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　　 　 　 　 　 　 　 　 　 後付け設定

　　 　 　 　 　 　 　 　 　 信仰と法治が一体となっている社会

　　 　 　 　 　 　 　 　 　 弱者救済の理念が建前だけでなく隅々にまで浸透している

　　 　 　 　 　 　 　 　 　 特に奴隷の取り扱いは細々とした取り決めがある
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　　 　 　 　 　 　 　 　 ,ｲ　｀ヽ:.:≧ ､　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ゝr-､ィ　　　 ｲ/
　　　　　　　 　 　 　 /　　 ヽﾉー　ﾊ　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ／〈二二彡≦二ヽ
ヽ　　　　　　　　　　/　 ヽ_ ﾉtｯ　〈ｧ'　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ／／　r- ､　〈　　〉 j》
〈　　 ＿＿ ＿ ＞ ´/¨ 〉_ﾉ　　_{_ノj　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ／／　　 ￣ヽ￣｀ヽ'¨ ヽ 　 ./l
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l　　 |::::::::::::|　 /　/　　　　／ヽ_r- ､ ＿ __ ＿{_ .::＞ ´　　}_〉ﾉ´　 ＿　_.／／　　./ /　　／｀≧､ノ
l　　 |::::::::::::| ./　/　　　 〃　／　 　 　 　 |:::::::::|　　_ , イソ　　 ,ｲ:.:.:,r-.､／　　　/ /　　 ⌒〉./__ﾊ
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l　　 |::::::::: /　/　　　 /　 /　　 　 　 　 　 |:::::: ／／≦こ〉ー‐､＞'r,ﾍ_ｿ}　　　/ /　　 　 .// ≦≧､
＿＿v::::::/　/　　　 , 　 /　　　　　　　　　|::／／::/　　　 |::::／／|≧､ソ-,- ´¨ヽ　　 　.//　 //｀ヾ
　　 {.￣/　/　 　.／　 ｲ　　　　　　　　　／／::l::/　　　　／／::::::| 　 |::::::|‐､_ ,ｲ　　　_//　 // 　 ○　o
　　 |　/　/}_ , イ　 ／　｀　＜　＿＿ ／／:::::: ﾚ　 　 .／／::::l :::::| 　 |::::::|/ /ー､＞〃_ 〉 //　　//　/
　　 |./　/〈 __ ＞ ´　　＿_|＿＿|__／／´￣￣｀＜ ／／ |:::::::ゝ:::j　　|::: / /　|::::|ー//ﾆr-､　　//　/
　　 /　/　 {　　 ＞ ´:::::::::::::::::::::／／ヽ　　　　　{／／｀ー―‐‐‐´　　|::/ /　 .|::::| .//::::| zｧ'　.//　/

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　　　　　　　　　　　　 　 　 そんな事情を受け、人造イフリートのうち

　　　　　　　　　　　　 　 　 ゴーレムは結構実用されていたりする　実は
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　　　　　　　　　　　 　　 _＿＿
　　　　　　　　　　　 　 <_＿＿_>
　　　　　　　┌--――|_. エ_+ェ|―┬--┐
　　　　　　　,|　i | 　 ＿ﾄ.｀´｀´-|＿　 　 ! |＼
　 　 　 ,-／　|.￣工 　 ￣Т￣　/￣￣7/　,>―- ､
　 　　/ （＿／ヽ_ ＿_┬＿|＿_工工_ / ＼/　.＿ 　|
　 　　iヽ+工/　　 ∨＿_|　 　　⊥⊥_/　　/￣　　￣ヽ
　 　　Vっし　 　　/　　 －二二 工エ|　　l⌒l⌒.l⌒l⌒l
　 　 　 ￣　 　 ／＼＿＿l　T＿＿／＼ i＼_|＿|__/_／
　　　　　　　／　　T　／　￣　　　_> 　 ヽ｀-―´
　　　　　　　|￣工 エ|_ 　　　　　 | ｀ー ´＼
　　　　　 ／｀ー一 ´／|　　　　　　＼_二二l
　　　　　 |二二二二／

　　　　　　　　　　　┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
　　　　　　　　　　　 　 　 家畜や簡単な機構で代用できるような極端な単純労働

　　　　　　　　　　　 　 　 例えば水をくみ上げるためのポンプをひたすら上下させたりだとか

　　　　　　　　　　　 　 　 畑を耕す犂を人力で引かせたりだとか

　　　　　　　　　　　 　 　 そういうのを奴隷や使用人にやらせるのは違法扱いである
　　　　　　　　　　　┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 く　　　　　　　 /
人_人_人_人_　　　 　／二二ニﾆ＝==ー―‐‐' 　　ノ　 働　　お　＞
　　　　　　　（. 　 　 //´　　　　　　　 　 　 　 　 　 ヽ 　 け　　ら　 ＼ 　 ＿＿＿__
　な 　手 　 （　 　 //　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 〉　働　　｜　　/ ／　　 　 　 ＼
　 |　　を　　（.　　//　　　 　 　 ＿＿_r冖‐､＿_. 　　}　 け　　｜ 　 ゝ　　　　　　　　 ヽ
　 |　　休　　（　 //　　　　＿∠-―‐く_/二ゝ―' 　ノ　　ぇ　　 |　　/　 　 　 ,人/　　　 ヽ
　 |　　め 　 （.　ヽニニr彡_,ィ_ミ､　 　 {!＿_｝ 　　く　　　//　　っ 　〉　　　 ､ﾌ /　　/＼　Yﾍ
　 っ 　る　　(　　　 ｛Ｖ∠ノム}ミ=-　　}!　　}　 　　ヽ　 ・・　　　　 /.',　、　Ｚ r'　 ,　＼/　 ヾ.ヽ
　　　　　　　/　　　　｀ｺ匸e] L)ミ　 　 j}´￣}　 　　　）　　　 　 　 ( 　', ﾐ　_} （、 ｛　爪_ /　/}i }
⌒Ｙ⌒Y⌒´　,r=ﾆ二¨ ＼=ｲ/_{=ｧ＼∠ゝ- ｲ 　　 　 ⌒V⌒Y＼/⌒　ﾄﾐ　_｝ {_＼{_(ｲ_｡7∠ィiｌﾉ-
　　　 　 　 ｨ三/´　　｀ヽ､＼三彡' 　ヽ 　 　} 　　 　　　 ｛　 {.: .:::::::::::∧kｰ-＜｡≧⌒ミ　　 ｛ｌ|ｌ!ニ,
　　　＿r‐ノ⌒´￣　　_ﾐ} }　｀丁´ 　 /　/　/ ―==rニ)　 ＼,ゝヘ.::::::{　ヽゝ 彡^ r_j__ｨ　 ィ　,l|||三!
　　,ｲ/´　　 　 　　　ノミ}｛　　｛ 　　厶ノ-‐' ,,　　　 辷}　 　 ーr‐' .:::::ヽ 　 }ﾄ、 ヽ‐--= ´/　,i|l|l三|
_,イ{l{　 ヽ― ´＿,≦三ﾐゝ＼__廴__/　　 　.r{{‐y‐ｧ'　/ 　 　 　 ヽ .:::::::::} 　 l|ｉ!　 弋三- ´/ ,|ｌ|l|!厂}
/_圦,ゝ-―￢}丁´ 　 ｀￣￣/ヽ=ｲ　　　　rゝイ ｛_ ｨ'　 　 　 　 ／＾) .:::|　　`ｌ|ｉl、,ヽ‐ ⌒´ｉ|ｌ||ｌiィ　/
　　　　　　　厶}_,. -r-i_　　/　 ／　　　／{彡廴彡｛.　　　 　　 ￣ヽ.:::::|　　　 ヾｉ|ｌ|ｉ|l||ｉ|l|i|ｌ|r'／／
　　　　　　 ＿//＿廴} ＼_ 　/　　 　 (_ィヘ/＾}＿__}　　　 　 　 　 ∧.::{　　　ミミ'弍二二二／ ／
　　　　　 r仁二) =-､〈＼＿Y　　　　　　{　ｲ∨ {￣＾＼_　　 　 　 ーヘ＞.　　ミミミ|彡彡´　／＿
　　　　／二Ｘ＾＼ ヽ　| 　 　}　　　 　 　 ー'　}　-r‐-ｲｰ＼_r￢―=rっ 　 ｀ヽ､ﾐミミ}彡彡　/:::::＼
　 　／ｰ=イ＼＼　 　 }　 　 |　　　　　　　　 / ｰ/　　 ＼=‐}　ｨｰ{ //ﾐ)　　 　 ｀ミミ{彡 　 /:::::::::..
　／　　,／ 　 ｀　｀rz彡､＿_ゝ-―　´￣て /-=/　　　　 }=‐つ〉　ｰ'ｰ'　　　　 　　　＼ 　｛:::／＾)

　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 何ら得ることのない作業に従事させるのは

　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 人生を奪う虐待行為と見なされる

　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 恥を知りなさいって言われるんですね
　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛


　　　　　　　　　　　　　　　／二二ニノ　　 ∧＿ノヽ_ノヽ_ノ
　　　　　　　　　　　 　 　 //´　　　　 　ﾄ､ノ
　　　　 　 　 　 　 　 　　//　　　　　 　 ｝　ム　あ　い　生
　　　　　　　 ,r/77くﾆニノ 　 ＿_　　　く 　 シ　り 　ら　き
　 　 　 　 ／{r==､ノ　　　　/_r_,<>、　　〉　ケ　が　れ　て
　　　 　 く／<} o {>　　r､__{ `ﾊ¨ /}　 ノ　　ラ　た　る
　　　　　　 く/ o　ゝ＿r}ｨ＝ニ=-く＿_＼　 ど　い　だ
.　　　　　　くﾚ´￣´　ーr ⌒ ,　　ヽヽ/ く 　も 　と　け
　　　　　　　{ {_　＿＿_、　 /　　　ヽ廴ノ　// 　思
　 　 　 　 　 ヽ＿_,,.rｭ―ｧ-イ⌒　　｝/ )　・・ 　 え
　　　　　　　　　　　{_L／＾二二二ニ{　⌒＼ 　 　 ﾊ　　　 ／
　　　　　　　　　　　 }/ ／ ,　　_ノ 　｝｝ 　 　 Ｖ⌒//⌒Y⌒
　　　　　　　　　　　 | /j　_}＿r-＝ニ廴＿__. 　 /厶＿＿_ くﾕﾕ
　　　　　　　　 　 　 ヾ,／, -r ´-=ﾆニヽ　　 ＼//￣￣￣´
.　　　　　　 　 　 　 　 Y',',',',{　ニ=-　―ヽ―‐/厶＿＿＿_
　　　　　　　　　　　＿rゝ',',',V//´ 　 ｰ＝ゝ∠-―――　´
　 　 　 　 　 　 ／´ 　 ミ＼',',Ｖ/´　 　 -=ﾆ',　　　＿＿_　 　 　 /!
　　　　　　 　r┴-　、＿ イ.三>､/´　　ｰ=ﾆ{ 　 　｀二二　　　 /｜
　　　　　　 /´￣｀ヽ ヽ} }} ＞´ 　ヽ　,　―-､ヽ　　｀￣￣　　／／
　　　　　　 〉´￣　ﾟ }ｰ厂´ 　 　 　 Ｙ /´￣＞{ 　 ＿＿＿／／　／}
　　　　　　 〉-―‐ﾟ/¨7　 　 　 　 人V＿/´＿ﾟゝ、｀￣￣￣＿／／
　 　 　 　 （ 　＿ﾟｲ=/　 　 ＿/{/ ＿＿_ ゝ、＿_ﾟゝ、 　 ￣￣7/
　　　　　　厂 　｡}}_/　 　/Ｚノ　/彡彡^ ヽ} Ｚ＿__ﾟゝ､　　　∠/　<77/7
　　　　　 ｛＿＿/７　　 /Ｙ/,　 {彡{{ 　　ミ｝ /＼＿ﾟ｝}､　　　　　　 ∠/
.　　　　　/ー―'ﾆ{ 　 ノ} {｛ }　弋　､_Ｌィ /V＼　ヽ―-
　　r― ´　　　　}ﾐ｝　　(二ﾆrｍt≧-＝‐'　　　｀　―-

　　　　　　　　　 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
　　　　　　 　 　 　 　 後は、例えば金属器の仕上げ行程なんかも議論されるあたりで

　　　　　　 　 　 　 　 他の作業にも従事させつつ仕上げ工程を割り振るのはセーフ

　　　　　　 　 　 　 　 ひたすらその作業だけやらせるのはアウト

　　　　　　 　 　 　 　 どうしても作業のバランスが取れなくなってしまって

　　　　　　 　 　 　 　 奴隷がデザインをやって、主人が一心不乱にポリッシュしてたりする場合もある
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 _　　 ,r〃　＿＿
　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ／/r"´ ﾚ'´￣:::∠
　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 /l ／: : :ﾚ : :　: : : :　. : :￣＞
　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 /: ﾚ: : : :　: :　: :　　. . . : : :　:ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　if´ : i : j :　 : !　: : . : ,,' . : : : :　 ヽゝ
　　　　　　　　　　 　 　 |ｉ 　 l: : : . : l : : ; : ;' : : ;z_; t : : : : : :　 ｀､
　　　　　　　　　　 　 　 |l ／.ﾞ､: : :`､｀: ; : ':／",' ,'　l; ; z‐-､ _ ｀､ヽ
　　　　　　　 　 　 　 　 }ﾊ　　 `､'i'-,,｀,‐"";　 ,　　　vWヽz／-､ ヽ｀
　　　　　　　 i　　 　 ／　j|.　 　 lj 　 ', ;　,'　,'　,r',r´∠´ ｀` ir j l |!
　 　 　 　 　 ｉ|　　／　　　}　 /..　i､､､　', ,'　 ／n!,,,!,/　　　 l ノ/　l
　 　 　 　 　 |{ イ　　　　　　_{:　　| `､ﾏヽ､　￣　´　　　　　 ,／ヽN
　　 　 {i　 ／}　 }i　　 ＿　_八　　|{....`i` |　 　 　 　 　 　 　 | ;'　　 ヽ
　　　　i} ′　　,斗　´　　　￣ ＼ ﾘ...　｀ ､-‐ ,_ -二ハ　　／　;;　 /　　　　　　　 　 ぬおおおおお依頼受けすぎた！
　{　／　 　 ／　 |i　　 　 　 　 　 ＼　　　 ＼｀ヾi,__ﾆｿ　/ヽ　　／
　∨　　　　{　　　　　　 　 　 　 c　　　 　 　 冫､　＿_ /＿ }／　 /
.　′　、 　 ミ　 　 　 　 n 　く}　rJ　　　 ＼j　}　V＿＿　／　　　　　　　　　　　 　 磨いても磨いてもおわらん！！
　V　 lｧ=ミ_ﾉ　　　　　っ　　fぅ　n　　　　　　V 　 |　 　 ハ 　 r 　 ／
　 ＼｛　__　{　 　 　 　 　 　 　 r∪　　 　 　 　 、 {　 　 　 ﾋ__ﾉ‐ ´
　　^代 V》ﾉ　　n　　　n　　rJ　 　 っ 　 く{　　 ＼}　 　 　 　 ￣￣}　 i|
.　　　 　 V》　　n　　　　　c　u　〈}　　　　u　　　　ヽ　 　 　 　 О∧　ﾘ
　 　 n. 　 V》　　　　ぅ　　ぃ∪　 　 　 n　っ 　 　 　 ∨　　　　　　　:､
　　　 　 　 V》　rっ　u /〉　　う　　uぅ　　　　　　　　　、　　　　 　 i　 ＼
　J　 　 n　 V》　 n　 〈/　　　　fう　　う　　　　　 　 　 ＼　　　　　{
　　　　n　　uV》　　fっ　　　　　u　　u　　　　ｎ　　　　　　＼　　 }　＼
　　　　　う　　V》　fう　　nぅ　　ｎ　 ぅ　　　　　 　 　 　 　 　 ＼/　 Ｏ /
　 ,. -‐=ﾆ三nJV》三fうﾆ=‐-　 _n　　く>　 n　　　　 　 　 　 　 { 　 　 /
∠三rぅr Jいｎ^V》 nJ c J_ r三J=‐-　　ぃ　　　　　　　　　 r‐}　　 /
ﾆ三三ｎｒうrfn ぅ.V》_　c　ぅ　n.ぐ三ﾆﾆ=‐- 　 　 　　＿ 　 　|＼　 /
三三ノfn＾ｎ うY´}:::::::｀ヽ rぅ　rJ u　'=うnJ三＼　_ノ　　｀ヽ ﾉ　 　Ｌ __　_
三f nJ c く{ fJ{/{:::::::::::: } _　rぅ 　ｎJ　rっ}三三7　　⌒弋.}‐-　 _r─‐‐-
:＼　c　fぅ　n　乂_:::: _:ノ u　fぅ 　ｎ u　ｎ.じ三｛ｰｧ.　､＼ノ　 　 　｀
ﾆﾆ＼ぅ　く{　fぅ　ｎ　 　 rj　ｎ　∪　 　 ぃJ 三三}}ー '￣　　　　　　 _　ノ

　　　　　　　　　　 　 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
　　　　　 　 　 　 　 　 　 そんなわけで、多少不細工で多少値が張っても

　　　　　 　 　 　 　 　 　 人型サイズのゴーレムは引く手あまただ

　　　　　 　 　 　 　 　 　 もちろん侍らせて楽しむお大尽も少なくないが

　　　　　 　 　 　 　 　 　 そういう仕事こそ奴隷にやらせた方がよっぽど安くつくし確実
　　　　　　　　　　 　 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

　　　　　　　　 　, -ｒ⌒L⌒」⌒yヽ 、
　　　　　　　_ｒ─　ノヽヽ,_　_,ノヽヽ　ｲゝ、
　　　　　　rヽ,　／　/　　　　　　　｀ヽ　ｲヽ,
　　　　　r｀　 /　　/λ　 　　ﾊ　ヽ、　ヽy i┤
　　　　　/　ｿ 　　/!　!　　　/　l　　ヽ　 　l　,j
　 　 　 　i　l 　　/ ､｜ﾊ　 /ヽ､,Vﾍ　';_ 　i　 |
　 　 　 　 | !　　|　 |`ﾄ､ヽ´　｀j_,.斗ヾ´! |　!　l
　 　 　 　 N､ 　 N.rテ‐r-　　 ‐ｒテ‐ｧ'ﾚﾉ /ﾘ !
.　 　 　　 i } ＼ ト八 _,ﾉ 　　 　弋_ノハ 厶ｲ l　　　　　　　　　 機転とかそういうの効きませんしね、彼ら。
　　　　　 /　/.{ix},　　　　　,　　　　　 ﾙX}　､ヽ
　 　ｒ ､／　/　Iiy}ﾍ　　　　__,　　 　 ,ｲ{Iy} ､　ヽ＼
　　 l　!｀ヽ./__.{y'}　＞ _　 　　　　.ｨ'　!y'}ｨ;､ﾄ､＞'´|
　　 l　ﾚ'Y´j＼Iiy}　ﾄ ┤,≧‐≦´ | ﾚ{Iy}/＞'´＿ ｜
　　 |.' ／ ｺｌ＿ヽ<ﾌイ､＼__Ｙ__／,＞}i水{´　　＿｜
　　〈　 ／ ）|　 ｀ﾊ!|::::::::ヽ∧ ∧'".:::: lヽﾘ､_＞´∧ﾉ
　　∧　 <_}ｒ!ー┤|:::::::::::/　Ｙ　ヾ::::::::::::V´ 　 〈_丿
　 〈 ∧　　）| .／/､::::::::/ 　l | 　 |:::::::::::ﾊ　＼　 ））

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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 太古、光が上方に、暗黒が下方に存在した
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　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 |｀＼
　 　 　 　 　 　 ＿＿＿_　|　 /＿　　 ＿＿　∧ /|　　　＿＿　ｒﾍｎ
　 　 　 　 　 　 |＿,. -┐| |／/　/　　|＿_ ｢ |_/ |/　　　|＿　｢ |__||｣　　＿ ｢｢|　　__ [[|
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　　　　　　　　　 　 ＿_|｜　　　 　 |＿,. -┘　　　　　└一 '´　　 　 　 ￣　　 　 ￣
　　　　　　　 |￣￣　＿,｣
　　　　　　　 ￣￣￣
　　　　　丶　 　lヽ　　　　 、: .: .:. :.: .: .:. :. :. . . .: .: .: .: .: .: .: .:. :. :′. :. :.: .:. :. :.,; :, :;, ;, , ,:,: ,: ;,, :;,:; ,:; ,, ,. .. . ., . ..
　　　 　 　 ＼,ノ　｀ ､_＿ノ丶 . :.: .:. :.: .: .: .:. :.／: .. . . . :.: .: .: .: .: .:. :. :, , :;,: ;,, ,; ;,: ;,:; ,:;, :;, ,. ,. .
　　　　　　　　　　　　　　　　＼＿＿　. :. :: .: :. .: .: . .. . . .: .:' .: .:. :., :;, :,: ;:;, , . . .
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　　　　　　　　　" '; ,; ,;,;,; ,　　　　　　／. :. :.: .:. :〈/.. : . ,;: ,; :;,: ,:; , . .
　　　　　　　　　　 '; :,: , :;: ; ,;,　　　 （＿＿＿＿, :. :.; :;, :,: ;, ..
　　　　　　　　　　　 : . :;, ;,, ;,; ,　　　　　　　,.-''~ .:. :. :.,:; ,; :;,. ,; ;, :;,: , .,. .
　　　　　　　　　　　 : .:. : ,;: ,;,;,;,; 　　　　 ／ :.:;, :, :;, ; ;, , ,., . ,. . ..
　　　　　　　　　　　 .: .: .. ;, :,;, ;, ,　　　 / :.: .: .:. :. :. :.,; :, :;:; ,:;, ,. ..
　　　　　　　　　´　_ .::.:.. ..: ;:, ;,; ,;, 　 　l .:.: .:.:. :. :.,; :;, ,;;, , .
　　　　　　　　　　　　: .. ;:, ,:;; ,; ,　　　 ＼＿ :. :.:;:, ;:, :, ;, , .. . . .
　　　　　　　　　　　: .: .., ;:, :; ,; ,,　　　　　　 ＼ :. :. . :;, :;,: , . ..
　　　　　　　　　　 : .: . .:;, , :;, ;, 　　　　　 /￣ :. :. . .,; :,:; ,:; :;, ;, .. .
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　　　　　　　　　　 , ,; ,, ;,; '　　　　 /＼| :.: .: .:. :. .: .:,; :,: ;,:; ,:;, ., . ., .,
　　　　　　　　　 , ;, ; '　　　　　 ／ :.: .: .:. : .:. :. :. 丶. . . :.: .: ,; :; :;,: ;,:;, :; ., . ., . ..
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　　　　　　　　　/.　　＼| .:. :. :. :. :.: .: .: .:. : :. :. :. .. . :.: .. . . . :.: .: .: .: .: .:､. :. :. :. :. :. :, :;, :;,:; ,:; ; ;,: ,: ;: ;,:;, ;, , , , ,. . .


　　　　　　　　　　　　　 　 　 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 光明に善神アフラ・マズダーと、横浜に邪神アンラ・マンユが

　　　　　　　　　　　　　　　　　　 それぞれに存在した
　　　　　　　　　　　　　 　 　 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

　 　 　 　 　 　 　 　 　 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 邪神は善神の存在を知らなかった

　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 しかし、光明に引き寄せられて光の領域に足を踏み入れようとした
　 　 　 　 　 　 　 　 　 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

　　　　　　 , .:.:´.:.:.:.:ﾞ`
　　　　 ／.=＝ =.:.:.:.:.:.:.:ヽ
　　　 /.:.:.:.:,､:ﾄ､i:._.:.:.:.:.:.:.　＼
　　　 {:.:..:./ 　 .,必ﾉ　〉:.:. _ :.:.:　ヽ
　　 　l:.: ´㍗, 　 　 '⌒´fi ｝:.:.:.ゝ-　― - ､
　　　 ＼. l 　 ＿,　　 yイ.:.:_.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ﾞー ―　- 　､
.　　　 　 ＼.:.　 　 ／7‐ｒ┴ ､_.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:二:.:.:＞
　　　　　　　､:l￣∧　/　i|　　 i| ＼.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＜
.　 　 　 　 　 ﾞ､.:厶ﾊ 广¨′　j|、:　 ¨:..:.:.:.:.:.:_ヽ＿.:.:.:.:≧:ー
　　　　 　 　 　｛ {下ﾐ ､ ＿ _ﾉl　＼:.: 　ヽ ,,(.:.:.:;'　 ￣
　　　　　　　 　 Lli.| 　ﾞ `､　　 　 ｛. ＼　 ＼ソ　　　　　 　 　 　 　 　 　 なんかあっちの方からええ匂いがする……
　　　　 　 　 　 　l圷､　＼_; 　 　 ﾍ、　＼／＼
　　　　　 　 　 　 lj | _ ｋ　 ㍉、 　 ﾍ.　　 ＼／ヽ
　　　　　　 　 　 　 | _ | }　　＼ 　 　 ＼　　 ヽ　 ｀⊃
　　　　　　　　 　　　〉 |｢　　 　 　 　 　 に:二:二ﾌ
　　　 　 　 　 　 　 （_ｙ'へi、　　 |lﾞ ､､ 　 ＼:､:./
　　　　　 　 　 ＿＜.:／.:／ヽ 　 l|.:.',.＼､　 ヽ
　　 　 　 　ｒ'´:::::::_:::::｀Y .:.:./ .:',　|l.:.:.';／＼､ _ ＞
　　　 　 　 Ｌ _:::::::::｀Y＜⌒L :⊥斗-へ::::::::::::::ヽ
　　　　　 　 　 ｀ ー､:::::::.｀:::..､_ｒ―=;'　　＼::::::::::::::、
　　　　　　　　　　 　 ｀ ｰ- ､:::::） ＼ 　　　 ＼:::::::::‘､
.　　　　　　　　　　　　　　　└く　 い　　　 　 ＼:::::::::::、
　　　　　　　　　　　　　　 　　　ヽ｣ ｝|.　　　　 　 ＼::_人
　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ー′　　 　 　 　 ＼:::.＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼:::.ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ヽ;斗ﾍ=､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　 　 　 Y　 ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ',　 〉.|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 辷 ノ

　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 アフラ・マズダーは聖なる言葉を発してアンラ・マンユを撃退した
　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 __　　　 ＿　　　　 　 　 　 　 　 　 __　　　　　　 ＿
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 {i{＼　 /i/}i}　　　　　　　　　　　　 {i}＼　　　 ／＾ｱ}　 ,}
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　{i{　 ＼;′!i} 　 . -―: : : : :￣: : ‐-{i{..　＼ 〃　 //　/ }
　　　　　　　　 　 　 　 　 　 .　-‐=ﾆﾆ{i{‐: .､{{∨/. :´: : : : : : :/. : : : : : : : .＼ヽtｧ'/＿｛i{. :´: /
　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 . .-‐: : ＼: : ＼／. : : :/ . : : ｛: :{: : : .ヽ、: : :}i}: }i} : : : : ―＜
　　　　　　　　 　 　 　 　 　 . ´ ｧ': : : : ／ヽ／:/ // / : /:/.:∧: ､ ＼: : .＼ }i}/∧: : : : : : : : .ヽ
　　　　　　　　　　　　　　／ ／. : : :／ : ／. : :{: { {: {: :/. :{ :'　 ヽ:ヽ: .＼: : :'レ'/: :＼: : : : : .ヽ :.
　　　　　　　　　　　　　　　/ . : : : ´: :／/:/ :/'{＼{: {: {: /｛:{　 　 ＼＼ : ／:∨. : :} : ヽ: : ヽ: :} :}
　　　 　 　 　 　 　 ー＝ﾆ二´ : :ｰ=彡:/:/ . : : {:ﾊ｀ｰ-{/　{:{　　　ヽ 斗:´､: : :}: : : } : : }i} : : } :}: ;
　　　　　　　 　 　 　 ／: ,: :ｧ:´: : : : 〃{:{{: : : :∧ },ｨ≠ミ　{:{　　 　 ,ｨ≠ミ:｀T:}: : :/ } : }i} : : } :}:ﾉ
　　　　　　　　ー=ﾆ´: ／ / . : -ｧ´／ :{' {: : : {　〃ん心　 ﾞ{　　 　 ん心 ヾx }: :/ / : :}i} : : } :}
.　　　　 　 　 ,..:i:彡／. : /／:／／ / : : ∧: : {　{{ {: :fi: :} : : : : : : : {: :fi: :}　}} }:/ /. : :,'i:' : ｉ }:ﾉ
..　　　　　..:i:／´／. :_:_:/'_／／-‐/. :／　,:＼:.＼ tぅ-‐'ﾟ : : : :, : : :｀ﾟ‐-tぅ　//. :' : :/i/. : :| }
　　　 ／i／　 /'´　 　 ..::'／　　 /／ . : :' :/　ヽ: ゝ :〝〝　　 　 〝〝　:　//. : {: /ｉ/. : : :|:{
.　　 /／　　　′　　 /:i/ 　 ｰ ´ ／. : : //　　　人 :.　　　　,::￣`:　 　 .: 〃. : /{/i/{: : : : {ヽ、　　　　　　..やだ、気持ち悪い！
　　/'　　　　　　　　/:i/　 　 　 / /. : ィ:/　　　'　　 し:｡　　 V:__ノ　　｡ ﾟ/. : :/{{/i/ :ト､: : :{　 ＼
　 '　　　　　　　　 /:i/　　　 　 {:/. :/　{{　　 　{　　　ﾟ　 ≧‐-　 -‐≦ﾟ。!: : /　{{:i{ : {　 ＼:.　　 　 　 　 　 .こっちに来ないで、この変態！！
　　　　　　 　 　 /:i/　 　 　 　 {{ :/　　 ＼　　 ＼　 ﾟ ｡r=土.ﾆTﾆ. 土=!{: :/ 　 |:i:{ヽ{　　　｀ヽ
　　　 　 　 　 　 {i/　　　　　　　{:{　　　　　 ／￣｀{三ニミ:､　|||　 ,.-=ﾆVミ＜ﾞ|:i:i!
.　　　 　 　 　 　 {　　　　　　　　ヽ ――‐ '　　　　{三三三ミ:r=iﾆﾆﾆ三{三ヲ |:i:∧
　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 |　　　　　　　　 /三三三ﾆﾊ_ﾉ三三三三{　,|/　 ＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 '.　　　　　　ヽ厶 -‐　¨二二ニう.ニ三三} {　 　 　 ｀　 ､
　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 rヽ　 　 ＿／　　　　　｀二二二つ＼三ﾆ} ∨　　　　 　 }
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　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 /　　 ノ 　 　 　 ＼-‐　´　|三|　 !ﾆ{　　　　　 :.　 　 　 /
　　　　　　　　　　　　　　　 　 . ′　/、　　 　 　 　 〉 　 　 |三|　 {ﾆ{　　　　 　 } 　 　 〈
　　　　　　　　　　　　　　　　/ 　 ／ぅｔぇx、 　 　 /　 　 　 |三| 　 Vﾊ　　 　 　 }　　　 〈
　　　　　　　　　　 　 　 　 . ′／　 　 ｀^ぅｔぇｘ､/　　　　　 !ﾆ_}　　 V_〉　　 　 ∧　　　∧
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　　　　 　 　 　 　 　 　 　 {　　　　 　 　 /　　　 r､　　　　-=ﾆ二二　　　 　 /、　 ∨　　 ∧
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　　　　　　　　　　 　 　 　 ゝ---―　 ´　　　　　 }　 　 　 　 二二ﾆ=-　´　 {　 　 　 ∨　　 ∧



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＿＿＿
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ,..:.:´.:.:.:.:.:.:.:.:.:.｀:.:...
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..:.:.:.｀.:.、
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 :.:.:.l:.:.:.:.:.:|//__／ /;　l:i:|___'，:l:.:',:.:.
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　'.:.:{ :|:.:.:.:.|{r:ｲj 　 　 　 lrﾊl` ﾘ:.,':.:.:.
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ',:ヽ|:.:.:.:.| ￣　　　　　 ゞ'゜ ﾊ∧:.:.:.
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　}＼い.:.| ````　　　'　 ､､､{ﾉ!　';.:.:.
　　　 　 　 　 　 　 　 あっふーん　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ,':.:.:.:.'，:.'.　、 　 ‐　　　, イ:.:l　 l:.:.:l
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 /:.:.:.:.:.:.'，:.'，ﾄ｀＿-r ＜:.:.:.:i:.:.'　 l:.:.:'
　　　 　 　 　 　 　 　 そういうこと言うんだ、まどかって　ふーん　　　　　　　　　　　　　　　 　 /:.:.:.:.＿_厶:.:'，:´:::ll^^ll::::::＼j.:.:.',　l:.:.;
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 /:.:.:.:/ ＼:::::::＼',----rｪr--､ll＼:'，!.:;′
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /:.:.:.:/　 　 ＼:::::::ヾ--.,r7ﾊ---`:／V/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 /:.:.:.:/＿_　　　 ＼:::ll:::::ll::ll::llヽ:::ll'´　 ∧
　　　 　 　 　 　 　 　 ……そうか、ふーん　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ,':.:.:.:.:.＼_l　＼　 　 ヽll::::ll::ll:::ll:∧ll 　 ハ:.'.
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ,:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:l　　 ＼　 　ji〃`llr'l|　 ﾘ　 '　 '.:.'，
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 /:..:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|　　 　 l＼　　 ,'ll　llヽ　 / |　　'.:.'，
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|　　 ＼|　 ＼/ ll　 ll　∨　| ＿_ﾊ:.'，
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|　　 　くヽ-- ､_　＿＿＿/´＿__ l_:.ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|　　　 ////-､_]]:::::::::::＼___´ _／ ｺ:.:.:＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,':.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ　　　 ￣´　　　￣￣ア:::::::「|　　ﾉ:.:.:.:.:.:＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　':.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼_,　 -―　　　　／::::::::://-‐':.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::.:.:..:.:l　　`　―--　' ´-----' ':.:.:.::.:.:.:ヽヽ:.:.:.:.:.:.:.'.

　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ┏━━━━━━━━━━━━━━┓
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 アンラ・マンユは諦めが悪かった
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ┗━━━━━━━━━━━━━━┛


　　　　　　　　　　　　　　　　　(　　　 ／::::::::::::::::::::::::::ゝ
　　　　　　　　　　　　　＿＿＿＼　ノ:::::::::::::::::::::,,::::::::::ゝ
　　　　　　　　　　　 ／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/／/ｒｪﾚ::::::>
　　　　　　　　　　／:::::,ｒ>,:::::::::::::::::::::::::::::〈　　　　/|:::::ヽ
　　　 　 ／/　.　 i:::::::://::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ⌒／　＼:::＼
　 　　 ./::::i　　　 |:::::::|/:::::::::::::::::::::::::::,, --＼::＼ー--、ヽ:::＼　　　　　 　 　 あなたが悪いのよ、まどか
　　/|　{::::::ヽ＿ノ::::::::::::::::::::::::::::::::::::/⌒ヽ　/＼,,:＼/　',　 ）ﾘ/|
　　|　V:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::〈　　　 V Λ￣　 　く
　　＼::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ ヽ、　. ｲ ﾊ　 ／　ヽ　　　　　　　　　　 私ですら知らなかった
　　　 ＼:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/　 Λヽ/ } ＼V |ヽ.　',
　　　　 ／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/　 /::::i　 /　|　ヽ.|Λ.　',　　　　　　　　 　 扉を開いてしまった、あなたが……
　　　／:::::::,-ー--::::::::::::::::::::::::::〈　　/:::::::〉　　.l　　〈　 ',　 ',
　　 /／{::::/　　＜:::::::::::::::::::::／　... ｌ::::／　 　 |　　 ヽ　〉　 ﾍ-、
　　　　　ヽ　　　　　ヽ、:::::::::::~/￣i／|　　　　 |　　　 .ヽ＼＿i　|　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　､__人_人_人_人_人_人_人_...人
　　　　　　　　　　　　　''ー- /　　/ /.|　　　　　　　 ／iヽヽ　 Vi　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ）　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 （
　　　　　　　　　　　　　　　　ゝー　/ Λ　　 ./|　　/|　 ヽ＼}ニ| 〉　　　　　　　　　　　　　　　　　　　）. 　いやああああ！！　　 .（
　　　　　　　　　　　　　　　　〈　i |　/　 .〉、_|　|　/　}　　}.}ノV 〉i　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ）　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 （
　　　　　　　　　　　　　　　　 ヽノヽ∩_/-/_/　V||_,, ヽ-''　　￣　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒..Ｙ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　',.:.:.:.:.:.个个:.:.:.::.::,'
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　 ',:.:.:.:.:.:|　.|:.:.:.:.:./

　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
　　　　　　　　　　　　　　　 　 光明に対する好奇心などどこかへ行ってしまい

　　　　　　　　　　　　　　　 　 アフラ・マズダーに挑戦することに全力を尽くし始めた
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

　　　　　　　　　　　　　　　　　 _ .．-───
　　　　　　　　　　　　　　 .． ´:::::::::::::::::::::::::::::::::::: へ.
　　　　　　　　 　 　 　 , ´:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼＼
　　　　　　　　　　　　/ :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ:＼
　　　　　 　 　 　 　 / :::::::::::::::::::::::::::::._:::＿＿＿:::_::::::::::::ヽ:ヽ..__
　　　　　　　　　　　′:::::::::::::::::::::ﾚ ´..．-―── - ミヽ:::::ﾄ:::::::::::::::::-.......　　　　　　　 　　　　　　　__ ..．=＝＝＝=─　.
　　　　　　　　　　　| ::::::::::!::::::::::::|／:::::::::::::::::::::::::::::::､::::Y:::l!::::::::::::::::::::::::::::::￣::::::::::―　　　─　　二 _＿｀
　　　　　　　　　　　| ::::::::::!::::::::::::|::::::::::/1::::::'.:::::::::!:::::::::::::::i!::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::￣:::｀ .
　　　　　　　　　　　| :::::::ｲ!::::::::::::|::::::::.'　!:::::ハ :::::i:::::|::::|::::i!:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.＼
　　　　 　　 　 　 　 '. ::/ |::::::::::::::|__::/＿|::/ 　_'_::ﾊ__j_: |::::i!:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ:::::＼
　　　　 　 　 　 　 　 V::{f|::::::::::::::|:::/　　j/　 　 V　V|:::从ﾘ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼::::ヽ
　　　　　　　　　　　　| :ゝ :::::::::::::|/弋ｩテ　　　　ぅテ1!:ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＿ :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ.:::::＞
　　　　　　　　　　　　| ::: | ::::::::::::|　　　　　　　.　　　八:::::ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＜´ ￣__　＿＿　￣￣ ＞――ｧｧ－ｧヽ′
　　　 　　 　　 　　　 ゝ : | ::::::::::::|　　　　　_　 　　イ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 冫´ : : : : : : : : :＞:´: : : : : :.//一'’二ヾ
　　 　　 　　　　　 　 　＼ : ::::::::::|:＞ 　 　_　r＜:::::|::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::// : : : : :-‐‐r ´ |: : : : : : : //　　　― ､j::
　　　　　　　　　　　　　　 ＼:::::::::ヽ:￣/ｰ「:::::｀ト┬｢フ ⌒ヽ:::::::::::::::::::::::::::＼ ⌒ 77: : :
　　　　　　　　　　　　　＜::::｢ト､::::::::Vr了j― ┐::|｜　　　　!::::::ト .._:::::::::::::::::`ーi i: : 7　 . いいことまどか　　 　 　 　 　 　
　　　　　　 　 　　 　 / 　 ヽ| !:{_ヽ::::::＼¨「､￣ ::::|｜　　　　!::::::|　　　－-　_:::::::j_＞　
　　　　 　 　　 　 　 .′　　｜::::::¨:ヽ:::::::＼iﾊ :::::::|｜　 　//| ::: |　　　　　　　　　　　　　　私はあなたを打ち倒すわ　　...
　　　　　　　　　　 /　 　 　 | !:::::::::::/＞‐- ゝヽ::::|｜ 　 .'/ i| ::: |　　　　　　　　　　 　
　 　 　　 　 　 　 く＼　　　｜!:::::::://::＞‐＜| | V /　 /ｲヽ |:::::ﾉ― -　_　　　　　 　 　 　 私はあなたが創造した全てのものを打ち倒すわ
　　　　　　　　　 / ＼＼　　| |::／'/ // ⌒ヽ| |ヽ/　 /､:::＼／　　　　　　 ＞－-‐＜:::
　 　 　 　 　 　 /　 　 ＼＼ ／　| |//　!　　 | ト 　 /　 ＼::: ー─── :::::::::／　　　　　　この世全てを破壊し尽くすつもりよ
　　　　　 　 　 ′ 　 　|/＼＼　 | |/　　　　｜|　ヽ′　|　 ー───── 　　　　　　
　 　 　 　 　 / 　 　　　!　　＼　 | | 　　! 　 ｜|　　　　 |　　　　　　　　　　　　　　　　

　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 |｀＼
　 　 　 　 　 　 ＿＿＿_　|　 /＿　　 ＿＿　∧ /|　　　＿＿　ｒﾍｎ
　 　 　 　 　 　 |＿,. -┐| |／/　/　　|＿_ ｢ |_/ |/　　　|＿　｢ |__||｣　　＿ ｢｢|　　__ [[|
　　　　　　　　 　 　 　 |｜　 |／ 　 ＿＿|｜　 　 　 　 _＿_| |　　　　　,.コ|.￣　　,ｺ|
　　　　　　　　　 　 ＿_|｜　　　 　 |＿,. -┘　　　　　└一 '´　　 　 　 ￣　　 　 ￣
　　　　　　　 |￣￣　＿,｣
　　　　　　　 ￣￣￣
　　　　　　　　　　　　　　　　　　∧　　 ∧　　/（
　　　　　　　　　　　　　　　）｀、)　 （ ／　＼ノ　 ~(＿
　　　　　　　　　　　　　 )~　　　　　　　　　　　　　　　（
　　　　　　　　　　　　　)　　　　　　　　　　　　　　　　　フ
　　　　　　　　　　　)｀　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 （
　　　　　　　）＼)｀　　　　 　 　 　 　 　 /i　　　　　　　　（＿∧
　　　　　　（　　　 　 　 　 　 　 {､　{ヽ /:::}/ヽ　　　　　　　　（
　　　　　 _　)　　　　　　　　　　i:::ヽ:::::i: : : : : : }　　　　　　　　 了
　　　　　）　　　　　　　　　　　 ヽ::::::::,―‐ -､::/／i　　　　　　　　/
　　　＜　　　　　　　　　　　　／: : : :,ﾄ ―‐- 〉:::::/　　　　　　　　 （
　　　　　)　　　　　　 ,-――´: : ,ｒ>,:／ < [ニ[]ﾆl -､　　　　　　　　　（　）＼　　　　　.あなたが創造した全ての存在があなたを憎みますように！
　　　　)｀　　　　　／: : : : : : : : : :／ ＼　ヽ/:人ヽ　 V　　　　　　　　　（ （　/
　　　」　　　　　 /: : : : : : : : : : ／　　　＼/:/　ﾄ､:i / ﾄ､＿_ 　　　　 ,､　　（ノ　（　　.....あなたが創造した全ての存在が私を愛するようになりますように！！
　）＼)　　　／::::::ﾍn:::::＿＿／　 ／｀ヽ　|::i 　 l |::| ､ 　　/三三iー´/j　　／
（　 　 　 　 i:::::ｨlj´ ' }'l三ﾐヽ､_／:: : : : : ｀ !::! 　//　 ﾄ-‐┴､三 !＿_彡　　了　　　　....その上で、あなたを愛するのは
　).　 　 　 ｚ:::::ljﾘ -'::￣￣￣:::: : : : : : : : ::}　　｜　　|　　　　　　　　　　　 （
　　)｀ 　／: : :: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ::/　　 |　　〈　　　　　　　　　　　　 フ　　　　.私ただ一人で構わないの！！
　　._　 　 ￣￣＼:::::::::::::::::::::::::,―ー-､／i 　 　ﾄ､　　ト-､　　　　　　　　　　　(
　　＼. 　 　 　 　 ヽ､:::::::::::::::ノ　 　／　/ﾊ　　/　ヽ　/-ﾉ)　　　　　　　　　 //
　　_　　　　　　　　　　￣￣　 　 く＿_/＿i ／,┴､ V)^´::ヽ　　　　　　　　　ブ
　ゞ　 　　　　　　　　　　　　　　　しﾍ_）7 ）ﾍ∩_)_ゝ)ヽ::::::::::ヽ､　　　　　　 ／
　　　　　 　　　　　　　　　　　　／:::::::::／　 　 　 　 　 ＼::::::::::i　　　　　／/
　　＼　　　　　　　　＿＿＿／:::::::::／　　　　　　　　　　V::::::::|　　　　　（
　　　)　　　　　　 〃:::::::::::::::::::::::::／　　　　　 　 　 　　 　 i::::::::｀-､　　 ／
　　ゞ.　　　　　x＜彡ﾄ´￣￣￣´　　　　　　　　　　　　　　 ヽ_ﾄ_.ノ　　　(
　　　)　　　 　 廴ﾆ‐'　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 /（
　　＼　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/　　　　　　　　　　　　　　　　_　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＿
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ,' ,'＼　　 _／}　＿　_　＿　 _　　 　 　 ／／|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 | | 　 ＞' : : : : : : : : : : : : : : | |＞､ _ ／／　||
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 { { ／: : : : : : : : : : : : : : : : : | |: ::/ : : ＼　　||
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 〉':: : : : : : : : : : : : : : : : : : : | |,'/{: : : : : 丶 /
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ＿, ／: : : : : : : : : :|: : : : : : : : : : : レ': : '; : : : : : :＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ーイ: : : : : ,ｲ: : |: : :ﾄ: : : : : ',＼:::: : : : :|: :|: : : : : : : : ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 , ｲ : : ／-',: :|ヽ､} ＼ : : : ',　＼-:､: |: :{: : : : : : : : : :ﾄ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 /: :{: :/ ,'　　ヽ}　　　　＼: : }　　 ｀＜ : : ’，|: : : : : : :
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ,ｲ／ヽ{: :|彡三ミ　　　　　　彳三三ミ } : : : ',}: : : : : : :
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　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ﾌｧｰｗｗｗｗｗｗｗｗ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |: : ::／　　　　　 「　　￣　|　　　　　/: : : : } 　 !: : : /
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ,'ﾏﾑ||、　　|／　　　 ｀　、＝ ´ 　 ― /: : ／丶
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　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 アフラ・マズダーはその全能性故に

　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 自身が最終的には邪神を退けることができることを直観した
　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛


　　　rr ､　∧,　 "´￣￣￣｀ﾞ　∧r=┐
　　　| !ヽУ´　Ｕ　　　　 　　　　　ヽ!j
　　／y'´　　　　　　　　　　　　　Ｕ　V⌒ヽ
／/／/　　 l　　 ∧　 ﾄ、　| |　 !　 　ﾞ,　　 |
　〃 /　 / ├-≠　',　|厶斗匕 |　 　 l　　 ﾍ
　|　厶イ| 　ﾄ. ＿＿ ∨.＿＿|　|　 }　ｌ　　 |＼　　 　 　 　 　 　 　 勝てる、勝てはするんだけど
　|　/　从＼{　・　　. 　 ・ 　　Y　 λ/　 　|
　∨　　j　　!　￣￣　,　￣￣/ 　 }ﾉ　　　/　　　　　　　　 　 　 　 だけど……
　 ﾍ 　 ∧ 八 ﾞﾞﾞﾞﾞ　 r‐┐ﾞﾞﾞﾞ厶イ / l　 |〃
　　 ',　′∨ヽ＞ 　. `_´.　rくイ／}人　|/
　　　}/　　　　　　ΓT´￣]＿ ′ '　 ヽ|
　　　　　　　 r‐=7　ｿ　-‐'_..ノヽ
　　　　　　　/ ｆ⌒/7⌒ヽ〃　 　ﾍ
.　 　 　 　 〈 　し介'､　　}　 　　　 〉
　　　　　　/ `〈 // | |` ┘/　　　/

:::/::::::::::::::::::/:::/::::::::::::::/　./二.__/.|　　　 　｀ 　<|l::::::|:::::::::|::!:::::::::::
/::::::::::::::::: /:::/:::::::::::::/ 　/::::/ !::l　l:::::::ー-.......　_||　`|　＜|::!:::::::::::
::::::::::::::::::/:::/:::::::::::::/ 　./::::/　!::|　|::::::::::::::::::::::::: |ト.　L 　 | |` ＜
:::::::::::::::/:::/::::::::::∠ 、_/::::/　 |::l 　|::::::::::::::::::::::::::ｌ|:::::::|::::｀..|::|
::::::::::::/:::/:::::::／　 　 /≧x、 .|::!　 |:::::::::::::::::::::::/ i::::::||:::::::::l::|::::＞..
:::::::::::l:::: |::／　　　 .アヽ　　｀ﾞiﾒー |::::::::::::::::::::/　!:::::l |:::::::::!::|:::::::::::
:::::::::;z≦|x、_　　／ _　　　 　 |! 　 |::::::::::::::≧x、!::::； |::::::: i:::|:::::::::::
::|::::::| |::::|芹斧≧斥xミ　　　　|　i　|::::::::::::::/　　「:::ﾒx|::::::/!:::::::::::::::　 　 　 　 　 　 　 /　　　、
::|::::::| |::::|じ係州fつﾏハ 　 　 l　|　|:::::::::::/ ⌒ ,'::/ 　|:::::；l::::|:::::::::::　　　　　　 　 　 /　 　 　 ＼　　　　ー―‐
::|::::::| |::::|　｀ﾞ''寸≠′　 　 　 　 U l::::::／　‐-/ﾂ.　　|::::；l:::::|:::::::::::　　 　 　 　 　 ./　　 　 　 　 ＼　　　 丿´　　　 　 　 　 /　　　､
:::::::::ト|::::|＼＼＼＼＼＼　　　　　/／ｨ係芋斥ｫxz、|:://:::::|:::::::::::　　 　 　 　 　 ′　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 /　　　　 ＼　　　ー―‐
:::::::::ト|::::|＼＼＼＼＼＼.　　 　 　 　 く,歿州杙ﾞヾ ﾘ|//:::::::|:::::::::::　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 /　　 　 　 　 ＼　　 丿´
:::::::::|. !:::|　＼＼＼＼＼　　　　 ＼＼＼｀ﾞ''ヾ'"´　 ／:::::::::: |:::::::::::　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ′
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:::::::::ﾄ |:::!　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　＼＼＼＼ /:::::::::::::::::::|:::::::::::::
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:::::::::|:::|::|ヽ　　　　　￣　　　　　U _,.ｨ ⌒ヽ、, 仁三三≧、|::::::::::::::
:::::::::|:::|::|::::::＼　　　　　　　　 Y´_　,..　　 '"　Y 三/∨ 　 .|:::::::::::::::
:::::::::|:::|::|三//会ｭｪz=＝≦三{ 　 　 　 　 　 ﾉﾐ∨∨　 　＞ '⌒ヽ
::::::::;|;;;|::|ﾂ_/三三三三x_三三ヽ、_　　　 　 )ミ/∨　　 Y 　 　 　 !
:::::::|:.:.:|::|.:.:.:.:.:.:.:.:ﾆ=rテ´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ、_ , ｨニ/∨ 　 　人　　　　ﾉ
:::::::|.:.:.|::|.:.:.:.:.: イ.:/三ﾄx 、 .:.:.:.:.:.:.:./ /三三/∨　　 　 ,;::::＞-<:::
∨∧¨|::l三三ｿ.:/三ア＼:寸に三/ /三三/∨　　 　 ,;::::::::/l::::::::
, ∨∧|::|三Ⅳ.:/:／ 　 |　＼:寸Ⅳ /ニニ/∨　　　　/::::::://::::::::::
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 /　∨:|∨　　　　　　　　 　 　 　 　 ∧　/　 |!./ |
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ,'　　 Ⅵ ∨ ,　 　 　 　 　 　 　 　 　 | .∨　　||'　i!　,
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 i!.　 　ヽ!　∨{　　 　 　 　 　 　 　 i∨!　　　　　　|i /|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 |!　　　　　 ∧＼ ＞‐＝=ニ二ニ=| |`|　 ／}　　 j !'｜
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 |､　!!.　　　　_/∧／　　　　　　　　 　 | | | .//| l　　 　 /
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　',＼!|　　　/∧ﾚ'　　　　　　　　　　　　＼|// j j　　　./.‐ｧ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ＿＼ `　　 .! !.,'　　　　　　　　 　 　 　 　 ∧∨/ :/　　.／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 `　､￣　　　| |:!　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ∨　/　.／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 `　､. 　| ||.　 ／　　　　　　　　　　　　` ＜/-‐'
　　　　　　 　 あいつ、「勝ち負け」じゃない！　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 `ｰⅥ／　　　　　　　　　　　＼　｀ヽ　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ー=≦, ./　　／ 　入　 ＼　　　＼　 ＼　',
　　　　　　 　 「やる」ことが目的になってやがる！！　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 /./　　/　／/ , `廴､ -‐≦＿≧＿二ﾆ＝=-
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ／　{　　厶斗'￣　　 ￣ ,≦≠=　!＼.　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ≦--‐∧ .,'ﾚ',=≠ミ　　　　 //ルﾊ /,　 ＼ ハ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ______＿＿＿＿＿＿,' .∧!∧//ﾙﾊ　　 〉_　- ､　,ｨ'/　　　 ＼}＿＿＿＿＿___
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 | /　　　＞,....___ (￣　_, ＜ /./　　　　　',
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ,|'　 ＿　　 ∨　 ￣￣　 　 ,У／ 　 ＼　',
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ＿＿＿＿＿＿＿/　／　 ￣￢ ＼＿＿＿___/　　　　　　　 /＿＿＿＿＿__
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 〈　　　　　　　　 /　　　　　　`y'　　　　　／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＞　､　　　　　 〉　　　　　　 〉　　　　イ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 |　　　　　|　　 　 　 　 |　　　　　|

　　　　　　　　　　 　 　 　 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 アフラ・マズダは「時間」に立ち合いを頼み

　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 各三千年期での光と闇の闘争を行うことを提案した
　　　　　　　　　　 　 　 　 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛


　　　　　　　　　 　 　 　 　 ハ　, -､
　　　　　 　 r‐- 　 _. 　-‐┴-=＜} }- ､
　　　　　 　 | ｢ >｀: : : : : : : : : : : : ＼: : ＼
　　　 　 ,「r‐У: : : : : : : : : : : : : : : : :ヽ: : :ヽ
　　 　 ,: :{ {:/: : : : : : : : : : : : : : : : : : : .i: : : : ゝ
　　　/: : : y: : :.: :.: : : : : : :.|: :.l: :ｌ: : : : :.|: : : :.{
　　./; : : : |: : :.:ｌ:.:l:.ﾄ､:. : : :.ﾄ;代下: ｌ:}: :.!:..:..l:「
　　'　|.: : :.|: : :.｣斗匕＼ト､|　x=示刈:从: : ﾄ{　 　 　 　 ……それじゃあさ、時間制限つけたら相手してあげてもいいよ
　　.　|ﾊ: : !ﾊ: :.|: lx=示　　　 　 ゞ　 |: l:.:个
　　　　 |ﾊ: : Ⅳ:N 　ゞ　　 ヽ　　/l/八:! : |　 　 　 　 　 ３ラウンドでどう？
　　　　　 |: : : : : ﾄ､/l/　　r　 ﾌ　 ｲlヾﾒ;ﾊト- ､
　　　　　 |ﾊﾙ1ﾊ:.V＞n―-＿_ 彡,ﾙ'^li|　　　 ＼
　　　　　　　　　 ﾒ;!　 li|　｀二ｺ_｢,―-､i!　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣｀ヽ
　 　 　 　 　 　 / 　 　lil／::::::::{::}:::::::::::::} 　 　 　 　〉　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 |　 １ラウンド何年？
　　　　　　　　〈　　 ヽ〈:::::::::::::::ﾊ::::::::::::ﾉ　　ヽ　　/　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿乂_
　　　　　　　 　 ＼　　 ヽ::::::::ノ}:lト-一　　　　 イ

　{: : : ｉ: : : : ｉ:|: : : .:∧: : i |: : : : :| :| |{ |: : ∧: :ｉ : i : i | : : : :ｉ : : :}
　|: : : ｌ: : : : i:Ⅳ: :/ //: :i |: : : : :| :| |{ |: /: i |: i : i : i | : : : :ｌ : : :|
　|: : : ｌ: : : : ｉ:|丁￣厂￣卞:.: .:.::| :|　　√￣冂: :厂ｉ | : : : :ｌ : : :|　　　　　　　　　　　　 　 　 f´￣￣￣￣￣｀ヽ
　|: : : ｌ: : : : ｉ:| i.{　┼--__{　＼: :! :! 　 __--┼{:「　 　| : : : :ｌ : : :|　　　　　　　　　　　　 　 　 |. 　三千年. 　.
　|: : : |i : : : |z=＝＝＝=x　　 }八{　　x=＝＝＝=ｚ. | : : : i| : : :|　　　　　　　　　　　　 　 　 ヽ＿＿＿＿＿乂_
　|: : : |i : : : ｉi 　|:::::::::C,　　　　　　　　　|::::::::::C,　 　| : : : i| : : :|
　|: : : |i : : : |　_」::::::::::::{_　　　 　 　 　 _」:::::::::::::{_　　| : : : i| : : :|
　|: : : |i : : : | 　￣￣￣　　　　 　 　 　 ￣￣￣　　/.〉 : : i| : : :|　　　 　 　 　 短くない？
　|: : : |i : : : |　　　''''　　　　　　‘　 　　　　'''' 　 　 '彡l : : i| : : :|
　|: : : |i : : : |:::..、　　　　　 　 __＿ 　 　 　 　 　 ,.:::::::: ｌ:. : i| : : :|　　　　　　　　　　　　　　　　 　 f´￣￣￣￣￣￣￣｀ヽ
　|: : : |i : : : |:::::: ≧　 　　 　 　 　 　 　 　 　 ≦:::::::::::::ｌ:.:..:i| : : :|　　　　　　　　　　　　　　　　 　 |　 充分なげーよ
　|: : : |i : : : |:::::::::::::::::::::i　 　 　__　 　 　i :::::::::::::::::::::::::::!: : i| : : :|　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ヽ＿＿＿＿＿＿＿乂_
　|: : : |i : : : l::::::::::::::::辷}__　　 　 　 　__ {こ::::::::::::::::::::::::|: : i| : : :|
　|: : : |i : : : ｌ:::::::::::::{¨ 　￣￣｀Y´￣￣　　¨} : ::::::::::::::::|: : i| : : :|
　}: : : |i : : : | x=≦ 　　: : :￣] i! [￣: : : :　　≧=x::::::::::|: : i| : : :{

　　　　　　　　　　　　　　 　 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 １Ｒ目、まどかが不可視の状態から可視に移行し

　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 世界が次々に創造され、まどか優勢のままラウンドが終わる
　　　　　　　　　　　　　　 　 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛


　　　　　 ／　　＼　　　／ ／　　　　　　　／／/　　　,ｲ i　　　　　＼　　 ＼ ＜,_＿_ ﾊ　　　　｀ヽ
,,,＿　　/　　　　　　` ７　./　　　　／　　./ /　/　　　/ .| |　　　　　　　',　　　＼＿／　 }
　　 ￣|へ　　　　　　/　/　　　 ./　　 ／| / ./　　　/　 .| |　　　　　　　 ',　　＿_`ﾆ=--ﾉ-
　　　 /＿ ｀>､　　　/ ./,ｲ　,_　/　　./　 .|' ./　　　./　　.| |＼　　　　　,.．',　 ＼　　　　　￣￣￣./
　　　　 _,．　　’ー-' ∥./　　｀＞＜,_　　∨　　　 ,'　　　.|.|　　_,＞＜´　　',　　　＼　　　　　　　/
--‐''"´　　／:::::::::| /.|! {　　 .,' 　|/ _z≧＜!　 ／!.!　　 _,.＞≦z_、　　　',＼',　　＿ ＼　　　,.．/
　　　　 ／::::::::::::::l/ /|　l　　 l　／ん::::（_｀ﾐ!　{　 ||　　　.彡ん::::(_＼　　　＼　　 ＼ ￣ゝ--'
＿,＞'´::::::::::::::::::/ ./　　'.､　 {/　.l::|　　|::!　＼!　 ゞ､　　　 l::!　 .|::|　ﾞi,＼＿ ｀＜＿.＼ト　: : : : : :　　　　　空と海と大地と植物と動物と……
:::::::::::::::::::::::::::::::/ ./　　　 .＼ ',　.|:弋 ノ:::!　　　　　　　　　.代 .ノ:::!　 ﾞ ./　　￣￣ {＼＼::｀丶､: : : :
:::::::::::::::::::::::::／{　　　　　　　|ﾞヾ､乂);;;;;;;/　　　　　　　　　 .込;;;;;;ﾘ　　 /＼＼　　　',　 ヽ',:::::::::::｀ヽ:
::::::::::::::::::／　 代　　　　　　 ＼　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/　　',`ヾ､、　',　　/::::::::::::::∠　　.....私と変態の間にあらゆるものを創造して
:::::::::::／　　　 {|　＼＼＜,_　　　＞＝=--　　　　 l〉　　　　　　　　　 /　　　'､　　ヽ　}／::::::::::::::::::／
::::／　　　　　 ヾ､　 ＞＼　｀i丶､＼＿_　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 /ﾑ　　　 ＼＿／:::::::::::::::::::::/／　　....出来る限りの距離を取ってやる！！
´　　　　　　　　　　　　　 : : :＞｡｀ヽ, |￣　　　 ⊂⊃　　　　　　　,．'　　＼　　　　 彡:::::::::::::::::::::::::::::
　　　　　　　　　　　 . . : : : : : : : : :＞ﾞi｡,　　　　　　　　　　 ,.．＜　　,.斗-‐＞-＝-¨ﾊ::::::::::::::::::::::::::::
　　　　　　　 . . . .: : : : : : : : : : : : : : : } : ＞ ．,　　 ,. ． ＜斗―l⌒´　　　　　　　　　　',:::::::::::::::::::::::::
　　. . . . : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ,:斗ミー〝― 彡|　　　 |./　　　　　　　　　　　　ﾞi,＿ｘ-――
-‐￢冖¨¨¨¨/´￣｀丶､, 斗＜´ ﾉ-‐ ¨　　|　￣￣￣　　　　〈´/　　　　　　　　　　　　　　ﾞi,
:::::::::::::::::::::::::/　　　　　　　　　　｀ヽ、　　　￢　　　　　　 r‐''ﾞ/　　　　　　　　　　　　　　　 .|

　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
　　　　　　　　　　　　　　　　　　２Ｒ目、変態がその本性をあらわにし

　　　　　　　　　　　　　　　　　　まどかが創造した光明世界に侵入し、好き放題振舞い始める

　　　　　　　　　　　　　　　　　　その姿を目の当たりにした空は、「狼を見た羊のように震えた」
　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 . :::::::::::::::::: ､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.:::::::::::::/:::::l::::::::ヽ　　　　|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|::::::::::::|::::::ﾘ≧ｲ:ﾊ　._ __人__ _
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ｌ::::::::::::|::::::| ゞ 乂　　　｀Y´
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ::::::::ﾊ:::::::. 　r ﾉ　　 　 |
　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 }:::::::人:::::r┬1
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ノ::::;r≧ﾍ::::ﾏ;:ﾑ
　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ／:::/　|l:.:.;ﾘlト::ﾐ:.l| 〉
.　　　　　　　　　　　　　　　　　　／::::::く　　ヾ/ l! Vl! V ヽ
.　　　　　　　　　　　　　 　 　 ／::::::::::/　＞､ 　 ／　Vﾄ　 ゝ
　　　　　　　　　　　　　ｰ -イ::::::::::::::/　 /:::ヽ Y'　　　 {ﾊ　　＼
　　　　　　　　　　　　　　　/:::::::::::::/　 /:::::::ハ　　　　　 ﾄ､　　 ＼　　　　　　 　 　 .ここがまどかが創造した世界ね？
　　　　　　　　 　 　 　 　 /:::::::::;／　 /;ﾊ:::/}::::}　　　　　,　Vﾆ≧^
　　　　　　　　　　　　　 /:::::≦-≠z/::l　::::::::::/　　　　　l　　}ﾆﾆ=
　　　　　　　　　　 　 　 {;ﾊ;!=ﾆﾆ=:1ﾊ;乂;;ﾊ:/／ﾍ　　　 {、　`Y　 ヽ　 　 　 　 　 　 不思議、この空気を吸うだけなのにいくらでも力が湧いてくるみたい！
　　　　　　　　　　　　　　くﾆﾆ=ﾍ:{　　　　／　/　 ,　　,{　ヽ　 いﾉﾉ
　　　　　　　　　　　　　　/nぇﾉ　　　__／　／　　 !　/ ヽ｜
　　　　　　 　 　 　 　 ／ﾚ1ﾙ　 　 辷ぇ ／　　／ | /　 l∨ハ
.　　　　　　　 　 　 ／／　　　　　　辷ぇ　　／ 　,ﾙ'　　|　辷
　　　 　 　 　 　／ ／　　　　　　　　　　辷辷辷辷辷辷孑
　　　　　 　 ／　／　　　　　　　　　　　 　 ﾆニニ=ﾆニ<>ニ
.　　　　　／　／　　　　　　　　　　　　　　ニニﾆ=　 =ﾆﾆ<>ﾆ　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ､__人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_...人
. 　 　 ／　／　　　　　　　　　　　　 　 　 ﾆニﾆ=　　 　 -ﾆ<>ﾆ　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ）　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 （
　　／　／　　　　　　　　　　　　　　　　=ニニ=　　　　　　ﾆ<>ﾆ　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ）.　ああああああ下手打ったああ！！！. 　（
　<　／　　　　　　　　　　　　 　 　 -ﾆニニﾆ　　　　　　=ﾆ<>ﾆ　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ）　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 （
　　　　　　　　　　　　　　　　　 -=ニニﾆ=　　　　　　　=ﾆ<>=　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y.Ｙ
　　　　　　　　　　　　　　　 -=ニﾆ=　　　　　　　　　　=<>ﾆ
　　　　　　　　　　　　_ -=ニﾆ=　　　　　　　　　　　　=<>=
　　　　　　　　　　　ｲﾆニ=　　　　　　　　　　　　　　=<>=
　　　　　　　　　　　^}ニ/　　　　　　　　　　　　　　z<>=
　　　　　　　　　　　〈ニ{　　　　　　　　　　　　 　 ｲﾆﾆ=
　　　　　　　　　　　　=ﾆ=　　　　　　　　　　　　　Vﾍニﾆ=　_
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　 ｰ≠一

　　　　　　　　　　／⌒ヽ　　　　　　　γ⌒＼
　　　　　　　　 ／　　　　{　　　　　　　|　　　　＼
　　　　　　　／　　　　　　:､　　　　　 ﾉ　　　　 　 ＼
　　　　　　 /　γ＞-‐-ミ__＼＿γ⌒|　　　　　　 　 ＼
　　　　　　 | ／´　　　　　　⌒＼乂__,|　:､
　　　 　　 ／　　　　 /　　　　　　＼　{　　:､
　　　　 ／　 /　　　/　 |　 |　|　　　∨ﾍ　　:､
　　　 /　　 /　,/　/|　 ∧ i|　|　|　　 ∨',　　 |:.、
　　　　 |　 |　-─- V斗-Ν─-j　 |　 |ハ 　 |　:.
　　　{　{　 ﾊxｆ芹丐　　 ｘｆ芹芋ミ ﾉ　,ハ | 　:|　 :.　　　　 　 　 　 そして運命の第３ラウンド
　　　乂乂八ﾊ Ｖﾝ　　　 乂ン　 j/jノ|　j ﾊ　ﾘ　　i
　　　　　/　　 {' ' く　　　' ' '　　　|　 :|ノﾉ ﾉ /　　 |　　　　　 　 　 これが私たちが生きている時代であり
　　　　/　　　人　　‐　　　　　　｜ : |'　 / /　　　|
　　　　　　　/ |　)h､　　　　　　　|: : :|　/ /|　　　 |　　　　　 　 　 善神と邪神の戦いは未だ続いているわけなんですけれども
　　　 |　 　 　 |　. :|　)ぅi爪 　,／|: : :|　|/　|　　　 |
　　　 |　 　 ／|　: :|　|ノ|___／　｜: :|　　　 |ノ|
　　　 |　 ／　｜.::.:|ｲ_／＼　　 |: : :|`ヽ､　　 j从__／⌒　 　 　 　 これを聞いて、どう思います
　　　 ＼(　　 イ. : j/ >-ｒ┘>- |: : :|.:.:.:.:.:＞｡,
　　　　　　／{.:.乂_{/　　レ'.:.:.:.:Ｌし.:.:.:／　＿,ヽ
　　　　　 ハ jﾘ.:.:.:.:{　／.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:／　／　　 |
　　　　__/　/.:.:.:.:.://＿_.:.:.:.:.:.:.:.:.:.<__／　　　　|
　　辷つ￣￣辷二二　 ＼.:.:.:.:.:.:.: ∨　 　 　　|
　　＼└‐┬┬──┘ 　　＼.:.:.:.:.:.}　　 　 　 |
　 　 {＼二つ-弋二　　　　 ﾉ　＼.:.j　　　 　 ｜


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＿＿＿
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／　　　 　 ＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ／_ノ　　 ヽ_　　 ＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ／（●）　 （● ）　u.　ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 |　　 （__人__）　 　 　 　 |
　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 どうって……　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ＼ 　 ｀⌒ ´　　　 　 ／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 /　　　　　 　　　 　 ＼
　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ろくでもねーな、って……　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 |￣￣￣￣|~|　　　　　　　|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ／　　|　 　 　 　 | .|-、　　ﾉ　　 |　ﾋｮｲｯ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 //　　（つ 　 　 　 .|と　￣” 　 　 ﾉ

　／　　　　　　　　　　　　l　　　｀　 　 ＼
./　　　　 /　/ l　|　　}　　.}　 ヽ　　　＼　ヽ
{/　/　　ム斗孑十‐ミ　　ハ :|　'. 　　　 ヽ ﾍ
{　/　 ／∠∠__ /　 /｀　/　Ll_　}.:|　　　　', ﾊ
Ⅵ　 / 7¨f^7_爪≧x'　／　 ソ ∨ |　}　}　 :|l: '.
　|＼{ ./.　 弋zzツ　　　　扞ミx'_ノ　ハﾊ　八,ﾊ
　|　 Ⅵ　　　｀¨¨´　　　　.{ツ /ムイ　　ﾉ´　　　　　　これまでのところで、ピンとくる人はくるかもしれませんが
,ハ　 ﾑ　　　　　　　　　> ¨´ {　 　 ',
＼',.　 ﾑ 　 　 　 　 rっ　　　 ﾊ　　　ヽ　　　　　　 　 .イランの神話「アヴェスタ」から天地創造の場面でした
　 ヾ　 ∧　　　　　 ｀´　　｡s(　',　 　　 ヽ
＿ハ　 .∧　　_　　　,.ィ´　　|:　 ',　　　　 ',
ﾏ，　}　　 ',　 /≧=彡 l　 　 |　　|:　　　　 }
::ﾏ， i　　　}＼}　､-､　/　　 j 　 :j　　　　 :l　　　　 　 「アヴェスタ」はご存じゾロアスター教の聖典なわけなんですけれども
::::ヾ､i　　　|　,ヘ　',:::`＜　 /　　/　,.ｲ　　ﾘ
:::::::::/　　　|/lllllllﾑ }l:::::::::`/　　/／　}　 /
:::::::/　　　xヘllllllllﾊ}l::::::::/　　X´　　ﾑイ
::::ムｲ　 ﾊﾍ　}三ﾑ }l::／　／　ハ
:::::::::ノイ::::::ヾ:､llllllllⅥ⌒7':::∨ 　 ∨
Ｙ}:::::::::::::::::::::::ヾ:､llllllﾘ::::::::::-=x　　 ',
ﾉﾘ:::::::::::::::::::::::::::ヾ:〃::::::::::f⌒ ',`ー-､
　ﾟ｡::::::::::::::::::::::::::::Y{::::::::::: ﾊ　　}　　　∨

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ⌒＼
　　　　　　　　 /⌒＼　　　　　　　　　＿＿　　／　x≠ミ　ヽ
　　　　　　　　/　　　 ＼　　 ,　　´￣＿　 ,. ⌒ヽ Y::::::::::::::Y
　　　　　　　　　　　＿　 У　　 ／￣　　　　　　　＼:::::::::::j　　'.　　　　　　　＿＿
　　　　　 ／　　γ´:::::::｀ヽ　 ／　　　　　　　　　　　 ｀ヽ､´　　 '.　　　　　 ／/ / 〉
　　　　　 |　　　 {::::::::::::::::::レ　　　　　　　　　　　　　　　 ヽ　　　'.　　　　/　/ / /／〉
　　　　　 |　　　弋:::::::::::::ｱ　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ∨　　'. r‐､ /　/ /／ ／
　　　　　　　　　　 ｀¨「/　　 ／　/　/　　　广ヽ　 ヽ　　　　 }　　　vﾍ /　　　 　 /
　　　　 /　　　　　　ノイ　　|　　/　/　/　/　　 _LL_}　|　　 /　　　 Ⅵ　　γ　　,′
.　　　 /　　　　　　　 八　　{　　{／厂厂/　 　 ,ィfﾃﾐ /　／　　 　　∧　　{　　 '
　　 ／　　　　 |　　 　　 ＼ﾊ　 :|_,ｨｹ巧㍉　　　しﾘ ,ｲ⌒{　　　　　 /　ﾍ　　 　 {_　　 　 なんですけれども
　／/　　　 　 :|　　|:　　　ﾊ :|＼込乂ツ　　　　｀¨´　{　 ∨　　　　　　　ト．＿_|__)
　　/　　 　 　 :|　　|i　　 /　 |　　',　　　　　　　′　 从 　 ､　　　　 　　 {　　　　　|　　 .ザラスシュトラが語ったそのままの形で
　 /　 |　 　 　 |　　|i:　 / 　 .|　　 ',､　　　　　ο　 ｲ　∧ 　 ＼　　　　　 廴＿＿_,|
　 l 　 |　　　　 {　 八　{　 　 |　　　', ｀: ... 　　　／ }八　 ＼　　｀ヽ､　　　|　　　　 　 　 .現在も知られているわけではありません
　八　j　　　 　 ＼　 Ⅵ　　　{　　　 ',＿＿￣「＿　　　＼ 　 ＼　　 ｀ヽ　|　　　　　 |
　　 ∨＼　　　　　＼/　　　_」　　　 ',　　 /ilili∧＼-､-ミ ＼　 ヽ　　　　＼ 　 　 　 |
　　　　　 ＼　　　　 /／⌒Y::::＼　　 ',　 ∧ililililﾊ ',:::∨ ｀ヽ､＼　)　　　　 } 　 　 　 |. 　十一世紀初頭、フィルドウスィーの手によって記された
　　　　　　　＼　 ／/⌒＼ ∨::::::ヽ　　∨　∨∨ Y}::::∨　　`ー/　　/ 　 j　　 　 　 |
　　　　　　　　　　　ｌ　　　　 ',:::::::::::::,　　ハ　|ililﾑ　}ｉ:::::::}　　　彡__彡ク／{　　　　　 |　 六万句にも及ぶ長大な叙事詩、「シャー・ナーメ」
　　　　　　　　　　　|　　　　　':::::::::::::}　/:::::Ⅵlilililiリ:::::::∨　　　　　　　　　',　　　　　}
. 　 　 　 　　　　　　|　　　　　 }:::::::::::Ⅳ:::::::::∨ililiil/´:::::::∨＿　　　　　　　 ',　　　　 ;
　　　　　　　　　　　'.　　　　　 '.:::::::::::::::::::::::::::∨ili/::::::::::::::Y　￣⌒＾^'　ｰ　　＿＿／
　　　　　　　　　　　 '.　　　　　 '.::::::::::::::::::::::::::::∨::::::::::::::::::}
　　　　　　　　　　　　.　　　　　 {:::::::::::::::::::::::::::::{{:::::::::::::::: ,′
　　　　　　　　　　　　〈　　　　　',:::::::::::::::::::::::::::::}}:::::::::::::::,′

　　　　　　　　　　　　　　　 ＿
　　　　　　　　　　　　　　 /　x==ﾐ　　　　　　　　　＿
　　　　　　　　　 　 　 　 /　 {::::::::::}_　--ｖ-ミγ⌒ヽ　ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　ゝ／´　　　::.　　｀ヽ__ノ　　}
　　　　　　　　　　　　/　　　 /　　 /　　: : :　　　 ＼　 /
　　　　　　　　　　　 ,′　　 /　　/|　 　 И　　|　　 ∨
　　　　　　　　　　　 {　　　 {　　厂|￣　ﾉ j─-ミ　|　 '.
　　　　　　　　　　　 '.　　　从 ィｆて㍉/　 斗=ミﾉ八　 }
　　　　　　　　　　　　'.　　　∧ {　ゞﾟ'　　, 乂ﾂ イﾉノ∨
　　　　　　　　　　　　∧　 /　|＾ゝ　　_.._,　　ノ　|八 ∧
　　　　　　　　　　　 / ∧　　_j　 |/＼｀´｡s个　 |　 ＼ ＼　　　　　 　 神話、伝説、伝承、そして歴史
　　　　　　　　　　　　/ ／´　 }i　＼ ∧_ノ|｀|　　∨⌒^＼〉
　　　　　　　　　　 __／　　　　}ﾊ__/〈__,〉　|:人　　ﾊ　　　　 　 　 　 　 ペルシア民族の全てを含んだ集大成ともいえる超大作
　　　　　　 　　 ／⌒＼　　　/::::∧　|::|　 j〈　 ∨　{
　　　　　　 _　 ´　　　　 ＞イ::::::::::::∨:::∨:::{i　　　　l　　 　 　 　 　 　 これがあったからこそ、今なおペルシア人に限らず
　　　　 .　´　　　　 .　 ´　　{::::::::::::::::∨/:::::::{　＿
　　　　{　　　　 ／　　　＿_乂:::::::::::_ ⊥-　￣　　　　 }　　　　　 　 　 .世界中で愛読される存在になったといえるでしょう
　　　 ∧　　＿_＼　／／／＞　´＼　　　　　　　　　ﾉ
　　　　 ∨　　　／´／／／＞＿　　ヽ　　　　　｡s≦
　　　　　{　　　 {　　ヘ､__／´　　ヽ　 j__　｡s≦｢
　　　　　乂　　 乂　 ｬ─‐┐　　　√三三二ﾆ|
　　　　　　 ￣￣　 ＼〉　,从　　　 {三三三二ﾆ,
　　　　　　　　　　　　　 /ﾆ∧ ', ':, {三三三二沁,
　　　　　　　　　　　　 ./三三＼＼〉三三二ﾆﾆ沁,


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／￣￣￣＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ／　　　　　　　 ＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 /　　 ─　　　─　　ヽ
　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ふんふん、なるほど　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 |　　 （●） 　（●）　　|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ＼　　 （__人__）　__,／
　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 なんか学ぶスレみたいだあ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／　　　｀ ⌒´　　　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ＿/((┃))＿＿＿＿_＿i　|　ｷｭｯｷｭｯ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ／ /ヽ,,⌒) ￣￣￣￣￣（,,ノ ＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ／　 /＿＿＿＿＿＿＿＿＿ヽ.. 　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣

　／　　　　　　　　　　　　l　　　｀　 　 ＼
./　　　　 /　/ l　|　　}　　.}　 ヽ　　　＼　ヽ
{/　/　　ム斗孑十‐ミ　　ハ :|　'. 　　　 ヽ ﾍ
{　/　 ／∠∠__ /　 /｀　/　Ll_　}.:|　　　　', ﾊ
Ⅵ　 / 7¨f^7_爪≧x'　／　 ソ ∨ |　}　}　 :|l: '.
　|＼{ ./.　 弋zzツ　　　　扞ミx'_ノ　ハﾊ　八,ﾊ
　|　 Ⅵ　　　｀¨¨´　　　　.{ツ /ムイ　　ﾉ´
,ハ　 ﾑ　　　　　　　　　> ¨´ {　 　 ',
＼',.　 ﾑ 　 　 　 　 rっ　　　 ﾊ　　　ヽ　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ……ここから「ＡＡで読むシャー・ナーメ」
　 ヾ　 ∧　　　　　 ｀´　　｡s(　',　 　　 ヽ
＿ハ　 .∧　　_　　　,.ィ´　　|:　 ',　　　　 ',　　　　　　　　　 　 　 やります
ﾏ，　}　　 ',　 /≧=彡 l　 　 |　　|:　　　　 }
::ﾏ， i　　　}＼}　､-､　/　　 j 　 :j　　　　 :l
::::ヾ､i　　　|　,ヘ　',:::`＜　 /　　/　,.ｲ　　ﾘ
:::::::::/　　　|/lllllllﾑ }l:::::::::`/　　/／　}　 /
:::::::/　　　xヘllllllllﾊ}l::::::::/　　X´　　ﾑイ
::::ムｲ　 ﾊﾍ　}三ﾑ }l::／　／　ハ
:::::::::ノイ::::::ヾ:､llllllllⅥ⌒7':::∨ 　 ∨
Ｙ}:::::::::::::::::::::::ヾ:､llllllﾘ::::::::::-=x　　 ',
ﾉﾘ:::::::::::::::::::::::::::ヾ:〃::::::::::f⌒ ',`ー-､
　ﾟ｡::::::::::::::::::::::::::::Y{::::::::::: ﾊ　　}　　　∨




　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 _＿＿＿
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ━━┓┃┃　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／⌒　　⌒＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ┃　　　━━━━━━━━　　　　　　　 　 　 ..／（＿）　 （￣ ）＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ┃　　　　　　　　　　　　　　　┃┃┃　　　 　 ／ :::⌒（__人__）⌒::::::＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ┛　ﾟ　｡ﾟ　三　≧　　　　　ﾟ'ゝ 　　　|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 -=＝　三　　　　　　　≦｡ 　 ／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 。　-=≦　　　　　　　　,ｧ-
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ﾟ　･　ﾟ｡　　三＜　　　　　　　､,Ｊﾄ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ≦　ッ　　　　　　　ッV´≧
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ･ ｡　ﾟ ｡　ミ´　　　　､､ ﾊﾄ･｡ﾞｉ　ﾟ｡

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 __
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ／/:＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ／ /::::::::::＼　　　　　　　　　__
　　　　　..､__人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_..人　　..／/::＼
　　　　　..）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 （　／　/:::::::::＼
　　　　　..）　　.....王書を！？むりむりむり！　　　　　　　　　　　　　　　 　 （　　　../::::::::::::::::＼
　　　　　..）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 （　　　/::::::::::::::::::::::::＼
　　　　　..）　　.....埋めネタなんだよね！？残り５００レスないのに！！. 　（..::＼::::::::::::::::::::::::::::::::＼
　　　　　..）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 （..:::::::＼:::::::::::::::::::::::::::::::::＼
.　　　　　.⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y.Ｙ.:::::::::::::＼:::::::::::::::::::::::::::::::::＼
　　　　　 　 　 　 　 ／　　　/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::>､::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼:::::::::::::::::::::::::::::::::
　　　　　　　　 　 ／　　　 /:::,ｨ――‐､::::::::::::::::::::::::::::::／/:＼:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼::::::::::::::::::::::::::::
＿＿_,ｨ――‐､／　　　　/::ノﾉ::::::::::::::::!;_:::::::::::::::::::::／ ./:::::::::＼:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼――――‐
　　 ノ.ﾉ::::::::::::::!_｀'ｰ-､､_/;/_/:::::::::::::::::::::l;;_:::::::::::::／;;; /:::::::::::::::::＼...f´￣￣￣￣￣￣｀ヽ　 ―‐‐'::::::::::::;;;;;;;;;;;
　 _/_/:::::::::::::::::::l._　　　 l,;;.l::::::::::::::::::::::::::::::l―::／;;;;__/:::::::::::::::::::::::::. |.　　やります..　..　 .;;;;;;;;;,,,,,,,,,,...........
　l＿l::::::::::::::::::::::::::l;;;;;;;;;;''''┴‐―‐―‐―‐┘'''''''''''　　　￣￣￣￣　ヽ＿＿＿＿＿＿乂_
　　　￣￣￣￣￣


　　　　　　　　　　 o
　　　　　　　　　　_!iヽ_ ,rｭ
　　　　　　　　　 / ｀i__.ソ
　 ＿＿....,,,,._＿ /l￣/l
￣　　　　　　　 ￣￣￣￣｀''ー――--- .､..,,__＿
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ￣￣｀'' ー-- ､.._

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿
　　　　　　　 /￣＼　_,.　---─-＜　_|_
　　　　　 　 /　　　 ヽ-ミ　　　　　　 ＼:::)
　　　　　　 /　　　　　}:::::}　　　　　　 　 ＼
　　　　　　/　　|　　 / ¨´　　　　　　ハ　　ヽ
　　　　　 　 |　 | 　 / /　　　 / |　 /⌒ヽ '.
　　　 ／　　|　 |　 / |　　| ‐/‐A､ | 　 斗　|　l|
　　／　　　 |　 | /　 |　　ィﾁ≠ミ :|　 ,｡z　j　,ﾘ
　 /　　　　 　 /人　 |　　| 乂ツ　　　fﾘ小' ./＼
　.　　　　　　 //　ゝ |　　|ﾊ　　　　　 ' j/ ／　　＼　　　　　　 　 　 　 さて、イブン・ハルドゥーンは著書「歴史序説」の中で
　{　　　　　　　{　　　|　　ﾄ､　 r､　 - ／´　　　　　 ＼
　　　　　　　　 |　 　 |　　',　｀ | .|_／{　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 学問、教育をいくつかのカテゴリーに分類しているんですが
　　＼　　　　　'.　　 λ　∧￣xくヽ/ )＼　　　　　　　　}
　　　 ＼　　　　＼ /　＼　 ゝ{　〉〉} {＼ ＼　　　　　／
　　　　　`ー-､　　/　　　｀¨¨ﾊ￣　 ハ }　 }ヽ　　／
　　　　　　　　 )　 }　　　　　／'.　 ∧｀弌s｡.,_ﾉ／
　　　　　　　 /／/　　　 ／　　 ヽ∧::＼ }`弌s｡
　　　　　　 ／　/　　 ／ ＼　　　 ＼〉::::::|､　ヾiiﾑ
　　　　　　　　 /　 ／　　　 ＼,.｡o≦:::::::::::}∨　寸
　　　　　　　　 {　　　　　　 ／:::::::::::::::::::::::::l　，
　　　　　　　　 '.　　　　 ／:::::::::::::::::::::::::::::::::l　’
　　　　　　　　　＼__／＼::::::::::::::::::::::::::::::::::::∨　＼
　　　　　　　　　　　　　　 }::::::::::／＼::::::::::::::::∨　　＼

　 　 　 　 　 　 まず最初のカテゴリーには
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ,一､ ＿＿＿
　 　 　 　 　 　 ・（正統派による）コーラン解釈をする宗教科学　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ／ ￣　　 　　 　｀ ､＿ ,―､
　 　 　 　 　 　 ・法理学＆弁証法　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ／￣　 　 　― ､ 　　 {::::/､　　ゝ
　 　 　 　 　 　 ・思弁神学　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 / 　 ,　 r-､ 　　　 ヽ 　 丁　　　 ',
　 　 　 　 　 　 ・スーフィズム　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 o　　　 　 　 　 　 　W､/ﾄ､/　 }　 　 　 　 　 |　　　　 i
　 　 　 　 　 　 ・夢の解釈　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ＼ 　 　 　 　 　 　 ｉ　 7::T　 レ^､√} /　　il,　　　　 l
　 　 　 　 　 　 ・言語学　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ＼　　　　　　　 | .代:ﾉ　　 丁::::TVi　　 ||　　　　 |
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ＼　　　　 　 |　! 　 　 　 ヽ::ノ　| 　　||　　　　 |
　 　 　 　 　 　 二つ目のカテゴリーはさらにいくつかに分かれていて　　　　　　　　 　 　 ＼　 　 _　| （"　　　　　　 　 |　　 ||　　i, 　 |
　 　 　 　 　 　 ・アリストテレス的論理学　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 `と｢　｀⌒＼　　　　　"　│ 　 ||　　{　　!
　 　 　 　 　 　 ・それに連なる諸学　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 |　 ＼.　　＞　,..__＿__ |　　 N　　ﾄ､ /
　　 　 　 　 　 　 （・医学・農学・魔術・錬金術・その他自然科学　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ￣￣￣＼//〈　i_Λ／レﾍ/　＼/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 V／ /V=V:::l く　 ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 /:|　/::::ゝ/::::|　Λ　 ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 } ;|　;:::::::}{:::::(| / ∧　　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 l　∨:::::::}{:::::::|´ 　∧　 　 〉
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 |　 |:::::::::}{:::::::|　　　 ＼∠フ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 二二二二二二二二二二二二二二二二二二二| 　|:::::::::}{:::::::|　　　　│二二二二


　　　　　　　　 　 　 　 ／￣￣￣＼
　　 　 　 　 　 　 　 ／　　　　　　　 ＼
　　　　　　　 　 　 /　 ─　　　─　　　ヽ
　　　　 　 　 　 　 |　 （●） 　（●）　　　|　　　　　　　 　 　 　 　 ふんふん
　　　　　　　 　 　 ＼　 （__人__） 　 __,／
　　　　　　　 　 　 ／　　｀ ⌒´　　　　＼
　　　　　 　 　 ＿/((┃))＿＿＿＿_＿i　|　ｷｭｯｷｭｯ ｷｭｯ　　......魔法と錬金術がここなんすね
　　　　　 　 ／ /ヽ,,⌒) ￣￣￣￣￣（,,ノ ＼
　　 　 　 ／　 /＿＿＿＿＿＿＿＿＿ヽ.. 　＼
　　 　 　 .￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣

　　　　　　　}i:/'´　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼
　　　　　　 ／　　　　　　　　　ヽ､　　　　　　　　＼　 ヽ
　　　　　 / 　 　 　 　 |　　　　　Yﾍ　　　 ヽ　:.　 ヽヽ　}
　　　 ／/　/ :　　|　　|　,,.ィ⌒　}　 ', ｌ⌒ヽ }　}　 :|　Ⅳ
　　 /　 {　/　|　　|　 ,.ィ´从ﾊ　/　　}/ｌ_ﾊ 从八　ﾊﾉ＼
　　,′　Ⅳl　:|　　|／,jI斗ぅう弐　　　 ん)心=-Ⅳ∧ 　 `Y
　 ,′　 lヽ乂ﾊ　 :| -=ﾆf乂zzツ　　　 ゞ-ﾟ',ﾊ　　ﾚ　‘，　 }
　,′　　ﾄ､　 {∧ __／)‐‐､ー‐'ﾞ　　　　ゝ｀¨　',　　　　 ヽノ　　　三つ目が形而上学
　| 　 　 |　＼{　// ／ ／ ' ' '　　　　　　' ' ' .八　　　 　 ',
　|　　　 :.　　',ｰ{ { {　/ ／二⊃　　　__　　 ,.:' ハ　　　　　}　 　 ただしイッチはこの言葉が何を指すのかいまいち理解できてないらしいです
　|　　　　ヽ　 Ⅵ Ｙ　ﾚ'　／　　　　 ‘‐’ ／　　 :|　　　　乂
　|　　　　　　_」..,ﾍ　　　　　＼s｡　　__／ﾊ　　　:|　　　从　　......あんま好きじゃないんですよね　そんなんなんでもありやんけって気がして
Ⅵ＼＞-=く::::::::|　 ＼　　　　　ヽ ／　 ./::i　　　,:｀`ヽ､{
　／⌒ヽ　＼:::::|　　 ハ　　　　　}､　　/:::::i　　 ,'::::::::::::/＼
../　　 　 ＼. ＼|:　 /￣｀`丶､　,ﾊﾍ　/::::::i　　/:::::::::::/　　 ＼
..|　　 　　　ヽ　 |　/　　　　　　＼/ ∨::::::j　 /::::::::::/　　／⌒ヽ
..|　　　　　　　Ⅵ /　　　　　　　　//::::::::/　/::::::::::/ 　 /　　　　Ｙ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ＿＿＿_
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ／　　　　　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ／ _ノ　　ヽ__　　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ／　（● ）　（● ）　　＼
　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 まぁ、好きにすればいいと思いますが　　　　　　　 　 .|　　　（__人__） 　u　　　|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ＼　　 ｀ ⌒´　　　　 ／
　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 そこらへんは……　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/　 (__｀ヽ、　　　u　＼
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 |　　 　＼＿＿＿/ |
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿　＿__
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.イi:i:i:i:＼　　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　_,,.。。..,,_{i:i:i:i:i:i:i:i:ﾊ
　　　　　　　　　　　_γ´＞─ ´　　　　 λi:i:i:i:i:i:i:iﾘ　　　 |
. 　 　 　 　　　　γ　 {／　　　　　　　　　 ゞ　─イ　　　　|
　　　　　　　　　 {　 /　/ / 　/ﾚ!　|　 ＼　　 ＼　|　　　　 ,　　　　　　 　 .四つ目が
　　　　　　　　　人 /イ /　|　|　乂レ''"~ ＼　　}八　　　　 ′
　　　　　　　 　 　Ｖ　{ /　人 |─　　 丁￣√ﾊ爪 ﾍ　　　　　 ,　　　　　　.・算術・計算・代数・商取引・遺産の分配・幾何学的な科学
　　　　　　　　　　 |　八　个 丁｢　　　ゝ‐'　　|　|ノ∧　　　 　 ′　　　　...・測量術・光学・天文学・音楽
　　　　　　　　　　 |　　 ＼|　} ゝ′　　　　 　 | / 　 ∧　　　　　|
　　　　　　　　　　 |　　　　|圦　　　 __　　　イ∨｀ヽ、∧　 　 　 |　　　　....などの計算を伴う学問で
　　　　　　　　　　 |　　　　|＼|≧=‐‐=≦／　/::::/　ヽ ∧　　　/
　　　　　　　　　　 |　　　　|　 ＼　　/}::匚]／:::::/　　 |　∧　　 　 　 　 　 ここに音楽が入ってるのが面白いですね
　　　　　　　　　　∧ 　 　 |　　　　/ /::{〈/:::::::::/　　　　　∧ /
　　　＿＿＿＿＿＿＼＿.|__　　./　.:::::}/::ｆ⌒7　　　　|　　　　 　 　 　 　 音階にせよリズムにせよ数字で表せるものだし
　　　|　　　　　　　　　　　　　| ／　/::::/:::::ゝ‐′　　　 |
. 　 　|　　　　　　　　　　　　　|　　/:::::/:: ____:/／　　　｜　　　 　 　 　 　 理にかなっているような気もします
_　 　 |　　　　　　　　　　　　　|　 /／￣＼　 ＼ 　　 　.|
..　　　|　　　　　　　　　　　　　| // / /　　ヽ　　〉＿＿ﾉ
￣￣...|　　　　　　　　　　　　　|_/./_/￣￣≧=≦￣￣￣￣￣￣
　　 　 |＿＿＿＿＿＿＿＿＿|二二|

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿
　　　　　　　 /￣＼　_,.　---─-＜　_|_
　　　　　 　 /　　　 ヽ-ミ　　　　　　 ＼:::)
　　　　　　 /　　　　　}:::::}　　　　　　 　 ＼
　　　　　　/　　|　　 / ¨´　　　　　　ハ　　ヽ
　　　　　 　 |　 | 　 / /　　　 / |　 /⌒ヽ '.
　　　 ／　　|　 |　 / |　　| ‐/‐A､ | 　 斗　|　l|
　　／　　　 |　 | /　 |　　ィﾁ≠ミ :|　 ,｡z　j　,ﾘ
　 /　　　　 　 /人　 |　　| 乂ツ　　　fﾘ小' ./＼　　　　　　　　　　　　最後に、作中で名前だけ出てきた人物の説明をば
　.　　　　　　 //　ゝ |　　|ﾊ　　　　　 ' j/ ／　　＼
　{　　　　　　　{　　　|　　ﾄ､　 r､　 - ／´　　　　　 ＼　 　 　 　 　 　 イブン・スィーナーは実在した人物です
　　　　　　　　 |　 　 |　　',　｀ | .|_／{
　　＼　　　　　'.　　 λ　∧￣xくヽ/ )＼　　　　　　　　}　　　　 　 　 .「医学典範」の著者で、ラテン名はアヴィセンナ
　　　 ＼　　　　＼ /　＼　 ゝ{　〉〉} {＼ ＼　　　　　／
　　　　　`ー-､　　/　　　｀¨¨ﾊ￣　 ハ }　 }ヽ　　／　　 　 　 　 　 　 イスラムの医学の発展に貢献した偉人ですが
　　　　　　　　 )　 }　　　　　／'.　 ∧｀弌s｡.,_ﾉ／
　　　　　　　 /／/　　　 ／　　 ヽ∧::＼ }`弌s｡
　　　　　　 ／　/　　 ／ ＼　　　 ＼〉::::::|､　ヾiiﾑ
　　　　　　　　 /　 ／　　　 ＼,.｡o≦:::::::::::}∨　寸
　　　　　　　　 {　　　　　　 ／:::::::::::::::::::::::::l　，
　　　　　　　　 '.　　　　 ／:::::::::::::::::::::::::::::::::l　’
　　　　　　　　　＼__／＼::::::::::::::::::::::::::::::::::::∨　＼
　　　　　　　　　　　　　　 }::::::::::／＼::::::::::::::::∨　　＼

　　　　　　.　--､
　　　 ,　´　　　 {_　　　　　　　 r‐=ミ
　　／　　　　　 }::｀ヽ---ミ　 ／_　　ヽ
　 /　　　　　　ノ__ノ　　　　｀'く::::::Y　　|
　 |　　|　　　/　　／　　　　　　ヽﾉ　　l
　 |　　'.　　/　 ／　／_/ /　 }　｀ヽ　 l　　　　　　 　 　 それとは別に
　ﾊ　　 ∨ハ〈|　 斗=ミ｀ヽ ノ}　}　ﾊ　|
　|∧　　 ＼ ﾍ|从{乂ﾂ　　 ｨｯ　ﾉ ソ　ﾊ　　　　 　 　 　 .もう一人、名前だけ調べて登場させなかった人物がいたので
　|　ﾍ　　　 ヽ,|　|＾　　　　' 小爪　　/ ∧
　＼ {＾＞-ミ　∨ﾄ､　_,.` 个 |从 ＼　　 ∧　 　 　 　 　 忘れないうちにここに置いときます
　　 ∨　　ヽ::ヽﾍ∨〈＾ヽ　|　|　 ＼ ＼　　 〉
　　　⌒ヽ　 }::::::::. 〈〉ﾍ::{ﾊ|　|　　　＼ ) ／　　　　 　 　 続編あったら登場するかも
　　/　　　∨:::::::::::::::Ⅵ:::V|ノ　　　　／´
.　/　　　　/::::::::::::::::::::V::::Y
../　　　／{::::::::::::::_:_:_:::}}:::ﾊ
.′　／￣￣|￣　　　ﾍ{{::| |
＼　　　　 ／　　　／　＼| |
　　≧=-　　----くここうﾊ.|
イブン・アル・ビータール
「アル・ジャーミウ・フィー・アル・ティップ」（医学大全）
スペイン～シリアの地中海沿岸地域で採集された１０００種を超える植物の研究
ディオスコリデスの「薬物誌」を遥かに凌駕した薬用植物の文献
薬剤術の祖　八世紀末イスラム世界にて独立した職業となる
本草家、採集業者、薬草やスパイス販売業者、シロップ剤（アニス、シナモン、クローヴ、
カンフル、ミリス、硫黄、水銀などと古代からの薬物）
化粧品、芳香剤、などの製造・販売業者、山野の専門家、著述家




　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ＿＿＿_
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ／　　 　 　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ／　─　 　 ─　＼
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 | 　u ,　 （__人__）　　U　|
　　　 　 　 　 　 　 つかぬこと伺いますが　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ＼　　　 ..｀ ⌒´　　　.〆ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 /　　　　　　　　　　ヾ_ノ
　　　 　 　 　 　 　 これって「シャー・ナーメ」に関係あったりし……　　　　　 　 　 　 /rｰ､　　　　　　　　　　　|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 /,ﾉヾ　,> 　　　　　　 　|　/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ヽヽ〆|　　　　　　　　 .|

　　　　　　　　　　／⌒ヽ　　　　　　　γ⌒＼
　　　　　　　　 ／　　　　{　　　　　　　|　　　　＼
　　　　　　　／　　　　　　:､　　　　　 ﾉ　　　　 　 ＼
　　　　　　 /　γ＞-‐-ミ__＼＿γ⌒|　　　　　　 　 ＼
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　　　　 ／　 /　　　/　 |　 |　|　　　∨ﾍ　　:､
　　　 /　　 /　,/　/|　 ∧ i|　|　|　　 ∨',　　 |:.、
　　　　 |　 |　-─- V斗-Ν─-j　 |　 |ハ 　 |　:.
　　　{　{　 ﾊxｆ芹丐　　 ｘｆ芹芋ミ ﾉ　,ハ | 　:|　 :.
　　　乂乂八ﾊ Ｖﾝ　　　 乂ン　 j/jノ|　j ﾊ　ﾘ　　i
　　　　　/　　 {' ' く　　　' ' '　　　|　 :|ノﾉ ﾉ /　　 |　　　　　　　　　 　 　 　 ないです
　　　　/　　　人　　‐　　　　　　｜ : |'　 / /　　　|
　　　　　　　/ |　)h､　　　　　　　|: : :|　/ /|　　　 |
　　　 |　 　 　 |　. :|　)ぅi爪 　,／|: : :|　|/　|　　　 |
　　　 |　 　 ／|　: :|　|ノ|___／　｜: :|　　　 |ノ|
　　　 |　 ／　｜.::.:|ｲ_／＼　　 |: : :|`ヽ､　　 j从__／⌒
　　　 ＼(　　 イ. : j/ >-ｒ┘>- |: : :|.:.:.:.:.:＞｡,
　　　　　　／{.:.乂_{/　　レ'.:.:.:.:Ｌし.:.:.:／　＿,ヽ
　　　　　 ハ jﾘ.:.:.:.:{　／.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:／　／　　 |
　　　　__/　/.:.:.:.:.://＿_.:.:.:.:.:.:.:.:.:.<__／　　　　|
　　辷つ￣￣辷二二　 ＼.:.:.:.:.:.:.: ∨　 　 　　|
　　＼└‐┬┬──┘ 　　＼.:.:.:.:.:.}　　 　 　 |
　 　 {＼二つ-弋二　　　　 ﾉ　＼.:.j　　　 　 ｜



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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ／三＿',!｀zx二 ＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ……　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ／ ´ー¨‐｀　´ｰ¨‐''　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 |　 　 　 （__人__）　 　　 |
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 /⌒ヽ　 　 ー‐　 　ｨヽ

　／　　　　　　　　　　　　l　　　｀　 　 ＼
./　　　　 /　/ l　|　　}　　.}　 ヽ　　　＼　ヽ
{/　/　　ム斗孑十‐ミ　　ハ :|　'. 　　　 ヽ ﾍ
{　/　 ／∠∠__ /　 /｀　/　Ll_　}.:|　　　　', ﾊ
Ⅵ　 / 7¨f^7_爪≧x'　／　 ソ ∨ |　}　}　 :|l: '.
　|＼{ ./.　 弋zzツ　　　　扞ミx'_ノ　ハﾊ　八,ﾊ
　|　 Ⅵ　　　｀¨¨´　　　　.{ツ /ムイ　　ﾉ´
,ハ　 ﾑ　　　　　　　　　> ¨´ {　 　 ',
＼',.　 ﾑ 　 　 　 　 rっ　　　 ﾊ　　　ヽ
　 ヾ　 ∧　　　　　 ｀´　　｡s(　',　 　　 ヽ　　　　　　　 　 　 　 ないです
＿ハ　 .∧　　_　　　,.ィ´　　|:　 ',　　　　 ',
ﾏ，　}　　 ',　 /≧=彡 l　 　 |　　|:　　　　 }　　　　　　　　　 　 なのでこのまま第二話いきます
::ﾏ， i　　　}＼}　､-､　/　　 j 　 :j　　　　 :l
::::ヾ､i　　　|　,ヘ　',:::`＜　 /　　/　,.ｲ　　ﾘ
:::::::::/　　　|/lllllllﾑ }l:::::::::`/　　/／　}　 /
:::::::/　　　xヘllllllllﾊ}l::::::::/　　X´　　ﾑイ
::::ムｲ　 ﾊﾍ　}三ﾑ }l::／　／　ハ
:::::::::ノイ::::::ヾ:､llllllllⅥ⌒7':::∨ 　 ∨
Ｙ}:::::::::::::::::::::::ヾ:､llllllﾘ::::::::::-=x　　 ',
ﾉﾘ:::::::::::::::::::::::::::ヾ:〃::::::::::f⌒ ',`ー-､
　ﾟ｡::::::::::::::::::::::::::::Y{::::::::::: ﾊ　　}　　　∨

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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ＼ ＿＿＿ ＼ ／

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　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 この世で最初に偉大な王冠を戴いたのは誰であったか

　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ペルシアは何から始まったのか

　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 古文書によれば、一人の王が玉座と王冠を創ったという

　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 太陽が白羊宮に入り、世は法と輝きに満ちていた

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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 .　　:　　.　.　.

　　　　　　　　　　　　　　　　 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ピーシュダード王朝の最初の王

　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 カユーマルスは三十年間玉座にあった

　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 彼によって文化が起こり、衣服も食事も新たになった
　　　　　　　　　　　　　　　　 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 r┬┬┬┐
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「¨|_.|__」__|¨ !
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＼　　 　 ／`､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 --く　　　`､
　　　　 　 　 　 ＿＿　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 v--彡ﾍ
　 　 　 　 ／¨¨ ､ ､ ､＼　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 v　 　 ∧
.　　　　 ヘ . 　 〉_〉_〉_〉_〉　　　　　　　 　 　 　 　 ￣|　　　 　 　 　 　 　 　 |--彡　∧
　　 ／＼　＼_＿＿___／　　　　　　　　　　／　 ＿∧　 　 　 　 　 　 　 　 |---彡　∧
. ／＼ 　 ＼/　　.}　 _＼　　　　　　　　　 /／　　　＿＞､　　　 　 　 　 　 .|----彡　∧
. ＼ 　 〕iトv　　 ∧　v//＼　　　 　 .|＼ノ {　＼　 ┌rｭ┬　　　　　　　- ､ |-----彡　∧
＿　 〕iト　_|　　 |　.v　v///＼_　 　 .|　　./　 　 ＼__,／∧　　　　／　　 ─V-----彡　∧
＿二ﾆ=／￣￣＼__V　v//////>--|　 ./|`､　　　　彡//＿＿／/／　r-く　 ------　　 }
　 　 ／ 　-- ､　　`､ v　＼////　/〕iト/　v ＼ 　..彡//　/　/ .//　　/ 　 } /　　　　 　 ./
　　　＼　　 ／￣　 }　〕iト　 _　　/　 　 〕iト}　　 ＞- ./　/__/_./ 7　　 　 ／　　 　 　 .／
. 　 　 　＼　　 　 ／L／□　 　¨〕iト　　　/￣＿　　 .{＿＿＿／　 　 ／　　　　　 ／
＼　>---　〕iト-く .／ ／　　　　　　./.三三/　　 　〕iト　 く　　 / }　　　／￣　　 /
.　 ＼　　　　　　 v ／/□ 　 　 　 ./.三三/　　　　　 □ = _　/ . }　　　　　　/　/
　　　 ＼　　 　 / /／　〕iト　　 　./.三三/　　　　　　　　-==- く　＼　　 　 　 /　　 　 　 　 　 恵まれた設定からの恵まれたAA
　　　　　 〕iト- L ' ／　＼　　.〕iト .三三　〕iト　　　 □=- く 　 -=-　} 　 　 .／
　　　　　　　 　 L/　　 / L ＞--　　く ＞　　　　〕iト　　　-=-　　-=-　r‐　　　　　　　　　　 　 これは優勝間違いなしだな　今年こそ
　　　　　　　　　 `､　 /　　　 L _　　 /､　　＼＿＿　　　　　 -=-　 =-/
　　　　　　　　　 　 Y　　 　 / 　 　 く>　_　　 }　　 --- `､　　 　 =- ./
　　　　　　　 　 　 /＼　 ／ ＼　　./{　　 ＼/　　　--- . `､　　　 ／
.　　　　　　 　 　 /　　.＼_ 　 -=7＼. ＼__／　　　　---　　 　 ／
　　　　　　　 　_/　　　　　　三三　 `､-- く　　　 　 ---　　／
　　 　 　 　 ／　＼　 　 　 三三　　　`､ /　　　　　　 ､丶
.　　　 　 ／　　　　.＼　　.三三　　　　　 ────

　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ┏━━━━━━━━━━━━━━━┓
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　彼の息子はスィヤーマクといった

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　人格に優れた、美しい若者だった
　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ┗━━━━━━━━━━━━━━━┛



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 |　　　|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 |　　　|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ／ -―-　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ,.―/:::::i￣i::::::::ﾍ― ､　., : ´￣,,,ｰx,. ──‐-　_
　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ＞───: ´￣/￣{:ｌ二　　二ｌ::::i. ￣￣/::''　　　 ;　　　　,: '::､　 ｀ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＞'::::::::｀`ヽ　　:; 　 /　　 ::::::::|　 |:::::::::′　　/::　　 　 :::!:::::::::／:::::::::ヽ.　　Y―――‐
　　　　　　.: ─＝ニ三__　 　 7.:::::::::::::::::::::::::∨　 ./＿＿∧::::|＿|::::::/＿＿/ . : : : : 　::::::／::::::::::::::::::::::｀ー}――――
　　　　　.＝─　. : . : . : . : ￣ヽ､:::::::::::::::::::＞-:､:::::{＿__} ‐-＞--＜-/＿_/､_　　　::::::〃　＼:::::::::::::::::::::／
　　　　　　　　　　　￣￣三ニ＝＞-- ∨{:::.　　∨{＿__}　　　　 |　　{.＿_{　　　　￣ 7 　 　.} ￣￣￣
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|:: 　 　 ',｀､.＿} 　 　 　! 　 {.＿_{　 　 　 　7　 　 ::|　　　　　 　 　 .ドラフトこそ最大の補強
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　Y ,v y.i .}　ヽ＿ヽ　__ノヽ　.{.＿_{__ ノ 　 .〈ﾍ　{ .ﾄ. ﾚY
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　彡'_/./ j /　　 ヽ.＿ヽ _Y＿｀{.＿_{ ＼　　.∧ { ヾ_--'
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ￣ー'　 　 　 ∧＿_i__{＿　ヽ.＿ヽ　　　.|: : ー|　　　　　　　 　 　 そう言えることこそが
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ∧＿i__{＿　}　ヽ.＿ヽ 　.! : : : |
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ﾉ､__i__{＿__}＿_{＿__}__/: : : : |　　　　 　 　 　 　 .ファンにとって最大の喜びだと思わないかい？
　　　 　 　 ＿　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＞<:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::_::::V: : :｜
　　　　 　 .: . : .￣￣　 　 ─＝＝＝ニニ三三＿_ ／　 　 ＼:::::::::::::::::::::＞'´　　 Y￣￣|￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
　　　　　 ￣￣￣三ニニ＝────----. : . :／　　　 　 　 V:::::::::,.::´:　　　　　 |￣: :.|￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 〃　　　　　　, /　i:::::/:::::. 　 　 　 　 |: : : :.|
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ﾍ:::::::::::,:'::／:::::::::::::::!.　　 { 　 　 ,:: ,ｲ;;;-|─────────────
　　 　 　 .ニニ＝＝─. : . : . : . : . ￣￣￣≧ﾆﾆﾆﾆ￣-　､/　　 /!　　 ,;:. {: : : :.|: : : ￣:|￣三三ニニニ＝＝＝─
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ､_ﾉＵUUJ

　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 王とその王子は

　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 幸福のうちに暮らしてゆけると信じていた

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　人々は、この王家が永遠に続くことを疑いもしなかった
　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛



　　　　　　　　　　　　 　 　 |　 |　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ／|V
　　　　　　　　　　　　 　 　 |　 |　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ／ 　.|. V
　　　　　　　　　　　　 　 　 |　 |　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ／　　　 l　 V
　　　　　　 　 　 '　￣｀　､ｨ´二ﾞ〉,､　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 '"´￣￣￣¨　　､
　　　　 　 　 / ＿_　　　　ヽ.;;;;;ヾ..　＼　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ＞─＜ ＼
　　　　　 　 .i　};;;;{　　　　　 };;;;;;;;;ヾ.　 ＼　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ／´＿＿＿__｀__＜
　　　　　 　 .i_ﾉ;;;;;;､　 , ､　 /ヽ＞─､y　 i　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 `ー‐ﾟ 彡､`ﾟｰ'|￣　　 　 　 　 　 来ちゃったかな
　 　 　 　 -‐';;;;;;;;;;;;二;;;;i} /／>＜＞ヽ　 l　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ＼　　 　 　 ／　|＼　.!
　　　　.../＞<ヽ};;;;{　 　｀/､/ ＞＜｀／ヽ.l　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 丶､__／ t''7 ! lﾐヽ|　　　　　 　 　 　 黄金期、ってやつが……
　 　 　 ,i＞ナソヾ-ゝ-イ{､/､ｌ＞ ／　　　ヽ.　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 t''7 | lﾐ､ 厂｀ヾ´
　　　.../ゞ─-/　ヽ ' , -‐ゝ､＿_ノ.　　　　　ﾘ　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ､　　　 　 　 t''7 l lﾐ /::::::::::::V
　　.....ﾍ ﾍ　　i　　 ,'´　　 i　　　 l ヽ.　　　　 }　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ::|＼　　　 　 　 /　/:::::::::::::::::::
　　...../｀　i￣∧　{　　　　ゝ＿_∧　｀　　　　l　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 :‘,　 ＞ 　 .,,＿_／ヽ::::::::::::::::::
　　.../　　 ゝ_ ∧. ',　　　 ヽ＿＿∧ 　 　 　 ｿ　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ﾄ､＼ 　 　 ／　ﾊ 　 V:::::::::::::::
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 lハ　　　 / 　 　 |　　i:::::::::::::::::
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 |─ ､　　／￣|　　|::::::::::::::::
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 |　　　　　　　 |　　|::::::::::::::::
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 |　　 　 i 　 　 !　　￣￣￣

　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
　　　　　　　　　　　　　　　　だが、汚れた邪神　アーリマンは嫉妬にかられていた

　　　　　　　　　　　　　　　　勢力を広げんと欲し、世界に手をかけようとしていた
　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛



　 　 　 　 　 |::::::::::|::Ｎ::::::/∧:::::::/ﾊ::::ハ: l |::::::::Ｙ ⌒ Y
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　 　 　 　 　 |::::::::::|i　　　 　 　 ′　 　 　 .ｲ:::::::卜　_.ﾉ　　　 .イ⌒l
　 　 　 　 　 |::::::::::|ﾄ　　　　　　r　　/⌒::::::|:::::::::|　 　 |　　　 i Ｌ__,|
　 　 　 　 　 |::::::::::|　|::::≧=‐-　 -‐i___ﾉ|-│:::::::|　 　 |　　　 |　　 |　　　　　　　　甘いこと言ってるんじゃないわよ
　　　　　　 .∧::::::::|　|:::::::::::｢}「￣￣|　　|_,/:::::::/|　 　 |　　　 |　　 |
　 　 　 　 ./ ∧::::::|　|:::::::::::Ｖ/￣￣|　　|/:::::::/ .|　 　 ト　 　 |　　 |　ィヽ
　　　 　 　 ./ ∧::::|　}￣￣《_{-:.:.:.:.:|　 　 :::::/　 |　 　 l　 ＼/　　　　 Ｌ |　　　 　 同リーグからFAで引き抜き、外国人をかき集め
　　　　　　 　 　 ＼X}:.:.:.:.:.:ｲ⌒Ｙ__∧　　 ∨　_,|{＿＿}|`　/　 　 /　 　 |
　　　　　　　 　 ./ 　 厂:.:./'| 　 |:.:|｀∧　　 ∨　|ﾆﾆﾆﾆ|__/　 　 ∧　 　 |　　　 　 その上で競争させんのよ　チーム内で
　　　　　　　　 / 　 //:.:./　| 　 |:.:|　 ∧　　 ∨.ﾉ　　　　　　　 /.丿　　 ′
　　　　　　　 ./　　 | ＼」　 |　　＼ 　 .∧　　　　　　　　　　　 |　　 　 /
　　　　　　　〈´　　 |__.......:::::＼　　 ＼__ノ　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 /　　　　　　.そこまでやったって全然足りないくらいなのよ
　　　　　　　∧_　　l ::::::::::::::::::::＼　　　　　　　　 　 　 　 　 　 |　　 /
　　　　　　 /::/　　 | :::::::::::::::::::::::: ＼　　 　 　 　 　 　 　 　 　 | 　 .′
　　　　　 ./::/　 　 :|　　::::::::::::::::::　　|　　　　　　　　　 　 　 　 　 /

　　　　　　　　　　　　　　 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
　　　　　　　　　　　　　　　 　 闇の王子が軍を発し、スィヤーマクはそれを迎え撃った

　　　　　　　　　　　　　　　 　 戦いに敗れ、スィヤーマクは敢え無く命を落とした
　　　　　　　　　　　　　　 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛



　　｡｡　｡｡　｡｡　｡｡　　　　　Σ 　ｺﾞ　　ｸﾞ　　て
　┣　┣　┣　┣　　　　 　Σ 　ｺﾞ　　ｵ　　て
　　　　　　　　　　　　(ﾟ) 　 Σ 　 ｺﾞ　　　　て
　　　　　　　　　　　　l l
　　+ 　　　　　(#( ╋　)(#)　　　-=-　=　三
　　　　　　　と//' Y　//⌒つ=　　-=-=三
====> 　 　 　 ((＿＿((ﾉ⌒　　-=-=　三
　　　　　　　 　(ヽ＋_ ん
　　　　　　　 　さノ　 ヾ　ヾ　　　('⌒　('⌒
　　　　　　　　　　　　 　し'　　(　'⌒('⌒

　　　　（ 　　　　　　　＿__
｜フノ （ 　　＿＿ ／__　　ヽ　＿＿
｜ェ ｌ　（⌒/＃＃/┘└､ 　V＃＃|⌒
｜ンズ （ /＃＃（ ｀┐┌ 　/＃＃|
｜シ ・ （ |＃＃/ >　￣ 　ノ０￣|＼＿
ッン （ ＼ ￣_/　ー ｖ ー | _＼/＿）
! !グ （ _＼＼ | ヾ！〃　 |-ロ-| 　＼ノ　　　　　 　 ギャー！！
⌒⌒　） /　/／／■ゝ　|-ロ-|　　　ヽ
　 　　 ＾＼/ ／ 〆　ヽ， |-ロ-| ノ　ﾉ
　　　＿／> -|　″　 　　 |-ロ-| 　/
　　　| 　(_　　-| 　 　　 　 |-ロ-|

　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
　　　　　　　　　　　　　　　　それを知ったカユーマルスは顔をかきむしって嘆いた
　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

王　　　　「次鋒レオパルドンいきます！グオゴゴゴ」
位　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ゴーストキャンバス怖い
争　　　　　　見せ場無し
奪　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「強力の神にそそのかされて…」
戦　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ： ,　-'´l､
　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ： ／　 　 | ヽ　　　ゴーレムマン
アタル一人に負けた　　　：　/　　　　 |　 ヽ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ス
　ソルジャーチームよりは../　　 　 _,. l, -‐ 'ｰ- ､：　　一億パワー　　　　　　　 ト
　　マシじゃね？　　　　 ： /　　 ／　　　　　　 ＿＼：　　　　　　　　　　　　　　　　ロ
　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ： |　,／　　　　 ,. ‐'"´　　｀'ｰ-､：　　　わざと引き分け　　 ン
　ペンチマン　　　　 　 ：　| /　　∪　／　　 _,.-‐,.｡.=､‐-〉　　　　　　　　　　　　　　 　グ
　　　　　　　 　 　 　 　 ：　| l　　　 ／, -‐'´ﾟ_ノ, -｀=ｬ'､,<　：　　　　　　　　　　　　　　　マ
　　　　　　　 　 　 　 　 ：　| |　∪..'"´ ｀`ﾆr‐'´ , ┐l r､'´!　：　　　　　　　　　　　　　　　ン
　超　　　　　　 　 　 　 ： / .|｀ー──-'´ 　ヒ",.-'　! _` .|､ ：　「ノーズフェンシング！」
　　人 　 　 　 ： lヽ､＿／　 ,l　　　∪ 　 　　 , -'´］ |ヽ｣ | ｀ヽ､：
.　　　　　　　 ：　ヽ ＿＿_ _/ ＼　　　　　　 └'´__　| rｧ/､　　 ＼：
　　　　　＿,：.-‐1´ 　 　 { /　　 ｀ヽ､ 　 　 　 iﾆ-‐' l ｀/､ ＼　 　 ＼：　王位継承候補
　　 ´￣　　　　　l　　　　ヽ　 　 　 ヽ｀ｰ-､　　 　　 l／ |　＼ ヽ、　　＼：
　　　　　　　　　　ヽ　　 　 ヽ　　　　ヽ､　　｀ ー--'/　 !l　 　＼ 　 　 　 ＼

　　　　　　　　　　 　 　 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
　　　　　　　　　　　　　　　フーシャングはスィヤーマクの息子だった

　　　　　　　　　　　　　　　生まれながらに知性と教養を備えており、祖父の下で宰相をしていた

　　　　　　　　　　　　　　　祖父と孫は、必ずやスィヤーマクの仇を取らんと誓い合った
　　　　　　　　　　 　 　 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛


　　　　　　　　　　　　　　　　　 _r-､_　　　　　,r=〈二目
　　　　　　　　　　　　　　　　 /　 　=ヽ_　r‐＜:::::::ﾄﾆ´）
　　　　　　　　　　　_,,ｨｺヾ､,,, ゝ､_y´::::::::＞､＿ヽ:/￣
　　　　　　　　　　}ｮ:::;:;:;:;:-､::::く 　l､::::::/ヽ　　 :｀Ｙ､　　　　＿,r､
　　　　　　　　　 }::;:;:;:;_;:ﾉ,､_:}:::ﾉ　　7:ヽ＼　ヽ､　　|　 rノ´__ノ　ﾍ
　　　　　　　　　(::,-|l｀　　 ﾅ=´　　 |　l ＼ヽ､__ヽ､ |　 ﾚ´, ﾐ,　　 ヽ
　　　　　　　　　 |　 ｀|　　 __」　　　_|::| ::::::＞､＿_ノ　 { /ｪｭ ﾚ_　 .|
　　　　　 ,,--､_ノ　, |::＼＿｀l＿ ,イ :| |　:::::::　　 ヽ-､ ﾑ_,｀　/ﾊ　ﾉ
　,,-‐'＞'(__ ´ヽ､,-─--─´ﾌ　/　　 l､ヽ:::::::::::　　V /ヽ}‐ _/| | V
/　／::::::::::::｀l　 ,,-──''￣:::::/　＿_ノヽ､ ::::::::::::::ﾉ/:::::（￣　:| |, ﾄ-､
　 {｀───|　/::::::::::::::::::::::::/|　 :::::::::::／＼＿／|＼　　ヽ＼ﾉ／_ノヽ-
　 ｀ゝ､＿__/ / ｀─--─''ノ|:::|─､　　　＿,ｲ　{　{ 　｀─┤　 ／:::::::::}
　　　 |　　 ￣ヽ､＿＿_／:::::::::::::::::｀＝ｺ　　＼　　＼__＿ﾉ　/ ｀‐--‐|
　　　 |　 | |　　| ::::::::| | ::::::::::::ﾉﾆﾌ￣ﾉ　　　　 }ヾ ＼ヾ､　　 ＼＿_／ ﾉ
　　　　＼ヽ＼::|:::::::::|::|　:::::::::|: : :::::/　　　　　ﾊ:　::::::〉:::＼　　　　　 /

　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
　　　　　　　　　　　　　　　 　 カユーマルスが軍を整え、フーシャングがそれを率いた

　　　　　　　　　　　　　　　 　 妖精や豹、獅子、勇猛なオオカミ、虎などが集まった

　　　　　　　　　　　　　　　 　 フーシャングは慄く悪魔どもを一息に追いつめ

　　　　　　　　　　　　　　　 　 頭からつま先まで丸ごと皮をはぎ、首を落とした
　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

　　　　 , ィ _ ィ ィ　　/l
　　 　 / //　j　ﾉ　 / ヽ　　　　　ｲ　　r- '
　 　 _/ Lヽ-´‐'　　ヽ　,ゝ　 ,.ｲ〈　ヽ　l　　　ア　 か
　/´ィ j-i　/　/l ｲ　 rーi ／ ﾉ　ヽ/　 |
　 ´ ! j /　!　〈/jﾉ/j　＞'　ィヽ　　 r-'｀ﾆ´´ ホ　 か
　　ﾉ.ﾉ/／　　　´l/ ､/ ／ｲl!ll}、 / ／　!
　 l / l/　　　 -´、｀ ﾚ ミ､| ﾘﾚ ｀ }/ｨ　 j　　 が　　っ
　 l′l!　　 　 　 〈 ヽヽjゞ-ﾄｰ'くﾉ　'ﾊ　 )
　　　　　　　　　 ヽ ﾐ/　､　　　 ヾ!j/ｲ_ }　　 ！　た
　　　　　　　　　　ﾄﾉ:!_､__ﾉ!ﾄ､__ﾉ_ﾄj, j-lヽ
　　　 　 l l!　/ﾊ　 ﾚlﾊ､_ノl lヽ_ ﾍYl/lヽ! !　　　　 な
　　　　　l |!rﾄ!ハ　ヽﾄ､彡ヽj_'､ﾐ /ﾊ/-j､l lヽ
　　　　ﾄ l!|!ﾄl_!Yヽ /:ﾊl　f三ｰﾉ l l / ヽ!ﾉﾘ_ ーi┬ｰ
　 　 　 !l l!llヽ!jﾍrヽ､! lヽ､_r_ ィj //　　j / l　　l !
　　　　 ヽヽ j´ヽ::|i　＼､ﾄ､彡_/'ノ　　 /:K l ＿＿
―― --　.._l ｰ'-ヽ　　 ,＞=7 ' l　　 ノ´　/ _　-‐
三＝-　､ 　 ヽ、_ ,ゝ-‐ ´｀ヽヽ ｀＞ﾍ　ノー＝ ミ
￣￣￣ ｀　ー '´　　 　 　 　 ヽヽ/r ' ´
　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 / !　　　　　　　 /
　　　　　　　　　　　　　　　 ノノ ､　　　　　 　 !
　　　　　　　　　　　　　, ィ´　　　｀ヽ、

　　　　　　　 　 　 　 　 　 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
　　　　　　　　　　　　　　　　 かくしてことが成就し

　　　　　　　　　　　　　　　　 全てを見届けたカユーマルスは病院で息を引き取った
　　　　　　　 　 　 　 　 　 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛


王　　　　「次鋒レオパルドンいきます！グオゴゴゴ」
位　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ゴーストキャンバス怖い
争　　　　　　見せ場無し
奪　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「強力の神にそそのかされて…」
戦　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ： ,　-'´l､
　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ： ／　 　 | ヽ　　　ゴーレムマン
アタル一人に負けた　　　：　/　　　　 |　 ヽ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ス
　ソルジャーチームよりは../　　 　 _,. l, -‐ 'ｰ- ､：　　一億パワー　　　　　　　 ト
　　マシじゃね？　　　　 ： /　　 ／　　　　　　 ＿＼：　　　　　　　　　　　　　　　　ロ
　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ： |　,／　　　　 ,. ‐'"´　　｀'ｰ-､：　　　わざと引き分け　　 ン
　ペンチマン　　　　 　 ：　| /　　∪　／　　 _,.-‐,.｡.=､‐-〉　　　　　　　　　　　　　　 　グ
　　　　　　　 　 　 　 　 ：　| l　　　 ／, -‐'´ﾟ_ノ, -｀=ｬ'､,<　：　　　　　　　　　　　　　　　マ
　　　　　　　 　 　 　 　 ：　| |　∪..'"´ ｀`ﾆr‐'´ , ┐l r､'´!　：　　　　　　　　　　　　　　　ン
　超　　　　　　 　 　 　 ： / .|｀ー──-'´ 　ヒ",.-'　! _` .|､ ：　「ノーズフェンシング！」
　　人 　 　 　 ： lヽ､＿／　 ,l　　　∪ 　 　　 , -'´］ |ヽ｣ | ｀ヽ､：
.　　　　　　　 ：　ヽ ＿＿_ _/ ＼　　　　　　 └'´__　| rｧ/､　　 ＼：
　　　　　＿,：.-‐1´ 　 　 { /　　 ｀ヽ､ 　 　 　 iﾆ-‐' l ｀/､ ＼　 　 ＼：　王位継承候補
　　 ´￣　　　　　l　　　　ヽ　 　 　 ヽ｀ｰ-､　　 　　 l／ |　＼ ヽ、　　＼：
　　　　　　　　　　ヽ　　 　 ヽ　　　　ヽ､　　｀ ー--'/　 !l　 　＼ 　 　 　 ＼

　/　　　　　　ハ/ー'´7　 /　 /{　　　　　ヽ　　　　　　　｀ヽ
..,′　　　 　 /:::/　　 孑l 「ヽ ﾅ乂　　}l　　}　　　　　｀ヽ　　 ',
..|　　　　　　ﾊ::{　　　 {斗＝=ミ　 ヽ 八　从　　　}　　　}　　 }
..|　　　　　 {⌒ヾ　　込　}__ノ勿　　Ⅵ　_」_ ヽ　./　　　ハ　 ,′
..|　　　　　 |　/　＼＿ ヽ辷z戎　　　　r'ﾊヽ人/　ﾊ　∧ } /
..|　　　　　 |　{　　ﾊ　　`ヽ)　 　 　 　 ､{ﾂノ{／／　Ⅳ　',l:(
..|　　　　　 ﾄ､{　　l∧　　　　,ｲ　　　　 /　　{乂__　　　　∧＼　 　 　 　 　 　 　 以上、「シャー・ナーメ」から
ハ　　　 　 | ∧　 l ,ﾍゞ＝彡′　 rっ　　　八`⌒ヽ　　/ ∧　＼
　 ',　　　　 |/　ﾏ :ﾘ　 ヽ＼　　　　　　　 ,ｲ　 ヽ　　)　　/ ハ＼　　　 　 　 　 　 最初の王、カユーマルスの章でした
　　ヽ　　　 l--､ヽ　　　 ＼｀'*､　 　 ,ィ｀　|　　ハ　　　　/ ハ
　　　 ＼　　',:::::＼＼　　　 ヽ　 ｀X　 |　　ﾏ /　 ﾑ　　　 / .ﾊ
､　　　　 ヽ　 ヽ::::::ヽ ヽ　　　ﾊ￣　'， ',　/ ヽ　　　ヽ　　　/ l
....`＜＿　 ハ从:::::::::ﾑ }　　　 }＿＿l!　∨　　＼　　　`ヽ　　}
..................￣¨}::::::::::::::::::ヽ　　 /──‐｀ヽ ﾏ　　　`ｰr─-ミ:､ ﾊ
.........................八::::::::::::／:i:}　/:i:i:i:i:i:i:i:i:i:/｀ヽ＼　　　ハ　　ヾ′ヽ
......................./:::::ヽ::::::/i:i:iノイ:i:i:i:i:i:i:i:i:i:/........＼ ヽ　/　}　　ノ＼　'，




　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＿＿＿_
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 思ったよりざっくり行くんスね師匠　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ／ 　 　 　 ＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ／　 ⌒ 　 ⌒　 ＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 これなら５００レス行かないで収まりそう　　　　　　　 　 　 .／　　（●）　（●）　　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 l　 　 ⌒（__人__）⌒　 　 ｌ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼　　 　 ｀⌒´　　 　 ／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／　　　 　 　 　 　 　 ＼

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿　＿__
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.イi:i:i:i:＼　　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　_,,.。。..,,_{i:i:i:i:i:i:i:i:ﾊ
　　　　　　　　　　　_γ´＞─ ´　　　　 λi:i:i:i:i:i:i:iﾘ　　　 |
. 　 　 　 　　　　γ　 {／　　　　　　　　　 ゞ　─イ　　　　|
　　　　　　　　　 {　 /　/ / 　/ﾚ!　|　 ＼　　 ＼　|　　　　 ,
　　　　　　　　　人 /イ /　|　|　乂レ''"~ ＼　　}八　　　　 ′
　　　　　　　 　 　Ｖ　{ /　人 |─　　 丁￣√ﾊ爪 ﾍ　　　　　 ,
　　　　　　　　　　 |　八　个 丁｢　　　ゝ‐'　　|　|ノ∧　　　 　 ′.　王書におけるカユーマルスはピーシュダード王朝の祖とされていますが
　　　　　　　　　　 |　　 ＼|　} ゝ′　　　　 　 | / 　 ∧　　　　　|
　　　　　　　　　　 |　　　　|圦　　　 __　　　イ∨｀ヽ、∧　 　 　 |
　　　　　　　　　　 |　　　　|＼|≧=‐‐=≦／　/::::/　ヽ ∧　　　/. 　ゾロアスター教の聖典アヴェスターでは
　　　　　　　　　　 |　　　　|　 ＼　　/}::匚]／:::::/　　 |　∧
　　　　　　　　　　∧ 　 　 |　　　　/ /::{〈/:::::::::/　　　　　∧ /　 　 アフラ・マズダーの手により土から生み出された
　　　＿＿＿＿＿＿＼＿.|__　　./　.:::::}/::ｆ⌒7　　　　|
　　　|　　　　　　　　　　　　　| ／　/::::/:::::ゝ‐′　　　 |　　　　　　..原始的人間ってことになっています
. 　 　|　　　　　　　　　　　　　|　　/:::::/:: ____:/／　　　｜
_　 　 |　　　　　　　　　　　　　|　 /／￣＼　 ＼ 　　 　.|
..　　　|　　　　　　　　　　　　　| // / /　　ヽ　　〉＿＿ﾉ
￣￣...|　　　　　　　　　　　　　|_/./_/￣￣≧=≦￣￣￣￣￣￣
　　 　 |＿＿＿＿＿＿＿＿＿|二二|



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 |ヽ／|＿
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ＼　 　/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ＿＿＿　　　　　　 |_＿＞
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ／ヽ、　_ノ＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ／　（○）　（○）＼
　　　　　　　　　 　 　 　 あっ（察し）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ／　　　（___人__）　　..＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 |　　u　　ﾉ　　　ヽ,　　　|
　　　　　　　　　 　 　 　 ここから話クソ長くなるやつだ、これ（絶望）　　　 　 　 　 　 ＼　　　（/⌒ﾉ´ﾌ 　 .／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 >　　 .￣￣´　　<.

　　　　　　 　 o　　　｡
　　　　　　 0　　　　　ミ ヾ　彡(ﾟ)(ﾟ)
　　　　　　　　　　　　　 ﾐ､ ﾐ彡　　とへ
　　　　　　　 　 O　　　　 ヽ　 Y　ﾉ⌒(#）
　　　　　　　　　　　　　　 　 ヽｌ⌒l
　　　　　　　　　　　　 Ｏ　　　（＿）J
　　　　　　　 ∩;;;∩
　　　　　　（Ｙ;;;;;;;;;;ヽノ)　　　　..○
　　　　　　　i;;;;;;;;;;ﾟ;;;ﾟヽ
　　　　〟 /;;;;;;＼;;;;'⌒)
　　　　　).|;;;;;;;;;;;;;;;;;;lﾟ ﾟ
　　　　 ι|;;;;;;;;つ ;;/つ
　　　　 　 ヽ..;;;;;;;;;/
　　　　　　　 U"U

　　　　...::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: .
　　　...: :　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 : : .
　　　...: :　 . ..その時一緒に原始的牛も生み出されていたらしいんですが　　　　　　　 　 : : .
　　　...: :　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 : : .
　　　...: :　 . ..第１ラウンドの三千年間　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 : : .
　　　...: :　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 : : .
　　　...: :　 . ..何も食べずに何もしゃべらず、一切動かず平和に過ごしたといいます　　...: : .
　　　...: :　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 : : .
　　　...: :　 . ..これを平和といっていいのかどうかわかりませんが　　　　　　　　　 　 　 　 : : .
　　　...: :　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 : : .
　　　....: ::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: :

　　　 　 　 　 .::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..: .
　　 　 　 　 .: :　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 : : .
　　 　 　 　 .:..:　　次の三千年期、アンラ・マンユに光の領域が侵略された折　　　　 　 : : .
　　 　 　 　 .: :　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 : : .
　　 　 　 　 .:..:　　原始的牛は死に、カユーマルス（ガヨーマルト）も攻撃を受けます　 . : : .
　　 　 　 　 .: :　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 : : .
　　　　 　 　 : ::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..: :

　　 　 　 　 　 　 　 -=γ ｀ヽ　{::　 ｀ヽ　　　　　　 　 ,ｨ　　＿
　　　　　　　　　　　 -={::　　 V{::..　　　':,　　　　　 ／/
　　　　　 　 　 　 　 .-={::..　　 V::..　C　 ', 　 　 ／　/　　　　＿
　　 　 　 　 　 　 　 　 ∧::.. C　V::..　　　}　 .／ 　 /
　　　　 　 　 　 　 　 　 ∧::..　　 }::..,.　-ー '´　　 /i
　　　　　　　　　 　 　 -=∧::..,.　'´　　　　　　　 /:i　　　　　　__　　　-‐　　　　　　　ファーｗｗｗｗｗ
　　　　　　　　　　　　-=ﾆ/::...　　　 　 　 　 .,:'　 i　　　　 ／　..........
　　 　 　 　 　 　 　 -=ﾆ/::...　　　　　　　　/　,' i　　　 ／　...::::::::
　　　　 　 　 　 　 -=ﾆ/:::::...　　　　 　 　 /z　　　 ⌒ヽ　　　 :::ﾉー…'　　　 ::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: .
　　　　　　 　 　 .-=ﾆ〈:::::...　 　 　 　 　 /ﾆ　{　{　 　 　 Y　 , '　　　 　 　 .: :　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 : : .
　　　　　　　 　 　 -=ﾆ＼:::::::::...　　　　〈ニ　 ＼＼　　　.}／　　　　　-　　: :.　....その後三十年ほど命を長らえますが　　　　....: : .
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 : :　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 : : .
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 : :.　....地面に倒れた衝撃で射精し、死亡します　　...: : .
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 : :　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 : : .
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 : ::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: :

　　　　 　 　 　 ＿＿＿_
　　　　 　 　 ／　　 　 u.＼
　　　　 　 ／ー‐-:::::::::::-‐' ＼
　 　 　 ／ 　 t　 j:::::::ｨ　 ｯ 　 ＼　　　　 　 　 .えええ……
.　　 　 |. u 　 ｀¨､__,､__,¨´　　　 |
.　　　　＼　 　 　 ｀こ´　　 　 ／
　 　 　 ／　　　 　　　　　u　.＼

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ／⌒ヽ　　　　　　　γ⌒＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ／　　　　{　　　　　　　|　　　　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ／　　　　　　:､　　　　　 ﾉ　　　　 　 ＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 /　γ＞-‐-ミ__＼＿γ⌒|　　　　　　 　 ＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 | ／´　　　　　　⌒＼乂__,|　:､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ／　　　　 /　　　　　　＼　{　　:､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ／　 /　　　/　 |　 |　|　　　∨ﾍ　　:､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 /　　 /　,/　/|　 ∧ i|　|　|　　 ∨',　　 |:.、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 |　 |　-─- V斗-Ν─-j　 |　 |ハ 　 |　:.
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 {　{　 ﾊxｆ芹丐　　 ｘｆ芹芋ミ ﾉ　,ハ | 　:|　 :.
　　　　　　 　 　 　 .その後地面にしみ込んだ精液が　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 乂乂八ﾊ Ｖﾝ　　　 乂ン　 j/jノ|　j ﾊ　ﾘ　　i
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 /　　 {' ' く　　　' ' '　　　|　 :|ノﾉ ﾉ /　　 |
　　　　　　 　 　 　 .なんやかんやで最初の男女を生み出し　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 /　　　人　　‐　　　　　　｜ : |'　 / /　　　|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 / |　)h､　　　　　　　|: : :|　/ /|　　　 |
　　　　　　 　 　 　 .マシュヤグとマシュヤーナグって言うんですが　　　　　　　　　　　 |　 　 　 |　. :|　)ぅi爪 　,／|: : :|　|/　|　　　 |
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 |　 　 ／|　: :|　|ノ|___／　｜: :|　　　 |ノ|
　　　　　　 　 　 　 .その男女がくっついて、やがて双子を出産するんですが　　　 　 .|　 ／　｜.::.:|ｲ_／＼　　 |: : :|`ヽ､　　 j从__／⌒
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ＼(　　 イ. : j/ >-ｒ┘>- |: : :|.:.:.:.:.:＞｡,
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ／{.:.乂_{/　　レ'.:.:.:.:Ｌし.:.:.:／　＿,ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ハ jﾘ.:.:.:.:{　／.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:／　／　　 |
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 __/　/.:.:.:.:.://＿_.:.:.:.:.:.:.:.:.:.<__／　　　　|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 辷つ￣￣辷二二　 ＼.:.:.:.:.:.:.: ∨　 　 　　|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ＼└‐┬┬──┘ 　　＼.:.:.:.:.:.}　　 　 　 |
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 {＼二つ-弋二　　　　 ﾉ　＼.:.j　　　 　 ｜

　　　　　　／　 ＼
　　　　　/　__,ィ⌒ヽ_
　　　　／´　　￣￣　｀ヽ
　　　,　 ／_/ ,.ｲ　　　　　＼'´￣`ヽ､
　　 /　 =ﾐ/｀/ |　|　　　　　ﾟ｡=ミ　　 ｀Y　　　　　　 食べてしまうんですね。我が子を
　　 l／vﾂ| /　.|,,_|　 |　　　}i:i:i:i:Ｙ　　　|
　　Y　　r |/ -=x |ヽ |　　　ﾊi:i:ツ　 　 ﾉ　　　　　　 「なんだかおいしそうに見えた」などと供述しつつ。
　　 |　､　　　乂心　/　|　 | 厂　　 ／
　　八　　　　　 /　/　/　 ／　　／{　 　 　 　 　 　 我が子を食らうサトゥルヌスのAA見つからないので
　　　r≧=-　-/　/__/ .イ　　　 {　 |
　　　|／∧ｰ /　 { 〉　　　/　　 |　八　　　　　　 　 .各自補完してください
　　 ﾉ::::/i:i:ﾊ/　　|::ﾟ｡　　,　　　 ,　　　ヽ
.　 /:: /ｰ‐{ ﾊ 　 .|:::::＼/　　　/　　　　}
...Y:::::::{i:i:／:: | 　 |'￣　Ｖ　　/　　　 ／


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ＿＿＿_
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ／　　 　 　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ／　─　 　 ─　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ／ -=・=- 　　-=・=-. ＼
　　　 　 　 　 　 　 その動機って記す意味あったんすかね　　　　　　　　　　　　　　| 　u ,　 （__人__）　　U　|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ＼　　　 ..｀ ⌒´　　　.〆ヽ
　　　 　 　 　 　 　 全然理解の助けになってない気がしますけど　　　　　　　　　　 　 /　　　　　　　　　　ヾ_ノ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 /rｰ､　　　　　　　　　　　|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 /,ﾉヾ　,> 　　　　　　 　|　/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ヽヽ〆|　　　　　　　　 .|

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..: .
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 : :　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　: : .
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 : :　　 .アフラ・マズダーが慌ててあてたパッチのおかげで　　 　 　 　 　 　 　 : : .
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 : :　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　: : .
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 : :　　 .続いて七組の双子、合計十四人が食べられることなく成長し　　　　　: : .
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 : :　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　: : .
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 : :　　 .それぞれが夫婦になり、それぞれがまた双子を出産します……　　....: : .
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 : :　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　: : .
.　 　 　 　 　 /　∨:|∨　　　　　　　　 　 　 　 　 ∧　/　 |!..:..::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..: :
　　　　　　　,'　　 Ⅵ ∨ ,　 　 　 　 　 　 　 　 　 | .∨　　||'　i!　,
.　　　　　　 i!.　 　ヽ!　∨{　　 　 　 　 　 　 　 i∨!　　　　　　|i /|
.　　　 　 　 |!　　　　　 ∧＼ ＞‐＝=ニ二ニ=| |`|　 ／}　　 j !'｜
.　 　 　 |､　!!.　　　　_/∧／　　　　　　　　 　 | | | .//| l　　 　 /
　　　 　 ',＼!|　　　/∧ﾚ'　　　　　　　　　　　　＼|// j j　　　./.‐ｧ
　　　　＿＼ `　　 .! !.,'　　　　　　　　 　 　 　 　 ∧∨/ :/　　.／
　　　　`　､￣　　　| |:!　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ∨　/　.／
　　 　 　 　 `　､. 　| ||.　 ／　　　　　　　　　　　　` ＜/-‐'
　　　　　　　　　 `ｰⅥ／　　　　　　　　　　　＼　｀ヽ　＼
　　　　 　 　 　 ー=≦, ./　　／ 　入　 ＼　　　＼　 ＼　',　　　　　　　　　　　　　だって普通我が子食べないよ！
　 　 　 　 　 　 　 　 /./　　/　／/ , `廴､ -‐≦＿≧＿二ﾆ＝=-
　　　　　　　　　　／　{　　厶斗'￣　　 ￣ ,≦≠=　!＼.　＼　　　　　　　　　　　　わざわざ注意しなくても！！
　　　　　　　　 ≦--‐∧ .,'ﾚ',=≠ミ　　　　 //ルﾊ /,　 ＼ ハ
______＿＿＿＿＿＿,' .∧!∧//ﾙﾊ　　 〉_　- ､　,ｨ'/　　　 ＼}＿＿＿＿＿___
　　　　　 　 　 　 　 | /　　　＞,....___ (￣　_, ＜ /./　　　　　',
　　　　　　　　　　　,|'　 ＿　　 ∨　 ￣￣　 　 ,У／ 　 ＼　',
＿＿＿＿＿＿＿/　／　 ￣￢ ＼＿＿＿___/　　　　　　　 /＿＿＿＿＿__
.　　　 　 　 　 　 〈　　　　　　　　 /　　　　　　`y'　　　　　／
　　　　　　　 　 　 ＞　､　　　　　 〉　　　　　　 〉　　　　イ
　　　　　　　　　　　　　 |　　　　　|　　 　 　 　 |　　　　　|

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿
　　　　　　　 /￣＼　_,.　---─-＜　_|_
　　　　　 　 /　　　 ヽ-ミ　　　　　　 ＼:::)
　　　　　　 /　　　　　}:::::}　　　　　　 　 ＼
　　　　　　/　　|　　 / ¨´　　　　　　ハ　　ヽ
　　　　　 　 |　 | 　 / /　　　 / |　 /⌒ヽ '.　　　　 　 　 　 　 　 そのうちの一組がスィヤーマクとナシャーグであり
　　　 ／　　|　 |　 / |　　| ‐/‐A､ | 　 斗　|　l|
　　／　　　 |　 | /　 |　　ィﾁ≠ミ :|　 ,｡z　j　,ﾘ　　　 　 　 　 　 .その子供がフラワーグとフラワーガイーンであり
　 /　　　　 　 /人　 |　　| 乂ツ　　　fﾘ小' ./＼
　.　　　　　　 //　ゝ |　　|ﾊ　　　　　 ' j/ ／　　＼　　　　 　 　 その子供がフーシャングとゴーザグ　ターズとターザグであり
　{　　　　　　　{　　　|　　ﾄ､　 r､　 - ／´　　　　　 ＼
　　　　　　　　 |　 　 |　　',　｀ | .|_／{
　　＼　　　　　'.　　 λ　∧￣xくヽ/ )＼　　　　　　　　}　　　　..最後の二組がペルシア人とアラビア人の祖とされています
　　　 ＼　　　　＼ /　＼　 ゝ{　〉〉} {＼ ＼　　　　　／
　　　　　`ー-､　　/　　　｀¨¨ﾊ￣　 ハ }　 }ヽ　　／　　　 　 　 .それ以外の夫婦から生まれた子供がそれぞれ
　　　　　　　　 )　 }　　　　　／'.　 ∧｀弌s｡.,_ﾉ／
　　　　　　　 /／/　　　 ／　　 ヽ∧::＼ }`弌s｡　　　　　　　 　 マーザンダラン人、ソグド人、トルコ人、中国人、インド人の祖
　　　　　　 ／　/　　 ／ ＼　　　 ＼〉::::::|､　ヾiiﾑ
　　　　　　　　 /　 ／　　　 ＼,.｡o≦:::::::::::}∨　寸　　　　　　　 .ってことになってるんですけれども
　　　　　　　　 {　　　　　　 ／:::::::::::::::::::::::::l　，
　　　　　　　　 '.　　　　 ／:::::::::::::::::::::::::::::::::l　’
　　　　　　　　　＼__／＼::::::::::::::::::::::::::::::::::::∨　＼
　　　　　　　　　　　　　　 }::::::::::／＼::::::::::::::::∨　　＼



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ／ ￣￣ ＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 一気に出てきたな……　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ／ノ　　ヽ__ 　 ＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ／（―） 　（― ） 　 ＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 |.　　（_人＿）　　　u　|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 覚えなくていい？　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ＼ 　 ｀⌒ ´　　 　 ,／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 / 　　　　　　　　ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 あ、いいんだ……　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 /　l　　　,/　 /　　 i
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 (＿) 　　(__ ノ 　 　 l
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ／　　／　　　___ ,ノ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 !､＿__!､＿_＿＿_つ

　／　　　　　　　　　　　　l　　　｀　 　 ＼
./　　　　 /　/ l　|　　}　　.}　 ヽ　　　＼　ヽ
{/　/　　ム斗孑十‐ミ　　ハ :|　'. 　　　 ヽ ﾍ
{　/　 ／∠∠__ /　 /｀　/　Ll_　}.:|　　　　', ﾊ
Ⅵ　 / 7¨f^7_爪≧x'　／　 ソ ∨ |　}　}　 :|l: '.
　|＼{ ./.　 弋zzツ　　　　扞ミx'_ノ　ハﾊ　八,ﾊ
　|　 Ⅵ　　　｀¨¨´　　　　.{ツ /ムイ　　ﾉ´
,ハ　 ﾑ　　　　　　　　　> ¨´ {　 　 ',
＼',.　 ﾑ 　 　 　 　 rっ　　　 ﾊ　　　ヽ　　 　 　 　 　 　 話変わるんですけど
　 ヾ　 ∧　　　　　 ｀´　　｡s(　',　 　　 ヽ
＿ハ　 .∧　　_　　　,.ィ´　　|:　 ',　　　　 ',　 　 　 　 　 .原始の宗教って、その時点では新興宗教なわけじゃないですか
ﾏ，　}　　 ',　 /≧=彡 l　 　 |　　|:　　　　 }
::ﾏ， i　　　}＼}　､-､　/　　 j 　 :j　　　　 :l　　　　　　　 必死に頑張って、信者を獲得しなきゃならないわけで
::::ヾ､i　　　|　,ヘ　',:::`＜　 /　　/　,.ｲ　　ﾘ
:::::::::/　　　|/lllllllﾑ }l:::::::::`/　　/／　}　 /
:::::::/　　　xヘllllllllﾊ}l::::::::/　　X´　　ﾑイ
::::ムｲ　 ﾊﾍ　}三ﾑ }l::／　／　ハ
:::::::::ノイ::::::ヾ:､llllllllⅥ⌒7':::∨ 　 ∨
Ｙ}:::::::::::::::::::::::ヾ:､llllllﾘ::::::::::-=x　　 ',
ﾉﾘ:::::::::::::::::::::::::::ヾ:〃::::::::::f⌒ ',`ー-､
　ﾟ｡::::::::::::::::::::::::::::Y{::::::::::: ﾊ　　}　　　∨


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ／￣￣￣＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ／─　 　 ─ 　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/　（●） 　（●）　　ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 |　　（__人__）　　u. 　 |
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　まぁ、そうなるんですかね　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ＼　　｀⌒ ´ 　 　__,／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ／　　　 　 　 　 　 ＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　なんか身も蓋もない言い方っぽいですけど　　　　　　 　 |￣￣￣￣￣Ｙ￣￣￣￣￣|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 （,,)　 　 　 　 　 |　　　　　　　(,,）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 | 　 　 　 　 　 |　　　　　 　　|

　　　　 　 ::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..: .
　　　 　 : :　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 : : .
　　　 　 : :.　...アヴェスタってのは、その過程で生まれたわけですよね　　　 　 　 .: : .
　　　 　 : :　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 : : .
　　　 　 : :.　...目の前の民衆に語りかけ、興味を惹くにふさわしい物語として　　 .: : .
　　　 　 : :　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 : : .
　　　 　 .: ::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..: :

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: .
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 : :　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 : : .
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 : :.　......深遠な核心部分だけ話し続けてても、飽きられたら終わりですよね　 　 : : .
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 : :　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 : : .
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 : :.　......まずはキャッチーな内容でハートをつかむ必要がある　　　 　 　 　 　 　 : : .
　　　　　　　　　　　 /~`.......ｖ´: : : :ﾊヽ＼ｨ＜｀､､丶､ヽミヽヽ　: :　　　　　 　 　 　 .　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 : : .
　　　　　　　　　　　ヽ　 ::::::|: : ｌ: 　ﾊ゛ヽ＼| _､､､＼＼|＼ |ヽ~.: :.　......コアな話するのはがつっとこっちに取り込んだ後にすればよいと　 　 　 .: : .
　　　　　　　　　　　　入、:|: : : : |'几| 　ヽ　' 　_　 ヽﾐヽ、_　 . : :.＿ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 : : .
　　　　　　　　　　　/: :/＞|: : ﾊ|　| _､- 　,　'"､:゛　/:::ﾐヽ、｀ﾆ : ::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: :
　　　　　　 　　　　ｌ: :/-、::入:|丶 | "　 /´　 　 ν/ｌ＼ヽ｀:::~~¨'''''ｰ-ｰ'''''ﾞ¨~~¨'''-
　　　　　　　　 　　ｌ: ||:::::::::::丶| ﾍヽ　　丶__ 　 ｲ、:＼::::V:::＼:::::::::::::::::::::::_______:::::::
　　　　　　　　　　　丶 ヽ_丶 ｀_ﾊ --==- 'ヽ 彡 ~ ヽ~ヽ::::::::::丶:::::::::::::::::::‐‐‐‐‐二
　　　　　　　　　　　　　ヽiｌｌｉ｀- 、くiiヽ 　 　　　~'ﾚｗ-...＼＼＿:::::＼::::::::::::::::::::::::::::
　　　　　　　　 　 /|　_／~ 　　 ＼　~ ＼　　　　　　 ﾟ　ﾟ　| ／‐-_::::::::＼::::::::::::::::::::
　　　　 _ ＿＿ /　ﾚ´/　　 _ -くｌ|||ｌ} 　ｌｌ/_へ　　 : ......... : |/ __∠_｀ ゝ、::::｀ヽ::::::::::
　　　　i ＿　　　　　　Ｚ∠´　　 ｀´~~~＾l |::|:::|丶　　　　 　Y::::＼:::::｀ゝ__ヽ、:::::ヽ:::　　　　　　　はいはい寄ってらっしゃい見てらっしゃい！
　　　　　／　　　　.-─¨~　　　　　　　 | |:::|::::|::丶　　　　　ヽ:::::::｀ヽ:｀::::｀｀｀::::::::::::
　　　 ／ 　 　 　 /　　　　　　　　　　　 | |:::|::::|::::ヽ　　　　　　｀ ＼::::＼_．-‐──　　 　 　 　 私の話を聞いてちょーだい！！
　　／　/／| /| /　　　　　　　　　　　 　| |:::|::::丶::}　　　　　　　　　~｀´
　 └´//　| /　v　　　　　　　　　　　　　| |::::|::::|::/　　　　　　　　　　　　　　　、___
　　　 ﾚ　 ﾚ　　　　　　　　　　　　　 　 　ｌ丶::i／　　　　　　　　　　　___　　　　ヽ:::　　　　　 　 お代は見てのお帰りだよ！！
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ｀>´　　 　　　　　　 |　　 /:::::::ｌｌヽ 、　 ｿ
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　　　　　　.: :　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 : : .
　　　　　　.: :　　..で、キャッチーな創作部分ってのは　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 : : .
　　　　　　.: :　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 : : .
　　　　　　.: :　　..聞き手である民衆からのフィードバックもかなりあったと思うんです　　　..: : .
　　　　　　.: :　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 : : .
　　　　　　.: :　　..この部分ウケがいいな、なんて感じたら　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 : : .
　　　　　　.: :　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 : : .
　　　　　　.: :　　..似たような要素取り入れてもう一回繰り返してしまったり　　　　　 　 　 　 : : .
　　　　　　.: :　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 : : .
　　　　　　..: ::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:: :


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 /:.:.:l:.:.l:.:.:|:.:,'.:.:.:.:.:.:./.:.:.:.:／ /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.l:.:.:.:ﾊ:.:.:r ､:.:.:.:.:.:.:.:.:|:.:.:.:.ﾊ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ,′:.:l:.:.|:.:.:|/ :.:.:.:.:.:/:.: ／:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.／!:.:/　|:.:.|　':,:.:.{ヽ:.:.:ｊ:.:.:.:.|.:.:,
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 |:.:.:.:.|:.:.ｌ:.:.:.':.:.:/ //¨ﾌ'ｲ廴|:.:.:.:.:.:.:／, 　//_｣レ''｢.:.:､ 　∨.:}、　'＜:.:.:.:l
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　　　　　　　 さっきみたいな話がまた聞きたいな！　　　　　　 　 .ﾊ:.:.:..':.:.:.:.:.:.:.:.', 　 辷zｸ_｀ |:.:ハ.　　//　　ﾋ込ｨツ　ﾉ /〉.ｊﾉ l|、.:.:|　　|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ',:.:.:.l,:.:.:.:.':.:.:.:', ｀¨¨￣ 　 |.;'　}　 /ｲ　　 ￣¨¨¨¨ 　//:.ﾊ　ﾘ ＼:|　　|_
　　　　　　　 そう、兄と妹が結婚するやつだ！！　　　　　　　　　 　 ',:.:.|∨:.:.:.':.:.:ﾊ　　　　　 |'　ﾉ　　　　　　　　　　／´:./.:.:＼ 　 ｀ ｰ-:, ＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ',:.ｌ |＼:.:.:.',:.:.| ＼　　　　 :|　　　　　　　　 r───── '′　　,　ヽ　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ':| |:./ ＼:.ヽ|＼_|　 　＿__｀ 　 　 　 　 　 }　 ＿＿＿__　　 　 　 ' 、 ＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 |;' ／ハ:.:.:＼ ＼　ヽ 　/｀ ー--─=7 /　 /:./.:.:.:.:＞'
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 |　{　ﾊ:.:.:.',.|二|、　∨　　 　 　 ／ /　 /.:＞ ' ´
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ム ∨　}:l:.:.}:.:.:.:.|ヽ.　 、　 　 ／　 /　／　　　 __,. く
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ＿＿＿＿＿＿／　 }　V 从:.{ﾊ:.l:.:! 　＼ ￣￣　　　{／　.ｨ'´厂　 　 l ＼__
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 / 　 ＼　ﾘ 从:.!': 　　＼　　　 ／　／ ,ﾚ'′　 　 ;|　 　 ＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 |　　　　＼　　ﾘ　:,　　　｀ ーく　／ ／　　　　　/ |


　　　　　　　　　　　, : : : : : : : : : : l　 　 　 　 /: : : : :ー 、
　　　　　 ,　-―／: : : : : : : : : : : : l, 7　　　／; : : : : : : : :'i
―――/　　／: : : : : : : : : : : : : : : i, !　.／;〃: : : : : : :/:i: |
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. 　 　 |: | i;: :|l:';|:i,ヽい::::',　　　 　 　 ''/／／,,.:'': : イ: : :l.: : :|: l'i,
　　 　 i;:|　i; :|i; |: i,弋::::::;i　　　　　　 ´' '´~|: : : : : ||: : : l: : :|: :l: i,　 　 　 　 　 　 　 またそこかい！！
.　　　　i;|　 i;:|/`: :i,　, , ,　 `__,.，-－、 　 .|.: : : : :|||: : : l: : |.: :l: :i,
.　 　 　 i|　　〉:/: : :i,　　u 　 'y'　　　,）　 ./.: : :_: ||||: : : :l: :|: : l: : i,　　　　　　　　　 君いつもそれしか言ってこないじゃないか！
　　　　 　 ／:/: : : : :〉、＿_ __'ー,,ニ-―/: ／　 ー|: : : :l: |: : :l: : :i,
　　　　 ／　/: : : :／,=三三::シ"i: :./:l: : :〉'　　 　 .::|: : : :l.:|: : :l.: : :i,
　　　　　 ／: : :／／　／: :／　 ,i: /: l:／　　　　.:::::|.:l.: : :l:|.: : :l.: : :i,
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{/　/　　ム斗孑十‐ミ　　ハ :|　'. 　　　 ヽ ﾍ
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Ⅵ　 / 7¨f^7_爪≧x'　／　 ソ ∨ |　}　}　 :|l: '.
　|＼{ ./.　 弋zzツ　　　　扞ミx'_ノ　ハﾊ　八,ﾊ
　|　 Ⅵ　　　｀¨¨´　　　　.{ツ /ムイ　　ﾉ´
,ハ　 ﾑ　　　　　　　　　> ¨´ {　 　 ',
＼',.　 ﾑ 　 　 　 　 rっ　　　 ﾊ　　　ヽ　　　　　　　 　 　 こうして、世界最古の「ジャンル」という概念が誕生しました
　 ヾ　 ∧　　　　　 ｀´　　｡s(　',　 　　 ヽ
＿ハ　 .∧　　_　　　,.ィ´　　|:　 ',　　　　 ',
ﾏ，　}　　 ',　 /≧=彡 l　 　 |　　|:　　　　 }
::ﾏ， i　　　}＼}　､-､　/　　 j 　 :j　　　　 :l
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::::ムｲ　 ﾊﾍ　}三ﾑ }l::／　／　ハ
:::::::::ノイ::::::ヾ:､llllllllⅥ⌒7':::∨ 　 ∨
Ｙ}:::::::::::::::::::::::ヾ:､llllllﾘ::::::::::-=x　　 ',
ﾉﾘ:::::::::::::::::::::::::::ヾ:〃::::::::::f⌒ ',`ー-､
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　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 絶対嘘でしょ、それ……　　　　 　 　 　 　 　 　 ＼　　　 ..｀ ⌒´　　　.〆ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 /　　　　　　　　　　ヾ_ノ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 /rｰ､　　　　　　　　　　　|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 /,ﾉヾ　,> 　　　　　　 　|　/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ヽヽ〆|　　　　　　　　 .|

　　　　　　　　　　　　　　　 ＿
　　　　　　　　　　　　　　 /　x==ﾐ　　　　　　　　　＿
　　　　　　　　　 　 　 　 /　 {::::::::::}_　--ｖ-ミγ⌒ヽ　ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　ゝ／´　　　::.　　｀ヽ__ノ　　}
　　　　　　　　　　　　/　　　 /　　 /　　: : :　　　 ＼　 /
　　　　　　　　　　　 ,′　　 /　　/|　 　 И　　|　　 ∨
　　　　　　　　　　　 {　　　 {　　厂|￣　ﾉ j─-ミ　|　 '.　　 　 　 ま、一発当たったら寄ってたかってこすりまくるのが人の性だと思うんです。
　　　　　　　　　　　 '.　　　从 ィｆて㍉/　 斗=ミﾉ八　 }
　　　　　　　　　　　　'.　　　∧ {　ゞﾟ'　　, 乂ﾂ イﾉノ∨
　　　　　　　　　　　　∧　 /　|＾ゝ　　_.._,　　ノ　|八 ∧
　　　　　　　　　　　 / ∧　　_j　 |/＼｀´｡s个　 |　 ＼ ＼　　　　　　　 .つまり何が言いたいかっていうと
　　　　　　　　　　　　/ ／´　 }i　＼ ∧_ノ|｀|　　∨⌒^＼〉
　　　　　　　　　　 __／　　　　}ﾊ__/〈__,〉　|:人　　ﾊ　　　　　　 　 　 　 .ゾロアスターが生きていたころのイランは
　　　　　　 　　 ／⌒＼　　　/::::∧　|::|　 j〈　 ∨　{
　　　　　　 _　 ´　　　　 ＞イ::::::::::::∨:::∨:::{i　　　　l　　　　 　 　 　 　 .妹萌え全盛期だったんじゃないかなー、なんて
　　　　 .　´　　　　 .　 ´　　{::::::::::::::::∨/:::::::{　＿
　　　　{　　　　 ／　　　＿_乂:::::::::::_ ⊥-　￣　　　　 }
　　　 ∧　　＿_＼　／／／＞　´＼　　　　　　　　　ﾉ
　　　　 ∨　　　／´／／／＞＿　　ヽ　　　　　｡s≦
　　　　　{　　　 {　　ヘ､__／´　　ヽ　 j__　｡s≦｢
　　　　　乂　　 乂　 ｬ─‐┐　　　√三三二ﾆ|
　　　　　　 ￣￣　 ＼〉　,从　　　 {三三三二ﾆ,
　　　　　　　　　　　　　 /ﾆ∧ ', ':, {三三三二沁,
　　　　　　　　　　　　 ./三三＼＼〉三三二ﾆﾆ沁,


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿＿_
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ／　　 　 u.＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ／ー‐-:::::::::::-‐' ＼
　　　　　 　 　 　 　 やる夫スレ史上最悪のアヴェスタ解説なんじゃないですかね　 　 　 　 .／ 　 t　 j:::::::ｨ　 ｯ 　 ＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 |. u 　 ｀¨､__,､__,¨´　　　 |
　　　　　 　 　 　 　 これ……　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ＼　 　 　 ｀こ´　　 　 ／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ／　　　 　　　　　u　.＼