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タンジェロ・ポッターと秘密の部屋 第六十二話 愛し君の文

目次

3864 : フクロウ ◆BfUSmHuT/. : 2021/05/21(金) 21:43:28.54 ID:5CGkq8B5



タンジェロ・ポッターと秘密の部屋

第六十二話 愛し君の文


 ある日の夜、ホグワーツのだれも寄り付かない薄暗い部屋にて


                  _       /  \
           // ̄ ̄ヽ\   /    ヽ\
.            / /    -‐:::::\|\     i }
           / / ,.::´::::::::::/::::::\ ` ー一 ノ`::.、           , -‐- 、
.          / / ,/::::::::::::/::::::::/::::` ー―.::、:::::::::::\      、゙       ゙、
.     , -‐- 、/ i|:::::::::::/:::::::::::/::::::::::/:::::::::::::|:::\ ______<{       }─
    、゙       ゙、 i|::::::::/:::::::::::/::::::::::/::::::::::::::::|::::::::: ̄::::::i     ゙、     ゙
  <{       } 八::::/:::::::::::/::::::::::/::::/ヽ:::/:::::::::::::::::|:::|       ゙ 、 __ 、 ゙
   ゙、      ゙   ':|:::::::::::::|:::::::::::i:::/   V::/::/:::::::::::::::{
    ゙ 、 __ 、 ゙     L::、:::::::|::::::::::::/ =-─ V::/:::::::::::/:::|ヘ、
    ̄”''←‐rf 7´ ̄ ヽ::i|\{\::::::|  __ V:::::::::::/::::::|::ト\
       `  ,!     |八   , \! ヘ弍歹/::::::::/彡ヘ|/  `
. ` .,       ` .,   ヽ::::\      /:::::/ノイ
.    > ., _      ̄ ̄ `ミ、 ‐=≦:::::::/:::::::/
         /_`  .,     _ ̄V !    }/ヾ};/
      /〈////.}ハ > 、 ヽ V、     |
.     /    ̄ /. }/ ,.ィ/ヽ }/∧      |
    _ =-‐     ̄ ̄     |///|     |
   ´                  |///|      /
    _  -‐=    ̄ ̄ T_ フ//ノ     /
   ´ /   /.         \  ̄      /
    }─=-{.___      冫-── '’
    /   { ̄        /


 アーヤ・クリービーはこの薄暗い部屋にこそこそと入っていく





3865 : フクロウ ◆BfUSmHuT/. : 2021/05/21(金) 21:45:07.03 ID:5CGkq8B5



 一冊の本が置かれた、薄暗い部屋だ


                    /\
                   //\.\
                   //.   \.\
                   //     /   \
                  //     /      \
                //     /         \
          //     /             \
         //     /       /~ ̄ ̄~\ \
        //     /         |.         |   \
       //     /           |  /|    |    \
     /\\    /            メ__|__/      \
     /  /\.\/             /    .|           \
    \/  /\      /~ ̄ ̄~メ、 /~ ̄| ̄~\  /~ ̄ ̄~\ \
      \/  \     |.    / |  |     |     | .|.       |  \
        \   \.   |     ̄ ̄| ̄|. ̄ ̄| ̄ ̄.| ̄|~又     |     \
         \   \  \____/.  \__|__/  メ____/    /
          \   \              |   /         /
            \    \        /~ ̄| ̄メ         /
             \   \.     |.    |/ .|         /
               \    \     |        |     /
                \    \   \____/    /
                  \   \          /
                    \   \       /
                     \    \.   /
                      \   \/
                        \_/


 この部屋は誰も開けない物置

 生徒はおろか、教師も知らない古い部屋



3867 : フクロウ ◆BfUSmHuT/. : 2021/05/21(金) 21:46:50.95 ID:5CGkq8B5




                      /厂 ̄\     ,ノー: ,_     ,. ,
                     ┌[-- ‐,Zニ=‐--:;゙    :ー-‐‐ミ;'゙   `、
                   __,ノ;'^⌒´    .:   ゙:、_,_,、:':ー-  ゚:,   ,、
                       / / (       . : : .、   . . : : :`:. ゙' '' ゛ `ヽ、
                  ,:'´,ン゙ {    \. : :   : . .   : . ^⌒ヽ\      \
                  ,' ,′ / \  ⌒\___、  : : .  : \ \_,ノ)   ,:'゛^゙':,
                  ゛,,′ ,| .:{ \)抃ァt、 \_,ノ  : .   \__/   :,   ,:、_
                   {  ;小 ゙^i)   У, 人\___/   \   \__   ゙' '^゛ ┘
                   {ノ(ノ丿く       \___/ ̄\ \)      \
                 ′ ,:ヘノ ! _, ノ     ,ノ{\^⌒ヽ\_,/ ̄\ ̄)’
                 )ノ/^)ヘ心、        {  )   \_/゙\(\)
                    人(\j(\ ー‐‐く     \、\_)\ノ)   )
                j} / __   \「\`ーy'´}    ,ノ⌒⌒^^フ^(
                 ∥///}   _人___)y′,}   /    _,.ノ( __         ねぇ、トム
                ∥'"/  { ,:'⌒^7弌} {  /   _,ノ゙     \
              〈(/    {,/   ,:'⌒ヾ{  {/_,ノ`':、´        冫
                〈ハ     {′  ':.,, ,,.:└;ん'´  __,ノ         ;′
              《k┌i 冫^>'⌒^^ ,〈^'ー-‐宀ー-‐ァ ノ     :{
              《{¦| 〈y'゛     @ ゞ-rifー‐…'"/        ;{
                  ∧): V;′    ,:′   |li|   /         '\      今日も光を広めることができたの
             /⊂ニ、!    、{      |il|ーt/゙        ¦   、
               / ⊂ニ、’_};、 __ _ _込, ..  ⊥L.,⌒^^ヽ、      ¦  /
             '   ノ'^´             ,:′     `>、_ ‐-:i′ (
             ′             __,,.ノ゙      ,:'゙  _,\___,/
          ,.., !         _,.、-t、'^^´         ,〈\;ノ,\
       ,'゛  :, ` ‥ァオ7^    ,ノ\        />、丶ヽ\\_        トムの言うとおりにしたら、みんな光の在り方を理解してくれたの
      「 ゙̄:.,_ ,.:'ー‐‐┘ー{    {   `      ,.イ( ̄しUJ ̄\\:\
      \⌒>'⌒⌒^^⌒^;}     @      ^¨゛ { |く\「[{h'゙~゙':,ヽ`、:.\
      ,.);.,ヘ、    /′   {          { | { 代弌}:, ,.:': :} }: : : |
      ;`  `:,\__,,/ ,      )、            { | {{ ^V( ̄\} }: : : {
       ^: .,_,ノ _,,ノヘ、 /      {:::::.          , { |ヘ}{ー:'゙ : \_广~\; : \
          /: : ; : : \,       {:::::::.        /: { |: :}{: : : : : : : \(\}\: : .
       {. : :/: : ; : : \    {:::::::::.    xく: : : :{ |: :`、 ; : : : : : : : : \)'⌒ヽ}
       {; :'゙. : : /: : : : : .\___{::::::::::::.,_xくノK}┐: { i、: :` \: : : : : : : : :∨ ̄「\
        丿, : : :/: : : ; : : : : :` : : : : :└iLノ)モ}┐:\ 、__,) | : : : : : : : : : ,⌒「 ̄{\
        く, ./. : :/ : : : ; : : : : : : : :. : :\: : .└iく,ノ人{┐: :\__,ノ: : :、: : : \:∧ノ⌒'匕ノ
        )′. ;′ : : ; : : : : : : : : :. : : : \: :└匕イ冫\: : : : : : : : :\: : : /  \_{弖ノ
      〈 . : :! . : : { : : : : : : : : : :. : : : : :\ └i个ト√]┐: : : : : : : : :ヽ: |      ̄
         \;_;_}: : : :└:t冖冖ー- 、:. : : : : : : ` └{¦{_フ⌒>、: : : : : : :_;/
            └─…i┛⌒⌒⌒弌_:. :/ ̄ ̄\:└i、( / /[\/


 その本にアーヤは話しかける

 すると、文字が文として浮かび上がる



3870 : フクロウ ◆BfUSmHuT/. : 2021/05/21(金) 21:50:34.89 ID:5CGkq8B5



 「喜ばしいことだ」

 「しかしながら驚くべきは君の才能だ」


 「凡愚なら僕の言うことをそのまま行っても成果は出せない」


 「光を布教することができたのは、間違いなく君の才能なのだ」


               , i' ‐-_、
              / .i..  -‐===‐ -ミ
              .≠´..::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`ヽ、
         / ..:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::、:::::::::::::\
          .:::::::::::::::i:::::::::::::::::::::::::::::::\:::::::::::
       / .:::::::::::::::::::|:::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ:::::::::::ハ
       ,′::::::::::::::::::::ト、:::::::::::::::::::::::::::::::::::::i::::::::::::::;
.      i .:::::::::::::::::::::::| \:ー+:::::::::::i::|:::::::::}::::::::::::::}
      ,| :::::::::::i:i::::::イ|   \ド|\N弋:/V:::::: i:: :i
      | :::::::::::从:::::刈     ,示::云か |:::::::::|:::::人
      l :::::::xヘ厶孑介    乂:ツ   |:::::::::|:::::::::::Y
      |/ }:/\从乂ヅ        ;:;   l:::::::::|:::::::::,リ
         V|:::::ヘ :;:; 丶        |:::::::::l::::ノノ
          |::::::ハ       _,ノヽ   /|:::::::,'/        えへへへへ
          リ:::::i、ゝJ   `ー一′/ , リV   ___
          i/Vノ V ≧=-u-rく /   }"´   \
                __,,.|ヽ}_rf´     /        ,   そういってもらえると嬉しいな
              / ̄  / / ,ハ   / /       i
             ,゙     レヘ_/´>'´   ,′      |
             i   }  { [::::フ /     :{        }   もっともっと、私は光を広めたいのです
             仁_7  V:::{/     :{ },_____  ;
             | ./   /::::|       ∨ニニニ二7
             V   /::::::|      / ̄ ̄ ̄ ̄ソ    どうすればいいと思います?
              {  /::::::::|      /       /


 ダイアゴン横丁で、教科書の値段に呆然としていた時、親切な魔法使いが本をくれた

 その中にたまたま入っていたのが、この本であった



3872 : 名無しさんスレッドの埋め立ては空いている時間に : 2021/05/21(金) 21:51:31.15 ID:Mq44XYdw

光がナニを指してるかわかってるのかな?w


3873 : 名無しさんスレッドの埋め立ては空いている時間に : 2021/05/21(金) 21:52:00.80 ID:AmS4wX2d

女装後も合わせてだろうからヘーキヘーキ(震え声)



3874 : フクロウ ◆BfUSmHuT/. : 2021/05/21(金) 21:53:39.41 ID:5CGkq8B5



 「焦ることはないさ」


 「タンジェロ・ポッターは魅力的な英雄さ」


 「アーヤ、君が焦らなくてもホグワーツのみんなは、否、魔法界のみんなは理解してくれる」


                  , 、
                  //^\
                _,,/^´i,´ ̄ ヽ,..、
.           ,.イ::`ヘ __l__,. -´:::::`ヽ、
.           /:::::::/:::::::::!:::::::::::::::ヽ::::::::::ヽ
.         /::/::::/:::::::::l::l::::l::::l::::: !:::',:::::::∧
.         ,'::,、:::::l:::::::l:::::::V::::j:::::::l:::::::',:::::::::i!
.        j::l.l、l::::.|::::j::l:::://!::/!::.,'::j!i:::',::::::::',!
       j!.l.!::l:::::/V-┼レ' \ ヽ、l'i:::::',::!::::::!
      i!j:;:j:::!::::!f〒ミ   `ニ弍,ヾ、j._:!::::::!
       i::i::::i::;V1 |:゚::}   ´|:。:下, |'f:i::i:::::::!
.       !::!:::i::!;:ト!::: ̄     辷ソ /::;i!;:i::::::i    そういうものですかね?
.       !/l:::::::!:|ヽ    '     u ノ:::i::::!::l::l::.|
        l::j::l:::,':|  \. ゚_   /:!:::::i:::::!::|::l::.',
      , -!::.!::!:::::l─'ノ/-‐ヽ/::::.!_::.j!::.jリ、.!ヽ!
     /-、 |j.!ノイ-イ/、|  ,.二}〉/./ `゙''ー-リ、    しかしながら、光は未だに自らの価値に気が付いていませんよトム
     l  \ゞヽト、{. |ー|  r1.}/,イ    }_,ノ,イ
     | ヽ \.\ゝ「⊥  厂〃ノ  / /,ハ|
     |  \  | ,.ベ、ヽ\/ /フ   〃 .リ     トムの予想では、そろそろ光が私に接触すると思ってたのですが……
    〈ヽ、   ゙/   \/  /,.イノ‐‐'' ´/
     |     /      /_/'´  /   /


 「……確かに、それは奇妙なことだね」



3875 : フクロウ ◆BfUSmHuT/. : 2021/05/21(金) 21:57:48.90 ID:5CGkq8B5




                      , .へ
                      /  /^ \
                ,,/^´´ i,´  ̄ ヽ,._
             , rf..'´:::`ー'.,__ l__, . -´`:'::::::\
            ,∠::::::::::/:::::::::::::::::::::::\::::、::::、:::::::\
         X:::::::::::::/:::::::::::::::::::::::::::::::i::::|:::::::::::::::::::::\
        ,_'::::/:::::::/:::::::/::::::::::::::::::::::ハ:::::::::::::\:::::::::::\
        i!:::::::::::::::::::::::i:::::::│:::::::.:/::/:::::::.::::::::::::::::::i:::::::::∨;
       /:::::':::::│:::::::|:::::::│::::..:/::/::|::::::|:::::::::::i::::│:::::::::∨
       //::::i::::::::|: |_:/L /斗'′..:/ .::|`:7ト:∧_:|:::::|:::::::.:i::::'.           不安で仕方がないのです
       //::::::i::::::::|/|/ :|:/| /|:.//.::::/| / j:/ Ⅵ:::::|:::::i..:l:::::|
       〃::::/::::;;| ル伝竿ミ乂:....::::::斗テ弐竿ミ|::::.:::::::i..:l:::::|ソヽ
    ,/;::/::i::::::::爪 iし)::i |   '::::::/ iし):::i | 爪/:::::::i:::|:::リ ヽヽ         あの神々しい光の価値を皆が理解せずに
   〆ソヘ:::::::::::!';:::..│込 (リ   ∨   込_(ソ '::/::::::::::::/∨;  ヽヽ
 /´`ヽ ノ:::::::::::ハ:::::八\\\\\\\\\ /:/ :::::::::::/:::∧',   ヽヽ
 '、.r,_ノ |:::l!:::::::|八:::::::i\              /ィ::: ハ:::::/:::レ'´}!   /´`ヽ
  ソf  |./|:::::::Vトハ从\    r:v~~┐    人/心:/::从八リ  '、.r,_ノ      もし何かあれば……そう思うと、不安になるのです
  ヾ'  ソ彡ヾ`,从ノ\{丶、‘ー─一′ イ}/|/ル,::リ入ルリl!`  ノj
       .x<⌒「l≧=ーヘ }>  .._,. ,<}⌒)ー¬ー-、У
      :{  \        \_    {  |         ∧
        .、  `.         ヽ/⌒\/       / }


 「ふむ、ならばスネイプ先生を頼ってみるのはどうだろうか?」

 「彼も君と同じく、タンジェロ・ポッターに惹かれるものだったはず」

 「彼に協力してもらうのを僕は提案するよ」



3876 : 名無しさんスレッドの埋め立ては空いている時間に : 2021/05/21(金) 22:01:27.30 ID:AmS4wX2d

理解されないほうがタンジェロのためなんだよなぁ…



3877 : フクロウ ◆BfUSmHuT/. : 2021/05/21(金) 22:01:53.95 ID:5CGkq8B5




                   / ̄ `ヽ
                    ├┼< jレ- 、
                ,ィ升⌒ :::::::::::::: 丶、 __
                  /:::/::::::::::::::::::::::::::::::::::\ `ヽ
                /:::::::/:::/:::/:{ :::::: i ::ヽ:::::::: i  .i}
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             |/::{ 从!以リ   以! :::i:::{ ::::::\
               /)::: 人 ハ"" 、__'  イ ::iルハ ::i!::::〉                ……うん、それはいい考えかもしれません
          (メ) ル:(\:):ル: i> - <:リ:::ハ .ノハルヘ         _
          Y  ノ )__r┴へ /  └ァ'⌒ヽ. ( li       /´ :::::: ::: :ヌ
            }  厂  | _/介ト、  /     ∨:リ\    / ´ ::: ::: __メ´
       _ _ノ /´\ .j く / ! \\{       〉::::::::::ヽ   } :::: ヌ´       そうだ、どうせならオークレーも巻き込みましょう
     ≦三三\\ :::::::\ く /l| _〉 「|     ./:: :::: :::::::::\ノ ::メ
      \::::::::::::: \\::::::: \o  {  /〉⌒ヽ/: ::: ::::::::::::::: :::´:。`ヽ
       \:::::〈\へ、:: x<   !./ 勹⌒V __ フ⌒ ::: :: :彡' :::: :: :::}
          ̄\ \ Y_≦ __ ̄ __/ヘJ / ⌒Y ::: :: :: :::::::::::メメ⌒ヽj
            \ _ _________ /⌒\}\/⌒7::: ::::ノ            彼の忠義は、私の光に対する感性とは違いますが
               ー <\   _//   \ ` ー─<乍
                /⌒ `文Z :: メ       \     |
                /     }             \    !             もしかしたら彼の在り方を肯定してくれる人がそのうち光を理解してくれるはず!
                /      ∧            \ ノ
           く          / ∧            ( ̄\
               ∧        ///∧          ).///\
.            //∧    ///// }   /⌒ ー < //////\


 「それはいいね、別の方向からのアプローチ」

 「マグルの世界ではマーケティング戦略などでよく行われている」

 「アーヤは頭がいい、柔軟性がある」



3878 : フクロウ ◆BfUSmHuT/. : 2021/05/21(金) 22:07:03.52 ID:5CGkq8B5




                _,.へ、
                 ,.// !ヽ\
           ,.ィ:71ヽ!‐-- -‐ ll__
         ,_rf´:::::::`ー'.,__l__,. -´ :::::`ヽ、
      /´`ヽ´::::::::::::::::::/::::::::::::,:::::::,:::ミ'i/´`ヽ
      ,'、.r,_ノゞ:::::::::::::::/:::::::::::::::::::::::/::::::::'、.r,_ノミヽ
      /::.,':::::::::::::/:::::::/::::::::/;/:::::::::/::::::、:::::::ヽ /´`ヽ
    /´`ヽ:.,::i:::::::!::::::斗-/!:{::::::::::/i:::::::::ヽ:::::::',、'、.r,_ノ
    '、.r,_ノ:,:{:l:::::::i:::::://  i/.i::::::/ ト、:/:::::}:::::}::::ト∥
    / i::i;:ハi::::lii::::;iィ竓守` { i:::/__j:::∧:::/:::ノi::::i `ъ
 /´`ヽ::i仆::ハi:l::::::}i込;タ    }/,芳ハ リ:/i :/l::|::} /´`ヽ
 '、_,,_ノ',{从:i}!:ii::;::j!  ̄      〈タノ ,イ::::i/::::L|;j! '、.,.,_ノ
  ´゙  ヽ´ ヾλ:リ!、   、 _ '   ,/;::::{:ト、::::::::リ   ´゙    ふふふ
        ,,_Y ノ}ヽ、 _.......-‐<:i:::;∧{ ヽ;;/
       /{''",ィ' ヽ_/  i. `ァ、_ j/    ソ
      j! {  ヘ   云  i  /  ヽ             トムに褒めてもらうと悪い気はしません
      λ }   ヘノH'`ヽj'  ?   {
     ノ `j      r'}::|::{ハ ='= ゙、  \
    弋  i      |:::{;;;}彡i    }   〉           でも、違いますよ
      \{     {:::{ }:::::}     / /
      〈人    ij:::ハ:::',    ..:;{-ヽ、
        `「ゞ、::‐'´ ¨ i!`´  ̄   iハr'            私がこうして考えを思いつくのはあなたとの対話のおかげ
          i ゙i     ●      ;i 弋
        i V     i     ∧ `ヽ、
          ノ ∨    ●    ソ彡^ヽ `ヽ、
       /   }7-=イ={:}=-=彡イ   \  `ヽ、     そう、これなくして私の思いは皆に届かなかったのですから
     /  _/!      ●         ヽ     `ヽ、
    ノ   {!.:/      {:}             )゙ト、    ヽ
    /  /弋{         ●        ノ 人 \  人
   j!   l/::气\弋_ゞ_、_弋_ゞ、_:j斗'"x彡"∧ j    〉
    j  _、 }:::::::::::~'i~-、二、_r-~rーァ~''":::::::::::::::`ミ〈 {ー-〈
   ヾ/´ノ i:::::::::::::::::|:::::::i::::::l:::::::::::::l::/::::i::::::::::::::::::ー--‐ゝ)::::::::}
    /::::{_ノi:::::::::::::i:::|:::::::i::::::l:::::::::::::/:::::::i::::::::i::}::::::::::::::::::::/::::::::::i、
   j!::::::{::::i:::::::::::::i::::::::::::i::::::l::::::::::/:::::::::l:::::::::ii!:::::::::}:::::::::::::ノ:::::::i∧
  j!:::::::::::::゙、::::::::::゙、::::::::i::::::!::::::::::::::::::::::::::::::::::i!:::::::::/:::::/::::::::::i::∧
  !:::::::::::::::::゙、:::::::::゙;::::::::::!::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i::::::::/::::〈''"~|`ー、〉∧
  //~廴~、!::::::::::゙;::::::::j:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i:::::::/:::::::弋_::i::::::::〈(_:i
 〈(::::::::::::{:::r":::::::::::::::::::::::::::::i:::::::::/::::::::::::::::::::i::::/:::::i:::::::{__)}:::::::::::::::ゝ}
   }::::::::::と:::::::::::i::::::::::::::::::::::i::::::/:::::::::::::::::::::i:::::::::::::i::::ノ_r~''"⌒`''''"
   ヽ、,,~┴-::、i::::::::::::::::::::::!::/:::::::::::::::::::::j:::::::::::::jf''"


 「確かに、魔法族やマグルの世界において、対話というのは重要だね」

 「対話とは自分の奥底にある英知を引き出し、思考を鋭敏にする」

 「君の地頭の良さが、僕とも対話によって引き出されたんだろう」


                           , .へ
                           /  /^ \
                      ,,/^´´ i,´  ̄ ヽ,
                 ,.::''"´´::`ー'.,__ l__, . -´`:':`:..、
               /::::::::::::::::::::::::::::/:::::::::::::::::::::::ヽ\
             /:::::::::::::::::::::/:::::::/:::::::::::::::::::::::::::::;ハ::::ヽ
                /:::::::/:::/::::::/:::::::/:::::/|::::::/:::::|:::::::|::::}::::::i!
             ′::::〈∨::::::::i::::::/|-:/‐ト::/|::::::j:::::::|:::,ハ::::::|
            i!:::::/!:::::|::::::::::|:i:/_L厶八i:::|::::/:::从|/|:::|:::!|
             i::::/イ:::::|::::::i::i爪 ん:::仆乂;;/::/⌒iVi/;|:::::i
             ',ー亠=壬:::N.  弋)/ソ  //ィチ心 八:.,′
            ,i'::::ゝ、 〈_,,ノ:::|    `ー       弋)ソY:;fー‐ァ
           /:::::::|ハ:::::;/:::八u //////ー {/|//
            /::;/V/:::`::'::!:ヘ      ,、_         i:;/    そこまでべた褒めされると
          ::::/ /::::::!:::::!:::::\    {/  ̄`7   八
         i/ /:::::::::::::::i:::::::::::i     、::::::_ノ   イ
           ヘイ::::::i::::::i:::::::::::|  丶、    .イ:::::|       こっぱずかしいですよトム
                |::::::ii::::::|::::rーリ     ` ァ‐:介:::i::i::::|
             -リ::::八:八r'   `丶、 ∧:/_:|::::i;:i乂
           /  //  \ハ     >く }、_ |:./|八
         {{二二\      \__,乂/|∠__} `''<_
        /    \\\     《_,从_》      i`}
       {      丶\}.冫   弋| |厂´   \ i |ヽ
          ;       \∨     兀    \∨/ ∧
       i{\.       ⌒∨\              V / .}


 魔法界に昔からの知り合いがいなかったアーヤは、この奇妙な本にはまってしまった

 彼女の奥底の願い、自分の渇望である光に対する自己犠牲を皆に理解してもらいたい

 本の文章を執筆しているであろう「トム」は、そんな彼女の要望に事細かに答えてくれた



3879 : フクロウ ◆BfUSmHuT/. : 2021/05/21(金) 22:10:11.94 ID:5CGkq8B5



 「僕は事実を言っているだけさ、アーヤ」


 「君の手によって、タンジェロ・ポッターは真に人々の希望となり英雄として完成するだろう」

 「ねぇ、アーヤ。君ならできる、君ならタンジェロ・ポッターを世界に名だたる英雄にできるんだ」


                        _,.へ
                      /.! ヽヽ
                     // ! ヽ \
                 _,..:::::::::iヽ‐-十―- ‐::l::::::::::...ヽ
               ,.- ':.:.:.:.:.:::ヽi,__|__i/:.:.:..:.:.::.:.:`ヽ
             /::/.:     :|::.\::::.  \ ヽ;:::::\;;:\
           /.::::::::/::/.:     :|::.\::::.  \ ヽ;:::::\::\
            /.::::::::/::/.::/       :|:::..\::::.  \ ヽ;:::::\::\
        /..:..::::://::/ /::/ .::|   | ..:::|ヽ::. ヽ:::.  ヾ::ヽ::::::.ヽ:..ヽ
      /::/ :::/ /::/ /::/ ..:::|   :.:.| |::::| :|ヽ:.. ヽ::.  ',:い:::::::..ヽ:.ヾ:、
      //::/ ::/  /::/ .:|:::|  :::::| | ::::| |::::|:::|.|..|:.  ヽ:.  l::::||::::::::...ヾミ、ヽ
      //::/.::/ :i /.::/ .::l::::| .:::::|::! | :::| |::::川::|..|::.   ! ::::|:::||:::::::|:::i:.ヽ::::|`
     //::/ .::| ::|.| ::;′::|:::|l:. ::::|::| | ::l::|::/||::| |..| :l.l   ! :::|川:l:::::|:::ト、.`:::|
     //::/ .::::| ::|.| .:| :::|:::||:::. ::::|::| | :l:::|/!:||::| |:.|: l.l.....  ::: |川:l:::::||::|::|ヽ:::!
    //|/! .:::::| ::|.| .:| :::|:.:| !::::.:::||:| |::j../::| ||::| |::|:..小i:  ::: |::rヘ:::::||:::!::|ヽ::!
   // || !:::::/l ::|:||.:| :::|__|__!_||::||::l:|:j/ハ!__|」⊥斗||ヾ  ::: ,ィ1Y}:::||:: !::::::|         できますかね……
    l/  !::::/ | ::|:|:l:|:. :::|ィ≠ミヽ:|!|| X:::| 丁´ィ'下:::テz_|. .:: :〔ノ/:::::|リi::!:::::|
   !   |::/  !:. :|:|:l:ト!  !iノjr1` | 〃 ヽ!   ヾで辷ノu|:..::..::レ'::||::::|:|:::|::::|
        |/, ┴!::ト|:::lヾミ..! ヾ='   ..:::::::::::::...   ^ ̄´ |::::.:∧::::ト!:::l:::|::|::|  ̄`ヽ
       〃   |:| ヽ;::ヽ!! ////  ,   ///// ,'|:::://::::::|ヽ|ヽ::|:::|    ヽ
     /      !!  ヽ;ヽヽ、      `     u u/} |::/:::::::/::::|::::|/::::|     \    私に、できますかね?
     〈 ─‐ 、     ヽ::、`丶、_ `"^⌒   / / //_:::/:::::│/::/::/     / 〉
     /    \    |ヾ:、  _`ヽ、__,. '´   ///|| :::_/::::|::/:::/    /  ∧
    |       \   |  /\ 「トュ|       /〃  |\〉|^/::/::/ _/    / }
    |        \ | / \  \|ト 、   ///  |  ヽ    /    /  /
    |          ヽレ′  \  \\,,__// /  /   ヽ / / /   /
    ヽ        \ \     ` ヽ、`く  〉/  /    V /      /
     ヽ         \〉}       人⌒へ  /     V       /
       i        \ ∨      /:::::∨::::::|/       |         /
       |\        ヽヽ     /::::::::::|::::::::|         |      /
       |  〉        ヽ|     /::::::::::::|:::::::::|          |      /
      \             |   ん::::::::::::|::::::::::|        |      /
       {            |      `ーイ~、J         /     /


 「できるよ、僕が保証する」



3881 : フクロウ ◆BfUSmHuT/. : 2021/05/21(金) 22:12:49.41 ID:5CGkq8B5




                          ,.ィi:、
                        ,ィ "/ 丶`ヽ、,
                       i"、, /  __`、. ィ"!
                         .."!  l'    !   ,!:...、
                  ..:.:´:.:ヾ、_L__,,,,,-‐:.:.':":.:.:.:`:...、
                    ,.イ .,.ィ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.`ヾ:.:.:.:.:.:.:.:.:、:.:.:.:.:`ヽ、
                  ,.ィ'''´:./:.:.:.:.:.:.''´:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ:.:.`マ:.:.:.、:.:.:.:.:.:`',
               /://::::/::.:/::.:.:/:/;:.:.:./j:.:.:.i:,:.:.:!:.....:!i:.:.:ii::.:.:.:.:.:.;.;.:!:iヾi,
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     /' ,':/,;.:;'.:.:.:!:.;.:.:.:.i..!:::,:i从 '从i '!| ゙、:.:.il/ l/' jj:/ ノ/ /  リi:.リ:.:.:.:.!:.':i:.i:.;.:i:.:!
.    /' i:,':;'::;':.:.::i:.:,:::.i:.:.!.!:::;{ ! !  '!-‐リ ヾ:j,' !' ノ'-‐- ′ /,':,':.:.:.:.j:.,:.i:.i:.:,:.!:j
.   /′ i:.j:';::;':..::.ii:.:,:::i:i:.:.i.i::::i ,z=≠=ミ、  ヾ ,′ ,z≠≡ミ、' //:':.:.:,:,:.;:,':.i:.:;.,':.′
  /  .i:.i !:::;...::.リi:.:;::.i::i:.:.i゙、::゙、´      `   ,           `//:.,':.:.;:,':.,:,:.,:.::;.,',′    うん、じゃあ私頑張ります!
  ,′  ,':.!j:::;':.:./.:.i:.:;:.:.!:i:.:.!:.ヾ:、、///     ′   /// //':./:.:,:/::,/:,':.::;//
     ;:.i j:::;.::/.:/ !.:;:.:.'i、!:.!:ヾ'、'、                 ' '/'//:.;.::/::/:/:.:.:/イ
    /′!:.:./:/  i.:;:.:.}_}.;:.!;.:;ヾ、ヽ、            ,/ //::;:.:/::/:/:.,イ'/;′      そろそろ戻らないと、ダヴィンチが心配するので帰りますね!
    /  ,':./:./ /´ i.;:::.i,i;∧!!:.;.::;ヽ     、,_   _ノ   /'/':;.:/::://:./// j′
.   ′ // !;' /  .!:;:j !' ゙i':i:.;.::;.i:i,ヽ、     ̄        イ;':;./:::/','/>.,、'′
.     /′!! i   j:;:!'、ヽ i:.:}:.;.:;.i:i ヽ iヽ、      . イ'//;/':::/' /'/  ≫'' ‐ 、
    /  ! .i    i:,! ヽ.j:.:i!::;.;.:l:!  Λ ゙. > .  < /イ'//::::/;'/'/  /  ,. ‐ ヽ    おやすみなさいトム
       ! !    jl   j:.;'.!::;..:;':l!  Λ       /´イ/;::.:/!:! /:  /  /   ハ


 「うん、お休みアーヤ」



 アーヤはスネイプと会う日、すなわち合法的に夜寮から外に出られる時間を利用して本と会話していた

 誰にも気が付かれない、彼女の楽しみにしている逢瀬であった



3882 : フクロウ ◆BfUSmHuT/. : 2021/05/21(金) 22:14:31.28 ID:5CGkq8B5




            _                               >. ヽ
            | l                               ヽl ヽヽ_
            ノ ヾ三ニl.                      /l,     Yヽ∨
  l ヽ..._       /     ノ /l                      >ノ     jヘj i
_l   ,.ニ'、   /     /´ il'´       ,._            il'´      .ノ/ l
ヽ  ,.r'シ'''´ヾ、 /ヽ    l    i!   ____,. -''/|\'‐ _         i!     ,..'    ノl        /l  ,.,
. `Y:シ    ヽl  ヽ、.,_ ヽ  i!,.-</く /  l.  \ .7、ー-、.    i!   ,. '   /l       ,イ7 .l ././
   `ヽ     ヽ    ,..、..ヽ//ー./ /`‐-=i!=-‐' ヾ ヽ`ヽヽ   .i!  ,.'   / .l    _,r==ミ、 レ ./
     ヽ       ヽ ニ¨l>=.ノ_,-'''"ヽ/    .|    ヽ ノ ヽヽヽ   jj ,.'   /   j_,..-'''´     ヾ) ./
.       ヽ     ∨ ≧=二 シシ=,`‐、.,_  |  ,. -‐<ニ、ヽ ヽ'ーノノ/ー‐=-、_  _ノ´  -=ニ二 ./( ` ヽ、
.         ヽ   __j_j'' /__/  j // /≧ァァ7l ヽヽヽ `ヽヽミ ミ ≧シ' / _,,.ノ ー -,=   _,..''''´ ̄ ̄
          ヽ  i' .l.リl /   // /' / //./ .l ヾ ヽヽ i!ヽヽミー-=シ' 二i> 、リ/ ;  ,' /'´
       ,r-ミ=..__lノ八. l /ノ/ ,.' / ./ / イ / リ l li ヽヽlヽヽヽ、 ー彡''./ ,..ニ..、.; シ'' ´            急がないと……
       ´  .)レヘ. シノ∨ ,イl / / ,イ//./l /  /,i!  l lヽ ヽ ヽ、 ヽー---ァ''´ ./ ./
       //::::ヽ,.二フ∨( l .ァフ7ァァ/,i! i!l  /ハ‐ ァ;- lヾ リ) l `ヽ 〉i´   //1、
       ( ./::::_,.=',ニ三八 l l lN九iヽ l .!l :/./r=∨l、i!リ ノ )ノl ヽ l ヽ ヽ=./''___、ヽ`ーァ:'ヽ、
     _八/:::::::::::>二ノノl l/ ヽl.弋z シ  ヾ ´弋z::シ l/lr'イヽヾl Y,.===ッ'''´:::::)':::::'´:::::::::::::ヽ
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                ',        l,'           ,.'
                 ',         l,          ,.'
                 ',.        i!         ,.'
                 ',      l        ,.'
                  ',      l        ,.' lヽ
                  ヽ、.,_, -',      /l ノ l
                        ヽ     ノ ノ l
                        `ー‐┬'‐'´   |
                            l、    .j
                            `ー-‐‐'


 アーヤは部屋から去る



 そして、はらりと本が開き文字が現れた


















 「がんばれアーヤ、彼を僕に相応しい英雄にするんだ」












To Be Continued→



3885 : フクロウ ◆BfUSmHuT/. : 2021/05/21(金) 22:16:22.93 ID:5CGkq8B5

一応想定していたルートではほんの持ち主は
80%→ダヴィンチ
10%→ボーボボ
7%→アルトリア
3%→アーヤ
という感じでプロットを組んでました
一番想定しなかった奴が本を持つことになりました
では、また明日



3886 : 名無しさんスレッドの埋め立ては空いている時間に : 2021/05/21(金) 22:21:52.16 ID:LMS+4pls

ダヴィンチが持ったら、本を解剖しません?


3887 : 名無しさんスレッドの埋め立ては空いている時間に : 2021/05/21(金) 22:24:06.22 ID:VPsfut++


トムに女装見せて拗らせるルートはないのか


3888 : 名無しさんスレッドの埋め立ては空いている時間に : 2021/05/21(金) 22:25:22.05 ID:ORQeApUt


なおその英雄が女装性癖爆弾する模様



3889 : フクロウ ◆BfUSmHuT/. : 2021/05/21(金) 22:31:05.58 ID:5CGkq8B5

ちなみに各没ルートの流れ
ダヴィンチ×トム→急に輝きだした姉に対する劣等感から解剖しようとしても解剖できなかった本に心を開くダヴィンチちゃん
ボーボボ×トム→ ト   ム   発   狂
アルトリア×トム→アルトリア病むルート
尚、トムがタンジェロ堕ちしてたらアルトリアルートに進む予定でした
ではまた!



3890 : 名無しさんスレッドの埋め立ては空いている時間に : 2021/05/21(金) 22:40:15.57 ID:oXHoOqgp


トム発狂が見たかった!


3894 : 名無しさんスレッドの埋め立ては空いている時間に : 2021/05/21(金) 22:50:46.29 ID:yksRUUSf


アーヤが日記所有者だと一番ラスボス感あるな


3895 : 名無しさんスレッドの埋め立ては空いている時間に : 2021/05/21(金) 23:05:54.01 ID:AmS4wX2d

乙です
ホグワーツは今タンジェロに汚染されかかってるから


3896 : 名無しさんスレッドの埋め立ては空いている時間に : 2021/05/21(金) 23:12:30.40 ID:PjiL2jot

そうか、この時点のトムだと、まだ文字でしか世界を認識できないのか……。
そら汚染される余地がほとんど無いな。


3897 : 名無しさんスレッドの埋め立ては空いている時間に : 2021/05/21(金) 23:34:34.76 ID:D4VpY5qs


トム発狂が一割もあるのは笑う


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