＼ー―‐――――.､
　　　　　　　　　　　　　　　　　 >:::::::::／:::::::::::／:::＼
　　　　　　　　　　　　　　　__／::::::／:::::::::::／:::::::::::::::＼_
　　　　　　　　　　　　　　　 ⌒ヽ---z::::／|:r'" |／|::::::r┴‐
　　　　　　　　　　　　　　 　 　 /:::::/／Ｔ..Ｔ 　 T..T:::::::＼　　　　　　創作物を書くのが初めてだった>>1が習作として
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 /:::::ｲi|　　￣　 l　￣i:i:｢ ￣
　　　　　　　　　　　 　 _　 -----r|∧　　　 _ _　　}:i:i＼　　　　　　　十二国記 東の海神西の滄海　をスレ化し、
　　　　　　　　　　　　　⌒>:i:i:i:i:i:i:i|ニ＼＿＿＿.ノ￣￣
　　　　　　　　 　 　 　 ／:i:i:i:i:i:i:i／ヽﾆﾆ| l r―┤　　　　　　　　　　さらに風の万里～黄昏の岸にあたる時期の慶国を部隊に
　　　　　　　　　　　　　⌒7:i:ｉ／.: .: |≧=┴＝≦.､
　　　　　　　　　 　 　 　 / イ. : . : : |ﾆニ/ﾆニﾆ| ∧　　　　　　　　　オリジナルで短編をやっていた頃。
　　　　　　　　　　　　　　 .: .|.: .:.:.: .::ニﾆ|(_)oﾆ=| ∨ﾄ､　 　 　 ___
　　　　　　　　　　 　 　 /:: . |.: .: .: .::ニﾆ|ﾆニ|￣ ∧ ∧　　／<>|
　　　　　 　 　 　 　 　 /.: .:.:.|.: .: .: .::ニﾆ|ﾆニニﾆ∨ ∨ ／<>／
　　　　　　 　 　 　 .__/.: .: .:.:|.: .: .: :.ニﾆ.|(_)oﾆﾆﾆ∧ ／<>／　　　　　　　　　「十二国記で国家運営物やれないものか」と考えていた。
　　　　　　 　 　 ／.:∧.: .: .: |.: .: .:.::ﾆﾆﾆ|ニニニﾆ／<>／
　　　 　 　 　 ／.: .:/.: |.: .: .::| . : .: :=ﾆニ|ﾆニニニ_| ／∧∧
　　　　 　 .／.: .: :./.:.:.:|.: .: .::|.: .: .:..=ﾆ二|(_)o=ﾆニイ l. ∨∨＼
　　 　 ._／ .: .: .:./.: .: .: .､.: .｢.: .: .::｢ｒ]:|┌┐|--]l　| |/ ＼∧.∧∧
　　　 〈.: .: .: .: .: .: .: .: .: /.: .|.: .: .::≧ｲ|└┘|--]|__| |∧∧＼∨∨ ､
　　　　丶.: .: .: .: .: .: :／.: .: |.: .: :ﾆﾆ|lﾆﾆ|ﾆニ|ニﾆ　l∨∨∨|∧/|/
　　 　 　 ＼.: .: .: .: /.: .: .／ .: :.:=ニ|lﾆﾆ|ニﾆ|ﾆニ　|∧∧∧＼_/
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　γ´￣￣￣￣￣￣￣｀ヽ　　 　 　　　　,ゝ‐ 、　　　　 　 　　　　γ´￣￣￣￣￣￣｀ヽ
　 |　　　　　　　　　　　／　　　　　　　／　　　 ＼　　　　　　　　　ゝ　　　　　　　　　　　|
　 |　　　　　　 　　　／　　　　　　　／ 　 　 　 　　＼.　　　　　　　　＼　　　　　　　　　｜
　 |　 芳極国 　 .／　　　　　　　〃　 　 柳北国 　　.ヽ　　　　　　　　 ＼. 　 戴極国　 |
　 |　　　　　 　／　　　　　　　　/　　　　　　　　　　　　 >_　　　　　　　　　＼. 　 　　　　|
　 |　　　　　／　　　　_,　-‐ゞ¨´＼　　　　　__　　　　　./　￣ ｀ `・- ,,　　　　.＼　　　　｜
　 |　　　 ／　　　　/´　　　　　　　 ',　　 ／　 ＼　　 ./　　　　　　　　 ',　　 　 　＼ 　 　|　　　　　　　　　　　　だが、世界観自体が儒教的な安定・停滞を志向する
　 |　　／　　　　 /　　　　　　　　　　',　/ 　　 　 ',　/　　　　　　　　　　',　　　 　 　＼ 　|
　 ゝ-´　　　 　　|: 　 　恭州国　　 　 Y 　.　　　 ∨　　 　雁州国 　 　 ', 　 　　　　　｀`ﾞ　　　　　　　　　　　　周代の政治体制から変革困難な物である以上、
.　　　　　　　 　 |　　　　　　　　 　 　 ,'　　　　　　 |　　　　　　　　　　　　',
.　 　 　 　 　 ／ ＞ 、　　　　　　　　 |　 　 　 　 　|　　　　　　　　　　,ｒ ﾞ　＼　　　　　　　　　　　　　　　　　　　国家運営の終着点が見出すことができず
　　　　 　／　　　　　＞ 、　 　 ＿＿|. 　　＿　　　|　　　　　　　＞ヾ　　　　　＼
　　　 ／　　　　　　　　, - ﾞ´￣　　　　／　　　 ＼　￣¨｀`7ｔ-ﾆﾞ,,　　　　　　　　　＼　　　　　　　　　　　　　　　構想が浮かんでは消えていった。
　　／　　　　　　　　ゝ´　 　 　 　 　 / 　 　 　　　 ',　　　　　　　 ｀`ヽ　　　　　　　　＼
　 〈. 　 範西国 　（　　　　　　　　　 {　 　黄海　　 }　　　　　　　　　 )　慶東国 　 　 .〉
　　＼　　　　　　　　ゝ、　　　　　　　ﾐ　 　 　 　　 /　　　　　　,＞・ ﾞ　　　　　 　　　／
　　　 ＼　　　　　　　　 ｀＞zx、＿＿ ｀・＜__＞ヾ┌ー―七ヘ、　　　　　　　　　 ／
　　　　 　＼　　　　, ・ ﾞ　 　　　　　　|　 　 　 　 　 |　　　　　　　｀＜　　　　　 ／
　　　　　　 　＼ｒ ´.　　 　 　　　　　　|　　　　　　　|　　　　　　　　　｀`＜,, ／　　　　　　　　　　　　　　　　　　　結局、国家運営物は
　　　　 　　　　 | 　 　 　 　 　 　　　　',　　　　　　/, 　 　 　 　　　　 　　　|
.　　　　　　 　 　i.　 　 才州国 　 　　∧　　　　 ∧ 　 　　巧州国 　　 　:|　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　前作において古代欧州歴史物として昇華することになった。
　 .,-.、　 　 　　 ',　　　　　　　　　　/　 ﾞ,　　　 /　 ' ,　 　 　 　 　 　　　 / 　　 　 　.　r-.、
　 | 　 ＼.　　　　 ',　　　　　　　　 /　　　 `-- ﾞ　 　　' ,　　　　　　　　　/　　 　 　 ／.　 ｜
　 |　　 　＼ 　　　　` ・ 、_　　　/　　　　　　　　　　　　' ,　　　　_　・　ﾟ 　 　　　／　　　 .|
　 |.　 　 　　＼.　 　 　 　 　￣ﾍ　　　　　　　　　　　　　＞¨　￣　　　　　　 .／　　　　　｜
　 |　　　　　　　＼　　　　　　　　＼.　　 奏南国 　 　／　　　 　 　　　　 ／ 　 　 　 　 　|
　 |.　 漣極国 　　＼ 　 　　　　　　＼　　　　　　　／　　　　 　 　　 　／ 　 舜極国　　｜
　 |　　　　　　　　　　＼　　　　　　　　＼　　　 ／　　　 　 　 　　　 ／　 　 　 　　　　　　|
　 |　　　　　　　　　　　 ,}　　　　　　　　　` .- ﾞ　　　　　　　　　　 ゞ　　　　　　　　　 　　｜
　 ｀`―――――――ﾞ 　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　`―――――――― ﾞ


前作：すまない、転生先が蛮族で本当にすまない

　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ＼ー―‐――――.､
　　　　　　　　　　　　　　　　　 >:::::::::／:::::::::::／:::＼
　　　　　　　　　　　　　　　__／::::::／:::::::::::／:::::::::::::::＼_
　　　　　　　　　　　　　　　 ⌒ヽ---z::::／|:r'" |／|::::::r┴‐
　　　　　　　　　　　　　　 　 　 /:::::/／Ｔ..Ｔ 　 T..T:::::::＼　　　　　　　　　　その後、改めて十二国記で何かできないものか。
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 /:::::ｲi|　　￣　 l　￣i:i:｢ ￣
　　　　　　　　　　　 　 _　 -----r|∧　　　 _ _　　}:i:i＼　　　　　　　　　　　　国家運営が無理ならば
　　　　　　　　　　　　　⌒>:i:i:i:i:i:i:i|ニ＼＿＿＿.ノ￣￣
　　　　　　　　 　 　 　 ／:i:i:i:i:i:i:i／ヽﾆﾆ| l r―┤　　　　　　　　　　　　　　　　国家創建、新王即位までの物語しかない。
　　　　　　　　　　　　　⌒7:i:ｉ／.: .: |≧=┴＝≦.､
　　　　　　　　　 　 　 　 / イ. : . : : |ﾆニ/ﾆニﾆ| ∧
　　　　　　　　　　　　　　 .: .|.: .:.:.: .::ニﾆ|(_)oﾆ=| ∨ﾄ､　 　 　 ___　　　　　　　　しかし時代と舞台、主人公をどうするか、
　　　　　　　　　　 　 　 /:: . |.: .: .: .::ニﾆ|ﾆニ|￣ ∧ ∧　　／<>|
　　　　　 　 　 　 　 　 /.: .:.:.|.: .: .: .::ニﾆ|ﾆニニﾆ∨ ∨ ／<>／　　　　　　　　 それらを上手く構成できず１年もの時間が流れて行った。
　　　　　　 　 　 　 .__/.: .: .:.:|.: .: .: :.ニﾆ.|(_)oﾆﾆﾆ∧ ／<>／
　　　　　　 　 　 ／.:∧.: .: .: |.: .: .:.::ﾆﾆﾆ|ニニニﾆ／<>／
　　　 　 　 　 ／.: .:/.: |.: .: .::| . : .: :=ﾆニ|ﾆニニニ_| ／∧∧
　　　　 　 .／.: .: :./.:.:.:|.: .: .::|.: .: .:..=ﾆ二|(_)o=ﾆニイ l. ∨∨＼
　　 　 ._／ .: .: .:./.: .: .: .､.: .｢.: .: .::｢ｒ]:|┌┐|--]l　| |/ ＼∧.∧∧
　　　 〈.: .: .: .: .: .: .: .: .: /.: .|.: .: .::≧ｲ|└┘|--]|__| |∧∧＼∨∨ ､
　　　　丶.: .: .: .: .: .: :／.: .: |.: .: :ﾆﾆ|lﾆﾆ|ﾆニ|ニﾆ　l∨∨∨|∧/|/
　　 　 　 ＼.: .: .: .: /.: .: .／ .: :.:=ニ|lﾆﾆ|ニﾆ|ﾆニ　|∧∧∧＼_/
　　　　　　　＼. :: /.: .: .::|.: .: .::ﾆﾆﾆ|lﾆﾆ|ﾆニ|ﾆニ　|∨∨∨∨V












　　　　　　　　　　　　　　　 ﾋﾟｺｰﾝ!
　　　　　　　　　　　　 　 　 ヽ　i　/
　　　　　　　　　　　　　　　　( m )　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 γ´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣｀ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　 l≡l　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|　　　　　　　そしてある時・・・・　 　 　 　 ＞
　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ｀´　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ゝ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿__,ノ
　　　　　　 　 　 ＿
　　　　　　　 .／.ﾆ三"''-､
　　　　　 　 /三三三三ミヽ
　　 　 　 　 |ニ三三三ニノ
　　　　　 　 ',ﾆ三三三ミﾉ　　　　　　　　せや！　尚隆より300年前のあの人を題材にしよ！
　 　 　 　 　 .i三三三三'､
　 　 　 　 ,.､ﾉﾆ三三ﾐノ､>ヽ
　　　_,r.'"ニ三三ﾆ.└.ゝﾆミ〉　　　　　　　時期的に源平合戦あたりだから、流され平安武士でけるぞ！
., -.''三三三三三三三三三｀.ヽ
|三三三三三三三三三三三ミ',
',ニ三三三三三三三三三三三',
. ',ニ三三三三三三三三三三三',
　 ',三三三三三三三三三三三ﾆ.i　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　γ´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣｀ヽ
　 .`、三三三三三三三三三三三}　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|　　振り返ったら開始の一月前だった　＞
　　 .`､ﾆ三三三三三三三三三ミ,'　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ゝ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿__,ノ
　　 　 ヽ三三三三三三三三ミl`´
　 　 　 .}ニ三三三三三三三ﾆ.l
　　　 ./三三三三三三三三三.|

　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ＼ー―‐――――.､
　　　　　　　　　　　　　　　　　 >:::::::::／:::::::::::／:::＼
　　　　　　　　　　　　　　　__／::::::／:::::::::::／:::::::::::::::＼_
　　　　　　　　　　　　　　　 ⌒ヽ---z::::／|:r'" |／|::::::r┴‐
　　　　　　　　　　　　　　 　 　 /:::::/／Ｔ..Ｔ 　 T..T:::::::＼
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 /:::::ｲi|　　￣　 l　￣i:i:｢ ￣　　　　　　あとは原作を読み返し、山海経や中国神話を軽く復習し、
　　　　　　　　　　　 　 _　 -----r|∧　　　 _ _　　}:i:i＼
　　　　　　　　　　　　　⌒>:i:i:i:i:i:i:i|ニ＼＿＿＿.ノ￣￣　　　　　　　　主人公候補の源平武者を見繕ったわけだ。
　　　　　　　　 　 　 　 ／:i:i:i:i:i:i:i／ヽﾆﾆ| l r―┤
　　　　　　　　　　　　　⌒7:i:ｉ／.: .: |≧=┴＝≦.､
　　　　　　　　　 　 　 　 / イ. : . : : |ﾆニ/ﾆニﾆ| ∧
　　　　　　　　　　　　　　 .: .|.: .:.:.: .::ニﾆ|(_)oﾆ=| ∨ﾄ､　 　 　 ___
　　　　　　　　　　 　 　 /:: . |.: .: .: .::ニﾆ|ﾆニ|￣ ∧ ∧　　／<>|
　　　　　 　 　 　 　 　 /.: .:.:.|.: .: .: .::ニﾆ|ﾆニニﾆ∨ ∨ ／<>／　　　　　　　この時点で主要舞台である才国の状態は、
　　　　　　 　 　 　 .__/.: .: .:.:|.: .: .: :.ニﾆ.|(_)oﾆﾆﾆ∧ ／<>／
　　　　　　 　 　 ／.:∧.: .: .: |.: .: .:.::ﾆﾆﾆ|ニニニﾆ／<>／　　　　　　　　　　　『王がいない』こと以外全く決まっていない。
　　　 　 　 　 ／.: .:/.: |.: .: .::| . : .: :=ﾆニ|ﾆニニニ_| ／∧∧
　　　　 　 .／.: .: :./.:.:.:|.: .: .::|.: .: .:..=ﾆ二|(_)o=ﾆニイ l. ∨∨＼
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　　　 〈.: .: .: .: .: .: .: .: .: /.: .|.: .: .::≧ｲ|└┘|--]|__| |∧∧＼∨∨ ､
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∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　・主人公の選定



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　　　　　　　　　　　　　　 　 　 /:::::/／Ｔ..Ｔ 　 T..T:::::::＼
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 /:::::ｲi|　　￣　 l　￣i:i:｢ ￣　　　　　　大前提として、源平合戦の渦中で
　　　　　　　　　　　 　 _　 -----r|∧　　　 _ _　　}:i:i＼
　　　　　　　　　　　　　⌒>:i:i:i:i:i:i:i|ニ＼＿＿＿.ノ￣￣　　　　　　　首を取られていない行方不明者であること。
　　　　　　　　 　 　 　 ／:i:i:i:i:i:i:i／ヽﾆﾆ| l r―┤
　　　　　　　　　　　　　⌒7:i:ｉ／.: .: |≧=┴＝≦.､
　　　　　　　　　 　 　 　 / イ. : . : : |ﾆニ/ﾆニﾆ| ∧
　　　　　　　　　　　　　　 .: .|.: .:.:.: .::ニﾆ|(_)oﾆ=| ∨ﾄ､　 　 　 ___　　　　九郎判官や巴御前、平知盛と候補は色々いたわけだが、
　　　　　　　　　　 　 　 /:: . |.: .: .: .::ニﾆ|ﾆニ|￣ ∧ ∧　　／<>|
　　　　　 　 　 　 　 　 /.: .:.:.|.: .: .: .::ニﾆ|ﾆニニﾆ∨ ∨ ／<>／　　　　 キャラクター性と先入観の薄さから
　　　　　　 　 　 　 .__/.: .: .:.:|.: .: .: :.ニﾆ.|(_)oﾆﾆﾆ∧ ／<>／
　　　　　　 　 　 ／.:∧.: .: .: |.: .: .:.::ﾆﾆﾆ|ニニニﾆ／<>／　　　　　　　　教経と維盛が最終候補に残った。
　　　 　 　 　 ／.: .:/.: |.: .: .::| . : .: :=ﾆニ|ﾆニニニ_| ／∧∧
　　　　 　 .／.: .: :./.:.:.:|.: .: .::|.: .: .:..=ﾆ二|(_)o=ﾆニイ l. ∨∨＼
　　 　 ._／ .: .: .:./.: .: .: .､.: .｢.: .: .::｢ｒ]:|┌┐|--]l　| |/ ＼∧.∧∧
　　　 〈.: .: .: .: .: .: .: .: .: /.: .|.: .: .::≧ｲ|└┘|--]|__| |∧∧＼∨∨ ､
　　　　丶.: .: .: .: .: .: :／.: .: |.: .: :ﾆﾆ|lﾆﾆ|ﾆニ|ニﾆ　l∨∨∨|∧/|/
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 γ´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣｀ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　|　　　本当は最初に安価で一人選ばせるつもりだったのだが・・・・　 ＞
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　‐==ﾆ : ‐-　　　　　　　　　ゝ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿_＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿_,ノ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ＼: :＼
　　　　　　　　　　　　　　　　___,,ｨﾆﾆﾆヽ‐‐‐-､ ヽ　 ヽ
　　　　　　　　　　 ､ ＿＿‐=ﾆ: : : : : : :-‐=ﾆヽ: : :}: : /‐-　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 }＼_ノ(_,,)＼ノ{／(ノ乂(＿＿
　　　　　　　　　　　＼: : : : : :　-‐: : : : :jI斗‐: : : :}〃｀ヽ: : ｀ヽ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　{乂i:i:i:i:ヽ:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:＜
　　　　　　　　　　　　/ｨｰィi〔: : : : : : ／. : : へ: : : : : :＼: : ＼: .＼　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 {ゝ-`:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ア
　　　　　　　　　　　 ／. : : : ,､丶`／. : : : : : : ﾍヽ: : : : : .∨∧＼: .ヽ　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 {ゝ-=≦;i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:イ乂
　　　　　　　　　　 ,.': : : :／ : : : /. : : : :/. : : }从/∧: : :}!: ∨∧: .ヽ: :}　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 乂i:i:i:i:i:i:i;/―――――――――.i:＜⌒
　　　　　 　 　 　 /. : ／. : : : : /. : : : :/. : : ;/ 　 　 '; : : }!: .∨∧: : .＼　　　　　　　　　　　　 　 　 ＜i:i:ﾑｲi:i:i:/: : : : : : : : : : : : : : : : : : : !}i:i:i:iア
　　　　　　　　　/ ／//. i : : : : :／. : : : : //=‐-　 __'; : :';＼:∨∧: : :!/　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 _乂.{ ﾉｲ/: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :.}i:i:i:乂
　　　　　　　　　i/　 {/. :i! : : ／. : : : : ／/　　__≧=‐-､ :.';=＼ﾞｰ､: : }　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ⌒ﾍ} ｰ┬―┬ ､.-冖- , ┬―┬┬‐'{ﾍ／⌒
　　　　　　　　　　　;' : : i! : /. :／ : ／. :,'　ィﾁ芹笊ﾐ:三､:ヽｘｆ笊､:＼!　　　　　　　　　　　　　 　 　 〈 /{i:i:i込、＿ ／/ 八＼ ＿_,ノ　.}i:i:i:}r 〉
　　　　　　　　　 　 {: : : i: :,' 〃. : :/. : : i　 　 ‐ゞ‐'‐:.:.:.三＼寸'!{: ＼{　 　 /＾￣￣＾ヽ￣ヽ￣ヽ　 　 V}乂(,　-=≦　 ゝ .ノ　 ≧=--　 );ノ /乂
　　　　　　　　　　　i: {: : : {∧{: : /|: :i: : !　　　　　　　　　　 ヾｰ｀ヽ从　　/　 ､v　　　:}　　}　　}ト、＜ﾊL(:. 　 　{ー――――― '}　　 /イ＜⌒
　　　　　　　　　　　ヽ{＼ﾄ､_! {: :i! !: :i＼{　　　　　　　　　　 /　! }/　 　 .:′　 .i{__　 __;　　;　 ./　_}　./i:iｰﾍ　 　 V´￣￣:￣￣｀V ＿_,.:i:i:「￣
　　　　　　　　　　　　　　　 }: :ヽ{ |､: '.,　　　　　　　　　　　　　,!ゝ　　 ノ. : 乂_ﾉ　　／　／　ｲ .／__ムイi:i:i:ゝ. 　 V::::::::::::::::::::::::V__)i:i∧.ﾍ{
　　　　　　　　　　　　　 　 ﾉノ}: : :{ ＼{､　　U 　 　r=　 ‐ｧ　 /　　　.〃. : .:⌒乂__/　 ./ __/_／く⌒ヽ￣ 〕/i:i}:＼　V::::::::::::::::::::V .)／: :.∨ /
　　　　　　　　　　　　　　　__ノ. :ﾄ､＼　 〕ト　 　 　 ￣ ⌒　 ′　　....j{: :　　　 ﾉ⌒｀ヽ.′⌒　　　　. :／　/イ.}: : :＼＼ー―‐／／ 　: : :.∨ /
　　　　　　　　 　 　 　 ___ ⌒^ﾉ.:} 　ﾞｰ　　　 ≧s｡　 　 　 /　　　　....j{: :　　 /. : : : :/　　　　　　. :／　 　 　 ,ﾊ: : :　＼´.￣.｀／.:　　　:} } :∨ .＿
　　　　　　　　　　 　 /ニニニ＼ =-　_､　　　　　　≧=='　 　 　 　 .j{　　　　　. : :j{　　　　　 . : /　　　 ＿./. :} }　　 .:≧'''≦ :.　 　　//. : /´: : : ｀
　　　　　　　　 __,,.. ‐‐-　__‐‐=ﾆ､〕ト =　,,＿＿　 fﾆ{ヾ　　　 　 　 .,ハ　　＿_　　　　　　　　. ;ノ　　 .´: : : :｀Y.{ {　　　乂　　 ﾉ　 　.//. : : {: : : : : :l }≧=----------......、
　　　 jI斗=ﾆ　　　　　 ‐=ﾆﾆ＼ニ＼:i:i:i:i:i:i:i:i:}__}　{　ﾄ､__　 　 　 　 乂 ´￣￣｀　} r⌒ー‐／⌒-=≦{. : : : : :!} } }　　 　　 　 　 　 .-=≦⌒{: : : : : :l |――――――――＼
　　 〃　　　　　　 ‐=ﾆﾆニニニ＼ニ＼:i:i:i／∠{ﾆ!｀ヽ=‐ ＼__　 　 .}!: :　　　　　} {　　. :/―――‐. {: : : : : :!}⌒≧=-- 　 　 ／　　 　 　 .{: : : : : :l |ニニニニニニニニﾆ=-ヽ


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 γ´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣｀ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|　　　キャラ安価で見繕ったこの二人が嵌りすぎて、急遽ダブル主人公になった 　 ＞
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ゝ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿_＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿_,ノ




.

　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ＼ー―‐――――.､
　　　　　　　　　　　　　　　　　 >:::::::::／:::::::::::／:::＼
　　　　　　　　　　　　　　　__／::::::／:::::::::::／:::::::::::::::＼_
　　　　　　　　　　　　　　　 ⌒ヽ---z::::／|:r'" |／|::::::r┴‐
　　　　　　　　　　　　　　 　 　 /:::::/／Ｔ..Ｔ 　 T..T:::::::＼　　　　　　　　　頭蛮族な平家最強の武者・教経と
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 /:::::ｲi|　　￣　 l　￣i:i:｢ ￣
　　　　　　　　　　　 　 _　 -----r|∧　　　 _ _　　}:i:i＼　　　　　　　　　　戦績は不遇だが、育ちが間違いなく教養高い維盛。
　　　　　　　　　　　　　⌒>:i:i:i:i:i:i:i|ニ＼＿＿＿.ノ￣￣
　　　　　　　　 　 　 　 ／:i:i:i:i:i:i:i／ヽﾆﾆ| l r―┤
　　　　　　　　　　　　　⌒7:i:ｉ／.: .: |≧=┴＝≦.､　　　　　　　　　　　　　運用上も好対照で良いバランスになっていたな。
　　　　　　　　　 　 　 　 / イ. : . : : |ﾆニ/ﾆニﾆ| ∧
　　　　　　　　　　　　　　 .: .|.: .:.:.: .::ニﾆ|(_)oﾆ=| ∨ﾄ､　 　 　 ___
　　　　　　　　　　 　 　 /:: . |.: .: .: .::ニﾆ|ﾆニ|￣ ∧ ∧　　／<>|
　　　　　 　 　 　 　 　 /.: .:.:.|.: .: .: .::ニﾆ|ﾆニニﾆ∨ ∨ ／<>／
　　　　　　 　 　 　 .__/.: .: .:.:|.: .: .: :.ニﾆ.|(_)oﾆﾆﾆ∧ ／<>／
　　　　　　 　 　 ／.:∧.: .: .: |.: .: .:.::ﾆﾆﾆ|ニニニﾆ／<>／
　　　 　 　 　 ／.: .:/.: |.: .: .::| . : .: :=ﾆニ|ﾆニニニ_| ／∧∧
　　　　 　 .／.: .: :./.:.:.:|.: .: .::|.: .: .:..=ﾆ二|(_)o=ﾆニイ l. ∨∨＼
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　　　 〈.: .: .: .: .: .: .: .: .: /.: .|.: .: .::≧ｲ|└┘|--]|__| |∧∧＼∨∨ ､
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　__,,..
　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ／. : : : : :｀ヽ＿_ﾉ}
　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 /. : ／＼___ : : : : ノ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 {: 〃斗‐==- ､￣
　　　　　　　　　　　　　　　jI斗‐=ヽ{: : : : : : : : : ＼
　　　　　　　　　　 　 　 ／￣￣ /. : : : : : : : : : : :ヽ ｰ‐''／
　　　　　　 　 　 　 　 /. : : : : :,,/. : :/{: : : : : ､:ヽ: : :ﾞｰ彡{
　　　　　　　　 　 　 / ／ : ／/. : : :}∧: : : : : : : : : : : : : ﾍ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　特にそこそこ頭のいい設定のキャラがメインにいると
　　　　　　　　　　 / / : : /___{: : : : }'　_≧､: : : : : : :､: : : ､乂
　　　　　　　　　　 }',' : : /---i: : : : !　ﾞｰ‐‐｀ヽ: : : : : ヽ: : :厂　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　こういった解説役にができて
　　　　　　　{､＿ノ/. : :/＿＿ヽ: : :i!　 ＿＿__ ヾ､ : : : }: : }
　　　　　　　ヽ ＿_{: : /i! 　 ||　　ゝ{.__ 　 ||　 　 }: ＼: :}! /　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　話の進行がスムーズになる。
　　　　　　　　　　 |＼{/!,,,　ij　　　 ヽ:.｀ヽj　,,,,　} }/. :从{
　　　　　　　　　　 ヽ　ヾ　　　　　　　｀⌒,!　　ノノ. :/
　　　　　　　　　　　　　 !　　　　　　　　　　 ⌒7. :/
　　　　　　　　　　　　　　〕iト _　　っ　　　. ィi〔ﾍ :{
　　　　　　　　　　　|￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣|
　　　　　　　　　　　|　|￣￣￣￣￣￣￣￣￣| ,へ
　　　　　　　　　　　|　|　　　　　　　　　　　　　jく＼ i
　　　　　　　　　　　|　|　　維　盛　メ　モ　　{>､ヽ∧　　←１番使ったであろうAA
　　　　　　　　　／ヽ　!　　　　　　　　　　　　 ＼ /ニﾄ､
　　　　　　　 　 {! ／ヽ!────────‐┘iニﾆi∧
　　　　　　　　　{i 　／}─────────‐i!ニ∧}/ヽ
　　　　　　　　　|ﾄ　__〃､──‐ヽ/.:/──‐‐‐ }!{ニﾆ{ﾄ､:;:}
　　　　　　　　　}ヾ＼}|:;:;}ニニニ ∨ニニニニﾆ}!ﾍﾆ/:;ヽ:;:}

>>2205
素のAAが首を差し出せなんだよなぁ・・・ｗ

∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　・令巽門、令坤門の戦い



∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬


　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ＼ー―‐――――.､
　　　　　　　　　　　　　　　　　 >:::::::::／:::::::::::／:::＼
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　　　　　　　　　　　　　　　 ⌒ヽ---z::::／|:r'" |／|::::::r┴‐
　　　　　　　　　　　　　　 　 　 /:::::/／Ｔ..Ｔ 　 T..T:::::::＼　　　　　　　　　　原作、図南の翼を熟読していたら覚えていたかもしれんが、
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 /:::::ｲi|　　￣　 l　￣i:i:｢ ￣
　　　　　　　　　　　 　 _　 -----r|∧　　　 _ _　　}:i:i＼　　　　　　　　　　　　四令門の内部の要塞は、長い年月をかけて築造された物だ。
　　　　　　　　　　　　　⌒>:i:i:i:i:i:i:i|ニ＼＿＿＿.ノ￣￣
　　　　　　　　 　 　 　 ／:i:i:i:i:i:i:i／ヽﾆﾆ| l r―┤
　　　　　　　　　　　　　⌒7:i:ｉ／.: .: |≧=┴＝≦.､
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　　 　 ._／ .: .: .:./.: .: .: .､.: .｢.: .: .::｢ｒ]:|┌┐|--]l　| |/ ＼∧.∧∧
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　　 　 　 ＼.: .: .: .: /.: .: .／ .: :.:=ニ|lﾆﾆ|ニﾆ|ﾆニ　|∧∧∧＼_/
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　　　　/　/　　ヽ　ﾍ.　!ﾚ' 〃／ ,. -‐',. -‐=Tj__,.| |川刀 〉}ﾍ r‐-’
.　　　/　/　　　　＼ }ｲ､// /.／,.　'´ 丶.._　 ｀丶ヾ￢､/　{　} ヽ
　　　'　 i 　 　 　 ,. ∧ Y '　´／ー‐---　 ￣二_ｰ _丶　ヽl　' _ ﾍ
　 　 ﾄ ｀!　　　／ / ヽ. ゞ‐'´　　　　　　　　_ ,＞' ´　　 　 i{//　｀′
.　　　ｔ　ﾍ_　/ 冫ﾊ ､　｀ー-＝__-―＿￣／　／　／　, ､ Ｖ
　　 　 ヽノ 7 ./ ｲ､ ヽ｀ｰ-__.._＿__二 - 7 .／/　 /〃 /|. !　',
　　　　　 ７ V′|＼ヽ.V´r.､ 〉 ,.-''´-―｀く 〈,　/ /i　ｉ　! j l. }
　　　　　/　Y 　 !ヽ ヽ{ f r'j/ｨ | 　 ヽｧﾁ=:､ヽヾ./ ｲ　し'/ ' /　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　←彼女の登場する時代、西暦１９００年頃には
　　　　 ﾉ　 .{　　 !､ ＼ﾍヾv./ｌ l　　　､ゞ:ン ヽ＼　ヽ-_'ｪ/ノ
　　 ,. 亠　‐-'､　　､ヽ rfカ} ｉ | |　　　 ＾￣　　　　　ｒ;ﾃメ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　強固な要塞がすでにあり、門が開くたびに
　／　　＿.　　ヽ　　,ヽ7{fj' l' | l　　　　 　 　 　 　 ヾｨ´
. f, '´￣　　｀ヽ　}　　V　rﾟ! |. ｌ |　　　　　　　　　 i　/　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　妖魔が流出することが無くなって久しくなっていた。
　ヽ　　　　 　 冫 　 /　 ｀! l ､! l　 　 　 　 ___　-┘'
　 　｀ ｰ--‐''´　厂￣｀ヽ |. !.｜|　　　 　 ヽ.ノ'／
　　　　　　　,.-┴―- ､.　l. lヽ! |＼　　 　 ,ｨ' l |
　　　　　　 ﾉ-――-- ､｀ l. l. | l ´ヽ ー ' ｌ l. | |　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　…ならば、いつ築かれたのか？
　　　　　／,. --―‐- ､　ヽl. !j j　fr/　　 ｌ |　! !
　　　 ／'´_,. -┬‐- ､　丶 ｀ｰく ヽ/　　　| l. j ,'　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　原作には言及がない。
　　 /　,ィ{__,／ヽ-‐'{　＼　＼　ヽ ヽ　　　ｔ.ゞ/
　　'　/'´/' //〃//' ｀￣7ヽ　ヽ　ヽ ＼　　｀
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　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ＿
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ／三三ﾆヽ
　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ./ニ三三三ﾆ`、
　　　　　　　　　　　　　　　 　 {ﾆ三三三三ﾆﾉ
　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ',ニ三三三ﾐ/　　　　　　　　　　　　　言及がないな・・・・よし、この時代（スレ内時間）には
　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ',ﾆ三三三.ﾉ　　　　　　f.i
　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 _.,/ニ三三ﾐ/　　　　　　　l k^ｎ,､　　　　恭国以外は建造途上ということにして
　　　　　　　　　　_ ,,．-‐ ''三三三三ニ`-　．,,._　　 　 lニニ〈
　　　　　 　 　 ／三三三三三三三三三三三ミ`､.　　 ＼ﾆミ{　　　　妖魔大放出　＆　恒例大防衛戦イベントにしよう！！
　　 　 　 　 ,fﾆﾆ三三三三三三三三三三三三ニ＼　　',三三~l
　　　　　.／三三三三三三三三三三三三三三三三＼_|ニ三ﾐ|
. 　 　 ／三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三.',
　　,r'ニ三三ニ,.r''､ニ三三三三三三三三三三三三三三三三ﾆl
. ,r'三三三.,.r.'.　　.`､ﾐ三三三三三三三三三三ミl ~''.‐ ,,三三三.|
〈ﾆ三三ﾐヽ.　　　　　.',三三三三三三三三三三ミl.　 　 　 ~''.‐.,,_ﾉ　　　　　　　　　　 γ´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣｀ヽ
. `､三三三',　　　　　.',ニ三三三三三三三三三ﾐ|.　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 |　　最初は供の古き女王の時代であろうという考察を落とし込み、 　　 ＞
　　ヽニ三ﾆ`、　　 　 .i三三三三三三三三三三ﾐi　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |　　　妖魔という存在の脅威を表現する丁度いいイベントになった 　 　｜
　　　 ヽニ三ﾐ＼　　　ｌ三三三三三三三三三三ミi　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　ゝ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿_＿_,ノ








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　　　　　　　　　　　　　　　 ⌒ヽ---z::::／|:r'" |／|::::::r┴‐
　　　　　　　　　　　　　　 　 　 /:::::/／Ｔ..Ｔ 　 T..T:::::::＼
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 /:::::ｲi|　　￣　 l　￣i:i:｢ ￣
　　　　　　　　　　　 　 _　 -----r|∧　　　 _ _　　}:i:i＼　　　　　　　　　・・・・なお、令巽門の戦いをやっている時点で
　　　　　　　　　　　　　⌒>:i:i:i:i:i:i:i|ニ＼＿＿＿.ノ￣￣
　　　　　　　　 　 　 　 ／:i:i:i:i:i:i:i／ヽﾆﾆ| l r―┤　　　　　　　　　　　　　　　才国の状態も敵のギミックも全く決まっていない。
　　　　　　　　　　　　　⌒7:i:ｉ／.: .: |≧=┴＝≦.､
　　　　　　　　　 　 　 　 / イ. : . : : |ﾆニ/ﾆニﾆ| ∧
　　　　　　　　　　　　　　 .: .|.: .:.:.: .::ニﾆ|(_)oﾆ=| ∨ﾄ､　 　 　 ___
　　　　　　　　　　 　 　 /:: . |.: .: .: .::ニﾆ|ﾆニ|￣ ∧ ∧　　／<>|　　　　　　　妖魔素材の武具とその汚染も
　　　　　 　 　 　 　 　 /.: .:.:.|.: .: .: .::ニﾆ|ﾆニニﾆ∨ ∨ ／<>／
　　　　　　 　 　 　 .__/.: .: .:.:|.: .: .: :.ニﾆ.|(_)oﾆﾆﾆ∧ ／<>／　　　　　　　　　可能性の一つという段階だった。
　　　　　　 　 　 ／.:∧.: .: .: |.: .: .:.::ﾆﾆﾆ|ニニニﾆ／<>／
　　　 　 　 　 ／.: .:/.: |.: .: .::| . : .: :=ﾆニ|ﾆニニニ_| ／∧∧
　　　　 　 .／.: .: :./.:.:.:|.: .: .::|.: .: .:..=ﾆ二|(_)o=ﾆニイ l. ∨∨＼
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　・じゃあ才国の諸々はいつ決めたんや



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　　　　　　　　　　　　　　　 ⌒ヽ---z::::／|:r'" |／|::::::r┴‐
　　　　　　　　　　　　　　 　 　 /:::::/／Ｔ..Ｔ 　 T..T:::::::＼
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 /:::::ｲi|　　￣　 l　￣i:i:｢ ￣　　　　　　　　　　ここだ
　　　　　　　　　　　 　 _　 -----r|∧　　　 _ _　　}:i:i＼　　　　　　　　　　　　↓
　　　　　　　　　　　　　⌒>:i:i:i:i:i:i:i|ニ＼＿＿＿.ノ￣￣
　　　　　　　　 　 　 　 ／:i:i:i:i:i:i:i／ヽﾆﾆ| l r―┤
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　　　　　　　　　 　 　 　 / イ. : . : : |ﾆニ/ﾆニﾆ| ∧
　　　　　　　　　　　　　　 .: .|.: .:.:.: .::ニﾆ|(_)oﾆ=| ∨ﾄ､　 　 　 ___
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　　　　　　　　　　　　　　　　　⌒i:.:.:.:.j:.:.:.:.:.i:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: i.:.:.}ｉ:.:.:.:.:.:.:)
.　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 {:.:.:/i :.:.:.: {:.:.:.:.:.:.:.:.／ハ.:.:.ｉ:.:.:.:.:.:ハ.:.}i:.:.:.:.:.}:乂　　　　　　　　　　　　　　【1D10:10】　だそうだ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　人i:i:i:ｉ:.:.ﾊ:.{:.:.:.:.:.jI斗/_,ｰ}.: |:.:.:.:.jI斗V}i:.:.:./:i:ｉ⌒
.　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ＼i:ｉ7⌒{:i:.:.:/ｨf芍ノ　{:ノ:.:.ﾊ,ｨf芍ﾉ｣:.:. }i:iﾘ
.　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 _)圦　从((　　　　　'´＼(　　　　 ﾉ.:_i( /
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　__,／)ﾉ＼__ 　　　　 　 　　 ， 　　　 ｢}ｉ|
　　　　　　　　　　　　　　　　　.: ⌒V/⌒＼ }h、　　　　　　　　　　 　 / lﾘ　　　　 　　　　　　１．麒麟が失道に倒れたのを恥じて、禅譲した
　　　　　　　　　　　　　　　. '´　　　丶　 　 ＼j:＼　　 　 _ 　 _ 　 _,.イ　/‐┐
　　　　　　　　　　　　　／　　　＼　　 ＼　 　 ヽ. 丶　 ´ 　　､丶｀　　.:′　ｌ　　　　　　　２～４．乱の討伐の最中、討ち取られた
.　　　　　　　　　　 ､ヽ`　　　　　　ヽ　 　 ヽ　　 ﾟ，_ノi⌒ｒｰく 　　　／ 　 　:l
　　　　　　　　　／　　　　　　　 　 　 :.　　　:.　 　＼/:∨　 　 　:r'´　　　　〈i　　　　　　　５～７．横暴を極め、宮中で弑逆された
　　　　　　　　/ 　　 　 　 　 　 　 　 　 :.　　：　　　 ﾊ:.:.廴 ＿,,..ﾉi]　　 　 　 }
　　　　　　　　　　　.:′　　　 　 　 　 　 '，　| 　 ／ :{:.:.:}{iﾆｉﾆiﾆノ∨ /:.:.　　|　　　　　　　８～９．難民を受け入れすぎて公庫爆発
　　　　　　　′ 　 .:′　 　 　 　 　 　 　｜　レ'i゜　 〈.:.:∧￣￣　　∨ /:. 　 l
　　　　　　/　 　..:′　　　　丶　 　 　 　 ! 　 　 ヽ　｡∨　‘　　　　　∨ / 　 }　　　　　　 　　１０．趣味の妖魔狩りで黄海に行って頓死
.　　　　　/　　 ..:′　　　　　　 ＼ 　 ､　 { 　 　 　 ',　 }:　　’ 　 　 　 ∨　　 ﾄ､_
　　　　　′∨ /　　　　　　　　　 丶.　＼j　　　　　i／⌒　 :l　 　 　 　 :._,,..ノ　_j〉
　　　　/　　:∨.:.:.＼　　　　　　 　 　＼　ヽ　　,　 /　 　,ｨ⌒i 　　　　 　 ＼_,,..イ
.　　　/　　 .:.:.＼.:.:.:.丶　　　　　　　　　 　 ∨/　/　　 /　 /:l　　　 　 　 　 ＼ }
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　　　　　　　　　　　　　　　 ⌒ヽ---z::::／|:r'" |／|::::::r┴‐
　　　　　　　　　　　　　　 　 　 /:::::/／Ｔ..Ｔ 　 T..T:::::::＼　　　　　　　　１．麒麟が失道に倒れたのを恥じて、禅譲　　→　　黄枯・浩瀚ルート
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 /:::::ｲi|　　￣　 l　￣i:i:｢ ￣
　　　　　　　　　　　 　 _　 -----r|∧　　　 _ _　　}:i:i＼　　　　　　　　２～４．乱の討伐の最中、討ち取られた　　　　→　　とりあえず戦乱プレイ
　　　　　　　　　　　　　⌒>:i:i:i:i:i:i:i|ニ＼＿＿＿.ノ￣￣
　　　　　　　　 　 　 　 ／:i:i:i:i:i:i:i／ヽﾆﾆ| l r―┤　　　　　　　　　　　５～７．横暴を極め、宮中で弑逆された　　　　→　　月渓ルート
　　　　　　　　　　　　　⌒7:i:ｉ／.: .: |≧=┴＝≦.､
　　　　　　　　　 　 　 　 / イ. : . : : |ﾆニ/ﾆニﾆ| ∧　　　　　　　　　　８～９．難民を受け入れすぎて公庫爆発　　　→　　経済再建プレイ
　　　　　　　　　　　　　　 .: .|.: .:.:.: .::ニﾆ|(_)oﾆ=| ∨ﾄ､　 　 　 ___
　　　　　　　　　　 　 　 /:: . |.: .: .: .::ニﾆ|ﾆニ|￣ ∧ ∧　　／<>|　　　１０．趣味の妖魔狩りで黄海に行って頓死　　→　 敵が阿選ルート
　　　　　 　 　 　 　 　 /.: .:.:.|.: .: .: .::ニﾆ|ﾆニニﾆ∨ ∨ ／<>／
　　　　　　 　 　 　 .__/.: .: .:.:|.: .: .: :.ニﾆ.|(_)oﾆﾆﾆ∧ ／<>／
　　　　　　 　 　 ／.:∧.: .: .: |.: .: .:.::ﾆﾆﾆ|ニニニﾆ／<>／
　　　 　 　 　 ／.: .:/.: |.: .: .::| . : .: :=ﾆニ|ﾆニニニ_| ／∧∧　　　　　　　　見事に一番美味しい（？）所に刺さったな。
　　　　 　 .／.: .: :./.:.:.:|.: .: .::|.: .: .:..=ﾆ二|(_)o=ﾆニイ l. ∨∨＼
　　 　 ._／ .: .: .:./.: .: .: .､.: .｢.: .: .::｢ｒ]:|┌┐|--]l　| |/ ＼∧.∧∧
　　　 〈.: .: .: .: .: .: .: .: .: /.: .|.: .: .::≧ｲ|└┘|--]|__| |∧∧＼∨∨ ､
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　　 　 　 ＼.: .: .: .: /.: .: .／ .: :.:=ニ|lﾆﾆ|ニﾆ|ﾆニ　|∧∧∧＼_/
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∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　・奉と蜜璃について


∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬


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　　　　　　　　　　　　　　　 ⌒ヽ---z::::／|:r'" |／|::::::r┴‐
　　　　　　　　　　　　　　 　 　 /:::::/／Ｔ..Ｔ 　 T..T:::::::＼
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 /:::::ｲi|　　￣　 l　￣i:i:｢ ￣　　　　　　　　とりあえず世界観を紹介していくために
　　　　　　　　　　　 　 _　 -----r|∧　　　 _ _　　}:i:i＼
　　　　　　　　　　　　　⌒>:i:i:i:i:i:i:i|ニ＼＿＿＿.ノ￣￣　　　　　　　　　AAダイスを振って案内役を登場させた。
　　　　　　　　 　 　 　 ／:i:i:i:i:i:i:i／ヽﾆﾆ| l r―┤
　　　　　　　　　　　　　⌒7:i:ｉ／.: .: |≧=┴＝≦.､
　　　　　　　　　 　 　 　 / イ. : . : : |ﾆニ/ﾆニﾆ| ∧　　　　　　　　　　　 その後の出番については特に決めていなかった。
　　　　　　　　　　　　　　 .: .|.: .:.:.: .::ニﾆ|(_)oﾆ=| ∨ﾄ､　 　 　 ___
　　　　　　　　　　 　 　 /:: . |.: .: .: .::ニﾆ|ﾆニ|￣ ∧ ∧　　／<>|
　　　　　 　 　 　 　 　 /.: .:.:.|.: .: .: .::ニﾆ|ﾆニニﾆ∨ ∨ ／<>／
　　　　　　 　 　 　 .__/.: .: .:.:|.: .: .: :.ニﾆ.|(_)oﾆﾆﾆ∧ ／<>／
　　　　　　 　 　 ／.:∧.: .: .: |.: .: .:.::ﾆﾆﾆ|ニニニﾆ／<>／
　　　 　 　 　 ／.: .:/.: |.: .: .::| . : .: :=ﾆニ|ﾆニニニ_| ／∧∧
　　　　 　 .／.: .: :./.:.:.:|.: .: .::|.: .: .:..=ﾆ二|(_)o=ﾆニイ l. ∨∨＼
　　 　 ._／ .: .: .:./.: .: .: .､.: .｢.: .: .::｢ｒ]:|┌┐|--]l　| |/ ＼∧.∧∧
　　　 〈.: .: .: .: .: .: .: .: .: /.: .|.: .: .::≧ｲ|└┘|--]|__| |∧∧＼∨∨ ､
　　　　丶.: .: .: .: .: .: :／.: .: |.: .: :ﾆﾆ|lﾆﾆ|ﾆニ|ニﾆ　l∨∨∨|∧/|/
　　 　 　 ＼.: .: .: .: /.: .: .／ .: :.:=ニ|lﾆﾆ|ニﾆ|ﾆニ　|∧∧∧＼_/
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／⌒＼.: .: .:／.: .: .: .: .: .:. : ＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／／⌒＼.:/￣￣ ／^＼.: ＼.: .: ＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ／ : .: /￣＼/.:.:| |^V.: .: .: .:.＼.: ＼.: .: ＼
　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ／.: .:.: .:/ .: /.:∥: .:| |.:.:|／:＼.: .: :＼.: ＼.: .:.|
　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 | :|: :|:.:∥ ⌒⌒|　　| |⌒⌒⌒|　|｜.: ＼.: .:.:.:|__
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　／ :| :|: :|: :||／⌒　|　　| |　 ⌒＼|　|｜ 　 ||.: :|.: .: .: .:.:＼
　　　　　　　　　　　　　　　　 ／ .: .:.| :|　|　|| 　 　 八　 | |　 　 　 |　|｜ 　 ||.: .: .: .: .: .: .: .＼　　　　　　　　　　――――――― が、←のAAがやたらと手に馴染み
　　　　　　　　　　　　　　　／ | : : .: | :|　|　||　___　　 ＼|＼　 __　 ＼_:|　　 ||.: .:.＼.: .:.:.:|.: .: .:＼
　　　　　　　　　　　　　　　|.: .:|.: .: .:八|　|　|〃⌒ヾ 　　　　〃⌒＼､　|　　 ||.: ＼.: ＼.: |.: .: .: .:.:〉　　　　　　　　　　　　　　　　　　 国を飛び出して来そうなキャラになったため
　　　　　　　　　　　　　　　|.: .:|.: .: .: .: |　|　| :／:／: <　　　 :／:／:／ | 　 :八.: .: ＼.: .: |.: .: .: :/
　　　　　　　　　　　　　　 人.: |..: .: 〈 人 | 八　　　　＿＿　　　　　　　|_／( ノ＼.: .: .: .: .: .: ／　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　蜜璃は才国でも続投となった。
　　　　　　　　　　　　　　　　＼.: ＼.:＼ : 八　 　 〈＿＿＿ ヽ θ　　　/.: .: ＼ .: ＼.:.:./ :／:＼
　　　　　　　　　　 　 　 　／ : .:＼.: ＼_　 -= (^c) ∨(＿__／　o 　 　.:(.: .: .:＼＼.: .:./／.: .: .:.:.＼
　　　　　　　　　　　 　 ＿|__/__)_-=ニニニ=-‐ くﾟ　　 ー　　 　　 ／|.: .＼.: .: .: .: .: ／.: .: .: .: .: .: .:〉
　　　　　　　　　　　_／　_.､-''"￣)=-　~.: .: .:／.:.:＼＿＿　　. : .:　　|＿:＼￣￣.: .: .: .: :／.: .: .:.:/
　　　　　　 -=ﾆ二/　 ／　／　／).: .:／￣: : |￣￣￣|　　　＿＿／ ／.|.: .＼.: .: .: .:.:／.: .: .:./:/
　　　　　　|_ ﾆ=-〈　　 　 /　 / /.: .:＼＿＿__|￣￣|/￣|￣|＿＿_／ﾆﾆ|.: .: .::＼.: ／.: .: /　/:/
　　　　　　　　　　 ＼ 　 　　/　|.: .:.／　　　ｒ～へ|_|_〇.|＿| | |ニニニ/^＼＿＿＼ : . :/　/⌒＼
　　　　　　　　 　 　 /ヽ 　 　　 | .:/　　　(＾　 ,,;;;r～～～～～＜彡ｸ/　 /￣￣￣￣＼　/ 　 　 |
　　　　　　　　　　　 | |_} 　　　/.:/ 　 |r ⌒｀`～(　〃.:.:)　　　 イ ／/　 /　 　 　 　 　　∨ /　 / |　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　決してイッチのカプ厨魂が原因ではない
　　　　　　　　　　　_|_| ＼__／ 〉|　　||　ミ　　　　二=‐-　　　_,／=/　 /　　　 　 　 　 　 ∨ // /|
　　　　　　　　　　 |＼|＿＿_／ﾆ〉　八　　　　　　　　　　　(￣＼/　 /　　　　　/　　　 　 |:// /:/
　　　　　　　　　　 |ニニニニニ/／ニ　､ _ _ _　　　　　　_-_ヽ 　 ＼,:　　　　 .:/　　　　 ＿＼:／＼
　　　　　　　　　 /:|ニニニニ ／ニニ／ ＼_ _ _ -_-_-_-_- ／ 　 　 |　　　.::::/　　　 ／　　　|　　/ ＼
　　　　　　 　 　 { :|ニニニﾆ/ﾆ〇 ／／　 ( ＼(⌒ ー―　´　　　　　＼　.:: /　　 :／ ／　　｜ :/　　/
　　 　 　 　 　 　 〉|ニニニ.√ニ /　/　　　 ＼　` -------　　　　　　∧.:/ 　 ／ ／　　　　 ＼　／
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　　　　　　　　　 'ﾆニニニニ '-=´_　'_　　　 :{　　　　　　／　 |　　|／ニニﾆ=-.＼／＼　　　　 　 ＼
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.　　　　　　 .'::::::::::::::::::::::::::::＼::::::::::::::::::::::::::::::::::.　 ..::ヽ
　　　　　　/:::::／:::/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::...:::::::::::'､
.　　　　　/::／::::::/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾍ
　　ー=≠::::::::::::::::::::::::::::/:::::::::::::::::ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::..　　　　　　　　　　　　　　　　　　　外交・通商を取り扱う難民地獄ルートの場合
.　　 ／ｲ:::::::::::::::ｉ:::::::::::/:::::::::::::::::::::::::::::}::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
　　　　/:::::::::::::::i|::::::::/:::::/:::::::::::::::::::::Ｖ:::::::::::::::::::i|:::::::::::::::::::..　　　　　　　　　　　　　　　　　　←彼の再登場もあり得たのだが、
.　 　 /::::::::::::::::::l|::::::::::::::i{::::::::::::::､::::::::::::::::::::::}::::::l|::::::::::::::::{ヽ{
　　 /ｲ::/ ￣￣ ヽ:::::{::::::::､::::::::::::i::::::::}::::::::::::::::::::::::::::::::::::/　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ダークファンタジー内乱ルートになったため
　 　 ＞' ´￣ ヽ　}:::::∨}ｲ ＼:::::::|::::::::::::::::::::/'＼{:::::::::::ｨ{
　　　}　＿ ィ 、∨::::::::|　-trｯ7:/ ＼::::::::::::/　　 }::::::::/　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　その構想は没となった。
　　 「　＿__ 　l /}ｲ::::::|　　　 }ｲ 　 /::∧イ i 　 /:::／
　　/　　 　 }._｣' Ｖ/＼{　 　 　 　 厶ｲ　r‐　 イ:::∧
.　 { 　 Tく. ｣ 　　 ', 　 　 　 　 　 　 　 / 　 　 ∨　 ＼
　　　　　　ヽ　　　i ヽ　-　､ 　 　 　 　 　 　 　 ﾍ } 〉.ｲヽ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　再登場を期待した読者には悪かった。
　　.∧　 　 　 　 / 　 ＼_　　 　 ／　 　 　 　 zｲ ／::::::ｉ|
. r‐=ｲ} 　 　 　 ｲ ＿＿_,≧ｧz ､　　　　　r=‐'':::::::::::::::::::|ト...、
/::::{ ＼ =-　　　{:::::::::::::::::::::::::::::i＼、 ｢￣i:::::r.:y::::::::::::::/::::::::＼
::::::::＼ ＼_＿__.ﾑ::::::::::::::::::::::::::::|　 |　|　 l|:::::Yﾘ:::::::::／::::::::::::::::｀::...、
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　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 /:::::ｲi|　　￣　 l　￣i:i:｢ ￣　　　　　　　　　もしかしたら、奉や県正が
　　　　　　　　　　　 　 _　 -----r|∧　　　 _ _　　}:i:i＼
　　　　　　　　　　　　　⌒>:i:i:i:i:i:i:i|ニ＼＿＿＿.ノ￣￣　　　　　　　　　　達王の時代を支えていく人材になるのかもしれんな。
　　　　　　　　 　 　 　 ／:i:i:i:i:i:i:i／ヽﾆﾆ| l r―┤
　　　　　　　　　　　　　⌒7:i:ｉ／.: .: |≧=┴＝≦.､
　　　　　　　　　 　 　 　 / イ. : . : : |ﾆニ/ﾆニﾆ| ∧
　　　　　　　　　　　　　　 .: .|.: .:.:.: .::ニﾆ|(_)oﾆ=| ∨ﾄ､　 　 　 ___
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　　　　　　　　　　　　　　　・キャラ安価時の、推しのスポーツ選手の項目について



∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬


　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ＼ー―‐――――.､
　　　　　　　　　　　　　　　　　 >:::::::::／:::::::::::／:::＼
　　　　　　　　　　　　　　　__／::::::／:::::::::::／:::::::::::::::＼_
　　　　　　　　　　　　　　　 ⌒ヽ---z::::／|:r'" |／|::::::r┴‐
　　　　　　　　　　　　　　 　 　 /:::::/／Ｔ..Ｔ 　 T..T:::::::＼　　　　　　　　地名がスカスカだったため、
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 /:::::ｲi|　　￣　 l　￣i:i:｢ ￣
　　　　　　　　　　　 　 _　 -----r|∧　　　 _ _　　}:i:i＼　　　　　　　　　適当に地名を決める際の基準。
　　　　　　　　　　　　　⌒>:i:i:i:i:i:i:i|ニ＼＿＿＿.ノ￣￣
　　　　　　　　 　 　 　 ／:i:i:i:i:i:i:i／ヽﾆﾆ| l r―┤
　　　　　　　　　　　　　⌒7:i:ｉ／.: .: |≧=┴＝≦.､
　　　　　　　　　 　 　 　 / イ. : . : : |ﾆニ/ﾆニﾆ| ∧
　　　　　　　　　　　　　　 .: .|.: .:.:.: .::ニﾆ|(_)oﾆ=| ∨ﾄ､　 　 　 ___　　　　例：　沖州（沖縄）　琉青（ブルーオーシャンズ）
　　　　　　　　　　 　 　 /:: . |.: .: .: .::ニﾆ|ﾆニ|￣ ∧ ∧　　／<>|
　　　　　 　 　 　 　 　 /.: .:.:.|.: .: .: .::ニﾆ|ﾆニニﾆ∨ ∨ ／<>／　　　　　　　 興南郡　大弥郷（興南高校OB）
　　　　　　 　 　 　 .__/.: .: .:.:|.: .: .: :.ニﾆ.|(_)oﾆﾆﾆ∧ ／<>／　　　　　　　　　　　　　　　↑
　　　　　　 　 　 ／.:∧.: .: .: |.: .: .:.::ﾆﾆﾆ|ニニニﾆ／<>／　　　　　　　　　　　　　　　宮城大弥
　　　 　 　 　 ／.: .:/.: |.: .: .::| . : .: :=ﾆニ|ﾆニニニ_| ／∧∧
　　　　 　 .／.: .: :./.:.:.:|.: .: .::|.: .: .:..=ﾆ二|(_)o=ﾆニイ l. ∨∨＼
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　　　 〈.: .: .: .: .: .: .: .: .: /.: .|.: .: .::≧ｲ|└┘|--]|__| |∧∧＼∨∨ ､
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　　　　　　　＼. :: /.: .: .::|.: .: .::ﾆﾆﾆ|lﾆﾆ|ﾆニ|ﾆニ　|∨∨∨∨V

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　　　　　　　　　　　　　　　　　　その他の州はこう。節州だけは原作で決まっていました。


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昌州→山本昌　舞台になっていれば中日ドラゴンズ系
庭州→庭球（テニス・錦織圭）
公州→日ハム（オオタニサン）
相州→相撲
舞州→フィギュアスケート（羽生結弦）
豊州→わすれた
鐵州→JR系社会人球団（摂津正）
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .＼三三三三三三三三三三三三　　|
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　｀ー ､. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .白海 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ＼三三三三三三三三三三三　　|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　 ￣二―＿.. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .ハ三三三三三三三三三三【魔の土地・黄海】
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　二―＿ . . . .. . . ._. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .＼三三三三三三三三三　......|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／￣ﾆ-　 （_）０. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 　 . . . . . . . . . . . . . ￣二- _三三三三三　 　 .|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 __/　　　　￣ｒー--'´｀'｀ｰ二.＿　　　　　　　　　　　　　⊂く＼　 　. . . . . .￣ =- 三三三三ﾆ|
　　　　　　範国　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／　　　　　　　|　　　　 　 　　　　￣￣'''''''ー―--ｙ-z,,,,,,＿__〉 {. . . . . . . . . . . . . . . . ￣￣￣　|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＿_／　　　　　　　　 }　　　　　　　　　　　　　 　 　 　／　　　　 　　　 〉. . . . . . . . . . . . . . . . . . .　 　 |
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/￣　　　　　　　　　　　 /　　　　　　　　　　　　　　 　 　/　　　　 　　 　　{. . . . . . . . . . . . . . . . . . .　　　 .|
　　　　　　　　　　　 　 　　　　　 　 ／￣　　　　　　　　　　　　　/　　　　　　　　　　　　　　 　 　 .{　　　　　　　 　　{. . . . . . . . . . . . . . . . . . .　　　 .|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/　　　　　　　　　　　　 　　　｛　　　　　　　豊州　　　　　　　　.{　　　　　　 　　　＼　　　　　　　　　　　　　　　　|
　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／　　　　　　　鐵州　　 　 　 　 {　　　　　　　　　　　　　　　　　　.｝　　　　　　　　　　 ﾑ . . . . . . . . . . . . . . . . .　　..|
　　　　　　　　　　　　　　　　／　　　　　　　　　　　　　　　　　　 { 　 　 　 　　　　　　　　 　 　　／　　　 沖州 　 　 　　.｝.○ . . . . . . . . . . . . . 　　..|
　　　　　　　　　　　　　　r‐".、　　　　　　　　　 　 　　　　 　 　　＼　　　　　　　　　　　　　　／　　　　　　　　　　　　　 ｛. . . . . . . . . . . . . 赤海.　..|
　　　　　　　　　　　　／　　　｀ーz＿＿＿＿　　　 　 　　　　　　__入　　　　　　　　　　　　 /　　　　　　　　　　　　　　　 ﾑ . . . . . . . . . . . . . . . 　....|
　　　　　　　 ＿,,ｒ='´　　　　　　　　　　　　　 ｀ヽ．＿　　　　　／ 　 ￣＼＿　　　　 　 　　{_　　　　　　　　　　 　 　　　　　＼ . . . . . . . . . . . . . . . . |
―　＿　　／　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　￣￣￣｝　　　　　　　＼　▲　　　 丿 ヽ、 　 　 　　　　 　 　 　　▲ 　 ｝ . . . . . . . . . . .┌――――――――――┐
　 　 　 ￣｝　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/　　　　　　　　ノ＼＿／￣ 　　　　￣トー――----ｚ＿＿＿／＼ . . . . . . . ,.-‐|.　　 　 才　 州　 国　　 　 .|‐-､
　　　　ｏ　 ヽ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /　　◎揖寧　／　　　　　　　　　　　　/　　　　　　　　　　　 　 　 　.∧ . . . . . .| 　ゝ‐ｧ――――――――‐ｚ┘　.{
　　　　 ｛ヽ　｝ 　 　 　 　 　 　庭州　　　　　 　 　 　　　 ／ 　 　　 　 　 /　　　　　　　　　　 　 　/　　　 　 　　　　　　　　　　　 　｛. . . . . .ｊ,. -一'　|　　　　　 　　　　　　ｰ‐- ､ｊ
　　　　　`´ く　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 {　　節州　　　/ 　 　 　 　昌州 　 　 　 {　▲ 　 　 　 　 　　　　 　　　 　 ハ　 . . . . . . 　　|
　　　　　　　　｝　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ノ　　　　　　　 ∥　　　　　　　　　　　　　　｀ヽ_　　　　　　　　　　　 　 　　　 _入. . . . . . . ......|
　　　　　　　　 ｝　　　　　　　　　　　　　　　　　　　▲{　 　　　 　 　　.{　　　　　　　　　　　　　　　　　 }　　　　　 　 　　　　 　 　　/ 　 ｀}. . . . . 　.....|
　　　 　 　 　 ノ　　　　　　　　　　　　　　　＿＿／￣＼　　　　　　　 {　　　　　　　　　　　　　　　　　 }　　　　　公州　　　　　　/　　　 .＼ . . . . . . |
　　　　　 　　＼　　　　　　　　　　　　＿_ノ　　　　　　　 〉ー､　　＿＿｝　　　　　　　　　　　　　　 　__,{. 　 　　　　　　　　　　　/　　　　　　＼ . . . . |
　　　　　　　　　＼　　　　　＿　--￣　　　　　　　　 　/　　　 ￣　　　 ＼　　　　　　　　　　　 ／￣ 　 　 　 　 　　　　　 　　/ 　 　　　　　　 ＼ 　 |
　　　　　　　　　　 ＼r―'"　　　　　　　　　　　　　　　｛　　　　　　　　　　 ＼＿　　　　　　　　{　▲ 　　　　　 　 　 　　　_,／　　 　 　　　 　　　＞ .|
　　　　　　　　　　　　ﾊ　　　　　　　　　　　　　　　　　 {　　　　　　　　　　　　　 ￣￣´ヽ＿＿{ 　 　 　 　 　 　　　　　 /´　　　 　 　 　 　　　　　　 .|
　　　　　　　 　 　 　 　}　　　　　　　　　　　　　　　　　 ｝　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　｀ヽ＿　　　　　　　　　../　　　　　　　　　　　　　　　　|
　　　　　　　　　　　　　＼.　 　　　　 相州　 　 　 　　/　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼　 　 　　　 　ヽ　　　　　　　 　 　　　　　 　 |
　　　　　　　　　　　　　　ハ.　　　　　　　　　　　　　　{　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　￣＼　　 _＿,ﾉ　　　　　　　　　　　　　　　　|
　　　　　　　　　　　　　　　ﾊ　　　　　　 　　　 　 　 _/　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　￣i´　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|
　　　　　　　　　　　　　　　 ﾊ　　　　　　　　　　　／　　　　　　　 　 　 　 　舞州　 　　　　　　　　　　　　　　　_| 　 　 　 　 　 　 　 　 　　　　　　　 |
　 　 　 虚海（外海） 　 　 　ﾊ　　　　　　　　　　{ 　 　 　 　 　 　 　 　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　〈　　　　　　　　 　　　　 　 　　　　 　 |
　　　　　　　　　　　　　　　 　入＿　　　　　　　/　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _,〃 　 　 　 　 　 　　　　　　　　　　 　 |
　　　　　　　　　　　　　　　 　 　　 ＼　　　　　 } 　 　 　 　 　 　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／　　　　　 　 　 　 　　　　奏国　　 　 　 |
ミz,　　　 　 　 　 　　　　　　　　　　 o＼＿　　 {. 　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　...|
三ﾆ＼　　　　　　　　　　　　　　　　　〇　　￣入＿　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　/ 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　　　　　　　　　　　|
三三ﾆ＼　　　　　　　　　　 　　　　　　,っ　　　　 　＼＿ｒｚ＿ｒｚ___ 　　　　　　　　 _ 　 　 　 　　__　 .{ 　　　　　　　　　　　 　 　　　　　　　　　　 　 |
三三三ﾆ.＼　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 o　○　　 o￣二―z_＿　　｝￣'''ｰ―"￣ }＿|　　　　　　　　 　 　 　　　　　　　　　　　　　....|
三三三三ﾆ.＼〇　　　　 　 　　　　　　　　　　　　　　　　　o　　　　　　　　　　￣´ 　 　 　 　 　 　　 ＼　　　　　　　　 　 　　　　　　　　　　　　　....|
【 漣国 】三三.＼　　　 　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　虚海（外海）　　　　　　　　　　　　 ＼　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.....|
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣

　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ＼ー―‐――――.､
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　　　　　　　　　　　　　　　 ⌒ヽ---z::::／|:r'" |／|::::::r┴‐
　　　　　　　　　　　　　　 　 　 /:::::/／Ｔ..Ｔ 　 T..T:::::::＼　　　　　　　なお、裏で知り合いたちが
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 /:::::ｲi|　　￣　 l　￣i:i:｢ ￣
　　　　　　　　　　　 　 _　 -----r|∧　　　 _ _　　}:i:i＼
　　　　　　　　　　　　　⌒>:i:i:i:i:i:i:i|ニ＼＿＿＿.ノ￣￣　　　　　 　　 　　「オリンピックを差し置いて大谷さすが」
　　　　　　　　 　 　 　 ／:i:i:i:i:i:i:i／ヽﾆﾆ| l r―┤
　　　　　　　　　　　　　⌒7:i:ｉ／.: .: |≧=┴＝≦.､　　　　　　　　　　　　　「大谷とイチローに割って入る吉田ネキパネェ」
　　　　　　　　　 　 　 　 / イ. : . : : |ﾆニ/ﾆニﾆ| ∧
　　　　　　　　　　　　　　 .: .|.: .:.:.: .::ニﾆ|(_)oﾆ=| ∨ﾄ､　 　 　 ___　　　　　「田村亮子は女子格闘技枠を完全に食われてるなぁ・・・」
　　　　　　　　　　 　 　 /:: . |.: .: .: .::ニﾆ|ﾆニ|￣ ∧ ∧　　／<>|
　　　　　 　 　 　 　 　 /.: .:.:.|.: .: .: .::ニﾆ|ﾆニニﾆ∨ ∨ ／<>／
　　　　　　 　 　 　 .__/.: .: .:.:|.: .: .: :.ニﾆ.|(_)oﾆﾆﾆ∧ ／<>／　　　　　　　などとヤジを飛ばしていたのはご愛嬌だ。
　　　　　　 　 　 ／.:∧.: .: .: |.: .: .:.::ﾆﾆﾆ|ニニニﾆ／<>／
　　　 　 　 　 ／.: .:/.: |.: .: .::| . : .: :=ﾆニ|ﾆニニニ_| ／∧∧
　　　　 　 .／.: .: :./.:.:.:|.: .: .::|.: .: .:..=ﾆ二|(_)o=ﾆニイ l. ∨∨＼
　　 　 ._／ .: .: .:./.: .: .: .､.: .｢.: .: .::｢ｒ]:|┌┐|--]l　| |/ ＼∧.∧∧
　　　 〈.: .: .: .: .: .: .: .: .: /.: .|.: .: .::≧ｲ|└┘|--]|__| |∧∧＼∨∨ ､
　　　　丶.: .: .: .: .: .: :／.: .: |.: .: :ﾆﾆ|lﾆﾆ|ﾆニ|ニﾆ　l∨∨∨|∧/|/
　　 　 　 ＼.: .: .: .: /.: .: .／ .: :.:=ニ|lﾆﾆ|ニﾆ|ﾆニ　|∧∧∧＼_/
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>>2229
馬産地として武豊（ぶほう）という地名を使う構想はありました　　が、使う間もなく駆け抜けました

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　　　　　　　　　　　　　　　　　・斎王は誰にするつもりだったのか



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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＿
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/.:/⌒
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　__jI斗z:乂ｰ‐--　 　 __ノ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／. ｨ: : :ｲ: : : : : : : : : :＼
　　　　　　　　　　　　　　　　 ,.ィi/. / !: : ' !: : : : : :､: : : : : :＼
　　　　　　　　 　 　 　 　 　 / :/. : '　ｌ: : i　､: : : : : .', : : : : : ヾヽ
　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ７. ｌ: i　 ',: : !　 ＼ : : : ｌ: : :＼: : : ) 〉　　　　　　　　　他に誰もいなければ僕。
　　　　　　　　　　　　　　　　 !: i: :ｌ　fi ＼ヽ　fi ヽ: : i: : : : : ヽr"
　　　　　　　　　　　　　　　　从{ヽ{　ij　　}/　ij 　}ﾄ､!r==､: : }′
　　　　　　　　　　　　　　　　　`､　　 　 ＿　　　　}/ -‐　}!/乂　　　　　　　　　　　良い出会いと天意（ダイス）があればその人物、という感じだったかな。
　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ＼　　 ヽノ　　　 ,,‐==彡{
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 }≧=‐‐‐‐=≦ ､ﾉk{⌒　　　　　　　　　　　　　　伊憶州侯も考慮していたみたい。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／ﾆ/.i:i:i:/rｭｧﾆ＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／ﾆ／ｰ==(,,ｨ{_ノ)ﾆﾆ〕iト
　　　　　　　　　　　　　　　 　 ／ﾆ／.;:;:;:;}//.;:;:ヽニニニニﾆ〕iト　　　　_,,.. ､
　　　　　　　　　　　　 　 　 ／ﾆ／/７ニﾆ/ ７⌒ヽ｀`～､、ニニニニﾆ=‐''./
　　　　　　　　(三ニﾆ=‐‐ ''ﾆ／.;:/ /ニニｌ　ｌ:;:;:;:;:;:}＼:;:;:}!_). : : : : : : : : : :/
　　　　　　　　 ＼. : :=-　_／'.i;:;:;ｌ　!/⌒!__!　!:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;}!: : :/⌒ヽ(ヽ:.:./
　　　　　　　　　　＼: : : : : /.;:;:;:;:!　!　 / ﾉ!　!:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;}!: : 乂__,,..′ィ
　　　　　　　　　　　 ｀`～､{:;:;:;:;:;:!　!　,'^ ､ｌ　|:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;/'==--‐　^"











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　　 　 　 　 　 ／イ.::::::/　ｌ:::ｉ|::::.＼:::::::::::.∨.::::::ﾊ
　　 　 　 　 　 　 /.:/:/´￣､::ト-:::L＼::::::::{::::::/.::{
　　　　　　 　 　 jИｲf 笊{　ヾ‐ｧ=ﾐ､ト＼::､:::::::ｲ|
　　　　　　 　 　 　 ﾉ} ^冖　　　ﾋr外:::::::::.＼::::::::{
　　　　　　　　　　 .圦""′　　 ""/イ.:::::::::::／ 人
　　　 　 　 　 　 　 j/::.　 ｰ=ｧ　　 ／.::/::／.::::::::::::.＼
　　　　　　　　　 ／.:::::::::iーr‐=≦==く／.::::/.:::::::::::::ト丶　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　尚ｒｙ
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　　　⌒＞-‐::::::::::fニニニニ-‐=彡.:::／:::::::::::::::::::::::≧=── '
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　　/.:::::／.:::: /ﾍ_／}　{ニニﾆ/.:::::/ﾆﾆ＼:::::.＼::::::::::::::::::::.＼:::─＜⌒
　　,:／.::::::::::/ ／ 　 　 〉ニニ{::::从ニニﾆ≧ｭ.::.＼:::::::::::::::::::::::::::::::::::ニ=‐
　　{/.::::::::イ{　　　　　/{＼ニﾆ＼､ニニニニﾆ}ﾉミ丶::::::::::::.:＼:::::::::＼
　　 :::／　 }'　　　　 /i:i|　 ＼ニニ｀ニニニニニ}:::.ヽ:::: ﾄ､::::::::.ヽ:.＼::.丶
　　 {′ 　 |　　 　 /i:i:i:| 　　 ﾏニニニニニニニ::::::∧:::|ﾆ＼:::::::::.､::::::「 ｀
　　　　 　 i|　　　/i:i:i:i:ｉ|　　　 ﾏニニニニニﾆﾆi|::/ニ}:: ニﾆ≧= 一:: |
　　　　 　 i|　 ／i:i:i:i:i:iﾘ　　　　}ニニニニニニノ'ニﾆⅣニニ{　＼:::::::|
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∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　・留留について



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　　　　　　　　　　　　　　　　　　・　才国に舞台を移すにあたって新案内役キャラを出す

　　　　　　　　　　　　　　　　　　→　ＡＡ使い辛いな、適当に離脱させるか

　　　　　　　　　　　　　　　　　　→　オイオイ、厄い出目ばっか引き当てるな、こりゃ死んだわ












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　　　　　　　　　　　　　 _＿__　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ヽ
　　　　　　　　　　　..:'^⌒^⌒:.:.へ、　　　　　　　　　　　　　　　 }:.　　　 　 ､丶`⌒ヽ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 _＿＿__
　　　　　　 　 　 ,.:.:.:.:.:／⌒ﾆ´-‐-ﾐh､:..、　　　　　　　 　 　 　 ,:./　 ､丶`　　　　　 }i　　　　　　　　　　　　　 _......-=.....¨..........................冫
.　　　　　 　 　 /:/:.:./_)／:.:/:.:.:ヽ:.:.:.ヾ:､:.:.:..、　　　　　　　 　 //...:.':.／　　 ノ}　　　　　　 　 　 __　　 _...-=...¨...............................................′
　　　　　　 　 /:/:.:./ﾉ/:/:.:.:{:.:.:.:.:.:.ﾞﾄ､:.:.:',ﾐh､ﾐ_　　 　 　 　 ,.:／:.:.:／ _､丶`:.ノ　　　　　　　　 ,ｲ⌒i...................................................................′
　　 　 　 　 ,:.:{:.{:.:.:{ /:/:.:.:.:.:'，:.:.:.:.:}､:＼ﾆ=-:X　 }i_､ノ､丶`､丶`￣:.:.:.￣~^丶　　　　　　　／〈iア゛..................................................................
.　　 　 ､_／:.:ｲ:.:.:.ル:/:.:.:.:}:.:∧:',:.:V　メﾐh､:.:.:.}i⌒¨´,､丶`:.:.､丶`∠⌒￣~"''ヾ:､　 _､丶／-_／........................................................................
　　　　　　　 ﾉ:.:/{:.:/:.:.:.:./:/‐-寸:.‘,.fぅ{:{⌒:.:.:.:.:￣:.:.､丶`:.､丶`:.:.:.:.:￣⌒ﾆ=-.ヽ｀.....／-_／──────--........................................{
　　　　 ィi〔彡イ:.:}/:.:.イ/:汽莎ぅ｀⌒ ,　}ﾐ=-:.:-=ﾆ⌒-‐ｧ======へ'⌒ヽ...¨............／-_／..........γ´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣｀ヽ
.　 ／:.:.:.:.:.:.:.:＿彡イ:V/ｲ⌒ﾆ=-r-=ﾆ⌒￣~X`｀:. :. :／ニニニニﾆム　　＼㍉／-_／............＜　　　　　おのれ、どちらがっ！！　　　　|
　/／､丶`:.ノ:./:./:.{乂}i:.}⌒アく:. :. :. :. /:. :. :/:. :. :イニニニニニニﾆム　　 V:}-.／.......................ゝ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿__,ノ
. {／:.:.ィi〔/:.:./:./:.:.У/}:.}:./ニニ〕ト:‐┴‐:. /ィi〔ニニニニ=-≠----=ム. . . .＞s｡.............................................................................................
.':.／{:.:.:.:/:.:./:.:.{:／:.ｲ:ﾉ:ﾉ/ニニニニニニﾆ}...}ﾆ=-＜⌒ヽ-..¨.........￣~ア-_≧r｡_／........................................................................................../
.∧:.:乂/:.:./{:.／:.:/／／-ニニニニニ=-:.:.¨V〉:.ヽ｀ヽヽ......)ﾉ......._...-=ﾍく／~´.................................................................................................,
' {:.'，:.:.{:.:.:{:./:.:.:／／:. :.}ニニニ=-/:./:.:.}i:.:.:.:.V〉:.:V/.)ﾉ......./{／-=彡ｲ/..............⌒ﾆ=‐-　 .,_..............................................................／
_｣__{＼ﾍ:.:.{:.:／／/:. :. :ニニニ／/:./:.:.:.:}i:.:.:.:.:.V〉:.}i............/　}i/⌒}i,//-=≦⌒　　　　　　　⌒ﾆ=-　...................................
⌒ﾆ=-:.:.:ヽ/:./／:. :. :.∧-ﾆ／ﾆ/:./:.:.:.:.:.}}:.:.:/:.:.Vﾒ､_ ￣ .}　ｲﾉ-彡'ｲ_　　　　　　　　　　　　　　　　　　⌒ﾆ=---=ﾆ⌒
　 ﾞﾄ､:. :.￣{:.:{':. :. :. :..∧:＼-ニ/:./:.:.:.:.:.:.:}}:./:.:.:.:.く⌒ｱ㍉' ／／-=＜__
.　 j:. ＼__ノヽ〉:. :. :. :′.＼:＼j{:.j{:.:.:.:.:.:.:.:}}:':.:.:.:.:.:.:}ｉX　 ／／ .〃--､_ノ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　【1D10:10】
.　 }:. :.／:. :. :. :. :. :./...........へ:.j{:.j{:.:.:.:.:.:.:.:}}:.:.:.:.:.:.:.,':}v／／__､/i{_..............、
　 j:／:. :. :. :. :. :. , ﾞ..､丶`　{=V:.j{:.:.:.:.:.:.:.:{{:.:.:.:.:.:./:.:{:.:.f⌒X-}j-{:.:.:.:.:.:.:.:v〉　　　　　　　　　　　　　　　　１～３．残酷な世界　　　　　←死ぬ
.／:. :. :. :. :. :. :／'"　　　　 ゝ=-'{:.:.:.:.:.:.:.:.v〉:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.乂へX-_}i:.＼:.:.:.:.:v〉
:. :. :. :. :. :. :／　　　 　 　 　 　 　 ＼:.:.／:.:v〉:.:.:.:.:.:_／-_-／~＼:.:.:.:.＼__:.v〉　　　　　　　　　　　　　　 ４～６．託される物　　　　　 ←手がかりを残して死ぬ
:. :. :. :. :. :. '　　　　　　 　 　 　 　 　 V/__,､､v〉､ヽ`V/,／:.}:.:.:.:.:.:.￣￣:.} }z}｣
:. :. :. :. :. :.'　　　 　 　 　 　 　 　 　 ,ｲ}_{-{/{-_-{/{＞''~:.:.:.,':.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.j jﾆ=-_　　　　　　　　　　　　　 ７～９．乱戦にもつれ込み離れ離れに　←その後の展開次第で死ぬ
:. :. :. :. :../{　　　　　　　　　　　 ／／.{:.:.￣~~~/v〉:.:.:.:.:.:./:／:.:.:.:.:.:.:.:.:.//ニﾆ=-_
:. :. :. :. /...{　　　　　 　 　 　 ／／ .／ﾍ:.:.:.:.:.:/:.:.:＼＼__,/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ｲｱニニニ=-_　　　　 　 　 　 　　 　 １０．必殺の強弓　　　　　←「・・・・・・」
:. :. :. :..′ {　　　　　　　　／／ .／　　i{',:.:.:./:.:.:.:.:.:.:v〉⌒〕iト:..公／ｲニニニニニ=-.._
:. :. :. :.′...{　　　 　 　 ／／ .／　　　 j{:.:'，:.:.:.:.:.:.:.:.:.v〉ニニﾆﾟ'+'-＼ニニニﾆハ　 　 ｀ヽ
:. :. :. :′.....　　　 　 ／／ .／　　　　　 {:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:} }ニニニﾆﾆ=-＼={⌒V+''}i　 ⌒メ
:. :. :..′.......|　 　 ／／ .／　　　　　　　 ﾟ'+､`ー---‐'',ﾉニニニニニ=--＼寸_,ノ'´⌒~V.冫
:. :. :.{............|　.／／ .／　 　 　 　 　 　 　 　 ｀¨¨~＼ニニニニニニニニニ＼...} V/:.:.:.:.V/
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　　　　　　　　／:::::::{' く　L　　　　　　　　　　　　　　　　┐}::::(￣⌒　　　　　⌒)
　　 ｰ---:::.....二二ﾆ＼　　　　　　　　　　==　 　 　 　 /´./ｰ一 　　　　　　　 「
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　　　　　　⌒ｱ:::::／: :/: : :|ニニニニ二} | {ニニﾆﾆ/￣＼
　　 　 　 　 /::／: : :/ : : : |＼ニニニニ} | {二二／|_＞＜.＼
　　　　 ／￣: /: : : : : : : : |ﾆﾆ`'＜ニニ} | {こニﾆﾆ|_＞＜_＞＼
.

　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 __
　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ,r.''.三三ﾆヽ
　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ,'ニ三三三ﾆ.i
　　　　　　　　　　　　　　　　i三三三三三{
　　　　　　　　　　　　　　　　l三三三三三}　　　　　　まだだ、全力の追手（精鋭空行騎兵）が掛かったりしてるけど
　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 `、三三三ﾆ.j
　　　　　　　　　　　　　　　　　j三三三ﾐ,.'　　　　　　　このくらいではさすがに王気など・・・・・
　　 　 　 　 　 　 　 ＿　 _, , .ｲﾆ三三三L
　　　　　　 　 　 ,.'´三.￣ﾆ三三三三三ﾆミ　､
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　　　　　　 　 　 　 `'.　.',ﾐ三三三三三三三三三三ミl　 `　､ニ三ﾐ＼











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　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＞..:´: : : : : : ＼: : : : : : ヽ: : : : :ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　,.ｲ: : : : : : : : : : :_: :＼: : : : : } : : : : : }
　　　　　　　　　　　　　　 　,}': :/: :／: : : ＞´ 　 ｀　　_:}: }:/: :/:.ノヽ
　　　　　　　　　　　 　 　 ,.ｲ: :/／,.:彡´}' 　 　 　 　 Y{´¨ﾍ´　｀Ⅶ:.}
　　　　　　　　　　　　 　 .{彡´: , :彡´:ノ .:}　 　 　 　 {:{　　}'　 　.}: :}　　　　　　　　　　　　　　　　望むところだ！
　　　　　 　 　 　 　 　 　 {:,: : : : : : : }'　 /　　　　　 ｀寸　　　　 .{:ﾐ:.、
　　　　　　　　　　 　 　_／: : : 彡´:ﾀ　　´￣｀ヽ.、　　 }　　　　___寸ﾉ
　　　　　　　 　 　 　 /:.:.彡´:/｀寸:} 　 　 　.<　fj｀ﾏｰ< }　_ ,.<´　/:}'　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　【1D10:10】
. 　 　 　 　　　　　　 {': : : : :.:{　　{:,'　　　　　 ｀ー≦: : :.　{>.- '　.{'ﾀ
　　　　　　　　　　Y´/: : : : : {　〈　　{、　　　　　〈: : : : :.　', 　 　 }'　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　１～５．州を挙げて乱を起こそうなど！
. 　__＿r.,____＿r.,..j:/: : :彡´: :ヽ　|　 ヽ　　 　 　 {: , -: :.{__j　　,ｲ,
　 : : : ::} }:: : : :::} }:寸_: : : : : : : :}-|　　 }　　　 　 　 ｰ　 /´　　.:'} } ＞r.,　　　　　　　　　　　　　　　　 　６～９．彼女を狙ったなら、沖州侯への敵意間違いなし
　 : : : ::} }:: : : :::} }:: : ｀ヽ}/: ::ル’.℡、　　　　 {　r―－ .、　　/:} } : : :} } ＞r.、
　 : : : ::} }:: : : :::} }:: : : : :}'´{:{＼寸℡＼ 　 　 　 {_:=≦Ⅳ 　 /: :} } : : :} } : : :} } ＞ r.、　　　　　　　　　　　１０．かわいい留留を狙うとかころちゅ
　 : : : ::} }:: : : :::} }:: : : : : : :{:{　 }、寸℡＼　　　　 ｰzzz　　/: : :} } : : :} } : : :} } : : : } } ＞ r.,　　　　　　　　　　　　　　　　　※幼名的な
　 : : : ::} }:: : : :::} }::: : : : : ∧∨ . 　　寸℡＼　　　　　　　}':::: : :} } : : :} } : : :} } : : : } } : : ::} }ﾕ、
　 : : : ::} }:: : : :::} }::＞＜ニニニ、 　 　.寸℡＼、＿＿ ノ ＞＜: : : : //: : ://: : : ://: : : //ニ}
　 : : : ::} }＞＜ニニニニニニニ℡.、　　　　///　/ニニニニニニ＞＜ //: : : ://: : : //ニ/
　 : : : ::} }ニニニニニニニニニニﾆ℡.、 . ///.／ニニニニニニニニﾆ.! ! : : ://: : : //ニ∧
　 : : : ::} }ニニニニニニニニニニニニ ＞./＜ニニニニニニニニニニ| }: ::://: : : //ニニﾆ}　　【州師左将軍　備典】
　 : : : ::} }ニニニニニニニニニニニ ＞Y´_}:｀Y＜ ニニニニニニニニ | }::://: : : //ニニニ{
　 : : : ::} }ニニニニニニニニ　＞＜　 { { :::::::: } }　 ＞＜ニニニニニﾆ//:∧∨: //ニニニﾆ}
　 : : : ::} }ニニニニニニ＞＜　　　　　 人::::::ノノ　　　 　 ＞＜ニニﾆ//: : :∧∨/ニニニニ{
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　　　　　　　　　　　　　　 　　r‐--::.......／｀`::..､
　　　　　　　　　　　　　　　／::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
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　 　 ＜:::::::::::::::::::::: |:: |:::::::::::／￣￣|／￣　　　￣￣￣`' |::::::::::＼　　　　　　 tj､
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　　　　　　　　／::::::ヽ|／::::::|　 （:::::)　　　　　 　 （:::::) 　　}::::::「￣￣　　　　 /＾レ
　　　　　　＜::::::::::::::::::ヽ::::::::|ー─一　　　　　　ｰ─一 　 }:::::::＼　　　　　　-‐ァ､、
　　　　　　　　￣ｱ::::/⌒＼:{　　　 　 　 　 ''　　　　　　　 ,'_::::::::::::＼　　　　　 （_
　　　　　　　　／:::::::{' く　L　　　　　　　　　　　　　　　　┐}::::(￣⌒　　　　　⌒)
　　 ｰ---:::.....二二ﾆ＼　　　　　　　　　　==　 　 　 　 /´./ｰ一 　　　　　　　 「
　　　 ＼:::::::::::::::::::::::::/::｀¨ ＾ヽ　　　　　　 ^ 　 　 　 　 ｰ '　　　　　　　　　　　・
.　　　 　 ＼::::::::::::::::/::::／},ﾊ } ＼　　　　　　　　　　ｲ__
　　　 　　 /:::::::::::／イ:::::::_}ﾆ＼　 〕iト　 _______　イ　.}::::::＼
　　　　 　 ア::::::::::::::::___/: :|ニニ＼__________________／}:::::::::::::＞
　　　　　　⌒ｱ:::::／: :/: : :|ニニニニ二} | {ニニﾆﾆ/￣＼
　　 　 　 　 /::／: : :/ : : : |＼ニニニニ} | {二二／|_＞＜.＼
　　　　 ／￣: /: : : : : : : : |ﾆﾆ`'＜ニニ} | {こニﾆﾆ|_＞＜_＞＼

　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ､　　 (. i
　　　　　　　　　　　　　 　 　 _ ＞-‐``".~."''　,,ノ_,
　　　　　　　　　 　 　 　 -＝,-｀´ニ三三三三ﾆ.ヽ _
　　.＿　　　　　 　 　 　 　 i´ﾆ三三三三三三三ﾆヽｰ-
r.'"ﾆ三ﾐ￣~ミ'' -　-.､r.､.ノﾆ三三三三三三三三ミ.ヾ｀　　　 　 　 ,　-―-.､　　　　　　　まだだ、たかが沖州にかりちゅまをバラ撒いただけだ！
'、ニ三三三三三三三三三三三三三三三三三三ﾆ`´h―.'｀ '' ´ﾆ三三三.}
.`、ﾆ三三三三三ﾐ._,､, -‐ノﾆ三三三三三三三三三三三三三三三三三ﾐ/
　.＼ﾆ三三三三ミー''　''ｰ''"ﾆ三三三三三三ミ.＝ﾆ-_ﾋ_三三三三三三,r'　　　　　　　　殺伐とした沖州の州府に颯爽と現れた
　　 .＼ニ三三三三三三三三三三三三三三三三三ﾐ´三三三三三／
　　　　 ＼ﾐ三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三ミ,.r"　　　　　　　　　　　幼い天使に癒しを求めただけだ・・・・！！
　　　　　　｀'',.三三三三三三三三三三三三三三三三三三,.r .´
　　　　　　　 ',.三三三三三三三三三三三三三三三ﾆ_, r ´
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　　　　　 　 　 .,'ﾆ三三三三三三三三三三三三三ミ＼





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||　||　||　||::|:|=||=||=||=||:|ｰ┬ｰ┬ｰ..`}､ -‐'{,｡o≦ニニニ≧. ┬ｰ┬ｰ┬ｰ┬..ゝ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿__,ノ
||=:||=:|l＝|::|:| :|| :|| :||_,||:|;:;: ;:;: ;:;: ;:;: ;:..,ィi≦ニ| |ニニニニ〈ｰ┼ｰ┼ｰ┼ｰ┼ｰ┼ｰ┼ｰ┼ｒ─‐┴┴──=ﾐ.┼ｰ┼ｰ
||　||　||　||::|:| :||_,||=||¨||:|:;:;:; :; :;..ィi〔ニニニニ! !ニニニﾆ=‐..┼ｰ┼ｰ┼ｰ┼ｰ┼ｰ┼ｰ┼|￣|￣￣￣￣￣|ﾞ┼ｰ┼ｰ
||　||　||_,,||::|:|=||¨|| :|| :||:|ｰ┼:; :;:ζ‐=ニニﾆﾆ: |ニニニニニ〕iト､.┼ｰ┼ｰ┼ｰ┼ｰ┼ｰ┼`¨¨~丁¨二¨¨¨´ｰ┼ｰ┼ｰ
||_,,||=:||'´||::|:| :|| :||_,||=||:|ｰ┼ｰ┼.ﾏニニニニ〈 |ニニニニニニﾆ=‐.ｰ┼ｰ┼ｰ┼ｰ┼‐: : :::::::::;:└‐┘::: :. ..ｰ┼ｰ┼‐-
||'´||　||　||::|:|_,||=||¨|| :||:|ｰ┼ｰ┼..ﾉニニニニ' '＜ニニニニニﾆﾆ=‐..┼ｰ┼ｰ┼ｰ┼ｰ┼: : : ::::┼ : : :ｰ┼ｰ┼ｰ┼‐-
||　||　||　||::|:|´|| :|| :|| :||:|ｰ┴ｰ┴..‐=ﾆﾆニ//⌒ヽ:}ニニニニニﾆﾆ=‐　 ｰ┴ｰ┴ｰ┴ｰ┴ｰ┴ｰ┴ｰ┴‐┴ｰ┴ｰ┴=ﾆ
||　||_,.||=:||::|:| :|| :|| _ ‐ ¨　:　:　:　:.‐=ﾆﾆニ{ {ニフ.ﾉニニニニニﾆﾆﾆ=‐....　.　.　.　.　.　.　.　.　.　.　:　:　:　:　: : : : : : : :
||=:||'´||　||::|:|　_ ‐¨:　:　:　:　:　:.　‐=ニニニ≧≦ニニニニニニニﾆﾆ=‐　　　..　.　.　.　　　　　　.　.　.　.　:　:　:　:　: : :
||　||　||　||_ ‐　:　:　:　:　:　:　　　ﾉ‐=}ニニ7´　 `ヽニニニニニニﾆﾆﾆ=‐　　　　　　　　　　　　　　　　 　 .　.　:　:　:　:
||　||　|| ‐¨　:　:　:　:　　__r‐r‐､ｲニﾆ}ニニ{ {ニﾆ} }ニニニニニニニﾆﾆ=‐　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 __,,..　--‐
||_ - ¨　:　:　:　:　　....／/ ./゛,ﾍ＼ﾆ/}ニニ＼マｿ.ﾉニニニニニニニニﾆ=‐.￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ＼
'　:　:　:　:.　.　.　　_..{ { :{　{! ﾉﾆ〈_,〉ヽ!ニニニ〕 〔ニニニニニニニニﾆﾆﾆ=‐　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 :　:　＼
:　:　:　:　:.　.__‐_‐_‐.ヽ}:ﾉr'゛:i:i:i:i:i:i:i} : }ニﾆﾆ/ ｨiヽヽニニニニニニニニﾆﾆ=‐　　　　　　 　 　 ..　.　.　.　.　:　:　:　:＼

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　【1D10:10】

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　１．おれは、しょうきにもどった

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ２～７．いい面構えの将だ・・・・戦いたいなぁ・・・・

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ８～９．羽ｸﾞｻｰ　羽ｸﾞｻｰ　羽ｸﾞｻｰ

　　　　　　　　　　　 　 　 　 　　　　　１０．留留じゃないかぁ・・・♪


――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――









.　 　 　 ／´￣￣　｀`'＜::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼:::＼::::＼
　 　 ／　　　　　 　 　 　 ヽ─‐ｧ::::::::::::::::::／::::::::::::::::::::／::::::/:::::::::::::}::::::::＼:/
　　/　　違　 お　 彼 　 　 }／--=ミ:::::::::::::::::::::/::::::／:::::::::/::::::::::::::::|:::::::::::::{
　　　　　う　 前　 女　　　 |::::::::::::::::::＼__:::::::::/::／:::::::::::::/::::::::::::::::::::::::::::::::{
　 |　 　 　 　 た 　は 　 　 |::::::::::::::／::::::{　::/:::::::::::::::::::::::::::f¨ｱ⌒〉 ::::::::::::: }
　 |　 　 　 　 ち　　　 　 　 |::::::::／/:::::::::ﾊ:/::::::::::／:::::::::::: ﾊ　./´}::::::::::∧:::}
─|　 　 　 　 と　　　　　　/:::::::::::/:::::::::/:::}:::::::／:::::::::::::／　L/　 }::::::::/　∨
＼:.　　　　　 は　　　　　/:::::::::::/:::::::::::::::::ﾊ:::::::::::::::::::::/　　　　　 }＼/
　　ヽ 　 　 　 　 　 　 　 ア:::::::/:::::::::}::::::/　}::::::: ∧:::/
.　 　 ＼　　　　 　　　／:::::::::/::::∧:::}:::/ ＼}::::::/　∨　　　　 ／
　　　／/＞----‐＜:::::/::::::::::: /　}: },:'　　 .}／､　　　　　 ／

　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ＼ー―‐――――.､
　　　　　　　　　　　　　　　　　 >:::::::::／:::::::::::／:::＼
　　　　　　　　　　　　　　　__／::::::／:::::::::::／:::::::::::::::＼_
　　　　　　　　　　　　　　　 ⌒ヽ---z::::／|:r'" |／|::::::r┴‐
　　　　　　　　　　　　　　 　 　 /:::::/／Ｔ..Ｔ 　 T..T:::::::＼
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 /:::::ｲi|　　￣　 l　￣i:i:｢ ￣　　　　　　　　　だいたいここまでで最右翼に躍り出てきたわけだ。
　　　　　　　　　　　 　 _　 -----r|∧　　　 _ _　　}:i:i＼
　　　　　　　　　　　　　⌒>:i:i:i:i:i:i:i|ニ＼＿＿＿.ノ￣￣
　　　　　　　　 　 　 　 ／:i:i:i:i:i:i:i／ヽﾆﾆ| l r―┤　　　　　　　　　　　　　　そしてなんやかんやあって、最後の決め手が↓だ
　　　　　　　　　　　　　⌒7:i:ｉ／.: .: |≧=┴＝≦.､
　　　　　　　　　 　 　 　 / イ. : . : : |ﾆニ/ﾆニﾆ| ∧
　　　　　　　　　　　　　　 .: .|.: .:.:.: .::ニﾆ|(_)oﾆ=| ∨ﾄ､　 　 　 ___
　　　　　　　　　　 　 　 /:: . |.: .: .: .::ニﾆ|ﾆニ|￣ ∧ ∧　　／<>|
　　　　　 　 　 　 　 　 /.: .:.:.|.: .: .: .::ニﾆ|ﾆニニﾆ∨ ∨ ／<>／
　　　　　　 　 　 　 .__/.: .: .:.:|.: .: .: :.ニﾆ.|(_)oﾆﾆﾆ∧ ／<>／
　　　　　　 　 　 ／.:∧.: .: .: |.: .: .:.::ﾆﾆﾆ|ニニニﾆ／<>／
　　　 　 　 　 ／.: .:/.: |.: .: .::| . : .: :=ﾆニ|ﾆニニニ_| ／∧∧
　　　　 　 .／.: .: :./.:.:.:|.: .: .::|.: .: .:..=ﾆ二|(_)o=ﾆニイ l. ∨∨＼
　　 　 ._／ .: .: .:./.: .: .: .､.: .｢.: .: .::｢ｒ]:|┌┐|--]l　| |/ ＼∧.∧∧
　　　 〈.: .: .: .: .: .: .: .: .: /.: .|.: .: .::≧ｲ|└┘|--]|__| |∧∧＼∨∨ ､
　　　　丶.: .: .: .: .: .: :／.: .: |.: .: :ﾆﾆ|lﾆﾆ|ﾆニ|ニﾆ　l∨∨∨|∧/|/
　　 　 　 ＼.: .: .: .: /.: .: .／ .: :.:=ニ|lﾆﾆ|ニﾆ|ﾆニ　|∧∧∧＼_/
　　　　　　　＼. :: /.: .: .::|.: .: .::ﾆﾆﾆ|lﾆﾆ|ﾆニ|ﾆニ　|∨∨∨∨V





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　　　　　　　　 }ヽ　　　　　　　　　　　　　　　　 ｲ
　　　　　　　　ﾉノ　　　　　　　　　　 　 　 　 ／/
　　　 　 　 ／/　　　　　　　jI斗‐======≦: 彳＿＿_
　　 　 　 /. : {　　　　/ ､／-‐===ミ: : : : : : :〃: ／_´
　　　　　乂: : ､　　へ!: : ＼‐-. :_: : :｀`～､、: : : : : : ｀`～､、
　　　　　　__＞=彳: :i!: : : : : : : : : ｀ヽ: : : : : : : : : : : : : :＼: :＼
　　　　 　⌒７／ ／i{: : : : : : : ､: : : : : ＼ : : : ＼: : : : : : : ＼:_:ヽ
　　　　　　 //:／. /}!: : : : : : :i |!: : : : : : : ＼ : : : ＼: : : : : : :.＼:｀丶
　　　　　／//. : :/ i!: : : : : : : !:|ヽ: : : : : : : : ∨/ : : ヽ: : : : : : : :＼: :.＼
　　　 ／／'!: : : ,!　i: : : : : : : :!,!　 ＼: : : : : : :∨/. : :∧: : : : : : : : :∨/,,!
　　.,.':／ //. : :/.!　|: : : : : :_:_,!-‐_,,..ｧ＼: : : : : ＼: : :/∧: : : ∨∧/}//
　 /./　 //. : / : !　i : : : : ﾞｰ/ﾆ''___＿i : 丶=‐-　 ＼: /∧: : :..∨∧{/　　　　　　　　　　　　――――憧れから今に至るとしても
　 !/　　!:i ! /. : : !__,,'; : :/. :,'笊r;:.:)_ノﾊ: : : ＼: : ￣ヽ='⌒ ､: : :∨/ヾ=‐
　 ヽ　　ヽ,!' : : : :ﾊ-‐‐､!: : ! 　 >''"` 　 '; : :i :!ヽ : : : i!´｀ヽ }: : : :} : : }!　　　　　　　　　　　　　　　　　　この先は本当に国を挙げた戦いになるかもしれない。
　　　　　/. : : : /. 笊:.7 }!: :|　　　　　 　 '; :,!ﾉ　}/､: ,!|_.〉　 ,!: : : j!: : :}!
　　　　 ,'. : : : /. : : :}/　 ､: i　　　　　　　 }/　　　 }:/ﾉ　 ／. : : /. : :/
　　　　 !:.:.:.:.:/.:､: : :〈 　 _ヾ＼__,　　　　ノ'　　 　 ﾉ' r=彳/. : :/.!: : :{　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ともすれば、沖州師の将兵、残らず死に絶えるほどの。
　 　 　 乂:.:.{:.:.:.:.ヽ∧ ヽ　　 ￣　　　　　　　　　　　　 j!'. :／. ,!ﾄ､:_:_:_:ノ
　　　　　　≧=‐‐‐ﾞ!∧　__ 　 .. -‐　　　　　　　　/　／.ィi{: : //
　　　　 　 　 　 　 ﾉノ ヽ ￣ -‐　　　　　　 　 ／ 　 　 　 }! i: {　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　それでもいいのかい？　沖州師への正規の配属ではない以上、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ﾉノ ﾄﾞ､
　　　　　　　　　　　　　　　､　　　_,,.. ｨｉ{　　　　　 ,､丶` -‐}/＼　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 君にその義務は無いんじゃないか？
　　　　　　　　　　　　　　 　 ￣　)ﾉ､　　　　,､丶`.i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:}}ﾆ=‐
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 く〈_ヽ　／／.i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ｲ!ニニニﾆ=‐
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　〉､ヽ/ /.i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:,､丶`!ニニニニニニニﾆ=‐
　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／.i:i:i} i　{:i:i:i:i:i:i:i,､丶`.i:i:i:i:i:}!ニニニニニニニニニニニ
　　　　　　　　　 　 　 　 　 ,.ィi/.r===只=ニﾌ`:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:/ニニニニニニニニニニニニ
　　　　　　　　　 　 　 ‐=ﾆニ/.i:iゝ=''/iヽ=彳‐､:i:i:i:i:i:i:i:i:i:/'ニニ二ニニニニニニニニニニ
　　　　　　　　 ‐=ﾆﾆﾆニニ/.i:〃/ /　! |￣ヽ　!:i:i:i:i:i:i:i/.;:;!ニニニニニニニニニニニニニ
　　 　 　 　 ‐=ﾆﾆﾆﾆニニ/.i:i:i| !'_/ 　.!_|　 / /.i:i:i:i:i:i/.;:;:;:!ﾆ=､(　　｀'{　　　Ｙ　　｀ヽニニニ
　　　　　 ‐=ﾆニニニﾆﾆ/.i:i:i:i:i| !　　 　 ／／.i:i:i:i:i:/.;:;:;:;:;!〃　 ｀ヽ　 〕iト　 i!　　　 {ニニニ








　　　　　　　　　　　　　-‐=ｧ アﾆ＝ミ
　　　　　　　　　　　／.::::::/／.:::::::::::::::.＼
　　　　　　　　　　/.:::::::::〃.::::: /.:::::::ﾄ､:::::.ヽ
　　　　　　　　　 :::::::::::::/.::::::::/.::::::::/　∨.:::|　　　　　　　　　　　　【1D10:10】
　　　　　　　　　 :::::::／.::::::|:/.:::::／ ‐- }/.: ｌ
　　　　　　　　　|:／ イ:::fhムrく| 弋J}ﾉ kjﾘ
　　　　　　　　　|:::::::: j 从／::::: | 　 　 　 ､　　　　　　　　　１～５．義務ならあります
　　　　　　　　　.::::::::::::::::::ﾄ-ﾍ::::| 　 　 　 .′
　　　　　　 　 /.:::::::::::|:::::::|≧ ':::| 　 ｀¨　ﾊ!　　　　　　　　　６～９．ここのみんなは、家族ですから
　　　　　　　/イ.::r─ﾍ:::::.＼]|ヾ〕≧=‐ ′
　　　　　 ／　 .::/＾＼ﾆ＼::::.＼||||{ニﾆﾆア　 　　　　　　　　　１０．熱烈歓迎
　　　　　　　 /./　　　＼__＼::::::.≧=─く{__
　　　　　　／./　／|　　　　} ＼:.＼ニﾆﾆ＼〕
　　　　 ／.:::∧/　 iｌ　　 }|∧ニﾑ:::::ヽニニニ}
　　 ─=彡;/　{　／===彡i:i:i}＼ }:::::j}≧=─ ﾄ､
　　　　　 /　　 　 　 　 /i:i:i/ /　i|:::从ニニニ/
　　　　　　　　 　 　 ／i:i:i/ く 　 i}ﾘ　 }≧=rくﾄ「ミx
　　　ノ/{　　　　r くi:i:i:i:i:'　　 ＼　　 　 　 i|　|/7V
　　⌒//≧=‐ く／ .∨/　　　　 }　　　 　 i| /{//
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　　　　　　　　　　　　　　　　　『月迷風影』を背景に脳内再生しながら

　　　　　　　　　　　　　　　　　　今夜の投下はここで終わりとします。



　　　　　　　　　　　　　　１０出してみろやオラッ！！！　　　→　　留留「ｳﾗｧｯ！」



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　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ＼ー―‐――――.､
　　　　　　　　　　　　　　　　　 >:::::::::／:::::::::::／:::＼
　　　　　　　　　　　　　　　__／::::::／:::::::::::／:::::::::::::::＼_
　　　　　　　　　　　　　　　 ⌒ヽ---z::::／|:r'" |／|::::::r┴‐
　　　　　　　　　　　　　　 　 　 /:::::/／Ｔ..Ｔ 　 T..T:::::::＼　　　　　　　　　この時点で、王気のルート確定演出が入ったわけだ
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 /:::::ｲi|　　￣　 l　￣i:i:｢ ￣
　　　　　　　　　　　 　 _　 -----r|∧　　　 _ _　　}:i:i＼　　　　　　　　　　ファンブル連打で留黄が死なない限り、彼女の登極が決った。
　　　　　　　　　　　　　⌒>:i:i:i:i:i:i:i|ニ＼＿＿＿.ノ￣￣
　　　　　　　　 　 　 　 ／:i:i:i:i:i:i:i／ヽﾆﾆ| l r―┤
　　　　　　　　　　　　　⌒7:i:ｉ／.: .: |≧=┴＝≦.､
　　　　　　　　　 　 　 　 / イ. : . : : |ﾆニ/ﾆニﾆ| ∧　　　　　　　　　　　　　伊憶、維盛の登極を推してくれていた人々には残念だったかもしれんが、
　　　　　　　　　　　　　　 .: .|.: .:.:.: .::ニﾆ|(_)oﾆ=| ∨ﾄ､　 　 　 ___
　　　　　　　　　　 　 　 /:: . |.: .: .: .::ニﾆ|ﾆニ|￣ ∧ ∧　　／<>|　　　　　　天運を引き込む力は間違いなく彼女が随一だった。
　　　　　 　 　 　 　 　 /.: .:.:.|.: .: .: .::ニﾆ|ﾆニニﾆ∨ ∨ ／<>／
　　　　　　 　 　 　 .__/.: .: .:.:|.: .: .: :.ニﾆ.|(_)oﾆﾆﾆ∧ ／<>／
　　　　　　 　 　 ／.:∧.: .: .: |.: .: .:.::ﾆﾆﾆ|ニニニﾆ／<>／
　　　 　 　 　 ／.: .:/.: |.: .: .::| . : .: :=ﾆニ|ﾆニニニ_| ／∧∧
　　　　 　 .／.: .: :./.:.:.:|.: .: .::|.: .: .:..=ﾆ二|(_)o=ﾆニイ l. ∨∨＼

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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　・カップリングについて



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　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ＼ー―‐――――.､
　　　　　　　　　　　　　　　　　 >:::::::::／:::::::::::／:::＼
　　　　　　　　　　　　　　　__／::::::／:::::::::::／:::::::::::::::＼_
　　　　　　　　　　　　　　　 ⌒ヽ---z::::／|:r'" |／|::::::r┴‐
　　　　　　　　　　　　　　 　 　 /:::::/／Ｔ..Ｔ 　 T..T:::::::＼
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 /:::::ｲi|　　￣　 l　￣i:i:｢ ￣　　　　　　　　　　ドタバタコメディコンビは
　　　　　　　　　　　 　 _　 -----r|∧　　　 _ _　　}:i:i＼
　　　　　　　　　　　　　⌒>:i:i:i:i:i:i:i|ニ＼＿＿＿.ノ￣￣　　　　　　　　　　　　使ってるうちに手に馴染んだ末に・・・・
　　　　　　　　 　 　 　 ／:i:i:i:i:i:i:i／ヽﾆﾆ| l r―┤
　　　　　　　　　　　　　⌒7:i:ｉ／.: .: |≧=┴＝≦.､
　　　　　　　　　 　 　 　 / イ. : . : : |ﾆニ/ﾆニﾆ| ∧
　　　　　　　　　　　　　　 .: .|.: .:.:.: .::ニﾆ|(_)oﾆ=| ∨ﾄ､　 　 　 ___
　　　　　　　　　　 　 　 /:: . |.: .: .: .::ニﾆ|ﾆニ|￣ ∧ ∧　　／<>|
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　　　　 　 .／.: .: :./.:.:.:|.: .: .::|.: .: .:..=ﾆ二|(_)o=ﾆニイ l. ∨∨＼
　　 　 ._／ .: .: .:./.: .: .: .､.: .｢.: .: .::｢ｒ]:|┌┐|--]l　| |/ ＼∧.∧∧
　　　 〈.: .: .: .: .: .: .: .: .: /.: .|.: .: .::≧ｲ|└┘|--]|__| |∧∧＼∨∨ ､
　　　　丶.: .: .: .: .: .: :／.: .: |.: .: :ﾆﾆ|lﾆﾆ|ﾆニ|ニﾆ　l∨∨∨|∧/|/
　　 　 　 ＼.: .: .: .: /.: .: .／ .: :.:=ニ|lﾆﾆ|ニﾆ|ﾆニ　|∧∧∧＼_/
　　　　　　　＼. :: /.: .: .::|.: .: .::ﾆﾆﾆ|lﾆﾆ|ﾆニ|ﾆニ　|∨∨∨∨V


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　　　　　　　 　 　 　 　 　 ＼(＼.:.ﾊー　｀¨⌒ .:'.:　 |_//(.: .: .: : )／.: .: .:.:〉
　　　　　　　　　　　　　　　　 ＼ /人:':.〈 　 　　　　　 ／＼ .: /.: .: .: .: .〈
　　　　　　　　　　　　　　　　　　(.(.: .:＞ ‐-　　　　／.:/.: .:.):/＿＿__:／　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 γ´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣｀ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＼.: .: .: :)> --/⌒|.:/.: .／⌒＼ .: .(┐　　　　　　　　　　　　　　【1D10:10】　　　　　　　　|　　　　　　　　　これと　　　　　　　 　 　 ＞
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　)￣￣ : .: /／￣￣＼.: .: .: .: .: /￣＼　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ゝ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿__,ノ
　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 〈:＼.:/／￣／ 　 　 　 ＼＿_／＼　　 ＼　　　　　　　１～７．残らいでか
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /⌒／| |　／　　　　　　　　　 　 ＼ ＼　／
　　　　　　　　　　　　　　　 _.､-''"　ﾆ/⌒V　　　　　　　　　　　　　　　 ￣］　　　　　　　　８～９．ごめんね
　　　　　　　　　　　　　　／／ニニ /|.:_.ノ　　　　　　　　　　 └┐　　　 /
　　　　　　　　　　 　 　,: ／ニニ／ ／/ 　 　 　 　 　 　 　 ／ ／／　　 |　　　　　　　　　 　１０．揺らめく恋情・乱れ爪
　　　　　　　　　　　　/ /ニﾆ.／　 (.: .:|　　　　／　　　　　/.／／　　　　|＼
　　　　　　　　　　 　 {　-ﾆ／ 　 　 )／　　 ／　　　　　　/__／　　　　　 |　 |
　　　　　　　　　　　　V_／ ／ 　 ／　　 ／　　　　　　　 |　　 　 　 　 　 |　 |
　　　　　　　　 　 ＿_／_／＿_／　　 ／　　　　　　　　　|　|　　　　　 　 |／
　　　 　 　 　 　 | ／＞''" 　/ 　　 ／ 　 　 　 　 　 　 　 |　|　　　　　 　 |
　　　　　　　　　〈／　　　__/　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 |　|　　　 　 　 /
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／／i:i}!i:i:i＼..、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 |!.i＼／＼,／...l
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 |..l{.....＼／..i!.....l
　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 |i!. 　 　　|..l!＼....i!......j!／|
　　　　　　　　　　　　　　 　 　 |i! 　 　 |i!　.-=≦|....、.....li!..／i!...二ニ=-
　　　　　　　　　　　　　　　 　 _|i! -=≦|i :::::::::::::::|....!＼...V!.....i!...!|、
　　　　　　　　 　 　　 　 　 ／＼::::::::::::::::::::::::::::::::|＼......!.:i!!.....i!...!|:.＼
　　　　　　　　　}＼／{／{／{ノヽ ＿＿:::::::::::::::::::|......＼!..i!l／!....!|::::二ニ=--
　　　　　 〈ｰ=≦::::::.:::::::::::::::::::::::::::::::／⌒:::::::::::::::::＼.....i!...i!......／i|:::::::::::::.＼
　　　　{ゝ-＼::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::￣⌒ア:::::::::::::.＼i!､i!／l!／:::::::::::::::::::....、
　　＿_乂;／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::イ＿_:::::::::::::.＼i!／::::::::::::::::::::::::::二ニ=--
　　＼::::/::/.:::::::::::;／wwwwwwwwﾍv:::::::::::::::::/⌒::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::-=≦
　　 ＿/.;/.:::/::／＿＿＿＿＿＿＿＿:::::::::::/ーｧ::::::::::::::::::::::::::-=≦　　　　|
　 ⌒７ィ:::／}/――――――――┐|:::::::::::／:!＼_::::-=≦　 -=≦ | 　 　 |
　　　「lij/|　　　寝　て　ま　す　　　:|.:|￣}￣}! :!　　　　| 　 　 l{　　!| 　 二ニニ=-　　　　　【1D10:10】
　 　r.ーl |＿＿＿＿＿＿_____________|.:|-- 、ｲ　!　　　　| ＿＿lr===| 　 　 |
　　 {!r'└――――'⌒ ―――――┘r'} l:::乂!　　　　|￣￣ l{　　!| 　 　 |　　　　　　　　１～５．寝てた
　　八lr_|　　　　　　　　　　　ー―― ､!___/＼「:!　　　　|__ 　 -=≦　 　 　二ニ=-　　　　 ６～９．全部聞いてた
　 ⌒７:::|　　　　　　　　　　　　 ＼i:i:i:i:{::::::.＼⌒!　　　　　　　　　　　　　　 |:.:.:.:) =3　　　 　 １０．―――――
　　 /ィ八　　　　　　　　　　　　　 }!:i:i:{:::::r　⌒二ニ=-.　　　　　　 　 　 　 |=≦　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 γ´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣｀ヽ
　　　　⌒≧ｓ｡　＿l;l;l;l;＿＿＿ .｡ｓ≦ ＼{　　　|　　　　　　　　　　 　 -=≦　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|　　　　　　　　　これだ　　　　　　　 　 　 ＞
　　　　　　　　|＿_|i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:|　　　 　 |_　　 　 　 -=≦乂乂__ノ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ゝ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿__,ノ
　　　　　　　　 乂乂￣ノ￣￣￣￣　　￣￣乂乂ゝ=ク　　　　　　 ￣
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＜￣ /　　　　_　　＞s。＞s。
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ／　 。-　/　　/　/　 ＼　　 i＼　　＼
　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ／　／　 ／.ﾞ　. /　_ﾞ＝┴┴i　 |　 ∨.　 |＞。
　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ／　／　 ／　_i　 ├ ─ ┘　　 ﾞ. ﾞ.| 　. ∨　|＞s.＼
.　　　　　　　　　　　　　　 /　 /　　 /　／.ﾞ|　 ﾘ　　　　　　　 ∨　 i　i　. |＼¨　 ik
　　　　　　　　　　　　　　/　 /　　 .j　/ ､　{　 |　　　　　　 　 / / / /.　/ 　 ＼..|ﾞ.|＼
　　　　　　　 　 　 　 　 /　　　　 ∧　i 　 ｀|　 |、ﾞ　 　 　 　 / / / /.　/　　　　.ﾞ|ﾞ.|　∧
　　　　　　　　　　　　　i　　　　　j　|ﾞ..|　／{　 {_,＞s。._ 　 /.＿/ / ／　_ ＿＿ﾞ」..|　/∧
　　　　　　　　　　 。イ　　 / 　 ｉ　∧ﾞﾚ' xﾆﾞ.　∀三ミx=.＼ﾞ　/_/＞・ ´ _,､_　　 }ﾞﾘ　ｉ　 |
　 　 　 　 　 　 ／　イ .!　 ｉ　　 | ﾞi　LY//　 ﾞ_´＿　 ヽiiX　　　　／ x≦三::ミx《_ﾘ!ﾞ |　 |
　　　　　　　／　 /　{　|　..|　 i. |　ﾞ. i 　 　 /　　　 ヽ　 Y 　 　 　 X彡'´＿_　 ヽ::}ﾞ| ﾞ| ﾞ.ﾘ　　　　　　　　　　　　　　 ＿}乂＼}乂{／乂{＿
ﾟ　　　　　／　.　/　　i　!　 |　 | ﾞ.　 ∧　　 ｉ　:三三　i　　　　　　　　 /　　　 Y　冫| ﾞ| ﾘ　　　　　　　　　　　　　　{乂＼i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ｉ／乂}
.　　　 Y　　　∨ｉ　　 |.∧　|　 |　.∨..∧　　､　　　　/ 　 　 　 i 　 　 |　三ミ　!　　。//_　　　　　　　　　　　　 ＿乂i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i乂＿
..　　　 |　＼　 ＼....　|./∧.L.._|＿..∨/._>　　 ー -　　　 　 　 　 　 　 、　　 ﾉ　　.ﾟ /　　Y　　　　　　　　　 ＿乂i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:乂＿
..　　　 | 　 . ＼ 　 　 ∨..∧ 　 　 　 ＼　　　　　　　　　　　　　　　　　 ﾞｰ　　 　 //　/　 }　　　　　　　　　　乂_i|Ⅵ/￣￣￣￣￣￣￣￣ :|__,ア´
..　　　 |　..　.　 ＼　　 ∨ └─ ＝ﾞ￣∧.　　　ﾟ　 　 　 　 /_＼　 　 　 　 。 　 /._　/. /./　　　　　　　　　　＿_〔|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿|〕＿＿
..　　　 |　　　 　 .. ＼ 　.＼ 　 マー─ ﾞ∧　 　..　.　 　 　 L:::::X　　 　 　 　 　 }　 》ﾞ /./　　　　　　　　　　 乂/＾V〈.　　 ＼_〕I〔_／ 　 　,〉V＾Vア´
..　　　 |　 ﾞ.　 ﾞ.　ﾞ.　∨＞　＼__, ヽﾞﾞ　／∧　　　　　　　 　 -　　　　　　　　　∧./ ﾞ/./　　　　　　　　　　 ＜i乂_{ｉ:ｉ≧=≦／⌒＼≧=≦ｉ:ｉ},ノi＞
　　 　 乂　　　∨//∧。＜￣＿　　　　　_|　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ∧　. /./　　　　　　　　　　　　 ._乂i:| ￣￣　 　 　 　 　￣￣ |i:乂
　　　　　 ∨ﾞ.　 ∨//∧ー・´　　＿　　 く　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ∧　> ﾞく ＿＿　　　　　　　　　 '⌒7!ｉ{　 　 　 　 　 　 　 　___)i:}i:く⌒
　　　　　　 ＼...　∨//∧ー・´　 ＼ ￣　ｉ＞s。　　　　　　　　　　　　　 ／＼/ /ハ＿_　　)　　　　　　　　　 ./イ乂U 　 　 　 　 　 　　)i:ノi:トゝ
　　　　　 。＜.＼　＼＼ ＼＿,。・ﾟ / ∧ ﾟ・＜j　　　　　　 ┌.─ ─_＜ ＼. / //　 }　/　/　　　　　　　　　　 ／⌒i≧=--- '''''' ---=≦i⌒＼
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＜＼　.　＼　＼　＼＿＿。＜￣_, /.::::::::: :.＼　.ﾘ　 　 /　　 　 }　{　　　>　/// 　 /.ﾞ /　　　　　　　　　　　{-=ニニニﾆ=-／-=ニニニニﾆ=-.}!
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ＿＿＿＿_
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 r ......................................＼―‐ ﾐ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 |......|......l|........ヽ .................丶.......＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 /..|......ｌ......l{............ｌ............＼.......＼......＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 /...八.......... l ＼.......､................l.......................＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 /......./ ＼......|　　＼....＼..........|....|.......ｌ...............＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ／......./――＼|　 ―‐＼....＼|........|.......|...........ｌ￣
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／........../lr === ､　 　 r ===丶....|........ｌ.......|...........|　　　　　　　その後のｽﾞｷｭﾝﾊﾞｷｭﾝと逃走の連発に関しては
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ￣￣ /....| (......) 　 　 　 (.......)　) |.................＼.......＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/.......| ￣ ´ ﾉ 　　　￣￣ 　 |..../ ⌒ヽ...........丶
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 / ...／| 　 　 ｀　　　　　　　　 レ　ｌ ::}l |.............＼　　　　　　もうイッチの腹筋をひたすら殴り続けていたな…
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 / ／l.....ｌ　　　　　　　　　　　　　　　 ノ ﾉ...........丶
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ﾉ...∧　　　￣　　 　 　 　 　 ＿_／........＼...＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＜............. 、　　　　　 　 　 ､ヽ　ｌ ヽ.............＼丶
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ￣￣ l＼＿＿_　　≦　　／--l 、........＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ／ |-＼┬――‐　≦ ----|　＼..........＼

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　　　　　　 　 　 　 ＿__　　　　＿＿
　　　　　　　　,. ＜:::::::::::＼_／:::::::::::::＼
.　　　 　 　 ,:':::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾍ
　　　　 　 /::::斗　　　¨¨￣￣¨¨　　 -=ﾆ:',
　　　　　 j　　 　 _,......-ｧ-,r─--....　_　　 ∧
　　　 　 /斗:≦l:::::::;:=ミ { ＼ﾉ-ミ::::::::::::≧s｡,
.　　　 ,ｲ::::::::彡'{::::/ 　 　 　 　 　 ﾏ:ﾘ＜::::::::∧　　　　　　　　おやおや残念。
　 　 /; -ﾐ/　 -- 　ｆ^㍉　　 f^㍉　--　 ﾞﾏ=ミﾍ
.　　 {:{　 ,　　　'´　　 ｒ　　　　┐　 ｀'　 　 ',　 }∧
　 　 人 _{　　／ ,. - `ｰ､___ r‐' - ミｰ-､　 |_ノ:::::}　　　　　　　　それじゃあアンタたち二人はどうだい？
　　　|:::::::{ ／ ,メ､　　　　　　　　　,. ＼ 　 八::::::ﾘ
.　　八::::; ﾍ　　 　 ｀　ー──　 ´　　 　 人＞ ´
　　　／　 Y＞ .,　　　 　 　 　 　 　 ,. イ　　＼
　 ／　　　 ゝ, {: : :ﾆ=== ､-ｧ=ァ≦: } ノ　　　　＼
イ　　　　　 （__ ﾏ: : : :.＼___／: : : :./　)　　　　/ ∧
　　　　　　　　(　　, ー------=≦厂　　　 ヽ'　　∧
　　　　　　　　 ￣　ゝ-'^ ー ^ ー'　　　　　　 ﾞ,　　.∧







　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「「えっ・・・」」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ＿__
　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　-='^ｰ=x:....､　　　　　　　　　　 　 　 　 ⌒´^ヽ＼
　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ／.:::::::::::::::::/:|:::.ヽ　　　　　　　　　 　 　 ／. : : : : `: '- ､
　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 '.::::::::::::::::::::/.:::ﾄ､:::::}　　 　 　 　 　 .､＿_/. : : : : : : : /. : i :｀ヽ
　　　　　　　-‐===‐- .. ＿＿＿ ノ.::::::::::::::::::ムイ l）ﾙ′　　　　　　 　 .￣7. : : ／/ : /. : : j〉ヽ: }
　　　　　　　 ／´.::::::::::::::::::::::::::::::イ／.::::/.:::::::／{　　 }　　　　 　 　 　 　 ./:({: /. :/ イ-‐=彡. ://
-‐=ニニﾆ／.::::::::::::::::::::::::::::::::::::／.:::::::::::::::／＜ ﾘ＿ ′　　　 　 　 　 　 .ゝ､ 乂:(: {ヽ{(　 　 乂)ﾉ
‐-=ニニ/.:::::／.::::::::::::／.:::::::::::::::::::::::: -‐/厂｀∨ﾑ　　　　　　　　　　　　 ⌒ヽ)从　　　　　　/
　　　　 .::::::/.::::::::::::／.::::::::::::::::::::::: -=ﾆﾆ| L{}／}ﾆﾆﾕ　　　　　　　　　　　　　／ﾆ≧s｡r‐-
　　　 /.:／{:::::::::／/.::::::::::／,.:::／ニニﾆi| ／　 |ﾏﾆﾆ,　　　　　 　 　 　 　 ‐=ﾆニニﾆﾆ=‐
　 　 〃 　 |:::::/　/.::::::／　/／ニニニﾆｉﾄ　　　ﾘ|＼　'.　　　　　　 　 .‐=ﾆニニニニニニニﾆ=‐､
‐-　 ､　 　 :::/　 {::::::/ﾆﾆ/ニニニニﾆﾆｉ|i:i:＼/i |　 ＼}　　 　 　 〃ニニニニニニニニニニニニヽ
　　 　 ヽ 　 {　＿ヽ/ニニニニニニニﾆ/ }////,|　　　　　　 　 ./ニニニニニニニニニニニニニﾆ',
　　＼　　＼ニニニニニニニニニﾆﾆ,/　|V///,|　　 {　　　　 ./二二二ニニニニニニニニニニﾆﾆ',
　　　 ＼　　＼ニニニニニニニニニ/　 i} ∨/,∧　　　　　　./ニニニニニニニニニニニニニニﾆﾆ',
　　　　　＼　　＼ニニニニニニ=-‐　　∧__∨,/∧__/}　　....,'二二二ニニニニニニニニニニニニニ',
　　　 　 　 ｀ 　‐-=ニ=-──　 ´　　　/｀⌒^∨/,∧ ´|　 　 jニニニニニニニニニニニニニニニニﾆヽ
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　【1D10:8】

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　１～７．考えたこともなかった

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ８．留→

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ９．　 　 ←維

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　１０． 　→←





　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ＼ー―‐――――.､
　　　　　　　　　　　　　　　　　 >:::::::::／:::::::::::／:::＼
　　　　　　　　　　　　　　　__／::::::／:::::::::::／:::::::::::::::＼_
　　　　　　　　　　　　　　　 ⌒ヽ---z::::／|:r'" |／|::::::r┴‐
　　　　　　　　　　　　　　 　 　 /:::::/／Ｔ..Ｔ 　 T..T:::::::＼　　　　　　　　維盛と留黄に関しては、
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 /:::::ｲi|　　￣　 l　￣i:i:｢ ￣
　　　　　　　　　　　 　 _　 -----r|∧　　　 _ _　　}:i:i＼　　　　　　　　　↑で切っ掛けを作った直後からの
　　　　　　　　　　　　　⌒>:i:i:i:i:i:i:i|ニ＼＿＿＿.ノ￣￣
　　　　　　　　 　 　 　 ／:i:i:i:i:i:i:i／ヽﾆﾆ| l r―┤　　　　　　　　　　　　　　怒涛の絆の必殺攻撃三連打が全てだ。
　　　　　　　　　　　　　⌒7:i:ｉ／.: .: |≧=┴＝≦.､
　　　　　　　　　 　 　 　 / イ. : . : : |ﾆニ/ﾆニﾆ| ∧
　　　　　　　　　　　　　　 .: .|.: .:.:.: .::ニﾆ|(_)oﾆ=| ∨ﾄ､　 　 　 ___
　　　　　　　　　　 　 　 /:: . |.: .: .: .::ニﾆ|ﾆニ|￣ ∧ ∧　　／<>|　　　　　　有能かつ絆を結んだ王配を掴む天運に巻き込まれたとも、
　　　　　 　 　 　 　 　 /.: .:.:.|.: .: .: .::ニﾆ|ﾆニニﾆ∨ ∨ ／<>／
　　　　　　 　 　 　 .__/.: .: .:.:|.: .: .: :.ニﾆ.|(_)oﾆﾆﾆ∧ ／<>／　　　　　　　 　新しい世界で生きる目的を手に入れたとも取れるな。
　　　　　　 　 　 ／.:∧.: .: .: |.: .: .:.::ﾆﾆﾆ|ニニニﾆ／<>／
　　　 　 　 　 ／.: .:/.: |.: .: .::| . : .: :=ﾆニ|ﾆニニニ_| ／∧∧
　　　　 　 .／.: .: :./.:.:.:|.: .: .::|.: .: .:..=ﾆ二|(_)o=ﾆニイ l. ∨∨＼
　　 　 ._／ .: .: .:./.: .: .: .､.: .｢.: .: .::｢ｒ]:|┌┐|--]l　| |/ ＼∧.∧∧
　　　 〈.: .: .: .: .: .: .: .: .: /.: .|.: .: .::≧ｲ|└┘|--]|__| |∧∧＼∨∨ ､
　　　　丶.: .: .: .: .: .: :／.: .: |.: .: :ﾆﾆ|lﾆﾆ|ﾆニ|ニﾆ　l∨∨∨|∧/|/
　　 　 　 ＼.: .: .: .: /.: .: .／ .: :.:=ニ|lﾆﾆ|ニﾆ|ﾆニ　|∧∧∧＼_/
　　　　　　　＼. :: /.: .: .::|.: .: .::ﾆﾆﾆ|lﾆﾆ|ﾆニ|ﾆニ　|∨∨∨∨V

　　　　　　　　　　 ,..―--､__
　　　　　　　　 　 /:.:., ー-､__≧=-'
　　　　　　　　　　!:/:.￣:.:.:.:.:.￣:.:.ー.､
　　　　　　　 ,.==:':.:.:.:.:..:.:.--､:.:.:.:.ヽ:.:.:｀ー-':.,!
　　　　　　_ｨ':.:.:.:.:,イ:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ:.:.:.:.:.￣:ヽ__ノ:､
.　　 　 　 ,.:´.:.:.:./-.i:.:.:.:.ﾐx:.:.:.:.:＼_,＝=.､:.:.:.:.:.ミx､_,ｨi
　　　 　 /:./:.:.:/ 　 Ⅵ:.:.:l^ヽ_:.:.:.:.:.:.:.:.:.::.l_:.:.:.:.､:ヽ￣
　　　　　ﾚ1:.:.:,!.-=ﾆⅥ:.:.!　,ｨﾆ=- ､_.:.:.:.:.:ヽ:.:ﾚ:ﾉ　　　　　あと、想いを伝えあうシーンで
　　　　　 /:.:.:k=r==,=ﾏ:.ﾑ　=r==,==}:ヽ:.:.:.:}:.:.ｲ
　　 　 　 !:.:.i:.ﾍ l::::::l　ヽ:.:ﾑ　l::::::l　 l:.:/ヽ:ﾉ:.i､{_,　　　　　　狛犬みたく花火を背景イメージに入れようとしたけど
　　　　　 ＼}ヽ_{.￣　　｀=､ヽ_￣ 　 ﾚ' _ノ:.::ﾉ⌒´
　　　 　 　 　 八　　　　　　ヽ}　　　,.ｲ⌒^´　　　　　　　　　縁起が悪いのと時間がかかるので止めたんだとさ
　　　　　　 　 　 ヽ　　　-- 　　　／:ﾄﾐx､_,
　　　　　　　　　-ﾆ::＞｡...._....｡＜〔{ノ__ ￣
　　　　　　　　 _,...zi≦ﾆ{二><二}ﾐﾆﾆﾆ≧==-.､
　　　　　　,ｨﾆﾆﾆﾆﾆニ/i:i:ﾌ^ヽ:i:/ﾍニ,=ミ,-､ニﾑ
　　 　 　 /ﾆﾆﾆﾆ,.=ミ/　!:iヽ,ｲ:i/　 ∨r=,-､ .}ﾆﾆﾑ
.　 　 　 /ﾆﾆﾆニl.(　)}=､,:i_:i:i:,=',--=ゝヽ{ノ^ )ﾆﾆ=ﾑ
　　　　,.ﾆﾆﾆﾆニ>==ﾍ_ﾉ__ヽ＿ﾉ≧=≧ir=,r'_ヽﾆﾆﾆﾑ









　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ＼ー―‐――――.､
　　　　　　　　　　　　　　　　　 >:::::::::／:::::::::::／:::＼
　　　　　　　　　　　　　　　__／::::::／:::::::::::／:::::::::::::::＼_
　　　　　　　　　　　　　　　 ⌒ヽ---z::::／|:r'" |／|::::::r┴‐
　　　　　　　　　　　　　　 　 　 /:::::/／Ｔ..Ｔ 　 T..T:::::::＼
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 /:::::ｲi|　　￣　 l　￣i:i:｢ ￣　　　　　　　　　　　　「十二国記だから」
　　　　　　　　　　　 　 _　 -----r|∧　　　 _ _　　}:i:i＼
　　　　　　　　　　　　　⌒>:i:i:i:i:i:i:i|ニ＼＿＿＿.ノ￣￣　　　　　　　　　　　　　で全ての邪悪が許されるわけではないと
　　　　　　　　 　 　 　 ／:i:i:i:i:i:i:i／ヽﾆﾆ| l r―┤
　　　　　　　　　　　　　⌒7:i:ｉ／.: .: |≧=┴＝≦.､　　　　　　　　　　　　　　　　 ブレーキを踏んだのだ。
　　　　　　　　　 　 　 　 / イ. : . : : |ﾆニ/ﾆニﾆ| ∧
　　　　　　　　　　　　　　 .: .|.: .:.:.: .::ニﾆ|(_)oﾆ=| ∨ﾄ､　 　 　 ___
　　　　　　　　　　 　 　 /:: . |.: .: .: .::ニﾆ|ﾆニ|￣ ∧ ∧　　／<>|
　　　　　 　 　 　 　 　 /.: .:.:.|.: .: .: .::ニﾆ|ﾆニニﾆ∨ ∨ ／<>／
　　　　　　 　 　 　 .__/.: .: .:.:|.: .: .: :.ニﾆ.|(_)oﾆﾆﾆ∧ ／<>／
　　　　　　 　 　 ／.:∧.: .: .: |.: .: .:.::ﾆﾆﾆ|ニニニﾆ／<>／
　　　 　 　 　 ／.: .:/.: |.: .: .::| . : .: :=ﾆニ|ﾆニニニ_| ／∧∧
　　　　 　 .／.: .: :./.:.:.:|.: .: .::|.: .: .:..=ﾆ二|(_)o=ﾆニイ l. ∨∨＼

∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　・妖魔ギミックについて



∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬


　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ＼ー―‐――――.､
　　　　　　　　　　　　　　　　　 >:::::::::／:::::::::::／:::＼
　　　　　　　　　　　　　　　__／::::::／:::::::::::／:::::::::::::::＼_　　　　　　　　　　・　モンハンはじめ怪物の素材は鉄板や！
　　　　　　　　　　　　　　　 ⌒ヽ---z::::／|:r'" |／|::::::r┴‐
　　　　　　　　　　　　　　 　 　 /:::::/／Ｔ..Ｔ 　 T..T:::::::＼　　　　　　　　　 → でも十二国記では一部例外除いて出んな？
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 /:::::ｲi|　　￣　 l　￣i:i:｢ ￣
　　　　　　　　　　　 　 _　 -----r|∧　　　 _ _　　}:i:i＼　　　　　　　　　　 → 先代の王が妖魔狩りで黄海で頓死・・・せや！
　　　　　　　　　　　　　⌒>:i:i:i:i:i:i:i|ニ＼＿＿＿.ノ￣￣
　　　　　　　　 　 　 　 ／:i:i:i:i:i:i:i／ヽﾆﾆ| l r―┤
　　　　　　　　　　　　　⌒7:i:ｉ／.: .: |≧=┴＝≦.､
　　　　　　　　　 　 　 　 / イ. : . : : |ﾆニ/ﾆニﾆ| ∧　　　　　　　　　　　　　　　　あの時点で何者かの仕業で
　　　　　　　　　　　　　　 .: .|.: .:.:.: .::ニﾆ|(_)oﾆ=| ∨ﾄ､　 　 　 ___
　　　　　　　　　　 　 　 /:: . |.: .: .: .::ニﾆ|ﾆニ|￣ ∧ ∧　　／<>|　　　　　　　　　侵食されていることが確定した。
　　　　　 　 　 　 　 　 /.: .:.:.|.: .: .: .::ニﾆ|ﾆニニﾆ∨ ∨ ／<>／
　　　　　　 　 　 　 .__/.: .: .:.:|.: .: .: :.ニﾆ.|(_)oﾆﾆﾆ∧ ／<>／
　　　　　　 　 　 ／.:∧.: .: .: |.: .: .:.::ﾆﾆﾆ|ニニニﾆ／<>／
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　　　　 　 .／.: .: :./.:.:.:|.: .: .::|.: .: .:..=ﾆ二|(_)o=ﾆニイ l. ∨∨＼
　　 　 ._／ .: .: .:./.: .: .: .､.: .｢.: .: .::｢ｒ]:|┌┐|--]l　| |/ ＼∧.∧∧
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　_´=´::　::　::__ﾆ´三三三三三三三=／三三三|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　_　=／::　::　::_´＼三三三三三三三=／三三三三=|
　　　　　　　　　　　　　　　　　_　　　　　　　　　　＿　‐　‐=／::　::　.::/三三＼三三三三三三|゛三三三=＼ﾆ|
　　　　　　　　　　　　　　　　　ヾー、_　　_　=ﾆﾆ三三三=´::　::　::　/三三三ﾆ|　　　_＿　　　　ヾ三ﾆ＼=＼┘
　　　　　　　　　　　　　　　　　.|////=‐ー三三三三／::_　::　::　::/三三三三=|　._=三三=_　　　|三三=ゝ´
　　　　　　　　　　　　　　　　　|//////////////／:_／..|:　::　::/三三三三三|..（三三三=´　　　`￣゛゛
　　　　　　　　　　　　　　　　　|/////////////／￣　／::　::../三三三三三=|　..|=|
　　　　　　　　　　　　　　　　　ヾ////　／￣＼|　　　../::　::._///////_三三ﾆ|　　|ﾆ|
　　　　　　　　　　　　　　　　　.ゝ~_　/`.○.ノ　`　ー゛///////////_三三三三ﾆﾆﾆﾉ
　　　　　　　　　　　　　　　　_.ｒ´~r.)_‐　‐　‐、　|///////////////_////_三三ﾆ=‐‐_、
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　　　　　　　_　.-　　::　_　-'´　　|　＼r‐,rー`_　i＼///////////////////|三三三三三ﾆi
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　　　../::　／￣￣￣/ﾆ三三三三////＼|　i　:::ト、 |/////////////////_三==ﾆﾆ三三三三=＼
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　　　'"　　　　　　/三三三三三三三三＼￣/__／　_　`ﾆ////////////´`ﾆ三|　　　　　　　``ﾆ三三ﾆ＼
　　　　　　　　　./三三三三三三三三三`ﾆ＿_／_ﾆﾆ=__＼`/////////|　　　`=゛　　　　　　　　　|`二三三ﾆｒ
　　　　　　　　/=三三三三三三三三三===　i　/`￣`ヾヾヾヾヾヾヾヾヾ..　　　　　　　　　　　　　　.ゝ=三ﾆ三ヾ|
　　　　　　　/ﾆ三三三三三三三三=／　　　.|/　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　└,_iヾ‐ヾ￣ヾ|
　　　　　　/ﾆ三三三三三三三三／
　　　　　../三三三三三三三=／
　　　　　/三三三三三三三/　　　　　　　　　　　　発端は。山海経で朱厭について
　　　　　|三ﾆ三==三三三ﾆ|
　　　.r三/ﾆ三|/三三_|三三|　　　　　　　　　　　　　現れたら大戦を呼ぶという記述があったこと。
　　./三ﾆ|三ﾆ|三三三ﾆ|三=|
　　|三三|三ﾆ|三三|三_＼ﾆ|　　　　　　　　　　　　　　他にも何種類か同様の妖魔が記載されていたので
　　|三三|三ﾆ|三ﾆﾆ|_丶三ﾆ|
　　`＝＝三ニ三ﾆr‐|`‐|三ﾆ|　　　　　　　　　　　　　　それらを採用することに。
　　　`=i＼ﾆ＼|三ﾆヽ|三三ﾆ|
　　　　..＼＼三三三=="ヾヾ
　　　　.　　`'　"　ヾ'　'
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――



　　　　/　/　　ヽ　ﾍ.　!ﾚ' 〃／ ,. -‐',. -‐=Tj__,.| |川刀 〉}ﾍ r‐-’
.　　　/　/　　　　＼ }ｲ､// /.／,.　'´ 丶.._　 ｀丶ヾ￢､/　{　} ヽ
　　　'　 i 　 　 　 ,. ∧ Y '　´／ー‐---　 ￣二_ｰ _丶　ヽl　' _ ﾍ
　 　 ﾄ ｀!　　　／ / ヽ. ゞ‐'´　　　　　　　　_ ,＞' ´　　 　 i{//　｀′
.　　　ｔ　ﾍ_　/ 冫ﾊ ､　｀ー-＝__-―＿￣／　／　／　, ､ Ｖ
　　 　 ヽノ 7 ./ ｲ､ ヽ｀ｰ-__.._＿__二 - 7 .／/　 /〃 /|. !　',
　　　　　 ７ V′|＼ヽ.V´r.､ 〉 ,.-''´-―｀く 〈,　/ /i　ｉ　! j l. }
　　　　　/　Y 　 !ヽ ヽ{ f r'j/ｨ | 　 ヽｧﾁ=:､ヽヾ./ ｲ　し'/ ' /
　　　　 ﾉ　 .{　　 !､ ＼ﾍヾv./ｌ l　　　､ゞ:ン ヽ＼　ヽ-_'ｪ/ノ
　　 ,. 亠　‐-'､　　､ヽ rfカ} ｉ | |　　　 ＾￣　　　　　ｒ;ﾃメ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　原作で朱厭が強大な妖魔として扱われたのも説得力を増したと思う。
　／　　＿.　　ヽ　　,ヽ7{fj' l' | l　　　　 　 　 　 　 ヾｨ´
. f, '´￣　　｀ヽ　}　　V　rﾟ! |. ｌ |　　　　　　　　　 i　/
　ヽ　　　　 　 冫 　 /　 ｀! l ､! l　 　 　 　 ___　-┘'
　 　｀ ｰ--‐''´　厂￣｀ヽ |. !.｜|　　　 　 ヽ.ノ'／　　　　　　　← 襲われた人
　　　　　　　,.-┴―- ､.　l. lヽ! |＼　　 　 ,ｨ' l |
　　　　　　 ﾉ-――-- ､｀ l. l. | l ´ヽ ー ' ｌ l. | |
　　　　　／,. --―‐- ､　ヽl. !j j　fr/　　 ｌ |　! !
　　　 ／'´_,. -┬‐- ､　丶 ｀ｰく ヽ/　　　| l. j ,'
　　 /　,ィ{__,／ヽ-‐'{　＼　＼　ヽ ヽ　　　ｔ.ゞ/
　　'　/'´/' //〃//' ｀￣7ヽ　ヽ　ヽ ＼　　｀

　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ＼ー―‐――――.､
　　　　　　　　　　　　　　　　　 >:::::::::／:::::::::::／:::＼
　　　　　　　　　　　　　　　__／::::::／:::::::::::／:::::::::::::::＼_
　　　　　　　　　　　　　　　 ⌒ヽ---z::::／|:r'" |／|::::::r┴‐
　　　　　　　　　　　　　　 　 　 /:::::/／Ｔ..Ｔ 　 T..T:::::::＼　　　　　　　　少し前に発売された最新刊で
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 /:::::ｲi|　　￣　 l　￣i:i:｢ ￣
　　　　　　　　　　　 　 _　 -----r|∧　　　 _ _　　}:i:i＼　　　　　　　　　　人の魂を抜く妖魔が登場し
　　　　　　　　　　　　　⌒>:i:i:i:i:i:i:i|ニ＼＿＿＿.ノ￣￣
　　　　　　　　 　 　 　 ／:i:i:i:i:i:i:i／ヽﾆﾆ| l r―┤　　　　　　　　　　　　　ギミックとして暗躍したのもあって
　　　　　　　　　　　　　⌒7:i:ｉ／.: .: |≧=┴＝≦.､
　　　　　　　　　 　 　 　 / イ. : . : : |ﾆニ/ﾆニﾆ| ∧
　　　　　　　　　　　　　　 .: .|.: .:.:.: .::ニﾆ|(_)oﾆ=| ∨ﾄ､　 　 　 ___　　　　　”十二国記らしさ”を出せていたのではないか。
　　　　　　　　　　 　 　 /:: . |.: .: .: .::ニﾆ|ﾆニ|￣ ∧ ∧　　／<>|
　　　　　 　 　 　 　 　 /.: .:.:.|.: .: .: .::ニﾆ|ﾆニニﾆ∨ ∨ ／<>／　　　　　　　原作読者にそう思わせることができたなら幸いだ。
　　　　　　 　 　 　 .__/.: .: .:.:|.: .: .: :.ニﾆ.|(_)oﾆﾆﾆ∧ ／<>／
　　　　　　 　 　 ／.:∧.: .: .: |.: .: .:.::ﾆﾆﾆ|ニニニﾆ／<>／
　　　 　 　 　 ／.: .:/.: |.: .: .::| . : .: :=ﾆニ|ﾆニニニ_| ／∧∧
　　　　 　 .／.: .: :./.:.:.:|.: .: .::|.: .: .:..=ﾆ二|(_)o=ﾆニイ l. ∨∨＼
　　 　 ._／ .: .: .:./.: .: .: .､.: .｢.: .: .::｢ｒ]:|┌┐|--]l　| |/ ＼∧.∧∧
　　　 〈.: .: .: .: .: .: .: .: .: /.: .|.: .: .::≧ｲ|└┘|--]|__| |∧∧＼∨∨ ､
　　　　丶.: .: .: .: .: .: :／.: .: |.: .: :ﾆﾆ|lﾆﾆ|ﾆニ|ニﾆ　l∨∨∨|∧/|/
　　 　 　 ＼.: .: .: .: /.: .: .／ .: :.:=ニ|lﾆﾆ|ニﾆ|ﾆニ　|∧∧∧＼_/
　　　　　　　＼. :: /.: .: .::|.: .: .::ﾆﾆﾆ|lﾆﾆ|ﾆニ|ﾆニ　|∨∨∨∨V

∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　・ラスボス窮奇について



∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬


　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ＼ー―‐――――.､
　　　　　　　　　　　　　　　　　 >:::::::::／:::::::::::／:::＼
　　　　　　　　　　　　　　　__／::::::／:::::::::::／:::::::::::::::＼_
　　　　　　　　　　　　　　　 ⌒ヽ---z::::／|:r'" |／|::::::r┴‐
　　　　　　　　　　　　　　 　 　 /:::::/／Ｔ..Ｔ 　 T..T:::::::＼
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 /:::::ｲi|　　￣　 l　￣i:i:｢ ￣　　　　　　原作での窮奇がかませ役だったのが
　　　　　　　　　　　 　 _　 -----r|∧　　　 _ _　　}:i:i＼
　　　　　　　　　　　　　⌒>:i:i:i:i:i:i:i|ニ＼＿＿＿.ノ￣￣　　　　　　　四凶の一角としてあまりにも情けなかったため、
　　　　　　　　 　 　 　 ／:i:i:i:i:i:i:i／ヽﾆﾆ| l r―┤
　　　　　　　　　　　　　⌒7:i:ｉ／.: .: |≧=┴＝≦.､　　　　　　　　　　 饕餮に並ぶ強大な妖魔・窮奇（真）を採用した。
　　　　　　　　　 　 　 　 / イ. : . : : |ﾆニ/ﾆニﾆ| ∧
　　　　　　　　　　　　　　 .: .|.: .:.:.: .::ニﾆ|(_)oﾆ=| ∨ﾄ､　 　 　 ___
　　　　　　　　　　 　 　 /:: . |.: .: .: .::ニﾆ|ﾆニ|￣ ∧ ∧　　／<>|
　　　　　 　 　 　 　 　 /.: .:.:.|.: .: .: .::ニﾆ|ﾆニニﾆ∨ ∨ ／<>／　　　　　饕餮、窮奇ともに周代以前の存在だった可能性があるため
　　　　　　 　 　 　 .__/.: .: .:.:|.: .: .: :.ニﾆ.|(_)oﾆﾆﾆ∧ ／<>／
　　　　　　 　 　 ／.:∧.: .: .: |.: .: .:.::ﾆﾆﾆ|ニニニﾆ／<>／　　　　　　　　　十二国世界の開闢＝周王朝の成立と仮定し
　　　 　 　 　 ／.: .:/.: |.: .: .::| . : .: :=ﾆニ|ﾆニニニ_| ／∧∧
　　　　 　 .／.: .: :./.:.:.:|.: .: .::|.: .: .:..=ﾆ二|(_)o=ﾆニイ l. ∨∨＼　　　　　　　それ以前から存在する神格に近い妖魔と解釈した。
　　 　 ._／ .: .: .:./.: .: .: .､.: .｢.: .: .::｢ｒ]:|┌┐|--]l　| |/ ＼∧.∧∧
　　　 〈.: .: .: .: .: .: .: .: .: /.: .|.: .: .::≧ｲ|└┘|--]|__| |∧∧＼∨∨ ､
　　　　丶.: .: .: .: .: .: :／.: .: |.: .: :ﾆﾆ|lﾆﾆ|ﾆニ|ニﾆ　l∨∨∨|∧/|/
　　 　 　 ＼.: .: .: .: /.: .: .／ .: :.:=ニ|lﾆﾆ|ニﾆ|ﾆニ　|∧∧∧＼_/
　　　　　　　＼. :: /.: .: .::|.: .: .::ﾆﾆﾆ|lﾆﾆ|ﾆニ|ﾆニ　|∨∨∨∨V

　　　　　　　　原作で最強の妖魔として登場したのが饕餮。

　　　　　　　　姿を自在に変えるのは妖力甚大の証、とされていることから、

　　　　　　　　同格の窮奇もまた変幻自在にして妖力甚大、

　　　　　　　　人の言葉を理解し、人の世界に害為し滅ぼすことを志向する妖魔とした。



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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 r‐-:､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　_,r┴:; :; }_,r-､ ,,..,,,､
　　　　　　　　　　　　　 ∠｢ヽ　　　　　　　　　　　 　 　 ,/:; ;: :; :; :; :/:; :;{:; :;:ノr-､
　　　　　　　　　　 　 　 ∠| :: |　　　　　　　 ＿.., 　-─……:; :; :; :; ,rv'⌒＾＼':; :; :.
　　　　　　 　 　 　 {＼ｧ＜| ;: |　　　　 　 r':; =-:; :; :; :;:＜rフ :; :; :; :;} :: :: :: :: :: ｀ヽ:;}__
　　　　　　　　　 　 ＼ ー┘,丿　　 　 　 l{从{八{VＷＶｖノ⌒}‐┐:;八:: :: ::,r==ニ::}:; :;}
　　　　　　　　 　 　 　 ￣＼＼　　　　 　 j,/∨j八|　＜ ＿ノ jノ-=ﾐ:; ::ニ:;廴;: :;ノ:;:｀ヽ
　　　　　　　　 　 r─‐- ､　 ＼＼　　　 　 　 　 　 ,　 　 //| 　{:: ::_ノ｝⌒ :: ::; :: :: {〔:; :;:.　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿
　　　　　　　　　 └wwﾍ ;:.　　 }; ::}　　　　 　 　 　 ′　 ,//| 　 }l: :: :; ::; :; :ゝ-─:;:) ):; :;:｝　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／ ／}
　　　　　　　　　　　,vvノ:; :;:.　/:; /　　　　　　　　　 '　 ,/⌒|　/:; /ハ:ﾉ＼: ;:; :; ;:⌒ヽ:; :; }>　　 　r──- ､　　 　 　 　 　 ／ ／v｀ｖ､
　　　　 　 　 　 　 └─‐'＼;＼ /　 　 　 　 　 　 　 |　/　　:}　＜}＼{::;＼:;)ハ:: :; :; :; :: ;: ＞　　　｀VVlv>:: :;＼　　　　　　| :; :; :￣__ノ
　　　　　　　　　　　 　 　 　 ＼:＼　　　　　　　 　 ノ}　　 　｢{＞<}:: ::}ﾉ⌒}厂｀ヽ: ;;: :: ;; :; :＼　　　 lv／ ／＼; ＼　　 　 /: ;:/￣
　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 {:; :}:; :}　 　,}＼　　　　＞}　＜八:＼<}:: ﾉ＼,八__ ノ}:: :; :; :: :: ;:; :;}　　　く_／ 　 　 ＼: ＼　 /:; :/
　　　r── 、　　　　　　　　∨:; /　,／ :: : ＼ﾉl　｀>{_＜ﾉ::/ ＼:: ;: }厂}:;}⌒ヽ:;(_}:; :: ::; :; ;: :;ﾉ　　　 ／⌒ヽ __　　＼: ∨: ;/
　　 └wwﾍ:: ＼　　　　 　 　 {: ;:{∠ノ :; :; :: :: :ﾉ 　廴 :_,.／}⌒}ハ:; :∨;:人__ノ:;: ; ,. -＝ミ::/　　 ,／:: :: ::; :; :＼＞　 }:; }:: :{
　　　　,vvノ:: :; :;＼　　　　 　 ＼ :; ﾉ:; :: :{:: :: :::＼{: :: 八:; :;{　 {{　 }:; :;}/{:;{　}:; ;:; /:; ;; :; ;;: ＼_／;: ;:; :: :: :: :: :: ::＼ ,/ :/: :; :.
　　　└─'￣￣ヽ ;}　　　　　　 ／ :; :; ;人:: :: :: :: ＼:: :: }::人_,八_/::;/{_/:.／´￣{:: :: ;; ;: :; :;: ::＼;: :: :: :: ::}:; ::; :; :: :/: /＼:; ::＼
　　　　　　　　 　 | ;|　 　 　 　 ７ :; :;／　　＼:: :: :: :; :; :ﾉ. .　: . : :{:; :{: . :/:: :. ,;／: ;: /⌒ヽ:; :: :: ::};: :: :: ::/＼:: :: ;:/; /ー┴:; :; ;:.
　　　　　　　　 　 |: |　 　 　 ,／:; ／　　 　　{ ＼:: :: ／　／　,ノ八:: ;＼ :: ; :. {:: :; :: {　 :: ;} :: :; :; |:: :: ／　　 ＼:/ ;/ :: ;: :; :: ;: ::.}
.　　　 　 　 　 　 ﾉ: |＿＿／:: ／　 　 　 　 人:: :: :/厂 /:　厂/　: :＼: :;＼　人　: :; :.　./{:; :: :: ; |_／＼　　 　 {:: {─＝ミ:; :: ;:,′
.　　　　　　　 ／:; :ﾉ:: :: :; ::,／　　　　　 　/ 　　＼} }　 {　/　 {　,ノ ＼＼:: ;＼　＼ : . :;/∧ : :; :; :,　＼: ＼　　 ＼＼　　 ＼_/
　　　　　　　 {:: ::／´￣￣　　　　　　　 　 ⌒⌒´ﾉ　　 ∨　 / ｛: : ＼　　＼:; :＼ 　: . :; /∧ ; :. ;. :,　　＼ ;＼　　 ＼＼
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　　　　　　　　　　 ∥::::::ｉ:!:ｉ::.::::;:::::::::､::::.,＼.ヾ::::.､::::::::::::::::::::::.
　　　　　　　　　　 ;:::::::::::!:!从i!::!.:::::::::ヾ､:,'._ヾ.＼ｉ.ﾏ:::::::::ｉ:::::::::.
　　　　　　　　　　.::::::::ｉ:::ｉ:i!:| !:;ヾ;ﾏ::::::ﾄ.､`ｲ我ﾘ.ﾉ　ﾘ::::::i!ヽ:::::::.　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　そして、妖魔の皮を素材にして呪詛をばらまくという
　　　　　　　　　　;:::;､::ｉ:::|::!:ｉ ,ｚｚﾐ､＼::. ヾ.　¨　　　　|i!::|　ｉ:::::::::.
　　　　　　　　　　!/ ｷ:i!::!::ﾄ､' ,戎ｊ　 :`'　　　　　　　 ';.ｉﾘ /:::::::::::.　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　回りくどい手段を使う以上、
　　　　　　　　　 /　　!::!:i!ｒ:､　　　　　;　　　　　　　 ∥+ｲ:::::::::::::::.
　　　　　　　　　　　　 !:i!:i!:､ヽ　　　　｀　　　　　　　/　!:::::::::::::::::::::.　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　賢い人間の知恵を借りているほうが都合がいいと考え…
　　　　　　　　　　　　 ﾘ　i!:::::ﾍ　　　　 - _一　　　/　 :!:::::::::::::::::::::::.
　　　　　　　　　　　　　　 !::::::::::＼　　　　　　　.／　　_!､::.｡＝､:::::::::.
　　　　　　　　　　　　　　 !:::::::::::::::::≧s。　　／ィ: :￣ィ升　　 , ＞　￣ ｀Ｌ
　　　　　　　　　　　　　　 |::::::::::::::::::::::|: ::.｀/: : : :／　,　　.｡イ　　　　　　　_　｀　.、　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　キャラ安価の時点で神格系ラスボスのAA確定だった
　　　　　　　　　　　　　　 |::::::::::::γ ￣ ／': : ／,　' , イ　　　　 .｡s≦三三三≧s｡.、
　　　　　　　　　　　　　　_|::::::/｀´､ ＼': : : ／, ' ／　　 .｡､イ.ﾏ三三三三三三三ﾆﾐ､　　　　　　　　　　　　　　　　　　蛇ゆーちゃんにｼｭｰｯ！
　　　　　　　　　　　　／　　__　 ＼　_.ｊｔｓ=､ｲ　' .｡ ｾ升: :}.丶　寸三三三三三三三ﾆﾐ､
　　　　　　　　　　　/　　　　　_ﾆ／　　　／`＜-＝＝- ､}　{:.、 寸三三三三三三三三ﾐ｡
　　　　　　　　　　,ｨ≦ﾆ三三ア',.＼ _.／　 ､ 　 ＼三≧s｡.｀ヽ.＼　寸三三三三三三三三:.
　　　　　　　　 ／三三三ﾆｱ　/　/: :,ｨ:ｉ　 ｉ ヾ　　 ﾏ三三三≧.､.丶. ＼三三三三三三三ﾆ:.
　　　　　　　／三三三三/　 /　/｀ ´,.ｨ:　ヾ ､_;　　 ﾏ三三三三ﾐ､;.＼　＼三三三三三三三::.
　　　　　　/三三三三,ｨ/　　'　∥三三ﾊ　 ヽ　　　　ﾏ三三三三ﾐi!: : ＼　`s.三三三三三三ﾆ｡
　　　　　,.'三三三ﾆ／./　　　 ∥三三三ｉ　　　　　　 ｷ三三三三ﾐi!|: : ::.＼ 　`s.三三三三三ﾆ:.
　　　　 ,:三三三ア ,.ｲ'　/　　 .:;三三三ﾆ!　　　　　 ./｀三三三三ﾐ;i!: : : : : :` : .　 `s.三三三三ﾆ:.
　　　　;三三.ア' ／::/_./　　　::;三三三三三ﾆﾆﾆ＝'三三三三三ﾘ:ｉ: : : : : : : : : `ｓ.　 `s.三三三ﾆ:.
　　　 ;三三ｱ ／/: :ｉ三ｉ　　　:;:三三三三三三三三三三三三三/./ｉ: : : : : : : : : : : :`ｓ.　 ` ＜三三:.
　　　.三ア ／ﾆ/: ; :i!三＼＿i:!ﾆﾆ==ﾆ三三三三三三三三才 ´／: :!i: : : : : : : : : : : : : ::≧s。 ｀　＜::.
　　 ;ﾆｱ' .:'ﾆﾆ/: : ; : i三三ア´ .｡=== .､ ` s.三三三三三 イ.｡イ: : : : :!:!: : : : : : : : : : : : : : : : : |｀ -　_ ｀ヽ
　　 !/ .:'ﾆ才; : : : ; : :!三.ｱ ／: : : : : : : ｀: .｡ ＼三ﾆゞﾞﾟ.｡イ: : : : : : : : :! !: : : : : : : : : : : : : : : : ::!＾　ー＝- '
　　/_/イ 　 ; : : : :!: :ﾊソ' /: : : : : : : : : : : : : ＼ ｀.｡イ : : : : : : : : : : : : ﾊ!: : : : : : : : : : : : : : : : :i!　　　　ｆYiY
　　ｒ:ｉｒ:! 　 .; : : : : !: : :.ヽ/: : : : : : : : : : : : : : : : :´: : : : : : : : : : : : : : ::/　!: : : : : : : : : : : : : : : : : !　　　 ｷ:!ｷ!

　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ＼ー―‐――――.､
　　　　　　　　　　　　　　　　　 >:::::::::／:::::::::::／:::＼
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　　　　　　　　　　　　　　　 ⌒ヽ---z::::／|:r'" |／|::::::r┴‐
　　　　　　　　　　　　　　 　 　 /:::::/／Ｔ..Ｔ 　 T..T:::::::＼
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 /:::::ｲi|　　￣　 l　￣i:i:｢ ￣　　　　　　　　　結果として、万の軍を踏み潰し
　　　　　　　　　　　 　 _　 -----r|∧　　　 _ _　　}:i:i＼
　　　　　　　　　　　　　⌒>:i:i:i:i:i:i:i|ニ＼＿＿＿.ノ￣￣　　　　　　　　　　精鋭空行騎兵や歴戦の老将の一撃、
　　　　　　　　 　 　 　 ／:i:i:i:i:i:i:i／ヽﾆﾆ| l r―┤
　　　　　　　　　　　　　⌒7:i:ｉ／.: .: |≧=┴＝≦.､　　　　　　　　　　　　　 キャラ安価時から用意していた特殊演出、
　　　　　　　　　 　 　 　 / イ. : . : : |ﾆニ/ﾆニﾆ| ∧
　　　　　　　　　　　　　　 .: .|.: .:.:.: .::ニﾆ|(_)oﾆ=| ∨ﾄ､　 　 　 ___　　　　　　なぜか猛進撃を繰り返した北斗の意地の一撃と
　　　　　　　　　　 　 　 /:: . |.: .: .: .::ニﾆ|ﾆニ|￣ ∧ ∧　　／<>|
　　　　　 　 　 　 　 　 /.: .:.:.|.: .: .: .::ニﾆ|ﾆニニﾆ∨ ∨ ／<>／
　　　　　　 　 　 　 .__/.: .: .:.:|.: .: .: :.ニﾆ.|(_)oﾆﾆﾆ∧ ／<>／
　　　　　　 　 　 ／.:∧.: .: .: |.: .: .:.::ﾆﾆﾆ|ニニニﾆ／<>／　　　　　　　　数多の攻撃を受けてなお主人公たちの前に立ちふさがる
　　　 　 　 　 ／.: .:/.: |.: .: .::| . : .: :=ﾆニ|ﾆニニニ_| ／∧∧
　　　　 　 .／.: .: :./.:.:.:|.: .: .::|.: .: .:..=ﾆ二|(_)o=ﾆニイ l. ∨∨＼　　　　　　敵として十分な役割を果たしてくれたのではないだろうか。
　　 　 ._／ .: .: .:./.: .: .: .､.: .｢.: .: .::｢ｒ]:|┌┐|--]l　| |/ ＼∧.∧∧
　　　 〈.: .: .: .: .: .: .: .: .: /.: .|.: .: .::≧ｲ|└┘|--]|__| |∧∧＼∨∨ ､
　　　　丶.: .: .: .: .: .: :／.: .: |.: .: :ﾆﾆ|lﾆﾆ|ﾆニ|ニﾆ　l∨∨∨|∧/|/
　　 　 　 ＼.: .: .: .: /.: .: .／ .: :.:=ニ|lﾆﾆ|ニﾆ|ﾆニ　|∧∧∧＼_/
　　　　　　　＼. :: /.: .: .::|.: .: .::ﾆﾆﾆ|lﾆﾆ|ﾆニ|ﾆニ　|∨∨∨∨V





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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／　|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／　 r'
　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ,x='|　 ,ィ´ｭｘ´￣￣ｱ
　　　　　　　　　　　　　　 　 　 r'　ノ ∠ﾂ'´ ,ィ　,イ´
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 /　　,,斗ｪｯ二＿<＿
　　　　　　　　　　　　　　　　ム=ﾆ二ﾆ=ﾆ<　--.、 ｀フ｀ヽ,
　　　　　　　　　　　　　　　　　 ｀ヽ,r'´｀ヽ、>'ヽ _ ｀'<,￣---.、
　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ,斗-ﾍ : : : : : : : ',｀ヽﾂ＼---' 　 ,ｨ-ｭ、,_　　　　　　　　　　　　　　＿　,,　斗
　　　　　　　　　　　　　　　　 ／　_,,,,,入: : : : : : : ',: : : : : :>'´ ｀Y　　　 |　￣/｀　''　ー─── ''　´/　/　/　/
　　　　　　　　　　　　　　　 /　／　ノ: : }: : : : : : : :',,斗''´/|　 　|　　 　 ',￣´　/　/　/　/　/　/　/　/　/　/　　　　　　　　なお、この姿になってから
　　　　　　　　　　　　 　 　 | /　　（: : : :}: : : : : ,,イ　 　 /.ﾉ　　 |　　　　.|./　/　/　/　/　/　/　/　/　/　_,,
　　　　　　　　　　　　　　　 >‐ｭ._　 ＼:人　,,イ_,,ｪ斗‐''-'´｀ヽ .」　　　　ﾘ　 /　/　/　/　/　/　/　/,,ィ'"´　　　　　　　　　　国外で再起を図ったり
　　　　　　　　　　 　 　 　 └/｀ヽ｀ヽﾑ,ｘ／フﾆ--ｭ r'´）ノﾆ=-.、｀ー‐'´ヽ/　/　/　/　/　/　/,イ´
　　　　　　　　　　　　 　 　 r{:i:i:i:i:',　 /ﾆﾂ´i:i:i:i:i:i:/ .｀"　,ィﾆ=‐‐ｭ、.:.:.:.:.:.ﾊ /　/　/　/　/ ,／　　 ,斗ー'ｧ　　　　　　　　　　雲海をぶち抜いて直接王宮を落さなかったのは、
　　　　　　　　　　　　 　 　 |.:{i:i:i:i:i} . | .〈i:i:i:i:i:i:i:i/　　,イ　/.:.:.:.:.:.:.:.ヽ,.:.:.:.:.:.:}＿＿＿_,,斗''´　　, ＜　　,,ｲ
　　　　　　　　　 　 　 　 　 |.:｀＜,/ /｀〉 V_＞'´__,イ　,ィ´;;}:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|.:.:.:.:.:.:.',　　　　　　 ,, ＜　 ＞''"´
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 |.:.:ﾍ　 r'"7　　"´￣-ー'´: : ;;;;;|.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|.:.:.:.:.:.:.|　　　 ,, ＜　　＞´　　　　　　　　　　　　　　悠二の要素をほぼ捨てて、
　　　　　　　　　 　 　 ∧　ﾉ.:.:.:.〉./i:i/　,ｒ‐ｭ　　: : : : : : ;;;;;;|.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|.:.:.:.:.:.:.|　 , ＜　　,イ´
　 　 　 　 　 　 　 　 /　.∨_.:.:.ﾑ〈:i:〈　 弋ﾂ　 : : : : : : :;;;;;;;|.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|.:.:.:.:.:,. ＜　　 ,イ
　　　　　　　　　 　 /　　 　 ﾑ .>ﾍ:i:i:ﾏ　 .＿　: : : : : : :,ィ ﾘ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|.:.:, ＜　　　,イ
　 　 　 　 　 　 　 / ,＞'""´彡ﾍ_ﾉﾔi:i}　（　 ） : : : : _ノ 弋:.:.:.:.:.:.:.:.:.:少´　 　 .／　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　Ｉ　Ｑ　が　下　っ　た　か　ら　。
　　　　　　　　　ノv'　,,　' ´ﾆﾂr'〈　ﾍ_ﾉ　 ￣　 : : ,イ　　　｀ー‐ｧ／　　　,＞''
　　　　　 　 　 ,'　 ﾏ彡'´ｪｯ'´ |// ﾓﾕ ﾓﾕ 　　,ｲ´/　　　　　 r'´　　 ,イ´.:.:.:|＼
　　　　　　　　|　／|＿,,斗-‐'´〈 . . . . . . . . . /　/　　　　＞'´　　,ィ´ .|.:.:.:.:.:|＿＼
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>>2291
雲海をぶち抜いて王宮を直撃して
HPを十分残した状態で教経たちと対峙して、教経と蜜璃あたり相討ちで死んだんじゃないっすかね

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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　・結局のところ留留って……



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　　　　　　　　　　　　　　　 ⌒ヽ---z::::／|:r'" |／|::::::r┴‐
　　　　　　　　　　　　　　 　 　 /:::::/／Ｔ..Ｔ 　 T..T:::::::＼
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 /:::::ｲi|　　￣　 l　￣i:i:｢ ￣　　　　　　　　　留黄と維盛の王朝は
　　　　　　　　　　　 　 _　 -----r|∧　　　 _ _　　}:i:i＼
　　　　　　　　　　　　　⌒>:i:i:i:i:i:i:i|ニ＼＿＿＿.ノ￣￣　　　　　 　　　　　300年近くの長きにわたる大王朝となり、
　　　　　　　　 　 　 　 ／:i:i:i:i:i:i:i／ヽﾆﾆ| l r―┤
　　　　　　　　　　　　　⌒7:i:ｉ／.: .: |≧=┴＝≦.､　　　　　　　　　　　　　　ついに治世の間に国を乱すことはなかった。
　　　　　　　　　 　 　 　 / イ. : . : : |ﾆニ/ﾆニﾆ| ∧
　　　　　　　　　　　　　　 .: .|.: .:.:.: .::ニﾆ|(_)oﾆ=| ∨ﾄ､　 　 　 ___
　　　　　　　　　　 　 　 /:: . |.: .: .: .::ニﾆ|ﾆニ|￣ ∧ ∧　　／<>|　　　　　　ゆえに後の諡号を王ではなく、帝とされた。
　　　　　 　 　 　 　 　 /.: .:.:.|.: .: .: .::ニﾆ|ﾆニニﾆ∨ ∨ ／<>／
　　　　　　 　 　 　 .__/.: .: .:.:|.: .: .: :.ニﾆ.|(_)oﾆﾆﾆ∧ ／<>／
　　　　　　 　 　 ／.:∧.: .: .: |.: .: .:.::ﾆﾆﾆ|ニニニﾆ／<>／　　　　　　　　　　ここで語るべきは、それだけだ。
　　　 　 　 　 ／.: .:/.: |.: .: .::| . : .: :=ﾆニ|ﾆニニニ_| ／∧∧
　　　　 　 .／.: .: :./.:.:.:|.: .: .::|.: .: .:..=ﾆ二|(_)o=ﾆニイ l. ∨∨＼
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　　　 〈.: .: .: .: .: .: .: .: .: /.: .|.: .: .::≧ｲ|└┘|--]|__| |∧∧＼∨∨ ､
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今宵の語りはこのあたりまでとします。

もし他に気になることがありましたら、答えられる範囲でお答えします。

それではおやすみなさいまし。

　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ＼ー―‐――――.､ 　　　　　　　　　　　　　　　　　＞気になると言えば、他の麒麟役候補は誰だったんでしょうか
　　　　　　　　　　　　　　　　　 >:::::::::／:::::::::::／:::＼　　　　　　　　　　　　　　　　　　一人はIAかな？と思いますが
　　　　　　　　　　　　　　　__／::::::／:::::::::::／:::::::::::::::＼_
　　　　　　　　　　　　　　　 ⌒ヽ---z::::／|:r'" |／|::::::r┴‐
　　　　　　　　　　　　　　 　 　 /:::::/／Ｔ..Ｔ 　 T..T:::::::＼
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 /:::::ｲi|　　￣　 l　￣i:i:｢ ￣　　　　　　　　　　　　　　　　　音楽好きののんびり　→　けいおん！　の琴吹紬
　　　　　　　　　　　 　 _　 -----r|∧　　　 _ _　　}:i:i＼
　　　　　　　　　　　　　⌒>:i:i:i:i:i:i:i|ニ＼＿＿＿.ノ￣￣　　　　　　　　　　　　　　　　　　あどけなくて快活　 　→　知らんキャラだけどAA漁って候補に入れた子
　　　　　　　　 　 　 　 ／:i:i:i:i:i:i:i／ヽﾆﾆ| l r―┤　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 誰だったかは忘れた
　　　　　　　　　　　　　⌒7:i:ｉ／.: .: |≧=┴＝≦.､
　　　　　　　　　 　 　 　 / イ. : . : : |ﾆニ/ﾆニﾆ| ∧
　　　　　　　　　　　　　　 .: .|.: .:.:.: .::ニﾆ|(_)oﾆ=| ∨ﾄ､　 　 　 ___
　　　　　　　　　　 　 　 /:: . |.: .: .: .::ニﾆ|ﾆニ|￣ ∧ ∧　　／<>|
　　　　　 　 　 　 　 　 /.: .:.:.|.: .: .: .::ニﾆ|ﾆニニﾆ∨ ∨ ／<>／
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　　　 　 　 　 ／.: .:/.: |.: .: .::| . : .: :=ﾆニ|ﾆニニニ_| ／∧∧
　　　　 　 .／.: .: :./.:.:.:|.: .: .::|.: .: .:..=ﾆ二|(_)o=ﾆニイ l. ∨∨＼
　　 　 ._／ .: .: .:./.: .: .: .､.: .｢.: .: .::｢ｒ]:|┌┐|--]l　| |/ ＼∧.∧∧
　　　 〈.: .: .: .: .: .: .: .: .: /.: .|.: .: .::≧ｲ|└┘|--]|__| |∧∧＼∨∨ ､
　　　　丶.: .: .: .: .: .: :／.: .: |.: .: :ﾆﾆ|lﾆﾆ|ﾆニ|ニﾆ　l∨∨∨|∧/|/
　　 　 　 ＼.: .: .: .: /.: .: .／ .: :.:=ニ|lﾆﾆ|ニﾆ|ﾆニ　|∧∧∧＼_/
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　　　　　　　　　　　　　　　　＞　海客は平家しか登場しなかったけど、源氏を出す予定はなかったんですか？


　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ＼ー―‐――――.､
　　　　　　　　　　　　　　　　　 >:::::::::／:::::::::::／:::＼
　　　　　　　　　　　　　　　__／::::::／:::::::::::／:::::::::::::::＼_
　　　　　　　　　　　　　　　 ⌒ヽ---z::::／|:r'" |／|::::::r┴‐
　　　　　　　　　　　　　　 　 　 /:::::/／Ｔ..Ｔ 　 T..T:::::::＼
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 /:::::ｲi|　　￣　 l　￣i:i:｢ ￣　　　　　　　　　無かった。
　　　　　　　　　　　 　 _　 -----r|∧　　　 _ _　　}:i:i＼
　　　　　　　　　　　　　⌒>:i:i:i:i:i:i:i|ニ＼＿＿＿.ノ￣￣　　　　　　　　　　これは時期が1185年からの2年間ほどの間の話であり
　　　　　　　　 　 　 　 ／:i:i:i:i:i:i:i／ヽﾆﾆ| l r―┤
　　　　　　　　　　　　　⌒7:i:ｉ／.: .: |≧=┴＝≦.､　　　　　　　　　　　　　この間に行方不明になった源氏武者で
　　　　　　　　　 　 　 　 / イ. : . : : |ﾆニ/ﾆニﾆ| ∧
　　　　　　　　　　　　　　 .: .|.: .:.:.: .::ニﾆ|(_)oﾆ=| ∨ﾄ､　 　 　 ___　　　　　登場させられるだけのインスピレーションを持てなかったためだ。
　　　　　　　　　　 　 　 /:: . |.: .: .: .::ニﾆ|ﾆニ|￣ ∧ ∧　　／<>|
　　　　　 　 　 　 　 　 /.: .:.:.|.: .: .: .::ニﾆ|ﾆニニﾆ∨ ∨ ／<>／
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　　　 　 　 　 ／.: .:/.: |.: .: .::| . : .: :=ﾆニ|ﾆニニニ_| ／∧∧
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　　 　 ._／ .: .: .:./.: .: .: .､.: .｢.: .: .::｢ｒ]:|┌┐|--]l　| |/ ＼∧.∧∧
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　　　　丶.: .: .: .: .: .: :／.: .: |.: .: :ﾆﾆ|lﾆﾆ|ﾆニ|ニﾆ　l∨∨∨|∧/|/
　　 　 　 ＼.: .: .: .: /.: .: .／ .: :.:=ニ|lﾆﾆ|ニﾆ|ﾆニ　|∧∧∧＼_/
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＞　解説役の妖怪バリスタ返し

＞　2194 ： 名無しさん＠狐板 ： 2021/10/07(木) 21:30:01 ID:81i+hAP3
＞　人選がおかしくねw


　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ＼ー―‐――――.､
　　　　　　　　　　　　　　　　　 >:::::::::／:::::::::::／:::＼
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　　　　　　　　　　　　　　　 ⌒ヽ---z::::／|:r'" |／|::::::r┴‐
　　　　　　　　　　　　　　 　 　 /:::::/／Ｔ..Ｔ 　 T..T:::::::＼　　　　　　　　作中各所にちりばめられたネタからも
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 /:::::ｲi|　　￣　 l　￣i:i:｢ ￣
　　　　　　　　　　　 　 _　 -----r|∧　　　 _ _　　}:i:i＼　　　　　　　　　　>>1にとっていかに使いやすかったかが察せられるだろう…
　　　　　　　　　　　　　⌒>:i:i:i:i:i:i:i|ニ＼＿＿＿.ノ￣￣
　　　　　　　　 　 　 　 ／:i:i:i:i:i:i:i／ヽﾆﾆ| l r―┤
　　　　　　　　　　　　　⌒7:i:ｉ／.: .: |≧=┴＝≦.､
　　　　　　　　　 　 　 　 / イ. : . : : |ﾆニ/ﾆニﾆ| ∧
　　　　　　　　　　　　　　 .: .|.: .:.:.: .::ニﾆ|(_)oﾆ=| ∨ﾄ､　 　 　 ___
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　　　　　 　 　 　 　 　 /.: .:.:.|.: .: .: .::ニﾆ|ﾆニニﾆ∨ ∨ ／<>／
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　　　 　 　 　 ／.: .:/.: |.: .: .::| . : .: :=ﾆニ|ﾆニニニ_| ／∧∧
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　　 　 　 ＼.: .: .: .: /.: .: .／ .: :.:=ニ|lﾆﾆ|ニﾆ|ﾆニ　|∧∧∧＼_/
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　――まとめサイトより

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＞面白かった。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＞もっと見たかったけどここで終わった方が綺麗か




　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ＼ー―‐――――.､
　　　　　　　　　　　　　　　　　 >:::::::::／:::::::::::／:::＼
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　　　　　　　　　　　　　　　 ⌒ヽ---z::::／|:r'" |／|::::::r┴‐
　　　　　　　　　　　　　　 　 　 /:::::/／Ｔ..Ｔ 　 T..T:::::::＼　　　　　　　　　先にも述べた通り、国家運営をやりだすと
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 /:::::ｲi|　　￣　 l　￣i:i:｢ ￣
　　　　　　　　　　　 　 _　 -----r|∧　　　 _ _　　}:i:i＼　　　　　　　　　　 区切りどころがバッドエンドしか無くなり兼ねないのと、
　　　　　　　　　　　　　⌒>:i:i:i:i:i:i:i|ニ＼＿＿＿.ノ￣￣
　　　　　　　　 　 　 　 ／:i:i:i:i:i:i:i／ヽﾆﾆ| l r―┤
　　　　　　　　　　　　　⌒7:i:ｉ／.: .: |≧=┴＝≦.､　　　　　　　　　　　　　　>>1が農繁期に突入したためだ。
　　　　　　　　　 　 　 　 / イ. : . : : |ﾆニ/ﾆニﾆ| ∧
　　　　　　　　　　　　　　 .: .|.: .:.:.: .::ニﾆ|(_)oﾆ=| ∨ﾄ､　 　 　 ___　　　　　　リアル事情ゆえに、作中でも巻き気味に進めている部分がある。
　　　　　　　　　　 　 　 /:: . |.: .: .: .::ニﾆ|ﾆニ|￣ ∧ ∧　　／<>|
　　　　　 　 　 　 　 　 /.: .:.:.|.: .: .: .::ニﾆ|ﾆニニﾆ∨ ∨ ／<>／
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　　　 　 　 　 ／.: .:/.: |.: .: .::| . : .: :=ﾆニ|ﾆニニニ_| ／∧∧
　　　　 　 .／.: .: :./.:.:.:|.: .: .::|.: .: .:..=ﾆ二|(_)o=ﾆニイ l. ∨∨＼
　　 　 ._／ .: .: .:./.: .: .: .､.: .｢.: .: .::｢ｒ]:|┌┐|--]l　| |/ ＼∧.∧∧
　　　 〈.: .: .: .: .: .: .: .: .: /.: .|.: .: .::≧ｲ|└┘|--]|__| |∧∧＼∨∨ ､
　　　　丶.: .: .: .: .: .: :／.: .: |.: .: :ﾆﾆ|lﾆﾆ|ﾆニ|ニﾆ　l∨∨∨|∧/|/
　　 　 　 ＼.: .: .: .: /.: .: .／ .: :.:=ニ|lﾆﾆ|ニﾆ|ﾆニ　|∧∧∧＼_/
　　　　　　　＼. :: /.: .: .::|.: .: .::ﾆﾆﾆ|lﾆﾆ|ﾆニ|ﾆニ　|∨∨∨∨V

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　―――ついったより

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＞　完結お疲れさまでした
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＞　次も楽しみにしてます






ｌｌｌｌｌｌｌｌｌｌｌｌｌｌｌ! iｌｌｌｌｌｌｌｌｌｌﾂ''/ｌｌｌｌｌｌｌﾂ'"´　　　　 /ｌｌｌｌｌﾂ'　　　　　　　　　　 |ｌｌｌｌｌｌｌｌｌ! iｌｌｌｌｌｌｌｌ! iｌｌｌｌｌｌｌｌｌｌｌｌｌi　　　　　　　　,,.-''"￣｀ﾞヽ､
ｌｌｌｌｌｌｌｌｌｌｌｌｌｌ! iｌｌｌｌｌｌｌﾂ-=/ｌｌﾀ'"　　　　　　　/ｌｌｌﾂ'　　　　　　 __,,,,,,,,,,,,,,,,,|ｌｌｌｌｌｌｌﾂ|ｌｌｌｌｌｌｌｌｌｌ! iｌｌｌｌｌｌｌｌｌｌｌｌｌi　　　　　　／　　　　　　　 ヽ､
ｌｌｌｌｌｌｌｌｌｌｌｌｌ! iｌｌｌｌﾂ´　 ﾉ'"｀ﾞヾミﾐｬｭ､　　　/''"　　　 ,,,ｧｮ==""""´　　　|ｌｌｌｌﾂ ゝｌｌｌｌｌｌｌｌｌ! iｌｌｌｌｌｌｌｌｌｌｌｌｌｌi､　　　　/　　　　　　 　 　 　 ヽ
ｌｌｌｌｌｌｌｌｌｌｌｌｌ iﾂ´-､___´　　　　　 ｀ﾞﾞヾ　　'　　　　　''""´　　　　　　　　 |ｌ/　　ゝｌｌｌｌｌｌｌｌｌ! iｌｌｌｌｌｌｌｌｌｌｌｌｌｌｌi､　　 /　　　　　 　 　 　 　 　 ヽ
ｌｌｌｌｌｌｌｌｌｌｌｌﾂ｀ヾｬｮｭ､､,,__ ｀ﾞﾞﾞ‐-､　　　　　　　　　　　　_..-‐‐''二,,,,ｧｪ=‐'　　　〉ｌｌｌｌｌｌｌｌｌｌ! iｌｌｌｌｌｌｌｌｌｌｌｌｌｌｌｌｌi､.　ｌ　　　　　　　　 　 　 　　　|
ｌｌｌｌｌｌｌｌｌﾂゝ　ゝ､_`ﾞﾞﾞ禊巡靜ｬｭ､_`､　　　　　　　　 ‐",,ｧﾖ衛巡鎮}　　　　　/ ゝｌｌｌｌｌｌｌｌ! iｌｌ!!ｌｌｌｌｌｌｌｌｌｌｌｌｌｌｌｌｌ､|　 　 　思 >>1　無 　 　　|
ｌｌｌｌｌｌﾂｌ　.ゝ 　ﾞﾞゞｭ､薙廻謐ﾘ｀ﾞヽ.　　　　　　　　　''"　 .潮廻護ﾘノ''´　　 /　 〉ｌｌｌｌｌｌｌｌｌi !ｌ　｀ﾞﾞヾ!!ｌｌｌｌｌｌｌｌ| 　 　　い　.が　理　　 　 |
.ｌｌﾂﾄ､ヽ, .ゝ　 　 ｀ﾞﾞﾞﾞ''''''''""´　　　　　　　　　　　 ｀`ﾞﾞﾞﾞ''''''''''"´　　　　　/　/ ,〉!ｌｌｌｌｌｌｌｌiiｌｌ　　 　 　 ｀ﾞﾞ|　 　 　つ　 ア　な　 　 　.!
ﾂ ﾉｌゝ　ヽ.ゝ　　　　　　　　　　　　　　;　　　　　　　　　　　　　　　　　 /,ノ ,/ｌｌi !ｌｌｌｌｌｌｌｌｌｌｌ　　　　　　│　　　.か　 イ　話　　　　|
.,ﾉｌｌｌｌｌｌゝ　 ゝ.　　　　　　　　　　　　　 ｌ　　　　　　　　　　　　　　　 　 /　ノ !ｌｌｌｌｌｌｌｌｌｌｌｌｌｌｌｌl　　 　 　 　 |　　 　 な　 デ　だ　　　　|
/ｌｌｌｌｌｌｌｌｌｌｌｌゝ､ゝ　　　　　　　　　　　　　| ｌ　　　　　　　　　　　　　　　 ,/／ｌｌｌｌi !ｌｌｌi!!ｌｌｌｌｌｌｌｌｌｌ 　 　 　 　 |　 　 　い　 ア　　　 　 　 |
ｌｌｌｌｌｌｌｌｌｌｌｌｌｌ,-''|ｌｌゝ　　　　　　　　　　　　 ヽ　　　　　　　　　　　　　　 ,/ｌｌｌｌｌｌｌｌｌｌｌi !ｌｌｌｌi ｀ヾ!ｌｌｌi　　　　　　|　 　　 限　 を 　 　 　 　 ｌ
ｌｌｌｌｌ,-'''"´ /ｌｌｌｌｌｌｌゝ　　　　　　　　　　´｀'　　'´｀　　　　　　　　　　 ,/ｌｌｌｌｌｌｌｌｌｌｌｌｌｌｌｌi !ｌｌｌｌ　　 ｀ﾞヽ　　　　　ｌ 　 　　り 　　 　 　 　 　 /
'"´　 　 /ｌｌｌｌｌｌｌｌｌﾂ.ゝ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,ｨｌi !ｌｌｌｌｌｌｌｌｌ!!ｌｌｌｌｌｌiｌｌｌｌｌ　　　　　　　　　.ゝ 　 　は　　　 　 　 　 /
_,,,,,,,,,,,,/ｌｌｌｌｌｌｌｌﾂｌｌｌｌｌｌ|ゝ､.　　　　　　-‐=======‐-　　　　　　　ノ|ｌｌｌｌｌi !ｌｌｌｌｌｌｌiヾ!ｌｌｌｌｌｌｌｌｌi__,,,,,,..　　　....,,,,,__ ヽ､　　 　 　 　 　 　 /
ｌｌｌｌｌｌｌｌ/ｌｌｌｌﾂ'"´ | ヽ. |　ゝ､　　　　　　　　......　　　　　　　　 ／´.| ヾｌｌｌｌｌi !ｌｌｌｌi !ｌｌヾｌｌｌｌｌi ｌｌﾂ'"　　　　｀ﾞﾞﾞﾞヽ￣　　　　　　　　　/
｀ﾞﾞﾞﾞ/ｌﾂ'"ｌｌｌｌｌｌｌｌ|ゝ､.ヾ､　　ゝ､　　　　　　 ﾞﾞﾞ　　　　　 　 ,／　　ﾉ ,/ｌｌｌｌｌｌｌｌｌi !ｌｌi ｌｌｌｌｌ!!ヾ!!　　　　　　　　　 ｀ヽ､　　　　　　　 /
,ｨ'"'"´ｌｌｌｌｌｌｌｌｌｌｌｌｌ|::::ゝ､　ヽ　 　 ゝ､　　　　　　　　　　,,.-'´　　／／ｌｌｌｌｌｌｌｌｌｌｌｌｌi !i !i､　　　　　　　　　　　　　　 ｀ヽ､＿＿__,ノ

∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬



　　　　　　　　　　　構想が出来上がるまでに年単位かかるイッチですので

　　　　　　　　　　　大手の方々のように次から次へと連載することは困難なのは本当にすまない。



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＞　乙でした
＞　テガラクビポイント
＞　T　　　K　　P　　　　目指せ金星一番！





　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ＼ー―‐――――.､
　　　　　　　　　　　　　　　　　 >:::::::::／:::::::::::／:::＼
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　　　　　　　　　　　　　　　 ⌒ヽ---z::::／|:r'" |／|::::::r┴‐
　　　　　　　　　　　　　　 　 　 /:::::/／Ｔ..Ｔ 　 T..T:::::::＼　　　　　　　　イッチは五輪直前大河ドラマ「いだてん！」に
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 /:::::ｲi|　　￣　 l　￣i:i:｢ ￣
　　　　　　　　　　　 　 _　 -----r|∧　　　 _ _　　}:i:i＼　　　　　　　　　高橋是清がレギュラーで登場していたので
　　　　　　　　　　　　　⌒>:i:i:i:i:i:i:i|ニ＼＿＿＿.ノ￣￣
　　　　　　　　 　 　 　 ／:i:i:i:i:i:i:i／ヽﾆﾆ| l r―┤　　　　　　　　　　　　孫の青年が五輪代表でチラ見せでも登場しないか期待していたそうだ。
　　　　　　　　　　　　　⌒7:i:ｉ／.: .: |≧=┴＝≦.､
　　　　　　　　　 　 　 　 / イ. : . : : |ﾆニ/ﾆニﾆ| ∧
　　　　　　　　　　　　　　 .: .|.: .:.:.: .::ニﾆ|(_)oﾆ=| ∨ﾄ､　 　 　 ___
　　　　　　　　　　 　 　 /:: . |.: .: .: .::ニﾆ|ﾆニ|￣ ∧ ∧　　／<>|　　　　　ここで言えるのはそれだけだ
　　　　　 　 　 　 　 　 /.: .:.:.|.: .: .: .::ニﾆ|ﾆニニﾆ∨ ∨ ／<>／
　　　　　　 　 　 　 .__/.: .: .:.:|.: .: .: :.ニﾆ.|(_)oﾆﾆﾆ∧ ／<>／
　　　　　　 　 　 ／.:∧.: .: .: |.: .: .:.::ﾆﾆﾆ|ニニニﾆ／<>／
　　　 　 　 　 ／.: .:/.: |.: .: .::| . : .: :=ﾆニ|ﾆニニニ_| ／∧∧
　　　　 　 .／.: .: :./.:.:.:|.: .: .::|.: .: .:..=ﾆ二|(_)o=ﾆニイ l. ∨∨＼
　　 　 ._／ .: .: .:./.: .: .: .､.: .｢.: .: .::｢ｒ]:|┌┐|--]l　| |/ ＼∧.∧∧
　　　 〈.: .: .: .: .: .: .: .: .: /.: .|.: .: .::≧ｲ|└┘|--]|__| |∧∧＼∨∨ ､
　　　　丶.: .: .: .: .: .: :／.: .: |.: .: :ﾆﾆ|lﾆﾆ|ﾆニ|ニﾆ　l∨∨∨|∧/|/
　　 　 　 ＼.: .: .: .: /.: .: .／ .: :.:=ニ|lﾆﾆ|ニﾆ|ﾆニ　|∧∧∧＼_/
　　　　　　　＼. :: /.: .: .::|.: .: .::ﾆﾆﾆ|lﾆﾆ|ﾆニ|ﾆニ　|∨∨∨∨V

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＞完成度




　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＜￣ /　　　　_　　＞s。＞s。
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ／　 。-　/　　/　/　 ＼　　 i＼　　＼
　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ／　／　 ／.ﾞ　. /　_ﾞ＝┴┴i　 |　 ∨.　 |＞。
　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ／　／　 ／　_i　 ├ ─ ┘　　 ﾞ. ﾞ.| 　. ∨　|＞s.＼
.　　　　　　　　　　　　　　 /　 /　　 /　／.ﾞ|　 ﾘ　　　　　　　 ∨　 i　i　. |＼¨　 ik
　　　　　　　　　　　　　　/　 /　　 .j　/ ､　{　 |　　　　　　 　 / / / /.　/ 　 ＼..|ﾞ.|＼
　　　　　　　 　 　 　 　 /　　　　 ∧　i 　 ｀|　 |、ﾞ　 　 　 　 / / / /.　/　　　　.ﾞ|ﾞ.|　∧
　　　　　　　　　　　　　i　　　　　j　|ﾞ..|　／{　 {_,＞s。._ 　 /.＿/ / ／　_ ＿＿ﾞ」..|　/∧
　　　　　　　　　　 。イ　　 / 　 ｉ　∧ﾞﾚ' xﾆﾞ.　∀三ミx=.＼ﾞ　/_/＞・ ´ _,､_　　 }ﾞﾘ　ｉ　 |
　 　 　 　 　 　 ／　イ .!　 ｉ　　 | ﾞi　LY//　 ﾞ_´＿　 ヽiiX　　　　／ x≦三::ミx《_ﾘ!ﾞ |　 |　　　　　えっと・・・・必要な原作設定や歴史情報を頭に叩き込んで
　　　　　　　／　 /　{　|　..|　 i. |　ﾞ. i 　 　 /　　　 ヽ　 Y 　 　 　 X彡'´＿_　 ヽ::}ﾞ| ﾞ| ﾞ.ﾘ
ﾟ　　　　　／　.　/　　i　!　 |　 | ﾞ.　 ∧　　 ｉ　:三三　i　　　　　　　　 /　　　 Y　冫| ﾞ| ﾘ　　　　　　　結末のパターンをいくつか決めたら
.　　　 Y　　　∨ｉ　　 |.∧　|　 |　.∨..∧　　､　　　　/ 　 　 　 i 　 　 |　三ミ　!　　。//_
..　　　 |　＼　 ＼....　|./∧.L.._|＿..∨/._>　　 ー -　　　 　 　 　 　 　 、　　 ﾉ　　.ﾟ /　　Y
..　　　 | 　 . ＼ 　 　 ∨..∧ 　 　 　 ＼　　　　　　　　　　　　　　　　　 ﾞｰ　　 　 //　/　 }　　　　　　　あとはコロコロ～で
..　　　 |　..　.　 ＼　　 ∨ └─ ＝ﾞ￣∧.　　　ﾟ　 　 　 　 /_＼　 　 　 　 。 　 /._　/. /./
..　　　 |　　　 　 .. ＼ 　.＼ 　 マー─ ﾞ∧　 　..　.　 　 　 L:::::X　　 　 　 　 　 }　 》ﾞ /./　　　　　　　　　スパーンで
..　　　 |　 ﾞ.　 ﾞ.　ﾞ.　∨＞　＼__, ヽﾞﾞ　／∧　　　　　　　 　 -　　　　　　　　　∧./ ﾞ/./
　　 　 乂　　　∨//∧。＜￣＿　　　　　_|　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ∧　. /./　　　　　　　　　　　おりゃぁっ！　って感じ？
　　　　　 ∨ﾞ.　 ∨//∧ー・´　　＿　　 く　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ∧　> ﾞく ＿＿
　　　　　　 ＼...　∨//∧ー・´　 ＼ ￣　ｉ＞s。　　　　　　　　　　　　　 ／＼/ /ハ＿_　　)
　　　　　 。＜.＼　＼＼ ＼＿,。・ﾟ / ∧ ﾟ・＜j　　　　　　 ┌.─ ─_＜ ＼. / //　 }　/　/
　　 。＜　＼　＼＿＿ --.　　　　/.ﾞ/.:::.＼　　＼　　　　＿|＞。　/.　　＼.　///　 ∨ﾞ /
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　　　　　　　　そう言っていただける点があるとしたら、

　　　　　　　　目算が立たない安価にごめんなさいする勇気と、

　　　　　　　　使い道を考えていない新キャラを安易に出さない勇気、

　　　　　　　　１０で何するか１ｍｍも考えてないダイスを振らない勇気を持つこと、ですかね・・・



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>>2330
メインテーマ（今作なら平安蛮族、○帝に出会う）
結末　　　　 （今作ならこの中の誰かが即位する）
その題材の何が楽しい・面白いと思ったのか

これだけ忘れなければ、だいたいなんとかなるでしょう。気を楽にして頑張ってください。　そしてスレ置いてけ（任意）

「灼眼のシャナの祭礼の蛇の過去が殷周の王朝交代にかぶせてるみたいだし、
　封神演義と史料と灼眼のシャナで一本できねえかな。」

「伏羲と蚩尤とジョカと・・・・時期的にカムシンが現役で、宙の心臓が・・・・」




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: : :ﾍ::ト!＝ミ:_∨:;|!:;::::::::::|!､_;;≦《"ヘ:}_....ﾍ:::|ﾞ､::::::;:;:;::::!:ﾍ::!::::!　　　　　　　　.:.:.:∧∨∧!=:.:
彡斧策茨ﾐ､ミヾ.ﾍ∨:.:.:.:.:!Ｘ",,≦笹策斧ミﾐ::!.!:::;::::;;::::|:::ﾍ|:::::!　　　　　　　 :.:.:∧∨∧/　!:.
:　!》迅ｷ℡ﾞ㍉　 ヾ! 丶:.:.:.:. 彡~!》迅ｷ℡　ｉﾘ　}::|､:::|::::}::::::ﾄ､::|　　　　　　　.:.:.∧∨∧/　.ｊ.:
､　､弋乂=...　　　　　　＼::.:.　....!弋乂＝　　 ./|:|:ﾍ::|::|:::::::|::ヾ|　　　　　　　:.:∧∨∧/　　＼
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　　　　　「あ、10年前の名作スレがやってたやつだわ」　　←　今ココ



.

フェコルー、プルソン、デカラビア、リベザル、ウルリクムミ・・・敵側も良いキャラ達
敢えて一押しを挙げるならモレクとチェルノボーグ

「フレイムヘイズやる夫」
細かな演出面でも唸った作品でした

>>2340
当たり前だろう、あんなん尊死するわ！！

多人数出てくる能力者バトルだと全員を綺麗にやりきるのは本当に大変なんだ、歴代の能力者バトル作品もそう言っている

そしてイッチはOSR力が足りないという灼眼のシャナやる上で致命的な弱点があった

∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬



　　　　　　　　　　　　　　　そのさらに中央に五山。

　　　　　　　　　　　　　　　　そのうちの東岳が蓬山と呼ばれる。

　　　　　　　　　　　　　　　　　王を選定する麒麟が生まれ育ち、

　　　　　　　　　　　　　　　　　　また新王が天勅を受けて即位する場所である。


∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　『黄海図』

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 :黒海

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿,,,......................,,,,,__,
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,,　‐'''"´　　北金剛山　 　　 ´ﾞ''''ｰ .._
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,..-''´　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ｀''-､、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／゛　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ｀'-、
　　　　　　　○令乾門　　　　／　　　　　　　　　　　　　 『黄海』　　　 　 　 　 　 　 　 　 ...＼　　○令良門
　　　　　　　　　　　　　　　.／　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ＼
　　　　　　　　　　　　　 .／　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＼
　　　　　　　　　　　　 ./　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＼
　　　　　　　　　　　 ./　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ﾑ
　　　　　　　　　　　/　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ヽ
　　　　　　　　　　./　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　_,,,,..,,_　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ｌ
　　　　　　　　　 .i′　　　　　　　　　　　　　　　　　　,. -''"´　 　 ｀ﾞ''-､　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.. ｌ
　　　　　　　　　 !　　　　　　　　　　　　　　　　　　,."　　　　　　　　　 ｀ヽ.　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　... .!
　　　　　　　　 │　　　　　　　　　　　　　　　　　/　　・恒山　　　　　 　 ｀、　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　... ｌ
　　　　　　　　 .l　　西　　　　　　　　　　　　　　,'　　　　　　　 　 　 　 　 　 i.　　　　　　　　　　　　　 　 ...東... l　　　　 :::::
　　　:白　　　 .!　　金　　　　　　　　　　　　　　!　　　　　　　・　崇山　　　..l　　　　　　　　　　　 　 　 　 金.. │
　　　:海　　　 .!　　剛　　　　　　　　　　　　　　',・華山　　　　　　　　　.・.. .,'　蓬山　　　　　 　 　 　 　 ..剛　. !　　　　.海
　　　　　　　　 .!　.. 山　　　　　　　　　　　　　.. 丶　　　　　　　　　　　　　./　　　　　　　　　　　　 　 　 ...山　│
　　　　　　　　　!　　　　　　　　　　　　　　　　　.　ヽ　　 ・霞山　　　　　 ,.'　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　. ..!
　　　　　　　　　.!　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.｀'-､_　　　　　　_,.-'´　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　...│
　　　　　　　　　 ｌ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.｀ﾞ''ｰ-‐'''"´　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ...ｌ
　　　　　　　　　 ..ｌ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　... ./
　　　　　　　　　　. ｌ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 .../
　　　　　　　　　　　ヽ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　...../.
　　　　　　　　　　　　ヽ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　..../
　　　　　　　　　　　　　ヽ.　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　..../
　　　　　　　　　　　　　　.ヽ,　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 .／
　　　　　　　　　　　　　　　 ＼,　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ／
　　　　　　　○令坤門　　　　 ＼.　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ／　　 ○令巽門
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ｀'-,,.　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾞ''ｰ..,,、　　　　　　南金剛山　 　 　 　 _,..-'"゛
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ｀ﾞ''ー　..,,＿__,＿__　＿_,,,,,,　-ｰ'"゛


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　赤海


.

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　―――雲梯宮―――



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　　癶.:
i;:.f　　　･｡･｡･ ﾟ･｡･｡･｡･ ﾟ･｡　　　　　　　　　 　 　 （}}≡{{）.: .
i;:.l　　ノ　･ﾟ･｡･ｿﾟ･ﾟ･｡･ ﾟ･｡･ﾟ　　　　　　 　　　　.:.／／＼＼:: .　　　　　　　　　　　･｡･｡･｡･｡･ ﾟ･｡･｡･ﾟ･
i;:.i ･ﾟ･｡･,,/⌒´　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　: :／／|:::;;:::|＼＼:: .　　　　　　　　　　･｡･｡･｡･｡･ ･.　･ﾟ･｡･｡ﾟﾟ･｡･｡･ﾟ･
i;:.vﾉf／　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ..／／ﾛﾛ.`-'´ﾛﾛ＼＼:: .　　　　　｡･ﾟ･｡･･.ﾟ･-｡･｡ﾉ･ﾟ･ソゝﾟ･｡･｡･ﾟ･
i;:.rｿ''　　　　　　　　　　　　　 　 　 　: .:;,／／..ﾛﾛﾛﾛﾛﾛﾛﾛﾛﾛ.＼＼:: .｡･ﾟ･｡･_ｿ`⌒´⌒　　　 　＼iiﾟ･｡･･｡･｡
i;:.i　　　　　　　　　　　　　　 　.: :;_,,-''":..／.ﾛﾛﾛﾛﾛﾛﾛﾛﾛﾛﾛﾛﾛﾛ.＼'｡･／'¨｀　　　　　　　　　 　　.ヽ!l:.!:iY･｡･｡
i;:.ﾉ　　　　　　　　　　　 　: :;_,,-'":　｡ﾟ｡｡･=====================ｿ .｀ﾞ''-､_:: :.　:　　　　･｡･｡･｡･　ﾟ･｡･｡ﾟi;: i;: i;: ･ﾟ･｡･｡
/　　　　　　　　　　　: :;_,,-''":　･ﾟ･｡･ ﾟ･｡･｡･｡･:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀ﾞ'''ｰ:､::　･｡･/⌒ヽ-´`´´`"＼_i;: '''i;:
　　　　　　　　　 　::_,r'": ｡･ﾟﾟ･Y｡･ﾟﾟﾟ･ﾟ,,r-ゝ､,,_,｡･｡:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀ﾞ''　ｿ　: :.　　　　　　　　＼r'¨･ﾟ･｡･
　　　　　　,､_,,-'',´´　'¨｀｡･ﾟﾟ･,〆''）･ﾟ｡･ﾟ丿::::::::::::ヽ､｡;;､::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾞ'''ｰ､,,,､_.　　　　　　)i;:･ﾟ･｡･
ヽ､　　　　＼ｿiiiiii'¨｀｡･｡人..(___ノ´･｡／iiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiヽ､｡ﾟ｡｡iiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiﾌ.／　　　　　　（i;: i;: ･ﾟ･
i;`ヽ　　　　　＼[ﾛﾟ･ﾟ･ｿ･｡･-ﾟ･__･ノ´ﾛ=ﾛ=ﾛ=ﾛ=ﾛ=ﾛ=ﾛヽﾍ_..｡ﾛ=ﾛ=ﾛ=ﾛ=ﾛ=ﾛ=ﾛ=ﾛ=ﾛ=･ﾟ･｡･｡ﾟ･･｡･　　　　　　　ヽ､i;:
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i;: ;|･.｡･ﾟ･::　･ﾟ･::｡.･.}:::|, ,,.＿＞.::::::ムイtｯﾐ!:::;ｲ:::|::ｌ.===========［二］, . |:|, ,,..,..,|:|, ,,..,..,|:::{｡･｡･ﾟ･ﾟ･|.|ii｡･｡｡･｡･ﾟ･ﾟ･
i;: ;|･ ｡･ﾟ･　･ﾟ･｡･｡･ ﾟ･｡..⌒７.::::::::|::({从　/イｔｧ::ﾊﾘ.*｡･ﾟ･　･ﾟ･｡･｡･ ..ﾟ||丶｡･ﾟ･.　.･ﾟ･｡･｡ﾟ..｡･｡*･ﾟ･｡.･ﾟ|.| )｡･･.･ﾟ･｡･｡ﾟ･｡･
ヽ..;ゝ･*｡･ﾟﾟ･｡..-‐=====≦::::::::::::|::::ﾄ､ﾄ､‐ イ::::≧=ｰ.･ﾟ･｡･｡ﾟ･｡･｡･ﾟ･｡･||丶　･ﾟ･*･｡･ ﾟ･ﾟ .｡･ﾟ･｡･..･.･|:| |･｡･ ﾟ･*･｡･｡･ ﾟﾟ･｡
･ ｡･ﾟ･　ﾟ･｡･.〃　　イ.:::::／ﾄ-=ｧ≧ｭヽi:i:i〔ﾄ､::::::{.･･.ﾟ･｡..／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼..･｡ﾟ･
･･ﾟ･*｡･ﾟ･　 {　／.::ﾉ.:::/⌒}　/ニr个ｫニﾕ:::.＼:.ヽ.･ﾟ･｡.|　　斎麟、天勅とは案外あっけないものなのですね。 　 |.｡･ ﾟ
ﾟ･｡･･..｡･ﾟ･...／-='^／辷 _／ﾆﾆi廴リニニ}::::.ﾘ＼:＼･ﾟ ＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／.ﾟﾟ･｡･｡
･｡･ﾟ･ ｡･ﾟ･./　　 ／／　イ}i:i:i:i|　 |　＼ニﾆ7::::::::ノ:::::::.≧=─‐ ･*･ﾟ･.　･ﾟ･｡･｡･ﾟ･.||　･ﾟ･｡･｡･*･ﾟ･｡･｡･ﾟ･｡･･.･ﾟ･｡･｡ﾟ･｡･｡･｡･
　　　　　 .､　 /ﾆ/}=≦ｉ／}／Ⅵ '. 　 ｀¨ i:::::::::::::::::＜⌒
　　 　 　 　 .〈ニ{i:i:i:i:i/ 　 |　　＼ '.　　 /|｀⌒ヽ￣ ^ヾ
　　　　　　　 .}二＼i/　　　　　ｌ　(⌒) /
　　　　 　 .／ニニﾆヽ　 ﾉ 　 /　　 Yiﾍ 〈.　　r､
　　　　 .／ニニニニﾆく ＼ /　　　 ﾄ､ Ⅵ ,／Y
　　　 .‐=ニニニニニﾆﾑ　 ＼　　　{　〉 ／／






　　　　　　　　　　 　 　 　 ＿＿＿_
　　　　　　　　　　　　 -ﾆ. .　　⌒〕iト 〕iト
　　　　　　　　　　／　/. . ､ 　 〕iト　　＼　＼
　　　　　　　　　/⌒ y. .　　＼　＼　＼　＼　'，
　　　　　 　 　 /　 / {. . .　　　＼　＼　＼　＼ :.
.　　　　 　 　 /ｲ　{　.|i . 　　　　 ﾊ. 　＼　'，　 '，
.　　　　　　 ノ ﾉ　.|　.|i　　　　　　 }ト　　＼ v 　 Vﾊ
　　　　　　 　 .: 　.|　八. .　　　 　 |i ^~￣ .)ﾉｲ 　 Vﾊ
　　　　 　 　 /{　 .|　　.}＼. .　　　.|i 　ｨf笊ﾊ |i　　 V.}　　　　　　　　　　厳かな神の御業ではあると思いますよ？
.　　　 　 　 / .|i　 | 　 /／＼. .　 八 　 vツ　|i　　 .}ｲ
　 　 　 　 /ｲ .|i.　 '， .{　ｨf笊ﾊ /⌒　　　　 .八 　 .|ﾊ
　　　　　 　 | 八　　＼ .八 vツ　　;　　　 .／　　　.八ﾄ　　　　　　　　　　私は二度目ですので、驚きはありませんが。
　　　　　 　 |(　.}＼　　＼ ヽ　　 　 　_　 ⌒7/　 ./ /_ﾉヘ
.　　　 　 　 八　|　 ＼　⌒　 ＼.　 　 　 　ｲ/　 .∧(} }V.:.:.＼
　　　 　 ﾉ⌒.:.)ノ　_ノ )ノ/　　/ .≧=-　 < /　.／/}.:＼.V.:.:.:.:.'，
　　　　⌒　-=ﾆ　⌒7　/ / ./}／.:.:/ヘY⌒Y ( ./ .|.:.:.:.:＼〕iトﾉ.､_
　　　　 　 　 　 　 ノ{.　{/ ィi〔.:.:.:.:.:{ ／.| : : |＼( ./.:.:.:.:.:.:. ＼.:.:.:ハ
　　　　　 　 　 ／/　〉 .|.:.:.:.:.:.:. r＜　 .人__人　＼_).:.:.:.:.:.:O.:〉.:.:.:.:.'，
　　　　　 　 ／.:./　 { )ﾉvO.:.:.:. |　　 / / | .|　＼　(.:.:.:.:.:.:.: /.:.:.:.:.:. }}
.　 　 　 　 〈.:.:.:/ 　 .|.:.:.:.:'，.:.:.: ⌒)ノ /　.| .|　　 ヽﾉ.:.:.:.:.: / .:.:.:.:.:.: }}
　　 　 　 　 ):ノ　　 .{{.:.:.:.∧.:.:.:.: (　 　 　.| .|　 ノ⌒.:.:.:.／} .:.:.:.:.:.:.: }}
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::::::o　　　　　　　　　　　　　　　　　　　:::::ﾟ::::::::::::｡ O::::::::○oﾟ::::::::::::::::::::oﾟ:::::::::::::::::::::::O:::::::::::::::o。::::::::::::::::。:::::::::
:::::::　　　　原初に九州四夷あり　 　 ::::o::::::::::::ﾟ::::::::::｡::::｡:::::::｡::::::::::o::::::::::::::::::::::ﾟ:::::｡ﾟ o:::::::｡:::ﾟ::::::ﾟ:::::｡:::::::::::::::::::
::::○　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ::::ﾟ::::｡○｡ o゜::::::o゜::ﾟ:::::o｡::::::::::::::::゜::::o:::::::○:::::ﾟ:::::::::::::::゜ o::｡:::::::::o:::::::::::
::::○ﾟo:::::::｡ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｡::::::::::::::::::::::o::｡
:::::::::::::::::::::　　　　百姓条理を知らず、天子情理を知るもこれを嗤いて敬うことなし　　 ::::::::::o:::::::::::::。
::::::::::::::::::::::　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 :::::::::::::::::::::::::::::o:
:::ﾟ::::o○:::゜:::｡:::oﾟ:::::::o:::ﾟ:::::｡::::ﾟ:::　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　::::::::::::::::
:::::｡::::::::::o:::::ﾟ::::o:::::::::::::o:::::::o::ﾟ::　　　　天地の理を蔑にし、人道を疎かにして・・・・・・・・・　　 　 ::::::::｡::::
｡O::::::::○oﾟ::::::::::::::::::::o｡O::::::::○　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　::::::::::::::
:::::｡::::::::::o:::::::::::::::::::::ﾟ::::o:::::::::::::o::::::::::::::::::ﾟ:::::::::::::::o::ﾟ:::::::::::::::::o::::::::::::ﾟ::::::::::｡::::｡:::::::｡::::::::::o:::::::::::::::::::::ﾟ:::::::::o::::::::::::::





　　　　　　　　　　　　　　　　　　_..　-=ｧ=- ､
　　　　　　　　　　　　　　　　／ ￣ ＞＜⌒＼
　　　　　　　　　　　　　　　ｲ　／＾⌒i::::::.ﾊヽ　＼丶
　　　　　　　　　　　　　／/／.:::::::::::::::::/.:::}:::.＼　'.ﾊ
　　 　 　 　 　 　 　 　 .::::ｌ/.:::::::::::::::::::}:::::::::|:::::::::.Ⅵ::::,
　　　　　　　　　　　　 ｌ::::}!:::::::::::::::::イ.::::::::∧::::::::::.'::::.′
　　　　　　　　　　　　 |:::/.::::::::::／　|:::::/ｲ　 V.:::::/::::::|
　　　　　　　　　　　　 |/.::::|::／ｰ - }〃抖ｬ ≦Ⅳ:::|::::|　　　　　　　　　確かに玻璃か水晶か、金剛石か、
　　　　　　　　　　　　ム=‐j代亦ｱ/　　 ｨf亦ｱ|:::::::|::::|
　　　　　　　　　　　 /.:::::::/.:.　　　　 ｌ　　　　　.:::::∧:ﾘ　　　　　　　　　　透き通った階（きざはし）が現れたのも
　　　 　 　 　 　 　 /.:::::::/:::込.　　　　 　　　ノ/.:/::::ﾄ､
　　　　　　　　　／.:::::::::j::::ﾙ 个 　　‐ -　　イ.::/}::::ｉ|ミﾒ､　　　　　　　　　　それを一段づつ登るたびに
　　　　 　 　 ／.:::::-=彡从!ニ{ﾆ「}ﾐ　-　〔|,ノ＾ニ|:::::ｌニﾆﾑ
　 　 　 　 ／.::＜::::／.:/{ニ＼ ＼T 丁「厂/ニﾆﾘ.: ﾉニニﾆ,　　　　　　　　　頭に天勅が響くのも驚きではありました。
　　　　／７´.::::::／::::く__厂{ニ≧=‐┴=ニニﾆ／´ニニニニ}
　　 ／　/.::::::イ.::::/.::::ﾄ､　 |ニニ=‐＝ニ／／ニﾆ／＼二ｱ|
　　　　　:::::/　|:::::{:::::::|　L/ニニニニ／／(ニニ/ /　 ∧i{:::ｌ
　　　 　 ;〃 　|:::::ｌ::::::;|　 ∨∧ニニ/／ニr≦r'/ /＼〈　,〉!::|
　　　　　{　　 从:::::::/ i　　 '/∧≧ {‐=≦ i∨ 〈　　　　V;ｲ::::
　　　　　　　　　 ヾ//ｉ|　　　'/∧　j( 　　　∧/∧　　　　 |:::::{
　　　　　　　　　　 }.′ 　　　∨∧　　　／　 ∨∧　　 　ｉﾄ､::.＼
　　　　　　　　　　/ 　 |　　 〃⌒ヾ　 /　　　　Ⅵ.ﾍ　　　i|　:::::::|
　　 　 　 　 　 　 　 　 |　　 i{ {⌒} }　{　 　 　 　 |/∧ 　 i{　|::::::|
　　　　　　　　 /　　　 |　　 .乂Vﾍ'　 ｌ　　　　　 ﾊ//厂「 |　:::::::|







　　　　　　　 　 ／´／´　 /´⌒＼/´ ￣ ｀ ＜´
　　　　 　 　 ／　 /　　　/ 　 　 ,rミ, - ､、　　丶
　 　 　 　 ／r' ﾞY´¨/　　 　 　 /⌒ ´⌒ ｀＼　　 ＼
.　　　　　'／´ヽi__ /　　 　 　 /　　 ヽ　 ＼　＼　　 ＼
　　　　//´ヽ／　/　　 　 　 / 　 　　}　 　 ＼　＼　　 ＼
.　　　/ {　 /　　/　　 　 　 / 　 　 / 　 　 ヽ　＼　',　 ヽ ,＼
　 　 .'/´｀Y´ヽ/　 　 　 　 ｉ. 　 　∧　　 　 　 ,　 '　!　　 ', ｉゝ二=-‐ ´
　 　 |{´ヽ/,／　　　　　 　 |　　 /| | ヽ　 　 　 ',__|__!　 　 ! ! ヽ
　 　 |{ヽ//　 　 　 　 　 　 !　,. -‐ '' ¨¨、　　　}ノヽ|　 　 | |　 }
　 　 |ゝ{/　　 　 　 /　　　.|　 /　,リ　　.ｉ　　 ./､ｒｆｘ　　　jﾉ　,ﾉ
　　　ゞ/　　 　 　 /　　　　|／,､ｒｆう¨｀　|　　/ 匕ﾘ }　 ／ ＼　　　　　　　　　　　　　　天が王と麒麟に、
　　 {_/　　 　 　 / !　　 　 |ィ´匕リ　　/　, '　 ､　 /／ 、＼ ＼
　Y´ '　　 　 　 /´ !　　 　 |　　　　　 /／　　　 〉 　 | 　＼ ＼ ＼ ＿＿_　　　　　　　　どのような国を作ってほしいか。
　 ゞ_|　 　 /　/{ f│　　　 |＼　　　　　　　 　 /　 　j　　　ヽ　ヽー―― ､ヽ
　 　 |　　 　 /、ゝ_|　　　　|　 ＼ 　 　 　 　 　 _　　/　　　 ∧　}　＼＼　 リ
　 　 |　 /　/|　ゞ _|　　　　|＼　 ＼　　　　 ´ _ 　 /|　　 ／　}ノ　　　ヽ}
　 　 |　　 /. |＿ ノ|　　　　|　 ＼　 ＼、 　 　 　 /. |　 ,.'　　　　　　　　|　　　　　　　　　人々の安寧をどれほどに願っているか。
＿／|　l /l . |　 　 |　　　　|　 │＼　 ＼7￣￣ 　/　/
. . . . |　 i/. ./ r─┤ 　 　.j　　.|￣ ＼　 ',　　 　 /　/{　　　　　　　　　　　　　　　　　　　それを伝える通過儀礼、ということなのでしょう。
. . ／|　 |. ./　{: : :│　　 ./ 　 /＼ 　 }　/､ 　　 {　/ .{
／　 |　 |./　 j : : /　　／　／: : : :＼ﾉイ /　　　|./　 ゝ
　 ／ゝ _＼ ./.: :/__,／_ ／ : : : : : : : ＼ {　　 　 ゝ
. /. . ./　｀ｿ〈＿＿＿＿＿＿＿ ＿＿ : ＼
/. . ./　　　／: : :／::／: : : : :／: : ＼: :＼ :＼
. . ./　　／ : : ／::／: : : : :／: : : : : /:ヽ: :ヽ: : ',
. . ｉ　　/: : :／::／: : : : :／: : : : : : ,:' : :ｉ: : : ヽ: :!　　　　 　 　 __
＼|　./: :／::／: : : : : /: : : : : : :／: : : j: : : : :ヽ|_,. -‐――＜ __〕 ＿＿＿_
　　 / ..':::／: : : : : : : : : : : : :／ : : : : /、: : : : :',､――-=　..,,_　 　 　 　 O　）
　　.' /:::/: : : : : : : /: : : : : : : : : : : : /　＼: : : : ',:＼‐- ミ､　＿ ≧――― く、
　　i/:::/: : : : : : : /: : : : : : : : : : : : /.|　 |　＼: : |: : :＼ 、　＼ ＿__ 　 　 　 0 ヽ
　　i:::/: : : : : : : /: : : : : : : : : : : : /　|　 |　 |. ヽ:|: : : : :ヽ＼ 　＼　　＼　 0　／

　　　　　　　　　　　　 　 ／≦=^⌒´ ￣￣ ｀＾ヾ::::::::.＼
　　　　　　　　　　　 　 /〃.::::::::::{:::::::::::::::::::::::::::::::.＼:::::::::.
　　　 　 　 　 　 　 　 /.::::::::::::::::∧:::::::: |:::::::.＼:::::::::::::::::::::}
　　　　　　　　　　　 /.:／.::::::／　 ;::::::: |::::::::::::::＼:::::::::::::::ﾄ､
　　　　　　 　 　 　 ,／.::::::::ﾌﾆ =ｰﾍ:::::::ト:::::::::::::::::.＼:::::::::|::.ヽ　　　　　　　天綱の内容そのままで、
　　　　　　　　　 ／イ.:::|::::尓亦ﾊ　 ＼:{ 个=─ -≧=‐:::::::::｀ヾ
　　　　　　　　　　　 |:f＾}从ﾐ　¨´ 　　　ヽ 　尓亦ﾌ::::.＼:::::} |　　　　　　　　特に新しいことは何もありませんでしたが。
　　　　　　　　　　　 八_iﾄ､　　　　　 }　　　　｀¨ミ　{:::::::.＼リ
　　　 　 　 　 　 　 /{ﾄ､ {　ヽ　　　　　　　　　　　 ,ハ:::::::::::.＼
　　　　　　　 　 　 　 |/込､ 　 　 -‐‐- .._　　　　ムｲ:.＼:::::::「｀::ｰ
　　　　　　 r──‐ =ミr≦二ﾆ7　　　　　　 　 .::::::八::::::.ヽ:::|:::::::::
＿＿＿＿_ ＞‐-== ｧﾆ＼ニﾆ{､　　　 　 　 イニニニニｱ }:}-‐=
ニニニﾆ／｀^⌒7／､ニﾆムﾆi| ≧　 ＜＿_ i{7ニニニ/ﾆ,ﾉ'ニニ
ニニニく　　　 ／i:i:i:i:＼ニﾆiⅥi:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i|ニﾆﾆ／ニニニニ
ニニﾆﾆi}　　 /i:i:i:i:i:i:i:i:i:i'ニﾆﾆﾑ.≧xi:i:i:i:ir≦ニニニニニニニニ
ニニﾆﾆi|　／i:/i:i:i:i:i:i:i:i:i:＼ニﾆﾆ＼ﾆ＼ニニニニニニニニ／ニ







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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／⌒＼⌒Y⌒／⌒〕iト
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／. .　　　 ＼/／　　. . .＼＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／. . .　 /^〕iト _( ／^〕iト　. . ヽ '，
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ' . . .　　/／ /　/⌒ヽ　　 ＼. . 　 :.
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /. .　　　/'　 ./　/. .　　}ヽ. .　 '，
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 /. ./ 　 ./　. ./{　'. .　　 .|. . ＼. ..l. .　　 ト
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ノｨ./ i　 /{　 ./ .|　ｉ. . . 　 ﾄ . .　 V l V　　vﾊ
　　　　　　　　　　　　　　　　.　　　　　 　 　 　 　 /／ /| /　|　/　 l　|. . . 　 |　＼.　V.l. V　　V
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 r―､ﾍ/ .| 　 .|./-― l..|. . i 　 |＿　＼.Vl　V　　'，　　　 　 　 ＿_　　　　　それは主上が、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 __ﾉ/ニ.ヽﾄ.∧　..|'　　__ .V .八 .八　￣　)ﾉ.l.　V　 　 　 　 　 　 /-=}
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　⌒yi:i:i/＼_〉'　∧_､ィf笊㍉.V. . 　 ｨfぅぅｘ､/ｲ| )ﾉﾍ　　　　　　　 -=ﾆ/　　　　　 それらを学び得るところで育ったからでありましょう。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 }i:i:i:Vi:/ |　 {. 　｀Y ヽツ　 ＼. .　　vツ )>.八). . '，　　＼_-=ﾆ=-
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |i:i:i:i:Vi:ｉ:|i .∧. ト＼　　　　　 )ノ⌒　　.／ ./{ . 　V　＼<⌒
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |i:i:i:i:i:}i:ｉ:|i ( ∧.〉 ⌒　　　　'　　　　 ⌒y//.∧ .　 V　 ヽ＼　　　　/〉　　　　　　荒廃し貧困にあえぐ国の庶民ならば
　　　　　　　　　　　　　　　　.　　　　　　 　 八i:i:i:i}i:ｉ:|i　　 / .込　　　 _　　　　　 ／.{ {.⌒ ＼ . V　　　 ＼-=ノ./ニ=-
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　{.:.:.〕iトi:i:八　./|'.:.:.:.:.〕iト　　　 ｀　 ＜.:.:.＼ V　　 〕iト＼ ＼ 　 ＼_/ -=ﾆ⌒〕iト　　それらに触れることも難しいのです。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|.:.:.:.:.:.r＜.:|.V .|.:.:.:.:/.:{.＼.＞＜ .ノﾍ}.:.:.:.:. ＼v　　　　　 ~''＜　-=ﾆ　＿　　<⌒＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|.:.:.:.:.: V.:.: | }'，v.:.:.:.:.{^ヽ ﾆ=-<　.／}.:.:.:.:.:.:.:.:〕iト　　　　　　　　　　　　　 ¨¨⌒　)ﾉ
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　.''.:.:´⌒`.: .: ...　　　　. ...,. . ,; 　. .. .. . ...　 .....{ィ"7´::_:_:_:_:_:_:;;:|　∨: :.:｀ヽヽー‐-=ミｰゝ､　　......　 |　　　　　　　　玄武です。　　　　　 　 　 ＞
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-‐=ニニﾆ／.::::::::::::::::::::::::::::::::::::／.:::::::::::::::／＜ ﾘ＿ ′　　　　　　　　才に下るのですね。
‐-=ニニ/.:::::／.::::::::::::／.:::::::::::::::::::::::: -‐/厂｀∨ﾑ
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　　　　 ｀＜ ,,ｲ　　 ,ｨｭ_,ｨｭ　、　、｀ヽ_}　　　　 }　　　　）　 　 ｀',　　　　弋　　 ﾍ　　　 ﾍ _,,イ
　　　　　 r'"　　/,ｲ,ｨ" __,,ｪ- ｀‐,ヽヽ ,｀ヽ_　 　 〉　　　 ',　　　　ヽ,　　　　 〉　　　>__,,斗'"
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　　　　　ﾘ　 .,ィ ｪｯ_ﾉ.　/　',　 ｒ' ./ ./　}　}　/ ／　／　　　　　　　　ヽｭ: : ,,＞'"´
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　　　　　　　　　　霊獣、玄武の背には一昼夜ほどを過ごすに足る庵があり、

　　　　　　　　　　　主従は玄武に連れられて生国へ渡る。



　　　　　　　　　　　　　そして玄武が雲海を渡る際に残す航跡は

　　　　　　　　　　　　　　下界からは細くたなびく雲として見える。

　　　　　　　　　　　　　　　新たな王の誕生を告げるこの雲をして、瑞雲と呼んだ。


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　　　　　　　　　なお、黄海から才国へ向かう瑞雲は、　必然的に沖州を通過するのであるが・・・・・・



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　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .＼三三三三三三三三三三三三　　|
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　｀ー ､. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .白海 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ＼三三三三三三三三三三三　　|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　 ￣二―＿.. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .ハ三三三三三三三三三三【魔の土地・黄海】
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　二―＿ . . . .. . . ._. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .＼三三三三三三三三三　......|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／￣ﾆ-　 （_）０. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 　 . . . . . . . . . . . . . ￣二- _三三三三三　 　 .|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 __/　　　　￣ｒー--'´｀'｀ｰ二.＿　　　　　　　　　　　　　⊂く＼　 　. . . . . .￣ =- 三三三三ﾆ|
　　　　　　範国　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／　　　　　　　|　　　　 　 　　　　￣￣'''''''ー―--ｙ-z,,,,,,＿__〉 {. . . . . . . . . . . . . . . . ￣￣￣　|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＿_／　　　　　　　　 }　　　　　　　　　　　　　 　 　 　／　　　　 　　　 〉. . . . . . . . . . . . . . . . . . .　 　 |
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/￣　　　　　　　　　　　 /　　　　　　　　　　　　　　 　 　/　　　　 　　 　　{. . . . . . . . . . . . . . . . . . .　　　 .|
　　　　　　　　　　　 　 　　　　　 　 ／￣　　　　　　　　　　　　　/　　　　　　　　　　　　　　 　 　 .{　　　　　　　 　　{. . . . . . . . . . . . . . . . . . .　　　 .|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/　　　　　　　　　　　　 　　　｛　　　　　　　豊州　　　　　　　　.{　　　　　　 　　　＼　　　　　　　　　　　　　　　　|
　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／　　　　　　　鐵州　　 　 　 　 {　　　　　　　　　　　　　　　　　　.｝　　　　　　　　　　 ﾑ . . . . . . . . . . . . . . . . .　　..|
　　　　　　　　　　　　　　　　／　　　　　　　　　　　　　　　　　　 { 　 　 　 　　　　　　　　 　 　　／　　　 沖州 　 　 　　.｝.○ . . . . . . . . . . . . . 　　..|
　　　　　　　　　　　　　　r‐".、　　　　　　　　　 　 　　　　 　 　　＼　　　　　　　　　　　　　　／　　　　　　　　　　　　　 ｛. . . . . . . . . . . . . 赤海.　..|
　　　　　　　　　　　　／　　　｀ーz＿＿＿＿　　　 　 　　　　　　__入　　　　　　　　　　　　 /　　　　　　　　　　　　　　　 ﾑ . . . . . . . . . . . . . . . 　....|
　　　　　　　 ＿,,ｒ='´　　　　　　　　　　　　　 ｀ヽ．＿　　　　　／ 　 ￣＼＿　　　　 　 　　{_　　　　　　　　　　 　 　　　　　＼ . . . . . . . . . . . . . . . . |
―　＿　　／　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　￣￣￣｝　　　　　　　＼　▲　　　 丿 ヽ、 　 　 　　　　 　 　 　　▲ 　 ｝ . . . . . . . . . . .┌――――――――――┐
　 　 　 ￣｝　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/　　　　　　　　ノ＼＿／￣ 　　　　￣トー――----ｚ＿＿＿／＼ . . . . . . . ,.-‐|.　　 　 才　 州　 国　　 　 .|‐-､
　　　　ｏ　 ヽ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /　　◎揖寧　／　　　　　　　　　　　　/　　　　　　　　　　　 　 　 　.∧ . . . . . .| 　ゝ‐ｧ――――――――‐ｚ┘　.{
　　　　 ｛ヽ　｝ 　 　 　 　 　 　庭州　　　　　 　 　 　　　 ／ 　 　　 　 　 /　　　　　　　　　　 　 　/　　　 　 　　　　　　　　　　　 　｛. . . . . .ｊ,. -一'　|　　　　　 　　　　　　ｰ‐- ､ｊ
　　　　　`´ く　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 {　　節州　　　/ 　 　 　 　昌州 　 　 　 {　▲ 　 　 　 　 　　　　 　　　 　 ハ　 . . . . . . 　　|
　　　　　　　　｝　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ノ　　　　　　　 ∥　　　　　　　　　　　　　　｀ヽ_　　　　　　　　　　　 　 　　　 _入. . . . . . . ......|
　　　　　　　　 ｝　　　　　　　　　　　　　　　　　　　▲{　 　　　 　 　　.{　　　　　　　　　　　　　　　　　 }　　　　　 　 　　　　 　 　　/ 　 ｀}. . . . . 　.....|
　　　 　 　 　 ノ　　　　　　　　　　　　　　　＿＿／￣＼　　　　　　　 {　　　　　　　　　　　　　　　　　 }　　　　　公州　　　　　　/　　　 .＼ . . . . . . |
　　　　　 　　＼　　　　　　　　　　　　＿_ノ　　　　　　　 〉ー､　　＿＿｝　　　　　　　　　　　　　　 　__,{. 　 　　　　　　　　　　　/　　　　　　＼ . . . . |
　　　　　　　　　＼　　　　　＿　--￣　　　　　　　　 　/　　　 ￣　　　 ＼　　　　　　　　　　　 ／￣ 　 　 　 　 　　　　　 　　/ 　 　　　　　　 ＼ 　 |
　　　　　　　　　　 ＼r―'"　　　　　　　　　　　　　　　｛　　　　　　　　　　 ＼＿　　　　　　　　{　▲ 　　　　　 　 　 　　　_,／　　 　 　　　 　　　＞ .|
　　　　　　　　　　　　ﾊ　　　　　　　　　　　　　　　　　 {　　　　　　　　　　　　　 ￣￣´ヽ＿＿{ 　 　 　 　 　 　　　　　 /´　　　 　 　 　 　　　　　　 .|
　　　　　　　 　 　 　 　}　　　　　　　　　　　　　　　　　 ｝　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　｀ヽ＿　　　　　　　　　../　　　　　　　　　　　　　　　　|
　　　　　　　　　　　　　＼.　 　　　　 相州　 　 　 　　/　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼　 　 　　　 　ヽ　　　　　　　 　 　　　　　 　 |
　　　　　　　　　　　　　　ハ.　　　　　　　　　　　　　　{　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　￣＼　　 _＿,ﾉ　　　　　　　　　　　　　　　　|
　　　　　　　　　　　　　　　ﾊ　　　　　　 　　　 　 　 _/　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　￣i´　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|
　　　　　　　　　　　　　　　 ﾊ　　　　　　　　　　　／　　　　　　　 　 　 　 　舞州　 　　　　　　　　　　　　　　　_| 　 　 　 　 　 　 　 　 　　　　　　　 |
　 　 　 虚海（外海） 　 　 　ﾊ　　　　　　　　　　{ 　 　 　 　 　 　 　 　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　〈　　　　　　　　 　　　　 　 　　　　 　 |
　　　　　　　　　　　　　　　 　入＿　　　　　　　/　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _,〃 　 　 　 　 　 　　　　　　　　　　 　 |
　　　　　　　　　　　　　　　 　 　　 ＼　　　　　 } 　 　 　 　 　 　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／　　　　　 　 　 　 　　　　奏国　　 　 　 |
ミz,　　　 　 　 　 　　　　　　　　　　 o＼＿　　 {. 　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　...|
三ﾆ＼　　　　　　　　　　　　　　　　　〇　　￣入＿　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　/ 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　　　　　　　　　　　|
三三ﾆ＼　　　　　　　　　　 　　　　　　,っ　　　　 　＼＿ｒｚ＿ｒｚ___ 　　　　　　　　 _ 　 　 　 　　__　 .{ 　　　　　　　　　　　 　 　　　　　　　　　　 　 |
三三三ﾆ.＼　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 o　○　　 o￣二―z_＿　　｝￣'''ｰ―"￣ }＿|　　　　　　　　 　 　 　　　　　　　　　　　　　....|
三三三三ﾆ.＼〇　　　　 　 　　　　　　　　　　　　　　　　　o　　　　　　　　　　￣´ 　 　 　 　 　 　　 ＼　　　　　　　　 　 　　　　　　　　　　　　　....|
【 漣国 】三三.＼　　　 　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　虚海（外海）　　　　　　　　　　　　 ＼　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.....|

　　　　　　　　　　　　　　　―――――沖州州府・琉青――――




　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 弐　　　　　　　　　　　　　 左
　　　　　　　　　　　<＼＿＿＿＿//｀¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨´V〉＿＿＿＿,／
　　　　　　　　　　　　＼≧s｡.,＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ ,.｡s≦／
　　　　　　　　　 　　 　 ＼ﾆニ:|¨||¨¨|沖|¨|||州|¨¨|琉|||¨|青|¨¨||¨||ﾆニ／
　　　　　　　　　　　　　　　＼ﾆ|=||======||========||======||=||ﾆ／
　　　　　　　　　　　　　　　|匝匝匝匝匝匝匝匝匝匝匝匝匝匝匝匝|
　　　　　　　　＼＿＿＿＿｣工工工工工工工工工工工工工工工工＿＿＿＿／
　　　　　　　　　弌≧=-　　　　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿　　 　　 -=≦ア
　　　　　　　　　　｀弌ＺＺＺＺＺＺＺ辻辻辻辻辻辻辻辻辻辻辻辻ＺＺＺＺＺＺＺＺｱ
　　　　　　　　　　　 ＼|丁¨¨¨¨l丁¨¨¨¨¨~| |¨¨¨¨¨¨ | |¨¨¨¨¨¨| |¨¨¨¨¨¨| |／
　＿＿＿＿＿＿＿＿_|_|＿＿_|_|＿＿＿ |_|＿＿＿_|_|＿＿＿|_|＿＿＿|_|＿＿＿＿＿＿＿_
　|ﾆ||ニ||ニ||ニ||ニ||ニ||ニ||ニ||ニ||ニ||ニ||ニ||ニ||ニ||ニ||ニ||ニ||ニ||ニ||ニ||ニ||ニ||ニ||ニ||ニ|┬‐┐
￣√￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ト二＿_,､ｒzzzzzzzzzｭ＿二二ｨ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣Ｌ二ア
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二二二二:||二二二二二二二　|┴‐┴‐|　|_| 　 　 i|::::|　 |‐┴‐┴|二二二二二二二二二二¨||二二/,
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:: { .{:::::::::／二):::::::::/ ,':.:.:.:.:.:.:/ 人 ｀＝＝´,　／ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ.-ァ' /　　　　　　ｲl|!升lイ:ｱ　 ,.,, .,　,　-　,,. ,_ `　　'´　　 /
:: { .{::::::::{　{:::::::::::／ 人:._,,.､ｲ ｲ::::::￣＞'ﾞ´／ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ. ／　　{ ./　　　　　　 l }ﾙ'　　l:|!　 ,;:"　.　-――- ミ''　.　 　 /
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 '　　　　Ⅵ　　　　　　 .廴,ｨ　　l;|　 ;':　 ‘ー- 　 ._　　 ﾞヽ ',　./
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ﾞ|　　　　　　　`'≪:|! ﾉ;!　.;'　　　 ―-　_　 ｀ヽ_{ ,; ./
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 |　　　　　　　 　 `'く:|lｨf ;　　　　　　　,l:|｀ヽ　 ,:' /
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 、 　　　　|　　　　　　　　　　　　`'ぐ:|l.ｨfl{　ｨi .li:!　　　.'/　　 ＞､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ＼　　　r 〉　　　　　　　　　　　　　 `''≪斧l:Ⅳ{ｨ'ぃ　/　 ／　　 ＼

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　_,,　-===ニニ==- ,,_
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　_ - 'ニニニニニニニニﾆ㍉_
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 厂ニニニニニニニニニニニ㍉
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/二ニニニニニニニニニニﾆﾆ={
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　／二ニニニニﾆﾆィf苟卞_≫く }ﾆﾆ∨
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 /ニニニニニニr―=¨⌒イ'`｀　 ﾉ二ﾆ}
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 {ニニニニrｧ｢／　　　　　　r'^ ,ｲニﾆﾆ}　　　　　　　　禁軍三将軍、それに互棟将軍は
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ﾉニrイ厂{_{　　　　　　　 　　　/:{{二ﾆ/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／ィニﾆ)ix,, ji(　　　 `ー―<_　 ､,Ⅵ从=_{　　　　　　　　　免官・降格する余地なし。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／イニ=从 ,,　　　　　 　 　 　 ｀'㍉ 'i, /=人
　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 人:(. |ﾆﾆ={　j{､　　　　　　　 　 　 　 ` /ﾆﾊ_癶
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|/{=八　 ⌒｀`''　　　　　　　　　 /=/ /　　　　　　　　　　残る節州師将軍2人。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 }｜=={　　 　 　 　 　 　 -　、　/／
　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 _/=八{　　　　 　 　 　 　 __,,､ノ´　　　　　　　　　　　　　 お前たちの枠は無い（無慈悲）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 /／/―､　　　　　　 　 ／::::::/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 / }ﾊ:{　/ﾘ 　 　 　 　 　 {:.:./{::{＿
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 /　　 　 l:/　　　　　　　 /r^　}从　|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 __／　　　　/j{ 　 　 　 　 ／　　 /　r_-|
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 _,､+冖¨⌒＼　　./:/　　　　　　 {::　　 /　 ハ_Ⅴ
　　　　　　　 　 _,､-―――====ﾆ｢　　　　　　　＼/:/ ＼　　 　 　 ヽ　　{　　{:::}､ Ⅴ
　　　　　　_.､ヽ`　　‘, 　 　 Ⅵ:::::::::|　　　　　　　　 ｀`　　 ＼,,_　　　　　　Ⅵ　Ⅵ=＞- ,,_
　　　　　　　　　　 　 ：　　　 Ⅵ:::::::|　　　　　　　　　　 　 　 {　ヽ､__,-　 　 j{　 }-_-_-_-_-~''-,,_
　　　　　　　　　　　　：　　　 :|::::::::::|　＿rv､+冖７{　　 　 　 {　　　　　 　 /　 /-_-_-_-_-.}:::::::｢
　　　　　　　　　　　　‘　　　 :|::::::::::|/　 {/　　　八＼　　　　‘，　　　 　 /　 /　　　 -_-_-}:::::::|
　　　 　 　 　 　 　 　 ￤　 　 |::::::::/　　 　 　 ./　 ㍉(　 　 　 ‘， 　 　 /　 /　　 　 　 _ -:}:::::::|
　　　　　　　　 　 　 　 ：　　　|:::: / - 　 　 　/　　　 )｢＼__　　 ‘， 　./　 /　 　 　 　 　 -}:::::::|
　　　　　　　　　　　 　 ：　　　|:::/　　　　　 /　　　　 ＼　⌒＼　‘，./　 /　　　　 　 　 　 }:::::::|







　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　, イ´{:.:.:{:.:.:.:.／｀:.:...、
　　 　　　　　　　　　　　　 　 　 ,...:´:.＼.:. {:.: {:.: /:.:.／.:_.:.:｀:....、
　　　　　　　　　　　　　　　　　,:'.:.:.:_＿:.ヽ:{:.: {:/:／:／:.:.:.:.:.:.:.:.:'.,
　　　　　　　　　　　　　 　 　 ｲ:≧´＞-　 77 - ﾐ、 ⌒｀寸≧-:.:ﾟ．
　　　　　　　　　　　 　 　 　 {/:.:.:.:.}'　　　 {:{、　 }'　　 　 :｀¨{｀ﾐ、}
　　　　　　　　　　　 　 　 　 {/:.:.:./　}　 　 ｀Y}　　　　　. : : :{ﾐ:、:.'.,
. 　 　 　 　　　　　　　　　　 ,{彡'}'　/　　　 ｀j'　　,／´　　 : : }ミ、:.}
　　 　　　　　　　　　　　　 /彡´}　_, -‐.、_＿,j　_...,z≦´￣｀:}:ヽ :.:}　　　　　　　　　　　将軍職なんか要らん！
　　　　　　　 　 　 　 　 　 {/:.,:{｀Y 　 < fj｀ﾏ:.｀_´:.::7 fj ,>.: : :}'´}.:.:.}
　　　　　　　　　　　　　　　〉/ |　| 　 　 寸. : {　}:.ヽ｀チ　 : : }　|:.:ﾐ、
.　　　　　　　　　　　　　　〈:':.:∧∧　　　　}'　}　{: : :〉　　 .: :/ /:}:.:.,'　　　　　　　　　　　　降格でもいいから連れていけ！
. 　 　 　 　　　　　　　　　　}:.{:.:∧_,l　/　　 ,_.{__j_、{、　 }: :/_/{:.{:.ﾘ
　　 　　　　　　　　　　 、_ﾉ}: }: : : |ﾍ　　　 ,.zzzzzｭ、 、 : :l |:.:.:}:.}{_,ノ
　　 　　　　　　　　　　　　 {:.ル’{ﾟ} ∧　　.{_{三三}_}　} : :/ |:.:.:.:.ﾙ’:}
.　　_＿r.,.___＿r.,＿＿r.,____r.,}::,/℡、.'.,　 ｀ー―‐.´　. :ｲ　/ﾟ}_ﾘ_ﾙ_r.,_＿.r.,_＿.r.,_＿.r.,_＿
　　 : : :| |: : : : | | : : : :| |: : :| |:.{' 寸℡、' ,　 ｀￣´　 . ’イ　　}: : : : :| |: : ::| |: : ::| |: : : | |: : :
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　　 :: | |: : : ::| ,―ニニニニニﾆ℡、 　 {:l.　 | | | 　,l:}　 　 ,4ニニニニﾆ=-.　 /: : : :| |: : :
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　{ﾘ _ｭ_ｚ .|::::|〈::::＿:|::|:::::::{　　　　　　　　　伊勢たちがやりにくくなるだろう。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 く...　　　 ∨〈くﾉ^i }|::|::::::::}
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 |j_　 　 ｕ Ｖ〈しシ':|::|＼:::}
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,:::}｀ヽ 　 　.Ｖ〈　ヽ:|::|::::::Ｙ　　　　　　　　　　諦めて私の下に残れ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |::ゝ　-=≦　∨〉ノ∨|:::::::|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿ ｣:::|‐弌i:i:i:＼xヘ＼i:弍=ミ::
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　 _,ノ//////////////////////＞ｧ',..ィ//!　　　　　　　不安だ・・・・物凄く不安だ・・・・
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´ｨ'//////斗ｒ七彡'/　　　 ー '"~　 {彡' j/
八＞'/／ 、￣´∧/　　　　　　　＞-'　　　　　　　　　　　　賀愛、くれぐれもこの莫迦どもの手綱と
〃、人{　　＼　　　＼　　`　ｰｧ'´
　　 `　､　　　 丶, 　　ヽ　　/´　　　　　　　　　　　　　　　　伊憶のことを頼む。
≦竺≧s。、　　　 ヽ　 ヽﾆ’
　　　 ヽ ｀ヾヽ　　　 /　 /{
　　,　---　　 ＼　 (!　/　{
／　　　　　　　　 ヽﾉ (レ/
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,,..-=ﾆ三三三三ニ=-..､
　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ,.ｨﾁ三三三三三三三三三ﾆﾐt,､
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ／ﾆ三三三三三三三三三三三三ﾐ:t､
　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ／-三三三三三三三三三三三三三三ﾐﾑ
　　　　　　　　　　　　　　　　／,.'三三三三三チl三三三三三三三三三ミﾑ
　　　　　　　　　　　　　 　 ,.'　,'三三三ｱ三ア´　V三三三三三三三三三ミﾑ
　　　　　　　　　　　　　　/　./三三ﾆ/ l=／ 　 　 V三三三三三三三三三ミﾊ
　　　　　　　　　　　　　./ 　 !三三-,'-==‐　　　　 .V三アlﾐ三三三三三三三ﾐl
　　　　　　　　　　　　 .,'　　 l 三三;'t:､　　　　　-.､ V／ ,'三ﾁ三三三三三三ﾐl
　　　　　　　　　　　　 l　　　|.三三l lﾆlﾐ､　　　　　 ｀ヽ､/.／,'三三三三三三ﾆl!　　　　　　　辞退していいですか？
　　　　　　　　　　　　 |　　　|三三l lヾl ﾞl!　　　　　 ＿　｀　,'.三三三,:'三三三/
　　　　　　　　　　　　　　　　|三ﾆl! ヽ'　　　　　 ィ三ﾐ!ミｫ.,'三三三/.三三三/
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　　　　　　　　　　　　　　　　 l三ﾆli ヽ　、　　 / / /　ﾟ.,'.三三ﾆ/ｰ'' 　 /　　　　　　　　　　|　　　　　　　　絶対にダメ　　　　　　　　 |
　　　　　　　　　　.　　　　　　 |三-l!　 ＼｀　　　　　 ,,.;'.-三三/ｰtzzｧ'､　　　　　　　　　　 ゝ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿__,ノ
　　　　　　　　　　　　　　 　 　|三.l!　　　｀ー―'"i´　/ 三三ｱ　　　ヾ三ミ:t,､
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　　　　　　　　　　　　　　　　　 lﾆ|_,,,..-<ﾐ｢ﾏ三ｱ.ﾉ,'三ﾆｱﾞ　∨ヽ　　　 ∨三l￣￣
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　　　　　　　　　　　　　　　　 .l　|!　　 /,,Vﾑ/　 ,'ﾆア　　　 ／ﾆ;ﾑ　　　　ヾ|!　　【州司寇　→　新・州宰】
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　　　　　　　　　　　　　　　　 .| .,'　　{,ヽヽ|　 ./'ｰ-z'"｀''ｰ-----==ﾐ､
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　　　　　＿_／::::::::)　　　　　　　　　　　'､ `!　　　 ,...,._,.._　　　,!' ﾉ
　　／´::::／::::::::／,，'⌒l　　　　　　　　　`1}､ﾊ　;', -―-､ﾞ; :Ⅳ｛　　　　　　　　　　　　かくなる上は、最後の手向けだ。
..／::::::／::::::::／イ::::::::::/ 　　　　　　　　　　l .㍉､; `二二´ ; ,/i |
'::::::::;::'::::::::::／:::::::::::::／　　 ,　-､　　　　／]l　　ヾ、}li! _ ,,ル'’　l-､
::::::/::::::::::;::'::::::::::_. イ　 ,，":::::::::ﾉ　　.／―」＼　　｀”~^~"´　 .ノ}／` ､
:::/:::::::::::/::::::::::::ト-､.／:::::::::::／　　.ｲ　　/ i　　`　 .,_　　　 .／　.l､/⌒>､　　　　　 　 　 　 rー-､
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　　 　 　 　 　 /彡彡彡/　　　　　　　　　　　　',ﾐ}
　　　　　　　　{彡彡彡;′　　 - : .　 　 　 . : 　 }ﾐ}
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　　　　　　　　{彡彡彡}　/三三≧=ヵ 　 r≦三}｝　　　　＼__ `､
　　 　 　 　 　 V⌒ﾏｼ′　　 -会= 　}　 〈会=　ﾊ　　　　　人_￣＼
　　　　　　　　 { {　 }ﾐ}　　 　 　 　 {　}　　}　 　 } }　　 　 　 　 〈￣ ｀丶、　　　　　　留留と共にあらんことを願って・・・・・
　 　 　 　 　 　 ＼　ミ　ヽ　　　　　{　}　'"} 　　 }_}　　- ､　　　 }｀=r　 　`､
　　　　　　　　　 { `-､ 　 `　　　　 ゝ ゝ-'ﾞ　　　!　　 | 　 ﾞ:,　　(￣￣ ＼　ﾞ:,
　　　　　 　 　 　 `| :∧　　　　 _　---＝-ｧ　　;　 　 {　　_} 　 } ￣｀＼　＼}
　　　　　　　　　　 |　:∧　　　　 ｀¨二二´ 　　,′　　ヽ 　 ヽノ　 　 　 `､　 ＼
　　　　　　　　　　_|　　 :＼　　　.:'　　　　',　 ｲ　　　　 {　　　　`､　 　 　 　 　 |
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　　　　　 　 　 ﾉ:. ⌒ｱ　ﾐ:. :ゞ"ﾞ｀ヾ,.ゞ-ﾐ{ : :}ﾉ"´ﾐ:,:'"´´,ゞrﾉ:.、　⌒ｱ,.:'.:.;:'　`丶ﾐi:i':;' .:.. .:. .:i:iア"´:´:ﾞ:ﾞ:ﾞ｀`ヾ:　; ;.`:, .:.;..:.ノ
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　　　　 　 　 ﾉ:. ⌒ゝ　,ﾉﾞ;. ﾞ;.｀ヽ　 ｀Ｙ;ゞﾞ´ ｀ヾ:ﾞＹ´ 　ﾉ´ﾞ;ﾞ ;ﾞ ;ﾞ ﾐ 　 爻:'"´´´´´,;ゞ'"爻. : .:i:i{:.:.　.. .. .. .　　:ﾞ:,　.:ﾞ:, :.:i:}
　　 　 　 　 ｀ゞ⌒ｱ 　{: ; ﾞ:, ﾞ; .:介=彡{ ヽ: : ノ}:介=彡'ﾞ,:ﾞ ;ﾞ ;ﾞ :.:; 　 ⌒ｱ..:.:.:'":´.:.'"´ `爻.::i:ｉ:{.:'"´´ﾞﾞﾞ｀`ヾ:. . :ﾞ;　.:.;.:i:i:}
　　　　　 　 ﾉ : . _,ゝ　{ﾞ ﾞ:, ﾞ':,ﾞ.;.,:,,ノ}ヽ }: , , , :{"´ {ゞ,:,.',.,.'ﾞ ;ﾞ:. .;′　_爻_'"´´´..ノ:;.'"´ `爻:i:i:}:.　　　　　　:.　.:.ﾞ;:i:i:i:i:iﾉ
　　　 　 x彡'"´⌒ゞ 　ﾞ:、ﾞ':､;.,;.,:_,;｛`　{~:＾;＾:~} '"´｝;._:,.;,.ノ ;. ;′　 _彡':":´:.::.:..:ノ..:.'"´:.爻:i:i{.:..　　　　　 ,ゞﾐ:.i:i:i:i:ｱ
...　　　爻:'"´:,;｀｛⌒Ｙ) 　`ｰ- ミー｛｀` ゞﾐi彡'　"´｝´;.;.;,;:,彡'　 　 ,ゞ"〉'"´.:´´. : .:'"´　.:..ﾐ:i:i{:..　　..:.:..'"´.:.:.::i:i:ｉ:ｱ
...　　　{,. :'"´. _,; ゞﾐ从ﾌ　_　　　｀ヾゞｭrv从vrｭ彡'/´　　　　　,ゞ".:.:/ .:'"´ ﾞﾞﾞ""ﾞﾞ`丶　.: ﾐ:i:i{:..:...　　.:::....:. :.:!i!く
.　　　 {,. :'"´ 　 .:　、｀¨⌒ヽゞ _ 　 } }jﾉ'W＾W＾jﾉ}/　　　,ゝ_,'" ,:,:,;.ノゞﾐ`:..、"ﾞﾞ""ﾞﾞ`丶ヽ.:爻:i:.､:.. . ...:.::.:...　ﾉﾘﾊ:ヽ
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　　 　 :､:. :.: :.:.:.:.:.. .:.　..: .: ＼ﾉ:.:.从　　　Ｙ⌒ｱ¨¨´_..,,ノ　　 　 ｀ヾ: .　ﾞ:.,　 ﾞ:,::, :.　:ﾞ:,　　 :. _彡i:i:i:ゞー==＝彡'ノ ﾉ
.　　　　 ＼::::.:.:. ､:... .:.ヽ:.: .: .:}＼　 ｀｀ﾞ""{rﾍ} 　 .:.:}　..:.::r'"´ 　 　 ',.: .: .;　　;.:; ..:..　:ﾞ:,　　:.:彡f⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ }
　　　 　 　 ＼::.:. ＼:.:.: :`ｰ-r'フ´　　 　 〈　〈⌒Y ﾉ⌒ｱﾉ-､:.r.:.:..:..: }.: .: .; 　 ;.:;. .:.　　:ﾞ:,　 :.从{rﾍﾉrﾍﾉ}rﾍﾉ}__,ﾉノ
　　　　　　　　＼:ヽ `ー--r:'フ　　　　 　 ヽﾉ＼{ ｀ヽ/〈 　/:ﾉ:.ノ.:ﾉﾉ.: .: .;　　;.:; . :.:.　　:ﾞ:.:ノ´　∨ｰ∨ｰ∨ｰ∨
.　　　 　 　 　 　 ヽ :ー‐r:くア　　　　　　　　　　　　 　 ∨´￣´ﾞﾞ"´￣｀ﾞ｀ﾞヾﾞヾﾞヾﾞヾ｀"´
.　　　　　　　 　 　 ｀¨¨´￣

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　　　　　　　　　　　　　　引き出物に、三将軍が貯蓄の過半を突っ込んで購入した

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　最高級騎獣が加わった。



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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　――― 王都・揖寧（ゆうねい）―――







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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 , '´　｀.､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ,
￣｀''- ､　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　_,. ．-‐- ．_　　　　　　　　　　　 ,'､　　　　'
､　　　　｀ヽ､　　　　　　　　　　　＿__,,.. ．-‐'''"　.,．-‐‐‐　　ヽ、　　　　　　 　 ./ヽ ヽ __,.'
. ヽ　　　　　｀ヽ､　　　　　　　　 lヽ､　 　 　 　 　,' 　 　 ｌ　　 ヽ　｀ー-----、　/　 .｀,ｰ''
__.ﾉ　　　　　　　 ヽ　　　　 　 　 |　 ｀ｰ――'l　.,'　　 　 |　　　 ｌ　　_,.．-'''"ﾌ ./ 　 ./
ノ　　　　　　　　　 ｀.､　　　　 　 |　　　　 　 .|　ｌ.,ｒ　　....|　　　 ｌ　　|　　　 / ./　　/　　　　　　さあさあ、留留の即位式があるのだ、
　　　　　　　　　　　　｀ ､　　　　.|　 　 　 　 .|　ｌ.ｌ. ,‐‐、　 ,--Y　 ./　　 ./ ./　　/
　　　　　　　　　　　　　 ｀.､　　　ヽ　　 　 　 |　｀ｌ. ー' .,、 .ｰ''ｌ 　/　　 ./ ./ 　 /
ヽ　　　　　　　　　　　　　　｀ｰ----ゝ　　 　 |＿.ゝ、__.ｰ.＿ノ. ./_,.．-'''"￣ヽ/　　　　　　　　　全軍、決して粗相など許さんぞ！！
.ﾉ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　￣￣　　　ヽ.IIIIIIIIIIII ,．'"　　　　　　.ﾉ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ノ__　＞---''./　　　　,r‐‐‐‐'
＿　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／／　 ￣'''―／　　｀''＜/　 /,,．--､
　　ヽ　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ／　　　　　　　 /　　　　　 　.ヽ<　　　　｀'''‐､
　　　|　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ／　　　　　　 　 ./　　ヽ＿,．､　　　ヽ,r‐-､＿ノ
　　　|　　　　　　　　　　　　　　　／､ 　｀､　　　　　　l　　　　　｀ヽ､ヽ　　　l
. .......ﾉ　　　　　　　　　　　　　　 |ヽ、｀.ー‐ヽ　　　　　)　　　　　　　ヽ｀ー‐'
　／　　　　　　　　　　　　　　　 ヽ__二ﾆ=ｰ ヽ＿＿__(　　　｀- ．_＿ ﾉ
'´　.,．-‐'''""~￣￣~""'''‐-．..,,__　ヽ＿＿,,　 ／　 ／.ヽ ＿＿＿ﾉヽ
,．'´　　　　　　　　　　　　　　　　￣｀'''ー''-----''´　　../ ./ /　　　　ヽ　　　　　　　　　← ある意味最大の勝ち組
,r―― ､　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/.../ /　　　　 .,'
　　　　　ヽ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　_,.．''　/ / 　 　 　 ,'
　　　　　　.ヽ　　　　　　　　　　　　　　__,,..．-‐'´　　　/ /　　　　　,'
　　　　　　　|　　　　　　　__,,.. ．-‐'''"~　　　　 　 　 ./ /　　　　　.,'
　　　　　.__ノ　　_,.．-'''"　　　　　　　　　　　　　　　/ /　　　　 　.l
　　　 .／　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 / /　　　　　　 |
　　　/　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 / /　　　　　 　 .|

　　　　　　.　　　　　　　　 　 ,.::::::‐=:､
　　　　　　　　　　　　 　 　 /;r""""ヾ:.
　　　　　　.　　　　　　　　　}ﾐrtｯxr.::::}:i　　　　　　　　　少しは威儀を正せ。
　　　　　　　　　 　　 　 　 弋　　i|::::::jﾘ
　　　　　　　　　　　　　　　 ハ ´ﾆ｀ ﾉ
　　　　　　　　　　　　　　　　_}￣i￣{_　　　　　　　　　　いつまでも小字（幼名）呼びでは
　　　　　　　　　　　 . . ::´. :: : ｀: :!: :´: :: :｀: : . .
　　　　　　.　　　　/{ : : : : : : : : : !: : : : : : : : : : ヽ　　　　主上が百官に侮られかねんぞ。
　　　　　　　　 　 ,: : : : : : : : : : :｜: : : : : : : : : : : .
　　　　　　　　　 ,: : : : : : : : : : : ｜ : : : : : : : : : : : '
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　　　　　　　'⌒¨|.:.:|.:.:.:.{.:._.:八:.:.:.:.:.:.'　,ｨ===ミ､.:.::.:.:.:|.:.:.:./ :/:i:i:i:i:i:ｉ|i:i:i.:.:.:.:.
　　　　　　　　　 |.:.:|.:.:.:./ :/ヽ ＼ .: ／ ∨ リ　|.:.:.:.:.:八Ｙ.:./:|:i:i:i:i:i:i:|i:i:i.:.:.:.:.:.　　　　　　　　そうねぇ・・・せめて部下が居ない場だけよね。
　　　　　　　　　 |.:.:.:.:.:.:.∨,ｨ=ミ　＼{　　｀¨　　|.:.:.:.:.:ｉ ノ.:, :i:i|:i:i:i:i:i:i:|i:i:i.:.:.:.:.:.ｉ
　　　　　　　　　 |.:.人.:.:.:.《　Vﾘ 　 　 　　　　　|i:.:.:.:.:|.:.:ｲ:i:i:i:|:i:i:i:i:ii:八:i.:. |.:.::|
　　　　　　　　　 |.:.:.:. ＼:ハ　　　 `　　　　　　八.:.:.:八:{∨:ｉ:|:i:i:i:i:/|:i:i.:.:.:.|.:.:,
　　　　　　　　　 |.:八.:.:.:.:.:込　　　　 　 ／ ）　　 ヽ( :/:::〉＼:i:ｉ:ｉ:/八:i:.:.:/l.:/　　　　　　　　　アナタもわかった？
　　　　　　 　 　 j/ 　)八.:.:.:.:.:>､　 　`ー　　 ／　 ／:::/　　 ＞―＜ヽ(　/
　　　　　　　　　　 ／　 /￣￣⌒＞　.., __／､__／::::::/　 ／ 　 　 　 ＼
　　　　　 　 　 　 　 　 / '⌒ｉ　|./　/ ､　|　 |ハ:::::::::: '　 / 　 　 　 　 　 ヽ
　　　　　　　　　　　　/ 　 　l_.ﾉ'　/ヽﾉ　|　 |:::::::::／　　　　　　-=ﾆ二￣∧
　　　　　　　　　　　 ,　　　　　 し':|　　 十　!: ／　　／ 　／:::::X::::::X:::::X〉〉
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　 　 　 　 ／　　　 　 ム. . . ,　／　　／　　　　/＿＿_　　　　　 . . . . .{
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　人____v　_　 '¨¨¨´　　 ＼　　〈 フ ¨¨¨¨¨¨¨¨'＜. ＼. . . . . .|／. . 　　 /
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　　　　　　　　 　 　 　 ／≦ﾆﾆﾆﾆﾆ＞ｨﾆ≧､
　　　　　　　　　 　 ／/ﾆ⊂二ヽ-く'／ﾆﾆﾆﾆ≧､　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　γ´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣｀ヽ
　　　　　　　　　／ﾆ/ﾆﾆﾆﾆﾆ勹 /´ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ≧､　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|　　　　　　節州師右将軍どの？　　　　 ＞
　　　　　　　　 /ﾆ/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ´｀×ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ＼　　　　　　　　　　　　　　　　　　ゝ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿__,ノ
　　　　 　 　 /ﾆ〃ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ＞‐ニニニ=‐-＜ﾆﾆﾆニ＼
　　　　　　／／ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ＞'-'´-ｨr ､ヽ}￣￣7::::ﾏﾆﾆﾆﾆﾆ}
　　　　　/ﾆ/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ／'＜´　}､ゝ=' -ゝ-‐='―‐‐ﾏﾆﾆﾆﾘ
　　　　/ﾆ/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ/:::::｀ヽィ-'´　__,＞――――‐-＼_ﾉ
.　　　/／ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ/::::,ィ´　＞‐'´::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
　　　!/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ／/´ ＞'´:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＞-‐ '´ヾｰ'
　　 /ﾆﾆﾆﾆニ／／／:::::::::::::::::::::::＞i‐_‐､‐'´　　 i　　　 iﾊ　　　　　　　　　　　分かっています、伊勢将軍。
　　{'ﾆﾆﾆニ／ｨ_／＿＿_,＞‐'´!'_,zzヽ!｀ﾞ∨!､　　从　　　!､ヽ
　 /ﾆﾆﾆﾆ/:::::>'＿_ !　 　 　 ､'〈 弋.リ゜ヽ　ヾ!∨ /-ﾏ　.i､.! `ｰ
　　ヽ-､ﾆﾏ::::/ l r- !ii　　　　 ｉ i｀¨　‐‐'　　　｀_}ﾞ斤ヽ!! /ヽ!　　　　　　　　　　　留留（るーるー）のためですから！
　　　　｀ｰﾍ/　.l .! ｨ!ﾊ ,　　　/ﾍ!　　　―=＝'´ヽﾞｰ'.!i iﾊ
　　　　　　　!　 ! ゝ ! ヽ! 　　!　ヽ　　　　　　　　/ﾞ`i　'　 !
　　　　　　　∨!｀ｰ-､´,､!　　!　　　　　　　　　　　　i　 　 !
　　　　　　　　ヾ!､.　　 i ∨ !　　　　　⊂ ラ　　　 /i、　　!　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 γ´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣｀ヽ
　　　　　　　　　ヾ!､　　.! ∨!ゝ、　　　　　　 　 ／ヽ!ヽ　.!　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|　　うん、分かってないことだけは伝わったわ。　 ＞
　　　　　　　　 　 ,-ヽ-ｼ!　ヾ!　 ＞　__　　　／　　/　 ヽﾘ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ゝ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿__,ノ
　　　　　　　　　/:::::ﾊ/ﾆ≧ｭ､_　　　 /￣ 　´
　　　　　 　 　 〈::://ヾ､_ﾆﾆﾆﾆ≧ｭ､ !､
　　　　　　　　　｀У::::::::::＼ﾆﾆﾆﾆﾆハﾑ
　　　　　　　　　/:::::::::::::::::::::::＼ﾆﾆ/ゝ’ﾏﾑ
　　　　　　　　/::::::::::::::::::::::::::::::::::＼!_ヾ:lレﾍ!､_
　　　　　　 ／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼,､ ､t-':::::＞､

　　　　　　　　　 　 　 /　　　 　 　 　 　 j/　　l　　　　ヽ　 ヽ
　　　　 　 　 　 　 　 /／　　　　　　 ／/　　　l　　｜　 l　　｝
　　　 　 　 　 　 　 ／　　 〈ー--‐彡　　　　 { 　 　 l　　}　 ｛
　　　　　　　　　彡　　　　　＼＿　 　 ／ ／ l 　 　 } }ノ　　 l＼
　　 　 　 　 ￣￣/／　　　 　 / 　 ／ l /―　}　　 /}ﾊ　}　　｝い
　　　　　　　 　 ／　　　 / 　 ｛ 　/_､,,,{{＿　 人　/￣`}ﾉ　 ｲ⌒)
　　　　 　 　 ＜＿＿　ﾉ｛{　　从{Y'"{ll()l}ヾ　　 Уj灯)〉ﾉ ｜}
　　　　　　／　 　 　／　∧　 ∧ 　 乂ｼ　　　 　 弋ｿ イ　jノ　　　　　　　　　伊勢、機嫌が悪いの？
　　　　 　｛(乂／￣　　 ｛　ヽl＼＼　　　 　 　 　 〉＼ j ノﾉミ=
　　　　　　　⌒＞ __／　 ＼__ 、 ￣　　 　 　 　 　 ,_/八 　 ＼
　　　　　　　 / ／／{　　 　 　 ﾄ、　　　 　 -＝　 ノ /　 ＼　ﾄ｝
　 　 　 　 　 {／{( 　 }人__　ﾄ、l　＼　 　 　 　 　 j／ﾉl ﾄ ﾉ )ﾉ
　　　　　　　 (　　 　 　 　 )ﾉ ﾊl　　　　　　＿　／／　ﾉ　　　　　　　　　　　　　 γ´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣｀ヽ
　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 /￣l　　　　　　l～､ }/　　　　　　　　　　　　　　　　　|　　いーえ、分かってたことだから… 　 ＞　伊勢
　　　　　　　　　　　　 　 ノ　　 l　　 　 　 /　　＼ 　 　 　　　　　　　　　　　　　　ゝ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿__,ノ
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　　　　　　　新王の即位に合わせ、新朝の人事が刷新された。

　　　　　　　軍では王師の将軍のうち2人が交代となり、新将軍に元・沖州師佐将軍の伴那、

　　　　　　　そして州侯としての手腕には疑問符が付いたものの

　　　　　　　戦場での働きは依然として抜群だった北斗が就いた。


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　　　　　　　　　　　　 ＿＿＿
　　　　　　　　　　,.＜:.:.:.:.:.:.:.:.:.ﾊ､
　　　　　　　　　/:.:.:r‐てｰt‐く´i:ﾊ
.　　　　　 　 　 f:.:.:.ﾘ＿＿, }＿'_ヽ!
　 　 　 　 　 　 |:.:./７二「　｀7ﾆ｢ i!
　　　　　　　　 入f　ヽﾟノ　　ヽﾟﾉ ﾄ　　　　　　　なんとまあ、締まらない軍になりそうですなぁ。
　　　　　　　　 {ﾊ' ヽ　 ´　　　　 fﾘ
　　　　 　 　 　 ヽ　 i　　 　 　 　 !
　　　　　　　　　　 ﾄ､　　 r ュ　 /
　　　　　　　　　　 |　＼　　 　 /!
　　　　　　　　　　rｰ　 _ ｀￣ ＿j､
　　　　　　　　,ｨ く　r-,　/ﾟ∨八　ト､　　　　　　　　　　　　　　　　　 γ´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣｀ヽ
　　　　,　-‐≦: : : :＼' /＼///へj: : :＞ ､　　　　　　　　　　　　　　　|　　　　軍だけで済めばいいな・・・・・　 ＞ 磁恩
　　　⌒ヽ: : : : : : : : : : : : : ヽく: : : : : : : : : : ト､　　　　　　　　　　　　 ゝ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿__,ノ
　　　　　∨: : : : : : : : : : : : :| ∧: : : : : : : : : |　ヽ
　 　 　 　 ∨: : : : : : : : : : : :!/∧ : : : : : : : : | 　 !
　　　　　　 ∨: : : : : : : : : : :|//∧: : : : : : : : !　ﾉ､
　　　　　 　 }: : |三三}: : : : :!///ﾊ : : : : : : : |　|iﾊ
　　　　　{　j!: : : : : : : : : : : :∨///}: : : : : : : i　 !∧
　　　　　　ir「￣!＝＝＝＝=∨//＝＝＝=「}　 ヽﾍ
　　　　　　| |○ﾘ　　　　　　　 ∨　　　　　 ヽ!　　　」
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　　　　　　　　また、伴那と同じくして沖州の州官から

　　　　　　　　何人もの高官が国府に招かれ、新王を支えるべく

　　　　　　　　朝廷の中核を形成することとなった。


　　　　　　　　　　これは、先王の治世末期に企図されていた人事そのままだった――――――



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　　 　 　 　 l:::::::ﾚ'::::::::ヾ;|　　　　　　　　　　 ｀,彡':::::::';:|　　　　　　　　　　　　新しい冢宰に丸投げしとけばいいわ。
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　 ,. イ≦[;';! /　　! 　 　 レ'　　　,ｲ　　 　/ﾒ≧>' ´.　　 　　ヽ
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.　　 /. 才゛. : ´: : 三二ﾆ=-ミ. : :ｿj彡"´｀ヾ:.
　　 ′／. : : :ー-=ミ. 才'"´￣　　　　　 　 ':::.
　　,: -＝=: : :ー-彡"　　　　　　　　　　　　 '.ﾊ
　　}二ﾆ=ー-. :イ厶　　　　　　　　　　　　　　':;
　　}才. :ー-=彡ｲ. :ﾊ　　　　　　　　　　　　.ｨﾃﾞ,
　　{: :三二ﾆ=イ. :彡'　　　 _＿__　　　}　ｨ世ｱ
.　　∨. :二ﾆ=彡.才.:{　　ｨｲﾒ云≠:j. 八斗＜__, '　　　　　　　　　　異議なし。
　　　∨_三二ﾆイ. :/　 　 え ゞｲ'"'. : : : '.　　　　i
　　　　fr-ミ=≠ﾘ:从　　　　 '"´.: :　　　　ヽ　　 ,:
.　　 　 ∨{{ ゝｲ{:iｲｨ　　　　　 . : : .:: ' 　　 ;iﾊ　　!
　　　　　＼　fヾ:.　　　　　　　　　 .:　ー-=イ　　,
　　　　　　 ヽ　_jﾊ　　　　　　　　　　　　　　-‐'
　　　　　　　f≧ｰz_　　 ヽ　　　　 , -‐'"´-‐ "　′
　　　　　　　从/二ﾆ=　_: . .　　　　　　 ,　-‐　 '
　　　　　　　　{{ニニ≡＝=-　_　　　　　　　　ｲ
　　　　　　 /⌒ヾニニニニニ≡＝=-　-=≦ﾆ{
　　　　　／ニニニニニニニニニニニニニニ≡＝=-　 _
　　　 ／ニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニ






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　　　　　　　　　　　　　　　　,g鷦fl黼黼f織l黼黼黼黼慶徹幾幾綫.、
　　　　　　　　　　　　　　　　}黼f黼黼j黼黼黼黼l謇i徹幾慫fh㍗ﾞﾞr',
　　　　　　　　　　　　　　　　}黼黼f黼f黼``”悲'”鷦{繰絖赤栞赤赫!
　　　　　　　　　　　　　　 　 j黼黼黼鵺椿　　　, 鰤彪栞栞徙赤赫ki,
　　　　　　　　　　　　　　　 ﾙ鷦f黼鷦ﾘ.lif　,;;、　悶l栞l赫乘乘徙慫ﾐk、
　　　　　　　　　　　　　　 /ﾘ{鷦黼lf_ﾘ::' lﾘ '"´＿j!_彪lil乘乘乘乘赫ﾍ ｀`
　　　　　　　　　　　　　　.lﾘ´}嬲鷦ﾒ-ﾆ，' `三,___i!_鷦l乘ﾎ乘l乘赫l!ﾍj
　　　　　　　　　　　　　　.ﾍ,.ﾙ黼ﾙ' ..:｀/;　　　　｀l~ﾍﾘ!徙ijﾎfﾋjﾄ赤ﾍf,'
　　　　　　　　　　　　 　 ,ノj鷦!黼　 У:i　　　　　',　';j!'戒紫紫ｭ ..ｵ,j{　　　　　　　　なんだか悪寒が・・・・・
　　　　　　　　　　　　　　　.緲'l黼レ´::::j　　　　　 Ⅵ ﾏ_,戒乘乘赫 i!`
　　　　　　　　　　　　　　　 ¨ゝj墨k .. ::::::.".｀　　　　`ー=茉ﾐ栞栞i!
　　　　　　　　　　　　　　　　　 メ繦、　二＿　　 _　　 ／' 椿ﾎ紫ヘ,_
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 j! 毯 　.::::::... ￣　 ／::'　/fﾄﾏミｭミｭ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.,倭ﾄ, ::::.　　　 ／::::/ ノ　i!　}紫k}ｿ
　　　　　　　　　　　　　　　　　 _／　i{　',＿__, 。:::::::::/ ,　　 i, /"　ﾘ`'
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＿,,＞ｲ.j｀;::::::r:::::::/.:::　＿／　　´ﾍ,_
　　　　　　　　　　　　　 ,、ー 'フ../　　j .｀(...Y　〉:::/￣,, -- 、　　　　} l
　　　　　　　　　　　　／　 ,y':.／ ,ー 、 rf.／＼:》／￣￣＼二ﾕ　.,ｲ　ヽ _
　　　　　　　　　　　/　　,yﾑ/　　 ﾏ´-、ヽ、　g入弋´￣￣{( 　 ／:/　_ -''"
　　　　　　　　　　∥　　暁ﾘ　　　　＼ﾉ　　ヽ　／_川 　　　__／: '" ／...　,.-
　　　　　　　　　 j{　　　l暁!　　　 ／　＼__　 ＼川rｲ　　　j 〈ﾞ,　 /l尭l／
　　　　　　　　　 k!　　 ,暁!　　　/　　　　}::::、　 ゛" .i　 √ ヽ　ヽl堯f/
　　　　　　　　　 ',;;、　 暁!　　 /　　　　.,仁, ヽ‐　 ＼'´　 　 ｝　 '堯f
　　　　　　　　　 ﾉ八　 暁　　/　　　　/l:r'ヽ　 ＼.　　＼　　 .,　　ﾏ
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　　　　　　　　　　､__乂: /. :i : : !: : : _!_,,..ィﾁ笊ミ､V/, : /∧ ,.ｲ笄≧z..,,__: : ∨∧ : iA,∧
　　　　　　　　　　乂__,.ｨ : : i: : : !: : : {＼__之刀_　 ＼: : :/∧　 之刀_　ヽ: : : ',/.:i : !: i!: :!
　　　　　　　　　　　　　}!: : :ｌ : : :! : : :!　 ´´^　｀　　　!＼: : : :＼´´ ^｀　　 ', : :.',/i!: i /i:/　　　　　　　　よーし、これで即位式の典礼は大丈夫かな。
　　　　　　　　 　 　 　 }! : : i!: : : !ヽ: :',　, , ,　　　　　i!　 〕iト : : :ヽ, , ,　　 iA: : :ｌ/ /／'
　　　　　　　　　　　　　', : : :i､: : :!　 ＼　　　　　　 ヽ!　　　　 ＼ ﾑ　　　,′}!: :!イ/　　　　　　　　　　　まぁ３０年くらいなら
　　　　　　 　 　 　 　 　 ＼: ヽ＼{＼}!　　　　　　　　　　　　　　　ヽ! 　 /　/i!: :!: {
　　　　　　　　　　　　　　　 ヽ: : : : /∧　　 　 　 r───--,　　　　　/￣: :ｉ :/. :!　　　　　　　　　　　　不老の官吏たちにとってはちょっと前くらいの感覚なのかな。
　　　　　　　　　 　 　 ┌┐ノ. ノ〕iﾄ: :}!A　　　 　 ヽ　　　　　　 　 　 ｲ: : : : / 'へ __,.
　　　　　　　　　 　 ┌┤│￣┌┐)ﾉ : }ヽ 　　　　　 ___ ／　 　 ／　}､: : /{
　　　　　　　　　 ┌┴┴┴─┴┴──────┬┐　 　 イ　／.i:i!从_乂
　　　　　　　　┌┤　　　　　　　　　　　　　　　　　 ││ ≦　ィi〔:i:i／}ﾄ､
　　　　　　　　└┤　　　　　　　　　　　　　　　　　 │｜-=ﾆ.i:i:i:／／.i| ｌ ＼
　　　　　　　　　 │　　　　　　　　　　　　　　　　　 ││:i:i:i:ィ'^ヽ:i:i:i:i:i:| |:;:;:;:＼＿__
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＿乂:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:jI斗┐__ -=≦⌒＞　 ￣＾⌒ア
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ⌒ヽ:i:i:i:i:i:i:i;jI斗. : : : : : : : }⌒＞　´i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:＼＿,
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　_乂:i:i;／ : : : : : : : : : : /イi:i:i:i{ヽ:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:／ 　　　　　　　　なんだ、そんなこと調べてたのか。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ⌒7i:i{: : : : : : 　　-=≦＾ヽi:i:i;ﾊ　〉i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:乂
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ノイ ゝ-=≦r ｩ　　,ｱ　　 V　{　{i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:乂￣　　　　　　　　　　お前も物好きだな。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　j/ ノ辷{__≧=≦＿_ 　 　 乂」i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:iア .＜
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 r'　￣⌒≧=≦⌒￣　　　 .;ﾍ、i:i:i:i:i:i:i:i:i:i乂: : : : :｀: .、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 廴 __　　　　　　　　＿)＼/. : :＼(＾＼(￣￣　 : : : : : ＼_／＾＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　⌒}　　 〃´　　　＼:i:i:ｉ;. : : :　　:}! }: :　　　　. : : : ィi〔￣￣＼〉
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ゝr＜乂__　　ﾉ ))}i;/. : :　　　:}! }: :　　　　ィi〔: : : : : : : : : : }
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 L　　　￣　　 .,. : : :　　　 ./ /. : : .ィi〔: : : : : : : : : : : : __/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾊ　　　　　／、　　 　 　 {　{ .／. : : : : : : : : : :__-=ニﾆﾆ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　廴;;;;__／ 　ﾊ　＼　　　} ／. : : : : : : : : :__-=ニニニニ
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／＾~ーﾍ　　　　　　　　　　　ヽ. ／. : : : : : : : : ／: : : : : : : : : : : : : :
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 , 　　　　 /　　　　　　　　　　　 ／. : : : : : : : : ／: : : : : : : : : : : : : : : :
　　　　 　　　　　　芭蕉（バナナ）→./　∥　 .:/　　　 　 　　　 　　　/. : : : : : : : : ／{: : : : : : : : : : : : : : : : : :
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/　 　 　 .:′　　　　　　 　 　 　 { : : : : : : : : /-={: : : : : : : : : : : : : : : : : :
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　　　　　　　　　{: : :| : : : |: : : : :/ | : |=ﾆヽ: : {=}: !:}: :}!
　　　　　　　　　{: : :| : : : i: : : :/. : : : !__:.:.:.:＼!_i: i }ﾄ､{
　　　　　　　　　{: : : : : : : ,=､/. : /|: :!ニ:.:.:.:.:.:.ヾ}／　　　　　　　大公（王の夫）が式典に無関係なわけないだろ。
　　　　　　　　　乂: : : : : :| /. : /　ヽ{　　　　　　|＼_,
　　　　　　　　　　 }ｲ: : : ／ : : {　　　　　　　　　!⌒
　　　　　　　　　　　ヽ: : : }／ヽ{　　　　 ＿　　 ﾉ　　　　　　　　　　むしろお前たちも当事者だぞ。
　　　　　　　　　　　　}∧从_{､ ｀　 _　　 ｰ ' ／
　　　　　　　　　　　　　　 　 }ｰ‐､____ ≧==<　　　　　　　　　　　　　射人（警護総監）に大僕（警護隊長）。
　　　　　　　　　　　　　　 ／ﾆﾆ{:i:i:i:i:i:i:}ﾊニﾆ｀ヽ
　　　　　　　　　 　 　 ィi〔ニニﾆヽ:i:i:r=ヾ⌒}ﾄ､Ｙ⌒ヽ
　　　　　　　　　　 ｨｉ{ニニニニニﾄ､i＼}{ﾍ/:!〃　r　 }､
　　　　　　　　 ／ニニニニニニﾆ} ＼:i:iヾ: | {__〔､_{{ {{
　　　　　 　 　 i!ニニニニニニﾆﾆ}､:;:;:＼: }}| |ｨｉｰ‐'ｰ'ﾑ
　　　　　　　　i!ニニニニニニニ( ))ニニニ彡 7:| |:;:;:;:へ
　　　　　　 　 i!ニニニニニニニﾆ}:;:;:;:;:;＼ }　/.;:;|r=<__/　ヽ
　　　　　　 　 }ニニニニニニﾆﾆ/⌒}‐‐､:.:ヽ/.;:;:;|ヽ　{　　　}
　　　　　　　　}ニニニニニﾆﾆﾆ{　／}ｰ 7:;:;/ヽ:;:;| | ｰ{￣　 }

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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／／⌒＼.:/￣￣ ／^＼.: ＼.: .: ＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ／ : .: /￣＼/.:.:| |^V.: .: .: .:.＼.: ＼.: .: ＼
　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ／.: .:.: .:/ .: /.:∥: .:| |.:.:|／:＼.: .: :＼.: ＼.: .:.|
　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 | :|: :|:.:∥ ⌒⌒|　　| |⌒⌒⌒|　|｜.: ＼.: .:.:.:|__
　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　　 _| :|: :|: :||　　 　 |　　| |　 　 　 |　|｜ 　 ||.: .|.:.|.: :＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　／ :| :|: :|: :||／⌒　|　　| |　 ⌒＼|　|｜ 　 ||.: :|.: .: .: .:.:＼　　　　　　　　　即位式の準備や計画は
　　　　　　　　　　　　　　　　 ／ .: .:.| :|　|　|| 　 　 八　 | |　 　 　 |　|｜ 　 ||.: .: .: .: .: .: .: .＼
　　　　　　　　　　　　　　　／ | : : .: | :|　|　||　___　　 ＼|＼　 __　 ＼_:|　　 ||.: .:.＼.: .:.:.:|.: .: .:＼
　　　　　　　　　　　　　　　|.: .:|.: .: .:八|　|　|〃⌒ヾ 　　　　〃⌒＼､　|　　 ||.: ＼.: ＼.: |.: .: .: .:.:〉　　　　　　天官や夏官や春官の人達がやってくれてるから、
　　　　　　　　　　　　　　　|.: .:|.: .: .: .: |　|　| :／:／: <　　　 :／:／:／ | 　 :八.: .: ＼.: .: |.: .: .: :/
　　　　　　　　　　　　　　 人.: |..: .: 〈 人 | 八　　　　＿＿　　　　　　　|_／( ノ＼.: .: .: .: .: .: ／　　　　　　　　私たちはその通りにするだけだよー
　　　　　　　　　　　　　　　　＼.: ＼.:＼ : 八　 　 〈＿＿＿ ヽ θ　　　/.: .: ＼ .: ＼.:.:./ :／:＼
　　　　　　　　　　 　 　 　／ : .:＼.: ＼_　 -= (^c) ∨(＿__／　o 　 　.:(.: .: .:＼＼.: .:./／.: .: .:.:.＼
　　　　　　　　　　　 　 ＿|__/__)_-=ニニニ=-‐ くﾟ　　 ー　　 　　 ／|.: .＼.: .: .: .: .: ／.: .: .: .: .: .: .:〉
　　　　　　　　　　　_／　_.､-''"￣)=-　~.: .: .:／.:.:＼＿＿　　. : .:　　|＿:＼￣￣.: .: .: .: :／.: .: .:.:/
　　　　　　 -=ﾆ二/　 ／　／　／).: .:／￣: : |￣￣￣|　　　＿＿／ ／.|.: .＼.: .: .: .:.:／.: .: .:./:/
　　　　　　|_ ﾆ=-〈　　 　 /　 / /.: .:＼＿＿__|￣￣|/￣|￣|＿＿_／ﾆﾆ|.: .: .::＼.: ／.: .: /　/:/
　　　　　　　　　　 ＼ 　 　　/　|.: .:.／　　　ｒ～へ|_|_〇.|＿| | |ニニニ/^＼＿＿＼ : . :/　/⌒＼
　　　　　　　　 　 　 /ヽ 　 　　 | .:/　　　(＾　 ,,;;;r～～～～～＜彡ｸ/　 /￣￣￣￣＼　/ 　 　 |
　　　　　　　　　　　 | |_} 　　　/.:/ 　 |r ⌒｀`～(　〃.:.:)　　　 イ ／/　 /　 　 　 　 　　∨ /　 / |
　　　　　　　　　　　_|_| ＼__／ 〉|　　||　ミ　　　　二=‐-　　　_,／=/　 /　　　 　 　 　 　 ∨ // /|
　　　　　　　　　　 |＼|＿＿_／ﾆ〉　八　　　　　　　　　　　(￣＼/　 /　　　　　/　　　 　 |:// /:/　　　　　　γ´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣｀ヽ
　　　　　　　　　　 |ニニニニニ/／ニ　､ _ _ _　　　　　　_-_ヽ 　 ＼,:　　　　 .:/　　　　 ＿＼:／＼　　　　　 |　　いざという時以外役に立たない置物どもめ・・・　　 ＞
　　　　　　　　　 /:|ニニニニ ／ニニ／ ＼_ _ _ -_-_-_-_- ／ 　 　 |　　　.::::/　　　 ／　　　|　　/ ＼　　　　ゝ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿__,ノ
　　　　　　 　 　 { :|ニニニﾆ/ﾆ〇 ／／　 ( ＼(⌒ ー―　´　　　　　＼　.:: /　　 :／ ／　　｜ :/　　/
　　 　 　 　 　 　 〉|ニニニ.√ニ /　/　　　 ＼　` -------　　　　　　∧.:/ 　 ／ ／　　　　 ＼　／
　　　　　　　　　/=|ニニニ {-=ﾆ,:　,:　　　　　/＞------------　 ／　/＼／ ／　　　　　　　 ＼
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　　　　　　　　　 'ﾆニニニニ '-=´_　'_　　　 :{　　　　　　／　 |　　|／ニニﾆ=-.＼／＼　　　　 　 ＼
　　　　　　　　　 ∧ニニニニ ´-=´_ ´_　　　:.. 　 　　／　 ／:|　 〈ニニニニニ=-.＼⌒＼　　　　　　＼
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　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 /{　}＼ノし(,,／{
　　　　　　　　　　　　　　　　/V.:::ゝ.:::::::::::::::::::::::し.:〉
　　　　　　　　　　　　　　 }Ｖ.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::く
　　　　　　　　　　　　　{ゝ.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::;ｱ
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　　　　　　　　　　　　-=≦:::::::::{　__　　メr, --ゝ::{:乂_　　　　　　　いーんじゃねえの？
　　　　　　　　　　　　　＜::::::::::;　'⌒ヽ　}:.vゝ=- ﾊく⌒
　　　　　　　　　　　　　 _ﾉ.::::::::;　-=彡 ﾉ　ゝ--　}!}::.＼
　　　　　　　　　　　　　⌒乂r､{ :/:/:／ﾍ　＿＿_,rﾍ＾⌒　　　　　　 どうせ沖州からの官吏や将の半分は【ああ】なんだ。
　　　　　　　　　　　　 　 ⌒7ゝヽ　 ,／ ﾉ￣ 斗 く ノ
　　　　　　　　　　　　　　　ムイj{ゝ′ jr／　　 ／ j!､--___　　　　　 締めようにも締まらねえだろうよ。
　　　　　　　　　　　　　　　　ィ´圦j　　　　　　　　ィ!　Vニﾆ=-＿
　　　　　　　　　　　　-=≦_j-{: : ノ　　　　　　　　ノ　　，ニニニ=-＿、ｸﾞﾋﾞｰ
　　　　　　　　-=≦ニニニﾆﾆ／　　｀ヽ　 __　イl　 　 :i|-=ニニニニ=-__、
　　　　　 ／-=ニニニニニ／　　　　　／⌒: : : {　　　i|-=ﾆﾆニニニニ=-_、
　　　　 /-=ニニニニ斗r　　／　　/ /　 ＼｀ヽ. }　 　!i|-=ニニニニニニ=-_、
　　 　 ,_-=ニ⌒＞-=ﾆ「　／　　　/ /、　　 .＼:}!}　　 :i|-=ニニニニニj{ニ=-_r、
　　　 j{-=／⌒}!ニニﾆl,　　　　 ./ /-_＼　　　 V　　　i|-=ニニニニニj{ﾆﾆ=-}ハ
　　　/-,/-／-=ニニニ!　　　 .,　/ニ=-_.＼　　.′　　.;-=ニニ=--=/／_-=／=-＾ヽ
　　./-/-/-=ニニニﾆﾆ!　　.／ ｲニニニ=-.＼.′　　 ′ニニ=-}!j/ｲニニニニニ=-
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: : : : : : : :､: : : :＼
: : : : : : : : :＼: : : : ヽ
!i: : :＼: : : : : .＼: : : ';
∧〕iト､＼: : : : : : : : : ト‐‐'ﾉ
/∧　__＼: : : ＼─‐≦￣
' /∧ﾞ─‐‐ヽ: : : ＼: :＼　　　　　　　締まらない奴の筆頭のくせに、
､' /∧r_t:::ﾗ /＼｀ヽ＼⌒
　ヽ　 ＼　 /／. :,!: :＼ヽ　　　　　　　飲みながら言ってんじゃないよ・・・
　　 ` ‐- ＼ /}: /. /ノ}/`
　　 　 　 　 '}ヽ: : {､
　r_＿_,　／ ヾ}/从 ＼
､　　　／　／／=}ニニ＼
{i ￣　　／／ニﾆ}二二二＼
≧=; fﾆ／ニニニ}ニニニﾆﾆ＼
ﾆ{{>ii<_}}ニニニﾆj!ニニニニﾆﾆ＼
ニﾆii !‐‐‐,　7ニ/|ニニニニニニﾆ＼　　　　　　　　　　　　γ´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣｀ヽ
､　 || ヾ／／ニ//!ニニニニニニニﾆヽ 　 　　 　 　　　　　 |　　　　　護衛対象いねーじゃん　　　　 ＞
=＼_／／ニﾆ//. !ニrｲ⌒´｀丶ﾆﾆﾆﾆﾆ}　　　　　　　　　　　ゝ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿__,ノ
二=||ニニニ//　 !ﾆ{ヽ／⌒}ノ｀ヽニﾆﾆ}
､ﾆ=||ニﾆﾆ//　　jﾆ|　 ヽｰ'彡ｰ‐'}ニﾆﾆ}
∧ﾆ||ニﾆ// 　 r‐‐乂__ノ__乂__ノニニﾆ!
⌒ヽ⌒ヽ⌒ヽ￣≧〃 7/ﾆ} }＼､ニニﾆﾄ､
､￣ヽｰｧ‐‐‐ｧ 7' /.;:;:;//___} }ニ} }ニニ/ﾆヽ
､＼ ／　 ／／／ ／'ｰ─‐ '二}_}ニﾆ/二ﾆ}
､＼＼／／／ ／.;:;:;:;:;:;:}ヽニニニﾆ/ニﾆﾆi!
:;:＼ヽ／／.;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;}:;:;:＼ニニニニﾆﾆ!
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　|.: .: .:|.: .: .: |.: .: .: |　　　　 |.:|＼.: .: .: .:.| .:|.: .:|.: .: ＿＿/　　　　　　　　でもさ、維盛さんもよかったね。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　|.: .: .:|.: .: .: |.: .: .:人 ／￣ |/￣ ＼.: .:.:| .:|.: .:|.: .: :| :/.: ＼__
　　　　　　　　　　　　　　　　　　|.: .: .:|.: .: .: |＼.: .: .(＼　　 ィ'て~㍉　 :|　|.: .:|.: .: :|/ : .: .: |.:＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　|.: .:/:|.: .: .: | 　 :､ 　＼　〃 乂 ツ ﾊ : | :八: |: .: 人.: .: .: ﾉ.:⌒〉　　　　　登極の前に留黄ちゃんと結婚してて。
　　　　　　　　　　　　　　　　　 .:|.: ,: .:|.: .: .: |／　 ＼　 ＼　 　 　:'.:.: } :|/.: .:＼: .: .: .＼.:.＿___(
　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 八 .: :|.: .: .: |:＼y''て㍉'⌒ 　 　 　 　}/|`～､￣＼＼／＿_.: .:.)
　　　　　　　　　　　　　　　 　　'⌒＼:|.: .: .: | : 人乂ツ　 `　 　 ヘ　　 八 　 ＼　|ニニニニﾆ＼
　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ＼.: .:.:|　|.: .:心.:'.:　　　く　 ノ　 .　　＼　 |　|ニニニニﾆ=-＼
　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ＼｜ |.:/.: .: )>.,_　　　 　 ／　　　　)　|　|ニニニニニﾆ=-|
　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 /.: :| 人／⌒＼ﾆﾆTﾆT　　　　　　　　|　|ニニ=-| ニニ=-|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　(.: .:.|.: /.: .:ノ : /|ニ/　 |＼ 　 　_／￣ |　|ニニ=-| ニニ=-|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /:＼.: 〈.: .: .: . //|=/　 /　　　　　　　　 |＼＼ﾆ=-.|ニニ=-/
　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 〈 .: .: .: : ＼＿.: .: .:/　 /　　　　　　　　　〈⌒＼＼=-_二=-/
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/.: .人.: .:(..: .:.:/　 /　　　　　　ヽ:ﾉ　　　 '/　 　 |=-}⌒＼
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　〈.: .: :. ＼.: .: : 八　人　　　　　　 .人　　／　　／ニ.人ニ=-.}
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｀¨´⌒).: .: .: .: .＼　＼　 　　 イ⌒)> 　　 ／ニ／ニニ=-./







　　　　　　　　／. : : : :／. : jI斗.／. : : : : :／// }}/. : : : :}ﾄ: ＼: :＼ﾏ=､: :＼
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　　　　　　ﾚ'. : : :／'／.／. ／.:| : :_:_:/ -‐=ﾆﾆ{ヾ: : : |!: ∨/∧ : : : : ＼!‐ '
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　　　 /.:／' //|: : :/. ／|!: :i: : :i!: : :i---- _　　 {! : : : i| ヾ:.∨//＼ ∨∧.　＼
　　　 {:{:{/　{ {:.!: :{ : i:{: :|!: :|: : :| : : |‐==ﾆニミ､{{: : : : :!／＼ゝ=‐- ヾ}ﾄ､ﾍ　　j
　　　 ヾt!　 { {:i!: i!: :i!ﾄ､ヾ: |: : :i : : i!/.:/.:⌒^ヾ ヽ: : : :{_＿　 ヾ}: : }: : |: :}:i!　　　　　　　　　　　それは、まあね。
　　　　　＼　ヾ!: :! : {ヾ､_ｧ＼: :{ヾヽ!.　　　　　　　 ＼:.{^⌒｀〃{: :i:}!:ノ /. |
　　 　 　 　 ＼i!: :!＼＼ヽ_|　 ＼: ＼ヽｰ‐─ｧ　　　 i ﾞｰ-=ﾐ/j{'. : |:}!ｰ'' : :,!
　　　　　＿__.ｲ|: :|: :{ ﾞｰ‐　i　　　＼{ ﾞｰ‐‐'''　　　 　 :.　　 ∧{:=彡}}: }‐彳
　　　　　ヽ __,,ｨ!: ヽ: ＼＿, ヽ　　　 r‐-　__　　　　 ／ 　 /. :)/^ ノ.:ノ
　　　　　 　 　 !ヽ､{＼{￣　　 ＼　___>=────‐---==ﾆ ,,_
　　　　 　 　 　 ／=|:i:i＼＼　　／ ／　 ,=､　　　　　　　　　　 ≧s｡ 　 -､_
　　　　　　　／ﾆﾆ=|:i:i:i:i:i＼ >/　 {　 ヾ__,　ヽ　　_＿ 　 　 　 　 　 }ト'　　＼─-､
　　　　　 〃={ニ/::||:i:i:i:i:i:i:/　{　 f､';　 }/　　　　 　 ￣｀ヽ　 　 ／.,!ニﾆ＞,,_＼ 　 ‐-
　　　　　 {{ニヾ/.;:;:;|:i:i:i:i:i:i{　　＼___}__/　　　　　　　 　 　 ヽ／　/ニニニニニヽ　　　　､-　　＿
　　　　　 {{ニニ＼:;:＼:i:i:i:i.＼　　}^‐､ ￣｀ ｰ‐-､_　　　　　 i　／ニニニニニﾆﾆ}!　　　　　　∨∧
　　 　 ,ｨ={'ニニﾆﾆ＼:;:＼:i:i:i:iヽ='‐‐‐'_＞-‐‐=彳　　　　　/ｨ'ニニニニニニニニ}!　　　　　　∨∧
　　 ／ニニニニニﾆﾆ＼:;＼:i:i:i:i:i:i:i〃　　　　　 　_jI斗‐=''｀ヽニニニニニニニﾆﾆ}!　　　　　　}//,
　／ニニニニニニニニﾆ＼:;＼:i:i:i:i{､_,.ｨｉﾆﾆﾆミ¨｀ヽ:i:i:i:i:}}:;:;:;:;:＼ニニニニニﾆﾆﾆ}!　　　　　　}//

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　　　　　　　　　　　王は配偶者を王后、大公の地位に据えることはできるが、

　　　　　　　　　　　　即位した後に婚姻を結ぶことはできない。

　　　　　　　　　　　　　王は人の戸籍から消え、神籍に入るからである。


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ゆえに即位前から婚姻していなかった場合、

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　子を授かることもない。



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　　　 　 |:.:.:!ﾉ:.:/:.:.:.:}ノ:.:.:,:.:/:.:.:.:.:.|:.:ハ:.:.:.:.:.;､:.:.:.､:.∨
　　　 　 l:.:/:.:./:.:.:.:/,:.:.:./:.:,{:.:.:.,:.: }/＿､:.:.:.:{_ ､:.:.|:.:.}
　　　 　 ∨:.:∧:.:.//:.:./:.:./:!:.:/: / ｀ー' ､:.:.ヾ=!:.:ヾﾉ
　　　 　 /:.;ｲ:.::∨:.{:.:.:!:.:/:.:.∨ /､'^弌s! ヾ:.:}tｧ:.:.:.}　　　　　　　　　・・・・・・・それで、君たちの方は
.　　　　 |:/!:.!､:.:|:.:.:ヾ:.V {:.:.:.:|:.:l　｀￣ ´ 　ヾ∨!:.:.,'
　　　 　 l! 乂:.ヾ!:.:.:.|ヾ!　ヽ:.ﾊｿ　　　　 　 '"}:.!∨'
　　　　　　 　 }:.:|ヾ:.|:.:.:7i　 　 　 　 　 　 　 ,:ﾉ .}:|　　　　　　　　　　　　　　　　話はついたの？
　　　　 　 　 /ノヾ:},!ヾ/｀　:、　 　 　 -－　/!　,ｿ
　　　　　　　　　 ﾉ/=.､　　　 ≧s｡　 　 　 /
　　　 　 　 　 　 ´ |:i:i:i:≧s｡､　　,ｨ!｀ ｰ イ
　　　　　　　　　 ,.ﾉ ､:i:i:i:i:i:i:i:i:Y´:i:i{= ._
　　　　　　 ,.=ﾆニﾆﾆ＞--r―}, ―､ニﾆ=- _
　　　, -=ﾆニニニニﾆ:i:i:i:i:ヽイ,ヽ-':i:ニニニﾆ=- _
　,ｨニニニニニニニニ:i:i:i:i:i:i:/　 ＼｀ﾏニニニニﾆ=.､
,ｲニニニニニニニニﾆ}:i:i:i:i:iヽ　　　〉:i}ﾏニニニニニヽ









.:..:..:..:.|ミ;|:..:..:..:..:..:..: .:|: :| /:: ＞=ﾆ|.:..:＼:..:.. .＼..:＼..:..:..:..:..:..:..:.|:..:..:..:..:..:..:..:..:..:⌒＼
.:..:|..:..|ミ;|.:..:..:..:..:|: ..: | .:|"´　　　　|:..:..:..:〉｀ヽ、:＼:::＼:.. :..:..:..: |..:..:..:..:..:..:..:..:..:..:..:..:. `､
.:..:|..:..|ミ;|:..:..|..: :.|..: : |.. |:　　 　 　 |　 | ′　　＼∧:::::∨.: :..: ..|:..:..:..:..:..:..:..:..:..:..:..:..:..:..:'，
..:. |.:..:|:::ハ:..:l..:.. |.:　 |:. |　 　 　 　 |　 |!　　　　 　 | 　 |: .: :..:..:|.:｀`-､、..:..:..:..:..:..:..:..:..:..|
.:..:|:.:..|/　 ｀、　..|　　.:..:|　　　　　　|　 | 　 　 　 　 | 　 |　　　 |:..:..:..:..:｀`-､、:..:..:..:..:..:..|
._〉|..:八　 　｀、:八.　 ｀:| ー―-- .._|　 | 　 　 　 　 | 　 |　　　 :.:..:..:..:..:..:..:..:.＼.:..:..:..:..:.|　　　　　　　　　　えっ、それは・・・・・
...八　　:、 　 ｀、　＼　｀、　　　　　|__,,|￣二冖ー .| 　 |　　 :′..:..:..:..:..:..:..:..:..:＼:..:..:..;
. |..:.＼.　＼ ／ ､＼　　 ｀、　　,.:'´ ,,斗-=- ..,,__ 　 | 　 |　　/:..｀`～､、:..:..:..:..:..:..:..:..:/
..:| 　 | ＼.　＼　 ＼＼　　＼ / _,,ｨ㌢ﾞ´ ⌒㍉㌻^' | 　 |　./:..:..:..:..:..:..:..｀`～､、:..:..:/ ＿_
. | 　 l.　/＼__ 〉- ,,_＼＼　　＼^){ ⌒) ;;;;;; 　'，　 .:　　　/..:..:..:..:..:..:..:..:..:..:..:..:..:._､‐''゛:..:..:..＼
.八　八 　 / ,,斗== ミ ｀~｀ ¨¨⌒　弋　 　 　 ﾉノ /　 /_/..＼:..:..:..:..:..:..:..:..:..:.／:..:..:..:..:..:..:..:..:.`､
.＼＼　 ＼_ｨ㌢´ ⌒ヽ　　　　　　　 　＞～''＾´　⌒¨´ ..:..:..:..:＼.:..:..:..:..:.. ／:..:..:..:..／:..:..:..:..:..:..'，　　　　　　　　　　【1D10:10】
:..:..＼..　　＾){ ⌒) ;;;;;　'，　　　　　　　/／/’/／/　./..:.. :..:..:..:.. ＼:..:..:../..:..:..:..:／:..:..:..:..:／..:..:.}
.:..:..:..: ＼ 　 ＼ 丈　 ..,ﾉ'＾　　　　 　 /／/／/／　./:..:..:..:＼..:..:..:..:.丶:/..:..:..:／:..:..:..:..:／.:..:..:..:;　 　 　　 　１．大脱走
.:..:..:..:..:..: ＼＿ >:“”~，／/〈_　　　　　 　 　 　 　 〈:..:..:..:..:. ..:＼:..:..:.. /:..:..: /.:..:...: ..／:..:.. :..:..:/
. .:..:..:..:..:..:..:..:.込, /／/／　　　 _ ＿ _　　　　　 　∧:..:..:.＼:..:..: ＼:..; :..:..:./:..:..:..／:..:..:..:..:. :./　　　　　２～７．ちゃんとお話しました
.:.｀`-､、:..:..:..:.. /:}h､ 　 ./￣⌒＼"゜´　 　 　 　 .ｲ　＼:..:..:..＼:..:..:..:.{:..:..:/:..:..／:..:..:..:..:..:..／
. .:..:..:..:｀`-､、/.:..:..:..＞/　　 ヽ　_.)__　　　 　 .::┌ﾆ二 ｀`～､、:.- ._{:..:..:..:._,,......-‐..''"::￣::ヽ　　　　　 ８～９．結局ズキューンのバキューン
.:.＼ :..:..:..:..:..＾＼:..:..: ..:|　　　 }.／ 　 ヽ　 _／.._｜ r‐=／..: :..:. ｀`ー{:_､‐''゛:..:..:..:..:..:..:..:..:..:..:..:'，
.:..:..:｀`-､、:..:..:..:..＼:..: |　　_／　　 ／⌒ヽイ 　 |　|ﾆ/:..:..:.＼:..:..:..:／..:..:..:..:..:._､‐''゛:..:..:..:..:..:..:.}　　　　　　１０．今ここで返事を
.-､、.:..:..:.｀`-､、: ..: ヽ:|　　　 　.／　　／⌒ヽ　.|　|./..:..:..:..:..:.`､::/..:..:..:.._､‐''゛..:..:..:..:..／..:..:..:.,
..:..:.｀`-､、:..: ..:.. :..:..:..:八 :′ 　′　　　 　 　 }　|　|{..:..:.＼..:..:..:./..:_､‐''゛.:..:..:..:..:_､‐''゛..:..:..:..:/
～ ､、..:..｀`～､、:..:..:..:|..:＼　　　　 　 　 /＾_ﾉ.　|　八..:..:..:.＼ /:..:..:..:..:..:..:._､‐''゛:..:..:..:.／.:../
　_:..:..｀`～､、.. :..:..:..:.八..:..:＼　　　　　 　 ＼＼|__|ﾆﾍ:..:..:..:..:.; .:..:..:.._､‐''゛:..:..:..:._､‐''゛:.,.イ
.　:..:..:..￣¨¨二ﾆ=‐-...... ＼..:..:ヽ　　　　 　 　 〉..|ニﾆﾆ＼:..:..:.{..:..‐''゛.. :..:_,,.､丶´.:..: ／:..:.〉

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　　　　　　　　　　　 　 |.: .: .:.:{　＼ .: .: :. ＼斗f=ミx|.: |.: .::| 〉'＾|.: : ／.: .: )
　　　　　　　　　　　 　 |:|: .: 八／___､:　＼(⌒乂ツ |　　　八 ノ:／.: .: ／
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　　　/-=ニ/＾ﾍ_,ニニニニ./ ∧ 　　、　　.:}{／　 .／ニニニニニニニニﾆ=-_　　 　 　 　 １～３．ハガレン
　 　 {-=ニj{i　 i {ニニニニﾆ/ﾆﾆ、　 ＼ .／　 .／ニニニニニニニニニﾆﾆ=-_　　　　　　４～６．悟空さ
　　／￣￣ /⌒ヽニニニニニニﾆ＼　／　 .／ニニニニニニニニニニニﾆ=-} 　 　 　　 ７～９．シロー
　/　／ ￣/　　　}＼ニニニニニニ.／　 .／ニニニニニニニニニニニニﾆ=-;　 　　　　　　１０．逃げ上手の教経
. {　/{　　 j{　 　 /　 }＾ヽニニニﾆ／　 .／-=ニニニニニニニニニニニニ=-./{
　V　〉ー‐i{　　./―〈　 .}iニﾆﾆ／　 .／-=ニニニニニニニニニニニニニニ=-}
　　 .{　　 .i{ 　/　　 :}__/ﾆニ／　 .／-=ニニニニニニニニニニニニニニニ=-;

　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 〈乂i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i/
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ゝi:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ア
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　　　　　-=ニニニニニﾆﾆ=-.′_／i:i:iゝ｀ヽ{ ￣￣　　　 乂/:!　　　 　 　 　 }＼,/イ乂_　　　　　　　　　　　　　長い付き合いになることだからよぉ・・・
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　　　　　　　　　　　　 ||.: |.: .: .: :＼| 　| 　 :|,,x斧ミxノ |　 ｨ斧ミ　　| :|＼　　　　　　　なるから・・・・？
　　　　　　　　　　　　 || 八..: .: .: .: ＼　 '⌒Y Vツ　　／　ﾋツ ∥ 八|.: .:＼
　　　　　　　　　　　　 |.:| : :＼.: .: .: .:.:.＼　 :乂:.:.:'.:.:　　　 〉.:'.:厶ｲ.: .: .: .: .: )
　　　　　　　　　　 　 人|.: .: .: ＼ : .: .: .: ￣￣＼　　　　　　　人 |.: /.: .: ／
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　　　　　　　　 　 ( .: .: 人 :(.: .: .: .: .: .: ＼.: .: .: :/:|＞　-＜( | : .: |.: .:＼　　| ／)__
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　　　　　　　　　人　＼　＼//∧　 　 '_ 　 　 　 ￣|￣/　＼ﾆ|　　　 :}　　 　 　 / ∧
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　{ゝノしﾍノ{／しﾍノ}_ノ〉＿_
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＿乂::::::::::::::::::::::::::::::::::::ｲ::::／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　__＞.::jＩ斗---―――:::::::::::::＞
　　　　　　　　　　　　　　　　　　_7ィ/: : : : : : ＿＿＿_}]]]]]]⌒
　　　　　　　　　　　　　　　　　 ￣{_ｊＩ斗=≦ｨ_ ｯ_ﾌ　 И:::;へ≧=-ｧ　　　　　　　　所帯を持つってことは
　　　　　　　　　　　　　　　　　 _／.:.. ゞy、≧=---　U }/rｸ;}:::イ
　　　　　　　　　　　　　　　　　⌒7:::{ー.ゝ >　　 　 　 　 .__/:::::::＞　　　　　　　　　戦場でも、それ以外でも、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　ムｲ:..　 r＿＿ｧ' __)＼ ^^:::::::::;乂
　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 }i::∧　ー‐　　 、i:i:i:)ｲ乂::::「￣　　　　　　　　　 お互い半身ってわけだ。
　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 }i/ ,ﾊ l;l;l;l　 　__)ィi〔: : :/ヽ{
　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 /　ゝ-=≦⌒: :}: :}!.:,　 ./ゝ__
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　_-=ニﾊ: : : : :　 ;..:／　,_-=ﾆ⌒≧=-
　　　　　　　　　　　　　　　　　_-=ニニニ＿!　　　.:／　／-=ニニニニニニニ=-__ 　　　　　だから、この先百年千年、
　　　　　　　　　　　　　_-=ニニニニ_,／ .-┴ ､.／　／-=ニニニニニニニニニﾆﾆ
　　　　　　　　　　_-=ニニニﾆﾆ_／⌒／ 　 -／　／-=ニニニニニニニニニニニニ　　　　 お互いの半分を預け合うつもりで
　　　　　　　　／-=ニニﾆﾆ／⌒　　／_∠==、／-=ニニニニニニニニニニニニニ
　　　　　　　/-=ニニﾆﾆ,　　　　　　　￣.:ゝ-<｝-=ニニニニニニニニニニニニニニ　　　　　よろしく頼むわ。
　　　　　　 j{-=ニニニ./　　　.r―　⌒＞ー ノニニニニニニニニニニニニニニニニ
　　　　　 ／⌒ニニﾆ,　　　　ノ. :ｰ=≦⌒¨´ニニニニニニニニニニニニニニニニニ
　　　　　j{-=ニﾆﾆ／　　　. : : : /／-=ニニニニニニニニニニニニニニニニﾆﾆ=-=
　　　　／⌒¨＞　　／　　 / : /_-=ニニニニニニニニニニニニニニニニニニ=--=
　　 ／-=_／. :/ ／　./　 / : /-=ニニニニニニニニニニニニニニニニニニ=- -=ﾆ
　 /-=ニ/　　.j/　　 / 　 . : :′ニニニニニニニニニニニニニニニニニニ=-／ﾍ-=









　　　　　　　　　　(ヽ　　　　　　　　　　　 /)
　　　　　　　　　　　　　　　　　_____
.　　　　　　　 （＼　　　,,∠,　r---____｀` ､　／)
.　　　　　　　 　 　 　 /⌒ｱ　{ |　|__＼＼. ＼
　　　　　　　　 　 　 // /／´{ |　|　｀`ヽ, }　 '
.　　　　　　　 　 　 // / ／　{ |　{　＼　} }　/{
.　　　　　 　 　 　 ﾉ { ,{z==ミx＼>〉z==ﾐИ// 〉
.　　　　　　　 　 〈{　{　l f:::::Y　　　f:::::Y　ﾉ 　〈ヽ
　　　　　　　　　　}　L | ゞ-'　 ,　　ゞ-' /　＼//}　　　　　うん・・・・・ずっとそう言ってほしかった。
　　　　　　　　　/＾＼八::・:: 　 　 :::::・:::ヽ ＼/.ノ
　　　　 　 　 　 乂＼ _<ヽ　　 ~　　　 ィ}_,//〈
　 　 　 　 　 　 rく＼　./Y ＞---＜／ ＼ /, ヽ　　　　　　今まで振り回してごめんね？
.　　　　　 　 　 乂＼V　 {ニ}l　 ｌ{ﾆ弋 ＼, ＼,ｼ
　　 　 　 　 　 　 _,>　／ﾉニ}l　 l{ﾆニ＞ｧｰく/｀ヽ
　　　 　 　 　 ／{´{∨ /ﾆア´　 ヽﾆ/:{　{　/ ｀ヽ }
　　　 　 　 　 ヽ j　 ,ィア´ ,.､　　 }'/　{　V　-‐ﾉ人
.　　　　　　　 　 〉 /ﾆ/　./　　　 八,　ヽ＼ ／}　/ ヽ
　　　　　　　 ／ { {ニ{　 {　 　／=} }ヽー＜ 　 } l{　,ﾉ､
　 　 　 　 　 { {　八ﾆﾑ　':,.／ニ/ ,ハ／/　)　 }＼ 彡}
　　　　 　 　 ヽ＼　ヽ'ﾑ／ニニj　{＼　_／　　.}　 ﾉ ﾉ
　　　　　　 　/､／ .ﾉ「ニニニ/　.乂___｀ヽ　　 .}＼ く
　 　 　 　 　 { {__／　[{‥}]ﾆ[|／ 　 } ∨ }　 　 } 彡/
　　　　　 ／ ∨ ） 　 ヽﾆこ／　　　 }　_,ノ　　　ﾄ､⌒)
　　　　 /＼ ノ / 　 　 }ア´ 　 　 　 7く 　 　 　 }　∨

∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬∬



　　　　　　　　　　　　　天意 『忘れられん馴れ初めになったやろ。ん？』



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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 }ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ／.:/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／. : :/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 丶: : :〈　　　jI斗‐==-
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼: :ﾏ彡: : : : : : : : : : ｀ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 , =ﾆ＞＼:_:_: : : : : : : : : : : ＼＿_ノ}
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／. : : : : :__,,..: : : : : : : : : : : : : : :､ : ノ
　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ／. ／. : : : :{ : ; : : : : : {: : : : : : : : : : く
　　　　　　　　　　　　　　　　 /. : /.:/. : :,へ{: : i: : : : : :∨/{: : : : : : : : :';
　　　　　　　　　　　　　　　　 ﾏ/,{ /. : :/　 i{: : |: :{: : : : :∨{: : : : ∨∧: :';
　　　　　　　　　　　　　　　　　〉／. : :/　__ i{: : {: :ヽ: : : : :＼ｰ‐'. :∨∧: }!
　　　　　　　　　　　　　　　　 〈: /{: :/.{　｀ヾﾏヽ＼: :〉､:,,ｨﾆﾆﾐ､: : : ∨//　　　　　　　うんうん、ようやく観念したね。
　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ＼!: {: :､　　　＼:.:.ヾ{　´ ‐-r=ﾆ＼ /∧{_,
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ{∧＼ゞ=-'' ｀ヽ＼､＿,,ヽ〃⌒ : :厂
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　//_)ﾑf⌒　　 ､__}:.:)/^⌒｀ }: ).:.:.／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｀ヽ.／i　　　 　 ￣　　ｰ=彡''^.:〈
　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿／ニi!＼　 ､_　 __, 　 .ｲ{/∧})/
　　　　　　　　　　　　　　　　　/ﾆ/ニﾆﾆ!ヽr ､､,.へ., .イ7}}ﾄ､丶　　　　　　　　　　　　　γ´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣｀ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　 ／ﾆ/i!ニﾆﾆ|ﾄ､}　y　,､__〉'''/∧ﾆ＼＼　　　　　　　　　　　　|　 　　お前もあんま人の事言える馴れ初めじゃなかったよな？ 　 ＞
　　　　　　　　　　　　　 ／ニﾆ/=!二ﾆﾆi!:i:{｀ヽ　 ＿_}/.i:i:i:{ニﾆ}､=＼　　　　　　　　　　 ゝ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿__,ノ
　　　　　　　　　　　 ／ニニニ}!=iニニﾆ|:i:i{_)ﾆ}}　 __.}i:i:i:i:i{ニニ}_＼=＼
　　　　　　　　　 ／ニニニﾆﾆ}!=i二二ﾆ|:i:i{ニﾆ}}　､/ ､i:i:i:iﾏニﾆ}ﾆﾆヽﾆ＼
　　　　　　 　 ／ニニニニﾆﾆ}!ﾆ|ニニﾆi!ﾄ､}ニ=}}　 ∨∧:i:i:}､ﾆﾆ}二二二ﾆ＼
　　　　　 　 /二二ニニニﾆﾆ}!ﾆiニニニ!:;:;:ヽﾆﾉ'　 /　　}i:i:}!∧斗‐=ミ､ニニﾆヽ
　　　　　　/ニニニi|ニニニﾆ}!ﾆ|ニニニi:;:;:;{ミ=‐‐''､___ノ.i:}!:;〃__ノ､__}}ﾄ,ニニ}!=}
　　　　　/ニニニニi|ニニﾆﾆ}!ﾆi二二ニ|:;:;/ﾆﾆﾆﾆ}}:i:i:i:i:i//:{⌒ヾｰf　　}}ニニ}!_}
　 　 　 /ニ／＼ニ=i|ニニニ}!ﾆ|ニ〃⌒ヽ'ニニﾆ}/.i:i:i:i:i:'/.;:乂＿}〉'__.ノ'ニニﾆ}!}､
　　　 ./二'二ﾆﾆ＼ﾆi|ニニﾆ}!ニニ{{ (__/ニニニ∧:i:i:i:i:i/ｰ‐､‐＜7¨} } ｀ヽ二ﾆ}!ﾆ丶
　　　/ニニニニﾆﾆヽi|ニニニニニﾆ>''ニニﾆﾆ/￣＼￣｀ヽ　ヽ /　 i iヽ　}}ﾆﾆ}!ニニ＼










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　　　　　　　　　　／.: .:／.: ／|.: |.: .:|　　|.: |　 ／.:|　|　|＼| ||.: | |.: : ＼　　　　　　　　　えへへ 、ようやく安心できた。
　　　　　 　 　 　 |.: .: /.: .:.〈.: .: .:.|.: .:|　　|　|／＼,,|　|__ｘ=ミ､|i: | |.: .: .: :〉
　　　　　 　 　 　 | : : |.: .: : |: .: .: |.: .:|　＿,x==ミ　 　 ィノﾊ　∥//.: .: .:/
　　　　　　　　 　 ＼ :|.: .: : |: .:　 |　.:|　〃,)ぃﾊ　　　　ヒツ ∥ /.: .: .:.＼　　　　　　　　　　　　　　　　【1D10:10】
　　　　　　　　　 　 |:＼.: .: :＼.　.:＼ ＼ 乂;;;ツ　　　 ､ .:.'.: 八/.: .: .: .: .: 〉
　　　　 　 　 　 　 ／⌒＼_____＼_(.:.＼」　.:.::'.:.:　 　__　　 /.:./.: ／.: .: .:/　　　　　　　　　　　１～５．これからもずっと・・・・
　　　　　　　　　 /.: .:＼.: .:＼／.: .: .:人　　　　　V__/　 .: .: /／.: .: .: .:/
　　　　　　 　 　 {.: ＼.: ＼.:./.: .: .:／.: :|＞ r―‐┐　／⌒Y.: .: .: .: .／＼　　　　　　　　　　　６～９．慶でお世話になったみんなに
　　 　 　 　 　 　 ＼.: .: .: .:/ .: :／.: .: :/＼ / ／＼爪人.: .:|.: .: .:.／.: .: .::|
　　　　　 　 　 　 ／＼.: .:.|.:.／:. .: :／ﾆﾆ〈　　／　)く .: ＼|.: .／.: .: .:.: :/　　　　　　　　　　　　 １０．ズキューンのバキューン
　　　　　　　　　/.: .: .:.:＼:|.: .: .: ／.:＼ニﾆ ､　 ／ /_〕:＼/.: .: .: .: .: ／
　　　　　　　 　 |.: .:＼.:＼:|.:.:.／.: .: .: .:|＼___ ＼　　 Y＼.:|.: .: .: .:.／＼
　　　　　　　 　 |.: .:. : ＼.: ／.: .: .: .: .:∧〇ﾆ./( ＼　八.: .|.: .: .／.: ／:|
　　　　　　　　　＼.: .: .: .: |.: .: .: .: .: :/　|ニ /　 ＼ ∧.: .: /￣￣. : .: ./

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＜￣ /　　　　_　　＞s。＞s。
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ／　 。-　/　　/　/　 ＼　　 i＼　　＼
　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ／　／　 ／.ﾞ　. /　_ﾞ＝┴┴i　 |　 ∨.　 |＞。
　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ／　／　 ／　_i　 ├ ─ ┘　　 ﾞ. ﾞ.| 　. ∨　|＞s.＼
.　　　　　　　　　　　　　　 /　 /　　 /　／.ﾞ|　 ﾘ　　　　　　　 ∨　 i　i　. |＼¨　 ik
　　　　　　　　　　　　　　/　 /　　 .j　/ ､　{　 |　　　　　　 　 / / / /.　/ 　 ＼..|ﾞ.|＼
　　　　　　　 　 　 　 　 /　　　　 ∧　i 　 ｀|　 |、ﾞ　 　 　 　 / / / /.　/　　　　.ﾞ|ﾞ.|　∧
　　　　　　　　　　　　　i　　　　　j　|ﾞ..|　／{　 {_,＞s。._ 　 /.＿/ / ／　_ ＿＿ﾞ」..|　/∧
　　　　　　　　　　 。イ　　 / 　 ｉ　∧ﾞﾚ' xﾆﾞ.　∀三ミx=.＼ﾞ　/_/＞・ ´ _,､_　　 }ﾞﾘ　ｉ　 |
　 　 　 　 　 　 ／　イ .!　 ｉ　　 | ﾞi　LY//　 ﾞ_´＿　 ヽiiX　　　　／ x≦三::ミx《_ﾘ!ﾞ |　 |
　　　　　　　／　 /　{　|　..|　 i. |　ﾞ. i 　 　 /　　　 ヽ　 Y 　 　 　 X彡'´＿_　 ヽ::}ﾞ| ﾞ| ﾞ.ﾘ　　　　　　　　　　　それじゃあさっそく
ﾟ　　　　　／　.　/　　i　!　 |　 | ﾞ.　 ∧　　 ｉ　:三三　i　　　　　　　　 /　　　 Y　冫| ﾞ| ﾘ
.　　　 Y　　　∨ｉ　　 |.∧　|　 |　.∨..∧　　､　　　　/ 　 　 　 i 　 　 |　三ミ　!　　。//_
..　　　 |　＼　 ＼....　|./∧.L.._|＿..∨/._>　　 ー -　　　 　 　 　 　 　 、　　 ﾉ　　.ﾟ /　　Y　　　　　　　　　　　夫婦らしいことをしに官舎で一休みしよっか？
..　　　 | 　 . ＼ 　 　 ∨..∧ 　 　 　 ＼　　　　　　　　　　　　　　　　　 ﾞｰ　　 　 //　/　 }
..　　　 |　..　.　 ＼　　 ∨ └─ ＝ﾞ￣∧.　　　ﾟ　 　 　 　 /_＼　 　 　 　 。 　 /._　/. /./
..　　　 |　　　 　 .. ＼ 　.＼ 　 マー─ ﾞ∧　 　..　.　 　 　 L:::::X　　 　 　 　 　 }　 》ﾞ /./
..　　　 |　 ﾞ.　 ﾞ.　ﾞ.　∨＞　＼__, ヽﾞﾞ　／∧　　　　　　　 　 -　　　　　　　　　∧./ ﾞ/./
　　 　 乂　　　∨//∧。＜￣＿　　　　　_|　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ∧　. /./
　　　　　 ∨ﾞ.　 ∨//∧ー・´　　＿　　 く　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ∧　> ﾞく ＿＿
　　　　　　 ＼...　∨//∧ー・´　 ＼ ￣　ｉ＞s。　　　　　　　　　　　　　 ／＼/ /ハ＿_　　)
　　　　　 。＜.＼　＼＼ ＼＿,。・ﾟ / ∧ ﾟ・＜j　　　　　　 ┌.─ ─_＜ ＼. / //　 }　/　/
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　　　　　　 ￣｀ヽi込、＿_, ／⌒＾＼⌒≧=--=≦　　　　 }i:i:i:i/ ／｝}:}__/⌒￣
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ニナZZZZZZZZZZZZア＼ﾆﾆ,ィ㌘-ィ三三三三三ィ㌘＾芥芥芥芥芥芥芥盂盂盂盂盂盂盂盂盂盂盂
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　　　　　　　　　　　　　　　斎王 留黄の即位を前にしたこの日、

　　　　　　　　　　　　　　　　長閑宮にふたたび一つの絶叫がこだましたという。



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　　　　　　　　　　　　　　　なんでしょう、急に生暖かい気分に… 　　　　　　　　　　,,　"　／,ｨｪｬ　　,,　ー" -‐ ".__ --ｭ.ﾉ
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　　　 /.:／{:::::::::／/.::::::::::／,.:::／ニニﾆi| ／　 |ﾏﾆﾆ,　　　　 "''フ´./　　　　　ミヽ、　 ＼ 　 　 　 　 ￣￣￣ 　 　 .,, - ､　　 ﾘ
　 　 〃 　 |:::::/　/.::::::／　/／ニニニﾆｉﾄ　　　ﾘ|＼　'.　　　　 ,ｲ　/　 .／　　　ミ　.＼　　　　　　　　　　　 ＿　,,ィ"　　　＼ /
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　　 　 ヽ 　 {　＿ヽ/ニニニニニニニﾆ/ }////,|　　　　　　 /　,ィ ¨¨''ー-- 　　　　 ＼ -‐''"＜　　　　　 ,,　",,ィ"￣￣ .／
　　＼　　＼ニニニニニニニニニﾆﾆ,/　|V///,|　　 {　　　 ""　!､　　　　＿　 -　"　　｀''＜_　 ｀'''ー-''"　／ ,,､　ﾉ　／
　　　 ＼　　＼ニニニニニニニニニ/　 i} ∨/,∧　　　　　　 ／　＼,,　"　　＼　　　＼　　　 ｀＞-- ､　 /　∧ ｀'''''"
　　　　　＼　　＼ニニニニニニ=-‐　　∧__∨,/∧__/}　　 ／　　 　 .＼　　　　.＼　　　＼　 　 　 　 　 /　　 ﾉ

　　　　　　　　　　　 　 / 　 /　　　　　＼　 ＼　＼
　　　　　　　　　　　/´￣　　　　　　　 　 ＼　 ＼　＼､、
　　　　 　 　 　 　 /　 /　　} 　ヽ　　　＼ 　 ＼　 ＼,_＼＼ ＿
　　　　　　　　　　ｉ　　| 　 /　 　 ',　　 　 ＼ 　 ＼　 ＼｀ヽ　　 ｀
　　　　　　　　　　|　　| ／　'　　│　　 　　 ヽ　　丶 　 ヽ_}
　　　 　 　 　 ＼ ＿ ／　 　 ', 　 | 　 } 　 　 !／´､　}　　 ｉﾉ ＼
　　　　　　　　　　|　　 　 　 ∧ ノ 　 }　　　 |　　 　 |　　 |ヽヽ ヽ
　　　 　 　 　 　 /|　 　 　 |/　 ＼|. / 　 　 ,ｨfて示「}　　 !　!ノ', }
.　　 　 　 　 　 / .|　 　 　 |／ ￣.|/　　 /./　乂リ　1 　 .|　|_ノ} 　　　　　ずっと外にいて御気分がすぐれないのでしょうか、
　　　 　 　 　 /　 |',.　　　 ﾍ　,ィうミｘ　/}/ 　 　 　 / /　 |　|_ノ}
.　　　　　　　 | 　 |∧　　 　 〈、乂リ∨　､　　　　ノイ　　j ∧ノ､
.　　　　　　　 | 　 |　 ＼　　＼ ＼　　　　　　　　　 /　　//　}. . .＼　　　　少し庵の中で休まれてはいかがでしょう？
　 　 　 　 　 人　 ∨ 　 ＼ ＿＼⌒､ 　 　 ‘ﾞ　　 /{/　／、/＼. . . ＼
　　　　 　 　 　 ＼ ∨ 　 / / 　 / /　｀ フ　―　'　〈／　.} ＼　}. . . . . 〉
　　　　 　 　 　 　 ＼〉／イ　 ／ /　 ／: 〉、￣ ´´／　　} : : ＼:￣ ｀＼
　　　　　　　　　　　　　／|　/ { / ／: : :/　Y´ ｀Y、__　 /: : : : : ＼: : : : :＼
　　　　　　　　　　　 ／. /1/:´￣´: : : : { ／{　　 } ＼ヽ'＿ : : : 〔_〕＼: : : : !ヽ
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　　　 　 　 　 　 /. . . /　|ヽ:＼〔_〕 : } 　 ／/ /│ヽ＼　/: : : : : : : /: : : : : !　!
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　　　　　　 　 　 jИｲf 笊{　ヾ‐ｧ=ﾐ､ト＼::､:::::::ｲ|　　　　　　　　　ありがとう、でも下界の様子を見ていたいのです。
　　　　　　 　 　 　 ﾉ} ^冖　　　ﾋr外:::::::::.＼::::::::{
　　　　　　　　　　 .圦""′　　 ""/イ.:::::::::::／ 人
　　　 　 　 　 　 　 j/::.　 ｰ=ｧ　　 ／.::/::／.::::::::::::.＼　　　　　　　　これから、私たちが治める国を。
　　　　　　　　　 ／.:::::::::iーr‐=≦==く／.::::/.:::::::::::::ト丶
　　　　＿＿　／.:::::::::::::::}厂三ニ=,／.:::::::::{::::::::::::::::.＼
　　　⌒＞-‐::::::::::fニニニニ-‐=彡.:::／:::::::::::::::::::::::≧=── '
　　　／.:::::::::::::/^ー==1ニニニ/.::::::人:::::::::::::::::::::::::::::::.＼:＜ ＿＿＿
　　/.:::::／.:::: /ﾍ_／}　{ニニﾆ/.:::::/ﾆﾆ＼:::::.＼::::::::::::::::::::.＼:::─＜⌒
　　,:／.::::::::::/ ／ 　 　 〉ニニ{::::从ニニﾆ≧ｭ.::.＼:::::::::::::::::::::::::::::::::::ニ=‐
　　{/.::::::::イ{　　　　　/{＼ニﾆ＼､ニニニニﾆ}ﾉミ丶::::::::::::.:＼:::::::::＼
　　 :::／　 }'　　　　 /i:i|　 ＼ニニ｀ニニニニニ}:::.ヽ:::: ﾄ､::::::::.ヽ:.＼::.丶
　　 {′ 　 |　　 　 /i:i:i:| 　　 ﾏニニニニニニニ::::::∧:::|ﾆ＼:::::::::.､::::::「 ｀
　　　　 　 i|　　　/i:i:i:i:ｉ|　　　 ﾏニニニニニﾆﾆi|::/ニ}:: ニﾆ≧= 一:: |
　　　　 　 i|　 ／i:i:i:i:i:iﾘ　　　　}ニニニニニニノ'ニﾆⅣニニ{　＼:::::::|

　　　　　　　　　　　　　-‐=ｧ アﾆ＝ミ
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　　　　　　　　　 :::::::／.::::::|:/.:::::／ ‐- }/.: ｌ
　　　　　　　　　|:／ イ:::fhムrく| 弋J}ﾉ kjﾘ　　　　　　　　　　そう、私たちが。
　　　　　　　　　|:::::::: j 从／::::: | 　 　 　 ､
　　　　　　　　　.::::::::::::::::::ﾄ-ﾍ::::| 　 　 　 .′
　　　　　　 　 /.:::::::::::|:::::::|≧ ':::| 　 ｀¨　ﾊ!
　　　　　　　/イ.::r─ﾍ:::::.＼]|ヾ〕≧=‐ ′
　　　　　 ／　 .::/＾＼ﾆ＼::::.＼||||{ニﾆﾆア
　　　　　　　 /./　　　＼__＼::::::.≧=─く{__
　　　　　　／./　／|　　　　} ＼:.＼ニﾆﾆ＼〕
　　　　 ／.:::∧/　 iｌ　　 }|∧ニﾑ:::::ヽニニニ}
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　　　　　 /　　 　 　 　 /i:i:i/ /　i|:::从ニニニ/
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　　　　　／ニニニ八.: .＼:＼ 　ィ芯Y )八__／.: .:￣.:〉　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _---　　　 ゝ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿__,ノ
　　　　〈 ニニニニ＼＼ Y芯⌒　.:'　 ／⌒).: .: Y⌒/　　　　　＿＿＿__　　　　　　　　　　 _---
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　　　　　　 _ -＼-=ﾆ/⌒　⌒7,/ィ/.::::::;／;／ :./　/: : :i : : : : : : : : : : : : : }! }、::.＼　　L!_!_!l_====イ:::｀ー―― イヽz===/::／lヽ}
　　　　　_----- ＼＿)￣|.／.:ん/.:::／j／―――― ⌒ ー―――――' _,ハ::く⌒　　..＼ヽ＼;;{::::::::::::＼／:::／::::::l:///}:/:::://´
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　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ＜:::|i: l::!　　}: : ≧=≦:⌒Vj {しソ: : ー―.;　　u ﾘ,ﾉﾉ:::イ　　　　　 　γ´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣｀ヽ
　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 )人,_j|　 u: : : : : : : : : : : } iﾊ: : : : : : : : l ＿_,,}／::::::八. 　 　　 　　|　　　　　　　みんなとなら・・・・・　　　　　|
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　　　　　..／-=ニニﾆ=-ﾉ　i: i: i{　ノ: : ヽ　}!　ゝ ------=≦: : /　／: /　 /　　　}!ニニﾆﾆ=-ゝ--
　　　....ノ-=ニニニﾆ=-j{　.:i: i: i{(　　: : : : .、ノ⌒: : : : : : : : :／ ／: : j{　 / /　　.:;ニニ=-_,／-=ニ
　¨¨¨¨¨¨¨⌒≧ｓ｡、=-i{ j{ i: i:八　　j: ／: :.＼: : : :;l;l;l;l;l;: : : .／: :i{: : .、,　/　　 ,/-==-_／-=ニニﾆ
　ニニニ=-｀寸ﾆ=-Vﾆi{　} i: i:　ﾊ _／　: : : : : ≧=-- -=≦: : :／⌒,／.:/　/　/-==-,/-=ニニニニ
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　　　　　　　　　　応安十四年。

　　　　　　　　　　　上、戯れに妖魔を狩らんと黄海に入る。　以降毎年のようにこれを楽しむ。



　　　　　　　　　　応安三十年。

　　　　　　　　　　　上、黄海に逝す。諡号を征王。

　　　　　　　　　　　同年、台輔病に伏す。　寿命、失道いずれもあたらず黄医おおいに惑う。



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　 ,．' ´: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :｀ヽ
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: :: :: :: :: :: : ,r.'_. ⌒｀_ヾ: :: :: :: :: :: :: :: : ＼
: :: :: :: :: :: : {! |l＼／!| i}: :: :: :: :: :: :: :: : : : i
: :: :: :: :: :: : ゞ,　　　　ノ: :: :: :: : : : : : : : : : i
: :: :: :: :: :: :: : ,．≠´¨ ￣ ¨ ヽ,: :: :: :: :: :: : }
: :: :: :: :: : ／: :: :: :: : l|＼: :: :: :: :｀ ー-､: :/
: :: :: :: :／: :: :: :: :: :: :l|　 ヽニニニ二∠/
: :: : ／: :: :: :: : .,＞'´　　. 　,．イミﾐミ/A',
: :＜＿_＞,ィ≦,＿__ヽ　 fセ斗-ｬ　ﾐ互/}　　　　　　　　　　　　　　　,.'´⌒/
: :Ξﾐヾ〈彡´＞云マ`.　 ,'女叮乂　ﾐソﾉl　　　　　　　　　　 　 　 　 {　　 ,'
　i rＸ彡　, ≧迦ル' A　Ⅷ　　　　 i |r,ノ　　　　　　　　　　　　　 　 i､ 　 {
　>､派ミ 　',　　　　　　',　Ⅶ､　　 .i ｢ｷ　　　　　　　＿　　　　　　　i.　　 i
　　＼'ｰﾐ,,　＼　　　 r'´,__,ﾂｰﾐ､. ,'　! ',　　　　　　《..　　 ヽ.　　　　 }_ 　 .}
　　　　ﾏ∧,, 　 ';　≠≦彡ゞーミ孑 }　',　　　　　　 ＼　　.ゝ.　　　 {　 　 i
　　　 　|! ∧',,　 彡'´ｨｰ=…'¨,,｀　.,/　.∧,_　　　　　　.き　　':,　　　ト=＝∧,
　 　 　 ﾊ':,　＼',,　　　≧毟~「 　,,/　 ﾉ / : :¨ ＞　､,､ __i　　,入_／j: :,．≦⌒Y
　,．＜´iム＼',　＞ミ　　　　　 ,ﾞｲ/／,'　: :: :: :: :: :: :|/./.ｷ'": :ハ: :／　　　 》: :X,
': :: :: :: : i ﾑ: : ∀ミｰ‐≧三千´イ: :: :7/: :: :: :: :: :: : i!/.//i: :: :: : .八　　 ,.．´｀t: :〉
: :: :: :: : ハム: :∧: : ヾ: :: :: :: :: :/: : .,' /"¨: : ー-: : il/././.i.: :: :: :i　'y＜　　　ｸ孑ヽ,
i: :: : ／: : .ヾ,＼: :＼: : ヽ: :: : , ': :: :/: :: :: :: :: :: :: :: :il/././/',: :: :: :Y　ヾ斗 ' ´　　i: :i
.i!: :: :: :: :: :: : ヽヽ: : ヾ: :: :ｰ-.: :: : /: :: :: :: : ＞'´: : i|/./././/i､,: :: : ∨　ヾ　　　ｲミ. j
∧ー- : :．_: :: :.＼: :: :∧: :: :: :: :,': :: :,.．'´: :: :: :: : A//././∨. ゝ: :: :|｀' イ≦.: :: : //
　∧: :: :: :: :: :≧‐-ヾ: :: :ヽ: :: : ,' ＜: :: :: :: :: :: :: ://./././∨　i|: :ヽﾐ　: :: :: :: :: : //

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　　　　　　　同三十二年。豊州師に覚 留黄あり、巧国に赴き兵糧を贖う。

　　　　　　　時に巧国に海客一行ありて、平維盛、平教経、露蜜璃と知己を得る。

　　　　　　　これを杖身として雇い、才に戻る。


　　　　　　　四月、豊州に乱あり。覚留黄これに抗い誅殺されんとするも

　　　　　　　杖身の働きをして難を逃る。沖州に還りて乱を収めり。


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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 {＼
　　　　　.|:::::::::::: |.　　 　 　 　 　 )＼　/(　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 __jI斗‐==､/
　　　　　.|:::::::::::: |　　　　　)＼ﾉ}/i:i:i:Уi:i:ヽーｧ　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ＿７.:.:.:.:.:,,ﾉ.:.:}ヽ
　　　　　.|:::::::::::: |. 　{ゝ-'i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:／ア　　　　　　　　　　　　　　　　≧彡:.ノV.:.:./:!:.:ﾄ
　　　　　.|:::::::::::: |.ゝ乂i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:乂　　　　　　　 　 　 _,.. -=‐ 　 ミ7/ fｧ ヾ乂:.∧
　　　　　.|::::::::::::::|.ヽi:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:＜_　　　　 　 　 .,.ｨｉ{ニニニニニ｀ヽ 　_' }:}:ノ
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..　.~~゛゛ '|::::::::::::::|.:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:／〉ｰｧIｧ､‐ミ三ニﾆヽﾆﾆ} }:;:;:;:}:;:;:＼ニニニﾆヾ)__／-‐っ=''
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　　　　　.|:::::::::::::!|.i:i:i:i/＿www／: : : :〉i:} } }i:i:i:ア.tﾆゝ'／ / /／:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;{;;;;;;:;≧s7´
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　　　　....|三二ニ|.⌒≧=-__,ｨ＿_ｱ＾ j/＾ゝ ト＿＿＿_...＼ i':;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;｀ヽ/､}
　　　　....|三二ニ|.　ﾊi:i:ﾉ}⌒≧=-＜_ _-=ニニニニﾆﾆ=-__、 ｡ _￣￣｀ 〕iト:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:＼
　　　　....|三二ニ|.　j/ﾄヽ}＿_／＾〉／-=ニニニニニニニﾆ=-_、. ≧s｡ _　　　　〕iト:;:;:;:;:;:;:
　　 ._,,､-|三二ニ|　　　ｷﾞｯ. ー､/-=ニニニニニニニニニニ=-＼ ニニﾆ≧s｡ _　　 ｀ヽ:;:
.　／∧ﾍ|三二ニ| /　_{＿_ゝ-ノ_-=≦⌒￣￣￣⌒≧=-_、ニﾆ=-〉 ニニニニニ≧s｡
...ﾉ / i:ﾍ |三二ニ|ﾍ..　　　　〃´-―＞　´　￣￣　 ｀　＜-＼ﾆ=-{
.｛;/ : i :ﾍ|三二ニ|;;;;;／´￣￣｀ヽ.／　　　　　　　 　 　 　 ｀寸＼圦
. 〈　:十　〉三二ﾆ|;く　　 　 　　 　＼　　　　　　　　　　 }　}!: :ヽ. ＼〉
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　　　　.ヽ┬ー‐┬ー"′
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　　　　　　　同年夏、諸州にて相次いで乱あり。されど仮朝の国府は動かず、民、大いに窮す。


　　　　　　　鐵州に州侯、井 悠二あり。征王の下で将軍を務め、やがて州侯に叙さる。

　　　　　　　謀りて妖魔の皮を武具に用い、百官諸将、大いに惑い狂う。

　　　　　　　その本性、天地開闢のさらに古きに住まう大妖、窮奇なり。


　　　　　　　沖州侯、諸州を糾合してこれに対し兵を挙げる。


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　　　　　　　　覚留黄、長閑宮にあり。　病床に臥せる台輔の盟約を容れり。

　　　　　　　　時を置かずして窮奇、本性を顕す。州師、王師の万軍を退け揖寧を襲うも

　　　　　　　　上、自ら杖身を連れて抗し、これを討ち果たせり。これを聞きて、万民は礼賛す。



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　　　　　　　覚留黄、本姓を印、名を炎。本籍を豊州に置けり。沖州侯伊憶の子にして、琉青に育つ。

　　　　　　　長じて豊州師に出仕し、窮奇の大乱の鎮圧に貢献すること甚だし。


　　　　　　　乱ののちに天勅を賜りて玉座に進み、元を平波と改め、留王朝を開けり



　　　　　　　上、隣に半身あり。海客の杖身としてともにあり、乱の最中に婚姻をして

　　　　　　　登極の後に大公に徐せり。

　　　　　　　また隣に二名あり。同じく杖身の夫妻にして、深く友誼を交わす。

　　　　　　　のちに射人、大僕となりて常に上の傍らに仕え、長くこれを支う。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　――――才史印書


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