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　　　　　　　　　　　　/／ , .. /　.　.　ヽ.=≠ｰ　　　　.乂ｿ　{.. ..ノ　　　　 l　! { .l!　　　　　　私も帰りましたよー
　　　　　　　　　　　　"　 .ﾍ..(,,,__　.　, ''　　　　 　 　 丶　　!=ニ=-. 　　　} .l/ .!　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　あきら
　　　　　　　　　　　　　_ -== >=ニ二ニ='　　　　　　　　 人=-{　　　　 ノ "　`ｰ､_　　　　　いい子にしてましたか暁　頼ちゃん
　　　　　　　　　　 ._ -==:::::::::::::::::::}　.{ ＞.､　　`　 ´　 ／ /　. ',　　　／_:＿_y' / ,.}
　　　　　　　　　 _-=::::::::::::::::::::::::{{'l　. ',　　 ｀> ､ _ .＜　 .// 　. ',　　.ﾍ --,- '=ﾆ/,'
　　　　　　　　 _-=/:: -=ﾆﾆ=-'´ .,'　.　',　　l'1`ﾍ:::::=-__/,l 　.　. l! _-=.ﾍ　 '　　　,'
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　　　　　　　 -=ヽ二二二二二=.l!.　.　. Vノ`ヽ,　　 へ,' l!　.　.　.l! -== ヽ=-._{=-./
　　　　　　　　 -=,二二二二ヾ=.l!　.　.　. V- '' "/ゝ '}'',,l!　.　.　.l! .}二二二二.／
　　　　　　　　/==,二二二二 ヾ.l!　.　.　.　V＿./＿ "__',.　.　.　.l! /二二二=''
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　　　　　　　　　〉ヾ=,二二二二-l!.　.　.　.　.l!:. :. ;. :. :. :,!.　.　. ,'二二二二′
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:／-=ニ二二二二二二二二二二-ヾ二二二二-,:. :. :!:. l:::::::::.===-　　　　　　　　【元・駆逐艦　：　弥生】




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　　　　　　 　へ　　　　　／ﾆﾆﾆﾆ ≧――‐- ､
　　　 へ 　 　←'　　　 /ﾆﾆ<>ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆへ
　　　　←'.　 　←'　　/ﾆﾆ __|__ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ_ イ八
.　　　　　←'　　←'　〔≧============Ⅴ｣___ ／ﾄ､
.　　　　　　←'　　←/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ_ - ¨¨.ヽ　　 从
　 　　　　　　←'　 八ﾆﾆﾆﾆﾆ_. イ ¨　 ＼　　 ∧　　 Ⅴ
　　　　　 r--,〕ﾄ ＼Ⅳー‐‐‐|　　|　　　　|＼　　|.　|　 Ⅴ--,--､＿_　　　　　ダー！マーマのお手伝いもちゃんとしたよ！
　　　　　 |　ｌﾆﾆ７　＼ノ　|　┯┯＼ 　　 ┯┯ j{　|　 /　 ∧ﾆ ∧ノ
　　　　　　Yﾆﾆ/.　 　 ＼ |　└┘　 ＼ 　└┘rj.　|. /　　　 ＼ﾆ 〉　　　　　 偉い？
　　　　　　 ｀¨ｌ.　　 　　　 |　| 　　　　　　､| 　　|　 八.　　　　 　Y
　　　　　　　　｀　.　　　　 |　|､　　　 r ､　　　 .八/Ⅴ＼　　　イ
　　　 　　　　　/乂≧､.　 |　|　≧　　―　 ＜/　.′ ｀≧ ≦//Ⅴ
　　　　　　　　′{　　　 7八j{　　Ⅴﾆ.へﾆ/./　ｲ 　 ≦///////Ⅴ
　　　　　　　　| 八　 　 ′.　| 〕　 ﾄ､ﾆﾆ /./／　｢　Ⅴ////////.Ⅴ
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　　　　　　　　　　　　/| ｛:::::〔　〕　　|::::::|　　/⌒∧.　　Ⅴ/////｡o≦
　　　　　　　　　 　 i {. |γ⌒Y　　　八ノ　　Ⅴ-〈::Ⅴ.　7≧¨¨´
　　　　　　　　 　 　| l. | }.--〈　　　　　　　　八__ﾉ､:Ⅴ/
　　　　　　　　 　 　|八ｌ〈___ノ　　　　　　　　　 〈___〉:::.′
　　　　　　　　　　　　　　／≧o｡＿＿＿＿＿ ｲﾆﾆく　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 あきら
　　　　　　　　　　　　 ／ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ.＼　　　　　　【やる夫と響の娘　：　暁頼】

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　　　　　　　　　　 　 　 乂＿ー　''": : : : : : : : : : : : : : : : :⌒＼
　　　　　　　　　　　　　 　 ／: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :＼
　　　　　　　　　　 　 　 ／: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :／ニニ-_＼
　　　 　 　 　 　 　 　 . : : /: : : :/: : : : : : : : : : : : : : : : :/ニｱ ￣ ヽﾆ ＼
　　　　　　　　　　　 /: : /: : : :/｜: : : : : : :/ : : : γニニﾆ{　　　　}ﾆ}: : ＼
　　　 　 　 　 　 　 /: : : : : : :/　:| : : : : : :/| : : : : {ﾆ(___)ニ乂＿ ノ-ﾘ: : : : :＼
　　　　　　　　　　/ : : : : : :７⌒｜: : : :⌒''トミ:/ |乂ニ／＼三三彡ﾞ : : :ト---＼
　　　 　 　 　 　 /／|: :｜ ｜ 　 | : : : :/ 　|: :/ ヽ: : :/: : : : : :￣: : : : : : : '，
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.　　　　　　 　 　 　 八 Λ抖=ミ_|/|:/　 　 ＿_　 |:/ : |/: : /: : : : : : | ＼: ト-＼
　　 　 　 　 　 　 　 / /: : ｜　 ｀　　　　　冖冖ミｋ　/: : /: : : : : : : | : : ＼
　　　　　　　　　　 /: : : : : :}:::::　　 　 　 　 ::::::::　　 /: : : : : : : : :/ : }､: ＼{ ＼
　　　　　　　　　　｛: : : : : :.{　　｀　　　　　　　　　 / : : : {: : : : :/: ／:| ＼: ＼　　　　　　　うん、偉い偉い！
.　　　　 　 　 　 　 〕I=-___込 　 　r　　　　　　　　{: : : : :{: : ／／＼ |　　 ￣
　　　　　 　 　 　 ｛　　　　　 ＼　乂　 ノ　　 　 rく^ ｰ--‐　＾＼　　　　　　　　　　　　　　 ところで、他のみんなは？
　　　 　 　 　 　 　 `' 　 .,＿__,.ﾉi>.,_　　　　＜　乂　　　　 　 　 }＿
　　 　 　 　 　 　 　 /: : : : : :|i:i:i:／:i:i:i:i沁　　 　 　〕ﾆ=‐　-=ﾆ沁ニヽ
　　　　　　　　　　 /: : : : : : ,i:i:/i:i:i:i:i:i:i:i:i:｝　 　 　 /: : : /: : :|:i:i:i;ノﾆﾆ}
　　 　 　 　 　 　 /: : : : : : /i:/⌒''冖/ / 　 　 ／/: : : /: : : :|ニニﾆﾆ|
　　　　　　　　　/: : : : : : /i:/　　 　 {ﾆ{__　-ァｉ:ｉ/: : : /: : : : :|ニニニ八
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　　　　　 　 . : : : : : : : ／ -=ﾆ=‐￣|ﾆ|　 /ニ/ : : : : : : / : : j ー＜ニニﾆ}
.　 　 　 　 /: :/ : : :.／{⌒～ｧ ⌒＼__ノ／ニ/: :／: : : /: : : /ニニﾆヽﾆﾆ/
　　 　 　 /: : {: : ／／ﾆ＝==--＿＿　{ニﾆ｛／: : : ／: : : /ニニニニ}／
.　 　 　 /: : : |／ﾆ/. . . . . . . . . . . . . . .{ニ／: : : ／: : : ／ニニニニﾆ}




　　　　　　　　　　　　　　　 ＿＿
　　　　　　　　　　　　　 　´ ﾆﾆﾆ≧o｡..＿_
　　　　　　　　　　　　　/♀ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ ﾊ ｀
.　　　　　　　　　　　　/.ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆШﾆﾆ| {⌒ヽ＼
　　　　　　　　　　　｡s升ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ二二 ｌ⌒〈__ノ＜＿__
　　　　　　　　 ｡s升ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ_　 ¨ 　　　 ﾑ----’-.｀¨¨´
　　　　　　　　ー―――　¨ｌ.　　　　　　　 |ﾆﾆﾆﾆﾆ| Ⅴi:i:≧o｡　　　　　　　をさか
.　　　　　　　 　／ｲ 　　 　/∨　　　|＼.　|｀¨¨¨¨¨¨〉 Ⅴi:i:i:i:i/-へ　　　　　櫻　坂さん達はもう帰ってきて準備を手伝ってくれてるよ
　　＿＿＿＿＿__.　　| 　/ 　V.　 　|　 ＼.　　　　 ,　　Ⅴi:i /.:.:L/
.　 {〕ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ|　　|　芹竿ミ ､　 芹竿ミ　　　 ‘.　　.Ⅴ '.７⌒　　　　　　金剛さんとか、まだ帰ってきてない人もいるけれど
.　 ｀¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨八.　ﾄ､ 乂　ﾉ　 ＼.乂　ﾉ. 　 　 , 　　　 Ⅴ/
　　 ＿＿＿＿＿＿ﾄ､{|从{　　　　　　　 /.|　　　‘　　　　　＼
　　{〕ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ/ 　ﾉ.八　　　 ｒ ､ 　 从|　　 ,　ﾊ　　　ト.　 ＼
　　｀¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨　／.′　≧　　＿　ｲ|　　　 ‘./_.:., 　　､＼≧o＼
.　 　　 　　 　 / ／　　|　　ﾄ､ ／/_/ﾆ/{　　　,---- ′　|｀¨¨　　　 ＼
　　　　　　　　　′　　.|　　|./.Ⅴﾆ｡s升 ＼_. ’-----　　|　　　　　　 |.＼
　　　　 　 　八　､.　　 |　　/　Y:::::_ ＜　　 Ⅴ.:------　　　　　　　 　　 }
　　　　　　　　 ＼＼　 V／｣　{〕二二二二｢￣. ------ 八　　　／.　　/
.　　　　　　 {〕二二二二i:i:i:|. {〕二二二二 |i:i:i:i:i: ------　＼　´¨¨7／
　　　　　　 {〕二二二二i:i:i:i| {〕二二二二. |i:i:i:i:i:i:i ------｀. .＼
.　　　　　　{〕二二二二l｡s升‐ ＼::::|＿_/_八i:i:i:i:i:iﾄ､------
　　　　　　　　　　　　 〈／ﾆ/ﾆﾆ| ’:| lﾆﾆﾆⅤー―.∧------
.　　　　　　　 　 　　 ／:＼/ﾆﾆ. |ﾆﾆ |ﾆﾆﾆ_.　､. 　　∧------
　　　　　　　　　　　.′.:.:.:.:｀¨¨¨¨¨¨¨＼.:.:.:.:.:.:..:.:,　　 ∧------
.　　　　　　　　　　 l.:.:. . .:., ’ 　　　　　　＼.:.:.:.:.::.:.:.,　　∧-----
　 　　　　　　　　　 ,:.:.:: : :|. 　 　　　　　　　＼.:.:.:.:.:.:.:.,
.　　　　　　　　　　　;...:.:.:.:|.　　　　　　　　　 　＼.:.:.:.:.::.:.,
　　　　　 　 　 　 　 ｌ.__＿|.　　　　　　　　　　　　＼――.､
　　　　　　　　　　 八_＿_|.　　　　　　　　　　 　　　`ー―‐

　　　　　　　　　　　　 ,. -‐: : "¨￣￣｀`: .､
　　　　　　 .　-―≠"￣／⌒: : : : : : :＼: : ＼
.　 　 　 ／:／¨ｱ´. : :／: : : : : : }: }: : : : : ＼: : ＼､_＿＿＿__.ノ
　 　 ／:／ ,／／: :./: : : : : /: : : /: : : : : : _:_＼: : : ＼⌒¨¨´
　　/:／ 　/／ : : :/: : : : : /: : : /: : _:_:_:〃⌒ヽ７: : : : ＼
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　| {　　/:/|: /.: .:_｣.,_: : : :l: : : :|: : 込.__人ゝ.,__ノ : : : : ＼: :.}
　|:{　 /:/: |/.: : .:/|:i: ｀: : |: :｀`ﾄ､ : |: : : : : :￣:|: : : : :|: : :{ヽ}　　　　　　　　　そっか、じゃあ弥生もお手伝いしよっかな
　|{　/:/i : |: |: _厶lﾊ : : : |: |.:八:.`:.|: : l: : : : : :|: : : : i|: : :{,ノ
.　　｛//l : |: |: ::灯うl＼ : V厶ｋ＼:|: :/: : : : : :|: : : /:|i: : :＼
　 　 }{:｜:从{Vﾊ Vｿ　 ＼｢ }し⌒k|:/ : : : l: : :|: : /: 八: : (⌒
.　　　{: :V: {: ＼:}　　 ' 　 　 Vｰソ７ : : : :｜: :j／:／iVﾊi⌒
　　 /乂:_V 　 :人　 　 、　　＿__/ : /:_:_ノ:／:／: : :|: : :|　　　　／￣￣￣￣￣
　　｛:_:_:_:_/´￣￣`ﾄ/｢｢|　　＼.厶ィ⌒7⌒＼_:_:_:_:丿: :ﾉ　　 ／　　　＿＿＿＿
. 　 ／:／{`く二ﾌ／| ｌ l |≦　 r}　 ,{___{　　 　 V=ミーく. 　／　 　 ／ニニニニﾆ
　 /／　　／7 :/ 'ﾆ|,､＜二＼}{／／|＼＿_,xく　　 V__}‐'ﾞ＿＿／ニニﾆﾆ＞｀
　｛{ 　 ＿{_,/.:/､＜ニニニﾆﾆ[xく: :/|　　 /⌒)}〉 　｛｢ニニニニニニ＞｀
　｛{__,/ニニ７´ニニニニニニﾆﾆＶ: |__／(　.ノ′　彑-=ﾆ二二＞｀
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. 　/ニニﾆ{ニニニニニニニニﾆ/／/-ﾊ: :}二二二二Vニニニニ＼＿＿＿＿
　 |ニニﾆﾆ＼ニニニニニﾆﾆ／{ :／ﾆ{ﾆ}:/ニニニﾆ＼}ニニニニﾆﾆ＼ニニニ
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　 　 }{＼}ニニニﾆV : ＼ニニニニニニニﾆ厂＼ニニニニニニ＼ニニニニニ
　 　 }{___,ゝニニニ｛: : :{: :＼ニニニニﾆﾆ／ニニ}二＼ニニニニニ＼ニニニニ
　　 从ニニ＼ニニ{: : :{ : : : ＼二二厂フ＼ニニニニﾆ＼ニニニニニ＼ニニニ
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ニニﾆ／/ i　|、　 ｛⌒ヽ/　￣厂￣￣　} 　 {　 :|　 　 |⌒}　 }＞=ﾆニニニニﾆﾆ
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　　　　　　　　　　　　　　　　/　, {　　　灯ﾊ{　{　ﾙ'　j/ ＼　　　 '.　　　:.　}
　　　　　　　　　 　 　 　 　 /／ ∧　{ ﾊ ﾋ:ﾘ{ ｛ 　 ,ｨ=ミｘ | ＼　　 '.　　　V
　　　　 　 　 　 　 　 　 　 /　　 {　ヽ{{　　 　 ､{　　 ん:心| }　 ｀ｰ　ゝ　　 }　　　　　そんな、弥生はお仕事終わって帰ってきたばかりなんだから
　　　　　　　　　　　　　　　　 　 |　l! ﾊ　 　 　 ＼　 ゞ--'j/ 　 　 　 /　　{
　　　　　　　　　　　　　　　　 　 | :ﾙ' ∧　　｡　　 ｰ=ァ'´　 /　 /　/　 　 '.　　　　　ゆっくり休んでいてくれていいんだよ？
　　　　　　　　　　　　　　　　　　Ｎ　 У　､ ＿__....＜ 　 ／　 /　/ i　　　 '.
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/_,r-＜ -＜　-=≦... -='　/　　　　､　ヽ
　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ,.-z=≦.＞　^´ヽ..＿__＞-t-ｧ--　ｲ　　 {　　 ＼　＼
　　　　　　　　　　　　　　〈∨‐'　/　　　　　　}}　　　/ /　　 　{　 　 {　　　　ﾞヽ、ヽ
　　　　 　 　 　 　 　 　 ／ヽ:>　'　　　　　　　}}　　 '　 　 　 　 :.　　　 　 　 　 :.　 ヾ:､
　　　　　　　　　　　 ／´　　 　 l　 　 　 　 　 }}　　{　′　 　 　 :.　　　 　 　 　 :. 　 　｀ヽ､
　　　　 　 　 .　 .　 ´　　　　 ／|　　　　　 ,　 }}　　{　　　　 　 　 :.　　　　　　　　 ､　　　　 ｀ヽ、
.　　　　　 ／／　 　 　 　 〃　 | 　 　 　 / ／ヽ　 | ﾊ　　 　 　 　 :.　　　　　　　　 ＼　　　　　 ＼ ､
　　　　／／　　　 　 　 // 　 /|　　　　/'´　 　 ＼|{　'.　　 　 　 　 :.　　　　　　　　　 ＼　　　　　 ＼＼

　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ／⌒~＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 人　〈⌒)ﾉ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿__＼廴＿＿__
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　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ／ 人 　 　 　 　 |　　 　 ﾊ 　 　 ＼
　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 / 　 　 i|　　　　　　　　　　 } 　 ﾊj 　 ,
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 八　　　　 _i　　　　 ﾑィ ﾞY⌒ﾊ′
　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ／　　　／ ｀∨　　 ´/＼　 　 　 ∨乂__ﾉ}|
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ⌒ﾏ　 　 ￢=ミ∨　 ./ __　丶、　 　 ＼=彡 |
　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ＼ 　i| Viツ .}人(　'￢==ャ＼ 　 　 ＞　|　　　　　　何を言いますか
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /｀刈" 　″ 　 　 　 "　/ 　 ｀TI⌒　　 |
　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 /　 　{　 　 　 　_　 ┐／　　　 り　 ﾊ{＼〉　　　　　 そういう響さんこそ休んでいて良いんですよ？
　　　　　　　　　　　　　　　　　　八　　八　　　 ﾏ~__,,ノ/　　 /}　{　／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ｀Y　　＼　 　 　 　 {　 　.{/　厂　　　　　　　　　　　なんせ今日は――――特別な日なんですから
　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ＜三＞ ≧=┬　＜三＼_／
　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ＿厂 .{　　　　}　　/⌒>､_〉__
　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ／ﾆ/　　 |⌒アT´　 / 　 {／ﾆﾆﾆ=┐
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 /ﾆﾆ/　　　|／　 |／/　 　 |ﾆﾆ=- '⌒}
　　　　　　　　　　　　　　　　 〉_／ 　 　 / 　 ／＼　　　 .|／ﾆﾆﾆニ〉
　　　　　　　　　　 　 　 　 ／,　　　　　/⌒ｰ⌒ｰ/　　　　|ﾆﾆﾆﾆﾆｲ
　　　　　　　　　　　　　　 j／　　 　 ／辷冖辷''7　　　　 |ﾆﾆﾆﾆ/ {
　 　 　 　 　 　 　 　 ＿／　　　　／―-ミ : : : : | 　 　 　 |ﾆﾆﾆ/ﾆﾆ,
　　　　　　　　　 　 ｀ア　　　　／ﾆ／ﾆﾆﾆ＼／]　　　 　 ∨ﾆ〈ﾆﾆﾆi
　　　　 　 　 　 　 　 |　　　　/ﾆﾆ/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ＼八 　 　 　 ＼ﾆ〉ﾆﾆj
　　 　 　 　 　 　 　 人,ﾊ　 /ﾆ 〕ｉトﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ＼}　 　 　 人.〉ﾆﾆ/{
　　　　　　　　　 　 　 |ﾆ＼{ﾆﾆﾆﾆﾆ＼ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ丿　　 ／ニ√/⌒ﾍ
　　　　　　 　 　 　 　 廴_ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ_≧ヘﾆﾆﾆﾆ〈／}／ﾆﾆﾆ∧　　'/ﾍ
　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 〕I´￣: : : : †: :†:≧=-　ﾆﾆﾆﾆﾆ／　∨　 '/ﾍ
　　　　　　　　　　　　 　 /ﾆ| i: : : : : :♭:♭: : : :i : :≧=-彳{　　 ∨　 '/ﾍ
　　　　 　 　 　 　 　 　 /ﾆ丿ｉ : : : : : : :| : : : : : i : : |ﾆﾆﾆﾆ|　　　|/　 ∨ﾍ




　　　　　　　　　　　　　　,.　　´　　　　　　｀ 　、
　　　　　　 ＼ー---‐ '"　　　　　　　　　　 　ハ
　　 　 　 　 　 ≧　 　 　 　 　 ヽ　　　　　 　 　 ＼
　　　　　　　　　／　　　　 　 　 }　　　　　　　　　　,
　　　　 　 　 ／　 　 　 　 ,ﾊ　　}＼　 :{　　＼　　　′
.　　 　 　 ∠..,_／　　　　/　| 　 }-‐ヽ‐{　　V∧　　 i
　　　　　　　⌒７　 　 -/‐　|　 ﾉ.芹弐k　　 ゝ､＼　{
　　　　　　　　/ , 　 　/ｨ=ミ}／　 弋りV　　:} j:｝　`'ト　　　　　そうだけど、それは弥生にとってもそうでしょう？
　 　 　 　 　 / /　　 /ﾊ代り,:　　　:::::::::} 　 ﾊノＶ　｜
.　　　　　　　}/ 〉　　/ /イ　　　　　　 / 　/ｲ　　〉　|
　　　　　　　　〈　　　,/ /ﾊ:､　 ´　　 /　 ∧:{　 /i　 |
　　　　　　　 　 ＼　　〈////＞--イ{　 /.／　/: i　 |
.　　　　　　　 　 　 ヽ　{///___: : :_:ﾉ人 {/　／､: :|　 ,
　　　　　　　　　 ／ﾉ　j/´　 　／ｰ､　 〉>〈/´￣ヽ.　′
.　　　　　 　 　 〈　　ノ}　　i,／i 　　 ／/　 ｝ 　 　:i、　＼
　　　　 rｰ―く／/ :r={___./.ニ|　　｛／　イ　　　　{ ＼. 　＼
　　　　ﾉ二　　 V ./:}三二ニ≠=={　 　 ノ====ｰ┴､:ﾊ　　　ヽ
　　　/ー‐　　　 Ｖ: :}==ニ二三三{／　}三二ニニ==〉:}ヽ　　　,
　　,:｛_r-､　 　 　 〉-､三二ﾆﾆ==｛___.ノﾆニ二三三/ : {　 ,　　 ′
.／　／} ｰ＼__,／　 /＼ニγ⌒ヽ〉 〈二二三三／|: : :|　 ′ 　:!
　／　 ,ﾊ＿_.ノ{　　/ﾆﾆ=＼乂__ノ{　.ﾉニニ==イ: : :|: : :| 　 ｉ　　:|
:'　　／　}、　　 >-{三二ニ=＼ﾆﾆ}./ニ二三三｝ : :|: : :| 　 |　　:|

　　　　　　　　　　　　　　　　 ／二ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　ﾏ/　　｀ヾ
　　　　　　　　　　。ｒ─‐=＝ ヽ‐--ｘ ､　__
　　　　　　　, イ´.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:／＝=＼
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　　　/.:/:.:.:.:|:.:.:|ﾊ.::.:.:.:.:.:.∨:.:.:i!.:.:.:ﾐ - 彡:.:.:.:.:.:.:∧
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.　 ,'.:.:ｉ.::.:.:.:.:il:.:.:.!.ハ:.:.:.:.:.:.:.∨.:.:i!ﾔ:.:.:.i!.:.:.:.:.:..|::.:.:.:.:ﾑゞ
.　,':.:.:ｉ.::.:.:.:.:il.:.:.:从.:∨:.:.:.:.:.:',ヽ.:i! ｉ:.:.:.:i!:.:.:.:.:.:.!:.:.:.:.:.:ﾑ　　　　　　いえいえ。記念日だからこそ折角なので私は動いておきたいんです
. ,':.:/.ｉ:.:.:.:.:.:i匕√　　∨:.:.:.:ｧｘ伐芋ﾐ.:il.::.:.:.:.:.:|.:.:.:.:.!ﾄﾑ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　やる夫さん
ノイ　ﾏ:.:.:.:.:il､.ｉｧr=ﾐ　 ヽ､.:.:.:ｉ .{r':::::ﾘil:.:.:.:.:.:.:.ｉ.:i!.:.:ﾊ!ﾘヾ　　　　　そうですね……それじゃ、 旦那様 を労う役目を特別に譲ってあげますよ
　　　 ∨:.:.:.ilﾑ.ｉ　 心　　 ｀ ´　弋ン.il::.:.:.:.:.:.:.!/! / .j
　　　　∨.:.:il.:ﾑj　 ｖｿ ,　　　　　　　il.::.:.:.:.:.:.:ｉｆ ﾏｊ　　　　　　　　　感謝してくださいね？
　　　　　寸!l.:.:ﾑ　　　　　　　　　 .〃:.:.:.:.:.:アj　_
　　　　　　 il.:.:.:.:.ヽ､　　　─ '　　/:.:.:.:.:.:／ｒ≦ﾆへ
.　　　　　　 i!:.:.:.:.:.:il ≧s。_ _。＜ｉzzｘｧｉニニニニﾆﾍ
　　　　　　　ヽy≦７z､-‐‐‐ !　〉　　〈 .!ニニニニﾆﾆ厶
.　　　　　 ／ﾆ >　　.〈＿。ｒ','ノﾐ､__y´ ｉ､￣＼ニニニニﾑ
.　　　　／ニﾆ≧､ ／',　　／.:./.:.:.:i!　　 ＼_　＼ニニニﾆ!
　　　　＼ニニﾆノ:.:.:.:ﾑ／.:/:/.:.:.:.:il　　　　　｀'''＞ニニニｉ
　　　　　 >≧ﾆ/:.:.:i!／／/:,'.::.:.:.:.::!l─‐。ｒ≦ニニニニニ!
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　　　　 〈ﾆﾆｉ.:.:ｲハ:.:/ ｉ.:.:.,'　il.:.:.:,'_!＿ニニﾆ≧r≦ニﾆﾆ|ヽ
　　　　アﾑﾆﾍ ｉﾆﾆｲ | ',:.:ｉ　 i!.:.:/　 | ≧ｓ､ニニニニニﾆ! 厶
　　　 /ﾆ＼;ｉニﾆﾆﾆﾆ! .ﾏ.! ! i!ノy　 ｉニニﾆ＞､ ニニﾆﾆ:ｉニ:厶
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　　　　 　 _　　 ／'　 /　　|　| 斗　､　 ' ,,ｨ芥㍉　　 ｉ￣ ､￣　　　　　　　……分かった、それじゃお祝いの準備はお願いね
　　　　￣￣　　　ｉ　/ | 　 |　x≠ミ | / 　v^ｿ　: /　人 　 ＼
.　　　　　　　 　 /　ﾞ　 　　|　ゝゞソ / , 　 　 /ｲ' 　|＼ ￣￣＼
　　　　　　　　 /　 '　 |　 ∧ | ､　 ﾉ'　,　┐ノ ﾉ　　|　 ＼　＿　＼
　　　　　　'⌒7　　 　 |　i　∧ 个/,,　　 ノ　ｲ i　 ノ　イ__＞―～ ､＿　 -――---
　　 　 　 　　 i 　V|　人 | /_,,}从':i:i:i:〕ぅ- '_,,|:ｉ|Y⌒Ｙ　　　|-| |-=ニニニニ／／//
　　　 　 　 　 |/　人(____,/-=/ ｉ/_:i:i:i:7≠7´∨八ノ{ 　 rっ,//-=ニニﾆ／///////
　　　　　　　 /＿{　 フ 〕// ｉ/ |　 //　　　　　 ) Yハ　/'-//-=ニニﾆ/イ／￣￣
　　　　　　／ | |人 {　ノ/////,|∨/ ヽ 　 ／　 ､〈 /／〉'//-=ニニニ{/ |'　　＼ ＼
　 　 　 ／<∨'人　／ﾊ//////〉へ　　　　 　 イ(__／／' -=ニニニﾆ|/ |　　 　 ＼ ＼
_____ ／-=彡 〉　 /　//|∧////| -=＼-=≦ノ＿　| i-=ニニ／-=ニﾆ|/人 　 　 　 ＼
―――≠　/￣/ 　 〕人/＼ / |-=ニニニ/　　　 | |-=ニ/ |　 |　＼／
／　／ /　/　 /　　|∧////// |-=ニニニi　　 　 | |-=／ 八　 ､　　　|　　　 ',
　 ' 　 /　/　 /　　 , / ＼/////-=ニニ＼ヽ＿__,ノ |/-=ニ ∨ ､ ＼　 |､
　　　/　/　 /　　 ∧////=彡' -=ニニ| |-=ニ/-八 V-=ニニv |＼ ＼　＼　　 ｉ
.　　/　/　　'　　 / 　 ////// -=ニニ | |-=,　=//∧ ∨-=ニﾆ |　 ＼ ＼　　　 |

　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／
　　　　　　　　　　　　　　　　 / /　　　　＿
　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ヽヽ‐' ´￣　　￣｀ 丶、
　　　　　　　　　　　　　　　 ／¨／/ /　i　 ヽ ヽ　ヽ ｀ヽ、
　　　　　　　　　　　　　　／　/　 i /　 ii　 i　ヽ ヽ i　　 iﾍ
　　　　　　　　　　　　　/ /　/ / i　i　　i i　i　　i　 从 i　i ∨
　　　　　　　　　　　　 / i　/　/从　i　 i ∧ i　　ii　 i i　i　i ∨
　　　　　　　　　　 　 / /　i　i　∧ 　i　i/::::∨i　　i iﾍ　i　ﾉ　i＼
　　　　　　　　　　　 /.ii 　 i　i /‐∨、 .'i '￣∨i　 i / ヽ iﾉ　.∧_＼_,　　　　お任せを、それじゃ行きますよ暁頼ちゃん！
　　　　　　　 　 　 ノ, i.i　 ,i　i/　__ヽ i､ i ＿　ﾘ∨/´　 i./,　i i .ﾊ￣
　　　　　　　-=≡彡/i　ii' ∨,i =＝ﾐ｀　｀ ｨ=＝zi/,'　 ／ｲi　ii　i i
　　　　 　 　 　 　 /,r､ ﾉ､i ヽﾄ 　 　 '　　 　 　 ﾉ,'　 ´/i　i　i　iﾍi
　　　　　　　　　　　　 ゝ i　i ハ　　　＿,　 　 ,i ,' ／ 'ﾉノ '.ィ/｀ｰ｀
　　　　　　　　　　　　　＼_､i　ﾉ＼　　‐'　 r'´‐｀ヽ- '　iﾍ i ´
　　　　　　　　　　　　 〈´＝=｀ヽ-‐≧ ‐≦ >‐ ､｀丶〉､i: : : >‐-､_
i＼　　　　　　　　　　／｀ﾌ7ヽ_ノ: : >=|　 / i'ﾍ　i'｀_´-= '-‐三三ム
.丶丶-､_　　　 _,＞' .: .: / i./: l: :/=＝'　/　i　 ヽi三三／三三｀三ム_




　　　　　　　　　　 へ　　　　　　　　　　　　　_　-=ﾆﾆ=-　_
　　　　　　　　　　＼　＼.　　　　　　　 _.　-=ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=-　_
.　　 　 　　　　　　　 ＼　＼.　　　　　/ﾆ／,ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ ′
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　　　　　　　　　　　　　 　 ＼ ｀へ/‐ ､　　ﾆﾆﾉﾆﾆ.｡o≦／´￣￣￣｀ ，
　　 〔二ﾆ=-　_　　　　　　　　＼ノ-､ﾆﾆ＼´―= ¨ﾆﾆ／　　　　　　　　’
　　　￣　ﾆ=-　_ﾆ=-　_　 ＿　/　　 `ー､/ﾆﾆﾆﾆ_　¨　　　　　　　　　　 ,
　　　　　　　　　　 ﾆ=-　_ﾆﾆ７　　　　　/ﾆﾆ_　¨　　　 |＼..　　　　　 j{　′
　　　　　　　　　　 　　 ＿｀¨/.　　　 　/￣/　Ⅴ　　　 ′ ＼i|　|
　　　　　　　　　　 　 /ﾆﾆﾆ,　　　　　/.　,斗-=ミ､ 　 /,斗-=ミ.７　　 /.　　ト､　　　　　ウラー！
　　　　　　　　　　　　|ﾆﾆﾆ′ ,　　 ´.　　 　Vhソ }. /　　Vhソ/.　　/､ 　　,ﾆム
.　　　　　　　　　　　　＼ ,　／⌒/ ／|.　.从　　　|/ 　 　 　 / /　/ノ　　　′ﾆ|７
　　　　　　　　　　　　　 /　　　 / ′. |λ 八　　　 、 　　　/.ｲ　/. 　 　 ﾄ､.　ﾆ|
　　　　　　　　　　　　　 ＼. 　 　 　 　|　八≧＞　 __　　　＜　,　　　　　|ﾆ　 ’.
　　　　　　　　　　　　　　　＞ 　 _. 　 |.　　　　 ﾄ､ﾆﾆ7　 /　／≧-､　　 |ﾆﾆ ,　＼
　　　　　　　　　　　　　　　Y　〕ﾄ､　ﾆ=-　_　 　|::Ⅴ/-､/.／'　　　　 Yl　|ﾆﾆﾆｌ ､　＼
　　　　　　　　　　　.,　　 〔〕ト､〕ﾄ､〕ﾄ､ﾆﾆﾆ∧　＼Ⅴ. /:::://　　　　ｲ７ ハﾆﾆi|　　ﾄ､ ,
　　　　　　　　　／　　〔〕ト､〕ト､〕ト､〕トﾆ/ﾆﾆ〉　/:::::/¨´ /¨¨¨¨´ﾆﾆ.,　　 ＼ i|　　|.　|
　　　　　　　　/　　　 /〕ト､ 〕ト 〕ト､ﾆﾆ/ﾆﾆ/／::::::/.　 /|ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ. ′　　　＼.　　 ﾉ
　　　　　　　 .′　　　ｌ.,　　 ≦7〕ト. ﾆ/ﾆﾆ//::: : {〕ト､, 　|ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ.， 　　　　　＼
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　 　_､‐''~　イ.: .: .,iﾞ.: /'⌒|.: .: .: .{〃んvﾊ ｀　　　　{ぅﾘ ./{ .}.: :}.:V/〔. 　___
　　　　　　√.: .:,iﾞ.: ./ﾔ.　ﾔ.: .: . ﾔ .乂rソ.　　　 　 ｀¨¨´√}／}/乂辷彡'⌒　　　　　ということで、やる夫さん労い係になりました
　　　　　 √.: .,iﾞ.: ./.:.:乂. ﾔ.: .: .:.ﾔ　　　　　　　　　,　　.,':V/
　　　　　√: ,iﾞ.: .:/{.: .: .: :¨ﾔ.: .: .:.ﾔ　　　　 　　　　 　　′:寸L　　　　　　　　　　　　どう、労い係にして欲しいことはある？
..　　　　√:,iﾞ.: .:./ｉ:{:. :. :.∧i:iV/.: .:.ﾔ　　　　ゝ　ﾌ　／V/:. :. :寸L
.　　　　/ ,iﾞ.: .: .:{i:i:iV/.: .:∧i:iV/.: .: ≧s｡..　　　.／.: .: .V/:. :. :.寸L
. 　 　 /:/.:{.:.:.: .:{i:i:i:iV/.: .: }i:√V/.: .ﾔ　 YV｀¨V/:Ⅵ.: :}V/:. :. :.:寸L
　　　//i:i:ｉ{.: .: .:.＼i:i:iV/: /ｉ√__V/:. ﾔ--|i:V/:. ＼:Ⅵ: }.:.V/:. :. :. V/
　　 / {i:i:i:i乂_______＼-V^ヽ{　　　＼.:ﾔｰく___V/.: : ﾆ=_}.: .:V/:. :. :.:}
.　　　√i:i:i:i:/　　　}　＼} / 〕　　　　ゞ辷彡'⌒~^''=- _.:＼.:.V/ .: :ﾉ
　　　√i:i:i:i:|　　　 乂　 }〈　/V/.　　　　 _､‐＼ 　　　　V/:＼}.: .: :V/
　　 .√i:ｉ:ｉ:ｉ:|　　　　　{＼ .}　　} ｀~"''～ "　　　＼　　　 .V/.: .: .: .:.}__
　　 √:/}i:i:i|　　　　　乂__ ＼./_.　　　　　　　　　 }k　 :{ ∧寸____./.: :}､
　　√/√i:i:|　　　　　　|.|　-､ .7　　 　 　 　 　 　 }=-_ ',: ∧___乂___　_}
.　 ,':/ √i:i:i:|　　　　 　 | ＼　ヾ＼　　　　　　　　 ,'ﾆ=-..',: ∧/}　 圦____ヽ__
　// .√i:i:i:ｉ:|　 　 　 　 |　 {乂_...ノ-┐　　　　　　,'ﾆﾆ=-.',_／i:}､_　　　{__／
. {/　√i:i:ir‐‐‐‐‐--　__|　 {iﾔ__..､､-ｲ､.　　　　　,'ニ=- イi:i:}:i:i:i:i:}
　　.√i:i:i:iV/i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:｀`～､、-=ニ=-　__..､､ ‐ "~´i:i:i:i:i:i:i}i:i:i:i:i寸
　 .√i:i:i:i:i:{i:i:i:i:i:i:i:i:i:＼i:i:i:i:i:i:i:i:i｀¨¨¨¨¨´i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i}i:i:i:i:i:i:i＼
.　/i:i:i:i:i:i:i:i〉i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:＼i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i}i:i:i:i:i:i:i:i:i:｀⌒}
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,'i:i:i:i:i:i:i:i/i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i＼i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ｉ}i:i:／i:i:i:i:i:i:ｉ:ｉ:}




　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ＿＿
　　　　　　　　　　　　　　　　,..-''"´ 　 　 ｀"''-、
　　　　　　　　　　　　　　 ／-――-　　 　 -―＼
　　　　　　　　　　　　　 /　　 ＿　　　　　　　＿　.',
　　　　　 　 　 　 　 　 ,'　　 ｲ::::）｀　　　　　ｲ::::）｀　',
　　　　　　　　　　　　 l 　 　｀¨¨´／　　　.＼ ¨¨´　 l　　　　　　いや、そういう響こそ普段から頑張ってくれてるんだから疲れてるでしょ？
　　　　　　　　　　　　 l　　　　　（　　　,、　　）　　U l
　　　　　 　 　 　 　 　 '.,　　　　　｀¨¨´ ｀¨¨´　　　 /　　　　　　こういう日だから、何かして欲しいことは無いかお？
　　　　　　　　　　　　　 ヽ、　　　　　　　　　　　 ／
　　　　　　　　　　　　　　　｀ｧﾆニ＜／／　_,,..-''　__
　　　　　　　　　　　　　　 ,./ /＼　 ／ : : : : : : ＞ : :＼
　　　　　　　　　　　　_／ /|ｲ:::::/∨. : : :l: : : : : : : : : : :.丶
　　　　　　　　　　／. : : : :| ./｀Y / : : : 」: : : /: : : : : : : : }
　　　　　　　　　,´ : :/: : : :| ｉ::::::|/ : :／: : : ／: : : : : : : : :|
　　　　　　　 　 { : :/. : : : :|/:::::/ : : : : : : : | : : : : : : : : : ,'
　　　　　　　　/ : :,' : : : : : |::::/ : : : : : r---く´ニ＼: ヽ:ﾉ
　　　　　　　､'ｰr,_| : : : : : :|:/ : : : : :_/二ヽ　V: : : : ｀ :´
　　　　　 ／ :.／￣＞＜ :./ : : : : :/ 二 ヽ_」┘: : : ∨}
　　　　 / : : :ム　/ : : : :￣￣￣￣~ﾞ''-ゝ.」: : : : : ∨ :}
　　　　{ : : : : : :＼､ : : : : : : : : : : : : : : : :＼. : : :∨ : :l
　　　　ヽ: : : : : : : :￣"＼ : : : : : : : : : : : : : : : ／ : : :{

　　　　　　　　　　　　　　　 　 - 　 、
　　　 　 　 　 　 　 　 　 ／⌒　 ｀ヽ Y　 ＿
　　　　　　　　　　　　　　　　　_　-ﾆ￣　　　￣ﾆ-　_
　　　　　　　　　　　 　 　 _ -ﾆ　　／　　　 　 　 　 　 .寸L
　　　　　　　　　　　 　 ／　　　／　　　　　　　 V/　　　 寸L
　　　　 　 　 　 　 -=彡 　 　 .: 　 　 　 　 V/ 　 V/
　　　　　　　　　　　/　　　　/i 　 　 　 　　 V/ 　 V/　　 　 Ⅵ
　　　　 　 　 　 　 /　　　　/ .|　i　　 / 　 　 V/ 　 . 　 i　　　Ⅵ
　　　　　　　　 　 　 　 　 √/|　l 　./V/　　　'，　 │　|　 i.　 Ⅵ
　　　 　 　 　 　 √ {　∧_L,_ |　|　√ V/　 　 i　　│　|　 | ＼.Ⅵ
　　　　　　　　　√ .|　 .∧{　｀　l　」.　-‐-　L,,|　　 |　 {　 {　 |.＼
　　　　　　　　　{. / |　 .笊ミk.V/　{　　 V/　/{　　 j　│　|＼! 　　　　　　　私は良いんだよ、確かに大変なこともあるけれど
　　　　　　　　　|/　.|　ハ　Vﾊ V/ ! ィ笊示ﾐk{　　√　|　│⌒
　　　　　　　　　　　 |ｲ　ﾊ　｀¨　＼'， 　V_ｿ ｱ.　 √＼!＼}! 　Ⅵ　　　　　　今の生活はとても気に入っているから
.　　　　　　　 　 　 　 |./从 ''''　' 　 ＼　,,,,,　//　/　 .ィ' / . 　　Ⅵ
.　　　　　　　 　 　 　 |' ,r-.＼ 　､　 ,　) 　 /ｲ　/'⌒　 -―＜.　 Ⅵ　　　　　だから今日――――やる夫さんが鎮守府に着任した記念日には
　　　　　　　　　　　　 /　/r >丶 　 　 　 ＜.| /{　/ /　　　　 ヽ
　　　 　　 　 　 　 　 〈　 '／ ﾞ>､介≦. .∨==l' / / / 　 　 　 　 .Ⅵ　　　　　 あなたのために何かしてあげたいんだ
.　　　　　　　　　 　 　 ＼　　 .ノヽ /{丶. .￣. .{ │{ 　 　　　　　　Ⅵ　寸L
　　　　　　　　　　　　　,ｨ }ｈ｡. _.ノ/ ﾉ　 ヽ ／ ヽヽ{　　　　　　　　 Ⅵ!　 寸L
　　　　　　　　　　　　//::/ 　 ／{'/'´ 　、　.　´　〉'l　　　　　 　 ,r　.Ⅵ . 　 寸L
　　　　　　　　　　　　} ￣ ￣ . :/} 　　　　/　　／Y!　 　 　 　 √ . . {. 　　 　 寸L
　　　　　　　 　 　 　 乂　 　 ／ﾆ}､ 　 　 :　 ..:::::::::`}　　 　 　 √. . . .},
.　　　　　　　 　 　 　 ,ﾉ:::￣:::/{ !l.}::ヽ.　. :l/::::::::::::::::} 　 　 　 .√. . . ./i　 　V/
　　　　　 　 　 　 　 /::::::::::::/:::{:l l.}::::::＼:/ :::::::::::::::::|　　　　 .√,,,_. /ﾆl 　 　V/
　　　　　　　　　 　 {::::::::::::::::::::{:ｌ |.乂::::::::::ヽ::::::_::::ィ|　　　　 √::／'ﾆﾆ〉　 　 V/　　 Ⅵ
　　　　　　　　　　　Ⅷ::／::::::/:.! |-＼ ￣ ､::ヽ::::::::::|: .　 　 .√-ﾆニニlヽ　 　 V/　　 Ⅵ
　　　　　　　　 　 　 Ⅷ::::::_ノ:::,'| {'.ﾆﾆ=-　_ヽ::::'，:::|. . . . ._ -ニニ/ニニ-〉　　 V/　　 Ⅵ
　　　　　　　　　　　 乂:::_､‐''゛ | | }＼ニニﾆﾆ=-　:!._._ -ニニニ/ニニ-/､ 　　 　 　 　 Ⅶ
　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ﾚ' {ﾆ-＼ﾆY⌒Yニニニニ=-.ﾆ/ニ{ﾆ-/::::::ヽ 　 |.　　 　 Ⅶ
　　　　　　　　　　　　 　 　 　 /　/＼ﾆ-＼､_ノ 〈ニニﾆ／ニ/ﾆニ}-/::::::::／{　│　　　　Ⅷ




　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _. -─‐- ､
　　　　　　　　　　　 　 　 　 　／　 　 　 ⌒　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　/ ⌒　　　 (● ）　 ヽ　　　　　　それを言うなら、やる夫こそ響に何かしてあげたいお
　　　　　　　　　　　　　　　 /　（ ● )　､＿)　　　 }
　　　　　　　　　　　　　　　 |　　　　（__ノ　/　　　ﾉ　　　　　　今日という日があったから、やる夫はみんなと会えたのだから
, -､ｨ--､　　　　　　　　　　　ヽ､　　　　￣　　　ノ
＼/ ／｀>‐､　　　　　　　　　　　｀＞　　　　 :＜
　/　‐'_,　-‐､　　　　　__＿, --／: :/ ,,ﾆ'" 　 　 |: : ﾍ:::::＞..._＿
　ﾍ　　　　f　〉　　　 /::::::::::::／: : :/ / 　ﾍ　　　,': ___:ﾍ::::::::::Ｙ:::::ﾍ
.　 ﾍ　　 　 Ｙ　　　 /:::::|:::::::￣:Ｙ:,' / 　0　＼　.;/::::::::｀`:::::::::|:::::::::ﾍ
　　 ﾍ　　　 .}　　　 |:::::::}::::::::::::::ﾍ:ﾍ　　　　　//|::::::::::::::::::::::::|:::::::::::::}
　　　|＼　　.|＞､ .f::::::::::}:::::::::::::::::} ﾍ　0 　 //..|::::::::::::::::::::::::|:::::::::::::{
　　　|ﾍ .＞‐┐ //::::::::::ﾉ::::::::::::::::{　.ﾍ　 ／　　|::::::::::::::::::::::/:::::::::::::::Ｙ
　　　|＼＼__ ∨）:::::::::::::Ｙ:::::::::::::::|　　 ∨.　 　 |::::::::::::::::::::::|:::::::::::::::::ﾊ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　__
　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 / 厂｀
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ‐-　 / /　＿
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　´　　　　　 ﾚ'　　　　 ｀ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　 　　／　　　　　　 　 ｀´　　 _　　　 ＼
　　　　　　 　 　 　 　 　､_＿__/　　　／　 　 　 　 　 ｌ　　｀丶　 　＼
　　　　　　　　　　　　 　 ｀¨ア 7　　/　　./ 　 /　　　l　 ヽ 　 ＼　　∨
　　　　　　　　　　　　　　／　/　　/　　./}　 / }　 　 ﾄ､ 　!　 　 ‘,　　＼＿
　　　　　　　　　　　＿／ 　 /　　/　　./_l__./　}　　 ﾑ-!　ｌ　　 　‘,　　 __ ノ
　　　 　 　 　 　 　 乂_＿　ｲ .l　 l l 　 l Vヽ{　｜　./　 レﾍ 　 l 　 }　｢
　　　　　　　　　　　　 　 　 l　l　 l l 　 l竓＝ミ/　./竓＝ミl　　l 　 !　l
　　　　 　 　 　 　 　 　 　 /l　l 　l ﾄ　〈弋::rﾘ/ ／　弋::rﾘ } 　 l 　 ! ∧　　　　　　むぅ……折角労い係になれたというのに
　　　　　　　　　　　　 　 / :l　l　 l l ＼{ 　 ／´　'　　　　　l　 /!　∧. ∧
　　　　　　 　 　 　 　 　 {　:l　ﾄ､ { ヽ{.人 /　　　 　　　　 /　/ }_ｲ　l＼ {　　　　　 やる夫さんは欲が無いなー
　　　　　　 　 　 　 　 　 {∨ ∧ ヽ　:{ 　.{ﾄ.　 　 ｀　　　イ　/ ./ :ｌ　:l:l　｀
　　　　 　 　 　 　 　 　 /八γ ＼ 　 ヽ_弋}　＞- ＜{ ｌ.ﾑｲ{ /　 ｌ　:l:l
　　　　　　　　　　　　 /r七7ﾆ=- ｀ヽ.　ﾊ　';ﾑ　　　 ﾉl.}__.ﾑｲ　　ｌ　:l:l
　　　　　　　　　　　／八ﾆﾆﾆニ=-　〉　 }　ヽﾆ互ﾆ彳 .}} 　{　　ﾑ､从
　　　　　　　　　 ／／　 }二二二ニ{ :ﾉ　} 　 _ 　　 _ 　 }}　ハ　ﾉ 　Y乂__ ノ)
　 　 　 　 　 　 / ://　　}ニニニﾆﾆУ　ﾉ=-　｀　´　　__}}_{　Уl___.⊥　ー ´
　　　　　　　　/ ://　　 }ニニニニ〈　ィjニニニ=-一ニニ 〉ｲ ﾉ二ニﾆ〉
.　　　　　 　 / ://　　 /ニニニﾆlニy :ﾉニニニﾆﾆ _ ﾆ=-〈 ﾉ }ニニﾆ/
　　　　　 　 {　{/　　 /二二二二lﾆ〈 ﾘ二ニﾆニﾆ└- ミヽ弋ﾘニニ/{
　　　　　　 ∧ ﾚ' ,　/ニ二二二ﾆ{ [__]ニニﾆγ ⌒ ヽﾆﾑ ﾏ[__]ニ/ﾆl
　　　　　　　∧{ /　{ニニニニニﾑ/ }二二二{　　　　}ニ}　! { ヽ/ﾆﾆl
　　　 　 　 /　 /l: 　ーt､二二ニﾆ{ ﾉニニニ弋 ___ .ノ二' /=乂_フ二l
.　　　　　 /　 / .! 　:|: :l : ＞二ﾆﾆ{'ﾆゝニニニニニﾆﾆ/ｲ／ﾆﾆ二二!
. 　 　 　 /　 /　.l　 :.!: :!: :/ﾆl｀¨¨¨´{ニニニ二二二二／ﾆ/ニニニﾆ!
　　　 　 {　 :{ 　 l　 :.!: :!:/ニﾑ　　　 Vニニニニニﾆ∠二/ニニニ二ﾑ
　　　 　 {　 :{ 　 l　 :.!: :! ーﾆ{ヽ 　 　 Vニニニニニ/ 　 ｀ｰｧ＜二ニニ>
　 　 　 ∧　:! 　 !　 :|: :|／:::::{:i:i:＼　　}ヽニニニ.r:/　 　 ／i/　l｀¨¨¨ ´
　　　 　 ∧ :! 　 !　 :l／::::::::八i:i:i:i:i:ー':i:ｉ}:::ｌｌ::ｌｌ::ノ:i{_　 イ:i:i/:l　 l




　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ＿＿
　　　　　　　　　　　　　　,..-''"´ 　 　 ｀"''-、
　　　　　　　　　　　　 ／　､＿ノ　 　 　 ヽ _＼
　　　　　　　　　　　 /　　 　 　　　　　　　　 　.',
　　　 　 　 　 　 　 ,'　　 ＿＿　　　　 　 ＿＿　',　　　　　　　そもそも、労い係ってなんだお
　　　　　　　　　　 l 　 　｀¨¨´／　　　.＼ ¨¨´　 l
　　　　　　　　　　 l　Ｕ　"" （　　　,、　　）""　　l　　　　　　　あー……そもそも皆と会える切欠になった日なのに
　　　 　 　 　 　 　 '.,　　　　　｀¨¨´ ｀¨¨´　　　 /
　　　　　　　　　　　 ヽ、　＿＿　　　　　　　 ／　　　　　　　　やる夫だけ労われてゆっくりしてるのが性に合わないお
　　　　 　 　 　 　 　 r''"´:::::::/´|　　　 _,,..-''´ヽ
　　　　　　 　 　 　 __|::::::::::::/::::::ヽ、　　　|:::::::〈.、__
　　　　　 _,,..-‐''"´　 |＼.／,::::::::::::|　　　 |:::::／-ヽ、｀''-..,,_
　　　　　|ヽ　　　　　 |　 __　'.,::::::::::＼.　 .l／::::|　 ＜_　　　.|
　　　　　|　ヽ　 　 　 ￣／ 　 '.,::::::::::::＼,':::::::::::',　 　.|　 　 .|
　　　　　|　　ヽ　　　　 ＼　　　ヽ:::::::::::::::::::::::::::::',　　|　　　.|
　　　　　|　　　ヽ　　　　　＼　　 ヽ:::::::::::::::::::::::::::',　 | 　 　 |
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　　　　　　　　　　　／　　　 　 　 　 　 　 ヽ　　 　 ,　＼　＼
　　　　　　 　 　 ／　　　　　 　 /　　 　 　 |　　　　/,　　＼
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　　　　　　　　　　/　/　 　 ／|　　　 　 　 :|　 :|　 　 /,
.　　　　　　　　　/　/　 　 /ｰ┼　　　　___八　j| 　 　 /,
.　　 　 　 　 　 /　/　 / :/ 　 :|　/　 　.／⌒Ｖﾊ　　　 /,
　　　 　 　 　 / Ｖ{ ∠ィ {ｉｚー-V 　 ／ ｨｹ⌒い}　 　 :}｀i　　　　　　　奇遇だね、実は私もそうなんだ
　　　　　　　 :　　:{　　 } {i:.^冖r'^ / 　　込ｰツﾘ　　　 }ノ
　　　_＿＿__j　ｉ　{　　 } {从　 |: /　　　 ＾"""/　　　/　　　　　　　　　……やっぱりみんなの手伝いに行こうか？
　／／⌒＼/ /　:{　、 } {／,　乂 　 '　 　 　 :{　　//　　 ／
/: /　　　／　　 　:>､ヽ} {／:i＼　 ー _ 一 　 {:　//　 ∠_
: /　　／　　　　　:|　｀7Ｖ/ /:　 ` . 　 　 　 イ{ ｜{　∧//｀
/　／　　　　　　. :|　 {／　:}　＼　:.　￣　　 |:{ ｜{　/_,}′
／　　　　　／ . : :ﾊ{´ _,／}　　　＼_ 　 　 _,从ﾊ{´V _,}
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　　　　＿＿／ﾆ{´／_}　 |:|　　　　　　　　　　{´ ／_,}
　 . : :|＼ニニニ〈＼(　i//∧　 　 　 　 　 　:{´ヽ __,}、
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　　 　 　 　 　 　 　 　 ,,..-――-..,,
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　　　 　 　 　 　 ／　　　　　　　 　 　 ヽ
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　　　　　 　 　 l 　 　 　 　 　 _　　 r　　.l
.　　　　　　　　| 　 　 　 t''tzj´　　ｨｾﾂ　',
.　　　　　 　 　 ',　 　 　 ｀¨¨´　　 ヽ　　 l　　　　　　　そうするかお。人手が多い方が早くお祝い始められるだろうしね
.　　　　 　 　 　 ヽ.　　　　 （＿ノ--'　　ﾉ
.　　 　 　 _　---‐| ＼､ ＿＿＿_ ,,..-＜
　　　　/´　 　　 l l　　＼　 　 |　r-ヽ　 ｀ヽ
.　　　/　　　　　 | ヽ　 　.>､ r'__..>＞　　　|
　 　 |　　 ヽ　　 .|＿ヽ.イ .〈Y´　i ｀''１ |　 |
　 　 |.　　 　 、　 < ´　 .i　　|　　i　　| |　 |
　 　 !.　 　 　 ヽ　 ヽ　　.i　 .|　　.i　 .|.l　 |
. 　 ｜　　　　/　　　ヽ　 i 　.|　　 i　 |l　..|
..　　j　　　　/,.　　　　ヽ .l 　.|　　 .i　|｀ヽ|
　 　|　　 　 |:　 　 　 　 l/　 .|　　　ヽ|　 .l
　 　|　　 　 |:　　 　 　 /　　 l 　 　 /.＼ ヽ
　 　|　 　 　|　　　 　 /　　　.l　　　〉　　＼l
　 　|　 　 　| 　 　 ／＿_,..--'┬-イ　　　 |
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　 　 　 　 　 　 .　 ﾆ二　￣｀ヽ　 -――-
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　　　　　　 　 　 　 _／　　 '　　＼　　ヽ､　　＼　＼
.　　　　 　 　 　 ／　, 　 /　　j　　 ヽ　　 ＼　 　 　 丶
.　　　　　　 　 /　 ,/　　　　　{　　　　:.　　　　　　Ｖ　　＼　　 ｨ
　　　　　 　 　 　 /　　:i　 　 ;{　　　　|ﾊ 　 　 ∨:　V　 ､ _｀彡'
.　 　 　 　 　 j／′ 　 | 　 :/｛　　 　 Ｌ.∨　　　V　 V　 ＼
.　　　　　　／　,|　　　:|　 /-‐Ｖ　　　|　 ∨　 　 }:　｜ヽ、 ｀ｰ-‐ｧ'’
　　､＿　 ´　／i|　　　:レ'　　　∨　　|　　 ＼　 :j　　|　　 ＼￣
　　 ｀ｰ-‐　´　, {　　　:i{'　 　 　 ∨　:| ィ＝ミ｀Y:. 　 :!＼　　 ヽ　　　　　　　それじゃ、行こうか……ふふっ
.　 　 　 　 　 / ﾊ　　　|ﾄ. ィ＝ミ　V　{ 　 　 　 { !　　ﾚ /ヽ　　 }
.　　　　　　 /,/i:∧ 　 :ドﾊ 　 　 　 ＞＼ ┐　 ﾊ|　j/:/!　 }　　 }
　　　　　　/, {｜{∧　！:人　　 く: : : : : :メ、ｲ:.| l ｜:{｛　,′　:,'＼
.　　　　　//| | | :{ ∧　{:{:ｉ: :}＞ . 　 ￣　.イl＼ | l ｜:{ ∨ 　 :/　ヽヽ
...　　　 〃　| | |　V:∧ ∨: ﾊ|: : : :.} ￣　　 |: : :ｌ j　ﾄ :Ｖ　　 /　　｜:|
　 　 ／ 　 ！Vゝ..｀¨~＼V : { : : :ﾉﾐﾆﾋｭﾆｦ＼:;　 /､_厶_,..ｲ:.＼　 } :|
　　　　　 　 У　,/ ￣,,7j＼＞ ´lil＿　 ′＿,/／｀'( Ljt＼ ＼: ヽ'　j
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..　　､＿_ノ/　 :′ /ニ:{亟}＼　 |i| 　 　 　 　 |i|　　{亟:}　|　 }: : }　{
　　　｀ｰ-/　 /　　{ﾆ三|　ﾄ､三≠=-.... _.:.＿ノ厶rtrt| |=-j　:ハ :|　:
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　 　　　／⌒　　⌒＼
　　　／（ ●） 　（●）＼　　　　　　　　おう！……なんか、いつもより嬉しそうだね。やっぱり記念日は嬉しい？
　 ／　:::⌒（__人__）⌒::::＼
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　　/::::::::ﾊ＼/Vヽ/;:i:::::::ヽ
　　| :::r::ｌ::ｌ　　ﾊ　 |:7::::::ｌ::|

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　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ￣￣ 　 　 　 　 　 　 `　 イ＿_
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　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 7　　　　_ﾄ､ 　 |`_､__|:　ﾊ　　.ﾄ､⌒
　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ノl　　 　 _7　:　ィ´　)/!ノl. 　 | .!　｀ﾆ=-　　　　　　　　うん、それももちろんあるけど
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 /　ﾚ!　 .ｨ´/　 !　/ ｨfてiv .〉　 ﾄ､　＼ .r‐‐
　　　　　　　　　　　　　　　　⌒ 7 ﾚ.l 　 ｨfて|,/　　Vツ / 　 .|l. ＼_. _|-'ﾆ　　　　　　　こうして互いが互いを――――みんながみんなを
　　　　　　　　＿, ───　─　￣/ﾚ込 vツ　,　　 　 /　/| ハ 　 ／/､
　　 　 __, -／ -＜￣ -´､　￣ ￣// ! .込　　　 _ ノ　 >､.ヽヽ-　¨ ／､　｀　　　　　　　思いあうことで、『信頼』って産まれるんだろうなって
　　　　>- ' ￣ ￣` ～.､　` ─ ─　´ｨ　|　＞　　 _　ｲ !　Y-'' ￣　＼　＼
　　　　　　　　　 　 　 　 ￣ ￣ ￣　 .|γ⌒　､ |=====|　 !　　 　 |.　 ＼　　　　　　　　改めて実感して、なんだか嬉しくなったんだ
　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 / {___　 　 `，-､　,` ，'⌒　､ | 　 　 `
.　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 //ﾆﾆﾆ=-_ l ‘， `' 　 ‘， _-=ﾆv　　|
　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 _ -=ﾆﾆﾆ=- -=-_!⊂ﾆ ￣/¨〉-=ニ､　 !
　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 「-=ﾆﾆ|ヽﾆ=-}ﾆﾆ⊂ニ 　 {　{ﾆ`～､ﾆ=-
　　　　　　　　　　　 　 　 　 ／　-=ニ∧　-=Yﾆ=-⊂ニ.＿Y !こニﾆ＼/
　　　　　 　 　 　 　 　 　 ／　　　>､ﾆ=-|　冫7ﾆﾆﾆ=- ﾆγ⌒ヽニﾆﾆﾆ＼
...　　　　＿＿＿＿＿_／　　　／　 　 ./l／=7|ﾆ＼=-ﾆ- 乂__ノ=＼ﾆﾆﾆﾆ!
.　　　 　 ＿_　　 -=ﾆ　　　 ／　　　　 .{-=／ﾆ!ﾆ=-＼ﾆ=--=ﾆﾆﾆﾆ＞-.イ
　　　 　 　 　 　 　 　 　 ／　　　　　　 {-=ﾆ/=v｀ -=ﾆﾆ=- ﾆ -=ﾆﾆﾆ=-''
.　　　 　 　 　 　 ﾆ=- 　 ￣ 　 ─ ─　{ﾆﾆ7.ニ)ﾆﾆﾆ`～､ﾆﾆﾆ=-イ　./　／
　　　　　 ﾆ=-　　　　　　 　 　 　 　 　 |ﾆﾆﾆニ}ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ||￣||こﾆ| ./／ .／
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ／　/ 　 　 ./　　　 ＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 /　　　　　　 ／ 　 /　　 　./　 　 　 　 V/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ／　　　　　／　 　 /　./　 ./　　　 _|　 　 V/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　_　 -=彡　　 -　　　　 ／　 　 ./⌒¨ト　　　 7
　　　　　　　　　　　　　　　　　 ￣　 - 7''／　 　 /　／　　 l|　/　 　 !　　　_/　　　　|＼
　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ／　　 　./／/　 　 .,ｨ劣斧k　|　 　 7⌒¨ト..　|⌒`
　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 -=彡　_ 彡 　 　 /　　 　 | うぃ(　　|　　 /　 .|　　　|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /　　 /　　　| /　　　|　.|.乂.ソ 　 | 　 斧ミ/ 　 　.|　　　　　これからも、『信頼』を積み重ねていこうね
　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ／/　　 ∧　　　|　|　 　 !　.!　　　　　|／ じﾉ/　 　 ト|
　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ／ ./ 　 ／　.V 　 .|　|　 　 l＼!　　　 ／　' 　 　 |　 　.||　　　　　 元・司令官さん
　　　　　　　　　　　　　　／　 ./　／ﾆ=-´　 ｀ヽ　|　 　 |　　 　ヽ　 ,　　　/　.|　　 .||
　　　　　　　　　　　　 ／　＿/ -=ﾆﾆﾆニ=-　　 Y＼　 .|＞　　　 　 　 イ　　.|　　 八
　　　　　　 　 　 　 ／　/ﾆ／/ﾆ¨ﾆﾆ=-.ﾆﾆﾆ}　　}　 .＼.!.　 ./≧=≦ 　 !　　 |　 ./
.　　　　　　　 　 ／r─''ﾆ/　/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=-. 　八　　| `　/　 |　 | 　 /　.／|,／
　　　　　 ＿＿/／ﾆﾆﾆ/　/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ| ./　 ＼ |　 /＼ .!　 ! . /　/ |
　　　　／ﾆﾆﾆ=-=ﾆニ/　ｲﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ人 ＼　　|| ./　　.＼　!　| ./　 V/
.　　／ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ7　　|ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=-''' -=＼ ＼.|./| 　 　 　＼ .!/|　　 V/
　　>､ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ |　　.|ﾆﾆﾆﾆ=-''´-=ﾆﾆﾆﾆ=-{　 lｲ　　　　 |　 ∧./!　　　V/




　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ＿＿＿＿＿_
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ／　　 　 　 　 　 ＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／　　　　　 　 　 　 　 ＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ／　　　 ⌒　　　　 ⌒　　　 ＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／　　 ／　　｀ヽ　　/´ 　 ｀ヽ　　 ＼
　　　　　　　　　　　　　　 　 ／ 　 　 （　　　● l 　 ｌ ●　 　 ） 　 　 ＼　　　　　　　　　　　　『Верный』
　　　　　　　　 　 　 　 　 　 |　　　　　 ヽ_　　_ノ 　 ヽ_ 　 _／　　 　 　 |　　　　　……うん、君のかつての名前にかけて
　　　　　　　　 　 　 　 　 　 | 　 　 ´￣｀ （　　　　i　　 　 ） ´￣｀ 　 　 |
　　　　　　　　　　　　　　 　 ＼　　 　 　 　 ー― ＾ ー―　　　　　　 ／　　　　　その『信頼』を裏切らないように、一緒に歩んでいこう
　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＼　　　　 　 　 ー一　 　 　 　 　 ／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼　＿　　 　　 　 　 　 ＿　／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／::::::i　 ＼,`　''　 ／ " !:::::::｀:､._
　　　　　　　　　 　　　　 _.,.､;.::::.:'/::::::::::::i 　　 /´;;｀ﾍ.　 　 i::::::::::::ﾍ;:.:::..`:..:::....、
　　　　　　　　　 .,､..:.:':´::::::::::::::::/::::::::::／! 　 ∧;。;;。ﾍ　　iヘ:::::::／::::::::::::::::::::::｀:.:..､_
　　　　　　　 ./´:::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ／:::::::i ／　∨;;;/ 　＼i::::::::＼::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀:ヽ.
　　　　　　　/::::i:::::::::::::::::::::::::::::::／::::::::::::::!　　 /;;。;;'. 　 　!:::::::::::::ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::,':;:::i
　　　　.　　/:::::::!:::::::::::::::::::::::::::::ﾍ::::::::::::::::::i　　,';;。;。;;'.　　i:::::::::::::::/::::::::::::::::::::::::::::::::::::/::::::::i
　　　　　 /::::::::::';:::::::::::::::::::::::::::::::ヽ:::::::::::::::i　 ,';;;。;;;。;;', 　i:::::::::::::/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::/:::::::::::!

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 -ヘ‐-ミ┐＿_
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿彡 -─-ミ＼ )/／-─-ミ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿　　　　　　　　　　　　　　　⌒＞''~_､‐''~￣￣~^''　　 ￣＼))
　　　　　　 ／　　　　　　　　　　／''^~￣＼　　　 　　　＿＿＿_､‐''~　.／　 /　　i　　　/∧＼　　＼
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.　　　/ :′　　　　　 　 　 　 {　　　 _ -─-ミ 　 　 .乂:　 ＿＿(_彡 ／/ /八 .|　 :|/∧　 |　:}: . ./∧ :}
.　 　 {　{　　　 　 　 　 　 　 ｉ{　 　 /／￣　))　　 　 ⌒＞─.／　／ /￣~^''　|　 :|　　V/|　:}/　./　Ⅵ
.　 　 {　{　　　　　　　　　　 八 ＼ {( 　 　　 　 　 　 　 ￣.／　イ/　/ 灯う㍉　　 |￣~^Ⅵ :/　./ｉ　ｉ }′
　　 八　　　　　　　　　　　 　 ＼ ≧==─　 ─==ニ￣／<⌒.//　/:.八乂ツ^V/ |芥うぅｙ/　./:.:|　| }
　　　　＼　　　＼　　　　　　 　　 ￣￣　　⌒''～ ,,_／／「/ //{ /i:/:{"" 　 　 V/| 乂ツ)〉 _/ﾊ. |..ﾉ..}　　　　えへへ……これからもよろしくね
　　　　　 ＼　　　＼　　　　　　　　　　　 　 　 ／／　(　.:|{./　.:{ 八 ∧ 　　'　　Ⅵ　"" / ./　ﾉ／}　′
　　　　　　　＼~''～ ＼　　＿＿＿＿　-=ﾆ￣／ ／ ))　:|{:{ }ｉ :{(⌒/ 込　｀ 　- }:|.　 ｨ/ ./「 :{(　//　　　　　大好きだよ、やる夫さん
　　　　　　　　 ~''～ ,,_ ≧=-　‐ ──==ニ￣ .／＿_ .／乂 }| :{ )ｙ′　个 ─==}:|≦./ ./ :|　{ .//
　　　　　　　　 　 　 　 ~"''～　,,_　-=ﾆ￣／／　 　_､‐''~乂.八 //／ヽ　乂zzz..:}:| ノ/./}>ｉ|　{_ノ
　　　　　　　　　　　 　　　_､‐''~　 ／　／／　_､‐''~／ ／ 「＼:)い{　 　 rヘ　 .ノ 厂/　 }: ||　{＼
　　　　　　　　　　　 _､‐''~　 　 ／　／／､‐''~／／ ／　 八　:)ｙ　}＼<⌒丶＼ { { //　八乂ﾉ　 }㍉
　　　　　　　　 _､‐''~／ 　　 ／　／／　／／　. .／　　「ﾆﾆ)／　ﾉニﾆ「~^　　 :乂>┐/／⌒　 .八:})
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　　　　　 ／/ .／　 　 ／　／／/　 .／　. .／/_､‐''~ :乂ニ乂／ニﾆﾆ/~''～ __ { {「 _ﾉ{＼-=ニニニ}
　　 　 ／ ./　:′　 .／　／／//　／／ ／/./　　　／⌒}￣){ニニﾆﾆ{{　　 　 ＼乂(八V/二ニニﾆ}
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.　　　{i　 {　{　.//　 ./／ .//.／ ／　／/./ ／￣　　〔ニニニ／-＼-=ニニニ{(ﾆ＼　　_ -ニV/ニ}
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　　　／（ ●） 　（●）＼　 !　　 !　　　　　　うん、これからもよろしく……やる夫も大好きだお、響
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　　　　　　　 　 　 　 　 　 _ｎ_,.、　 _ ｎ＿　　ｎ ｎ
　　　 　 　 　 　 　 　 　 └i rﾍ〉　l ﾘ r┐| 　l｣ l l
【◇番外編（信頼）】　　（才Ｐ_） └1」 L｣ 　 .rリ

投下は以上です
今回の話を読んで、この話が気になった人はまとめられているからサイトを見てみよう！！
以下のURLから見れるぞ！（ステマ）
ttps://yaruonichijou.com/blog-entry-18456.html

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'￣ ﾞ＼」 　 　 〉 ∨　 "＼　　"ヾ　　/　 ﾞ＼ ＿＿　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＿ /　　 」|　}「　　//　L　／￣"ヾ
　　　　||　　 /　 / 　 　 」 ＼　　}　/　」　　 〉　　Tへ ＿,.ｗ,ｙ,.,　　　　,,.,ｙｗｗ＿／ T　「 　 　 ∨　 　／ ￣ﾞ＼　　　〉 L

　　　　　　　　　　　　　　　　　┌───────────────────┐
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　雄大なる、みどりに溢れた星、ロトゼタシア。
　　　　　　　　　　　　　　　　　└───────────────────┘

　　　　　　　　　　　　　　┌──────────────────────┐
　　　　　　　　　　　　　　　　その世界の中央には、巨木がそびえ立っていた。

　　　　　　　　　　　　　　　　聞けば、遍く生命はこの木により創られたという。
　　　　　　　　　　　　　　└──────────────────────┘

;、}）;、;、 ;、;、;、 ;、;、;、＼;、;、;、;{;、{;、;ヽ;、;、;、;、;、 ;、;}八､;、_彡イ;、 ;、;、＿;、;、;、;／;、;、 ;、;、;、;、;、
彡';、;、;、;、;、 ;、;、;、;、;、＞ヽ;、 {;、＼;、 Y;、;、;、;、;、〃 ／￣;、;人;、;、)＿　（;、;、/;、;、;、;、;、;、;、;、人
;、;、;、;、;、;、 ＼;、;、;、＜;、;、 ＼从;、ヾ;、|;、;、;、;、 //ノ;、;、;,／;、 r;、;、;、 ＼;、y;、;、;、;、;、;、;、;､／;、
;、;、;、;、;、;、;、;、≧=--ミ;、ー====ミ;、;,Y;、 /;ノY;,;〃´;、;、从';、;、;ﾉ;、;、;、;、;、;/;、;、;、;、;、;、/,／;、;、;、
;、;、;、;、;、;、;、;、;、;、;、;、;、)/;、;、;、＼;,|;、;）;、 /::/;、;、,,～=-;、;,/;、;、;、;、;、;人=ミ ;、;、;、彡 ´(;、;、彡'
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;、;、 ;、;、;、;、;、;、;、/;、;、;、;、;、;、ヽ;、;,;|::|;,|| へ}::};、〃斗====彡≪;、y;、;、;、;、;、＼;、;、;、;、;、;,）
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;、;、;、;、;、;、;、;、;、;、;、;、;、; ＼⌒Y 人::.､;、::人|::::ﾊ;,|::从彡===彡イ;、　（;、 /彡 ;、;、;、;、-―=～;、;、）
;、;、;、;、;、;、;、;、;、;、;、;、;、;、 }};、{:::{_ノ＼:::::::::::::::::::ﾚ彡イ７⌒ー ≪;、;、;、;、;、;、／彡イ;、;、;、;、;、;、⌒
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;、;、;、;、;、＿＿{　 ／イ{;、（　　＞ :::::::::i::::::::::::::::::::::::::::::/::::i;、;、;、;、}=ミ;、＿_彡へ };／;、;、;、;、;、;、;、;、;、
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' ⌒ヾ从{　　（;、;、;、;、Y;、;、;､;ノ;、;、{:::ノ::::::::::人::::::::::::::::::::ハ;、;、;、;、;、;、; ＼| |; :::::|;、;、;、;,:.|ﾊ、;　斗 匕
　　　　　　　ノ;、;、;、; 人彡;、;、;、;、人::{;;;;;;/´::::::＼:::::::::::::::::::＼;、;、;、;、|三三| |三|::| |_ 斗≦| ∧/
　　　　　　  ゞ ⌒⌒　　　;、;、;、／:::::::::Y:::::{::::::::::::::::/⌒):::: ＼::: ＼r-==r:| | | | | |i | | | |_　 -=≦ ∧
　　　　　　　　　　　　　　　　 ／::::::::::::::::|:::::へ::::::::::::{:::::人:::::::::入:::: ＼__i| |_ij斗≦i￣ i| |_.,　　-=≦∧
≧=--　　　　＿＿＿＿彡イ::::::::::::::::::: 人:::::::::ハ::::人::::::::＼:::::::斗≦ニニニニ彡イ彡| l_.,,　　 -=≦∧

　　　　　　　　　　　　　　　　　┌──────────────────┐
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　人々はその木を、『命の大樹』と呼んだ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　└──────────────────┘

　　　　　　　　　　┌─────────────────────────────┐
　　　　　　　　　　　　かつて大樹は、ソラから降ってきた邪神に滅ぼされかけたという。
　　　　　　　　　　└─────────────────────────────┘

::;　　 　　)　:　　:　　:　　.　:　　　:　　　:　　　　:　、 ‘　　　　　　　｀　　, .. . 　　　+　　　　’‘ 　　　　:: . ..
:::..,　　　人　　:　　:、　:　　　: .　　　　:　　　:.　　　　.　　　　　　　　　， 　　，:‘.。　+　　 ，..　　: .
:..:...　　　　 )　　:　　:　　:　　:　.　:　　:　.　　:　　　.，　　　　　　　　　　　　　　’‘ +　　 ，..　. ..; '， 　　，:‘
:..　　　　.::ふ 　　:　　　.　　.　　:＿　ノ⌒ゞ ｧ:　:　　.　　.　　. .; : ’　　 '　，:‘.　 　 　 　 .　　　:　　　:
　　　　 　 ノ　:　　:　 　 ノ⌒て ...　.:(⌒__:ノ :　，:‘. 　　　　　+　　　　　 ，..　　　　　　　 ，..　. ..; '， 　　，:‘
::. 　f⌒Y^　　　:、　:　 (　. : :　:γ⌒ゞ　　.　　:　..　　　　　　　　　　　　　.. '　，:‘.. ...::　　　　　　’‘ ’‘.;　。
:.:. .人　　　　　　　:　 :　ゞ⌒ :Y⌒⌒　.、　:　　: .　　　　　。　　，:‘. 。　　　　　 ，..　. 　　　.; '， 　　，:　　‘
　　)　⌒ヾ　　　　　　　(　　 ノ　. 　:　　 :　　　　　　　　　，　　　　　.. '　　　　　　　　　　　　，:‘.　　　　　，　；
　　 ）　　 )　　　.　　:　 :)⌒　　.　:　　　:　 :: . .. 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.. '　，:‘.
.:　丿　　(　　　.　: 　 ／　.　 :　　　 :　　　:　　， 　　，:‘. 　　　　　　　 ..; 　　　　　　　　　　　　　　'， 　　，:‘　　’‘
:　ﾉ　 )　ﾉ　.　　:　.　　 .　 　‘　　　　　　　｀　　, .. . 　　　+　　　　’‘ 　　　　:: . ..　　　　　　　　　　.. '　，:‘.. ...::
::..Y⌒⌒ヽ:　: .　 :　 .　　　　.　　　　　　　　　， 　　，:‘.。　+　　 ，..:::　 '　，:‘. 　, .. . +　　　　　:　　　:　　 　.
γ⌒⌒)　(.　:.　　.　　:　　，　　　　　　　　　　　　　　’‘ +　　 ，..　. ..; '， 　　，:‘　’‘ ’‘.;　。:　　　.
:　　　　 ⌒) て:.　.:　　 :　　　:　　 :. .; : ’　　 '　，:‘.　　　　　　　　　.　　　　:　　　　:　　　　:　　　　:　　　.　　　.
::..　　　　　 Y　):.　:　　，:‘. 　　　　　+　　　　　 ，..　　　　　　　 ，..　. ..; '， 　　，:‘　　:　　　:　　　　　:　　:　　　 .
:::....　　　 .:ノ.:ノ.: 　 :　　..　　　　　　　　　　　　　.. '　，:‘.. ...::　　　　　　’‘ ’‘.;　。　　　　　　　 ，..　. ..; '， 　　，:‘
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::.）　　 _.彡⌒)　: 　 -　　　　　　 ，　　　　　.. '　　　　　　　　　　　　，:‘.　　　　　，　；　　　｀　　　　:　　　.　　　　.
.:　）⌒　　　 ）)　:　:: . .. 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.. '　，:‘.　　　　　　　:　　　:　　　　.
Y⌒:.　　　__.彡　　　　， 　　，:‘. 　　　　　　　 ..; 　　　　　　　　　　　　　　'， 　　，:‘　　’‘ 　　,

　　　　　　　　　┌──────────────────────────────┐
　　　　　　　　　　　しかし、勇者によって邪神は祓われ、世界は救われた、とされる──。
　　　　　　　　　└──────────────────────────────┘

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　_,,､､､､,,_
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　_､-''~　 ─-ミ､￣＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／ ／　　 ﾍ　　　＼　 ＼￣￣~^''
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／　./　　　　　'，　　　＼　 ＼:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i7
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /　　/　　|.　　 　 '，　　　 .＼　:i:i:i:i:i:i:i:i:i:/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／i′　i.　　.:|.　　　　 ｉ　　　　　　　 ﾍ:i:i:i:i:i:i|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /:i:i:i:　　.|　　 .|　　 　 | |　　　|　　　|. /:i:i:i:i:ｉ:ｉ| 、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　  ＼:i:i　　.|　　八　　　 -──-ミ　　.|/:i:i:i:i:i:i /　'，
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 八　　 | -─-ミ　 |/ ｨぅ笊㍉　/ ∧:i:i:i:i:／.　　'，
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 〈＼　＼ｨぅ笊㍉　 　乂ツノ 〈 /　|:─':i:＼ . 　 '，
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ヽ ＼ 八乂ツ　　　　　　　 / 　 .|:i:i:i:i:i:i:i:i> 　　i
　　　　　　　お前は、その勇者の生まれ変わりだ。　　　　　　/ ＼)　　　　 '　 　 　 ./＿　 |:i:i:_､-''~　 　 .|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|　　 公　　　　-　　 ./　　.＼￣　　　 　 　 |
　　　　　　　やる夫。　  　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|　 　 | /.≧=-　＿／　　　　.＼ ⌒ヽ　　　 |
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 八.　　.|　　　 |　　　 | 「＼ 　 　 .＼.　.＞ﾍ　|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　_､-''~ 　 ＼.:ﾘ/￣￣　 　　.l 」 　 `～、 　i ⌒＼ >.|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　  |　 -─-　　/'　　　　　　　　　　|　/　| 　　'，　　>.:|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /　　　 _､-''~　　　　　　　　　 　 .|./　 .|　　　'， ./＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　  ∠､-‐'／:i:| |　　　　 ｀ヽ ／　　　　 　 ﾍ |　　　 ∨:i:i:i:|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　  ／/　　.／:i:i:i:i:Ⅵ　　　　　 /　　　　　　　__‘i,　　　　∨//
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／ ./　　./:i:i:i:i:i:i:i:iⅥ　　　　　i　　　　　＜＞:i:i:‘i,　　　 .∨ 〉
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　_､-''~ 　 /　　　|:i:i:i:i:i:i:i:i:i:iヽ＼<＼　∧　＜＞:i:i:i:i:i:i:i:i/‘i,＿_／ 〈
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　_､-‐''~　　　　 /￣>...八:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ir-＼|- <＞:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:/　　　　　　 ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　 _､-''~￣＼　　　　　　￣ 　 　 .＼:i:i:i:i:i:i:i:i:i: Lノ　＼_〉:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i人　　　　　 　 .|
　　　　　　　　　　　　　_､-''~￣￣＼　＼　　　 ／　　　i　　 /^''冖冖''^　　　　　 　≧=─=≦. |.ヽ　　　　　　|
　　　　　　　　　　　　　　　 ／:i:i:i:i:i/＼　＼ ／　　　　 |　 ./　 /|　　　　　　　　　　 |:i:＼ ∨　 |　{　　　　　 /
　　　　　　　　　　　　　　／:i:i:i:i:ｉ:ｉ/　　.＼　＼　　　　 /　/　 /i/　　　　　　　　　／:i:i:i:i:|./　 /|　|＼ . 　 ／
　　　　　　　　　　　　　　＼:i:i:i:i:i/　　　　 ＼　＼　　./.／.:／i/　　　　　　　　 ／:i:i:i:i:i:i:i/　 / .|　|　　￣
　　　　　　　　　　　　　　　 ＼i:/　　　　/ 　 ＼　ヽ-／ ／i／　　　 　 　 　 　 |:i:i:i:i:i:i:i:/　 /.　.|　|
　　　　　　　　　　　　　.　　　 |　　　　 /　　　　￣￣　/:i:i<　　　　　　　　　 　 ＼:i:i:i:i:i|　/　　/ /
　　　　　　　　　　　　　.　　　 |　　 　./　　　 　 _､-''~/:i:i:i:i:＼　　　　〉　　　 　 　.|:i:i:i:i:|./　　/ /

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　【勇者の“母”　モルガン】



　　　　　　　　　　　　 ＿＿＿_
　　　　　　　　 ／::::::─三三─＼
　　　　　　　／:::::::: （ 　 ）三（　 ）＼
　　　　　　　|::::::::::::::::::::（__人__）:::: 　|
　　　　　　　|:::::::::::::::::::::: |ililililil|::::: 　|
　　　　　　　|:::::::::::::::::::::: |ililililil|::::: 　|
　　　　　　　|:::::::::::::::::::::: |ililililil|::::: 　|
　　　　　　　|:::::::::::::::::::::: |ililililil|::::: 　|　　　　　  「」
　　　　　　　|:::::::::::::::::::::: |ililililil|::::: 　|
　　　　　　　|:::::::::::::::::::::: |ililililil|::::: 　|
　　　　　　　 ＼:::::::::　 　|r┬-| 　,／
　　　　　　　　ノ::::::::　　　`ー'´　　＼

　　　　　 　 　　　＿＿＿_
　　　　　 　　　／ノ 　 ヽ､_＼
　 (⌒ヽ　　　（○）}liil{（○）　 ＼
　　＼　＼／ 　（__人__）　　　 　＼　　　　　　　　　　　  ＼人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_／
　　　 ＼　|　ヽ　|!!il|!|!l|　/　 　　　|　　　　　　　　　　　 ＞いやだああああああ！　　　　　　　　　 ＜
　　　　　　＼　　|ｪｪｪｪ|　　　 　 ／　　　　　　　　　　　  ＞　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　  ＜
　　　　 　(⌒￣￣￣￣￣　 　 く　　　　　　　　　　　　  ＞やる夫は村から出る気はないお！　　 ＜
　　　　 　　￣￣￣￣￣￣ 　　　ヽ　　　　　　　　　　　 ＞　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　  ＜
　　　　　　　　　 　＼　　　　　　 　 ヽ　　 　 γ´　7　　 ＞魔物とも戦いたくないおおぉぉぉ！！  ＜
　　　　　　　　　　 　 ＼ 　 　 　 　 　 ｀､　　（　 ／　　  ／Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒＼
　　　　　　 　　　,.-――――　　 　 　 ﾘ､／　 /
　　　　　　 　　 弋　　　､＿＿＿＿＿ノ　` 　/
　　　　　　　 　　　＼　　＼　　　　　　＼＿ノ
　　　　　　　　 　　 　＼　　＼
　　　　　 　　　　 　 　　 ＼　 ヽ
　　　　　　　　　　　 　　　　＼__）

　　　　　　　　　【■■の勇者　やる夫】



　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＿　　/し'/
　　　　　　　　　　　　　 .,r'⌒''"´;;;;;ｊ /;;;;;;;/　　　　　　　　　 　 　 　 　 ／|
　　　　　　　　　　　　 ./;;;;;;;;;;;;;;;;;;,く（;;;;;;;;;{　　 　 　 　 　 　 　 　 ／;|　,!;;;;i
　　　　　　　　　　　  /;;;;;;;;;;;;;;;;;ｲ;;;;l|;;;;;;;/　　 　 　 　 　 　 ,,.rｧ　.l;;;;;l　.l／
　　　　　　　　　　  ./;;;;／/;;;;/ ｌ;;;;ｌ|;;;;;_｣　　 .／;;lﾞ　　,,､r'´;;;/　 .l;／　　　　　　　　　　 　 ／|
　　　　　　　　　　 /;;／ /;;;;/　l;;;;;lレ′　 　 |;;;;;;l_,.r''´;;;; ､__人_人_人_人_人_人_人_　 ;|　,!;;;;i
　　　　　　　　　　 ."′/;;;;;ヽ　レ´　　　　　 .|;;;;;;;;;,.､r'!;;;; ）　逃げるな臆病者！ 　(　;;l　.l／ |l
　　　　　　　　　　　  ./;;;;ハ;;;;ヽ､　　　　　.／;;;;;;lﾞ　　l;;;;; ⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒　  　　ii||||ii
　　　　　　　　　　  ./;;;;/　 ヽ;;;;;{　　　....／./!;;;;;l! 　 .lﾞ／　　 　 |;;;;;;l_,.r''´;;;;;;;;;/  　　　 　',;;i|i|i|i|i|i
　　　　　　　　　　i  .l;;;;/　　　ヽ-'　　 r'´;;;/ .|;;;;;|　　　　　 　 　 |;;;;;;;;;,.､r'!;;;;;;/ |ヾ､＿,,...ノi|i|i|i|i|i|i|i
　　　　　　　　　  |  .ﾚ′　 　 　 　 　 |;;;;;/ 　|;;;;;|　　　　　 　 .／;;;;;;lﾞ　　l;;;;;/|i|i|i|i|i|i|i|i|i|/i|i|i|i|i|i|i|i
　　　　　　　　　  |　 ;{;;､'　，;!バ;{　　レ'　　 |;;;;/　　 　 　 .／./!;;;;;l! 　 .lﾞ／ |i|i|i|i|i|i|i|i|i|ﾞi|i|i|i|i|i|i|i
　　　　　　　　  ;j|　　　:;;`､j;;|　　|　　jﾄi| j　 |./　　　 　 .r'´;;;/ .|;;;;;| 　　 ;ji|i|i|i|i|i|i|i|i|i/i|i|i|i|i|i|i|i|
　　　　　　　　;;|　　　　:;;|i|i!;;j　　|;　ji|i|i|｢　　　　　　　　 |;;;;;/ 　|;;;;;| j!　　ﾉi|i|i|i|i|i|i|i／i|ﾞi|i|i|i|i|i|i|i
　　　　　 ,! ;|! |!　　　　 ;ﾊ;;!　　　　 !;ﾊﾍ{　　　　　 　 　 レ'　　 |;;;;/ 　　!i|i|i|i|i|i|i／(i|i|i|ﾞi|i|i|i|i|i|i|i
　　　，　;j|;i||i';!　　　　 ,;バ!　　 　 ji|i.{　　　　　　　　　　　ｲ　　|./  　 　 ｀`ヽi|i|i|i|i|i|iｲi|i|i|i|i|i|i|i|i
　　　　、j{"^`'　　 　 　 　 j　’　　jﾊ;;ﾍ　　　 　 　 　 　 　 j、　　　　 　 　 　 `　., ｲi'i|ﾞi|i|i|i|i|i|i|i
　　　　jﾄ';　・　　’　　　　　　　　　}ハ!　　､　　　　　 　 　 　 　 　 ゝ 　 　 　 　 　 乂i|i|i|i|i|i|i|i|i|i
　　　　ﾆ=-　＿　　　　 　 ･　　 　 ゝ　　　　．　　　　　　　　　　　　　　　　，　　　イ＞ ´ ／i|i|i
　　　　､__人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_　 　　　　　　　　　　 　 ;;　 　 　 　 　 　 (　／
　　　　）　オニババに殺されるおぉぉ！！ 　(　 　　“　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ｲ
　　　　⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒ 　  　　　r;　　　　　ヾ

　　　　　　　　　　　　　　　┌───────────────────────┐
　　　　　　　　　　　　　　　　　16歳の誕生日に、少年は、勇者の遺志を受け継ぐ。
　　　　　　　　　　　　　　　└───────────────────────┘



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　. . .─━─. .
　　　　　　　　　　　　　　　　　　／: : : : : : : : : : : : ＼
　　　　　　　　　　　　　　　　 , :´: : : : : : : : : : : :- : : : ヽ,
　　　　　　　　　　　　　　　 /: : : : : : ／: : : : : : : : ヽ: : : ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　. : : : : ://: : : : : : : : : : : : ,: : : : :,
　　　　　　　　　　　　　　  ｉ: : : : : /,: : :ｉ: : : : :i: : : : : |: : : i: :ヽ
　　　　　　　　　　　　　　  |: : : : :イi: : :|: : : i :|: : : :ｉ: |: i : |: ﾄ､〉
　　　　　　　　　　　　　　  ; : : : : |八: :A-── ; : ﾊ-‐|: ﾊ/勹
　　　　　　　　　　　　　　/:.: : : : :|: : 从|灯下∨|/　灯乂二マ'' ､
　　　　　　　　　　　　　 / ｉ: : : : : |: : : :| 乂ｿ　　 　 ｉソ/: : :}i＼ヽ_〉
　　　　　　　　　　　　　′|: : : : : |: : : :| 　 　 　 　 '　/: :／∧ 丶　　　　 やる夫くんが勇者サマ…？
　　　　　　　　　　　　 i　 |: : : : : |: : : :|＼　　ｰ ‐ ／: :〈__/: : ＼ ＼
　　　　　　　　　　　　 i{ 　|: : : : : |: : : :|/　〕i=‐≦: : :|: :|: : : : : : :ヽ　)　　 ちゃんと…帰って来るんですよね…？
　　　　　　　　　　　　 ‘　 |: : : : :_}: : : :∨　　 ﾄ､＿ │.:|: : : : : : : :ﾊ
　　　　　　　　　　　　  ヽ,j＞‐<´∧: : : :∨､　　} 　 ヾ￣　＼: : : :} }
　　　　　　　　　　　　 ／＿　　丶∧: : : :∨､　 }　 　 } 　 }　 ﾞ 从j/
　　　　　　　　　　　  /´　 　 ＼　 ＼V＼: }　 X＿＿_} 　 }　　i
　　　　　　　　　　　 {　 　 　 　 ＼　 ＼_}/／ 丶　　　　ヽ! 　 }
　　　　　　　　　　　 }{　 　 　 　 　 ヽ　 i　　　　　 ､　　　　∨､}
　　　　　　　　　　  八　　　　　 ＼　}i　|　　　　　　ヽ　　　　v ヽ
　　　　　　　　　　　　 ＼　　　　　　ー､!　 　 　 　 　 　 　 　 i　 ’,
　　　　　　　　　　　　　　｀}　　　 ＿＿_}、: : : : : : : : .　. . : : . }＿_}
　　　　　　　　　　　　　　 {　　´/／ ￣ｿ: : : : : : : : :　i : : : : /─ｯ'
　　　　　　　　　　　　　　　＼_//　　　　∨: : : : : : : :/: : : : /　　 i
　　　　　　　　　　　　　　　　 {｀丶　　　　∨: : : : : :/ i : : : :{　　　|
　　　　　　　　　　　　　　　　 丶 ∧　　 　 ∨: : : : : : : : :／{　　　|
　　　　　　　　　　　　　　　　　  {￣丶　　　＼＿＿__／　　|　 　 |
　　　　　　　　　　　　　　　　　　}　 　 :,　}　　 ヽ,／ 只 ＼, |　 　 |
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 }　 　 ∧ 　 　 　 ､/ ﾊ＼/ |　 　 |
　　　　　　　　　　　　　　　　　 /　ヽ 　 ∧　 　 　 ∨　i }　 | 　 　|

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　【勇者の幼馴染　間桐桜】


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＿＿＿_
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　  ／　　 　 　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　しっしし、心配はないお　　　　　　　　　　　　　　  ／　─　 　 ─　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／ -=・=- 　　-=・=-. ＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　デルカダール王国の王都まで行って、　　　　 | 　u ,　 （__人__）　　U　|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼　　　 ..｀ ⌒´　　　.〆ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　国王に謁見するだけだお　　　　　　　　　　　　 /　　　　　　　　　　ヾ_ノ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/rｰ､　　　　　　　　　　　|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/,ﾉヾ　,> 　　　　　　 　|　/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽヽ〆|　　　　　　　　 .|

　　　　　　　┌───────────────────────────┐
　　　　　　　　　しかし、旅立ちの時を迎えた勇者を、世界は歓迎しなかった。
　　　　　　　└───────────────────────────┘



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |//|//|////////////////////////////////|//|//|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |//|//|////////////////////////////////|//|//|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |//|//|/////__彡ノ- ノ///////////////////,|//|//|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |//|//}ノ )Ｙ　 ''"~￣~"''く'///┐////////////,|//|//|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |//|/八..:(.:|/ ／￣＼--ミ￣..ノ/////////////,|//|//|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |//＞--ミ:乂:"~￣＼)ヽ　:Ｙヘ//////////////|//|//|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 | Ｙ ／￣ ＞㍉　　:}　Ｙハ ﾉ＼:Ｙ////////////,|//|//|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |.／ ''"~/ . . . . )　 ﾑ:八　:}'，　:乂_ノ}:.////////,|//|//|
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ⌒>/ .／{. ＿_. ( :( (jI斗ｧ　.ﾉ } ./　 ノ /////////|//|//|
　　　なぜ──　 　　　　　　　　　　　　　　　 |/,{: (. 八. .rtｯｧ＼)>^´/／ ノｨ:..＜:.//////////,|//|//|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |'八 ./乂 ＼. . . .〕. . . .{(イ　:ﾉ| . } ＿彡////)}//,|//|//|
　　　なぜキサマがここにいる、？　  　　　 |＼＿ﾉ}⌒ヽ) ヘ,｀　，. / .／ :| . }乂_彡　.／.///,|//|//|
　　　　　　　　　　　　　.　　　　 　 　 　 　 乂_|､‐''~　乂 ／／--ミ. ./{ (.　{ :| .八‐┬　 :{ {＼__/|//|//|
　　　私は確かに、16年前、　   　 　 　 ／ ]_　-=ﾆ ./. .´ ／^)┘.乂⌒八:|/ﾊ.:.:. |:　　Ⅵ　￣＼/|//|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 「￣ ] :]　}.:.:.|i:i/⌒ヽ　二]ﾆ=-￣.:{⌒|　 :}.:.八. ┌Ⅵ 　 　 `､//|
　　　貴様を葬ったはずだ─！　  　 | 　 :] :]　}.:.:.|/(_)┘ﾉ /.... . . . . ...八　|:　ﾉv . /⌒Ｙ^寸， 　　`､:|
　　　　　　　　　　　　　.　　　　　　　 /| 　 :] ⌒/⌒{ --. ..／ﾆ=-　_ ＿彡ﾉ |:/^ :}:..}{__ﾉﾉ＿ 寸，　 　 '，
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　//|　 ./ (_ 乂√=-__)ノ　Ⅵ⌒ヽⅥ　{:　/　 ﾉ=(/)⌒Ｙ＼. ＼＼.　　'，
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 √.:|　/ /Ｔ.:./√. . . .{^ヽ　 ＼＿_:Ⅵ八 :{ ／ﾊ :))＼_ﾉ=-　_￣￣＼ ]'，
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　√ .:|./ /ノ. /:√.　___.}_ノ　　　　 ￣Ⅵ: 「Ｙ ./　}^Ⅵ|:＼i:i:i:i:i:＼￣_／￣＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　{　.／ /.:.:. /i:√￣--:}(￣─==ニﾆﾆⅥ:|.:|　　./　(ハ／＼i:i:i:i:i:i└ヘ(￣`､＼
　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 〔／　./.:.:／i:i/. . . . . . }　　　　　 　 　 ￣＼　_/　　(ハ　　}￣＼ -=ﾆi:iＹ　_):　＼
　　　　　　　　　　　　　. 　 　 　 /　　 /￣＼:/≧===≦}: . . .　　　　　　　　 [￣ﾉ　　 (ハ　 }//／＼{／^|[￣
　　　　　　　　　　　　　　　　　 /　　 /)__／/{. . . . . . . .√: : . . . . .　　　　　/ {^Ｙﾊ　 :{⌒}　{〔＼///((. . 乂＿
　　　　　　　　　　　　　.　　　 /　　 /　ﾊ ./＼＼＿＿_√}￣-=-　_　　　　 {:八 　 } /:{ .: }=ノ〉Ⅵ///＼''"~￣Ｙヘ
　　　　　　　　　　　　　　　　/　 　└ ´ }.:{.... . . .ー一 :{:八 '，　　￣＼　　 乂＿彡/八 . }￣`､ Ⅵ///ハ ヘ-ミ
　　　　　　　　　　　　　.　　/　 　　　　 √'，. . . . . . . . }.:/ﾊ :'，　　／〔＼　　　　 .// ∧┘_ -ﾆ＼///／ __n. . .
　　　　　　　　　　　　　.　 √　　 　 　 √/ﾊ. . . . . . ／＼_ﾉ.:.: ＼<i:i:i:i〔:　＼＼　//＼/￣ﾆ=-￣-ﾍ「. .ｙ:/^}|=}=}
　　　　　　　　　　　　　.　√　　　-ヘノ///∧._._.／/|ﾊ.:.:.:.:.:.:.:.i.:.:V/i:i八_〉　).:)＼:{: }/ /i:i:i:i:i -/.:.:./ﾊ_〉/ // / ﾉ
　　　　　　　　　　　　　.　{　　　/ 　 |////////////| ∧ .:.:.:.: |.:.:.V/ﾆ=-￣＼　:八/ /|i:i:i:/.:.:.{_／.:.:ﾉ}:└{ ノ／
　　　　　　　　　　　　　.　{　　 / 　 .:|////////////| /∧.:.:.:. |.:.:〔ﾆ=-￣＼:i:i＼_./ /八:^{.:.:.: ⌒>┘ﾉ///////

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　【デルカダール国王　ソロモン】




　　　　　　　　 . -―‐-､
　　　　　　  ／　　　 　　＼
　　　　　　/　　　　　　 　　＼
　　　　　  ! 　 　 　 /‐-､　　　ヽ
　　　　　  :　　 ｀､_/ソ　ﾉ　　 　;´}ー≦￣ ｀ ￣ ｰ ﾍ
　　　　　　＼　ノ｀ ''ｰ=' ､ 　 　ﾉ　j彡ﾐ=＝ ､´￣ヽ;::::.ゝ､
　　　　　　　 ｀Y 　）､ 　 ﾉ　 ∠_ｒ´..::::::::::::::｀:'ゝ;::::》,::::::::..｀;
　　　　ｒ>≦ヽ. ｀t´　￣　　_ノ´.:::::::r:::::::::::::::::.．::.ji::!:::::::::: ＼人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_／
　　　　｀７ｰ< ヽ､ ｀ヽ. ＿ ﾉk´.:::_ノ:::::::::;;-､_::::ヾ}:人__ .:  ＞勇者よ！　悪魔の子よ！　　　　　  ＜
　　　　 （ ´⌒}'ヾｰ､--≧=''-､　ヽ:::::::::;;ィ<,_＿;;ィ'」:::..､　＞　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＜
　　　　　｀i ´ノ=-'｀ー≦､:::::::ヾ､　},,ィK　ヽ. ｀ 1´　　　ヾ＞よくも我が祖国を滅ぼしたな！？　 ＜
　　　　　　ゝ´ヽ　ﾊヽ:::ヾ､ゝ:::::ﾉ_｣ノナ .＼ ヾ､　　 　　　 ／Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒＼
　　　　　　 ヾ､_ ....::::::::::＿,,--<　｀ｰ＼､｀ｰ＼ ＼　　　　 ／､ﾍ >ﾍヽ
　　　　　　　　ヽ,,-‐≦,,-=＝､ヾ!　　　}| ヽ　 ゝ- ⌒..ィ´__ィ::::::::::::::ヽ}
　　　　　　　　／,ｨ／´　　　 il|　ﾑ　　|!　}〉　　　／ ｯ''´　　　｀ヾ＼::::{
　　　　　　 ／, ´ｲ 　 　 　 　 ﾄ,､. ﾑ　ﾊｰl| ヾ;ィ´ ／　　　　　｀ｰ-､ヽ∧
　　　　　 <ﾍヾ　ヘﾍ.. 　 　 　 ヾ;､..ﾑ　　ヾ='{_ﾉ.´::::. 　／　　　　　　ヾハ
　　　　　　　∨∧ 　ヾ;､　 　 　 ヾ;､. ﾑ　　! _ /　 ヽ }/:／ア￣　　　:::::::ﾊ
.　　　　　　　 ∨∧＿_ヾ;、　　 　.ヾ;､. ﾑ　j|ノ､_＿ >'':::!:::{:::　　　　　 ::::::ﾊ
　　　　　　　　 ∨∧￣ ヾ;、　　　 .ヾ;､...ﾑ　　　｀ｰ´:ﾞ:_ィ;:|ﾄ::　　　　　 :::::::ﾊ_
.　　　　　　　 　 ∨∧　　ヾ;､　　　　ヾ;､　ﾑ　　...:::/::::::::ﾊ　　　　　　　　 :::::｀ヾ､
　　　　　　　　　  ∨∧　　ヾ;､.　　 　 ヾ;､　ﾑ:::::::/:::::::/　!|i　　　　　　　　　..:::::｀-
　　　　　　　　　　 ∨∧　　ヾ;､　 　 　 ヾ;､　ﾑ::::::::::/　　!|ヾ　　　　　...::::::::::::::::::::
.　　　　　　 　 　 　 ∨∧　　ヾ;､　　　　.ヾ;､ :::ﾑ:::.ｲ　　　｀ヾ-､　..::::::::::::::::::::::::::::
　　　　　　　　　　　 ∨∧／/ヾ;､　 　 　 ヾ;､::::ﾑ´　　 　 　 ＼ヽ:::::::::::::::::::::::::::::
　　　　　　　　　　　　 ∨∧/　 ヾ;､　　　　 ヾ;､::::ﾑ　　　　　　　＼ヽ:::::::::::::::::::::
　　　　　　　　　　　　  ∨∧　　ヾ;､　　　　 ヾ;､:::::ﾑ　　 　 　 ／ヽ＼:::::::::::::::
　　　　　　　　　　　　　 ∨∧　　ヾ;､　　　　 ヾ;､ ::::ﾑ　　　／/////ミ､::::::::::::
　　　　　　　　　　　　　　∨∧　　ヾ;､　　　　 ヾ;､ ::::ﾑ　／/////////ヾ::::::::

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　【デルカダール国軍将軍　やらない夫】

　　　　　　　　　　　　　-―――-　　、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＼
　　　　 　　／　　　　　　　　　　　　　　　 ヽ
　　　 　 ／
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　　　/　　　　　　　　　　　　　　ｊ/
　　 /　　　　　　ヾｊ　ｲ　　　　 ,ｲｊ
　　i!　　　　　,ｲ!/ｲ /ﾊ　　 ,,ィソ＞＝=ュ
　 i'　＿＿,,ノ'' //　　ヾ､_彡''　　　o　　　　　　　 お、おまえら何言ってんだお！？
　 i|　　　,=＝－､　　　　　　　　　　 ﾒ,､
　 l|　ィ´　　　o　,,　　　　ミ≧=＝彡ﾍ　　　　　　やる夫が何をしたって───
　　l　{　　　　　ｲ/!　　　　　　　｀ヾ､
　　i|　　　　　彡'/　　　　　　　　　　}ｊ
　　　　　　　　　{　　　　ｨヾ､＿_,,ｨ彡'
　　　　丶 　　　 ｀ヾ=＝ｲ´￣￣｀ヽ　　　　　　　　　 ､__人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_
　　　　　 ＼　　　　　　 {　　　　　　　　　　　　　　　 ）　勇者を捕らえよ！　　　　　　　　  　(
　　　　　　　　｀ー--　　　　　　　　　　　　　　　　　 ）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　(
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　）　奴こそが　悪　魔　の　子　だ！ 　(
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒


　　　　　　　　__/￣/＿_ ./77 /__７　./''７　　　　 ./￣/ ./''７
　　　　　　　/__　　__　　/.￣ /__７　./　/__/"7　　￣　 /　/
　　　　　　　_./　 //　 /　　　 ＿__ノ　//　 __,￣| ＿__ノ　/
　　　　　　　|___ノ.|___,/.　　　/＿___,.／ 7__/ヾ／ ＿___,.／

　　　　｀-、　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 - "
　　　　　　　｀-、　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 - "
　　　　　　　　　　｀-、＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿, - "
　　　　　　　　　　 |[＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿]|
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　　　　　　　　　　 ||　 ||　 ||　 ||　 ||　 ||　 ||　 ||　 ||　 [!ニ[|ニ[|ニ[|ニ[|ニ[|ニ[|
　　　　　　　　　　 ||　 ||　 ||　 ||　 ||　 ||　 ||　 ||　 ||　 | |　||　 ||　 ||　 ||　 ||　 |]
　　　　　　　　　　 ||　 ||　 ||　 ||　 ||　 ||　 ||　 ||　 ||　 | |　||　 ||　 ||　 ||　 ||　 |]
　　　　　　　　　　 ||　 ||　 ||　 ||　 ||　 ||　 ||　 ||　 ||　 | |　||　 ||　 ||　 ||　 ||　 |]
　　　　　　　　　　 ||　 ||　 ||　 ||　 ||　 ||　 ||　 ||　 ||　 }―==!. ||　 ||　 ||　 ||　 |]
　　　　　　　　　　 ||　 ||　 ||　 ||　 ||　 ||　 ||　 ||　 ||　 |Ω::;j|　||　 ||　 ||　 ||　 |]
　　　　　　　　　　 ||　 ||　 ||　 ||　 ||　 ||　 ||　 ||　 ||　 | r-;i"　||　 ||　 ||　 ||　 |]
　　　　　　　　　　 ||　 ||　 ||　 ||　 ||　 ||　 ||　 ||　 ||　 | |　||　 ||　 ||　 ||　 ||　 |]
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　　　　　　　　　　 ||　 ||　 ||　 ||　 ||　 ||　 ||　 ||　 ||　 | }ニニニニニニニニニ]
　　　　　　　　, - "￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ｀-、
　　　　  , - "　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ｀-、
　　, - "　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ｀-、

　　　　　　　　　　　　　┌─────────────────┐
　　　　　　　　　　　　　　　勇者は、その日、悪魔の子になった。
　　　　　　　　　　　　　└─────────────────┘

　　　　　　　┌────────────────────────────┐
　　　　　　　　　しかし、この世には、悪魔に手を差し伸べる物好きがいたようで。
　　　　　　　└────────────────────────────┘


　 /;:;:;:;'　 ;:;:;:;:;:;:;;:;:r‐'　　　　　_,-v､　 　 　 　 　 　 ヽ;:;:;:;/
　/;:;:;:　 ;:;:;:;:;:;:;:r'´　　　　　　　ゝﾟ､z'　　　_ ,,,, -- ,,, _ﾍ;:/
. /:;:;:　　:;:;:;:;:r'´　　　　　　　　　_ ,,, --‐';:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;○}
./;:;:;:;　:;:;:;:/´　　　　　　　 _,r‐'´;:;:;:;''r‐'´　　　　　　 |　 };´',´!,
;:;:;:;:;:;:;:;:;:/　　　　　　　,,r´;:;:;:r'´　　　　　　 　 　 　 ﾉ　,|　　ﾉ ﾍ;:;:;:;:;:;:;:;
;:;:;:;:;:;:;:;:;|　　　　　　／:;:;:r´　　　　　　　　 , , - ' ' ´,､／:;　/| 　ヘ;:;:;:;:;:;
ヽ;:;:;:;:;:;ﾍ　　　　／;:;:r,'　　　　　　　, , ' ' _,,,-7'´・´~　}　|／/　　　 ヽ;;:;:;:;:
　 ｀'''ヽ;:ﾍ　　 /ヽ○/｀ 丶 _ , , ; '　　_／;:; /｀　ー ´　　| /ﾍヽ　　　　"z;:;:;:;:;　　　　いいか、勇者。
　　　　　 ヽ_/: : : :":;:;ヽ､　　　　_,,,r´;:;:;:;　 ｀ 　 　 　 　 |　　入　　z　　　"=;:;:;:
　　　　／r'　 ｀ヽ: :; ; ; ;:;｀;:ｰ;:´;:;:;:;:;:'　 　 　 ヽ　　　 　 .|; ヽ　＼　 三　　 {;:;:;:;:;:　　 黙って僕の言う通りにしろ。
　　　　"z ﾍ　´ヽ : ; ; ; ' '　' ' '　　　　　　　　　r　　　　/ |　ﾍ　 ヽ　"　　 }:;:;:;:;:;
　　　 ´7　 ﾍヽr ヽ ; ; ; ; ; ; ; ; ;　　　　 -=ヽ, /;　　 　 /　|　　|　　ゞ　　　;:;:;:;:;:;　　  必ずここから出させてやる。
　　　/,､　　 ｀＼_ヽ ' ; ; ; ; ; ;　 　 　 　 　 　 　 _ 　 _/ ヽ|　　|　　 ゝ　　　}:;:;:;
　　　´,ﾄ　　"　 | ｀;:;｀､ヽ ; ; ; 　　　　　 , r '_´- ´　 / ヽ　ﾉ 　 |　　/;:;:
　　　/:;:|　　〆 |　ヽ| ﾍ |｀ ､ ; ;　 　　　´ ´　　´　/ ､ヽ /　／|
　_,,ノ;:;:;:´|　　　 |ﾍ　ヽ ﾍ |　 ｀ =　､ _　　　 _　 ノ　　ヽ　ヽ　 } / ´　/

　　　　　　　　　　　　　　　　　【謎の盗賊　新城直衛】



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＿＿__
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　：／　　　　＼：
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ：／ _ノ　iiiii ＼. ＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／ 　（○） 　（○） 　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ： |　　　　（__人__）　　　 |：
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　  ＼　　　｀ ⌒´　　　／　　  （何この人…コワ～…）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 / ⌒　/⌒Y⌒ヽ ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ：|　　＼|　　.i　　ｲ　|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　  |＼　／ 　 人 　.＼!
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　  |　 ＼___／　 ＼__/：
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　  |　　　　　　　　/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　  |　　　　 　 　 /

　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＿＿＿_
　　　　　　　　 i⌒:.　　　　　 ／ノ 　 ヽ､_＼　　 　 　 　 　 r ⌒j
　　　　　　　　 | 　 i　　　　／（ ○）}liil{（○）＼　　　　　　/ 　 /
　　（ 　＼　　　| 　 ｉ　　／　　　 （__人__）　　　＼ 　 　 ./ 　 / 　　／　 ）  　　　お前バカかお！？
　　　＼ 　＼ 　}　　}　 |　　　ヽ　|!!il|!|!l|　/　　　|. 　　/　　/　 ／　 ／
　　　　 ＼　 ` '　 　ヽ、＼　　　　|ｪｪｪｪ| 　 　 ／　　/　 　'` ´ 　／  　　　　　　こんなところから落っこちて
　　　　  ﾉ｀　　　　　　,＞-―ー'⌒)　　.(⌒'ー―- イ′　　　　　´廴
(￣￣￣　_ 　 　　 , '　　　　　 ,. ＜ . 　 ＞ 、　　　　　ヽ　　　 　 _　￣￣￣)  　助かるわけないお！
｀¨￣　)　 　 　 　 { 　 　　 , ｒ¨　　　　. 　 　 -､　　　 　 } 　 　 　 　(　￣¨´
　　／ 　__　　　　　　　_.,r'　　　　　　　　 . 　 　 ヽ._　　　　　　　__　 ＼
　(._ ,. 'ﾞ´　｀'‐--　　　´　　　　　　　　　　　　　　　　｀　　　--‐'´　｀ﾞ' 、_.)






　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ...　-―……―- .. .
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 . . : ´:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀: . ..
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀: : ..
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　. 　 　 ,′:::::::::::::.　　-‐…――- : . . .:::::::::::::::::::::::::::::＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 i::::::::::,. ´　(ＹＹ)-‐…‐-　 　.. .　 ｀: : ..::::::::::::::::::::::ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 !:::::::/　, . :.(.ﾊ.）.-‐…‐-... ,,_ 　 ｀ : : .　｀: : .::::::::::::::!
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　. 　 　 ＼〈　 ,. :':.:.:::::::::::::::::::::::三三二二D}　 ｀: .　｀ヽ::::::j
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 Y.://三二ﾆ＞''"Y　o ｀ヽヾハ;;;ｰ- ..　｀　､}／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.　　　 　 //ｨi{　o Y´　 （ 八　 　 ﾉ　 〃;;:;:;:;:;:;:｀ヽ__,′
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 〈/l;;ﾄﾍ.___ﾉ}　 　 ｀　 二´　　　　 ;;:;:;:;:;:〃⌒ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _从 　 　 ﾄｉへ.　　　　　　　　　 ミ"// く:::{　ｊ''ｯ､
　　　　　どうせここ以外道はない。 　　　　　　　　　（ ヽ ''　　ヾ} ﾝ"　　　　　　　　 　 　 　 ﾉﾌ　ﾉ　 彡x
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ|　　　　 __＿＿__ 　 　　ｘｯ､ノｨｨ彡''⌒ヾ　 　 ,,ミ、
　　　　　僕もお前も、ここで捕まれば打首さ。 　　　　 八　　 i´ ,,二ニ-‐‐ ''　 ﾉ　　　　　　　　　　 ,,z'　　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　  ヽ　 ´　　　　　,,ｘミﾝ′　　　　　　 ,, -‐''"
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/{::.、　　,.ヘ._〃　　　　　　,, -‐''"
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 〈　ゞﾐｘ._////ｼ　 　 ,, -‐''"
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /｀ヽヽ //／ ,, -‐''"

　　　　　　　　┌─────────────────────────┐
　　　　　　　　　　これは、前代未聞の、嫌われし勇者の冒険譚──！！！
　　　　　　　　└─────────────────────────┘







―　○　―　‐　　　　 　 |＿,,/＼　,,/l　　|　　l＾√"ﾞﾞＴ"~￣Y"ﾞ=ﾐ/￣Y￣~゛]＿l＿-､_ L_"
　 /　　＼　　　　 　 　 ./ヽ　 /⌒ヽ/　/!''^ﾞ'┐jヽ＿/￣ヽ、|／￣ヽ＿＼／,／.'l. ;;;;. ﾞ'┐L
　　　i　　　　　　 .　　　「Ｔ　　|　＿l,＿,,/＼　,,/l　　|　　l＾ｉ､　／ヽ__,､/⌒′....,　′　　.＼
　　　　　　＼人_人_人_人_人_人_人_人_人_／　 _._／二ヾ＿/＿|./ .ﾉ′ ＼人_人_人_人_人_人_人_／
　　　　　　＞無理だって！死ぬって！！ ＜　  ヽ、|　ｉ,,,_l 　ヽ|　ﾄ;;;::;,;.;, ＞いたぞ！あっちだ！　 ＜
　　　　／  ／Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒  ＼　　 ￣ヽ＿⌒ヽ ノ⌒｝;;;::;,;.;, ／Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒  ＼
⊂⊃　　⊂　⊃　　 　 /ヽ　/⌒ヽ/　/!''^ﾞ'_,,/V＿,, ．'--―'''"""""＼;;;::;,;.;,　　........:::::::／
／＼ 　　 　　 ＼⊂　 |ヽﾞヽ|　_．　 ､　ノ 、 　　　;;;;;;:::::,,,　　　　　　　~~”''ﾞ~""''”¨`｀''´ﾞ"”
　　　＼　　　　／＼　|_,,=ｰ''´　　◎ ◎） ヽ 　　　 r‐-―-ｭ 　　::::::;;;;;;,,,....　　　　;;;;;;:::::,,,
　⊂⊃　　／＼　　　/　　　　　,,,（人__）　ノ.....　  -==ﾟ==＝i
　 ／＼／　　　＼　 |ﾞ'､　　　　 ０　　　 ○ 　　　  （ﾟ∀ﾟ｀9lj,,..＜しつこい、蹴り落とすぞ
／ 　／　　　　　　　 |　.〉　::;;;;;, / 　　　 （  　　　 ,〈ヾ､;;ﾝ'"';､
森森森森森森森　　l|| |　　  〈_／ 　 ヽ_〉 　　::, / /｀'y''ﾞ"iゝｌ
森森森森森森森　　|　|＼＿　　　　 .　 　 　 　'､_ｌ＿:|＿｀!ｿ　　　　　　::::::;;;;;;,,,....;;;;;;:::::,,,
森森森森森森森　 〈　ﾉ　|::::j＼　　　　　　　　　  _lミl _|ミ|...
森森森森森森森　　ヽｿ::::.〉 l　.|""''--=--...,,,__   ￣　￣
森森森森森森森森　 | l　（　` .L::::　::::l＾ｉ､::／::ヽ_:l::Y￣~゛Ｔ⌒√｀`‐--...,,,__ ＿

　　　　　　　　　　　　　　　　　_＿ ,.　　´￣　｀ヽ､
　　　　　　　　　　　　　　,　 ´ _,.／　　　　　　　　 ＼
　　　　　　　　　　　　 ／　　　　　　　　　　　　　　 　ヽ､
　　　　　　　　　　　 /　　　　　　　　　　　　　　　　　　　',
　　　　　　　　　　 /　　　　　　　　　ィニ=--＿-- '´　　 ,
　　 ,　-――‐- ､V　　　　 ,ｲ=ニ／｀!＿ヽ ＼　　｀ヽ､＿ﾉ
　　{:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:｀ヽ､_,／/ 　 /‐-､{: : : ー'´ｰ''´￣_> ＼-､
　　 ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:{ｿ'´/-､_/-':ｲ: :l: : : : l ﾄ､: : l : : : ',:｀ヽ }
　　　 }:.:.:,..-‐ ''´イ:.:/_{ｰ､_ｿ:l:_/l_:l,ノl:|､: : : lﾘ｀ｰ__|: l: : : l: ＼
　　　 V:::::::, イ´:.:.:/-':ｲ: l: : :{:/,ィ七'ﾘ ヽ: /l,ィﾆ心l:ﾘ: : : !: : }＼_ノ　　　　　  私はあんたなんかより
　　　　 ＞':.:.:.:.:.:.:.:./ｲ:.{: :!: : :', 弋z(ｿ///,//弋z(ｿ': : :./:ｲ: ﾘ
　　　　/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/　l: ﾄ､:l: : :l,ゝ　　 rv―‐ v､　/: : : /: /:/　　　　　　　　　 よっぽど大人なのよ！
　　　　ヽ､:.:.:.:.:.:.:/ 　 リ }:＼:.八　 　 V　　　 ｿ ,{: :イ/ﾌ ､:{
　　　　　　ヽ:.:.:.:{　　　 /ｲ: ,-{_ﾌ｀＞　._ー　 '.イ､VI{　l'ﾄ､ ＼　　　　　　　　  少しくらいいいでしょ！
　　　　　　　 ＼:.｀-ァ 　 l/　{,rl ll　　rヽ￣　　' }　　 ||.{､ｿ　}-､
　　　　　　　　　｀￣　　 / 　 |_,!.|| 　 ヽ-､　 /´/.　　||__,}　 '　 ＼
　　　　　　　　　　　 _,／　　 V} V　　 　＼__,イ　　 // }'　　　　　 ｀ヽ､
　　　　　　　　　　 /　　　　　 ､|_,.V　　　/{//}､ 　 //､ｿ Y　 　＿　＼}
　　　　　　　　　 _{イ ＿＿　 / }　V 　 / ∨ｿ ＼//､ｿ'　∨ /r 'ヽ＼-'､
　　　　　　　　　 {,／　/__､ヽ人 ヾ__＼/ /:.:.::.ヽ　V_ソ 　 人{__ヽ''´ｱ/__}
　　　　　　　　　　 /ｰ' 　 く_},　ヽ　＼/ /:.:.::.:l:.:.ヽ ゝ'　　/ 　{ヽ ,.:　　 ＼

　　　　　　　　　【双賢の片割れ　レミリア・スカーレット】

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　. . . . . . . . . . . . . . . _ . .
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 . : _　　─━─　　_ ／:i:'，: .
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　. :_ -　　 　 　 　 　 　 /:i:i:i:i:i:i'，: : : : : : : :＿: .
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　. : ／ 　 　 　 　 　 　 　 /:i:i:i:i:i:i:i:i:V^Y　　／:i:i/. :
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 . : . : ノ 　 　 　 　 　 　 　 　 {:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i{　」_-ﾆ:i:i:i:【 : :
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　. : .: .:_ﾉ　　 　 　 　 　 ／　　　 {:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ﾉﾆﾆ==--く:】 : :
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　. :r-ﾆ⌒　　　　　　　.／　 /　　 ﾆ=--┐┌- _　 ／⌒Y: : : .
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　. :|　 :. 　 　 　 　 　 　 ￣ 　 ￣ﾆ=-／ }:i:i{　./／ ､　／＿__ : .
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.　　　 : : 〉　 ＼＿　 -=ﾆ￣ -_　 　 r┬‐く.　〈:i:i:i'，⌒＼ ＼:i:i／⌒: : .
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.　　　 : . `､　　　)　 ／　 　 　 〉　.ノ　|i　|　￣＼:i:＼.　　＼ ＼ : : : : : : . . . . .
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　: . ＼　(⌒ﾆ=-～～ ￣　 　 八 |＼　 　 ¨⌒　　　　　 ＼＿＿＿＿ : .
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　: .`T⌒´..:汽灯芯㍉　.／xぅ芯ア　　　　 　 - _　　　　＼_-=ﾆ⌒j〉: .
　　　あなたね、私をコケにしてくれたのは…　  　 . :ﾉ　 人　 i「⌒¨´}／ 　｀¨⌒´ 八　　　 ＼　　 -　_　　 ﾆ=-　_ : : : : .
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　  . : i{　 {　 )ノi| 　　　　　　 　 　 /⌒＼　　　￣ﾆ=---　､-　＿___　￣＼: .
　　　有無も言わせず粉砕してあげる　　　　　　: : :八　{　　　i}h｡　　V￣ア 　 ｲ 　＼￣ﾆ=----=ﾆ￣＼＼＿＿ノ〉￣jﾉ: .
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　. 　 　 　 　 : . ⌒＼＼─- ....〕iト /〉_　-ﾆ:||　{＼ ＼ : . 　 　 　 . : /〉 ￣￣￣ . : : : : :
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 : : : ./ )ノ.:〈　「|　 .//　　 __乂___￣_￣j〉 :. . 　 　 . : {i{ . : : : : : : :
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.　　　　　 　 　: :/　　 j　 v|.|　// `／〉　 | 　 　'， /⌒'，: . 　 . :_//r，: .
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 . : :{　 ／　　 :} V :{／∠ - ｧ|: 　 　 V{:　　 '，: .　. :]:i} .〉'，: .
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　. : : :/　 　 　 　 |　　　_. -=ﾆ￣＼.　　 }:i'，　 :{┐: . . ]:i}〈　.〉: .
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.　　　　　. : : :/ 　 　_　-　 |　　 √}　 {:i:}ﾆ-_￣￣ア-　_ {∧: . . ]ﾉ　V. : :
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.　 　 　 . : : : { 　 　 　 　 ./　　./:i:ﾆ=-:i:} { 　-_　.√＿＿フ/,_.ノﾉ_ . : :
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.　 　 　 . : : : {　 　 　 　 /　　./:i:i:i:i:i:i:i:i:} :{.　 　-_|:i:i:i:i}　/7 ﾉ￣ .〉＼ : .

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　【双賢の片割れ　フランドール・スカーレット】


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┌─────────────────┐
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　勇者よ。お前は決して独りではない！
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　└─────────────────┘

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┌──────────────────┐
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　お前には、壮健なる仲間たちがいる！
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　└──────────────────┘



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　  r≦⌒:v'´:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:￣:≧＜:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:／:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:＼:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ＼:ｉ:ｉ:i＼:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉヽ＿_
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　':i:／|／:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:Ⅵ:i:i:Ⅵ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉⅥ:ｉ:ｉ:ｉ＼≦ニニ== Y
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/:ｉ／:ｉ:i:i|:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ハ:ｉ:ｉ:iﾊ:i:i|:ｉ:ｉ:ｉｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:i:∨＼ニニ=|i
　　　　　　　　　　　　　　　　　　／=//=/:ｉ:ｉ:ｉ:i|:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:iV'　 Ⅵ'　Ⅵ:ｉ:i:i|:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:i:|ニ=ｉニニ八
　　　　　　　　　　　　　.　　　　乂=//=/:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ|:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:i:| 　 ,才⌒ :!:ハ|:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:i:|ニ=|∨=∧
　　　　　　　　　　　　　.　　　　　 /ニ/:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉハ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:i| ／　,,斗芋示x:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:八=,,|:ｉ∨=∧
　　　　　　　　　　　　　　　　　　/ニ/:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:ｉ:i:''⌒＼:i:i:i|＼_〃 r'::::刋 ｿ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ/ニ/ゞ:ｉ:i:∨=∧
　　　　　　　　　　　　　　　  r=彡=/:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ{i:ｉ:i|　ｨf示＼{　 ⌒　ゞ…'　|i:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ/ニ/:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:i:∨=∧
　　　　　　　　　　　　　　　　ゞニ ,:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:iⅥ:i:.ゞ　v:ｿ} ヽ　　 　 　 　 !i:ｉ:i:八彡':ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ/乂,乂
　　　　　　　　　　　　　.　　　　）=i:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉⅥ:∧　　 ヽ　　　　 　 　 八:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ|i:i:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:/:ｉ:i:/
　　　　　　　　　　　　　　　　　⌒八:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:i:iⅥ:∧ 　 　 _　　へハ　　|i:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:i:八:ｉ:ｉ:i:/:ｉ:ｉ:/ 　 _　 　 ----=ミ
　これこそが僕たちの船！　  /:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ/:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:iⅥ:ｉ: ､　　 V:::::::::::::/ 　 八:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ/:i:i:i:/彡':i:/≦　　　　　　　　　 ＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　/:ｉ:ｉ:i:iｲ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:ｉⅥ:i:个. 　 ｀　-　'　　ｲ:ｉ:ｉ:ｉ:i:i:/:ｉ:ｉ:ｉ/:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ/　　　　 　 ＿＿＿＿＿＼
　その名は■■■■！　 　/:ｉ:／　|:ｉ:ｉ:ｉ|:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ|:iⅥ:i:|:ｉ:ｉ:ｉ:＞　_　イ 　|:ｉ:ｉ:i:i:/:ｉ:ｉ:ｉ:,:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｲi　　　　　 　 　 　 　 　 ＼
　　　　　　　　　　　　　..　　/／　 　 :ｉ:i:i:lⅥ:i八:ｉⅥ:|ハ:i从:{／' ---八:i:i/:ｉ:ｉ／:i:i／:i:八　　　　　　　　　 　 　 　 ＼
　水陸両用さ！　  　　　 ／　　　　 |:ｉ:ｉ:ｉ|　､:ｉ:ｉ:i＼从　ヽ Y'弐 　　/:ｉ:ｉ:ｉｲ:ｉ|:ｉ:ｉ:／:ｉ:ｉ:i/　　＿　　　--､　―――――ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ｉ|:ｉ:ｉ:ｉ|.　 ＼:ｉ:ｉ:ｉ＼　　 i/　/　 /:i／__|:ｉ乂:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ/￣　　　　　　　　＼　　　　＼⌒ヽ
　　　　　　　　　　　　　.　　　　　　 八:i:ｉ:|　　　i ￣￣　|__{　/　 /''´　,ｉ　　v＜＿/　＼　　　　　　　　　 ∨^∨^⌒ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＼!　（⌒ ＼　　 |-乂辷彡イ⌒|　　i　（ 　 ヽ 　 ＼　　　　 　 　　 |i
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　  ＼　 ７＼＼∨ /......... {　|i　 |i,＿|＿ゝ____i　 　　　　 　 　 　 　 |i
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /　　 ⌒{...,..............|､八 /￣￣￣ ＼　ヽ　　＼　　　　　　　|i
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 / 　 　 /人.i...... ／:| ＼/　　　　　　　＼,ｉ　　　 ＼　　　　　 |i
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,　　　　 :ｉ:ｉ:ｉ≧≦:ｉ:i八 ,/　　　　==ミ　　　}　　　　　＼ 　 　 ,八
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　  i 　 　 　|:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i＼ 　 /　　 　 ＼_,人　　　　　　＼　 /　　､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　  l 　 　 /'|:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:＼{　　 　 　 　 ￣＼　　　　　　＼ 　 　 ＼

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　【騎士道の旅芸人　アストルフォ】



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:::::::::::::::{:::::　::::＞'" .::::::::::::::::::',:::::ヽ:::::::::::::::::／::::::::./:::＼:／ /::::::::::::/:::::}　　　　　}　　}　ヽ:::/-､⊃
__:::::,,:::＞-''"´::::::::::::::::::::／:::::入::::ヽ::::::::／:::::::＞'ィ'"´::::／､::::::::::/::::::::|　　　　　|,,-┴'"￣
｀`ヽ-=:::::＿::／:::::::::::／:::::／　　｀｀ﾍ:::::ィ'──‐＜:::´´:::::::::::｀`::::::::::::::::ﾆ=─''"
::::::::::::::|::::::／::::イ´ /:::::::/　　　　　 丶::丶　　　　　＼:::ヽ:::---+─''"´} ／
:::::::::::::::／:／::::::|､/::::::/　　　　 　 　 丶::丶　 　 　 　 ＼:ヽ ::::::|:..::::::::/
:::::::::::/::／ ::::::::::|/:::::/＼　　　　　　　　＼::＼　　　　　　ﾊ::',:::: |::::::::/
::::::::/ｲ:/:,'::::::::::::{:::ｲ/＞-｀ミヾ-　　　　____,,>ィヽ´￣￣ .{::::::ﾍ::::l-､/
::::::::::::::{::,::::::::::::::ﾊ:::{::"ﾓﾘ:::ﾊ`　　　　 ヾ　ｲ,彡ﾏﾃ==ｬ､ .|::::::::::::::',　}
::::::::::::::::,:::::::::::::::| ヽﾊ::::__:ｿ　　　　　　　　　　{::"ﾓﾘ:::l| ｀{::::::::::::::::',ﾉ　　　　　 ,,､--‐''"´／
::::::::::::::,'::::::::::::::::|　　｀""´　　　　　　 　 　 　 ヽ::::__:ソ　 |:::::::::::::::::',　　　,ィ'"::::::::::::::::／
￣7'".,' :::::::::::::: |　/／/ l　　　　 ,,　　　　　　｀｀""´　　 |:::::::::::::::::::',,／:::::::::::::::::::::／　　　　 今度は…！
／--､::::::::::::::::::::＼　　　　　　　　　　　　　／/／ l /. 　,|:::::::::::::::::::::ヽ:::::::::::::::::／
＞-､,':::::::::::::::::::::ヽ..＞　　　　 <ゝ----､　　　　　　　 ノ　',::::::::::::::::::::::ヽ::::::::::/　　　　　　　 離さないっ…！
　　 （:::::::::::::::::::::::::＼. . .＞　　　｀　─‐'　　　　　＜ |　　.∧::::::::::::::::::::::::::::::/
.　 　 ヽ::::::::::::::::::::::::::＼. . . . ..＞　 __　　　＜. . . . .　ﾍ　/　.ヽ::::::::::::::::::::::::/
　　　　ヽ::::::::::::::::::::::::::::＼. . . . . . ||. . . . . . . . . . . . . .／／／.＞､::::::::::::::/
　　/´. . . ＼:::::::::::::::::::::::::::｀ヽ. ......!!. . . . . ＞＜___／／／／　　） ）｀`"´
　/. . . . ／__＞＞──--------､. . . . . . ..　 ／／＜ィ∨_＜（ （
./. . ..／イ／イ　　　　　　　　　　　Ｙ./／＞'".／ィ'"/　　､　　　） Ｙ
. . ／　／　　　　　 ────-､　.ﾍ----､／. ノ/　{　　　ヽ＼ハノ
../　／　　　　　　　　　｀`ヽ､　　　　 Ｙ　　ﾉ／　/　 .}　　　 .ヽ　丿

　　　　　　　　　　　　　　　【旅の武道家　ほむら】


　　　　　　　　　　　　　　　┌─────────────────────┐
　　　　　　　　　　　　　　　　　彼らの力を借りて、6つのオーブを集めるのだ！
　　　　　　　　　　　　　　　└─────────────────────┘

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ＞-‐=‐-＜
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 _/斗-‐　　　　｀ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 {　　 　 　 ＞-‐=　ゝ、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 { 　 xrv'´ 　 　 　 　 ^ｰ='
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　　　　　その時にこそ。  　　 　 　 　 　 　 /　 ,　 {^冖7　　 ゝ｀冖ﾍ＼ ヾ､J}　　　　 　 ＞‐- ゝ
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　　　　　大樹は、勇者のために、　 　 　 ´∧＼イ⌒^ｰ≦´^ﾞ`｀ヽ/　_　， {ヽ ｀ヽ
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　　　　　道をひらくだろう。 　　　　 　 　 　 ,./　　 ,ｲ/　　　　 　 　 r'. ..^ｰイ ∨　/
　　　　　　　　　　　　　　.　　　　　 　 　 　 /〈　 　 ,ｲｧv-rﾍ　 　 　 {! . . ／: : :{　/{
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 {/∧_,,,,∠////〈　　　　{^ ／: : : : ∧{ﾄ､
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｀¨7=＜//＞f≦: : }/／: : : : : ＞ '^　　　　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 /　　　　j{: : : : : :／ : :. :. :.〆　　　　　 　 　 ＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 γ´　/　　　j{: : : :／: : : : : .〆　　　　　　　　 　 　 ＼
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　【謎の老賢者　アイザック・ネテロ】




　　　　　　　　 ＿＿＿_
　　　　　　　／ ノ　　＼＼
　　　　　 ／　（●） 　(●）＼
　　　　／　∪　 （__人__）　　＼
　　　　|　　 　　　｀ ⌒´　　　　|　　　　　　　 オーブって…
　　　　 ＼　/⌒)⌒)⌒)　　 ／/⌒)⌒)⌒)
　　　　ノ　　|　/　/　/　　　(⌒) ./　/　/　　 それならもう2つ持ってるけど…
　 ／´　　　 |　:::::::::::(⌒)　　ゝ　　::::::::::/　　　　　　　　　　  f´￣￣￣￣￣￣￣｀ヽ
　|　　　　ｌ　 |　　　　　ノ　　/　　）　　/　　　　　　　　　　　 |　ファーーーwww　 　|
　ヽ　　　 ヽ_ヽ　　　 /' 　　/　　　 ／　　　　　　　　　　　　 ヽ＿＿＿＿＿＿＿_乂
　　ヽ ＿＿　　 　 ／　　 /　　 ／

　　　　　　　　　　　　　┌────────────────────────┐
　　　　　　　　　　　　　　　そして、この世界の真実を解き明かすのだ──！！！
　　　　　　　　　　　　　└────────────────────────┘

: : : : : :＞．: : :l!: : : l: ll l!: : : ＼ |:.＼: : : : : : : : : : : : : : ://＼ : /.:.:..: : : : |: : : : : : :＼: : : : : : : : : : : :
: : : : : : : : : :＞．: : :〉:ヾl! : : ∧｀: ; : ＼: : : : : : : : : .:.__//: : : ∨ｌ_:_:_:_:_:_:.|＼: : : : : : :〉: : : : : : : : : : :
: : : : : : : : : : : : : ｀j: ﾍ: :ﾞ`: : : ∧: : ; : : l!:.: : : : : : : ://j::ｌ!: : : : ∨: : : : : : |: : ＼: : : :/: : : : : : : : : : : :
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: : : : : : : : : : : .:.:/: ∧ : |!ヽ: : : : ヽ: : ; :i! : : : : : :// :!::::::j===: : : 〉: : : : : |!.:. : : : /:::::::::::::::::::::::::::::::::::
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: : : : : : : : : : : :i! : : : ／Y : : :ﾍ＼:.: : ヽ!: : : : : : i!イ: : ﾉx: : : :.:./: : : : : : :/.l!: ／　　　　　　 //
: : : : : : : : : : : :lト､／ : : l!: : : :ヽ__＼::.:.:ヽ: : : ／l!: ／ : : ＼:_/: : : : : :／ 　//　　 　 　 　 //
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　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＼::::::::::￣＼＼ ゝ:=="/＼ |　〉　　 .l l　 ./:／　　　　　　　　 /
＿＿＿＿＿＿＿　　　　　　　　 ＼:::::::::::::: ＼j!∧　 :|　 　 /　　　/ ｌ／::/　　　　　　　 　 ./
三三/　　　　 　 　 　 . ト､　　　　　　　　　　　　　　　　　　/{r―‐ｯ＿:::/ 　 　 　 　 　 　 /
三／　　　　　　　　　　.{: :.＼　　　　　　　　　　　　　ﾄ､ヾヾ:::::::::::_::::::::::::二ﾆ=‐ 　　　　 ／
::/　　　　　　＿_,__―_‐_＼: : 丶、_,　‐　,＿＿_　　　 ',::｀´::::,.ｨ／､',､::::: ｀ヽ  　 　 　 .／
:{､＿＿,...:≦三:{_: : : : : : : : : : : : ｀¨ヽ,　＜丶、 ｀¨ヾ¨:,.‐,／./{¨。ﾄ､',::::::::::ﾄ､__
三三三三三三ﾆ）: : : : ___: : : : : : : : : : : : : : : ＞.,／ｨ:{./　　__｀ﾆ､　.},:::::ﾊ}｀¨´
三三ﾆ＞'´＿＿｀ﾆ､¨´　　｀¨,'＜_: : : : : : : : : : : :/¨ﾌﾌ｀{ ／二,｀ヽヽﾊ::,
―　'´　く: : : : : : : : }　　　　.,'　　　',: : : : : : : : : :.{　／ .∧＼ｰ.､',ﾆｨﾞ/.}'
　　　　　 ヽ: : : : : : :',／∨　{　 　 /: : : : : : : : : :∧{　　　.ﾘ'ト｀二´イ
　　　　　　 .ヽ: : : : : : : : ﾍ._,'＿__/: : : : : : : : : ｏ: : 〉　　／..}: :ヽ._
　　　　　　　./: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :..／､　―‐,ｲ: : : : : 'ｰ　､  ＿ ......... __
　　　　　　　{: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ｏ:_,　イ_／　 　 /: : : : : :,.ィ"／,. ィ'":.:.:.:＼:.:｀丶､
　　　　　　　｀ ー―‐_,､: : : : : : : : : : : : /‐.}　/―__' 二,': :.,　 ／ ／ ,:":.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ:.:.:.:.:.＼
　　　　　　　　　　　ノﾐ}: : : : : : : : : : :../￣}__ .ﾊ｀ヽ,..＜:／ ／　./　/:.:./:.:.:.:.:.:.:.|:.:ﾄ;.:.:l:.:.:.:.:.ヽヽ
　　　　　　　　  .／―‐｀ﾆ､ー――､_'ヽ／./.,'. , イ: : :..{  ／　　/　/:.:./:.:.:.:.:.:.:.:/:.:| ',:.:ト､:.:.!:.:.ｌ:.',
　　　　　　　　,ｲ　　　　　  _　-─ ─- ,-　､}'´: : : ___  く　　　,'　 l:.:.:.:l:.:.:./:.:.://_/ .l:/ー-ヽ:.:| ',|
　　　　　　　 ,'　　　　rメ´── ､::::::::::::::｀ヽ ＼ ¨´　　ヽ  ヽ､.」　 ｌ:.:.:.:.ｌ:.:.l_:／ﾌ '　/'　､,,,,,.ﾉ:./　′
　　　　　　　.{　　　 〆　　 　 ／　 ｀ヽ;:::::::::::＼ ヽ 　　　　 /:.:.{　　!:.:.:.:.Vr　　 ,,ｨ ′　 ///ｲ}
　　　　　　　　　　// /　/　/　　　　　 ＼::::::::::ｌ 　',  　  /:.:.:.:{　　 ﾍ:.:.:.:＼=''"//　　 _　　 ﾊ!
　　　　　　　　 ,イｲ　| メ、 ｌ　　　,イ 　l 　}＿::_}　　!   /:.:.:.:.:.{　　 ,ｲ_ヽT rr‐',　　＜ノ　 , '　}　　　　　　　　　 ,､
　　　　　_, -ｰ' /ﾙ|　ｌ ｧ=ﾐ､! 　 // |　/! //｀ｌ|ヾ》　 i /:.:.:.:.:.:..{ r-,.‐-.､＞､ヽヽヽ　..＿_／ 　 }　　　　 　 　 　 //
　　　　/／￣　{|　| l ﾄ､ﾋｿ |　/二Zナ | ヾﾆｿﾍヽ 　 ! .:.:.:.:.:.:{ </: : : : :ヽ} ヽ、　 ,ヽ,‐;.:.::{　　 }　　　　　　　　//
　　　　　　　　　､__}ﾊヽゝ , ｀´　 r'::ﾝヽ}／ }| |　ヾ＼ i.:.:.::.:.{　{l: : : : : :.:.!{,〃ﾞYﾆ - _ュく{.　　 }　　　　　　　//
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　　　　　　　-=ﾆ´::::::| 　ｌ^｀}ノ}ハﾞ7/　 /!_ﾉ}/l__ ,ィヽ ヽ /:.:.:.:!:.:.:.∨: :_:_: : /　l 　 '　.,'ｲ: : :!　　}.　,ｲ　　　　'ｰ- ._
　　　　　　　　／ｨ／:ｌ　 |::/､/ｌ|　∨　/￣｀ヽ::::::∠ __＼＼ .:.:.!:.:.:/: :/r =７　　　　　,'.ﾌ: :ヽl　　 }Y ﾌ '´￣｀二- '-'
　　　　　　　　　/::::::::ｌ　 !{／ .ト=/　/::::::::::::::::l:::::::::::＜__ヽ ヽ ﾊ:/:.:.:.イ7/〈:､　　 　 !'.):.:. : : ｀ヽ/'､ヽ二-ﾌ´
　　　　　　　　　ヽ:::::::|　ハｰr'ﾞY/／:::::::::::::::::::}:::::::::::::::::＜ !　＼.:.:.:/://:.:.:ヽ:＼ 　 |ﾍ:r,.-.､､／　　ﾞｰｧ'´
　　　　　　　　　ノ 〉:::| /::::￣｀／:::::／:::::::::::::/::::::::::::::::::::::::＼　 ヽ  :.Ｖ:.:.:.:. : :〉:/　 l:.＼ﾆ/Yl　　　／
　　　　　　　　/　/::::::{ﾊ::::::::::/::::／::::::::/::::::::{::::::::::: ト､:::::､ｰ-ゝ　 ', .:.:.:.:.:.:.:./:/ 　 /:.:.:.::|': :.ヽヽ／ヽ、
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　　　　　　 /　r'::::-::､:/　{:::::::/´::::｀ヽ:／￣:｢､ ﾚ'　　!　 ハ　!　 　 !
　　　　　　,'＿ﾉ_::::__::/　ノ:／::::::::::／::::::::::::::| }/|　　,'　/　ｌ　|　　　ｌ
　　　　　　ｌゞ/／＼〈／／:::､__:／:::::::::::::::::::ﾉ　 |　 /! /　 l　ﾊ　　/

　　　彡,′′ ,.:;.:㌣´　　_彡.;.:"三≧ミ､_,､｀ヾﾐヽ　　 ｀ヾミx､`ｰ―━ミ､　、.ﾞ　＼
　　　／/　.／.:〃　　y´ .:彡'⌒ー'~ー'´　 `⌒ヾヽ＼r、 ヽ:;:;t＼､ヽヾ｛::ヽﾞヽ､＼:;） . '
　　　／ ,.:〃／　 ／ゞ-=彡～⌒'-―＝辷ー＝ミ ー､ ＼　ヽう !:.､ `ヽゞ:. ）__ヾ ...,:′
　　　尨ﾉ.;"　　／_ノ_,ζ彡´_ ＿___⊇二ニ=ニΞﾐｰ～ヽ._´丶　 ヾyヽ.　` ＼:;.、廴 .゜
　　　ﾉノ"　 ,／,f"´. -= ≠≡ ＝ _ =＝≡二～⌒ヾ＼､　ヽ＼_、　ゞヽ :.～、 ヾ; （
　　　′　 ／　 ／" 　_ ____　__＿z ＿___ 二二ニ＝ﾆミ ＼..｀~ヽヽ　　（ .::., ヾ　え.:} ‘`
　　　　 _,′ ／´_..ノ . -＝ ￣＿zz=＝━…-　.__＝ｰ- .._　丶　　ｰっ　ヽ:;:.　ﾞ.　tヾ
　　　ゞ'(｀　 ,ノー～"r ”￣￣≧≦二ﾆ=-Ξ≧=ｰ｀ー　　ヾﾐ 　 　 （　　､:.ヾ!　㍉ }ﾉ
　　　У､_／ ,.≦彡"=≡三≡=-二￣￣ 二ﾆ==-..''' Z..__　　｀ヽ,、丶ヽ　ヾ:.}　刈'″〝
　　　　）斗彳,:"r'ﾞ-=＝Ξ≦二_￣,_＝-__､.......三≡=-__　ﾞヽ　 　 ＼ミヾ　 l!!:ハ{．ﾟ
　　　〃　′/　.;〃.:;: .:,,.:≦二－￣ ~~~　 ｀¨¨⌒ﾞ.ミ＝= ミ､ ヾ　、 　ｰ､ ￡y:{ ！ゝ゜
　　　′〃ノ ／.:..＜≦=＝ 二 ＝－""´￣ ￣'⌒'ーﾞー-ミﾐヽ:.;.ヾ　　 ｿ.:i!′,}斗( .．
　　　.　;{{う)" ／≦ Ξ≡━‐￣,..√ 二ニ＝‐━=ー～--､ 丶ヾ:. .;,　 爻ﾞ.:〃ノ＾´({
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　　　Y ,く_）/′／" ..= -≡ ´￣_＿_￣_＿....,,二ﾆ=～ー` ､三）　‘:,y″´（　,ゝ､_,ノ_)⌒
　　　｛ {ﾐ彡､／"´￣ 　,z≡三 Ξ._　ｨlΞ　ｰ=ミ､ ｀ヽ:)、⌒ｰ=､r ､_　＼_.ノ．廴⊆=冫
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　┃｜　　　　　　　 【DQ11】やる夫は悪魔の子と呼ばれるようです　 　 　 　 ｜┃
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`ヽ､__: : : : : :<丶: : : : : : ;.:-‐`‐ゝ-∠＿ー': : : : l､
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::`ー---‐'´:.:.:::::::／／::::::::::::::::::::::;イ::::::::::::::::::ヾ': : : : :ヽ
`ヽ､__:.:.:.:／:.:::／;:/::／:::::／;ｲ::::/　|::::i::::::::::::::::::ヽ: : ┌'
,..--‐‐`'´:.::／:::/:|::/:::::∠∠/／　 ,'::/:::::::l::::::::::::::ヽノ
-──‐ァ'´::::::/:::|::|::::;ｲ/rﾆ<､`　 /ノl::::∠}::::::::i::|::::l´
　　　／:.:.:.::／::.:.:l/ﾚ': |{|ｈ::::l｀　 /' /／ ,ｲ::/:::|::l:::::iヽ､
-‐‐'´_;.:::イ::::.:.:.:./┴､:ﾊ `- '　　,　 ´､＿/ｲ:／/:::i::l
;.-‐:'´::::∠:--‐‐'`-ｧ､.ハ　　 r‐-､　 ｀`ﾌｲ/l:./l::.:|/　　　　もっちろん、私たちも登場するわよ！
:.:.＿_／二=-:.:.:.／∠:.:.:::ヽ､　ー'　 ,..イ‐‐'</:/:.:.lヽ
/:.:.:.:.`ヽ､＿__／rl´: :ﾄ､__;､| ` ‐ ＜:.:.:>‐-／/::.:.ﾉ|:.ヽ　　  終盤も終盤だけど…
;/:.::::__／::::::::::< {: ヽ: : : ヾ'　　　_Lァ´:.:,:.:ﾄt';:／　l／
l:.／∠-‐-､,-二ゝ､|: : ＿ヽ,.-三-:.:.:.:,:ｲ:/ﾉヾ:､
´￣＿....　 _ヽ　 ￣`＝-<´フ´:.:._;.＜／' 「`{
コ└‐‐‐'　ヾ:|　　　　 　 ／-＜´__r‐ﾆ--'　 |
ー-､＿_　　_.ヽ.　 ／　／ |: : : ヾr'イ ,.ﾍ__,..-`---､＿_
　 r=-　＞‐=ﾆｧY｀Y ´ 　 l: : : : :[l: {ヽ.ﾉ'　　 r‐--､　　`ヽ､
ｧ／´￣,アーァ',':_: :ヽ､ ／ : : : r､: |ノ/ __　　￣` ' 　 ,､ 　 |
人＿∠__ノ「´,.」_l」: :__: : : : : :_<ﾉ;/': | //　　　　　　 ヽヽ　ヽ
　　　　　　 ヽl　　}: : : :`ヽ､: :l」: :ll: : :ヾ' ー ､　 _  　 　 `'ヽー}
　 ,..-‐ｧ／l　|__／: : ‐-: : :`ー-; :_:／ ヽ　　 ／::::＼   　 人 ノ
' ´　 /'´　}_ﾉ: : : : : :L＿＿_: : :': :ヽ　　 |　 /､:::::::::::::＼  |　 「ヽ
　　 ',..-‐'´: : :/: : : : : : : `ー--: : : :ヽ.　l  /::|:::::::::::＿::::＼ ノ‐'
-─': : : : : ／: : : : : : : : : : : : ; : : : : : :V/:::::|:::／ : : : ＼:::＼
: : : : : : : /: : : : i: : : : : : : : ／: : :/: : :  /::::::::|〈: : : : : : : : ＼:::＼ ＿
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /:::::::::/ |:::::::::〉: : : :＿ 二ニｆ⌒iニ二ニ＝=ー―――――――ｧ
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　　　　　　　　　　　　　　　　　／ :::::／,r―'''´ ::::::::::::::::: /｀ヽ::::::::::::;:ｲヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::;'
　　　　　　　　　　　　　　　 ／::::/￣／ :::::::::::: ｆヽｰ　､_/! ,､ |＿／/ 　 |:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::;'´
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　　　　　　　　　　　　  ／::::::::::::::::::::::￣｀ｲ　,.:､ｌ l　|ｒ＝ﾐ　ｊﾉ　　ﾞﾞﾞﾞ ム二)　　 `iー''''''ヽ
　　　　　　　　　　　 ／::::::::::::::::::::::::::::::;;;＿＼.:;ユ、ゝﾞﾞﾞﾞr── ､　__（_､＿) ; --　;　　　 |ー-- ､
　　　　　　　　　　　￣￣￣￣￣￣￣ ,/~ `Y_,ィ'''つ　 ゝ　　　ﾉ（＿,,.. --''　 　/　　　/ 　　　　＼
　　　楽しみにしておけよな！　    r‐ﾍ　 -､.-ｰぅ'/i＼ ＿二 ノｆ/　（＿, ー^ﾆ丶､_ノ ､ 　　 ＿　 ｝
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　  |　 ヾ＿_;r-イ ノ　ﾉ､ｒ＝ﾆ三l|　 　 　 　 　 | 　 　 　 ￣,,.. -''"
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /＼＿__ノｰ-､‐イ,ｒ'ﾐ(//／ 　lヽ　　 ,　＿,,..｣-―　'''"￣/ /ｰ-､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　  |　　　/　| 　ｲ,∠／ﾉ｣// / /ｲ!　＼ 　 |/}｀|　／ﾆヾﾆ=､ヾ￣ヾｊ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　  l ＿ノー┴--〈／/／/l / l ｌ ｌ{ヽ　　｀ヽｊ/ヾｊ/｀ヽ〉ﾉﾉ､!　lヽ＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /:::::":::::ヽ ＼ｌ |│l＼､　 ノﾉ､ ヽ　　〃　 ＼ヽｊ∨
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _/:::::::::::::::::::::￣::＼! |　, イ〈（　 ヾ三ヽ　　　　 ヽ〉
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 / /::::::::::::/ ⌒ヽ:::::::::::V::ﾚｊ !＼｀,,　-─〉 〉-､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ∨:::::::::::::ヽ　　ﾉ::::::／￣　 ｊ ／ 　 　 /ノ　 /
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　  , -─|:∧:::::::::::::￣::::::::::＼〈、_／　　　　　　　 /
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ト<⌒|'　 ＼::::::::::::::::::::::::::::｀Y´　　 　 　 　 　 /

　　　　　　　　　　　　ﾞｉ:::.ﾞｉ　ﾞｉ　　　　!　!::::::.,'
　　　　　　　　　　　　　ﾞｉ:::ﾞｉ　ﾞｉ　　　|　|:::::,'
　　　　　　　　　　　　　　ﾞｉ::.ﾞｉ　ﾞｉ＿|　|:::,'
　　　　　　　　　　　　　　ﾞｉ::ﾞｉ.　V _ 1!,r'
　　　　　　　　　　　　　　　ﾝＪ 　(,___ 」,'
　　　　　　　　　　　　　,r'´ 　　　　　V ｀゛
　　　　　　　　　　　,r'　　　　　　' ,　!
　　　　　　　　　　 ﾐ 　 　 　　　ｨ、'　!
　　　　　 　 　 　 ' ┼‐- 　.,　　゛` 　,'　　　　　 繰り返しになりますが、
　　 　 　 　 　 　 '' 十‐- 　.,｀ィ 　 　ﾞｉ
　　　　　　　　　　　､　 .,　　 ｀!､　 　 〉　　　　  前回までで語ることは語りました。
　　　　　　　　　'´::::::::::::::: ﾄ、　　_ﾝｰ`
　　　　　　 ,. '´--､:::::::ヽ:::ﾒ'´`iT〈 ,ｨｼ´　　　　  今回やるのは、考察ではなく、
　　　　 　 /::::::::::::::ヽ:::::::ヽ::ヽﾉ、 ヾ
　　　　　 ﾊ、:::＿::::::ﾞ';::::::::ヽ::::ヾ! i ',　　　　　　 >>1の空想の共有です。
　　　　 ,/:::::＿::::,-::::::',::::::::::l__;vﾍl　',
　　　　/::::::::::::::::::::::::::::}::::::::::｀ヽ、:ヽ ',
　　 ／､:::::ニニ二二ﾌ::::::::::::::::::::ヽ::', l
.　 /::::::::::::::::::::::::::::／:::::::::::::::::::::::::::ヽlj
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　-～――-く⌒＼＿
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／　/"⌒　 ⌒＼ヽ　ヽ＼ ＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／　／　,ｨ 〈 ｛　　　ヽY い　 ヽ ＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／　／ 　 /∥ l　l　　ヽ 　l　　l　　Y　ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／　　/　　 / /{　l い 　　Y　l　l　l　　 !　}ﾊ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /／/　/　/ /l/　 い 气￣￣ヽ}　l　}　 } } /　i
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　  ／　/ //　j　/T⌒　ﾄl　 ヾ,,竺zx,,_｜j　 ﾊj/ 　 l
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　  ／ ／ ///j　/l/l,,x云ﾐ　　　''~｛(::i!:厂/l j　/У　　 l
　　　　　　　　　毎回そうでは…？　 　　　　　　  r＜　｛ヽ　 ｛　从( l　}`｛:i!j　　　　　￣/l/　jﾉ /ノ 　j　　l
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 / T~7メ ヽノ /　／ /／ ノ{　￣ ｀　　　　 ／ /　　/　/　∥l 　l
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　へ「}ノ lノ￣ `＜ つ /　{/ j / 人　　　r=-、／ ／　 ／　/　 /lハ　}
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　r―く∧ い　＿　/　 く　 / 　 / l l/ / `ト､　`'''／ ／/ ／ ／/ ／j ﾉ　｝ﾉ
　　　　　　　　　　　　　　　　　 __(ヾ／: :∧￣　　＼ 　　} /／{/ {∧l //从rく＞/／ ／/｛ｲ/(〈/（　｛(　ノ
　　　　　　　　　　　　　　　　　/ ヾ/: : : : : ∧／ ＿ ヽ＿{ {(　　　｛　 {(　　く┬くこ「フ～-く
　　　　　　　　　　　　　　　　 └／: : : : : : :o:}／　 ／l＿　　,.　-―-... ＿ _,ﾉoｿ～''"⌒7辷〉
　　　　　　　　　　　　　　　　 ／: : : : : : : : : :/　　/: :/ 弋／　　　　　　＼/／廴: : : : : ｛

　　　　　f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣｀ヽ
　　　　　|　事前に語るべきこともありません。　 　|
　　　　　|　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　|
　　　　　|　疾く始めましょう。　　　　　　　　　　　 　|
　　　　　乂＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿_ノ






　　　　　　　　　　　／ﾉ|　　　　　 .''〈-､　　 , ,　-''ヽ　　　 .|1
　　　　　　　　　 ﾉ　　 !.ｰ _, -─‐‐‐‐ﾐ !_y/'´　　　　＼　 |/
　　　　　　　　　 ＼_,ｪｒ'´　　 , ､- ─､　　 .ﾆ=-､　　　　ヽ７
　　　　　　　　　　 ! .ｉ　ゝ ､,,l、,!　/.!　ー‐ 'ﾞ.............｀ゝ、 //|
　　　　　　　　　　ヽ..＼ .,!　 l ! / 　'ｉ........l.........l| ヽ./　'/'┬'´
　　　　　　　　　　`i....│..|　 |l/　　' |､　.‐　 ./ |.!　 .!-､__,ゝ、
　　　　　　　　　　 '´.......l　　!~´｀＼.|'!.ﾚ'　/.＿ ヽ、 .'i| 'ｉ　｝
　　　　　　　　　　 |.........,|　 |　　　　　.ﾞ!／　　 ＼l!.....‐ .／´
　　　　　　　　　　 ′.....ﾘ　 |　　　　　　　　　　　l､.......,/
　　　　　　　　　　 !.........! !　l､　　　　 　　　　　 /　 ／ 　　　　　　　 r_/i:ヽｨ: ／i:}: : :｀≧s｡.　, ､
　　　　　　　　　 /.............'､ .!＼　 ｀ｰ─　　,., ┤| .!  　　　　　　　／: :｀≧Уi:i:i/_:_/: : : : : r彡Y
　　　　　　　　 ／ !..............'l,ヽ、 ヘ ー''./ﾞﾞﾄ､.! .　l .／  　　　　 ∠イ: : :/:/i:i:ﾑノ: :/: : : : : :/i:i:i:i;ｨｭ
　　　　　　　　/ . /'～ ､, /　｀''‐.- ､_＿!-ヽ .| 　 ‐ .! 　　　　　 /:∠彡'ﾚLi:i:i:｣: : /: : : : : :/`'｀ﾞ´: :ヽ
　　　　　　　　|./　　　 　|　 -､　　　　　_.L_____ヽ ヽ ヽ　　　 /: : : : :/ : : : : : : / : : : : : /:/､l:|: : :! :.
　　　　　　　 /　　　　 | /::::::::::::｀‐‐ ｀´:::　　 .ヽ.|　｢ヽ､  　　/: : : : :/ : : : : : : /: : / : : /:/_　ヾ､!:|:| |
　　　　　　　/　　　　 //ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ|　.!　ヽ 　 /: : : : :ﾊ: : : : : : :/: : / : : /´〈 ,ｲi〉,ﾚl:|:|/
　　　　　　 .!　　　　　|.j | ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|　/　 ヽ ∥ : : ∥　寸: : : /: : ∥: ::/　　弋ﾟ' {　W
　　　　　　│　　　　 | ｰﾞ ヽ, ----. ､　_-‐- - ､| / l　　ヽ   : : ∥　　 ＼: ∥: ∥: :/　　　　　丶
　　　　　　 |　　　　　 ＼　　 ＼:::::::::::::::::::::::::::::::::lバ ／　!  : : ∥　　　　 `{ : / l: :/　　　　、 _;´
　　　　 ／ !　　　　　　　 'l 　　.!::::::::::::::::::::::::::::::::`.|´j　　 Ｌ, : ∥　.　　　　 У　}:/ ‘ ､　　　｀’　 r､
　　　 ／　　、　　　　　 ／＿／::::., , -､　 .ヽ ＼ / |　　　ｉ　＾ヘ､   　 　 /≧=-　 .__/｀ ー′　　 ヽ＼
　　　ヽ　　　 ＼, ,ｨ=ｯ‐／　 /:::::::::::ヽ＼､￣´　 ./'〈　ヽ　　　　　 `ｯ -r〈i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i/}　　　　fニニニ ＼
　　　　 ｀ｰ┬‐' -￣　 /　 /::::::::::::::::::''ー-,!'' '^Ｔ　　｀'「'ﾆ ､　　　,/ <ｨヽL,_`マi:i:i／人､　　　 fニニﾆ’　 ヽ
　　　 _,／゛　　　　 r::;ニニニニヽ、:::::::::::::ヽ　　/　　　　　 ｀ ､／ :i:i:i:└, }　`' ｀彡'´　 Y≧s｡　　r_彡┬ 　 }
　　　 '!　　　　　  //　　　　., :::───::::: 、　.／　　　　　　 ＼ :i:i:i:i:i:〈_,ﾐx　　　　　 　 ＼)i:ﾑ_　　｀ヽl,､_rｲ!
　　　　／　　　　  i:i　　　 ／:::::::::::::::::::::::::::::::ヽ >　　　　　　　　 ! :i:i:i:i:/:i:ir'_ﾏ≧s｡_r‐ ､r ‐┐ﾉl_　　 ｀Ti:i:i:´|
　　　　 |　　　　　 ﾘ 　　 .'::::/:::::::::::::::::::::::::::::::::::i　　　　　　　　　 ! i:i:i:i∥:i:i:i:r'_ヽi:i:i:_}__ﾉｲ`r┴┐｀ヽ 　,}_i:i:i:j┐
　　　　 .'l　　　　　　　 ﾞ i::::/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::| ヽ　　　　　　　 ヽi:i:i:|i:i:i:i:i:i:i:i:トﾐ´､/:i:i:i|__,ゞ┬' )ヽ}_└ ､_r ｲ
　　　　　　　　　　　　　 |:::':::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|   くミxi:i:i:i:ヽi:i:i:i､:i:i:i:i:|i:i:i:i:i:i:i:i:i:） ヽ_`ｰ┤_〉､ﾉ ´　‘. j ∥　　|
　　　　　　　　　　　　　 |::i::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::'. /　　 ｀ マi:＼__}i:i:i:i:|i:i:i:i:i:i:i:i:└'j　 ｀ ¨´　 　 　 　 }〕,′　　|
　　　　　　　　　　　　　 '::|::::::::::::i:::::::::::::i::::::::::::::'.　　　　　　　　 __ -─ーー一一- __
　　　　　　　　　　　　　　'|::::::::::::|:::::::::::::|:::::::::::::::'.　　　　　 ,-‐´::　　　　　 　 　 　　　＼
　　　　　　　　　　　　　　 |:::::::::::|:::::::::::::|:::::::::::::::::'　　　.／:::::::::　　　　　 　　　　,／⌒＼＼
　　　　　　　　　　　　　　 |:::::::::::|:::::::::::::|::::::::::i::::::ﾄ、　 /:::: 　 , -──-----─'′　,ノ　　ヽl
　　　　　　　　＿＿r､__,-ｲ:::::::::::|:::::::::::::|::::::::::|::::::|:'.　l:::　 /´::::::::　　 　　-─--‐'　　　 ,-‐ .|
　　　　　. ／／　　　i　　 |:::::::::::|､:::::::::::|::::::::::|:::.　　 |::　 /::::::::::::　　　　＿_　　　　　／　　　.|
　　　　　/》/　　　　.ヽ、 .|:::::::::::|::i::::::::::::::::::::::|::::::|:::::: |:::　l_::::::::::::::　　￣ 　 ￣　 　　　　＿ 　.|
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　　　　　｀￣￣´ ii　　 ,ｲ:::::::::::::|:::i::::::::::::::::::::::|:: .　　　｜ |∩| |::::::　　 　　　　::/:::::　　　　ヽi　　|
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　　　　　　　　　　　｀ｰｲ:::i:::::::::::|:::|:::::::::::::::::::::|::::::::::|:::::| |: |６|| |:::::::　　　 _ノ　　 `‐-― '′ __ノﾍ｜
　　　　　　　　　　　　/i:::::|::::::::::i::::|:::::::::::::::::::::|:: .　　　　 | ゝ.人|::::::　　￣「ミ＝=-─一^~ニ-‐'1|.｜
　　　　　　　　　　　 {:.:.|::::|::::::::::|::::i:::::::::::::::::::::|::::::::::|:|　　|:: 　 λ:::: 　　　ヾ､､_ﾆ￣二二三‐-ノﾉ　.|
　　　　　　　　　　　 ',:.:.i::::|::::::::::|::::|::::::::::::::::::::|:::.　　　　　|: 　 |: l:::::::::　 　　｀‐ﾆ二──＿二ノ　.｜
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.　　　　 　|:　|::::丶::::::::::::: 　 　　　￣￣＿,,-‐ 　丿
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.　　　　,／|: |::::::::丶,:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::：：： ,,／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／　　||::　　::::::::'ーー‐----―一 '' ￣|＼＿
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／ 　 .　 |::　　　　 :::::::::：：：：：：：：：：：：：：|　 ＼

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ___ __
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,ィｱ´ ￣￣￣￣￣￣ ￣ ア´　 ｀
　　　　　　　　　　　　　　　 /7　　　　　　　　　　　　　　　_,.ィｱ´　　　　　　　　　　　　／
　　　　　　　　　 ,ｨ7ー- ､　| ﾚ'/ﾌ_　＿＿　　　　　　 ,.ィ´ﾉ'´　　　　　　　　　　　　 ／　 /∧
　　　　　　　　  〃　　　　Y　　　ｧ'´　　　　｀ー - ､／ﾌ'´　　　　　　　 ,　'　 ￣ 　`　、　/ ﾆ∧
　　　　　　　　 《. 　 　 〈´「 ｀ヽ〈._＿__　__　　　　　∨__　　　　　　  ／ 　 　 　 　 ＿　 〈ニニ/
　　　　　　　　　ゝ._ __ 八 !　　i｀〉´｀Y´Y⌒ir- く　　 ヽ　｀`　　 ,　　　／⌒丶＿ ＞⌒ヽﾊﾆ/
　　　　　　　　　.ｨ´　　「｀Yjー‐く｀Y´>‐ｧ⌒i.___ノ⌒)　i.＼　　 /　　〃　　　　　　　　　　vﾊﾆl
　　　　　　　　　{レ'´ く__ハ__メ） /_/_./　　.ｌ　i　 ｀ヽﾌYV ＼  Ⅵ=rｸ　　　 / ! 　 　 　 　 Ｖ迂）=-
　　　　　　　　　　　　 弓.ｲ　　i!´l　i　l 　　 l__l　 ｌ l　∨ }　　   仏ｲ ｛　 　 ﾊ |　/　 /　　　Ｖi トﾆﾆﾆ ﾐ 、
　.　　 ,ィﾍ　　　　　　 ∨ l|　　 |八r=く　　ノ ノ｀ ｌｌ i　ﾉイ　  ／7　i 　:　　斥 乂ﾊ /　|　 !　|　ﾊ二彡⌒`
　　　/ Vハ　　　　 　 /r=|　　 ﾄ､ {必i ヽ.i必} 　ﾉi }　∨  rfﾁ　 　 | 　 i　 ヾｹ 　ソ斥ｲ　 　仆ミ ＼
　　 i　 {{　 i　　 　 　 {´l>ﾉ　　 }　}　 ｬ‐; 　 ﾉ∠ノﾉ}　 }　 乂＿ 　 | 　八＼　 　 ,　ヾｹ　　 ;| >'⌒'''
　　 |　 Vハ!　　　　　 Y⌒～～'ノ｀Yｭｪ ＜(こ. ∠ΖZz､　 　 （しｲ　从个<　ー‐　 ｲ 　 　 |
　　 |　　V ハ　　　　　 V´ ￣　　 ノ イ{___))  ,4ｱ⌒`气Zｚ.,　　　 |　ハ 　ﾊi>ｰ　爪ﾘ人　,从
　　 |　　 V ハ　　　　　 V´　　　/　　ﾚ～～' [i{　　ﾊ　 ｀≒x､ 　 乂　 iy　 !　　ル彡ﾍ　＼ ｀ 、　　　　　　∠ΖZz、
　　 |　　　 Vハ　　　　　 ＼ 　 /　　ん～～' Ⅵ、/二､ 　　Xy　　　__rY　　水　　 亡)┬ミ　　ヽ__ﾉ)　　 />ア⌒｀≒x,__
　　　.　　　 Vハ　　　　　　∧　　　　　 Vﾊ V i ⅵ　二 i　 ハ气z{　　}ﾆ]＝ 厂)=＼]＝┤　K　ﾏ　　　　/）/　F=､　 ｀￣
　　　 .　　　　Vﾊ　　　　　/ ∧　　　　　 Vﾊ V} ｀≒ー/ ├-l_　　　ノ-］=／/い =]====ﾚ　! ﾞ＞〉　　 ,/）/　　‐― _
　　　　 .　　　 Vハ　　　./ / .∧　　　　　 V}　 /!　 ` 气止‐[　　 ⅵﾆ／　/ i}　＼===ノ　 ﾍ、（　　　/／　　　＼― _
　　　　  ＼　　 ＼ `ー '　/ /　 ∨´　　　_ .〉 ｲ__!　　　　 ｷ 厂＿ノﾉﾆr‐y'　 ｉ{ 　　＼={　 　 ﾉマZz彡~　　　　　　＼‐ _
　　　　　　 ＼　　 丶 ┏┓　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ┏┓   　 　 　 ＼‐+
　　　　　　　　＼　　  ┗╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━╋┛ 　　　　 　　 ＼>
　　　　　　　　　 `  　 ┏╋────────────────────────────╋┓  -_
　　　　　 ,､ 　 ,仁三  ┃｜　　　　　　　　　　 霊夢は幻想郷をぶっ壊すようです　  　 　 　 　 　 　 ｜┃   ＼>
＿＿＿ 　 } ￣｀ﾟ''＝ ┃｜　　　　　　　　　　 　  　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ｜┃
三三三三≧=ｪ-＿_  ┃｜　　　　　　　　　　  最終話　「True Pacifist Route」　 　　 　 　 　 　 　 ｜┃  7
..三三ｊ´￣／　　　　  ┗╋────────────────────────────╋┛  {
ヲ￣.::::::／ 　　　　　  ┏╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━╋┓ ‐)　　＿＿
::::::::::j..:′　　　　｀丶 ┗┛　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ┗┛ ‐' ／　 　/
　.　  /　　　　　　　　　＼　　 ヽ　 x_　　　 ｀　ﾊヽヽ､:::::　   ⅵ二二＼二二二ニニニニ∧　 ／ニニニニｷ　}〉 　　/
　.:　i　　　 {　　.|｛Ｘ^ｰ=ミ　　ｊ　く ヽΤ丁i　}　! 　　 ヽ;: '  人 /ｉ＼:i:i:i:i:i:i:i:/∧　　　　　　 　 　 /:i:i:i:i:i:ｉ:ｉ:∧_〕  { 　 ／
‐､　|.x　､　　　ト　:|-ｘ芹ｆ^7 ＼　i.　　　iヽ人iｿ　　　　_r㍉_ﾉ:i:i:i:i:＼:i:i:i:ｉ:ｉ:/∧　　　　　　　　/:i:i:i:i:i:i:i:i/:i∧_〕｝-'
　｀..|.爪　＼ _ ﾍ　:| 八ｔｿ ′　 } ﾊ　　　i V　ｊ   r㍉('⌒＞'⌒:i:i:i:i:i:i:i＼:i:i:i:i:i:∧_,,....,,_ 　　 ／:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:/:ｉ:}_〕
　　.|.|{　､　｛x弍､ヾ　 ¨´　 　　j′:::..　个{,イ　/ ⌒`'＜:i:i:i:i:i:i:i:i:＼:i:i:i:／:i:i:＜⌒＼＿＞'":i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:/_〕 ｝
　　.j八　ヽ　代ｔj　　　　　　  -‐…‐- 　 _　　 　　 　 　 ＼:i:i:i:i:i:i:i:i:／:i:i＞''"~"''～､、)＿:―――-ミ:i:i:i:/_ノ┘
　　　　 ＼ `圦 ヽ　　　　　　:i:i:／⌒＼:i:i:i:i＝－-----=ﾆ＼＿＿_:i／:: :: :: :: :: :: :: :: ＼:: :＼:i:i:i:i:i:i:i:i＼Lﾌ `ﾄ` 、
　　　　　　＼　＼　 ｰ’　　　∥　　 ＿ ＼:ｉ:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i／:i:i:i:i:i／:: :: :: :: :／:: :: :: :: :: :: :: :: :＼ミ:ｉ:i:i:ｉ:|_〕  ,| | ｀､〉
　　　　　　　　、　＞　　　∠ rrvへ/Vｼ´　｀`～､、:i:i:i:i:i＞⌒＞':: ::/:: :: :: :: :: :: :: :: :: |:|:: :: :: :: :: :ヽ＼:ｉ:|_〕ミﾉ
　　　　　　　　.ﾊ　 ﾘ ｀.ﾏ升  ⌒＞＜ ＿　　　／　｀¨¨´　／:: :: :: /:: :: :::/:: :: ::|:: :: :: :|:| :: :: ::|:: :: :: ﾏ:i:i:i:i:i:i:i:i＼
　　　　　　　　　.ｉ　.j　ゝ＿ .. ∥　　 ／　）＼__ー-ミ　 ⌒7 /:: :: /:: : : ＼:: ::|:: |: :: :: ::|:|:: :: :: |:: :: :: ::∨ｉ:ｉ＼:i:i:i:i:ヽ
　　　　　　　　  ,'　ﾉ　∨.v　<´　. ／　　 〕:i:i:ｉ:ｉﾉｒ㍉ ＼__∥{:: ::.γ〈|:: :: |::＼|:: |:: :: :: :Ｎ : : :: |:: :: :: :: :∨:i:i:i:＼:i:i:∧
　　　　　　　　 / /　　∧!　  ⌒７　　 　 乂／γ⌒'＜ハ)八:: ::乂人:: :ｨ作ミ从:: :: :: |/＿_:: |:: :: :: ＼:: ､＼:i:i:i＼:i∧
　　　　　　　 ノ ′ ／　..|　  ／　 　 ／⌒}⌒〈　　　　｀¨¨¨ﾉ＼:: :〈|:i＼乂ツ　 ＼:: :y=ミk:: :|:: :: :| : : ＼:｀`～､、:i:i∧
　　　　　　　　　r=z.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: 〈:i:i:ｉ:ｉ:∧^う＼　　　　　（⌒ヽr㍉⌒廴 　　　　∨ヒツ〉:: |:: :: :|:: ::八::＼:: :: : :｀`～､、
　　　　　　　　.:.:ゝ_ｿ.:.:.:.:.:.:.:.: ＿___ ノ＼:/＝乂⌒＞.,,　 　 (⌒てУ'⌒⌒〈 　　　 '　 　 / ∧|:: :: :|＼:: ::＼: ＼‐-　:: ::_:: ＼
　　　　　　　/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. （ ＜＿＿／／￣.:.／うぅ=‐） ／∥ : :: :: : ＼　-　 　ィ 〉':: 人: : :| 　 〈⌒)｀⌒):i:i:i:i:i:i:i:iト : ）
　　　　　　 ｛.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: ／　 ー‐ ／／|.:.:.:.:.:∧乂乂_人rう八:: :: :: :: ::〈 うT爪⌒八__厂 ＼:|＼　jン （／|:i:i:i:i:i:i:i:ｉ|:／
　　　　　　 ‘.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.／／ .:.:|.:.:.:.:/ﾆｆ「￣:: :: ::（〈　 ＼:: :: :＼:＼＼＿　　 八:: :: :: :: ::.::ー=⌒　|:i:i:i:i:i:i:i:ｉ|
　　　　　　　 ﾟ．.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: ＼　 /／.:/.:.:.人 .:/.::.:＼.:.:.＼.:.:.: ⌒〉⌒＼('⌒＼(.:.:.:.:.:.:.〈⌒´＼:: ＝－: ／⌒ 人:i:i:i:i:i:ｉ人
　　　　　　　　　　　　　　　　／　.:.:.:.:./.:.:.〈.:.: ＼.:.:.:.:.:.:￣.:.:.＞:匕:７⌒Y㍉ 　 ）＼.:.:.:.:/〕　　　｀¨¨¨¨´　　　(⌒メ刈う冖）
　　　　　　　　　　　　　　　　＼/.:.:／.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. ＼￣￣⌒＼.:.:.∥　　⌒うrく＼ ﾉ).:/У　　　　　　　　　　　｀⌒¨¨⌒¨´
　　　　　　　　　　　　　　　　　 ∨.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:}.:.:.:.:.:.:.:＼.:.:.:.:.:.::. ＼{i　　　　八　 ／／∥
　　　　　　　　　　　　　　　　　　|.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/.:.:.:.:＼.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.八ｪｪｪﾋｴｴ厂∨⌒´

　　　　 　 　 　 　 　 　　　　-‐''"￣￣￣￣　～､
　　　　　　　　　　　　　／　　　　　　　 ￣ニヽ　 ｀ヽ､
　　　 　 　 　 　 　 　 /／　 　 /　　／　　　　　　　　＼
　　　　　　　　　　　 ／　　-‐/　　 /　　 　 　 }　 ヽ　　 ヽ
　　　　　　 　 　 　 /／　 　 /　　 /　　 　 　 ∧　い　 　 Y
　　　 　 　 　 　 　 {／　　　j　　 ∥　　/　 l /　Y l　l　　　l
　　　　　　　　　　 ｛　 彡　 l　　　l　　/-‐/l l　　l -十-｜ }
　　　　　　 　 　 　 ｛￣　　 l　　　l{　/ l__/ ﾄl　　jﾊ从 j　}　!
　　　　　　　　　 　 弋　 ｰ-!　　　lﾊ,lx=气　 　 　 /汽ﾐ 从j
　　　 　 　 　 　 　 　 ＼　/l l　　l l《　{::’}　　 　 　｛ｿ/l /い
　　　　　　　　　　　　　　弋l l　　l l　 `冖　　　 .:、　 j l l　l }
　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 l l 　 l｜　　　　 　 　 　 ﾉ j l　ﾄj　　  それで、今回の命題は
　　　　　　　　　　　　　　 　 l !　｜l　　　　 -;;;ァ 　 ｲ ﾉ { ﾉ
　　　　　　　　　　　　　　　 八　　ﾄ|:::......__ 　 　 ／V} / /　　　　 「幻想郷の未来予想」ってことだけど…
　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ＼ l 廴r-､ノl￣　 　 ﾉﾉj/
　　　　　　　　　　　　　　　　　／l: `～彡: :j^＼
　　　　　　 　 　 　 　 r-‐ｧ‐'" 　 l＼癶 ／/　　`～r､
　　　　　　 　 　 　 ／乂/　　　　 ト　　r‐/　　　　　} (⌒＼
　　　　　　　　　　/: : [__l　　 　 　 l　 |　/　 　 　 　 j-〕: :/: ヽ
　　　　　　　　　 /: : :｛__l　 　 　 　 ! jl!/　　　　　　 jヽ 〉: : : :∧
　　　　　　　　 ノ: :{ : 〈　l　 　 　 　 ljll/　　　　　　 /-ソ: : : : : ∧
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ',.::::::!　!　 　 　 /　/.:::/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　  ',:::::|　| 　 　 ./　/:::/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ',:::|　|＿　 /　/.::/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　  ヽ!「 _ __V　./::/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　',」 ___ﾉ　 ﾚく
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　  "´ V　　　　　 ｀ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　!　, '　　　　　　ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　  !　' ,.ｨ　　　 　 　 ﾐ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　',　 `"　　,.　 -‐┼ '''"
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　  /　 　 ィ´,.　 -‐十 ''
　　　　　　　　　　　　　　　　まあ、未来予想もなにも…　 　　　　　　　　 〈 　 　ノ´ 　　,. イL
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　`ｰく_　　 ,.ｲ ,.ｲ.:::::.> ‐- ､､
　　　　　　　　　　　　　　　　ハピエン厨の>>1としては、　 　　　　　　　　　　　`y'´ イｿ/.:／.:.:.::::::::::::`,
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　  〃介7.:::!.:.:.:::::::/.::::::::::::::i
　　　　　　　　　　　　　　　　認められる未来は一つだけです。　  　　　　　　〃,fｼ//.:::!.:.:::::::/.:::::::::::::::::|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　  ,.ｲ/ ,fｼ//:イ.:.::::::::!.::::::::::::::::::::!
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,'.:.::l.,fｼ//.::/.::::::::::::ﾄ､.::::::::::::::::l
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 i.::::::!ｼ//.::/.::::::::::::::ﾄ.:ヽ.:::::::::::::〉
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 l.::::::!//.:. /.:.::::::::::::::.',.::::::::::::::::〈
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 l.:::::l/.:.:.:::::::::::::::::::::::.',.::::::::::::::::.',
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |.::::l..:.:::::::::::::::::::::::::::::',.::::::::::::::::.',
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |.:::::::::::::::::::::::::::::::.:.:　ﾊ.::::::::::::::::.',
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |.::::::::::::::::::::::::::::::.:.:. ﾉ　',.:::::::::::::::.',
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |.::::::::::::::::::::::::::::.:.:. 〈　　',.:::::::::::::::.',
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |.:.::::::::::::::::::::::::::::.:.:. L　ﾉ.::::::::::::／

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ｒz､── - ､ 　 　 　 　 　 , .-‐zｨ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＼ヽ: : : : : _＼＿＿_ ,,／ : : : lｼ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　} },＞''´:::::::::::::::::::::::::ヽ: : : : ｌｲ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼: :ｊ {
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ／／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽl ｊ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _,,ノ::/::/::/:::/::::::::::::::::::ヽ::::::::::::::::::::::ll 〉ー-..､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ￣//::::i:::::l:::|ヽｉ:::､::::l::::!:::::l:!::ｌ::::ｉ::::|ﾐｊ::::::::::::::ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ｌ::|::ｌ::|:::::|Vｰｌﾄ､::ヽﾄ､|ヽ从:ｊ_;ﾉ:::::!､ー-､::::::::l
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 l/VVト=|/Yﾊ　＼ｊ　　"´ｆ":Yi:::::ヽ,ゝ　|ヽ::/
　　　逆に、どんな者だろうと　 　　　　　　　　　　　　 　 ｊ:}: :} 込ﾉ　　　ー‐'' |: : !ｊ::::|::::| 　 |::::i|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　//ゞﾞﾍ　　丶＿　　　,'iｰ'ｆ::::::ヽ::ヽ　l:::::ヽ_
　　　拒まず受け入れる世界があったら、　  　 　 　 ﾚl/:::::::|＼　｀ー'　 ／/:i:::|:::i::::::〉V 　ヾ三ﾆ=
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 〈/:::::;'ｒ‐ｨ｀i ー''_´ｊｧl::/:::!::ﾉ:::/
　　　それはとっても素敵でしょう？　 　 　 　 　 　 　 , -l::::/ﾉ〈　ノY､´　　 ﾚ'::/ｲ ∨
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ｒｆ ￣｀／　/∨厶イﾉ⌒i ＼イノ∨:７ ､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 | ヽ／ 　 /: : : /_,,ノTヽｊ　　∨┘: / 　 ＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ＿ｒ┤　｀ ー/: : ／／　/　ヽ＿/ : : : ,'　　　_,, ゝ─┐
　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ＜_,,,丿 |､　 　 ,′:ｊゞ′　/　!　 ＼ : : : : !　ゝ´　　　　　l
　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ／　 　　､＼ 　|: : }〈　　/ 　 l　　　 >ｧ: :│/　 　 　 　 ,ｲ─ - ､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／　　　　　　ヽイ´l: : :ヾ＝ﾄ, 　 |,ｒ-ィノ´: : : ﾚｊ＿,ノ ／｀ｿ}）､ー ''´
　　　　　　　　　　　　　　　　　　/　　　￣￣｀ヽ 〉┘ |: : : : : : ヾz=ゝ⌒´: : : : : :/　 ヽ'´￣　 　 ＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　 '　　　　　　　　 ｀} 　 ﾉ: : : : : : : : : : : : : : : : : : :/　　　 〉　 　 　 　 ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　 /　　　　　　　　 　 ヽ〈: : :＼ : : : : : : : :＿: : ／:/、　　, '_￣￣ ｀ヾ　　l
　　　　　　　　　　　　　　　　,′　　　　　　　 　 　 !ﾉ､ : : : ヽ: :＿: : : : : : : : : : :l　／´　　　　　　　　|
　　　　　　　　　　　　　　　　l　　　　　　 　 　 　 ,､ｊ〉､｀ヽ､: :＿＿: : : : : : : : : :／/　　　　　　　　 　 l
　　　　　　　　　　　　　　　　l　　　　　　　　　 ,ｲ 〈ゝ､｀''ー - . . ,,_￣二ニゞ/ |: :|　　　　　　　 　 　 l
　　　　　　　　　　　　　　　　|　　　 　 　 　 , ｲ､ｊ ┘/ : ￣: : ''' :─: :---/　 !　ｰ' 　 　 　 　 　 　 　 |
　　　　　　　　　　　　　　　　| 　 　 　 　 ／:∪ : : : l: : : : : : : : : : : : : : : し'7|　　　　　　　　　　　 　 |

　　　┌────────────────────────────────────┐
　　　　　すなわち、霊夢の夢が成就し、

　　　　　幻想郷が五族協和の楽園となり、特段誰かが死ぬこともなく、

　　　　　近代化を成し遂げてあらゆる種族が現代科学と生命倫理の恩恵に与るルートです。
　　　└────────────────────────────────────┘

　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ',.::::::!　!　 　 　 /　/.:::/
　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ',:::::|　| 　 　 ./　/:::/
　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ',:::|　|＿　 /　/.::/
　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ヽ!「 _ __V　./::/
.　　　　　　　　　　　　_　　　　　　　　　 ',」 ___,)　 ﾚく
..　　　　　　　　　　　 | |　　　　　　　　"´ V　　　　　 ｀ヽ　　　　　　　　　 というか、そういう未来を創るために
　　　　　　　　　　　　| |　　　　 　 　 　 　 |　 !　, '　　　　ヽ
　　　　　　　　　　　　| |　　　　　　　　　　 !　' ,.ｨ　　　 　　 ﾐ　　　　　　　  彼女たちは頑張ってるんだよ、
..　　　　 　　　,-〈｀ヽＪ |　　　 　 　 　 　 　 ',　 `"　　,.　 -‐┼ '
.　 　　　　 /´⊂´￣ヽ　|　 　 　 　 　 　 　 /　 　 ィ´,.　 -‐十 ''　　　　　  という話を今までやってきたんですよね。
.　　　　　 ヽ_弋 入　｀　}　　　　　 　　　　〈 　 　ノ´ 　　,. 　､.;
　　　　　　 /　/　　　 /　　　　　　　　 　 　`ｰく_　　 ,.ｲ　　　 ＼　　　　　 じゃあ今回するべきことは…
　　　　　　 ヽ　　　 _丶 　 　 　 ,--－゛::::／::::| 〈　　 ／　　.|::::＼ﾞ''ｰ-::､_
　　　　　　　|_,.．-´ /::}　　　　/::::i:::::::::/:::::::::/∧。V￣＼　 |:::::::::＼:::::::::::::｀ヽ,
　　　　　　,zi_,.．-´:::::::|　　　 |::::/::::∠:::::／::|/＼丱／/ ヽ/|:::::::::::::::ゝ::::::::::::::::|::}
　　　　　　|。|::::::::::::::::::|　　／:::::|:::::::／:::::::::|　　 |＿/　　　.|―ー＜::::::::::::::::::::|:::i
　　　　　　|::::|::::::::::::::::::.|／::::::::::::|:::::|:::::::::::.|　 　 |;;|　　　　|::::::::::::::::/::::::::::::::::::|::::|
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　　　　　　 |::::::::::::::::::::::::::}:::::::::::::::|:::::|::::::::::|　　.|;;:::|　　　　|::::::::::/::::::::::::::::::/:::::::::}



　　　　　　　　　　　　　　ヽ. | !.|　 　 　 　 ,' ! ,'/
　　　　　　　　　　　　　　　ヽ !| !　,- -、 / !,' /
　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ`ヽ.l:`;';;| / ,'／
　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ (::___:;;)　/
　　　　　　　　　　　　　　　　_　,'　 　　 　　',. _
　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾌヽ ヽ /　 ／l
　　　　　　　　　　　　　　　　 ,' ヾゝ::::::::::::ｨﾌ ',　　　　　  「そうならないパターン」
　　　　　　　　　　　　　　　　| _ 　 　' l 　　 __L＿
　　　　　　　　　　　　　　' ´ﾆt-_　　‥ 　, _メ ､_　　　　 「霊夢の夢が潰えるパターン」
　　　　　　　　 ＿__._,r､　'´　　 _ｨl ｰ┴-'ヽ
　　　　　　 ／｀ヽ_j'､_ノ￣l!'´ヾ- ､＿｀_¨ 　 ｣､　　　　　  「幻想郷が楽園にならないパターン」の炙り出しです。
　　　　　 ∧　,ﾉ　 Yヽ　　l　　ヽ　　 　 7ヽ~ﾍヽ.､
　　　　　/-'´｢　ヽ　ヽｊ＿. l　　　ﾄ､ 　/〃ﾊ　 | ヽ ｀ヾ ､_
　　　　r'´, イ ヽ､ ｀,__,ｨ､__)|　l　 ヾヽ∧'〃ﾉﾞヽl　 ヽ　 ヽj｀ヽ
　　　 / '´　 ﾄ､　 Yrイ　 ∧l　',　　ヽ 　Tﾍ', 　 l _..ノ 　　l j　',
　　  ,′　 　.}､二ィ　}　/ 　 l　ヽ　 　',　|､､ﾍ.　| ＼　　／ }. ﾍ
　　  i 　　　　トz'_ノ,ｲ　　　　| 　 ',.　　', l､ヽﾍ　| 　 | 　　　 j/ l
　　　|　　　ノ ＼¨7/　　　　　l　　ﾄ､　 ヾ ､ヽ ',.l 　 lｰ- ／/　 |
　　　ゝ─'-- -r-`'　　　　　　ｌ　　',.ヽ　ヽ　ヽヽ!　 |￣　 /j 　 l

　　　　┌───────────────────────────────┐
　　　　　　まず、以前も少し触れた、

　　　　　　宮出口瑞霊を始めとした反逆の徒によるちゃぶ台返しが挙げられます。
　　　　└───────────────────────────────┘


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／{
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／　 /
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／　　 /　,ィ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　  |ヽ　/　　　 /／/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　  |　Y　　　 ／　/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　  |　 !　　　　 ／ -―ァ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,..!-..| ＿ ,_／´　　／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　!::::::Y: : : : !　　 ／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 >､_ヽ:_:_ノー ´￣ ｀　　.
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　  ／／　 ｀ヽ　　　　　　　　　 `　､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/ ./　　　　　ヽ　　　　 ｀ヽ.＿　　　　｀＿､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /　.'　　 / ,　　∧　　　　　　＼　￣￣｀ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /　/ヽ`　'　 　' ´ ‘. 　　　　　 　ヽ　 　 　 　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.' 　!　　　　 / 　 　 |　　　　＼　 　 ＼　　　　　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|　.ﾊ. 　 　 /　　　,.イ ヽ　　 　‘ ､　　 ‘.　　!―　-ヽ
こんなクソガバでガッタガタな秩序、　  　　　　　　　　　|/! ∧｀ヽ　　 ィ芹::::|　　＼　　 |　 ` ー ヽ　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|　　芹､　　　 r'＞|　 　　|ヽ　!　　　　＿＿　＼
近いうちに流血を伴って崩壊するに決まってる！　  　　i∧ハt'}: : : :　´, , .! 　 ∧|　ヽ{　　　 r､{　　　￣
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ‘. :!, ｀　 　　_,　|　 .'　{` 　 　 !￣｀
だから私は、この「不自然な秩序」が崩壊する前に、　  　　‘. ゝ. 　 '´　　,.! ./　 ∨./｀ヽ|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　‘.{　｀＞- ´ :|,ｲ　　 ∨
もう一度幻想郷を元の混沌とした状態に戻そうとしたのさ！　 　　　　　　_ ,!　 ,≠=､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　  //' 　/'　　 ‘.
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 //'　 /'-t'＿ _∨!
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /'´:¨:´: : : ､ : : : : :‘.
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /: : : : : : : : :ﾍ: : : : : :‘.
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.'二二二二 二ﾍ二 二‘.
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /: : : : : : : : : : ::::::ﾍ: : : : :‘.
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　  /: : : : : : : : : : : : /　ヽ : : : ‘.
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.:'￣￣￣￣￣￣/!　　 ‘.二二､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /＿＿＿＿＿ _ /_:{　　　 ヽ: : :!:＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /: : : : : : : : : : : : : : : !　　　 　 >' : : :ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.'ー-　　＿＿＿＿:_:_:|　 　　／.ー､／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /　　　　　　　　　　　　|　 　/.`.- .／

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┌─────────┐
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　挙げられますが…
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　└─────────┘

　　　　　　　　 ,-、　　　　　　　　　 　 　 _
　　　　　　　　 | r、、　　　　　　　　　 ／ l
　　　　　　　　 l ｌ::::.、 、　　　 　 　 ／.:: /
　　　　　　　　 | l::::::::、 }r -‐-、 ／ .::: /
　　　　　　　　 ヾ 、:::i /lト ---'|/ .:::::./
　　　　　　　　　　', V/::」＝=＝l ::: ／
　　　　　　　　　　 >　 ゝ‐----' '<
　　　　　　　　　 /　　ノ　　 　 ＼_、　　　　　　この線は薄いでしょ。
　　　　　　　　　,'　 　　●　　　● ;
　　　　　　　　 ≧⊂⊃　（__人._）≦　　　　　　 瑞霊ちゃん以外に明確な反革分子知らんし。
　　　　　　　 i⌒＼ 　 　　（_.ノ　　 ﾉ_／⌒)
　　　　　　　　_　　 ＞　　＿＿　イ::ヽ ／　　　心配する必要はなさそうですね。
　　　　　　　　∧__,ﾍ}:::::::::l＞＜l :::::::::::ﾉ
　　　　　　　　ヾ_:::ッﾘ ::::::::＼／::::::::>''´


　　　　　　　　　　　　　　　 __,､丶`　 ￣~ﾟ"''～､、
　　　　　　　　　　　 .　　'"　　　　　　 　 　 　 　 ＼
　　　　　　　　　　 ／　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ＼
.　　　　　 　 　 ／　　　./　 　 　 　 |　　　　　　　　　 　 ,
　　　　　　　　　　　　 ./　　　　 　 /|　　 　i　　　　　　　 ′
.　　　　　　 /　　　　　　　　　　　/ .|　　　 |　　　 　 |　　　 ,
　　　　　　　　　　　　 | 　 　 　 ├≫==ミ､ﾊ　　　　∧　　　′
　　　　　　　　　　　 | :|　　{　　 〃γ⌒ヽヽ Ｖ　.}　,≫=ミﾄ､ |
.　　 　 　 |　　　　　:| :|　　{､　　:{　{::::{ }:: } 　 ∨} /.γ　ヽ } j
.　　 　 　 |　　　／⌒ ﾄ.　 { ＼　{　乂___ノ　 　 ヽ'　 {::::{}:::}} :|
.　　　　　 |　　/　/⌒_| ＼{　　≧=-　　　　　　　 　 乂__ノ{ :|
　　　　　  |　 :{　　　(＾{　　 　 　 |　　　　　　　　　　　　　　｀Y
　　　　　  | 　 ＼　 　 '.　　　　 .:{　　　 厂￣　　　　　 　 　 八
　　　　　  |　　　 ≧=‐-Ｖ　　　 .{ 　 　 { 　 　 ﾉ　　　　 　 .ｲ!　　　　 えぇ…
　　　　　  |　　l　　 　 　 ∨ 　　:{　　　 ｀　　´　　　 　 .イ　 |
　　　　　  :.　 ﾊ　　 ｉ　　:{ ∨　|　､ ..,_ 　 　 __,,,...｡s≦ |　 　 !
　　　　　　 '.　{ ∨　ﾊ　 :{､　 ､:{ ﾄﾍ{ ､　 　 ﾊ ﾊ　 .ﾊ　.! ﾊ　 }
　　　　　　　＼　∨{　＼{　ヽｨ＼'~{ ､ ≧ｰ'　}　'.　{　'.ﾉ/ .} ./
　　　　　　　　　　 ＼　 , ｰ'"　　　 '.　≧=-ｲ ヽ Ｖ　 jｲ　ﾉｲ
　　　　　　　　　　　　  ,.∨　　　　　 ヽ､　　　 } `}ﾍ
　　　　　　　　　　　　/: :.∨　　 　 　 　 ＼　 .}　 !ｲ
　　　　　　　　　　　 /: : {: :∨ ､　　　　　　 ＼ﾉ　 | !､
.　　　　　　　　　　 ,: : φ: : :ヽ ＼　　　　　　 ハ .j |:.i
.　　　　　　　 　 　 ｉ: :.:.| : : : : :.＼ ` 、　 　 ./　 }//: |

　　　　　　　　┌──────────────────────────┐
　　　　　　　　　　>>1が一番恐れているのは、霊夢自身の闇堕ちルートです。
　　　　　　　　└──────────────────────────┘

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,．-ｧ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,.斗ｧ_,.．＜ : :/　_,
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,.．彡＜ , ＜ : : : : _,斗''"/
　　　　　　　　　　　　　　　　 ,.イ／: : : ／ : : : :ﾑ＜: : : : :ﾑｫ
　　　　　　　　　　　　　　  r'´: :/ : : : :/: : : : ／ : : : : : : : : /
　　　　　　　　　　　　　　  >: : V : : /: ;ム彡=ミ: : : ,.－､ ﾑ
　　　　　　　　　　　　　　　ﾞﾒ､r弋ﾐﾑｲ　　　_,.　ゝ: :| {　 Vﾑ､
　　　　　　　　　　　　　　　  ゞ{　　　　　 ,∠.、　｀ヾ! 寸 l Y´
　　　　　　　　　　　　　　　　　 V-､_　　´ 込ｿ　　　　ｿ ﾊ､l
　　　　　　　　　　　　　　　　　  V 迅　　　　　　　　　ﾔ　ﾊ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ヽ　|　 ,　　　　 　 　 j　　ﾊ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ヽ｀ _,.．≦ﾞヽ　　 /　,斗≦ヽ_
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　  ヽヽ:::::::::::::j　 /≦、＜_,.ﾑ-ヽ、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ｀ ､ｰ ''"　,ｲ/ 　.l'^´:::::::::::::::::丶、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　  Y-ャ'ｨ:/　　,':::,.ﾑ-=＝＝＝=ヽ.、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,〈;;／::/､　 /｀ヽ､_:::::::::::::::::::::::::::::::ﾍ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　  ,.ｲ;,ｲ',__/ 　 ノ　　 　 `，ｰ-:､_::::::::::::::∧
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,ｲ;;ｲ::::::У 　 │　　 l　 　｀Y::::::::｀ﾞ:::::::::::∧
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　  ,ｲ;;.ｲ:Ｏ／　l　Y/　　 ,′│　 }:::::::::::::::::::::::::::|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　  /;;;/::::::::{　　 ヽ.l'　　 ノ　　j 　λ::::::::::::::::::::::::::l
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /;;/:::::::／ヽ　　　｀ミ< 　 ／　 /│:::::::::::::::::::::::,′
　　　　　　　　　　　　　　　　　 /;;/::::::,ｲ::::::::::ゝ-- ､＿）~ー'"ﾌ´ /:::::::::::::::::::::::/l
　　　　　　　　　　　　　　　　  /;;/:::::,ｲ:::::::::::::::∧ヽ＞､＿, イ　 ,ｲ:::::::::::::::::::::,ｲ:,′
　　　　　　　　　　　　　　　　 i;;∧::/:::::::::::::::::::::::::ヽ、ゞく o ,. イ::::::::::::::::::::::,ｲ::/
　　　　　　　　　　　　　　　　 l∧:/::::::::::::::::::::::::::::::::::｀¨弋´:::::::::0:::::::::::::／:::::,′
　　　　　　　　　　　　　　　　 lj::/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::` ＜:＿;＞彳::::::::,′

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　【豊臣秀吉】


　　　　　　　　　　　　┌─────────────────────┐
　　　　　　　　　　　　　　死ぬほど優秀だったかの太閤殿下すら、

　　　　　　　　　　　　　　老いさばらえた結果どうしようもなくなりました。

　　　　　　　　　　　　　　今日有能な人間が明日も有能とは限りません。
　　　　　　　　　　　　└─────────────────────┘

＼　ｼﾞｬﾗｼﾞｬﾗｼﾞｬﾗ　／　　　　　　　　　　　　　＼　　ﾘｰﾁ！　/
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
(＿＿＿＿＿_(＿＿＿＿＿__i＿＿＿＿＿__)＿＿＿＿＿__)＿＿＿＿＿__)
|　{iニi二iニｉ}　|　{iニi二iニｉ}　|　{iニi二iニｉ}　|　{iニi二iニｉ}　|　{iニi二iニｉ}　|
|０r=======ｧ0|０r=======ｧ0|０r=======ｧ0|０r=======ｧ0|０r=======ｧ0|
|　ﾚ ￣￣ ヽ|　|　ﾚ ￣￣ ヽ|　|　ﾚ ￣￣ ヽ|　|　ﾚ ￣￣ ヽ|　|　ﾚ ￣￣ ヽ|　|
|　|｡：[ ::. ]：｡|　|　|｡：[ ::. ]：｡|　|　|｡：[ ::. ]：｡|　|　|｡：[ ::. ]：｡|　|　|｡：[ ::. ]：｡|　|
|　ﾄ､i＿＿iノ|　|　ﾄ､i＿＿iノ|　|　ﾄ､i＿＿iノ|　|　ﾄ､i＿　 iノ|　|　ﾄ､i　,,,,､ 　|　|
|　l　／■＼　 |　ﾄ=======|　|　ﾄ=======|　|　ﾄ 　∧ｗ∧　　)　 ﾊﾘﾘﾘﾊ　｜
|　{ （　　　 ｀）}i|　{ノ三ｉ三ヽ}　|　{ノ三ｉ三ヽ}　|　{ ｡（´,,　　 ） （　 （´川iリﾙ　|
.　 /￣￣ヽつ｣|　|｢/￣￣ヽ|　|　|｢/￣￣ヽ|　|　|｢とi/￣￣ヽ ･━と/￣￣ヽ
二 |　　 　 |-､　二 |　　 　 | 二二 |　　　　| 二二 r‐|　　　　|二/⌒|　　 　 | 二
　　ヽ＿＿ﾆ}__）　　ヽ＿＿ﾉ_）　　 ヽ＿＿ﾉ　　　（_｢ニ＿＿ﾉ （＿｢ニ＿＿ﾉ8o8｡
＿__　　||　　 ｡o｡。　＿ ||＿　＿＿＿　|　＿　｡8o8｡　　||　　 ｡o｡。　||　 |￣i￣|
　　　 =＝=　|￣i￣|　 =＝=　　 　 　 =＝=　 |￣i￣| =＝=　 |￣i￣| =＝|￣i￣|
　　　　　　　　￣￣　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ￣￣　　　　　 ￣￣　　　　￣￣


　　　　　　　　　　　　　　/'''￣￣￣￣＼
　　　　　　　　　　　　　 l　　　　　　☆　 '､
　　　　　　　　　　　　　l　　＿＿＿＿_-､|　　　　　＜　撃てぇーっ！
　　　　　　　　　　　　 l_, /'''　　　　　　＼ﾆ=ﾆ=-
　　　　　　　　　　　　/　l　　　　　　☆　 '､、
　　　　　　　　　　　/　l　　＿＿＿＿_-､|!
　　　　　　　　　　/　　l_,/'''　　　 肆　＼=ﾆ=-
　　　　　　　　　　/___/　l　　　　　　☆　 '､、　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ズダダダダーーーンッ！！！
　　　　　　　　　　　/　l　　＿＿＿＿_-､|!,　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　l　, '
　　　　　　　　　　/　　l_,/'''　　　 参　＼=ﾆ=-　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　ｊ!,ｒｙ'/' ,　'
　　　　　　　　 _／/__/　l　　　　　　☆　 '､、＿|＿　　　.;,________＿＿＿＿　　　　　　　　　　　　　　　　┌t ＼,ﾊ'ι'(´ｒ '､､
　　　　　　　 ／　　/　 l　　＿＿＿＿_-､|　!' ,l ｒ「￣「┴--:'!''''┴-ｰｰｰｰ'┤l三三'''''''''''''''''''''''丁 lﾆﾆニﾆﾆl = ) l　, '.:; ,: . : : .
　　j'￣￣￣|　　　/　 l_, /'''　　　 弐　＼ﾆ=ﾆ=-　＿,ｒ'　￣￣':,,＿＿,,,,,,,,......ｌ..l!--------ｰｰｰｰl:::ｌ　　　　　／ｊ!,ｒｙ'/' ,　'､ﾞ´
　　|.　　　　ゝ__／/___/　l　　　　　　☆　 '､、＿|＿　　　.;,________＿＿＿＿　　　　　　　　　　　　　　┌t＼,ﾊ'ι'(´ｒ '､､
　　 !　　　　　／　　/　l　　_,――――-､|!,:l ｒ「￣「┴--:'!''''┴-ｰｰｰｰ'┤l三三'''''''''''''''''''''''丁 lﾆﾆニﾆﾆl= ) （l　, ':; ,: . : : .
　　j'￣￣￣|　　　/　 l_,―＝＼＝＝／ﾆ=ﾆ=-　＿,ｒ'　￣￣':,,＿＿,,,,,,,,......ｌ..l!--------ｰｰｰｰl:::ｌ　　　　／l ｊ!,ｒｙ'/' ,　'ﾞ´
　　|.　　　　ゝ__／/___/　/　 ● 　　 　●ﾞ、＿|＿　　　.;,________＿＿＿＿　　　　　　　　　　　　　　　┌t　＼,ﾊ'ι'(´ｒ '､､
　　 !　　　　　／　　/　　|　　 　　l´　l　`l　!,:l ｒ「￣「┴--:'!''''┴-ｰｰｰｰ'┤l三三'''''''''''''''''''''''丁 lﾆﾆニﾆﾆl= ) （l　, ':; ,: . : : .
　　j'￣￣￣|　　　/　　　| 　　 　;;｀-´`-´;/ ﾍ　＿,ｒ'　￣￣':,,＿＿,,,,,,,,......ｌ..l!--------ｰｰｰｰl:::ｌ　　　　　 ／lｊ!,ｒｙ'/' ,　'､ﾞ´
　　|.　　　　ゝ__／/___　　/＞　　　 　 く __|＿|＿　　　.;,________＿＿＿＿　　　　　　　　　　　　　　　　┌t ＼,ﾊ'ι'(´ｒ '､､
　　 !　　　　　／　　_,l'´　ﾞ'::､ ﾞﾞﾞ'';;r:;'lﾆﾉ' ﾞ'' ,:l ｒ「￣「┴--:'!''''┴-ｰｰｰｰ'┤l三三'''''''''''''''''''''''丁 lﾆﾆニﾆﾆl = l　, ':ノ.:; ,: . : : .
　　j'￣￣￣|　　　_r'′　　　　ﾞ':'′ !　ﾞ′　 ﾍ　＿,ｒ'　￣￣':,,＿＿,,,,,,,,......ｌ..l!--------ｰｰｰｰl:::ｌ　　　　　　ｊ!,ｒｙ'/' ,　'ン'､ﾞ´
　　|.　　　　ゝ__／　　　 ,''　　　　＿ ＿＿＿|＿　　　.;,________＿＿＿＿　　　　　　　　　　　　　　　　┌t ＼,ﾊ'ι'(´ｒ '､､
　　 !　　　　　／　　　 ,,/　　　|工ll●..............:l ｒ「￣「┴--:'!''''┴-ｰｰｰｰ'┤l三三'''''''''''''''''''''''丁 lﾆﾆニﾆﾆ= ) （;::ノ.:; ,: . : : .
　　j'￣￣￣|　　　　　　ﾞ'':..,‐'"　　　　　　　　　＿,ｒ'　￣￣':,,＿＿,,,,,,,,......ｌ..l!--------ｰｰｰｰl:::ｌ　　　　　 ／l ｒ'ヾ､ｒ'ン'､ﾞ´
　　|.　　　　ゝ_　　　　　 ,ｒ' ｀ﾞ': 、ｮ―''''''''''￣￣ﾞ'､ !　　　　_/　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 l´し'､ノ　`
　　 !　　　　　""'::..,,　　l　　　　ｌl′　　　　　　　　`'--....r''ﾞ´　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　`
　　 !　　　_,..-‐''ﾞ´ 　　ii.._　　_..l
　　 !....-'"´　　　　　　　　￣

　　　　　　┌───────────────────────────────────────┐
　　　　　　　　また、人間は背負ったサンクコストに報いようとする癖があります。

　　　　　　　　ギャンブルで元金を取り戻そうとするように。

　　　　　　　　戦争で戦死者が増えるほど互いに停戦しづらくなるように。

　　　　　　　　サンクコストはエントロピーとして、時間が流れる程増え続け、その者を雁字搦めにします。
　　　　　　└───────────────────────────────────────┘

　　　　　　　　　　ヽ. | !.|　 　 　 　 ,' ! ,'/
　　　　　　　　　　　ヽ !| !　,- -、 / !,' /
　　　　　　　　　　　　ヽ`ヽ.l:`;';;| / ,'／
　　　　　　　　　　　　　ヽ (::___:;;)　/
　　　　　　 　 　 　 　 　,'　 　　 　　',. _
　　　　 　 　 　 　 　　 ﾌヽ ヽ /　 ／l
　　　　　 　 　 　 　　 ,' ヾゝ　　　ｨﾌ ',
　　　　　　　　　　　　| _ 　 　' l 　　 __L＿　　　　 そうやって人は、自然と堕ちていってしまいます。
　　　　　　　 　 　' ´ﾆt-_　　‥ 　, _メ ､_
　　　　 　 　 　 　'´　　 _ｨl ｰ┴-'ヽ　　　　　　　　 しかし、対処法は単純。
　　　　　　　　, .-‐- くJ＼　ヽノ　／ゝ-rr- ､
　　　　　　　/Y　　,r　､ `ｰ r'"^〃 ､　　つヒヽ　　 道を間違えたときに
　　　　　　,ﾉ '^`　i!　=ﾃﾐ i' 漫ﾆ　　ﾐ､ ='"^ヾ　}
　　　　　,/ ''=''" ﾉ-‐'ヾ-人,,＿＿ノnm､''::;;,,　 ｲ　 頭を引っ叩いて諌めてくれる友を持てばよいのです。
　　　　 i!　　　,∠-―-､、　　　　　`ｰ'ﾌヾ、　　j
　　　　f'´　　　 ﾉし　　 ｀丶､ ｰ=ミ-JE=-　　/
　　　　ヾ=ﾆ- 彡＾　〃　　　,,＞､、`''ｰ-::,,_,,ノ
　　　　　 ｀`ー--┬:, ''"~´フ ソ´｀7'' ''"´
　　　　　　　　　　 ,に （｀ﾞﾞ´ノ　　 f^ヽ
　　　　　　　　　　,ハ　　　 ,ｨ'　　　,;-ゝ、
　　　　　　　　　 /ミ`ｰt!,＿,ィ-‐彡''"^ヽ
　　　　　　　 　 /　 ヾ::::::::::::::::r''"　　ぃ ;}

　　　　　　　,,..-‐''"ー､　　　　　　　 ／ヽ
　　　　　 ／:::::::::::::::::::::＼ 　./｀"'‐''"　　 l　　　　 　 ,,..-‐'"ゞ　_
　　　　／::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ.i　　　 　 　 /　,,..-‐''"´:::::::::::::斗´;:;｀ヽ､
　　　 !:::::::::/￣ヽ::::::::::_:::::::::ゝ　　 ﾍ　　/／:::::::::::::::::::::::::::::::::l:::::::::::::::ヽ
　　. /:::::::::ヽ　　 〉::::!´ ヾ:::::::ヽ　 ゝ.l　 i/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ::::::::､::::::ヽ､
　　/::::::::::::::冫､　`-'　　 冫､　ヽ　 /｀"'‐､,,..-‐'"´￣ｱ:::::::::::::::::`ー'::::::::::::::＼
　　!:::::::､''"´　 ｀､　ヾ　 /__τて:｀へ _ _丿r=ｱ　　 .〈::::::::::::::::::::::::::::::,,..-‐''"´:ヽ
　　ヽ::::::::｀〉　　　　　　　／/´/ー'.､ 　/ヾ｀"'‐､　　 ヽ､::::::::::::::::::::/´::::::::::::::::::::ヽ
　　　.＼::〈　 　 　 　 　/　〈　ﾊ　l´　､ ,　 ヽ_,,.. _｀"'‐イ｀"'::::::::::::/､_:::::::::::::／"｀::｀"'ｧ
　　　.　 ＼て　　　 ヾ‐ゝ　 〉i .乂　　冫､ 人　 ヽ丶_ _｀､__ヽ､:::/　　`ー‐'　 　 ）)::丿
　　　　　／ヽ____,,　　,　 〉　ゞく　 ヽ　i　ヽ, ._ヾ,　冫ヽ　l｀i＜｀"'‐‐､　　　　　　( ヾi
　　　　　ヾ　　､　,,..　　 ヽ　i　 〉-.､ ソ　丿r'"｀＞ｭ､ .〉 i ヾ‐''"／ヽ:ヽ､　　　　 ) /
　　　　　　 ~`┴　 ゝ--‐イ　/ハ{.ﾊ　　　　　ヽ- 'ﾞ! / 丿　〉ヾ　　 .i:::::::ヽ
　　　　　　　　　　　　　　 ／ﾉ　 lゞｿ　,　　　　 　丿ヾ i 　 ヽ .ヽ 　 ヾ::::::::｀"'‐‐､
　　　　　　　　　　　　　　ヽ　i / .i　　　　　　　　 ヽ　ソ　 / 　　 ヽ　　｀"'‐､_::::::::ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　〉 ヾ　ヽ　　-‐　　　　イ彡 ヾ i　　　　 冫‐､__,, 　 〉::::::::冫
　　　　　　　　　　　　　　　ゝ,,..-''｀ヽ｀iｰr= 7 ´∠__r-‐''"´￣｀､/´　､_　　￣ヾ::::::::l
　　　　　　　　　　　　　/´￣　　　／ゝi｀ﾆｌ´~彡ﾒﾉ/ 　 　 　 　 ヽ｀‐､ ｀　　　 ヽ:::/
　　　　　　　　　 　 　 / 　 　　 ／:::::::::` ー ‐(ｿ)::::i 　 　 　 　 　 ﾄ‐､　,,.._　_,.-´:::l
　　　　 　 　　 　 　_,./ "ｱ　　/::::::::::::::::::::::::::ノソ::::l　i　　　　　 　 ヽ　 ヾ::::::::::::::::::l
　　　　　　　　　　/∧/ヽ　　/:::::::::::::〇ゞ::::（ﾉﾝ::::::i　',　 　　　　　 /,,..-､,,..::::::::::::丿
　　　　　　 　 　 // /llllllllヽ/:::::::::::::::｀´::::::ィ´ソ::::::ヾ　 /｀ 　 ､_ _,/　　　　`ー‐‐'
　　　　　　　　 // /llllﾟlll｀ll7::::::::::::::〇ゞ:::丿ﾘﾉ::::::::::::ヽ_｀/　　　〈
　　　 　 　 　 // /llll〃llll/:::::::::::::::｀´::::::::介､:::::::::::。:::::ヽ　　　　ヽ
　　　　　　　// /llllヾﾟllll/:::::::::::::::〇ゞ::::::::::::::::::::::::::::::::::/ |　　　 　 i
　　　　　　 ゝ /lll卅llllll〈::::::::::::::::｀´:::::::::::::::::::::::::::::｡:::::〈　 ',　　　　 ',
　　　　　　 `‐'llﾟllllll。lllllli:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l 　 ',　　　　 l
　　　　　　　`､ヽlllllll, '^ゝ==､:::::::::::::::::::::::::::::::::i¨`。::::::::〉　. !　　　　 ゞﾍ
　　　　　　,,..ゝ￣`く ´ /:::::::::｀"'ー===＝＝".i､丿::::∠　 _/ゝ_______ソｱ
　　　　 　 〉　ヾ,　　　/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|´::::::ｿ:::::::ヽ　ヾｲ｀‐'＾ヽ､ﾉ
　　　　　　ゝｿ,__r,,..-/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｡::::i:::::::ﾉ:::｀::::i::ヽ　 冫　　　ヾ!

　　　┌─────────────────────────────┐
　　　　　霊夢にはちょうど、魔理沙がいます。詳述はしませんが、彼女は、

　　　　　結構エグめの騒動を起こして霊夢に捕縛された宇佐見菫子を

　　　　　マミゾウと共謀して秘密裏に外の世界に逃したりと、

　　　　　霊夢の軌道修正をしているシーンがしばしばあります。
　　　└─────────────────────────────┘

　 　 　 　 . ヽ. | !.|　 　 　 　 ,' ! ,'/
　 　 　 　 　 .ヽ !| !　,- -、 / !,' /
　　 　 　 　 　 .ヽ`ヽ.l:`;';;| / ,'／
　　　 　 　 　 　 .ヽ (::___:;;)　/　　　　　　　  指導者には、間違った行動を
　　 　 　 　 　 ._　,'　 　　 　　',. _
　　　 　 　 　 　 .ﾌヽ ヽ /　 ／l　　　　　　  批難し、正してくれる者が不可欠なのです。
　　　　　　　　　,' ヾゝ　　　ｨﾌ ',
　　 　 　 　 　 .| _ 　 　' l 　　 __L＿　　　　 霊夢の行動を頑なに諌めた映姫のような。
　 　 　 　 . ' ´ﾆt-_　　‥ 　, _メ ､_
ー―-､ _r　'´　　 _ｨl ｰ┴-'ヽ':,ヽ、...　　　  霊夢の行動を無視し独断で行動する魔理沙のような。
　　　　　＼　 ＼　　　r ､　卜、 l⌒!　.r‐､ _
　　　　　　 l　 　 ＼　ﾉ　| ￣　l/　/　/　/　〉
＼　　　　　|　　　　 〈　 丶__／　/ ／　/　/＼
　 l　 　 　 ﾉ　　　　　 〉　　　　　¨´　／　ｲ　 /


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,. 　 '　 ￣　　'　 .,
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,　'"　　　　　　 　 、　 ｀' .、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　  ／　,.:'´　　 　 　 　 　 ヽ　 　 ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　  〃　,:'　　 　 i　　　　　　　 ':,　　　゛
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/　　/　　　　∧　　　i　　　　 ',　、　 ',
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,'　　 　 　 　 /　ｉ　　　l　‐-:ﾄ、 i!　'; 　 !
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ｉ　　　 i　ｬ'T |　 |　ｉ　/|　　 |　刈　 !:　 |
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 !　　i　ﾊ　! ﾄ,|　 ∨|/　ｋf斧气x|!　 l 　 |
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 l　!　ゝ|,ｋf斧气,　　　　　ら:ﾟ: ﾘ |　　}:　 |
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 X|＼, 伐 ら:ﾟ:: }　　 　 　 ゞ= '　| 　 ｌ　　|
　　　　ということは、霊夢には諫言役が　 　　　　 /　　 { ゞ=- ゞ= '　　　　　　　""/　　l　i　|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 i 　 　 ゞ圦　""　 　 r　 ┐　　 /　　/ / 从
　　　　ちゃんといるんじゃん！　  　　　　　　　　　 |ｉ　　;!　|_,Lゝ., 　 　 乂 ノ　 , ィ　 ﾘｲィイ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 lﾊ　 lﾚ´　　 　 ≧z- -zt≦ｰ/　∠.,_
　　　　じゃあやっぱり大丈夫じゃないの！　  　 ＿,L∠=-―一1}　ｉ　ﾍ l! /　/ィ": : : : `'ー――z, 、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　  ,ﾉ(　｀,ﾆ＝‐: : : : : li{　i _,.rﾞ''く,_ ｉ　}i|: : : : : : : ‐＝ﾆ′ {
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ﾉ(_　ｌ: : : : : : : : :.:/}／.:ll| b |ll:.＼{ﾍ; : : : : : : : : :./　 ﾉ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,ﾉ(　 '; : : : : : :.／_/.: : :ll| b |ll: : : ゝ,jy: : : : : : : /　 ﾉ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　八　 ＼: : ／ ,f´ﾞ*'^*"| b | ﾞ'*'^*"`jy: : : : ／ _,ノ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 `ｰz__]i`＜: ﾞ'*:,x,*'"`ｰ'^'*:,x,:*''": ;＞イ _,.ノ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　  {　ゝ、　`ｰ::.,_: : : : : : : : : : :_;.:ｲ~　 _,.ﾌ｀ﾌ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ゝ 、 `ｰ　、　`ｰ'^ｰ'^ー''" __,.r‐''"　_,.ノ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　`ｰx　　`ｰ'^ｰ'^ｰ'^ー''" ＿,.r‐''"
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ￣`ｰ'T'=ｲ`ｰへーﾍ,_
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|　 |: 　 　 ＼　!
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|　ﾉ:　　　　　`′
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　¨´

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ',.::::::!　!　 　 　 /　/.:::/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ',:::::|　| 　 　 ./　/:::/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ',:::|　|＿　 /　/.::/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ヽ!「 _ __V　./::/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　',」 ___,)　 ﾚく
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　"´ V　　　　　 ｀ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 !　, '　　　　　　ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 !　' ,.ｨ　　　 　 　 ﾐ 丶
　あとは…少し逸れますが、　 　　　　　　　　　　　　　　　',　 `"　　,.　 -‐┼ ' )
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/　 　 ィ´,.　 -‐十 ''/
　霊夢が博麗の巫女を辞めたあとどうなるかも、　  　〈 　 　ノ´ 　　,.　　/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 `ｰく_　　 ,.ｲｧ''"´ ／ ,/~
　わりかし未知数です。　  　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ,.ゝi`y'´ l,,.ィ'",:ｧ／:::
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／7Ｖ　,!　 l",, ='／::::::::
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／/:::l/　 ﾊ　 l,,ｨｧ"_:▽-‐
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　, ィﾆ´::〈v::f ,;　fﾘ　,l／｀´:::::,r:'"

　　　　　　　　　　┌──────────────────────────────┐
　　　　　　　　　　　　霊夢は人間として普通に余生を過ごすことを望むかもしれませんが、

　　　　　　　　　　　　紫は霊夢みたいな有能を捨て置きたくはないでしょう。

　　　　　　　　　　　　もっと永く、郷に貢献してもらいたいはずです。
　　　　　　　　　　└──────────────────────────────┘


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＿＿
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／　　　　ヽ
　　　　　　　　　　　　＿＿　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿　　　 |　仲　.魔　ｌ
　　　　　　　　　　 ／ 　　　＼　　-―――　-　_　　　　　　　　　　　　　　　 _ ‐/　―― ヽ --ﾄ　間　理　|
　　　　　　　　　 /　　　　-=ﾆ丶ニニニニニニﾆﾆ=‐ ､　　　　　　　　　- //// !///先　/ 1// !　に　沙　!
　　　　　　　　　,'　 ,進 = 報ニ !ニニニニニニニニﾆ=＼　　　　　∠/////// |// 代　/ 1//∧////達 /
　　　　　　　　　i!　 み ﾆ いニ lニニニニニニニニニニﾆ＼　 ／//////////l// の　//1/// へ ＿ x
　　　　　　　　　il / 続 ﾆ る二 lニニニニニニニニニニニﾆ∨////////////l// 子 // 1<////////ﾊ
　　　　　　　　　il ﾆ け ﾆ たニ !ﾆニニニニニニニニニﾆﾆ‐//////////////l// に ///l</////////ﾊﾞ
　　　　　　　　 ｨil ﾆ る ﾆ めニ !ニﾆ=‐／ニニニニニニﾆ=// // ///////// l<// ///／///////////ﾊ
　　　　　　　　/ li ﾆ ん = に ﾆ7ﾆ=‐∠ニニニニ=7""ﾞ‐=７/ /　/////////∠ _＿_ ／//////////////ﾄ､
　　　　　　　イﾆli ﾆ だ ニﾆﾆ / ﾆ／ニニニ∠ニ/　　....:.7/　/////∧ ＼//// ＼　///ー＼/////////ハ
　　　　　　/〃ﾆﾑ ニニニニ〃ﾆ7ﾆﾆニニ/ニﾆ,;　　　....;ﾚ!　/ /////ﾊ＼//＼ ＼ ＼//////＼////////リ
　　　　　 /7ﾆニﾆ＞ ====ｚ_〈ﾆ/ ﾆニﾆﾆ/ﾆ‐フ:;:;:､　　....ﾚl //////// ヾ///////////////////////////ﾊ
　　　　 , 〃ニ∠ニﾆ＞フﾆニ / ﾆニﾆﾆ/ﾆﾆナベ;:;:;:､　...l/////////　 　＼＼＼/////////////7r,､∨//iﾙ
　　　 / /ニ∠ﾆﾆ／ニ/ﾆニﾆ7ﾆ/ニニ/ﾆ/彳 , -ヽｊ:;:.､ ..v///////　,i;i;!　u ＼＼ゞ////////イ∠ {ﾞﾞﾞｊ l///ﾙ
　　∠∠ﾆﾆﾆﾆ／∠ﾆ7/ﾆニ７ﾆ7ニﾆ/ﾆﾌ∧､..{|i|i|ｿ;:;:;:ﾞ _∨/////　∧i;i;　i;i;,,,,,,,,,,,_＿　ー―ﾌ/'ﾞミ,, λ..////j
＞‐ﾆニニﾆ／ ∠ﾆ／１ﾆ/ﾆ7ﾆ/ﾆﾆ７ﾆ//　 ヾ:::;;;;::,'''',ｨ-;:;:∨///,,,,,ﾍi:i:i:i:ﾄﾐl:i:i:i:i:≠=ミ:i:i_ﾚ//　 jiliﾐ　ｿ ////ル
ニニニ=‐　ｰﾆニ／　ﾊ=7ﾆ7ニニﾆ７ニ/　　　　　 ....ｆrｌ!）}∠圦'ｨ'　,,;ヾi;川:l:iＹ〃(ili)_,, ﾄﾋﾆ７　　!lil.ﾐ.....ｲ/ヾ//ミ
￣: .‐=＝ーフ ￣ ヽ １ｋ!ﾆ7 ニニ7/ =7　　　　　 .......ﾞ'ﾊﾆ７/ﾑ!{{ヽく{liliｙﾞトｰﾞ弋ヾﾐ三ン√　　u ilili...ﾐ〃ヾﾐ//<ヾ
　　. .. . : : : 7　死　 ﾏ!ハﾆ! ﾆ/ﾆ７1=7　　　., _..........lｲﾆﾆ77 ￣ヾﾑ...._ﾞﾞノ:il　　!:i:l:lｰ..‐...′　　　..jjjj....ﾐ....../!lll＼ヾ
　　　　　: : ; 　　 　　i!|i |i=ﾄ = = 7 //|r= ‐ ､.ｰ...‐=ｦ!-ﾆ７/　　　 ￣.:.u..:l:i|!　 ｀｀ﾞﾞﾞﾞ　　　u　　　........./..{　i..|ililililill
　　　　　 ..::!　 ん　　ｉ!Ljiﾆト=７ 7ﾚ7 /＼ア:ﾞ ∠7ﾆ/ﾉﾆ// 　　　　　 ＼....:ヾ,,.....,,,,,,､,､,､,...._ 　　u....../......./..,lili ililili
　　　　　　 |　 　 　　rフ17ｊ ﾆトｖﾚ |/　ヾ...∠ﾆ７ﾆｌ/ﾆ//― ､　 　　　　 ヾ....|从ﾐﾐﾐﾐｰ,,,_ヾﾐ　　......ｲ....../.....ｌili ililiii!
　　　　　　 |　 で　　,lニ=7 _ﾆﾄ7ﾑﾉｌ　　∠ﾆ/ 7 ﾆﾚ/7/ 殺　 　　　　∠ililiﾄﾐK,￣ __ﾝﾝヾﾞ　 　...イ;j...../.......lili !i!/ 1
　　　　　　 l...::　　　/ｌ=.ﾆ ///|/lﾆ≠=‐ﾆﾆ/ﾆ7ﾆ/>z7 　　　　| _　‐´..ilililililil ヽﾞ￣ｨ､　　　　,,,ｲ::::......./..　....|ｉ!ｉ　 /
ヽ:.... ＿　 .:.>_ も　/..v_ソ,1///>=７ニ7ﾆ７ﾆ/ﾆ//7ｲ!　 し ／!　　....ilililililili7　| ゞ､j;l;l;i;i,,,,ｨ´...l........./..　　 ..|ili　 ilil
　> ´.......＼/　ﾞー...............j..!//////＼7 /=7//7　　1l 　　　 　il　∠ililililili7 1　l　｀ヾﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞｿ...........／..　　　/1i　/ilil
:>　　ヾ...../フ　 ....................j// ///:..:.:Y 7　// /　　_」!´ た　　l/ilili ililil／　7　｛..........へ　........／...　　　　/..lil /ililil
y...... 死　'.... !　.....................//l.:.:.:/1.:./∧／／　　 /!i 1　　　∠1 lilil ili/　　/ へゝ...................... |.ｨ..　　　∠....ili/ilililil!
i＼....ん .l...　l .....≠ー ￣//1.://///∧.:＼　 　 / ili! |il! 者　ilil | ilii! /　　ｲil}　.|　＼....................!..l＼　∠........lilililililil!
|　 ﾞ ,だ .......1 .............ン ////////// ∧ﾐ...､　 /ilililili !il 　　ill! | ilil/　 ｨilililil}ヾｊ.........ヽ................l........∨.... ......lililililililil
|!　　後 ........|...rー ´ .../////////////ﾉ.....l /.ilil ilil il| i!　達　li! | i7　 ｨililililili|....,.....　 ...＼.........く....　 .....　......lililililililili
|!　　,も ......_ﾚイ　　.. /////////////イ｛...|7/lililiilil! | lil　　 li | 　∠ilililililili|!　 ...　　 ....ゝ......〃.　.....　　.....lililililililili
il　　.:...＼.ブ!../　　 ///////////////ﾉ..ｲﾚ !lililililill <ili に i!i !　＼ilililililililil,,　　　　　　.＼//　　　　　....ilililililililili
≧ ＿＿ ﾇ/../.........////////////////// |/ililililililili!＼ ＿ i!ﾉililililililililililililil:..　　　　　　　 v　　　　　 .:::ilililililililili

　　　　　　　　　　　　　　↑　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　  ↑
　　　　　　　　　　　　　　紫　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　  霊夢

　　　　　　　　　　　　ﾞｉ:::.ﾞｉ　ﾞｉ　　　　!　!::::::.,'
　　　　　　　　　　　　　ﾞｉ:::ﾞｉ　ﾞｉ　　　|　|:::::,'
　　　　　　　　　　　　　　ﾞｉ::.ﾞｉ　ﾞｉ＿|　|:::,'
　　　　　　　　　　　　　　ﾞｉ::ﾞｉ.　V _ 1!,r'
　　　　　　　　　　　　　　　ﾝＪ 　(,___ 」,'
　　　　　　　　　　　　　,r'´ 　　　　　V ｀゛
　　　　　　　　　　　,r'　　　　　　' ,　!
　　　　　　　　　　 ﾐ 　 　 　　　ｨ、'　!
　　　　　 　 　 　 ' ┼‐- 　.,　　゛` 　,'
　　 　 　 　 　 　 '' 十‐- 　.,｀ィ 　 　ﾞｉ　　　　　 7話で見たように、霊夢が
　　　　　　　　　　　､　 .,　　 ｀!､　 　 〉
　　　　　　　　　'´::::::::::::::: ﾄ、　　_ﾝｰ`　　　　　神や妖怪の類に魔改造されてしまう線も
　　　　　　 ,. '´--､:::::::ヽ:::ﾒ'´`iT〈 ,ｨｼ´
　　　　 　 /::::::::::::::ヽ:::::::ヽ::ヽﾉ、 ヾ　　　　　　  捨てきれないでしょう。
　　　　　 ﾊ、:::＿::::::ﾞ';::::::::ヽ::::ヾ! i ',
　　　　 ,/:::::＿::::,-::::::',::::::::::l__;vﾍl　',
　　　　/::::::::::::::::::::::::::::}::::::::::｀ヽ、:ヽ ',
　　 ／､:::::ニニ二二ﾌ::::::::::::::::::::ヽ::', l
.　 /::::::::::::::::::::::::::::／:::::::::::::::::::::::::::ヽlj
　/:::::::::::::::::::::::::／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::ll　　　　　　　　　　　　 ,.　 -─-､　-- ､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／　　　　 　 　 　 　ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /　 　 　 　 　 　 　 　 　’，
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.　　　　 　 　 /.　　　 　 ∧　　 　 　 　 　’
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 l　l 　　⌒/　∨　⌒　　 　　 !
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.　　　　　　　|　l∨∨∨　　 ∨∨∨}　　　ｉ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.　　　　　　　|　|　l ==ﾐ　　 　 ==ﾐ　|　|　| |
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.　　　　　　　|　| 人""　　　　　""　|　|　| |
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 Vl/∨,ヽ ､ 「　〉 ,. イﾘ∨∨|/
　　　　　　　　　　　　　　　　　そーねぇ…　 　　　　　 （ （　　__,工ﾆ´‐个、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ） ）/´仁.ﾌ0ﾄ､／ 　ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ､―‐r─ ､,.||　　　 {＿_|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 rヽ「￣｀　｛,{￣￣メ､__/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 廴,¨,｀┬-｛ {.　 　 , イ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＞-‐'水)廴。s'(水 !
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ノ 　／　/　l 　 　 ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／ ,-～- ./～-、 l　ヽ　ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ノ´ / ,!⌒ 个 ⌒､ヽ　　-‐　　＼_
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _/￣"~ / ＼＿＼＿_ヽ`"￣"⌒"￣ヽ_
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 `"￣`-'　　　　　　　　`ー'"￣"⌒"¨~

　ﾑ ｀ヽ｀ヽ　∨|　!
　　.＼　＼::, .∨　r-.､
　　　　＼　ヽ　∨}:::::::j
　　　　　　＞｀　ゞミュ!
　　　　　 ,　　　　＼ ､ヽ
　　　　　,ﾞ　　　　 ､_｀ﾊ ∨
　　　　ノ／　　　　　ゞュ.∨　　　　  あー…
　　　ｲ　　　　_＿＿＿　　｀ヽ
.　　 ｜　　　´_　　-―-ﾐ 　 )ｒ}　　  考察することはこれ以上ありません。
.　　　ゝ　　'´　　　　　 ｀ー彡ﾘ､
　　　　 ｀　､　　　　ー-ﾐ　w,ノ　　　 だって未来予想なんて何言っても邪推だし。
　　　　　　 ハー―ュ　i´｀ヾ
　　　　 　 ,..＜≦￣{三rﾄ､
　rー.: :´: : : : ﾍ∨ﾊ　{__ﾏ}､
. : : ヾ: :､: : : : :∧∨ﾊ　}__ﾏﾑ
: : : : :.∨ﾏ: : : : ∧∨ム {__ﾏﾑミ : ,
; : : : : :.∨ : : : : ;ハ.トマﾍ }_ﾏﾑ: : ﾏ:､
: : : : : : :.∨: : : ﾉ: : ＞ュﾐヽ {.ﾏﾑ: : :∧
: : : : : : : :.∨: /. : : : : : : / ∨}_ﾏﾄ､: : :}
彡'｀ ー -: :}: :, : : : : : : : ＼ ゝマハ}: ｜


　　　　　　　　　　　　　　　 __,､丶`　 ￣~ﾟ"''～､、
　　　　　　　　　　　 .　　'"　　　　　　 　 　 　 　 ＼
　　　　　　　　　　 ／　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ＼
.　　　　　 　 　 ／　　　./　 　 　 　 |　　　　　　　　　 　 ,
　　　　　　　　　　　　 ./　　　　 　 /|　　 　i　　　　　　　 ′
.　　　　　　 /　　　　　　　　　　　/ .|　　　 |　　　 　 |　　　 ,
　　　　　　　　　　　　 | 　 　 　 ├≫==ミ､ﾊ　　　　∧　　　′
　　　　　　　　　　　 | :|　　{　　 〃γ⌒ヽヽ Ｖ　.}　,≫=ミﾄ､ |
.　　 　 　 |　　　　　:| :|　　{､　　:{　{::::{ }:: } 　 ∨} /.γ　ヽ } j
.　　 　 　 |　　　／⌒ ﾄ.　 { ＼　{　乂___ノ　 　 ヽ'　 {::::{}:::}} :|
.　　　　　 |　　/　/⌒_| ＼{　　≧=-　　　　　　　 　 乂__ノ{ :|
　　　　　  |　 :{　　　(＾{　　 　 　 |　　　　　　　　　　　　　　｀Y
　　　　　  | 　 ＼　 　 '.　　　　 .:{　　　 厂￣　　　　　 　 　 八
　　　　　  |　　　 ≧=‐-Ｖ　　　 .{ 　 　 { 　 　 ﾉ　　　　 　 .ｲ!
　　　　　  |　　l　　 　 　 ∨ 　　:{　　　 ｀　　´　　　 　 .イ　 |
　　　　　  :.　 ﾊ　　 ｉ　　:{ ∨　|　､ ..,_ 　 　 __,,,...｡s≦ |　 　 !
　　　　　　 '.　{ ∨　ﾊ　 :{､　 ､:{ ﾄﾍ{ ､　 　 ﾊ ﾊ　 .ﾊ　.! ﾊ　 }
　　　　　　　＼　∨{　＼{　ヽｨ＼'~{ ､ ≧ｰ'　}　'.　{　'.ﾉ/ .} ./
　　　　　　　　　　 ＼　 , ｰ'"　　　 '.　≧=-ｲ ヽ Ｖ　 jｲ　ﾉｲ
　　　　　　　　　　　　  ,.∨　　　　　 ヽ､　　　 } `}ﾍ
　　　　　　　　　　　　/: :.∨　　 　 　 　 ＼　 .}　 !ｲ
　　　　　　　　　　　 /: : {: :∨ ､　　　　　　 ＼ﾉ　 | !､
.　　　　　　　　　　 ,: : φ: : :ヽ ＼　　　　　　 ハ .j |:.i
.　　　　　　　 　 　 ｉ: :.:.| : : : : :.＼ ` 、　 　 ./　 }//: |

　　　　　　f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣｀ヽ
　　　　　　|　というわけで、最後に、　　　　　　　　　　　　　　 　|
　　　　　　|　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　  　|
　　　　　　|　>>1が考えた一つの未来の可能性を示して、　 　|
　　　　　　|　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　  　|
　　　　　　|　この物語を終えようと思います。　　　　　　　　  　|
　　　　　　乂＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿_ノ


　　　　f´￣￣￣￣￣￣￣｀ヽ
　　　　|　ええ。　　　　　　  　|
　　　　|　　　　　　　　　　　 　|
　　　　|　これで最後です。　|
　　　　乂＿＿＿＿＿＿＿_ノ


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　  ┌────────────────┐
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　  │　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 │
　　　　　　　　　　　　　　　　  ┌───┼────────────────┼───┐
　　　　　　　　　　　　　　　　  │　 　 　 └────────────────┘　 　 　 │
　　　　　　　　　　　　　　　　  │　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 │
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　　　　　　　　　　　│　 　 　 │　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 │　 　 　 │
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　　　　　　　　　　　│　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 │
　　　　　　　　　　　│　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 │
　　　　　　　　　　　└────────────────────────────────┘

　　　【2XXX年　幻想郷】
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　  _|::|:::ｉ|::||__　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 |:::::| | ::::|:::::::::::::::|::::
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　  |:|::|:::ｉ|::|ﾆｉ|　　　　　　ﾊ　　　　　　　　　　　　 |:::::| | ::::|:::::::::::::::|:::::
　　 ＿_　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 |:|::|:::ｉ|::| | |　　　　　 /:||　　　　　　　　　　　　 ＼|_|:::: |:::::::::::::::|:::::
　　√ヽ〉　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 |:|::|:::ｉ|::| | |　　　　　 ||:|| 　 　 ∠つ 　 　 　 　 　 |:::::: :|:::::::::::::::|:::::
　　￣￣　ｒ‐ _　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 _.|:|::|:::ｉ|::|_| |　　　　　 ||:||　　　　　　　　　　　　 　 |:::::: :|:::::::::::::::|:::::
　　　　　 └　_〕　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 |::::|::|:::ｉ|::|_| |_　　　　　||:ﾘ　　　　　　　　　　　　　|Ｔ丁::ｉ|iii|iiiiiii:: |::::
　　　　　　　　　　　　　　　　　√ﾊ　　　　　　　　　　　　 |::::|::|:::ｉ|::|_|_| |　　　　 川　　　　　　　　　　　　　 |」:::|:::::|iii|ii|iii|:::|::::
　　　　　　　　　　　　　　　　　 ￣　　　 只　　　　 |〕　　 |::::|::|:::ｉ|::|_| |_|　　/| /::|::|　　　 　 　 　 　 　 　 　 |三三|iii|ii|iii|:::|二
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾟ　' √|　 　 |::::|::|:::ｉ|::|_| | |　/i| | |:::|∧　Ｉ　　　 　 　　 　 　 　 |二二|iii|::|iii|:::|二
ⅰ　　　　　　　　　　　　　 　 ＿, ⅰ　　　 ＿　　｣: :|　　 _|::::|::|:::ｉ|::|_| |_|　|:|| | |:::|:::::∨:〕 　　 　 　 ⅱ　　　 |三三|iii|::|:::|:::|二
ⅱ　　　　　　　　　 　 　 　 /|::|::〕ⅱ　 　 /ニ|　 |:::::|　　.|:|::::|::|:::ｉ|::|_| |_l__| || | |:::|::::::||:::|　　ⅱ　 　 |:VＶ:|　 |二二|iii|::|:::|:::|二
/:∨L Ｉ　　　　　Ｉ　Ｉ　　 ┌j|::|::|〔 〔:〕＿　{iﾆﾛ|　 |:::::|ｉ　 _|:|::::|::|:::ｉ|::|_| |_l__| || |ｲ:::|::::::||:∧　 八　　 ｉ| |:::|::|　 |三三|iii|::|:::|:::|二
::::::|:::::YYーーｰ√√｢￣乂|::|::|::|丁丁::|‐|:::::::|ｰ'´::::_」L| |:＼__|ｨ'i|::|_| |_|_||_|| |_|:::|::::::||:::::|‐┴┴--弌|:::|::|ｭ/|二二|:::|::|:::|:::|二
口巾卩叩口巾卩叩匝口⊥|⊥|⊥⊥┴=＝ｒェｆＴ「|_|｣L ‐｡s1::|::|::|_| |_|_||_|| | |斗-┴-ミ｀`''iTＴＴTT|:::|::|.|:::|三三|:::|::|:::|:::|二
Ｌﾆ=‐─…宀冖''二￣r┬=Ti二l|丁i|─||‐||_」L ┘_ ｡s1|:||:||::|＼|::|_|_|_|_||_||_|_|＿,､-─┴-弌二二ア´￣|:::|二二|:::|::|:::|:::|二
|:|ZZﾕニ|:|二「-|:|ＴＴ_|:|┼‐:||￣||_」⊥ - ''`_,｡o1|_||:|||||:||:||｣ＬＬ二//lﾆＴﾆ||ﾆﾑﾏ≧s｡.,＿,.｡sへ::::／::::::: :::|:::|三三|:::|::|:::|:::|二
|:|叩巾=_|￣ |￣|￣:| |:|┴_⊥‐ ¨ _｡s1:|「「||:|｢「|:|丁丁「「√￣＿,|/¨¨¨|￣|::: :::|`ｒ‐┬‐┬‐┬弌|ー-　___|:::|二二|:::|::|:::|:::|二
ＴＴT|￣|:|iiiiiii|｣L! -┴ ￣_　 ┐｢∠ニ|:|ﾆＴ|:|ニ|:|￣￣￣￣_｡s≦|￣￣ﾞ|]]]]]]]]]]]|─|二二Ｔﾆﾆi|::|i|:::|iii|::|:::|三三|:::|::|:::|:::|二
二｣└　 ￣::::::::::::::::｡s≦「　|　|:|丁丁||:||二二|￣￣￣￣￣|ΞΞ|ﾛﾛﾛﾛ|]]]]]]]]]]]|√￣￣￣￣ |::|i|:::|iii|::|:::|二二|:::|::|:::|:::|二

　　　　　　　 `‐'llﾟllllll。lllllli:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l 　 ',　　　　 l
　　　　　　　　`､ヽlllllll, '^ゝ==､:::::::::::::::::::::::::::::::::i¨`。::::::::〉　. !　　　　 ゞﾍ
　　　　　　　,,..ゝ￣`く ´ /:::::::::｀"'ー===＝＝".i､丿::::∠　 _/ゝ_______ソｱ
　　　　　 　 〉　ヾ,　　　/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|´::::::ｿ:::::::ヽ　ヾｲ｀‐'＾ヽ､ﾉ
　　　　　　　ゝｿ,__r,,..-/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｡::::i:::::::ﾉ:::｀::::i::ヽ　 冫　　　ヾ!　　　　　　  …すごいな、
　　　　　　.　 　 　 　丿:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::。::i:::/´:::::::::::乂ヽ/,,..､　　　 iヽ
　　　　　　　　　　 ／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::乂:::::::::::::〃／´llllllli　　､ illl|　　　　　  人里は来るたびに
　　　　　　　　 　/::l::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/｡ヽ:::::::::::::::／lllllllllllllllli　',　',ヽヽ
　　　　 　 　 　 /::::i::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i:::::::::／llllllllll｡llllllllll〉 , ', ヽillll冫　　　 全く違う建物を見せてくる。
　　　　　　　ノ´:::::,':::::::::::::::::::::::::::::,:::::::::::::::::::::::｡::ヽ::::ヽ^､lllll´ﾟヾllllll/ / .i ,´ll／ヽ
　　　　　　/,r'::::::,'::::::::::::::::::::::::::::,':::::::::::::::::::::::::::::｡::i::::::ヽ　ヽll彡llllll`´ .´ll／::::::::冫　　  森の未開地とは大違いだ。
　　　　　./::i:::::::::i::::::::::::::::::::::::::::,'::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ::::::ヽ　､llllo】llll,ゝ／:::::::::::::::〉
　　　　 〈:::::::::::::::i::::::::::::::::::::::::::,'::::::::::::::::::::::::::::::::::::｡:::i/::::::ヽ ヽllllll,r'／:::::::::::::::／
　　　　　iヽ:::::::::::::::::::::::::::::::::::,'::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｡:ヽ:::::::ヽ ヽll／::::::::<''"´ゞ
　　　　　冫､::::i:::::::::::::::::::::i／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｡:::i:::::::::ヽ／:::::::::::/´ ｀"´
　　　　　ゞﾚﾍ/i::::::::::::::::::::l::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｡:ヽ:::::::::::::::::::::::::冫
　　　　　ゝヾ ｀l::::::::::::::::::::i:::::::::::::::::::::::::,::::::::::::::::::::::::::::::::::i::_____,,..-‐''"´
　　　　 　i/^ヽi:::::::::::::::::::::ヽ:::::::::::::::::::::iヽ:::::::::::::::::::::::::::::丿 　 _,. - ｲゝ
　　　　　　　 /:::::::::::::::::::::::::i:::::::::::::::::::::i::::｀:::::::::::::::::::::::::::〉､_,ﾍゞ
　　　　　　　 ＼:::::::::::::::::::::::｀::::::::,-‐"´i,:::::::::::::::::::::::::::::ノ
　　　　　　　　 ﾚﾍ‐‐､_:::::::::::::::/´,-ヾへrヽ____,,..-‐''"´
　　　　　　　　　 冫./ヾ-''" ｲヾLノ^　　ゞ´ 　 　 ヾ
　　　　　　　　　 　 i　　　ヾﾚｿ　　　　　 ヽ　　　　　ヽ
　　　 　 　 　 　 　 i　　　　　i　　　　　　　 ',　　　　 /ゞ
　　　　 　 　 　 　 i　　　　　i　　　　　　　　　ヽ`ー,　 冫､_
　　　　　　　　　　i　　　 　 i　　　　　　　　　 /',-‐'ﾍ‐"/ヽi
　　　　　　　　 /´､________ノ　　　　 　 　 　／===ゞｲ'"´::::::ヽ
　　　　　　　　 ゝヽ　　　冫　　　　　　　／'"｀"'ゞ/7:::::::::::::::::l
　　　　　　　　 ﾌ､____,.ﾑゞ　　　 　 　 ／::::-‐'"´-‐'::::::::::::::::丿
　　　　　　　 /　　　　 /ｿゞ　　　　 〈ヽ==＝=.''"´',,..-‐''"´
　　　　　 ／:::ヽ､ ,,..-‐':::::::l　　　　　 ヽ:::::::::::::::::／
　　　　 /ﾉ｀"'‐､ゞ:::::::::::::::::l　　　　　　 `ｰ‐‐‐´
　　　／　 ,,..-‐'':::::::i:::::::::::_冫
　　/::`‐‐´:::／::::::::::／´￣
　　i:==＝=.'':::::::::／
　　ヽ､::::::::::::::::／
　　　 .`ｰ‐‐‐´

　　　　　　　　　　＿＿＿　　　　　＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　,. '::´::::::::::::::::::::｀'ーﾆ´:::::::::::::::::::::::::::::::::／
　　　　　／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀......､:::::::::::::::::／
　　　 ／:::::::::::::: -‐ ￣ ‐-- ::::＿:::::::::::.......､:::::::/
　　 ,´:::::::／￣　 ,.. -－-　　_　　￣｀ｰ ､:::......､l
　　l:::::::∠　　 ／　　　　　　　｀ ｰ- ､　　｀｀ヽ:::...､
　　l::::::／　　/　　　　　　　　　i　　　｀ ､　　く:::::::::..､
　　',:::::ゝ__　/　　　/　　　 /|　ﾊ　!､.　 　ﾄ､　 ＼:::::::..､
　　 ヽ::::::::}/　　i　/ ﾊ　　/ ィ 7_十' } |　 l.' ',　　く:::::::::l
.　　　 ＼〃　!　l ﾑT弋　i　 !/ 7示､} l　 |　 Ｖ⌒｀::::::::;!
　　 　 　 {ﾊ　l　l |. YＴ:ﾄ､{　 　 ﾋzｿ//|　 ﾄ､　',:::::::::::／　　………。
　　　　　 　Ｖ､ ﾄ {.ﾊ　v} ,｀　　　 ,, {/ ,!　 |ﾉ　　ヽ￣
　　　　　　　ゝ｀　Xﾊ ''　　　_　　　　,仆､/　　　　）　　　　 でも、ガソリン車が吐く煙の臭いには慣れない。
　　　　　　 ;´､,.､（ 　 >､　　 　 　 , ｲ　ﾚ´｀ー-'｀｀
　　　　　　　　　　ｒ＼ Ｘ´ ＞ェ≦xｧ⌒>､　　　　　　　　　 私もすっかり人外になったんだなぁ。
　　　　　　　　 　 ﾍ　 )ﾉ /＼＼／ ／ 　 ｀ヽ、
　　 　 　 　 　 　 ,ィｰく. /　　＼／　　　　　　ﾍ
　　　　　　　　　(　　 /´! 　　　ﾊ',　　　　　　　 ',
　　　　　　　　／`ｰｒ' i´　　　,/　)',　　　　 　 　 ',
　　　　 r―-､{　　 ﾉｒ´　　　{ﾆ}{ﾆ}l　　　　　　 　 ヽ、
.　 　 　 }　　 ﾝこ.´ /　　　　 |::::::::::i　　　　　　　　　 ヽ
.　　　　 フ'´　{　｀ｙ　　　　　/。::::。｀i　　　　　　　　　　ヽ、
　　　 ／　　　.X｀　　　　　/:::。::::。:::｀丶､　　　　　　　_. - ゝ、
.　　 /./　　／　　　　　　/:::::::::::::::::::::::::::::::',　　　　　／イ ⌒_》
　　 ﾚ｛　 /ヽ　　　　　　 |::::::::::::::::::::::::::::::::::::l　　　／／. レ'´
　　 　 !　ト､ ｀ヽ､　　　　|:::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ.／／ !　 l

　　　　　　　　　【元人間の大魔女　霧雨魔理沙】

　　　　　　＼人_人_人_人_人_人_人_／
　　　　　　＞ああっ！　　　　　　　　＜
　　　　　　＞　　　　　　　　　　　　　 ＜
　　　　　　＞魔理沙さんだぁ！！　 ＜
　　　　　　／Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒  ＼　  　　　＼人_人_人_人_人_人_人_人_人_／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＞ねーねぇ！！　　　　　　　　  ＜
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＞　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＜
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＞昔のお話聞かせてぇ！！　  ＜
　　/　!　 ,,:::::::::ヽ　 　 ヽ　 .|　　　　　 !　　 /　 ／Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒＼
　 ,'　 |,.::::;;;;:::::::::::ﾍ,　　 !　 .|　　　　　 ! 　 f　　　　　　　　　　　/:::::へ::::::::::::ヽ 　 !
　i!　　!::/ﾍ　 zx ;:::} 　,,!　　|　　　　　ｊ　　.|　　　　　　　　　　　 !:::/ _　 z- i＾i:}　 |
　|　　_! { r- 、 /ｩ:!　/ ---ﾍ　　　　/　　 !　　　 ,,,: : : : : : :≧、{::::ﾄ´｀_,.-、 /:f　 .|
...::≦::::::::::≧...ｲう　　!　　 　 !　　　r! ヽ-‐う　　, : : ,,,,-x; : : : : : ヽ:込ヽ__ イ　　　.!　,.:::::::::::::::::::::::::≧、
::::::::::::ヾ!:::::::::::::Ｙへ,i!　　　　|　　 /　　　　 ） .ｲ: :/　　　　　｀ヽ: :γ~γ´_ ｀i　　　|/::::::::::::,::::::::::::::::::::::::ﾍ
:::!:::j斗'-‐‐-ｘ::::::i　!　　　　.|　　i!　　　 　 {　 ! /　｀ヽ　　 ,.__　! i{　 ﾉ´　ヽ !　　 .{::::::::ム!{ヾ::::::::::::::::::::::::::!
:::ﾚ 　　　'⌒`　j! }.!　　　　 |　　!　　　　　 | / i!　'⌒　　　,_ 　 / γ'´_｀ヽ .ｊ　　 ｲ;;;;;/ ,,,,,,,,　 ヾ:::::::::::::::::::::|
!´,z-　r　,　、　,.ｲ!.　 　 　 |　　|　 　 　 　ﾄ,,ヽ　　　　'　　｀ヽ,i' 　 }' ´ ヽ　/,.::≦::::::::::::::::::::≧ 、　__ヾ::::::::j
:..　 　 ／ 　 ） ﾉ/　　　 　 .!　　|　　　　　　 ﾄ∧　/　　 ）　　 .! i　`ゝ　／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ:从
　ヽ、 ヽ -　 ,ｲ/ ,,,,,,.............!- 、 !　　　　　　　込、ゝ- '′ ,ィ }　　 ,ｨ':::::::::::!::::::::::ヾ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
　　　`　 i '",::≦::::::::::::::::/:;:::::::｀ヽ ､　　　　　　 ヽ｀ｰ‐ ,i'",__ /　　/::::::::!:::::/ﾍ:!ヾ::廴｀`ヾ::::z::::::::::::::::::::::::::::
_,,..-‐''"≦::::::::::::::::::::::i!/:::ｲ::::::::::::::::::≧:、　　　　　~~~´　　./　　/:::::::::::!::/　　 　 　 　 ,ｲﾚ'´　｀`ヾ:::::::::::::::
　　,／:::::::::::::::::::::::i／/|::/!:::::::::::::!::::::::::::::ヽ　　　　　　　_,.y　　/::::::::::::从! 　 　 　 　 ,f!"　　　_,.　　　!::r- ;
　/::::::::::::::::::j斗''"/　ｊ　!| ﾏ:::::::::::i!::::::::::::::::::ﾍ　　　　　ノ f,　　!:::::::|::::/　　　　　　　　　　 .zfﾚ'"~　　　　i
./::::::::::::::::::ム-‐ｚｚﾐ、　,!　ヾ:::::::ﾊ:i:::ﾊ:::::::::::∧　　 ／j　　.}　!::::i!:::!::i ,.ｨｚ=＝=　　　　　 彳　　　　　　　）
::::::::::::::::／　　　　　　　 　 　 У,,, ﾘ　!:::::::::::::::! ／　　　　　~!:/!::::Ⅳ ~　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/
:::::::::::::i'　 ,.ｨzzzzﾐ、　　　　　　 `ヾｘ　Ⅵ::::::::::::!　　　　　　　　 !:::::::∧　 .z=＝ﾐ　　 ヽ,.　-‐'" `ヽ、　　 「
:::::::::::::!　´　　　 ｀`　　　　　,.__ 　　ヽ!　}:::::::::::::!　　　　　　　　 !:::::::::込、　　　　　 ／　　　　　　 ）　　/

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ト ､　　/:::::::::::::::::::::::::::::::::_;;:: -‐ｧ::':,
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 !　　｀ヾ､.,_::::::::::::::::::;:-'"´　　 　 i::::::':,
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |　　　　____｀ヽr-r'´-─　　　 　 ',へ:;':,_ノヽ､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /　　　　 　_,.イ-‐t-‐‐､__,.-､　　_,ゝ､_　　　 ｀フ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 └ｧｰ--r‐ｧ'コｧ-‐'"´｀'' ｰ-'ヽ｀コ'-､/ ｀ヽr-'´､,
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ノi_r'ア"´　　　　　　　　　　　　　　 ｀ヽ.,__!｀ヽ::::ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 くr'´　 i　　,'　!　 ,'　/! 　 ﾊ　ハ 　 /!　　',ヽ,｀ヽﾉヽ､ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／｀ヽノ　　i　ﾉ メ､/　!　/　i/､.,_!,.ｨ'　!　　i　 ',　Yヽﾉ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 〈:::::::∠.,_ノ　レｧ'"´｀ヽ ﾚ' 　　ｧ'"´ ｀ヽ.| 　 ﾊ　i 　|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ｀"'' ｰ:ﾉ 　 ,ﾊi　　（）　　　　　 （）　　 i!　/　ﾚ' 　 !
　　　ああっ、あっちいけガキんちょ！　  ., '"´ 　　　 （ ,.イ　i ゝ　　 　, 　　 　　　　_ノﾚ'i　 i　　 !
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　'､.,,______　　　ｿ!　'7''" 　,.-- ､.,___,,.. 、 　 "'' i .|　,'　　i
　　　私は今日は忙しいんだ！　  　　　　　　､.,_____　,:'　!　 ﾄ､　　i/　　　　　　ヽ　u /　!,ｲ 　 ノ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ! ,ﾍ!.　 '､｀＞ゝ､.___________ノ, イi　,ﾊ 　/! ｀ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ｿヽ｀ヽ!,.'-‐＜＼ ＼　! /ヽ､ノ |/　|ノ ,' 　ノ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ）／　　　　':;::ヽ／ﾑ' i:::::::}＞!＜{/（ r'
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /　　　　　　 ヽ;:::',__i__';::::::', ﾊ｀ヽ!　 ）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　: : : ゝ､　　　､___ｉ_ノ:::::o:::::::::o:::::V　　〉
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 : : :: ::::: ヽ､_r'´　｀ヽ!::::::::::___;;;:: -‐-'､r;'
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 : : :: ::: :::::: ::::: ;＼　　'"´￣　　　　 　ヽ! ',
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　  : : :: ::: :::: /´ヽ､/::::::ヽ､.,___,,... -─ヽ､___,ｿ　ヽ､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　  : : :: ::: ::::::: i　　,く:::::::::::::::::::::::::::::::i::;':::::::::::ﾄ、　　ヽ,
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　: : :: ::: :::::: ::::: / ／::::::＞r:､:;:::::::::::::::::l:::::::::::::::! ＼　 　｀ヽ

　　　　　　､__人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_　 　_|::|:::ｉ|::||__　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 |:::::| | ::::|:::::::::::::::|::::
　　　　　　）　あーっ、魔理沙さんが逃げたぞ！　　(　  |:|::|:::ｉ|::|ﾆｉ|　　　　　　ﾊ　　　　　　　　　　　　 |:::::| | ::::|:::::::::::::::|:::::
　　 ＿_　  ⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒　　 |:|::|:::ｉ|::| | |　　　　　 /:||　　　　　　　　　　　　 ＼|_|:::: |:::::::::::::::|:::::
　　√ヽ〉　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 |:|::|:::ｉ|::| | |　　　　　 ||:|| 　 　 ∠つ 　 　 　 　 　 |:::::: :|:::::::::::::::|:::::
　　￣￣　ｒ‐ _　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 _.|:|::|:::ｉ|::|_| |　　　　　 ||:||　　　　　　　　　　　　 　 |:::::: :|:::::::::::::::|:::::
　　　　　 └　_〕　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 |::::|::|:::ｉ|::|_| |_　　　　　||:ﾘ　　　　　　　　　　　　　|Ｔ丁::ｉ|iii|iiiiiii:: |::::
　　　　　　　　　　　　　　　　　√ﾊ　　　　　　　　　　　　 |::::|::|:::ｉ|::|_|_| |　　　　 川　　　　　　　　　　　　　 |」:::|:::::|iii|ii|iii|:::|::::
　　　　　　　　　　　　　　　　　 ￣　　　 只　　　　 |〕　　 |::::|::|:::ｉ|::|_| |_|　　/| /::|::|　　　 　 　 　 　 　 　 　 |三三|iii|ii|iii|:::|二
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾟ　' √|　 　 |::::|::|:::ｉ|::|_| | |　/i| | |:::|∧　Ｉ　　　 　 　　 　 　 　 |二二|iii|::|iii|:::|二
ⅰ　　　　　　　　　　　　　 　 ＿, ⅰ　　　 ＿　　｣: :|　　 _|::::|::|:::ｉ|::|_| |_|　|:|| | |:::|:::::∨:〕 　　 　 　 ⅱ　　　 |三三|iii|::|:::|:::|二
ⅱ　　　　　　　　　 　 　 　 /|::|::〕ⅱ　 　 /ニ|　 |:::::|　　.|:|::::|::|:::ｉ|::|_| |_l__| || | |:::|::::::||:::|　　ⅱ　 　 |:VＶ:|　 |二二|iii|::|:::|:::|二
/:∨L Ｉ　　　　　Ｉ　Ｉ　　 ┌j|::|::|〔 〔:〕＿　{iﾆﾛ|　 |:::::|ｉ　 _|:|::::|::|:::ｉ|::|_| |_l__| || |ｲ:::|::::::||:∧　 八　　 ｉ| |:::|::|　 |三三|iii|::|:::|:::|二
::::::|:::::YYーーｰ√√｢￣乂|::|::|::|丁丁::|‐|:::::::|ｰ'´::::_」L| |:＼__|ｨ'i|::|_| |_|_||_|| |_|:::|::::::||:::::|‐┴┴--弌|:::|::|ｭ/|二二|:::|::|:::|:::|二
口巾卩叩口巾卩叩匝口⊥|⊥|⊥⊥┴=＝ｒェｆＴ「|_|｣L ‐｡s1::|::|::|_| |_|_||_|| | |斗-┴-ミ｀`''iTＴＴTT|:::|::|.|:::|三三|:::|::|:::|:::|二
Ｌﾆ=‐─…宀冖''二￣r┬=Ti二l|丁i|─||‐||_」L ┘_ ｡s1|:||:||::|＼|::|_|_|_|_||_||_|_|＿,､-─┴-弌二二ア´￣|:::|二二|:::|::|:::|:::|二
|:|ZZﾕニ|:|二「-|:|ＴＴ_|:|┼‐:||￣||_」⊥ - ''`_,｡o1|_||:|||||:||:||｣ＬＬ二//lﾆＴﾆ||ﾆﾑﾏ≧s｡.,＿,.｡sへ::::／::::::: :::|:::|三三|:::|::|:::|:::|二
|:|叩巾=_|￣ |￣|￣:| |:|┴_⊥‐ ¨ _｡s1:|「「||:|｢「|:|丁丁「「√￣＿,|/¨¨¨|￣|::: :::|`ｒ‐┬‐┬‐┬弌|ー-　___|:::|二二|:::|::|:::|:::|二
ＴＴT|￣|:|iiiiiii|｣L! -┴ ￣_　 ┐｢∠ニ|:|ﾆＴ|:|ニ|:|￣￣￣￣_｡s≦|￣￣ﾞ|]]]]]]]]]]]|─|二二Ｔﾆﾆi|::|i|:::|iii|::|:::|三三|:::|::|:::|:::|二
二｣└　 ￣::::::::::::::::｡s≦「　|　|:|丁丁||:||二二|￣￣￣￣￣|ΞΞ|ﾛﾛﾛﾛ|]]]]]]]]]]]|√￣￣￣￣ |::|i|:::|iii|::|:::|二二|:::|::|:::|:::|二

　　　　　　　　　　　　┌───────────────────────┐
　　　　　　　　　　　　　　幻想郷は、すっかり発展した。

　　　　　　　　　　　　　　人里に至っては、21世紀前半の外界と比べれば、

　　　　　　　　　　　　　　未来都市と呼称しても遜色ないレベルになっている。
　　　　　　　　　　　　└───────────────────────┘

　　　　　　　　　　　　　┌─────────────────┐
　　　　　　　　　　　　　　　元を辿れば、あの大馬鹿のせいだ。
　　　　　　　　　　　　　└─────────────────┘

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _,.．-‐'''¨¨¨¨Tヽ
　　　　　　　　　_,....:::::´￣:::::::::::::::ミ　 、　　＞'''´: : : : : : : : ::〉i! (
　　　　　　_, .＜::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀´.、: : : : : : : : : : : : /; l ア
　　　  .. :´:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼: : : : : : : : : : : ::〉l〈
. 　 ,.:´:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼: : : : : : : : :<: l　ヽ
　 /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼: : : : : : :>:l　i
　,':::::::::::;:::::::::::::::::::::::::',::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＞ .,_:<: ::l　ﾉ
　!:::::::::::i::::::::::::::::::l:::::::::ｉ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＞┴.,_
　l:::::::::::|::::::::::::::::ﾘ.:::::::}:::::､:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀:::::、::::｀:::::::‐- 　 ..,,_
.　l::::i:::::!::::::::::::::/ ',:::::ﾊ::::ｌヽ'.,:::::::::::::::::::::::::::::::,::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀:::::、:::::::::::::::::::::::￣""::'''::‐‐-　,._
　 ',::ﾔ::::',:::::::::::_,..._}::/_ l::ﾘ　∨:::::::::::::!::::::::::::::l:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀:::::、::::::::::::::::::::::::::::::::::::
　　',::x::::ゝ、,'"´　ｌ/　 ﾚ' 　 ∨:::::::::,':::::::::::::::::l:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀:::::、::::::::::::::::::::::::::
　　 ﾍ,｀ﾐ、λ　　 　 　 　 　 i:::::, ｲ.::::::::::::::::::::l::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀"''::ー‐::‐-- -
　　　 ｀　＼ト',　 　 ,／　　 /／: :|:::::::::,'::::::::.,':.:.::::::::::::::::::::::＼:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
　　　　　　　　i 　 '´　　　 .´|: : : :!:::::::::::::::ﾝ′;;;;;;;:::::::::::::::::::::::＼:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
　　　　　　　 〈　　　　　　 ﾒ.|: : : :!:::::::::／;;;;;;;;;;;;;::::::::::::::::::::::::::::::::＼::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
　　　　　　　　 ヽ.、 ‐　　/　|､:_:_;|.,. <´,､__;;;;;;;;;::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼::::::::::::::::::::::::::::::::
　　　　　　　　　 i.　＞- ',.i　iー .'|　 　.>､{;;;;;;;;;;;;;;:::::::::::::::::::::::::::＼:::::::::＼:::::::::::::::::::::
　　　　　　　　　  v′ 　 l　 |:::::::;　　, ' : :ﾏ;;;;;;;;;::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼:::::::::::::::::::
　　　　　　　　　　　 , ィ´/／!::::, '. :´.: :＿ _ﾏ ､;;;;;;;;;;;;;::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
　　　　　　　　　　 /: i /´　 ﾚ'.:´: :,./´　 　 ｀ヽ｀ ＜;;;;;;;;;;;;;:::::::::::::::::::::::::::::::::::
　　　　　　　　　 ／: :介r..:´: : : :,ｲ'　　　　　　',　　　｀ .、;;;;;;;;;;;;;:::::::::::::::::::::
　　　　　　　 ／;.　 ' 　i: : : : : : i /　　 　 　 　 ∨　　 　 ＼;;;;;;;;;;;;;;;::::::::::::::
　　　　　　v'<´ 　 　 　!: : : : : ::!i　 、　 　 　 　 ∨　　　　　＞　 .,_:::::::::::::
　　　　　　ｌ: : :::.⌒ー､｣: : : : : : i!, '　ヽ　 　 　 　 ∨＿＿＿_,.　　　｀ 　 ‐-
　　　　　  {;;;;;;;;;;;;;;;;: : : : : : : : :,'　　 　 ',　 　 　 　 ﾏ　　　,イ |
　　　　　　 !;;;;;;;;;;;;;;;;;.: : : : : : : ｉ　　　　∧　　　 _,,.. キ‐''´　r'|
　　　　＿,,{￣ ¨｀ｰ-　　;;;;＿　',＿＿/_,.ｷ‐ ﾆ´　 _,,.......ｨ、 L|
.　　 f´ ／ﾃ｀>x ＿_ ＿_ ＿_,,..　-‐,ｨ´_ ,、　　 <;;;;;;;;;;;;;;;;」　 |
.　　ﾉ: :｛ ｲ ,/: :ﾍ｀ ＜. : : : : : : : : : :ﾏ´;;;;;;;＼ 　 ｀""""´　　 ヽ
　, ' : : ﾑ l: :.}､: : ',: : : :｀''＜: : : : : : : ＼''"´　　　　　　　　　　 ﾄ､.,,_
.〈: : : :/ ,'ゝ､j ',: : ﾏﾐ.、: : : : : : : : : : : :|. ＼_　 　 　 　 　 　 　 i　＼￣ "'' ‐-　..,,__
　∨ / /卞-l: :! : : ｀ ＜: : : : : : : i : : ｀ヽﾏ　￣　　　　　　　　　 　 ｀ 　 　 　 　 　 ｀"'' ‐-　.,


　　　┌───────────────────────────────┐
　　　　　アイツは、スペルカードバトルによる異変解決というプロセスを確立し、

　　　　　外界から幻想郷へ逃げ込んできたあらゆる者を
　　　　　　　　n a t i o n
　　　　　郷の同胞意識に吸収するループを築き上げた。
　　　└───────────────────────────────┘

　　┌──────────────────────────────┐
　　　　そいつらの力によって、幻想郷の発展が促された。

　　　　技術レベルは徐々に伸びていき、幾度かの産業革命を起こした。

　　　　本来、歴史を止めることで人外たちの生存圏となれていた幻想郷は、

　　　　歴史の歯車を再稼働させてしまったんだ。
　　└──────────────────────────────┘
　　　人　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 |　　　　　　　 人
.　　 ｀Y´　　　　　　　 　 ',.　　　　.| .人　　　 ./ ｀Y´　　　　　　　　　　　　　　人
　　　　　　  ＼.　　　　 　 ',　　　　|.｀Y´ . 　 /　　　　　　／　.人　　　　　 　 ｀Y´
　　　　　　　　 ＼.　　人　 ',　　　 |　　　　 /　　　　　／　　 ｀Y´
　　　　　　　　　　 ＼｀Y´　　　　　　　　　　　　 　 ／
　"'''- ．._　　　　　　　　　＿/: : : : :.￣~""''': .- ､　　　　　　　　　　　 , -'"　 　　人
　人　　　"'''- ．._　　,.-'´_,..l　 ,.- ｧ‐-､＿__,r‐ 、 ヽ､　　　　　 　 , -'".　　 　 　 ｀Y´
. ｀Y´　 　 　 　 　 ／-'''"´. ': : : :.:l ○　　　　○l: : :.ヾヽ　　　, -'"
- ．._　　　　　　／: :,: : : : : : : :.:.:.:ヽ.,_,.............__ .」: : : :ﾊ. ヽ.　　　　人　　　　　　 　 .人
.　 　 "'''-．　,.': : :.:/: : : :l: : : : : : : :､: :｀ヽー ''´ : : : : : ﾊ: : ヽ　 　｀Y´　 　._,.．-'''" ｀Y´
.　　　 　 　 /: : : :.:i: : : :.:l: : : :.:.l ／.ヽ￣ﾍ: : : : : : : : :.:.:.ﾊ: : : ヽ　　_,.．-'''"
　 .人.　　..,': : : : : :l.: : : :ﾊ: : : :.lヽ､_　｀ヽ ﾍ : : : : : : : : : : j､: : : :ヽ
　 ｀Y´.　 .l : : : : : : l: :,ｒｧ ﾍ: : :.ﾍ.　.ｨf示-､: : : :＿...__: : :.:.ハ: : : : ﾊ　　　　　　_,.．-'''"
~""'''.‐-....l: : : : :.:.:l ﾍ: :.l　,.ヽ、_ ',　 V､　>l 　 ﾚー‐- ﾐi-'　ﾊ: : : : ハ　_,.．-'''"人
.　　 　 　 ﾍ. : : : : ﾍ. ヽ i!ﾍﾊ',　｀ヽｰ 弋Yﾉ 　 |　　　 ヽ ヽ: : l: : : : :.:ﾊ　 　 　 ｀Y´
　　　　　　 ヽ: :ヽ: : ヽ､ : 代Yj　　　　　 ⊂⊃ ﾚ'￣ ‐､j　.ﾉ : l: : : : : :.:',
――　---.　..ヽ:;_ﾐ_－ ⊂⊃ ､　　_,..　　　 ／.Kー--､l'´: : :.j: : : : : :.:.:.l　__,,.. ．-‐　'''""~
　　　　人　　　ﾘ. : : : : : : l　　　v´　 .ヽ　 l　　　｀ヽ､ l: : : .:./: : : : : : :.ﾉ　人
. 　 　 ｀Y´..　../: : : : : : :.:.:ヽ.,_　 ヽ.,＿ﾉ　 ヽ,._　　　　ヽ. .ノ: : : : : :, -'.　 ｀Y´
__,,.. ．-‐　　 /: : :.,...,r_｀ヾﾍ: : ＞- 　＿ｨ ´ﾉ: :｀ヽ 、　　ヽｧ――'＜　――　＿＿＿＿
. 　 　 　 　 /: : _r'-､,__)ｰ へ,: l　｀ｰrzｼ'''.7 : : : : : : ヽ　.ﾉ　　　　　 ヽ
.　　　　　 /: : _ﾚ.ァ '　　　 　 ', .,r-ｧ´ 　 .l: : : : : : :.:.:l‐' /　　　　　　　l　　　　　人
_,.．-. 　 /: : :.l　 i'　　　　　 　 i'　 l　　o j: : : : : : : :.l　 .l　　　　　　 　 l　 　 　 ｀Y´
　　　　 i , : : ﾊ　ﾍ.　　　　　　 | ,.'.ヽ_.,ｨ ﾌ: : : : : : :.:l 　 l　.l　　　　　 　.l　　"'''- ．._
.　人.　.i l: : : :ﾊ.　ﾍ.　 　 　 　 ﾚ　　 / .ハ: : : : : :.:.:l 　 l ._」．-―''' ￣￣　ｰ　　　　"'''- ．._
　｀Y´ . l i､: : ､.ﾊ　ヘ　　　　　 ヽ、 ,'_.,'　 ヽヽ: : ､ ﾍ v'ニ,...-＝ニ二二￣.ﾌ'　　 　 人
_,.．-. 　 i! ヽ ﾍヽヽ　＼　　　　　　ヽ',ヾ､　 ヾ｀ｰ‐｀｀　ヾ､_rｧ＝=-ー‐-><　　　　　｀Y´
.　 　 人...　　｀　　｀ヽ　＼　　　　 　 ﾊ.　｀ﾊ-､_　　 　 　 〈´　　　　　　　/　"'- ､
.　　 ｀Y´ , -'" . 　 　 |ヽ　ヽ　　　　　 ﾊ　　 ﾊ　｀ヽ、.　　 |　　　　　　　 ﾍ　　　　"'- ､
　　　, -'". 　 　 / 　 .|　＼ l.＼　　　　 ﾊ　 　ﾊ　　　｀ヽ.､|　　　　　　　　ﾍ　　　　人　"'- ､
. , -'"...人. 　　./.　　..|　　｀l　　iヽ　　　　l. 　　ﾊ　　　　　｀ヽ、_　 　 　 　 ﾊ.　 　 ｀Y´
. 　 　 ｀Y´　 ./ 　 　 .|　　　l　　.l. ヽ､　　 l　 　 ﾊ　　　　　　 ヽ｀'''''ヽ　　　 .l　'.,
　　　　　　  /　 　 　 |　 　 .l　　 l　ｌ　ヽ、 l　　　 ﾊ　　　　　 　 ヽ　　ヽ　 　 l 　'., 　　.人
　　　　　　/　　　　　.|　　　.l　　 l　l　　 ヽ.l　　　　ｌ 　 　 　 　 　 ヽ 　 ヽ　　l　　 ',　 ｀Y´

　　　┌───────────────────────────────┐
　　　　　だが、アイツは巧妙だった。

　　　　　人と妖怪、人と神の間に分別をつけるよう、アイツは人里の民に刷り込んだ。

　　　　　そのために、誰か殺してすらいなかったっけ。

　　　　　結果、幻想郷は発展しつつも、妖怪や神への畏怖を失わずに済めた。
　　　└───────────────────────────────┘

　　　　　　　　　　　 [.√＼･.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼　　　　 ／.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:･／.:.}─{
　　　　　　　　　　　 [_|.:･／.:.:.:.:.:〉.;　-:::::::::::￣:::::::::＜,;,;,;,;,:.:.:.:.:..:＼･:|　/
　　　　　　　　　　　 }.〕.:.＼･.:.:.／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`:..､.:.:.:.･／ √ 〉
　　　　　　　　　　　< .}.･／:／::/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ＼.:.:＼･{＿|
　　　　　　　　　　　 Τl`／:::::: {::::::::::::}'､＼:::::::::::::::::::::::::::::::::::: ヽ／.:|　(
　　　　　　　　　　　　V/::::::::/:::|､::::::::::|:: ＼:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::V/:|　{
　　　　　　　　　　　　 √:::::::{ |::| ＼:::: | ＿,厶､ :＼::::::::::::::::::::::::::: V/T＼
　　　　　　　　　　　　 |:::::::::::| ,ｨ:::::::::＼|´::::::::::: ＼r￢r￢L::::::::::::::::V/-､::`::-..._
　　　　　　　　　　　　{:::::::::イ´ :::::::::::::::::: x=tテﾊ7 Υ⌒ <,):::::::::::::::/,`'+､　⌒＼:::`:::-:.._
　　　　　　　　　　　　{:::::::::::|_x=rﾊ:::::::::::::::::: Vソ :::::{.:.:.:.:.:.|ヽ::::::::::::::::/,.:.:⌒'+.､ _ ＼::::::::::`ヽ
　　　　　　　　　　　　|:::::::.:ハ:: Vｿ＿ -‐''''￣￣￣ {.:.:.:.:.:.{,)ﾉ::::::::::::::::::/,.:.:.:.:.:.:.⌒.:+.＼::::::::::
　　　　　　　　　　　　L_,,イ;ハ￣` 　　　 　 　 　 　 V:r＜⌒>:::::::::::::::::::/,.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:⌒'>;::::
　　　　　　　　　　　　　　 /.:. }　　　　　 ＿　　　　∠'(r￢`(:::::::::: }:::::::::}::/,､.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:)､ >､
　　　　　　　　　　　　 r-Lrv入 　　￣　　　　 　 イ‐乂::::::::::＼::: |.V/:::} V', `'+､,_.:.:r〈／
　　　　　　　　　　　　　)_,(＿><＞　　　　 _, ィ　　 |::::::: ＼:::::::::⌒::＜::: }　'/,　　　￣V
.　　　　　 　 　 　 　 　√ :::: |　＼::::う7爪」-─…┴-.､::::::＼::＿:::::::::::ヽ　}::}
　　　　　　　　　　　　 {::::::::: |　　 ＼::::|i~| '，. . . .　.　.└＞' ´　　｀ヽ:::::::Y|/
　　　　　　　　　　　　 八::::::: |　　　　`'| |.|　'，. 　 　 , ／　　　　　　　＼/
　　　　　　　　　　　　　|￣｀¨` - ､＿<二>､ '，　 ／/　　　　　　　 　 　 >-‐ ¨ ￣ ヽ
　　　　　　　　　　　　　 |　　 　 　 ,r ｧ- ､　＼.',／ ./ 　 　 　 　 　 　 γ　　　　　　　 V/
　　　　　　　　　　　　　 乂,＿,彡-─--.ミ､.　 ＼ /　　 　 　 　 　 . . /　　　　　　　. . . .V/
　　　　　　　　　　　　　　./／.:.:.:.:.:.:.:,;,;,;,;,;,＼. 　 ＼　　　ィ⌒ヽ. . . √　　　　　 . . (. ..／.:＞
　　　　　　　　　　 r─ ,ソ/.:.:.:,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,`フ¨ ,.ィ . . . . . . . . >､i{. . 　　　 . . . . . V.:.:.:/.
　　　　　　　　　_＞ ''"　√.:,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;/ .７＼.. . . . . . . ,ｲ　 i{＼ . .｀ ´ . . . ､. .`'-( . .
　　　　　　　 ／ .:.:.:.:.:.:.: { /,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;;/､ /　　 ＼. . . .,ｲ　　 |. .'´ . . . . . . . /＼
　　　　　　  √,;,;,;,;.:.:.:.:.;.{'.;;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,; / ノ `ヽ､.　　`／　　 　.|. . . . . . . . . . {.:.:/. .
　　　　　　　|.:,;,;,;,;,;,;,;,;,;,l;|.;,;,;,;,` ￣,;,;,;-,;,;,; {(､,_　─-＼／　　　　　` ー───‐＼| . .
.　　　　　 　 |.',;,;,;,;,;,;,;,;,;|;|.;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,}. . . .＼ ,r'/　　　　　　　　 　 　 　 　 　 Lノ
.　　　　　　　|, `.;,;,;,;,;,;,;,;:.:,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,} . . . ／;,/　　　　　　　　　　　　　　 ／
　　　　　　　 }.:.:.:,;,;,;,;,;,;,;,:.:,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,∧ ／,;,;,/　　　　　　　　　　　　 ＞'"
　　　　　　　 |.:.:.:,;,;,;,;,;,;,;,|.:,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;[二],`,;<┐　　　　　　　 　 ＞'"
　　　　　　　 |.:.:.:,;,;,;,;,;,;,;,|.:.;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;[二],;,;,;,;〈　　　　　　, r＜´／
.　 　 　 　 　 |.:.:.:,;,;,;,;,;,;,;,|.:.;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,; ﾊ,;,;,;, ∧　　　　＜.:.:.:.:.: ＼ 　 　 　 　 ＼
.　　　　 　 　 |.:.;.:,;,;,;,;,;,;,;,|.:.:,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;, ハ.:,;,;,;,∧　　／ 　 ＼.:.:.／　　　　　 ,､　 ＼
.　　　　　　　 |.:.;.:,;,;,;,;,;,;,;,|.:.:.,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,| . V,;,;,;_L〉 ／⌒ ヽ.　`"　　　　　　ノ. . ＼　`
　　　　　　　  |.:,;,;,;,;,;,;,;,;,;,>< ￣￣￣￣￣￣. . . ￣. .V/ 　 . . . . >､ . . . .　 　　 . . . . . . ＼
　　　　　　　　| (￣Τ￣￣ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ＼. . . . .r(::::＼. . . . . .／.:＼. . . . . .
　　　　　　　　￣￣.ﾊ . .　　　　　　　　　　　　　　 . . . . . .` ､ . }　＼:::＼. . . .＼.:.:.:.＼. . . .
　　　　　　　　　　　 ﾊ　　 　 ､　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ` ､. 　 ＼:::ヽ.. . . .＼.:.:.:.＼. .
.　　　　　　　　　　　　|、　　　i〉　　　　　　　　　　　　　_ ｡ o≦⌒＼ 　)::::::). . . . . ＼.:／. .

　　　　┌────────────────────────────┐
　　　　　　かくいう私は、20だか30だかのときに、

　　　　　　「身体にガタが来る前に人間をやめないと魔道は極められない」

　　　　　　ってことに気づいて、魔女になった。
　　　　└────────────────────────────┘

:::::::::::::::::::::::::::::Y}'へ::::::::,く　　　　　　　　、　　 ｀Y　　r　 '´　　 　 ｲz
:::::::::::::::::::::::::::::::'r　ゝr下､:＼　　 　 　 　 へ、　/ 　 /　　　　　 ／─- 、
::::::::::::::::::::::::::::::::Y´　 1、f＼::＼　　　　　　 　 / 　 /　　 　 　 /::::::::::::::::::::｀　　 、
＼:::::::::::::::::::::／ｨ　　 / ｀'´＞_,.へ::`ー─‐ '::´:￣::::f'1　 　 　 !:::::::::::::::::::::::::::::::::::〉
　 ｀　　、:／イ　　　 i、　　ｨfﾃﾊ､1r_､::::::::::::::::::::::::::::! Y^1　__ﾉ::::::::::::::::::::::::::::::／
　　　　　 ￣ｿ　　 　 1＼　弋少ド !　卞、_::::::::::::::::::! / /‐┐::::::::::::::::::::::,．　´
　　　　,.　イ　　　 /　ﾍ'下≧z_　/'ﾍ　戈り㍉r-､,.__! ７__γ´ヽ_,.　-‐ ﾞ´
　　／,.ｨ　 i　 　 ./　 !　｀1　　　　 ノ´/　　Ⅵ ヽ `ｰ'⌒ `' 7 　!
　/ イ　 　 !　　/　　 i　リ入　 ､_ '　 ,.　 ノﾊ　 人　 　 　 / 　 i
　∨ ! 　 　 ／ l　!　　Ⅵ/ヽ ﾄ､　 ￣　,.イ ７ ´　 V1　　　　 　 !
　　　|　　 /　　l　｀ー 　 ＼ ｀ﾞ'ヽ ＜´ ! / !ヽ、 _ j/＼_ 　 ＿_ ト、
　 ,_ノ _,　, -─f＼　　　ヽ、｀ イ　　'ﾆz､!/ l｀ヽ、 Y／, ベ　　　 　 、
　　７,. γ　　　 ＼ `　　、 }　　! }　　 ○!　l＼__ﾍj_ノ ／ﾄ ヽ　　　　 ,
　　 !　/　　 　 ヽ　!:::::::::::Ⅵ　 / 　 　 ○!ノ}!　　-1/　 /7　　'.　　 　 !
　 　 ./　　　　 　 1!:::::::::::::/／　ヾ、 _ ／　>ー ７´＼_jﾞ´　 　 !　　 　.i- ､
　　 /　　　　　　　!1:::::::::/´`　 、　1　 　 ／＼/　　1 !　　 　 1　　 　.! 　＼
　／　　　　　　 　 Y::::r=z::::::::::::::::` 、　r'::::::／　　　.ﾄヽ、 ＼　!　　 　 ! 　 /
./　　 　 　 　 　 　 !::::ゝ_ｿ::::::::::::::::::::!ー':::::::l/　　　ノ::ﾊ　　 　 1　　 　 i__∧
! 　 　 　1　　 　 　 |:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|!　　イ::::::::::!　　　, !　　　　!_／
＼ 　　　i .　　　 　 l:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼　 ｀ｰ ﾉ:l、　/　 !　　 　 !
　..＼ 　,{ 1'　　＼　!::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::￣￣:::::i　 1　 /!　　 　 !
　　　＼ ﾍ　　　　 ハ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|＿j、 .l i　　　　j
　　　 　l｀ー──　' ﾍ:::r=z:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::r=z::::::::::i　　 ＼!､ 　 　 /
　 　 　/_{__}　　　　　_j::ゝ_ｿ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::ゝ_ｿ:::::::::|　　　 　 ＼__,/

　┌────────────────────────────────┐
　　　ああ、もちろん、周りの奴らとは丁寧に機会を設けて相談したとも。

　　　紫には「数多の異変を解決してきたあなたは、霊夢のように英雄と化している。

　　　英雄とは異端のこと。人里の民は、異端が人外になっても驚きはしない」

　　　とかほざかれたな。アイツなりの褒め言葉な気もするが。
　└────────────────────────────────┘

　　　　　　　　　　┌───────────────────┐
　　　　　　　　　　　　…え？人間をやめることについて、

　　　　　　　　　　　　霊夢から何か言われなかったのか、って？

　　　　　　　　　　　　…言われなかったさ。
　　　　　　　　　　└───────────────────┘

　　　　　　　　　　　　　　　　  _r ｍ┐
　　　　　　　　　　　　　　　 r卍┘ ｛　　　　　　　　_,∠｝
　　　　　　　　　　　／￣￣￣｀ヽ　{ 　 　 　 .． ´　｝ﾆ｛
　　　　　　　　　 ／.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::.::.:`､}　　_.．´　 　 +} ﾆ｛
　　　　　　　  ／.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::.:.:.,ノ-‐'´ 　 　 　 +｣､厂
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　　　　　　　　 人_________r卍┘､､｛Ｖ´　　　　　　　　　　/、、`､　　｀```ヽ、　　　　、
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　　　　　　　　　　　　`、 、 、 、〈　　　 ／＼　{‐(　＼＿___)、　, 　 　 　 　 　 ＼　'
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　　　　　　　　　　　　　  `_　丶－－［i〉‘´　/　　 {__,,ノ｛、 ＼_,’
　　　　　　　　　　　　　  ＇　 ‐‐‐‐‐,′　 /　　　　　　 { ＼_(；
　　　　　　　　　　　　　　！　ﾆﾆﾆﾆ{　　　　　　　 　 　 {ﾆ=　{

　　　　　　　　　　　┌───────────────────┐
　　　　　　　　　　　　　言われなかった、言われなかったんだ！

　　　　　　　　　　　　　なんでか！？ああ教えてやろう、何故か！
　　　　　　　　　　　└───────────────────┘

　　　　　　　　　あいつは、ある日、突然、いなくなったんだ。











　　　　.

　　　　　　　　┌──────────────────────────┐
　　　　　　　　　　アイツが30のころだったか、次代の博麗の巫女が決まり、

　　　　　　　　　　霊夢もいよいよ引退かとなった日の夜。
　　　　　　　　└──────────────────────────┘



-----------------------------------=ﾆ二ｱ
二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二>
＿_,|￣￣￣|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／
─‐| |￣￣|:|──────ｰ┬─ ┬───┘
. 　 | |　 　 |:|　　　　 　 　 　 　 |::::: : :.|
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─‐|＿＿＿|───────‐'.:.:.:.:.:|───'′　　　　　　　　　　,､,､ノ^'^'^'㍉,､
;';';';';';'｀Ｙ´;';';';ﾞ(_　　　　　　　　　|::::: : :.|　　　　　　　　　　　　　　　ノ;';';';';';';';';';';';';';';'ヽ,
ﾞ;ﾞ;ﾞ;ﾞ;ﾞ;ﾞ;ﾉﾞ;ﾞ;ﾞ;ﾞ;ﾞ; ;ハ　　　　　　　　|::::: : :.|　　　　　　　　　　__,ｙ'＾'＾'";';';';';';'ヾ;:ﾐ:＿ﾐ:ヾ;:い　　　　从ﾍ　 ,､ｙ从Ｙ
ﾞ;ﾞ;ﾞ;ﾞ;ﾞ;ﾞ;ﾞ;ﾞ;ﾞ;ﾞ;ﾞ;ﾞ;ﾞ;ﾞ;ﾞﾉ　　　　　ノ⌒''|::::: : :.|　　　　 ノ＾ヽ,　ｙ'’ヾ;:ﾐ:ヾ;:ﾐ:_,,.．-=ﾆ''／＼ヾ;ﾐ:く,､,､ｖWi:i:i:i:i:Ｖﾐ;ﾐ;ﾐ;ﾐ;ﾐ
二二二二二二二二丁｢,:'＾:;.:,:;.ﾐ|::::: : :.|　　ノ^´;∴ヾ;:ﾐ:ヾ┌‐=ﾆ¨´　　 　 ／／＼＼ヾ;:ﾐ:i:i:i:i:i:i:i:i:ﾐ;ﾐ;ﾐ;ﾐ;ﾐ;ﾐ;ﾐ
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼:;.:,:;. ;' |::::: : :.|⌒´:;.:,∴ヾ;:ﾐ:ヾ;／　　　　　　　／／二二＼＼;';';';';';';';'ｘXﾐ;ﾐ;ﾐ;ﾐ;ﾐ;ﾐ;
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼;';';'; |::::: : :.|;;';'∵ヾ;:ﾐ:ヾ;:'／　　　　　　__／＿＿＿＿ 　 ＼＼;';';';';'ﾞﾐ;ﾐ;ﾐ;ﾐ;ﾐ;ﾐ;ﾐ;ﾐ;
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＿___｀丶,|::::: : :.|;';';'∴ヾ;＞''ﾞ 　 __,,.．-=ﾆ¨_,| ||丁丁丁丁ＴＴＴＴＴＴＴ;';';'ﾞﾐﾐ;ﾐ;ﾐ;ﾐ;ﾐ;ﾐ
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. :.: ＼ニニニ|::::: : :.|∵ヾ;:ﾐ└‐宀^ |:| |¨¨¨~¨~｢| ||ヽ　奉納.:. |ヽ 奉納|;';';';';';')ﾐ;ﾐ;ﾐ;ﾐ;ﾐ;
二二二二二二二二二二二|凵´|::::: : :.|∴∵ヾ;:ﾐ:ヾ;:ﾐ:'|:| |ヾ;:ﾐ:ヾ;:|:| ||ﾞ'|　.:.:.:.:.:.:.:.:| | .: : .:.::|;;';'jﾐ;ﾐ;ﾐ;ﾐ;ﾐ;ﾐ;ﾐ;ﾐ
-|￣￣|‐──|　 　 |:| |''┘ﾞ;ﾞ;ﾞ;ﾞ;ﾞ;ﾞ|::::: : :.|ミ｣しﾐヾ;:ﾐ:ヾﾐ |:| |ヾ;:ﾐ:ヾ;:|:| ||ﾐ|　.:.:. 安.:.:| | .::厄.::|;'ｙﾐ;ﾐ;ﾐ;ﾐ;ﾐ;ﾐ;ﾐ;ﾐ;
~¨ﾞ丁¨¨¨¨¨ﾞ| |二二二|ﾞ;ﾞ;ﾞ;ﾞ;ﾞ;ﾞ;ﾞ;ﾞ;';|::::: : :.|ヽ|:|/ﾐヾ;:ﾐ:ヾ;';|:| |ヾ;:ﾐ:ヾ;:|:| ||ﾐ|　.:.:. 産:.:.|_| .::除:::|ﾐ;ﾐ;ﾐ;ﾐ;ﾐ;ﾐ;ﾐ;爻爻
三| | |三三| | |┼┼|:| |⌒ｉ::ｉ⌒"'''|::::: : :.|^''|:::/ :/ﾐヾ;:ﾐ:|:| |ヾ;:ﾐ:ヾ;:|:| ||'ﾞ|　.:.:. 祈.:.:|_| .::成..:|ﾐ;ﾐ;ﾐ;ﾐ;ﾐ;ﾐｘX爻爻
三| | |三三| | |┼┼|:| |: : |::|: : :;.:,:|::::: : :.|　|:::| //／^ミ|:| |ヾ;:ﾐ:ヾ;:|:| ||^|　.:.:. 願:.:.| | .::就.:.|ﾐ;ﾐ;ﾐ;ﾐ;xX爻水爻

　　　　　　　　　　　　　┌──────────────────┐
　　　　　　　　　　　　　　　宴の最中、アイツは忽然と姿を消した。

　　　　　　　　　　　　　　　忽然と。なんの予兆もなく。
　　　　　　　　　　　　　└──────────────────┘

）ﾍ　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ヽ_　 ヾ　　_　　　　　　　　　　　　 ﾍゝ〕
ﾍｒﾍ　　　　　　　　,　´　　　　　　｀ー ヘ　 Y´　　　　_　＿＿＿＿＿__,.}ソ
ﾆてﾍ　　 　 　 ／　　　　　　　　　　　　 }´ﾍ.__　イ三ﾆ=三三三｀ﾆﾆ-､ヾ
三ゝﾁ＼ 　 ／ 　 　 　 　 　 　 ／__,ｨﾆ升;;ｨ‐チ´_＿＿＿￣｀ヽ三三三＼
三三ゝヘ｀ヽ　　 　 　 　 　 ／三;＞'´＝‐-､　 ´　 /´＿⌒＼ノ_}三三三ミ､
三三,イ´ゝてﾍ　　　　　 イ;:イ´　 　 　∠´￣ﾞ7ｒ‐Ｌ）、＼ヽ／ソ〉三三三ミ:｝
ﾆ:／　　　　｛ｒ,ﾍ.___＞彡イ _入　　_／ 　 ｀ｰ┴'　　　｀ヽl｀ヽーナ三三三ミ:}
ﾞ〈　　　　 ,　＜）},_ｨ{´　　ﾉ´　　￣　　　　 　 ',　　　　　　 ヽ三三三三三ミ/
　∨　, イﾆ, イ｛_ソ ｀ー'`＝―-　,ハ __,, 　 　} 　 　 　 :ヽ　ﾍ三三三三:／
　 }／ﾆ,:イー’ 　 　 　 /　／ /／-　!　　　､,/_, -‐´ 　 　:}　 }三三ﾆ:／
／ﾆ:／_}　-‐一'　 　　{,ｨ乍卞.〒ミ: |　 ,イｨ―_ ,_| ヽ　　　|　 |三ﾆ／
ﾆ／ｊ´_ﾉ　 /　　　　　升':::::::::ﾟrｊ /　ﾉレ' ｿｲ:::乍Y从 !　 　 ;　/=-'´
Ｌｿ|_ノ 　 /　　　　　＼｀と壬サ′　　　　 ら::ｊ ｿ|ﾉ　!　 ／., '
ノ　/　 　 　 　 /　　 ヽ＼ヽXXoﾟｘｘ　　　 ゝつ / :| :|／i／
　ｲ　　　　　　 ｌ　 ﾄ､　 'ハ}　 ij　　　 　 '　　XX|　:|　　iλ
/ {　　 　 　 　 | 　 　ヽ　',　　　　　＿ _　　　　ﾉ | ｌヽ　i　',
三ﾐ｀ヽ,　 　 　 ',　　　∧ }､　　　´　 　｀　　 イ　 !ﾉ :|ノ　 :',
三ミ/　）　　　　', 　 ｛　|ﾉ_ `ヽ､　　 　 , ＜　 !　/ｰ-､ヽ 　 ',
ミ／⌒　 　 　 　 ＼　'､　　｀ヽ､:'｀　 ´　 ﾉ 　ﾊ/　　ノ | ヽ　}
´　（　　ハ＼_　　　 ＼､二ｱ　　＼　ゝ-{　ハ {r‐-､__ﾉ 　}　}
　　　ヽ 　 ',）｀二―-､ヽ　｀ヽ､　／ー-､ ＼__ ｀　ヽ}　　_ﾉノ
　　/　}　　 《 )　　　　_}ﾉ　　　ゞ’)ﾐヽ　　 __（　ヽ ノ :X´
_／ ／ 　 　 〉、彡ﾆ----､‐-　、_}ヽミヽ {::::::｀ヽﾍﾉ ノ--‐､
　 /}　　　　/イ三三三三三ヽ､　　ﾉ＼ﾐ{:::::::::::::ﾍ__ヽ＿ 　 ＼
／/　　　　{三三三三三三三ﾆ｀ヽ､＿_{::::::::::::::ﾉｿﾉ:::::::::ヽ 　:}
　{　 　 　 ,{三ニ=＜´￣｀ﾞヽ､三三ｒゝ　 ー‐ナヾ:::::::::::::::::::〉　}
　 ＼　　Ｙ´￣/　　 /　　　　ヽ｀ｰ/　r‐　　´　　|::::::::::::::／　:/

　　　　　　　　　┌──────────────────────────┐
　　　　　　　　　　　焦った。怖かった。

　　　　　　　　　　　涙が枯れた後も泣きじゃくって、郷中を探したが、

　　　　　　　　　　　アイツはどこにもいなかった。姿を見たものもいなかった。
　　　　　　　　　└──────────────────────────┘

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　_,,,..,_
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,'||||||||||ii;,_　　 __
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾞ!|||||||||||||||li;i||||||i;;,_
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　_,,;ii|||||||||||||||||||||||||||||i;,
　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 _,;i||||||||||||||||||||||||||||||||||||||i
　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ,'|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||i,
　　　　　　　　　　　　　　　　　　i||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||i;
　　　　　　　　　　　　　　　　　 ﾉ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||i;
　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ﾞi!|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||i;
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ﾞﾞヾヽ|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||i
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,;i|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||i
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ｀ﾞ!|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||i
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ﾞ||||||||!|||||||||||||||||||||||||||||i
　　　　　　　　　　i 　 　 　 　 　 　 　 　 '!|||||||ｉ|||||||||||||||||||||||N||!|i
　　　 　 　 　 _,,;iii||illllllli;, 　　　　　　　　 ｀||||||||||||||||||||||||||||||N !|ﾞ|i
　 　 　 　 　 ,'||||||||||||||||i;.　　　　　　　 　 ||||||||||||||||||||||||||||!'ヽ !
　　　　　　　ﾞ!||||||||||||||||'､_　 　 　 　_,;ii;;､|||||||||||||||||||||||||||i‐ii
　　　　　　　 ﾞ､||||||||||||||||||ｌｌｌi;､　　 ﾞi|||||||||||||||||||||||||||||||||||i
　　　　　　　　 ﾞ'!!|||||||||||||||||||||||ｌｌｉ;,i||||||||||||||||||||||||||||||||||||i
　　 　 　 　 　 　 　 ,i|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||i
　　　　　　　　　　　i||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||i　_,,;iiiy
　　 　 　 　 　 　 　 !||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||i||!"ﾞﾞ´
　　　 　 　 　 　 　 ,il|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||!
　　　　　　　　　　 |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||i;,

　　　　┌─────────────────────────┐
　　　　　　あいつがいなくなってから、もう数百年は経ったと思う。

　　　　　　だから、あいつはもうきっと、この世にはいない。
　　　　└─────────────────────────┘

　　　　　┌────────────────────────────────────┐
　　　　　　　でも、あいつがいなくなっても、目立った問題は起こらなかった。

　　　　　　　なぜかといえば、アイツの作ったスペルカードバトルシステムが完璧だったからだ。

　　　　　　　異変解決者を別人にすげ替えることで、異変解決のサイクルは滞りなく回った。
　　　　　└────────────────────────────────────┘


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　　　　　　　　　　_r'′　　　 ,,／　　:::::::::＼　　　　　::::::::::＼　　　　　,､ﾞ ..;::....; .. 'i:､
　　　　__,,__　._／　　　　　 .´　　　　　　 .ﾞ''-､　 　　.‐､_::::::::::＼　　,.::'　..,.::;;.,...!　..;;i~"'- ､
ニ';-'"~:::..:.:.｀''ー-、＿＿,,,､-‐- ..,,__　　　　　　　　　:::::::::.'ｰ.ﾞ''＼ ,!　..:;:.,..　　;　　'　 ,.::.:. "'-､
　.... ~""'''ｰ-　．..,,__＿::.:...　　:::..:.:.:::...~""''""´`'t　　　　　　　　´｀''´..,::.:;;::::...　 j　　　｀ｰ- - 　ﾞ':.,''ｰ ．..,,__　　 ..,,_,,_＿
　.,,.::..　.::.　..:.　 　;;,,　　￣￣~~""'' - ､..::;.:..:...　　`:,、　.:.:;;.::.:.:...　..:::,:,::,.　　,::...i,　 .:;:,....　.::.:.:..:.. 　ﾞ':, 、,;;;,　~""'''　:::...　￣
ニ″::::::　　 .::...　　　;,,,,;;　 ;;　　 ;;:.　　 ~"'-､ ::::::;;.::.:;..:.:.:..... 　.:.　......:::;.::.:....　/ ｀"'' ｰ- ､,　 　 ..::..　｀ ヽ　 .,;;:. -　　:::::..　_,
　､,_　;;　　　　　　,　　　　　　　　　　　 　 　 ,,_,__､　　:.:.:...:.;:.:.::.:.....　,::.　,､- ´　､,...::...　,＿＿　｀　　.;:.　;.:...　 __,,..､､．-''"~~,::
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'':'`::'::',:'':';:;..,"'`',:'':'`::'::'.,"'`',:'':'`::':' "'`:　:::　　　　　　　;..,"'`',:'':'`　　:::;..,"'`',:'':　　　　　　:::;..,;..,"'`::'::',:'':'`::'::　'::',:'':';:;..,":,.,i|!、
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　'':'`::'::',:'':';:;..,.　　　　'::',:'':';:;..,"'`'::',:'':';:;.

　　　　　　　　┌──────────────────────────────────┐
　　　　　　　　　　皮肉なことに、アイツの叡明さは、アイツ自身の存在意義を貶めたってわけだ。

　　　　　　　　　　…本当に、皮肉なことに。腹が立つほど。
　　　　　　　　└──────────────────────────────────┘

　　　　┌─────────────────────────────┐
　　　　　　…ああ！いや、違う！

　　　　　　今日は、あの大馬鹿について思い耽る時間はない！

　　　　　　私は、もう一人の大馬鹿に、言わなきゃいけないことがあるんだ！
　　　　└─────────────────────────────┘



　　　　　　　　　　　　　　　　　　__________.　　　っ
　　　　　　　　　　　　　　　,..:'"´::::::::::::::::::｀フ　　っ
　　　　　　　　　　　　　 ／:::::::::::::::::::::::::::::/
　　　　　　　　　  ト､　/:::::::::::::::::::::::::::::::_;'　　　　　三　＝　─
　　　　　　　　　　i　｀7:::::::::::::::::::::::::::::::::::i7
　　　　　　　　　 /　ｱヽ､:;_::::::::::::::::::::::::::::',]
　　　　　　　　　レイヽ､.,__ ￣￣￣￣_,.ｲ｀ヽ､.,
　　　　　　 ,..:'"´:::::::::::::::::::::｀￣￣￣::::::::::::::::::::::｀::ｰ.､,　　二　=-　-
　　　　　 〈::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::〉
　　　　　く_＞,､:;:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::;:＜」
　　　　　　└rへ｀＞ｰ---r------ｧ---─r＜´ン´
　　　　　　　 ｀ヽハｰ-r'´ヽ､___rﾍ_ﾉ-へ-‐'｀'‐-ﾍ　　　　　　　三ﾆ　－
　　　　　　　　　ﾚ'i　!　　　　i　　　　　　 ＼　　　':､
　　　　　　　　　　 Vi　　　 　',　　　　　　 　 ' ､　　 ｀"'' ｰ-  ､__人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_
　　　　　　　　　　　!', i 　　　 ヽ. 　　　､　　　　ヽ.　`'' ｰ＜  ）　ガキんちょども！　　　　　　　　　　(
　　　　　　　　　　　`ヽ!　　',　　　 ､　 　 ' ., 　　　｀　､　　 ｀ ）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　(
　　　　　　　　　　　　 ,ゝ､　ヽ. 　　 ｀ヽ　　 ヽ　　　　　）⌒ ）　そんなに私に構ってほしけりゃ、　(
　　　　　  ,.-‐-､ 　 /　　 ｀ヽ）､　　　　　　ヽ.　 ヽr ､r'ヽ､　 ）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　(
　　　　　/　　 .ﾉﾝ / 　　 　　 ':,::ヽ.　 ﾉヽ. 　 !｀ヽ. !､　 r'^､  ）　明日の私を訪ねるんだな！　　  　(
　　　　  i　　　ﾉ　〈　　　　　　ﾉ::::::::）':::::::::ヽﾉ:::::::::::::ヽ/　　  ⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒
　　　　　i　　 ',　　/｀ヽ､__,.イ　!:::::::::::::::::::';::::::::::::::::':;:::::ヽ. 　　 ＼
　　　　　',　　 ヽ,/　　　／｀ヽﾉ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::':, 　　 ノ
　　　　　 ヽ.　　　　 ／　 　　 i:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::'y'´

　　　　　　　　　┌───────────────────────────────┐
　　　　　　　　　　　今、幻想郷はどこを見ても平穏だ。

　　　　　　　　　　　妖怪たちは「近寄り難く恐ろしいが、頼りにはなる」という地位を確立し、

　　　　　　　　　　　共同幻想を維持しつつも人間と融和できている。
　　　　　　　　　└───────────────────────────────┘
　　　　　　　　　　　__,,,,......,,,__,::'"　 　　　　　 　　　　 /　　　!
　　　　　　　 ,.‐''"´.::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:｀`'' ､_　／
　　　　　 ,.'´.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:`':､　　　　　　 /　　　　 |
　　　　.,:':.:.:.:.:.;.:.:.:.:.;.:.:.:.:;.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ､_　　　/　　　　　 !
　　　 /:.:.:.:.／:.:.:.:/:.:.:.:.ﾊ.:.:.:.:.:.:.!.:.:.:.:;.:.:.:.:.:ヽ(　　　/　　　　　　!
　　　,'.:.:.:.:ﾉ:.:.:.:.:./i-‐/‐ !.:.:.:.:.:,':.:.__;ﾊ:.:.:.;:.:.:.',_____;'____　　 　　 !
　　　i:.:.:.;':.:.:.:.:.:/,ｧ;'‐‐-;､'､:.:.:.ﾊ:.:./｀i:.:.:.:i:.:.:.:〉___,.ﾍ､___＞- ､__i
　　 ﾉ:.:.:.!:.:.:i:.:.:.!ｲ !　_rｿ ｀ ）'　'ｧ'ｧ､7:.:.:.!:.:./:::::::::::::::// ￣｀''ｰ､ ＞､__,
　　,':|:.:.:.'､:.ﾊ:.ﾊ ,,,,￣ 　　　 　└' ' i:.:.:.:ﾊ（ :::::::::::::://::::::::::::::::::::::｀ヽ､_
　　!ﾉ:.:.:.:.:)':.Y:.::'､　　　　　　 '　　 "!,:イﾉ ::::::::::::::://:::::::::::::::::::::::::::::::::Y
　　ﾊ;.:.:.:ノ:.:.:.!:.:ハ､　　 i´￣7 　 ,.ｲ:.:.:Y＞､:;____//:::::::::::::::::::::::::::::::::::::
　 〈:.:.:):.:.:.:.:.:.ﾉ:.:.:.:ﾉ｀ｧ､.,_` 　,. イ:.:.〉:.:.ハ`ｰへ.//:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
　　 )'´ヽ/_（_,.＞く´　i､　￣ﾄ !ﾚﾍ(へ（ヽ!　　 //-へ､__r-､__:::::::::::::::::
　　　)／´　 ｀ヽ,l+ﾍ　　ヽ._」　|`''＞r､）.　　 //　　　　　　　 `ｰ'"￣
　　 /　　　　　　Yl+ゝ､_/ム__/i+l+i　ヽ.　　//
　　.i　 　　 　　　i.l+i+ヽ/　ﾊ./l+l+ﾊ　　',__//　　　　　　  ,.ィ三三／
　　 '､　､ 　 　'　ｲl+l+l7　　　i/i+l+l　 ｒ'ヽ､ヽ　　　　 ,.ィ三三三／　　　　　_　　{三三＼__
　　　｀ヽ. '´　　　':;+K_,.ﾍ､_」〉l+l+7_ r'ヽ.　　〉　  ／三三三／　　　　　／/{ 　 ＼三三三＼
　　　　　'､ 　 　 　_ヽ._,,.. --‐‐ｧ-r‐!ﾍ　 　,ﾊ　 /三三三／　 　 　 　 ////{　　　 ＼三三三＼
　　　　　　';　　　 '"´　　　 　/ /"￣｀ヽ!イノ  /三三イ　　　 　 　 　/////　　＿.　 ヽ三三三/､
　　　　　　 ,k　　　　　　　　　i/　 　 ヽﾉイ　i  {三/￣;￣＼￣￣＼/////!,ｨ////!　　　　 ＼/三＼
　　　　　 く+ﾍ､　　　　　　　_,Yｰr-､ﾝ､　 ／∨＼!　　 l　　　 _　　 //////{/////　　　　　　/三三{
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /　　 {／　　　 {￣二_/}-､∨/////{///　　　＿__　/三三ﾆ＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＼　　＼＿＿/¨ ＼ /＼//〉//////l /--77///　 }三三三三＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／{＿/ 　　 /: {: : : :＼: :＼＿＿}＼＿,. -―ｧ///／　 ,三三三三三 ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　{　 ＼　　 ノ: : :l:＼: : : ＼: : : : / 　 　 ,ｲ　 ////>　　/三三三三三三 ＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＼ 　 ￣/ｲ: : :{､: : ヽ､: : :ゝ､_: ＼＿/: |／//／　　/三三三三三三三三＞
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　  ＼∧＿|: : : :l＼: : ＼ィﾁ斥:､: :|: : : {＞￣　　 　/三三三三三三 ／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /从: :芹抃￣ 弋(ソ}:.:.:.|､: : :〉　　,ィ. 　 /三三三三三三 /
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／ハ: : : ',｀¨　'　　,　 ﾊ: :/_-l:/―7/ }＿/三三三三三三 /
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　  {: /!:＼:ミ､ __｀＿. ｲ/从　 /　／-7三三三三三三三／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　  Ⅵ l:ﾊ _＼　 7 '　/　 　 　 ／-,_/三三三三三三／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　  r∨Y　＼r＼{_,イ＿＿_／､_{￣　｀ー- ､三三／
　　　　　　　　　　　　　　　＿＿__r､ｰ-､_ ,..ィ /＿__/ {/ﾊ､{＼__/ {／）_/　　／ 　　/---､/
　　　　　　　　　　　　　　　三二=ﾏ　　＿∨///}///-////_}　　 　 ＼　￣　 　 ／ア-､-＝二三二一一一一
　　　　　　　　　　　　　　　／￣ ＼￣　　 ￣￣}////// {_}'　　　 　 /＼＿,..イ＿_///{
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ｀ヽ､ r-､ ,.-∨/// {-（　　　　 ｲ＿＿ヽ_/-'　∨//
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 | r-､{　 ＼/ /-〈　　　 　 |ｲフ///∧　　 ∨{
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　￣　7 ￣　　　　{///////// ヽ　 ∨///､//// ＼
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　　　　　　┌──────────────────────────────────┐
　　　　　　　　異変だって、もう50年は目立ったものはない。

　　　　　　　　郷内の奴らは満たされているから、スペルカードバトルは遊び目的を超えない。

　　　　　　　　幻想入りしてくるやつも、しばらく見ない。もう外界に人外はいないのだろう。
　　　　　　└──────────────────────────────────┘

　　　　　　　　　　　　　┌────────────────────────┐
　　　　　　　　　　　　　　　妖怪が電子ゲームに熱中し、
　　　　　　　　　　　　　　　　　 ｼ　ｮ　ｯ　ﾋﾟ　ﾝ　ｸﾞ　ﾓ　ｰ　ﾙ
　　　　　　　　　　　　　　　神がコンクリートの巨大な建物の中で物買いに興じ、

　　　　　　　　　　　　　　　天人が珈琲臭い茶屋で庶民と茶をしばくのが今の郷だ。
　　　　　　　　　　　　　└────────────────────────┘


　　　　　　　　　　 /ｊ　　　　　　　　　　 __＿__　　　　/　　 | _,,.-‐''"　　　/
　　　　　　　　　　/ ハ　　　　　　,.r＜三三三三＞､.! /´/´　　　　　　／
　　　　　　　　　 l　! 　＞.７ｰ＜三三三三三三三三ヽ./ 　／　　 r＜
　　　　　　　　　 |　γ　/　　　　ヽミ三三三三三三三∧〃 　 ／　　 ＞
　　　　　　　　 -┴‐{　 i 　 　 　/　ヽ Y三三三三三三三ー＜＿ｘ＜
　　　　　  ／　⌒ヾ人 　 　　　从. 　 ﾉ≧三三三三三三三三三三三＞
　　　　　/／￣￣　＞ゝ─‐＜三≧"＞=＝ ｆ"´ ￣￣￣ ｀ヽミ厂´
　　　　　　　　　 <三三＞──‐＜　 / /　/　　　　　l　　　　ヾ､
　　　　　　　　　　　　 /　/　/　　 ｲ　/ /　ｲ　　　　　/　　　　　　ｉ
　　　　　　　　　　　 /　/　/　　/　!/lX! / l !　　 　 /　　 ,ｲ　　　 |
　　　　　＿　　　　/　/　/ 　 / イてぅ､ﾘ､从　　 イ|　　 //　　 　 !
　　　 Y　＿ ｀ヽ. /　/　/　／ /!. V辷ﾘ　 　 )／斗ﾘ人//　　　　 ′　　 何でトールとかグランデとか言うの？？
　　　 弋ン)⌒>r vムニイ ／.! ! ,,,,｀¨　 　 　 ｨてぅﾐ､/ '　 　 /　/
　　　　 ￣r <　l　 辷ー＜　　| l　　　　　 ,　　ヾ ンツ'　　/ /　/　　　　  大きさの表記って
　　　　 ／ 〉　V　　　　 　 }　 i人 　 ヽ　 _,　 　 ''''∠＿ノｿｲ　/
　　  ／／/ヽ　　　　　　 ｒ'　 从 l＼　　　 　 　 イ　 |! 　 イ !ｲ　　　　　  small、medium、largeじゃないの？？
.　／／／ ／＼　　　　/!　　| |　＼　＞-‐ T_´ │　||　　 |│l
〃 /／ ／　　　l　 　 │|　　| |　 　〉､　 　 ｿ､.　 |　/ !　 　ヾ､ヽ
　／ ／　　 　 /!　　　 ﾄi! 　 ! l　､　|─辷そ＿＞!､_　|　　　　＼＼　 ヽ､
　 ／　　　　／ l　　 　 l |!. / /　∧ !::::::::):::}:::::::::::::::::l l 　　　　　 ＼＼ノ )
／　　 　 ／ 　 l　　　　| ∨ /　 l　l |:::／|⌒ﾄ､:::::::::::{∧　　　　　　　＼ <
　　　　 /　 　_,.'　 　 　 l　∨　　| /∧::::::|三ﾄ､＼::::::ﾄ､ ＼＼　　　　　　　`ー─-　 .
　　　  〈　　〃'　　　　　l!､　〉 　 ﾘ∧ !:::∧ﾐ∧ヽ:::￣ヽY　 ＼＼＼　　 　 ＼⌒ヽ 　　｀ヽ
　　　　  ヽ {l.,'　　　 　 │∨　　 /　 !|:/ 〈|三ﾐ〉 ',:::::::::::＼　　＼＼＼　　　　＼__!|｀ヽ　 丶
　　　//　　{!l　　　　　　l /　　 /　 //:| 〈 !三ﾐ!〉 l::::::r┬ '　　 　＼＼＼　　　　 　ヽ　＼　',
　　 //　　　ヾ 　　　　 /"/　 /　 /ｲ::::|　〈!三:/〉 |／　l　　　／　　＼＿＼　　 　 　 ＼　〉 !
　　//　　　　∧　　　.〃/　 /　ノイ!ヽj　〈!三.| 〉　　　 l〉‐<　　　 ／ ＼ ｀ヾ ､　　　　　∨/
　 //　　　　/　 ー‐' 　/　 /　　　ﾉ'　　　〈l三:| 〉 　　　|　　＼_／　 　　＼　〉　ト､　　　 l'
. //　　　　∧　　　　 ｲ　 /　　　　　　　 〈 |三ﾐ|.〉　　　|　 　　 ＼　　　　　Y 　 !　 ヽ　 /
／ 　 　 　 !　ヽ　　 　 ! .∧　　　　　　　　)!三ミ!〉　　　| 　 　 　 /´　　 　 /ﾉイ 　 　 )ｲ

　　　　　　　　　　　　┌──────────────────────────┐
　　　　　　　　　　　　　　きっと、霊夢の思い描いたものは、もう実現している。

　　　　　　　　　　　　　　あいつの時代の内憂は、もう一つたりとも存在していない。
　　　　　　　　　　　　└──────────────────────────┘

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┌────────────────┐
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　では、今の幻想郷の内憂は何か。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　└────────────────┘






　　　　　　　　　　∧＿∧
　　　 ∧＿∧ 　（´<_｀ 　）　　 ＜おい兄者。先週たった高層ビル、外界の都市を参考にしていたそうだぞ。
　　　（　´_ゝ`）　/　　 ⌒i
　　 ／　　　＼　 　　　|　|　　 ＜そうか弟者。外界のテクノロジーは、やはり興味深いな。
　　/　　 　/￣￣￣￣/　|
＿_(__ﾆつ/　 FMV　 / .| .|＿＿＿＿
　　　 ＼/＿＿＿＿/　（u　⊃




　　　　　　　　　　∧＿∧
　　　 ∧＿∧ 　（<_｀ 　　）
　　　（　　´_ゝ）　/　　 ⌒i　　 ＜…外の世界って、どうなってるんだろうなぁ…
　　 ／　　　＼　 　　　|　|
　　/　　 　/￣￣￣￣/　|
＿_(__ﾆつ/　 FMV　 / .| .|＿＿＿＿
　　　 ＼/＿＿＿＿/　（u　⊃

　　　　　外の世界かぁ…考えたことなかった

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　この郷なんかより遥かに栄えているだろうよ

　　　　　　　見てみたいよね、富士山

　　　　　　ｻﾞﾜｻﾞﾜ……
　　　　　　 ∧,,∧　 ∧,,∧　　　　　　　　 ∧,,∧ 　∧,,∧ｷﾓｷﾓ……
　　　　∧ (´・ω・) (・ω・｀) ∧∧　　∧ (´・ω・) (・ω・｀) ∧∧
　　　(　´・ω)　Ｕ) ( つと ﾉ(ω・｀ )(　´・ω)　Ｕ) ( つと ﾉ(ω・｀ )
　　　｜　Ｕ (　　´・) (・｀　　)　と ﾉ ｜　Ｕ (　　´・) (・｀　　)　と ﾉﾄｵﾅｵﾅ……
　　　　ｕ-ｕ （l 　　 　∧,,∧ 　∧,,∧　ｕ-ｕ （l 　　 ) (∧,,∧ 　∧,,∧
　　　　　　　 `ｕ-∧ (´・ω・) (・ω・｀) ∧∧`ｕ-∧ (´・ω・) (・ω・｀) ∧∧
　　　　　　　　　(　´・ω)　Ｕ) ( つと ﾉ(ω・｀ )(　´・ω)　Ｕ) ( つと ﾉ(ω・｀ )
　　　　　　　　　｜　Ｕ (　　´・) (・｀　　)　と ﾉ｜　Ｕ (　　´・) (・｀　　)　と ﾉ
ｶﾞﾔｶﾞﾔ……　　 ｕ-ｕ （l 　　 )　(　　　ﾉu-ｕ　　ｕ-ｕ （l 　　 ) (　　　ﾉu-ｕ ﾄﾞﾖﾄﾞﾖ……
　　　　　　　　　　　　　 `ｕ-ｕ'.　`ｕ-u'　　　　　　　　 .`ｕ-ｕ'　`ｕ-u'


　　　　　┌────────────────────────────┐
　　　　　　　現在の幻想郷最大の内憂は、

　　　　　　　外の世界への興味関心がかつてないほど高まっていることだ。
　　　　　└────────────────────────────┘

　　　　　　　┌────────────────────────┐
　　　　　　　　　今までは、そんなことは起こり得なかった。

　　　　　　　　　なぜなら、妖怪など人外がそれを止めていたからだ。
　　　　　　　└────────────────────────┘


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　//~ヽヽ　 _,.｡*'≠ﾆﾆﾆヽ__
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　{ |　 ﾑ Y´　 ／／　　　} | ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　{ i　/　ﾑ i／／　　　　// 　　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 .ﾍ V　　 〉K'´‐=__　　ｱ/ 　　　　ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ゝ_-彡<三＞＝＝彡'､_　　　　　`､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　_√Ⅵ 　 `=＜=X-＜､ヽ､_　　　　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／/ /ｿﾍ ＼＼ヽY二ヽ_ l弋_)>__　　 　 ）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,＞厂〉i　 l`ーーー''"芸アj.　l ｢ /＼　＜_
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ( .{ ヽiｨ7炒j　　　　∠ｨ　i ﾚ'へ-ヽ____＞
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　  〉人.从¨´〈　　　　　{ｨ ./ i /､　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／'　 ＿_h､　ー‐ ´　　Vi　 lﾄ､ ＼　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　彡⌒ 　／ﾆ≠,〉|＼ 　　 ／　ﾞ| 　.ﾄ､ヽ､__　　`＜
　　　　　　　　　　　　　　　　  ,√＞‐‐'つ'≠'彳´ .,' 　≧手====,'　 lk. ＼　ー ､＿　`＜ ＿_
　　　　　　　　　　　　　　　 ／ '´_r＜'´=／__/　 /＿,√7√:::::/,　　｢＼　　 ー、＿`ﾆ＝―-ﾐxｭ､
　　　　　　　　　　　　　  ／　　´―ｬ 〉"/´ /　　,::::::::iヘ,}:{::::::::j{　　 ﾄ､__ヽ ＿　　　 二ﾆ=- ､___〉 ﾆ=_
　　　　　　　　　　　　 ／　　　 .,ｲｴ_/／_.,/　 　,'ニ＝≠'':::::／　　 i}％'"￣ヽ二ﾆ=-ｭ＿＿＿./　彡　>
　　　　　　　　　　　  |　　　__ /　ｧ＝＜,ｲ　 　/:::::::::::::::::::メ　　／ ﾒ'´　　　　ド､　　　　　　.／　 , ＜´
　　　　　　　　　 ,＞'!　　f'´　　 l':::::::::/　　...,ｲ:::r==＞'´ 　 ／.,｡ｲ　 　 　 　 |　ヽ 　 ,＞~´,ｨ＜´
　　　　　　　　　  〉ｲ|　　l}　　　/::::::ノ　 /／::::γ´,ｨ　　　,彡イ/　　　　　 　 {　　ヽ7' 　 ,ｨケ
　　　　　　　  /￣ { | ／.|　　/|:ﾚ'´　 ,ィ'::::/ヽ_l /＿ｯ≠´　　/　　　　 　 　 〈 　　 /　／
.　　　　 　 　 ゝv-≠"　〈　 / /　 r＜:::::::r'≫k＜ｱ/　　　　人　　　　　 　　 | 　 .7 |〈
. 　 　 　 __／／ .|　l　　∧ｲ l'　, 〈::::ｿ:l:::／ 　 |`‐/　　　　　　 ,ゝ-=ニﾆﾆ≠'ﾐ　, ﾍ '∧＼
.　　　 ／ 　<,ｨぅ、　　 /　|　j　 ／::::::::::::＼＿(//　 　 　 　 ／|　　 ~`　∧　　＼　`'　∧ ＼
...　　<xへ,＿/　∧　　i　 l　.| 八::::::::::::::::::::::::://　　　　＞~/ . |　　　　 |{ ∧　　 ヽ`＜　ﾏ　 ＼
　　／　／ 　.＼　∨　!　 j　}'::::::::::::::::::::::::::::://＿__＞´　 / 　 {/　　　 .|./ ∧　　　＼　~ Y　　 ヽ
　/　　/ 　 　 　 　 ∨　 　./|::::::::::::::::::::::::::://≡〒'　　　/　 　j , <.　　 |l .　∧　./　　ヽ　∧　　　Y
./　　 j￣＼＿ 　　　`　／,r|::::::::::::::::::::::::∥:::::::/　　　／　 ,r〈 ／　 　 .ﾘ　 　 | ,'. 　 　　ﾍ　∨　　 !
.フヽ/　＞―7―‐―‐'＾/／ヽ、::::::::::::::::::||ﾆ≡|　　／　_ｨ/　　　　　l　 |　　 .｣/　　彡　　 )　.ﾏ.　 ｜
　／＜´　　/.f ,＞'"／:<´_,仝､_,`＜:::::r'/￣￣ﾏ/＞ ´ /　　　　　　l .ｿ　　／／　　　　／ 　 !V　 |
＜´　　　　｣,/´　／::::／_,ｬ-､,｀　　　~ヽ､__r＜´＼　　/　　　|　　　 Y　 　 ／　／ 　／　　　 | |　 .|
　　　, ＜´ / .／:::::::::`‐,彳_⌒`-､ 　 　　　￣￣　∨/ 　　　.|　 　　 |　 ／　　 ,x＜´　　　　　l}　 /
_,＜´　 　/／::::::::::::::::K_ｧ´,ｨ-ｭ‐ヘ＿　　,,__＞―'´,〉　　　　 |　 　　 ﾚ"　√＜　　　　　　　　ﾙ＜
　　　　／::::::::::::::::::::::::::::｀´::::::::／／　｀￣　｀ーｬ／　　　　　 !　 　　 |／´

　　　　　　　　┌─────────────────────────┐
　　　　　　　　　　が、今はこの動きを止める者はほぼいない。

　　　　　　　　　　なんなら妖怪たちからも、外の世界を望む声が出ている。
　　　　　　　　└─────────────────────────┘

　　　　┌──────────────────────────────┐
　　　　　　だって、幻想郷はもう、外の世界のように近代化を遂げた場所だ。

　　　　　　おそらく、テクノロジーはもう外界と遜色ないレベルに到達している。
　　　　└──────────────────────────────┘


　　　　　　　 ∧,,∧　 ∧,,∧　　　　　　　　 ∧,,∧ 　∧,,∧
f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣｀ヽ  ・) (・ω・｀) ∧∧
|　妖怪や神様は、近代化の波を恐れて　 　| Ｕ) ( つと ﾉ(ω・｀ )
|　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　  　| 　´・) (・｀　　)　と ﾉ
|　幻想郷にいるんでしょ？　　　　　　　　  　| 　　 ) (∧,,∧　/⌒ヽ
ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿_乂  -∧ (´・ω・) (・ω・｀) ∧∧
　　　　　　　　　　(　´・ω)　Ｕ) ( つと ﾉ(ω・｀ )(　´・ω)　Ｕ) ( つと ﾉ(ω・｀ )
　　　　　　　　　　｜　Ｕ (　　´・) (・｀　　)　と  f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣｀ヽ
　　　　　　　∧,,∧ｕ-∧,,∧　　 ) (　　　ﾉu ∧,|　でも幻想郷だって技術革新を遂げられた！　　　 　|
　　　　　∧ (´・ω・) (・ω・｀) ∧∧　　∧ (´・ |　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　|
　　　　(　´・ω)　Ｕ) ( つと ﾉ(ω・｀ )(　´・ω)  |　それなのに、問題は起こらなかったじゃないか！ 　|
　　　　｜　Ｕ (　　´・) (・｀　　)　と ﾉ ｜　Ｕ (  乂＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿_ノ
　　　　　ｕ-ｕ （l 　　 　∧,,∧ 　∧,,∧　ｕ-ｕ （l 　　 ) (∩,,∩　 /⌒ヽｕ-ｕ （l 　　 ) (　　　 ﾉu-ｕ
　　　　　　　　 `ｕ-∧ (´・ω・) (・ω・｀) ∧∧`ｕ-∧ (´・ x ・) (・ω・｀) ∧∧ｕ-ｕ'　 `ｕ-u'
f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣｀ヽ　  ﾉ(ω・｀ )
|　じゃあ、妖怪は近代技術に触れても問題ないんだね！  　|　 　)　と ﾉ
|　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　|　 　ﾉu-ｕ
|　なら、外の世界に行っても問題ないよね！！！　　　　　 　|　  '
ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿_乂
　　　　｜　Ｕ (　　´・) (・｀　　)　と ﾉ ｜　Ｕ (　　´・) (・｀　　)　と ﾉ
　　　　　ｕ-ｕ （l　 　 ) (　　　ﾉu-ｕ　　ｕ-ｕ （l 　　 ) (　　　ﾉu-ｕ
　　　　　　　　 `ｕ-ｕ'.　`ｕ-u'　　　　　　　　 `ｕ-ｕ'.　`ｕ-u'

　　　　　┌────────────────────────────────┐
　　　　　　　その結果がこれだ。近代化した幻想郷で妖怪は生きている。

　　　　　　　妖怪は近代技術に触れても問題ない。故に、外の世界に出ても問題ない。

　　　　　　　これが幻想郷の世論を圧倒的なまでに支配する意見だ。
　　　　　└────────────────────────────────┘

　　　　　　＼人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_／
　　　　　　＞皆誤解している！　　　　　　　　　　　　　　＜
　　　　　　＞　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　  ＜
　　　　　　＞明治時代、妖怪たちが死に絶えたのは　 ＜
　　　　　　＞　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　  ＜
　　　　　　＞技術革新のためじゃない！　　　　　　　　 ＜
　　　　　　／Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒  ＼

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
》《》《》《》《》《》《》《》《》《》《》《》《》《》《》《》《》《》《》《》《》《》《》《》《》《》《》《》《》《》《》《》《》《》《》《》《》《》《》《》《》《》《》《
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣

　　　　　　　【審議終了】
　　　　　　　　　　　　 　　　　　　∧,,∧ 　　　　∧,,∧
　　　　　　　　　　 ∧ ∧　　　　(　　　 ) 　　　(　・ω・)
　　　　　　　　　　(ω・　)　　 　 (　　Ｕ) 　　　 ( つ日ﾉ　　　∧,,∧
　　　　　　　　　　｜　Ｕ　　 　 　 u-ｕ 　　　　　 u-ｕ 　　 　(　uω)
　　　　　　　　　　　ｕ-ｕ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　(∩∩)
　　　　　　　　　　　　　　　∧,,∧　　　　　　∩ ∧_∧　審議結果
　　　　　　　　　　　　　　　(・ω・')　　　　⊂⌒（ ・ω・）　「妖怪も幽霊も嘘松」
　　　　　　　　　　　　　　⊂∪∪⊃　　　　　 ｀ヽ_∩∩



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿＿＿＿
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／ ∠　　　/＿＿＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　≧二／　i＼∠｡┬:､　＜＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／／ ￣￣　{ ､ ￣｀＼＿Ｚ ',
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 l 　 rニニニﾆV ＼　U V　 　 |
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |　| |_| 　＿ ヽ|_| 　| 　　| / 　 |
　　　　　食うもん(恐怖心)が見当たりません！　 　　　 ＼| | ／ / ヽ 　|　/　／ 　＼/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／| |{＿_.ィ⌒}V　| /　　　　　＼
　　　　　これでは飢え死に待ったなしですよ全く！　 ／　ﾉ レ‐‐┴:､ノ 　|　　r‐‐:､_ 　　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　￣￣〉 ニニ　 　 　 　 X　　ｌ　|`‐‐‐┘
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　  { | | | | |＼＿ｌ ／　　　|　|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＼　　　　　　|　　 　 / /
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　  | r'　 　 　 | ＿_∠／
　　　　　　　　　　　　　　　　　とある一般妖怪男性→　 　　／/　〉　　　　|＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　  ／/　| 　|　 　 .／| 　|＼
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
》《》《》《》《》《》《》《》《》《》《》《》《》《》《》《》《》《》《》《》《》《》《》《》《》《》《》《》《》《》《》《》《》《》《》《》《》《》《》《》《》《》《》《
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＞そんな目に見えるものは関係がない！　 ＜
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＞　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　  ＜
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＞重要なのは人々の心の変化にあった！  ＜
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒＼

:::::::::::::::::::::::::::::: ::: ::　　　　_
:::::::::::::::::::::::: ::: :: : :　　//´'ヽ､;;::::;__;ゝ;ﾆヽ.
:::::::::::::::: ::: :: : : ,,. -‐''| l､　　 `､　 //｀ヽl |
:::::::: ::: :: : :　／　　　　 ＼ヽ､.,__,'ｒ-'､___,//ヽ.
:::: ::: : : : :／　　ヽ.,_,ゝｒ-‐;＞-‐'⌒ヽﾍ‐‐'_/_!
::: :: : :　/ 　　__,r'"7-‐ｧ'　i　　ｉ　　　 〉-､/ ヾ.Yヽ
:: :　　_!7r'￣_,,.!-'"／/-‐ﾊ-/| 　i　./i 　 ｀ヾ.!_/
: 　　 i 　 ン´ ｲ/./　/!ｧ';.ニ;ヽ|　,ﾊ/‐|､　ｉ 　 ',!〉
　　く ｀Y´　／ |/　./ｲ　! l,l i::::ﾚ'::::'ｧ;ﾆ;ヽﾊ. i　i　　 その通り。あの時妖怪たちは、
　　 ヽ._!　/ 　 !　ノi.　` ゝ‐'::::::::::::::::ｉl | ﾊ/!ﾍﾉ
　　　　,'　!／､ﾍ 〈 ﾊ "　　 　 　 ' 　`'',,i.　Y　　　　 近代化のためではなく、人々に信じられなくなったため死んだ。
　　　 /　　　 　ヽ〉| .i､.　　　,.-‐､　 　,ﾊ　'.
　 .／　　　　,' 　ﾉ 　!へ､,　└‐‐'　,.ィｧ'|｀ヽ)　　　  幻想郷は変わったけど、外の世界は何も変わってない。
　,'　　　　　/ 　/|　 ﾄ､　 ｀＞-ｧ'" ノ| ｲ
　i　 　　| ./, '"´::',　|ﾍ,.ｲ＞ｧｰ-r'7､|r'ﾝく7　　　　 今妖怪が外の世界に出たら、外界人類の不信パワーで死ぬ。
,ハ　　　!ｲ:::::::::::::::ヽ!r'ンiヽ､／ﾑ_」ヽｰﾚ'､
　〈　　 ./::::::::::::::::::::::ﾍ/!/ﾄ､,_〈_ハ〉:::ヽ;::::::':,
　 ﾉ` 　i:::::::､:::::::i:::::::;:ｲ/::i::::::::::::::`'::::::::::::Y::::〉､
'Y 　 ヽﾊ;::::::__ｧ-'‐ヽ､ｲ::::::::::::::::::::::;:::::::::::;ﾊ:::rり

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿＿　　　　　＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,. '::´::::::::::::::::::::｀'ーﾆ´:::::::::::::::::::::::::::::::::／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀......､:::::::::::::::::／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／:::::::::::::: -‐ ￣ ‐-- ::::＿:::::::::::.......､:::::::/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,´:::::::／￣　 ,.. -－-　　_　　￣｀ｰ ､:::......､l
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　l:::::::∠　　 ／　　　　　　　｀ ｰ- ､　　｀｀ヽ:::...､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　l::::::／　　/　　　　　　　　　i　　　｀ ､　　く:::::::::..､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　',:::::ゝ__　/　　　/　　　 /|　ﾊ　!､.　 　ﾄ､　 ＼:::::::..､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ヽ::::::::}/　　i　/ ﾊ　　/ ィ 7_十' } |　 l.' ',　　く:::::::::l
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.　　　 ＼〃　!　l ﾑT弋　i　 !/ 7示､} l　 |　 Ｖ⌒｀::::::::;!
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 {ﾊ　l　l |. YＴ:ﾄ､{　 　 ﾋzｿ//|　 ﾄ､　',:::::::::::／
　　　　　でもそれに気づいてないバカどもが、　 　　　　 Ｖ､ ﾄ {.ﾊ　v} ,｀　　　 ,, {/ ,!　 |ﾉ　　ヽ￣
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ゝ｀　Xﾊ ''　　　_　　　　,仆､/　　　　）
　　　　　外の世界を嘱望し続けている。　 　　　　　　　　 ;´､,.､（ 　 >､　　 　 　 , ｲ　ﾚ´｀ー-'｀｀
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ｒ＼ Ｘ´ ＞ェ≦xｧ⌒>､
　　　　　結界の管理所たる博麗神社には、　　　　　　　　　　  ﾍ　 )ﾉ /＼＼／ ／ 　 ｀ヽ、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,ィｰく. /　　＼／　　　　　　ﾍ
　　　　　不審な郵送品と迷惑メールが押し掛けている。　  　(　　 /´! 　　　ﾊ',　　　　　　　 ',
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／`ｰｒ' i´　　　,/　)',　　　　 　 　 ',
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 r―-､{　　 ﾉｒ´　　　{ﾆ}{ﾆ}l　　　　　　 　 ヽ、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.　 　 　 }　　 ﾝこ.´ /　　　　 |::::::::::i　　　　　　　　　 ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.　　　　 フ'´　{　｀ｙ　　　　　/。::::。｀i　　　　　　　　　　ヽ、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／　　　.X｀　　　　　/:::。::::。:::｀丶､　　　　　　　_. - ゝ、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.　　 /./　　／　　　　　　/:::::::::::::::::::::::::::::::',　　　　　／イ ⌒_》
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ﾚ｛　 /ヽ　　　　　　 |::::::::::::::::::::::::::::::::::::l　　　／／. レ'´
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　  !　ト､ ｀ヽ､　　　　|:::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ.／／ !　 l


　　　　　　　　　　┌──────────────────────────┐
　　　　　　　　　　　　だから私は、この問題をどうするか相談するため、

　　　　　　　　　　　　今日は性悪な賢者を訪ねなきゃいけなかったってわけだ。
　　　　　　　　　　└──────────────────────────┘

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／⌒ー'⌒￣＞≦三三//
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＞──＜　　　　　／´ィ´　　 　 //ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　r彡イ´厂￣￣＞三≧=┬───イ/　　 ＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ ∨　　＞'⌒冫 厂￣ヽ～'⌒ヽ 〉.〉＿　　.ｉ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　」斗≦ノ⌒´乂ノ　　　}ト　　　　∨　r─≧}
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 {　　 ／　／　∧ 　 　 }ｉ斗､ ヽ　 ∨＜　 　}
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ゝ／　／　/,厶ﾍ.　　 /}　 }从}ハ. Y 　＼丿⌒＞
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　//　/　　厂/　 人　/./ 示云ミ } ' } 　ﾄ　∨´彡′
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 {_|　 {　　{　 ｒ云 {　/ノ 　 ゞツ　// .|　 |　　|レ′
　　困った話ねぇ。いつぞやみたいに　  　　　　　　　　 　乂八　八ィヒﾘ 从{　　　　　　／　.|　 |　　}
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＜　　＼　从　　　　`　　　｀￣´/ 　 |　 |　乂
　　博麗神社を襲撃する者が出たらまずいわ。　 　 　 　 _＞个{.ｉ ∧　　＞　三≧.　 /　/　　 .}　}ｉ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　､＿＿／乂＞ ´三三三三ﾕ.ノ| ./　 　 厶ｲj
　　メディアを取り締まって、世論を変えないと。　 　　　≧==≦∨三三三三三三}__」/　 　 /{　/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＞───一 ∨三三三三三ユ_/　/　./
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ＞ ´　　ﾆ二二二フ.}三三三三三カｲ　/　./
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　r ´　　　　　──--≧/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆリ／/　./⌒＞─┐
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ｉ　　　　　　　二二＞/三三三三　／　／　/ﾆ／　／⌒ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|　ー┬＜´⌒ヽ∨／三三三三／　／　　/ /　／　　　　 ∨
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /　　　{厂 　　/∧∨三三三 ／　／/　　./ /　/　　　　　 　}
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　_/　　　 .|彡　 /{.ﾆ∧∨三三./　 ./ﾆ/　　 / /　/　　　　　　　|
　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　／￣￣￣ /　　　　 }／／/|ﾆﾆ∧∨三.人　/ﾆ/　　 / /　/　　　 　 　 　 |
　　　　　　　　　　　　　 　 　 ／ .／￣￣_/　　　　 /＼　　│ﾆﾆﾆゞ≦ﾆ .|　{ﾆ.{　 　 {　{イ´　　　　　　　　{
　　　　　　　　　　　　　　　　{ ／／￣／/　 　 　 /＼　＼　!ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ{　|ﾆ.|　　　|ｉ八　　　　　　　　　　}
　　　　　　　　　　　　　　　 　刈{　　　　{ｉ　　 ト､/　　 ヽ　Уﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ乂{ﾆ.|　 　 |トヽ　　　　　　　　　ノ
　　　　　　　　　　　　　　　 　 ＼≧=-‐八　　ゝ ｀ ＜　　{ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ乂　　|　冫ﾆﾆﾆミ　　　／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／───┴　　　＼ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ＼八/　　　　　＼／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｀⌒マ二二　　　　 　 ｀￣/⌒＞-､ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ.＼＼　　　　 斤}
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ト､三＿＿＿＿＿　{　/　　　　｀￣￣￣￣´{ ＼≧=-‐/　|ｉ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　j　}　　　丿　/ﾆﾆ∨/八　　　　　　　 　 　 　 ＼　　　 .{　 ||

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ＿　　　　　　　　　　　　　　　_,,....,,_
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 y//~"''～､､＞‐-ミ　　　　／/////〈
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　〈/////////＼::::::::＼　 ／/////// 〉
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾉ///////////`､_,,.　-‐=＝=‐-.　, 〈,_
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 八////////// ''":::::::::::::＿:::::::::::::::::::::::::::::r-､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 }///////／:::::::::::::::／　　:::::::::::::::::::: r──｀ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ｲ///////:::::::::::::::::::/:::::::::::::::::::::::::::::::::::｀¨7ヽ 　 ∨
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.　　　　　　 　 　 〉/////::::::::::::::::::::/ ::::::::::::::::::: /|:::::::::::::::::::::::`､　 ∨
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/＼// ,::::::::::::::::::::/::::::::::::::::::::::/ .|::::::::::::::::::::::::::|　　 ,
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ..::::::/＼|::::::::::: ＿/:::::::::::::￣／ 　|:::::::}::∧ ::::::: |
いや、アンタが情報統制出来るほど　 　　　　　 |::::::////',::::::::::|//|:::::x笊芳㍉　 .l:::::/|/- ',:::::::::|　　 {
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |::::///// :::::::: |//|:::::／Vzｿ　 　ﾉ／斧ミｘ}:::::::::{　　 ∨　　　_　/
甘くないでしょ、今は。　 　　　　　.　　　　　　 　 ﾉ /////:::ﾄ､:::: |//|: /|　　　　 .／　　ﾋﾝ丿| :::::::ﾊ　　　＼_／ ∨ /
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 {://///::::::|　＼|//|//|　　　 　 　 　 　 　 ｲ::::::::::::',　　　 /　 　 ∨ /
新聞、てれび、あといんたーねっとだっけ？　  /////:::::: ,'　　 |//// i　　　　　　　　　 　/:::::/|::::∧　　/　　 　　∨ /
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 /////:::::::/　　∠ﾆﾆﾆﾆｱ　　　　 ⌒　　／::／　|::/　`､ /　 　 　 　 ∨ /
それ全部検閲できるの？　  　　　.　　　 　 　 /////:::::::/　　　 __}:::::: ﾊ　个s｡.　　　.／:::::/　　 |/ 　 ! 〉　　　　　　　∨ /
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　////,':::::::/＿_ ｡s个|::::::::::ﾑ: : : :/｀¨ ムﾆﾆﾆﾏ____　　　 {/　　　　　　　　 ∨ /
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.　　　　　////,'|:::／‐-　 　 　 ∨ :::: ﾑ: : 〈｀ヽ__ |::::::::::{/ 　　~"'*､}＿_　　　　　　　　∨ /
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　. 　　　　,'////　/　 　　｀ヽ　　 ∨:::::::ﾑ : : ヽ　　|::::::::::|￣`､　　　　`､ ≧ｘ,_　 　 　 　 ∨ /
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　{////　/　　　　　　`､　 ∨:::::::ﾑ＼/　　.|::::::::::|　　 }　　　　　 ',　　 ＼　　　　　∨ /
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /~"''～､／　　　　　　　 l＼　∨::::::ﾑ/　＼.ハ ::::: |　　 !　　　　　　〉　　　　　　　 　 ∨
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.　 /　　　　　｀丶、　　 , ヘ　!:::::＼ ＼:::∧ ￣ .|　 ﾏ : |T　ﾘ　　　　 .／　　　　　　　 　 　 }
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　〈　　　　　　　　 ＼／: : : :ﾉ :::::::: ＼ ＼∧　　|　　ﾏ::|八ﾉ 。｡ *''ﾟ {　　　　　　　　　　　 ﾉ


　　　　　　　　　　 ／ヽ／ヽ
　　　　　　　　 .／ .／ |___ .|　 __
　　　　　　　 ./ .∠=''¨　　 ,'ヾ､　｀ヽ､
　　　　　　　/／　　　　　 .!　　　　　 ｀ヽ､
　 .r､-‐-ヾヽ,¨ '' -､　　　/　　　　　　　　 ｀ヽ
　 ヽ､｀''‐-ゝ'.ヽ　　 ｀ヽx___　　　　　　　　　　 ',
　　　｀ヽ､_/　　＼　　rー､.｀ヽ,　　___ ,　　　 　 ',
　　　　　,.'.ｨ .,' .,l　｀ヽゝ''´.'.,　　¨´ --､l-‐‐‐‐==､
　　　　ι .| .!　l＼ヽ',　　',　`--''´　ヽ/_＞-‐''''¨¨ヽ　　 不可能ではないけど…
　　　　　　 !人 !r ''ヽ､　 .ﾊ　　',　　　　　　　.ﾄ-‐''´
　　　　　　 ﾊ/.',!`''t_! 〉　　!. 　 ',　 　 ',　　　,'　　　　　  かなり大規模なものになってしまうわね。
　　　　　　　(　　　　./　　 .!　　 ',　　　!　　 l
　　　　　　　 ヽ r_､./. 　 ', ..!　　 .ヽ　　',　　l　　　　　　  でも、こうやって地道に風聞を取り締まるしか
　　　　　　　 ﾉ　｀ﾌ',　　　',ﾊ　　　 .',　　!　 .l
　　　　　　／　　.',　! 　 　!',ヽ　　 　',　 .!　 ',　　　　　　 方法はないだろうし…
　　　　　.,' .,ｲ　　 7'ﾚ　　 .!''', ',　　　 l　 |　　',
　　　　　.ヽ,!.',　 .,':::::!　　 .!　ヽ!　　　 !　.l ヾ､.',
　　　　　　　 .', .,'::::::,'　　 l　　 ヽ',　　|　 .l . .',ヽ､
　　　　　　　　l .!:::::,'　　 ,'　　　 .ヽ　,'　　i 　 ',
　　　　　　　　ﾚll::/　　 ,'　　　　　 |/　　.,'　　.l

　　　　　　＿＿＿
　　　　／::::::::::::::::::::｀`　　、　＿　／⌒lー　　　.
　　　/::::::::f⌒ア7´￣｀ヽ:::::｀:::::::く　　　|:::::::::::::::::::｀`　　、
　　  {/⌒´ ／⌒ヽ　　　｀ヽ二ﾄ､::＼／⌒'y'´￣￣｀Y::::::`　　、
　　　 >==ｧ′　＼_＞=ｧ'´￣｀ヽ ｀ヽ＼_／　　　　　/::::::::::::::::::＼
　　　 Y⌒　ー-　ｧ' /´/ /　 .ﾊ. ＼ﾉ::::::＼　　　　 /::::::::::::::::::::::::::|
.　　　 |L　 」_　_〃 :l　l　{　､ ｌ￤　 辷うy:::ヽ.　 ／:::::::::::::::::::::::::::::!
　　　  `7ﾆ T　 |{　 ｌ　l　ﾊ. 斗 ヒ l l ｌ|ﾚ'ﾊ::::::`く:::::::::::::::::::::::::::::::::/
　　　　人ﾆ j 　 ヾvハrﾃ　V'frテﾐiW八{八::::::::::'.::::::::::::::::::::::::::::/
　　　/　 _〕´　 ｌ　 ﾊ l,ﾊ′ 　 ゞ- '〃! l ｀Y^ヽ:::::::'.:::::::::::::::::::::::/
　　 〈　　｀ヽ__ﾉ 　| l│ﾊ ´ _ _ ィ 厶ﾉ ﾊ l.j_,ノh::::::::'.::::::::::::::::::/
　　　＼.　 　 くノ ﾊj│ﾊ＞　二.ｨjﾊﾊﾉ 川＿八_:::::::'.:::::::::::::/
　　　　 ヽ.　　 `く　乂Y´ Y´_ア´￣｀ヽrく⌒ヽ.人::::::::'.:::::::/  　　　　　…………ん？
　　　　　  ＼　　 }⌒ア´:::ﾚ':::::::::::::::／ _ﾉ⌒ヽ匕ﾊ::::::::l／
　　　　　　　 ＼_ﾉ／:::::::::::::::::　-　´　 f´　／⌒l_jﾉ:::::〈
　　　　　　　　　7′:::::::::::/´　　　　　〈　/　　　|ハ:::::::|
　　　　　　　　 /::::::::::::::::/　　　　　　_ﾉ　 　 　 ﾊ_ﾘ:::::::j
　　　　　　　  /::::::::::::::::::|　　　　　 〃　　　　　　ヽ.::::/
.　　　　　　　〈::::::::::::::::::::|　　　　　ﾉ{＿ノ｀ヽ　　　　V
　　　　　　 ／｀ヽ::::::::::::/　　 　 f´::::::ん-‐‐ﾍ.　　　　.
　　　　　 /:::::::::::::l＼__/　　__,.ノ::::::::/　　　　 `、　　　'.
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　　　　　　　＼__ﾉ　　　　､::::::::::::::::_j,　 -‐r'　　 　 　 ｿ
　　　　　　　  /￣￣￣ 　`　ｰ　.,と.　　　 }　　　　／
　　　　　　　 /　　　　　　　　　　　　〕 　 厶-‐　´
　　　　　　　′　　　　　　　 　 ⊂´　-f´<::::｀`　　　　ー-　　　 __
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 `、l⌒l::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::..
　　　　　  i　　　　　　　　　　　　　　　　 ﾏ_,厶::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.:..:...
　　　　　  |　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ﾏ⌒}::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.:.:..::.:....





　　　　　　　　　　　　　　　 ,.. --─ ''''"ア
　　　　　　　　　　　　　　／:::::::::_____:::::/
　　　　　　　　　.」＼__　/___::::;:イ　　/::i
　　　　　　　　　ﾄ､___!へ!､__!ﾝ二____〈─-'-─ｧ
　　　　　　　　　ヽ.　_,.-::''::":::___:::::::::__｀''ｰ＜ﾊ
　　　　　　　　　_,.-''"::_r_7'-´｀'ー'｀ﾊ__>‐､:::::::｀"'ｰ-､
　　　　　　　∠:::::__r'ン´ ﾊ 　/|　/_,.ｨ!_｀iー!ﾍ__:::::::::::::＞
　　　　　　　　　rイ ｲ/　､_!V　ﾚ'　 _　＼|ﾄ､!￣ヾ>＜´
　　　　　　　　　｀_ｿ!　,ﾊN「　　　ﾍ_ｿ　 |　|ヽ､|ヽ､___｀"'ー.ｧ
　　　　　　　　　　 ﾚヽ:ﾄハfｿ　　　"　 ﾊヽ!　ヽ､.,____二＜　　　　　 疲れてるのかな…
　ﾒﾝﾀﾏｺﾞｼｺﾞｼ　  ヽ!　l:!ﾊ:∧" _,.-─xliヽ!Xヽ_　　　　　　｀ヽ.
　　　　　　　　　　ノﾉ｝,fﾍ!　 Y,,¨,,;;;;;ノ≦ﾚ'ゝ_ヽXヽ/{__,,..-⌒ﾝ┐
　　　　　　　　　〈 !／ N　＞-ﾍ-＜rf∧[>O<]／⌒ヽ｀ヽ　　 ノ´
　　　　　　　　,.. '´　　 ／ｰ:::'７. 　|o 　ヽ,／::::／￣＼ 　｀ヽﾉ
　　　　　　r'"　　 　 ィ 　　 /│ 　| 　　/:::::／　 〃⌒ヽ
　　　　　　|　　　 ／ |　　 /　.|　　|o　/:::::/　　 黒魔術 ＼
　　　　　　ゝ--＜!　 l　　/:::::::￣￣￣:::::/　　 l　　　　　　　ヽ
　　　　　　　　　　ヽ__>-/::::::::::::::::::::::::::::::|　　　|　　　　　　　 ﾉ
　　　　　　　　　　　　 /:::::::::::::::::::::::::::::::::|　　　h＿＞-──{
　　　　　　　　　　　　/::::::::::::::::::::::::::::::::::::|　 ／ |　|　　＿___ﾉ
　　　　　　　　　　　　ヽ,＿::::＼:::::::::::::::::::ヽr=≠-xフ"　　 l
　　　　　　　　　　　 r‐ﾉ　 ￣｀＼＿,,.-ｰ {＜　 ／　　　／
　　　　　　　　　　　 |　＼__　　　　　　　,ノ　∨　　 ,.. '´
　　　　　　　　　　　 ,′　　　　　　,.　'"　　　 |　 ／
　　　　　　　　　　　,′　　　　　 '"　　　　　　 Yｋ
　　　　　　　　　　 ,′　　　　　　　　　　　　　　ヽ:＼

　　　　　　　　　　　　　┌───────────────────┐
　　　　　　　　　　　　　　　なんだあいつ。

　　　　　　　　　　　　　　　なんだ、あの、懐かしい、よく知った顔は、
　　　　　　　　　　　　　└───────────────────┘


　　　　　　　　　　　  |｀ヽ、
　　　　　　　　　　　  l_　/｀丶、
　　　　　　　　　　　 _｣/: : : : : ＼
　　　　　　　　　　　|　|: : : : : : : : ＼　 　 　 　 _　　 -‐　 ''｢
　　　　　　　　　　　_] |: : : 　-―‐- ミ-‐ '' ¨´:.: :.: : : : : : :,'_
　　　　　　　　　　  {＞ ::´::::::::::::::::::｀::::､｀:.. 、:.: : : : : : : : :,'｣
　　　　　　　　 ＞ ´:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼::::ヽ: : : : : : : :/　`
　　　　_ ..-‐::´:: ／:::::_::/::::; ‐- ::::::::::::::::::: ∨∧: : : : : :/ __/
　　　　  ￣ ¨7´::::::::::::/ヽ/　　|:::::;::::::::::::::::::∨∧: : : , ' ∠
　　　　　　  /:::::/::::::/l::::/'　　 |≧l‐-ヰ:::::ﾍ:∨::| :／ 　 /
　　　　　　/:::::/::::l:::r-ミl　 　 ,'/　!:::::: ! ::::: ﾍ:∨!´<ヽ／
　　　　 ／l;／|::::::l:::|　以`　≠'符＝=ｧ::::/ :::L_＼´:.V
　　　  ',: : : : :.l:::::::V＞-　,　　 .ゞ'　／:; ｲヽ:::|:::::｢:.: : :V
　　　　 ＼:∠ﾑ∠_|＼　　　　 ｀￣ﾑｨ.: :.|::::ヽ! :::ﾔ:.: : :.V　　　 あ、魔理沙。
`'＜__／ﾊ ≧>‐-ｉ_l.斗＜≧ヽ　_　.斗: : |::::::::::､ ::V: : : :.＼
＿/:/　,' ‐-/:::::: ﾏ　　 　 　　ﾍ　 |::人_,人＿_|:.＼V_;.　＜　　 久しぶり、ってことでいいのよね？
　 ｀゛　.!　　ヽ;／Lﾏ　　 　 　＞ ／>ｰｰｰﾍ__/｀ヾ´
￣｢:|　 ! 　 　 　 _｣ ﾏ_＞ 爪 ,／　И::::::: Ν_　　 ∨
　 ｌ:｣　 !- ミ　　 レｉ　 ＞弋韭ラ＜. ＼／r‐′　　∨
- ′＼∨　 ＞〆.:l／: : : {　　} : : : :` ＜｣ﾍ＼　＞ ''　¨¨７
　　　  ｀^／／: : : : : : : :.:/￣ﾊ:.: : : : : : : : :.',　`､　 　 　,/
.　　 　 ,:'　'.: : : : : : : :.:ミ7　 　 ﾔ彡: : : : : : : ',　 ∨　 ／>ｧ
. 　 　 ,　,': : : : : : : : : : :,' 　 　 .ﾊ : : : : : : : : : ｉ 　 !ｺ ヽ´　＼
　　　 i　i : : : : : : : : : : i＿ .　 -┘ : : : : : : : : | 　 ! j 　 ',
.　 　八 ﾔ: : : : : : : : : : : : ＿＿＿_: : : : : : : :/　 /
.　　　　ヽ':, : : : : : : : : ￣: :､: : : : : : : : : : : ; _. イ∧
　　　　　　｀＞　 ＿　　＜´｀＞-==-‐ ≦｢/ 　 　∧__
　　　　　　　　 ｿ : : : : : : : : ｉ: : : : : : : : : :从　　 ,／
　　　　　　  ／: : : : : : : : : : | : : : : : : : : : : : V／


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┌────────────┐
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　───なん、だと…？？
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　└────────────┘

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┌───────────┐
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　あ、あ、あぁ────
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　└───────────┘

　　　　 ／＞´/ / {　{　/|/　　ﾄ(_ﾉ::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ_)ﾉ　　|,///////.　　　 ﾍ
...　　／´//マ ./　.|　ヽ{ 　 　 .|ヾ、 　 γ´￣ヽ 　 　 .j　 i　 |＞　 ´. 　’
.　／/////ｰ／　 .|　 λi.　 　ﾊ　　　　，　　 .:}　　　/　 .|　/　　 　 ＿_}　　　　 ’
.////////./　　/ ﾊ /　ヽ、　 个　　　 ヽ __ ノ　　イ　 ,ｲ|/´￣｀>´　　ﾊ　　　　　}
////////.,　 ／　/ヽ 　 ＼＼ ﾍ　介　　 _ ,　 イ__ﾑ /　|　　 ／.　　 　 ﾍ..　　　　l
/////// .{　/|　 /　 {　 ヽ、　＼ヽ才 ¨¨　　￣ . / /　 ﾉ　 /　　　　 　 } |ヽ.　　　;
////////i /-| ,　　 人　　ﾍ ﾄ､{.ヽ}＿　　　 , -‐ﾉ_{ -く 　 / 　 　 　 　 ﾊﾊ＿＿__{
￣￣￣￣|,　 /　　/　ハ　 ﾚヾﾍ{く`　 ￣ ´ィ　{ /　 ィ´　　　　　　　　　 ヽヽムｲ|
.　　　　　 　 /　　/　/　入 |　/`Ⅹ＼, --{￣／ r´/ |　i　　　　　　　　 　 ｀ ´　 .|　　　　 っっっっ──！
.　　　　　　　 　 /　/　/　 }| //ムイ´/ﾑ/i /___.ﾉ///|　|　　　　―--　＿＿＿_ノ
､　　　 _ 　’　／　/　/　 ヽ〈////////}　{ｺ　 ////∧ ﾊ　 、　　　 ＞ ´　　　　　　　　　こ、このっ──、
＼￣　 ,　イ　　／　/　,　 ﾍ }､//////.'ィ´ ヽ{/////.∧ ﾍ　＞-‐ｲ､
　　￣ 　 /　　　　 /／　　　 iﾍ///////|　　ヽ）､////∧　￣ }　λ ＼
　　　　 /　　　 / ﾉ.　　 　 　 {///////.人　　{'//ヽ///.∧　 / ./　} 　 ＼
. 　 　 /　 {　　i /　　 　 　 ヽ }////////| ＞ _ゝ/∧///.∧　i　〉　|
　　　/　/ | 　 /　　 　 　 　 ｀j///////.∧///////∧////ヽ_{i 　 |＼ ､.　 ’
　　　　/ .λ /　　　 , -ｧ―､///////////////////∧/////}. 　 |　ﾊ ＼　ﾊ
　　 { ｲ　 　 ﾍ　　／／ ＿　 |///////////////////.ﾊ////∧　 |. 　 　 ﾍ　}
　　 |' {　　　ヽﾍ.　 / ／- .ユ }////////' ¨￣￣￣¨|¨ヽ}///＼ﾊ　　 　 i　 .| j
　　 |　ヽ　　| ｀ ﾊｲ./´　　　 ヾ/////／...　　　-　　 .|/マ///// ＼.　 　 |　/' ＿
　, -‐-､ }　λ　 ﾊ｀}　　　　　 ∨/／　, -‐ ´..　　　　|_ム-――-､-ゝ、,　 ´　　　 ｀　、
’　　　　＼/ .,　　 ¨|　　　　　　V ／　　　　　　　-‐　　　　　　　　ヽ／　　　　　　　　 ヽ
　　　　　　 ＼V.　 λ　　　　　　 '　　　　　／＞―--　､＼. 　 　 ／　　　　　　　　 　 　 V
　　　　　　　　＼ 　 ﾊ　　　　 　 ’＿／￣｀ー―-　　　　｀ ＼　/　　　　　　　　　　　　　　，

　　　　　　　 |///|//|i;i|/∧////∧//////Ⅳ///////////∨///∧: : : : : : : : : : : : : : : :
　　　　　　　 l//i∧/{i;i>Vi∧////∧/////{ ∨///////////}////i∧ : : : : : : : : : : : : : :
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.　　 　 　 j{: : : :.! ' ,　　　　　　　　　γぴ-==≪ﾐﾄ､　 : : : :∧///////{　 i: : : : : : : : : : : : :
　　　　　 j{: : : : i　　　　　　　　　　　　￣￣｀　ﾞ x-=､ : : ://///////j{ 　i : : : : : : : : : : : :
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　　　  ヽ/////「ヽ 、　 ヾ≧=- 　 _/: ヽ,.ｲ　　＼　 ／　　　　　　　　　 　 　 /ﾞ ＜　　 ヽ
　　　　 //////ﾄｲ iﾑ、 　 ﾏ: : : : : : : : 〈　!／　　　' ヽ、　　_,. -=: : . .　　　 / 　 　 /｀ ､
.　　 ､__人_人_人_人_　、　 〈: : : : : : :.:∧＞　,_　/　　　Y´ ｀ﾞ':.､: : : : : : : :./ 　 　 /　　 ＼
　　　）　ｱｷﾞｬｧｱｽ! 　(　　 、　ﾏ: : : :〆^〈ゝ、　　 _,:ヘ  ／: : : : : : : : : : : : :/ 　 　 /
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　　　　 　　　 　 　 　 |　　　　____｀ヽr-r'´-─　　　 　 ',へ:;':,_ノヽ､
　　　　　　　　　　 　/　　　　 　_,.イ-‐t-‐‐､__,.-､　　_,ゝ､_　　　 ｀フ
　　　　　　　　 　　└ｧｰ--r‐ｧ'コｧ-‐'"´｀'' ｰ-'ヽ｀コ'-､/ ｀ヽr-'´､,
　　　　　　　　　　　ノi_r'ア"´　　　　　　　　　　　　　　 ｀ヽ.,__!｀ヽ::::ヽ
　　　　　　　　　 くr'´　 i　　,'　!　 ,'　/! 　 ﾊ　ハ 　 /!　　',ヽ,｀ヽﾉヽ､ヽ
　　　 　 　 　 　 ／｀ヽノ　　i　ﾉ メ､/　!　/　i/､.,_!,.ｨ'　!　　i　 ',　Yヽﾉ
　　　　 　　　　〈:::::::∠.,_ノ　レｧ'"´｀ヽ ﾚ' 　　ｧ'"´ ｀ヽ.| 　 ﾊ　i 　|
　　　 　 　 　 　 ｀"'' ｰ:ﾉ 　 ,ﾊi　　（）　　　　　 （）　　 i!　/　ﾚ' 　 !
　 　 　 　 ., '"´ 　　　 （ ,.イ　i ゝ　　 　, 　　 　　　　_ノﾚ'i　 i　　 !　　  今までどこに行ってたんだお前は！
　　　　　　'､.,,______　　　ｿ!　'7''" 　,.-- ､.,___,,.. 、 　 "'' i .|　,'　　i
　　　　　　　　､.,_____　,:'　!　 ﾄ､　　i/　　　　　　ヽ　u /　!,ｲ 　 ノ　　　 つかどうしてまだ生きてやがんだ！
　　　　　　　　　　　　 ! ,ﾍ!.　 '､｀＞ゝ､.___________ノ, イi　,ﾊ 　/! ｀ヽ
　　　　　 　 　 　 　 　 ｿヽ｀ヽ!,.'-‐＜＼ ＼　! /ヽ､ノ |/　|ノ ,' 　ノ　　 神にでもなったのか！？蓬莱の薬か！？
　　　　　　　　　　　　 　　）／　　　　':;::ヽ／ﾑ' i:::::::}＞!＜{/（ r'
　　　　　　　　　　　 　 　 /　　　　　　 ヽ;:::',__i__';::::::', ﾊ｀ヽ!　 ）
　　　　　　　　　　　　: : : ゝ､　　　､___ｉ_ノ:::::o:::::::::o:::::V　　〉
　　　　　　　　　　 　: : :: ::::: ヽ､_r'´　｀ヽ!::::::::::___;;;:: -‐-'､r;'
　　　　　　　　　 　: : :: ::: :::::: ::::: ;＼　　'"´￣　　　　 　ヽ! ',
　　　　　　　 　 : : :: ::: :::: /´ヽ､/::::::ヽ､.,___,,... -─ヽ､___,ｿ　ヽ､
　　　　　　 　 : : :: ::: ::::::: i　　,く:::::::::::::::::::::::::::::::i::;':::::::::::ﾄ、　　ヽ,
　　　　　　: : :: ::: :::::: ::::: / ／::::::＞r:､:;:::::::::::::::::l:::::::::::::::! ＼　 　｀ヽ


　　　　　　　　　　　　　　　  r- ､_
　　　　　　　　　　　　　　　 jヽ|.:.:｀`ｰ-､
　　　　　　　　　　　　　　  「｀7.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼　 　　　　_, -─- ､
　　　　　　　　　　　　　　  ﾆ! 〉.:.:.:.:.:.:.:.:.:_＿ヽrｨｰ' ´.:.:.:.:.:.:.i 「{
　　　　　　　　　　　　　　  ｶヾヽ ,､ ' ´　　　｀´￣｀`ヽ､.:.:.:.:! |〈
　　　　　　　　　　　　 r‐-「ヽ,ゝ'´ 　 　 　 / 　 　 　 　 ＼」//
　　　　　　　　　　　 ,ゝ＜_ _」' /　 　/　/　　 !　､ ヽ　　 ｀ゝ-､
　　　　　　　　　　／,　　/,r/ /l　　 ,!　/ _,! ,! l　 ,!　!　 ､　, ヽ､＼
　　　　　　　　 ／, '´　 // ,! ｲ |　i_i ,/イ/l /l/j｀/l/、,　,!　i　 ﾞi＼ヽ
　　　　　　　 /／　　_ノ´　l/ l/i　l,.ｲl辷ｲ|/　/,ｲj㍉ヽ ,!|　ﾄ､ ,! 　ヽj　　 いや…
　　　　　　  //　　／ 　 ／　|　ﾄ､l/ ゝ-‐'　　'´ 辷/　ﾉ !　| ﾄ､!　　′
.　　　　 　 // 　 /　　,ｲ　/　l　j､ ｀､　　 　 ｀ 　 ｀ /ｲ / ,! ! !　　　　　　  今も昔も、私は人間のままだし、
　　　　　 //i　 / 　 / ! ,/| ,/l ,/i´｀iﾄ､.　　-‐ 　／ l// /l j/
　　　　　l/ |　 ! 　/l ,!l/ ,|/l/l/ |　/　｀,‐r -‐＜ !　i,/ / |/ﾘ　　　　　　　 不老不死になったわけでもないわよ。
　　　　　|!　i　| V　|,/　,ィ´　 ヽl Λ 　 i ｀ヽ｀ヽｲ　 | /|　V
　　　　　|　 l ,i!/　 　 /ﾆﾆー-､|/　i ,!　|　/　　 |　 ,!,! j　 i
　　　　　　  |/　　 　 ゝ'´7ｰ-､ ゝｰ|/　!r-}　　 ,!　/!ヽ!　/
　　　　　　　　　　　 <´￣｀`ｰ-ryｰ-､//　ヽ　/　/ j　|,ノ
　　　　　　　　　　　 /-‐一 ‐'´/　　ヾj,!　　 ｀,r'´ ｀ヽV､
　　　　　　　　　　／　　　　　/　　ゝノ |ｰ--‐j!ゝ'´　j　 ＼

　　　　　　　　　　　┌───────────────────┐
　　　　　　　　　　　　　あの日──

　　　　　　　　　　　　　私が博麗の巫女としての役割を終えた日、

　　　　　　　　　　　　　紫にある話を持ちかけられたの。
　　　　　　　　　　　└───────────────────┘

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,,、　　 __,,.......,,,_,〆_ﾞl!
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 l!ヾ､､'´　　　 ∥　　 l!_,.,="ﾞ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,,l!''　ヾ､、　 〆　 _,,=''ﾞl!　　ヽ､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　-=＝≠l!=､､_ヾ､.,∥,,=''" 　　l!　　　 ｀ll
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _　 i!. l!　,-ﾞ¨"ﾐ彡"　!ヽ-イ￣　,ﾄ、 !
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /.｀ヾ,ﾞ¨ﾞソi _L__ィ_,.- 'ト､__,r'iﾞ´ヽ!__,＞ヽ､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｀!､. /`イ '´!、　 'iﾟ、　　_＿_ .l､　　　l`x_' !
　ねえ霊夢…　  　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,,＞i　 'i ,..-‐-､　'iヽ'ﾞ´_,. __ ` |.　　 i /!'´ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 `T 　 'i 　 ,.-..､　`､ヾ l´::::｀lｿ! 　 ﾉ/ l|　 |
　あなたは博麗の巫女であった期間に、　  　　　　　　　 ヽ,i.　'i 〈 i;､::`i｀ヽ.!　r::':::_j.| ! ｨ' /　 !、 |
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,,' ヽ, l ﾞi.ヾ-‐'　　 　 ￣,,,.!l,.' ﾚ'　　　ヽ|
　一個人として最大の影響を幻想郷に与えた。　  　　　 / 　 !　iヽ".　　 i'　｀l　., ｲ　ｨ.|　　　　　｀、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,.'　　 |　　!i ｀¨'_.ｪ.`.ｰ' .!_.,| / !.|　　　　　　ヽ、
　そう賢者たちの中で結論が出た。　だからさ…　 　 ,r'　　　 ／　　　/|　/|/|　　 ヽ､_ﾉ　　　｀ヽ､　　i
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /　　　　l　　　　/ .|/>ｔ<|　　　,/　　　　　　　',i、 !
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　  i'　.i　 l　／　　　/　/ //|.|ヽイ´/　　　　　　　 /|'_j
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　!　|'i　!{　　　／ ／　|_| |_!　/　ヽ､　　　　　　∧'冫
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ､!｀／＼／　　＼　　　　/　　　 ＼　　　　　/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　  >､　 |　　　　　｀ヽ､／　　　　　 }__　__ ／｀i
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／　 ヽ､!　　　　　　　　　　　　　 / ヽ　　　 _」、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／　 - ､／ヽ　　　　　　　　　　　　/　 └r―'　|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 {　　　　　ヽ　 }　　　　　　　　　　　/　　　 |　 　 |
　　　　　　　　 ／/　　　　/,. ～'´二フ  　　　　　　　　＼　　　　 ',　|　　　　　　　　　　 /　　　　|　　　|
　　　　　　┌-L」-‐ー‐-ﾚ´　～　__フん、  　　　　　　　 ＼　　　 ∨　　　　　　　　　 ∧　　　　 !　　　!
　　　　　　　ヽ,-‐￣　へ へヽ,..r┘＿r＜.,_
　　　　　　　 /　　´^ 　 ／　　　＜丶ゝ　　 ｀入
　　　　　　 / / ,' /　／_i　 i　i ヽ、ヽ　　　 ´ 　 i
　　　　　　i / /i /ﾚ'rテv、iヽL!　i,　 |　　｀'　 ,　|
　　　　　  | i i　iム ヽ_ン ｀ﾞ　ヽﾚ'　Vヽ　　　 ﾉV　　  妖怪になって、永劫、
　　　　　　iﾊ|　l　 ヾY　　　' ‘Yー‐ 、人 r '´
　　　　　　　iヽjヽ.　 〉　　｀,. イ　ヽ　1　　　　　　　　幻想郷の監督者の一員になれってか？
　　　　　　　 r‐k´`'┴{ =´ノ　〉-‐-〈
　　　　r‐-,/　　 iヾ,　i!久ー'´: : : : :vﾐﾞ　　　　　　　  嫌だ。人外になんてなりたくないわよ気持ち悪い。
　　　　i ｭ ｭ`ヽ　i: : : : :ヽ_:_:_: : : : :ｨ!
　　　 /　　　 ュY: : : : : : : :ヽ`～ﾐ
.　 　/　　　　　/: : : : : : : : : ヽ、
　　/　　　__ ,.ｲ : : : : : : : : : :___ゝ　　　　　　　　　　,.-――- .,__
　 〈　　' ´｀ゝ, i : : : : : : ,. ﾆ´k_,ヘ　　　　　　 ,.-‐'´: ; : ; : ; : ; : ; :ヽ
.　　',　　　　　',|__;: -‐'´: : : : : : :丶ー‐--‐ '´; : ; : ; : ; : ; : ; : ; : ; : ;
　　  ',　　　　　ヽｭ: : : : ___: : : : : : :｀: : : ｀: :.,: ; ; : ; : ; : ; : ; : ; : ; : ; : ;
　　　 ',　　　　／｀' ´￣‐<´: : : : : : : : : : : : :｀'': ; : ; : ; : ; : ; : ; : ; ; ; /
　　　　':,　　　iヽ　　　,｀ヽ.ヽ、: : : : : : : : : : : : : ; ; :; : ; : ; : ; : ; : ; ; /:
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ト ,-､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|:::|.＼＼　　　　　　　　 ＿＿
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|:::|　　＼＼,,....,,,_　,　'´'´ |::::::||
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＿_ ,|:::ト､'´　.!:::| 　 ／／ヽ､ /:::::;'
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＜´::_ﾉ´￣`ｧ‐-､|:/-イ／　　　,:':::::/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ｒ‐/´＞'"´￣＼　ヽ─-､＿__,／::／ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　く.／´　/　　　　　`ｰ'￣ヽﾉ‐-､-イ 　 ハ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 !　 　 !　ﾒ､／!　　　　　└-､ /｀ヽｰ-､ ||
　(気持ち悪い、ねぇ。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　'､　　.|/ ト､,､!　　　/､　 __　＼　 ト､::::＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼ ,ﾊ　 |,ﾊ!　 ／-‐＼　|　　ﾄ-ﾍ、＼ｒ-ヽ..
　この子のことだから、実際のとこは　 　　　　　　　　　　　　 / !,..｀'ｰ'|／ -‐ﾃ‐‐rｧ!　./｀＼ ｀Y
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　  ／ 人 　　 .　 　　j__,ソ/／!　 　∨ ＼／
　殺めてきた人妖(※)に筋を通すためだろうけど。)　 　/ 　/ !　,>､　､　_　　　ﾞ/´|,ｲ 　 　八　　｀　､.,___
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,'　 /　|/::::::::ヽ.,＿,,..　イ　/ ＞‐-.､ 　＼　　 　 　 ｀ヽ.
　…あなたは、本当にそれでいいの？　 　　　　　　　  |　,''　 /|::::::::::::/　|,ﾊ_／| ./´:.:.:.:.:.:.:.ヽ　　＼　　　　　　',
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ｒ‐ｧこ7/　 　_,r'ｿr/　 　　,':.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::.＼ 　 !　　　/|　 |
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ﾚ'|｀／）／「7‐|7　 .　　/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::＼　　 '、 !　/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /　／,.-'‐‐'ｧくム!　 ,' 　/!:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.〉　　〉 .ﾚ'
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |/　 　,.-‐＜.　 　|　/　 //:.:.:.:.:.:_ｧ'"´ ￣.｀Y |　 ｧ'/|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /　　 -─ｲ　　 　 !/! .／〈:.:.:.:.:.:./　/´￣｀∨ レ ﾚ'
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,! 　　_,..イ´　 　 　 ﾚ'　　 !＞‐〈　∧　　　 ',
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 / 　 　/ヽ|　　　　　　　　　|:.:.:.:./-'ｧﾍ 　 　 ∨
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＜7　　　.ﾑ /!　　　　　 　 .イ　|:.:.:〈　,'　∧　　 　ヽ.



　　　 　 　 　 __,ィ´￣￣￣｀二ヽ==v 二´￣￣￣｀.
.　　　　　 　 辷ﾍ　　　＿厶-‐=｀…´=‐-_＜＿
　　 　 　 　 　 }ﾆﾍ／.:.:.:.:.:.:.｀.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.´:.:.:.:.:.:.:.:.:ﾏ　　  f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣｀ヽ
.　　　 　 　 　 之/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.;.:.:.:.:.:.:.:.:.:.;.:.:.:.:.:.:.:.:.:　　 |　あなただってもう30年を生きたのよ。　　　　　　　 　|
　　　　 　 　 　 /.:/.:.:.:.:.:.:i{:.:.:.:.:.i!:.:.:.:.:.:.:.:.:.}!:.:}!.:.:.:.:.:.:　　 |　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　|
.　　　 　 　 　 /.;ｲ:.:.:.:.:.:.:.ﾊ:.:.:.:/{ヽ:.:.:.}!.:.:.ﾊ:.:ﾊ.:.:.:.:.:.:　　 |　人の身じゃ、どんどん戦闘は厳しくなってくるわ。 　|
　　　　　 　 　{.:ハ:.:.:.:.:二二二 }! ヽ:.ﾊ 二二二:.:.:.:.:　　 ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿_乂
　　　　　　 　 ´　 i{.:.｣i{　i:i:i:i:i:i:i　　 i{　i:i:i:i:i:i:!　}!:.:./
.　　　　　 　 　 　 Ⅳ | 　i:i:i:i:i:i:!　　 　 i:i:i:i:i:i:!　 |Ⅵ
　　　　　　　　　　i{ニ} ､ ヾニ '　 　 　 ヾニ '　, {ニ}!　　　 余計なお世話よ…
　　 　 　 　 　 　 !|:.:i{ 　 ￣　　　　　　　　 ￣　}:.:.!
　　　　　　　__　 八:父=- 　＿＿＿＿＿＿.｡イ:.:.}!
. 　 　 　 　 {Ｐ}｀i人:.:.ﾊ:.:ハ/{{ i! 丶　/　i! }}i∨}:.:.ﾊ
　　　　　∠二 ヽ 　ヽ'/￣｀/{{ i!　 ∨､　i! }}ﾍ ﾙ'
　　　　　|　＼　 |ヽ／　　 i{ ヾ　イ＿ ｣ヽ ´　}!　　〉
　　　　　|＼　＼|} iヽ　　 ,ﾑ　　　}　/ {　　　ハ ,ｲ



　　　　※妖怪になった人間のこと。

　　　　　　　ﾆニニ/　　 __　　 　 　 　 ＼i:＼. : : : : : : :__ -===≧=-　 ⌒　 -=≦=--
　　　　　　　ニニ/　　.: : : : : : : : . . ...... . :＼i:＼__厂辷辷斥´　　 __　--====--　 〕iト---
　　　　　　　ニニ　　 {: : : : : : : : : : : :__ 厂辷>､i:i＞--／-==- 　 ／:/ ⌒ ¨¨¨Ⅵ　　⌒ 〕iト
　　　　　　　ﾆニ′　 乂: : : : : : __ 厂辷辷斥＞´ ⌒< ﾆﾆ=- /／: : '　. :/. : /　Ⅵ　　　　⌒ 〕iト
　　　　　　　ﾆﾆ{ __ ノ: : : :__ 厂辷辷斥⌒ア´ __　　　 ＼ -=/ . : ／. : : /. : ,　　} Ⅵ
　　　　　　　ﾆﾆ{: : : __ 厂辷辷斥⌒ : : ／辷辷=------＼_{: ／ /. : : ': : /　　.: : Ⅵ
　　　　　　　ニ∧厂辷辷斥⌒: : : : : ,ｨ辷辷辷辷辷＝＝彳: : :　′: /. : ,　　 /. :　Ⅵ
　　　　　　　ﾆニ∧斥⌒: : : : : : _ ／ ⌒ ¨¨¨ 7^ ｰ==彡{: :'　: : /. : /: .　　　 /. : 　 ⌒「 ￣ ⌒ ¨¨
　　　　　　　ﾆニニ＼: : __ .,ィi〔 ,ｲ ￣ ￣　　/: /: ' i : : 八:{: : . ': .　': .　　 　/. : .　i . : } : : . ＼: : . .
　　　　　　　ﾆニニﾆﾆア　　 ／　＼　　　　/:¨「 : ┼ -i: :_j_: : {: .　i: : .　 　 ' : . 　 },. 斗 -: : ￣ ､: : .
　　　　　　　ﾆニﾆﾆ／　　／----　 ＼　 / : : {: i: :{.: : {⌒{ : : ト ., {: : .　　. :　.ィ /}: /:i＼: : ､ : : :＼:
　　　　　　　ﾆニ／⌒ｰ <ﾆ=---　　　　＼}{__ 八{: 乂‐{- 八: :{: : :八: . 　 i: .　 ﾚ'　j/: }　 ＼:.＼:_:_ : .
　　　　　　　､／⌒辷 ｱ　＼￣ ¨¨7「⌒¨´ {⌒¨「￣芋笊示ミ､: : : {^＼: : {: : : {　 ｨﾁ示笊芋￣}¨⌒
　　　　　　　⌒〕iト __/- ---＼　 /: : :　　 八: : :､ 　 乂_r//ツ ＼ { 　 丶八: : V 乂_r//ツ　,メ: : : : :
　　　　　　　／ ⌒ ｱ=--- 　 　V: : :　　　 　 乂: : .⌒「 ¨¨””⌒ 　＼　 　⌒＼: '，⌒””¨¨「: :/. : : : :
　　　　　　　. . . . .厂⌒辷辷厶ｲ: :　　　　　 /:.⌒ヽ: :.乂 __ 　　　　　　　　　　 ＼(　　　__ノ: / : : : : :
　　f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣｀ヽ　  Ⅵ乂⌒　　　　　　　|:　　　　　　　 ⌒7ｲ: : : : : : :
　　|　…あなたの画策した未来設計は、　  　|　　i: :}⌒　　　 　 　 　 i:.　　　　　　　_／: :{: : : : : : :
　　|　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　|　 :. }:/　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ⌒「: :.乂: : : : :
　　|　一朝一夕で成るものではない。　　　 　|　 :ﾉ'　　　　 ^r‐- 　 _＿__ 　 ,.ィ>　　　乂: .　＼. : :
　　|　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　|　  : : :ト ., 　 　＼=--　　--=／　　 　ｲ个: .　　 ＼:
　　|　その結末を、見てみたくはないの？ 　|　  : : :}i:iﾊ iト　　 ｀¨¨ こ ¨¨´　　　イ:/i:i:{: : .　 　. : :
　　ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿_乂　  : : ,:i:i:i入: : : : : ....　　　　.... : : : : 入i:ｉ:Ⅵ: .　　. : :
　　　　　　　. . . .---- ミ､.:.:.:.:.:.:.:／/.:.:.:, 　 丶 : : : : /i／: : Ⅵ>､ : : :＞-＜ : : : : : :/: : ＼Ⅵ: .　 . : :
　　　　　　　／-=ﾆニニﾆⅥﾆﾆニ匕.:./　　　 Ⅵ: :　´: : : : : :Ⅵ^ r‐=- ____ -=‐┐/. : : : : : Ⅵ: . . : :
　　　　　　　-=ﾆニニニﾆ=- -=ﾆﾆﾆ}'　　　 　 }´: : : : : : : : : :.Ⅵ 乂__ ィ介 ､__,ノ.:' : : : : : : : }: . . : : :
　　　　　　　-=ﾆニニニ=- -=ﾆニ／　　　　_ノ: :　 . : : : : : : : : Ⅵ: : : ://∧: : : /: : : : : : : :/: . . : : : :
　　　　　　　-=ﾆニニﾆ=- -=ﾆ／　　　　／: :-　　　 . : : : : : : : : '，: :// V∧: : , : : : : : : : ,. : : . : : : :
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　　　　　　　-=ﾆニニニニﾆﾆ=-＼　乂: .　　 　 　 　 　 ＼: : : : : : : : . . . . . . : : : :／　 　 　 　 }: : : :

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 -‐……‐-ミ　　 　_＿＿___
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 〈　 /〈{　，　 　__..　-‐……‐-　.._..二ﾆ=-‐…・・・…‐-ミ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 〈　,′}〉 　 　 ￣ミ　､　　 　 　 　 ｀`丶、 　 　 　 ＼　 |　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 〈　　〈{,／　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ＼　　 ‘ ／　 |　／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 〈　{ ／　 　 /　　　　　　　　　　　 　 ＼　　＼　　＼　 |　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　〈 　 　 　 -‐…‐-　　 　 -‐……‐-ミ　 ＼　　 　 ／　 |　／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　〈/　 　 　 ,′　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 | ，＼　 　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /　/　ｉ |　|i　 / /　八　 {　　　　　　　 　 |　　 |　／　/　 '⌒
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /　/　 i| |　|　/}/　/　 ＼{＼　＼　 　 i 　 |　　 |　｀､ / 　 |
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　  ,′,　　八┯━━},/　　::┯━━━┯ ､_＿j_ ､　|　　,/ ┌┘
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　  /士{ |　し ┤　　 　 |　しｰ┤　|　^TﾆT＾　Y⌒＼厂
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 {　 ＼{ TT 乂___ノ　　　　 乂____ノ　ノ　　| _ |　 丿　 八
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　  | |　 ;w; 　 '　　 　 　 　 ;w;w　 　 | _ |¨´　:　トミ ＼
　…それを言うのはズルいわね。　　　　　　　　　　　　　  ノ八　　　　　　　　　　　　 　 　 　 |___|　　 i　|　　｀`
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ⌒7├个ト　　_ .∠⌒_　　__＿_,,..　イ '⌒＾Vン}ノ
　でも、私は人の身体を捨てる気はないわよ。　 　　　　〈/ ＾＾＾Ｖ , ┴┐ 　r┴s 、 　/／{/ ,　　　}ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/　/ 　 }/　 　 ｝銭{　　　｝　　 　 { /　　 / /
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,′ 　 　 {　 　,丿 　 ＼　 ；＼‐─く{　　 / /
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 {i　{　 　 /＼__(====彳(_,丿　 {＼　 ＼,/＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ∨ ＼ _/　　 /　 /　￤ ＼　　 ＼,＼　　　/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／ {　　 /⌒/ 　 i|:　i　＼　　｝　 ) 　 /
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　{ 　 ；　 /　 /　 　ﾘ 　　　|i＼ ｝　' 　 /_＿＿___
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _　-‐…〈＼　 イ　 /　　　　 　　　|i 　 ｝　　 /　}　　　　 ＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _　　　　 　 ‐＼__,丿 ,/⌒ヽ　　　　　(乂,乂__　　　 ⌒¨　　　_
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ‐-＝=======＝-‐ 　 乂___,ノ⌒　　‐-＝=====＝-‐





　　　　　　 　 　 　 　 　　 　 /,'べヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　{{　　　ヾ ､＿＿　,,　==＝＝ｭ､
　　　　　　　　　　　　　　　　ヾ＝＝==≧　≦　 ヽ　　　　 }}
　　　　　　　　　　　　　　 r ヽ　i　　 ｙ　 i´⌒｀ﾘー==＝＝''
　　　　　　 　 　 　 　 ,rfﾆﾌノｰ'　　　｀ｰ´´⌒｀ヽノ⌒)､　　　　　　　　　　　圭ｭ
　 　 　 　 　 　 　 　 /＿ノ　　　　　　　　　　　　　｀ヽﾘ￣{　　　　　　　　　圭圭ｭ
　　　　 　 　 　 　 　 /　　　　　∠ノイ＿.ノ　　　　　　ヽk'　　　　　　 　 　 圭圭圭
　　　　　　　　　　　/　　 ./　　}　;乍勿 ´ー‐イノ 　 　 }　ヽ　　　　　　　　　圭圭圭
　　　　 　 　 　 　 〈　　 ./　　/　/　　　　,　rf勿リ　 ﾊヽ_ノ　　　　　　　　　 f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣｀ヽ
　　　　　　　　　　　｀ヽ､{rー/　/　、　、 _　　　ﾉ　ﾚ'　ﾘ｀　　　　　　　　　　  |　なら…こういうのはどうかしら？　  　|
　　　　　　　　　 　 　 / 　 /　/ﾊ 　＼＿マニニニニニ⊂ ｰ　__　　　　　　 |　　　　　　　ｺｰﾙﾄﾞｽﾘｰﾌﾟ　　　　　　　 　|
圭圭圭圭土ｭ 　 　 ノ 　 /　/　,ﾊトー‐イ＿　｛　ヽ　　　と.ｨr､ 　 ヽ　　　　 |　月には、人体冷凍保存と言って、  　|
圭圭圭圭圭圭t,r'´　　 /　/　 ｉ ,ﾊ´: : : : : : ､ヽ＼　＼　　 ﾞーｭ}　 .}　　　　 |　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　  　|
ｔ圭圭圭,.ﾍ圭圭i＿＿ノ ; / 　 .ｉ　,ﾊ: : : : : : : :i´: : :.ヽ､ ヽ､ 　　 |　 |　　　　  |　その人一人の時間を止めたまま　　|
i<o>ii{￣rｭ}´￣ 　＿＿ ノ　　　ｉ　　,} : : : : : : ; : : : : : }｝　 〉￣｝l　 .!　　　圭 |　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　  　|
t圭/　￣7　｀ヽ￣ ヽ.　　　 　 人　 ,}: : : : :..:ノ､: : : : :,ﾘ,　/　..ﾉ |　 .!圭圭圭 |　肉体を保存する技術があるの。　 　|
圭｛　 ／{＿ｒ ┘圭圭}三三f´　}━┿｀¨¨´: : :.｀ーイ'}>ﾛ<{ 〈rk{ 　 !ｭ､圭圭 乂＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿_ノ
t圭ヽ(圭圭ｉ<ｏ>ｉ圭/　　 　 | 　.}━┿ : : : : : : : : : ┥､_い..rkﾌ'　　.|ハヽ圭圭圭圭圭ヲ
圭i＜０＞i圭圭圭/　 　 　 .|　 .};彡'|.: : : : : : : : : : ┥'ヽ} ｝Ｌﾌ　 　 |...ﾉ〈圭圭圭圭ヲ
ｒ圭圭圭圭圭圭./　　　　　 !　.ﾉ 　 .〉 : : :_:_: :_:_: : /圭ﾉノヽLﾌ､___ﾉ　ハヽ圭圭ヲ
_圭圭圭圭圭／　 　 　 　 /／　　./ : : : :_:__:__:_: :ﾊ<o>ｉ圭｛リ　　　 　 ﾉ〈圭ヲ
}ﾍ　　　　　　　　　　　　　/´　　　｛: : : : : :_:_: :_:_: : ﾊヽ圭圭ヽ｝_　　　　ハヽ
ヽ}ﾍ　　 　 　 　 　 　 　 / 　 　 　 ﾊ: : : : : :_:_: :_:_: : ﾊ　＼圭圭ヽ}　　ノツノ
　 ヽ}ﾍ＿r─'￣ﾞ７　　 /　 　 　 　 ,ﾊ: : : :λ_:_: :_:_: : ﾊ　　ﾄ、 　 レにツ´
　　　ヽ}　　／　/　　 /　　　　 　 　 ﾊ: : :(_ﾉ:_:_: :_:_:λﾊ　 　ヽ
　　　　 i／　　/　　 /　　　　　　　　 ﾊ: : : : :._:_: :_:_(_ﾉ:ﾊ　　　 ＼
　　　　　｀ヽ､/　　 /　　 　 　 　 　 　 ﾊ: : : : : :_:_: :_:_: : ﾊ　　　　 ヽ
　　　　 　 　 ｀ー‐'　　 　 　 　 　 　 　 ﾊ: : : : : :_:_: :_:_: : ﾊ　　　　 ハ

.　　 　 　 　 ／'　　　　〈　　　　　　 　 ｀ヽ､__{_,,.イ　　　　＞ ､´￣｀¨ 7
　　　　　　 ;′　　　　　 ＼　　　　　　　　 〉''´＿.　　　　{　　/ /ゝ-彳
　　　　　　」　　　　　　　　 ＼　　　　　 ／　　　　｀ ___／　　｀´.＿／
　 ､――'´ ＿＿　 　 　 　 　 ヾー=彡´　　 .__　 r'´　,,斗‐　 ヽ　 〉
　　ヽr ､　{＼　　｀　　　 　 　 /　　ヽ　　 ／ヽ〉ノ　 }´＼　　 　 ∨
　　〈_〉└'　　ヽ 　 　／ 　 　 {　　＿ 　 /　　 {ｉ　　 :}　　｀ー=ミ　ヽ
　　 / ,ｨ　 ,/　人　　____　　 　 ／　 .ゝ '　／ 八　　 ｨ芹 i　　i}. ｀ヽ}　　　　　　  あなたの大願が成就するまで、眠りなさい。
　　 Ⅳ {　/　　　＼_{　ゞ==ミ_ 乂.　　　爪　　　 ＼　}似 {　　i}　八　　　　　　　  ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
　　 乂人{ ヽ　＼　＼'ｰ==彡''厂　　＼　ﾑ.　　 ,,　 ヾ　　　　人. 　 ＼　　　　　 ちょうどいい頃合いになったら、
　　　　　　　{＼　＼　｀ｰ=彡/ヽ　　 　 ＼ '≠彳　　　　' 八　　＼. 　 ＼
　　　 　 　 人　＼　｀ー=彡;′　＼　　 　 ーｧ 　 　 　 ,　　 ＼　　＼.　　ヽ　　 私があなたを起こしてあげる。
　　　　　 　 　 ヽ　｀ー=彡' {　 {､　 ｀ー=ミ＜　　　 ｀　/　　 　 ｀ｰ=ミヽ 　 ‘.,
　　　　　　　　　 ｀ー===ー人,人＼.　　 ＼ 　＼ー一'_　　　 　 　 　 ｀　､　 :}
　　　　　　　　　　　　　 　 　 ,ゝ, ＼ヽ　　　＼　 ヽ: :ﾏ, ｀ ､　 　 　 　 r ､ }　ﾉ,ｨ
　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 /: : :｀ー- ミ ､　　＼　‘,: ﾏ,　 ｀ー､　　　.{/≫≪/}
　　　　　　　　　　　　　 　 /: : : : : : : : : :/,＼　　ヽ　 : ﾏ,.　　　‘,　 　 '´/　Y´
　　　　　　　　　　　　　 ／＿＿＿: : : ://: : :ヽ.　 ‘, .} :}i}　　　　ゝ、　 ;′ノ
　　　　　　　　　　　 　 《´￣￣ｰ=ミヽ//: : : :{≧ ､ ,}ﾉ: :}i}　　　　　 }　 {r'´


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /ﾆﾆﾆ∧(_　 __-=ﾆ二ム　 /
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/ニニ＞::;_ィニ二二二ニl /
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　_....-―=＝＝＝=‐-....._　{二ア::::／二二二二二二| ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／:::::::::::::::::::::::ヽ:::::ヽ:::::ヽヽ::｀マ::／=ニニニニニニ二|　 }
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　  ／ （:::::::::/::::::::::::::::::::::::::::::∨::::ヽヽ::::::｀マ-―＝ﾆニニ二二|_ノ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.'　　　＼/:::::::|::::::::::::::::::::::::::::V:::::::ヽヽ:::::::::＼ニ二二二二二|ヽヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /／､/　 /|｀ｰ‐|､:::::::::::::::::)}:::::::∨::::::::V:::::::::::::::Vヽ=二二二二|　}::｀
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /':::::〃｀у |＿__|　二ﾆﾆ´ノﾆﾆ´.V:::::::::l....}::::::::::::}ニ＼_二二二|ノ::::::
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /:::::::/l:::::/　 l:::::::::|´:::::::::::::::::::|::::::::::::V:::::::l....l::::::::::::ﾏ=二∨二二ﾘヽ::::::
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ':::|:::::| |::/｀''ｰ|;_::::::| ::::::::::::::::::::|::::::::::::::}::::::::l....l::::::::::::::Vﾆ二二二/　 }ヽ:
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |　V^} |::|＿　Ⅳ:ヽ| ::::::::::::::::::::|::::::::::::::|::::::::::::::l:::::::::::::::}=ﾆ二二/'　/:l
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ﾉ　　≧ミ､ヽ::::!､:::::::::::::::::::|::::::::::::::|::::::::::::::::::::::::::::::|ﾆ二二/｀Ｖ:::::l
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　  r‐'　　 _rﾂ　 ＞､｀　}、:::::::::::小::::::::::::|:::::::::::::::::::::::::::::ﾊニ二/　　}::::::l
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　  ,　 　 　 ￣　　　　 /i::＼::::/-.､::::::::::::|::::::::::::::::::::::::::/=ﾑニ/ ┌‐':::::::l
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 r'　　　　　　 　 　 /::l===i´　　 l:::::::::::|:::::::::::::::::::::::/===ﾑ/　 (}::::::::::::|
　　　　　　　　　　　　………。　  　　　　　　　 〉､　　　 　 　 　 /ｲ:l===l　 　 ﾉ:::::::::::|::::::::::::::::::::ｲ|=====ﾑ__,ﾉ::::::::::::|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿　 r､l`ｉ　　 }　｀　　　　　　　　/ｌ===l_,.ィ:::::|:::::::::::|:::::::::::z＜/::l=======_ヽ::::::::::::
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼＼| || | 　 人　 　 　 　 　 　 _...|===l::::::::::::|:::::::::/:::z＜　　,::::::ﾏ========＼:::::::
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　Ⅵ |//　　　　　 〈こﾊ　 　 〈/⌒ヽ~￣/ｲ__ ィ ⌒ヽ 　 |:::::::::::|ﾏ==========-_
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |.|/ ﾊ　　　　　　|:::::∧　　　}:::::::::::|⌒ヽ-∠＿　 ﾉ　　|:::::::::::|　寸==========
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |　 　 ＼　 　 　 |::::::::ﾊ　／ ＼:::::::ヽ,ィ㌢￣ヾL ゝ-⌒ヽ::::::::l 　 `マ========
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ヽ　　 　 ヽ　　　|:::::/ |l/　　 　 丶:::::＼　　　 W　　　　ﾉ::::::::l⌒ヽ--マ======
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　  ＼　　　}　　 .|::::'　l|'　　 (⌒ｿ"｀ヽ::::ヽ　 　 W　　　⌒ヽ::::|´＿_　 ヽ＼====
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 }　　｜ 　 .|:::|　l:|　 　 ﾉ/　　　　ヽ::}　 　 V｀＞s｡　　 )､/ﾉ⌒ヽ　 ＼｀￣
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |　　｜ rﾔ.!:::!,ｨ}'　 ／ﾘ|　 ＼　 　 ｿ　　　 V　　 　 ＞s｡＿＿_}_γ⌒ヽィ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |　　 l、.l`ﾏ／/ハ ヽ (.:|　　　ヽ　　　 　 　 ∨　　 /-ハ　　　　　￣｀ーヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 '　　 , } .ヽ/ //| l |　 ) }j　　／´ヽ　　　　　　V　 /---ム＿＿----ﾆﾆ}
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　  ,/　　 / |　〈|,∥|.| |/ γ'.:l　　 　 　 _',　 　 　 　 ﾏ=-.__-z＜----------l
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 辷 /　　　　　　　　．: :: :¨::::::::::::::::::::::¨: :: . ．　　　　　　　 　 　七卞.
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　廴 .′　　　　　. : ´:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀ : . 　　　　　　　　辷弖
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 孑}　 　 　 ,. :´:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀: .､　 　　 　 廴_リ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　辷,｣　　　イ:::::::::::::!:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ::::::::::::::: : .､　　 　辷こ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　,仁!　／ .:::::::::::::::ｌ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ:::::::::’,:::::!::::::::::::ヽ‐-=廴_ソ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 辷_メ.::::::::::::::::::::::ｌ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ:::::::::',:::ｌ::::::::::::::::ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　／:::::::::::::::::::!::::::ｌ::::::: !::::::::::ｌ::::::::::::::::::::::::::::’,::ヽ::ｌ:::ｌ::::::::::::::::::::ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 _. イ':::::::::::::!::::::::ｌ:::::ハ:::::::!::::::::::ﾄ､::::::::::以-―:::ﾊ::::辻仁7::::::::::::::::::ﾍ ､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　　　′ :::::::::ｌ:::::::::!:::::ｌ　',:::::ﾄ,:::::::::! ヽ :::イ　＼:::::ｌﾍ ::ｌ 　 !::::::::ｌ::::::::::::::’, ＼
　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　i:::ｌ:::::::::::ｌ::::::::ﾊ:斗　ヤ:ｌﾊ ::::::ｌ 　 ＼ｌ　 　 ヽi　Ⅳ 　 ｌ:::::::::!:::::::::::::: ’,　厂Y
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ｌ:::ｌ:::::::::::!::::::: ! ヽ!　　ﾍｌ　’,::::ｌ　　　　　　　　　ｌ　　　ｌ:::::::::ｌ::::::::::::::::::∨辷′
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 !::ﾄ,:::::::::ｌｉ:::::: !　,ｨfﾃ云ｋ　 ＼!　　 ＿＿＿_ 　ｌ　　　ｌ ::::::::!:::::::::::::::::::仁ｿ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ﾍｌ ',:::::::ｌ::',:::::ｌ /　ｲｒ 示ｌ　　　　　´￣￣￣ 　 !　 　 |::::::::::!:::::::::::::::::::ﾚ′
　　　　ってなわけで、何世紀か　 　　　 　 　　　　　　 ' :::::ｌ::ﾑ::以　 {ﾄk 刈　　　　　　　　xwx　ィｰ辷寸::::::: ｌ::::!::::::::::!:::!
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ’,::ﾄ､! マ:ヽ　込ｒソ　､　　　　 　 　　 　ﾊ辷ｆ~Y:::::::::,’:::ｌ::::ｌ:::::ｌ:::ｌ
　　　　コールドスリープしてたわけなんだけど…　 　 　 ヾ 　 ｌ ヽ.ｌ xwx　 　　　ｒｰ ､　　　　,.ｲ::::::::::::::}::::: ｲ:::::::!:::!:::::lｉ:::!
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,.ィ辷ｚｌﾍ　　　　　　 ヾ ﾝ 　 　 /:/:::::::::::::ﾊ::::::!ｌ::::::ｲ::ｌ::::::ﾊ::ｌ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 不:::::::圷::ヽ　　　　　　　　　　 {ｌ !:::::::::::,.ｲ!ヽ::ｌ !::/ ｌ:ﾄ､::::! ヾ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ,.´:/:::::::::::::ﾄ ::ﾄ≧ー――‐ｧー＜斗ｌ::::::::::::! ﾘ　ヾ ’:!　ﾘ　ヽ!
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ｆ´’,　　　　　　　　　　　ｌ::,ｲ :::::: ィ::ｌ ヽ! へ_斗七 ´　,瓜　　 ’,:::::::::!｀＞　._
　　　　　　　　　　　　 ｒｰ―――- 乂 .ゝ　　　　　　　　 　 ﾚ　ヽ::::{ ヽj　 　　辷7　　 　/ー',　　　ヽ:::::', 　 　 弖ニｰ､
　　　　　　　 　 　 　 　 ｰ― - ｬイ￣ 　) ｀　､　　　　　　　　　　＼ｌ 　 　 　（７　　　　,ﾊ＿,ﾊ　　　　｀ヾ　　　 , ィ辷K
　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ',/´二二つ 　 ヽ　　　　　　　　　　　　　　 ｌ７　　　　 //　 .!:.:',　　　　　　　 イ辷{｀ 了
　　　　　　　　　　　　　　　　　 ｌ　/¨こつ 　 　 ’.　　　　　　　　　　　　　,〈ｌ　　 　,／/　　 ｌ:.:.:',　　　 　　 ｨ辷{　　　’,
　　　　　　　　　　　　　　　　　 ’, 　 ′　　　　　i　　 　 　 　 　 　 　 　 ,' {i 　 ,. :´:. ,′　　ｌ:.:.:.’,　　　　/辷{　　　　　',
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　　　　　 //////(/斗=マr､: :. .: .: :｀＜{≦´: :　: :∨ ＞　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＜
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　　　　　 ∨＿_,.!{!　　　　　　　　　　: : ＿＿_　　 　 ／Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒ ＼
.　　 　 　 j{: : : :.! ' ,　　　　　　　　　γぴ-==≪ﾐﾄ､　 : : : :∧///////{　 i: : : ＼人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_／
　　　　　 j{: : : : i　　　　　　　　　　　　￣￣｀　ﾞ x-=､ : : ://///////j{ 　i : : : ＞なんで一言も誰にも言わないで ＜
.　　　　　j{: : : : :',　　 　 　 「　　　　　　　　　 Y´ 　 、　 ＜////////{!　 ! : :  ＞　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＜
　　　　　j{: : : :. :.:',　　　　　　　　　 　 　 　 ／|　　__}　　＼＞　｀ ｰ-=　 ､! : : ＞そんなことしてんだ！　　　　　　 ＜
.　　　∠人＿＿_∧　-､r-=≪ﾆ弍ミﾄ､ 　 /　 |／ 　 ヽ／´　　 　 　 　 　 ＼_ ＞　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＜
　　　  ヽ/////「ヽ 、　 ヾ≧=- 　 _/: ヽ,.ｲ　　＼　 ／　　　　　　　　　 　 　   ＞水臭いにもほどがあるぞ！　　  ＜
　　　　 //////ﾄｲ iﾑ、 　 ﾏ: : : : : : : : 〈　!／　　　' ヽ、　　_,. -=: : . .　　　 /  ／Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒  ＼
.　　 ､__人_人_人_人_　、　 〈: : : : : : :.:∧＞　,_　/　　　Y´ ｀ﾞ':.､: : : : : : : :./ 　 　 /　　 ＼
　　　）　ｱｷﾞｬｧｱｽ! 　(　　 、　ﾏ: : : :〆^〈ゝ、　　 _,:ヘ  ／: : : : : : : : : : : : :/ 　 　 /
　　　⌒Y⌒Y⌒Y⌒ 　 〆ヽ　 ヾ: ', ',　　>､_≧  |::::://^Y  : : : : : : : : : : :./ 　 　 /
　　　 乂//Ｖ　　　 ヾ〆＿__,} ､　｀ヾ r≦{____r､__| : | |:::::|  : : : : : : : : : : / 　 　 /
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ;:::::√ .|::::::::|:://::::/　　 |::::| |:::::7
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.;:::::;′ .!::::::/^ ゞ彡､ 　 .|::::| |::::;′
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|::::::ー-:::::::;　___{:::::::|____,|::::! |::/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　. 　;!:::/￣ |::::::; [::::::::::::::::__::::|:::! ;:/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/__/　　 |:::::;　　　|::::::|　}:::|::; `´
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|::::!　　　|::::::!　!:::| ＿＿＿＿　,.-､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|:::|　　　 |::: |　{:::ハ::::::::::::::::::::::＞:::≧
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　∨　　　 .|::ﾘ　.{/　 ￣￣￣￣　　￣　 _,.｡ *''"〉
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　  _,.｡*''"_,.｡ *''"
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 (_,.｡*''"

　　　＼人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_／
　　　＞紫、どういうこと！？　　　　　　　　　　　　　　　　 ＜
　　　＞　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　  ＜
　　　＞あの後みんなに説明したんじゃなかったの！？ ＜
　　　／Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒ ＼人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_／
　　　　　　　　　　　　　　　　＞言ったら止めにかかるやつが出てくるでしょ！　　　　　　 ＜
　　　　　　　　　　　　　　　　＞　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＜
　　　　　　　　　　　　　　　　＞あなたは叩き起こされて人外化を余儀なくされたかも！　 ＜
　　　　　＼人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_／　 Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒＼
　　　　　＞昨日起きてからというもの、　　　　　　　　　　　　　  ＜
　　　　　＞　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　  ＜
　　　　　＞行く先々で昔の顔見知りからこんな風に殴られて　 ＜
　　　　　＞　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　  ＜
　　　　　＞ほっぺたが真っ赤なんだけど！？！？　　　　　　　 ＜
　　　　　／Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒＼

:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::≧ x､　　　　　　＼　　　 /
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::r==-　､:::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀ヽ、　　　 /ヽー/
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|　 ‘，　　｀ヽ==､:::::::::::::::::::::::::::::≧x､/　　 /
ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::::≠　　ゝ-≦==‘，　 ≦ 、:::::::::::::::::::::::｀ヽ､ i
　∨::::::::::::::::::::::::::::‘，　　／　　　 〃￣　＿ ｀ヽ、::::::::::::::::::::::::＼
　　∨:::::::::::::::::::::::::::::ゝ〃　 ／／　＼　く ヽ、　　 ＼:::::::::::::::::::::::::ヽ、
　 　 ‘，::::::::::::::::::::::::/　　／／　　 |　　｀　　　＼/　/ ｀ヽ:::::::::::::::::::: ヽ
　　　　 ＼:::::::::::: : 〃　/　/　　　　|　　　　　　 《　 ﾄ､　　‘，､:::::::::::::::::＼
　　　　　　 ヽ::: : / 　 /　/　 　 　 i|　　　　　　 /｀ヽ'　　＼ i　＼:::::::::::::::::
　　　　　　　　 ゝ′　　 ,′　　　　|　　　　 　 /　　　　 / |ノ　　 ヽ:::::::::::::
　　　　　　 　 　 {　　　 i　　　　　 i|　　　　　ｲ――-　/　 ｀ヽ、r 、＼:::::::
　　　　　　　　　 i　　　 l　,　┼-- !　　　 〃,′　 　／/　/　 /　 i|ヽ, ヽ:::
　　　　　　　　　 !　　　 !　　 |　// 　　／　/　,イう泛ｱ /　 /　/　!《　　ｉ:::　　 ……昨日には起きてたのか…
　　 　 　 　 　 　 ﾄ　　人　 斗斧芋ミ'　　/／　 ら::::〃　／　 ,′/ { ｀ヽ!:::
　　　　　　 　 　 /ヽ/ 　‘，{ ヽ 乂::ソ　　/　　　 ｀_´　 ≦　　/　/{-┘￣::　　 昨日研究に耽ったのは失敗だったな、
　 　 　 　 　 　 ﾉ　/ 　 　 ﾏ ﾍ　　　　　　､　　-=≦／　　　/ ／　‘，:::::::::
　　　　　　　／　　　　　 八　 ﾍ 　 ＿　 　 　 〃／　　　　/｀ヽ、　 }::::::::::　　  ちょっとニュースを見れば
　　　　　　　　 /　　　　 　 　7´:.ヽ/:.:.:≧､￣,' /　　　　　/:.:.:.:.:.:ヽノ―､::::
　　　 ／　　 〃　　　　　　〃ゝ:.:.:.:L:.:.:.:.:.:.:ヽ{　　　　　／:.:.:.:.:.／/　 　 ヽ　　  コイツが現れた話があっただろうに…
　 　 八　　 ,′　　　　　 /:.;r{:.:.:.:.:.:|:.:.:.:.《:.:.:.:.:》＿__／:.:.:.:.:.:./　//　　　　 i
　　_L＿＿ i　　　　　　/:./　　ゝ´　 ￣　》／:.:.:ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.〃　ｱi
≦:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.≧――:.´:.:.:ｉ　　/ ／　　／ {:.:.:.:.:.:.:.‘，---7　　}ヽ
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/　 /__≧ 一:.:.:.:.:L________ﾉ　　 {{　　} 《
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＿__∠ －′:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.／　 ヽ　　 }}　　} 》
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:￣:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.≧ ´　　　　i　　{ {　　/

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　__
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/￣｀ヽ ＿　　　　　　　　　　　　　　　　　_　 　 77丁　　_ﾉ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 〈＿　　//⌒　　　、　　　　　　　　　-‐ 　 　 　 //　|　‐く
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /´　　//　　　　　 ｀`　r＝　 r'´　　　　　　　　 | |　 |　　 〉
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　  〈＿＿ﾉ/　　　　　_　　='＝＝ '　　 　.　　　　　　| |　 |　r┘
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 厂￣|〈＿_.　　´　　　 　 　 　 　 　 　 ｀`　、　 //　/‐く
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 〈　 ／　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ＼//　/　　}
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｝/　　.／　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ＼./｀ヽ_ﾉ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　  /´　／　　/　, 〃　　　　　　　　　　　　　｀ヽ 　　 ヽ.　ﾉ）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　  / / /　 / :/ :/:/:ﾊ　　　 ﾊ.　　}　　 　 ｀ヽ.　　 ＼　　V７
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 / / //　:i ::ｉ :::ｉ::i :ｉ i　　　ﾊハ:::ハ :::i:::i　 ﾊﾊ:::.、　 ヽ 　v
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　  ' / //　::::l ::ｌ :::ｌ::l :ｌ ｌ　　:::i i . i::ｉ　ｉ :::|:::ｌ　 ｌ:ｌ::l::::.ﾄ､　　＼|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　  //ｉ　i i　::::::ｌ ::! :::ｌ::l :l ｌ　　:::l丨_l::|-:l ::ﾉ::ﾉ　 ｌ:ｌ::ｌ::::l　 ｀ヽ.　　ー --　_　ノ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 〃 |　l l　::::::l ::ｌーｌ::l‐l l､　 :::l l´ jﾉ_厶=ミv　 ｌ:ｌ::|::::ｌ:.　　 ｌ｀ｉ爪￣
　ていうか、私、また紫に騙されたのよ！　 　　 ノ 　 |　l l　::::::l ::|　 Ll_ﾊj ＼ ::ｌ 斤千:::::l l　}l　 ｌ:l::|⌒ヽ 　 l:::ｌ::l |
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　  ￤ｌj l　::::::l ::lr彳ﾉ::+l 　 ヽl.　ｌ_ｊト─リ_ﾉ|　 ｌ:l::|　ｌ　|.　 l:::ｌ::l l
　コイツ、「ちょうどいい頃合い」とか抜かしとして、　  乂八　::::l ::|ヾヒＺソ　　　　　 ｀￣´ 　 |　 ｌ:l::| / ./ﾞ　 l:::ｌ::l l
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　  l 下::l ::lxx　　　、　　　　　　 xXX |　 ｌ:l::|_／:ｌｌ::　l:::|::l |
　昨日私を起こしたのは　 　　　　　　　　　　　　　　　　　  l　| :::＼ 、　　　　　　　　　　　 　 j＿＿j::.　::ｌｌ::　l:::|::l |
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　  l　l/￣￣＼　　　　 -─　 ､ 　 ／}＿＿j::.　::ｌｌ::: ﾉ:ﾉ::l l
　この発展した郷を見せるためじゃなかったのよ！　 　 / / l￣￣｀i´＼　（　　 　 　 )イ｀V /　ｌ l::|ー‐ｧｧ＜..＿|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.　　　　　　 　 　 　 　 / / ::|　 ｌ::l:ｌﾊ:::. _≧=ｧーr ´　 /　//　::ll l::l　 //　f´⌒ｱ＾i
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　  〃ハ :|　 ｌ::l:ｌ:::i´￣￣　　〈　　 /　//:ｌl ::ｌl l::l: //　_ﾉ　_ノ　ﾉ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　  ｌハ ::} lｌ　:l::l:ｌ:::| 　 　 　 　 ｀Yf 　 i h::ｌl ::ｌl l::|// r'=　 ７⌒ヽ.
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ﾉ　 V　ll:l.::l::l:|:::|　　　　　 /´7ﾊ.　 l !l::ｌl ::ｌl l::l/　ﾉｰ　/' 　 　 i
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 j从ﾊ八ﾉｌ　　　　 /　/ ハ　j八ﾊxﾊＷ rく..__ 〈　 　 　 |
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　  /　| l　 　 　/ﾆ７〈二=　　　　//　ﾉ-　_y'ー─ ‐‐'‐ ｧ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ′ |￤　　 /三〈　 ﾏ三　　 _// f´ｰ f´　　　　　 　 /


　　　　　_____　　 　 　 ______
　　　　//￣ヽヽ_...,,_//､￣l |
　　 　〈〈,.-''"" >> ｀〈_ｋ ヽ| ﾄ､
　　 ／､｀ゝ-r'^ｰ'r､_ﾍへ､,.!/　ヽ
　／ 　 r､ r_ﾝ-'´　　　　￣｀ヽ､_|
./　_r-ﾒ´　∠--ｲ }ｲ＼　　　　}_>
li ／'丁￣ア￣　/　ﾘ ,-ﾍ } 　 Y
く.iV　　i.　{　-ァ'　　|　 xﾐｲ　 ﾊ|　　　　　　 私がただ良心のためだけに
　V 　 ヽ　L-イた ./ 　 lﾙ | /
　八 　ハ ﾊ《 比ﾘ　　　,¨　|八　　　　　　　 月人と面合わせたりするわけ無いでしょ。
,ｲ 　＼　 ヽ ＼　　　 　 　 八　）
｜　　 }　Y　　 ) 　　‘’, ｲ} 　Y　　　　　　  あなたを起こすのは、
　ヽ.　 |　.＞ﾍヽ￣ 丁´ﾄ,-､ﾍり
＿__＼ﾚ':::::::::::::ﾘ_::=┛:::l::::::ﾍ | ＼　　　　　 「再び幻想郷に未曾有の危機が訪れたときに対処させるため」
圭圭/｀丶､:::::::;≫:::::::‐':::::::::::::｀::..､＼
圭圭!　　ヽ ﾞ≫:::::::::::::::::::::､:::::::::::::::ヽﾞ ､　　 と腹に決めていたわ。
圭圭!　　 　V'i,:::::::::::::::::::::::::Y::::::::::::::::｝ ＼
圭圭l　　　　∨'i,:::::::::::::::::::::ﾉ::::::::::::::ｲ　　 L_　　　　　　　　　　　 f´￣￣￣￣￣｀ヽ
圭刈:ヽ,　　　　V'i,::ｰ--‐::'::::::_r--r┴＜」　 ＼　　　　　　　　　　 |　サイテー！  　|
圭V:.:.:.:'.　　　　ヽ i,::::::::::::::＞ 1 /} /　　__ヽゝﾍ　　　　　　　　　  ヽ＿＿＿＿＿_乂
圭:{:.:.:.:.:.}　　　＿ｧ＞ｲ"´ 　　ﾚ._|_|/／　ヽﾍ V}＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿__
圭ル:.:.:.:l 　／　　 　 l　 ,　＜:::::::::::｀ヽ＼ヽ〉V ｛圭圭圭圭圭圭圭圭為圭心
圭圭!:.:.:.l　　　　　　 ﾚｲ:::::::::::::::::::::::::::::｀¨´:::::＞ ﾞ´:::::::::::::＼圭圭圭為圭圭ヨ
圭圭ゝ:.:.'.　　　　 　 { ﾘ::::::::::::::::::::::::::::::::::;:::イ::::::::::::::::::::::::::::::ヽ圭為圭圭圭:り
圭圭圭＞へ 　　　　V:::::::::::::::::＞:::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾍ:::::::::::::::::}為圭圭圭圭{

　　 -厂　　｀ヽゝ:::::::::::::::У:::::::::::::::::::Г　∨::::::::::::::::::::::`ｰ―　､
　　　　　　　　｀￣￣￣｀ヽ::::::::＼:::r'　　　∨:::::::::::::::,､::::,. -‐,:::i
　　　　　　　　　 , 　⌒ヽゝ ＼:::::::::::｀ヽ　　 ∨:::::::::/´￣ 　.ﾒ::::!
､＿　　≧=－.／　　　イ八 　∨::::::::::::::::::＼｛　f｝´　'　　　ハ:::',
　　 ＼,. - 一'　ﾉ　 　 ,彡' 乂 ∧::::::::::::::::::::::｀￣ `ｰ ､　 　冫i::/
　 　〃‐イ 　／　　　/　 〃　`ｰ ＼::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼ ｛. ﾉ'
　　｛{　ﾊ. ／{　　 孑廾ト､{　　　}.∧＼::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀ヽ
　　 ﾘ八　乂j　i /z≠ﾐｘ､ ヽﾉ　,廾ト､　ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
　　　　 ヽヽ{ 　l!从γじ　　 )イz≠ﾐｘ､λ＼::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`ｰｧ
.　　　 　 }八ヾ乂 ` V:ﾂ　　 　γハ ヾ.八　 ＼::::::::::::::::::::::::::::::-一'
　　　　　　入ﾊﾉ {　　　′　　 ｛ しﾘ 从 仆､ 　｀二´￣￣￣ゞ 厂
　　　　 ／　　ソ　,､　　｡　　　 `ｰ´ノ　ﾊ/ ｝‘ ´　 叭一'⌒ヽ,ノ　　 ということは…
　 　 イ7 　／　　ﾉ　　 　＿＿　イ 　/　}´　　八　 　＼
　　ﾉ'´{　 ｛　　〃７f´⌒ー r'´　ﾉ　　　丿　　　　 　ヽ 　ヽ　　　　　霊夢も、外界への興味関心が高まっている件について
　　　八　人 /´ 圦,. -‐=,Ａト／　,､一''　　 　　　 　 　＼ﾉ
　　　) イ ／／　　　　／`ｰゞf￣ 　ヽ　　　　　　ハ 　､　ヽ　　　　 論じるためにここにいるってわけか？
　　　ヽ／::::{　　　　／彡´ ﾉ　　 　 　 ＼　　　　　 　　｝　ハ
.　　　 {:::::::::::ゝ :一'}八{　〃　　　　 　　　｝　　}　 /　 人　　｝
.　　　 {:::::::::::::::::::::::::::: jﾊく　　　　　　　〆 /　 | 　 　ｲ　 ヽ ﾉ
.　　　λ0::::０:::::::::::::::::::ｿ:::＼　　　　　ﾞｲ〃　 ﾉ　,从/　　ﾉ'


　　　　　　　　　　　____　　　　　______
　　　　　　　　　　//￣ヽ､─-//､￣l |　　 　 　　○
　　　　　　　　／〈〈　　 ､ ｀〈_ｋ　　ヽ| |　　　　 ／|
　　　　　　　/　　､｀ゝ-r'^ｰ'yへ｀､,._!/､　 　　/ミ/
　　　　　　  i　 ､ｒ'､_,.-'"´,￣ ,　｀"'ヽ,ﾍ>. 　 /ミ/
　　　　　　　'r,ｨ´ / /__i_,ﾊ　 ﾊ,__ i　ﾊ　i. 　/ミ/　　 そういうことよ！
　　　　　　 /ﾉ／! イ　○ レ'　ﾚ_,. ﾚ'ヽ,ゝ /ミ/
.　　 　 　 /ﾉ_,ノ ﾉ|　 "　　　　 Ｏ |ｿ|　　/ミ/　　　　 幻想郷の存在意義が揺らぐなんて、
　　 l^ヽ､ﾍ⌒ヽr,ﾍ.　　/´｀ヽ 　"从 ', ∠ 、|
　　　ヽ､_ﾉ7 　(Y,/」＞!､_,／_,. イﾉﾍ〉 // ｀'　　　　  これまでには一度たりともなかった！
　　　 /<｀ｰ-∠ﾄ､7:::|／ﾑヽﾉ:::i´｀7"´__ﾝ
　　 丿ﾉノ＼_rﾍく:::::::::::ﾊ::::::::丿-‐'￣ヾ　　　　　　　 このまま民意が結界の撤去に向えば皆死ぬ！
　　　　 ｒ'ｱ'"::::｀''ｰｧ二ﾆ=-､ｲ､7　ヾヾヾ
　　　ﾉ7:::::／::::::::/|} 　ノ／⌒ヽ>､　　　　　　　　　　 今、幻想郷はしれっと破滅しかけているのよ！
　　　}」／::::::::::::/:::}|___,ンi二二!-'
　　　 iヽ､_:::__ンﾆ='-‐=-'!､__.ノ
　　　 ｀7二｀／´
　　　　〈__ン

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　//~ヽヽ　 _,.｡*'≠ﾆﾆﾆヽ__
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　{ |　 ﾑ Y´　 ／／　　　} | ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　{ i　/　ﾑ i／／　　　　// 　　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 .ﾍ V　　 〉K'´‐=__　　ｱ/ 　　　　ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ゝ_-彡<三＞＝＝彡'､_　　　　　`､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　_√Ⅵ 　 `=＜=X-＜､ヽ､_　　　　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／/ /ｿﾍ ＼＼ヽY二ヽ_ l弋_)>__　　 　 ）
　　　　　でも、霊夢は昨日から、　  　 　 　 　 　 　 ,＞厂〉i　 l`ーーー''"芸アj.　l ｢ /＼　＜_
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ( .{ ヽiｨ7炒j　　　　∠ｨ　i ﾚ'へ-ヽ____＞
　　　　　私の考えには反対してばかり。　  　 　 　 　 　 〉人.从¨´〈　　　　　{ｨ ./ i彡 /
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　'´ _＿_h､　ー‐ ´　　Vi　 l|／
　　　　　だから、霊夢。　 　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ／ﾆ≠,〉|＼ 　　 ／　ﾞ| 　.|
　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ,√＞‐‐'つ'≠'彳´ .,' 　≧手====,'　 lk
　　　　　あなたの意見を聞かせて？　 　 ／ '´_r＜'´=／__/　 /＿,√7√:::::/,　　｢＼
　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ／　　´―ｬ 〉"/´ /　　,::::::::iヘ,}:{::::::::j{　　 ﾄ､__ヽ
　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ／　　　 .,ｲｴ_/／_.,/　 　,'ニ＝≠'':::::／　　 i}％'"￣ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 |　　　__ /　ｧ＝＜,ｲ　 　/:::::::::::::::::::メ　　／ ﾒ'´　　　　|
　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ,＞'!　　f'´　　 l':::::::::/　　...,ｲ:::r==＞'´ 　 ／.,｡ｲ　 　 　 　 |
　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 〉ｲ|　　l}　　　/::::::ノ　 /／::::γ´,ｨ　　　,彡イ/　　　　　 　 {
　　　　　　　　　　　　　　　 　 /￣ { | ／.|　　/|:ﾚ'´　 ,ィ'::::/ヽ_l /＿ｯ≠´　　/　　　　 　 　 〈
　　　　　　　　　.　　　　 　 　 ゝv-≠"　〈　 / /　 r＜:::::::r'≫k＜ｱ/　　　　人　　　　　 　　 |
　　　　　　　　　. 　 　 　 __／／ .|　l　　∧ｲ l'　, 〈::::ｿ:l:::／ 　 |`‐/　　　　　　 ,ゝ-=ニﾆﾆ≠'
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　　　　　　　　　　　　.／　　　　　　　　　　　 へ _
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あーん？　　　　　　　　　　　　 .　/　|　　　 彡'ハ　　　　　　　:.:／: : :ィ´|X!k'i;i;i〉ｨ´くｌ ) l:}ｱ: : : : /: ,:': : :.／ / | | |　 ﾉ/ .ﾉ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　../　 .|　〃,.<´ヽノ､ ﾄ､　　　　／, -''"/' ´|i;i;＼;i;i;i|_ゝ'_,.-'/: : : : :/:.,.': :.／:　/　 }:! l　|/／
どうするも何もいい機会だし、 ,'　　 |〃/／7ノ 　 }｀ｰ丶　￣´　　　!'　 .|i;i;i;i;i;i;i;i|シ´　,.' : : ／/, ': ／　　/ 　　| ,'　.!/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 〃./L　　　　 ハ　　　　　　　　 　_....|i;i;i;i;i;i;i;i'　　 /: :／:ｨ/-‐'":　　 /　　 /:/
ぶっ壊しましょうよ、結界。　　　　　  /ノ　　　'　　　｀-┬──ｧェ≦､　 |i;i;i;i;i;i;i;|　　,':／／ ／: : 　　／ 　 ／:/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,'/　　　,'　　　　　|.l　　(7´〃|　　 >|i;i;i;i;i;i;i'　 ／:,.:' :／': :　　／ヽ　／: :/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　〃,'/ ,　　　　　　　　 | !　(_l!〃　　　ヽ_|ヾ=='''!　': :./:／:' : :__:／_..-ｧ＝-‐''
　　　　　　　　　　　　　　　　　　.〃 λ:.　:'　　/　　　　 l }　{_j i|!　　ﾞ　 (>t‐ｧ､ｭｙｲ: :// /: :／'￣￣´　　ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　.　 / |　 }　　 {　　　 　 !.|　{_l' i|!　　 ヽ､/: :/ﾊ: |:i |:/:' /:／|'＿＿　　　　　､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/　 }　.|　.,ﾞ 　 ,r､.　 ,' .|イl.|. l|!　　　 /: :/:':.ﾉ/:.∨:.:/-=ﾆー',r‐､三ﾆ-､ 　 ､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　./　 ハ　{　l　　,'::::|　 |､ |　{_! l|!　　　/: ,:'|: //: : ,': :,'／r＜≧'⌒ヾゝ､｀ヾヽ　､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　  l}ｰ!.l　 /､::::l　 |:ﾊj　{_! l|!　　 ,':./|:.|:,'/: : :.l: :.l{､7::＞'"￣￣｀ヽ､:｀ヽヾ:､ ､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　.　 ,r─i!　l,'　,{ノヽj　//|　 {_| l|!　　 |;'./|:.l; l: : : :ﾊ: :!:>'　 　 　 　 　 　＼:ゝｊ ヽ:､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　ー''-､_小､!　l ヽ､::{　{ｲ:|　 {_| l|!　　,.ｲr,.!:.ﾞ､!: :.:.|う＼:､＿　　　　　　　　 ヽ:ヽ＼ヾ､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |　|r､!＝彡<ｿ　!　 {_! l|! ／,ｲy' ﾞ、:.､: : |:::/　￣　　　　　　　　　　 丶:ヾj　ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |,=ゝ'=====､:.　|　 {_| l|!',.ｲ'::/|!　ヽ: :＼ヽ{　　　　　　　　　　 　 　 　 ﾞ:::ヾヽ:l_
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |lHakurei　.ll.　.|　 ﾚl':::/,.'::/ ,'|　//`>､:＼ミ=-　　　　　　　　　　　　　ヽ::ヽ!::ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |l Beer　 　|| 　!　　,'://::/ /:::!// /(":::＼!　　　　　　　　　　　　　　　　ﾞ:::ヾゝﾄ,
　　　　〉::::::「￣｀ヽ､_::::::::::::/　　　 　L_   ||Brewery. ll 　|　　i//::/ /|::::|/ ,'ﾌ´::::::::::i!.　　　　　　　　　　　　　　　　 :.::|ﾉ!:(
　　　  |::::::/　　　_＼＞「￣ヽ/／　　　ﾌ ヾ=====＝''　ノ.　 //::/ /! !::::l /7::::::::::::::i! :.　　　　　　　　　　　　　　　　 l::ヽ| }
　　__,,,!..-::::___rヽ､__,.ﾍ「￣￣ヽへ__ｰ-'､____  ‐-＝-‐'" 　 .//l:::l　l::| |::::::Y’::::::::::::::i!　:.　　　　　　　　　　　　　 /　 ∧::||'
-´::::::::::__rへ　　i　　　/　　　　/／ ｀ヽr､:::::ヽ､
:::::::___/　　　＞┴─'￣￣￣｀ヽ-､__,.､/7__::::::::〉
:::」＼　 ＞'´　　　　　　　　ヽ,　　　　｀ヽ､_」:::::/
/　　､>'/　 ﾉ .斗--､　|　　 |　 | ,ィＴ　　 　i￣L_
_____.,'　|　　|　 .i　 / ＼　 ./| ィ　ヽ　　(　 ﾄ､|　 /
ゝ　.i　　 　 |　/!/ ⌒ヽ| :/　| /⌒ヽＶ .|　 | ﾉ ノ
　ヽﾉ 　 　　 / 〈　　{}　|/ 　.ﾚ　 {}　}| /ヽ （
..／　　　 　.i　　 _,,.. -　　　　､-.,_　 ﾚ{.　 ヽ.|  ━━┓┃┃
,'　 　　,ﾍ　 '.i　　　　　　　　 ､　　　　 {ﾊ /ノ　　　  ┃　　　━━━━━━━━
　　　 .i　 ＼ |　　　　　　＿　'　　　　 !　ﾉ　　　　　┃　　　　　　　　　　　　　　　┃┃┃
　　　　　　　',!ヽ　  ゝ'ﾟ　　　　　≦　三　ﾟ｡　ﾟ　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ┛
　　　　　　_）_ｒ|  ｡≧　　　　　　　三　＝=-
ｿメ- 、／:::::| ＼　 -ｧ,　　　　　　　　≧=-　。
　　　 |:::::::::::|　　＼ ｲﾚ,､　　　　　　　＞三　　｡ﾟ　･　ﾟ
　　　..|::::::::::|　　　 ≦｀Vヾ　　　　　　　ヾ　≧|
　　　 .|::::::::∧　　 ｡ﾟ　/｡･ｲﾊ ､､　　　　｀ミ　｡ ﾟ　｡ ･
　　　''.|::::::::::∧ヽ　 /: : : : :}ヽ!::::::::::::::::::::
　　　　　　　　　　　____　　　　　______
　　　　　　　　　　//￣ヽ､─-//､￣l |　　 　 　　○
　　　　　　　　／〈〈　　 ､ ｀〈_ｋ　　ヽ| |　　　　 ／|
　　　　　　　/　　､｀ゝ-r'^ｰ'yへ｀､,._!/､　 　　/ミ/
　　　　　　  i　 ､ｒ'､_,.-'"´,￣ ,　｀"'ヽ,ﾍ>. 　 /ミ/
　　　　　　　'r,ｨ´ / /__i_,ﾊ　 ﾊ,__ i　ﾊ　i. 　/ミ/
　　　　　　 /ﾉ／! イ　○ レ'　ﾚ_,. ﾚ'ヽ,ゝ /ミ ━━┓┃┃
.　　 　 　 /ﾉ_,ノ ﾉ|　 "　　　　 Ｏ |ｿ|　　/ミ/　　　 ┃　　　━━━━━━━━
　　 l^ヽ､ﾍ⌒ヽr,ﾍ.　　/´｀ヽ 　"从 ', ∠ 、|　　　  ┃　　　　　　　　　　　　　　　┃┃┃
　　　ヽ､_ﾉ7 　(Y,/ ゝ'ﾟ　　　　　≦　三　ﾟ｡　ﾟ　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ┛
　　　 /<｀ｰ-∠ﾄ｡≧　　　　　　　三　＝=-
　　 丿ﾉノ＼_rﾍく:: -ｧ,　　　　　　　　≧=-　。
　　　　 ｒ'ｱ'"::::｀''ｰ ｲﾚ,､　　　　　　　＞三　　｡ﾟ　･　ﾟ
　　　ﾉ7:::::／::::::::/ ≦｀Vヾ　　　　　　　ヾ　≧
　　　}」／::::::::::::/::: ｡ﾟ　/｡･ｲﾊ ､､　　　　｀ミ　｡ ﾟ　｡ ･
　　　 iヽ､_:::__ンﾆ='-‐=-'!､__.ノ
　　　 ｀7二｀／´
　　　　〈__ン

　　　　　　　＼人_人_人_人_人_人_人_人_／
　　　　　　　＞何言ってるのこの子！？ ＜
　　　　　　　／Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＞お前まだアタマ凍ってんじゃないのか！？　  ＜
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒ ＼

　　　　　　 　 　 　 　 　 「 _〕:i:i:i:i／.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i廴〕
　　　　　　　　　　　　　　廴〕:i:i.:' : : : :.:. /.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼:i:i:i:i:i:/_⌒ヽ 　 ＿
　　　　　　　　 　 　 　 　 ＞-/: : : : : : /.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽi:i:/〔_{ 　 }／　　 )
　　　　　　　　　　　　 ／.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./:|.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.　| {　　} У　//⌒)
　　　　　　　　　　　／⌒.:.:.:/ .:.: |.:.:.:. |.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./　|.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.∨ {　　}/　 / '　 /⌒)
　　　　　　　　　　　　　/.:.:/:| .:.:.:|.:.:.:. |.:.:.:.:.:.:.:. ∥　 |.:.|.:.:.:.:.:.:.::..::.:.:.:.:.:.:.:.:.＿／　人_ノ{　Y {　 /　／
　　　　　 　 　 　 _､‐''゛|.:./:i | .:.:.:|.:.:.:. |:.:.:.:.:.:.:.:. j| 　 |.:.|.:.:.:.:.:.:.:.:.::.::.:.:./.:.:〈　 ―く 　 　 ､_ﾉ {_,/__/
　 　 「￣＼_,､‐''゛:i:i:i:i:i:|/:i:i八__:人 .:.:.|.:.:＿＿_八　 j.:八.:.＿＿＿_:/.:/￣￣( 　 ）　 　 　 　　|:＼
　　　|＿_厂ｉ:ｉ:i:i:i:i:i:i:i:i:i:|:i:i:i:i:i:i＼＿＼〈~乂//ノ^　 　 　 ^乂//ノ~〉.:/＿_／.:.T　　　　　　　　|:ｉ:ｉ:ｉ＼
　　　ｒ┴〔:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ｉ:ｉ:＞-ミ|:i:i:i:i:ｉ:ｉ:＼ ／ ／ ／ ／ ／ ／ ／ イ:i:i:i:i:ｉ:| .:. |  ｽｰﾊﾟｰ　  　 |:i:i:i:ｉ:i:厂￣〕
　　　乂　'《i:i:i:i:i:i:i:i:i:i ／　 　　|:i:i:i:i:i:i:i| 　　　　　　〈i　　　　　　　 |:i:i:i:i:i:i:i|.:.:.:|　ﾄﾞｩﾙﾙﾙｧｲ　 |:i:i:i:i:/　__厂
　　　　 〉　'  ＼人_人_人_人_／　 i:ｉ:ｉ:八　　　 　 　_　- ⌒ヽ 　 　 |:i:i:i:i:i:i:i|_.:.:|　　　　　　　　 |:i:／ __厂
　　　　乂　  ＞うるさい！　 ＜　:i:i:i:i:i:ｉ:>､　　 _-ﾆ　 　 　　}　 ／〈______:人　|　　　　　　　　｜＿厂
　　　　　 〈  ／Y⌒Y⌒Y⌒＼　  ￣ ／(/个　 V　　　　　 ノ／ ＼＿＿_／　|　 　 　 　 　 　 |〈＿＿
　　　　　　　　 　 　 |　　　　　￣|￣.:.:.:.:.:　　　＞ ￣￣　イ　 /.:.:.:.:.:.:.::/　　八　　　＿_　　　八＼　 |
　　　　＼人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_／　¨´_／　 .:.:.:.:.:.:.:.:./_〕　　　＼／　　＼／　　　|　|
　　　　＞皆がいらないっつってんでしょ！？ ＜　 ／_　 /.:.:.:.:.:.:.:イ〔　　 　 　 ( 　'⌒'　 )　　 　 |　|
　　　　＞　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＜　 ⌒〉./.:.:.:.:.:／　⌒〕　　　 　 ＼＿_／　　　　 |　|＼
　　　　＞ならそれはいらないもんなのよ！　 ＜　  Y:i人.:.:.:/＿＿Ｙ＼　　　 〔__∧　　 　 　　　/　|:i:i|＼
　　　　／Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒ ＼　  ＾〈:i:ｉ:＼(:i:i:i:i:i:i:i:i:|　＼／　〕:i:i∧　　 　 　 /　〈:i:/　 |
　　　　　　　 〈__／　　　　￣￣￣＼/＜:i:i:i:i:i:i:ｉ:/　メ　 ∨ｉ:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:|　 /　　（:i:i:i:ｉ:∧　　 　 /　　 v'　　|

　　　 　 　 　 　 ＿＿_
　　　 　 　√~｢i:i:i:i:i:i:i:i:三≧h＜　　　　　　　_,.斗 ｾ '''' ﾆﾆﾆ＝=r -､
　 　 　 　 f ￣!i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i_,..≧芸芸≦.,i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:iト =}
　　　 　 　 Y_, \i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:_､‐''゛::::::::::::::::::::::::::::｀丶、i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ﾘ　 .〕
　　　　　　 .〕,.斗i:i:i:i:i:i:i／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::` ､i:i:i:i:i:i:i:i:i:i/`ｰ/
　　　 　 　.人　 Vi:i:i:, ':::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽi:i:i:i:i:i:iﾘ` -{
　　　　　　 　.｢~ Viメ::::::/::::::::::::::::v:::::::::::::l::::::ﾑ::::::::v:::::::::ヽi:i:i:i/､_r"
　　　　 　 　 人ｰ彳:::::/:::::/:::::::::::f:::::::::::::::|:::::::ﾑ::::::::V::::v::ﾑiメ、 ル
　　　　　 　 　 ﾏ"j:::::::,:::::/:::::/:::/{:::::::::::::::j::v::::::ﾍ::::::::V::ﾊ::::\,__ )
　　　　　　 　 　 `!::::::f::::f:::､/!:/　!::::::::::::fV::V:::::::ﾍ:::::::',::::',::::V"　　　　　　 なぁに、別に、
　　　　　　　　　v{::::l::l:::::!:::/｀ヽ､ l:::l:::::::::! ヾ ,＞'"::ゝ::::l:::::j::v:ﾏ
　　　　　　　　 /i:l::::l:::!::::Nr＝==ﾐ,NV:::fゞ　,z==＝ォ::::l:::::l:::}iヾ:､　　　　　  ほんとに結界をぶっ壊すわけじゃないわよ！
　　　　　　　../i:i/:V:!:::Vv:l　 Vz;ﾘ 　 ヾヽ　　込;ﾘ　!:::::j:::/::ｿi:iﾍ
　　 　 　 　 /i:i/:::∧l::rｾﾍゞ //////　!　////// ∥:ｿzﾐ::::{i:i:i:i:ﾍ　　　　　 外の世界との交流を
　　　　　　/i:i/::::/i:i:|::::Yi:i:ﾍ,　 　 　　 ＿ 　 　　　ｲ::/i:i:ﾈ:::::Vi:i:i:i:ﾑ
　　　　 　ﾒi:/::::/i:i:i:il:::::|i:i:i:i|:ゝ、　　 (::::::::） 　　.,ｨ／i:i:i:{::＼::Vi:i:i:i:ﾊ　　　 そろそろ始めてもいいだろって話！
　　　 　./ /::／i:i:i:i:ﾑ:::以i以::::,.＞｡.,　￣ ,. ｡＜._:::fLLiﾑ:::::ﾊゞi:i:i,.ィ'ﾏ
　　　 　.`/:'＜_~ ''7::::::Y::::::::Y　~ ' ー 三 -┴ '" f笊笊Y::::::::ﾍ''",斗:ｲ　　  もちろん、段階的によ！
　　　　 〃　　　>.ﾑ:::::::_V:::::::!ﾐ､　　　　　　　　　{:::::::::ﾉ^:::::::::::ﾍ"
　　　　∥　　 　./::::::,..{__}ｲ从　　~ ''　ｰ　　 ‐ '' .l::::::/ｲ~ \:::::::::ﾑ
　　　　l:{　　　 /:::::::f .{　_v　^''*s｡. ＿＿＿_,..斗{:iリ ｿ~ 7ヽ::::::::ﾑ
　　　　l:l　 　 /:::::::::l　.{"　V　　 　 　>z:< 　　 　 `　/` \ 　 ヽ:::::ﾊ
　　　　i:!　　/::::::_,,,,l　 ゝく.入 　 　 /ZﾆﾏV　　　 メ,`.>ｨ　　　气アV
　 　 　.i!　 /::vく,.....L,ィ"i:ヽ,<,`*､ //　　ﾑi:ﾏ_,.ィ">ソヾ、　　r≦"l: .\z'y
　　　　　 /::::::{.｢'''アi:i:i:i:i:i:i:i:i:iゞ-//　j　　ﾑi:ﾍ=そi:i:i:i:i:i:iヽ=く i:.　 ! .l:!i:ij
　　　 　./:::::rzV /i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i/　 :j　 .l:.ﾊi:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ﾑ　 .V　 ,zｸﾐ.Y
　　　　/:::::::::Vi:.fi:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i/　 .::'　　.l::.ﾊi:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:iﾊ　,.z彡"　　ヽ
　 　　,'::::::::::/:{i:i{i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:＞-."￣ "～'i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i}ﾏ"::　　　　　ﾑ
　　　,::::::::::/::::~l:ﾍi:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ム::ﾏ　　.,.＞　　ﾍ
　 　 l:::::::∥:::::ﾒ　::` s..,,__i:i:, ィ i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:iゝ.,_ i:i:i:i:i:i:, ィ’:::::::::>＜　　　　　ﾊ


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ト ､　　/:::::::::::::::::::::::::::::::::_;;:: -‐ｧ::':,
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 !　　｀ヾ､.,_::::::::::::::::::;:-'"´　　 　 i::::::':,
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |　　　　____｀ヽr-r'´-─　　　 　 ',へ:;':,_ノヽ､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /　　　　 　_,.イ-‐t-‐‐､__,.-､　　_,ゝ､_　　　 ｀フ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 └ｧｰ--r‐ｧ'コｧ-‐'"´｀'' ｰ-'ヽ｀コ'-､/ ｀ヽr-'´､,
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ノi_r'ア"´　　　　　　　　　　　　　　 ｀ヽ.,__!｀ヽ::::ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 くr'´　 i　　,'　!　 ,'　/! 　 ﾊ　ハ 　 /!　　',ヽ,｀ヽﾉヽ､ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／｀ヽノ　　i　ﾉ メ､/　!　/　i/､.,_!,.ｨ'　!　　i　 ',　Yヽﾉ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 〈:::::::∠.,_ノ　レｧ'"´｀ヽ ﾚ' 　　ｧ'"´ ｀ヽ.| 　 ﾊ　i 　|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ｀"'' ｰ:ﾉ 　 ,ﾊi　　（）　　　　　 （）　　 i!　/　ﾚ' 　 !
　　　　　　　　　　　　　バカが！　 　　　　　　　　　　　　　  ., '"´ 　　　 （ ,.イ　i ゝ　　 　, 　　 　　　　_ノﾚ'i　 i　　 !
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　'､.,,______　　　ｿ!　'7''" 　,.-- ､.,___,,.. 、 　 "'' i .|　,'　　i
　　　　　　　　　　　　　そんなことしたら妖怪が死ぬって　 　　､.,_____　,:'　!　 ﾄ､　　i/　　　　　　ヽ　u /　!,ｲ 　 ノ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ! ,ﾍ!.　 '､｀＞ゝ､.___________ノ, イi　,ﾊ 　/! ｀ヽ
　　　　　　　　　　　　　言ってんだろうが！　 　　　　　　　　　　　　　　 ｿヽ｀ヽ!,.'-‐＜＼ ＼　! /ヽ､ノ |/　|ノ ,' 　ノ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ）／　　　　':;::ヽ／ﾑ' i:::::::}＞!＜{/（ r'
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /　　　　　　 ヽ;:::',__i__';::::::', ﾊ｀ヽ!　 ）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　: : : ゝ､　　　､___ｉ_ノ:::::o:::::::::o:::::V　　〉
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 : : :: ::::: ヽ､_r'´　｀ヽ!::::::::::___;;;:: -‐-'､r;'
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 : : :: ::: :::::: ::::: ;＼　　'"´￣　　　　 　ヽ! ',
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　  : : :: ::: :::: /´ヽ､/::::::ヽ､.,___,,... -─ヽ､___,ｿ　ヽ､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　  : : :: ::: ::::::: i　　,く:::::::::::::::::::::::::::::::i::;':::::::::::ﾄ、　　ヽ,
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　: : :: ::: :::::: ::::: / ／::::::＞r:､:;:::::::::::::::::l:::::::::::::::! ＼　 　｀ヽ

　　 　 　 　 ﾉ＼　 　 　 ＿　　　　　,　 ' ´　＼＿
　 　 　 　 〈　　 ｀´　　/: : : ｀ヽ、／　　　 ,　'´　　｀丶、
　　　　　　_｀. =-‐＝'7: : : : : : : :ヽ、　 ／_　-‐: ¨￣',　｀ヽ
　 　 　 　 |　　　　　/: : : :_　 -　 ∠ ]￣.: : : : : : : : :,'　　　＼
　　　r―'´￣　　　/ ＜:::::::::::::::::::::::::::::｀ヽ、 : : : : : /　　　　　＞―'孑
　　 //＞､　　　／::＞:::::::ﾉしi::::::::::::::::::::::::: ＼: : , '
＞　´　 　 ＼ /:／::::::-=´　 /::::::::::::::｀ヽ、::::::::∨-､
　 　 　 　 　 ／::::::::::::::::: ｀ヽ|::::::i:::::::::::::::::＼:::::: ',:::::＼　　　　 _ ,　=-‐
　　　 ＼　, '::::::::／::::::,.ｲ:::::::::::::::l:::::::::::|:V::::::＼:: ',｀ヽ::ト 、／_ ,　=-‐=
.　　 　 　〃:::::〃:::::: / .|:::::::::::: / :::::::: l::::V:∧:ﾊ : ,　}/　　>'´
　　　　 /,':::: //:::, ':/　,'!::::::::::::ﾊﾄ、::::::l::::: V:∧::::::ヽ　 ／ l二コ　l二ヽ
　　　 　 i::::://:::/:､ﾞ　/ |::: /::/u.　∨:::|:::::::::V::l:: ﾄ､::ヽ|¨ﾞフ´￣￣｀ヽ｀′
',　 　 　 |::/ｲ::/l::::l｀¨｢~|::/:: l､,､..＿V::|::::::::: l|_!:::|::|::::: >'　　 　 　 .,:' ヽ
. ,　　 　 ﾚ }:ﾚｉｔﾑ:ヾ=＝l∧:::{　　　　ヾ!ヽ ::: l|｀〉:!::!／　　　　 　 ,:'
.　.　　　　/l::::l-‐ﾊ{ i/i/i/ jヾ　 ヾ==＝}F＼ﾙ'!::〆 　 　 　 　 ‰＿＿
　∧　　 /~lﾊj: : lﾊ　u.　　i　　　i/i/i/iφ : /:／ 　 　 　 　 ., '
.　 ∧ 　 　 ‰: /::,ヽ.　 _ 　 　 __ 　 　/: : ,_/　　　　　　　, '　　  そんなの外界の人間が妖怪のこと
　　 ∧　〆=ミ/::/、 ilヽ ｀¨　´　｀' ィんﾐ/.,′　 u.　　　,:'
. 　 　 У:::::: ,〈ヾ{.」　　 个x- ＜/.Iｦ⌒v .,　　　　　　, '　　　　  知らないのが悪いんでしょ！？
　　　/:/:::, ｲ　|: : >　　　＼ヽ　/イ:::::::,'{　!　 　 　 ／!
　 　 {ｲ::∧ 　 j: :(_　 　 　 , 不､　ﾚi :::l　rﾍ.　 　 ,'　 ,'　　　　　 なら外に妖怪の存在と恐ろしさを
. 　 　 !/'　',／: : └i　　 <｀￣´ﾉ¨ ヽ::l,ノ:ｷ　　　i　 .i
　　　　　 ξ彡: : ﾆ∟. ＿〉ｧ ＾i‐--‐ヾ: :_ ', 　 　 　 i　　　　　　 知らしめてやればいいのよ！
　　＿　,　'´.: : :r=＝'´　／ 　 .ｉ' ´:.: .: : : :｀ヽ、　　 .i
　ﾉ　／: : : :. :.:〈__　 ‐ ´　　　　i:.: :.: : : : : : : : :':, 　 ,'
f'　,:': : : : : : :.: :.:i＿__ 　 　 　 r｣:.: .: : : : : : : : : :∨/
　/ : : : : : : : : : : : ＼`￣〈__,ノ:.: : : : : : : : : : : : : :',
φ: : : : : : : : : : : : : : : :.: : : : : : : : : : : : : : : : : : : :ｷ
..!: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :i
. ' : : : : : : : : : : : : : : : ､ : : : : : : : : : : : : : : : : : : φ
.　ﾏ: : : : : : : : : : : : : : :.＼:.: .: : : : : : : : : : : : : : :/!
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿_　,,｡｡､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＞''~,,.｡*'" ''~~７}｡｡,,_
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　__／　 ／ ''´　　　 .//　 ~''＜
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／ノ＿／ｲ　,､､ィ _,,｡ｲ/-==ヾ) _}i
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /　/-=ﾆﾆ=-､､≦､￣￣ ノ-=-}i-==ﾐi
　　　　　　　　　　　　　　　　　 __,,,｡｡ ===∨-=ﾆﾆ=-〕i　 ヽｨ-=ﾆﾆ=-丿/-=ﾘ
　　　　　　　　　　　　　　　　　(/´　 (　 ノ〉ヽ ∥＼'''ヾ､　　｀~))彡､{_ﾉノ,,,ゝ-)
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,,｡イ/　 （リ､　 .', ',　｀''''爪＜　　Ⅵ} i} ∧
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／_　i {'~~~´ i}､∨ﾐ', ',　',　.iヾ,､i}''＜州 ﾘ /}',
　　　　　　　　　　　　　　　　　　乂-===〉i {i i .i!/ }ﾉヽ, ',　'　 i うヾ≧)ゞノノﾉ}ﾉ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｀~~)､ヽi ∨代ﾘ ＼i i　', i i　ノ弋=彡イ´´
　　　あのねぇ…　 　　　　　　　　　 ((__从ﾐⅥ　 ´　　 i/!　',i .i　　　ゞ'//:.:.ヽ)}h､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾘ弋}､)ih　　　　i i　 .i　!　　　.//:.:.:.:./:.:.:.:.ア≫=ﾆﾆ=-､
　　　そんなことしたら、　 　　　　　　　　　i} }､ﾘ__　 ,ｨ .i.i',　i　iｨ''＜,//:.:.:.:./:.:.:／ｲ/~~´´　　　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ﾄ､~''＜￢､ i.i ., i　.i/　<､'＜:.:./:.:.:.i/i/ ,　　　　　　　 ∨/
　　　外界人類は私達の鏖殺を　 　　　　　 ＼　 ｀ヽ.i.i､,i,'　i!-=ﾆ//ヽ]__:.:.:.:i/i' ﾉ'´　　　　　　ヽ∨/
　　　＼人_人_人_人_人_人_人_人_人_／　  　/{ )h､　 i.i:::}ﾘ ﾉ!-=ﾆ}iノ≠≠:.:.i/i {　　　　　　　　∧∨/
　　　＞しない！する必要はない！  ＜　   ﾉ)i/　　　从i!, 从i-=ﾆ}i//:.:.:.:.:.:.:i/i､}　/　 　 　 　 　 ヽ!
　　　／Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒ ＼　   /'´ 〕　　, '-Ⅵ'∥i i} -=}/''´:.:.:.:.:.:.i/i i /　　　　　　　　　∨
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /　　 ´~}, '-=ﾆ｀{.{リﾉ'.-=/_ ＞''~}:.:ﾘ∥i,'　　　 / 　 　 　 ､　ヽ,
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　  ／'　　　 .∥-=ﾆﾆ.ヾ从.-=/__/＞''~:.:,'∥,'　　　 /　　　　　　ヽ　 ∨
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／ /　　　　 〕-=ﾆﾆﾆ//从,､':.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.{/! , 　　 ./　　　　 ',　',　}　　}i
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／,'　ｲ　　　　　 〕-==/ // i!Ⅵヾ､:.:.:.:.:.:.:.:.∧∨,　　 i{　　　＿ノ}　',/,ｨア´
　　　　　　　　　　　　　　　　　 /　　　　　　　　　 〕-==} .{_{iﾉiﾉⅥ_}_}:.:.:.:.:.:.:.:.:∧∨ヾ≧､ィ二ﾆﾆノ-=}/
　　　　　　　　　　　　　　　　　,'　　　　､　　　　　 〕-=/　　ﾘ,',' iⅦ!´､､,,,＿＿:.:.:＼ ､ノﾆ〔￣￣￣≧=〉
　　　　　　　　　　　　　　　.　 ,　　　‐--ヽ､　　　　〕-/　　 i,' i i }i }　＼__ヽ＿ヽ==-ヾ-ア爪＞ﾆ=-ヽi}
　　　　　　　　　　　　　　　　 乂三ﾆﾆ=‐彡ヽ,　　 〕/　　　.i {i从}iﾘ　　 ヾ{_Ⅵ__〕''~´_}-.',,｡イ　´´　,'-i!
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ~"''～､,,〕!　　　 i{Ⅶiﾘi!　　　　 }￣:.:.ヽ,:.:i]ir==＜__／　,'}=i
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ｀´　　　 ヾ!ヾ}ﾘ　　　　 ﾉ〉〉}~}､:.:.,ｨ==ﾆ､__＼　,' i-i!


　※神主曰く、幻想郷の人外と地球人類が戦争したら人類が余裕で勝つそう
　　 戦いは数だよ兄貴

　　　　　　 　 　 _〕__|:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:＞'".:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.｀`ヽ、:i:i:i:i:i:i:i:ii:i::i:i/ 　/
　　　 　 　 　 　 「￣|:i:i:i:i:i:i:i／.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..:＼.:.:.:＼.:.＼:i:i:i:i:i:i:i:i:i/ ＼(
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　　　　　　　／:i:i:i:i:i:i|:i:八..:八 .:. r=ぅて 　 ＼(　　 乂,,ツ　i:/ :|:i:i| .: |）　その必要がないことを！ 　(
　　　　　　　＼:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i|:＼| ＼ :乂,ツ　　　 :／:／:／:／|.:.:.:|～┐|⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒
　　　　　　　　 ＼:i:i:i:i:i:ｉ:ｉ|:.__」j」_〈⌒ :／:／`　　　　　 　 /|.:.:.:|_厂.: |:i:i:i:i:i:i／
　　　　 　 　 　 　 ￣￣ :|乂_乂_∧　 　 　　 _ ⌒ヽ　　 .: .:|.:.:.:| .: ＼|￣  ､__人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_
　　　　　　　　　　　　　 八.:.|.:.:.:.:.:个　.._ 　 (　　 ノ ／|＿/ :.:.:|.:.:|.:.:.:＼ ）　人間と妖怪は、共存できるってことを！　  　(
　　　　　　　　 　 　 　 /.:.:.:.:|.:.:.:.:.:.:|.:.:.:.:.:.:r‐r‐―＜　 У |＿_:|.:.:|＿ .:.   ）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　(
.　　　　　　　 　 　 　 /.:.:.:.:/|＞ー :r――|.人 　　　／　　　　 /　　　 Y. ）　仲間になれるってことを！　　　　　　　　　 　(
　　　　　　　　 　 ／/.:.:.:.:/./　　　｜　　　　 ∧　 /( 　 　 　 /:| 　 　　|.:⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒
　　　　　 　 　 ／.:./.:.:.:.:/.:,　　　　 |　　　 ／|:i:∨/∧　　 　 |__|　　 　 |.:.:.:.:| .:.: ＼
　　 　 　 　 ／:／/.:.:.:.:/.:.:{　　　 /:| 　 ／　｜「 ＼(∧ ＼人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_／
　　　　　　　／　.:.:.:.:.:/r―――/ ::|_／ :| 　 |:「￣~|＼  ＞私達が身を以て証明してきたんでしょうが！ ＜
　　 　　 /.:/ 　 /.:.::../ ∧　　　/ :::::::::::::: | 　 |〈＿__|　 |::＞　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＜
.　　 　 /.:/ 　 /.:.:.:./.:/.:.:|　　 .':::::::::::::::::: |　 r( ＼-rく´|  ＞そのことを表す歴史を創ったんでしょうが！  ＜
　　 　 .:./　　 .:.:.:.:/.:.:＿_|　　_{ ::::::::::::::::: | _∧ ＼ ＼ ＼／Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒＼
　　　　 (　　　{.:.:.:／:i:i:i:/　 〔八:::::::::::::::／/ ( ＼ ＼　　|-く＿〉::::/┐／￣￣〉
　　　　　　 　人:人:i:i:i:/　 　 ￣＼::::／　:'　 |＼ ＼　　 '　 |∧: /| ┘　|:i:i:i:i/
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　八　　　ﾊ　ゞ､ヾ_､二ミ-‐'⌒ヽi________ノ｀ヽ､_____{＞-=､_}　　　____,______>‐`┐: