﾆ=‐━━‐-ミ ｀丶、
　　　　　　　　　　　　　 〃　 　 ／　　　　　｀丶 ＼
　　　　　　　　　　　　／ 　 　 /　　　　　　　　　＼_〉、
　　　　　　　　　　　〃　 /　 /　　　　j |　　　　　　Vﾊ　　　　　　　　私の出番は終わり、と言いたい所ですが
　　　　　　　　　 ／ |　　ｉ　　|　　 　 // i　　　|　　 Ⅵ|
.　　 　 　 　 　 /./|/|　　|＼ И -=彡ｹ八　j　|　 　 |/L,_　　　　　　　どの道全てが終わるまではこの建物からは
　　　　　　　　 |〈. |/| i　 ｨ戊ト}ﾊ／ 〈/ ／∧/　 　 气⌒∨
　　　　　　　　 ∨八|八 代:::ツ　　　 ィ戊ｹ㍉　　 /¨＼}　|＼　　　　　出られませんね。
　　　　　 　 　 /　　:|　圦〉　　　　 　 弋:::ツ/　　∧ヽ　　 | 　｀、
.　　　　 　 　 〈　　 八　从　　　　 　 　 　 厶　 厶ﾆ〉　　/　　 ﾊ
　　　　　　　　 ＼　　 }/ 个　　－､　　　 イ/／　 ./　 ／　　 ／　　　　結果を見届けていきましょう。
　　　　　　　　　　＞-γ"￣〕iト _,,　 ≪ 丿＼_　.人　 ｀、　 /
　　　　　　　　　/　　/|ﾆﾆ/　 /} 　 　 ／　 |ﾆﾆﾆヽﾍ.　 ｀、く
　　　　　　　　__|　 / /ニ厶┐ {　┌ '’　　/ﾆﾆﾆ／∧　　＼ ＼




　 　 /　,. ,.:./: : : |i : : : : :|i: : : : : : : : : :ヽ人 ゝ :ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ/=l: : : : : ＼: :＼
.　 　i　/:/: ,: : :.__|i: : : : : |i: : : ヽ : : : : : i={:ｉ:ｉ:ｉY≧=≦彡': : : : : : :.ｉ＼: :＼
. 　 　 , / ｉ.:ｉ: : :.i,八: : :.:.:.|i: : : : |i : : : : :乂辷彡---＜: : ＼: : : : : |　 ￣￣
. 　 　 ｉ:i　|i:|i : :.|i___＼: : : :.:―-|ミ: : : i: : : |i : : :|i : : : :＼: : ＼: :.:.:|:＼
. 　 　 |:|　}:八: :灯心: ＼: : : : : |　∨: |ヽ: :|i : : :|i : :|i: : : :＼￣ミ､:{⌒ヽ　　　　何が起こっても良いように皆さん
　　　 乂/: : : : :i ∨ｿ ＼:＼:,ｨf示ミx:.:|　i:.:|i＼: |i : 八: : : : :: :/: : ::Y
--==== i: : : : :.:}　　　 　￣｀ヾ う 心㍉ 乂／}i＼:/: : : :}: : :./: : : :.八　　　　　臨戦態勢を！
　　／ ハ＼: : :.|　ﾉ　　　　　　　ゞ-'ﾟ　" /{　.:|i: :/ :.:/: ﾉ: : /: : :／: :.:）
　/　　iニi　 ＼ .　｀　　 　 　 　 　 　 　 ii |　.:|i:.,. :.:/:.´:-=ミ:／: :.彡'
ノ' 　　|=∧. ＼∧ 　 　 　 　 　 　 　 　 乂､　|i/: :/／　＞≦￣ヽ　　　　　　　それじゃあ、『Code』を打ち込みますよ！
ニ∧　 /: :i≧　_ム ｀　　 　 　 　 　 ⊂ヽ_,彡'|i: :/'　／／ ,,斗≦ﾉ
ニニ: /ｉ: : |i : : : i : ヽ　　　　　　　_　　 ￣　　rﾍ ／／ ／: : : :}＼
=,,,/:/ﾆ|: : |i : : : |i : : :≧=---r　　　　　　　　ﾊ / /　 /ﾉ: : : :/: : :.＼
ﾆ/:.,==:|: : |＼: :人: : : i／＞: :} 　 　 　 　 　 ｉ }ﾍ/　／:): : : /: : : : |: :＼


《一つの結末》　【1D10:2】

１：文章が映る
２：藍染が映る
３：なぜかGMが映る
４：文章が映る
５：藍染が映る
６：なぜかGMが映る
７：文章が映る
８：藍染が映る
９：なぜかGMが映る

１０：宇宙の法則が乱れる

・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━
　　　　　/:. :./:. :. :. /:. :. /:. ／:. :. :.／:. :. :. :. :. :. _ノ:. :.
　　　　ノ:. :. :r---,、:. :./:. :. :／／/ィ:. :. :. :-=＜:. :. :.
　　　 ヽ:. :. :. .- 、:. Vv^ﾌ／　　　　／ ﾌ:ﾌ:. :. :. :. :.. :.
　　　　 V:. :.rv=-ﾐ、:＼　　　　　　　　　 ｲ:. :. :. --=＜　　　　　このメッセージが見えているという事は、
　　　　　 ゝ,:l　　　　l:. :l　　　_,　-一　　 ﾌィ:. :. :. :. :-=彡
　　　　　　　:l　　　　l:. :{--彡　--___,　　　 ^ﾍ:. :.l ;　}:.　　　　　プログラムが暴走し、かつ私が何らかの不都合で
　　　　　　　_{__　　　ヽ:.Y ,,ｧ''^ｲ恣ﾌ　　　　　l:. :.l j ﾉ:. :.
　　　　　　　ヾ　__＼　' ::..、ゝ- ^´　　　　　　 lﾊﾘ /:. :.　　　　　VR空間から出られなくなった、という事だろう。
　　　　　　　　弌_沙、　＼＼　　　　　　　　　　　 }:. :／
　　　　　　　　　　　 l　　　 `ヾ `ヽ、　　　　　 　 /イ ＞
　　　　　　　 　　ヽ /　　　　　　　　　　　　　_ イ＞ '
　　　　　　　　　　　ヽ　　‐　　　　　　　 r＜＞'´
　　　　　　　　　　　　　　　_ _-_一 '´　　V∧
　　　　　　　　　　　　 ＼　　　::::..　　　　/V∧
　　　　　　　　　　　　　　＼　　　　　 ／　　V |
　　　　　　　　　　　　　　 / ﾍ　　_ イ　　　　}/|
　　　　　　　　　　　　　／////////ﾍ　　　 l/l
・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━




　　　　　 　 　 　 　 　 ／
　　　　　　　　　　　 <(　　　　_,,,.....,,,_
　　 　 　 　 　 　 　 　 ＞''^~⌒~^''　 ｀`ヾヽ､、
　　　　　　　　　 　 ／　/　　　　　 Y:i:i:i:i:i:i:Y　`ｰ--
　　 　 　 　 　 　 　 　 /　 　 　 　 人:i:i:i:i:i:iﾉ　　 ＼
.　 　 　 　 　 ／/　　　　　 |　 　 (Ｃ个==彡　 　 　 ＼
. 　 　 　 　 /　/　　　 ｉ|　 _j斗‐‐ 十ｰ　 l 　 |　　　　 个ー
　　　　　　 ; ノ　　j斗 ｉ| 　 | 刈八｜　|　|　 ｉ|｜ 　 i Ν　　　　モニターに映像が映っていますね。
　　　　　⌒{￣|　'{　{ 八　├;キテ未ト|　|　 |トド |　| |
　　 　 　 　 　 |i　ｷテ未＼{　乂Lノリ｜ |　 ||　　|　| |　　　　　まぁ、もともと『戦争目的』で作られたVRマシンですし
　　　　　　 　 八l 人ﾋﾉ　 　 　 　 イi　|　[　ﾉ|:|　ﾉ　l |
.　　 　 　 　 　 ノｨ介ｰ'　　　　　　　乂r―<ノ |:i　 八|　　　　　保険をかけるのは当然でしょう。
　　　　　　　　 　 {八　　　　　 　 　 [＿_＿_}仆い{
　　　　　 　 　 　 {＿_ ､　 f'ゝ　　　 ｨ 丁　i|｢八{　　_,,,...,,,_
　　 　 　 　 　 　 └f…　､　 　 ...::::: : ｜　i｢　 ﾉ'"´ _______ `ヽ、　　　　さて、ここから話がどう動くか……
　　　　　 　 　 　 　 | 　　 | ￣　 ⌒ゝ:_|　 j{∠ -=ﾆﾆﾆﾆﾆニ=-_
　　　　　 　 　 　 　 | 　　 |　　　 　 ﾉﾆj／´ﾆﾆﾆﾆﾆ｀ヽﾆﾆﾆﾆﾆﾆ_
　　　　　 　 　 　 　 | 　　 |　　　,ｨｉ(ﾆ‰ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ`、ﾆﾆﾆﾆハ

・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━
　　　　　　　　　　　 　 　 _＿／＼ー‐==ミ、
　　　 　 　 　 　 　 　 　 /:／／＼:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼
.　　　　　　　 　 　 〃⌒V:.:/:.:.:.:.:ヾ:.:.:.:.:.:.)、:.:.:｀ヽ
.　　　　　　　 　 　 ﾘ.:.:.,.:⌒ヾ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.Y:::::｀^＼:.:.＼
　　　　　　　　 　 /.:.:./:.:/Ｖ//∧:.:.:Y＼j:::::::::::::::{:.:.:.:.:}　　　　この映像を見ている人が知りたいのは、
.　　　　　　　 　 /:.:.:.:}:.:.{/"´　　 ',:.:.}:::::::::::::::::::::::;.:.:.:.:{
　　　　　　 　 　 ',:.:.:.:}:.:.{　　　 　 |:.∧::::＼＼＼:;.:.:.:.:.、　　　恐らく『VR空間に閉じ込められた人を
　　 　 　 　 　 　 }ｉ.:.:.}:.}ﾘ=＝==ミj/　,＼==＝＼j:.:.:.:小、
　　　　　　 　 　 八:{:.:ﾉ ｘﾊ茫癶 }⌒{ 癶茫ﾊｘ, ﾘ:.}}:.:.!}　　　　助け出す方法』だろう。
.　　　　 　 　 　 {:.:.!:|:.{ ｀ー―‐‐ ′i `ー―‐‐'" 刈:.:.ﾘ
.　 　 　 　 　 　 乂リ八　　 　 　 　 |　　　 　 　 从:.:/
　　　 　 　 　 　 　 ｀Yﾍ　　　　　 ､_j/　　　 　 r':.:.:八　　　　それについてだが――
　　　　　　　　　　 　 Ｖ:.　 　 、　　　 　 ,　　 /!:.:./
　　　 　 　 　 　 　 　 }:.:ｉ::.、 　 ￣￣￣　　 /::|:./　　　　　　　方法は二種類ある。
　　　　　　　 　 　 　 八j　 :.　　 　ﾞﾞﾞ 　 　 / .::|ﾘ
　　　　　　　　　　 　 /:i:{ 　 ＼　　　 　 ／　 ::|ﾄ､
.　　　　　　 　 　 　 ｲi:ｉ:|{　　　 ｀ ー‐ ´　　.:::/}|:. ＼
　　　　　　　 　／　 |:i:ｉ:|{　 　 　 　 　 　 　 ,.i:ｉ}|:　　 ＼
・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━




・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━
::!:::|'　　　　 ｌ:| !:l:!:::::::ﾄ､:::::::::ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::ヽ:::::ヽヽ
::|:::|=､－-､. l:! !|:::!:::::::l＿､:::::::::ヽ:::::::::::::ヽ::::::::ﾄ::!:::::::ｌ!:}）
:::!::|二二ミヽｌ| ﾘヽト､::::!二二ヽ:::::ヽ:::::ヽ::::ヽ:::|::}!:::::::{ﾘ
::::ﾄ｢ ゝ--ヘ. |/─‐||＼ト ゝ-- 'フヽ〉:::::!::ト{l:|!:::::::ﾉ!:!　　　先に、時間は掛かるものの
ヽ:!　　　 －' |｢|￣｀|ﾄ､ ー‐　　　 ノ |ﾍ::j:ﾄ /ﾘ:::::::j ｊﾉ
└ヽ───┘!　　└─────┘ｊｲﾉ/ :::::i::::{　　　　　危険を冒さず救出する方法を記載する。
　　　　　　　　|　　　　 　 　 　 　 　 　 ﾘ´｢|!::::l}:ﾉ`
ハ　　　　　 　|　　　　　 　 　 　 　 　 /　 !| ヽ:ﾄし
ヽﾊ　　　　　　ゝ::::ｒ '　　　　 　 　 　 / 　 ｊ:| 　 ヽ、　　　　　　一人につき約半日掛かるものの、
_／ﾊ 　　､＿ _ __ ＿　　 ＿, 　 　 , '　　 ,'::|　　　ｌ｀丶、
　/::::ﾄ､　　 ｀ ー─一 ￣´　 　 ／:::: 　〃:::|　　　 ｌ　　　　　　管理AIに気付かれず済むだろう。
　!:::: |　ヽ 　 ` ー── '´ 　 ／:::::::　 //::::::|　　　　ｌ
_/:::::::|　　ヽ　　　　　　 　 ／::::::::::::　//:::::::::|　　　　 ｌ
:::::::::: |　 　 ヽ　　 　 　 ／:::::::::::::::　//::::::::::::|　　　 　 ｌ
::::::::::::|　　　　 ￣￣￣:::::::::::::::::::　//::::::::::::::::|　　　　　ｌ
・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━




　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,ｨ-- ､
　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ／￣￣￣￣￣￣￣￣ ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　 {二二二二二二二二二ノ
　　　　　　　　　　　　 _. . . :|///|=-- ､|//|￣￣＼_＼
　　　　　　　　　 ,. ＜: : : : : ﾏ/＞': : : : :＞ ､　　 　＼ ＼
　　　　　　　　,.:': : : : : : : : : ://: : : : : : : : :ヽ:ヽ. 　 　 ｀ー'
　　 　 　 　 / : : : : : : : : : : //: : : : : : : : :.:|: : : : :.
　　　 　 　 ': : : : : : : : : : : // : : ,: : : /: : : |:{: ､: : : .
　　　　　 /: : : : : : : : : : : :{/: : :/: : :/: , : /}: ､: ＼: : .　　　　まぁ、戦争目的のVRマシンがゲームに転用されて
　　　　　.': : : : ': : : : : : : :/: : :/: : :/: /: /:r-!:.:|: :|｀: ::.
　　　　　|: : : : |: : : : : ://: : :/: :／: ,:':./} ﾘ_,|: :|: :|: : : :.　　　数万人規模の幽閉が起こるとは思わないよね。
　　　　　|: : : : {: : : : :/ｲ: : : ' , ´:／: ｲ/ィｫ､{イ:ｰ': :､ : |
　　　　　|: : : : :∨: : :{/|:;: : :|イ: : :イ: |{l tj 　 {: : :|: | ､:|
　　　　　|: : : : : :∨: :|: |: : :∧|: : :.:.|: :|　 　 　 ヽ:.|: |　ﾘ　　　　もう一つの方法に期待かな。
　　　　　|: : : : |: :.∨: : |: :/､l∧: : :.|: :|　　　_ ,.ｲ: |: |
　　　　　;: : : :.:|: : : :､: :j:/: : }ー＼__〉｣　　 ｀/: |: :|_｣
　　　　 ,: : : : :,: : : : : :､/: : :ﾑ 　 　 ｰ,､＿__,': /｀¨
　　　　/: : : :/: : : : |: : :＼: : : }--.､　{:＼: : :, '
　　　 ,: : : :./: : : : : |: :/⌒＼: :≧=-､|-､:）:ｲ

　[数分後]

・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━
　ﾉ:. :. :./:. :. __ :. :. :. :／／:. :. :. _ｨ:. :. :. :.／:. :. :. イ:. :. :／
ノ:. :. :. :{:. :. :. :ヽ:. :. :.／／ﾌ／　/／ﾌ／}:. :.／:. :-=彡:. :. :
＼:ヽ:. :. :.＼:. :. :.V^~　　　　　　　　　　　ﾌﾉﾌ:. :. :. :; 彡:. :.　　　　――一つ目の方法については以上だ。
　 ヽ:. :.「^ヽ=ﾐ:. :. :＼　　　　　　　　　　　 ｲ:. :. :. :. :. :. :. :. :.
　　 ＼:.l　　　　＼:. :i　　　　　_,,. -‐''"´　　ﾌ:. :. :. :. :. :. :. :. :
　　　　 i　　　　　 {:. l　 , ..:::／__　 --　　　 ⌒ヾY:. :. ---=＜　　　次に、万が一大規模な仮想空間幽閉が
　　　　 l　　　　　 ':. :l彡イ　　_ --=ｧ　　　　　　 l:. :. :l　j }:. :.
　　　　 {＿ _　　　 V:.l　,ｨﾃ^~弋少´　　　　　　　l:. :. l　ノ:. :.　　　　起こり、かつ時間が限られている場合の
　　　　 ^ヽ _,,,＼　　ヽ:.、 ｲ-- '´　　　　　　　　　iﾊ:/　l:. :. :.
　　　　　 ,ｲ{__{芯y　　＼＼　　　　　　　　　　　　 /　　l:. :.／　　　　対処法を記載する。
　　　　　　 ^l 　　l　　　　ヽ:.、-: .、　　　　　　　　　　 /／/／
　　　　　　　　　 ,;　　　　　　　 　 ＼　　　　　　　　 ／/／
　　　　　　　　　/　　　　　　　　　　　　　　　　 _ ＜＞　　　　　　　ただ、この方法は確実とは言えない。
　　　　　　　　　ゝ　 ^　　　　　　　　　　　_ -＜＞'
　　　　　　　　　 ＼　　　　 _,, -_-一　'　　V∧　　　　　　　　　　　時間はそう掛からないが、要救出者の
　　　　　　　　　　　ヽ　 ァ￣　　　　　　　　V∧
　　　　　　　　　　　　　　　　::::.　　　　　 ／ V∧　　　　　　　　　　生還率は50%といった所だ。
　　　　　　　　　　　　　 ＼　　　　　　 ／　　 V∧
　　　　　　　　　　　　　 //ﾍ　　　　イ　　　　　V∧
　　　　　　　　　　　　／//// ￣///∧. 　 　 　Y/l
・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━




　　　　　　　　　　ｨ. .￣. .ヽ
　　　　　　　　　/　ノレ. . . .，
　　　　 　 　 　 |ﾞﾞﾞ　　ﾞ. . .-┤
　　　　　　　 　 ，ヲ　　ﾞ´ 爪
　　　　　　　　　L　　　　　l　，
　　　　　　　　　｀―　　　/／八
　　　　　　　　　　ヽ＿／ ／ニム　　　　　　……50%、か。
　　　　　　　　　　 ノニ/7ニ／ニ ＼
　　　　　　　　 ／ニ/ニ/／ニニニ｜
　　　　　　　　’ニVニV´ニニニニﾆ
　　　　　　　ｲﾆニ’ニ/ニニニニニ |
　　　　 　 /ﾆﾆﾆ/ ／ニニニニxﾆﾆ、
　　　 　 ./全ﾆﾆﾚ´ﾆﾆﾆﾆﾆ ／ﾆﾆン
　　　　イ八ﾆﾆﾆ｝ﾆﾆﾆィ川ﾆﾆﾆ/

　　　　　　 ,′: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : `
　 　 　 　 ∥.: : : : :|.: : :|: : : :/|: : : : : : : : : : : : : : ’
　　 　 　 /! : : : : : |: : : :|:/ /-|: :/|: : : : : : : : l: : : :l　　　要救助者、という事は実行すれば数万人が
　　　　／ |: : : :'¨｀|: : : :.|.:/　 |/　|: /: /: /!: :ｌ: : : :|
　 　 　 　 l; : : :乂ﾘ: : : : |r―-ミ､ ∨ /: / }`ﾒ､ : : |　　　生還する代わりに数万人が死にますね。
　　 　 　 ﾉ}: : : : /|: : : : 八ん_ﾘ　　∨／_,ｲ// : ｌ ||
　　　　 　 从ﾊ : : | : : : ' ! ｀¨´　　　'´んﾘ｀小: :ﾉ从
　　　　　 　 　 ∨!| : : : : |　　　 　 　 ,｀¨´,仏イ　　　　　　……いくらゲーム内の状態が見えないとはいえ
　　　　　 ＿＿_从|: : : : :j　　 　 　 　 　 ∥.:!;′
　　　 ／ｉ´.:. :. .:/ <====>　 　 ￣｀ 　 ィ : : j　　　　　　　　おいそれと実行は出来ませんね。
.　　 /ニ｀'ｰ--〈　 |: : : :|　 /≧ｰ‐　´　<===>
　　/=,r=＝=x､_＼|: : : :|. /￣ヽ__　　 　| : : |
　 /_/ﾆﾆﾆニ二≧|: : : :|∧ .:. .:. ./＼　 | : : |




　 　 　 　 　 　 -'"ｲ///////////////////////////l
.　　　　　　　 　 　 ｌ///////////////////////////,l
.　　　　 　 　 　 　 l////////V///////lV,ﾄ､///////ﾘ
　　　 　 　 　 　 　 lＶ///// ーV､/////-Vlｰ＼'/////　　　　　最初から殺意全開のGMなら
　　　　　　　　　 　 l.V///,ﾄ､＿,.! ヾV// '､_ヾ_,.ｲ////
.　　　　　　 ／, 　 　 Vl.V小 ￣´　 ,ｲヾ! 　 ￣ ﾉ从ﾊ{　　　　　　『生還率50%でもこのまま静観するより死者を
　　　　 　 / ,.'　 　 　 ｀　V 、　　　　:、　　 　 　 /ﾘ
. 　 　 　 / /　　　ｒｰ､. , ､ ./ヽ　　　　　　　　　 ｲ　.l　　　　　　　抑えられた』と言えるのですが……
.　 　 　 ,'　　　r‐ﾉ.　 ' {　l/　　 ,. 、 r―-、 ／/.! .; l=-_
.　　　　　　 / '.､　 :.　.l}　.!、 　.l ＼　二 イ ／ .l./| lニニｰ-＿
.　　　　 　 ,' ヽ　､　　 .!　 l.ﾄ､　 、　＼.__／　　 '　l l　￣ ―=ニﾆ-＿　　　　　　ここまで死者の出方がゆるやかだと
　　　　,.-={. 、　　　 　 　 ﾊ　＼ヽ 　./::::::',　　/　.}/　 　 　 　 ￣‐＝=ヽ
　　　　i.　 ﾍ　　 　 　 　 / .l /　ヽ＼.{l::::::::ﾄ　/!　 '　　　　　／　 　＿_｀ !　　　　ログを第三者から確認された時に間違いなく
　　　　ト 、 ヽ　　　　　__L l/__-＝!　 }:::::/　 /=＿ 　 { /　　 .／　＿_ヽl
　　　　}::l l 　 ＼ 　 .／ 　 ヽ　　　_l　 !::::l　 /　￣-ﾆ-j／　 /　／::::::::', !　　　　早計だったと言われますね。
　　　　';:| |　ヽ ', ヽ/　 　 　 .Vニニ', .|:::::| ./-＿　　　/　　 ,'　/:::::::::::::j.!
　　　　 }l ｊ 　 ＼!./　 　 　 　 ヽ´ 　 V::::::l/￣ニ7　　ｊ　　　.!　l::::::::::::::/
.　　　　j'./ 　 　 /　　　　　 ／,ｌ＼　 V::::/ .,ｲ=7　／.i. 　 　 V ヽ::::::::/
.　　　　|´　　　 .＼　 　 ',　// .l.　 ＼.V/ .iﾆr"／,..-ﾉ　　　　｀ｰ ニ/

　　　　　　　≦::::::::::::::::::::::::::::ﾁ￣l:|￣￣｀|:| ‐＜::::::::::::::::::::::jノ'
　　　　　　　 フ::::::::::::::::::::::::::Z 　 l:| 　 　　!:!　 　 ￣i!ヽ::::::く
　　　　　　　´Z::::::::/::::::i{:::::::ｱ　　{i　　　　ﾘ __　　　 j　 |::::ト ヽ
　 　 　 　 　 イ::::::/:::::::::i!::::::7　　　　´￣ ｀ ｰ＝ｱ　 ､　 Ⅵ ﾘ ｀ヾ
　　　　　　　 ﾉ':::/::::::::::::ﾘ::/　　　　　近ｶ￣T　　　 f｀ｰ　|:i　　　　　だが、ひとまず半日あれば一人はゲーム内から
　　　　　　　 ﾘ:/:::::::::::::::::::|　　　　　　｀￣　　　　　 迩ヶ ﾘ}
　　　　　　　 从::::/ ￣ヽ:::!　　　　　　　　　　　　 　 i　　|　　　　　　確実に救える方法は得られたって訳だ。
　　　　　　　　}:::::|　う　{ l:i　　　　　　　　　　　 　 　 ヽ　!
　　　　　　　　ﾊ::::ヽ 　 　|:!　　　　　　　　　　　　ｰ ン　 '
　　　　　　　　ノイ:::＼　　'　　　　　　　　　　　　　　 　 ′　　　　それなら、俺たちの取る手は一つだろ。
　　　　　　　　　　V:::::::ﾌ　　　　　　　　 ー＝＝ =ァ　/
　　　　　　　　　　 ﾘ:::::::|　　　　　　　　　　　　 ,　｀j　′
　　　　　　　　　　ｲ::::::;ﾊ　　ヽ　 　 　 　 　 　 ,　;　　′




　　　　　　　　　　ｨ. .￣. .ヽ
　　　　　　　　　/　ノレ. . . .，
　　　　 　 　 　 |ﾞﾞﾞ　　ﾞ. . .-┤
　　　　　　　 　 ，ヲ　　ﾞ´ 爪
　　　　　　　　　L　　　　　l　，　　　　　　　　藍染の救出、だろう？
　　　　　　　　　｀―　　　/／八
　　　　　　　　　　ヽ＿／ ／ニム
　　　　　　　　　　 ノニ/7ニ／ニ ＼　　　　このシステムの開発者をデスゲームから引き出せれば
　　　　　　　　 ／ニ/ニ/／ニニニ｜
　　　　　　　　’ニVニV´ニニニニﾆ　　　　新たに有効な情報を得られるかもしれない。
　　　　　　　ｲﾆニ’ニ/ニニニニニ |
　　　　 　 /ﾆﾆﾆ/ ／ニニニニxﾆﾆ、
　　　 　 ./全ﾆﾆﾚ´ﾆﾆﾆﾆﾆ ／ﾆﾆン
　　　　イ八ﾆﾆﾆ｝ﾆﾆﾆィ川ﾆﾆﾆ/

　　　　　　　　 　 　 　 　 　 _
　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 (⌒
　　　　　　　　　　　　　　 　 ＞　　¨¨~^''
　　　　　　　　　　　　　　　´　　　　　　　　 ＼
　　　　 　 　 　 　 　 　 /　/　 　 :ｉ　　　､　:. 　ヽ
　　　　　　　　　　　　 /　/ / i:　/|　:　 } ＼ ヽ　　　　　　けど、一人だけ特別扱いして助け出したとなれば
　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ′| / i|　:　 抖‐ Ⅵ
　　　　　　　　　　　　ｉ :　　斗|‐‐ | /　ﾉx抒ぅｘ} 　 i　　　 世間からの突き上げが凄いですよね……
　　　　　　　　　　　　| i 　 |x抒ぅｘ〈／″Vツ｀〕 　:|
　　　　　　　　　　　　| | {: 〈( Vツ 　 　 　 .:.:.:ノ,　 :|i
　　　　　　　　　　　　| | ＼乂:.:.:.　 　｀　　 ⌒　　 八､　　　その辺りの考えはありますか？
　　　　 　 　 　 　 　 i| |　i: ｀⌒ 　 　 ‘'　　 ｨ;　／ヽ ))
　　　　　 　 　 　 　_八　 |ｉ }　i: :≧=‐- ＜ :{⌒'.:/　}i
　　　　　　　 　 ⌒／. .ヽ:ﾘ }　|:＿ﾉ＾￢冖^ { 〔ノ　 八
　　　　　　　　　　( ( _､-‐ｧ:} /{: V ／⌒＼ 乂＼￢＿)_
　　　　　　 　 　 　 >} 　.√j/ )＼/＼>' ／:＼/ヽ)){. 　 /




　　　　　　　　　　ｨ. .￣. .ヽ
　　　　　　　　　/　ノレ. . . .，
　　　　 　 　 　 |ﾞﾞﾞ　　ﾞ. . .-┤
　　　　　　　 　 ，ヲ　　ﾞ´ 爪　　　　　そこを何とかするのは君たちプログラマーや
　　　　　　　　　L　　　　　l　，
　　　　　　　　　｀―　　　/／八　　　　解読屋ではなく私達の仕事だ。
　　　　　　　　　　ヽ＿／ ／ニム
　　　　　　　　　　 ノニ/7ニ／ニ ＼　　　君たちは気にしなくていい。
　　　　　　　　 ／ニ/ニ/／ニニニ｜
　　　　　　　　’ニVニV´ニニニニﾆ
　　　　　　　ｲﾆニ’ニ/ニニニニニ |　　　　その上で、『本当に藍染を救って良いか』だな。
　　　　 　 /ﾆﾆﾆ/ ／ニニニニxﾆﾆ、
　　　 　 ./全ﾆﾆﾚ´ﾆﾆﾆﾆﾆ ／ﾆﾆン
　　　　イ八ﾆﾆﾆ｝ﾆﾆﾆィ川ﾆﾆﾆ/

　　　　　　　　　　　　 ,.-zz--､　　 　　　　 r-zzzz-､
　　　 　 　 　 　 　 ／ ／_／∧ 　 ＿___　 |　　　　 {
　　　　　　　　　 ／ ／ ／///∧´: :.＿: : ｀|__　0　__|
　　　　　　　　／ ／ ／ ,.∨//＞―――-:|　|　　|　!
　　　　　　　 /ｰ'　／,.-ｨｧ_: : : : : : : : : : : :.:.|　|＿_j　|:ヽ
　　　　　　　 ｀二´'　,.´ィア: : :,: :.|: : |: : :.|: :乂＿＿_ﾉ-､}＿　　　　　　　　　　　　ゲーム内にいるうちは命欲しさに味方しても
　　　　　　／´　　 　 , ＜ : : /: :∧: {: :|: |: ∨: : : rミ_--､　　｀丶､
　　　 ＿_､_　　　 ,..ィ: : ,: : : /: :/ |: : :.∧:!ﾏ:.∨: ∨}:＞､　 　 　 　 ＼　　　　　　　ゲーム内から生還してからなお協力
　　/　 '　　￣7　 /: :.∧:_:/_|:_!ノ{: : :|　|ﾄ､ﾏ:.∨: ',: : : | : T ー､ 　 　 }＿_
　 /　 /　　　 /　　': ,: !: Ⅵrtｫ=ﾐ ＼:｣　'＿ {:_｣＼|: : : |: : |:＼ r===イ-r--=l　　　してくれるかは微妙かな……
　 ---､＿＿/　　 {/:/|: : :|弋)ソ　　　 ´必オヽ/: : :/: |､: :,:.､: :|　 　 　 |　[ﾆ!
　　　 /　　 ,　　／:{/_从:八　　　 , 　 　 ｀ ¨　/: : :∧:_|: ＼: .　!　　　　 }-- '
　 　 ,　　　,　 /:,／　 〈l ＼}:.　 　 　 　 　 　 /ｲ: :/:/||l〉｀ヽ: : 　 T¨¨´｢､　　　　　　私やVR社に恨みが無いと言えば
　　/　　　}'´￣　　　〈l ||',: :ム、　__　　　　,.ムイ:./ ||l〉 　 ＼:_:､| 　　 ＼:.
　 ,:　　　　|/｀ヽ　　　〈l ||∨: :| ＞｀ ｀ 　 イ | |: : /__/'l〉 　 　 　 l|　 　 | ﾏﾑ　　　　嘘になるだろうし。
　/　　　　八//∧ 　 〈l ｰ=l : |　|ヽ｀¨　r― | |: /＿_/ﾌ　 　 　 ,ｨ|　　　:.　ﾏ :.
　　　 　 /　∨//}　　　＞ |: , 　|　　　　　　| l: {ー　r'　　　 ／/{| 　 　 {＼ ,




　　　　　　　　 ＿＿
　　　　 　 . : : : : : : : : : .｀
　　 　 ／: :/: : : /: : : . i: : : . ＼
　　　/ ／/: : : /.:: : : : :|: : : : : . ヽ
　　 /:/.::/: : : /.:: : : : : :| l: : : l: : : .'，
　　 }/.::/: : : /.:. : : : : :/|_|i: :/|:! : : :}
　　　|:/: : /｀|.: : : : : :/,_jハ'　|ﾊ : :/　　　とはいえ、誰か一人最初に助けるとしたら
　　　ｲ:／:＼|.: : : : : :∨ﾘヽ　_jzL/
　　　 ヽ/: |: 乂 : : : : /"　 　 Vｿ!|　　　　彼しかないのも間違いない――
　　　　 ﾉ从: : 〈三三〉　　　　"川
　　　 ／ 　 ヽ/　＼＼　(_ｱ　ｲ三〉
　　 //　／／ﾆﾆﾆ‐＼　＜　 |: :｜
　　 | し ／ ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ‐＼: :｀ヽ: : |
　　 |_／ﾆ／ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ－∧: : : ',｜

《現実サイドの選択》　【1D2:1】
１：藍染を助ける　　２：保留→300日にゲーム内で藍染が行動

ニニニ／/　{　　/　　/=:|i: : |i: : |i: :|i: : : : : : : |i: : ￣￣|iヽ:|i : : : |i : : : :|i: :|ニ＼
ニニﾆ{　　　　　 '　　 'ニ:|i: : |i: : |i: :|i: : : : : : /|i: : :.}ﾊ/从__|i : : : |i : : : :|i: :|ニ∨,＼
ニニﾆ|　　　　＿＿　{ニ |i: : |i: /|i: :|i: : : : : /: |i: :,ィf竓示㍉ : : 八: : :.:.:|i: :|ニ=∨/
ニニﾆ|_ ｡r≦ニニ|≧r＜|i: : |i/: |i: 八: : : :/彡' 〃{乂//:ｿ |i :./:.:|i : : : 八 |ニニ∨/　　　選択肢の提示の仕方からして誘導されている気も
ニニ／ニ|ニlニニ|ニ|ニ{|i: ::八:.:|x竓ミ､:./　　　 　 ｀¨¨´　八: : :.|i : : / : : |=∨ニ∨
ニ /'ニニ|ニlニニ|ﾆ/／' ∨:.ｨ:｀{// 心 ｀ 　 　 　　 　 　 /:ｲ : : /': : ,. : : : |ニ∨ニ∨　　　しなくもないですが……
ニヽ＞≦￣￣￣ミ＜}ニニｉ: ＼乂z_シ′ 　 ､　　 　 　 /'　|i :./: :／: : : :.:, ニ ｉニニi
､乂{､__ノ＞-======{ニニ=|: : : ヽ ´　　　　　　　　　 _　 　 |ｉ : ／: : : : : :/ニ=:|ニニ|
　　}才ニニニニニニヽニﾆ|: : : :∧　　　　 　 　 　 　 '　　 八: :＿: : : : /...∨ﾆ|ニニ|　　　ここは状況を変えるためにも藍染を助けましょう。
　/ニニニニニニニニ/'==,|: : : : : :.　　 　 　 ｀¨　 　 　 ／　y´==== Y....... ∨'ニニ |
　i:ニニニニニニニﾆ,'==ニ| : : : : : ≧　　 _　 　 　 　／　　 〕≦￣ヽ |........ /ニニニ|　　　悩んでも何も変わらないですし！
　|ニニニニニニニ /乂ニ人＿: : : :＼: : : : 〕ヽ≧=　　　　/: : : : : ヽ/...... /ニニニ=|
　∨ニニニニニニハニ≧=----＼: : :＼彡ﾍ.. ＼　　 　 /: : : : : : : {...... /ニニニ==|




　　　 |:/:::|::::l:::::|:::|:::､／//|: :!:!: : :|:.: |:::::::|::::/::::|:::::::::::::::|:!
　　　,ｲ／ﾍ:::l::: !::>rz､＞､.ヽ:!:!V:::|: :;|:::::::|:/| ::::|:::::::::::::::|:|
　　／|:ﾊ Vﾄ､::::|:::ﾍ夊うﾒミﾄ|::|、!/ |::|:::!::/　V::ハ::::::::::::|:|
　　　/|:::ヽ l ヽ:::::|　 `''─　`ヽ!　!:::::::|r|/ニﾆVニV:::::::,': !　　　　説明では危険を冒さず救出と言っていたが
.　　/　|:::::`ｰ: |'＼　　 　 　 　 | /У::| ﾍ夊ソ_.ノ}/:::: /:,'
　　　　|ﾊ:::::::::.　　　　　　　　　/' ∧::|　　　　　/:::::::/:/　　　　　十分な警戒が必要ですね……
　　　　|　V::::| :.　　　　　　　　　 .'　ヾ　　　　 ｸ::::::/:/
　　　　 　 |::::|　:.　　 　 　 　 　 /　　　　　　 //／|/
　　　　 　 |ﾊ:!　丶　　　　　　　　　　　 　 ／／　/　　　　　ここから半日がかりの作業ですが気を抜かず
　　　　　　 |＼　　＼　　 ──-　　　 .ィ´|'
　　　　　　 |......＼　　＼　　　　　　.イ|:/　　　　　　　　　　　進めていきます！
　　　　.ｨﾆ7.............≧..、 ＼__　＜.-≦|､
..　　／;;;;;;;{...................../ヽ、__／、ヽ......!;;;,､
　／;;;;;;;;;;;;;;ヽ............../　/..|　|......ヽ ヽ...|;;;;;;＼

…━…━…━…━…━…━…━…━…┓
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ┗…━…━…━…━…━…━…━…━…━

　[ゲーム内：某所（雪ノ下陽乃サイド）]

　　　　　　　　　　　/::::::::/:::::::::::::／:/:::::::::::::／::::::::::::::::::::‘:,
　　　　　　　　 　 ,.:′::::/::::::::::::/::∨::::::::::::/::::イ:::::／:::::}:::::}
.　　　　 　 　 　 /::::::::::/:::::::::::/:::∨:::::::/::/／/:::::/:::::::::::|:::::|　　　　(黒い霧は着実に広がっている。
　　 　 　 　 　 /:ｲ::::::/:::::::::::/⌒v:::::::/::/ 　/＼/:/:::{::::::|:::::|
　　　　　　　 /'　j::::/::::::::::::ﾊ 〈　}::::/{/ ､__'_ 、 }Χ:::|::::/:::::;　　　　このまま行けばそう遠くない未来、
.　　　 　 　 / 　 |::::{:::::::::::::{:::ヽ　|::::| |　'´淺ヽ丿{::::::|､::::::/
　　　　　　 {　／|::::|:::::::::::::l::::/　 V:| |　 ゞ'　　　/ﾒ:::|:/{/　　　　　　潜伏していた『ピースメイカー』も霧によって
　　　 　 ､__У／:::::|:::::::::::::|:/　　 乂'　　 　 　 〈'　乂ノ
　　　 　 ⌒イ:::::/::::|:::::::::::::|丶　 、　　　 _　　／　／ 　 　 　 　 _　　　炙り出されることになる。
　　　　　 ｰ-=彡ﾊ::|:::::::::::::|　 ＼ 丶　　 　冫 |　　　　　　　　 //〉
　　　　　／´: ＼: }ﾊ::::::::|､:＼　/{／ ＞‐く::::| | 　 　 　 　 　 //┐
　　　　/: : : : : : : :.､:Ⅳ:::|: l厂/　Ｌ　〈　|:::ﾊ::| } 　 　 　 ／）// ｌ |
.　　　 {: : : : : : : : : : .､:∨: :|/＼ 〈 | /　|/: 从　　　　 / / ///ﾉ｜




　　　　 　 l:::::::::::::|::::::|:::::|::/ ＿:::|､:::::l::::::::::::::::Y :::::::|::::::::::|
　　　　　 .::::|:::::::::|::::::|:::::|:fﾞ´　　ヽ＼::.、:::ﾄ､::::|　}::::j::::::::::l
　　 　 　 l::::l:::::::::|:::::::|:::::{　　　 　 ヾﾞ＼、|　l::|,rt=x,}:::::::/　　　　　(最後まで組むにせよ、手を切るにせよ、
　　　　　l::::l:::::::/|:::::|::l::,xrf::::云=ミ､　　　　 fﾞryj　)'}:::::/:|
　　　 　 |:::l:::::::l |::::::l:::气ﾞ ﾉ:fj.::}　 ｀ﾞ　　　　 V,ﾉノ,ｲ::/:::ﾄ､　　　　　これ以上判断を先延ばしにはできない。
　　　　j':|::|:::|:::ト|::::::.､::.＼ゝ;,ノ..ィ　　　　　 、　　フfﾞ:::::::l:::.、
　　 　∥|::|:::|:::|::|:::::::::ヽ:.､ ＼　　　　　　　 / 　 　 ::}:::::::::l }::
　　　 j{ |:::jﾍ|::|:::l::::::::::::ト:.＼　 　 　 　 　 　 　 　 ハ:::::::::| |:|　　　　　　　　　それは球磨川禊も分かっていて
　　　 || |:::|::::V|::::l:::::::::::|::|＼　　　 　 　 ,，　　 ／::::|:::::::::V::|
　　　 l::.j:::|､:::::::Vj::::|:＼V､::::}＞ .,_　　　　　／::/::{::j:::::::::::|ﾉ _,. -- ､　　　　　今後の動きを決めているはず)
　　 　 ＼::|r＼:::ト::ﾘ::::::ト＼j::ﾄ　　　≧‐- 'ﾞ {ノ｀'' Y}::::::::;ﾍ､　　　　 ＼
　　　_／ ＼　ﾉﾍV:∧::::.　　 ||　　　　　　　 j{　　　j:::::::/　　　　 　／￣)

　　　　　　　　　　　 //: : :/: : : : : |: : : : : : : : : : : ヽ
　　　 　 　 　 　 　 //: : :/|:{: : : |: |: : : : :|: : :ヽ: : : : :Y
　　　　　　　　　　 |:.|: :/T¨｀＼: :, |: : : |:.l: : : : l: : : : : :V　　　『上位ギルドのメンバーによって
　　　　　　　 　 　 ､∧:|ヽ'7ﾘ''ｯ｀ー-: : /: : : : : |: : : : : :.}
　　　　　 　 　 　 　　∧　jﾉ 'ﾞ 　 /: : :/: }: : : : :|: : : : : :.|　　　雪ノ下雪乃がPKされた』という噂……
　　　　　　　 　 　 l¨´　　　　　 /: : :/|: :l: : : : :.|: : : : : /
　　　　　　　　　　 }　　 　 　 , ｲ: :./ﾑ|: l: : : : : l: : : : :/:|
　　　 　 　 　 　 　 Yﾆフ　　　ﾉ／/T'|:/: : : : :.l: : : : /}:|　　　嘘と断定する証拠は無いが、かといって
　　　　　 　 　 　 　 }　 　 　 　 ／　 V: : : : : j|: : : :/　j
　　　　　　　　　　 仆 .....,,_　'ﾞ´　　　/: :/: : :/j: : : :{　j{　　　　真実と鵜呑みにするにはタイミングが良すぎる。
　　　　　　　　　　{ /: : :/:ハ 　 　 ノ/:/: : ://: : : : |ノ
　　　　　　　 　 ､_V: : :/ィf'''}　　￣/ノ}: : //: : : : : ､ーｧ
　　　　　　　　　　 {: {ﾚ /＼j　　　'"　/／/}:/|: :|: :､: . .,,,




　　　 　 |/::::::::::}:::::::|:::::::|::::::::::::::::{:::::::::::::::::::|::::|:::|
.　　　　 j{:::::::::::j::::::::|:::::j{:::::::::::::::::|:::::::::::::::::::|:: |:::|
.　　　　j{:::::::::::{:::::::: |::::j{::::::::::::::::::|::::::::::::::::::::::::∨　　　　　　また、仮に事実だったとして復讐対象が
.　　　 j{::|:::::::::{:::::::::::::::j{::::::::::::::::: |::::::::::::::::::::::∨
　　　 j{:::{::::::::{:::::::::::::::j{::::::::::::::::::j{::::::::::::::::::::::::::＼　　　　　　まだギルドにいる保証も、それどころか
　　　j{:::∧:::::{::::::::::::::j{:::::::::::::::::::j{::::::::::::::::::::::::::::､::＼_
　　　:::::'　!:::::|:::::::::::::j{:::::::::::::::::::j{:::::::::::::::|:::::::|､::::.￣￣　　　　生きている保証すらない。
　　　|:::|　|:::::{::::::::::::j{:::::::::::::::::::j{:::::::::::::::j{::::::j{.|::::::.
　　　|:::|　|:|:::|:::::::::/::/::::::::::::::/:::::::::::::::/ |:::::j{｜::::|
　　　|:::{　}:{:::∨::/::/::::::::::::イ:::::::::::::: /､/::::/　|::Ⅳ　　　　　結局、現状で確たる情報を持っているのは
　　　ヽ:∨::〉:::|、::/::::::::／_/:::::／::: ｲ /:／|　 |::{
　　　　 >'//∨ ＼::／: : /::／}::／: :｀:.‐-.ﾉ、 }/　　　　　　　このデスゲームのGMだけだろう。
.　　 ／: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :＼

　　　　　　/: :/: /: :/: : : : : :|{　'''''''''': :ト: :.l: : :|: : : |: : : : :.
　　　　 　 ; :.:;: /: : j: : : : : |:.{ ､_,,,..,,_ ヾ{＼:l: : |: :|: :|: : : : :.
　　　　　 j: :.j:/: : : l: : : :.|: :l气'"ん朴ﾐ､　 ヽV: /: /|: : : |:.＼
　　　　　;: : :|: : : : l|: : : : |: |ヾ ゝVLﾘ　｀　 　 ﾚレz､|: : :j: |＼:..,_
　　　　 ∥: l: : : : :||: : : : :l:.|　　　 　 ｀　　　　{ fうﾘ)': :/|:/　 　￣
　　　　∥: :|: : : : l |: : : : :l: l　　　　　　　　 　 〉｀¨/イ:.|/
　　 　 /: : :|: : : :.lヽ|: : :|: :＼、　　　　　　　　　　 /: :|: |　　　　私は――
　　　 f|: : : |: : : :|: : |: : |: : | ＼　　　　　　　　　 ∧: :|: |
　　　j{|: : : |: : : :|: : :l: : |: : |､　　　　　' ￣’　　,.仆}: :|: :|
　　　|| |: : :|: : : :|: : : |: :.l: : l 心.。　　　　　 ／|:i:i:i:|: :|: :|
　　　|{ l: : jハ: : |: :|: :|: :|: : |　 　 ｀＞ .,_,／i:i:i:|:i:i:ij: :l: : |
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《雪ノ下陽乃の行動方針》　【1D10:2】

１：『ピースメイカー』の力を借りて魔王に挑む
２：ギルドとは別行動で魔王に挑む
３：まだもう暫く情報収集を続ける
４：『ピースメイカー』の力を借りて魔王に挑む
５：ギルドとは別行動で魔王に挑む
６：まだもう暫く情報収集を続ける
７：『ピースメイカー』の力を借りて魔王に挑む
８：ギルドとは別行動で魔王に挑む
９：まだもう暫く情報収集を続ける

１０：宇宙の法則が乱れる

　　　　　　　 :::::}:::l:::::l:::::::ハ:.、::. :::::::::::::::::|_j_:::|､:::::|:::::|:::|
　　　　 　 　 |:ﾉｲ::|:::::|::/-‐‐ト::::＼:::::::::::::|　V｀ }/:l::::::l:::{
　　　　　　 ／:::::l::|:::::|/　＿_　＼::ﾄ::|:::::;;jL二.,,_　j:::::/:::::　　　　流石にこれ以上動きに狙いが見えない
　　　　　　　l:::::::::､|:-rf'"7¨¨卞　｀::ハ::7{: i :.} ﾞ7/::ノ::::|:::.
　　　　　 　 l::|::::::::＼ﾞ::'._ y,,..ﾀ　　　　'ﾞ　'ﾞ―'‐　ｲ:::}::::::|:::::.　　　球磨川についていくのは厳しいですね。
　　　 　 　 /::|::::|:::::::::ﾄ､:.、　 　 　 }　　　　　 　 /:/:::::::|:::::::.
　　　　　 //:::|::::l::::::.､＼｀ー　　　 ::.　　　　 　 /ｲ}:::::::::l::::::::.
　　　 　 //:::::|:::::l::::::::＼＼　 　 ､　　 　，　 　 /if::|:::::|::l::::::|::.　　　　ギルドとは別に、私は私のやり方で
　　　　 j::ﾊ:::::|:::::::、::::::::::トﾐ 　 　 ￣　 　 　 ／Lj::|::::::|::l::::::|::.
　　　　 {:{ |:::ハ::::::::.. ::.:::::Vj}＞ .,　　 　　／{::::|::|:::|::::::|:::|:::::|:::|　　　　デスゲーム攻略を目指す。
　, -- ､,.ヽ-―-＼:::::::.＼:.＼: : : :｀: -:.'": : :l::::|:::|:::|::::::|::j:::::j|::l
_/-- ..,_｀ 　 ､　 　 ヽ:::::::::＼:::.、: : : : : : : : l:::::j:::|/||:::::N:/:/ﾚ'




　　　 　 　 　 　 　 //: : :/|:{: : : |: |: : : : :|: : :ヽ: : : : :Y
　　　　　　　　　　 |:.|: :/T¨｀＼: :, |: : : |:.l: : : : l: : : : : :V
　　　　　　　 　 　 ､∧:|ヽ'7ﾘ''ｯ｀ー-: : /: : : : : |: : : : : :.}
　　　　　 　 　 　 　　∧　jﾉ 'ﾞ 　 /: : :/: }: : : : :|: : : : : :.|　　　　『Code』を持って魔王のもとにたどり着けば
　　　　　　　 　 　 l¨´　　　　　 /: : :/|: :l: : : : :.|: : : : : /
　　　　　　　　　　 }　　 　 　 , ｲ: :./ﾑ|: l: : : : : l: : : : :/:|　　　　ひょっとしたらGMに会えるかもしれない。
　　　 　 　 　 　 　 Yﾆフ　　　ﾉ／/T'|:/: : : : :.l: : : : /}:|
　　　　　 　 　 　 　 }　 　 　 　 ／　 V: : : : : j|: : : :/　j
　　　　　　　　　　 仆 .....,,_　'ﾞ´　　　/: :/: : :/j: : : :{　j{　　　　　……そうと決まれば私も行動を起こすとしましょう。
　　　　　　　　　　{ /: : :/:ハ 　 　 ノ/:/: : ://: : : : |ノ
　　　　　　　 　 ､_V: : :/ィf'''}　　￣/ノ}: : //: : : : : ､ーｧ
　　　　　　　　　　 {: {ﾚ /＼j　　　'"　/／/}:/|: :|: :､: . .,,,
　　　　　　　　　 ノハ､ {　　 ＼ ＿,./'ﾞ/ｲ'ﾞ　 V/｀ー--

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281日目になりました。

　　　　　　　　_r-､-‐=‐-　j[j[j
　　　　　ｧア´/ 　 　 　 　　　`く⌒司
　　 　 ./ /　∧　　　　　}＼　　 ヽ≦弋_
　　　 / /__/{/ ＼___ﾄ､__{-‐|　　　∨{￣　　　　……といった辺りで今回はここまでです。
　　 ./ /==､ヾ 　 　 ´ ,ｨ==､L__＿_ ＼
　 ,ｲi ,i{　|ﾐ| 　 　 　 　 |ﾐ|　}i|　/¨`Y　＼_　　　現実サイドと雪ノ下陽乃について何とか落としどころを
／ イ{ 　 Li　　　　　　 Li 　i} /,ｨ　ﾉ1､{￣
　　 圦⊂⊃　　　　　　⊂⊃i |ｰイ 《{　　　　　　付けれて一安心。
　　 　 ≧‐-　__---_　-‐≦/..|{≫≪}
　　　 ﾉﾐ{　r=7ヾy／≧y ノ___|{＞＜}
　 　 　 　 弋[＿]つ ト､}　　　 {＞<ｿ　　　　物語も終盤ですしそろそろ浮ついていたキャラの行動も
　　　　　　　ﾉ　　　厶ノﾄ､　　 {><ｿ
　　　　　　/`7:::i:::t:::i:::f:ヾ:ゝ}≧0≦{　　　　確定していきたいと思います。
　　　　　　｀ T.._f--f.._T ´　　 弋ゝ
　　　　　　 　|::¨|　..|::¨|
　　　　　 　　 ｰ'　　 ｰ'




　　　　　　　　_r-､-‐=‐-　j[j[j
　　　　　ｧア´/ 　 　 　 　　　`く⌒司
　　 　 ./ /　∧　　　　　}＼　　 ヽ≦弋_
　　　 / /__/{/ ＼___ﾄ､__{-‐|　　　∨{￣
　　 ./ /==､ヾ 　 　 ´ ,ｨ==､L__＿_ ＼　　　　　　次回の投下ですが……ここまで投下が不定期になると
　 ,ｲi ,i{　|ﾐ| 　 　 　 　 |ﾐ|　}i|　/¨`Y　＼_
／ イ{ 　 Li　　　　　　 Li 　i} /,ｨ　ﾉ1､{￣　　　　いつ投下すると私からは言い辛い所もあります。
　　 圦⊂⊃　　　　　　⊂⊃i |ｰイ 《{
　　 　 ≧‐-　 `_-_'　 -‐≦/..|{≫≪}　　　　　ですが、投下する日の21:30には告知を出すので
　　　 ﾉﾐ{　r=7ヾy／≧y ノ___|{＞＜}
　 　 　 　 弋[＿]つ ト､}　　　 {＞<ｿ　　　　　良ければ読んで頂けると幸いです。
　　　　　　　ﾉ　　　厶ノﾄ､　　 {><ｿ
　　　　　　/`7:::i:::t:::i:::f:ヾ:ゝ}≧0≦{
　　　　　　｀ T.._f--f.._T ´　　 弋ゝ　　　　　それでは、今回もありがとうございました！
　　　　　　 　|::¨|　..|::¨|
　　　　　 　　 ｰ'　　 ｰ'