Author:やる夫達のいる日常
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読者投稿で学ぶ古典軍事学
1/7
___
_,.._、rセ7アi:i:i:i:i:i:i\
_(:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:\
_、‐''゛ \:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:\
/ \:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:_/ ごきげんよう、知識サキュバスとその眷属諸君。
/ .:/ /:.. |. :i `''<:i:i:i__/⌒T⌒)
′ ' | i:. |. :ト、 ',:. ,{ rく/^){:i\ 本稿は無謀にも「あー、読者投稿したいな」と思い立った考え無しによるものだ。
| :| |:. | |.i |. :| \', ',|乂_ノ丁_)i:i:/
| :| |:. | |.i |. :| -‐-.|: |└彳:i:i:i:i:i>' どこにどんな不備があるか知れたものではないが、
| :| -‐-:| |.| _|´」斗‐=ァ: |-、.i|廴彡':/,
八乂x=ミ ┘ /乂rシ|: |i^}.i|:i:i:i:i:i|:i:/, できれば生暖かい目で見守りつつ指導鞭撻や質問してくれてやると中の人は感涙に咽ぶぞ。
| |: 乂i) i|: |_/ 乂___人_ソi,
| |,八 ′ l|: |=ミ:. .:|:i:i:i:i:|:i/, 例えば中の人は本スレもまとめも追いきれていないので、
| |:. | ヽ ー=ァ .,l|: |i:i:i:`、 |:i:i:i:i:|:i:/,
| |:. |:i:.:.:>...._ .イil|: |i:i:i:i:i{ 廴:i:i/:i:i:i| ローカルルールが身についていないなど、何でもやらかしかねないぞと戦々恐々だ。
| |:. |:|:/:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:il|: |:i:i:i:i_} |`ー ''"
/〉 | |:. |イ:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:il|: |r''":::``ヽ、 もし不備があれば即刻修正させる所存である。
. /=/.┐ | |:. |:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i_l|: |i:::::::::::::::::::`、
_//i/ /:| |:. |r┐i:i:i:i:i:ir┐i/l|: |i:::::::::::::::::::::: _ アバターはFateシリーズから、ライネス・エルメロイ・アーチゾルテでお送りするが、
__/イ 二つ^> / ::: | |:. |乂竺__竺乂´: l|:.. 八'"⌒\:::::::::〉
/i/_/ィつ=/ ./:::{::: | |:. |__// /::: _-::八/::::::::::::::::::::``-、、 「女性アバの方が華がある」などとろくに知らんキャラを採用した中の人は
/:i:i/_/=/==.ノ ./:::: 乂:|/:::::::::ア-=ニ:::::::ー--......-‐::::::::::::::____:::\
. |:i:i|{_=/=/ノ} _〈__:::::::::::::{:::/::/::::',--―――――r一 ''" \ ヽⅥ} 今回のテーマを理解してるのか?
Ⅵ\三‐=彡/,/ 丁 /乂/ -‐く:|i| \ |__| `、
}:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i{ .〉 }::::::::|:::::::::: |i| :}. `、 `、
{:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:〉 ./ /: ::::: |:::::::::::|/i、 ;′ `、 `、
. }:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i{ |__/::::::::::::|:::::::::::|\\ `、 `、
___
_、‐''゛ ``ヽ、
/ \
. /..:/: / .:/ `、
/ .:/:. / .:/:/ .:: ,} } :_
j{ :/:. 、 :/:/ .:/ / } .:} } _ さて、「古典軍事学」と奇をてらって銘打ってはみたが、
八/j_ /:∨:/ .:/ / ハ .:} }:. ′
(_/ 八狄㍉、′ :/-― - ', :}:. :_ 結局はある書物の紹介を予定している。
/ / .:/i 乂りー┴└'___ } .:;′ ′
. / / .:/:i:{ , `^~⌒ / .:/)`、:. `、 しかしその書物を明かす前に、一つ
. / / .:/:. 込、 、 / .::;′: \:.. \
/:/:/ .:/>=ミ ヽ ^=‐ イ :ハ_\:. \:.. \ クイズと思って五分ばかり頭を捻ってみてほしいところだが、まあ任意で。
/ :/:/,ィ(i:i:i:i:i:i:i:i\>-r_<,../ .: :{:i:i}:::``~、_\:.. \
. //,.://:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:iⅥ:i:i:i:i:i:i// :/ :/:i:/::::::::::::::::::⌒ヽー- __ Q. 次の人名はある点で関係している。その関係とは?
// .:/ {:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:iⅥ:i:i:i:// ;′{/:::::::::::::::::::::::::::::} `、
.// / }:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:}:i:i:i:i:i| | |::{/:::::::::::::::::::::::: /::/ 〈\ 「~~を~~した」「~~(ものの名前)」などで答えてみてくれ。
{ { .j//:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i/ー--i|: | |,イ:::::::::::::::::::::::::/::/‐r 一 ''" ノ\〉
乂_,> /:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:/Cc,。,ci|:: |/::::: /:::::/):::::: / ト....____彡:'/`、 新井白石
〈:i:i/〉:/)┐:i:i:_/_ ||| i| ;′/:::::/::_ -‐::/~⌒{:i:i:i:i:i:i:i:i:i:{`、:.', 荻生徂徠
Ⅴi,///:i_/ i `、^^^八/:_;;:、丶´^^::::::. イ_ ,i:i:i:i:i:i:i:i:i:i∧ }:. } 佐藤一斎
〈=〈_|_〈:i:i/〈_/⌒)}::::{::::::::〉__:::::::::: -‐ ´ } ^^i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:} |八/ 林羅山
乂{i{.=ⅤイーくソⅥ_:}彡':^\ -‐ ./ 〈:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i;′ 山鹿素行
|`丁{:i人i:i人彡'}:::::::::〈::::`、`、 ./ Ⅵ:i:i:i:i彡ハ 吉田松陰
. \丁i:i:i:i:|:i:i:i:i|/::::::::::::}:::::::}::::}-‐ '" /  ̄∧=∧i}n
/:i:i:i:i:i/:i:i:i亅::::::::::::{::::::::}::::}=- _-‐ _,.. \__つア なお、皆儒者ではあるが、「四書五経(を研究した)」などではないぞ。
. /:i:i_彡'}:i:i/ ノ::::::::::: /::::::/川/  ̄ ̄| } 乂_┐
. レ′ └'′}:::::::::::://///^/ | ./
川:i:||〈///厶'^ | /
. /└'^´ // \_ /
〈 .// _ riア′
\ // _ -=ニニニ.イ
丁:.:.‐-,..._ ¬ニニア ′
|:.:.:.:.:/::::::``~、、___ ノ__/
|::::::/:::::::::::::::::::::::::::/
.
2/7
。s≦三三三≧s。
‐=.〈三三三三三三三Y まあ、タイトルと合わせて勘付いた人もいるのではないかな?
_ ´ \ 三三三三三 ア
´ ` <三=>‐‐ミ 答えは「兵法書を研究・注釈した」だ。
/ / V Y 〈アヽ.Y 、
′ ,' i }ト.、 i 人 ゝィノィ:i:i 〉 その兵法書は、おそらく一度くらいは耳目に触れたこともあるのではないだろうか、
' i | | } / i .T:i:i:i:i::/ム
i{ i ゝ,._|_ |七´ \} ::i:≦ム:i:i:iム 「孫子の兵法」という。
i{ iィzzzzx乂」_.」,斗if斧气 |_:ノク:.ム:i:i:i:ム
八 i .|マ ::::::::| {::::::::::i }´>┐__ノ もしかしたらなるほどと思ってもらえたのではないかな?そう、あの「孫子」だ。
ゝ_」┘ 乂:::」 `~~~´i }´: ,
i: : :Y ::: ::::: i i: :. i よしんば「孫子」は知らなくても、「風林火山」「正々堂々」「脱兎の如し」は耳に覚えがあるだろう。
i: : 込、 n ゝ-‐ヤ .イ;:} i:: : : i
{: : : : }: {:::::Y:i:i:i:i ̄´:i:i:> ,: i: : : : i あれらは全て「孫子」に記述がある。
| : : : :i┌==┐、:o…o: >.゙ i⌒ヽ: i ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
| : : : ::└==┘:.〉.::::}::ム: : / /:i:i: ノ〉 i
V: : イ: :乂:ノ: /::::::::i!:::ム〈 イ(ゝ┘′: i
´⌒i}: : : :/: :^^^^^^^^: : : : : : :∨: : : : :. i
_......................_
_....::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
,.::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::'
/:::::ハ::::::::;::-―‐-:::::、::::::::::: '
/:/,.Y ';/:::::::::::::::::::;:::::ヽ./
. ,::ィ-メ_,ヽ'ヽノ:::::::;::: ィ'"´ 、 ` 、 「孫子」の著者は、同じく孫子と呼ばれる「孫武」である、とされている(以下書名は「孫子」or孫子兵法)。
/::λ厄Yノ j: <.' .' ! ', ヽ. ヽ
. /::::::`ゝニ>'l.l\ ,' .! ' ハ l', , .! ', . 、 孫武は春秋時代の兵法家・軍人であり、当時山東省に位置した斉の出身という。
`‐-=/ /' .!l ヽ! .! !./ ', !.l ! l i i
/ // .ハ .l ! |/ .リ_.} ハ.l ! l } のち、今の蘇州あたりにあった呉の国で、
´ ̄j//ィ、/,. ヽ.! .l Trー= 、 ヽ/ ノ.!_l__ ! l.!
. l l.{ ´:j l !l .l. んソヽ ,ィ=,Lノ¬,l 時の王、闔閭(こうりょ)に自身の軍事理論書十三篇を提出し、
. l. l. ヽ ー | ll .| (rソi {´
l. l l ー! l ! ' .! .| 面接と実地テストを経て採用されたと伝えられているな。これが大体2500年前のことだ。
. l. ! .l l .l .l | ヽ , ,.'l |
l l l l .l ! .ト 、 .ィ .! .! 三国志ファンには青州、及び徐州から揚州にかけての出来事と言えば分かりやすいかな?
. l /l l .l ,: -イ .l l .|
. l. ' ./ .ノ l l .l\ 、 ノ /', .! |
.
3/7
. _,,...-‐==‐-..,,_ ____
. /:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:〉 ``~、、
. /:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i/ \
{:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:/ 、 \ `、
辷__i><竺彡′ :/:.. i:. ',: `、 `、 ',
_ _{ r㍉:}:. :′ .:i:.. |:. ',: ', :. ',
/厶乂^ヅ\.:|:. :|:.. ハ |:i:.. :|:. | |:. |
\_/{:i:/,ー ┘::. :|: / |:l!:|:|:.. :|:. | |:. | 「孫子」は中国の、そしておそらく世界でも、現存最古の兵法書の一つだ。
乂__〉 : :|::. :|/ |:l!:|:|: . |/j八ノ
|/:i:i/, : /|::. ´| ̄ `` j」L⊥'',ィf^〉:. | にもかかわらず、その完成度は非常に高く、宋代に至って「武経七書」の筆頭に数えられている。
〈:i:i:i|:i:〉r‐|::. :ァ灯示㍉ じ /:. :
/:i:丁´ 八',|:. :└冖′ , ;|:. |
. /:i:i:iハ| . .:i:|::. :| ,小:. |
辷i/:i:i:〉 . :i |::. :|.._ ー ´ .イ-|: . :|_
| 丁 .:| . /|::. :| > .... イi:乂|: . :|:::`、 「武経七書」は、「孫子・呉子・司馬法・李衛公問対・尉繚子・三略・六韜」という
|.: |: ..:| 〈:i:|::. :|ー==彡:i:i:i}:i:il 八 : ||::::::',
|.: |: ..:|_ rヘi|::. :|=--.....-=彡i/ ,_-=- _:::::〉 優れた兵法書を総称している。
|.: |::/ 八::. .:|:i:i:i:i:i:i:i:i:i/ しアニニ= _
/ ̄⌒`~、、:\ ..:乂-一 '"∨cC└L/ニニニ=- _ 孫子の評価については、
/:: ̄:``~、、\ `¨⌒(_)C%%% └'^=ニニニノ|=ミ
. |::::::::::::::::::::::::::::::::``~、、 ゚° .∨, /::/丁Tニニ〉) } 曹操の「吾れ兵書戦策を観ること多きも、孫武の著す所深し」という評が最も端的だろう。
/{:::::::::::::::::____:::::::::::___:::::::``~、、__r==ミ/イ:::/ |乂_彡i:i}
/ |乂/:´:::::::::::::::::::::::ゝ......__:::::::::::::::::^ヽ::::〉:/ }:i:i:i:i:i:i:i:i}
. / //:: 〈::::::::::::::::/::::::::::::::::::::::::::::: ̄ ̄:::::::_}.イ:\ {:i:i:i:i:i:i:i:i{
/ . :// ::/ {:::::,::二´::::::--‐::::::::::::::::_ -‐ 丁 |:::`、:::`、 }i:i:i:i:i:i:i:i:}
)__// .:/:/ Υ:::::::::::::::::::::::::::_ -‐ ||/|::::::`、:::| 〈:i:i:i:i:i:i:i:i:〉
/ .:/:// {:{::::::::::::::::_、‐''゛^\ _,...-‐:i:i:i|:::::::::|:::| 辷:i:i:i:i:i:i}
{ :|/ ′{. \___/ `、__rく_:i:i:i:i:i:i:i:i:|:::::::::|i::|ノ  ̄ 丁
八;〈_:.|: .:{_ | \ /゙}`' \:i:i:i:i:i:,:::::::: |i:::| \___/
`⌒\( ,乂 \ ` |:i:i:i:/::::::::::l:i::::|
/ ``-、 `ヽ、 _,厶イ:}:::::::::::l i:::::|
/  ̄ `ー--‐ " |/::::::::::::l |:::::{
/ ..::/ /|::::::::::::::|:|::::;′
. ,′ __,,.. -‐ ..:/ .//{::::::::::::::: |_/
. { /\ ⌒´ "´ .// .乂:::::::::::/
__ ハ |∨ ___ /| ,ィ ,.
弋\\∨Vハ x≦ ≧x /,リ/,リ/丿_
/ ̄` <∨Vハ / \ { ./ / _´/
` <_ `ヽ,V/ / ハ \ // ム /\__
x \<XV// / / / ,゚} ,゚i Vハ Vハ ∨/≧斗く / 曹操と言えばもちろん、大日本帝国がリスペクトし(違う)、
. / \` <_え ∨》 / / / / / , ゚ | 「i .!゚,∨゚, Y⌒i {
` <_ .\\゚マニム丿 ′アー,<_X.// // .| , | | .V゚, }|i | ..| ├ ナヽ \ NSSネキの前世である(違わない)あの曹操だ。
_ \\\マ《V { {__//ム=、`ー/ //,斗‐リ十,゚} |/| d-、 d-、 /
. / ` <_マ ∨ハ. V¨{ {弌´圷癶≧x / ノ≦三/,リ //ハ │ .Lヽ | その戦上手ぶりは、特に三国志ファンに骨身に染みて知られているだろうから
. 《 \\\`ーx∨}-' V{〈 .Vハ ',乂沙′ 圷孑 》リ////} . └‐' __〉 |
. \ .\\\<丿 ∨x_ハ∧ ´¨ ̄ . 弋沙′//∧_..7 ┃ | 十〃. | 深くは言及しないけれども、戦の現場を知る人にも評価されていることが分かる。
\ .\\゚, \ヾ>ハ __ ′ //_丿 / .★ レd-、. /
\ } i } ≫xX 「-‐‐-、〉 /7/ \ \
ノ丿丿 // >゚ト、 `ー─′ / └,゚ヲ //う__,. - 、 /
// / \\{ _」_≧x / // { { / `>' ´ あと曹操自身も「孫子略解(最古の孫子注釈書)」を作っている。
_/'´ /.: :: :: ::》x=7 ´ ー′ .!ハ〈
__>'⌒ヽ:.:.:. //∧V}_ ヽハ{
>'´ \ \///リハ VXー 、__
/ ∧ 《 //}.| ハ_》 〉 ∧ ∨ 魏の武帝・曹操(155~220)
{ ∧ Y゚|リ !.{Y_ノ ∧ ∨
.
4/7
/ニニニニニニニニ \
.〈ニニニニニニニニニニニニヽ
./ \ニニニニニニニニ>‐┘___ ., -―- 、
〃/ i -=ニニニ」 __/^ヽ///〉 / \
.. / / .∧< ム マ, 〈ィァノ〉// / / 時計の針を春秋時代に戻そう。当時、周王朝の権威は揺らぎつつあった。
. ' { ∧ ` < マゝ_」マ//,'/> / /
. { ム ヽ ノ ィzzx. ∧^ヽ `┘// / / 各地の諸侯は国際的地位を高めようと争っていた。
. { ム _〉゛ イ ぅリ ∨ ∧.ノ ∨/...|i /
. ∧ ∧~ヽ :::: V ∨ム ' /|l:、 / 国際と言っても当時の中華文明圏の範囲内だがな。
. / ∧ >ィぅx ', .∨<, | /
.  ̄~~`ヽ`´ ` _ ノ /:, ∨/ム .| / 既存の秩序が崩れつつあるそんな中で、新しい秩序の在り方を模索する思想家達が現れた。
ム 込 _///∧ ∨/イ:j /  ̄ ̄`ヽ
∧ V:~´://////∧ ∨广} , // | 彼らを総称して諸子百家という。
j i: : :{////////.ム ./ \_ l/′ \
i V.┘、///>`.::::..../_ _ / // ヽ
} }:::::::.〉⌒V:::___/ l\. / /´ |
. 〃; j_=‐(::::::ノ./ \ l _ / / / l
./:~| /. : :/.::Y::::./ ー―く | / / 〉
_>. : : :..|.i{: : :.,'::::::i{:::::\ / l、\、 / / |
. . : :^\: : : :.从: : {::::::::ム:::::::.入l ―- \__/ ./ /
∧ : : : : : : >` .ゝ:.マ::::::∧::::::::::ヽ 〈 `! 卜、\ / /
// : : : :.>` ∧: マ::::::∧::::::::::::  ̄\__ 丿/ `匸¨´ 、 /
彡.‐‐‐゛ .∧/',::::::::∧:::::::::::::ム : : : : . ̄  ̄ ̄ \
__ - ニニニ=-、
{ニニニニニニニニ丶
≠ {ニニニニニニニニニ\
´ Vニニニニニニニニニニヽ
/ ヽニニニニニニニニニニヽ
/ / / \ニニニニニニニニニヽ
' / ' >ニニニニニニニ/ィヘィ´ 孫子はその中でも、軍略や政略を研究し、ひいてはそれを通じて
' :' ハ >――{代薔ソ、
/ .: ! : : ハ } "7⌒-くハ 富国強兵策を考察した流派「兵家」に分類される。
{ : : : : { : ヾ } /ニニノニニ}
: i i! l ハ ハ、.:!. ヾ} 〈ニニ'ニニノ 言うまでもなく、軍事学は国防や武力の行使についての理論であって、
:. i {:. _∨ ハ __}、≧ー― i /ニニ}ニヘ
、 :. {´:, : ,ノ 川 ‐-- ! くニニ}ニソ 詳しければそれだけ戦争に勝てるし、国際社会での地位が向上する。弱ければナメられる。
i、 vト -、_...ィ ノ ' ` 丶` ̄c´l :l !
l ヽ : {ハc ̄ ' .i .: ! やっぱり弱肉強食じゃないか、国際法作らなきゃ(グロティウス並感)
: lヽ _ ノ‐┬ ,i : ! !
: l > 、 _ ⌒'゙´_ ィ:;:;:} : :ハ i
i :l {;:;;:;:;:;:(;:¨:;:¨:;:;:;::;:;:;:i ' ハi i
.! ! ,"三丶(;:;:;:;:;:;:;:;_;:;:ィ! .: :ハ} .:
.!、 .! {三三三≧x辷} ノノ : : } イ :. .:
.l 、 .: ≧ミ三三三ハニノハノ ノノ }_:.ニ{ : :.
.i 丶ヘ { イ;:;::;:;:;:;:`}ごゝハイ;:;:;:;:;:;:;-:} } . :
.i :i i .};:;:;:;:;:;:;:;} }川{:;:;:;:;:;:;:;:;:;} i! :
i :i `ト{:;:;:;:;:;:;:へ ノ川}、:;:;:;;:;;;:ノハ_ }i i ハ .:
::.:、 }i_ -.iニニノノi川_i} Vイ {ソ }ニ` ノィ⌒ :'
ヾ^ ´ lニニィ !{/ ― ン 二!
!ニニ、 l/ =辷ソ
ト<__' _......ィ
:::::::::::::i  ̄ ̄i:::::::::::/
:::::::::::{ }::::::::/
V77i /777
ヽ/ノ <//
.
5/7
‐‐
と ⊂ < ¨¨` <ニニニ\ _ r ぅ
\\ ヽ / `寸ニ } γ _ノ_ _う
},,,,,,,,,,,,, } 〃 i l l l |`ヽヽニ /:i:i:i:i:i:i:i:i_} 「勝ちたい、ナメられたくない」。そんな需要とマッチした思想家が兵家だったというわけだな。
{:i:i:i:i:i:i:i:i:i}.′ i l l | : ⌒∨ マ 、¨¨¨¨ }
}´¨¨¨¨ |′ _」ー┘‐┘‐┴ ┘ ∨ i. ヤ j そんな兵家だが、前漢末後漢初ごろには53家、790篇、図43巻を残す。
, ! | | .ィ≠ミ ,ィ≠ミ マ.|= ヤ /
, | | | ゙ ィ,._ム .ィ,.._ム i== 〉 / まあ神秘的兵法や武術などもあるんだが。
. γ.: | {///.} {///.} i } ̄ ,
i i{ .} | ゝ_ツ ゝ ツ .l | . このことは後漢初頭に編纂された「漢書・芸文志」から伺える。
i .乂i. | 乂人 ノ .}.i /
l | ' ! / 「芸文志」とは当時の宮廷図書をリストアップしたものであって、つまり図書目録だ。
./∧ | ムi '
/∧ | ∧ _______ ム.i/ これさえ手元にあれば後漢初頭の知の全貌が手に取るように分かるぞ!(なお現存してるかは)
./∧ .| |´ :i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i: Y |
./∧ .| |:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i: } |
/∧..i |`≧=‐‐ ――‐‐=彡.!
./〉i____」 \::::::::::\ /:::::::::/}__ 」
.} ヽ:::.:::::::y::::::イ ∨/
,' ≧「::」/ '/
/ ___ /:::}!ム }
. / ⌒ヽ /.::::.i!::ム 〃}
_
.> <::::::::ヽ さていよいよ「孫子」そのものの紹介に入ろうか。
. / \::::::::',
./ ./ i{ }`ヽ丶::::」_ 「孫子」は十三篇構成で、約6000字から成る。
/ 7 _}!____} ∨(〈rァ〉
i i{ i iii iii ∨|iii 中国古典は表語文字で書かれる関係上、内容の濃さの割りに紙面がコンパクトだが、
i { ||! ||! }.|_」
{. } i その中でも「孫子」はかなり短い方だろう。
l | ム、______ .イ} }
| l {:ァ.:`'<i:i:i:i:i:i:i:} i : レイアウトにもよるが、A5用紙に片面刷りしても5枚で足りる。それだけ濃度の高い書物なのだと私は思うぞ!
| 从_」/_:::::::::::\/:::::〉.}_ノ
| /. : :`~}:¨〈」_〉: :.∨ ←かなり短い感じ
.
6/7
‐… ,
Y ニニニニニニニ > ,
ニ=‐ ┴ ‐‐<_ニニニニニニ>,
´ <ニニニニ ヽ
/ / <,ニニニヽ
' 寸ニニム 「孫子」は「計、作戦、謀攻、形、勢、虚実、軍争、九変、行軍、地形、九地、火攻、用間」の
/ l ~"''~、. } 寸ニニ:,
./ i{ { ./ `ヽ!: }! マニニ} 十三篇で構成される。(実はテキストや版でまちまちだったりするが、
/ i 「¨≧s。_/ /| ,' i Vノ
, | | イ芯ミミx_/ .} .' -∧‐‐ } Y 不運にも聞きたくなってしまった人や質問がない限りはスルーするぞ。)
| | i{⌒uて.ヾ | / / ', .}_ノ
Y⌒| | ゝ、::::::ノ ィzzzzzミ リ\ 基本的には最初ほど戦略的で、だんだん戦術論や割合具体的な方法論、
| .乂. _ |(: : :) ⌒ Y斥い》 ム:::」
| } | r v {:::`:::ノ ,' / |~ 専門技能を用いての方略が説かれている。
| .' } .{、 乂:.:.:\ ` ~ .イ イ :::|
, ,: :, ,i〕> , ` ,::::≧s。 (: : :.) |::::::| しかし「孫子」は、それでも原理原則についての記述をメインとするスタイルを取っている。
,: :ム .|:i:i:i:i:i:> , } ト:::_」
.' .: :〃, }::`ヽ:i:i:i:i:i:i:i:.≧=‐ r‐┐‐彡.. |
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, i i \.| | | :| / ∨ |!:i:i:i:iム.i:\
.{ i .{_」__\_ 」 」:__/ .∨ |:i:i:i:i:i:ム:i:i:i:〉 なので「敵が~~の時はこうしろ」というような具体的テクニックは、割合としては非常に少ない。
i l i{ マ≠=zzx  ̄ x斗~゛:}ヤ }|__:i:i:i:i:i:i〉¨
.}_」 つ:::::リ つ::::::ノ_ } .i }=== ´ 言うなれば数学の公式のようなものだから、
,' }! ` ̄  ̄´ :i , .ノ |
./ j /// rv ‐‐ 、 /// , iイ゙} | きちんと個々の事例に当てはめて応用しないと、なかなか神髄に至れない。
, .人 U .{ : : : : : : : , , i: : l. |
{ l::)>。 i : : : : : : : :} イ ': :.:l , 結局は日常で活用したり、実践することが最高の学習法だと、要求はしないが
{ |: : : : > ` ー‐‐ ´ <.: .i : :.:l. ,
', i : : : : : : 「:i:i:≧= =≦:i:i:i:}: ,' i: : : l , 覚えておいてくれ!(そもそも中の人もちゃんとできているのかと言うとゲフンゲフン)
ム .i : :_:____:_{:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i.} / i: : :..i ,
/ム |:::::::::::::::::乂:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i ツ/ i::: ̄⌒V. ∨ ちなみにそういう具体的な戦術やらはむしろ「武経七書」が一、六韜において詳しいぞ。
.
7/7
発 者 同 . 。_ ____ 争
生 同 .じ . /´ | (ゝ___) い
.し 士 .レ .__/'r-┴<ゝi,,ノ ro、 は、 今回はもとより背景説明や導入パートの予定だけれども、まったく本文に触れないのも寂しいし、
.な で .ベ ∠ゝ (ゝ.//` ./`| }⌒j
.い し .ル } ⌒ /`ヽ、_∠l,ノ ・ヽ´ 冒頭部分だけ取り上げて締めとしよう。
.! ! か の / ´..:.} >、、___, .r、 ソ、`\
/ ..:.:.} / |∨ ` ̄ 孫子兵法・計篇第一「孫子曰く、兵とは国の大事なり。
/ ..:.:./ | 丶
/ _、 ..:.:.:.{ .{.:.:. \ 死生の地、存亡の道、察せざるべからざるなり」と。
{ ..:Y .ゝ、 {.:.:.:.:. ヽ
|、 ..:/ 丿 .:〉 >.- ⌒ . ヽ 大意「軍事は国家の一大事である。
/ {. ..:./ ソ ..:./ .( ..:.:.:` ..:}
./..:.:}.:.:./ ヘ、 ..:./ .\ ..:.:r_,ノ、.:.:} 国家の死生存亡はまさにここにかかっており、知りませんでしたでは済まされない」
./..:.:/|.:/ {.:./ X.:.:}.} X X
/..:.:/ .}.:| }:/ .Y丶ヽ Y.:Y
. __/.:/ { } 《.〈、 _,,__>.:》丶 Y.:\
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/:::::ハ::::::::;::-―‐-:::::、::::::::::: '
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. ,::ィ-メ_,ヽ'ヽノ:::::::;::: ィ'"´ 、 ` 、
/::λ厄Yノ j: <.' .' ! ', ヽ. ヽ
. /::::::`ゝニ>'l.l\ ,' .! ' ハ l', , .! ', . 、 難しい字句はないだろうから注釈はしないとして、この種の調子は実に中国的なものだと思う。
`‐-=/ /' .!l ヽ! .! !./ ', !.l ! l i i
/ // .ハ .l ! |/ .リ_.} ハ.l ! l } 孫子は兵法の何たるかについて、「それに無知だと死ぬ/滅ぶもの」と
´ ̄j//ィ、/,. ヽ.! .l Trー= 、 ヽ/ ノ.!_l__ ! l.!
. l l.{ ´:j l !l .l. んソヽ ,ィ=,Lノ¬,l 非常にプラグマティックに規定していると言えるだろう。
. l. l. ヽ ー | ll .| (rソi {´
l. l l ー! l ! ' .! .| ギリシア流の、定義や理論を重んずるロゴス的態度ともまた違って、
. l. ! .l l .l .l l ― - ,.'l |
l l l l .l ! .ト 、 .ィ .! .! 一々急所をえぐるような迫力を覚えるのは私だけだろうか。
. l /l l .l ,: -イ .l l .|
. l. ' ./ .ノ l l .l\ 、 ノ /', .! | (ミジュニキ氏のような哲学畑の人はどう見ることだろう。)
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/:::::ハ::::::::;::-―‐-:::::、::::::::::: '
/:/,.Y ';/:::::::::::::::::::;:::::ヽ./
. ,::ィ-メ_,ヽ'ヽノ:::::::;::: ィ'"´ 、 ` 、 そもそもからして、戦いはモロに生き死にを左右する。
/::λ厄Yノ j: <.' .' ! ', ヽ. ヽ
. /::::::`ゝニ>'l.l\ ,' .! ' ハ l', , .! ', . 、 だからと言って安易に戦いを捨てれば平和が手に入るのだろうか?
`‐-=/ /' .!l ヽ! .! !./ ', !.l ! l i i
/ // .ハ .l ! |/ _.リ_.} ハ.l ! l } 戦いは本当に何も救えないのか?戦わなければ全てが救えるのか?
´ ̄j//ィ、/,. ヽ.! .l .! ヽ/ ノ.!_l__ ! l.!
. l l.{ ´:j l !l .| ー-- l.Lノ¬,l 少なくとも、戦いのシビアさを真に悟らなければ、平和を望むことすらままならないかもしれないぞ、と。
. l. l. ヽ ー | ll .| (`"i {´
l. l l ー! l ! ' .! .| 孫子がそう問題提起しているものとも、私には読まれてならない。君たちはどう読むだろうか?
. l. ! .l l .l .l l - - ,.'l |
l l l l .l ! .ト 、 .ィ .! .! 考える材料を投げかける形で、次回(反響があれば)への布石としたい。
. l /l l .l ,: -イ .l l .|
. l. ' ./ .ノ l l .l\ 、 ノ /', .! | 投稿は以上だ、ご清聴ありがとう。
.
乙
武経七書で一番面白いのは李衛公問対、将軍の心持を知りたいなら呉子、軍法知りたいなら司馬法・尉繚子辺りが楽しい
乙です
軽く読んだことあるけど、孫氏はあまり戦うのを推奨していない気がする・・・気のせいかな?
乙です。
やっぱ聞いてて思うけど孫子だけ基礎の基礎であって
兵家を学ぶ際の心構えを説いてる気がするわ。
乙ー
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昔からそう考える人が多いのか、老子の系統に入れることもあるみたいです。
老子の「兵は不祥の器云々」の章で、なるべく戦わず、止むを得ず戦うことになったら淡々と行い、戦いを楽しむなって意味の部分があるから。