Author:やる夫達のいる日常
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01/48 再掲
, ── 、
ゝ/______ヽ
| | / -、 -、| どうも、
|__|─| ・|・ |
( ` - o- | レベルを上げて物理で殴るです。
\ ___っ ノ
/ヽ、__─、- ´ 自分の投稿がまとめられているのを見てにやにやしています。
/^\/\/ヽ
| | | |
02/48 再掲
, ──- 、
ゝ/______\
/ | / , - 、 - 、l やっぱりいいもんですね。
l | / l l
l |─| ^|^ | 第三者に掲載価値ありと認めてもらえるというのは。
Y⌒ ` ─ ヘー ヽ
ヽ_ |`───┘ノ
∩ ヽ、_ヽ__// ∩
┘`ー┬─´\/\/ー┬─´ └-、
_ __|_ ノ |_|___三
| |
.
03/48 再掲
, ── 、
ゝ/ _____ヽ
/ | / -、 -、! さて、投稿に対するコメントに、以下のようなものがありました。
. | |─| ・|・ |
Y⌒ ー oー l
ヽ_ , ─, l
ヽ、__(_ //
/\/ヽ/ヽ
>136037 :日常の名無しさん:2020/11/25(水) 09:42:29 ID:-[ ]
>重い物の方が落下の加速度が早いと仮定する
>1kgの鉄球と100kgの鉄球では、1kgの鉄球の方が加速度が小さい
>そのため1kgの鉄球と100kgの鉄球を紐で結んで落とすと、1kgの鉄球の小さい加速度に引っ張られるために100kgの鉄球の加速度は小さくなる
>しかし紐で結んだ2つの鉄球を1つの101kgの物体と考えれば、100kgの鉄球より加速度は大きくなければいけないので矛盾する
>矛盾が出たので最初の仮定は誤り
>
>ガリレオはこの思考実験のパラドックスを使ったそうなんだけど
>これはどうやって解決するんだろ
04/48 再掲
.,,ー''''''''''''''丶、
∠____、 ` 、
!〆\, ノ ¬.ミ !. これは良い質問です!
._| ミ||0~ ).! . }
.-、 ( \__人._..ノ三''Y゙/ ) 学部一回生の力学の試験に、
| .l゙ ( C__..イ~゙ノ ソ
.|.,ゝ,...∩\\.L レ゚__ ノ ̄ 上記を説明せよと出して、
.| --,,)/ .>n--''" ,ト-、、
.! ⌒'),! /( .レ~\ / ( \. 3時間ぐらい考えさせたい問題です。
ヽ`'".ヘv.ヘ ゙ ヽ ゙z'
.
05/48 再掲
,. -‐====‐- 、
xく: ∠⌒ ヽγ⌒`ヽ:::::::::::`ヽ
/:::::::::{  ̄`ー}{一'´ ̄ }:::::::::::::::::\
〃:::::::,. -‐', ≧人≦ .从:::::::::::::::::::::\ おいおい、ここはFラン大だぞ。
. /::::, : ´ `ー㨨ヽ _ ノ .`ヽ,、:::::::::::::::ヽ
/:::::,′ {:::::::::ノ { }丶::::::::::::∧ 採点した後、ほとんど0点で
,':::::/ ´ ̄ ̄`ー  ̄「´ ,. -‐==='{ } ヽ::::::::::::::}
{:γ -‐…―-. | __ ´ .∨:::::::::| そいつらを落とすわけにもいかず、
{/ ,. -‐ |  ̄`丶 }:::::::::|
i ,.∠⌒ヽ | `丶 | :::::::ノ 苦しむ羽目に会うのは自分だよ、のび太君。
', { | `丶 、 }::::::,′
ヽ ヽ. ,. -‐=┴‐- 、 `ヽ 八::/
\`ー´ ̄ ` "'' ‐- ,,.._ ノ:::/
\ ` 八'
(三三三三三三三三三三三三三三)
√`ー―∠_⌒ ヽ――丶―――‐一'
{:::::::/ 人 ♀ ヲ `ヽ:::::::::::::::∧
|::γ `ー ´ ∨::::::::::::::|
06/48 再掲
_____
/ ヽ∟ /^ \
_ /________ ヽ (_/ ヽ
|ノ─ 、/─ 、ヽ | ヽ (_\/ .| うるさいなぁ。
,| \ |・ | | j ヽ `-ノ
. || 二 | | ̄ ⌒ヽ′ / / 点数を√※するとか、いろいろ手があるんだよ。
/ /ー C ` ─ \) _ノ / /
! ⊂──´⌒ヽ ノ/( / ノノ
\ \_(⌒⌒_) /! ヽ、/
` ,┬─_- ´/ ヽ /
/ |/ \/ く
(( /\ \ ヽ
/, ─ 、/ \ /\
. ( l l j \ ___ / ヽ
※100×√(点数/100)で、点数を換算すると、36点が60点(可)になるのです!
07/48 再掲
――--、..,
:::::::,-‐、,‐、ヽ.
:::::_|/ 。|。ヽ|-i、 いつもテストで苦労していたのに、
/. ` ' ● ' ニ 、
ニ __l___ノ 自分がそういう立場になったら愉悦を感じるって
/ ̄ _ | i
|( ̄`' )/ / ,.. 歪んじゃったね、のび太君。
`ー---―' / '(__ )
====( i)==::::/
:/ ヽ:::i
08/48 再掲
___
, ´//////////> 、
///////////////////\/
'///∠∠∠∠∠∠、///////ゝ─
/イ ̄__ _ <///// ∧
| / __ ヽ /_ \ \////∧ ははーん。
. r‐| / ◎ } }' /◎ヽ , ∨/// }
{ | |/¨ | ´─、 } |_ レ- 、/ 実は、ドラえもん、
、 ヽ r、'ヽ / / }
{\{  ̄ ̄ ` ─‐ ′/} {ノ } この問題解けないからそんなこと言ってるんだろ?
ゝ__ ノ} ̄ :\ ___ ノ:::| __ノ
r──‐ }:::::::::::::::::::::::::::::::::_::| /
ゝ__ \ }::::::::::r‐‐、:::::::/ }:, /|
/─/ ' r- }:::::::::\  ̄ // /ノ\
廴 { , i\ ` ‐- ::: ̄ ̄ / / /ヽ
{_ フイ |--` ‐- 二二二 ´ // ',
{__ノ / V´ \// ,
` ─ ´───── | } }
.
09/48 再掲
____
. // ⌒ ⌒ヽ `\
//|/’ |,\|ヽ ヽ っ
(( _/ ヽ ー● ー ´ \ ヽ っ そ、そんなわけないじゃないか。
ヽ 二 / 三 ヽ l
`ー⌒ー⌒ヽ、__/⌒ヽ | | のび太君程度が喜ぶ問題なんだ、
) | l /⌒ヽ
/⌒ヽ __(二二二)__ノ / >、_ ノ 簡単に解けるさ。
(( ヽ _ ノ`━━O━━━━/ / ノノ
. \/ / \ /
10/48 再掲
/ ____ヽ
| | /, -、, -、l
| _| -| ・|< ||
, ―-、 (6 _ー っ-´、} じゃあ、解いて見せてよ。
| -⊂) \ ヽ_  ̄ ̄ノノ
| ̄ ̄|/ (_ ∧ ̄ / 、 \ ヒントは以下の7つ
ヽ ` ,.|  ̄ | |
`- ´ | | _|
.| (t )
(1) 地球と物体1、物体2の3つについての運動方程式を立てるとよい。
(2) 物体1と物体2の間の万有引力は微小なので0と置く近似を用いる。
(3) 物体1と物体2の重心座標を使うと見通しが良くなる。
(4) 運動方程式を解かなくてもよい。
(5) |x|が微小の時、(1+x)^y ≒ 1 + x yと近似できる。
(6) 物体1,2と地球は一直線上にあるとして、位置関係を決め打ちしてよい。
(7) 解答に潮汐力が入っているとポイントが高いよ。
11/48 再掲
ー…―― 、
/ /<ハ/⌒> `>、
/ 斗 → l ← l ヽ
, / ゝγ⌒ヽ_ノ ヽハ `
, , ー― 、ゝr イ __.U ヽ ヽ
, , ー―- ! ___ ', ,
lY / ! 、 `ヽ , .|
', /⌒ ! > 、 l ,:
ヽ乂__ ー┴一 、_ ヽ , /
. \ > 、 ル
にニニニニニニニニニう
/ γ∠ニム――<――{
, / ゝΩノ V ヽ
さて、折角なので、皆さんもドラえもんと考えてみてください。
6時間くらい時間を空けます。
ここから、続きを投稿していきます。
12/48
______
/ / ⌒ヽ ⌒ヽヽ
/ , ┤ /・|・\ |、 \ 何はともあれ、文字を定義しよう。
/ / ` ー ● ー ′\ヽ
l / ── | ── ヽ 物体1 物体2 地球の加速度 a, α, A
| / ── | ── |
l | ── | ー─ l 物体1 物体2 地球の位置 r, ρ, R
l | | /
ヽ ヽ / ̄ ̄ ̄\ / 物体1 物体2 地球の質量 m, μ, M
>━━━━━O━━━く
/ / ヽ ヽ
13/48
_____
/ - 、-、 \
/ , -| /・|・\|- 、ヽ
/ / U ` -●- ′ ヽi. 癪だけど、のび太君のヒント(3)に従って、
| / 二 | 二 |
| | ─ |__ ─ ! 物体1と物体2の重心座標をx、
ヽ ヽ __) /
\ ヽ _) / 物体1と物体2の重心加速度をβ
l━━6━━━━┥
| / \ | と置こう。
.
14/48
______
/ / ̄ヽ ̄ヽ\
/ _| / |ヽ |_\ 当然、
/ / `ー ● - ヽ
| / , 二 | 二、ヽ x =(m r + μ ρ)/(m + μ)
| | | ─ | ─ ||
ヽヽ .\ | // β=(m a + μ α)/(m + μ)
\ヽ `'ー─┴─‐''" /
(二二二(〒)二二) が得られる。
/ / \|ヽ
15/48
____
. / /⌒ヽ⌒ヽ 、 運動方程式を立てる前に、
/ , -|/ ・|< |、\
/ / `ー ●ー ′ ヽ どういう風に問題を料理するか考えてみよう。
l / 三. | 三 |
| l /⌒\_|_/^l l
l | l , ─ 、- 、 l /
ヽ l ヽ ___)__ / /
〉━━━O━━━´⌒ヽ
/ / ヽ l l
.
16/48
_____
/ - 、-、 \ 最初、物体1と物体2は大体同じような位置にあって、
/ , -| /・|・\|- 、ヽ
/ / U ` -●- ′ ヽi. それよりもずっと離れたところに地球の中心があって
| / 二 | 二 |
| | ─ |__ ─ ! 物体1と物体2が地球の中心に近づいていく運動を調べたいのね(衝突する手前までが解析範囲)。
ヽ ヽ __) /
\ ヽ _) / で、物体1,2の距離が地球よりもずっと小さいことを利用して、
l━━6━━━━┥
| / \ | (5)を使うイメージかな。
17/48
____
/ - 、‐ 、 \
/ -| (・|・) |- 、 U のび太君のヒント(6)から、r, ρ, Rはベクトルでなく、実数としてよいよね。
/ `-●‐ ′ \ ヽ
i 二 __| 二 U i i で、位置関係から、
_| ─ (__ ─ | !
(__) (_ | / R <ρ≦r
| ヽ / /
.ヽ ` ━━6━━━━┥ と決め打ちするかな。
物体1と2の位置関係がひっくり返りそうなら、その時に再考するイメージで。
※従って、ρ≦x=(m r + μ ρ)/(m + μ)≦rです。
18/48
______
/ / ⌒ヽ ⌒ヽヽ
/ , ┤ /・|・\ |、 \ 問題によると、物体は紐でつながっているから、
/ / ` ー ● ー ′\ヽ
l / ── | ── ヽ 物体1,2はある一定距離を超えることはなく、
| / ── | ── |
l | ── | ー─ l ある瞬間から張力として、物体1にはマイナスの方向の、物体2にはプラスの方向の力が働くと。
l | | /
ヽ ヽ / ̄ ̄ ̄\ /
>━━━━━O━━━く
/ / ヽ ヽ
19/48
___
/ - 、- 、\ 物体1,2にかかる地球の重力はrからRに向かう方向に働く引力だから、
/ , -|/ ・|∠ !-ヽ
i / `- ●-′ i. マイナスの値で、
| i 三 | 三 )
! | / ̄ ̄ ̄/ ̄ 地球に働く物体1,2の重力はプラスだね。
ヽ ヽ ヽ(二二)_
l━━━o━-○
20/48
,. -――‐- ._
,. '´ /⌒ヽ /⌒ヽ `ヽ
/ ! o l_!o ! ヽ 以上をもとに、運動方程式を立ててみよう。
.. / ,. ‐へ_,ノ-ヽ__ノ‐、 ヘ
,' / ``'''ー- ゙、_,ノ -‐''" ヽ ', T≧0を張力として、ヒント(2)から重力項を落とすと……
! l  ̄ ̄_ | _ ̄ ̄ l |
l l ‐弋´ | `~フー ! l m a = -GMm / (r-R)^2 -T
. ', ', >-、_ | _,. -'" / /
VV { )  ̄ / / μα = -GMμ / (ρ-R)^2 +T
ヽ/ `ー'_____,//
/ /--/⌒ヽ----┘、 M A = GMm / (r-R)^2 + GMμ / (ρ-R)^2
l / ヒΤフ ヽ \
.
21/48
,......:::-‐=‐- .......
. ,..,'rく⌒ヽ::,r= 、::::::::::::`::≧x、
,x≦:::/ \ ,}::{./ ',::::::::::::::::::::::::::\ そろそろ(5)の近似をつかうかな。
/::::::::::::{ ,.-.l|l.-、 ト-x、:::::::::::::::::::::`、
/:::x, イ¨´ヽ l◎.|.◎! ノ `ヽ,::::::::::::::::::\ 地球の中心から物体1,2の重心までの距離は
. ,':::/ ヽ、 ゝ=≦≧= =彡 , イ \:::::::::::::::::',
. /::==‐ _ ヾ圭彡' 彡' ヽ:::::::::::::::.. 物体と物体1,2の重心より遥かに大きいので、
|/ r=、  ̄ { _,,..-‐''"´ ,‘,::::::::::::::}
{ |! ___ { __ / .}:::::::::::::} |r-x| << |x-R |
| ヾ {  ̄ ==xイ __ !:::::::::::::}
. \ | _,彡'/ !::::::::::::, |ρ-x| << |x-R |
. ', `二== __|______, イ / ,:::::::::::,
ヾ `ミ| | | | |_彡' ,:::::::::,イ つまり、
ヽ 、 | | | x≦ /:::::::/
\ ` ̄ ====彡' /::::/ |r-x| / |x-R | << 1
《ヽ=======|===============ニ二}
,::!ヾ三三三,イ=、三三三三二ニ=≦゙∧ |ρ-x| / |R-x | << 1
/:::,'::::::, イ { ̄i ̄}  ̄ ` ヽ:::::::::::::::::::::::::::∧
/:::::{::::/. ゝ┴..' ヽ::::::::::::::::::::::::∧
22/48
____
. . :,x≦ 、: : :,,イ/ヾ:` :..
/: : / \`,ili!,'/ !: : : : :`ヽ 重力項に近似式を適用すると、
. /: , =1 三ヾi!i!・) ,_: : : : : : : : \
 ̄: ` :〆、 ゝ-, ;;;;;;;;;;;)ヽ _/ ヾ.: : : : : : : :\ 1/ (r-R)^2 = (r-x + x - R)^(-2)
, ´ ̄` ゝ ヽ ヾ;;;;;彡' ─‐‐ =' 丶.: : : : : : : ヽ
ゝ─‐─‐‐--- |l  ̄ ̄ ̄ 丶 : : : : : ::... = (x-R)^(-2) * (1 + (r-x)/( x-R ))^(-2)
> _ ==─ | _..,,x== x、 丶 : : : : : :.!
. { ` |`>=‐----─-‐ 彡 , =..、 ヾ i : : : : ::: ≒ (x-R)^(-2) * (1 -2 (r-x)/( x-R ))
li x≦三} {三三ヽ 、 ¦ : : : : i!
, -x,;ニ三ヾ='彡三ニ! } } : : : : ::, =1/ (x-R)^2 - 2 (r-x)/( x-R )^3
\ \ ( ` ‐-‐ ' ) , ,: : : : : ソ
\ \ ヽ ,, = 、 / ,' /: : : : :/ 1/ (ρ-R)^2 ≒1/ (x-R)^2 + 2 (x -ρ)/(x-R)^3
. _ _ ,ゝ ヾ==彡' ` =====彡' , : :_:_:_/_
, =x≦: : : : : `》三三三三=三三三三三三三二x≦: : : : :`/ ̄ 、
, ヾ: : : : : :/ : : x≦ {=== } ≧x : : : : : : : : : : : : : { / )
l , : : : : /: : :/ ヾ┴ ' ヽ : : : : : : : : : : : :ヾ __,彡'
. 弋_ イ´  ̄`i: : :/ | : : : : : : i´ ̄ ̄´
※R<ρ≦ x=(m r + μ ρ)/(m + μ) ≦ r に基づき、かっこの中が正になるよう整理しています。
23/48
, --───- 、
/ / ⌒ヽ./⌒ヽ\ 近似で出てきた項について、
/ , -{ / ハヽ } 、 ヽ
/ / ゝ _ ノ, ‐ヽ-' \ヽ m (r - x)/(x- R)^3 - μ (x - ρ)/(x- R)^3
/ ‐┼──- ゝ ノ - ‐一!|‐
| l.、, -一 | ー─- lL_ =1/(x-R)^3 (m(r - x)+μ (ρ-x ))
| / \./ | ー-./ !
、 ' l. /\_ | _/ /\ =0
ヽ X  ̄ ̄ /
/、二二二二二二二二 く だね。
/ / ( 〒)\ ヽ
! / / } ! 重心座標が利いてるね。
24/48
_____
/.- 、 -、 \
/ | ・|・ | -、 \ 近似結果を運動方程式に入れると、
// `-● - ′ \ ヽ
| 三 | 三 ヽ ヽ m a = -GMm/ (x-R)^2 + 2GMm (r - x)/(x-R)^3 -T
| (____|____ | |
| \. / | | μα = -GMμ/ (x-R)^2 - 2GMμ (x - ρ)/(x-R)^3 +T
ヽ \/ ̄ ̄ ̄ヽ/ / /
_ ヽ `───-′ / / _ MA = GMm/ (R-x)^2 +GMμ/ (R-x)^2
※第3式は23/46を使っています。
25/48
_____
/.- 、 -、 \ 第1式+第2式より※、
/ | ・|・ | -、 \
// `-● - ′ \ ヽ (m a + μα) = (m+μ)β = -GM (m+μ)/ (x-R)^2+ 2GMm (r - x)/(x-R)^3+ 2GMμ (x - ρ)/(x-R)^3
| 三 | 三 ヽ ヽ
| (____|____ | | = -GM (m+μ)/ (x-R)^2
| \. / | |
ヽ \/ ̄ ̄ ̄ヽ/ / / 第3式を整理して、
_ ヽ `───-′ / / _
( )ヽ━━( t )━━━ /( ) MA = GM (m+μ)/ (x-R)^2
\ / \ /
※23/46を使っています。
26/48
/
/ か パ い な
| °タ つ ん
| | も だ
| ン の `
__|____
. /::::::::::::::::::::::::::::::::\____/
/:::::::::::::::::::::/⌒Y⌒ :::::\
. /::::::::::::::::: -‐{ u | u ノ- ::::::. 第1式+第2式を (m+μ)で割って、第3式をMで割ったもので引くと、
/::::::::::::/ ―- (___) -‐ ヽ|
. |::::::::: / --―‐ | ―- | β-A = - G(M + m+μ)/ (x-R)^2
. |::::::::::{ \ -― | ‐- }|
. ::::::::::{ . __|__ ノ . β-Aはx-Rの加速度だから、
゚。:::::\ ∠二二二\_/二二ヽ
(ニニニニ| 数学公式 冂 | 物体1,2の重心座標と地球の相対距離の加速度は全体の質量に比例するね。
|::::-―ァ'⌒ヽ――┐ |=| /⌒ヽ
|:::::::::::: 、_丿 | |=| 、_丿 大事なことは、この結果はTの値によらず、常に成立するということさ。
27/48
____
. /´ /⌒ヽ ⌒ヽ`\
/ , -| >|< |-、 ヽ
/ / `ー ●ー ′ ヽ ヽ これは、
l / .二 | 二 ヽ l
/⌒ヽ| l l ─ | ─ | | | >紐で結んだ2つの鉄球を1つの101kgの物体と考えれば、100kgの鉄球より加速度は大きくなければいけない
〉、__ノl | \ | ノ l
| ヽヽ ヽ、 | / /`ヽ に『相当』する結果だね。
ヽ ヽ  ̄ ̄ ̄ ̄ / l
ヽ \ _______ /⌒ヽ ノ
. 〉 `ー──◯──‐ヽ_ノイ
l / \ |
.
28/48
. ‐─‐-
/ , ⌒Y⌒ヽ ` . 振り返って、物体1,2について、T=0の時(つまりひもが伸び切っていない状態)の式を再掲するね。
, ' , ィ ・|・ } ヽ
. / メ 、 `ー● ー '` . ', m a = -GMm/ (x-R)^2 + 2GMm (r - x)/(x-R)^3
┼'┼-` l -──ヽ }
l' -ヽ─ l ──‐ァ }. | μα = -GMμ/ (x-R)^2 - 2GMμ (x - ρ)/(x-R)^3
. ', \ | ──ナ i ノ
\  ̄ ̄ ̄ ̄ // (m+μ)β = -GM (m+μ)/ (x-R)^2
⊂ニニΘニニニつ´
/ / \ `ヽ
29/48
______
/ / ̄ヽ ̄ヽ\
/ _| / |ヽ |_\
/ / `ー ● - ヽ 上の第1式/m-第3式/(m+μ)より、
| / , 二 | 二、ヽ
| | | ─ | ─ || (a-β) = + 2GM (r - x)/(x- R)^3 > 0
ヽヽ .\ | //
\ヽ `'ー─┴─‐''" / 上の第3式/(m+μ)-第2式/μより、
(二二二(〒)二二)
/ / \|ヽ (β-α) = 2GM (x - ρ)/(x-R)^3 > 0
※不等号判定は、R <ρ< x=(m r + μ ρ)/(m + μ) < r より。
30/48
_____
/.- 、 -、 \
/ | ・|・ | -、 \ このことから、α<β< a が得られて、
// `-● - ′ \ ヽ
| 三 | 三 ヽ ヽ α-A < β-A < a-A < 0 ※
| (____|____ | |
| \. / | | だね。
ヽ \/ ̄ ̄ ̄ヽ/ / /
_ ヽ `───-′ / / _
( )ヽ━━( t )━━━ /( )
\ / \ /
※a-Aは物体1(地球から遠いほう)と地球の相対距離r-Rの加速度で、相対距離を小さくするする方向なので、常にマイナス。
β-Aは物体1,2と地球の相対距離x-Rの加速度。
α-Aは物体2(地球から近いほう)と地球の相対距離のρ-R加速度。
この場合、絶対値が大きいほど早く落ちるので、物体2が最も早く落ちる。
31/48
_,. -=ニニ=、 ̄二ト .
,. <: : : :γ´ , -、 V, - 、 ヽ:>. ガリレオの予想によると、
/: : : : : : :__{ { 0} |{0 ! }: : : \
, ': : :-: z__ '´ 八 ゝ ' ∧、__ノ j⌒丶:..ヘ >1kgの鉄球と100kgの鉄球では、1kgの鉄球の方が加速度が小さい
. /: : : :/ ``丶 ー Y::::::::::r‐ ´,. ---へ:ム
′: :/____ ゞ __ノ _V! となっているけど、質量に関係なく、地球に近い物体のほうが早く落ちるみたいだね。
|: : :/ ` | -  ̄ i}
|: : { __ | _ | 例えば、1kgの鉄球が下にあれば、101kgの全体系より早く落ちてしまうね
Ⅵ:.i _ -  ̄ レ⌒ヽ ` ー- ,
Ⅵ:i } /
. Vム ,. -─- __ノ /
. {\ヘ、 /::::::::::}: :/ , '
/\> . ゝ--- '’ /
. /: : : :‘ <≧=- _ イ __,.. r '’
/: : : : : : :∨/ ー- x==x二=- ´∧
※位置関係は、R<ρ< x=(m r + μ ρ)/(m + μ) < r より。
32/48
______
/ / ̄ヽ ̄ヽ\ 1kgの鉄球が101kgの全体系より早く落ちる理由は、
/ _| / |ヽ |_\
/ / `ー ● - ヽ 重力を近似して出てきた項- 2GMμ (x - ρ)/(x-R)^3のせいだね。
| / , 二 | 二、ヽ
| | | ─ | ─ || この力は重心との距離(x - ρ)に比例しているマイナスの力だから、地球に近いほど重力が大きくなることが分かるね。
ヽヽ .\ | //
\ヽ `'ー─┴─‐''" / 1kgの鉄球のほうが地球の中心に近いので、受ける重力がより大きいことが原因だね。
(二二二(〒)二二)
/ / \|ヽ 重さうんぬんよりも、距離が支配的な要素となってるね。
33/48
______
/ / ̄ヽ ̄ヽ\ 以上を踏まえて運動の全体像を考えてみるよ。
/ _| / |ヽ |_\
/ / `ー ● - ヽ まず、物体1と物体2の間隔は、重力を近似して出てきた項のため、
| / , 二 | 二、ヽ
| | | ─ | ─ || 時間経過とともに拡大していくと。
ヽヽ .\ | //
\ヽ `'ー─┴─‐''" / そして、紐の長さだけ間隔が開くと張力によって間隔が変わらなくなる。
(二二二(〒)二二)
/ / \|ヽ これは、位置関係ρ≦ r が保存されることを示しているね。
※17/46のセットアップを再考せずに済むようです。
34/48
, ─── 、
/ /⌒ ⌒ヽ \
/ , -| ・|・ |‐、ヽ 重心座標の運動は、紐が伸びきっていようがいまいが関係なく、
/ / `ー ●ー ヽ
l | 三 | 三 | (m+μ)の質量の物体の落下として記載されるね。
| l \ | / l
ヽヽ ヽ、 ____|___/ /_
>━━━,-、━━━ ( _ )
/ / ヽフ ヽ /
.
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______,,,,,,,,,,,,,,,,______
,,,,:::::::゙゙゙゙、-‐‐-、:::::: -‐‐-、゙゙゙゙:::::::,,,,
,,::"::::::::::::::/ ヽ/ ヽ:::::::::::::"::,, さて、以上をもとに、ガリレオの議論を見返してみるよ。
/::::::::::::::::;;;;l ◎|< l;;;;::::::::::::::::\
/:::::::::::: ''" ヽ. ,.-‐-、 ノ "'' ::::::::::::\ >重い物の方が落下の加速度が早いと仮定する
/::::::::::/ ー-、,,,_  ̄´l::::::::::::l` ̄ _,,,、-‐ \:::::::::ヽ
i':::::,、-‐-、. `'''‐- `‐-‐' -‐'''´ ,.-‐-、::::::::i, >1kgの鉄球と100kgの鉄球では、1kgの鉄球の方が加速度が小さい
i'::::/ ──----- | -----── ヽ:::::::i,
i':::::{. -----‐‐‐‐‐ │ ‐‐‐‐‐----- }::::::::i ように思えるけど、実は、重さじゃなくてこの2つの位置関係で変わってしまうんだ。
.|:::::i ヽ., _____,,,,,,,,|,,,,,,,_____ ,ノ i:::::::|
.|::::| `'t‐----‐''''''´ `''''''‐---‐t''´ |::::::i それでは話が進まないので、100kgの鉄球のほうがわずかに下にあり、
i::::i i i i::::
.'i:::i i i i::::i' 落下速度が速いと仮定しよう。
, -‐‐- 、::i, ヽ. / /::i'
/ ヽi, ヽ /゙゙゙゙゙゙゙"'‐--‐'"゙゙゙゙゙\ / /:i
{ } ヽ \ / i/ ./'´
ヽ ノ:::::::\ `''‐-、,,,,,,,,,_______,,,,,,,、-‐'´ /
`'''''''''t":::::::::::::::::\,,,,__ __,,,,,/
\::::::::::::::/;,,,,,,,,"""'''''''''''''ゝ‐-、''''''''''''''""",,,,,,,}'
\::::::/:::::::::::"""'''''''''''''{===}'''''''''''''""":::::::ヽ
\:::::::::::::::::::/ `ー゙‐" \:::::::::::::::\
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,、='' ̄::::::::::::::: ゙̄'''ヽ、 >そのため1kgの鉄球と100kgの鉄球を紐で結んで落とすと、
/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\
/:::::_,_、:::::::>‐-、::::::::::::::::::::::::::::: 1kgの鉄球の小さい加速度に引っ張られるために100kgの鉄球の加速度は小さくなる
/::::/~ヾ,}::::j| 。 }::::::::::::::::::::::::
l::::/|_ ゚ ,.>ー、ゞー≠ ̄ヽ:::::::::::::: >しかし紐で結んだ2つの鉄球を1つの101kgの物体と考えれば、100kgの鉄球より加速度は大きくなければいけない
|::/ ヾ≦ヘ,_ノヽ \:::::
|Y l| ヽ ように見えるが、101kgの物体とみなした時の物体の加速度は重心系の加速度であり、
|ノ〆 l| ー- |
/| / l| ー- | 重心系より下にある100kgの鉄球は、下にある分だけ重力が強い。
l / r 」{, ヽ |
l, ヘ_ _,,>ー=、_ / その強い分が、1kg分をカバーするだけでなく、重心を101kgで落下させる原動力になるというわけだね。
∧ `Σ,,、-‐─゙ゝ=´ /
ヘ ===一 ノ
∧
\≧≡=ニー ノ
.
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0 正解だね。
// ヽヽ
___ ガリレオの推論には、有限サイズの効果という視点がないので、
/ /-、 0 0
/ /( ヽ _ 『場所によって重力が異なる』ようなケースには適用できないのさ。
/ /⌒ヽ- ノ´ ) 0
ゝl /| l ヽ ヘ / 0
l \ \ ノ / _ 0
l \/`ー ´ /ヽ/ / ,-、、
\ _( \ ̄ // (ヽ/ //)
`┬ 、二´/ ( _ ⊃
/ \ /\|\ / /
| \ ⊂二二⊃
ヽ / \ | |
※そもそも、ガリレオ自身も、『場所によって重力が異なる』ケースを対象にしていたわけではない。
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__/.:::::::::::::::::::::::::...ヽ
x`.:::::>-'''''''''''''''ー<.ゝV
> fナーヽ ナーヽ∨; i 近似して出てきた力は、重心から物体を引きはがすような方向の力をしているよね。
\ |l ・ }{ ・ } }::!!
`h/ゝ __ ノcゝ __ノ\, 、! この力は『潮汐力』と呼ばれていて、
|;{ ヾ ! ノ
`ヘ ー-./\ j゙ 誤解を懼れずに言うと、潮汐力の寄与の結果ということもできるね。
ゞ、 ノ ゞ__
_ イ }`ー{, ーイf::. ヽ、
ゝ _、( ナ´.:.:.:{.:.::. ゝヽ
,ヘ´.:.:ヽイ´.:.:.:.:.:i!.:.:.:::.._(
メ.:.:}.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:}.:.:/ ∨
/.:.:.:{.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:i∧
※潮汐力はニュートン力学+万有引力で大事な力なんです!
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::::::,イ'¨¨¨¨¨¨¨'''"""'''゙""""""""゙j:::::::::: 式を使わず日本語だけで表現するなら、
::::| _,.. -- 、 j::::: :::::
::::| ____ イ ,_ `ヾ___止-- 101kgの重心は、100kgと1kgの重心が同じ位置にあれば、確かに、各々よりも微妙に加速度が大きい
:::::´/ ` xi ´,イ  ̄ゞソ .|>´∨:
ヘ,| l<´ ̄℡ッ、|≠j|ヾ´ー  ̄´´ . j ヾ でも、2つの部分に分かれていると、位置が異なるのでこの比較が成り立たなくなってしまう。
ト'. メ  ̄ ̄ .jヘ ヽ メ
`ヽー―― `∧ - -- _ より下にあるもののほうが加速度が大きく、
`∧ ! ┐ j 「
ヽ、 k _ / | 両者にかかる重力の合力をとると、100kgと1kgの間にある重心に
101kgの物体が存在するのと同じ重力になるというわけさ。
.
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_ ,. :ャ≦: ̄ ̄: :≧=-. _
, <: : : : : : ---- 、: : : : : : :.>x
イ: : : : : : / \ ,ィ─-、ヽ 所詮、のび太君の問題、
: : : : : : :.,′ γ⌒ヽ ヘ,イ , -、 ヘヽ
: : : : : :, { 乂zソ | ( ) i: ∨ 22世紀のロボットには簡単すぎたということさ。
: : / ヽ、__,. -- 、__,ィ:::::ヽ`_´__ i_: :V
:/ ``ヽ、 八:::::::::::ノ  ̄` ヽ:V
′ `ヽ、 >!'´ __Ⅶ
──- 、 | ,. ィ'´ !
ヽ | __ i
i _ | _  ̄`!
__, ィ ´ ̄ i `ヽ、/ i
ヽ i /ヽ,′
\ i / /
:、 `ヽ、__ i _,. イ , '
ヽ>x_ ──'‐ ' ’ ,ィ
: : \::::::≧--z __ __,. z</
: : : : : >x、__::::::::::::: ̄ ̄ ̄:::〃 ソj
: : : : : : : : : : :,ィ≧------- { _,.イ'∧
: : : : : : : : : :/ 弋==≦´ ノ
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_. ‐:::::: ̄::::::: 、
,.へ Tア二 ーミ:::::::::::ヾ"
<:::::::: \. ,]/ l〃 ̄ヾ、:::::::::マ 簡単だったなら、今度の期末試験に出してみるよ。
\:::::::::\ ( j! /./! ヽ .l }〉::::::::!
\:::::::::\ 〈 `ニと ヽ._ノ¨|=-v′
厂`寸>、〉. ヾーr―― ァ :l
,' 二/ l \ 、_/ ,、__ノ
l ーT´〈 rイ>ヤ ¨チ
`寸ル '^ヽ- ' | ヽ_//ヽ
\ , | .{ \
`¨¨¨´ | ヽ l
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_ _ _ _ _ ____
// / |  ̄ ヽ、
/ / ・ / ・ /ヽ、 \
// | __ ,,.-'-、 / \ \
/ i i ̄ \ ヽ
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ヽ. | / /
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\ ヽ / /
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. ├──-/ ⌒ヽ───────┤
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そして、時は流れ、
_Y_
r'。∧。y.
ゝ∨ノ ,,,ィf...,,,__
)~~( _,,.∠/゙`'''t-nヾ ̄"'''=ー-.....,,,
,i i, ,z'"  ̄ ̄ /n゙゙''''ー--...
,i> <i r”^ヽ く:::::|::|:::〔〕〔〕
i> <i. 入_,..ノ ℃  ̄U ̄_二ニ=
`=.,,ー- ...,,,__ |,r'''"7ヽ、| __,,,... -ー,,.=' >ーz-,,,...--,‐,‐;;:'''""~
~''':x.,, ~"|{ G ゝG }|"~ ,,z:''" ___
~"'=| ゝ、.3 _ノ |=''"~ <ー<> / l ̄ ̄\
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|ニ⊃| |⊂ニ| || ,|/
|_. └ー┘ ._| ||/
ヘ 「 ̄ ̄ ̄| /
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期末試験後
─── 、
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/:::::::::::: ─|/ G| {∠::::', 案の定、全員0点じゃないか
〃⌒ヽ. /:::::::::/_\ヽ__ノ⌒ヽノ-ヽ
{ } l::::::::/ ── ヽ__彡∠ | どうするんだよ、のび太君
ヽー彡::ヽ |:::::::| / ̄ ̄\_| ─ ノ!
\:::::::\::::!. |/⌒⌒ヽ  ̄T´/⌒ヽ
ヽ:::::::::::::. \___}__,ノへ_ノ
\:::::::::::ミ==========≦:::::/
※√0=0なので、どうしようもありません……
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/,-|./・|・\ |- 、 ヽ あれ、いないぞ、
| ` -● -′ \ i
| ─ | ─ i | PCの電源はつけっぱなしなのに・・・・・・・
| 二 | 二 | !
ヽ / ̄ ̄ ̄ \ | /
. \ヽ____) / /
○ ━━6━◯━━ヽ
\|/ _____\ ヽ
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::::::: i; ,,;'""" `';,,, "`i | |ドラえもんが | ◎ |||
::::::: | ''''''i ,,,,,,,,,, `'--''''" | |なんとかして | .|||
::::::: |. i'" ";| | |くれると思った| |||||||.|||
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おわり
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ドラえもんは何とかしてくれませんので、
レポート点や出席点が大事になるわけです(切実)
大学生のみんな、寝ててもいいから出席しようね。
ほんと、√は偉大です
※本編はフィクションであり、Fラン大学の実態を反映しているわけではありません。
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昔読んだSF短編で、無敵の外殻が売りの宇宙船で死亡事件が発生した。調査員は事件現場の宙域へと調査に出るが・・・という話。
ネタは中性子星(小さいけどとんでもない質量をもつ星)のそばを通ったことで被害者の体に重力が働き、頭と足で星からの距離が違うため潮汐力でブチィ!しちゃったという。