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読者投稿:大雑把な欧州16世紀の製鉄製鋼

目次 国際的な小咄

7250 : 尋常な名無しさん : 2020/09/24(木) 17:53:02 ID:o0C/QiPU

8レスほどなのですが、住民投下ってしても大丈夫でしょうか?


7251 : 尋常な名無しさん : 2020/09/24(木) 17:53:49 ID:az6HvcXw

バッチコーイ


7255 : ◆EOtH2MQcYI : 2020/09/24(木) 17:55:46 ID:o0C/QiPU

許諾をいただきましたので投下させて頂きます


7257 : ◆EOtH2MQcYI : 2020/09/24(木) 17:56:05 ID:o0C/QiPU




         / ̄ ̄`ヽ _.............._
         /:.:.:.:.:.:.:.;.:.:.´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.`丶
        ./:.:.:.:.:./:.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:丶
       /:.:.:.:.:/:/:./:.:.:.:.:.:.:.:./:.:.:.:.:.:.:.i:.:.:.:.:ヽ
       !:.:.:.:.:ル':.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:./,イ:.:.:./:.:.:.:l:.:.:.:.:.:.:'.
       .l:.:.:.:.:}ゝ:.:/:.:.:.:.--∠/ |:.:.:/:.:.:.:.:ハ:.:.:.:.:.ト{
       ,!:.:.:.:.K___j/:.:.:.:.:./_/_.`ト,く|:.:.:,__j_}_:.:.:.:.:! \
      ./:.:.:.:.::に〈/}:.:.:.:.:《 かヾぐ|:.:/ .|:.:.:.:.:.:l
      l:.:.:.:.:.:.:.V:.{、!:.:.:.:.:! た少  .j/'丁》:.:.:.:,:.:l
     .}:.:.:.:.:.l:.:.}ハ|:.:.:.:.:.|  ̄  /  lり./:.:/!:.:|     16世紀といえばデンマーク王国からスェーデンが独立した頃。
     ./:.:.:.:.:,l:.:/:.:{ |:.:.:.:. ト、   r-ァ′ ¨イ:.:/  |(
    /}:.:.:.:./|:.:.:.:.:| '.:.:.:.:.:| 丶  ,. イ:./|/   ゞ="  ...大航海時代の真ん中ら辺。ルネサンス期の終わり辺り。
    ././.:.:.:./_L --へハ:.:.: !  {_  |:.:.:.:.{ |
   / /, へ<    '. }:.:/   ト、 ̄`ヽ| |         そんな16世紀における製鉄と製鋼について、この場を借りて語らせて頂く。
  ./ /:::::::::'.ヽ    ヽ|/   , - 、_!   |ハ.、
 /  {::::::::::::::'. ヽ    V三彡=へ|   |!!'.
./   ヽ:::::::::::::ヽヽ   ヽ      .|   |! |::::'.
l    .|〉-:::::::::::ヽヽ   丶    |   |! }::::;イ
{    .|ヽ::::::::::::::::ヾ、\.  \  ./   |!/::/:::!                       ┏━━━━━━━━━━━━━━━┓
     .!:.ハ::::::::::::::::V>>- 、厂 ̄`V//:::}::::::!                   ┃ 大雑把な欧州16世紀の製鉄製鋼 . ┃
     .|{  ヽ:::::::::::::::〉 ヽ:::/:::::::::::::::}.ヽV::::::::l                   ┗━━━━━┳━━━━━━━━━┻━━━━━━━┓
    .|!  .}::::::::::::::ゝ-::::´::::::::::::/::::::「`ー>:::::l                                ┃日本だと大まかに室町~安土桃山時代. ┃
       .|:::::::::::::::::::::::::::::::::::::/::::;ノ::::::::::::::::/                                ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━┛


7258 : 尋常な名無しさん : 2020/09/24(木) 17:56:25 ID:riwF9uTc

>>7248
手間暇を含むコストが安く抑えられるうえで高く売れる。

なおデメリット





7259 : ◆EOtH2MQcYI : 2020/09/24(木) 17:56:39 ID:o0C/QiPU




      .│ .... ... │                                                          .│ ... . . │<ミシ
┏━━━┻━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┻━━━┻━━━┓
              【石灰石】        ┌                                                     ┐
            【木炭】or【コークス】     .鉄鉱石     = 原料
              【鉄鉱石】         木炭orコークス.= 燃料を兼ねた還元剤。
                ↓                          木炭が主に用いられ、18世紀ではコークスが主になる。
     ...┏━━            ....━━┓. 石灰石     = 不純物除を目的に入れられる。
     ...┃     【木炭】or【コークス】   ┃.└                                                     ┘
     ...├─────────────┤..┌                         ┐
     ...┃       【鉄鉱石】 .      ┃  スラグ = 鉱滓。鉄鉱石の鉄以外の成分.
     ...├─────────────┤. .溶鉄   = 溶けた鉄。とても熱い。
     ...┃     【木炭】or【コークス】   ┃ └                         ┘
     ...├─────────────┤
     ...┃       【鉄鉱石】 .      ┃
     ...├─────────────┤
     ...┃     【木炭】or【コークス】   ┃
     ...├─────────────┤                           _,,. --ミ
     ...┃       【鉄鉱石】 .      ┃                              '´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.`:、ーミ、_
     ...┃                    ┗━━━━                 /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..`''<:ィ彡、:.:.:.:.:. ̄|
     ...┃                   【←送風口】                     /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.\:.:.:`''<ハ: /|:.:.:|、
━━━━┛     【スラグ】        .  ┏━━━━               /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:、:.__:.、:.:r-=キ一|:.:.:.:.\
【出鉄口】       【溶鉄】         ┃                        /イ:.:.:.:.ト、:.:.:.:∧'\:.:.: |:.:廴:.;′ ー- .._\
━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛                    / |:.:.:.:丁`\V∧fT抃ム:.:.V/        ̄`''ミ、
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  i |:.:.:∧示゚! \' }リ  ヽ∧              }} ━━━━━━┛
                                               |  Ⅵ:.:.:∧ゞ'      fア\'.          八
                                               |   Ⅴ:.:.:.r≧o。二´イ ,j、  `\        /  )
     まず大雑把に製鉄について話そう。                         i:.:/`'く)-‐ 'フ / \.         /
                                                 ,j/:::::::::::::\ 廴/    \
     16世紀ともなると製鉄は主に高炉によって行われていた。         /:::::::::::::::::://,ア     。rヽ_
                                                  i:::::::::::::::::/ .i/   _.  ´:::ノ、 \`ヽ
     高炉とは雑に説明すると、                             |::::::::::::::/ / ̄ ̄\::::::/  ` ̄}/
     縦長の炉の頂部から素材を順繰りに入れていき、                  |:::::::::::/`く r-==ミ 、ノ: /
     底に溶鉄とスラグを溜めて、出鉄口を開いて排出するというものだ。_r―┴=::_::::::::〈 |ヽアヽ_〉::/
                                                  (ア/;:::::::::::::::::::‐-:::ト`7:::::::::::厶--ミ、
                                                  ,7i:::::::::::::::::::::::::::::::`'く::::::::::/、i  ̄ ̄



7260 : ◆EOtH2MQcYI : 2020/09/24(木) 17:57:24 ID:o0C/QiPU




               │      │                                               . .│      │<ミシミシ
         ┏━━┻━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┻━━━┷━━┓

                                                                  / ̄ ̄\
               *映像はイメージです                                   / _ノ  ヽ、_ \
                                                             | ( ●)(● ) |
                                                             |  (__人__)  │
                               なんか軟い鉄の製造依頼が来ただろ……    |   `⌒ ´   |
                                                              |           |
                                                              ヽ       /
                                                                  ヽ      /
                                                                  >     <
                           ____                                |      |
                          /     \                                |      |
                        /        \
                       /           \
                       |              |   軟い鉄が出来やすい産地の鉄鉱石を注文しとくお
                       \              /


         ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

                                                                  _,∠二≧x、
                                                                   ,,:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:丶、
                                                                  ':.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.\
                                                             /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ
                                               ナンカ、ヘンナオトシテネ?>      /:.:.:.:.:.:.:./|:.:.:i:.:.:.∧:.i:.:.:.:.i:.:.:.:.:.:.,
                                                            ' :.:.:.: i/\|/|:.:/_...斗―:l:.:.:.:.: i|
       当時の製鉄は素材に大きく左右されたらしい。                             |:.:.:.:.:.:|,x≧=、 |/ 斗==ミ、:.:.:.:.:.リ
                                                               |∧:.:.:.〃 l_r.:|     |_,r:.! }}:.:. i:/
       何でも素材となった鉱石の性質と偶然によって、                             \∧ .ヒ斗    `'くン /:.:.:.|'
       《柔らかな鍛鉄》や《硬い鋼質の鉄》が造り出されたのだそうな。                    |:.:人 u  r―っ  . '、|:.:.:.i
                                                                |:.: i∨ニ=-----<、 |:.:.:i|
       要するに製造法によって異なる性質の鉄を造っていたのではなく、                ',:.:.|  ∠__廴/_. ィ  |:.:.ハ
       製造したい鉄ができやすい土地の鉄鉱石を元にして製鉄が行われていたわけだ。       ',:.|   {_x≦二ノ ./:.,:':.:.}
                                                                ',|   /:::::::H::::::::',/イ:.:. /
       ┌                             ┐                           〈:::::::: l |:::::::::} .}/}/
        《柔らかな鍛鉄》  = 軟鉄と思われる。                                 く`ー┘'ーイ>
        《硬い鋼質の鉄》 = 銑鉄か鋳鉄と思われる。                                  丁iT丁
       └                             ┘                               「:l |::|


7262 : ◆EOtH2MQcYI : 2020/09/24(木) 17:58:11 ID:o0C/QiPU




               │      │                                               . .│   > !ヘ│<ビキ
         ┏━━┻━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┻━━━┷━━┓

                         【↓注ぎ口/溶鉄を流し込む。開閉する】
                        ┏━───────━┓
                        ┃            ......┃ 【←容器/傾いたり、回転したりする】
                        ┃            ......┃
                        ┃            ......┃     2ゲットロボじゃないよ、ベッセマー転炉だよ。
                        ┃            ......┃     実は空気に混じった窒素を不純物として混入しちゃう欠点があったよ。
                ┏━━━┫......            ┣━━━┓
                ┃.....   ┃......            ┃   .....┃
                ┃  ┏━┫......            ┣━┓  ┃
                ┃  ┃  ┃......            ┃  ┃  ┃
                ┃  ┃  ┃......            ┃  ┃  ┃
                ┃  ┃  ┠─────────┨  ┃  ┃
                ┃  ┃  ┃.. . ○   ○   ○ ┃  ┃  ┃ 【←羽口/○の部分。
                ┃  ┃  ┗━━━━━━━━━┛  ┃  ┃        内部に高圧の空気を供給する為の送風口】
              ┏┛  ┗┓                ┏┛  ┗┓
              ┗┻┻┻┛                ┗┻┻┻┛
               ┌                                                          ┐
                1855年にヘンリー・ベッセマーが特許を取得した、世界初の大量の鋼を安価に生産する生産法。
                1851年にウィリアム・ケリーも独自に同じ製法を発見していたという。
                銑鉄の温度を保ったまま風を吹き付ける事によって酸化を促進させて、不純物を取り除く。
                酸化物はガスとなるか、固体のスラグを形成する。
                鋼として転換した溶鋼に他の物質を混ぜることで、望む性質を与えることもある。
               └                                                          ┘
         ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
                                                              -‐:.:.:.:.:.‐-イ ̄`ヽ
                                                            _,,':.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:`丶:.:.:.',
                                                     ,,´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:、:.:.:.:.:.:.i:.:.:.:.:.:.:ヽ:.:.,
                                                       /:.:.:〃:.:i:.:.:.:ヽ:.:.\ト、 ! :.:.:.: |: i:.:.:.,
                                                    i:.:i:. |i:.:.:.|ハ :. |\-┼ット:.:.:.:. |: |:.:.: ,
                                                    |/|:.八:.:ィ1\|  ` __, .! :.:.:.: |:リ:.:.:.: ,
                                                    |. ヽト、:.、i _,,   ‘¨´ !:.:.: i: |):.:.:.:.:.:.,
                                                           \Ⅵ“´ ' __   |:.i:.:.|/:.:.:.:.:.:.:.: ,
                                                        |:.ゝ _ヤ )   .|イ:./:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.,
                 そして鋼の製造だが、                              |ヘ:.:.i` .,r ´ |/「\:.:.:.:.:.:.:.:.:i
                 高炉で造った溶鉄を転炉に放り込めばでき上がる。        r 、_     ,,' ̄ソ,.ヘ   /^ ´ ̄ ̄ `ヽ
                                                   ry、_)  ヽ..__ /:i   /'⌒ー/       /´::ヽ〉
                 はい、閉会! 終わり! 解散!!                  `Lj^i」^L .ノY::::|  .iニ二7       ./ :::::::: i
                                                       ⌒ア`〒T::i、 |  .|  ./     /::::::::::::::|、
                 ――――となるのは18世紀半ばになってからの話。      〈ゝ::」_:レ': 〉ハ  | /    /:::::::::::::::::::::::i
                                                     /`::::::::::::イ::':::', .| /   /::::::::::::::::::::::::::::
                                                     i:::::::::::::::::ハ::i:::::ヽ |'  ./::::::::::::::::::::::::::::



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               │      │                                               . .│ _>-!ヘ│<ビキビキィッ
         ┏━━┻━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┻━━━┷━━┓
                      弋ミ≧=''"ヾ 、、ミリ
                  __,,>≦三{ t=、   .Y刈
               ー=三三_,   /: ぇォ r=:| i {
         __    _,,..>ァ_,,..   ハ:: '"、 /::::f ミ=-           混在物を粗鋼とする手法は各地で色々とあったようだが、
      __   -  ,ィ'´    ./乂   .  };'' t=ュ’,;/  ';≧=-、        機密扱いで他所に手法を盛らさないようにしていたらしい。
      _     /      .リ/ /    弋;;;二ィ"  i .リ   `ヽ、
         - ./       从 / / i  ! !  .リ   | i      `ヽ,    まあどこでも職人の手作業で大量生産は難しいものだった。
          ./          .リ f |  i   ト、| リ        .i
         /    、_     \i |  i  / リ从         |
        ./      `::::Y      ヾ、  i .乂            |
        ./  、 ...::::::::/|       `ゞ-イ       i       |
       〈  _二ミ=〈  |::..                |       .i
        .〉'´:::::::::::::::::Y .弋___,,...-- i ー- ......,,_,,,,人       |
        {:::::::::::::::::::::::::}  .八:::...  .---十-、__   `'::::::::::::ヽ::.=-    |
        .V::::::::::::::::::::/  ( .\::..   、__|__  ;;'   :::::::::::::У      〉
        .V:::::::::::::::::{-イ´   `ー-、_ ’     ┌                                                    ┐
     ,,,ィ"ア斤::::::::::::::弋ミ、      //∧`ー    スェーデン製鋼法      .=  スェーデンで行われていた精錬法
   /  弋__|:::::::::::::::::::/ーゝ、_,,..ィУ///∧     アグリコラ製鋼法     .. =  アグリコラ氏が解説した精錬法
  /    ::: :';弋::::::::::::::::ト、_    ̄ん/////弐     ビリングチオ製鋼法     =  ビリングチオ氏が解説した精錬法
 {   `ー-、';i: ::`ーェェェツ   ̄`ー-{////////|:    ブレスキア精錬法      .= オーストリアのPaal鍛冶として維持される古い精錬法
 |     _,,.>'''"´       _,,.ィ|////////|    ケルンテン粗鋼作業    = ケルンテン鍛冶が行っていた精錬法
 ゝ、_,,斗'´   :::..     ,,ィ"   _>-----イ     ジーゲルランド鋼精錬法  .= 西ドイツはジーゲルランドで行われていた精錬法
       ...:::: ::: :::.. .,,ィ'"´ >''"´            └                                                    ┘
         ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  /|  ┛
                                                            , <:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.x:.:.:ハ /  |__
                                                           イ/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ:.: \  /
                                                              //:.j:.:.:./:.:.:|、:.:.:.:.:}:.:.:.:.i:.:.:.:i:.:.,:.{  |   \
                                                           }/:.:,|:.:.Α:.:.j ヽー十:、:.:ハ:.:. |:.:.}:|    ̄ ̄
                                                           ハ:/|V xtiヽ| _>ォx:.:/:.|:.:.,:. リ:.!
            実のところ、鋼もまた鉄の製造と同じようなもんだった。         .. .        |イ:.:.} J   .かリ ”/:.:.∨:./:.:.|
                                                            V!:.""     ゞ’ ./:.:.:./Y:.:.:i:.:l
             《鋼ができやすい鉄鉱石》を高炉に放り込んで、               .          V:ゝ、 ,、_""./:.:.:./ノ:.:.: |:.:|
            出鉄口から排出させるわけだな                           .       V:.| `ー -’イ}:.:.:/|:.:.:.:.:/|:.:|
                                                              V{┬イ{__.イ:.:.∧}:.:.:.:/ .|:.:|
            ただ、出来上がるのは当然ながら均一の質を有したものではなく、          /::} {{./ヾ/ |/>へ:/  |:/
             《柔らかい鉄》と《粗鋼》の混在物だ。         .                  /:::::::Vl/./∠-イ:::::::::'.   .|′
                                                          /::::::::j:::::}ル'´::::::::::::}::::::::::|  j
             この混合物を更に精錬処理を行うことで粗鋼にしていくわけだが、        }::::::::::/::::/}^Y:::::::::::::/::::::::::!
             処理方法に関してはレス数の関係から次回(があれば)説明する。       V:::::イ::::L_!__〉::::::::::::{:::::::::::!
                                                          V::::リ::::::/ハT!::::::::::::ゝ、::::::|



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               │      │                                                        <バキン
         ┏━━┻━┳━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┻━━━┷━━┓
         ┃粗鋼    ┃圧延や鍛造などの加工を施す前の鋼。
         ┣━━━━╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
         ┃錬鋼    ┃軟鉄とも。炭素0,02~0,2%。鋼に比べて脆く、粘り強く、衝撃抵抗が強い。
         ┣━━━━╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
         ┃鋳鋼    ┃鉄寄りの鋼。鋳鉄と比較すると鋼としての性質を持つ。展延性と強度が強いが、鋼に比べると脆い。
         ┣━━━━╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
         ┃溶鋼    ┃溶けた鋼
         ┣━━━━╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
         ┃滲炭鋼  ┃低炭素鋼を表面硬化加工したもの。中が柔らかく外が硬いので耐摩耗性と靭性が両立する。
         ┗━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━r―, ━━━━━━━━━.  ,.、ー:, .━┛
                                                      _).(   ;「 ̄ ̄|  _.. -‐ ~‐- 、 /:.:.:.:.:| ./::::\ノ;.┌─z ガシ
                                                      ̄). '、_,. ;∨::/::ヤ´:.:.:.:.:.:./:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ:.:.:. |/::::::::::: 〉; |  >
                                                      /´`Y´ ||∨:::/7:.:.:.:.:.:./|:.:./|/:.:.:.:.:.V/:::::::::::::/||. ノ_,ゝ
                                                           |  ∨ /:.:VヽX V /Vヘ:.:.:.|:./::::::::::::; ' || |
                                                       ||V:.:./ {{二}}  {{二}}^|: |/::::::::::; '  || |
   ...        ちなみに一言で鋼と言っても色々と種類があるわけだが、          | .|:.:.lwv ̄/\   ̄  |/::::::::/  |     .<ヌルイワ!
           製鋼法によって区別された名称は存在しなかったらしい。             |:./\  ― ' ^^^ /::::::/
   ...                                                     .|/'\::7 ヱ_7  ア::::::/
           なので上記のような区別は当時は存在していなかったそうだ。           |  l:::| 「 /  /::::::「
   ...                                                       l::::| | /  /:::::::::|
   ...                                                        /:::::Ⅵ' ,.イ :::::::: |
                                                              /:::::__|Vム!| ::::::::: |
                                                          /::::::{__|*_ノ.!::::::::::::|
                                                              >、:::::://|__|::::::::::::|
                                                             L....二二__二二>
                                                               |__|   |__|
                                                               |:::::::|   |:::::::|
                                                               |:::::::|   |:::::::|



7268 : ◆EOtH2MQcYI : 2020/09/24(木) 18:01:02 ID:o0C/QiPU




                         ヽ_,
               │      │バキン  ヽ(_/
         -―ミ  .┻━━         ) (
          /:.:.:.:.:.:.:.:ヽ_               ノ (`
      ,,{:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:'.:`  、          ´⌒\
    /:.:∧:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.'.:.:.:.:.ヽ、
    , ':.:.:.:.:.:∧:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:,:.:.:.:.:.:'.
  /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:>、:.:.、:.:.:.:.: i:.:.:.:.:.:.:,
 ./:.:.:.:.:.:、:.:/:.:.:.\'、:.:.:.:.:l:.:.:.:.:.:.:.l  <ナゲオトストキ ハ アタマカラ
.,/イ:.:.:ト:.  ∧ .:.:.:.:.:.:`:',:.:.: {、:.:.:.:.: l
.  }、:.{>、:.:. 廴):.:.:.:.:.:._}:.:.:.:l:.'、:.:.:.リ               ならどういう形で区別を付けていたのかというと、
   `、! ヽ:.:.:.:.:.:.-:.:彡l:.:.:. l:.:.:.:、/_              それは製造地――地名によって分類されていた。
    ㍉ーへ:.:.:.:.:.:.:.:._,j:.:.:.:.:.:.:.:.:\ \
    ‘、\:.:'.≧ァ'" {:.:.:.{、:.:.:.:.:.:.`ーミx         . 《ダマスカス鋼》《シュタイエルマルク鋼》《フランドル鋼》
     `ァⅥく    l:.:.:.:ヾ、:.:.:.:.:.:.:.、:.:.:.ヽ        《ケルン鋼》《ブレスキア鋼》《インド鋼》《スペイン鋼》《インド鋼》ってな具合にな。
      / ̄ ̄`ヽ  ‘.:.:.:.:.: \:.:.:.:.:.:.\:.:.:.}
      /       ‘.  、:.:.:.:.:.:.ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.ハ
<ドスン.{/      }  `ーi:.:.:.:.:.'.:.:.:.:.:.:.:. { ‘、
      く   /   .{    .l:.:.:.:.:.:}:.:./}:.:.:/   `
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                                                                     -――- <:.:.:.:.>-、
                                                                ,,'"´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:`:.:.:.:.:.:.:.:ヽ
                                                         _ イ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. i:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ:.:.:.:.:. }
                                                         7:.:/:.:i:./{:.:.:.:.|、:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.,:.:.:.:.:,'
                                                         ':.:/:.:┼- '.:.:.i-―-:.:.:.:.:.i:.:.:.: i|:.:.:./
                                                          |/|:.:i:.「}:r}`Ⅵ"了カ、:.:/:.:.-=リ:.:/i
                                                         厶斗:.i`”    ー'ノ:.:∧:.:.:.,:':.:.:.: l
                                                             //∠∧ ' _    ./:.:/ノ:.:, ':.:.:.:.:.:.l
                                                         /   r≦:.:.ヽ ー'  /:.:/:.:./:.:.:.:.:.:.:.:{
 個々の土地で産出される、、性質の異なる《鋼ができやすい鉄鉱石》を用いて、       {   / __Ⅵ:i`_r アイ:/イ‘、:.:.:.:.:.:.:.:.:.、
 各地で別々の手法で精錬が行われたことで、異なる性質の鋼が製造され、        「 ̄`ーv':::/ ',|7   //ノ `ー-ミ、:.:.:.:.:、
 それによって製造地の名で呼ばれるようになったのではないだろうか、という私見。    | ̄`ー::}::/  ∧___,,/:.{   ,,'⌒`l:.:.:.:.:.:、
                                                     ,ノ:::::::::::::{:::{  / /  |:.:|_,,'"::::::::::::::{:.:.:.:.:.:.',
                                                     }:::::::::::::::l:::;| './ ,, "|ハ|:::::、::::::::::::::::∨:.:.:.:.:.:,
                                                       /::::::::::::::::;:/.lムイ /::::::::::::::::::ヽ:::::::::::::::::::、:.:.:.: i
                                                    {:::::::::::::::::{/[_]ヽ  ':::::::::::::::::::/'、:::::::::::::::::V:.:.:. l
                                                    ‘、:::::::::::/rア/ l`、> l:::::::::::::::::/  ‘、::::::::::::::V:.:.:.l
                                                     >--':::l {{ l l  .l:::::::::::::::{    ヽ::::::::::::: V:.:.l



7271 : ◆EOtH2MQcYI : 2020/09/24(木) 18:02:13 ID:o0C/QiPU




              _
          -―-r':.:.:.:.ヽ
       ,,:.:.:.:.:.:.:.:.:.`¨¨¨ヾ
      /:.:.:.:.:.:.:.i:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ
     /:.:.:.:.:i:.:.:.:. |.:.:.iΛ:.:.:.i:.:.:.:.:,
    .':.:.:.:.:.:.|、:.i:斗ヽ| ー-A:.:.:.:.:      以上、16世紀の大雑把な製鉄製鋼事情でした。
    |:Λ :. T¨´     ,xz-ョ,i :. |
    |' ‘.|:.:|'ィ==   ´ ,, |:.:.:|       本当は精錬して粗鋼にする部分までやりたかったけど、
        .|:.:|     '      .|:.:.:|       レス数が30枚を超えそうなので断念しました。
        .|:.:l‘、  r   フ . :.|:.:.:|
       .':.:| /≧ - ... イl:./|:.:.:|       現代のように転炉での大量生産はできず、鋼向けの鉱石で溶鉄を造って、
        /:.:.:辷=-7    {⌒|:.: |┐     それを職人達が手作業で粗鋼にしていたのだと伝われば嬉しい。
     ./イ:.:.'   {-. -、┤ | : | 厂l
     _(:'.|:.:'    l-――.l  .|:.:' l::::::l   場を貸していただいたこと感謝します。そして見てくださった方々、ありがとうございました。
    ノ:::::Ⅳ     l-―‐-| |'./:::ハ
     {:::::::}ヘ    .l   .l   /イ::::::l



         __    ト、
      ,. <:.:.:.:.:.:.:.:.`ヽ .}:.:)
    r-v'三==/:.:.:.:_:.:.:.:.:.:'┴.、
   .|:.:バヽ:.:/:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.\
   ハ:|:.:.:.:./:.:/:./;.イ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ「
   .|:.:.|:.:_/:.:/⌒ヽ /:.:.:.|:i:.:.:.:.:}:.:.:.ヽ
   .|:.:.V {:.:.:{≠= /:.:.;∠Lj:.:.:/:.:.:.:.:}
   V:.ゝ|:.:.l   "´ zx_ |:./:.:.:.:.Ⅳ
    ヽ:.:|:.:.|  r- 、_   イハ:./
   . <^|:.:.ドヽ_/ _. ィ1≠く       それと、使用した資料は、ウィキペディアおよびに
  |:::::::::::|:.ハVハ |「:.\:.:.|:.:.}レ'       《ルードウィウヒ・ベック/中沢護人編訳》の《鉄の歴史》という本です。
  }:::::::::::|'{{. \ヽh!V\:.:|:./
  〈:::::::::::::>-くー' ヽ__::ヽ\        欧州圏の産業革命以前の製鉄について調べるにはよいと思います。
  |:::::::::::ー:: ̄\\ノ ヽヽ\ト、
  |::::::::::::::::::::::::::::'くn∠/:::::::}ヾ\     あと中世の製鉄で検索をかけると、
  .|::::::::::::::::::::::::::::爪ゝ.._ノ}        私よりもよっぽど分かりやすく纏めてるサイトがヒットしますので、興味がある方はどうぞ。
   「 ̄ ̄⌒「 ̄_∀|:::ト、
  〈/::::::::::::::l  トハイ\::::\
 ./:::::::::::::::;L__ ,、__ヽ:::::\
 ト、:::::::::::::/     ^   .}:::_;:イ
 `ァ<二ア          ド- へ
 /  / ヽ         .|ヽ  .>


7273 : 尋常な名無しさん : 2020/09/24(木) 18:03:27 ID:o0C/QiPU

終了。
改めまして場所を貸して頂きありがとうございます。
お目汚し失礼したしました。


7275 : 語り人 ◆MlbFIuQyJ6 : 2020/09/24(木) 18:05:03 ID:pqDXXjPY

乙!(別にレス30越えてもええんやで)


関連記事
[ 2020/09/27 23:44 ] 語り人総合 読者投稿 | TB(0) | CM(6)
127122 :日常の名無しさん:2020/09/28(月) 00:30:56 ID:-[ ]
燃料と鉄鉱石を交互に積み重ねて送風口つけてって説明+簡略化した図式だと
1000年くらい前の製法と変わらないので、詳細解説してもええんやで。

一回作業するごとに炉を壊さなくてよくなるだけで大進歩。
127143 :日常の名無しさん:2020/09/28(月) 04:35:59 ID:-[ ]
検索したことあるけどこの手の情報は企業サイトはマジで有能
めちゃ詳しい情報がある
127157 :日常の名無しさん:2020/09/28(月) 08:10:21 ID:-[ ]
年代的に見て、
鋼の製造製法については日本のたたら製鉄が400年ほど先んじてるかな。
そりゃ、日本刀がオーパーツ扱いされるのも仕方ない。
127191 :日常の名無しさん:2020/09/28(月) 13:12:01 ID:-[ ]
日本は玉鋼になるが、あれはかなりの大型施設というか、規模が必要になるらしいからなぁ・・・。
しかし、玉鋼が無いと日本刀は作れない・・・。
127197 :日常の名無しさん:2020/09/28(月) 14:52:42 ID:-[ ]
すみませんがメモ代わりに使わせて下さい
昔のヨーロッパでの製鉄について詳しいのでお勧め
//asait.world.coocan.jp/kuiper_belt/section4I/kuiper_section4I.html
ページ内で繰り返し述べてますが日本は異常な例外で比較が無意味なので注意
127467 :日常の名無しさん:2020/09/30(水) 12:38:20 ID:-[ ]
よく外人が日本刀関係でいう「日本の鉄は粗悪」はこの製法からきてるのよね。

この製法だと日本の鉄鉱石は不純物がおおくて粗悪ってことなんだけど、それが拡大解釈されまくってるのよね。

でもこの製法で固くて高品質ってのは相当限られてくるから。
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