／＼　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 <　　　　　　.>
　 ／　　　＼　　　　　　　 　 　 　 　 　 ／＼　 　 　 　 ＼　　　／　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ／＼　 ／＼
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　　　　　　／＼／　 　 　 　 　 ＼　　　　　　　　　／　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ＼／　 ＼／
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　　　 　 　 　 　 l/|::::_|_| ::::::::: ┼‐:|::::::::::::::::::::::::|
　　　　 　 　 　 　 |:::-トミ::::::/斗‐┼ ::: |:::::::::Λ|
　　　　　　　　　　八: |ﾋ八:/　ﾋツ |:::Λ|＾YV
　　　　　　　　　　 　 }　ヽ 　 　 　 |/　　ノ|::|　　　　　……？
　　　　　　　　 　 　 込　　 _　　　　 　ﾉ:::::ト|
　 　 　 　 　 　 　 　 　 ＼　 ｀　　　　 |Λ:|　　　　　　マーヤー、今、何か言ったかい？
　　　　　　　　　　　　　　 ]I==＜∠､-''~ 　',
　　　　　　　　　　 　 　 　 /＾ /￣ 　 　 ／
　　 　 　 　 　 　 　 ／　　|__Λ 　 　 ／　　　　　 ＞､
　 　 　 　 　 　 　 /　 　 　 〈 〉 ＼／,　　　　　　/　　 ,

　　　　 　 .' 　 ／　　／　　／ﾘ 　 　ヽ　 ヽ.　 '/
　　　　　 ,′./　 　 /　　／　 ｛ 　 　　ﾄ 、∧.　'/
　　　　 _/__./　 　 / 　ノ　 ⌒ {.　 　　Ｌ　ヽ
　　　　ヽ　/　　　 ; ｨ斧=ミ 　 ,　 　 　{ ｀ヽ∨　 }!
　　　./　∨ 　 　 i{　　う刈}｀ヽ　 　　,.xzzﾐ }　 丶
　 ／ 　　,　 　 　 i! 　 乂ソ 　乂　　ィぅ刈¨》
　゛ i{　 　l　　　　　,.　　　　 　 　 ゝ　ゝツ 　,' 　 　}!　　　　　……あら、ごめんなさい？新しき子。
　　　　∧,　　　　从　　　　　　　　　 　　　.从　　 ,
　 　 Ｎ　 乂　 　 　 >　　　　　_　_　　　 　.ﾉ　　　ﾉ　　　　　独り言です。
　　　　　　　ヽ 　 　 }ｉ .、　　　　　　　　　ｲ　　〃　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ｾｸﾀｰ
　　　　　　　　 )　 乂从＞ 　 ＿　　＜(　 　　(　　　　　　　……どうやら、私がこの『世界』に展開している
　　　　　　　∠　彡　　j二ミ,彡二{　 ∨Ｎ⌒｀ヽ
　　　　　　 >　 -=彡 'γＯヽ 　 ∨,｀ヽ,　_　　　　　　　　　　微弱な『幻影』に”かかった”者が居たようです。
　　　　　 ,　 　 　／ 　乂　 ﾉ　 　∨,　　　 ヽ.　/
　　 　　 i{　 　 , '　　　　　　　　　　∨,　 　　.V　/　　　　　　それも、多少力を持った者が。
　　　　〈::,ゝ.〃　　　　 　 　 　 　 　 ∨,r

　　　 　 　 　 /,::/ .;／:／;ﾉ.: : :《_ﾝ)､《!）《l):;ｰ､
　 　 　 　 　 /,.:/. :/:厶イ.{: : : l:.:《:ヌ"(⌒Y､__ﾉ_
. 　 　 　 　 /,:/':. .l/" -､ .l: l: :.|;､_:.;斗‐＼r'●､_)
.　　　 　 ,､/;/l: i i;/　　　 l:.:l: : l ヽ:､:｀ﾞ:ｷ(　 ,ﾉ弐　　　　その者が視た幻影のイメージが、流れてきたんです。
.　　　　,-夊'j>::{ l,f斧ミ､ 〈:.l : :{f斧ﾐ､|j_;.:｀Y;_;_;_ﾞ;､
.　　　 /'"(:{/{: ヾ;乂r_ｿ 　ヽ!:. 乂r_ｿ;}; : : ::|'ｭ／ヾゝ　　　私の方に。
.　　　 　 ﾚ'V:.: : :ﾞ'ド>　　 '　 ｀ｰﾆ:≦ｊ_: : : :l"､.;)ヾ;)’
. 　 　 　 　 '､:ヾ : .ﾞ､　　　 、　　　,／: : ; :/")ノ　'’　　　　……といっても、この世界にいる一人ひとりに与えてしまっている、
　　　　 　 　 ｀寸､: ;ゝ.､　　　　.,イ: : ン:ノ
.　 　 　 　 　 ＿):;j､} .;;;j丶-＜(｛ : ;-'¨’　　　　　　　　　一つひとつの幻影全てのイメージは、流石の私でも把握できません。
　　　　　　　 ｀¨"'',",;> 冫爻 <ﾝ＼:し;
　 　 　 　 　 ,ｨ.:'~:::::i／,>=ｔ=ヾヽ'~￣￣｀ヽ


.　　　 　 ,′ 　 　 　 |　 　 ｉ　　　 　 　 '､　.::｀:: ﾊ
　　　 　 i　　 　 / 　 |　 　 |　　　　　／ :｀ゝ::･:: ヽ
　　　　 ,ﾞ /　　/　／イ　　 ', ヽ　　く: : : :（　　,､＿,ゝ
　　　　,' /　　 !／　　',　　 ∧＼　　 ｀T´ }__人: :} ＼
　　　 //|　i　 |　　　　∨　　∧__＼ 　 |　　　レァヽ　',
.　　 /rlﾄ|　l　 |ｨ==zzミ ＼　　ｨz=≦＞|　　　 i/: : :|ヽj　　　　私の使命である『防衛』の目的上、
　　 | ,ｨﾍｉ　ヽ ',　 乂iﾘ　　 ＼　乂ツ､__l/　　　|､: :/
　　 l/ ﾚﾍ　 ::＼　　 ¨　 ,　　 ｀ ー─ｧ　￣　 / ∨　　　　　　それこそ『強い者の場所』や、
　 　 　 　 ＼　::ﾊ ´´´´　　　　´´´ /　　　／
　　　　 　 　 丶:仝､　 　 ヽゝ　 　 ,' 　 ／　　　　　　　　　　　『与えたいイメージの”大きさ”』、
　　　　　　　　　　＞:)＞ ､ __,　＜乂 （ノ)
　　　 　 　 　 __乂,,ノﾆ((｀ー─彡: : : ｰ"￣ラ‐‐､　　　　　　　そして『その影響』のみを知覚するにとどめています。
　　　　　　/::::::::::/::::/　乂厂〉:し'彡'／: :／　 　 |
　　　　　 ,:::::::::::/::::/／／｀｡─＜／: :／　　　　 |

　　　　　　　　　　　　　　　_,.､ ,r‐x
　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ,...＞'´　 ､,_
　　　　　 　 　 　 　 　 ／　　 .r:.. 　　　＼
　　　　　　　　　　　　'　 　 　 ＞::くi》__r-ﾍ ､
.　　　　 　 　 　 　 /　　 /./　　｀¨〈　 ...lx.. L 、
　　　　　　　　　　.ﾚ'　 / .ｲ 　 :、 /::ﾊ　　 ,　い、
　　　　　　　　　 〃　　ノ､|_　　iﾍr`'''Tヽイ::.:.{　.ヽ
　　　　　　　　　fｲ　　 l _　V 　 i　_>x,j_ }　 'L...､.ﾄ｝　　　雑多な者達への対処は私の許に集った悪魔達にやらせ、
　　　　　　　 　 {ﾄ|　 ､ {ﾏ'込ヽ　｀ﾞ佗ﾉ'!/ 　 .}ｲリ
　　　　　　　　　{い 　乂:､`″, 丶､....`フ　 .ﾉ.'ﾚ'　　　　　止めるべきだけを止める。
　　　　　　　　　´ `ヽ　　ヽ　　 。 　 {　..＜ミ
　　　　　 　 　 　 　 　 ＞､ .)i::.ｘ｡＜弋フ　　.i、　　　　　それが私のやり方です。
　　　　　　　　　 　 　 　 `'''’!:::}/_ノiイ　､/r　ﾆi--、
　　 　 　 　 　 　 　 　 /:::.::::.i:::j/　　V､. ゝ/　　.ヽ　､__
　　　　　　　　　　　,r:7:::.:::.:::.i::!{rOｧ｝ヽヽ｛. Y　 　 ､　 丶
　　　　　　 　 　 　 {:::1:::.::{:::.:::| `ー'’　　ヽ.}ﾊ　　　 ',



　　　　　　 ,:く　　　　. : :厶　　　 . . : : :.,′.:.／|　.: /　/　.:.:.:/　 :ﾊ
　　　　　　⌒ｱ　　. : : ::√　/　. : :／.:.::|.: ア￣|: .:/｀ｙﾞ　.::／:/.:/.:.|
　　　　　　　/　　 . : :.:.::|: :./.:.:.:,:ｨﾞ.:.::／j／ ｧ'´笊ぃ,幺:／./:/.:∧ :|
　　　　　　 /　. : : .:. .:::人厶ィく厶イ　　　　 　 Ｖツ⌒´　ん(:/:/:|/　　　　……しかも、止める手段の第一段階は
　 　 　 　 厶ｒヤ7.:.:.:.:::ﾔ〈　Ｙ　　　　　　　 　 　 　 　 　 乂:/:/:/
　　　　 　 　 　 √.::::::::::ﾞく｀　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 〉/|/　　　　　　幻影による自滅や戦意喪失……。
　　　　　　　　　{／[::::::::::::｀ＴＴｈ。　 　 　 　 　 　 　 　 　 厂
　　　　　　 　 　 　 [:::::人:::::i:::| 　 ＼　　　　　　 　 -= 　 /　　　　　　　　それに加えて、この世界の入り乱れている『複雑な構造』。
　　　　　　　　　 　 {／___＼i:::|　　　 ＼　　　　　　　 　 /
　　　　　　　　　　　　j__　￣￣￣´~"' ぶｯ｡,　　　　　　　　　　　　　　　　君へのこの道のりの長さだけでも、『防衛』の手段なのか。
　　　　　　　　　　　ノ⌒''　　　　　　　　 ´"'ｰぶぇｯｯ

　　　　　　　/　　　　　　　　　　　　　〈〉_}ヽ,
.　　　　 　 /　　　.　　　　ﾊ　　　 ＜＞〈 ヽ。)
　　　　　 ,　　　　　　 / /　l　　ﾄ　　 <:>ゝ,'　ヽ
　　　　　ｨ　　　'　　　l /⌒.∨ ∧゛＼　〈ﾉ｀ヽﾉ
　　　　　　　　 .}　　　ﾘ　 ^　∨.∧,ｨ斧ｧ
　 　　,′ ヽ⌒Y　 　≦斧ﾐ　 ∨　 ゝ′} 　 ｝!　　　　　そういうコトです。
　　　i{∧ 　 ヽ.}　　　 乂ゝ' 　 　゛　_彡゛　 ,从
　 　　　 ゝN　 乂 　 从^ ::::.　　　 ,　 ﾉ　 ｨ　　　　　　　守る手段は『防衛戦闘』だけではないのです。
　　　　　　　ヽ　　ゝ 　 ヽ> ,　 `　 イ　　(_ 彡
　　　　　　　　　＞ .≧っ　)二ｺ^　 　 ｎ=-　　　　　　　その前の段階から手を打ち……最後の最後で、戦うべきでしょう？
　　　　　　　　　　 　/＜_ノ.>......‐ミx〃 )三ﾖ
　　　　　　　　　　　, 　　／. : : : : : :j　 <=='∧,　　　　　ニンゲンとて愚かでもそれを理解し、実行している筈です。
　　　　　　　　　　　,　 /.: : : : : : : : ∧〃≧゛ ﾉ



　　　　　 　 ./ :::::::::::: |::::::::::::::::::::::| 　 　 　 　 |::::::::::::::::::::::＼|＿_|_::::::::::::::::::::::::::::::::＼__,
　　　　　　 /::::::::::::::::::|::::::::::::::::l:::::|　　　_____　|::::|:::::::::::::::::l::::| 　 |:::|:::::::::::::::::::::::く￣￣
　　　　　 ./::::::::;:::::::::: | :::::::::::::ﾊ::::|ｚｚｚｚｚｚ‐‐ |:::ﾊ::::::::::::::::|::/　　|:∧::::::::::::::::::::::::|
　　　　　/:::／ |::::: 〃| ::::::::::: |　V〃::::::刈 　 |/　|::::::::::: /ｚｚzzz‐‐ l::::::::::::::::::::::::|
　　　　　　　　 |:::::::|　| ::::::::::: |　　乂___ メ_　/ 　 |:::::::／〃:::::刈 V |:::::::::::|＼ト:/　　　兵器や軍など『物理的抑止力』、あるいは『交渉』でね。
　　　　　　　　 |:::::::|　|:::∧::::::| 　 　 　 ===　　　 |:／　 乂___ メ 　 |:::::::::::|
　　　　　　　　/／人 |:/ ,ﾊ::: |　　　　　　　　　　　　 　 ===　　 　 ,|::/:::::;
　　　　　　　　 　 ⌒|＼___ ヽ:|　　　　　　　　　　 /　　 　 　 　 　 ハ):::::/　　　　　　地形形成や防衛基地なんかの建設はともかく……
　　　　　　　　 　 　 |::::::::::∧　　u　　　　　　　　　　　　　　　　 /／:::Ｖ
　　　　　　　　 　 　 |:::::::/|:::::.、　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 /′⌒　　　　　　　　流石に国土全域を包む『幻覚』なんかでは、ないさ。
　　　　　　　　　　　 ￣　 |:::::|　　 　 （　 ＼_________ 　 　 　 　 ′
　　　　　　　　　　　 　 　 レ |　 ＼ 　 ＼　　　　 ソ　　 　 イ{　　　　　　　　　　　　　マーヤー。
　　　　　　　　　　　　　 　 / ＼　　＼ 　 ｀　　　　　 .....::::|⌒ﾞ
　　　　　　　　　　　　　　 .　　　＼_____≧=- 　 =≦ノ Y＾ﾞ

.　　　　 　 　 / 　 /　　　　　 _　 　 ,　 ∧,.. 　 '
　　　　　　　/ 　 /　　　　　<: ::.ヽ_( 〉_(:/　∨　V
　　　　　　　　　　　　　l　 　＜__ノ<　 ヽ,, ノﾐ 　 V
　　　　　　{　 / 　 　　/i　　　　　 >:ゝ-/ヽ, 　∨
　　　　　　;　　 　 , .ノ 　 　 　ﾄ　 ゝ::..〈　.ﾉ =彡　　}
　　　　　ノゝ/　　{ 　ノ ∨ 　 {,_ヽ　 　 ¨^　　ﾄｰ┐
　　　 　 从/　 　.; 　 -　∨ ∧ 　ｨzzzミ　 　 {　/　　　　　　私はできますので。
　　　　　 .〈　 　　,《斧≧, ∨ ∧ヾﾋ_ﾉ ﾉ 　 　∨
　　　　　　 ゝ 　　乂 ゝ┘　ゝ　＼ _ _彡　 　 ﾉ　　　　　　　……しかし、今の幻覚の輩、
　　　　　　　 ＼ 　从 ::::　　`　 　 ::: / 　 ｡s≦
　　　　　　　　　 ＞, )::.、　 ｰ　゛　 〃 ＜　　　　　　　　　　私の幻影に非常にかかりやすいのはいいのですが……。
　 　 　 　 　 ,.::': : : : : : /{≧=‐　彡 r ^ 、 　 ＜
　　　　　　 /. : : : : : : /　> 　 　 　ノ^＼ 〉　 　　ヽ
.　　 　 　 /. : : : : : : :/／ `≧=　ゝ⌒ヽ ﾉ　 　 　　 ,



　　　　　　　　　　　 ／ 　 ＜: : :＞=-.{: : { 　 ヽ .＿　ヽ
　　　　　　　　　　　′　 　 　 　<ノ 　 .＞‐ﾐо　 　　 )
　　　　.　 　 　 　/　 　 　:　 　 　 　ヽ.{　 　ノ 　 ヽ=彡 　ヽ
　　　　　　　　　/.　 ;　 　 ;ヽ 　＼ 　 　≧彡{ 　 ﾉｰ┘＿　 ヽ
　　　　　　　 　 ,　　.}　 　 i 　 ／ヽ` ＜.ゝ::／¨゛ 　 　ヽ　ﾉ　 ＼
　　　　　　　　.i{　　ﾉi! 　　 ',〃 ｨ斥=ﾐ 　 ヽ 　　} 　　 从`　 　 　＼　　　　　─────同時に、振り切りやすい。
　　　　　　　　 i! 　 } .ヽ　　ヽ 刈 ｛リ ゛ 　从 　,'　　　　 ｝　 　 ヽ＼∨
　　　　　　　 　 , 　 ;　_ ＼ 　.ヽ　゛ 　 　 　ﾉ 　 　 　 　 ﾉ　ﾉ　 　 ',　)　　　　位置から考えるに……天使達ですか。
　　　　　　　　　 , 　ヽ_ｨzx　 ｰ=- 　 -‐彡/ 　 　 　ィ''´　 ∧　 　 ,}!
　　　　　　　　　　>,__〃 }ﾘ　 　 　　> .⌒.ヽ __／/　 　 ,/　,}　 　ﾉ　　　　　　新しき我が子。
　　　　　　　　　　　{　 ヽ゛`　 　 　/　: : : : .　ヽ <　 　ノ　　i! .／
　　　　　　　　　　　 ,　从　 　 ^　 i　　　　　　　:.ヽ≦ 　 　 从　　　　　　　　なにか手がかりや、情報はありますか？
　　　　　　　　　　　∧ 　 ゝ.　 　　}　　　　　　　}　 ＼
　　　　　　　　　　　　 > 、　 　≧=}　 　=- -=＜　 　 ヽ　 /　　　　　　　　その相手について。

　　　　　　　　　/ ::::::::::::: ﾄ､:::/　 　.:::::::::::::: ﾄ､:::/!::::::::::::::::::::::: |
　　　　 　 　 　 {/| ::::::::::: | ~"''～､ !::ﾊ:::/|:::| ∨ |／‘，::::::::∧}
.　　　　　 　 　 __ﾉ:::::/｀ヽ{ｘr芹ミ､ |/ ∨ ∨ xr芹ミく ∨､八
　　　　　　 　 　 ⌒八　 ',　 Vzｿ.ﾉ　　 　 　 〈 Vzｿ　.}　　}
　　　　　　 　 　 　 　 ＼_',　　　　　 　 i　　　　　 　 ,'__／　　　　……君の『防衛網』に触っても？
　　　　　　　　　　　　　　}::　　　　　　　　　　　　　 /|
　　　　　　　　　　　　　　}:込　　　　__　　__　 　 ／::‘，
　　　　　　　 　 　 　 　 ノ‐イ:＼　　　　　　　 ／::::::|⌒
　　　　　　　　　　　　　　　ﾉ／| ＞　 　 　 ＜ |∧:/
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 /'' ‐-　.,,__,,..　-‐'‘，


　　 　 　 　 /　　　　　　　　　　　　ヽ　　　∧` ＜ 　 ゝ、::::)
　　　　　　 , 　　　　　　　　　　　 　 ﾊ　　　∧ 　 ｨヽ 　　∨ヽ
　　　　　　　　　　　　　i　 　 　i 　 ,'　 ヽ　　　＼'　_　＼　　　 ＼
　　　　　　 l　　　　 　 .l　　　　 　/　 ｰ‐ 　　　　ヽｨ斧ｧ
　　　　　　 |　 　 　 　 .| 　 　　∨　　　 __,, ＼ 　 　う.ﾊ　',　　　　　 }!
　　　　　　 l　　　　 　 .l　　　　∧ 　 _zzzx、　 ﾆ- _弋ｿ 　__彡　　リ
　　　　　 ノ　〃　　　　l　　　　　　 ｨ う 沁　　　　 　 、　　 }　 　 |!　　　　　ええ、良いですよ。
　　　　, ' ／/　　　　　 i 　 　 　 -彡乂: ソ　　　　　　　 　 从 　 〃
　 　 　/　 /　 　/_ ＞-i|　　　　　　ヽ ＜_　　 　 　 　　　/ ∧　∧　　　　　ですが深くには入り過ぎないように。
　　　　 　 i 　／{ ゝ 、__∧　　　　 　 ヽ¨￣　　　　⌒ 　 'ゝ!　＼__彡゛
　　　　　　∨　 弋 　ｒ, 　 .＼　　　　　　｀ヽ.＿　 　　　/　　　　　　　　　　　何分、強力ですから。　　 　 　 　 　 　 　 f´￣￣￣￣￣￣￣｀ヽ
　　　　　　　　　　＼ﾘ ｀ヽ　　＞ 　　　　　　＼／　￣　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 |　　　 わかった。
　　　　　　　　　　　　　　 ヽ´＞=二二ﾆ=-,　　〉　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ヽ＿＿＿＿＿＿＿乂_

　　　 　 　 　 　 /::::::::| |:::::::::::|::|:::::::::::::::::::::::::::::::ト
　　　 　 　 　 　 l/|::::_|_| ::::::::: ┼‐:|::::::::::::::::::::::::|
　　　　 　 　 　 　 |:::-トミ::::::/斗‐┼ ::: |:::::::::Λ|
　　　　　　　　　　八: |ﾋ八:/　ﾋツ |:::Λ|＾YV　　　　ｽッ……
　　　　　　　　　　 　 }　ヽ 　 　 　 |/　　ノ|::|
　　　　　　　　 　 　 込　　 _　　　　 　ﾉ:::::ト|
　 　 　 　 　 　 　 　 　 ＼　 ｀　　　　 |Λ:|
　　　　　　　　　　　　　　 ]I==＜∠､-''~ 　',
　　　　　　　　　　 　 　 　 /＾ /￣ 　 　 ／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 .／;:::|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ￣ |::|
　　　　　　　　　　　 `､::::::::::::::::. 　 　 　 ',　　　　　　　　　　　　　　　　　 V　 ,.-┐
　　　　　　　　　　　　 丶:::::::::::::::...　　 　 V　　　　　　　　　　　　　　　　_,.:::'´:ｒ'´
_,,,､､ -ー ' ´　　　　　　　丶::::::::::::::::...　　　V　　　　　　　　　　　　　　　{_／l::::!
　　　　　　　　　　　　　　　ﾍ::::::::::::::::::.　 　 ∨　　　　　　　　　　　　　　　　 !:::!
　　　　　　　　　　　　　　　__',:::::::::::::::::::::...　 丶　　､､､､､,,,,,,,,,,________　　　　 ｀´　／〉
　　　　　　 __.,,,､､ -‐ '　´ 　　',::::::::::::::::::　　 　 `＜　　　　　　　　　　　￣￣┌'´::::「　　　　　…………。
ｒー ''''''¨¨´　　　　　　　_　,,　,.ィ::::::::::　　__..　　　　｀'＜　　　　　　　　　　　└'´|:::|
　　　　　　　 ,､　　'　´　_＞'ﾞ:::::::　 　 , /　　_ 　　　　　ヽ｀¨''　ー　､､,,_　　　　　凵
　　　 ,､　' ´　　　　 _ｧ'ﾞ:::::::::　'"　,.ィ　　 ／-=ミ〉 ,､.　　 `　、　　　　　　｀''　､　 ○
,､　'´　　　　　 ＞''´::::::::::...　　　/..､　 　 | 　　　 i }:::.　 　 　 ｀¨ヽ　　　　　　　 ｀　o
　　　　　 _＞'ﾞ::::::::::＞'"　　 　 /::::　　 }.::|::::::.　　}ﾉ:::::..　　　　　　ヽ_ ､　　　　　　 ﾟ　　∧
　　 ,､f千::::::::＞'"　　 　 _.斗'/::::::　　/⌒',:::::::::　}=‐''≧=-;;;..　　弋_≧xヽ､ｒ‐‐-､ 　 /::: 〉
　'´　ゝ＞'´｀>.　　_ ,.イ.　　/ ⌒Y　/ 　 ﾘ'ﾞ⌒Ｙ { 　　　　　 ゝ､......　　,ｲ　　｀ｰ一'.／::／
.　　　 人｀~´ 　 イ　 　 　ｧ'―‐-'. ,ｲ 　 〈ﾞー‐┘从. 　 　 　 　 ｀¨¨¨´､　　　　 ／::／
　 '　　　 ｀¨´　　　　　　　ゝ--＜　　　　 `==彡'´　　　　 ヽ　　 'i　　　ヽ　　／::／
　{　　　　{　　　{　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　}　　　}　　.　 　〈_／
　'i,　　　 i,　　　i,　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ﾉ　　 ﾉ　　　丿
　 ヽ　　 .ヽ　 　 ヽ､　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,　'´　　, '　　　, '
　　 ｀ヽ､　 ｀ヽ､　　｀'''　ー-　､､,,,,,,,,,,,,　＿　,,,,,,,､､　 '´　　,､ '´　 ,　 '´

　　　 　 　 　 　 　 {　 |:::::::::::::|∨/,|:::::::::::::: |::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼{⌒
.　　　　　　 　 　 ＿彡|:::::::::::::|＾＾　|:::::::::::::: |::::::::Λ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＞
　　　　　　　　　　　_ﾌ:|:::::::::::::|＿　| :::::::: |斗-―　|:::::::::::::::::::::::::::::::::::::{　　　　ﾋﾟﾝ……。
.　　　　　　 　 　 　 ⌒|::|::::::::ﾉ＿ヽ|人::::::|:人＿_ ｜::::::::::::::／::::::::::::::::＼
.　　　　　　 　 　 　 　 |八:::::《　)ﾊ　　 ＼| ノハ 》｜::::::::／＾Y:::::::::::＼　　　　　　　　───────。
　　　　　　　　　　　 　 　 ＼::{ ﾋソ　 　 　 ﾋ ツ　 ﾉイ／　｝リ:::::::/￣￣
　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 }ハ　ﾉ　 　 　 　 　 　 　 　 　 イ:::::/
　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ヽ　　　　　　　　　　　厂::::::::::|



.　 　 　 l::::::|:::::::::::::::::::',ﾐﾍ:::::::::::::::::::::::::::::::::ﾍ:::::::::::::::ﾄ､:::::::::::::}:::::::::::ヽ::::::::|::::::::::::::::::::
　 　 　 ,'::::::|:::::::::::::::::::::',　∨::::::::::::::::::::::::::::::ﾍ:::::::::::::|　',:::::::__l＿_:::::::ﾍ::::::|⌒ヽ::::::::::
.　　　 /::::::::,:::::::::::::::::::::::',　 ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::',､:_,,斗‐''^´:::∧:::::::::::::::}:::::|ﾆ　 ∨::::::
　　／::::::::::/::::::::::::::',:::::::::l　　 ',::::::',:::::::::::::::::::::::} ∨::l斗zzzzzzx:::}::::::::l:::::|: ヽ　 }:::::::
　｀''ー‐''^/:::::::::::::::::ﾍ::::::::|.　　 l:::::ﾊ::::::::::::::::::::::}'´,炊う沁ハ 〃}八:::/＼|: :/　人:::::
　　　　／::::イ::::::::::::: ﾍ::斗‐''^´|:/ミ',::::::::::{V:::::}　　　ゞ=‐''^´　　 }:/　　〈:/ /::::::::::::　　　……なるほどね。
　　　　￣{:::::ﾍ::::::::::::::::ﾍV ,ｨ筏う苡ミﾍ::::::',　　　　　　　　　　　　　　　/´,ノ::::::::ﾍ｀
　　　　　 ∨::∧:::::::::::::::::::<〈 ヽ辷ツ 　 ＼::',　　 　 　 　 　 　 　 　 　 /´l:::::卜:::::ヽ　　　マーヤー。
.　　　　　　∨.　＼:::::::::::::::＼　　　　　　 :| ｀'　　　　　　　 　 　 　 　 ∥/}:::/　 ￣|¨
　 　 　 　 　 　 　 }:::≧=下､`　　　　　　::ﾄ､　　　　 　 　 　 　 　 　 〃/ ''´.　　　 ｌ　　　確かに僕は、彼女を知ってるよ。
　　 　 　 　 　 　 ﾉ::イ　　}:ノ `､　　　　　 ｀㍉、　 　 　 　 　 　 　 〃/: :　　 　 　 l
　　　　　　　 　 　 　 　 　 ／　:ヘ　　　　　　　　　_　 ‐''´　　　 .ｲ: /: :　　　　　　ｌ　　　今の彼女も、前の彼女も。
　　　　　　　　　　　 　／ |　　: : : :＞｡　　　　￣　 　 　 　 　 .ｲ ／: :　　　 　 　 ,'
　　　 　 　 　 　 　 ／　　 |　: : : : : : : : : ＞｡　　 　 　 　 　 ,ｲ /: : :　　　　　 　 /　　　　良く知っている。
　　　　　　　　　／　　　　 |　: : : : : : : : :| : l: : ＞｡、　　_.ィイ¨≧x.　　　　　　 /

　　　 　 　 　 /,::/ .;／:／;ﾉ.: : :《_ﾝ)､《!）《l):;ｰ､
　 　 　 　 　 /,.:/. :/:厶イ.{: : : l:.:《:ヌ"(⌒Y､__ﾉ_
. 　 　 　 　 /,:/':. .l/" -､ .l: l: :.|;､_:.;斗‐＼r'●､_)
.　　　 　 ,､/;/l: i i;/　　　 l:.:l: : l ヽ:､:｀ﾞ:ｷ(　 ,ﾉ弐
.　　　　,-夊'j>::{ l,f斧ミ､ 〈:.l : :{f斧ﾐ､|j_;.:｀Y;_;_;_ﾞ;､
.　　　 /'"(:{/{: ヾ;乂r_ｿ 　ヽ!:. 乂r_ｿ;}; : : ::|'ｭ／ヾゝ　　　　脅威になり得ると思います。
.　　　 　 ﾚ'V:.: : :ﾞ'ド>　　 '　 ｀ｰﾆ:≦ｊ_: : : :l"､.;)ヾ;)’
. 　 　 　 　 '､:ヾ : .ﾞ､　　　 、　　　,／: : ; :/")ノ　'’　　　　　貴方の考えは？
　　　　 　 　 ｀寸､: ;ゝ.､　　　　.,イ: : ン:ノ
.　 　 　 　 　 ＿):;j､} .;;;j丶-＜(｛ : ;-'¨’
　　　　　　　 ｀¨"'',",;> 冫爻 <ﾝ＼:し;
　 　 　 　 　 ,ｨ.:'~:::::i／,>=ｔ=ヾヽ'~￣￣｀ヽ



　　 　 　 　 　 　 　 ＿＿＿}::::＼}＼＿＿
　 　 　 　 　 　 　 ⌒＞:::::::::::::::::::::::::::::::::::＜
　　　 　 　 　 　 　 / ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ＼
　　　　　　　　　　/:::: /|:::::::::::|:::::::::::::::::::::::::::::::::＼
　　　 　 　 　 　 /::::::::| |:::::::::::|::|:::::::::::::::::::::::::::::::ト
　　　 　 　 　 　 l/|::::_|_| ::::::::: ┼‐:|::::::::::::::::::::::::|　　　　同じ考えだ。
　　　　 　 　 　 　 |:::-トミ::::::/斗‐┼ ::: |:::::::::Λ|
　　　　　　　　　　八: |ﾋ八:/　ﾋツ |:::Λ|＾YV　　　　　君も僕も、彼女一人が相手ならば勝てる。
　　　　　　　　　　 　 }　ヽ 　 　 　 |/　　ノ|::|
　　　　　　　　 　 　 込　　 _　　　　 　ﾉ:::::ト|　　　　　僕ら２人の脅威にはなりえない。
　 　 　 　 　 　 　 　 　 ＼　 ｀　　　　 |Λ:|
　　　　　　　　　　　　　　 ]I==＜∠､-''~ 　',　　　　　でも……『防衛上』の観点で考えれば。
　　　　　　　　　　 　 　 　 /＾ /￣ 　 　 ／
　　 　 　 　 　 　 　 ／　　|__Λ 　 　 ／　　　　　 ＞､　大きな脅威だよ。

　　　　　　　　　/ ::::::::::::: ﾄ､:::/　 　.:::::::::::::: ﾄ､:::/!::::::::::::::::::::::: |
　　　　 　 　 　 {/| ::::::::::: | ~"''～､ !::ﾊ:::/|:::| ∨ |／‘，::::::::∧}
.　　　　　 　 　 __ﾉ:::::/｀ヽ{ｘr芹ミ､ |/ ∨ ∨ xr芹ミく ∨､八
　　　　　　 　 　 ⌒八　 ',　 Vzｿ.ﾉ　　 　 　 〈 Vzｿ　.}　　}
　　　　　　 　 　 　 　 ＼_',　　　　　 　 i　　　　　 　 ,'__／
　　　　　　　　　　　　　　}::　　　　　　　　　　　　　 /|　　　　　　彼女が最前線の『盾』として前に出て、
　　　　　　　　　　　　　　}:込　　　　__　　__　 　 ／::‘，
　　　　　　　 　 　 　 　 ノ‐イ:＼　　　　　　　 ／::::::|⌒　　　　　『戦車』としての力をいかんなく発揮し……。
　　　　　　　　　　　　　　　ﾉ／| ＞　 　 　 ＜ |∧:/
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 /'' ‐-　.,,__,,..　-‐'‘，　　　　　　　”突き崩してくる”可能性は大いにあるよ。
　　　　　　　　　　　　　　　　/　　　 / .∧ ‘，　　‘，
　　　　　　　　　 　 　 　 ／¨　　　 /　 ∨.　‘，　 　¨＼　　　　マーヤー。

　　　　　　　　　/.　 ;　 　 ;ヽ 　＼ 　 　≧彡{ 　 ﾉｰ┘＿　 ヽ
　　　　　　　 　 ,　　.}　 　 i 　 ／ヽ` ＜.ゝ::／¨゛ 　 　ヽ　ﾉ　 ＼
　　　　　　　　.i{　　ﾉi! 　　 ',〃 ｨ斥=ﾐ 　 ヽ 　　} 　　 从`　 　 　＼
　　　　　　　　 i! 　 } .ヽ　　ヽ 刈 ｛リ ゛ 　从 　,'　　　　 ｝　 　 ヽ＼∨　　　　天使も、厄介なモノを持っていますね。
　　　　　　　 　 , 　 ;　_ ＼ 　.ヽ　゛ 　 　 　ﾉ 　 　 　 　 ﾉ　ﾉ　 　 ',　)
　　　　　　　　　 , 　ヽ_ｨzx　 ｰ=- 　 -‐彡/ 　 　 　ィ''´　 ∧　 　 ,}!　　　　　しかも、それだけではない。
　　　　　　　　　　>,__〃 }ﾘ　 　 　　> .⌒.ヽ __／/　 　 ,/　,}　 　ﾉ
　　　　　　　　　　　{　 ヽ゛`　 　 　/　: : : : .　ヽ <　 　ノ　　i! .／　　　　　　　凄まじい『防御能力』で幻影にこそかかりませんでしたが……。
　　　　　　　　　　　 ,　从　 　 ^　 i　　　　　　　:.ヽ≦ 　 　 从
　　　　　　　　　　　∧ 　 ゝ.　 　　}　　　　　　　}　 ＼　　　　　　　　　　　　　もう一人、強力な力も持った者も、いました。
　　　　　　　　　　　　 > 、　 　≧=}　 　=- -=＜　 　 ヽ　 /



　　　　　　　/　　　　　　　　　　　　　〈〉_}ヽ,
.　　　　 　 /　　　.　　　　ﾊ　　　 ＜＞〈 ヽ。)
　　　　　 ,　　　　　　 / /　l　　ﾄ　　 <:>ゝ,'　ヽ
　　　　　ｨ　　　'　　　l /｀ヽ∨ ∧゛＼　〈ﾉ｀ヽﾉ
　　　　　　　　 .}　　　ﾘ　 ^　∨.∧,ｨ斧ｧ
　 　　,′ ヽ⌒Y　 　≦斧ﾐ　 ∨　 ゝ′} 　 ｝!　　　非常に非常に、厄介です。
　　　i{∧ 　 ヽ.}　　　 乂ゝ' 　 　゛　_彡゛　 ,从
　 　　　 ゝN　 乂 　 从^　　 　　 _　 ﾉ　 ｨ　　　　　天使ともなれば、私達の邪魔をしてくるのは確実。
　　　　　　　ヽ　　ゝ 　 ヽ> , 　´　 イ　　(_ 彡
　　　　　　　　　＞ .≧っ　)二ｺ^　 　 ｎ=-　　　　　ある意味……人間の軍よりも嫌な相手です。
　　　　　　　　　　 　/＜_ノ.>......‐ミx〃 )三ﾖ
　　　　　　　　　　　, 　　／. : : : : : :j　 <=='∧,　　　……対策を取らねば。
　　　　　　　　　　　,　 /.: : : : : : : : ∧〃≧゛ ﾉヽ

　　　　 　 .' 　 ／　　／　　／ﾘ 　 　ヽ　 ヽ.　 '/
　　　　　 ,′./　 　 /　　／　 ｛ 　 　　ﾄ 、∧.　'/
　　　　 _/__./　 　 / 　ノ　 ⌒ {.　 　　Ｌ　ヽ
　　　　ヽ　/　　　 ; ｨ斧=ミ 　 ,　 　 　{ ｀ヽ∨　 }!
　　　./　∨ 　 　 i{　　う刈}｀ヽ　 　　,.xzzﾐ }　 丶　　　……新しきわが子。
　 ／ 　　,　 　 　 i! 　 乂ソ 　乂　　ィぅ刈¨》
　゛ i{　 　l　　　　　,.　　　　 　 　 ゝ　ゝツ 　,' 　 　}!　　　貴方は、幻影にかかった天使の尖兵が
　　　　∧,　　　　从　　　　　　　　　 　　　.从　　 ,
　 　 Ｎ　 乂　 　 　 >　　　　　_　_　　　 　.ﾉ　　　ﾉ　　　何を『嫌ったか』、視ましたか？
　　　　　　　ヽ 　 　 }ｉ .、　　　　　　　　　ｲ　　〃
　　　　　　　　 )　 乂从＞ 　 ＿　　＜(　 　　(　　　　　あるいは……何か、知っていますか？
　　　　　　　∠　彡　　j二ミ,彡二{　 ∨Ｎ⌒｀ヽ
　　　　　　 >　 -=彡 'γＯヽ 　 ∨,｀ヽ,　_



　　　 　 　 　 　 /::::::::| |:::::::::::|::|:::::::::::::::::::::::::::::::ト
　　　 　 　 　 　 l/|::::_|_| ::::::::: ┼‐:|::::::::::::::::::::::::|
　　　　 　 　 　 　 |:::-トミ::::::/斗‐┼ ::: |:::::::::Λ|　　　　……『大嫌い』なもの、だろう？
　　　　　　　　　　八: |ﾋ八:/　ﾋツ |:::Λ|＾YV
　　　　　　　　　　 　 }　ヽ 　 　 　 |/　　ノ|::|　　　　　　　知っているよ、マーヤー。
　　　　　　　　 　 　 込　　 _　　　　 　ﾉ:::::ト|
　 　 　 　 　 　 　 　 　 ＼　 ｀　　　　 |Λ:|　　　　　　　一応視たが……視なくてもわかるさ。
　　　　　　　　　　　　　　 ]I==＜∠､-''~ 　',
　　　　　　　　　　 　 　 　 /＾ /￣ 　 　 ／　　　　　　彼女……”メルカバー”、『マシュ』が嫌いな『者』はね……。

　　　　　　 /::::::::::::::::::|::::::::::::::::l:::::|　　　_____　|::::|:::::::::::::::::l::::| 　 |:::|:::::::::::::::::::::::く￣￣
　　　　　 ./::::::::;:::::::::: | :::::::::::::ﾊ::::|ｚｚｚｚｚｚ‐‐ |:::ﾊ::::::::::::::::|::/　　|:∧::::::::::::::::::::::::|
　　　　　/:::／ |::::: 〃| ::::::::::: |　V〃::::::刈 　 |/　|::::::::::: /ｚｚzzz‐‐ l::::::::::::::::::::::::|
　　　　　　　　 |:::::::|　| ::::::::::: |　　乂___ メ_　/ 　 |:::::::／〃:::::刈 V |:::::::::::|＼ト:/
　　　　　　　　 |:::::::|　|:::∧::::::| 　 　 　 ===　　　 |:／　 乂___ メ 　 |:::::::::::|
　　　　　　　　/／人 |:/ ,ﾊ::: |　　　　　　　　　　　　 　 ===　　 　 ,|::/:::::;　　　　　───────『僕』だよ。
　　　　　　　　 　 ⌒|＼___ ヽ:|　　　　　　　　　　 /　　 　 　 　 　 ハ):::::/
　　　　　　　　 　 　 |::::::::::∧　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /／:::Ｖ　　　　　　マーヤー。
　　　　　　　　 　 　 |:::::::/|:::::.、　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 /′⌒
　　　　　　　　　　　 ￣　 |:::::|　　 　 （　 ＼_________ 　 　 　 　 ′　　　　　　　　　僕は、彼女に酷いコトをしてしまったんだ……。
　　　　　　　　　　　 　 　 レ |　 ＼ 　 ＼　　　　 ソ　　 　 イ{
　　　　　　　　　　　　　 　 / ＼　　＼ 　 ｀　　　　　 .....::::|⌒ﾞ　　　　　　　　　　　彼女を、置いて行ってしまったんだ。
　　　　　　　　　　　　　　 .　　　＼_____≧=- 　 =≦ノ Y＾ﾞ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,､.
　　　　 　 .' 　 ／　　／　　／ﾘ 　 　ヽ　 ヽ.　 '/　　　　　　,l |
　　　　　 ,′./　 　 /　　／　 ｛ 　 　　ﾄ 、∧.　'/　　　　　 ,!　L.-ヾ
　　　　 _/__./　 　 / 　ノ　 ⌒ {.　 　　Ｌ　ヽ　　　　　　_,.-'´　 _, - '_
　　　　ヽ　/　　　 ; ｨ斧=ミ 　 ,　 　 　{ ｀ヽ∨　 }!　　　|_,.- '´|　L-'´_|
　　　./　∨ 　 　 i{　　う刈}｀ヽ　 　　,.xzzﾐ }　 丶　　　　,.-'´　 ,.-'"
　 ／ 　　,　 　 　 i! 　 乂ソ 　乂　　ィぅ刈¨》　　　　　 |,.- '´| |　　　　／>　　　　　　───────。
　゛ i{　 　l　　　　　,.　　　　 　 　 ゝ　ゝツ 　,' 　 　}!　　　　 |,i　　 ／ r´　　__
　　　　∧,　　　　从　　　　　　　　　 　　　.从　　 ,　　　　　　　 く／Ll　 ／／
　 　 Ｎ　 乂　 　 　 >　　　　　_　_　　　 　.ﾉ　　　ﾉ　　　　　　　　　　　　ﾚ'!_l　　　 __
　　　　　　　ヽ 　 　 }ｉ .、　　　　　　　　　ｲ　　〃　　　　　　　　　　　　　　　　　／／
　　　　　　　　 )　 乂从＞ 　 ＿　　＜(　 　　(　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾚ'!_l
　　　　　　　∠　彡　　j二ミ,彡二{　 ∨Ｎ⌒｀ヽ



　　　　　　　　　　　　 . :′　　　　　　 ゝ⌒ヽ〈^〉 .,　、
　　　　 　 　 　 　 　 /　,′　/　 ,'　　　< ___> ヽ_〈 　∨
　　　　　　　　　　　/　/　　/　.ノ}　　　ﾄ,　 <, 　ヽo ノ
　　　　　　　　　　./　/　　/ ゛⌒:.!　　　! 乂 _＞/　ヽ )
　　　　　　　　　 .j　.: 　　,:　　,_　l 　 　.:　⌒ヽ .{__ノ ｀}
　　　　　　　　／ __i{ 　 　 ィ斧ぅx　　　.! ..__　.〉 ﾘ ¨^ i!
　　　　　　　　　　ゝ{　　　ﾄ　ヒﾘ　｀ヽ.　孑ぅ气　 ,ｨ　}_V　　　 ……なるほど。
　　　　　　　j{:　　 从　　 {　:::::　 　 、＼ .ツ　_彡　 ﾉノ
　　　　　　　ル.,　j(　 ヽ ∧　 　 　　　　 ^.::::~〃　 /　ｿ　　　 確かに与えた『幻影』の中に、貴方は居ますね。
　　　　　　　　　⌒ヽﾚ 、ゝ.ヽ,　　　^　　 　 ノ 　 ノル′
　　　　　　　　　　　 ゛　ヽ∧ﾉ,｀ぅ　 _　..:≦　　イ　(
　　　　　　　 .: ⌒"'' ｰ 　ﾟ~( 　｀ヽ　ノ ヽ. ( ´
.　　　 　 　 /　　　:　　　　　〉　　 ｀ 　.ノ_　＞ ‐ ﾐ

　　　　　　　　　　イ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::､:::::::::::./,
　　　　 　 　 　 ⌒7:::::::::::::::::::::r=V::::::::::::ﾄj ∨::::::::./,
　　 　 　 　 　 　 /::::::::::::::::::ﾄ､Ｌ...∨::::::::从斗::::::::::./
　　　　　　　　 イ斗::::::::::::::::{ 斗气V:::::/ｲﾋｿ.::::,、::.,'　　　　そういうことだよ。
　　　　　　　　　　Λ::::::r ､::《　ヒソ }／ 　 　 Ｙ人/
　　 　 　 　 　 　 　 ゝ圦　ゝヽ　　　　 ′ 　 ,ﾞ　　　　　　　……僕が彼女をああしたんだ。
　　　　　　　　　　　　 }メ≧x､　　　 _　　， /h､
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 }:::ｷs｡、　　　／:::r‐｀　　　　　過去はどうであれ、今彼女が僕を恨んでいても可笑しくないだろう？
　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ﾚﾊΛ 　 ｀¨_､r≦廴
　　　　　　　　　　　　　　　　_ﾉ　７W√　　　〉　≧o｡,　　　　……しかし、僕が嘘を言っていると思ったのかい？
　　　　　 　 　 　 ,､丶"~￣　 V /ニﾆ、　 ／　　　　 ⌒＞ｰ ､
　　　　　　　　　/　　　 ,'　_､　V　｢{ｊ　 ゝ´　 ＼　/　　　　 　 /,　　態々『確認する』なんて。



　　　 　 　 　 /,::/ .;／:／;ﾉ.: : :《_ﾝ)､《!）《l):;ｰ､
　 　 　 　 　 /,.:/. :/:厶イ.{: : : l:.:《:ヌ"(⌒Y､__ﾉ_
. 　 　 　 　 /,:/':. .l/" -､ .l: l: :.|;､_:.;斗‐＼r'●､_)
.　　　 　 ,､/;/l: i i;/　　　 l:.:l: : l ヽ:､:｀ﾞ:ｷ(　 ,ﾉ弐　　　　　『勘違い』の可能性もあるでしょう？
.　　　　,-夊'j>::{ l,f斧ミ､ 〈:.l : :{f斧ﾐ､|j_;.:｀Y;_;_;_ﾞ;､
.　　　 /'"(:{/{: ヾ;乂r_ｿ 　ヽ!:. 乂r_ｿ;}; : : ::|'ｭ／ヾゝ　　　彼女がその過去……”昔”を思い出した
.　　　 　 ﾚ'V:.: : :ﾞ'ド>　　 '　 ｀ｰﾆ:≦ｊ_: : : :l"､.;)ヾ;)’
. 　 　 　 　 '､:ヾ : .ﾞ､　　　、 ,　　　／: : ; :/")ノ　'’　　　　隙に、私が敷いている防衛用の幻影が入り込み……揺さぶったのですね。
　　　　 　 　 ｀寸､: ;ゝ.､　　　　.,イ: : ン:ノ
.　 　 　 　 　 ＿):;j､} .;;;j丶-＜(｛ : ;-'¨’　　　　　　　　　　なるほど、間違い『では』ないようですね。
　　　　　　　 ｀¨"'',",;> 冫爻 <ﾝ＼:し;

　　　　　　 ,:く　　　　. : :厶　　　 . . : : :.,′.:.／|　.: /　/　.:.:.:/　 :ﾊ
　　　　　　⌒ｱ　　. : : ::√　/　. : :／.:.::|.: ア￣|: .:/｀ｙﾞ　.::／:/.:/.:.|
　　　　　　　/　　 . : :.:.::|: :./.:.:.:,:ｨﾞ.:.::／j／ ｧ'´笊ぃ,幺:／./:/.:∧ :|
　　　　　　 /　. : : .:. .:::人厶ィく厶イ　　　　 　 Ｖツ⌒´　ん(:/:/:|/
　 　 　 　 厶ｒヤ7.:.:.:.:::ﾔ〈　Ｙ　　　　　　　 　 　 　 　 　 乂:/:/:/　　　　だろう？
　　　　 　 　 　 √.::::::::::ﾞく｀　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 〉/|/
　　　　　　　　　{／[::::::::::::｀ＴＴｈ。　 　 　 　 　 　 　 　 　 厂　　　　　　……そろそろ行くよ。
　　　　　　 　 　 　 [:::::人:::::i:::| 　 ＼　　　　　　 　 -= 　 /
　　　　　　　　　 　 {／___＼i:::|　　　 ＼　　　　　　　 　 /　　　　　　　　僕が手を回したニンゲンが……バイアン達が来る頃だ。
　　　　　　　　　　　　j__　￣￣￣´~"' ぶｯ｡,
　　　　　　　　　　　ノ⌒''　　　　　　　　 ´"'ｰぶぇｯｯく　　　　　　　　　　態々呼んだんだ、迎えてあげないとね。



　　　　 　 　 　 {/| ::::::::::: | ~"''～､ !::ﾊ:::/|:::| ∨ |／‘，::::::::∧}
.　　　　　 　 　 __ﾉ:::::/｀ヽ{ｘr芹ミ､ |/ ∨ ∨ xr芹ミく ∨､八
　　　　　　 　 　 ⌒八　 ',　 Vzｿ.ﾉ　　 　 　 〈 Vzｿ　.}　　}
　　　　　　 　 　 　 　 ＼_',　　　　　 　 i　　　　　 　 ,'__／　　　　到着したら、君の所に連れてこればいいかい？
　　　　　　　　　　　　　　}::　　　　　　　　　　　　　 /|
　　　　　　　　　　　　　　}:込　　　　__　　__　 　 ／::‘，　　　　　マーヤー。
　　　　　　　 　 　 　 　 ノ‐イ:＼　　　　　　　 ／::::::|⌒
　　　　　　　　　　　　　　　ﾉ／| ＞　 　 　 ＜ |∧:/
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 /'' ‐-　.,,__,,..　-‐'‘，

　　　　　　　/　　　　　　　　　　　　　〈〉_}ヽ,
.　　　　 　 /　　　.　　　　ﾊ　　　 ＜＞〈 ヽ。)
　　　　　 ,　　　　　　 / /　l　　ﾄ　　 <:>ゝ,'　ヽ
　　　　　ｨ　　　'　　　l /⌒.∨ ∧゛＼　〈ﾉ｀ヽﾉ
　　　　　　　　 .}　　　ﾘ　 ^　∨.∧,ｨ斧ｧ
　 　　,′ ヽ⌒Y　 　≦斧ﾐ　 ∨　 ゝ′} 　 ｝!　　　　ええ、お願いします。
　　　i{∧ 　 ヽ.}　　　 乂ゝ' 　 　゛　_彡゛　 ,从
　 　　　 ゝN　 乂 　 从^ ::::.　　　 ,　 ﾉ　 ｨ　　　　　　……。
　　　　　　　ヽ　　ゝ 　 ヽ> ,　 `　 イ　　(_ 彡
　　　　　　　　　＞ .≧っ　)二ｺ^　 　 ｎ=-　　　　　……………………。
　　　　　　　　　　 　/＜_ノ.>......‐ミx〃 )三ﾖ
　　　　　　　　　　　, 　　／. : : : : : :j　 <=='∧,
　　　　　　　　　　　,　 /.: : : : : : : : ∧〃≧゛ ﾉヽ



　　　　 　 .' 　 ／　　／　　／ﾘ 　 　ヽ　 ヽ.　 '/
　　　　　 ,′./　 　 /　　／　 ｛ 　 　　ﾄ 、∧.　'/
　　　　 _/__./　 　 / 　ノ　 ヽ .{.　 　　Ｌｨ　ヽ
　　　　ヽ　/　　　 ; ｨ斧=ミ 　 ,　 　 　{ 　　∨　 }!
　　　./　∨ 　 　 i{　　う刈}｀ヽ　 　　,.xzzﾐ }　 丶　　　　─────嘘では、ない。
　 ／ 　　,　 　 　 i! 　 乂ソ 　乂　　ィぅ刈¨》
　゛ i{　 　l　　　　　,　　　　 　 　 ゝ　ゝツ 　,' 　 　}!　　　ですが、『すれ違い』と取れますよ？
　　　　∧,　　　　从　　　　　　　　　 　　　.从　　 ,
　 　 Ｎ　 乂　 　 　 >　　　　 -　, 　　　　 .ﾉ　　　ﾉ　　　我が子。
　　　　　　　ヽ 　 　 }ｉ .、　　　　　　　　　ｲ
　　　　　　　　 )　 乂从＞ 　 ＿　　＜(　 　　(
　　　　　　　∠　彡　　j二ミ,彡二{　 ∨Ｎ⌒｀ヽ

　　　　　　　　　　 /　　　/　　　　　　　 　 |　　　 |　　　　`、
　　 　 　 　 　 　 /　　　/　　　| 　 　 　 　 |　　　 |　　 | 　 `、 　 `、
　　　　　　　　　/　 　 /　　 |　|　　　|　 　 | 　 |::`ト ..,,___　　`、 　 `、　　　　　「渇望に疎いのか……
　　 　 　 　 　 /　　 　 　 　 |　|　　　|　　　　 八xf庁㍉x､　　` 　 　 ＼
　　　　　　　　　　　 　 　 　 |　|　　　|　 　 | /:７::::{　U } )}　　 ||　　　　 ＼　　　あの尖兵は貴方を探しているようにも見えましたけどね。
　　　　　　 　 　 　 　 |　　 八　　　　　　　}r‐-{:::::乂,,ノｲﾉ　j　|| 　 j 　＜⌒
　　　　　　 　 　 　 　 | | 　 　 ＼乂__| /|/　＾　 ＾'''―‐'j＾　 ﾉ ﾉ|　 ﾉ ノ 　＼　　しかし、我が子、貴方『が』、彼女に”嫌われて当然”
　　　　　 　 　 　 ｜　|八 　|　 　 | 　|　　　 ＿　　　u ﾉ 　''^~￣￣^ヽ＼
　　　　 　 　 }/|　｜ 　 {:.＼{＼　 |　八 　 ｆ＾-- 〉　イ／　　　　 　 　 j　　　　　だと考えている事は解りました。
　　　 　 　 　 八 从　　{:.{ .:.:.:.:.）八 ∪ ＼ ｀⌒　　 / 　　　　　　　　ノ
　　　 　 　 　 　 ＼｛＼ い:.:.:.:.:.:.:.: 个:.....　　 　 　 / 　 ／ 　 _､-‐＜ }　　　　　しかし、事実として貴方のイメージは、彼女に『効く』。」
　　　　　　　　　　　＼ ＼＼:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.≧=≦√／　　／: : : : : : ＼
　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ＼＼{＼{＼＼厂Λ　/.　 　 ／.: : : / : : : :. :.}

　　　　　　　/　　　　　　　　　　　　　〈〉_}ヽ,
.　　　　 　 /　　　.　　　　ﾊ　　　 ＜＞〈 ヽ。)
　　　　　 ,　　　　　　 / /　l　　ﾄ　　 <:>ゝ,'　ヽ
　　　　　ｨ　　　'　　　l /｀ヽ∨ ∧゛＼　〈ﾉ｀ヽﾉ
　　　　　　　　 .}　　　ﾘ　 ^　∨.∧,ｨ斧ｧ
　 　　,′ ヽ⌒Y　 　≦斧ﾐ　 ∨　 ゝ′} 　 ｝!　　　　そ　う　な　ら　ば　、良いですけどね。
　　　i{∧ 　 ヽ.}　　　 乂ゝ' 　 　゛　_彡゛　 ,从
　 　　　 ゝN　 乂 　 从^　　 　　 _　 ﾉ　 ｨ　　　　　……我が子。
　　　　　　　ヽ　　ゝ 　 ヽ> , 　´　 イ　　(_ 彡
　　　　　　　　　＞ .≧っ　)二ｺ^　 　 ｎ=-　　　　　　『ティアマトの在処と顛末』の説明も、
　　　　　　　　　　 　/＜_ノ.>......‐ミx〃 )三ﾖ
　　　　　　　　　　　, 　　／. : : : : : :j　 <=='∧,　　　異様に歯切れが悪かったのは、偶然ですか？



　　　　.　 　 　 　/　 　 　:　 　 　 　ヽ.{　 　ノ 　 ヽ=彡 　ヽ
　　　　　　　　　/.　 ;　 　 ;ヽ 　＼ 　 　≧彡{ 　 ﾉｰ┘＿　 ヽ
　　　　　　　 　 ,　　.}　 　 i 　 ／ヽ` ＜.ゝ::／¨゛ 　 　ヽ　ﾉ　 ＼
　　　　　　　　.i{　　ﾉi! 　　 ',〃 ｨ斥=ﾐ 　 ヽ 　　} 　　 从`　 　 　＼
　　　　　　　　 i! 　 } .ヽ　　ヽ 刈 ｛リ ゛ 　从 　,'　　　　 ｝　 　 ヽ＼∨　　　　貴方には『ティアマトをメムアレフのトコロに置いてから』、
　　　　　　　 　 , 　 ;　_ ＼ 　.ヽ　゛ 　 　 　ﾉ 　 　 　 　 ﾉ　ﾉ　 　 ',　)
　　　　　　　　　 , 　ヽ_ｨzx　 ｰ=- 　 -‐彡/ 　 　 　ィ''´　 ∧　 　 ,}!　　　　　私のトコロに来ることもできたハズ。
　　　　　　　　　　>,__〃 }ﾘ　 　 　　> .⌒.ヽ __／/　 　 ,/　,}　 　ﾉ
　　　　　　　　　　　{　 ヽ゛`　 　 　/　: : : : .　ヽ <　 　ノ　　i! .／　　　　　　　それをあなたは『時間がないから』と言っていた。
　　　　　　　　　　　 ,　从　 　 ^　 i　　　　　　　:.ヽ≦ 　 　 从
　　　　　　　　　　　∧ 　 ゝ.　 　　}　　　　　　　}　 ＼　　　　　　　　　　　　……説明になっていませんよ。
　　　　　　　　　　　　 > 、　 　≧=}　 　=- -=＜　 　 ヽ　 /　　　　　　　　　　　　　ｾｸﾀｰ
　　　　　　　　　　 ,'^う.r 、つノ⌒ヽ／　　　　　 )　 　 　∨　　　　　　　　　貴方は『世界』を自由に行き来できるのに。

　　　　　　　　　　　　 　 ､丶´ ￣｀｀> ‐…‐　ミ
　　　　　　　　 　 ､丶`　　　　　､　｀　⌒`ヽ　　 ヽ　　　　　　　　/　　　　/　　,､　|､|"ﾞ｀､　　　　｀､
　　　　　　　　､`　　　　　　　､｀/　　ｉ ｉ　'，　　　　V　　　　　　 l　　　　/　　/　| .|.ｌ|　　 l　　.::::::::::l
　　 　 　 　 ､｀　　　　　　　 / /　ｉ　 | |　 |　 V,　　 V　　　　　 | |　　　l　　/_,. | .| |ト､　 | , 　.:::::::::|
　　　　　　/　　　　　 　 　 　 　 人 _| |　 |＼ V　　 jV　　　　　| |　　　l/l/'´　// /　 ｀メﾉl /l .:::::::|
　　　　　　　　　　　　　　　' 八( I_i＼V／ﾚ／ヽ　ノ } V　　　　 ､ヽ　　 ,ｨﾁ斤､′　 　仡ミュ'　!.:::l:::|　　　　　「貴方のその力があって、
　 　 　 　 {　　　　　　　　//　 Ⅵ.沁　　 ,ｨ笊)イ i _ }　V　　　　　| ＼　{ｂ::::::ﾘ　　　　P::::::リ / .:::|:::ﾄ､
　　　　　　　　　　､　､丶` 　 ､`个，　　_　r‐…⌒ヽj　ﾉ　　　　　 ﾄ､　 ｀トﾞ-‐' 　　,　　｀‐-'／l.::　 |:::| ヽ　　　同じ場所にいたのにウロボロスも
　　　　　　乂　 　 　 　 ､丶｀>‐<ニ}h｡　.ｨi{ｱ7r‐｀　} /　　　　　　|::|　　 ﾍ　　　　　　　　　/:::|.::.　|::::|　｀､
　　　　　　　　＞丶 ｀　／ /　､ヽY⌒h‐ ィ{ﾆ}ゝ '　人)　　　　　　|:::|　 ::::「｀ ､ 　 ´｀　　イ　｀|.:::.　|:::::|　　＼　ティアマトも負けるのは、『おかしい』。
　　　　　　　､`　､`　　i{　/ ､ヽi人!┼╋┼ア　 ^/　 ﾉ　　　　　　|;:ｲ　 ::::|　　l ` ー ' ´　 !　 |.:: 　ﾄ､:::|
　　　 　 　 /　 /　 　 八,′ >/ ７≧=‐ ‐ｱ　 　 ′ .` ､　　　　／';:::| 　 :::|. 　|‐- ､ , -‐/ 　 !.::. ｜:::ヽ、　　　　そうではありませんか？」
　　　　　　.　　′　 　 ､`　　 {^^{‐=ニア　　　 /､_ノ＼i＼　 /::::::::';::|　　:::| 　 ヽ　　　/　 　|.::　 |:::::;'::::::ヽ
　　　　 　 ｉ　　　　　 /　　　 人_j‐=ﾆ7　　 　 ｲ^^´＼:.:＼i＼l::::::::::::';:|　　:::|　　__＼／__　　|.:::.　|::::;'::::::::::::l



　　　　 　 .' 　 ／　　／　　／ﾘ 　 　ヽ　 ヽ.　 '/
　　　　　 ,′./　 　 /　　／　 ｛ 　 　　ﾄ 、∧.　'/
　　　　 _/__./　 　 / 　ノ　 ヽ .{.　 　　Ｌｨ　ヽ
　　　　ヽ　/　　　 ; ｨ斧=ミ 　 ,　 　 　{ 　　∨　 }!
　　　./　∨ 　 　 i{　　う刈}｀ヽ　 　　,.xzzﾐ }　 丶
　 ／ 　　,　 　 　 i! 　 乂ソ 　乂　　ィぅ刈¨》
　゛ i{　 　l　　　　　,　　　　 　 　 ゝ　ゝツ 　,' 　 　}!　　　 何故『貴方自身』が、
　　　　∧,　　　　从　　　　　　　　　 　　　.从　　 ,
　 　 Ｎ　 乂　 　 　 >　　　　 -　, 　　　　 .ﾉ　　　ﾉ　　　頑なにティアマトを持とうとするのでしょうね？
　　　　　　　ヽ 　 　 }ｉ .、　　　　　　　　　ｲ　　〃
　　　　　　　　 )　 乂从＞ 　 ＿　　＜(　 　　(　　　　　我が新しき子……私は心配ですよ。
　　　　　　　∠　彡　　j二ミ,彡二{　 ∨Ｎ⌒｀ヽ
　　　　　　 >　 -=彡 'γＯヽ 　 ∨,｀ヽ,　_　　　　　　　　私達の子は、貴方だけではないから。
　　　　　 ,　 　 　／ 　乂　 ﾉ　 　∨,　　　 ヽ.　/
　　 　　 i{　 　 , '　　　　　　　　　　∨,　 　　.V　/　　　　私達が産み、集いっている大勢の悪魔全て、私の子であり、
　　　　〈::,ゝ.〃　　　　 　 　 　 　 　 ∨,r　　　∨
　　　　.,'::::::/　　　: :.　　　　　　　　　　}}　　　　 !　　　　『守る対象』の一つであるわたしは。

　　　　　　　　　　　　　　　 ,'　 / イ　　　　 | 　.:　　　　l∨ 　　　　 〈　　　　　　ヽ _>''⌒ヽ
　　　　　　　　,'　 /　　　　　　/　　 　‐=ミ 　　 :　 　 　i! ∨彡==- 　ヽ,　 　 　 　 (::)　　　 ∨
　　　　　　 　,　 /　　　　　,　,'　　 　　　　　 ',　}　　　　l　 ∨　　　 　 　>　__　,.ノ ¨ヽ　　　 》
　　　　　　　　 /　　　 i{　 l /　　　　　　　 　 ,　:　　　　,　　ヽ　　　　 ∨ {: : : }　　　　ﾐh=彡
　　　　　 　 .|　,':ｉ　　　j{　 {i　　　　　-‐‐=　 .∨　　　 ∧　=‐‐-　　　　∨ゝノヽ　　　}!∨i!
　　　　　 　 .| ｛::}　　　 j{　　≦竓弐苅ミx　　 ∨　 　　∧　 ィ竓弐苅ミ≧　　∧　 ノ　}　{
　　　-====┤{={　　　 .j{ イ刈゛　{:::::::._:::::}ヽ 　.∨　 　　∧ヾ:::::::::::::}　　ヾx　　　ヾ　} .}＝==-　　　_　　　　『守る』為。
　　　＞、 　 ; ;　i　 　 　∧　ヾ,　 ∨:｛;;｝::}　　　 ヽ　　　　 , {::｛;;;｝::ﾘ　　〃　　　　　 } .}ヾ゛　￣　 ＜
　　　　　 ＞ { }　i　 　 　 ∧∨　　乂:::::,ノ　　　　　ヽ　　　　乂::::::ノ　　　 ;　　　　　 l　l 　 　＜　　　　　　少しでも私が怪しいと思った以上。
　　　　/　 /∧ 　, 　 　 　　＼＼ ≧=--　　　　　　　＼ 　　 ヽ --=≦　　,　　　　　 i　 ∧゛　∨ /
　　　./　／　∧　 ,　 　 　　 },　｀ヽ　　　　　　　　 !　　　＞ 　　＼　　__彡　　　　　 , ,'　　∧　∨　　　　　『疑わねばなりません』。
　　 .,'／　i{　 从　　　　　　.∧　　　　　　　　　　　　　　　　　≧=--. 　 /　　　　　.// N 　 }!ヾ }
　　 .{　　　',　.Ｎ　　　　　　　 ∧　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,'　　　　　　.,'　}!　　i! 　ﾘ
　　　　　　 ＼| ゝ ｀ヽ　　　　　 .ゝ　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　 ｨ 　　　　　 ｲ
　　　　　　　　 　｀ヽ!　＼　　　 　 ＼　　　　　　　´　｀　　　　　　　／　　　　　／
　　　　　　　　　　　　　　＞. 　　　　 ≧s｡　　　　　　　　　　　｡s≦　　　　　＜
　　　　　　　　　　　　　　　　｀ヽ　　　 VNN＞ 　　　　　　 ＜NNV　　 ＜
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 )　　ﾉ　　〔¨＼　.==　 ／¨ 〕　 乂 　

　　　/.　 ;　 　 ;ヽ 　＼ 　 　≧彡{ 　 ﾉｰ┘＿　 ヽ
　 　 ,　　.}　 　 i 　 ／ヽ` ＜.ゝ::／¨゛ 　 　ヽ　ﾉ　 ＼
　　.i{　　ﾉi! 　　 ',〃 ｨ斥=ﾐ 　 ヽ 　　} 　　 从`　 　 　＼
　　 i! 　 } .ヽ　　ヽ 刈 ｛リ ゛ 　从 　,'　　　　 ｝　 　 ヽ＼∨　　　　新しくも古くも、自分の子を疑うのは辛いコト。
　 　 , 　 ;　_ ＼ 　.ヽ　゛ 　 　 　ﾉ 　 　 　 　 ﾉ　ﾉ　 　 ',　)
　　　 , 　ヽ_ｨzx　 ｰ=- 　 -‐彡/ 　 　 　ィ''´　 ∧　 　 ,}!　　　　　ですので……自分から説明してくれることを待っていますよ。
　　　　>,__〃 }ﾘ　 　 　　> .⌒.ヽ __／/　 　 ,/　,}　 　ﾉ
　　　　　{　 ヽ゛`　 　 　/　: : : : .　ヽ <　 　ノ　　i! .／　　　　　　　貴方が何故ティアマトを抱えているのか。
　　　　　 ,　从　 　 ^　 i　　　　　　　:.ヽ≦ 　 　 从
　　　　　∧ 　 ゝ.　 　　}　　　　　　　}　 ＼
　　　　　　 > 、　 　≧=}　 　=- -=＜　 　 ヽ　 /
　　　　 ,'^う.r 、つノ⌒ヽ／　　　　　 )　 　 　∨



　　 　 　 　 　 ヾﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆｱ
.　　 　 　 　 _,ｲﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆｱ
.　　　　 　 ゞﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾐｈ､
.　　　　　 　 　 /ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆア　　　　「貴方と尖兵の『すれ違い』が、
.　　　　 　 　 ,ｲﾆﾆニ< ◯ 〉ﾆﾆﾆ〈 ◯ >ﾆﾆﾆ〈
.　　　　　 　 　 ｀ﾐﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニｧ―''`　　　　　本当にすれ違いなのか。
　　 　 　 　 　 　 jﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆl
.　　　　 　 　 　 ｲ‐''ﾌﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ|　　　　　　　　演技なのか、『罠』なのか。
　　　　　　 　 　 　 　 ﾏﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ从
.　　　　　　 　 　 　 　 'ツﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ-ゝ　　　　　　　　　少ない猶予で……見ていますよ、我が子。」
　　　　　　　　　　　 　 ,,ノﾆﾆﾆﾆﾆﾆ乂,,_

.　　　　 　 /　　　.　　　　ﾊ　　　 ＜＞〈 ヽ。)
　　　　　 ,　　　　　　 / /　l　　ﾄ　　 <:>ゝ,'　ヽ
　　　　　ｨ　　　'　　　l /｀ヽ∨ ∧゛＼　〈ﾉ｀ヽﾉ
　　　　　　　　 .}　　　ﾘ　 ^　∨.∧,ｨ斧ｧ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　悪魔
　 　　,′ ヽ⌒Y　 　≦斧ﾐ　 ∨　 ゝ′} 　 ｝!　　　　　──────『我が子』達が言っていた貴方の功績が、
　　　i{∧ 　 ヽ.}　　　 乂ゝ' 　 　゛　_彡゛　 ,从
　 　　　 ゝN　 乂 　 从^　　 　　 _　 ﾉ　 ｨ　　　　　　　全て事実で、私達の為にやったことだと……信じたいのですからね。
　　　　　　　ヽ　　ゝ 　 ヽ> , 　´　 イ　　(_ 彡
　　　　　　　　　＞ .≧っ　)二ｺ^　 　 ｎ=-
　　　　　　　　　　 　/＜_ノ.>......‐ミx〃 )三ﾖ
　　　　　　　　　　　, 　　／. : : : : : :j　 <=='∧,
　　　　　　　　　　　,　 /.: : : : : : : : ∧〃≧゛ ﾉヽ

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（合の手から伝わってくるコッコロちゃんのママ力（ちから）強すぎィ！？！？）
「怖ろしい程デカい（）」

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 i
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　_-―――.―――===､――.､　.l　　　 i
　　　　　　　　　　　　＿＿＿＿＿＿＿＿＿__／z {　　　 　 :　　　　　　　 ヽ　　ヽ.l　　＿l
　　　　　　　 .／ ￣　　　　　　　　　　　　　 ィ"ィ　　ﾌ￣￣￣i￣￣￣~i――}￣~ ﾊヾ{/7二l
　　　　　　／　　　　　　　　　　　　　　　　　＜＿／＿＿＿__.i＿＿＿_}＿＿'＿＿__}　`l､　.}―-､
　　　　　/≧丁￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣二二二￣丁￣￣￣￣￣圭圭圭}}辷　| /　〉￣ ヽ　　　【セクター：グルース
　　　_i_/三ｦ i{三}　　z　　 z . 　 　 　 z　　　　　zi{三三}i　　:　z　　.z　　z...圭圭圭}}辷　|　　i￣￣l
　 ／　≧＿__i＿＿＿＿＿＿＿＿＿r―‐ｩ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿__{二}＿{二}__ｉ 〉､l　 　 l　　　　ギガンティック号到着地点】
　!､≧―-ｰ――――――――――{　　 }―――――――――――――――――――}　　.!
　　 ＜　　　　　　　z　　 z　　　　　　| ￣￣|　　　z　　　　　　 z　　　z　　　z　　　_　　-≠　7o　.i
　　　　 ＜￣￣￣￣フ二二二二二ヽ＿＿iニニニニニニニニニニニニニニﾆヽ　　　　　/― '
　　　　　　　＜彡三ミヽ＿ｨ彡三ミヽ＿ｨ彡三ミヽ＿ｨ彡三ミヽ＿ｨ彡三ミヽ＿ｨ彡三ミヽ／
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　　　　　　　vi{､(◎)　川 vi{､.(◎) 川 vi{､.(◎)　川.vi{､.(◎) 川 .vi{､(◎) .川 v:i{､(◎) .川
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...　　　　Vﾑ...f――十‐十――+.ﾑV　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 Vﾑ ｀ヽ..iTTi .,‐u' .|.V　　　　　　…………。
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　　　　　　 Vﾑ|.',!-弋_＿フ‐t,' |i'V　　　　　　　　　　　　　　　　　　＞'　　 ノミミ三三彡´　,r´｀ヽ ______／:ヽ
.　　　　　　 Vﾑ ｀ヽ..iTTi .,‐='u|.V　　　　　　　　　　　　　　　　　,::´/-‐-- '7￣￣ /￣￣7x　　　 >____ヾ､::::::',
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.　　 　 |__／　|　ﾍ＿＿／　 |　　　　　 ヽ､　　　　　　　　,ｲ::::/ﾉ >-l-"　/_ 二 _/__.　 ｀〈､ i__.ﾉ´￣ 7 X｀ｿ.,':::::l
.　　 　 |＼＿|　　　,'　　　　　|＼　　　　　ヽ　　　　　　/___./´r(　 l,=＝l- ‐‐- l-- ﾆ＝ヽ ｌ /---./ /､_/ /:::::,'
.　　 　 |　　　|　　　i　　　　　ﾍ　＼―----'ﾞ　　　　r‐ｙ′.ヽ､ ヽ=_l -=〈 ー,≡＝=-----i!___>　 / /､__l /:::::/
.　　 　 |　　　|　　　|　　　　　　＼|　　　　　|　　　　ヽ､,-､/_,-ゝ- ､i彡((`´/＼ 　　　　 / /L≡≡'' ﾊ_∥:::::/
..　　　|￣￣ﾍ￣　´｀''‐‐----,'　　ﾍ　　　　 |　　　　/　＼ ＞　　,-‐`ヽ´,,｀Yiヽiヽ---/ /--｀ヽ￣￣/- 二!

　　　　　　　　　　 　 　 　 ＿＿
　　　　　　　　　　＿ィi〔　　　　　　)
　　　　　　　　ィ(　　 　 　 ＼　　　　/ )
.　　 　 　 ／　 /　　/　　∨∧　 　./　 !
　　　　　　 　 /　　/∨　　∨ '　　/　　}　　}
　　　　ｲ　　 /　　 '　 ∨　　!　!　　　　 '　　〕.　＿
　　　/ {　　 '　　/　 　 ∨　 !　　 _　　/　　 '.　 　 ヽ　　　　　　　マジで『先』に……。
　　 /　　　 !　 7⌒__｀　.∨　!.|-‐=＝ﾆテア ＞ ‐─ ＜　　　　　　　　　　　　　　　　ク　ソ
　 　 　 ' 　 i　/ 仗　/　　∨　|ﾌ 厂　　イ./h､　─　‐=)h､　　　　しかも、こんな”アントリア”みたいなトコにいるんなんてね。
　　　　∧　! /:::::ﾏ)　　　　!　 |_,.　　´　　'　　　h､　　＼∨＼
　　　　　 ヽ/丿　　　　u　}/　!　}⌒＼/==-　 　 ∨　　＼
　　　　　　/∧　　　　 ｧ　　 { i /　-=ﾆニﾆﾆ=ｖ　　　 ﾐh､　ヽ
　　 　 　 　　　ヽ<　 ノ　　　 ､{!ニニニニニニ}　　　　　　)h､ ＼
　　　　　　　　　　Υ　　　　-=}ニニﾆ===ﾆニﾆヽ_　　　 　 ∨ ＼ ､
　　 　 　 　　　　　　､｡s≦ ／ !ニ／　　!ニニニニ)h､.　　　∨　∧∨
　　　　　　　　　　　 ／::::<　　 },ｲﾆ!　　 !ニニニニ〕ﾆ＼ 　　∨　∧!

　　　　　　　　,､く　　　. : :‰　　　　　. ::./　　:.:/　.:.:/　７　　　 ﾍ,__ノ
　　　　　　 ,:く　　　　. : :厶　　　 . . : : :.,′.:.／|　.: /　/　.:.:.:/　 :ﾊ
　　　　　　⌒ｱ　　. : : ::√　/　. : :／.:.::|.: ア￣|: .:/｀ｙﾞ　.::／:/.:/.:.|　　　　「フジマル……！！」
　　　　　　　/　　 . : :.:.::|: :./.:.:.:,:ｨﾞ.:.::／j／ ｧ'´笊ぃ,幺:／./:/.:∧ :|
　　　　　　 /　. : : .:. .:::人厶ィく厶イ　　　　 　 Ｖツ⌒´　ん(:/:/:|/
　 　 　 　 厶ｒヤ7.:.:.:.:::ﾔ〈　Ｙ　　　　　　　 　 　 　 　 　 乂:/:/:/
　　　　 　 　 　 √.::::::::::ﾞく｀　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 〉/|/　　　やぁ、バイアン。
　　　　　　　　　{／[::::::::::::｀ＴＴｈ。　 　 　 　 　 　 　 　 　 厂
　　　　　　 　 　 　 [:::::人:::::i:::| 　 ＼　　　　　　 　 -= 　 /　　　　　待ってたよ。
　　　　　　　　　 　 {／___＼i:::|　　　 ＼　　　　　　　 　 /
　　　　　　　　　　　　j__　￣￣￣´~"' ぶｯ｡,　　　　　　　　　　　　少し長い間、ね。
　　　　　　　　　　　ノ⌒''　　　　　　　　 ´"'ｰぶぇｯｯく
　　　　　　　　　　｛　　　　　　　　　　　　　　　 ´""""＾:,

　　　　 　 　 　 ／/:/ .　 ｌ　| 　 /　 : / ｜:|　 　|: /　|:|l 　|:l　 |　　 |ｌ . :i
　　　　 　 　 　 　 :/ 　.　:|　|　.┼―ｧ - | :|　 　|/　-|:|―ｌ|‐ 　| |.　:|| :l |
　　　　 　 　 　 　 i 　 　 :|　|./ :|　/｝__, 从|　 : 八　,ﾉ八:/|:| 　 　 　||＿l____,
　　　　　 　 　 ヽ─＝＝'--|: : ィ斥云ミx ﾉ : :/　 x云乏ﾐ:|:| : /:}.ﾞ'"´ｨ''" ／
　　 　 　 　 　 　 ｀ヽ､ヽﾞ｀iｰ､|.　Y＾芹うト..／/　　 |:ｲ:斧:ｉ＾Y./ ﾙ'.f´, ｨ'"
　　　 　 　 　 　 　 　 ﾞ'''‐-`-|　人 辷:り　　　　　　 辷:り 丿　ム＞'´　　　　……ハッ。
　　　　　　　　 　 　 　 ｝|　 　 　|. 　　　　　　 , 　 　 　 　 /　}　 从
.　　　　　　　 　 　 　 　 |:从 　 :| |　　　　　　 　 　 　u　 / :/　/ :|　　　　　未来が見えるから……『視てた頃』から待ってた、って言いたいの？
.　　　　　　　 　 　 　 　 |′｝.　:乂>、　　　<　　 ﾌ 　 。く :/　/人|
　　　　　　　　　　　　　 　 八　 |:/＼ }＞　 　 　 　 イ 　} 　/ 　 .|　　　　　キモいコト言うようになったわね、アンタ。
　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ﾟ｡. |　　　　〕=- -― -=〔 　 | :/
　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ∧:| 　 　 ﾉ＾!　　　　　 !^i _ |:ﾑ



　　　 　 　 　 　 /::::::::| |:::::::::::|::|:::::::::::::::::::::::::::::::ト
　　　 　 　 　 　 l/|::::_|_| ::::::::: ┼‐:|::::::::::::::::::::::::|
　　　　 　 　 　 　 |:::-トミ::::::/斗‐┼ ::: |:::::::::Λ|　　　　　……だけどそれが事実だよ、バイアン。
　　　　　　　　　　八: |ﾋ八:/　ﾋツ |:::Λ|＾YV
　　　　　　　　　　 　 }　ヽ 　 　 　 |/　　ノ|::|　　　　　　　僕はこの大枠を……少なくとも『ジャック部隊基地』の時から見ていた。
　　　　　　　　 　 　 込　　 _　　　　 　ﾉ:::::ト|
　 　 　 　 　 　 　 　 　 ＼　 ｀　　　　 |Λ:|　　　　　　　　憶えてるかい？
　　　　　　　　　　　　　　 ]I==＜∠､-''~ 　',
　　　　　　　　　　 　 　 　 /＾ /￣ 　 　 ／　　　　　　　　話してた筈だけど……覚醒直後の戦闘後だったから、忘れてしまったかもしれないか。
　　 　 　 　 　 　 　 ／　　|__Λ 　 　 ／

　　 　 　 　 　 　 　 　 　 , '/　 / / / / イ/　/l　 　 /　ｲ　　/　 l　 l　　 l!　′
　 　 　 　 　 　 　 　 　 / /　 /　|　!/　//　 ./ｌ　　/ｌ/　!　 /　ｌ　l　 l! 　 ｌl　 ,
　　　　 　 　 　 　 　 ／ /　 /ｌ　ﾊ l ! /- ―/　!ｌ､/ /　 ｌ ≠―- ﾄ /! / 从　'
　　　　　　　 　 　 ／'／∧ ハ! ,小/ﾊ ._,ｚ=zﾐ .!″ 　 ´1/.z=zﾉ｀l/ l/ / ハ. ':
　　　　 　 　 　 ／／,　/　V ∧、Vﾍィﾁヒz沙'_,::::::::::::::::夊ﾋZ沁.ﾘ:/// / ハ !
　　　　　　　 　 　 　 　 　 __　-‐ﾍﾞヽﾞ . ¨　　　　　　,　　 　 　 　 ./ v‐- ,' _　　　　ハッ……覚えてたから、寒気で震えながら来てやったよ。
　　　 　 　 　 　 　 　 　 f辷‐-てヾヽヽ'､　　　　　　　 　　 　u　 // て -‐ ア
　　　　　　　　　　　　　　 /ﾞ` ー-ｌ ヽヾ＼　　 　 _　　　_　　　 // ｲ -一 '　　　　　アンタが手ぇ回した悪魔が来るとはね。
　　　　　　　 　 　 　 　 /'/　 | ∧ｌ ｌ ﾄ､＼　　　´　 ....　　　　.ｲ ///ｌ″.　　　＼
　　　　　　　　　　　　 　 　 　 /　l! ﾄｌヽヽ､丶、　　　　　　,イ /ｲ/ﾘ..　　　｀　　　　　先回りしてくストーカーなんざ、キモがられて当然でしょ？
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　li !　/〈!/ｌxﾊ｀---...-‐´ｌ/／/ '....　＼ 　 　 ＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 "／　/'_l/｀.ﾞ__.　 　 　 Vヽ/::::::::｝.....　丶　 　　'，



　￣￣/::::::::::: |:::::::::::::::::::::」＿＿＿____|___ノ:::::::::::::::::::/ ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::|
　 　 ./ :::::::::::: |::::::::::::::::::::::| 　 　 　 　 |::::::::::::::::::::::＼|＿_|_::::::::::::::::::::::::::::::::＼__,
　　 /::::::::::::::::::|::::::::::::::::l:::::|　　　_____　|::::|:::::::::::::::::l::::| 　 |:::|:::::::::::::::::::::::く￣￣
　 ./::::::::;:::::::::: | :::::::::::::ﾊ::::|ｚｚｚｚｚｚ‐‐ |:::ﾊ::::::::::::::::|::/　　|:∧::::::::::::::::::::::::|
　/:::／ |::::: 〃| ::::::::::: |　V〃::::::刈 　 |/　|::::::::::: /ｚｚzzz‐‐ l::::::::::::::::::::::::|
　　　　 |:::::::|　| ::::::::::: |　　乂___ メ_　/ 　 |:::::::／〃:::::刈 V |:::::::::::|＼ト:/
　　　　 |:::::::|　|:::∧::::::| 　 　 　 ===　　　 |:／　 乂___ メ 　 |:::::::::::|
　　　　/／人 |:/ ,ﾊ::: |　　　　　　　　　　　　 　 ===　　 　 ,|::/:::::;　　　　　相変わらずだね。
　　　　 　 ⌒|＼___ ヽ:|　　　　　　　　　　 /　　 　 　 　 　 ハ):::::/
　　　　 　 　 |::::::::::∧　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /／:::Ｖ　　　　　　だけど、君が正しいよ。
　　　　 　 　 |:::::::/|:::::.、　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 /′⌒
　　　　　　　 ￣　 |:::::|　　 　 （　 ＼_________ 　 　 　 　 ′　　　　　　　　　……ここがどういう場所かは聞いたかい？
　　　　　　　 　 　 レ |　 ＼ 　 ＼　　　　 ソ　　 　 イ{
　　　　　　　　　 　 / ＼　　＼ 　 ｀　　　　　 .....::::|⌒ﾞ
　　　　　　　　　　 .　　　＼_____≧=- 　 =≦ノ Y＾ﾞ

　　 　 　 　 　 //:/ 　 . :|　. | /　 : /l| :|　 　|　 /.}　 　|:l 　 　＼.: ⌒＼
　　 　 　 　 ／/:/ .　 ｌ　| 　 / 　/￣|~'|''‐.　|: /　|:|l 　|:l　 |　　 |ｌ
　　 　 　 　 　 :/ 　.　:|　|　/　 /＿__| ,|,,_　 :|/　 .| ―-...,,,. | |. :l |
　　 　 　 　 　 i 　 　 :|　|./ :.-ﾐf'勹苅ヽヽﾞ: 八　,ﾉ八:/|:|　`|　＿l____,
　　　 　 　 ヽ─＝＝'--|: : ィ..　乂;;;ｿ　　　　　 ｨう爻x|:| /:}.ﾞ'"´ｨ''／
.　　　　　　　 ｀ヽ､ヽﾞ｀iｰ､|.　Y　　 　 　　　 :.　　{(ｿｼ ノ}..ﾙ'.f´, ｨ'"　　　　……マーヤーとかいうのが仕切ってる場所らしいわね。
　 　 　 　 　 　 　 ﾞ'''‐-`-|　人　　　　　 　 "　　｀"　／ ム＞'´
　　　　　　 　 　 　 ｝|　 　 　|:: ヽ　　　t―-　　 　 　 /.ﾞ/　} 从　　　　　　それも、ヤクやった時並にクラクラする場所らしい。
.　　　　　 　 　 　 　 |:从 　 :|:::::::＼　　 :::::　''’　 ／/ :/　/ :|
.　　　　　 　 　 　 　 |′｝.　:乂::::: | ＼ 　 　 　イ ,く: ./　/人|　　　　　　　幻覚が視えるんだって？
　　　　　　　　　　　 　 八　 |:/＼ﾞ|　　 ￣　|.　 /　 } 　/ 　 .|
　　　　　 　 　 　 ／　　￣`～　 ノ　　　　　|／　　 | :/
　　　　　　　　　/　　　　　　 　 ト ＿　　 　 ＼. 　　|/



　　　　 　 　 　 , '/　 / / / / イ/　/l　 　 /　ｲ　　/　 l　 l　　 l!　′
　　　 　 　 　 / /　 /　|　!/　//　 ./ｌ　　/ｌ/　!　 /　ｌ　l　 l! 　 ｌl　 ,
　　　　　　 ／ /　 /ｌ　ﾊ l ! /- ―/　!ｌ､/ /　 ｌ ≠―- ﾄ /! / 从　'
. 　 　 　 ／ヽ─＝＝'--/ﾊ ._ちﾟ心 .!″ 　 ´1/.ちﾟ心｀l -‐=＝ﾆテア
　　　 ／／,　｀ヽ､ヽﾞ｀iｰ､ﾍﾞヾ 乂_ソ　ヽ乂八ゝ 乂_ソ　}.ﾌ 厂　　イ　　　　────アタシ達が最初に悪魔に襲われて、
　 　 　 　 　 　 　 ﾞ'''‐-`-　乂 ｀¨¨´　　　　　　　｀¨¨´ 从_,.　　´
　　　　　　　　　　　　　 }≧=- 　　　　　　′　　　　　 八　　　　　　　　　　ブルージェットがぶっ壊された場所のカタチしてんのは、
.　　　　　　　　　　　　 ／ﾆﾆ込、　　　　_ _　 　　 　 /ﾆﾆﾆ｀ヽ
.　　　　　　 　 　 　 ∨ニニニニ＞。 　´⌒｀ 　　,＜ニニニニﾆV　　　　　幻覚なのかしら？フジマル。それともアンタのセンスか？
　　　　　　　　 　 　 l{ニ〈＾∨ﾆﾆﾆニ}≧s 　.s≦: :{ﾆﾆﾆﾆ/⌒}ニ.}|

　　　　 　 　 　 ⌒7:::::::::::::::::::::r=V::::::::::::ﾄj ∨::::::::./,
　　 　 　 　 　 　 /::::::::::::::::::ﾄ､Ｌ...∨::::::::从斗::::::::::./
　　　　　　　　 イ斗::::::::::::::::{ 斗气V:::::/ｲﾋｿ.::::,、::.,'
　　　　　　　　　　Λ::::::r ､::《　ヒソ }／ 　 　 Ｙ人/　　　　悪いけど……それは違う、元々だ。
　　 　 　 　 　 　 　 ゝ圦　ゝヽ　　　　 ′ 　 ,ﾞ
　　　　　　　　　　　　 }メ≧x､　　　 _　　， /h､　　　　　　僕らニンゲン……いや、『調査隊』が通ったセクターのカタチを
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 }:::ｷs｡、　　　／:::r‐｀
　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ﾚﾊΛ 　 ｀¨_､r≦廴　　　　　　少しづつ取ってるんだよ。
　　　　　　　　　　　　　　　　_ﾉ　７W√　　　〉　≧o｡,
　　　　　 　 　 　 ,､丶"~￣　 V /ニﾆ、　 ／　　　　 ⌒＞ｰ ､　　　　マーヤーの意思だ。
　　　　　　　　　/　　　 ,'　_､　V　｢{ｊ　 ゝ´　 ＼　/　　　　 　 /,



　　　 　 　 　 　 l/|::::_|_| ::::::::: ┼‐:|::::::::::::::::::::::::|
　　　　 　 　 　 　 |:::-トミ::::::/斗‐┼ ::: |:::::::::Λ|
　　　　　　　　　　八: |ﾋ八:/　ﾋツ |:::Λ|＾YV　　　　困惑するだろ？
　　　　　　　　　　 　 }　ヽ 　 　 　 |/　　ノ|::|
　　　　　　　　 　 　 込　　 _　　　　 　ﾉ:::::ト|　　　　それが狙いさ。
　 　 　 　 　 　 　 　 　 ＼　 ｀　　　　 |Λ:|
　　　　　　　　　　　　　　 ]I==＜∠､-''~ 　',　　　　　そして……君のように、景色で少しでも不快だと思わせるんだ。
　　　　　　　　　　 　 　 　 /＾ /￣ 　 　 ／
　　 　 　 　 　 　 　 ／　　|__Λ 　 　 ／　　　　　 ＞､　　そこで不安定になったところを……幻覚が襲う。気を付けて。

　　 　 　 　 　 　 　 　 　 r'=ヾ
　　　　　　　 　 　 　 　 (≧　￣￣〕
　　　　　　　　..,.＜ 　 ￣￣￣　≧ゝ
　　　　　　..／_／／＿ 　､　 」::::::::::::::l
　　　　 　 .ﾞｉﾞｉﾞｉ 　ﾞｉ　,.斗..::ｉ...:::l:::::::::／>
　　　　　 　　ﾞｉﾞｉﾞｉ.／ 　l...:::|::::::l::::／／l
　　　　　　　 　¨ﾞｉﾞｉ_／::::::::|:::::／／:,/~　　　幻覚が襲うって……俺達もか？？？
　　　　　　　 　 《^｡...::::::u:::,(◎)=∨
　　　　 　 　　 r'⌒〃`i／／::::::〃=､　　　　おいおい、俺達はテメェに呼ばれて駆けつけてやった『味方』だろーが、
　　　　　　　　乂 ,.辷◎≦ ¨￣＿_」
　　　　　　　　　{ : : : : 〃´　￣｀ヾ : ＼　　　フジマル。
　　　　　　　　　 [￣. /　　　　　　}}: : : 〉、
　　　　　　　 　 ∧: :/　　　　　　/: : : / /ヽ



　　　　　　 ,:く　　　　. : :厶　　　 . . : : :.,′.:.／|　.: /　/　.:.:.:/　 :ﾊ
　　　　　　⌒ｱ　　. : : ::√　/　. : :／.:.::|.: ア￣|: .:/｀ｙﾞ　.::／:/.:/.:.|　　　 悪いんだけど……この幻覚には
　　　　　　　/　　 . : :.:.::|: :./.:.:.:,:ｨﾞ.:.::／j／ ｧ'´笊ぃ,幺:／./:/.:∧ :|
　　　　　　 /　. : : .:. .:::人厶ィく厶イ　　　　 　 Ｖツ⌒´　ん(:/:/:|/　　　　敵味方、天使や悪魔、そして人間なんて区別はないんだ。
　 　 　 　 厶ｒヤ7.:.:.:.:::ﾔ〈　Ｙ　　　　　　　 　 　 　 　 　 乂:/:/:/
　　　　 　 　 　 √.::::::::::ﾞく｀　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 〉/|/　　　　　 全ての者に効果がある。
　　　　　　　　　{／[::::::::::::｀ＴＴｈ。　 　 　 　 　 　 　 　 　 厂
　　　　　　 　 　 　 [:::::人:::::i:::| 　 ＼　　　　　　 　 -= 　 /　　　　　　　　そこれそ……マーヤーに『守ってもらえなければ』ね。
　　　　　　　　　 　 {／___＼i:::|　　　 ＼　　　　　　　 　 /
　　　　　　　　　　　　j__　￣￣￣´~"' ぶｯ｡,　　　　　　　　　　　　　　　　現に僕もまだ、『幻影』の対象だ。
　　　　　　　　　　　ノ⌒''　　　　　　　　 ´"'ｰぶぇｯｯく

.　　　　 　 　 　 　 ＿＿＿_
　　　　 　 　 　 　 |_ ＝＝ _|
　 　 　 ＿　　 　 　 |￣￣|　　　　 ＿
　 　 　 Vﾑ. 　 ＞‐',￣￣/`＜、...ﾑV
...　　　　Vﾑ...f――十‐十――+.ﾑV
.　　　　(二二|', i-､ .|＿_| ._,-i ,!|二二)
　　　　　　Vﾑ|', |　ﾞ`i　　.i′ |.,!|ﾑV
　　　　　　 Vﾑ|.',!-弋_＿フ‐t,' |i'V　　　……ハァ！？！？
.　　　　　　 Vﾑ ｀ヽ..iTTi .,‐='u|.V
.　　　 　 ／.ｌ三三i´~|| ||~`i三三ｌ ､　　　　テメェも俺らも、幻覚みせられるってのか！？
.　　 　 /　　,'|　　i＞―‐＜..../／￣｀ヽ､
.　　 　 |__／　|　ﾍ＿＿／　 |　　　　　 ヽ､　　つーか、なんでテメェ……どころか、その説明だと、悪魔まで！？
.　　 　 |＼＿|　　　,'　　　　　|＼　　　　　ヽ
.　　 　 |　　　|　　　i　　　　　ﾍ　＼―----'ﾞ



　 ./::::::::;:::::::::: | :::::::::::::ﾊ::::|ｚｚｚｚｚｚ‐‐ |:::ﾊ::::::::::::::::|::/　　|:∧::::::::::::::::::::::::|
　/:::／ |::::: 〃| ::::::::::: |　V〃::::::刈 　 |/　|::::::::::: /ｚｚzzz‐‐ l::::::::::::::::::::::::|
　　　　 |:::::::|　| ::::::::::: |　　乂___ メ_　/ 　 |:::::::／〃:::::刈 V |:::::::::::|＼ト:/　　　　道は覚えているし、心配しないでよ。
　　　　 |:::::::|　|:::∧::::::| 　 　 　 ===　　　 |:／　 乂___ メ 　 |:::::::::::|
　　　　/／人 |:/ ,ﾊ::: |　　　　　　　　　　　　 　 ===　　 　 ,|::/:::::;　　　　　　　……ここまで無差別な理由は、
　　　　 　 ⌒|＼___ ヽ:|　　　　　　　　　　 /　　 　 　 　 　 ハ):::::/
　　　　 　 　 |::::::::::∧　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /／:::Ｖ　　　　　　　　『悪魔も一枚岩じゃないから』さ。
　　　　 　 　 |:::::::/|:::::.、　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 /′⌒
　　　　　　　 ￣　 |:::::|　　 　 （　 ＼_________ 　 　 　 　 ′　　　　　　　　　　　信じられないかもしれないけど……
　　　　　　　 　 　 レ |　 ＼ 　 ＼　　　　 ソ　　 　 イ{
　　　　　　　　　 　 / ＼　　＼ 　 ｀　　　　　 .....::::|⌒ﾞ　　　　　　　　　　　　　　マーヤー達に歯向かう悪魔も、いるんだ。天使以外にも。
　　　　　　　　　　 .　　　＼_____≧=- 　 =≦ノ Y＾ﾞ

　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ＿＿＿_
　　　　　 　 　 　 　 　 　 |_ ＝＝ _|
　　　 　 　 　 .＿　　 　 　 .|￣￣|　　　　 ＿
　　　　　 　 　 Vﾑ. 　 ＞‐',￣￣/`＜、...ﾑV
　　　　 　 　 　 Vﾑ...f――十‐十――+.ﾑV
　　 　 　 　 　 (二二|', i-､ .|＿_| ._,-i ,!|二二)
　　　　　 　 　 　 Vﾑ|', |　ﾞ`i　　.i′ |.,!|ﾑV
　 　 　 　 　 　 　 Vﾑ|.',!-弋_＿フ‐t,' |i'V　　　　……は？？？
　　　 　 　 　 　 　 Vﾑ ｀ヽ..iTTi .,‐=u.|.V
　　　　　　 　 　 　 ｌ三三i´~|| ||~`i三三ｌ　　　　　いや、だけどそんなヤツ、天使以外は会ったことが……。
　　　　　　　 　 　 _ 　≦ ＞―‐＜ ′≧　_
　　　　　　 　 　 /　 /ﾆ/ﾆ/ニ/ //　//ニﾆ=-_
　　　　　 　 　 .∧_.ｲﾆ/ﾆ/ﾆ.八//_ ｲ/二ニﾆ=-


　　　　　　　　　　_,､ｒヤ＾　　　. ::％　　　　　　　　　　　　　　 い
　　　　　　　 _､rうﾆ　　　　. : :％　　　　　　　　　　　.:.:/__　　.::.:.|
　　　　　　　´"'ｰｯ　　　. : : ‰　 　 　 　.:./　　.::/　.:.:厶:7　　ﾍ,::L___,
　　　　　　　　,､く　　　. : :‰　　　　　. ::./　　:.:/　.:.:/　７　　　 ﾍ,__ノ
　　　　　　 ,:く　　　　. : :厶　　　 . . : : :.,′.:.／|　.: /　/　.:.:.:/　 :ﾊ
　　　　　　⌒ｱ　　. : : ::√　/　. : :／.:.::|.: ア￣|: .:/｀ｙﾞ　.::／:/.:/.:.|
　　　　　　　/　　 . : :.:.::|: :./.:.:.:,:ｨﾞ.:.::／j／ ｧ'´笊ぃ,幺:／./:/.:∧ :|　　　　『僕らは』、ね。
　　　　　　 /　. : : .:. .:::人厶ィく厶イ　　　　 　 Ｖツ⌒´　ん(:/:/:|/
　 　 　 　 厶ｒヤ7.:.:.:.:::ﾔ〈　Ｙ　　　　　　　 　 　 　 　 　 乂:/:/:/　　　　　だけどミレニアム部隊……特にサムは、そいつらの相手もしている。
　　　　 　 　 　 √.::::::::::ﾞく｀　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 〉/|/
　　　　　　　　　{／[::::::::::::｀ＴＴｈ。　 　 　 　 　 　 　 　 　 厂　　　　　　　都隊員も相手をしたことがあったみたいだ。
　　　　　　 　 　 　 [:::::人:::::i:::| 　 ＼　　　　　　 　 -= 　 /
　　　　　　　　　 　 {／___＼i:::|　　　 ＼　　　　　　　 　 /　　　　　　　　　だから多い少ない、出ている出ていないはともかく、
　　　　　　　　　　　　j__　￣￣￣´~"' ぶｯ｡,
　　　　　　　　　　　ノ⌒''　　　　　　　　 ´"'ｰぶぇｯｯく　　　　　　　　　　『居る』んだ。『嘆きの胎』という場所に、確実に、居る。

　　　　　　　 　 `7::::::::::::::::::::::::}　　 }:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::}⌒
　　　　　　　　　/ ::::::::::::: ﾄ､:::/　 　.:::::::::::::: ﾄ､:::/!::::::::::::::::::::::: |
　　　　 　 　 　 {/| ::::::::::: | ~"''～､ !::ﾊ:::/|:::| ∨ |／‘，::::::::∧}
.　　　　　 　 　 __ﾉ:::::/｀ヽ{ｘr芹ミ､ |/ ∨ ∨ xr芹ミく ∨､八
　　　　　　 　 　 ⌒八　 ',　 Vzｿ.ﾉ　　 　 　 〈 Vzｿ　.}　　}　　　……それに、調査隊が連れているのも『悪魔』じゃないか。
　　　　　　 　 　 　 　 ＼_',　　　　　 　 i　　　　　 　 ,'__／
　　　　　　　　　　　　　　}::　　　　　　　　　　　　　 /|　　　　　　悪魔に効かない、なんてことにしてしまったら……。
　　　　　　　　　　　　　　}:込　　　　__　　__　 　 ／::‘，
　　　　　　　 　 　 　 　 ノ‐イ:＼　　　　　　　 ／::::::|⌒　　　　　彼らが契約した悪魔が、彼らの道案内をしてしまうだろう？
　　　　　　　　　　　　　　　ﾉ／| ＞　 　 　 ＜ |∧:/
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 /'' ‐-　.,,__,,..　-‐'‘，


　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ＿＿＿_
　　　　　 　 　 　 　 　 　 |_ ＝＝ _|
　　　 　 　 　 .＿　　 　 　 .|￣￣|　　　　 ＿
　　　　　 　 　 Vﾑ. 　 ＞‐',￣￣/`＜、...ﾑV
　　　　 　 　 　 Vﾑ...f――十‐十――+.ﾑV
　　 　 　 　 　 (二二|', i-､ .|＿_| ._,-i ,!|二二)
　　　　　 　 　 　 Vﾑ|', |　ﾞ`i　　.i′ |.,!|ﾑV 　　　あ…………ああ、そうだ。
　 　 　 　 　 　 　 Vﾑ|.',!-弋_＿フ‐t,' |i'V
　　　 　 　 　 　 　 Vﾑ ｀ヽ..iTTi .,‐=u.|.V　　　　　確かにな……。
　　　　　　 　 　 　 ｌ三三i´~|| ||~`i三三ｌ
　　　　　　　 　 　 _ 　≦ ＞―‐＜ ′≧　_
　　　　　　 　 　 /　 /ﾆ/ﾆ/ニ/ //　//ニﾆ=-_
　　　　　 　 　 .∧_.ｲﾆ/ﾆ/ﾆ.八//_ ｲ/二ニﾆ=-
　　　　　 　 　 ＞─┐ニ「￣「￣　 ｰ=ニニニ=-

　　　　　　　　　 　 　 ≠=ヽ
　　 　 　 　 　 　 〔￣￣　≦)
　　　　　　 　 　 ィ≦　￣￣￣ 　 ＞、
　　 　 　 　 　 l::::::::::::::L 　.,　 ＿＼＼_＼
　　　　　　 　 <＼:::::::::l:::...ｉ::.. ト、 /　 ///
　　　　　 　 　 l＼＼::::l::::::|:::...l　 ＼.///
　　　　　　　 　 ヽ:＼＼:::::|::::::::＼ //¨　　　　　……ここにきて長らく、身近になり過ぎて『悪魔』は
　 　 　 　 　 　 　 ∨=(◎)､:::::::::...｡^》
　　　　　　 　 　 r=キ::::::＼＼r ヽ⌒ヽ　　　　ニンゲンとは違う知的生命体、ってことを忘れちまってたか。
　　　　　　 　 　 L＿ ￣¨ ≧◎彡、丿
　　　　 　 　 ／ : ッ´￣　｀ﾞッ : : : : }　　　　　そうだな。
　　　 　 　 ,.〈 : : :{{　　　　　　ﾞｉ .￣]
　　　　　,r' ﾞｉ ﾞｉ : : :ﾞｉ　　　　　　ﾞｉ: :∧　　　　『悪魔の中に天使が居る』んだ……それ以外の派閥があってもおかしくねぇ。
　　 　 ／:::::..＼＼ : ﾞｉ 　 　 　 　∨:::.ﾞｉ
　　／.:::::::::::::::::..＼＼:ﾞｉ　　　　　　ﾞｉ::::::::.



　　　　　 　 　 　 　 /::::::::::::ヽ/::::::::::::::::::::::::::::::::::):ノ
　　　　　　　　　　イ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::､:::::::::::./,
　　　　 　 　 　 ⌒7:::::::::::::::::::::r=V::::::::::::ﾄj ∨::::::::./,
　　 　 　 　 　 　 /::::::::::::::::::ﾄ､Ｌ...∨::::::::从斗::::::::::./
　　　　　　　　 イ斗::::::::::::::::{ 斗气V:::::/ｲﾋｿ.::::,、::.,'　　　　そういうことさ。
　　　　　　　　　　Λ::::::r ､::《　ヒソ }／ 　 　 Ｙ人/
　　 　 　 　 　 　 　 ゝ圦　ゝヽ　　　　 ′ 　 ,ﾞ　　　　　　　……とはいっても、マーヤー達『メム・アレフ勢力』が最も強く、大きく、
　　　　　　　　　　　　 }メ≧x､　　　 _　　， /h､
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 }:::ｷs｡、　　　／:::r‐｀　　　　　『シュバルツバースの悪魔の大部分を占めている』。
　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ﾚﾊΛ 　 ｀¨_､r≦廴
　　　　　　　　　　　　　　　　_ﾉ　７W√　　　〉　≧o｡,　　　　彼ら以外で表立って動いているのは、確かに天使くらいと、
　　　　　 　 　 　 ,､丶"~￣　 V /ニﾆ、　 ／　　　　 ⌒＞ｰ ､
　　　　　　　　　/　　　 ,'　_､　V　｢{ｊ　 ゝ´　 ＼　/　　　　 　 /,　　波長の合わない個々の悪魔ばかりさ。

　 　 　 　 　 　 ＿＿__
　 　 　 _,,,,-''"´　 　　 ｀`ヽ
.　　 ／/　　　　　　　　　　 ＼
.　 / / 　　 　 　ヽ　　 　j　 　 〉
　/ / 　 　　　 }､∧　　 |〉、　八、
　|　|　　 ﾄ､　 八ｨ,」|　/　| ∨ /
　|__-‐ﾍ.| }　/Viﾆﾒ |/´ _!ﾅ.v } i
辷‐-てヾ!. |/.代ﾂ`　　 代ﾂﾃ} |ニ=- _　　　　……メム・アレフ。
.＞` ー- !.　!　 　 　　,　　¨´ |｜。s≦´
: ; ; ;}|　 ∨　ﾄ､　　　　　　 ノ/| |　　　　　　スルトも言ってたわね……アタシも詳しくは知らないけど……。
.; ; ; ;.} 　人＼ iヽ　‘ ’　. ｲ./ | l
: ; ; ; ;.＼､ ＼　`‐.＞＜| x(＼〈ｰｰ-､__　　　ドデかいボスっぽいわね？
: ; ; ; ; ;＼＼､＼__＼､__`^^|;;;;;;ll;;;;;;;;;;;;;;]l



　　　　　　　　　　/:::: /|:::::::::::|:::::::::::::::::::::::::::::::::＼
　　　 　 　 　 　 /::::::::| |:::::::::::|::|:::::::::::::::::::::::::::::::ト
　　　 　 　 　 　 l/|::::_|_| ::::::::: ┼‐:|::::::::::::::::::::::::|
　　　　 　 　 　 　 |:::-トミ::::::/斗‐┼ ::: |:::::::::Λ|　　　　詳しくは後で話すさ。
　　　　　　　　　　八: |ﾋ八:/　ﾋツ |:::Λ|＾YV
　　　　　　　　　　 　 }　ヽ 　 　 　 |/　　ノ|::|　　　　　　さ……着いてきて。
　　　　　　　　 　 　 込　　 _　　　　 　ﾉ:::::ト|
　 　 　 　 　 　 　 　 　 ＼　 ｀　　　　 |Λ:|　　　　　　　ここは危険だ。
　　　　　　　　　　　　　　 ]I==＜∠､-''~ 　',
　　　　　　　　　　 　 　 　 /＾ /￣ 　 　 ／　　　　　　　知ってると思うが……なにせ……。
　　 　 　 　 　 　 　 ／　　|__Λ 　 　 ／　　　　　 ＞､

　　　　　　 ,:く　　　　. : :厶　　　 . . : : :.,′.:.／|　.: /　/　.:.:.:/　 :ﾊ
　　　　　　⌒ｱ　　. : : ::√　/　. : :／.:.::|.: ア￣|: .:/｀ｙﾞ　.::／:/.:/.:.|
　　　　　　　/　　 . : :.:.::|: :./.:.:.:,:ｨﾞ.:.::／j／ ｧ'´笊ぃ,幺:／./:/.:∧ :|
　　　　　　 /　. : : .:. .:::人厶ィく厶イ　　　　 　 Ｖツ⌒´　ん(:/:/:|/
　 　 　 　 厶ｒヤ7.:.:.:.:::ﾔ〈　Ｙ　　　　　　　 　 　 　 　 　 乂:/:/:/　　　　天使の根城も、ここだ。
　　　　 　 　 　 √.::::::::::ﾞく｀　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 〉/|/
　　　　　　　　　{／[::::::::::::｀ＴＴｈ。　 　 　 　 　 　 　 　 　 厂　　　　　　一歩間違えて進んでしまえば……。
　　　　　　 　 　 　 [:::::人:::::i:::| 　 ＼　　　　　　 　 -= 　 /
　　　　　　　　　 　 {／___＼i:::|　　　 ＼　　　　　　　 　 /　　　　　　　　天使の軍勢に囲まれると思って欲しいね。
　　　　　　　　　　　　j__　￣￣￣´~"' ぶｯ｡,
　　　　　　　　　　　ノ⌒''　　　　　　　　 ´"'ｰぶぇｯｯく
　　　　　　　　　　｛　　　　　　　　　　　　　　　 ´""""＾:,


　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ≠=ヽ
　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 〔￣￣　≦)
　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ィ≦　￣￣￣ 　 ＞、
　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 l::::::::::::::L 　.,　 ＿＼＼_＼
　　　　　　　　　　　　　　　 　 <＼:::::::::l:::...ｉ::.. ト、 /　 ///
　　　　　　　　　　　　　　 　 　 l＼＼::::l::::::|:::...l　 ＼.///
　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ヽ:＼＼:::::|::::::::＼ //¨
　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ∨=(◎)､::::u:::...｡^》　　　　……精々、気を引き締めて行かせてもらうよ。
　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ノ´ ＼::::::＼＼r ヽ⌒ヽ
　　　　　　　　　　　　 γ´￣￣＞o｡. ＼¨ ≧◎彡、丿　　　ギガンティック号はどうする？
　　　　　　　　=====≦　　　　　　ヾ::::｀ヽ廴:::::::ﾉ 弋ヽ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣｀ヽ
　　　　　.｡o＜￣｀ヽ　｀ヽ　　 　 　 |ｉ／ｉ!三三}|孑´-｡＼　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 |　 一度ここに。マーヤーが隠してくれる。
　 　 γ´　　　｀ヽ　ｉ!　　ｉ　　　　　ノ::::::ｉ!:::::::::::ｉ!ｰo.｡　|≧ｰ､　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿乂_
　　 ./　　　　　　弋 ｀ｰ　　　　／―┐:ｉ!:::::::::::ｉ!:::::::::::::|:::::::::::|　　……ご丁寧にどうも。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
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￣￣￣￣￣￣
￣￣

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 __＿..　　　....＿_
　　　　　　　...／　／｀'-、＼　　　　 _,,=‐''゛　 _,,‐""´-‐‐‐'',　,　　　　 ｀ﾞﾞ''ｰ-.、　.!　 .!
　　　　　　／　.／.／　 . ＼ ＼　　　!　 ,,=‐'''゛-''゛　　　　　 '., .',　　　　　　　　ﾞｰ,.!　　!｀｀
　　　　 ／　.／.／　　　　. . ﾞ'- ヽ　 .!.γ,..′　　　　　_,,=‐--ゝ ヽ‐‐-=,,,　　 　　`|　　!,,,_,,,　 .＼
　　　／　／.／　　　　　　　／ ヽ ＼!,' ,'　　　 _,,,=‐'''´　__＿..-------....＿_　""''.|　　!　　｀ヽ　　｀ヽ
　　, ′,..´, .′　　　　　 .／　／／＼＼'　　.,'"　.,,=‐""´　　　　',.　', ..　　　　ﾞ''ｰ､_.!,　 .!　　　　｀ヽ　　＼
..,..'　　,' ,.′　　　　　 .／　／／　　　＼,＼　!　〃　　　　 　__.............................,,__ 　　.',　 .ｉ　　　　　　｀ヽ　　＼　　【グルースダンジョン内　広間】
,'　　　|!　　　　　　　,.'　／／　　　　..／,＼.＼!,','　ｉ　　 ..‐'"　　　　　　,　　　　　ﾞ''ｰ､_!　.!｀ヽ　　　　　　｀ヽ
'　　　.|!ﾞ'''=_　　　.,..′,.'／　　　　 ／.,..'.／ ＼.＼　!　.〃　　..-ｰ''''￣￣￣"ﾞﾞ'''‐--.._ .!　 !｀ヽ　ヽ　　　　　　｀ヽ
　　　 |!　　 ゛'''‐=!__, ', '　　　　 ／ , '／　　 ∠＼.' !,〃　　 /　　　　 |　　|　　　　　　',_!　!　　｀ヽ..｀ヽ
　　　,,'ﾞ''''‐=__　　　"''‐=_,　　,.'　 ,', ′　／　 〃 ,｀'-,ヽ,,.／　　　_,,=‐!　　!‐=,,,_　　　　.!　!ヽ　く　｀ヽ　ヽ
　　.,,'ﾞ''''‐=_..ﾞﾞﾞﾞﾞﾞ''‐=_　　~''‐=_　 |　　γ　 〃　/′_/.',',　_,=‐''"_,,=‐''''"""''''‐=,,_"''‐=,.|　|　｀ヽ.＼　｀ヽ　ヽ
　　|!　　　　ﾞ"'''‐-=._.ﾞﾞ'''ｰ-=_ |　.|　, '　..〃　/′／　|　|'´　,.'　　　　　　　　　　　'',　　|　|''‐=,_｀ヽ｀ヽ　ヽ　ヽ

　　　　　　　　　 　 　 ≠=ヽ
　　 　 　 　 　 　 〔￣￣　≦)
　　　　　　 　 　 ィ≦　￣￣￣ 　 ＞、
　　 　 　 　 　 l::::::::::::::L 　.,　 ＿＼＼_＼
　　　　　　 　 <＼:::::::::l:::...ｉ::.. ト、 /　 ///
　　　　　 　 　 l＼＼::::l::::::|:::...l　 ＼.///
　　　　　　　 　 ヽ:＼＼:::::|::::::::＼ //¨
　 　 　 　 　 　 　 ∨=(◎)､u:::::::...｡^》　　　　　……おい、今来た道……だれか覚えてるか？
　　　　　　 　 　 r=キ::::::＼＼r ヽ⌒ヽ
　　　　　　 　 　 L＿ ￣¨ ≧◎彡、丿　　　　俺は真っ直ぐにしか進んでなかった気がするが。
　　　　 　 　 ／ : ッ´￣　｀ﾞッ : : : : }


.　　　　 　 　 　 　 ＿＿＿_
　　　　 　 　 　 　 |_ ＝＝ _|
　 　 　 ＿　　 　 　 |￣￣|　　　　 ＿
　 　 　 Vﾑ. 　 ＞‐',￣￣/`＜、...ﾑV
...　　　　Vﾑ...f――十‐十――+.ﾑV
.　　　　(二二|', i-､ .|＿_| ._,-i ,!|二二)
　　　　　　Vﾑ|', |　ﾞ`i　　.i′ |.,!|ﾑV
　　　　　　 Vﾑ|.',!-弋_＿フ‐t,' |i'V　　　　　　……悪いが俺は、何度も左に回って、
.　　　　　　 Vﾑ ｀ヽ..iTTi .,‐=u.|.V
.　　　 　 ／.ｌ三三i´~|| ||~`i三三ｌ ､　　　　　　２～３回同じトコを回った気がするぞ。
.　　 　 /　　,'|　　i＞―‐＜..../／￣｀ヽ､
.　　 　 |__／　|　ﾍ＿＿／　 |　　　　　 ヽ､　　　　　ちなみに後ろは……俺にはＴ字路に見える。
.　　 　 |＼＿|　　　,'　　　　　|＼　　　　　ヽ
.　　 　 |　　　|　　　i　　　　　ﾍ　＼―----'ﾞ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　……俺には行き止まりに見えるね。＞
.　　 　 |　　　|　　　|　　　　　　＼|　　　　　|　　　　……こりゃフジマル無しじゃ、帰れねぇな。

　 　 _,ノ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:Ｎﾊ､.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:`、
　　 ⌒ヽ/:.:.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:./:.:|　　|:.:.:.:.:.:}:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼
　　　　　{/:.:.:ｉ:.:.:.:.:.:.:.:/｢`ﾒ、　|:.:.:.:.:,ﾊ:.:./}:.:.l:.:.:.:.:}｀`⌒
　 　 　 /:./＾|:.:./{:.:.:r芹ミｘ＼|/|:.:/　}/__|:/|:.:.:.:.|
　　 　 ノｲ:{ r'|:/　∨　Vり　　　 }/　rt芹ァﾉｲ:.:.:|　　　　──────マーヤー！！
　　　 　 jﾊ＼__　　　　　　　　　　 { Vり　 /:{＼{
　　　　 　 }:.:.:.:|`、　　　　 　 　 　 j〉　　 /)ノ　　　　　連れてきた！！
　　 　 　 ﾉｲ:.:｣　　　　　　　 　 　 　 　 /
　 　 　 　_ﾉ:.八　　＼　　 ‐　 -　　 ／　　　　　　　　ここでよかったね！！！！？
　 　 　 ⌒ｱ 　 ＼　　＼
　 　 　 xく　　　　 ＼　　　ｰr'´
　 　 ／　　＼　 　 　 ＼___ノ〉
　 ／　　 　 　 ＼　　　　／ﾆ{`、



　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 |　　　|
　　　　　　　　　｜　,　。-‐--|‐-　よ
　　　　　　　　＞也.　　　　　 | 　 　|　 `ト 、　　　ｼｭｲﾝッ！！
　　　　　　ｘく 　｜　　 ｜　　　　　｜　　 　 ﾐﾒ､
　　　　　ﾞﾏじへ、　　　｜　　　　　　　　 .／リiｿ
　　　　　　＼夊i㌧､_　｜ 　 　 　 　 ,.イ!刋／　　　　　　──────ええ、我が新しき子。
　　　　　　ｘく　　｀ﾟ'' ミ芝玉竺壬云=‐'´ 　 ﾐﾒ､
　　　　　ﾞﾏじへ、　　　　　　　　　　　　　.／リiｿ　　　　　いいえ、貴方よりも『新しい子達』が居る以上……。
　　　　　　＼夊i㌧_｜　 　 　 ｜　　,.イ!刋／
　　　　　　ｘく　　｀ﾟ'' ミ伝竺竺竺云=‐'´ 　 ﾐﾒ､　　　　　貴方は『我が子』ですね。
　　　　　ﾞﾏじへ、.　｜ 　 ｜　｜　　　|　 ／リiｿ
　　　　　　 ＼夊i㌧､.　　 ｜　　 　 　 .イ!刋／
　　　　　　　　　　｀ﾟ'' ミ芝三竺壬云=‐'´
　　　　　　　　　　　　　　 ｜　　　　　｜

ｺｯｺﾛﾏｰﾔｰ……（小声）

　 ,′　　/　　　　　　ヽ　　　　　　　　　 　マ　　　　　　　ﾏ　　 ｀ヽ
　.,　　　 　 　 Ｖ　 　 .∧、　　　　　　　　　　ヽ　　　　　　　ヽ 、 }!
　i{　　　　　　 .Ｖ 　　　∧＼ 　／　　　　　｀ヽxｲ 　 　 　 　　V从__
　i{ 　 　 {　　　 ヽ　　　　 ＼ 〃＜ ___ 　 ｨ斥≧　ヽ　　　　　 }!
　 ,　 　 ∧　　　 .ﾄ　　　　　 ＼　　　　斧う:ﾊ　 ヽ .∨.　　　　i!
　 .,　　　.∧　　　}　ヽ　　　　　＞ ,　〃乂_ツ 　　ヽ ∨. 　 　.ﾘ　　　　　　　　　　─────私がここの主。
　.∧　　　　　　　 / 　＼　　　　　　＞　 _ 　　^　　∧}! 　 　 ;
　 .∧　　　 ∧　 }　　　 -=＜ ＿＿ .＞⌒￣ 　 　 　从　　 ,'　　　　　　　　　　　マーヤーです。
　 　 〉　　　　 ヽ_j　　,≦斧ぅ;;ヽ　　,　　　　　　　　 ∧. 　 /――　　 ＜
　　/ ノ　　　　　ヽ｀ノヽ,,. .乂ツ　　　　　　　　　　 /l: :∧　(　　　　　　　　｀ヽ
　/イ　∧ 　 　 　　ヾ:｀ヽ 　 　 　 　 　 　 　ﾉ 　 ./ .|:∧ ゝ 　＞　　　　　　　　ﾏ　　新しき子達。
　 　 ../ ∧　　　≧=-　＞ ゝ　 　　　` ｰ　　　 ,:／/　 .} }
　　　　/ ∧　　　　　　 ヽ　) 　≧=-　　　 -=彡／ 　 /./　　　　　　　　　　　　　}!
　　　　 ./　≫　 　__ 　 　Ｙ::::::::::::::: j{∧∨　 〉 〈.　_／<
　　　　　　　　　　　　つ　}!:::::::::::::::::j{　 > ヽ' __　 ._／＼＼　　　　　｀ヽ　　　　 　 |!

すごく……（ガイアが）多いです……。（想定外）

.　　　　 　 　 　 　 ＿＿＿_
　　　　 　 　 　 　 |_ ＝＝ _|
　 　 　 ＿　　 　 　 |￣￣|　　　　 ＿　　　　　　　　　　　　　　　　r'=ヾ
　 　 　 Vﾑ. 　 ＞‐',￣￣/`＜、...ﾑV　　　　　　　　　　　　　　　(≧　￣￣〕
...　　　　Vﾑ...f――十‐十――+.ﾑV　　　　　　　　　　..,.＜ 　 ￣￣￣　≧ゝ
.　　　　(二二|', i-､ .|＿_| ._,-i ,!|二二)　　　　　　　..／_／／＿ 　､　 」::::::::::::::l
　　　　　　Vﾑ|', |　ﾞ`i　　.i′ |.,!|ﾑV　　　　　　　　 .ﾞｉﾞｉﾞｉ 　ﾞｉ　,.斗..::ｉ...:::l:::::::::／>
　　　　　　 Vﾑ|.',!-弋_＿フ‐t,' |i'V　　　　　　　　　　 ﾞｉﾞｉﾞｉ.／ 　l...:::|::::::l::::／／l　　　　　　　　＜……お前、なんでコッチ見てんだ？
.　　　　　　 Vﾑ ｀ヽ..iTTi .,‐='u|.V　　　　　　　　　　　　 ¨ﾞｉﾞｉ_／::::::::|:::::／／:,/~
.　　　 　 ／.ｌ三三i´~|| ||~`i三三ｌ ､　　　　　　　　　　　　《^｡...::::::::u:,(◎)=∨　　　いや、だってアッチに……え？
.　　 　 /　　,'|　　i＞―‐＜..../／￣｀ヽ､　　　　　　　　 r'⌒〃`i／／::::::〃=､
.　　 　 |__／　|　ﾍ＿＿／　 |　　　　　 ヽ､　　　　　　　乂 ,.辷◎≦ ¨￣＿_」　　　　　　　　　＜は？
.　　 　 |＼＿|　　　,'　　　　　|＼　　　　　ヽ　　　　　　　{ : : : : 〃´　￣｀ヾ : ＼
.　　 　 |　　　|　　　i　　　　　ﾍ　＼―----'ﾞ　　　　　　　 [￣. /　　　　　　}}: : : 〉、
.　　 　 |　　　|　　　|　　　　　　＼|　　　　　|　　　　　　　∧: :/　　　　　　/: : : / /ヽ
..　　　|￣￣ﾍ￣　´｀''‐‐----,'　　ﾍ　　　　 |　　　　　　/.:::∨　 　 　 　 / : ／／..:::::.＼
.　 　 |　　　　|ヽ　　　　　　　　　　ヽ　＿＿--i　　　　.::::::::/　　　　　　/:／／..:::::::::::::::::.＼



　　　　　　　　　　　　　 　 ´　 __　　　,　 '　　 ′　　　/ /　　　　　　　　　}
　　　　　　　　　 　 　 ,　./　　 ｀ｘ゛''‐-../　 _/　　　　/ /　　/　　　　　　 / 　 　 | ｌ
　 　 　 　 　 　 　 　 /' /.　　　　＼. ゛''ｨ｀゛' 7　 　　/ |ﾄ､｜|　　'　　　　　　　 　 | |
　　　 　 　 　 　 　 　 ， 　 　 ／/　 ゛'ｨ ,｀f.∥　　 汽恣ﾐ从|　/　　 　 　 '　　 |　| |
　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 /　　　　',　.｀'＜.　 　 |　ヾシ^yﾄ/ |｜ ／ ｨ/ 　　ﾉ　| |
　 　 　 　 　 　 　 　 i　 　 /. 　 　 　 ', : :_: ﾘ|　 　 | 　 　 　 |′|^i/─-/／／ 　 |ﾉ　　　……からかうのは辞めな、マーヤー。
　 　 　 　 　 　 　 　 |　　　　　　　 　 ;ｨ/// |　　从　 　 　 　 　 托孚ァ／　　'｜
　　　　　　　　　　　 乂　 {.　　 　 __ //,r'´　|　　|　　 　 　 　 j　　　ｨ(从　　/ l |　　　　とっとと幻影を切りなっての。
　　　　　　　　　　　 _ r─===ニ二///{　　｜　 |､ 　 r　ｧ 　´　　,ｲ:/|　　 ｲ 八|
　　　　　　　　　　　_ﾆ|─'''"　 　 厶ィﾆ>　　|　 八＼＿ 　 ‐=≦ﾆﾆ=-､／//　ﾉ　　　　面倒だよ。
　　　　　　　　　　/　　　　 　　 ノ)-､く_　　　＼|　 /-////、　　　 　　 }　|

.　　　　 　 /　　　.　　　　ﾊ　　　 ＜＞〈 ヽ。)
　　　　　 ,　　　　　　 / /　l　　ﾄ　　 <:>ゝ,'　ヽ
　　　　　ｨ　　　'　　　l /⌒.∨ ∧゛＼　〈ﾉ｀ヽﾉ
　　　　　　　　 .}　　　ﾘ　 ^　∨.∧,ｨ斧ｧ
　 　　,′ ヽ⌒Y　 　≦斧ﾐ　 ∨　 ゝ′} 　 ｝!　　　　あら、ごめんなさい。
　　　i{∧ 　 ヽ.}　　　 乂ゝ' 　 　゛　_彡゛　 ,从
　 　　　 ゝN　 乂 　 从^ ::::.　　　 ,　 ﾉ　 ｨ　　　　　とはいってもこの私も幻影なんですが……ね。
　　　　　　　ヽ　　ゝ 　 ヽ> ,　 `　 イ　　(_ 彡
　　　　　　　　　＞ .≧っ　)二ｺ^　 　 ｎ=-
　　　　　　　　　　 　/＜_ノ.>......‐ミx〃 )三ﾖ
　　　　　　　　　　　, 　　／. : : : : : :j　 <=='∧,



　　　　ｲ　　 /　　 '　 ∨　　!　!　　　　 '　　〕.　＿
　　　/ {　　 '　　/　 　 ∨　 !　　 _　　/　　 '.　 　 ヽ
　　 /　　　 !　 7⌒__｀　.∨　!.|-‐=＝ﾆテア ＞ ‐─ ＜
　 　 　 ' 　 i　/ 仗　/　　∨　|ﾌ 厂　　イ./h､　─　‐=)h､
　　　　∧　! /　 ﾏ)　　　　!　 |_,.　　´　　'　　　h､　　＼∨＼　　　　　ンなことは、アタシは解ってる。
　　　　　 ヽ/丿　　　　　　}/　!　}⌒＼/==-　 　 ∨　　＼
　　　　　　/∧　　　　 ｧ　　 { i /　-=ﾆニﾆﾆ=ｖ　　　 ﾐh､　ヽ　　　　　その辺にしときな。
　　 　 　 　　　ヽ<　 ノ　　　 ､{!ニニニニニニ}　　　　　　)h､ ＼
　　　　　　　　　　Υ　　　　-=}ニニﾆ===ﾆニﾆヽ_　　　 　 ∨ ＼ ､　　アンタの力は皆、十分に分かったっての。
　　 　 　 　　　　　　､｡s≦ ／ !ニ／　　!ニニニニ)h､.　　　∨　∧∨
　　　　　　　　　　　 ／::::<　　 },ｲﾆ!　　 !ニニニニ〕ﾆ＼ 　　∨　∧!　別に逆らったりはしないよ。
　　　　　　　　 　 　 ∨:::::::Υ ７ニﾆ,　　〕ニニニニ}ﾆﾆﾆ＼ 　∨
　　　　　　　　　　　　∨:::::人/ニニﾆ,　 iニニニﾆﾆ!ニニニヽ　 ＼　　よほど気に入らないコトしない限りね。

　　　　　　　　　イ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::､:::::::::::./,
　　　 　 　 　 ⌒7:::::::::::::::::::::r=V::::::::::::ﾄj ∨::::::::./,
　 　 　 　 　 　 /::::::::::::::::::ﾄ､Ｌ...∨::::::::从斗::::::::::./
　　　　　　　 イ斗::::::::::::::::{ 斗气V:::::/ｲﾋｿ.::::,、::.,'　　　マーヤー。
　　　　　　　　　Λ::::::r ､::《　ヒソ }／ 　 　 Ｙ人/
　 　 　 　 　 　 　 ゝ圦　ゝヽ　　　　 ′ 　 ,ﾞ
　　　　　　　　　　　 }メ≧x､　　　 _　　， /h､
　　　　　 　 　 　 　 　 　 }:::ｷs｡、　　　／:::r‐｀
　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ﾚﾊΛ 　 ｀¨_､r≦廴
　　　　　　　　　　　　　　　_ﾉ　７W√　　　〉　≧o｡,



.　　　　 　 　 / 　 /　　　　　 _　 　 ,　 ∧,.. 　 '
　　　　　　　/ 　 /　　　　　<: ::.ヽ_( 〉_(:/　∨　V
　　　　　　　　　　　　　l　 　＜__ノ<　 ヽ,, ノﾐ 　 V　　　　┌―┐
　　　　　　{　 / 　 　　/i　　　　　 >:ゝ-/ヽ, 　∨　　　　　 ｀フ∠　　_,ｎ__　　　○　○　○
　　　　　　;　　 　 , .ノ 　 　 　ﾄ　 ゝ::..〈　.ﾉ =彡　　}　　　 └'＾ｰ┘└ワﾉ
　　　　　ノゝ/　　{ 　ノ ∨ 　 {,_ヽ　 　 ¨^　　ﾄｰ┐
　　　 　 从/　 　.; 　 -　∨ ∧ 　ｨzzzミ　 　 {　/　　　　わかってくれたのならばいいのです。
　　　　　 .〈　 　　,《斧≧, ∨ ∧ヾﾋ_ﾉ ﾉ 　 　∨
　　　　　　 ゝ 　　乂 ゝ┘　ゝ　＼ _ _彡　 　 ﾉ　　　　　　ふぅ……。
　　　　　　　 ＼ 　从 ::::　　`　 　 ::: / 　 ｡s≦
　　　　　　　　　 ＞, )::.、　 ｰ　゛　 〃 ＜　　　　　　　　彼から聞きました。
　 　 　 　 　 ,.::': : : : : : /{≧=‐　彡 r ^ 、 　 ＜
　　　　　　 /. : : : : : : /　> 　 　 　ノ^＼ 〉　 　　ヽ　　　貴方達は、力が欲しいということですね？
.　　 　 　 /. : : : : : : :/／ `≧=　ゝ⌒ヽ ﾉ　 　 　　 ,
　　　　／. : : : : : : : .;゛　 (　　/ ￣ }^　/ 　 r　 　　}　　そして、ニンゲンと天使からも、手を切ると。

.　　　　 　 　 　 　 ＿＿＿_
　　　　 　 　 　 　 |_ ＝＝ _|
　 　 　 ＿　　 　 　 |￣￣|　　　　 ＿
　 　 　 Vﾑ. 　 ＞‐',￣￣/`＜、...ﾑV
...　　　　Vﾑ...f――十‐十――+.ﾑV
.　　　　(二二|', i-､ .|＿_| ._,-i ,!|二二)　　ｷｮﾛｷｮﾛ……
　　　　　　Vﾑ|', |　ﾞ`i　　.i′ |.,!|ﾑV
　　　　　　 Vﾑ|.',!-弋_＿フ‐t,' |i'V　　　　（……あ、後ろだったのか！
.　　　　　　 Vﾑ ｀ヽ..iTTi .,‐=u.|.V
.　　　 　 ／.ｌ三三i´~|| ||~`i三三ｌ ､　　　　あ、アレ？でもコレも幻影だか幻覚だかで……あん？？？？）
.　　 　 /　　,'|　　i＞―‐＜..../／￣｀ヽ､
.　　 　 |__／　|　ﾍ＿＿／　 |　　　　　 ヽ､



.　 　 　 / .!　 ,'　l　l 　　 |　 '.　　 　 　 ',　　　　　ｌ　　　　|
.　　 　 ,' /l　 |　.! ﾊ　 　 |. 　 ヽ　 　 　 |　　　　　|　　 　 |
　　 　 l ′!　ﾊ　ﾄｌ.ﾊ　　 ﾄ､　　 ヽ.　 　 ! 　 　 　 ｌ　　　　! ___
　　 　 |′ ｌ　ﾄヽ.”i!ﾐ*.,　 ! _ヽｒ==‐-ミ､| 　 　 　 ｌ　 　-‐''"ｘ´　　　　そういうコトよ。
　　　 　 　 ', ﾊ　ﾊ弋iﾘ ヽ.',　　r笊斥x`!　 　　　/'"´ｨ''" ／
　　　　　 　 ヾ ｀ｌ l ｀¨ 　 ｀　 ´ｆVれ! 》 |　　 　 ﾊ..f´, ｨ'"　　　　　　どうせ懸命に働いても殺されて終わりか、
.　　　　　　　 　 |.ﾊ.　 ′　　　 ｀¨¨ ´　l　　　/ ＞'´
　　　 　 　 　 　 ',　lヽ　 ､　_　 　 　 　 ,'　　./　/ i〔￣ ≧s。　　　　無事に出ても普通の暮らしなんざできないんだ。
.　　　　　　 　 　 ,Vl　 ＼　　　　 　 _ / 　 ./,.ｲ/..ﾊ ｰ-ミ　 ｀）
　　　　　　 　 　 /,ヾ.--- `ー zﾆ ´_/　／ソZ -､　＼　　ヽ　　　　だったらアタシらが好き勝手できる方を選ぶってだけよ。
　　　　　　　　／　,, 　 　 　 ,,, ''´|.ﾞ/／　 　|'　　ｌ＼　ヾ ､　,

　 　 　 　 　 ／ :::::/ ::::::: |::::|:::::i:::i:::i::::|::::::::::::',:::::ヽ:::::::::::ヽ
　　　 　 　 /::::::/:::i:::::::::::::|::::|:::::i:::l:::i,.┼ヽ::::::::ﾊ::::ﾊ:::ヽ:::::ﾊ
　　　　 　 /:::::::i＼!:::::::::::::}:::::::::::::／:::::i､,:i:::',:::::::ﾊ::::ﾊ::::i:::::::!
　　　　 　 i::::::: |:::::l＼_ :::::|:::::::／:ﾘＶﾊi:::ﾘ｀ヽ,::::::::!:::::!::::::::::{
　　　　 　 |::::i:: !:::::l::::Vi／!:::::::::/ , - ― - ､ |::::::::!::: |:::::::::::|
　　　　 　 |:::ヽ:::/ ― - ､ ｝::／ /ヒに云刈　}:::::.:|::: |:::::::::::|　　　（偶然居た方向見てたけど……解らなかったわね……。）
　　　　 　 |:::::::l:{ ﾋﾁ云ﾘ } ―‐-{ ｀￣￣´　 / :::: |:::::!:::::::::::!
　　　 　　 }:::::::|::',｀￣￣/ 　　　 ｀ー －‐ ´ | :::::::::::::::::::::::::|　　　　なるべく、好条件と大きい力も持ちたいわね。
　　　　　　|:::::::i::::｀ー‐´ 　 　 　 　 　 　 　　 :::::::::::::|::::::::::::!
　　　　　　|:::::::|:::ﾄ、 　　,　　 　 　 　 u　 　 } ::::::::::::|:::::::::: |　　　　コッチに着いたのに、ここの悪魔に殺されて終わりじゃ、
　　　　　　|:::::::|:::i::ヽ 　 ｀　　 ＿ 　　 　　／|:::::::::::: |:::::::::::ﾊ
　　　　　　|:::::::|:::i:::::::＞　 　´― ｀ 　　イ　|:i:: :::::::::::!::::::::/　　　　　意味ないもの。
　　　　　　|:::::::|::i:::::::::i::::::::::＞　_ 　 ＜　　弋-､:::::::::|::::::/
　　　　　　ﾚ､ﾊ:/レ､ﾊi／}:/イ} 　 　 　 　 　 ｿレﾊヽ/ﾘ


.　　　　 　 /　　　.　　　　ﾊ　　　 ＜＞〈 ヽ。)
　　　　　 ,　　　　　　 / /　l　　ﾄ　　 <:>ゝ,'　ヽ
　　　　　ｨ　　　'　　　l /⌒.∨ ∧゛＼　〈ﾉ｀ヽﾉ
　　　　　　　　 .}　　　ﾘ　 ^　∨.∧,ｨ斧ｧ　　　　　　聞いていますよ、悪魔になることもいとわないと。
　 　　,′ ヽ⌒Y　 　≦斧ﾐ　 ∨　 ゝ′} 　 ｝!
　　　i{∧ 　 ヽ.}　　　 乂ゝ' 　 　゛　_彡゛　 ,从　　　ええ、いいですよ。
　 　　　 ゝN　 乂 　 从^ ::::.　　　 ,　 ﾉ　 ｨ
　　　　　　　ヽ　　ゝ 　 ヽ> ,　 `　 イ　　(_ 彡　　　　私の力……は割けませんが、貴方達と『適合する子達』を、
　　　　　　　　　＞ .≧っ　)二ｺ^　 　 ｎ=-
　　　　　　　　　　 　/＜_ノ.>......‐ミx〃 )三ﾖ　　　　貴方に預けましょう……その方が、彼らも強くなり、喜ぶかもしれません。
　　　　　　　　　　　, 　　／. : : : : : :j　 <=='∧,
　　　　　　　　　　　,　 /.: : : : : : : : ∧〃≧゛ ﾉヽ
　　　　　　　　　　　.∨.: : : : : : : : : :_:.:ヽ_∠ 　 .ﾉ

　　　　　　　　　　　／　 　　,'　 　　,'　人　 　 《:::｀〈　ヽ
　　　　　　　　 　 〃,' 　 　 /　 　 ./／ 　{ 　ヽ　‐=　ヽ.}
　　　　　　　　　　　.ﾘ 　 ,,..,' 　 　 { 　 　ヽ　　ｨゝ孑ヽ　∨/　　　ニンゲンの魂の振れ幅は大きいモノ。
　　　　　　　　　 　　从∧　{　　 -ｚzzﾐx　ヽ　ｨﾘ 》 )::, 　',
　　　　　　　　　　　 　∧‐_{ 　 从乂ｼ..　 　,＼＼_,'::::::〉/　　　　弱くもなるかもしれませんが、大幅に強くもなります。
　　　　　　　　　　　　　 　从　　＼. 　 　 　_　 ‐- ::: ／
　　　　　　　　　　　　　　_,,. ＞ ‐- ヽ, 　　(ﾉ ／∨ (　　　　　　魂……存在の波長が合えば安定もし、
　 　 　 　 　 　 　　_ -‐.:::::::::/　ミx_ ):).＞　≦ 　 } 　 ｰ^
　　　　　　　 　 　/.::::::::::::::::::{ 　 　》_ ⌒ヾx 　　ﾉ ,'　　　　　　　むしろ上向きに存在が触れることも多くあります。
　　　　　　　　／.:::::::::::::::::::::::',　//　{ ○ }ヾ、/ノﾉ



.　　　　 　 /　　　.　　　　ﾊ　　　 ＜＞〈 ヽ。)
　　　　　 ,　　　　　　 / /　l　　ﾄ　　 <:>ゝ,'　ヽ
　　　　　ｨ　　　'　　　l /⌒.∨ ∧゛＼　〈ﾉ｀ヽﾉ
　　　　　　　　 .}　　　ﾘ　 ^　∨.∧,ｨ斧ｧ
　 　　,′ ヽ⌒Y　 　≦斧ﾐ　 ∨　 ゝ′} 　 ｝!　　　　そこの者のように。
　　　i{∧ 　 ヽ.}　　　 乂ゝ' 　 　゛　_彡゛　 ,从　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　フジマル
　 　　　 ゝN　 乂 　 从^ ::::.　　　 ,　 ﾉ　 ｨ　　　　　あるいは……我が子、『燃える新人類』のように。
　　　　　　　ヽ　　ゝ 　 ヽ> ,　 `　 イ　　(_ 彡
　　　　　　　　　＞ .≧っ　)二ｺ^　 　 ｎ=-
　　　　　　　　　　 　/＜_ノ.>......‐ミx〃 )三ﾖ
　　　　　　　　　　　, 　　／. : : : : : :j　 <=='∧,

　　 　 　 　 　 　 　 ＿＿＿}::::＼}＼＿＿
　 　 　 　 　 　 　 ⌒＞:::::::::::::::::::::::::::::::::::＜
　　　 　 　 　 　 　 / ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ＼
　　　　　　　　　　/:::: /|:::::::::::|:::::::::::::::::::::::::::::::::＼
　　　 　 　 　 　 /::::::::| |:::::::::::|::|:::::::::::::::::::::::::::::::ト
　　　 　 　 　 　 l/|::::_|_| ::::::::: ┼‐:|::::::::::::::::::::::::|
　　　　 　 　 　 　 |:::-トミ::::::/斗‐┼ ::: |:::::::::Λ|　　　……。
　　　　　　　　　　八: |ﾋ八:/　ﾋツ |:::Λ|＾YV
　　　　　　　　　　 　 }　ヽ 　 　 　 |/　　ノ|::|
　　　　　　　　 　 　 込　　 _　　　　 　ﾉ:::::ト|
　 　 　 　 　 　 　 　 　 ＼　 ｀　　　　 |Λ:|
　　　　　　　　　　　　　　 ]I==＜∠､-''~ 　',
　　　　　　　　　　 　 　 　 /＾ /￣ 　 　 ／



　 　 　 　 　 　 ＿＿__
　 　 　 _,,,,-''"´　 　　 ｀`ヽ
.　　 ／/　　　　　　　　　　 ＼
.　 / / 　　 　 　ヽ　　 　j　 　 〉
　/ / 　 　　　 }､∧　　 |〉、　八、　　　　　　（波長……ナナチとのことか。
　|　|　　 ﾄ､　 八ｨ,」|　/　| ∨ /
　|__-‐ﾍ.| }　/Viﾆﾒ |/´ _!ﾅ.v } i　　　　　　　それともスルトか、両方か……。）
辷‐-てヾ!. |/.代ﾂ`　　 代ﾂﾃ} |ニ=- _
.＞` ー- !.　!　 　 　　,　　¨´ |｜。s≦´　　　……だとしてもアタシは、今の力では満足してないけどね。
: ; ; ;}|　 ∨　ﾄ､　　　　　　 ノ/| |
.; ; ; ;.} 　人＼ iヽ　‘ ’　. ｲ./ | l　　　　　　　　もっと強くなって……もっと生きるのよ。
: ; ; ; ;.＼､ ＼　`‐.＞＜| x(＼〈ｰｰ-､__
: ; ; ; ; ;＼＼､＼__＼､__`^^|;;;;;;ll;;;;;;;;;;;;;;]l　　　　自由にね。

>>9978　アントニオ藤丸「この道をいけばどうなるものか。（天使の聖域を指さしながら）」

　　　　.　 　 　 　/　 　 　:　 　 　 　ヽ.{　 　ノ 　 ヽ=彡 　ヽ
　　　　　　　　　/.　 ;　 　 ;ヽ 　＼ 　 　≧彡{ 　 ﾉｰ┘＿　 ヽ
　　　　　　　 　 ,　　.}　 　 i 　 _ 　ヽ` ＜.ゝ::／¨゛ 　 　ヽ　ﾉ　 ＼
　　　　　　　　.i{　　ﾉi! 　　 ',〃 ｨ斥=ﾐ 　 ヽ 　　} 　　 从`　 　 　＼
　　　　　　　　 i! 　 } .ヽ　　ヽ 刈 ぅリ ゛ 　从 　,'　　　　 ｝　 　 ヽ＼∨
　　　　　　　 　 , 　 ;　_ ＼ 　.ヽ　゛ .::::.　 　ﾉ 　 　 　 　 ﾉ　ﾉ　 　 ',　)　　　　そうですか。
　　　　　　　　　 , 　ヽ_ｨzx　 ｰ=- 　 -‐彡/ 　 　 　ィ''´　 ∧　 　 ,}!
　　　　　　　　　　>,__〃 ﾋﾘ　 　 　　> .⌒.ヽ __／/　 　 ,/　,}　 　ﾉ　　　　　　……この集団の長は、貴方ですか？
　　　　　　　　　　　{　 ヽ.::`　 　 　/　: : : : .　ヽ <　 　ノ　　i! .／
　　　　　　　　　　　 ,　从　 　 ^　 i　　　　　　　:.ヽ≦ 　 　 从　　　　　　　　最も強き悪魔人間よ。
　　　　　　　　　　　∧ 　 ゝ.　 　　}　　　　　　　}　 ＼
　　　　　　　　　　　　 > 、　 　≧=}　 　=- -=＜　 　 ヽ　 /
　　　　　　　　　　 ,'^う.r 、つノ⌒ヽ／　　　　　 )　 　 　∨



　　　　　　　　　　　　　 　 ´　 __　　　,　 '　　 ′　　　/ /　　　　　　　　　}
　　　　　　　　　 　 　 ,　./　　 ｀ｘ゛''‐-../　 _/　　　　/ /　　/　　　　　　 / 　 　 | ｌ
　 　 　 　 　 　 　 　 /' /.　　　　＼. ゛''ｨ｀゛' 7　 　　/ |ﾄ､｜|　　'　　　　　　　 　 | |
　　　 　 　 　 　 　 　 ， 　 　 ／/　 ゛'ｨ ,｀f.∥　　 汽恣ﾐ从|　/　　 　 　 '　　 |　| |
　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 /　　　　',　.｀'＜.　 　 |　ヾシ^yﾄ/ |｜ ／ ｨ/ 　　ﾉ　| |
　 　 　 　 　 　 　 　 i　 　 /. 　 　 　 ', : :_: ﾘ|　 　 | 　 　 　 |′|^i/─-/／／ 　 |ﾉ　　　　……は？
　 　 　 　 　 　 　 　 |　　　　　　　 　 ;ｨ/// |　　从　 　 　 　 　 托孚ァ／　　'｜
　　　　　　　　　　　 乂　 {.　　 　 __ //,r'´　|　　|　　 　 　 　 j　　　ｨ(从　　/ l |
　　　　　　　　　　　 _ r─===ニ二///{　　｜　 |､ 　 r　ｧ 　´　　,ｲ:/|　　 ｲ 八|
　　　　　　　　　　　_ﾆ|─'''"　 　 厶ィﾆ>　　|　 八＼＿ 　 ‐=≦ﾆﾆ=-､／//　ﾉ
　　　　　　　　　　/　　　　 　　 ノ)-､く_　　　＼|　 /-////、　　　 　　 }　|

　　⌒ヽ/:.:.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:./:.:|　　|:.:.:.:.:.:}:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼
　　　　{/:.:.:ｉ:.:.:.:.:.:.:.:/｢`ﾒ、　|:.:.:.:.:,ﾊ:.:./}:.:.l:.:.:.:.:}｀`⌒
　　 　 /:./＾|:.:./{:.:.:r芹ミｘ＼|/|:.:/　}/__|:/|:.:.:.:.|
　　 ノｲ:{ r'|:/　∨　Vり　　　 }/　rt芹ァﾉｲ:.:.:|
　　 　 jﾊ＼__　　　　　　　　　　 { Vり　 /:{＼{
　　　 　 }:.:.:.:|`、　　　　 　 　 　 j〉　　 /)ノ　　　　…………？
　　　 　 ﾉｲ:.:｣　　　　u　　 　 　 　 　 /
　　 　 　_ﾉ:.八　　＼　　 ‐　 -　　 ／
　　 　 ⌒ｱ 　 ＼　　＼
　　 　 xく　　　　 ＼　　　ｰr'´
　　 ／　　＼　 　 　 ＼___ノ〉



　　　　 　 .' 　 ／　　／　　／ﾘ 　 　ヽ　 ヽ.　 '/
　　　　　 ,′./　 　 /　　／　 ｛ 　 　　ﾄ 、∧.　'/
　　　　 _/__./　 　 / 　ノ　 ⌒ {.　 　　Ｌ　ヽ
　　　　ヽ　/　　　 ; ｨ斧=ミ 　 ,　 　 　{ ｀ヽ∨　 }!
　　　./　∨ 　 　 i{　　う刈}｀ヽ　 　　,.xzzﾐ }　 丶
　 ／ 　　,　 　 　 i! 　 乂ソ 　乂　　ィぅ刈¨》
　゛ i{　 　l　　　　　,.　　　　 　 　 ゝ　ゝツ 　,' 　 　}!　　　……？
　　　　∧,　　　　从　　　　　　　　　 　　　.从　　 ,
　 　 Ｎ　 乂　 　 　 >　　　　　_　_　　　 　.ﾉ　　　ﾉ　　　　貴方は、このニンゲンの群れ、集団の長ではないのですか？
　　　　　　　ヽ 　 　 }ｉ .、　　　　　　　　　ｲ　　〃
　　　　　　　　 )　 乂从＞ 　 ＿　　＜(　 　　(　　　　　　それとも、貴方ではない？
　　　　　　　∠　彡　　j二ミ,彡二{　 ∨Ｎ⌒｀ヽ
　　　　　　 >　 -=彡 'γＯヽ 　 ∨,｀ヽ,　_　　　　　　　　　　何方がそうなのです？

　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ｱ⌒Ｙ/　/ 　 /　　　　　　　　　　/　　　　　　　',
　　　　　　　　　　　　　 　 ´　 __　　　,　 '　　 ′　　　/ /　　　　　　　　　}
　　　　　　　　　 　 　 ,　./　　 ｀ｘ゛''‐-../　 _/　　　　/ /　　/　　　　　　 / 　 　 | ｌ
　 　 　 　 　 　 　 　 /' /.　　　　＼. ゛''ｨ｀゛' 7　 　　/ |ﾄ､｜|　　'　　　　　　　 　 | |
　　　 　 　 　 　 　 　 ， 　 　 ／/　 ゛'ｨ ,｀f.∥　　 汽恣ﾐ从|　/　　 　 　 '　　 |　| |
　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 /　　　　',　.｀'＜.　 　 |　ヾシ^yﾄ/ |｜ ／ ｨ/ 　　ﾉ　| |　　　　　─────は？？？？
　 　 　 　 　 　 　 　 i　 　 /. 　 　 　 ', : :_: ﾘ|　 　 | 　 　 　 |′|^i/─-/／／ 　 |ﾉ
　 　 　 　 　 　 　 　 |　　　　　　　 　 ;ｨ/// |　　从　 　 　 　 　 托孚ァ／　　'｜　　　　　アタシらにそんなの、居ないわよ。
　　　　　　　　　　　 乂　 {.　　 　 __ //,r'´　|　　|　　 　 　 　 j　　　ｨ(从　　/ l |
　　　　　　　　　　　 _ r─===ニ二///{　　｜　 |､ 　 r　ｧ 　´　u,ｲ:/|　　 ｲ 八|　　　　　　何を言ってんの？マーヤー。
　　　　　　　　　　　_ﾆ|─'''"　 　 厶ィﾆ>　　|　 八＼＿ 　 ‐=≦ﾆﾆ=-､／//　ﾉ
　　　　　　　　　　/　　　　 　　 ノ)-､く_　　　＼|　 /-////、　　　 　　 }　|

　　　　　 　,　 /　　　　　,　,'　　 　　　　　 ',　}　　　　l　 ∨　　　 　 　>　__　,.ノ ¨ヽ　　　 》
　　　　　　　 /　　　 i{　 l /　　　　　　　 　 ,　:　　　　,　　ヽ　　　　 ∨ {: : : }　　　　ﾐh=彡
　　　　 　 .|　,':ｉ　　　j{　 {i　　　　　-‐‐=　 .∨　　　 ∧　=‐‐-　　　　∨ゝノヽ　　　}!∨i!
　　　　 　 .| ｛::}　　　 j{　　≦竓弐苅ミx　　 ∨　 　　∧　 ィ竓弐苅ミ≧　　∧　 ノ　}　{
　　-====┤{={　　　 .j{ イ刈゛　{:::::::._:::::}ヽ 　.∨　 　　∧ヾ:::::::::::::}　　ヾx　　　ヾ　} .}＝==-　　　_
　　＞、 　 ; ;　i　 　 　∧　ヾ,　 ∨:｛;;｝::}　　　 ヽ　　　　 , {::｛;;;｝::ﾘ　　〃　　　　　 } .}ヾ゛　￣　 ＜
　　　　 ＞ { }　i　 　 　 ∧∨　　乂:::::,ノ　　　　　ヽ　　　　乂::::::ノ　　　 ;　　　　　 l　l 　 　＜
　　　/　 /∧ 　, 　 　 　　＼＼ ≧=--　　　　　　　＼ 　　 ヽ --=≦　　,　　　　　 i　 ∧゛　∨ /
　　./　／　∧　 ,　 　 　　 },　｀ヽ　　　　　　　　 !　　　＞ 　　＼　　__彡　　　　　 , ,'　　∧　∨
　 .,'／　i{　 从　　　　　　.∧　　　　　　　　　　　　　　　　　≧=--. 　 /　　　　　.// N 　 }!ヾ }



　　　　　　 ,:く　　　　. : :厶　　　 . . : : :.,′.:.／|　.: /　/　.:.:.:/　 :ﾊ
　　　　　　⌒ｱ　　. : : ::√　/　. : :／.:.::|.: ア￣|: .:/｀ｙﾞ　.::／:/.:/.:.|
　　　　　　　/　　 . : :.:.::|: :./.:.:.:,:ｨﾞ.:.::／j／ ｧ'´笊ぃ,幺:／./:/.:∧ :|
　　　　　　 /　. : : .:. .:::人厶ィく厶イ　　　　 　 Ｖツ⌒´　ん(:/:/:|/
　 　 　 　 厶ｒヤ7.:.:.:.:::ﾔ〈　Ｙ　　　　　　　 　 　 　 　 　 乂:/:/:/　　　　───────なん、だって？
　　　　 　 　 　 √.::::::::::ﾞく｀　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 〉/|/
　　　　　　　　　{／[::::::::::::｀ＴＴｈ。　 　u　 　 　 　 　 　 　 厂
　　　　　　 　 　 　 [:::::人:::::i:::| 　 ＼　　　　　　 　 -= 　 /
　　　　　　　　　 　 {／___＼i:::|　　　 ＼　　　　　　　 　 /
　　　　　　　　　　　　j__　￣￣￣´~"' ぶｯ｡,
　　　　　　　　　　　ノ⌒''　　　　　　　　 ´"'ｰぶぇｯｯ

　　　　　　　　/／　　　　　 　 / /　　|　| 　 　 　 | 　 　 '　 l l. 　　 //
　　　　　　　 /　　　　/　　　 / ∧　 ∧ |　　 　　 | ,,,,,　　'　l l　　 //
　　 　 　 　 //　 　 / 　 　 . 个 下 /＿ {从　　 `くﾞ´ |　　 }
.　　　　　　 |　　　　|. {　 　 /'""/￣|　　ﾐ､:|　 `r‐}__,,,|　 　|　　　　　ニニ
　　 　 　 　 | 　　　 {八　 . {　　/ ＿|＿―､l. /. /芹/ } }. /
　　　ヽ─＝＝'-- _|　 ＼. |　/ｰfｼ勹刋￣`|/　｛り / ﾞ/ｲ フ
.　　　　 ｀ヽ､ヽﾞ｀i rﾍ　 　 Y.　{ 　乂;シ　　 　 　 " | 八{_ - '
　　　　　　「＼-<＞'"⌒ヽ　ヽ!　　　"´　　　　　〉　j　 |
　　　　　　八 ￣　　 　 　 ＼　'、　　 　 ､__　_，　ノ /｀
　　　　　　し 〉 　 ＼ 　 　 　 `＜　　　　　 "" ／.　/
　　　　　 〔￣　　 ／ﾍ　　 　 　 　＼`～　__／　　/



　　　　　　　　　 　 ,′　:,′,ﾞ　 /,',,_ 　ﾟ,　ﾔ　 i　　 　 　 i
　　　 　 　 　 　 　 {　 . :;. . 　 ./　 　 "' ∨∨. ﾄ､　 　 　: }
.　　　 　 ヽ─＝＝'--.ﾞ''{　 　:/ _,,..,,,_　　　　∨「'':､　 　 . l
.　　　　　　 ｀ヽ､ヽﾞ｀iｰ､.|　 . '"｢ﾄｔﾘi｢^ヽ　　　 _,,.,,_ ∨　 　;
.　　　　 　 　 　 ﾞ'''‐-`-ﾞ!　 .j　＾"^＾　　　 　 ＾ｒ.ﾘﾐﾒ､V　 .,テア　　　　なによフジマル。
.　　　　　　　 　 　 　 火l:　:i　　　　　　 　 　 ＾ ''ﾞ ., ' Ⅴv..イ
.　　 　 　 　 　 ｀ーｧ '´....l　/,　　　　　　　　　　　,:ﾟ　 /,′　　　　　　アンタ、読めてたんじゃなかったの？
.　　　　 　 　 　 ／　 ｱ λ　}}h､　　 ､.,,_　　　 ,. ^　 /
.　 　 　 　 　 ／　　 /　　 ﾔ l: : }h、　 　 ,.　 '｀ ./　/　　　　　　　　　　ん？
. 　 　 　 ー '"{ ' 　 /　　　ヤ+::::::::::｀ ｾたｰ 　 /　/
　　　　　　　　',!　 /{ﾞ＿＿ﾞﾔl::::'’::::::::::::::::/..　'. ,ｨ

　　　{/:.:.:ｉ:.:.:.:.:.:.:.:/｢`ﾒ、　|:.:.:.:.:,ﾊ:.:./}:.:.l:.:.:.:.:}｀`⌒
　 　 /:./＾|:.:./{:.:.:r芹ミｘ＼|/|:.:/　}/__|:/|:.:.:.:.|
　 ノｲ:{ r'|:/　∨　Vり　　　 }/　rt芹ァﾉｲ:.:.:|
　 　 jﾊ＼__　　　　　::::::::::::::::::::{ Vり　 /:{＼{
　　 　 }:.:.:.:|`、　　u　 　 　 　 j〉　　 /)ノ　　　　　……どうやら未来に、影響がないコトみたいだからね。
　　 　 ﾉｲ:.:｣　　　　　　　 　 　 　 　 /
　 　 　_ﾉ:.八　　＼　　 ‐　 -　　 ／
　 　 ⌒ｱ 　 ＼　　＼
　 　 xく　　　　 ＼　　　ｰr'´
　／　　＼　 　 　 ＼___ノ



　　f　 　 　 　 　 　f ,'i　 　,: / {,',..斗气弋　 i∨ ﾊ: ',∨
.　 f　 : {　 　 　 :/:.|:/{　 :/{ i''"i.!　　　ﾍ', ヽ: ﾄ､　 }　i ',
.　 {　 : i　 　 　 f　,.!!_|　/: .!{xｪ苧苧ミ_ ヾ　ヽi ∨.}　|､i
ヽ─＝＝'＝=--'- .,. i: f　 .i!',￣`”'　` 　 ゛ ._,!,, } .i　i i.!
..　｀ヽ､,._　ヽﾞヽ｀''iｰ､ﾞﾞ∨　 .|ﾊ　　　　　　　 弋`ﾙ/ ﾘ |i　　　　……へぇ！！
　　 ﾍ......ﾞ'''- .,_‐-`-､.ﾞ ∨　　ﾊ. 　 　 　 　 　 ' ',ｲ!/　i!
　　　 ﾍ　ﾍ　 :. ｀ﾞ'''- *.,_.∨　 ::ﾊ　　 　 　　　　 }|/　　　　　　そう！！
.　　　　 ＼ﾍ　 .i　 : ﾘ　　.∨　 　ﾍ.　 ` 　_ '　　ﾉ|.}
　　　 　 　 `.x,: i　 :/　　 　.＼　 : ﾍ. 　　　　／: |!i　　　　　　ま、確かにそうかもしれないわね！！
　　　　　　 　 /”~~}‐''""""""'＼　 ヘ　 .／{＿_|.i!
　　　　　　 　 乂,.ｨ.い; ; _,.ﾆ=-‐‐`κ'"~"≦､: ; ;.~`''‐v　　　　アタシらにリーダーがいるかどうかなんざね！
.　　　　　　 　 ﾘ　 .ﾊ''": ; ; ; ;.〃／ 　　　　　 .＼s._: ; ;}
.　　　　　　　 ﾘ　 　.ﾊ.; ; ; ;./　,　 　　　　 　　 　ﾊ`.x`'＜、

　　　　 　 .' 　 ／　　／　　／ﾘ 　 　ヽ　 ヽ.　 '/
　　　　　 ,′./　 　 /　　／　 ｛ 　 　　ﾄ 、∧.　'/
　　　　 _/__./　 　 / 　ノ　 ⌒ {.　 　　Ｌ　ヽ
　　　　ヽ　/　　　 ; ｨ斧=ミ 　 ,　 　 　{ ｀ヽ∨　 }!
　　　./　∨ 　 　 i{　　う刈}｀ヽ　 　　,.xzzﾐ }　 丶
　 ／ 　　,　 　 　 i! 　 乂ソ 　乂　　ィぅ刈¨》
　゛ i{　 　l　　　　　,.　　　　 　 　 ゝ　ゝツ 　,' 　 　}!　　　……お聞きしても？
　　　　∧,　　　　从　　　　　　　　　 　　　.从　　 ,
　 　 Ｎ　 乂　 　 　 >　　　　　_　_　　　 　.ﾉ　　　ﾉ　　　　どうやって今まで来たのか。
　　　　　　　ヽ 　 　 }ｉ .、　　　　　　　　　ｲ　　〃
　　　　　　　　 )　 乂从＞ 　 ＿　　＜(　 　　(
　　　　　　　∠　彡　　j二ミ,彡二{　 ∨Ｎ⌒｀ヽ



.　　 　 　 ／　 /　　/　　∨∧　 　./　 !
　　　　　　 　 /　　/∨　　∨ '　　/　　}　　}
　　　　ｲ　　 /　　 '　 ∨　　!　!　　　　 '　　〕.　＿　　　　　　　　聞きたいのはコッチの方だね、マーヤー！
　　　/ {　　 '　　/　 　 ∨　 !　　 _　　/　　 '.　 　 ヽ
　　 /　　　 !　 7⌒__｀　.∨　!.|-‐=＝ﾆテア ＞ ‐─ ＜　　　　　アタシはがっかりだよ……
　 　 　 ' 　 i　/ 仗　/　　∨　|ﾌ 厂　　イ./h､　─　‐=)h､
　　　　∧　! /　 ﾏ)　　　　!　 |_,.　　´　　'　　　h､　　＼∨＼　　てっきりコッチはスルトみたいなのバッカかと思ってたのにさ。
　　　　　 ヽ/丿　　　　　　}/　!　}⌒＼/==-　 　 ∨　　＼
　　　　　　/∧　　　　 ｧ　　 { i /　-=ﾆニﾆﾆ=ｖ　　　 ﾐh､　ヽ　　　ちょいと残念。
　　 　 　 　　　ヽ<　 ノ　　　 ､{!ニニニニニニ}　　　　　　)h､ ＼
　　　　　　　　　　Υ　　　　-=}ニニﾆ===ﾆニﾆヽ_　　　 　 ∨ ＼ ､　悪魔が形式やら序列気にしてるなんてさ。
　　 　 　 　　　　　　､｡s≦ ／ !ニ／　　!ニニニニ)h､.　　　∨　∧∨

. 　 　 　 　 /,:/':. .l/" -､ .l: l: :.|;､_:.;斗‐＼r'●､_)
.　　　 　 ,､/;/l: i i;/　　　 l:.:l: : l ヽ:､:｀ﾞ:ｷ(　 ,ﾉ弐
.　　　　,-夊'j>::{ l,f斧ミ､ 〈:.l : :{f斧ﾐ､|j_;.:｀Y;_;_;_ﾞ;､
.　　　 /'"(:{/{: ヾ;乂r_ｿ 　ヽ!:. 乂r_ｿ;}; : : ::|'ｭ／ヾゝ
.　　　 　 ﾚ'V:.: : :ﾞ'ド>　　 '　 ｀ｰﾆ:≦ｊ_: : : :l"､.;)ヾ;)’　　　……。
. 　 　 　 　 '､:ヾ : .ﾞ､　　　 、　　　,／: : ; :/")ノ　'’
　　　　 　 　 ｀寸､: ;ゝ.､　　　　.,イ: : ン:ノ
.　 　 　 　 　 ＿):;j､} .;;;j丶-＜(｛ : ;-'¨’
　　　　　　　 ｀¨"'',",;> 冫爻 <ﾝ＼:し;
　 　 　 　 　 ,ｨ.:'~:::::i／,>=ｔ=ヾヽ'~￣￣｀ヽ
. 　 　 　 　 /.:::;､:::::l:／r'(〇):,ヾヽ　　　　　ﾞ.


　　　　　　　　　　　　　　　　　 , -‐-'´　ー- ､__
　　　　　　　　　　　　　　　,　'　　 ,　'´　　　　　＼＿
　　　　　　　　　　　　　／　　　／　　　　　　　　　＼
　　　　　　　　　　　　ノ/　　　　　　　　　　/ 　:| 　　ヽ
　　　　　　　　　　　 　 i　 　 　 　 / .ｉ　　　}　　ﾄ､　　 }
　　　　　　　　 　 　 ／{　 {i　　 ∨　 |　 ｲ/|　　Kｲｨ /
　　　　　　　　　　 / 　 ∨ ゞミ主∨ .|＞'广|　/笏{ｲﾘ
　 　 　 　 　 　 　 ′　,　∨∧ミ主|　|　芹´}/　乂 ｉ　　　　アタシらはさぁー？
　　 　 　 　 　 　 { 　 / ,. ィ ´＜￣{　|　¨´　　　 / }
　　　　　 　 　 　 {　/|　｀ `　ー ｫ┤ ∨＿　_ ィ　/　　　　　あのレッドスプライトみたいにかたっ苦しくて形式ばって、
　　　　　 　 　 　 {　l {　　 {　厶斗≦､ ∨ﾆ}__厶ｲ
　　　　　　　　 　 ∨　＼　{　厂ﾆﾆﾆ∧ ∨／三ﾆ≧､　　　　『上の奴らのコトは絶対』、『皆で決めたコトが大事』、みたいなのが嫌で、
　　 　 　 　 　 　 　 　 ,-≦ /ﾆﾆﾆﾆ/　｀７ﾆﾆﾆﾆﾆニ}
　　　 　 　 　 　 　 ,≦V　V ﾆﾆﾆ /　　/⌒}Lﾆﾆﾆﾆ/　　　　　こっちに来てるって解ってない？
　　　　　　　　 　 /ニfﾆV　Vﾆﾆ./　　/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ∧、

　　　 　 　 　 　 　 　 /　　　　/　　　 / ∧　 ∧ |　 　 　 .ﾊ 　 　　'
.　　　　　 　 　 　 　 //　 　 / 　 　 . 个下ト-メ、{ 从　≠'''"´|　 　 }
　　　　　　　　　　　 |　　　　|. {　 　././　　ｰ --　ﾐ､ 　 /}/_}. / 　 . |
.　　　　　 　 　 　 　 | 　　　 {八　 . {/　 イ!芹芸ヾ |l. / ,ｨｷ ｲ.| . }. /　　　　アタシは言われてきたんだ。
　　　 　 　 　 ヽ─＝＝'-- _|　 ＼. |　　　ﾞ ‘⊇ﾝ　 |/　l'Yﾒ'|　}. /ｲ
.　　　 　 　 　 　 ｀ヽ､ヽﾞ｀iｰ､|　 　 Y　　 　 ｀¨　　 　 　 ヾ' .| .八{　　　　　スルトにさぁ。
　　　　 　 　 　 　 　 ﾞl'''‐-`-|　 　 .|　　 　 　 　 　 　　｀　　}人.|
.　　　　　　 　 　 　 　 ＼ 　 .V　 　|　　 　　　　　 , - y　 j　/｀　　　　　　『望むモノが望むだけ変えられる世界』、
.　　　　　　　　　 　 　 　 ＼　∨　 |､　　　　　　 　 ｰ'　 人 /
.　　　　　　 　 　 　 　 　 乂.＼.∨ .}　＼　　 　 　 　 　ｲ　/　　　　　　　　『力が全ての世界』を、アンタらにつけば手に入れられるって。
.　　 　 　 　 　 　 ｀ーｧ '´ /' / }∧ |l＼、 ｀ ｀¨ ┬―イ　./
.　　　　　　　 　 　 ／　 ｱ { i ,／.ﾞVl|..ﾞ: ｀`ｰ-- 个``ｰ|／　　　　　　　　アタシはそれに賛成なわけ。ただー……。



　　/l{　/　　　　 ,ｲ　　 /|　　 　 ,　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ∨
　　　 /　　　　／| 　 ./ |　　　 ﾊ　　i　　　　　　　　　　　　__ :l
　　　}′　 　/'//,|　 /斗┼トXV　　 }　　　　　　　　,;　-‐''"ｘ´|
　　　,| 　 　 /////| / ,斧芋ﾐ、　 V　 ト、 　 　 　 　 |　r　 / 　 |
　　 ||　j　////,;" |/ 〃ﾉc::} ﾘ 　 V　|　l 　 　 　 　 .|ﾉ .／　　 :|　　　　『　強　い　奴　が　”　ル　ー　ル　を　決　め　ら　れ　る　”　世　界　』
　　 j|/ |////ﾘ　　 　 .乂;ソ .'　　 ﾍ .|　l 　 　 　 　 |／.- _　　 ｌ
　　 '|　 | xrﾍ｀　　　　　 ´" 　　　　 .ﾍ.　ｌ　　　 　　'|" |i,　 '⌒)i__＿__　　っ　て　の　は　、　求　め　て　な　い　の　よ　ね　。
　　　 　 {　 У　　　　　　　　　　　　　　 _ｌ　　 　 　 .|ﾄｰ弋_'´ ,!
　　　 　 ‘.く　　　　　　　　　　　　　,　"´ |　　　　　/^`'ｰ-ミ,'′　､＿　　アタシら。
　　 　 　 　 .、　　 　_　　　　　　　 　 　 ,l 　 　 　 /////// `Y 　 ＼
　　　 　 　 　 ＼ ‘ 　 ’　　　　 ／ 　 　 .l　　 　　/////,,,,.-""＼
　　　 　 　 　 　 ＼　　　　 ..::;´　　　..._,,{,___ 　 ,,ﾉ‐.¨¨¨ﾟ{//////∨
　　　　　　　　　　 丶-..::≦::::}　　.,-'''´　　｀¨¨く　　　　 ∨ ∧/,|＼}

　　　　　　　　　　_,､ｒヤ＾　　　. ::％　　　　　　　　　　　　　　 い
　　　　　　　 _､rうﾆ　　　　. : :％　　　　　　　　　　　.:.:/__　　.::.:.|
　　　　　　　´"'ｰｯ　　　. : : ‰　 　 　 　.:./　　.::/　.:.:厶:7　　ﾍ,::L___,
　　　　　　　　,､く　　　. : :‰　　　　　. ::./　　:.:/　.:.:/　７　　　 ﾍ,__ノ
　　　　　　 ,:く　　　　. : :厶　　　 . . : : :.,′.:.／|　.: /　/　.:.:.:/　 :ﾊ　　　　 f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣｀ヽ
　　　　　　⌒ｱ　　. : : ::√　/　. : :／.:.::|.: ア￣|: .:/｀ｙﾞ　.::／:/.:/.:.|　　　　 |　　　 つーか、ルールってのが要らない。
　　　　　　　/　　 . : :.:.::|: :./.:.:.:,:ｨﾞ.:.::／j／ ｧ'´笊ぃ,幺:／./:/.:∧ :|　　　　 |　　　 『暗黙の了解』はあってもいいけどさ、
　　　　　　 /　. : : .:. .:::人厶ィく厶イ　　　　 　 Ｖツ⌒´　ん(:/:/:|/　　　　 |　　　 決められた『法』は要らないのよ。
　 　 　 　 厶ｒヤ7.:.:.:.:::ﾔ〈　Ｙ　　　　　　　 　 　 　 　 　 乂:/:/:/　　　　　 ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿乂_
　　　　 　 　 　 √.::::::::::ﾞく｀　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 〉/|/
　　　　　　　　　{／[::::::::::::｀ＴＴｈ。　 　 　u　 　 　 　 　 　 厂
　　　　　　 　 　 　 [:::::人:::::i:::| 　 ＼　　　　　　 　 -= 　 /
　　　　　　　　　 　 {／___＼i:::|　　　 ＼　　　　　　　 　 /
　　　　　　　　　　　　j__　￣￣￣´~"' ぶｯ｡,
　　　　　　　　　　　ノ⌒''　　　　　　　　 ´"'ｰぶぇｯｯく



　　√　 　 　 : ﾔ ∨/,＼　 　 : ﾔ　l:l;,｡*''"∧　 : i∨　V　　 　''"´　r　　/　 '，
　　|　 　 :i　 　 ﾔ　∨/,. ＼　 ;,｡*" l:l　.＼ :∧Ν:l: ∨ |.'"´ｨ''"　　 ﾉ .／
　　|　 i　 ﾔ　 　ﾔ　 ∨/,　 ∨　 |　 l:l_,｡ｮ=≒彳ﾔ　 ﾔ:|./´ .）　 ／／　V　　　i
　　|　 ﾔ　ﾔ: ﾔ: ﾔ 　 ∨/,　 ∨: |　,ｲ斧し､　!　 ﾔ　 :ﾔ! f´-‐, ｨ'" 　 　 }　　　}
　　|i　 ﾔ　ﾔ: ﾔ: ﾔ　,,, ∨:,　　∨|　 .弋抄'　　　 ﾔ　 :| ＞'"´　　　　 　 } 　　 ,　　　　アタシらは……なんつーかなー……。
　　|ﾔ　ﾔ　ﾍ: ﾍ : y"　　V　　　|/　 　 　' ' ' 　　 .| 　 :ﾘ┌.ｲﾍ.　　　　 Ⅵ　　/
　　| ﾔ　ﾔ : ﾍ: ﾍ/ﾔ　　,,ｨｮｭ　　　　　　　　　　　 | 　 : | |:::::::::|ﾍ__ _.　　/ 　 '　　　　　確かに話し合うよ？出られる限りの全員で。
　　| |ﾔ　ﾔ : ;ﾍ: ﾍ |　ｨ抓し､　　　　　　　　　　　 | 　 : |/::: : /: : |ﾄ ＼ . イ
　　| l ﾔ　ﾔ: ﾍ.ﾍ Ν/癶_抄'　　　 ,　　　　　　 　 | 　 : |:::::::::::::: : || i: ;ﾍ_　　　　　　　でもそれはあくまで『一番いい案』が欲しいからやってるだけ。
　　|:l　ﾔ　ﾔ　ﾍ ﾍ! 　 ＼' ' '　　　　　　　,,｡　　　 | 　 : |:::::::::::::: : ﾘ ∨∧＼
　　||　 ﾔ : ＼: ﾍ..　　／_＼　　　　　 -''"　　　　 | 　 : |:::::::::::::::::::::::: |: ;∧: ;＞　　　　途中でもっと良いモンがあるなら、それにしてもいい。
　　|! 　 ∨　ﾔ＼',∠＿..∠ ＼　　　　　　　　　　.|:.| : √:::::::::::::::::::::: |; ; ∧: ; ; ; ;.＞
　　|　　　∨ :ﾔ　＼､　　／￣: ;≧ s 。. ＿_　　ノ|: |: √:::::::::::::::::::::: /: ; ;.∧.; ; ; ; ; ;. ;.＞

　　　　 　 　 　 ／/:/ .　 ｌ　| 　 /　 : / ｜:|　 　|: /　|:|l 　|:l　 |　　 |ｌ . :i
　　　　 　 　 　 　 :/ 　.　:|　|　.┼―ｧ - | :|　 　|/　-|:|―ｌ|‐ 　| |.　:|| :l |
　　　　 　 　 　 　 i 　 　 :|　|./ :|　/｝__, 从|　 : 八　,ﾉ八:/|:| 　 　 　||＿l____,
　　　　　 　 　 ヽ─＝＝'--|: : ィ斥云ミx ﾉ : :/　 x云乏ﾐ:|:| : /:}.ﾞ'"´ｨ''" ／
　　 　 　 　 　 　 ｀ヽ､ヽﾞ｀iｰ､|.　Y＾芹うト..／/　　 |:ｲ:斧:ｉ＾Y./ ﾙ'.f´, ｨ'"　　　　あー……そう！！
　　　 　 　 　 　 　 　 ﾞ'''‐-`-|　人 辷:り　　　　　　 辷:り 丿　ム＞'´
　　　　　　　　 　 　 　 ｝|　 　 　|. 　　　　　　 , 　 　 　 　 /　}　 从　　　　　　 『コイツが言ったからコレがいい！』ってのが、嫌なのよ！！
.　　　　　　　 　 　 　 　 |:从 　 :| |　　　　　　 　 　 　 　 / :/　/ :|
.　　　　　　　 　 　 　 　 |′｝.　:乂>、　　　<　　 ﾌ 　 。く :/　/人|　　　　　　決められたヤツが言う決められたコトってのが、要らない！
　　　　　　　　　　　　　 　 八　 |:/＼ }＞　 　 　 　 イ 　} 　/ 　 .|
　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ﾟ｡. |　　　　〕=- -― -=〔 　 | :/　　　　　　　　　　誰が言おうと『良いモン』や『強いモン』が、欲しいわけ！！
　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ∧:| 　 　 ﾉ＾!　　　　　 !^i _ |:ﾑ
　　　　　　　　　　　　　　 　 　 _, 　-=≦ﾟ　　　 　 　 　 「≧=-　 ,_　　　　　　　だから──────。
　　　　 　 　 　 　 　 　 　 , '⌒ 7//V　　　　　　　　　　　 V//, 　 ⌒' ､



　　　　　　　　 /　　　 i{　 l /　　　　　　　 　 ,　:　　　　,　　ヽ　　　　 ∨ {: : : }　　　　ﾐh=彡　  f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣｀ヽ
　　　　　 　 .|　,':ｉ　　　j{　 {i　　　　　-‐‐=　 .∨　　　 ∧　=‐‐-　　　　∨ゝノヽ　　　}!∨i!　　 |　　　───────！　　　　　　f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣｀ヽ
　　　　　 　 .| ｛::}　　　 j{　　≦竓弐苅ミx　　 ∨　 　　∧　 ィ竓弐苅ミ≧　　∧　 ノ　}　{　　 ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿乂_  |　　～～～～～～～～。
　　　-====┤{={　　　 .j{ イ刈゛　{:::::::._:::::}ヽ 　.∨　 　　∧ヾ:::::::::::::}　　ヾx　　　ヾ　} .}＝==-　　　_　　　（……なるほど。　　　　　  ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿乂_
　　　＞、 　 ; ;　i　 　 　∧　ヾ,　 ∨:｛;;｝::}　　　 ヽ　　　　 , {::｛;;;｝::ﾘ　　〃　　　　　 } .}ヾ゛　￣　 ＜
　　　　　 ＞ { }　i　 　 　 ∧∨　　乂:::::,ノ　　　　　ヽ　　　　乂::::::ノ　　　 ;　　　　　 l　l 　 　＜　　　　　　彼女達は『混沌に与する』というのではなく。
　　　　/　 /∧ 　, 　 　 　　＼＼ ≧=--　　　　　　　＼ 　　 ヽ --=≦　　,　　　　　 i　 ∧゛　∨ /
　　　./　／　∧　 ,　 　 　　 },　｀ヽ　　　　　　　　 !　　　＞ 　　＼　　__彡　　　　　 , ,'　　∧　∨　　　　　自由がいい、というよりも────。）
　　 .,'／　i{　 从　　　　　　.∧　　　　　　　　　　　　　　　　　≧=--. 　 /　　　　　.// N 　 }!ヾ } f´￣￣￣￣￣￣￣￣｀ヽ
　　 .{　　　',　.Ｎ　　　　　　　 ∧　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,'　　　　　　.,'　}!　　i! 　ﾘ |　　─────。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿乂_

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ミ川川川川川川川川川川川川川川川川川川川  彡
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 三　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 三
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 三　　　　　 『無秩序』が、欲しいのですか。　　　 三
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 三　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 三
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 彡川川川川川川川川川川川川川川川川川川川 ミ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　――　　　　　　　　　　　　　　　　{:{　　　　　 _,.　　.._　　　　　　　　　　　　　　　　 |_ ＝＝ _|
　　　　　　　　　　　　　／　　　　　 　 　 　 ＼　　　　　　　　　　　 ､､　 .　'"´::::::::::::::::｀丶　　　　　　　　.＿　　 　 　 .|￣￣|　　　　 ＿
　　　　　　　　 　 　 ／　　　　　　　 　 　　 　 ヾ　　　　　　　　　　　 ≧=-:::::::::::::::::::::::::::::::ヽ　　　　　　　 Vﾑ. 　 ＞‐',￣￣/`＜、...ﾑV
　　　　　　　　　　 /　 /　　　　　 　 ヽ　 ヽ　　ﾊ|　　　　　　　　　　. ':::::::::::::::::/::::::::::::::::::::::::: ,　　　　　　　 Vﾑ...f――十‐十――+.ﾑV
　　　　　　　　　　　　　 　 　 ｉ　ｉ　　　 　 　 　　 ｉ　　　　　　　　　./ｨ::::::{::::i:::/:::/ i::::::::::::::::l]: l　　　　　　　(二二|', i-､ .|＿_| ._,-i ,!|二二)
　　　　 　 　 　 　 i|| ｉ _|　　　ﾊ |　 　 |　 　 ﾊ/　|　　　　　　　　　　i:::::::斗|∧/ 斗z/!:::/::l::: l　　　　　　　　 Vﾑ|', |　ﾞ`i　　.i′ |.,!|ﾑV
　　　　 　 　 　 　 l|| Ⅳヽ　 十十ト　 　 　 ,　　 ,〔￣ ≧s。　　　　 |::::::{　ﾋ!.}ｰ{　ヒl`}/|::/:::::l　　　　　　　　　Vﾑ|.',!-弋_＿フ‐t,' |i'V
　　　　　　 　 　 _ﾉj|　沁 ､　从八|　 /-‐=＝ﾆテア -ミ 　 ｀）　　　 |:::::i‘ｰ‐'、　ー―' .|/ ::::;|　　　　　　　　　 Vﾑ ｀ヽ..iTTi .,‐=' .|.V
　　　　　　　　⌒7八 }:. ,　∨ 弋テV i ﾌ 厂　　イ 　　ヽ　　　　　　 |∧|/ﾍ、 -　　　ｲ .{∧/ﾞ!　　　　　　　　　 ｌ三三i´~|| ||~`i三三ｌ
.　　　　　 　 　 ノ'　 八　　　　..:..:／./ _,.　-　´/i:.　　ヾ ､　,　　　　　　　　　≧　´　.／^iｘ、　　　　　　　　　　_ 　≦ ＞―‐＜ ′≧　_
.　　　　　　　 　 　 /　 ヽv ァ ＜　イ 　 |八}／　}v　　} ∧ヾ、　　　　　　／/ .}　／　　,'ﾆ≧ｘ、　　　　　　 /　 /ﾆ/ﾆ/ニ/ //　//ニﾆ=-_
　　　　　　　　 　 /　／/ 〉- ‐＜ r,l　　从彡＼/　　　}ﾊ, :,　　　　　　r'’ﾆ7 _ !/ ､　　/ﾆﾆﾆﾆﾊ　　　　　 .∧_.ｲﾆ/ﾆ/ﾆ.八//_ ｲ/二ニﾆ=-
.　　　　　　　 　 /／ | ｉ　〉--=ミハﾉ　//=ニ彡'＼. V, }　} :,　　　　　　|二ﾆ7 y /ﾆ＼/ニニニﾆ}　　　　　＞─┐ニ「￣「￣　 ｰ=ニニニ=-
　　　　　　　　 /" 　 | |人ニ |ﾆｉ|∨_ノ--=ミk====＼.ﾚ' 从:,　　　　　 l/二{　 /二二ﾆﾆiﾆ二二|　　　　　i|:::|::::::::|r─|::::: |::::::::::|::::::::::i{ニニﾆ|
　　　　　　　　（ 　 _r从=---,Ⅳ / /ニニニニ＼ニﾆ-,.ﾊ　 ﾄ、　　　　/ニﾆ| /二二ニニ|ﾆ二二|　　　　 ilｰ|､_::::|i二i|､_: |､____:|､_:::::i{二ニﾆﾍ
　　　　　　　　　　/ニニニニ/ ' }　Y´ニニニニ ｉ/ニ=-|.∨'　　　　　{ニニl/二二二ﾆﾆ|二二ﾆ|　　　　 i|:::|::::::::|i二i|::::: |::::::::::|::::::::i{ﾆﾆ／ﾆ=-
　　　　　　　　 ／ニニニニ/ｉ　/__/-====≦ニ,/ニニﾆ!.ﾉ’　　　　　 ∨ﾆ0|二二二二ﾆ|二二ﾆ|　　　　 iKニﾆ7ニニニニニ=-　 ∧二二二=-
　　　 　 　 ,-=ニニ＼ニ／　|　}ニニ／ニ／__/ニニニ ＼　　　　　　/∨ﾆ|二二二二ﾆ|二二ﾆ|　　　 〈 ≧}ﾆ/|ﾆﾆ|ニニニニ二二| ﾏニ｡s≦=-
　　　　_　ｲニニニニ=≧,,､ 人ｲニニニ=/ } ７ニニニニ|= ＼　　　 /ニｌ.ﾆ|二二二二ﾆ|二二ﾆ|　　　 「≧si}ニi|ﾆﾆ|ニニニニ二二|　 ﾏニニﾆ=-

　 　 　 　 ∥:i:i:i:i:i:i:i:i:ｉ:ﾊi:i:i:i:l 　i丶　 :!:i:i:i:i:i:i:i:i:ｉ:ｉ:ﾘ　ﾏｉ:ﾄ､:i:i:／:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ｉ:
　　　　　 /i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:∥ ＼:ｉ{　 j: : l ∥:i:i:ｉ:ｉ:ハ:i:i/　　,Vx≦､:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ｉ:ｉ:
　　 　 , 'ﾞ-,:i:,.イ:i:i:i:ｉ:/jI斗＝=≧ﾐヾ∥:ｉ:ｉ:､ ﾞ　_V,.x≦==ミ､、寸i:i:i:,-､:i:i:i:r-　　　（決められたルールはなく、
　　　　　　ｧﾞ ∥,､i:i:{(ヽ 　（ ０ ）　ﾝﾞｲ:／:::::::::::〃 ( ０ ) 　 ﾉ/　Yｉ/　 Vi:ｉ:l
　　　　 　 　 /八 ヽｷ 　ミ=- 　 ´:::::'｀:::::::::::::ヽ: :.｀''=-　　彡　 j/　　 i{:i:i:l　　　　　各々が自由に、縛られることなく言いたいこと、
.　　　 　 　 　 　 ヽ　ﾞ, 　 　 　 　 ／∥　 　 　 ｀¨　　　　　　　'　 　 ∥ｉ:ｉﾑ
　　　　　　 　 　 　 ＼　 　 　 　 {: : /　　　　　　　 　 　 　 　 /　,.イ'ﾞ｀￣¨　　　　 やりたいコトを提案し、　責任を取る……！？
. 　 　 　 　 　 　 　 　 ﾞi.,　　 　 　 ｀ﾞ、　　　 　 　 　 　 　 　 /,.ｲ:i∥
　　　　　　　　 　 　 　 lﾑ　　 　 　 　 　 ｀ 　 　 　 　u　 　 ,ｲｧ'ﾞ寸{　　　　　　　　 　確かに、確かに全員がそれで合意し、
　　　　　　　　 　 　 　 jｧﾞヽ 　 　 ＿ 　　 　 ＿ 　 　 　 ／ :}i丶、｀
　　　　　　　 　 　 　 ＞''｀/ ヽ、　　 ‐.-. .　　　 ｀　　／: : :∥　､＼　　　　　　　　 ”同じ方向に上向きな”会話をするならば、できるならばそれでいい！！
　　　　_　ﾆ=-　''"｀　　　/　　V:.､　　　　　　　 　 ／: : : : /　 　｀　´''＜
　 　 　 　 　 　 　 　 　 /　　　 V:ヽ　　　 　 　 ／ }ｉ: :　､ ﾞ 　 　 i{　　　　　　　　　 　だけどッ……！！）
　　　　　　　　 　 　 　 i{　　　　 ﾏ:､｀ 　 ‐=＜　　∥:／　 　 　 ∥



　　　　　　　　　/.　 ;　 　 ;ヽ 　＼ 　 　≧彡{ 　 ﾉｰ┘＿　 ヽ
　　　　　　　 　 ,　　.}　 　 i 　 ／ヽ` ＜.ゝ::／¨゛ 　 　ヽ　ﾉ　 ＼
　　　　　　　　.i{　　ﾉi! 　　 ',〃 ｨ斥=ﾐ 　 ヽ 　　} 　　 从`　 　 　＼
　　　　　　　　 i! 　 } .ヽ　　ヽ 刈 ｛リ ゛ 　从 　,'　　　　 ｝　 　 ヽ＼∨
　　　　　　　 　 , 　 ;　_ ＼ 　.ヽ　゛ 　 　 　ﾉ 　 　 　 　 ﾉ　ﾉ　 　 ',　)
　　　　　　　　　 , 　ヽ_ｨzx　 ｰ=- 　 -‐彡/ 　 　 　ィ''´　 ∧　 　 ,}!　　　　（余りにも、危ういですね。
　　　　　　　　　　>,__〃 }ﾘ　 　 　　> .⌒.ヽ __／/　 　 ,/　,}　 　ﾉ
　　　　　　　　　　　{　 ヽ゛`　 　 　/　: : : : .　ヽ <　 　ノ　　i! .／　　　　　　それは結局、私達の『力のルール』に帰結するのでしょうが、
　　　　　　　　　　　 ,　从　 　 ^　 i　　　　　　　:.ヽ≦ 　 　 从
　　　　　　　　　　　∧ 　 ゝ.　 　　}　　　　　　　}　 ＼　　　　　　　　　　　それに至るまでに一度、『滅びます』ね。
　　　　　　　　　　　　 > 、　 　≧=}　 　=- -=＜　 　 ヽ　 /
　　　　　　　　　　 ,'^う.r 、つノ⌒ヽ／　　　　　 )　 　 　∨　　　　　　　　　それは。）

　　　　　　 ,:く　　　　. : :厶　　　 . . : : :.,′.:.／|　.: /　/　.:.:.:/　 :ﾊ
　　　　　　⌒ｱ　　. : : ::√　/　. : :／.:.::|.: ア￣|: .:/｀ｙﾞ　.::／:/.:/.:.|
　　　　　　　/　　 . : :.:.::|: :./.:.:.:,:ｨﾞ.:.::／j／ ｧ'´笊ぃ,幺:／./:/.:∧ :|
　　　　　　 /　. : : .:. .:::人厶ィく厶イ　　　　 　 Ｖツ⌒´::::ん(:/:/:|/　　（確かに……確かに！！
　 　 　 　 厶ｒヤ7.:.:.:.:::ﾔ〈　Ｙ　　　　　　　 　 　 　::::::::::::乂:/:/:/
　　　　 　 　 　 √.::::::::::ﾞく｀　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 〉/|/　　　　　僕らの居た場所として、それは『間々ある』！！
　　　　　　　　　{／[::::::::::::｀ＴＴｈ。　 　 　u　 　 　 　 　 　 厂
　　　　　　 　 　 　 [:::::人:::::i:::| 　 ＼　　　　　　 　 -= 　 /　　　　　　　だけどバイアン、それは君の考えだったか！？
　　　　　　　　　 　 {／___＼i:::|　　　 ＼　　　　　　　 　 /
　　　　　　　　　　　　j__　￣￣￣´~"' ぶｯ｡,　　　　　　　　　　　　　　君はもう少しだけ、ルールを─────！！）
　　　　　　　　　　　ノ⌒''　　　　　　　　 ´"'ｰぶぇｯｯく

　　　　　　　　　　_,､ｒヤ＾　　　. ::％　　　　　　　　　　　　　　 い
　　　　　　　 _､rうﾆ　　　　. : :％　　　　　　　　　　　.:.:/__　　.::.:.|
　　　　　　　´"'ｰｯ　　　. : : ‰　 　 　 　.:./　　.::/　.:.:厶:7　　ﾍ,::L___,
　　　　　　　　,､く　　　. : :‰　　　　　. ::./　　:.:/　.:.:/　７　　　 ﾍ,__ノ
　　　　　　 ,:く　　　　. : :厶　　　 . . : : :.,′.:.／|　.: /　/　.:.:.:/　 :ﾊ
　　　　　　⌒ｱ　　. : : ::√　/　. : :／.:.::|.: ア￣|: .:/｀ｙﾞ　.::／:/.:/.:.|
　　　　　　　/　　 . : :.:.::|: :./.:.:.:,:ｨﾞ.:.::／j／ ｧ'´笊ぃ,幺:／./:/.:∧ :|
　　　　　　 /　. : : .:. .:::人厶ィく厶イ　　　　 　 Ｖツ⌒´::::ん(:/:/:|/　　　　────────。
　 　 　 　 厶ｒヤ7.:.:.:.:::ﾔ〈　Ｙ　　　　　　　 　 　 　::::::::::::乂:/:/:/
　　　　 　 　 　 √.::::::::::ﾞく｀　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 〉/|/
　　　　　　　　　{／[::::::::::::｀ＴＴｈ。　 　 　u　 　 　 　 　 　 厂
　　　　　　 　 　 　 [:::::人:::::i:::| 　 ＼　　　　　　 　 -= 　 /
　　　　　　　　　 　 {／___＼i:::|　　　 ＼　　　　　　　 　 /
　　　　　　　　　　　　j__　￣￣￣´~"' ぶｯ｡,
　　　　　　　　　　　ノ⌒''　　　　　　　　 ´"'ｰぶぇｯｯく

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｛ ゞ. . .{　/ 　 　 . / . , . /: .　　　　, .　 . . （＿__,
　　　　 　 　 　 ／/:/ .　 ｌ　| 　 /　 : / ｜:|　 　|: /　|:|l 　|:l　 | f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣｀ヽ  /: : : : : :｛: :{: :|: : : : :辷ﾌ
　　　　 　 　 　 　 :/ 　.　:|　|　.┼―ｧ - | :|　 　|/　-|:|―ｌ|‐ 　| |　 そんなに驚くコト？　　　　　　  |...:トﾐ:...:...:...:.∨ヽ{:...:...:...:ｒ'
　　　　 　 　 　 　 i 　 　 :|　|./ :|　/｝__, 从|　 : 八　,ﾉ八:/|:|　　 |　 よくある───────。　　|  |:|:::::ヽ:.:j::ｉ|::..:...:....:...:.卜｝
　　　　　 　 　 ヽ─＝＝'--|: : ィ斥云ミx ﾉ : :/　 x云乏ﾐ:|:| : /: 乂＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ノ.:ﾄﾄ:::::::Ⅵﾉ|:://::::.:.:｛:ﾉ
　　 　 　 　 　 　 ｀ヽ､ヽﾞ｀iｰ､|.　Y＾芹うト..／/　　 |:ｲ:斧:ｉ＾Y./ ﾙ'.f´, ｨ'"　　　 ∠;::::::::l:::ﾄ:::::::::::::::ヾﾄﾄ{ ヽ:::::::::::::::ﾚｨ/:::::＜:.＼
　　　 　 　 　 　 　 　 ﾞ'''‐-`-|　人 辷:り　　　　　　 辷:り 丿　ム＞'´　　　　　　 ルﾍ:V|::::::::::::::::::::::＼:::::::::::::::::::::::ｲ::/}:::ﾄ::厂｀
　　　　　　　　 　 　 　 ｝|　 　 　|. 　　　　　　 , 　 　 　 　 /　}　 从　　　　　　　　 八 Ⅵ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ル'人:{
.　　　　　　　 　 　 　 　 |:从 　 :| |　　　　　　 　 　 　 　 / :/　/ :|　　　　　　　　　　 ）八:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/イ
.　　　　　　　 　 　 　 　 |′｝.　:乂>、　　　<　　 ﾌ 　 。く :/　/人|　　　　　　　　　　　从:.:.、::::::::::::::::::::::::::::::::::::,:.:.从
　　　　　　　　　　　　　 　 八　 |:/＼ }＞　 　 　 　 イ 　} 　/ 　 .|　　　　　　　　　 ／, ,ｲ:l::|>.:::::::::::::::::::::::::::／|:.:i|∧＼
　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ﾟ｡. |　　　　〕=- -― -=〔 　 | :/　　　　　　　　　　　／／//ﾚl:ｲ::::＼:::::::::::::::::::::::::卜j{//＼ ヽ
　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ∧:| 　 　 ﾉ＾!　　　　　 !^i _ |:ﾑ　　　　　　　　　　 〈　《//////|::::::::::::::ｰ '::::::::::::::::|//////》　〉
　　　　　　　　　　　　　　 　 　 _, 　-=≦ﾟ　　　 　 　 　 「≧=-　 ,_　　　　　　　　＼＼////ii::::::::::::::::::::::::::::::::::::ｉi////／／
　　　　 　 　 　 　 　 　 　 , '⌒ 7//V　　　　　　　　　　　 V//, 　 ⌒' ､　　　　∠/｝ ｛///八:::::::::::::::::::::::::::::::::八///　/ ＼
　　　　 　 　 　 　 　 　 ／　　　「7V　　　　　　　　　　　　 ∨/,　　　　ﾟ
　　　　　　　　　　　 　 i　 　 　 {//　　　　　　　　　　　 　 　 VI}　　 ﾟ,　ｌ

　　 ＜:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／⌒
　　　　 ＞:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／::::::::::::::::::::::::／㍉::::::::::::::≧=-
　-=≦::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／::::::::::u::::::::::::／　 /:::::::::::::::::＼
　　　　` ､:::::::::::::::::::::::ア＾ヽ／::::::::::::::::::::::::::,ｨzミx/:::,ｲ::::::::::::::::::＼
　　 　 　 〉::::::::::::::::::,' ´:／::＞''´/::::::::::／∥ /l}ﾑイ |::::::::::::::::厂｀
　　 　 ／:::::::::::::::::::::{.／''"´ 　 ./:＞''´ 　 ﾐ､.{ｿﾞ气,,/::::::::::::: /
　　　　￣／:::::::::::::::::l ∨'´　　　　 　 　 　 　 ヽ⌒::∨::∧:::/
　　 　 　 `h､::::::::::::::::ﾍ　　　　 　 　u　 　 　 ::::::::::::::::∨　}/



　　　｛ ゞ. . .{　/ 　 　 . / . , . /: .　　　　, .　 . . （＿__,
　　 ∠: : : : :ヽ{: .　. : : :{: :∧/: : : : : :｛: :{: :|: : : : :辷ﾌ
　　 ヾi...:...:...:../:.:.:...:...:...:ヾ{...:トﾐ:...:...:...:.∨ヽ{:...:...:...:ｒ'
　　　丿.:.:.:.:.:.:|:|.:./{/|:..:..:. : |:|:::::ヽ:.:j::ｉ|::..:...:....:...:.卜｝
　　 ｛:イ:::::::::::|T/ T大::::::!:.:ﾄﾄ:::::::Ⅵﾉ|:://::::.:.:｛:ﾉ
　　 ∠;::::::::l:::ﾄ:::::::::::::::ヾﾄﾄ{ ヽ:::::::::::::::ﾚｨ/:::::＜:.＼
　　　 ルﾍ:V|::::::::::::::::::::::＼:::::::::::::::::::::::ｲ::/}:::ﾄ::厂｀
　　　　 八 Ⅵ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ル'人:{　　　　　　　「……ああ、違う。
　　　　　 ）八:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/イ
　　　　　　　从:.:.、::::::::::::::::::::::::::::::::::::,:.:.从　　　　　　　　今回も……見に来ただけなんだ。
　　　　 ／, ,ｲ:l::|>.:::::::::::::::::::::::::::／|:.:i|∧＼
　　　／／//ﾚl:ｲ::::＼:::::::::::::::::::::::::卜j{//＼ ヽ　　　　　そして、僕に言わずに見せているんだ。
　　 〈　《//////|::::::::::::::ｰ '::::::::::::::::|//////》　〉
　　　＼＼////ii::::::::::::::::::::::::::::::::::::ｉi////／／　　　　　”あくまで、自分は見ているだけで関与していない”、と。」
　　∠/｝ ｛///八:::::::::::::::::::::::::::::::::八///　/ ＼

　 　 　 　 √.::::::::::ﾞく｀　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 〉/|/
　　　　　　{／[::::::::::::｀ＴＴｈ。　 　 　u　 　 　 　 　 　 厂
　　　 　 　 　 [:::::人:::::i:::| 　 ＼　　　　　　 　 -= 　 /　　　（いや……違う……！！違う！！！）
　　　　　　 　 {／___＼i:::|　　　 ＼　　　　　　　 　 /
　　　　　　　　　j__　￣￣￣´~"' ぶｯ｡,
　　　　　　　　ノ⌒''　　　　　　　　 ´"'ｰぶぇｯｯく




　　　　　 ,.ｲ:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ｉ:ｉ
　　　　 -=''7:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:/｀¨¨´ﾍ:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ｉ:ｉ:
　　　　　　 l:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ｉ:∥　　　　l:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ｉ:ｉ:ﾄ､:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ｉ:i
　 　 　 　 ∥:i:i:i:i:i:i:i:i:ｉ:ﾊi:i:i:i:l 　i丶　 :!:i:i:i:i:i:i:i:i:ｉ:ｉ:ﾘ　ﾏｉ:ﾄ､:i:i:／:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ｉ:　　　 （『僕が』！！変えた結果なんだ！！
　　　　　 /i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:∥ ＼:ｉ{　 j: : l ∥:i:i:ｉ:ｉ:ハ:i:i/　　,Vx≦､:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ｉ:ｉ:
　　 　 , 'ﾞ-,:i:,.イ:i:i:i:ｉ:/jI斗＝=≧ﾐヾ∥:ｉ:ｉ:､ ﾞ::::_V,.x≦==ミ､、寸i:i:i:,-､:i:i:i:r-　　　選んだ結果だ！！『コレも』！！！
　　　　　　ｧﾞ ∥,､i:i:{(ヽ 　（ ０ ）　ﾝﾞｲ:／:::::::::::〃 ( ０ ) 　 ﾉ/　Yｉ/　 Vi:ｉ:l　　　　　　　　　　あの場所
　　　　 　 　 /八 ヽｷ 　ミ=-:::::::´:::::':::::::::::::::ヽ: :.｀''=-　　彡　 j/　　 i{:i:i:l　　　　僕が『ジャック部隊基地』で！選んだッ……！！
.　　　 　 　 　 　 ヽ　ﾞ, 　 　 　 　 ／∥　 　 　 ｀¨　　　　　　　'　 　 ∥ｉ:ｉﾑ
　　　　　　 　 　 　 ＼　 　 　 　 {: : /　　　　　　　 　 　u　 　 /　,.イ'ﾞ｀￣¨　　　そう言いたいんだろう！？！？）

　　　｛ ゞ. . .{　/ 　 　 . / . , . /: .　　　　, .　 . . （＿__,
　　 ∠: : : : :ヽ{: .　. : : :{: :∧/: : : : : :｛: :{: :|: : : : :辷ﾌ
　　 ヾi...:...:...:../:.:.:...:...:...:ヾ{...:トﾐ:...:...:...:.∨ヽ{:...:...:...:ｒ'
　　　丿.:.:.:.:.:.:|:|.:./{/|:..:..:. : |:|:::::ヽ:.:j::ｉ|::..:...:....:...:.卜｝
　　 ｛:イ:::::::::::|T/ T大::::::!:.:ﾄﾄ:::::::Ⅵﾉ|:://::::.:.:｛:ﾉ
　　 ∠;::::::::l:::ﾄ:::::::::::::::ヾﾄﾄ{ ヽ:::::::::::::::ﾚｨ/:::::＜:.＼
　　　 ルﾍ:V|::::::::::::::::::::::＼:::::::::::::::::::::::ｲ::/}:::ﾄ::厂｀
　　　　 八 Ⅵ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ル'人:{
　　　　　 ）八:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/イ
　　　　　　　从:.:.、::::::::::::::::::::::::::::::::::::,:.:.从
　　　　 ／, ,ｲ:l::|>.:::::::::::::::::::::::::::／|:.:i|∧＼
　　　／／//ﾚl:ｲ::::＼:::::::::::::::::::::::::卜j{//＼ ヽ
　　 〈　《//////|::::::::::::::ｰ '::::::::::::::::|//////》　〉



　　　｛ ゞ. . .{　/ 　 　 . / . , . /: .　　　　, .　 . . （＿__,
　　 ∠: : : : :ヽ{: .　. : : :{: :∧/: : : : : :｛: :{: :|: : : : :辷ﾌ
　　ヾi...:...:...:../:.:.:...:...:...:ヾ{...:トﾐ:...:...:...:.∨ヽ{:...:...:...:ｒ'
　　 丿.:.:.:.:.:.:|:|.:./{/|:..:..:. : |:|　 ヽ:.:j::ｉ|::..:...:....:...:.卜｝
　　 ｛:イ:::::::::::|T/ T大::::::!:.:ﾄﾄ　　Ⅵﾉ|:://::::.:.:｛:ﾉ
　　 ∠;::::::::l:::ﾄ　　　　ヾﾄﾄ{ ヽ　　　　ﾚｨ/:::::＜:.＼
　　 　 ルﾍ:V|　　　　　　　 　 　　　　 ｲ::/}:::ﾄ::厂｀
　　　　 八 Ⅵ　　　　 　 　 　 　 　 　 ル'人:{
　　　　　　）八　　 　 　　　　　 　 　 /イ
　　　　　　 从:.:.、 　 　　　　 　 　 ,:.:.从
　　　 　 ／, ,ｲ:l::|>.　　　　　　　 ／|:.:i|∧＼
　　　 ／／//ﾚl:ｲ　＼　　　　　 　 卜j{//＼ ヽ
　　〈　《//////|　　 　 ｰ '　 　 　 |//////》　〉

　　　　　 /⌒ヽ,
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　　_,. -―‐く`　　　 　 ヽ
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　　`ーｧ= ＜　　,}　､　　ﾊ!＿
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　　　 /.{　　　　　 __.. イ ,ﾊ＼
　　　 |　ヽ.　-‐ ¨´　　 ノ}＼
　　　 }　　ﾊ　 　 　,／　∧ヽ
　　　ハ　 ヽｰ､―--- '´ﾉﾉ
　　 {　　　　＼＼ ＿／ｲ　.|
　　　｀７ヽ、　　` ＝ﾁ'´/　ﾉ
　　　 /　　{＼＿_ ノ .ノ ／

　　　　　　　　　　_,､ｒヤ＾　　　. ::％　　　　　　　　　　　　　　 い
　　　　　　　 _､rうﾆ　　　　. : :％　　　　　　　　　　　.:.:/__　　.::.:.|
　　　　　　　´"'ｰｯ　　　. : : ‰　 　 　 　.:./　　.::/　.:.:厶:7　　ﾍ,::L___,
　　　　　　　　,､く　　　. : :‰　　　　　. ::./　　:.:/　.:.:/　７　　　 ﾍ,__ノ
　　　　　　 ,:く　　　　. : :厶　　　 . . : : :.,′.:.／|　.: /　/　.:.:.:/　 :ﾊ
　　　　　　⌒ｱ　　. : : ::√　/　. : :／.:.::|.: ア￣|: .:/｀ｙﾞ　.::／:/.:/.:.|
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　　　　　　 /　. : : .:. .:::人厶ィく厶イ　　　　 　 Ｖツ⌒´::::ん(:/:/:|/
　 　 　 　 厶ｒヤ7.:.:.:.:::ﾔ〈　Ｙ　　　　　　　 　 　 　 :::::::::::乂:/:/:/
　　　　 　 　 　 √.::::::::::ﾞく｀　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 〉/|/
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　　　　　　　　　　　　j__　￣￣￣´~"' ぶｯ｡,
　　　　　　　　　　　ノ⌒''　　　　　　　　 ´"'ｰぶぇｯｯく



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　 　 　 　 ∥:i:i:i:i:i:i:i:i:ｉ:ﾊi:i:i:i:l 　i丶　 :!:i:i:i:i:i:i:i:i:ｉ:ｉ:ﾘ　ﾏｉ:ﾄ､:i:i:／:i:i:i:i:i:i:i:i:i_＿_,,..-‐''"_,,..-‐''
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　　 　 , 'ﾞ-,:i:,.イ:i:i:i:ｉ:/jI斗＝=≧ﾐヾ∥:ｉ:ｉ:､ ﾞ::::_V,.x≦==ミ､、寸i:i:i:,-､:i:i:i:r-
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　　　　　　　　　,'　　　　　 〃　/　　乂;;;::}{:::::)_::;;〃 ヽ
　　　　　　　　 ,' / 　 　 ／.. ノ,' 　　,'／:::::ゝ《　　ヽ　　)_
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　　　　　　 ,.. /／　　./ 　　ヽ l 　 　l⌒ 　＜::::::( 　　)__ ゝ
　　　　　　＼,'/,' 　{ ｛-ｚﾐ｀ヽ　l 　 　l　＼　 }゛¨ヽ..ノ;;:.ｰ ゝ
　 　 　 　,,:::/ヽ{ 　 {γ ﾋﾘ刈x ∨ 　 {≧ﾐ=‐ 　　　ト-‐ ,,=‐
　　　　　⌒,'::::,'　　ゝヽ 乂ﾘ　 　＼　 ﾋﾘ刈 》　　　}_ ／:::∨/
　 　 　 　　(::::{ 　 　 ヾ‐ 　 　 '　 　＼`- ',, ﾉ　 　　}:::::::}ヽ::}
　　　　　　　　{ 　 　 从　 　　_ _　 　　¨^／　 　　,ﾉﾉ∨　ﾘ
　　　　　　　　＞。　　ヽ＼　 　 　 　　／　 　 　 ﾉ
　　　　　　　　　　　)ヽ　》　＞　_　 ＜,' 　_,,.　-‐　 rfヽ.
　　　　　　　　　≦ヾ 　ノ⌒}＼__.／　{　(　　　　　 l　　l,
　　　　　　　　　　-‐.::::::〃ヽ/△∨ ノ ヽ,,..≧_..　 |　　.l
　　　　　　　　　,':::::::::::::,'／／二.　'∧￣ 　 　　｀ l, 　　!
　　　　　　　　/:::::::::::::::l／ {　○　}　'∧　　　　　　  l:.　　ヽ
　　　　　　　 /::::::::::::::::l 　 .乂___ノ　　'∧ ヽ. 　 　 　l|::　　 ヽ､
　　　　　　 ./::::::::::::::::::l　 　 　 ／} 　 　'∧ ::',　　　　'l::.　　　｀ﾞ'''⌒ヾｰ'''=-､
　　　　　　./:::::::::::::::::::l　　 　 / 　}　 　　'∧::／　￣ ｀ ヽ::　 　 　　　　　　　　 ヽ､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 i::　　　　　　　　　　　　　 ｀ヽ､　 ＿＿
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 l::..　　　　　　　 ,, -‐''ニ=-'''''￣　　　　｀''''= ､
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　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ノ´/:::::::.　　　 /／::.　　　　　　　　　　　　　　　　　　`ｰ-
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ,':::::::|::::::::::.. 　 /,ﾞ::::::::::
　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ヽ:::::::::::::::::::::::/.:::::::::::::::.
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＼::::::::::::::::i:::::::::::::::::::::.
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ｀::::::::::::l::::::::::::::::::::::::...
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 `ｰ-､|::::::::::::::::::::::::::::...

　　　　　　 ／ ::::／:::::::;:::::::::::::::::::::::::::::＼/ ::::::::::::::::::::::::::::::::::: |::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
　 　 　 _／ :::::::/::::::::::/:::::::::::::::::::::/¨¨¨¨¨¨¨¨|::::::::::::::::::::::::::::::| :::::::::::::::::::::::::::::: ＼|
　　　　　￣￣/::::::::::: |:::::::::::::::::::::」＿＿＿____|___ノ:::::::::::::::::::/ ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::|
　　　　　 　 ./ :::::::::::: |::::::::::::::::::::::| 　 　 　 　 |::::::::::::::::::::::＼|＿_|_::::::::::::::::::::::::::::::::＼__,
　　　　　　 /::::::::::::::::::|::::::::::::::::l:::::|　　　_____　|::::|:::::::::::::::::l::::| 　 |:::|:::::::::::::::::::::::く￣￣
　　　　　 ./::::::::;:::::::::: | :::::::::::::ﾊ::::|ｚｚｚｚｚｚ‐‐ |:::ﾊ::::::::::::::::|::/　　|:∧::::::::::::::::::::::::|
　　　　　/:::／ |::::: 〃| ::::::::::: |　V〃::::::刈 　 |/　|::::::::::: /ｚｚzzz‐‐ l::::::::::::::::::::::::|
　　　　　　　　 |:::::::|　| ::::::::::: |　　乂___ メ_　/:::::::|:::::::／〃:::::刈 V |:::::::::::|＼ト:/　　（なんだ……？
　　　　　　　　 |:::::::|　|:::∧::::::| 　 　 　 ===:::::::::::::|:／:::::乂___ メ 　 |:::::::::::|
　　　　　　　　/／人 |:/ ,ﾊ::: |　　　　　　　　　　　　 　 ===　　 　 ,|::/:::::;　　　　　　何が言いたいんだ……マーヤーを指さして……何を……。）
　　　　　　　　 　 ⌒|＼___ ヽ:|　　　　u　　　　　 /　　 　 　 　 　 ハ):::::/

　 　 　 　 　 　 / ｨ　　　　　　　　　　　　　　　　ヾ!　＼j
　　　　　　 　 　 丿　 　 /,　, Ｌ｣_!_/}　i j_,斗!‐ﾊ　　ｰ一ｧ
　　　　　　　　 ー１ 　 丨i /ﾊ　　_jﾊ∥| _　　　| }}{ ､「´
　　　　　　　 　 _,厶ｨ　！ﾄv ^　　　　　　　　　ﾍi八ドゝ
　　　　　　　　　　　ﾑ冗i |　　　　　　　　　　　　|∨
　　　　　　　　 　 　 ﾍじﾍ!　　　　　　　　　　 　 ﾑ′
　　 　 　 　 　 　 　 　 `ｰrﾍ　　　　　　　　　　/　　　　　　────────。
　　　　　　　　　　　　 　 }!,ﾊ＼ , イ　　　　　 /
　　　　　　　　　　　　　 _厶ﾙ'´,ィ ト　 　 　 ｲ＿＿＿＿,
　　　　　　　　　　 　 〔_,. 　 ' ´　| { //ﾌﾌ´　「￣￣￣ﾌ/
　　　　　　　 　 　 　 __〉　　　　 ヽヽ'/,'　 　 |　　 　 //
　　　　　　　 　 　 ∠二⌒ニ=-　 ヽヽ 　 　 ト､　　〈〈ヽ.
　　　　　 　 _＿／　　ｰ-　 ニ二＞' ´￣￣￣￣｀ ＜!　 ヽ



　　　　 　 　 　 　 {/{,　{ { /' ヾ､　,j　. iヽ.､＼､人 ﾞ､､　　￣　イﾉ
　　　　　　　　　弋¨´　 ヾ､i　.i , ,i:.i　! l i　.i i:.!:i､: ﾄ:ｰ.､ i l:::.:.＜_,
　　　　　　　　　　ヾ._　.::i i |:.ﾄA!:ﾑ!イ! l.l:. i!ﾄ∀‐ヾ!斗i､!.!:::.. {｀´
　　　　　　　　　　∠_.:::::;!:l:.ﾄ､!　　　　ヾ!ヽ:ﾄ:!　　　ﾐ ｿ;:ヾゞミﾆ='　　　 ゝ=，　　　／｀，
　　　　　　　　　　　 7'.;ｲヾ:､!｀　　　　 ヽヾ廴　　　´ノｲ:;ﾄ;＜´　　　　/　　}　　 ./　 .,'
　　　　　　　　　　　 {/ jゝヽi｀　　　　　　　　　　　　　/ｿﾉｰ=`　　　　j　　,'　　 ﾉ　 ./
　　　　　　　　　　　　　　 ∀､　　　　　 ､..::;::　 　 　 ,'イ　　 　 　 　 ,' ｀ .,' 　 / 　 /　　　　. -､
　　　　　　　　　　　　　　　|!::ﾞ､　　(ー‐--－zｦ　　/:ﾊ|　　　　　　 ,'　　,'　 ./ 　 /　　　／　 .ﾉ　　　　───～～。
　　　　　　　　　　　　　 　 jﾊ::::ﾄ .　 ｀ 二二´　　 ｲ|!:{⌒ヽ＿___　 ,'￣｀,'　./ﾆヽ/ 　 ／ ｀ ,／
　　　　　　　　　　　　　／／jﾊ:!　＼　　　　　／　 |;i;|　　 }‐ｧ／./-==,'__/- ､./　／　　／
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　　　　　　　　　　_,､ｒヤ＾　　　. ::％　　　　　　　　　　　　　　 い
　　　　　　　 _､rうﾆ　　　　. : :％　　　　　　　　　　　.:.:/__　　.::.:.|
　　　　　　　´"'ｰｯ　　　. : : ‰　 　 　 　.:./　　.::/　.:.:厶:7　　ﾍ,::L___,
　　　　　　　　,､く　　　. : :‰　　　　　. ::./　　:.:/　.:.:/　７　　　 ﾍ,__ノ
　　　　　　 ,:く　　　　. : :厶　　　 . . : : :.,′.:.／|　.: /　/　.:.:.:/　 :ﾊ
　　　　　　⌒ｱ　　. : : ::√　/　. : :／.:.::|.: ア￣|: .:/｀ｙﾞ　.::／:/.:/.:.|　　（……聞こえないように何かいって……
　　　　　　　/　　 . : :.:.::|: :./.:.:.:,:ｨﾞ.:.::／j／ ｧ'´笊ぃ,幺:／./:/.:∧ :|
　　　　　　 /　. : : .:. .:::人厶ィく厶イ　　　　 　 Ｖツ⌒´::::ん(:/:/:|/　　　好き勝手して、消えたか……！！
　 　 　 　 厶ｒヤ7.:.:.:.:::ﾔ〈　Ｙ　　　　　　　 　 　 　 :::::::::::乂:/:/:/
　　　　 　 　 　 √.::::::::::ﾞく｀　　　　　 　 　u　 　 　 　 　 　 〉/|/　　　　　何か言いたいなら消えずに、言葉に──────。）
　　　　　　　　　{／[::::::::::::｀ＴＴｈ。　 　 　 　 　 　 　 　 　 厂



　　　　　￣￣/::::::::::: |:::::::::::::::::::::」＿＿＿____|___ノ:::::::::::::::::::/ ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::|
　　　　　 　 ./ :::::::::::: |::::::::::::::::::::::| 　 　 　 　 |::::::::::::::::::::::＼|＿_|_::::::::::::::::::::::::::::::::＼__,
　　　　　　 /::::::::::::::::::|::::::::::::::::l:::::|　　　_____　|::::|:::::::::::::::::l::::| 　 |:::|:::::::::::::::::::::::く￣￣
　　　　　 ./::::::::;:::::::::: | :::::::::::::ﾊ::::|ｚｚｚｚｚｚ‐‐ |:::ﾊ::::::::::::::::|::/　　|:∧::::::::::::::::::::::::|
　　　　　/:::／ |::::: 〃| ::::::::::: |　V〃::::::刈 　 |/　|::::::::::: /ｚｚzzz‐‐ l::::::::::::::::::::::::|　　　（消え……ずに……？
　　　　　　　　 |:::::::|　| ::::::::::: |　　乂___ メ_　/ 　 |:::::::／〃:::::刈 V |:::::::::::|＼ト:/
　　　　　　　　 |:::::::|　|:::∧::::::| 　 　 　 ===　　　 |:／　 乂___ メ 　 |:::::::::::|　　　　　　マーヤーを指さして……消えて……。
　　　　　　　　/／人 |:/ ,ﾊ::: |　　　　　　　　　　　　 　 ===　　 　 ,|::/:::::;
　　　　　　　　 　 ⌒|＼___ ヽ:|　　　u　　　　　　 /　　 　 　 　 　 ハ):::::/　　　　　　─────────。）

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 /＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ＿__|　/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼　|_/ 　 　 　 　 　 　 |ヽ,
|l!1!｜!ｌ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ＼|　 | ＿ﾉ!　 !l　　　 | ,/
|l!1!｜!l　　　　　　  -=''7:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:/｀¨¨´ﾍ:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ｉ:ｉ:　　　　　　 |!_ﾉ!　　.＼　|　 !l　|ヽ　|/
|l!1!｜!l　|　　　　　　　　　 l,ｨ :i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ｉ:∥　　　　l:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ｉ:ｉ:ﾄ､:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i |＼　　　　|　 |　　 　 ﾍ|　 !l　|　ﾍ　＿＿
|l!1!｜!l　|　　　　　　 　 ／｜i:i:i:i:i:i:i:ｉ:ﾊi:i:i:i:l 　i丶　 :!:i:i:i:i:i:i:i:i:ｉ:ｉ:ﾘ　ﾏｉ:ﾄ､:i:i:／:i:i:i:i:i:i:i:i: | 　＼　　/　/　　 l| |l!1!｜!l /　／ ＼__ノ
|l!1!｜!l　|!　　　　　 ／　　 } i:i:i:i:i:i:i:∥ ＼:ｉ{　 j: : l ∥:i:i:ｉ:ｉ:ハ:i:i/　　,Vx≦､:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i￣￣ 　/　 l　　　 l| |l!1!｜ /　/
|l!1!｜!l　|!　　　　　 /　　　/ .イ:i:i:i:ｉ:/jI斗＝=≧ﾐヾ∥:ｉ:ｉ:､ ﾞ::::_V,.x≦==ミ､、寸i:i:i:,-､:i:i:i:r-　  /　／　　　 || |l.＿ノ　 /
|l!1!｜!l　|!　　　　 /　　／ ﾞ ∥,､i:i:{(ヽ 　（ ０ ）　ﾝﾞｲ:／:::::::::::〃 ( ０ ) 　 ﾉ/　Yｉ/　 Vi:ｉ:l　／／　　　 　 ||  .＼＿／　　　　（しまッ──────！？！？
|l!1!｜!l　|!,　　　 /　　/　　  /八 ヽｷ 　ミ=-:::::::´:::::'｀:::::::::::::ヽ: :.｀''=-　　彡　 j/　　 i{:i:i:l　￣　 　 　 ＿  || |l!1!｜!l
|l!1!｜!l　|!i　 　 /　／　　　　　  ヽ　ﾞ, 　 　 　 　 ／∥　 　 　 ｀¨　　　　　　　'　 　 ∥ｉ:ｉﾑ　　　　 i　 | ,/ .|| |l!1!｜ r:┐　　　『幻影』！！！！！
|l!1!｜!l　|!l　　 /／　　　　　 　 　 ＼　 　 　 　 {: : /　　　　　　　 　 　 　 　 /　,.イ'ﾞ｀￣¨　　　　 l　 |/　　/ヽ　r┤/
|l!1!｜!l　|!l　　 ´　　　　　　　　 　 　 ﾞi.,　　 　 　 ｀ﾞ、　　　 　 　 　 　 　 　 /,.ｲ:i∥　　　　　　　　 l　 　 l: /　/　| .|/　　　　マズい！！
|l!1!｜!l　|!l ／i　　　　　 　 　 　 　 　 lﾑ　　 　 　 　 　 ｀ 　 　 　 　u　 　 ,ｲｧ'ﾞ寸{　　　　　　　　  l  ＿／,／ !1! |/!l
|l!1!｜!l　|!|. i／　　　　　 　 　 　 　 　 jｧﾞヽ 　 　 ＿ 　　 　 ＿ 　 　 　 ／ :}i丶、｀　　 　 　 　 　 l|.i￣￣ | |l!1!｜!l　　　　　マズいマズいマズい！！
|l!1!｜!l　|!|.|　　　　 　 　 　 　 　 　 ＞''｀/ ヽ、　　 ‐.-. .　　　 ｀　　／: : :∥　､＼　　　　　　　　 l|l| 　 il:|| |l!1!｜!l
|l!1!｜!l　|!|l|　　 　 　 _　ﾆ=-　''"｀　　　/　　V:.､　　　　　　　 　 ／: : : : /　 　｀　´''＜　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　『見透かされる』！！マーヤーに！！）

　　　i{∧ 　 ヽ.}　　　 乂ゝ' 　 　゛　_彡゛　 ,从
　 　　　 ゝN　 乂 　 从^ ::::.　　　 ,　 ﾉ　 ｨ
　　　　　　　ヽ　　ゝ 　 ヽ> ,　 `　 イ　　(_ 彡　　　「マシュを『幻影』を通してみてたんだ！！！
　　　　　　　　　＞ .≧っ　)二ｺ^　 　 ｎ=-
　　　　　　　　　　 　/＜_ノ.>......‐ミx〃 )三ﾖ　　　　マシュのイメージを、見ていたんだ！！
　　　　　　　　　　　, 　　／. : : : : : :j　 <=='∧,
　　　　　　　　　　　,　 /.: : : : : : : : ∧〃≧゛ ﾉヽ　　”僕のだって”、見ていたっておかしくない！！」
　　　　　　　　　　　.∨.: : : : : : : : : :_:.:ヽ_∠ 　 .ﾉ
　　　　　　　　　　　 , : : : : : : : :彡゛: :/¨ 　｀ヽヾ
　　　　　　　　　　　i! : : : : : : : : : :.／ 　 　 　 　)
　　　　　　　　　　　i! : : : : : : : :／　 　 　 　 　ｨ
.　　　　　　　　　　 i!: : : : : : : 〈　　　　　　　_ノ∧

―――━━――――￣￣￣￣￣￣￣＿＿＿＿＿＿―――――＿＿＿＿￣￣￣￣￣＿＿＿＿＿￣￣￣￣―━━―￣￣￣￣￣
＿＿＿＿＿＿―――￣￣￣￣￣＿＿＿＿＿――━━―￣￣￣￣￣＿＿＿＿＿＿￣￣￣￣￣＿＿＿＿＿―――￣￣￣￣＿＿
　　　　　　 ／ ::::／:::::::;:::::::::::::::::::::::::::::＼/ ::::::::::::::::::::::::::::::::::: |::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
　 　 　 _／ :::::::/::::::::::/:::::::::::::::::::::/¨¨¨¨¨¨¨¨|::::::::::::::::::::::::::::::| :::::::::::::::::::::::::::::: ＼|
　　　　　￣￣/::::::::::: |:::::::::::::::::::::」＿＿＿____|___ノ:::::::::::::::::::/ ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::|　　　　（自分で言ってたんじゃないか！！
　　　　　 　 ./ :::::::::::: |::::::::::::::::::::::| 　 　 　 　 |::::::::::::::::::::::＼|＿_|_::::::::::::::::::::::::::::::::＼__,
　　　　　　 /::::::::::::::::::|::::::::::::::::l:::::|　　　_____　|::::|:::::::::::::::::l::::| 　 |:::|:::::::::::::::::::::::く￣￣　　 『不安定になれば付け入られる』！！
　　　　　 ./::::::::;:::::::::: | :::::::::::::ﾊ::::|ｚｚｚｚｚｚ‐‐ |:::ﾊ::::::::::::::::|::/　　|:∧::::::::::::::::::::::::|
　　　　　/:::／ |::::: 〃| ::::::::::: |　V〃::::::刈 　 |/::::|::::::::::: /ｚｚzzz‐‐ l::::::::::::::::::::::::|　　　　　こんな些細な程度で入られるか解らないけどッ……！
　　　　　　　　 |:::::::|　| ::::::::::: |　　乂___ メ_　/:::::::|:::::::／〃:::::刈 V |:::::::::::|＼ト:/
　　　　　　　　 |:::::::|　|:::∧::::::| 　 　 　 ===:::::::::::::|:／:::::乂___ メ 　 |:::::::::::|　　　　　　　　　『幻影に入られたら』、僕の中のイメージを、”盗られる”！！）
　　　　　　　　/／人 |:/ ,ﾊ::: |　　　u　　　　　　　　 　 ===　　 　 ,|::/:::::;
―――――￣￣＿＿＿￣￣￣￣￣＿＿＿＿＿―――￣￣￣￣￣￣￣＿＿＿＿＿＿￣￣￣￣￣＿＿＿＿＿―――￣￣￣￣￣
＿＿＿＿＿＿―――━━―――￣￣￣￣￣＿＿＿＿＿￣＿＿＿￣￣￣￣￣＿＿＿＿＿―━━―￣￣￣￣￣￣￣￣＿＿＿＿

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿___
　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／: : : : : : : : : :｀く
　　　　　　　　　　　　　　　　,ｲ: : : : : : : : : : : : ヽ: :ヽ
　　　　　　　 　 　 　 　 　 ／: : : : : : : : : : : : : } : i:∨」＜=コ）
　　　　　　　　　　　　　　/.: : :/:/: :|:,': : : :/: :./: : |i:|::} |ﾍ｀¨´
　　　　　　　　　　　　　 /ｲ: :/:/: |:.|:| : : : {:-/､::_从|_ﾉ」', ヽ
　　　　　　　　　　　　　 '　|:/:/:.从_ﾊイ: : }:/,ｨ芯ﾐxV ', ',ヽ ｀'＜_
　　　　　　　　　　 　 　 　 }'V:从",ィ示ゝ､{′ゞ-ﾟ'　.}ｲ:', ',　＼ 　|　　　　「万が一『ＢＢ』のイメージを取られたら、
　　　　　　　　　　　　　　　,': : :ﾍ 《 Vソ' 　､ 　 "" /_:_:ﾍ_ヽ　 ｀¨
　　　　　　　　　　　　　　 ,': : : : :/>.ｲ|　 ､　 ノ　 ,ｲzzzzｧ 7 〉　　　　　　僕が『望まないイメージ』なんてものが取られたら、終わりだ！！
　　　　　　　　　 　 　 　 /: : : :,ｨ／ｲ| |､. 　 　 ,.ｨ{ﾆﾆﾆﾏ ∧
　　　　　　　　　　　　,イ: :, イ_く-=ミﾑ∨ ≧≦￣|ニﾏ /: : ∨　　　　　　たとえサム達がやりたいことができても！！」
　　　　　　　　　　,ィ: _ イ /:/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆヽヽ__ハ__ﾊ=ﾏ/zzzx:∨
　　 　 　 　 　 ／:.／　／: :|ﾆﾆﾆﾆﾆア´二ニ只､─､｀ヽﾆﾆﾑ:＼
　　　　　　　,ｲ: :,ｲ　／: : : :|ﾆﾆﾆニ〈 くニ/ﾉ / ゝ､＿__>ヽﾆﾆ|: : :ヽ



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「僕が守りたいものが……手に入れたいモノが……！！」



.　　　　　　　 　 　 　 |i　　　 |ﾍ:::::::::::　　　　　:::::::::::人　　 　.!　　　 !　　 VＬ　Vヽ::::::ヽﾍl::/　　　 　 　 　 　 　 _.ﾝ/
.　　　　　　　 　 　 　 |　ﾊ　　!　h､ 　丶　　 ノ　.ィ. 　　　∧ .!　　　　ヽゝ　｀7}　　 ';:::::i::ﾊ ヾ　　　　　 　 　 　 ´_. /
　 　 　 　 　 　 　 　 /ｲ　‘， |　　ｲ(＞｡ _ .｡＜),/ 　 　 ./　'ﾉ　　　　ヾ:､ヽ {､ヽ ___ハ/ｿ }　 ＼　　　　　 '" 二　/
　　　　　　　　　　　　　　　‘､|.／/ ＼　　　／ ',＼ﾚ'|　/　　　　　　　＿￣ ＼　 /　 　 ＼　　 丶　　　　　　　/l
　　　　　 　 　 　 　　 ／¨{`／　!　　 /:;:;:;:;:',　　　　`|/-‐‐-　　　／　　 ヽ 　 }∧ 　 　 　 丶.＿_ ｀ ｰr---‐　} |
　　　　　　　　　　 .／　　.{　　　|　　ハ:;:;:;:;∧　　}.　　＼}　　＼/　 /　　　ヾ-∧ ヽ　　　　　　　　 ￣￣￣｢|// 〉

　　　　　　 ／ ::::／:::::::;:::::::::::::::::::::::::::::＼/ ::::::::::::::::::::::::::::::::::: |::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
　 　 　 _／ :::::::/::::::::::/:::::::::::::::::::::/¨¨¨¨¨¨¨¨|::::::::::::::::::::::::::::::| :::::::::::::::::::::::::::::: ＼|
　　　　　￣￣/::::::::::: |:::::::::::::::::::::」＿＿＿____|___ノ:::::::::::::::::::/ ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::|：
　　　　　 　 ./ :::::::::::: |::::::::::::::::::::::| 　 　 　 　 |::::::::::::::::::::::＼|＿_|_::::::::::::::::::::::::::::::::＼__,
　　　　　　 /::::::::::::::::::|::::::::::::::::l:::::|　　　_____　|::::|:::::::::::::::::l::::| 　 |:::|:::::::::::::::::::::::く￣￣
　　　　　 ./::::::::;:::::::::: | :::::::::::::ﾊ::::|ｚｚｚｚｚｚ‐‐ |:::ﾊ::::::::::::::::|::/　　|:∧::::::::::::::::::::::::|：
　　　　　/:::／ |::::: 〃| ::::::::::: |　V〃::::::刈 　 |/　|::::::::::: /ｚｚzzz‐‐ l::::::::::::::::::::::::|　　　（……下手を打てない。）
　　　　　　　　 |:::::::|　| ::::::::::: |　　乂___ メ_　/::::::::|:::::::／〃:::::刈 V |:::::::::::|＼ト:/：
　　　　　　　　 |:::::::|　|:::∧::::::| 　 　 　 ===:::::::::::::|:／:::::乂___ メ 　 |:::::::::::|
　　　　　　　　/／人 |:/ ,ﾊ::: |　　　　　　　　　　　　 　 ===　　 　 ,|::/:::::;
　　　　　　　　 　 ⌒|＼___ ヽ:|　　　　　　　　　　 /　　 　 　 　u　 ハ):::::/：



　 　 　 　 厶ｒヤ7.:.:.:.:::ﾔ〈　Ｙ　　　　　　　 　 　 　 :::::::::::乂:/:/:/：
　　　　 　 　 　 √.::::::::::ﾞく｀　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 〉/|/：
　　　　　　　　　{／[::::::::::::｀ＴＴｈ。　 　 　u　 　 　 　 　 　 厂　　　　　（今までと……違う。
　　　　　　 　 　 　 [:::::人:::::i:::| 　 ＼　　　　　　 　 -= 　 /：
　　　　　　　　　 　 {／___＼i:::|　　　 ＼　　　　　　　 　 /　　　　　　　　彼女は、僕をティアマト以上に疑い、
　　　　　　　　　　　　j__　￣￣￣´~"' ぶｯ｡,
　　　　　　　　　　　ノ⌒''　　　　　　　　 ´"'ｰぶぇｯｯく：　　　　　　　　　放すことは、無い……！）

----|　 　 　 l　ト. 　　i|
　 　 |　 　 　 l　l::::} 　 i|
　 　 |　 　 　 l　lィ　　 i|　　＿＿＿＿＿
----|　　　　　　　　　ﾊ　/　＿＿＿＿＿ ＼
＿＿|　　　 　　　　　/:l∨ /lニニニニニニl |
　　 　 　 　 　 　 　 / [l: ∨ lニニニニニニl ﾄ､
　　　　　 　 　 　 ／{: [ｌ:　∨ニニ二ニニニl |　￣ ]
＿＿_ 　 　 　 ／:}　l: [ト ､ !──────┐　//
￣￣ゝ--- ォ　 /　 ｀ヽﾆﾑ!　　　 　 　 　 　 l　 |ﾉ　　　　　　　　　　「”分岐を左右する力”は、
　　　　　／ 　 ./　　　::}ニ|}　　　　　　　　　 |／
＿　　／　　　/ 　 　 __}ニﾉ　----------　:!ｺ　　　　　　　　　　　　最早『ＢＢ』と僕にしかない。
　　　 　 　 ／　　　_/-厂l　　i⌒i　　　i⌒i　 !ｺ
---　､　／　　 　 lr'-/　 l　　l二l　　　l二l　 ! |　　　　　　　　　　　　彼らのやることは決まってる。『ＢＢ』は、サムが動かねば、動かない。
ニニ>イ　　　　　 ゝｲ---l===ー=====ー== ! |
===r'"　　　　　 /::::}` ト!　|　{三三三}　|　}--ﾉ　　　　__　 ﾍ　　　　　振れ幅は、『僕にしかない』。
‐一 >、　　　 ／::::::}　　|:　＼ i三三i ／　:厂　　　　 / ／フ∨ /
￣ {l|ｌ }コ ､／:::::::::::l　　 ＼　:| ￣￣ |:　／!_　　　ｒ─一く---∨ /　　もう分岐は、『僕がやりたいことをできるか否か』に
二_{」.ﾉ_ ィ::::::::::::::::/　　　　＞------＜　 　 ヽ／∨:/　　＼__∨ /
::::::::::::::::::::::::::::::::: /　　　　　　 　 　 　 / 　 　／　　∨　　 　 ﾏ-∨ /　集束している。
---- ＜￣＼::::/　　　　　　 　 　 　 /　　／　／ ⌒ ｰ ┐ 　 ﾏ-∨
____/lll「 |　　 ／　　　　　　 　 　 　 / 　 /　／--------ﾄ､　　 ﾏﾑ　　先は……そこからの分岐しか、ない。」
___:{llllｌ| :l　／　　　　　　　　　 　 ／ 　 /　/--------／ 　＼　 ﾏﾑ

::::::::::::／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::{
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|：
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::::: 八
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::八 ::::::::: ＞：
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/　/　￣：
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/　/：　　　　　（ああ……『ＢＢ』……メム・アレフ……！！
::::::::::::::::::::::::::::::::::／∨｀¨
::::::::::::::::::::::::::::／ /：　　　　　　　　　　忘れてたよ……！！
￣￣乂/从≧sイ
　　　　　　　　　＼　　　　　　　　　　　僕は分岐を、未来を見ることができる！！だけど！！）
＿＿＿＿＿＿　丿
　　　　　　　　　｀ヽ：



　　　　　　　　　　　　　 ＜...　::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::r‐ ､:::::r‐　､:::::::＞
　　　　　　　　　 　 　 　 ／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::､　ヽ::ヽ　 ヽ::::::`h､
　　　　　　　　　 　 　 ∠＿::::::::::::::::::::::::/ミミﾐ',::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ　'.:::::'.　‘.＼''⌒
　　　　　　　　　　　　 　 　/::::::::::::::::::::/⌒^^` l:::::::::::::::(⌒寸:::::::: l　 l::::::，　‘　ヽ
　　　　　 　 　 　 　 　 　 /::::::::::::: i::::::'　　u　　|:::::::::::::::::h､}}ヽ::::::::l　 l::::::l 　 ‘　 〉＼
　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ''^´|:Λ:::l:::::|ｘ､.　　　 |::::::::::::::::::::ﾘ　　､:::ｌ　 'ｲ:::l　　　 /､￣　　　　　　（それを、『現在』ッ！進んでいる道を！！
　　　　　　　　　　　　　　　　|'.　}ｲ:::::| ､ﾞヾｘ､,.　|::::::::::::::::/{ ヽ　 V　　 }:::l　 　 / /
　　　　　　　　　　　　　　 　 ィ'､ ‘.::Ｎ　` ._(r_＼|::八::::::,′　Ｌ　　　　.}:::'　　　 / 、　　　　　　　『僕が選びたい分岐に”確実に”持っていける程の力』は、
　　　　　　　　　　　　 　 ／　V:￣'.|　　　　　￣}/　 ＼{　　.ﾉ　　　 　 }/　　 .ノ 　 `　 ､
.　　　 　 　 　 　 _　　　'. 　 　 }::::/j ､ U　　 　 /　　　　　 ./　　　　　/　　 /　　　　　　 ＼　　　ない……！！
　　　　-‐　　 ´　　　　　　　　 }ｲl" 　 、　　　　　　　　/ ./　　　　　　　　 {　　　　　　　 　 ＼
／　　/　　　　　　　　　　　　　　 l. 　 ',＼　〈廴`　　.`'-__l　　　　　,　――　 、.　　　　　　 　 ＼　『ＢＢ』に『失敗』がなくとも、”僕にはある”んだ！！
　　　,　　　　　　　　　　　　　　　 l.　　 ヽ ＼`ー-　二_‐-.ヽ. 　 ／ 　 　 　　　 、
　 　 |　　　　　　　　　　　 　 　 　 ',.　 　 ` ､ `　　　　　　　ｨ¨∨.　 /三三三三ﾍ　　　　　　　　　しくじればッ……！！）
　 　 |　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ／ ＼ 　 　 ｀''＜` ― ァ. 　 　 '.　//￣￣￣￣｀ヽ

　　　　　　　　 /　　　 i{　 l /　　　　　　　 　 ,　:　　　　,　　ヽ　　　　 ∨ {: : : }　　　　ﾐh=彡
　　　　　 　 .|　,':ｉ　　　j{　 {i　　　　　-‐‐=　 .∨　　　 ∧　=‐‐-　　　　∨ゝノヽ　　　}!∨i!
　　　　　 　 .| ｛::}　　　 j{　　≦竓弐苅ミx　　 ∨　 　　∧　 ィ竓弐苅ミ≧　　∧　 ノ　}　{
　　　-====┤{={　　　 .j{ イ刈゛　{:::::::._:::::}ヽ 　.∨　 　　∧ヾ:::::::::::::}　　ヾx　　　ヾ　} .}＝==-　　　_　　　「彼女の幻影に捉えられれば、
　　　＞、 　 ; ;　i　 　 　∧　ヾ,　 ∨:｛;;｝::}　　　 ヽ　　　　 , {::｛;;;｝::ﾘ　　〃　　　　　 } .}ヾ゛　￣　 ＜
　　　　　 ＞ { }　i　 　 　 ∧∨　　乂:::::,ノ　　　　　ヽ　　　　乂::::::ノ　　　 ;　　　　　 l　l 　 　＜　　　　　　『終る』ッ……！！」
　　　　/　 /∧ 　, 　 　 　　＼＼ ≧=--　　　　　　　＼ 　　 ヽ --=≦　　,　　　　　 i　 ∧゛　∨ /
　　　./　／　∧　 ,　 　 　　 },　｀ヽ　　　　　　　　 !　　　＞ 　　＼　　__彡　　　　　 , ,'　　∧　∨
　　 .,'／　i{　 从　　　　　　.∧　　　　　　　　　　　　　　　　　≧=--. 　 /　　　　　.// N 　 }!ヾ }


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　　 | ≧s｡.　　 ~''＜　　　　　　　　　　 　 　 　 ∧　 　 　 　 ∨ 　　　　　　　 /--------/　　／|
　　 |　　 　 ~ト　　　 ~''＜　　　　　　　　　　　　 ∧＿＿＿＿∨　　　　　　 /{:.:.:.:.:.:.:.:.://　 ／　 |
　　 | ≧s｡.　 ∥　~''＜　　≧=‐--------------------------------------‐=≦　／　　.｜
　　 ト　　　.~ ∥　　　　~''＜|_________＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／　　 　 .|
　　 |　　　 　 ∥　　　　　　 {℡　寸℡　寸℡　寸℡　寸℡　寸℡　寸℡　寸℡　寸 |　　　　　 |
　　 |≧s｡. 　 ∥　　　　　　 | ℡　寸℡　寸℡　寸℡　寸℡　寸℡　寸℡　寸℡　寸|　　　　　 |｡s≦
　　 |　　　 　 ∥　　　　　 　 　 Tﾏ￣￣￣厂￣￣￣ ﾏ￣￣￣厂￣￣￣ ﾏ￣￣￣ﾊ| . 　 　 　 |
　　 | ≧s｡._　∥　　　　　 　 　 .|::ト----イ≧s｡.　　　 ト----イ　　　　　 　 ト----イ.:|.　　　　　.|　　　　　　＿＿　　ｎｎ
　　 |_　　　　 ∥　　　　　 　 　 .|::|　　|L___r､~''＜}]}　rzzzzzzzzzzzzzzzzzzzz　f// .| :|ｒ-イ.　 　 !　　　　　└‐┐ | 　UＵﾉﾞ7 　○ ○ ○
　　 |　￣　　 ∥｢ ≧s｡.　 　 　 .! |　　|　　　｀¨!|　　| |ヾｚｚ厂 ヾｚｚ厂 ヾｚｚ厂!|　　T.| :||㍊|≦|　｜　　　　 ┌‐┘ | 　　く／
　　 |　-----.∥| Ｂ ４ |　　　　 |::|　　|.,__　　　!|　　| | |!　__≧s｡.　　＿_/／ .||　　.| | :||㌶:B4!　 |　　　　　　￣￣
　　 |　　　 　 ∥|:====.|　　　　 |::|　　|--| . 　 !|　　| | |!　Ｈ　　　　| i::コ|　 i|∥ 　 | | :||㌦!==|　｜
　　 |　-----.∥|:三三:|　　　　 |::|　　|三| . 　 !|　　| | |!　| |　 ＞''~￣￣~`'i|∥ 　 | | :||㌃!三|　｜
--　|　　　 　 ∥|:三ニ !　 　 　 |::|　　|　 | . 　 !|　　| | |!　＞'"ｚｚｚｚｚｚｚｚｚｚi!∥ 　 | | :| ` トミ:!　 |
　∥|￣　　　 ∥|　　　 |　　　　 |::|　　|　 | . 　 !|＿_＞''~-------------- ＼＿_,.| | :|　 | 　 |　 | |≧ト　　　　＿＿　　ｎｎ
　∥| _,.jI斗　.∥|　　　 |　　　　 |::|　　|''"　＞''~　　　 ／　　　　　　　|　　　　　　 　 | :|　 | 　 |　 | |●::　　 　 └‐┐ | 　UＵﾉﾞ7 　○ ○ ○
　∥|　　　　 _∥|　　　 |　　　　 |::|　　＞''~　　　　 ／　　　　　 　 　 :|　　　　　　 　 | :|　 | 　 |　 | |:::::::　　　　┌‐┘ | 　　く／
　∥|._,.｡*''"　∥|　　　 |　　　　 |::|＞''~　　　 　 ／　 　 　 　 　 　 　 | 　 　 　 　 ,／ . ! . .!　 .|　 | |消火　　　 ￣￣
　∥| 　　jI斗.∥|　　　 |　　　＞''~ｚｚｚｚｚｚｚｚｚｚｚｚｚｚｚｚｚｚｚｚｚｚｚｚｚｚｚｚｚｚｚｚｚｚｚｚｚｚ彡　 | 　 !.....| |:::::::
　∥| ''"　 　 .∥|　　　 ＞''~　 　　　　　　／　　　　　　 　 　 　 　 　 |　　　　　　 　 ∨　 ｊ 　 |...｜|::::::::
　∥|　 ,.＞''~.∥|＞''~　　ヽ-------- ／---------------------|-------------イ´　./　 | |::::::::
斗| .!'"　　　＞''~ヽ＿＿＿＿＿＿_／.＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿_.|＿＿＿＿＿＿＿__／＼...| |::::::::
　　 | ＞''~　 ,.＞''~ 　 　 　 　 　 ／　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 |　　　　　　　　　　　∨　 ＼ ヾ:::::

　　　　　　　　　　 ＞、::::::::::::::::i::i i::::::::::::::/:i　i:::::::::::::::::::::::::::: |_　　./
　　　　　　 　 ＞:´::::::::ヽ:::::::::::ﾉi::i.i::::::::::::::|:::i　i:::::::::::::::::::::::::::::|_斗'"
　　　　　＞.:´::::::::::::::::::::::＼:/ .7::i.i::::::::::::〔:::::ﾏi:::::::::::::::::::::::::::::|　　　　　　　　────想定できる必要数は調達できました。
　　 ＞:´::::::::::::::::::::::::::::::::＞'　７:::i7::::::::::::::|::::::ﾏ:::::::::::::::::::::::::::::ﾏ
　 寸ﾏ::::::::::::::::::::::::::＞´　　　/:::::i':、::::::／:::::::::ﾏ:::::::::::::::::::::::::::::ヽ、　　　　　　素晴らしいですね、やはり彼らに製薬を託したのは正解でした。
　　,ﾉ ヽ:::::::::::::＞ ´　 　 　 ./::::::7::::`ｰ'::::::::::::::::::ﾏ:::::::::::::::::::::::::::::::::`＜
　彡／´`ｰ＜　　　　　　　/:::::::7:::::::::::::::::::::::::::::::::ﾏ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::　　　　私とグェイラと、地下に全て押し込めるのは、
　 ´　　　　　　　 　 　 　 /::::::::7:::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾏ::::::::::::::::::::::::::::::::::::
　　　　　　　　　 　　 　 /:::::::::/:::::::／:｀:＜::::::::::::::::::〉、:::::::::::::::::::::::::::::::　　　　やはり宜しくありませんね。
　　　　　 　 　 　 　 　 /:::::::::/:::::::/.:.:.:.:ﾏ.:.:.`マ:::::::/.:.:.:ﾏ::::::::::::::::::::::::::::
　　　　　　　　　　　　/::::::::::/i`ｰ'.:.:.:.:.:.:.:ﾏ.:.:.:.:.丶´.:.:.:.:.:.ﾏ:::::::::::::::::::::::::　　　　皆の力を合わせねば。
　　　　　　　　　　　　ﾏ:::::::7ﾆi.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ﾏ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼:::::::::::::::::::::　　　　　＿＿　　ｎｎ 　　　　＿＿　　ｎｎ
　　 　 　 　 　 　 　 　 ﾏ:::7ﾆ=i.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ﾏ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼:::::::::::::::　　　　└‐┐ | 　UＵﾉﾞ7 　└‐┐ | 　UＵﾉﾞ7 　○ ○ ○
　　　　　　　　　　　　　 ﾏ:ヽニi.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ﾏ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＞ 、:::　　　　┌‐┘ | 　　く／　　┌‐┘ | 　　く／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ￣￣　　　　　　　　 ￣￣　

　　　　　　　　　　　　　　＿＿_
　　　　　　　 　 　 　 ／/　 //　＼
　　　　　　　　　　　/　l」zzzzト､
　　　　　　 　 　 　 |／　|￣l　｀ヽヽ_ﾊ
　　 　 　 　 　 　 　 l:､　,|￣l､　,..-:ﾊ 」　　　　　ボンドルド！！
　　　　 　 　 　 　 .∧::ヽ|＿|／::::::r┤|　　　　　　　　　　　　　　　　　　　f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣｀ヽ
　　　　　　　　　　 {〈|＼, --､ ／´l./ ﾉ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|　　  おや、マーキス。
　　　 　 　 　 　 　 ＞　L＿_」_　-≦＞, ､＿_　　　　　　　　　 　 　 　 　 |　　 用意が出来たのですか？
　　　 　 　 　 　 ／＜二二＞､/__/::::::ヽ__ヽ＿＼　 　 　 　 　 　 　 　 　 ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿乂_
　　　　　 　 　 /‐ｧ'/　　　/　|　 |　｀ヽ/::／＼　 ＼
　　　　　　　 ｲ |」　|　　　.|　 |　 |　　　ﾄ|l　 　 ＼　 ＼　　　　ああ。……しかしお前さんが俺達整備班に依頼をするなんざ、
　　　　　 ／/| .|」　|　　　.|　 |　 |　　　|:|､ o　 　 |「､＼
　　　　　|　 { |-|」./|-─￢　 |　_|　　 ∧:::＼　　.」l　 '∧　　　珍しい気がするな。
　　 　 　 〉　､ヽﾍ　」=-ｧ､_＼「＿f:斗ﾍ'∧:::::::>'　／＼'∧
　　　 　 lﾍ:::::::>┐/　./　|￣: :|:|:|: ＼≦ ∧:〈　 〈.　 '，　 ',
　　　　/　 ∨:|　|.「冖|　 |: : : :|:|:| : : |＼'/∧::>ｰ-ヽ　'，_

　　　　　　　　　　 l1 l l|　　 . ィ´／: : ヽY´＿,. ｲ
　　　　　　　　　　 lL 「ﾘレ'´. ィ´: : : :,.ィ'´ ￣｀`ヽ　　　　　　　　　　私の体は一つですからね。
　　　　　　　　　　 L＿ _. ィ´: :レ'´ ／　　　　　　 ＼
　　　　　　　　　　／: ハ　レ'´.:.:.:./　　,.　　´￣￣`ヽL　　　　　　　やれることには限りがあり、
　　　　　　　　 ／　/マﾉ　.:.:.:.:.:.:./,. ィ´　,.　　´￣二二ミﾐヽ
　　　　　　　イ　　/｀V　.:.:.:..:.:.イ´ 　/　/　　 ／. :.: .: .:. `ヽ.:`ヽ　　　任せなけらばならないコトも少なくはありませんよ。
　 　 　 　 / /　 ,∧　　　 ,.ｲ　 ﾉ　 /　/　 ／ .: .:. :./. :/.:.:.:.:.:j.:,}
　　　　　/ /　 / 　 V祈ヽVヽ,ﾊ　/__/__ノ. :. :. :. .:/.:.:/.:.:.:.:.:.ﾉ;ﾉ　　　それに私はいつだって周りに支えられていると言うことを忘れず、
　 　 　 / /　 /　　 ∧手ﾉﾉ ﾉV.⌒.VﾊV. :.: .:.:.:.:/::;;:/.:.:.:.:.:((.:.:＼
　　　 / V　 /　　 /　 Y´　 ﾚｲ>X< i l .i.:.:.「「7/;:;:;:/.:;:;:;;;:;::ヽ＼.:＼　　感謝を欠かしていませんよ。
　　 /: V　 /　　 /　　 i　　 ﾚiXXXｿﾉ.:ﾉ.:.:///;:;;;;;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;);).:.:.!
　 /.: V　 /　　 /　　 ,ﾊ　　ﾚｲ≧≦.:く　./77;:;:;;;;;;;;;;;;;;;:.:.:.:.:.:.く.:.:.:.:j



　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿_
　　　　　　　　　　　　　　,.｡*'"＿／　＼
　　　　　　　　　　　　　/-‐===‐ミ　､　∧
　　　　　　　　　　　　　|/r‐ ￢‐- ＼＼　',
　　　　　　　　　　　　　ヽ|＿_/　　 　 ヽ}､ |　　　　　　そーかい。
　　　　　　　　　　　　　　{　　|＼／￣::::l_l_L
　　　　　　　　　　　　　 ∧＿l∠=-￢7 |　　}　　　　　しっかしなんだ？
　　　　　　　　　　　　　{ヽ⌒ヾ´ 　 　 l /　 /
　　　　　　　 　 　 　 ＿ゝL _ﾉ＿　　イｰ＜＿　　　　　壊れかけてた、セクター移動用の小型車を１台用意するとかよ。
　　　　　　　　　 _／ |:::|∧丈:::::::::::::::/:::::/　/　ﾊ＿
　 　 　 　 ,.｡*'"ﾏ| |　|:::|:::::＼:::￣￣:::／|　 |　|:/|　 ｀　､_　　それも、通常装備品を取っ払え？
　 　 　 ∠-┐`Y:| |._」:::L_:::::::::￣￣:::::::_|　 |　|:! |　 　 |　＼
　　　 ,〈＿_ノ 　 ヾ/　　　]ﾆ=-───'￢/⌒ヾ∧､ 　 ヽ＿」　放棄する気か？

　　　　　　　　　　　 ‘，‘，::， {::::::.:.:.:.:.:.:.￣} o ｌ!-..― 77／　|
　　　　　　 　 　 　 　 ‘，‘，::，!:::::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ｌ　 ｌ}::::::///′　 .|
　　　　 　 　 　 　 　 　 ‘，‘，:::，::::::.:.:.:.:.:.:.:ﾉο}ゝ'///　　／.|　　　　ただ棄てるだけではいけません。
　　　　　　　　　　　　　　 ＼＼:::＼:::::.:.:.／　／////　 ／／.!
　　　　　　　　　　　　　　　　＼＼:::＼/　 ／///／:　/／ ／|　　　　有効活用せねば。
　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ＼＼::::} ////／:::　ノ/　/:.:.:.:ｌ
　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ヾ〈＞'入／／::-二-‐′:.:.:.:',　　　　……壊れているのはリアクター部分でしたか？
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 (ｰ-／:::／:.:.:.:.:.:.::.:.:.:.:.:∧
　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 〉"::::::(.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::.:.:.:.:.:.:.＞



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　=-─━━‐ ミ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／　　　_　　-─-　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ／　　　／　 　 　 ＿_ 　 '，
　　　　　　　　　　　　 　 _　=-　７、　　／　　　 ／　　　 ＼ |
　　　　　　　　_　=-　¨　　 　 　 ﾄ､＼_/　　　　/　　　 　 　 },　　　　　　そうだ。
　　　　　　／　　　　　 　 _　-=: |　｀¨`ｰ-==　L＿_ ／￣ヽ〈
　　　　_／　　　　　　　　 / : : : ;ト､　　　　　 　 -く::::7 ﾟ ／´}　　　　　　片道分しか持たねぇと思うぜ。
　　 ／　, 　 　 　 　 　 ／:_:_:_:,/ﾊ　 ＼　　 ／::::／∨／　∠＿_
　 /　　/　　　　　　　く／:.:.:.:.//:::ﾄ､＿_＞.::::: イﾊ　 ´　／,.｡*_二 ＼　　それに装甲もかなりキてる。
　 ヽ-へ　　　　　　 ／:.:.:.:.:.:/へ/|⌒f¨¨￣　　j,l/_　 イ／／::::::::::::＞ヽ
　 　 ＼:.:≧=─=≦:.:.:.:.:.:.:./＼ヽ ゝ-'-─==≦ニﾆﾆ／／:::::::::／ _,／￣＼　　前々回に、サムが悪魔の軍勢を突っ切る為に使ったからな。
　　　　 `～= :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:」　/｀7　 |: :-ニニニﾆ.／／:::::::::／ ／:/　 　 　 ∨
　　　　　　　　　￣￣￣　 | 〈:.:/　　| : : : ¨: -ニ/／:::::::::／ ／::::/　 　 　 　 ∨　　あくまでコレはセクター間を移動する用だってのに！！

　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿_
　　　　　　　　　　　　　　,.｡*'"＿／　＼
　　　　　　　　　　　　　/-‐===‐ミ　､　∧
　　　　　　　　　　　　　|/r‐ ￢‐- ＼＼　',
　　　　　　　　　　　　　ヽ|＿_/　　 　 ヽ}､ |　　　　　それこそ、エネルギーを別のトコから引っ張ってこれんなら
　　　　　　　　　　　　　　{　　|＼／￣::::l_l_L
　　　　　　　　　　　　　 ∧＿l∠=-￢7 |　　}　　　　　移動に使えるがー……そんな電力、積んであるリアクター以外じゃ無理だね。
　　　　　　　　　　　　　{ヽ⌒ヾ´ 　 　 l /　 /
　　　　　　　 　 　 　 ＿ゝL _ﾉ＿　　イｰ＜＿　　　　　　危険すぎるっての。正規品以外でンな馬鹿デカい電力を扱うなんざ。
　　　　　　　　　 _／ |:::|∧丈:::::::::::::::/:::::/　/　ﾊ＿
　 　 　 　 ,.｡*'"ﾏ| |　|:::|:::::＼:::￣￣:::／|　 |　|:/|　 ｀　､_　　　　で、それを入れ替えられる程の余力もねぇ……っつーか、
　 　 　 ∠-┐`Y:| |._」:::L_:::::::::￣￣:::::::_|　 |　|:! |　 　 |　＼
　　　 ,〈＿_ノ 　 ヾ/　　　]ﾆ=-───'￢/⌒ヾ∧､ 　 ヽ＿」　　他の車体に残しといたほうが有用だから、やらねえ。

　 　　　　　　l::::丶:::{XXX}::::::l､l l//:::::::l:{XXXl::::::::::/:::::::::::､
　 　　　　　 /::::::::::::/ﾆl::::ll::/丶__l丶:::::l::丶ﾆ ､::::::/:::::::::::::::丶
　 　　　　　:{::::::-::::::lﾆ/:::ll:l　l　　　 丶:l:::l:::丶丶/:::::::::::::::::::::丶
　 　　　　　/:-::::::::://::l::::/　/　 l　　 l丶:l:::::l丶 ､:::::::::::::::::::::::::丶
　　　　　 /:::::-::::::::U:::::l:丶-､--､ _-､　 ､:l::::l::::丶l:::::::::::::::::::::::::::l　　　　解りました。
　 　　 <:::::::丶::::::::::::::::::l:::丶-丶---´｀ ´:l::::l::::::::/::::::::::::::::::::::::::::::::
_　 -／丶::::::::丶::::::::::::::l::::l::::::::::::::::::::::::::::l::::l:::::::丶_､::::::::::::::::::::::::/丶　　……おっと、付きましたね。
-｀´ﾆﾆﾆﾆ丶_::::::::::::::l::::l::::lﾆェﾆﾆﾆl_____l:::::l::::::::　／::::::::::::::::::／､:::::
===､ﾆﾆ／´￣l:::::::::::l::::l::::l｀l__l l--l---y::::l:::::::/丶::::::::::::::::::::::::::::::/　　　さて、これにこのケースとスーツと……。
三三三三三三l:::::::::l:::::l:::lェﾆェﾆﾆﾆﾆ l:::::l::::::l::::l￣､￣｀:::::::::::::::::丶
三三l:::l三l:::l:::/ /:::/::::::l::::l∪ ∪ ∪ ﾄェ::::l::::::{::::､::::::::l:::::丶::::::::::::::::　　　　　＿＿.0０　 _ 　 __　　　＿＿.0０　 _ 　 __
三ﾆ/::/=/::// /:::/:::::::::l::/::::::::::::::::::::::::::丶l:::::::丶丶:::::l:::::::丶::::::::::::::　　　　└‐┐ | 　　ヽ〉/ /　　└‐┐ | 　　ヽ〉/ /　　○ ○ ○
　　　　　　　 /::::::::::::::::::::l:::::::::::::::::::::::::::::::::l::::::::::丶､:::/＼::::/:::/丶:::::　　 　 ┌‐┘ | 　　 .く／.　 　┌‐┘ | 　　 .く／.
　　　　　　 /:::::::::::::::::::::::::l::::::::::::::::::::::::::::::::l::::::::::::::::丶､二二_l:::::::::l二/　　　 ￣￣　　　　　　　　　　￣￣
　　　　　 /:::::::::::::::::::::::::::::l:::::::::::::::::::::::::::::::l::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀―´

　　　　　_,.-‐=＝≡￣≡＝‐ 、
　　 　 ／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼　　　　　　_,n＿00　 ＿　 　 　 ＿_　　__　　　 　∩
　　　/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ　　　　└l ｎ |　 　 辷l /７ 　 コ L └┘/7　　∪
　　 /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ　　　　 U Ｕ　 　　　くノ　　￣￣ 　 ＜ノ　 　ｏ
　　/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾊ
　 /┌─-、:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::}
　/。{.○／、::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾎﾞﾝﾄﾞﾙﾄﾞ・ﾍﾞｲﾋﾞｰ
　|:::::::::::::::::i,---〈二)---------、::/　　　　パーシーが使っていた　　　　『ＢＢ』　　　　を、接続して入れておきましょう。
　|::::_:::::::::/　　　　　　　　　〈二) l/
　|θ￣｀ﾞ‐/ｰ-、　　　 〈二)　／　　　　　　道案内をお願いしますね、『ＢＢ』そしてパーシー。
　 ＼＿　　￣´ ｀ﾞ─ミ-_（⌒)
　　　　 ￣＝=_＿　 ο)／
　　　　　　　　　　￣￣

　　　　 　 　 　 　 　 　 　 __________________　 　 　 　 　 　 　 　 __________________
　　　　　　　　　　　 　 　 |lﾆﾆﾆﾆ|ﾆﾆﾆﾆ|　　　　__　 __　　　　|ﾆﾆﾆﾆ|ﾆﾆﾆﾆl|
　　　　　　　　　　　 　 　 |lHHHH|HHHH|＿__／___V___＼＿__|HHHH|HHHHl|
　 　 　 　 　 　 　 　 　 ,　|lﾆﾆﾆﾆ|ﾆﾆﾆﾆ|///{＿＿＿____}///|ﾆﾆﾆﾆ|ﾆﾆﾆﾆl|　、　　　　　　　 __　　 00　　___　　__　　　 　∩ 　∩
　　　　　　　　　　　 ／　_|lHHHH|HHHH|ｴエエ≧==≦ｴエエ|HHHH|HHHHl|_　＼　　　　　　 | |　ｒ､　 　く,ﾆ ! └┘/7　　∪ 　∪
　　　　　 　 　 　 ／ =≦[|lﾆﾆﾆﾆ|ﾆﾆﾆﾆ|]]]]_____}＿__{_____[[[[|ﾆﾆﾆﾆ|ﾆﾆﾆﾆl|]≧= ＼　　　 　 |_|　＼> 　 くノ　　 ＜ノ　 　ｏ　　ｏ
　　　　　　　　　/　/====|lHHHH|HHHH|:l::::::_______________::::::ｌ:|HHHH|HHHHl|==== ,　∨ /
　　 　 　 　 　 /　/‐|　 |‐|lﾆﾆﾆﾆ|ﾆﾆﾆﾆ|:|:::|=ﾟcaliforniaﾟ=|:::|:|ﾆﾆﾆﾆ|ﾆﾆﾆﾆl|‐|　 |‐ ,　∨ /
　 　 　 　 　 ./　《─|　 |─|┼‐┼‐┼|::::::|:::|_OUTATIME_|:::|::::::|┼‐┼‐┼|─|　 |─》　∨　　　　「これで良し。」
　　　　　　　 |　lﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ|　|
　　　　　　　 |　|:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|　|
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　　　　　 　 ∧ ＼＿____]:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: [___＿_／ ∧
　　　　　　　　 ＼_______/ﾆﾆYﾆﾆﾆV/|¨¨¨¨¨¨¨|¨¨¨¨¨¨|¨¨¨¨¨¨¨|ﾆﾆﾆ|:::::::::::〈_________／
　　　　　　 　 　 　 |i:i:i:|ﾆﾆﾆlﾆﾆニ|　　ー‐ ─┘　　　　 ｰ ──┘¨⌒ ー‐┬‐─‐|
　　　　　　 　 　 　 |i:i:i:i:i:i:乂⌒¨¨¨　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 乂:i:i:i:i:i:i:|
　　 　 　 　 　 　 　 ￣￣　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ￣￣



　　　　　　　　　　　　　　　　　 -─‐-　 _
　　　　　　　　　　　　　 ／／＿＿／⌒ヽ＼
　　 　 　 　 　 　 　 　 / // 　 　 /　　　_　'∧
　　　　　　　　　　 　 └ｧ 7￣￣￣ 7-<Oヽノ}、
　　　　　　　　　　 　 　 l__{ 　 ,..-::::::::_::=-　ﾍ　|　　　　　　　　あいよ、これが自動制御用のコントローラーだ。
　　　　　　　　　 　 　 　 ､_＞':::=-_「!　∩　ノ‐'
　　　　　　　　　　　　 　 {二￣／ ,lﾉ_　-≦{─┬─､＿＿　　　　　制御部分も大分ガタが来ててな、
　　　　　　　　　　　　　　ゝ _＞=≦;／￣_ -_二ﾆ-､/ /ニﾆヽ
　　　　　　　　　　　　_　-∠二_￣/　／　 ／　　　 ＼｀ r==ﾘ　　　ラジコンみてぇなチープなモンになっちまった。
　　　　　　　　　　　/r_イー‐/ __ヾ＜　　/　∨＿__」.　ヽ 　 |
　　　　　　　　　 _f7 | /　　./ l 。「|　　Y|　　/　＿_∧　 }.　 |　　　　ま……この方が解りやすいだろ。
　　　　　　　　 /r=､ l |　　 |　|　 l l　　 l:i　 / /|＿| '∧./ 　 |
　　　　　　 　 /､|:::::|､」　　 l　|　 l |　　/ ／不､_l」_7lヽヘ7ﾆ!
　　　　 　 　 _L.┤:::Kﾍ ＿_ヽ|　 |」_／ / /　|　|￣|│ ∨:| |

　　　　　　　　　　　　　ヽ∧///ｌ::ｉ! l:::ｌ'//／:::/:;::':j!i¨ ‐-､
　　　　　　　　　　　　　　 {::::ヽ//ｌ:ｉ! l:::ｌ'/::::／;:'::ノ::i!..::....　｀ｉ-､
　　　　　　　　　　　　　／´.＞x＼!::!j::ﾉ'／:;::'／::::::i!:::::::::::: i::::i!｀ヽ､　　　　　　　おやおや、これはいいですね。
　　　 　 　 　 　 　 r‐'ﾞ　.:::::i!:::＼＞--.':::::{／:::::::::/i!::::::::::: i::::i!::::....ｉ }¨)
　　　　　　　　　／i! i .:::::::::i!ヽ:::::::::ｰ-‐::'::::::::_;x＜::i! ::::::::::ｉ:::i!::::::::j!:i!::i!｀ヽ､　　　　　　動かしてみたかったんですよ、ラジコンは。
　　　　　　　 ,r'i　..i!::ｉ:::::::::::i!:::::`ｰ-::::::::::_;x＜:::::::::::i! :::::::ノ::j!:/ヽ/::i!::i!:..`.ｰ _¨ - ､
　　　　　　／i! ｌ.::::i!::i:::::::::::i!､:::::::::::::"¨¨::::::::::::::／::i! r'ﾞ::∠i{o:_:o:::ﾉ::i!::::::::::::::/:.ヽ:..'.　　子供の頃によくそう思っていました。
　　　　 ／／i!:ｌ::::::i!::i　:::::/:::::｀::-:=:-‐_…_T¨´::::::;i! {:::/ﾆ==＜ﾊ::::,:′:::::::::/::::::::∨:､
　　　r'ﾞr'ﾞ:::::::i!:{＞-＜ﾞ ノ|＼::::::∠Yﾞyく,n　ヽ:::::／i! ::j!.＼／ヽヽノ:::::::::::::/::::::::::/::::.　　楽しそうですね。
　　　 }::ヽ 　 〉..＼.／}i:l　|::::　`j l　| |　ｉ }ヽ　}"::::::;i! ::{!／.ヽ／.ｉ}::::::::::::::j'::::::::::/::::::::..



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 -──-　 _
　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ／　/　　 　 　 　 ｀　､
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 /_二/二=-　　_　　　　 ＼
　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 /三三7ー=zzzz､＿_7/⌒ヽ　　　曲がりなりにもプラズマ装甲発生させる危険なラジコンだって忘れんなよ？
　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ゝ/　　　　　　　＿_/:::ヾ 　 L」
　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 {-　 _　　 ／:::::::::::::::二L ┴ﾍ、　　　お前さんの操作ミスでプラズマで体を焼かれた上に
　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ＞':::::::::u_/「|　 rュ_ノ　,ﾊ
　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 〉≦-‐ _二 -￢7二|ﾆ|‐　" /　　　車に轢かれるなんざ御免だぜ？
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 {⌒ヽ／　　　_/'＿_」斗-_／
　r─-　 ＿_　　　　　　　　　　　　　ヾ¨´_＞=≦　　　 ,.｡*'"ニ=-　 _　-┬‐-　 _
　 ￣≧-､_／＼　　　　　　　　　　　　 ー-r=≦' ￣／ニニニ／ ｲ 　 　 |　　　　＼
　　 r/ｰ-＜ヾ:::::ヽ　　　　　　　　 ,.｡*'"¨／＼/‐ 7￣￣}ニ／／:│　　　|　　r=　_　l
　　 || 丈>､　｀ド::::::',　　　 　 　 //-‐￢　　 /￣¨　 -=ニ/ /:|: : : |　　　│　 ||:::::::ヽ|
　　 乂>ベ:｀ｰ'::::::::::::〉 　 　 　 //　　 /　　./ 　 　 　 　 Y∨:::|: : : L.　 -┼─||::::::::::||

　　　　 ir//´:::_,,　-┤ |||||||||||||||　ﾄ-　,,_::::::ヾﾐi,
　　　　 | r'o´ ＿　 oヽ-ﾆﾆﾆﾆﾆ-'"o　 ＿　 oY|
　　　　 |:|　∠ｪｪｪミ､ｷﾐZ|　　 Fﾐi'7 ∠ｪｪｪミ､ |:|
　　　　 |:| .{| r'六ﾞi | } !||ﾐ|_r-ｪ|ﾐ||:{ {| !r六ﾞi | }.|:|　カチッ！
　　　　 |:|.弋=ﾄ-'=-ｿﾉ||ｺ｀古'ﾄｲ从V→-',=ｿ' |:|
　　　　 |:|-oﾆー-'´o_｀￣　　 ￣￣oﾞ`ー-'ﾆo|:|　　　　　　ええ、もちろん解っていますよ。
　　　　 |:|　 ﾋ三三|　ﾍ_O二二O_ﾌ￣E三三!,'|:|
　　　　 |:| 　 ＿ rf==-ｪｪｪｪｪｪｪｪｪ-==iｫ … 　 |:|　　　　さ……転移動作後はお願いしますね。『ＢＢ』。
　　　　 |:| 　 ﾋ=ｲ.佳圭圭圭圭圭圭引.| 厂|　|:|
　 　 　 ヾ､　　　| 佳圭圭圭圭圭圭引.| L_|　i:i　　　　　この『薬』と『スーツ』、そして『ＢＢ』を…………。
　　　　　 `‐┬‐｀────────´‐┬‐´'
　　　　　　　 ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣



　　　　　　　　　　　 　 　 　 ,....-―.､
　　　　　　　　　　　　　　　 {::i~二i:::|--n- ､
　　　　　　　　　 　 　 　 　 ,!:j´-‐:!::廴.!ｌ:::.. 丶
　　　 　 　 　 　 　 　 　 ／ ,.ｨ::∩i‐-::､::｀ヽ::::...ヽ
　　　　　 　 　 　 　 　 / ／:::|::i! |:ｌ:::::::::::ヽ:::::ヽｨ⌒ﾞj
　　　　　　　　　　　　 ' :ｉ:::::::::|::i! |::!:::::::::::::‘，:::∨¨(,.､
　　　　　　　　　　　　j　l::::::::::|::i! |::ｌ:::::::::::::::::〉:::/:://ｭﾊ　　　　必要な方たちに、届けねば。
　　　　　　　　　　 　 i! :|:::::::::::!:ｉ! l:::ｌ:::::::::::;ｨ{／(:::{({i二!}
　　　　　　　　　　　 j ﾄ∧:::::::::ｌ::ｉ! l:::ｌ::::::://ヽ:::::ﾊ;Ⅶァﾉ
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　　　　　　　　　　　　　ヽ∧///ｌ::ｉ! l:::ｌ'//／:::/:;::':j!i¨ ‐-､　　　　　￣U￣ 　　￣￣ └1_| 　　 ＜ノ　 　ｏ　　ｏ
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/// .,/　　　　　 ／／: : : _　-＝ミ ＼ 　 　 　 　∨///// ∨　　　　　　　　　　 ／ /
// ∥　　　　,∠=': : : ／ ,　i´ ￣`ヽ: ＼　　　　 .∨///// ∨　　　　　 il　　　 / 　./
//仏斗:七^: : : : : : :// / ////// ∧: ∧　　　　 j}////// j}　　　　　/}ﾞ　　 / 　 ./
^: : : : : : : : : : : : : : :.{/ { //////// ∧: ∧　　　　j}////// j}　　　 / /　 ./ 　　./ 　　　　 , /　　　「目的地、セクター：グルース。」
: : : : : : : : 仏斗; : : ∧ ∨//////// j} : : }　　 　 .j}////// j}　　 / /　./ 　　 /　　　　,／./
仏斗:七^: : : : : ∧ : : ∧ ＼ //////ソ: : : }　　　　j}///////j}　 / ./ ./　　　 / 　　 ／ . /
: : : : : : : : : : : : ∧: : : : `ｰ= ￣￣／: : : / 　 　 .∥/////i//}　 / 　!./ 　　　/ 　 .／　　/
∧: : : : : : : : : ｡s≦: : : : : : : : : :￣: : : :.／　　 　 ∥//// li　　./ 　ｌ/　　　 ./ . ／　　 ,i′
∧ : : : ｡s≦: : : : : : : : ｡s=ミ､＿_彡:'^　　　　　//////. !|　 /　　ｌ　 　 　/ ／ 　　 ./
: : 7^: : : : : : : : ｡s≦　　　　　　　／　　　　　////// ,//.|　/　　　　　　 /　 　 　 / 　　　　 .,,, -'''ﾞン
∨: : : : : : : ｡s≦　　　〕ｉト .,＿彡 '^　　　　　／///////│/　　　　　 　 　 　 　 / 　 .,,, -''"゛　 .,／
∨: ,｡s≦/＼　　　　　　　　　　　　　 　 ／//////　,:'.,! .lﾞ/　　　　　　　　　　 ,ilr‐'''″　　　 .,／
: ∨　//////〕ｉト .,_　　　　　　＿__彡 '^//////　／ !　〃　　　　　　　　　　　　　　　　　／　 _,,,.... --ァ
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///// 〕ｉト ., /////////////////// ｡s≦///// ,!　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ┴ｰ'二＝─
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　　　　　　　　　　　　　　　.:i:i:i:i{:i:i:i:i:i:i:i:i:i:il} {l:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i}:i:i:i:
　　　　　　　　　　 　 　 ／}:i:i／〉´￣￣￣} {￣￣￣＼/:i:i:i{＼　　　　天使と悪魔と人間の、『治験の場所』へ。
　　　　　　　　　　　　　{／}:/:::::{ ::::::::::::::::::l} {l:::::::::::::::::::::V､:八:ﾊ
　　　　　　　　　　　　　∨∧:::::::ｌ :::::::::::::::::l} {l:::::::::::::::::::::ｌ:::/:／/　　　　『ＢＢ』と『スーツ』を必要とする者のトコロへ。
　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ＼∨::::ｌ ::::::::::::::::l} {l::::::::::::::::::::ｌ::,':゛／
　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ｀∨:::ｌ::::::::::::::::l} {l:::::::::::::::::::ｌ::' ゛
　　　　　　　　　　　　　　　 　 }V::＼ :::::::: l} {l:::::::::::::／ ∧
　　　　　　　　　　　　　　　　/::::＼::::＼ :: l} {l:::::::／:::／ ∧
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　 .i''i.! lllll!　　 llllﾘ　　 /'　　　  |, .!l.　 ,!　　 ＿二ニ==‐　　　　　　　　 _　　　　　　 ト、　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ミ
　 |　| llllｌ　　 .lllll'　　 /l、　　 　 リ ヽ ￣　　　　　　　　／　　　　　　＼　‐　_　　 ,ィ:::rヾ
　│  ｌllll　　 .!lll',,　/゛│　　　　　　 ｀'  ノ〉　　　し'  ／／　/　 |ｉ| 　 　 ＼　　 ‐　_ )::!､ ヽ、　　　  'ﾆｰ　,,_　　 　 /三三/　　　 　 　 　 　 　 　 　 /三〉
　 .ｌ ,illll'　　 llll'　　　ﾏ-__　　　　　　　,／　 ,ィ |!  ／　 　// 　 ｉ|ｉ|ｉ　　＼　＼  　　　し'⌒)ﾉ　　　　　  ｀'-､ .｀''/三三/￣　　　 　 　 　 　 　 　 　 /三/
　　! lll!　　 .llll! __　　 ヾ=ム、　　 ,.ｨ／:::::::r'´r:イ　　　//　　　|ｉ|　　 　 ＼ (＿,ィ　　　 　 　 　 {三三三三三il/￣　 　 　 /三}　 　 　 　 　 　 /三/
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..ヽ、i,,ﾄ　  l'　　　 　 ,.ｲll／ 　 ,ｨil／/ll／　  i|　　　　　　　　　　　　　　　 ヽ ｀二 =‐'´　　　ヾ三三三三il/　　　　　　　　 　 ／ﾆ／ 　 　 /il／
　 .ﾞ!//!　  ! 　　　,.ｨlll／　 　 " ,.ィ／　　　  |!　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 |! {　　 　 　 　 }　　ﾞ'､|し　　　　　　　　　 _ｨ≦il＞’　 　 .／三〉
　　　ｌ ﾚl　　　 ,ｨlllllｌ/　　 　 .／"　　　　　ト、　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 / i| 　　　　　ｌ.!ｲ 　　　　{　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ヾ三/
i　　　!､.ｌ　　  ´ ヽ　　 ㍉.〟　　　　　　 ,ィ:::rヾ　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 /　 |! 　　　　,}|′　　　　}　　 　 　 |{
ヽ　　　㍉、　　　 ヽ.　　｀乂ヽ　　　　  '⌒)::!､ ヽ、　　　　　　　　  ,i}　　　/　　  i|!　　　 ./ ゛　　　　　ｲ 　 　 　ﾉ し
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:i:i:i:i:i/:i:i:i:i:i:i:ﾑV :i:i:i:i:i:i:∥:i:i:i:i:i:i; ′　　　　これほど音を立て、火を上げて大仰にスキップドライブする程消耗していれば、
:i:i:／ﾑi:i:i:i:i:i:i:ﾑゝ===彡/ i:i:i:i:i//
イ:i:i:i:iﾑ:i:i:i:i:i:i:i:}V乂:i:i:〈:i:i:i:i:i://　　　　　　中に人間が入るのは危険かもしれませんね。
:i:i:i:i:i:i:i:ﾑ⌒rヽ:i:i:＼:i:rミ＼／ '
:i:i:i:i:i:i:i:i ﾑ:i{{ }}:i:i:i:i:i＼) ＿＿_　　　　　　　廃棄するほかありませんでしたね。
:i:i:i:i:i:i:i:i:i:iﾑゝ':i:i:i:i:､丶｀-─- ､ ｀　 、
　　　　　　　　　 /　／　　 　 　 ｰ--＼
　　　　　　　　　|≧x､/ O.〉_ー┴──}
　　　　　　　　 /￣¨7＜_/::::[￣￣￣「!
　　　　　　　　{‐-､/　　　＞､::::ヽ　 ∥　　　　　だろ？
　　　　　　　　 ｀～≧x.　　　l＼::::.､/
　　　　　　　＿､＜＼:::::｀＜._j　 ﾊ ｀〉　　　　　だから言っただろ？
　　　／ｨ_/ヽ/:::|　 ∨＼::::::::::厂Τ「
　 ／／ |:::::::l:i::::|i 　 ∨￣￣＿__」」-､∨　　ほぼ『片道』だって。
　|／　　|::::: !:l::::|─ｭ／ヽ￣-─' : トへ.j:
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_____＿＿＿＿＿＿＿　　　　　 ,　|lﾆﾆﾆﾆ|ﾆﾆﾆﾆ|///{＿＿＿____}///|ﾆﾆﾆﾆ|ﾆﾆﾆﾆl|　、　　　 └ｌ r┐| -----　　　「ま、何とか目的地には付くだろうさ。
　　　　　　　　　　　　二二　 ／　_|lHHHH|HHHH|ｴエエ≧==≦ｴエエ|HHHH|HHHHl|_　＼  ＝＝ Lｌ .Ｌl  二
　 ￣￣￣￣￣￣￣￣　 ／ =≦[|lﾆﾆﾆﾆ|ﾆﾆﾆﾆ|]]]]_____}＿__{_____[[[[|ﾆﾆﾆﾆ|ﾆﾆﾆﾆl|]≧= ＼　　 ￣￣￣￣￣￣　　あー……ナンバープレート取れてやんの……。」
　 　 　 　 --------‐‐ /　/====|lHHHH|HHHH|:l:::※　　　　∥　♯:::ｌ:|HHHH|HHHHl|==== ,　∨ /  -----
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　 || :|i　　 :i|i　　 :|::ｉ|/＾wxﾍ　　 'v∨　　　　　　　　　(__)　　　　　　　　 ∨　 /_/ヽ　/|　　　|　　　　:i|/| | | | | | |ﾟ。
　 |l/|i　　 :i|i　　 :|::ｉ|　　'VxＫ　　 /ーﾍ　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾊ/　 /_/､　乂_|　　　|　　　　:il :| | | | | | | |
　 ||,,|i　＼:i|i　　 :|::ｉ|　　　 ,ﾍ ＼ /　/　',  ＿＿＿＿＿ )　　　　　  / //＾ヽ/ /／｀f　 |　　　|　　　　:i|::| | | | | | | |
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ﾆニ:|￣￣ｉ|i ＼  :| |　 　 _||￣￣￣　　 ./　　|｢ ≧ | ┴─┴=≦ ./ //　 /  {:/γ　γ|　| ／　 i|i |(::::)ｉ|i |￣ ｡o≦￣
｀ヽ､| ヽ　｀ｉ|i　 　 /　 　 |｢  i　  丶　 /∨ |_＿_||＿＿＿＿＿＿   / ∨/　 /  Ｖ∥　∥.:: ／ｉ|　　i|i | ／ _|i |／　 ＞-‐
｀Ｙ :|乂 ヽ ｉ|i　　 : |　　　 || ＼ i|i  丶  /　 ￣￣￣|￣||￣￣　- ./ //　 / ／:| | 　 | ／ |　|ｉ|　　i／(::::)ｉ|i |　／
::ｉ|　|　　　iヽ　　: |　　　 |||ｉ　　 ＿＿＿＿＿　　|＿||＿＿＿ /  /〈　 /  |　 | |  ／i　 |　|ｉ|  ／|i |_)::(_|i |~ﾞ|￣`ヽ
`Y :|/⌒｀ｉ|i　 ／　　　〃　　　|　 ||￣　　　　　 ￣￣￣　　/  　'v{ / γY　 |／　 |i　 |　 ／　 i|i |(::::)ｉ|i |　|　　,xヘ､
: |　|乂_ノｉ|i　  |＿＿＿||＿　　|　 }} |i_| ｉ|ﾉﾉ＼/　 　 ｡s=s｡.　 ∨ヽ〉∥　|　 |､ﾆニ7‐　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
:ｉ|　|　　　i|i　　 ￣￣￣￣￣￣|＿||＿＿i≧==ｧ γ´　Φ　｀ヽt=≦:: ＿＿＿＿＿＿_|　 ||￣￣￣ ::)ｉ|i |　|i三三三　　【セクター：グルース　天使拠点『聖域』内】
:i|　|/⌒｀ｉ|i　　 :|^i|　 |｀`Y　.i|i ￣￣￣ ｉ|i |,, 　:|　|　___Å___ 　| |　 |  |＿＿＿＿　　_＿__||　  i|i |_)::(_|i |　|i　|ｰ…
:il　|乂_ノｉ|i　　 : ‐‐‐‐---　 __________________| |　 |　|Y／癶＼`Y| _______￣￣￣￣]　||￣￣＿＿＿＿＿＿ |i　|　γ´
ｉ|　|　　　i|i　　 :|ｰ'´.::| |:::|  |lﾆﾆﾆﾆ|ﾆﾆﾆﾆ|  |　 |　 __　 __ ﾆﾆﾃ´| |ﾆ|￣￣￣￣￣　　 ￣￣||￣￣￣ ‐ _|i |　|i　|　{＿
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i|. ＿＿＿＿＿ |＾う　| |:: ,　|lﾆﾆﾆﾆ|ﾆﾆﾆﾆ|///{＿＿＿____}///|ﾆﾆﾆﾆ|ﾆﾆﾆﾆl| /　〃 |　| ----------- 　|i　|　||
i|...|/⌒ヽ|i　　 二二 |／ |(_|lHHHH|HHHH|ｴエエ≧==≦ｴエエ|HHHH|HHHHl| |　 ||   ＝＝　二二二 :|￣￣￣￣￣
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l二--------‐‐ /　/====|lHHHH|HHHH|:l:::※　レﾆ  ∥　♯:::ｌ:|HHHH|HHHH ￣￣￣￣￣￣ ---- | | | | | | | | | |
二二二 |i　　　 /　/‐| :::| |‐|lﾆﾆﾆﾆ|ﾆﾆﾆﾆ|:|::: ,.-'"　　 ∥  ':,  :::|:|ﾆﾆﾆﾆ|ﾆﾆﾆﾆl|‐|　 |‐ ,ﾆ ∨ / i|i二二|_|_|_|_| | | | | |
二二二ｉ|i二ﾆ /　《─|¨ |─|┼‐┼‐┼|::::::|:::　　　　∥　　 '::::|::::::|┼‐┼‐┼|─|　 |─》　∨　　　　　　　　  ￣　ー
　　　　　　 　 |　lﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ|　|
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　　　　　　　 　 ＼_______/ﾆﾆYﾆﾆﾆV/|¨¨¨¨¨¨¨|¨¨¨¨¨¨|¨¨¨¨¨¨¨|ﾆﾆﾆ|:::::::::::〈_________／ ＼
　　　 　 　 ／　 ／  |i:i:i:|ﾆﾆﾆlﾆﾆニ|　　ー‐ ─┘　　　　 ｰ ──┘¨⌒ ー‐┬‐─‐|　　　　＼
　　　 　 　 　 ／　　|i:i:i:i:i:i:乂⌒¨¨¨　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 乂:i:i:i:i:i:i:|　 ＼　　　＼

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｢￣＼　 |￣|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＼　　|　|__/　　 　 　 |＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |＼ 　 |＼＼_| 　 　 　 |＼＿,|　 |_＿_
.　　　　　　 　 　 　 /:::::/::::::::::/:::::::::/ ./::::::/ 　 　 !:::!:::::/ .}::::::/::::::::八　　　　　 ∧:::::::::::::斗　　　　　|　 |　｜　＼　　　　　｜　＿ 　 ＿／
.　　　　 　 　 　 　 /::::/::::::::::::′:::::/＝‐ミ､　　　　|:::|::/　 |::::/､ }::::′:＼　 ／＼ ∧／　　　 ヽ　　　|　 | 　 ＼　 |　　　　　 ￣　　|　|
　　　　　　　　　　/:::/::::::::::::: |:::::::/ /／h Yゝ　 　:|:::|/　　|::/　＼:::::::::::::|＼＼　 ヽ}}　　　　　 {　　　 |　/　　　 ＼|　　　　　　　＿_|　L. -┐
　　　　　　　　　 /:::/|::::::::|::::::|::: /＝‐ｚ_:;lﾉ:::::::::::::::|::/　=ミ:/､　 |::＼:::::: |　　　＼_ノ::..　　　 ／　　　 |/　 　 　 　 　 　 　 　 　 |＿　┌─┘
　　　　　　　　　 :::/ .|::::::::|::::::|::/　 　　￣::::::::::::::::::ﾚ:::::::::::/ 7 ＼:::::::::::::: |　　　　／　　＼ /　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |　|
　　　　　　　　　ｆ:/　.|::::::::|::::::|;′　　　　　　:::::::::::::::::::::: 　 // ヾ ＼:::::::: !　　 ／} |　　　 /　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼|
　　　　　　　　　|′　!:::::: |::::::|　　　　　　　′　　　　　 ＼乂ノﾉ Yゞ{::/::ゝ　 / /. ﾄ，　ノ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 , ｲ
.　　　　 　 　 　 !　　,|::::::::|::::::|　　　　　　　　　　　　　　 　⌒ヽ ∥::::/:::::::::::/ /::| .|　~:::::|　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ,.ｲ　 ／i i ﾉ,ｲ
　　　　　　　　　　 /::|::::::::|::::::ﾄ　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 /:::′:::::::/ /::: | 　 |::::: |　　　　──────何！？！？　 | .i／ . |　 iノ　　　　/i
　　 　 　 　 　 　 / 斗::´: !:::: |　＼　　　　― 、　　　　　　　　　/:::::::::::::/⌒Y:::: | 　 |::::::{　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ノ　／i　.|　　　i丶　_ i.ﾉ/i
　　　　　　　　　/´　 ∨:: |:::: |　　 ＼　　　　　ヽ 　 　 　 　u　 /:::::::::::::/　 　|::::::| 　 |::::::|　　　　何の音ですか！！！　　 /／l .l　|　|　　 ノ　｀／＿iﾉ
　　　　　 　 　 /　　　 ∨::::::: !　　 |:i:i＼　　　 　 　 　 　 ＿__/:::::::::::::/＿＞ ::::: ! 　 !:::: |　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 i/　|　|　 ./／',　'　／
.　　　　　　　 / 　 　 　 ∨::::::|　 　川:i:i:i:7￣￣￣￣　　　　/:::::::::::::/:::/ /:::::::::::| 　 |::::::|　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 i　.|　　　／　 〈　　　ヾ ／| .i　　iヽiヽ ,、
　　　　　　　/　 　 ／ 　 ∨:: !　／:i:i:i:i:i:i:〉　　　　　　　 ／/:::::::::::::/:::〈 /:::::::::::: ! 　 |:::: |　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 i／　　 /／　', ‘、　 ／ヾ/ノ　　i.ﾉi.ﾉ/ i
　　　 　 　 /　　／　　 　 :∨:|:i／/:i:i:i:i:i:i∨＿＿＿＞ :i:i/::::::::::::::/＼::::::::::::::::::::|　　∨ |　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｀ヽi　　　　´ヾ}　　　 ノ／

　　從彡'::　　　　　　　　　｀ヽ、｀ヽ、　　　　　　　／　 　 　,/　 /￣｀ヽ、
　　　從彡'::　　　　 　 　 　 　 ＼　 ＼　　　　 ／　　　　　/　 /　　　　 ',
　　 　從彡'::　　　　 　　從彡'　　ヽ　 ヽ　　 /　　　　 　 /　 /　 　 　 　 ',
　　　　從彡'::　　　　　　　從彡'　　', 　 ',　,/⌒i￣￣￣　　　`ー-
　　　　　從彡'::　　　　　　　::ﾐ彡　　　　　/ヽ.ノ-‐=＝ァ　　　　　　　　　 }
　　　　　　從彡'::　　　　　　　　　　　}　　}　　　　　　　　　{￣¨　‐- /￣ヽ
　　　　　　　從彡'::　　　　　　　　　　|　　|　　 _,　-‐=Ｌ..__｣　　　 　 {　　 }　　　何かが……何かが突如聖域内に現れ、
　　　　　　　　從彡'　　　　　 　 ..:::.　|　　|'7爪　　　　　 {　￣＼　　 `ｰｲ
-‐…＝＝…‐-::..從彡'　　　　　 r=≦三彡! |　　　　　'　`　　　 ヽ　　／　　　『抜けていった』とのことです！！！！！
:; :;:; : ; :; :; :; :;　:.　　　　　r=≦三彡'　=ｲ彡'} !　　　/´￣｀ 　　u　}_,.ｲ
＝=ミ､:; :;:; : ; :　r=≦三彡'-‐=≠≦彡'ﾘ　//ﾄ､　　`ﾆニ''´　　　 / } ,′　　　　鉄の船よりも小さい……何か、機械の塊が！！！
　　 　 ＼:; :;:; : ; :=＝ﾆ二三二ニ=ミ彡'　 ' ' j'　＼　　　　　　 ／l}//
　　　　　 ＼:; :;:; ::≧ミﾆ＝=≧ミﾆ＝=≧彡ｲ　　　ヽ..＿__　 '´　{ﾙ'　　／￣
　　　　　 　 ＞､:; :;:; : ;　-‐=＝≦-‐=＝≦ {{　　 /　　　　　 /　＜二/
　　　　　／　　 ＼:; :;:; --‐‐=＝≡ﾆ二彡' 八　 　　　　　／　　　　 ,

　　　　　　　　　　　　l l　|　　l　　　　　　　　　　　　 / l　/|　　 l
　　　　　　　　　　　　l l　|　　li　　　　　　　　　　　 /` -/-l　　l　　l
　　　　　　　　　　　　| l　l　　 li　　 l　　　 l　　　　/l,ｲ)斧示　/　　l　　　失礼します、マンセマット！！
　　　　　　　　　　　　| l　l　　　li　　l 、　　l　　 　/　　弋_,lｿ /　　 l
　　　　　　　　　　　　l l　l　　　 li＼ ＼＼　{ヽ　/　　　　　| /
　　　　　　　　　　　　乂 |　l　　 lﾍ　＼ヽ ＼　V　　　　u l/l　　　 l　　　今、聖域を……いえ、聖域の施設、『教会』の中を！！
　　 　 　　　　 　 　 　 　 l　l　　 l ム　　　　 `　　　　　　　 ,| 　 / l
　　　　　　　　　　　　　　 l　l、　 l＼　> 、　　 < つ　 　 ／ |　 / /　　　『小型艦艇』が……！！
　　　　　　　　　　　　　　 l　い　 li　　　l　＞_、　　　 イ　l　| /l /
　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 V l从　 ﾉ...　iﾆ=-＜＝=ト､　l
　　　　　　　　　　　　　　　__　　-ｧﾆﾆﾆﾆ /ﾆﾆﾆﾆ くﾆﾆﾆﾆ=-　__
　　　　　　　　　　　　　　　　　　/ﾆﾆﾆﾆﾆ{ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ)ﾆﾆﾆﾆﾆ ／　￣`　 、



　　　　　　　|:::l:::l::::l::::l:::::: |::::|:.|:::::::. ＼:::::://::::::::::|:.|::::::::::::::::::::|
　　　　　　　|:::l:::l:斗r匕::::|::::|:.|::::::::::::}:}___{:{::::::::::::|:.|:::::::::::::::::: ′
　　　　 　 　 :::l:::l::l:| ＼∧|::::|:.|::::::::://　ﾊ:.:＼:::::_|:.|::::::::::::::::::
　　　　 　 　 VW∨ イ苅 |::::|:.|_:::_//:.l　 :|:.|::: ＼:.:」::::::::::::::: ′　　　……使徒キリエライト！？
　 　 　 　 　 　 　 :　 -=　|:::::＼_／ |:.|ィ7|:.|:::::::::::::::::::::::::::∨
　　 　 　 　 　 　 ﾉ　　 　 |:::::::::::::::::::|:.| / |:.|::::::::::::::::::::::::::::::.　　　　　貴方はアレを、知っているのですか？
　　　　　　　 　 、　　　　u:::::::::::::::::::|:｣(_, |:」::::::::::::::::::::::::::::::::.
　　　　　　　　　 ＼　_　　|::::::::::::::::::;　《》！::::::::::::::::::::::::::::::::::::.　　　　解っている事があれば、教えなさい！
　　　　　　　　　　 　 、　 |:::::::::::::::/　 ＿_|::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::∨
　　　　　　　　　　　 　＼_|:::::::::::: ':／　　 |::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ∨
　　　　　　　　　　　 　 　 |::::::: /|:《　　　 .:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.

　　　　/　　 /　　　　/
　　　 /　　/　　　　/　　　　 /　/　　　　　　　　　　　　　　　l
　　 ,　　 /　　__厶斗　　　 / // 、　 / l　　　l　　　　　　　　 l
　　 l　　　　　　　/　　　　/ // l　＼/　l　　　l　　　　　　　　 l
　　 l　　l　　　　/　　　　/ // l l ｜/＼|　　　l
　 　.V　l　　　 //l　　　/ //　jﾉ　l/_, l l` -- .l　　　　　l　　　|
　　/ハ l　　　/c:{ 　　/／　　,ｲ~云弐l lﾐ 、　l　　　　 .:　　　l　　　の……乗ったことはありませんが……。
　 // .,ﾍ　　　l弋ﾑ　/　　　　 　 んc:::l l气　 ,
　 { { /　 ＼　|　　 V　　　　　　　Vz;;rl lノ　/　　　　/　　　/　　　見たことなら、あります。
　 l | l l　　 l N　　　'　　　　　　　　　 j/　 /　　　　　　　　/
　 l { lﾊ　　 l:ﾍ　　　 r 、　　　　 u　 /　 /　 /　　/ 　 / /　　　　エリダヌスで、イオさ……未来人の部隊のニンゲンが、
　八|　 ',　　l.　 > 、 乂_￣ ヽ　　　/イ /　 /　　/　　/／
　　　　八　 l　///＞.、　￣_　 ＜　 /ｲ　l/ |　//　／　　　　　　私をレッドスプライト号に乗せるときに、
　　　　　 ＼|　{//////7ハ---=─彡/ /∧l //／
　　　　　 /　　{/////／/ﾉ//////// ////＼　　　　　　　　　　横に止まっていたんです。
　　　　／_ -=ﾆﾆﾆﾆﾆ ////////／/////ﾆﾆ.ヽ
　　 ／／ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ ＼///／////　イﾆﾆﾆﾆ＼　　　　　　　確か、アレはサムさんが乗っていた……。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 /￣〉　　　　　　　　 ,.｡-─_､- ､
　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ＿　　　　　　　　　 ＿_/＿/＿＿＿＿___　 /-=lニﾕｰヽﾆヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ＿＿＿_〈__/＿　　　　　 　 〈￣＼　{__厓ｈo､＿＿　〈イ´￣￣￣`Y┘
　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 /厂└=ﾆ二￣￣￣￣￣￣＼ ＼ 《＼￣￣＼|＿＿＿|-ト. _　＿　 ﾉﾄ,
　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ￣＼￣￣ｌ￣　‐=ﾆ二二二二 ＼ ＼＼＼＿＿＿＿＿､8}､　 7冖「　,9!/￣∧
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ＼／￣￣￣￣|￣＼＿＿＿＿)〈＿＿＿＿/ 厂_」ヽへ'_l＿l／r─┐ /|　 __　　　　　「……『ミレニアム号』の、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ￣￣￣￣￣　　　ヽ　 　 　 |　| /　　　　 //'斗┤::/::::」::斗' ￣ / 「＼!_/ヽ＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |　　 　 |　| |＿ ／「,У　 　 l≧'７ｦ　　　　/ ./:::::/〈ﾆ=-　∨　　　移動用艦艇です。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 |　　　 |　|＿ /＿」:::|、─- ､７くへ　_￣ /ヽ.〉::/::::ﾊ ／ﾍ. ∨
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ／￣￣￣￣￣￣￣￣＼￣ ／ﾄ､7ﾊ::::､l_７＞'ﾞ ＿｀ｰ'-L.＿／{:::|￢､::＼　 〉7　　　一番、小さいサイズの。」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／　　　　　　　　　　／￣￣ )／{{ ∨/ｲ7|　　 rｭ_/　 }-'_７　,､ 　 ∨　 '，　 ∨/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＿＿／≧=ー――――――――／/⌒ヽ/ /　ﾊ <／ヽヽ_/ /_／＼〉　　ﾍ　　'，　 ﾏ
.　　　　　　　 ＿_　-----―==　　￣￣￣￣￣￣＿_　 --―　　￣￣￣￣￣＼__}ﾘ|_/ｰ/　∨::＼ ー‐'＿,.｡*'"::＼＿}､＿|＿　〉　　　　【続く】
　　　 r ┬――――――┬―r―┬―‐r'¨¨￣　 }ｉ}　　　 ／￣￣￣＼　　　　 ∨ｨﾍ￣>イ　}:::::::|￣::|:::/::ヾ:::::::::/　 ＼〉斗≦ヽ_
　　 ,ｲ匚凵　　Ｅ日ﾖ　　　├―|____ﾉ　 　 ＼＿＿占ﾄ､__／ ／￣￣￣＼＼＿＿_/　〉:::::::::ﾑ7ヾ::::/＿::j:::ヾ／:::／￣'，　}:::::::彡'´　'，
. 厂厂￣厂￣￣{厂￣￣￣j二二二二二二)アハ|゜゜ﾟ|―／――‐-､　　 ﾏﾑ￣ ∧/｀７￣ /| 冂ヾ　 r┴7 >'" 　 ]　 |　「ド┘ |　 n |
└ Ｌ＿_{{＿______{＿＿{＿__{￣￣||￣￣￣}｢　}： }ー‐ｆ /　／ , ---､ ヽ　 } } }　　l∨-/　／ ∧　r┘ｭ ｰ､　　　_　┴､」　|:.l 　 _| / 「ヽ
.　　　　　 |二二二二二二ニニニニニニﾆ7ｰ┴┴一ァ　/　/ﾐ} } } }ﾊ　∨} } }　 | /7 ７ 　./{::::`ﾍ|---∧_>≦::／:::; ｰ-､ヾ￣　 　 | |]|
　　　　　く二二二二二二二二二二二二二ﾆﾆ=‐--/　/　/ﾆ/⌒Ｙﾆ}}　}ﾉ,ﾉﾉ三r「ヽ-f　　.| {::::::::::|　　|　|::::::::/:::／　＼__!∧ 冂　 | |]|
　　　　　　　　　 ￣{二二二ﾆ=-　二二二二二二二{　 |　 {{ﾆ{ 只 }ﾆ}}　} 匸二|」::､:::{　　.|　ヾ:::::::　　|　!:::: /／　　　 　 l .∧斗─く/
　　 　 　 　 　 　 　 ＼二二ﾆ=‐ '´￣￣￣￣　　　　|　 {l　 ∨jﾄｎくミﾘ｀/￣　　　|::;ﾊ::」 　 |　　|::::::::ｰ┴'::::::「　　＼ 　 　 |　/:::::::::ノ-ﾍ
　　　　　　　　 　 　 　 ￣￣ 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ヽ　＼　＼川j／ /　　　　　ヾ〉>'　　 |　 「::::::::::::::::::〉:::::ヽ　　　 ｰ┬'|　|::::/:::::〕∧!

　　　　　　　　 .／￣￣￣　＼
　　　　　　　／　　　　　　 （・ .＼
　　　　　 ／　＿＿＿＿＿＿_＿i
　　　　　l　,':::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀ヽ　　　　　 私の中ではずっと、デロリアンだったんだぁ……。
　　　　　l ,'::::::::::::::::::::::::::: /|:::ｌ:::::::::::ｉ
　　　　　,':::::::::::::::::,'　 ／ . ヽｌー ｌ::::ｌ　　　　　サムとボンドルドがエリダヌスに向かった時に乗ってたモノ。
　　　　　ｌ:::::::::::/ （ ﾋ_］　　　ﾋ_〉) |^
　　　　　ヽ〃　ｌ　　　 .,＿＿,　　 ｉ　　　　　「ついでにやりたかったんだぁ……。デロリアンのタイムトラベル描写。」
　　　　　　l::し .!　　 　.丶_ﾝ′　:
　　　　　　　　　　≧=‐---‐''.´　　　　　　　【移動してるのはセクター間だがな！！（しかも今回は無人の片道）】

　　　　　　　 　 `7::::::::::::::::::::::::}　　 }:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::}⌒
　　　　　　　　　/ ::::::::::::: ﾄ､:::/　 　.:::::::::::::: ﾄ､:::/!::::::::::::::::::::::: |
　　　　 　 　 　 {/| ::::::::::: | ~"''～､ !::ﾊ:::/|:::| ∨ |／‘，::::::::∧}
.　　　　　 　 　 __ﾉ:::::/｀ヽ{ｘr芹ミ､ |/ ∨ ∨ xr芹ミく ∨､八
　　　　　　 　 　 ⌒八　 ',　 Vzｿ.ﾉ　　 　 　 〈 Vzｿ　.}　　}
　　　　　　 　 　 　 　 ＼_',　　　　　 　 i　　　　　 　 ,'__／　　　「フジマル君、次のターゲットがヤバ過ぎて
　　　　　　　　　　　　　　}::　　　　　　　　　　　u　 /|
　　　　　　　　　　　　　　}:込　　　　__　　__　 　 ／::‘，　　　　　動きが取れない。」
　　　　　　　 　 　 　 　 ノ‐イ:＼　　　　　　　 ／::::::|⌒
　　　　　　　　　　　　　　　ﾉ／| ＞　 　 　 ＜ |∧:/　　　　　　【今度のＰは一筋縄では持ち帰れませんよ（）】
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 /'' ‐-　.,,__,,..　-‐'‘，
　　　　　　　　　　　　　　　　/　　　 / .∧ ‘，　　‘，
　　　　　　　　　 　 　 　 ／¨　　　 /　 ∨.　‘，　 　¨＼

　　　　　　　　　　　＜⌒ヽ〃＞
　　　　　　　　　 _ ‐　　^　　ヾ 　‐ _
　　　　　　 　 _　　　　　　　　　　　　ヽ
　　　　　　　/　　　　　　　　　　　　　〈〉_}ヽ,
.　　　　 　 /　　　.　　　　ﾊ　　　 ＜＞〈 ヽ。)
　　　　　 ,　　　　　　 / /　l　　ﾄ　　 <:>ゝ,'　ヽ
　　　　　ｨ　　　'　　　l /⌒.∨ ∧゛＼　〈ﾉ｀ヽﾉ
　　　　　　　　 .}　　　ﾘ　 ^　∨.∧,ｨ斧ｧ
　 　　,′ ヽ⌒Y　 　≦斧ﾐ　 ∨　 ゝ′} 　 ｝!　　　「コッコロマーヤー（鋼の意思）、
　　　i{∧ 　 ヽ.}　　　 乂ゝ' 　 　゛　_彡゛　 ,从
　 　　　 ゝN　 乂 　 从^ ::::.　　　 ,　 ﾉ　 ｨ　　　　　　強い。」
　　　　　　　ヽ　　ゝ 　 ヽ> ,　 `　 イ　　(_ 彡
　　　　　　　　　＞ .≧っ　)二ｺ^　 　 ｎ=-　　　　　【人気度もさることながら実力が今までのとダンチですよ……！】
　　　　　　　　　　 　/＜_ノ.>......‐ミx〃 )三ﾖ
　　　　　　　　　　　, 　　／. : : : : : :j　 <=='∧,　　　「いや、今までのもクッソつよい奴らだったんですよ？うん。」
　　　　　　　　　　　,　 /.: : : : : : : : ∧〃≧゛ ﾉヽ

　　　　　　　　　　　　　　　⌒ヽ Y　⌒ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　__ 〉└ 　￣　　 ＜
　　　　　　　　　　　　　＞`　 __　 (:ヽ┌:: , _　 　｀　、
　　　　　　　　　　　 ／ 　 ＜: : :＞=-.{: : { 　 ヽ .＿　ヽ
　　　　　　　　　　　′　 　 　 　<ノ 　 .＞‐ﾐо　 　　 )
　　　　.　 　 　 　/　 　 　:　 　 　 　ヽ.{　 　ノ 　 ヽ=彡 　ヽ　　　　　　　「後々描写するだろうけど、
　　　　　　　　　/.　 ;　 　 ;ヽ 　＼ 　 　≧彡{ 　 ﾉｰ┘＿　 ヽ
　　　　　　　 　 ,　　.}　 　 i 　 ／ヽ` ＜.ゝ::／¨゛ 　 　ヽ　ﾉ　 ＼　　　　 原作のマーヤー、役割というかやっていたことがマジで
　　　　　　　　.i{　　ﾉi! 　　 ',〃 ｨ斥=ﾐ 　 ヽ 　　} 　　 从`　 　 　＼
　　　　　　　　 i! 　 } .ヽ　　ヽ 刈 ｛リ ゛ 　从 　,'　　　　 ｝　 　 ヽ＼∨　 『シュバルツバース全体に影響を与えているレベル』
　　　　　　　 　 , 　 ;　_ ＼ 　.ヽ　゛ 　 　 　ﾉ 　 　 　 　 ﾉ　ﾉ　 　 ',　)
　　　　　　　　　 , 　ヽ_ｨzx　 ｰ=- 　 -‐彡/ 　 　 　ィ''´　 ∧　 　 ,}!　　 だったんだよね、実は……。」
　　　　　　　　　　>,__〃 }ﾘ　 　 　　> .⌒.ヽ __／/　 　 ,/　,}　 　ﾉ
　　　　　　　　　　　{　 ヽ゛`　 　 　/　: : : : .　ヽ <　 　ノ　　i! .
　　　　　　　　　　　 ,　从　 　 ^　 i　　　　　　　:.ヽ≦ 　 　 从　　　　 【彼女が居なかったら、
　　　　　　　　　　　∧ 　 ゝ.　 　　}　　　　　　　}　 ＼
　　　　　　　　　　　　 > 、　 　≧=}　 　=- -=＜　 　 ヽ　 /　　　　　　実はシュバルツバースがさらにメチャクチャになってる可能性が高いんよ。
　　　　　　　　　　 ,'^う.r 、つノ⌒ヽ／　　　　　 )　 　 　∨
　　　　　　　　　 ｨ゛^∨ /　 　 ヽ　　 　 　 　　,r 　 　 　　}! /　　　　　　メムアレフ側のガチ守護神だったんだよね、わかりづらいけど。】
　　　　　　　　 _/二ヽj .}　 ／{ ﾉ　　-‐‐- 　_ .{　 　 　　/∨

.　　　　 　 　 　 / : ｲ / : /　 /:ｉ　 : /.|:|! 　 |　､　 　 :. :. :.ｉ 　 　 i
　　　　　　　　 / / / '　 :'　 :.ｉ/|　 /　|ﾊ　 :.| 　ヽ ＿ｉL　 |:. : ｉ　 :
.　　　 　 　 　 ' /　': |　 :|!:匕|「|⌒/ ｀{　 ､:.ﾊ　´__＼{ヽ｀. |-‐=＝ﾆテア　　　　　　　　　　　無秩序悪魔人間愚連隊
　　　 　 　 r､rﾍ、ﾞ|　|　 :|ｌ　 | .,|== ﾐ　 　 ヽ乂iちﾟ心ヾ､.:..|ﾌ 厂　　イ
　　　　　　 ∨∨ヽ.　|　 八　|.ﾒ' ち心　　 　 　 乂_ﾉ:i ｨ'` |_,.　　´..ﾞ＼　　　　　　　  ■　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ■
　　　　　 　 _V ∨ヽ |　 ／j..! ､ 乂_ﾉ」　　 　 　 ゝ‐"' ﾊ /: /）: .|　　　 　 　 　 　 　 ■　 　 　 ■■　 　 　 　　■　■　■　 　 ■　 ■　 　 　 　 　 　 　 　 ■
　 　 　 　 （　∨} 　 ＼/　/ ヾ:.　`¨´　 　 '　　　　 ﾞﾞ ﾑｲ: /ｲ∧乂￣ ≧s。　　■■■■■■■■■　 　　　　　　　　　■　 　 ■　■　 　 　 　 　 　 　 　 ■
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　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 八（_ し｛__
　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 } Ｙ(　 }＼ V ｖ｛ｖ___
　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ＼}＼ )Υ (　 | {　/ /｛___
　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ＿}｜}＼＼＼|_{__{ ｛｛｛Ｙ｛__
　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ⌒}ト} }√￣　　 ｀＼{｛｛,/⌒
　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ／　 　 __　　　　　 ＼{V//
　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 {　 ／　{＿＿___ノ　 ﾉ } {/{ {
　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 {_/　___, 7{_o __ﾉ'⌒ {　 ∨{ し|
　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 7 ィoi＾　⌒7从从　　　 }7ハ し|　　　　　　　　　　　　「ＣＨＡＯＳとかＬＡＷとかＮＥＵＴＲＡＬとかもうそういうレベルじゃなくて」
　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 {__辷{＿rｔヘ 　 } }　　　　　} }川/{
　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 7　 ___ﾉ二二二} 　{　　]∨/厶|/{/　　　　　　　　　　　　　【実態が、これだったわけね。はい。】
　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ＼　 Ｖ//////{　 {　 {/ }[ }/八/　　　　　　 -――-
　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ＼ ∨//// {　 {　 {Λ　}｛/Λ{_____,//／ 　 ____　 　 ＼
　　　　　　　　　　　　　 　 _________/ ^Λ ∨___,,,ﾉ 　 　 {/Λ厂}｢￣￣」{/　　　^} ｢￣)　)
　　　 　　 　 　 　 ／￣￣} }　　 /　　 Λ { .,__,,..ノ＾　_,ﾉ　 /　}}　　} 　 {　{______ﾉﾉ 　 　}　　　}　　←　これ（ＣＨＡＯＳ）
.　　　　 　　 　 ／　 　 ____,ﾉﾉ｛,/　　　 {人_　 　 　 ﾉ }二}　　}}}　　} 　 {　　　　　　　　_} } {___}
　　　　　 　　 /　{______　 　 { {/　 　　/{ 　 }ﾆ=--<ニ}二}　　}}}　　}/ /{　　_}/　　 　 　__,ﾉ⌒}
　　　　　　　 {{　　　　　　 　 /　　　 　 {　__{__　　{ 二}二}　　/　 　 　/{ _}_/-=ﾆﾆﾆﾆ=- 　 __}
　　　　　　　 {{　　　　/{__／{{ 　　{___ﾉ {　　⌒＼,{_二}　 } } /　　 　 　 {〈￣∨〈￣∨////Λ
　{￣｀＼　　 {{____／/从{ { {{{　{___ﾉ 　 {　 { {　 　 　 _},／／　　　　　　{Λ　 ∨〈￣＼////Λ

.　　　　 　 　 　 _∠／ ," 　 ／／ / /／　　/　′ l　　 `、 丶　',
.　　 　 　 　 _／´ /　 / 　 / /　_/イ/　　　/　/ 　 !　　　ｌ　　 ､　,
　　　　 　 　 　 , '/　 / / / / イ/　/l　 　 /　ｲ　　/　 l　 l　　 l!　′
　　　 　 　 　 / /　 /　|　!/　//　 ./ｌ　　/ｌ/　!　 /　ｌ　l　 l! 　 ｌl　 ,　　　　　　ﾘｰﾀﾞｰ　　　　　　　　　ﾙｰﾙ
　　　　　　 ／ /　 /ｌ　ﾊ l ! /- ―/　!ｌ､/ /　 ｌ ≠―- ﾄ /! / 从　'　　　　　『指導者』もいらないし『法律』もいらなくない？
. 　 　 　 ／ヽ─＝＝'--/ﾊ ._ちﾟ心 .!″ 　 ´1/.ちﾟ心｀l -‐=＝ﾆテア
　　　 ／／,　｀ヽ､ヽﾞ｀iｰ､ﾍﾞヾ 乂_ソ　ヽ乂八ゝ 乂_ソ　}.ﾌ 厂　　イ　　　　　なんかきめたけりゃその都度全員投票できめればよくない？
　 　 　 　 　 　 　 ﾞ'''‐-`-　乂 ｀¨¨´　　　　　　　｀¨¨´ 从_,.　　´
　　　　　　　　　　　　　 }≧=- 　　　　　　′　　　　　 八　　　　　　　　　　いい案には自然に票入るでしょ？決まらなけりゃそん時は力できめようよ。
.　　　　　　　　　　　　 ／ﾆﾆ込、　　　　_ _　 　　 　 /ﾆﾆﾆ｀ヽ
.　　　　　　 　 　 　 ∨ニニニニ＞。 　´⌒｀ 　　,＜ニニニニﾆV　　　　　ほら、これでいいでしょ？
　　　　　　　　 　 　 l{ニ〈＾∨ﾆﾆﾆニ}≧s 　.s≦: :{ﾆﾆﾆﾆ/⌒}ニ.}|



　　　　　　　/　　　　　　　　　　　　　〈〉_}ヽ,
.　　　　 　 /　　　.　　　　ﾊ　　　 ＜＞〈 ヽ。)
　　　　　 ,　　　　　　 / /　l　　ﾄ　　 <:>ゝ,'　ヽ
　　　　　ｨ　　　'　　　l /｀ヽ∨ ∧゛＼　〈ﾉ｀ヽﾉ
　　　　　　　　 .}　　　ﾘ　 ^　∨.∧,ｨ斧ｧ
　 　　,′ ヽ⌒Y　 　≦斧ﾐ　 ∨　 ゝ′} 　 ｝!　　　　直接民主主義……の、ようなもの……。
　　　i{∧ 　 ヽ.}　　　 乂ゝ' 　 　゛　_彡゛　 ,从
　 　　　 ゝN　 乂 　 从^　　 　　 _　 ﾉ　 ｨ 　　　　　　　　　　　　コレ
　　　　　　　ヽ　　ゝ 　 ヽ> , 　´　 イ　　(_ 彡　　　　「本当に『>>17』なんだよなぁ……。」
　　　　　　　　　＞ .≧っ　)二ｺ^　 　 ｎ=-
　　　　　　　　　　 　/＜_ノ.>......‐ミx〃 )三ﾖ　　　　【それでなんとかなるのはね、規模とかその辺の問題だと私は思う……。】
　　　　　　　　　　　, 　　／. : : : : : :j　 <=='∧,
　　　　　　　　　　　,　 /.: : : : : : : : ∧〃≧゛ ﾉヽ
　　　　　　　　　　　.∨.: : : : : : : : : :_:.:ヽ_∠ 　 .ﾉ

.　　　　　　 　 　 　 ／／／　　／／　／/　 |　l 　l　 ヽ　ヽ　丶
.　　　　 　 　 　 _∠／ ," 　 ／／ / /／　　/　′ l　　 `、 丶　',
.　　 　 　 　 _／´ /　 / 　 / /　_/イ/　　　/　/ 　 !　　　ｌ　　 ､　,
　　　　 　 　 　 , '/　 / / / / イ/　/l　 　 /　ｲ　　/　 l　 l　　 l!　′　　　「ＣＨＡＯＳと言い切ってしまえばそれでいいかもしれないが、
　　　 　 　 　 / /　 /　|　!/　/ _,ノ./ｌ　　/ｌ/　! ﾒ､/ ｌ　l　 l! 　 ｌl　 ,
　　　　　　 ／ /　 /ｌ　ﾊ l ! / '´　/　!ｌ､/ /　 ｌ ≠｀"'-ﾄ /! / 从　'　　　　　彼女達はアンチルール、まさしく『無秩序の者達』なんだよね……。
. 　 　 　 ／ヽ─＝＝'--/ﾊ ._ちﾟ心 .!″ 　 ´1/.ちﾟ心｀l -‐=＝ﾆテア
　　　 ／／,　｀ヽ､ヽﾞ｀iｰ､ﾍﾞヾ 乂_ソ　ヽ乂八ゝ 乂_ソ　}.ﾌ 厂　　イ　　　　ＣＨＡＯＳーＤＡＲＫ？　ＣＨＡＯＳーＬＩＧＨＴ？　どっちよ（困惑）」
　 　 　 　 　 　 　 ﾞ'''‐-`-　乂 ｀¨¨´　　　　　　　｀¨¨´ 从_,.　　´
　　　　　　　　　　　　　 }≧=- 　　　　　　′　　　　　 八　　　　　　　　　　　ルールとかイヤじゃん……。
.　　　　　　　　　　　　 ／ﾆﾆ込、　　　　_ _　 　　 　 /ﾆﾆﾆ｀ヽ
.　　　　　　 　 　 　 ∨ニニニニ＞。 　´⌒｀ 　　,＜ニニニニﾆV　　　　　　上を自称する奴らから棄てられたわけだし、上下関係も嫌じゃん……。
　　　　　　　　 　 　 l{ニ〈＾∨ﾆﾆﾆニ}≧s 　.s≦: :{ﾆﾆﾆﾆ/⌒}ニ.}|


　　　　　　　　､_ﾝ　 ,　 /　 ,l l ヽ　ヽ、、 　ヾ'´
　　　 　 　 　 ｰ二　l l il　, ﾊ li　 ヽ i ヽ､l l　､i
　　　　　　　　　,',´ l　il　/ll　l il ヽllヽl l　il　､ｰ
　　 　 　 　 　 ｰﾆ,　l l､l三≧ヽl'≦三lVl　i l｀
　　　　　 　 　 　 ',ﾊヽl､ ｀´ 　 ヽ ｀´　 l/ﾘ､'　　　　あー、そういう考えもあるかもなー。
　　　 　 　 　 　 　 　 ﾄl　　　 . ,　　　 'l'"l
　　　　　　　　　 　 　 _l＼ 　,--､ 　 /lﾄlヽ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　でしょ？＞
　　　　　 　 　 　 ┌ﾆ-l,li l＼.￣ ／　l/:ヽ｀7
　　　　　　 　 　 , -Ll_: ; : l 　｀ ´　　 l: : ;//__　　　　（次の任侠モノ、コイツを主演にすっか……。）
　　　　　　　_,-く　r‐-ｱ__/ 　　_＿_　l,ﾆ´,--､ ヽ、
　　　　 ,:':´/　＼｀ヾ［,,;;;;;;;］⌒［,,;;;;;;;］ヽ､ Y´／　 l｀　‐- ､
　　　 /: : :/　＼　Y/ヾ: : l　　　　　 l: //ヽl　／　 l　　　　｀ヽ、　　　　「うーん、この……！！」
　　 /: : : /　,ゝ　〕': : : ヾ: l 　 　 　 l:// 　 l､ ,<　　 l　　 　 　 ヽ

　　　　　　　　　　　　7　　乂　　　　　　　　　　　　 ﾊ
　　　　　　　　　　 ／　　/ﾊ　 　{ ハ.　　　八{　　乂卞
　　　　　　　　 　 /⌒7　7{　ｲ＜V　乂寸ﾑV寸　　　彡
　　　　　　　　　　　 乂 ハｲｰﾓﾃ乂寸{rﾓﾃｰ)ｲ　 ｨ寸7　　　　　「なお今回のサイファーたけし」
　　　　　　　　　　　　　艾刈ヽ　　 　 ＼　　乂| /)|辷
　　　　　　　　　　　 　 　 .从　　　 |　　　　　 ﾉ イ＜
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 __　_　　　　| 从　　　　　　　　（フジマルー。
　　　　　　　　　　　　寸=== ﾘ|＼　ｰ　　 イ　|八＿＿__
　　　　　　　　　　　　　寸ﾆﾆ..| 　 ＞＜　　 　Vﾆﾆﾆ7/　　　　　そこＰがいて、カメラ回してるって忘れてねぇかー？（ハンドサインのみ））
　　　　　　　　　　　　　　V二ﾉ　　　　　　　　 /ﾆﾆﾆく__
　　　　　　　　　　　　　-=Vﾆ{　　　　　 / 　 /ﾆ／ 　　 ) ヽ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　__　　＿
::::::::::::::::::::::∧::::::::::::::::::::::::::::::〈　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,　　⌒ヽ <⌒｀ヽ
::::::::::::::::::::/:::::::::::::::::::::::::::::::::::: `､　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／　　　　　　　　　　＜
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::',　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　. :′　　　　　　 ゝ⌒ヽ〈^〉 .,　、
::::::::::::／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::{　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/　,′　/　 ,'　　　< ___> ヽ_〈 　∨
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|　　　　（やっべッ……！！）　　　　/　/　　/　.ノ}　　　ﾄ,　 <, 　ヽo ノ
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::::: 八　　　　　　　　　　　　　　　　　　　./　/　　/ ゛⌒:.!　　　! 乂 _＞/　ヽ )
::::::::::::::::::::::::::::::::::::u::::::::::八 ::::::::: ＞　　　　　　　　　　　　　　　　　.j　.: 　　,:　　,_　l 　 　.:　⌒ヽ .{__ノ ｀}　　　「閣下的には”アドバイス”とも取れるけど
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/　/　￣　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／ __i{ 　 　 ィ斧ぅx　　　.! ..__　.〉 ﾘ ¨^ i!
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/　/　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ゝ{　　　ﾄ　ヒﾘ　｀ヽ.　孑ぅ气　 ,ｨ　}_V　　　”ルール確認”ともとれるのでセーフ。」
::::::::::::::::::::::::::::::::::／∨｀¨　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 j{:　　 从　　 {　:::::　 　 、＼ .ツ　_彡　 ﾉノ
::::::::::::::::::::::::::::／ /　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ル.,　j(　 ヽ ∧　 　 　　　　 ^.::::~〃　 /　ｿ　　【そも、アレが本当に閣下だったのかも怪しいからね。
￣￣乂/从≧sイ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　⌒ヽﾚ 、ゝ.ヽ,　　　^　　 　 ノ 　 ノル′
　　　　　　　　　＼　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　゛　ヽ∧ﾉ,｀ぅ　 _　..:≦　　イ　(　　　　　幻影だったかもしれないし、もっと別のモノかもしれない。】
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 .: ⌒"'' ｰ 　ﾟ~( 　｀ヽ　ノ ヽ. ( ´

　　　　　　　　　　　ゞ'´　　　　　　／;'　　 〃　　ﾊ　　　　　ヾ-ゞ､
　　　　　　　　　　/ ィ　 　 　 ／　　 {　 ｉ! {　　　l! ﾞヽ ､　　 ﾐ､}
　　　　　　　　　 ,'ｲ´,　 ,','　ﾊ.i　 　 ハ　ﾄ､ﾞ､　ﾊ ! 　 ＼ﾞ､_　､{__,
　　　　 　 　 　 　 {/{,　{ { /' ヾ､　,j　. iヽ.､＼､人 ﾞ､､　　￣　イﾉ
　　　　　　　　　弋¨´　 ヾ､i　.i , ,i:.i　! l i　.i i:.!:i､: ﾄ:ｰ.､ i l:::.:.＜_,
　　　　　　　　　　ヾ._　.::i i |:.ﾄA!:ﾑ!イ! l.l:. i!ﾄ∀‐ヾ!斗i､!.!:::.. {｀´
　　　　　　　　　　∠_.:::::;!:l:.ﾄ､!ｨ‐ｬｫ-ヾ!ヽ:ﾄ:!ィﾓｫ‐ﾐ ｿ;:ヾゞミﾆ='　　　 ゝ=，　　　／｀，　　　　　　　 「まぁ本人がやるにせよ
　　　　　　　　　　　 7'.;ｲヾ:､!｀｀ﾞ¨二´ ヽヾ廴´￣｀´ノｲ:;ﾄ;＜´　　　　/　　}　　 ./　 .,'
　　　　　　　　　　　 {/ jゝヽi｀　　　　　　 :::::.｀　　　　/ｿﾉｰ=`　　　　j　　,'　　 ﾉ　 ./　　　　　　　　　　やらずに傍観するにせよ……。」
　　　　　　　　　　　　　　 ∀､　　　　　 ､..::;::　 　 　 ,'イ　　 　 　 　 ,' ｀ .,' 　 / 　 /　　　　. -､
　　　　　　　　　　　　　　　|!::ﾞ､　　(ー‐--－zｦ　　/:ﾊ|　　　　　　 ,'　　,'　 ./ 　 /　　　／　 .ﾉ
　　　　　　　　　　　　　 　 jﾊ::::ﾄ .　 ｀ 二二´　　 ｲ|!:{⌒ヽ＿___　 ,'￣｀,'　./ﾆヽ/ 　 ／ ｀ ,／
　　　　　　　　　　　　　／／jﾊ:!　＼　　　　　／　 |;i;|　　 }‐ｧ／./-==,'__/- ､./　／　　／　　　　　　コレで気づかなゃこれまでよ！
　　　　　　　　　　　 ／／;i;i;i;i;iﾘ!　　 ｀　zr.彡　　　∀　　ｲ//､ /￣｀ﾞ＞ミヽ./_∠⌒}／　 . -‐，
　　　　　　　　　　＜＜;i;i;i;i;i;i;i;i;i|　i　　　 }'"　　　　 {______;!'/　/ー=-_､　　＞〈｀ヽ／ _,.＜　／　　　　さて、気づくかねぇ？？？
　　　　　　　 　 　 　 ヽ＼;i;i;if'´ﾉ　|　　　 ﾞ　　　　　 !＿__人-〈 __ ｀ヽﾆ ＝=､ ヽ.ﾑ.イ⌒ﾞ;／
　　　　　　　　　　／;i;i;ｉヽヽ;i{　　　ヾ.　　　　　　,　　!＿__.ノﾉﾊVヾ｀､　ﾞー‐｀ヽ.､＼i ,}／　　　　　　　……ベルゼブブ！コーラ取ってきてくれよ！
　　　　　　_. ．＜;i;i;i;i;i;i;i;i;ヽヾ，　　　ヽ　　　　 / 　 ﾊ____／ノﾉﾉ､ヽ._｀＞＜´｀ヾ.､ ハ
　　　　／;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;iヽヽ＿__＿ヽ　 　 /_＿/;iﾊ___二∠_　｀ヽ〃-‐-､＼.／　　＼　　　　　　【こんな感じなんだろうなぁって。】
　 　／;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;iヽ＼　ｰ-｀ヽ ,ィ´-‐/ｲ ∧_＿＿_ 二ﾆ__‐- ､　ヽ/　　　　　ヽ

　　　　　　　　　　　　 ___
　　　　　　　　　　_____ﾏ､ﾑ
　　　　　　　,..＜:/:Y´::::::::ﾄ:.､
　　　　 　 /ｧ==､-､ヽ::::::::::}.l::i　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「そして……。」
　　　 　 /:::::ヽノ::ノ:ノ:::::::::,!.l:::l　　　　　　　　　　　　_　, -.ｧﾍ-=ア`ヽ
　__　　　ヽ￣::::::ｌ:::::l:::::::::://::/　　　　ｌ｀ヽ_　 -‐=ﾆ: : : : : ﾑ,': : :ﾑ:7-<＿＿........-----ｧ　　　　レディー、ゴーッ！！（ボンボン育ちクラッシュギア派）
/ニヽ　 , -=====ｧ--- //_/___　 -‐=ﾆニ／:.ﾑﾏ: : : : : : :l__l: : :l:0:l:::::::::::::::::::::_ --=＜
, -､ニYニニ＞'"ニニニニニニニニﾆﾆ/: : :l: :ﾑ: : : : : ,.ィ ｀,: :ヽ/::::::::::::::::::::-ー===ｲ
　 ＞イ Y´ニニニニニニニニニニﾆﾆﾑ: : : l: {_,　 ＜　＞イニﾆヽ(::::¨¨ﾍ---'
　ヽ　ﾉ .lニ__ニニニニニニニニニニﾆl:　　＜　＞＜ニニﾆ=-￣　 ￣￣
　/､ﾑｲ l ´ニ＞､ニニニニニニニニﾆ＞=.イ､----ｲ￣￣
./　ﾑニﾑニニニ＞.､ニニニニニ＞'"____ニﾆﾑ
ー--ﾍニﾑニニニニ＞､ ＞ '"ﾍ-- ´ /､ ﾍﾆﾆ.li
ー¨¨¨ヽﾆﾆヽニﾆ＞ '"ﾆ／ / l l ヽ-ｲ､∧.ー-ｲ


　　　　　　　　　_＿　_
　　　　　　 .:::::::::::::::::::::::::::: :.
　　　　 ／::::::;　-――‐-ミ:::＼
　　　 /::::::／　,　- ┬‐-　､Ｖ::::ヽ
　　 ./::::::ﾑ..イ:::::::::::::!:::::::::::::ヽ::::::::.
　　,:::::::/:::ｌ::::l:::::::l::::::ﾄ::::l::::::::::}::::::::::
　　ｌ::::::|:::::|::::|::!::ﾊ:::::| ｌ::ﾄ::ｰ::A::::::l::!
　　|;:::::|::::｣;斗匕 }ﾊ:| ﾚ x≠ミ';:::::}:|　　　お前ぇーーーーーーーッ！！！！！！
　　|!:::::l:::::lx==ミ 　 j!　　 廻}　}::刈
　　{ l:::ﾊ;N 　廻}　　　　 /l/l/ ﾚ:::::|
　　　N:::::ﾄ /l/l/l　　｀　　　u.　j::::::|　　　「今日の事故現場：教会」
　　　|::::::ハ　u. 　 r　　 つ　／l::::::|
　　　|:::::{:::个:::‐-、二 _ ,＜｣≧!::::ﾊ　　　【薬を届けるためなんです！！！】
　　　|:::::|:::::|:::::::::{二　ＴＴﾆ二}::|::::l::::.

　(＼ヽ　　　　　　　　　___　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　=-─━━‐ ミ　　　　　　　「薬を欲しい（○欲しがるであろう）人
⌒＼＼　　　　／:i:i:i:i:i:i:i:i:｀丶「＼　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／　　　_　　-─-　＼
:i:i:i:i:i∨⌒＼_/:i:ir===ミx:i:i:i:i:i:}}h､}　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／　　　／　 　 　 ＿_ 　 '，　　　に薬を届ける方法にラジコンを選んだボンドルド君。」
:i:i:i:i:i:i}r=ミx(:i:i:i:i:i:i:ヽ⌒ヽ:i:i:i:i:i:i:i:i}　　　　　　　　　　　　　 _　=-　７、　　／　　　 ／　　　 ＼ |
:i:i:i:i:i:i}(_)⌒ヽ:i:i:i:i:iノ:i:i:i:i}}:i:i:i:i:i:i:ir}　　　　　　　 _　=-　¨　　 　 　 ﾄ､＼_/　　　　/　　　 　 　 },
:i:i:i:i:i/:i:i:i:i:i:i:ﾑV :i:i:i:i:i:i:∥:i:i:i:i:i:i; ′　　　　　／　　　　　 　 _　-=: |　｀¨`ｰ-==　L＿_ ／￣ヽ〈　　　　　　　　　だから言っただろ？壊れかけだってさぁ。
:i:i:／ﾑi:i:i:i:i:i:i:ﾑゝ===彡/ i:i:i:i:i//　　　　_／　　　　　　　　 / : : : ;ト､　　　　　 　 -く::::7 ﾟ ／´}
イ:i:i:i:iﾑ:i:i:i:i:i:i:i:}V乂:i:i:〈:i:i:i:i:i://　　　 ／　, 　 　 　 　 　 ／:_:_:_:,/ﾊ　 ＼　　 ／::::／∨／　∠＿_　　　　　＜でも動きますし……動かしましょうよ、せっかくなんですから。
:i:i:i:i:i:i:i:ﾑ⌒rヽ:i:i:＼:i:rミ＼／ '　　　/　　/　　　　　　　く／:.:.:.:.//:::ﾄ､＿_＞.::::: イﾊ　 ´　／,.｡*_二 ＼
:i:i:i:i:i:i:i:i ﾑ:i{{ }}:i:i:i:i:i＼) ヽイ　　　　 ヽ-へ　　　　　　 ／:.:.:.:.:.:/へ/|⌒f¨¨￣　　j,l/_　 イ／／::::::::::::＞ヽ　　　　　　しょーがねーな……よし、じゃぁ軽量化すっか！
:i:i:i:i:i:i:i:i:i:iﾑゝ':i:i:i:i:i:i:i〈　　　　　　　　　＼:.:≧=─=≦:.:.:.:.:.:.:./＼ヽ ゝ-'-─==≦ニﾆﾆ／／:::::::::／ _,／￣＼


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ┌┐
　　　　　　　　　　　　　　　　　,O／ヽ　　} ヽ　　　　　　　　　　　　　　　　　　／／へ___丶､
　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ∨_」,.=-─ミハ　　　　　　　　　　　　　　　　　//´┐「::::丶:::､
　　　　　　　　　　　　＿_ ,.｡*'f彡ｲ　 」 -､ ヽ:l　　　　　　　　　　　　　　　　 l:/:::::::l l:::::::::::/-､　　　　　＜ありゃー……。
　　　　　　　_　-=　「　 |ll|:::::::::lア､∠/＿l_∨┤　　　　　　　　　　　　　　　 /:､::::::l　l:::::::::l::二ﾆl
　　　_　-￢ヽ 　 　 ､　 ∨､r‐' 〉､[|､　　　　,l]ﾉ　　　　　　　　　　　　　　　　丶:l::::::l l::::::::::l:::丶/　　　　　いや、これほどとはね……。（ﾁｮｲ引き）
　 ｨ' 　 　 /／　　 　 ＼_／≧く ` ｰ-　二 イ「￣L,-､　　　　　　　　　　　　　丶､::::l l:::::／://::丶､
　 L.｡*'"／､＿　　　 ／:::::::ヽ／¨＞<＿＿_>f¨ヽl:|＼＼　　　　　　　　　:_-/::／丶､ll/／´/:::::l:::::/丶_　　　＜しかもタイヤもクッソ擦って火が出てるし……
　　　￣乂:::::::::::＞≦|::::::::::::::| ´ |　|:.| 　 　 |:l `ト〈|　 ＼ヽ　　　　　　　:l´::l:::::l::＼:::::::::::::::/:::::::/:::/:::::/::::::丶
　　　　　　｀`～=:::::::::ヽ::::::::: l　 .|　|:.| 　 　 |:|　l　 ﾄ､ 　 ||＼　　　 -´::::l:::::l__l::::::::丶::::::/:::::::::/:/::::::::l::::::::::::/丶　　うわ、ナンバープレート取れちまったよー！
　　　　　　　　　　 | ＼::::::::::::l　 .|　|:.|＿＿_|:|　|　 ||::＼/´ヽ〉　　/丶:::::､:ﾆ､::､:::::::/l l丶::::::::l:l､- ､:/:::::::::::/::::::丶
　　　　　　　　　　 l＿_l＼::::∧＿､_|:.|[ニﾆ]|」 ィ ＜ヽ::/〈 ＼_}　　l::::丶:::{XXX}::::::l､l l//:::::::l:{XXXl::::::::::/:::::::::::､　　「途中で制御不能になった（予定調和）ラジコンに苦笑い。」
　　　　　　　　　 　 ＼: : : :/　　 ／／l┌┐|＼＼　Ql{　 二ソ　 /::::::::::::/ﾆl::::ll::/丶__l丶:::::l::丶ﾆ ､::::::/:::::::::::::::丶

　　 l:::::l::::::::::::/,.-/////////-―――- _/////!:::::::l:::::::::l
　　 |::::|:::::::::::,/////／:::::::l:::::::::::::::l:::::::::l:::::::::::::ヽ|::::::::l::::::::|
　　 |::::|:::::::::::|//／:::::l:::::::::|::::::::::::::ﾊ:::::::|::l::::,:::::::::l::::::::|:::::::,
　　 |::::|:::::::::::|,イ:::l::::ｲ::::::/l::,:::::::::::l　 ,::::||:|,:::l,::::::::|::::::::|:::::l
　 　 ,:::!:::::::::::!::::::ﾊ:::l l::::::l |:::l::::::::::|　 ､::lリ ､::,ヽ:::|::::::::|ﾞl::,:＼
　 　 冫:::::::::::|::::/ l:::| |:::::| l::ﾊ ::::::ﾘ　､_ﾘ＿,..ヽ:jヽl::::::::::,!:!::::::＼　　　　　　「なおラジコン（１/1スケール特殊合金製）に突っ込まれた家の人」
　 　/:::|:::::::::::|::/ -リ-ヾ::l‐ﾘ' l::::::/　　　 ＿＿,..., |::::::::::,/::::::::::::＼
　 ,/:, -l::::::::::::ｲ　＿,...ニ｀ 　 |／　　　,イ　 _,.ハ　l::::::::::':,￣:.:｀ヽ､',　　　　新築だったのに……。
　/ｲ:.:.:.:.,:::::::::::l　下-､_ハ　 　 　 　 　 弋_,.（つ'　 ',:::::::::::l:.:.:.:.:.:.:.:.＼
／ :.:.:.:.:.:',::::::::::l　弋っ＞'　　　　 ,　　　　　　 ﾘ　 ∧:::::::::l:.:.:.:.:.:.:.:.:__｀ヽ､　　【びっくりしてました。ショックも大きいかと思います。】
-､:.:.:.:.:.:.:.:l::::::::::ﾄ､　 i|　　　　　　　　 　 　 　 /,.イ:.:.:l::::::::::!:.:.:.:／　 ヽ:.:｀!}
　 ＼:.:.:.:.:.:.,:::::::::l:.,＞',｡ _　 　　r_―っ　_,. イ´//:.:.:.:.l:::::::::|.／　　　　 ＼/
　　　＼:.:.:.:l:::::::::|:.:.,/////｀,vr ―--＜-――'､:.:.:.:.:.!::::::::|
　　　　 ヽ:.:|:::::::::|:.,.- ''"´￣￣T⌒T´　　　　　{:.:.:.:./!::::::::|

　　i.i | |　　　　　　　　 i .ii .ii　 i　 i　　　|
　　i.i | .',　i　 i　.i　　　/iﾉ.i.i.i　 i　 i　 　 |
　　i.i |　i', i､　',　i,　　/＞i{弐ﾏi　 i　　 i.i
　　i.i |　',ヽｲ､ iヽi＼/､＿_ゞ'i /　 i　　 i.i|　　　　「なお第一発見者の一人でありそのラジコンには見覚えがあるのが彼女であり」
　　ヽヾi　∨i,==ゝ .i´　￣￣i/　　i　.i/ﾉ
　　　.ヽi.,　iヽ＼　　｀__　　　,ｨ　// /i/
　　　　i} .∨ii::::::,ｨs。　 , .イ::::i丿iﾉ　　　　　　　　あれ、ボンドルド君とこのラジコンじゃん。
　　　　　　ヾ__ ＞ﾉゝv=-‐''":.:.:∨。,,,,,,､
　　　　＞´／　./　/==i:.:.:.:.:.:.:./:.:.:.:フ　 ＼
　　　,{　　 |　 ∧ /:.:.:.:.:}i　　 /　.／　　 ＞＜
　　 ,' i　　 |　ﾑﾆﾉ'''ヽｲﾆiイ/ ／　 ＞'´:.:.:.:.:.:.∨
　　,':.:.:∨　|ﾑﾆ./:.:.:.iﾆﾆﾆ./ｲ　＞´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.i
　 ,':.:.:.:∧ ./二/:.:.:.:iﾆ二./'＞´:.:.:{i:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.i



.　　　　　　 　 　 　 　 | 　 　|　 　 　 　 　 |　 　 |
　 　 　 　 　 　 　 |　　| 　 　|　 | 　　　　　| Λ　|　|　|
　　　 　 |　　　 　 |　　| 　 　|　 |　| 　 　 -|‐‐∨|　|　|
　　　 　 |　　　 　 |　　| 　 　|　 |　|　　　,斗-ミ|｜ |　|　　（……『事務所に突っ込んできた巨大ラジコン撮ってみた』とか、
　　　 　 |　　　 　 |　　|　 　 |　八　　　 八;;;;ﾉ | 　 |　|
　　　 　 |　｜ 　 　 　 |　　　　|　 ＼{　人 ＿ﾉ イ/　ﾉ　　　バズるかなー……？
　　　 　 |　｜ 　 　 　 |　八　｜　　 }/丶　　 八|
　 　 　 ﾉ ﾉ｜　　|｜　|　　 |＼　　　　　　　　　 j　　　　　　ボンドルド君のラジコンだし、なんか改造してるだろうしなー……。）
　　　　／ |｜　　|八　|　　 |　　└　　’　 ｲ 　 ﾉ
　　　　 　 |人　　|　 |＼　　|　　　　　　 ｜|　 /
.　　 　 　 /　 ＼ |　 |　｢＼ 　 ＞-＜ 　ﾉ|｜/　　　　　　　　「その車には、薬とかが積まれています（）」
.　　 ／￣:~''- ,_ 　 八｜　 ＼Λ　 ﾉ Λ }／
　　/ : : : : : : : : ~''- ,_ ＼　　 {　}／}/ 〉　　　　　　　　　　　【アカン！！！】
.　/ : : : : : : : : : : : : : ~''- ,_ /ﾆﾆ∨　/: ﾍ

ってなところで寝ます。
オタッシャデー！