Author:やる夫達のいる日常
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AAで読み解くはじめてのジェンダー論2 ジェンダーの定義
/ .,※,...-―:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:::ー-.、 \
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/:.:.:.:.:.:/.:.:.:.:.:.:.:../.;イ.:ト、.:.:.:.:.:.:ヽ.:.:.:.:.:ヽ
,':.:.:.:.:.:.:!.:.:.:.:.:.:.,:イ:/ ;:/ ヽ.:..:.:.:.:.!:.:.:.:.:.:.'※.
!:.:.:.:.:.:.:|.:.:.:.:/.// // \:.:.:.:.|:.:.:.:..:.:i
|:.!:.:.:.:.:.|;∠..-'" 〃゛` ―--\:.!:.:..:.:.::,' }
!ハ:.:.:.:.:.! _,, / 、_ /:.:.:./:/∧
i! \:.:.:\`=''" `ー=''イ/:.ィ//:.:. ジェンダー、それは社会的なルールであり様々な実践を通じてヒトを男か女かに分類している規範である
}ヾ、_\ (__人__) //´ /:.:.:.
ト、※,.>-―…―--<7´※ /:.:.:.:.
!:.r(´.._'' ¨´ ̄ ̄`¨r-┴ 、 /ユュ_:.:. ということを深めて話そう
/:.{ 〉ーュ__...::::::::::.r―_`ヽ〈 // {j:.:.
/ V´ *_rー'  ̄ ̄ i :Tヽ、* ヽ \
/ ::/ ノ:  ̄/: : : : : : :i: : :i : : :ヽ、 .} \
く :::レ': : : :/ : : : : : : : ::/: : ::i: : ヽ: ::\}. \
\ ::/: : : : /: : : : : : :/: /: : /: i: : : :.i: : : ヽ /
Y: : : : :`:く;; : : : :/://: //:/^レ:'":|: : : : :レ'´ 人間社会にいて、分類とは重要だ
|: : : : : :| _ィチ行-.// / tiミxL;_: l|: : : :i:|
|: : : : i レ{ !:::::::! // {::::::j } /゙| : : i:i
.∧: : : い ゞ:: ::ソ ゞ::ソ ./: : :./:| 人は全ての物事を分類し、カテゴライズする生き物だ
,': :(V\:\ ' /: :/}: :|
,': : :} ヽ. `rー (__人__) "フ´ ノ__::| 例えば、国籍や年齢、それも細かい社会におけるカテゴライズの一つだろう
,': : : :{ * .}: `i 、 _. .イi * /::: ヽ.
,': : : : :{. |: : i: :i _| ー‐ .「: i:r┴┐|:::::... |
- ―― - 、
, ´/ ̄ ̄` ー-ゝ
/ //::::/:::.::::ハ:ヽ::.\
´ーイ /..::::y/::::/ オ/:.::i.:.:ヘ
|.:| |.::::i::! ノ `ヽ}::}ハ その分類の中に、男と女がある
|.:| |.:.::リ ● ●ィ::l:リ
|:}* { :リ⊂⊃ (_人) ⊂i }ノ 社会的な分類の中でも、性別にフォーカスを当てた研究こそがジェンダー論だ
|:| i⌒ヽ j (_.ノ ノi|__/⌒)
l:{. ヽ ヽx>、 __, イ *i ヽ/ 我々は互いに分類し合っているのだが、その中でも根本的なカテゴライズの一つである
|:| ∧__,ヘ} {><} l} {__.イ
|:i* ヾ_:::ッli i介i i|:{ * }::У 男と女に注目した、と言ってもいいかもしれない
____
_, -' ´___` '‐ 、_
, '´ _,-'´,-――- 、、 ´ヽ
/ ./ / ヽ\ \
\__/ /l / / , /l'| ト、l ',/
| / l/|7ニイ´/〃| -L.l ! このジェンダーにおける男と女というのは
| l |┬::cr ./ /┬::cr」 ||
| l ! l:::::::j '. l::::::::j. !l 生物における雄と雌とは意味が違う
ハ ⊂⊃‐ (__人__)‐⊂⊃
l \ ,/ | 自然が定めた雄と雌という定義とも違う意味を持っているのが社会学的な性であるジェンダーだ
/l .lY` ー‐┐ r‐ イ| |
/| l::::::::::;ィ´ {X}ik'::::::l. !
l l__j::::::::/: i_lil__|:i::::::! !
/ / ::::: i: : :l:::::ヒj::l」 : l_|!
, --=ニニ、ヽ、
. ∠ -―‐--- 、 \\
/ / / , `ヽ ヽ\
// , / / // /,イ Vハ ヽ
// // / // / //||l l! \ 雄とは精子を作る生き物であり、雌とは卵子を作る生き物だ
{ノl l| 「Zメ/l// /ム⊥|| | | /
l l |l イ==、 {/ / l| j ,リ } rく
N八〉 , イ==、//〃/イ |
jヘ、 、_,,_, " 彡'//|l | だが、この雄が男に、雌が女に、ジェンダーとしての性を持った瞬間に意味が分類により付随される
/ /丶 , ィ7´ rク l |
厶イ __」二兀//-|-/厂ヽ、 |
/ / l { ´´rク〈 | /´ 〉 |
/ / /八 }| ∨ ノ! /! 、
/ /イ {几こフl」__j )} ハ ヽ
, -―― - 、 _
∠,-‐ '´ ̄ ̄`ヽ、`ヽ
/.::/::./:.::.ハ::.\ ヽ \
/:.:./::.::./::.〃 y::..ヽ ヽー` 生物学的な性別とは別に
〃.:ノ -‐'' ツ `‐- l::/::.| |:.|
|:l::.!ィ.-- , ,.-‐‐,リ ::.:.| |:.|
ヽヽ`‐-‐' `‐-‐'. リ:} *{:| 私たちの日常的な物の見方によって作られている分類があり
|ヘ 、_,、_, |||! /i ! i::|
i */⌒l __ , イァト{ * }:| 生物学的な厳密なる定義とは別に社会学としての性別があるのだ
. }/ /{><} {l:: :: :| |:|
. | li i介i ilヾ:: ::i * i:|
/ .,※,...-―:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:::ー-.、 \
/ /,.:.:.:.:.:.:..:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::.:.:.:.:.:\※ヽ
\ /:.:.:.::/:.:.:.::.:.:.:.:.:.:!:.!:.:.:.:.:.\::.:.:.:..:ヽ ',
/:.:.:.:.:.:/.:.:.:.:.:.:.:../.;イ.:ト、.:.:.:.:.:.:ヽ.:.:.:.:.:ヽ
,':.:.:.:.:.:.:!.:.:.:.:.:.:.,:イ:/ ;:/ ヽ.:..:.:.:.:.!:.:.:.:.:.:.'※.
!:.:.:.:.:.:.:|.:.:.:.:/.// // \:.:.:.:.|:.:.:.:..:.:i そして、ジェンダーの基本であるこの分類、もっと言うと社会学的な分類は
|:.!:.:.:.:.:.|;∠..-'" 〃゛` ―--\:.!:.:..:.:.::,' }
!ハ:.:.:.:.:.! _,, / 、_ /:.:.:./:/∧ 分類する主体だけではなく、分類される客体もまた分類する主体となることが特徴である
i! \:.:.:\`=''" `ー=''イ/:.ィ//:.:.
}ヾ、_\ (__人__) //´ /:.:.:. 例えば、我々が犬を種類ごとに分類しても、その分類に犬たちは文句を言わないだろう
ト、※,.>-―…―--<7´※ /:.:.:.:.
!:.r(´.._'' ¨´ ̄ ̄`¨r-┴ 、 /ユュ_:.:.
/:.{ 〉ーュ__...::::::::::.r―_`ヽ〈 // {j:.:. しかし、社会学的な分類においては分類される側が分類する側となって異論を言うのだ
, --― ,=====
/ / , -―‐-、`ヽ、
く / / ,ィ l`ヽ 〉
`7ヽ/ / / // } |l `ヽ
/ / ∠-‐,..二`X // l l | このように、分類する側に対して分類される側が異論を唱え
! l | {〈::.:::.::.:ハ -‐ヘ l| }
| | ト、ヘヽ::_::/ /::下Y /
! | |\_〉 (_人_)ヽ::/_/ / 分類する側が分類の在り方を変え得てえ、という相互作用を
/ 「|斗-ヘヽ 〈 / フ ∧
レ‐┘し┐ :|| > ニ-<彡1 \
∧_}ノ´V |l r个〈:\ ト、_/ 一般にループ効果という
- ―― - 、
, ´/ ̄ ̄` ー-ゝ
/ //::::/:::.::::ハ:ヽ::.\
´ーイ /..::::y/::::/ オ/:.::i.:.:ヘ
|.:| |.::::i::! ノ `ヽ}::}ハ
|.:| |.:.::リ ● ●ィ::l:リ この分類する側と分類される側の
|:}* { :リ⊂⊃ (_人) ⊂i }ノ
|:| i⌒ヽ j (_.ノ ノi|__/⌒) 即ち、男と女の分類における相互関係こそが
l:{. ヽ ヽx>、 __, イ *i ヽ/
|:| ∧__,ヘ} {><} l} {__.イ ジェンダー論の基本なのだ
|:i* ヾ_:::ッli i介i i|:{ * }::У
おしまい
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中学辺りで社会科総合の枠でやった記憶のある社会的性別の定義
ループ効果は…名前は出てこなくとも概念自体あちこちで登場しますのう