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　.....;:ｌﾉ.　;　'　　＿,,..-ｰ.'"l_. ._ l,..-‐; |-ｰ|´||￣||￣||￣||￣||￣||￣||｀|ｰ-|　　 《》　《

┌────────────────────────────────────────────┐
│かつての朝鮮半島では、両班は奴婢、白丁と呼ばれた賤民と、良民に分類された常民に対しては、　　　　.│
│　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　│
│殺しても何のお咎めもなかった。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.....│
│　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　│
│それゆえに両班はこの階級の人々を好き勝手に虐げた。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.│
└────────────────────────────────────────────┘

　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　
三三三二二ﾆﾆ===---　..._ｒ ､.ｨ--x-ｙ- ,.ィ-ｒ.ｒ‐fヽ＼__　　 、´　/　　{
三三三三三三三三三三三≧.､ヽ} ヽヾ |ﾆゝ! 〉 .|ﾉﾆ[二二{::{三三ﾉ::＼, -=- .
　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 }　　 　 .| ,r.､ゝ_ｲつ￣｀ー'_.ｒ.､二 ¨´　　　　 ‘，
　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 |　 　 　.|' ::::::::　｀　 　 　 ´　　 　 ヽ　　　　　　}
　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 八　　 　 !　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 }'
　　　　　　　　　　　　　　　　／ 　.ヽ　　　＼_ .　　 　 　 ､　　　　　 /　　　 　 /
　　　　　　　　　　　　　　 ／　　　 / 〉. 　 　 ＼　　　　　　ー　 　 /

　　　　　　　　　　　　　　　　 　 /　　　　　　　　　　　 ≦,´
　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 /　　 _ -―――― - _　 ｲ　　ではこの女を生贄に捧げよ。
　　　　　　　　　　　　　　　 　 ｛　 ,'゛///////////// {,　{
　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 イ　|_'///////////////,〉{、
　　　　　　　　　　　　　　 　 　 }　],'//////////////,',(ハ`'…--､、
　　　　　　　　　　　　　 　 　 ,,ﾉ　|'//////////////,'|r ｝　　 　　　∨
　　　　　　　　　　　　　　 　 ｛　　 ∨'////////////,,}''′　　 　　　＼
　　　　　　　　　　　　 　 　 ,人　　 ∨//////////,,{　　 　 　 ／⌒''⌒`'
　　　　　　　　　　　　　 ／ 　 ＼　　ヽ,,'///////,'/　　　　 ,'′
　　　　　　　　　　　 ,,イ　　　　　＼　 〈 ''＾~゛゛~＾ j′　　 ／　 　 　 , ‐‐､,
　 　 　 　 　 　 　 ／　　　　　　 　 ∨.　　　　 　 　 　 　 ,ﾉ　　　　／　　　｀
　　　　　 　　　 ／　　　　　　　　 　 ∨　　　 　　 　 '''"´　/¨ﾆ二- ― ､
　　　　 　 　 ／　　　　　　　　　 ，　‘ .{-{l}-}　　　　　　　{　|;;;;;;;;;;;;;; ; ,,,_＼
　　　　　　,∠/'^厂＾'''ｘ、,,,,,,,,_ 　 }|　 | ゝ.}l{ﾉ　 　 　 　 　 |　|;;;;;;;;; ／ _,,,`ﾐ
　　　　r'/　 /　/　 ,,-'､ ＼;;;;;;;＼ ∨ |＼　　　　　 　 　 　 ∨;;;;;;;;;;;`''''《《
　　　 ｛ {　 《{　{ 　｛;;; ; ｀''へx＼＼|　l|　 ＼　 　 　 　 　 　 {;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;{_ﾉ
　　　　｀ﾍ__｝ Ⅵ__,ﾉ;;;;;;;;;;;;;; ; ｀ヽ) }}　 |　　　`　　　　　　　　｀;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;

┌───────────────────────────────────┐
│特に自らの願望を叶える為に白丁を呪術の生贄に捧げることもあったという。　　 　 .│
│　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 │
│両班には強い権力が与えられていたので、これらを罰することはできなかった。　 　 .│
└───────────────────────────────────┘

　 　 　 　 　 　 /|
　　　　　　 　 /! |　　　　チ　　　　　　　　　　　　　　　　　　へ
　　　 　 　 　 ! ! |　　　　 ャ　　　ト､ト-～'''‐-‐-─-､　　　　ﾍ
　　　　-──|┼|─‐-　 ッ　ト､」　!　!　　!　　l　　i!　!`‐'７　：
　　／　 -─┼|┼‐-､　＼　ﾄ､　　　!　　i　　l　i　　i　/／!
.／　.／／￣ ! ! |｀ヽ　ヽ　ヽﾄ､＼!ﾚルﾚﾉﾉﾉﾉ/イハﾄ､　/ｲ
　　/ .　 　 　 ! ! |　　　　　 ﾄ､＼ヽ!　　　　　　　　　　|// 7
　　　　r‐-､　|┴|　　　　　 `ト､i　i ,─-､__　､__,-─　|ノﾉ7　　分かりやした。旦那様。
　　　　ト-ｲ /＾Y´＼　　　　`ミ､|Y　-‐┰┐┌┰‐ｧ　|＾! ｲ
　　　　|-‐!/o/´＼o＼　　 　.`┤|　　￣７!　f ￣　 　 | | ﾉ
　　　 入 /o/　　　＼o＼　　　 | |　　　 L | | 」　　　　|ﾉ/
　　 _（ /＼/＼　　 　入o＼　　∨　　､ｨ㎜㎜㎜_,　　 ﾚく
　 （　 ＼__）／`ｧ─‐'　/＼/__／|＼　 ｀￣￣￣　　／|　＼__
　 （`ー-r'ヽ　/　　 r‐'￣￣／　| 　 ＼ ＿＿＿_／ 　 ト､　＼￣｀ヽ
　　`r‐‐'　　　　　_/　　　／　　 ﾄ､　　　　　　　　　　 / ∧　　＼　　 ＼
　 ／＼　　　　／　　　　　　　　ﾄ､＼　　　　　　 　 ／／　!　　　　　　　`ヽ

┌────────────────────────────────┐
│両班が呼び寄せた呪術師の男が、鎖で縛られた生贄の少女に近づく。　　 　 │
│　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　..│
│そして少女に向かって、その凶刃を振るい始めた。　　　　　　　　　　　　　　　...│
└────────────────────────────────┘

　: : : / : :{ : : : : : / : : : : : : : : :／ : : ／ /:: : : : : : : : : : : : : :/　　 　 /: : : : : :/ : : : / : : : :| : : : : : : : :＼
　|: : {: : : { : : : :|: |: : : : : : : :／⌒}／　　　 　 ￣￣⌒冖―/　　 　 /: : : : : :/ : : : / :| : :| :| : : : : : : : ::|: :＼
　|: : {: : : {: : : : |/|: : :／}／　　　　　＿＿￣￣＼:::〉　　　　 　 　 /: '"~￣/"''＜/　 | : :| :| : : : : : : : ::|⌒＼
　|: : {: : : {: :.:／: :|／{　　　 　 _ｧ:i:＞''"ﾟ~￣~^''く,,__　　　　　　　　 ￣　 ⌒＼__:/ ＼:|.:.Λ:|: : : : : : : : :|　　　 :.
　|: : : : : :j／: : : : :. :.{　　　 _ノi／　　　 γヽ　ヽ:Y　　　　　 　 　 〈;;;＞‐-　.,　 　 　 |/.: .:.|／⌒ トｰｰ|　　　 ﾉ
　|: : : : : : : : : : : : : : {　　 _,j:i:/　　 　 　 Ｌノ　 　}{.　　　　　 　 　 　 __ｧ芹==ミ_　 　 | : : : : : : : : |
　|: : : /: : : : : : : : : : {　　　{:i:{　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ／　 r　　ヽ:i＼ 八 : : : : : : : :|
　|: : /: : : : : : : : : : :Λ 　 人乂　　　　　　　 ..::　　　　　　　　 　 　 　 　Ｌﾉ 　　Ｖi{　　＼ : : : : :｜
　 ∨.: : : : : : : : : : /::: 　　　　{⌒＼＿　......::::ノ 　 　 　 　 　 　 　 {　 　 　 　 　 }:i{　　Λ:＼: : : :|　　た、助けて・・・・・・
　　{: : : : : : : : : ／}:/　　　　 ﾉ／⌒～―⌒つ　　　　　　 (　　　 八　　 　 　 　 }:i{＼/　∨ :＼:.:|
　　{: : : : : : .:／ ^＼　 　 　 //　　　　　　　　　　 　 　 ｒ　/　　 ⌒ﾋつ　...::::::::::::ﾉ:i{ /　 　 ＼ : :＼
　　{: {: : : ／:::::＼　　　　　//　　　 　 　 　 　 　 　 　 j{ く:{　　　 　 ⌒～ヒ⌒つく/⌒ }　 　 ＼ : :＼
　　{: {:.／｛ :::::::::: {_　　　　′　　　　　　　 　 　 　 　 /{　　　　　　 　 　 　 　 } { /／}　}　　　　}＼: : ヽ
　　{: {::::＼＼ :::::::::::＼ 　 | |　　　　　　　　　　　　 　 }:i　　　　　　　　　　　　 } {く::::::::　}　　　 ﾉ:::::::|＼`、
.ノ: : :.＼:::::＼＿＿__　 　 | |　　　　　　　　　　 　 ―┴‐-　　　　　　　　　　　} 厂〉::ﾉ ﾉ　　／::::::: ﾉ　 }＼
: : : : .ﾉ　＼ニ=--　　 ＼ | |　　　 　 　 　 ∠_／"￣￣`ヽ }　　　　　　　　 　 }{::::／／　／:::::::::／ 　 ﾉ:.: }
:. .:／　　　 ＼:::::: ＼＿＿）|　　　　　 　 〈:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:〈_ﾉ　　　　　 　 　 　 ﾉ　／ 　 /::::::::／ 　 ／: : : }
／　　　　　　　￣￣　-=(_ﾉ　　　　　　　 }:irﾍ:i{⌒¨¨¨⌒}i:i}　　　　　　　　 /{￣　　 ''^~￣￣￣ : : : : : : ﾉ
(　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ＼　　　　　　 }:ｉ{　}j　 　;;:::　 }:i:{　　　　　 　 ／ノ　／ : : : : : : : : : : : : : : :／
::＼　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ＼　 　 　 ﾉ:ｉ{　j{　　 　 　 }:i:{　　　　　イ¨⌒　/: : : : : : : : ''^~￣￣￣
::::::::＼　　　　　　　　　 　 　 　 } ＼　／:i:iﾉ　{{　　　　　ﾉ:iﾉ　 .　:＜厂 　 　 {: : : : : ／:::::::{


┌──────────────────────────┐
│男の一人が、刃物で少女の皮を削ぎ落していく。　　　　　　　　..│
│　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　...│
│皮膚と脂肪の層に刃を突き刺し、男が抉った。　　　　　　　　　 .│
│　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　...│
│すると、娘の桃色の皮下組織が、ずるりと捲れ上がった。　　　.│
└──────────────────────────┘

　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＿__
　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ＼;;#｀ 、､
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ＼;;#＼＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼　＼＼
　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ＼　＼＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ＼　＼＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ＼　＼＼
　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ＼ 　 入_　___
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ヽ{ oＹ´ ／ ＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　>┴┤／　 ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ｛　┬'/ /´ ,　 }
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼　 しし<⌒{
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 iヽ _＼ ＼＼_
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ｛`ー―＼ o　|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾄ､　　　　|`ｰ′
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|/｀Ｙ　彡ﾍ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 j　　　 　 丿


┌──────────────────────────────┐
│内臓や血管を傷つけて、殺さぬように注意しながら、　　　　　　　　　　　....│
│　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　......│
│男が娘の身体中の皮膚と筋肉を薄切りにしていく。　　　　　　　　　　　 　 │
│　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　......│
│最後は男が生贄の耳、鼻を削ぎ、目玉を抉り取った。　　　　　　　　　　.....│
└──────────────────────────────┘


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /　.　. :ｏ｡: : : : : : : : : : : : : : : : : : . ヽ　:ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,'　. . . : : : : :ｏ: : : : : : : : : : : : : : : : : : ヽ:｜
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ｌ: /: . : : : : : : : : , : : : :ﾟ: ｡: : : : : : : : : : :l｡:l
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　l: | : . : : : : : : ／|｡: : : : : : : ﾟ: : ∧: : : : :l｡l
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ゝl :o: : /､/;:/;:;:;:!:;::;::;::;::;::;::;::,l:;::/-‐!: :ﾟ｡: | l
　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ｆ l: : : : ! /:/＝ l､,l: : : /://ﾅ/≠､! : : ﾑﾘ
　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 {i |:ｌ : : i/|/⌒ﾊ|:/|:;::/l:/〃/⌒ﾊ;:|l: : :l　}　　ああ・・・・・・
　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ゝlﾊ:i : l;:;:#圭#;l'.;:l:;://';:;:;:/#圭#;:ｊl: : :ﾚﾉ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ' 从: l;:;:｀¨¨´;:;:;:l/;:;:;:;:;:;:｀¨¨¨´从: :从
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾊ:ﾍ}≠ｵぅ}　　_#　　i:i:i:i:i　/ ﾙ'
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿ V へ　　　 ,ｒ‐‐ ､　#;,　／l从　-＜
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　￣ 　 ＞　 ｀ﾞ¨¨´　 イ　　　　　　　 　 　 ＜
　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ／　　　　　　　　ヽヽ　` ー　'.／　　　　　　　　　　┌─- 、＜
　　　　　　　　　　　　　　　　　／　　　　　　　　　 　 丶　 　 ／　　　　　　　 　 　 　 {￣

　　　　　　　　　　　　　　　　 　 /: :、.: : : :. :./: : :./: : :.≦,´
　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 /: : :.ヽ: : :.∨: : : :′': :,': :ｲ　　あとは苦しんで死ぬまで放置しろ。
　　　　　　　　　　　　　　　 　 ｛: :,'゛゛＾ﾞ~＾゛＾~ﾞ゛゛＾~丶{,: :{
　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 イ,_|_' ＿丶　　 'ィ ＿　　,〉{、　　くくく、これで科挙合格は間違いなしだ。
　　　　　　　　　　　　　　 　 　 }＾]`ゝoヽ〉::::::::/_o ノ 　,(ハ`'…--､、
　　　　　　　　　　　　　 　 　 ,,ﾉ　| 　⌒ヽ＿__ﾉ　　 　 |r ｝　　 　　　∨
　　　　　　　　　　　　　　 　 ｛　　∨　' , ―― 、ヽ　,}''′　　 　　　＼
　　　　　　　　　　　　 　 　 ,人　　 ∨　ヾ二-- } 　,,{　　 　 　 ／⌒''⌒`'
　　　　　　　　　　　　　 ／ 　 ＼　　ヽ,,, ｀￣´´ ,,,,/　　　　 ,'′
　　　　　　　　　　　 ,,イ　　　　　＼　 〈 ''＾~゛゛~＾ j′　　 ／　 　 　 , ‐‐､,
　 　 　 　 　 　 　 ／　　　　　　 　∨　 ゝ: : : : : : ﾉ　 　 ,ﾉ　　　　／　　　｀
　　　　　 　　　 ／　　　　　　　　 　 ∨　　∨`ｬ={辷'''"´　/¨ﾆ二- ― ､
　　　　 　 　 ／　　　　　　　　　 ，　‘ .{-{l}-} 〈: : : :.ゝ,　 .{　|;;;;;;;;;;;;;; ; ,,,_＼
　　　　　　,∠/'^厂＾'''ｘ、,,,,,,,,_ 　 }|　 | ゝ.}l{ﾉ　 爪: : :ﾘ　 |　|;;;;;;;;; ／ _,,,`ﾐ
　　　　r'/　 /　/　 ,,-'､ ＼;;;;;;;＼ ∨ |＼　　　 　 彡从　　∨;;;;;;;;;;;`''''《《
　　　 ｛ {　 《{　{ 　｛;;; ; ｀''へx＼＼|　l|　 ＼　 　 　 　 　 　 {;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;{_ﾉ
　　　　｀ﾍ__｝ Ⅵ__,ﾉ;;;;;;;;;;;;;; ; ｀ヽ) }}　 |　　　`　　　　　　　　｀;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;

┌───────────────────────────────────────────┐
│出世したい、金が欲しい、ライバルを蹴落としたい。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　......│
│　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　..│
│理由は様々だが、このように欲望を叶える為に生贄を捧げることは珍しいことでもなかったようだ。　　　..│
└───────────────────────────────────────────┘


　 　 　 　 　 　 /|
　　　　　　 　 /! |　　　　チ　　　　　　　　　　　　　　　　　　へ
　　　 　 　 　 ! ! |　　　　 ャ　　　ト､ト-～'''‐-‐-─-､　　　　ﾍ
　　　　-──|┼|─‐-　 ッ　ト､」　!　!　　!　　l　　i!　!`‐'７　：
　　／　 -─┼|┼‐-､　＼　ﾄ､　　　!　　i　　l　i　　i　/／!
.／　.／／￣ ! ! |｀ヽ　ヽ　ヽﾄ､＼!ﾚルﾚﾉﾉﾉﾉ/イハﾄ､　/ｲ
　　/ .　 　 　 ! ! |　　　　　 ﾄ､＼ヽ!　　　　　　　　　　|// 7
　　　　r‐-､　|┴|　　　　　 `ト､i　i ,─-､__　､__,-─　|ノﾉ7　　ひひ、そうでございますとも。
　　　　ト-ｲ /＾Y´＼　　　　`ミ､|Y　-‐┰┐┌┰‐ｧ　|＾! ｲ
　　　　|-‐!/o/´＼o＼　　 　.`┤|　　￣７!　f ￣　 　 | | ﾉ
　　　 入 /o/　　　＼o＼　　　 | |　　　 L | | 」　　　　|ﾉ/
　　 _（ /＼/＼　　 　入o＼　　∨　　､ｨ㎜㎜㎜_,　　 ﾚく
　 （　 ＼__）／`ｧ─‐'　/＼/__／|＼　 ｀￣￣￣　　／|　＼__
　 （`ー-r'ヽ　/　　 r‐'￣￣／　| 　 ＼ ＿＿＿_／ 　 ト､　＼￣｀ヽ
　　`r‐‐'　　　　　_/　　　／　　 ﾄ､　　　　　　　　　　 / ∧　　＼　　 ＼
　 ／＼　　　　／　　　　　　　　ﾄ､＼　　　　　　 　 ／／　!　　　　　　　`ヽ

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　 　 　 　 　 ／::／＼:ヽ
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　　　o 　　 , ′::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: : 、　　　 ﾟ｡
　　　　　　/:::::::::::∧::::::::::: ＼、::::::::::::::::::、　こ、ここはどこだ？
　　　　 　.|::::::::: 斗-ﾉ┼::::::::::::r-、:::::::::::: : 、
　　　　　 .|:: ＼::}Y´笊Ｙ､::::::::::|　}::::::::::υ:::r＼_
　　 　 　 .ﾚ:::::::〉 　 Vﾉ.|::::|:::::::|-'::::::::::::: _::::|//,ヽ、
　　　 　 　| ﾊ〈　　　ι|:: ,|:::::::|:::::::::,､:::/,`::|///イ_
　　　　　　l|'′ ヽ‘::）　|/ | /∨、:::ハ////イ:::::'::,::ヽ､　　　｡ﾟ
　　　　　 　 　 ι｀ --‐､ 从　　 ソ｀`¨ - 、＼::::::::::'::,:｀::::..、
　　　　　　　　　　　　／ }＼　 /i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:,へ､ヽ:::::＜ ヽ、:::::､
　　　　　　　　ο　 j´i:i:i:ｉ|　　 ′i:i:i:i:i:i:ｉ:／　　 ヽ:::: : ＼　＼::＼
　　　　　　　　　　/ |i:i:i:i:i| ι{i:i:i:i:i:ｉ:ｉ:／　　u.　　ヽ::::::::::＼　＼:::ヽ
　　　　　　　　 　 |　|i:i:i:i:ii　 .ii:i:i:i:i:ｉ:,ｲ　　　　　　　 ヽ:::::::::::',　　',::::}
　　　　　　　　 　 `　､i:i:i:ｉ|⌒|i:i:i:i:i/: :|　 ､　、　　　υヽ:::::::::|　　}:::i
　　　　　　　　　　 ゝ{:.＼i{i:i:ｉ|i:i:ｉ/: :u:| 　 ＼｀ヽ　　:. : : ヽ:::｜　 |:::'
　　　 　 　 　 　 　 /＼: :ヾ__ソ´: :_:ノ　　　　　 ＼　 :.:.:.:. ＼|　 .|/
　　　　　　　　　　 { :. : :＼: :_:-'´´　.:..:.:.　　.}　　 ＼　　　 　 ＼′
　　　　　　　　　　 ',　:. : :　,ハ,　　:.:.:.:.:.:.: 　ﾉ　　　 ,}―-､_　　　ヽ、
　　　　　　　　　　　ゝ、ν/ i: :j―-､　u_ ,,.　--‐'´　　　　｀ 　ν /
　　　　　　 　 　 　 <　lヽ/: :|―　　 入‐′　　　:. : :　　　 　　　/
　　　　　　　　　　　ﾄ＼ } : : |〉　 　 {i:i:i:i| 　 　 ::.:.:.:.:.:.:.:　 　 _ イ
　　　　　　　　　　　{､＼} : : {　　 　 ､i:i:ｉ{　　　　:.:.:.:. : 　 イ´i:i:ｉ＼
　　　　　　　　　　　　`l┤: : }`ｰt-‐､ ￣＼　　　　υ／ ´ｉ:ｉ＼i:i:i:ｉ＼
　　　　　　　　　 　 　 .|:::ゝ,/{: : /::: : ヽ ⌒ ゝ、___, ´( }i:i:i:i:i:ｉ:ｉ:ヽi:i:i:i:i:iヽ
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　　　 ；::::＞､_＞''V＜二二り_____)―--}`, }`{////},―､{////}´¨　 ｲへ}-ﾆ----'''"
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. 　 　 　 ／,,'::::::::::::::斗_笊 |::／_笊Y}:::::::::∧
　　　　''''''´:|　,::: : , イ弋ｿ / 　弋ﾂ从:::::::/ゞ、
　　　　_,,,,.,ｲ /:::／|八u 　　　,　　　j〈::::::/
　 　 〈////ﾉ/ノ::::,|:::::＼ 　　o　　,ｲ:::::::/　　　ひっ・・・・・・
. 　 　 ＼///::::::::从::_::_,ﾆ}` ｰ く´/::::::/
. 　　,／／/|:::彡＼i:i:i:i:i:i:＼ 　　从:::ｲ
　／:::::〈////´　　 ＼i:i:i:i:ｉ:ｉ:＼ 　＼i:＼
::::::::::／　 /::| 　 　 ',　` ､i:i:i:i:i:{_ ―_{i:i:i〉、
:::／　 　 /:::,|　　 　 ',　 　ゝ: : ヽｰ―ノ: : }、
.　　　　/:::/｜　　 　i　　　｀ー -ﾍ￣`|'´ 　' 、
. 　 　 /::/　 |　　　　},　 　　 　　　〉'''''ﾄ、　　.}
　　／::/　　 |　　　　| ゝ、　 　　 /: : : | ヽ 　ﾉ
..／::::/　 　　|　　 　 } 　　ー--'/: : : : :|: : ∨
::::::::/　　　　,| 　 　 |＼　　　　/: : : : :./: : /|
:::::/　　　　 / 　 　 |　 |　 　 /: : : : ／: : /　{
::/　　　 　 /　　　 | 　/ 　 /: : _,イ´: :／　　ヽ,
/　　　　　/　　 　 |　/　 ,/.イ'´　| ／ 　　　　｛

　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ＿＿_
　　　　　　　　　　　　／￣￣＼＿_／ ／￣＼)
　　　　　　　 　 　 ／　　 　 ／＼＿／

　　　　 　 　 　 　 |∨∨|　|
　　　　　　　 　 |　|////|　|　　お前がこれまで拷問して殺した９３１人分の苦痛を体験せよ。
　　　　　　　 　 |　|ﾉｌﾉｌﾉｌ　|
　　　　―――┘　　　　 　 ―――‐
　　　 ＼　　　　　　　 　 　 　 　 　 ／
　　　　　 　 ―┐ }:.∨.:|　　 T ￣
　　　　　　　 　 | ﾉ.:::::::::.＼　 ∨/
　　　　　　　 　 | ￣＼(￣　　 ∨＿＿＿_
　　　　　　　 　 |　　　　　　　　　　　　　／
　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ／
　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ――‐
　　　　　　　　 　 ＼　　　｜
　　　　　　　　　　　 ＼　　|
　 　 　 　 　 　 　 　 　 ＼ﾉ



　　　　　　　　　　　　　　　　 _,,．‐‐‐‐--､__
　　　　　　　　　　　　 　 　 {::::;‐‐-､__:::ｰ=ミﾐ
　　　　　　　　　　　　 　 　 }∨　　　 ｀＼≦
　　　　　　　　 _,,.-'''冖⌒¨^'込、　　　　　　 　
　　　　　　 ,／´:::::::::::::::::::::::::::::::::` 、　　　　　　
　　　　　／:::::::::::::::::: j::::::::::::::::::,,、:::::ヽ,..　　　　
　　　 ∠__:::::::::::::::, -/:::::|::::_メ- ',:::::::::::::',　　　
　　　　 '|,,:::::::::: : ｛r }::: : |ｘ斧ミ　|:::::,〈::::＼　　
　　　_＿'| /::::::::::: ∨::＼{cうﾋﾘ　|斧ﾐ,::＼{ゝ、
. --‐i:ｉ:ｉ:'ﾘ::::::::::::::::::〈::::::::::ﾐ、::::::::::: ﾋ{。:∨　　
　＼i:i:ｉ,厶イ{::::::::: ,,. ),=x_〉 u　　　｀ﾉ:::ﾐ、　　 　なんでだっ、俺が殺したのなんて賤民や常民くらいで、
..,,＿＼i:i:i:ｉ:ｉ:}'／=:／ 　 ｀` ､に∃,ｲ::::'ﾐ、　　　
:::::::::::__,＞=ｧ'::ニ::{　　　　　　｀¨¨`ｰｰ--‐…‐-　　上海でも孤児や娼婦、外国人の娘くらいなのにっ
,,.'''´´　　 /ﾆﾆニ:|　_,,,.．‐'''"´　　　　　　　　　
　　　 　 /ﾆニ二:|　　　　　　　　　　　　　 　 　　　　　
　　 　 /ﾆニ二:__｣　　　　　　　　　　　　_＿___
　　　/ﾆﾆ,''''"¨´ 　 __　　　 _,,,,..--‐'ﾏ'ミ: : : : _
　　/´// { 　　　　　￣¨¨´´　　　　　∨: :￣: :
.　 {,'////,'V　 　 　 　 　 　 :.:.:.:.:.:.:. : :ﾄ＼: : :.
＿ ``'､､_//}　　　　　 　 , -､___:.:.:.:.:.:/ ```ミ''_

　　　　　　　　　　　　　　　　 _＿__､ + ' ”¨`,
　　　　　　　　　　, ----- ' ¨: : : : : : : : : : : :ﾟ｡
　　　　　　　　 ／: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :',
　　　　　　　　{: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :',
　　　　　　　　i: : : : : : : : : : : : : : : : : :_､+'”￣￣゛,
　　　　　　　　 Y: : : : : : : : :_ ､..+.'.”.¨.........................',=---ﾆﾆﾆﾆﾆ`,
　 　 　 　　 　　iー―.￣￣..................._ ---_､_+_'_”-＜:¨ : : : : ／ｨ
　　　 　　 　　　l........................._､ + ' ” __､+' ー_ノ, -~', ',: : : :／イ
　__＿＿＿＿__j______､ + ' ”゜:__､ +'”Y＞-¨¨　､{h　 } ；,ィ＜¨＿___
. ゝs。_: :_:_:_: : : : :_:_:_:_: __､+'//////.}　　　　　 ；　 ﾉ/ｲ　、　 `+、　　まあ、お前にとっちゃ、
　,イ´　　　 }ーr-{///>ーゝ//////ノ　　　　　 Y ,//.ヽ　　ヽ、
´　　　　, +"　　ヽヽ/}　　, - ＞-＜, ｨ - ､　 　 ﾄ-く........'.,　　 ヽ　　　みんな獣みたいなもんだろうしな。
　　 , ィ　　 ＿___,_}､Y　 /　　　〉`' ￣ｲト ､i　　 }　　',.........'。　　ﾟ｡
　 / 　 , ィ　　　　ヽ弋___メ __,/　__／/ }　/　 ,/ ',　　',.........；　　 ；
　/　./ ,ィー--。_　　　　', 弋_'_´__／ ,　./　／　 i　 j；.........；　 　 i
ノ　 //　　　　　　ヽ 　 　 ',　　￣　_ノ　/イ　　　 ／ i...........；
　　 y　　　　　_ + ´`。　　.、　　　　 ／　　　　 / 　 ；.........；
　　/　　　　／＿_,　　',　　トー---＜ ＼　　　/　　,'........./
――――ー ´_／ 　　；　j　 ＼..........＼　　 v　　 /........./
―+ー ―――、___　　..}　,　　　＼..........`+、　　　；........；　　　　 /
>ｲ　　　　　　　　　 ` ,メ /　　　　　＼..........＼　 /........./　 　 　 ,'
　　　　　　　　　　　　ｲノ　　　　　　　 ＼..........У.......ノ　　　　 ,






　　　　　　　　　　　　　　　　 _,,．‐‐‐‐--､__
　　　　　　　　　　　　 　 　 {::::;‐‐-､__:::ｰ=ミﾐ
　　　　　　　　　　　　 　 　 }∨　　　 ｀＼≦
　　　　　　　　 _,,.-'''冖⌒¨^'込、　 　 　 　 　　　　　　 __
　　　　　　 ,／´:::::::::::::::::::::::::::::::::` 、　　　　　　　　　 / 　 ヽ、
　　　　　／:::::::::::::::::: j::::::::::::::::::,,、:::::ヽ,　　　　　　　 /　 　 　 ',　　そうだっ
　　　 ∠__:::::::::::::::, -/:::::|::::_メ- ',:::::::::::::',　　　 　 　 { 　　　 　 }
　　　　 '|,,:::::::::: : ｛r }::: : |ｘ斧ミ　|:::::,〈::::＼　　　　　 ＼_＿＿,ﾉ　　お、俺だって身分の確かな人間には、
　　　_＿'| /::::::::::: ∨::＼{cうﾋﾘ　|斧ﾐ,::＼{ゝ、 　 　 　 }i:i:i:ｉ:ｉ:'{
. --‐i:ｉ:ｉ:'ﾘ::::::::::::::::::〈::::::::::ﾐ、::::::::::: ﾋ{。:∨　　 　　 ,．宀'‐-､,{　　　手を出さなかったぜっ
　＼i:i:ｉ,厶イ{::::::::: ,,. ),=x_〉 u　　　｀ﾉ:::ﾐ、　　 　 /　　 　 　 〈
..,,＿＼i:i:i:ｉ:ｉ:}'／=:／ 　 ｀` ､に∃,ｲ::::'ﾐ、　　　 / 　　　 　　　ヽ,.
:::::::::::__,＞=ｧ'::ニ::{　　　　　　｀¨¨`ｰｰ--‐…‐-/　　 　 　 　 ,／
,,.'''´´　　 /ﾆﾆニ:|　_,,,.．‐'''"´　　　　　　　　　ヽ　　　 　 ／´
　　　 　 /ﾆニ二:|　　　　　　　　　　　　　 　 　 |　　　　/
　　 　 /ﾆニ二:__｣　　　　　　　　　　　　_＿___　　　　 /
　　　/ﾆﾆ,''''"¨´ 　 __　　　 _,,,,..--‐'ﾏ'ミ: : : : _三ﾆ=,∠
　　/´// { 　　　　　￣¨¨´´　　　　　∨: :￣: : : :／´´
.　 {,'////,'V　 　 　 　 　 　 :.:.:.:.:.:.:. : :ﾄ＼: : :.／

　　　　　　　　 　　　＿＿＿_
　　　　　　　　　　／　　　　　＼
　　　　　　　 　／　 　　　　　　 ＼
　　　　　　　／　　　　 (●）　（●）＼　　　神から見たら、お前なんてそれこそ虫けらだろうよ、パク。
　　　　　　　|　　　　（ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） |
　　　　　　　＼　　　 ＼ェｪｪｪェ／／　　　
　　　　　 　 /⌒ヽ　 　ー‐ 　 　ｨヽ＿
　　　 　 　 /　　､　　　　　､　　〆ヽﾞ￣ ｀i
　　　　　　/　　/　　　　　 ﾞ　　lヾ_ ,|ヽ─ヘ
　　　 　　/　　/l 　　　　　　　　`､´/　 　 　ヽ
　　　　　/　　/ ヽ　　,＿＿__　　　｀　　,ヽ　　ヽ
　　　-─ヽ　ｲ_　ヽ /　　　　￣￣￣￣`ヽ Ｙ 　 ゝ‐-､
　　( _i _i＿ﾄ､__)　 ヽ､＿＿_⊥＿＿＿＿ﾉ 「＿＿＿ﾉ





　　　 　 　 ⌒　　　　　　　　　　　⌒
　　　　　　| 　|( ＼　　―‐ 　 ／)|　 |
　　　　　　|　 |　7　 　 ―　 　　ｌ |　 |
　　　　　　|　 l /　 （　 ┃　 )　 | |　 |　　然り。
　　　　　 　 　 　 　 　 ―　　　　ﾉ　 l
　　　　　　 ＼　　 　 　 　 　 　 　 ／
　　　　　　 　 |　　　　　　　　　　 l
　　　　　　 　 l 　 　 　 |　　 　 　 |
　　　　　　　ノ　ﾉ　ﾉ　人　　l 　 | ＼
　 　 　 　 　 ￣l／＼( 　 ) ノ ＼|￣

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　-｡s≦=ﾆﾆ_`―+s、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　_.-=====-`｡s≦⌒≧s｡｡。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/: : : : : : : : : : :ヽ⌒≧s｡｡。､＞、
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　　i: : : : : : : : : : : : :i二≧s｡⌒≧s｡＞、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 rt､_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:ィ、　　　⌒≧s｡＼＞。
　　　　　　　　　　　　　　　　 _＿____t....................................}＿＿　　　 _＼/ム＞s,
　　　　　　　　　　　　 　t_´￣: : : : : : `ー―――― ':´: : : : : ￣`, { {； `*i'´ h、
　　　　　　　　　　　　　　 `ー――-y―r--t―y―t―r-―― ´　 i　|.　 }　 {iト,　　それでパクよ、お前が食った
　　　　　　　　　　　　　　　　　　γt }`¨{///}.={////}¨ｲ~i　　　　　l　 >-く　 ； ；
　　　　　　　　　　　　　　　　　　,へV　 `ーイ　トー ´　ij ；.　　 　　t　　 |. ＼リ゜　娘の身体になった気分はどうだ？
　　　　　　　　　　　　　　　　_／_....`.+、 く､_`-'___.,〉　メィ　　　　　　',＿_j　　 」
　　　　　　　　　　　　　 , ィ´　¨　｀ ヽ､＼ ヽ:.:.:.:ﾘ　 ／　　　　　　　 人....`+s､/
　　　　　　　　　　　　 /　　, ｨ ￣ `+､　ヽ＼`-' .／　　　　　　　　 /　　`+、ﾊ
　　　　　　　　　　　 / ,　 /　　　　　　＼ `､..>＜　　　　　　　　　/`s。___,//j」
　　　　 　 　 　　 　；　i　；　　　　　　　　`｡ ',...',　　　　　　　　 ,ノ--｡........{_っ
　　　　　　　　　　 i i　l　{　　　　　　　　　　ﾄﾟ｡..ﾟ｡　　　　　　／　　　 ＼ノ
　　　　　　　　　, イ l　'｡ '。　　　　　　　　　i ＼､i 　　　　／　　　　　 /
　　　　　　　　,ｲ　i　 ',　ﾟ.。+、　　　　　　　人　　+、　.／　　　　　　 /
　　　　　　　,/　　.l　　＼　`+＞ 、＿_　イ　　`　　 V´　　　　　　　./
　　　　　 ,ィ　　　 .|　　　 ＞+_____ﾑ、　　　　　　　　；　　　　　　　./
　　　　 ./　　　　　i　　　　　　　　　ノ`+、　　　　　　　　　　　　 ./
　　　　/　　　　　　',　　　　　＞+´　　　/` +、　　　　　　　　　./
　　　./　　　　　　,入　　　　　　　 　　./　　　/へ、　　　　　 ノ
　　,ｲ　　　　　　／　',　　　　　　　　 ノ　　　/　 ｲ ＞+､___.／
　 {　　　　　 .／　 `+ト 、　　　　　／　　　 /　　i







::: : ｀`ｰ､､_　　　　｀`ｰ､:::::::＼
::::::::::::::::::::::｀`ｰ､､_　　　 ｀＼::＼
::::::::::::::::::::::::::::::::: ｀``ｰ､__　 ｀＼}
::::::::::::::::::::::::::::::::: ､:::::::::::::二ﾆ==--
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::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ＼
:::::-､＿＿＿__x云ミx､＿::::::::::ゝ、
､_＿:::≧ 、:::::: {_人ﾊ:::::＼￣￣￣'
　_,ノ ''''ニニ=-C心ﾘぅ::::::::`ｰ-'ﾆ'､,,,､、
'´　___　:::::::::::: : ＾⌒＾ゝ、:::::::::::::::: ＼ミ、　　何でもするからやめてくれっ
_ｘｆ⌒刈:::::::::::::　　 　υヽ::}ｰ-､_:::::::ヽ
{{ 　) 八う::: :　　　　　　 }::{ 　　 ＼::::}　　　　死にたくないっ、苦痛も嫌だっ
C乂ﾂ ﾉ::: :　　　 　 ′　}从　,.イ´}ノ
------_彡''´ﾞ, - ー 、 ,ｲ__　　 　′
:::: : ￣＼　　/::::⌒ヽ }/--く
::::::::::::::::::::＼乂::_::::::_ﾉ＜ニ::＼
.,,＿＿_::::::::::: ヽ＜'"´ﾆﾆﾆﾆﾆ｀＼ｰ--､＿＿＿＿__
_ﾉ　 　 ￣￣￣|ｰ=ミミ-､__ﾆﾆﾆ二:ヾｰｰ--、 　 　 　 ｀ヽ
　　　　　　　　 {　　　 　　｀`'',､､ﾆﾆﾆ:{.: : : :.:＼　 　 　 　 ' ,
￢‐---....＿＿　 　 　 　 _,ノ///＼二|.: : : : : :.}　　　　　　 ,
ﾆﾆﾆﾆﾆ二二￣￣'''ｰ‐＜///////,＼}: : : : : : |､　 　 　 　 }
ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ二二二￣¨¨'}､_: :_＿j: :＼　　.＿ﾉ＿＿＿_
ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ二二ﾆ二-‐''''¨｀: : /: : : : }￣ : : : : : : : : : : : ヽ
ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ二,,...-'''''´´　　｀¨'''''''''ﾆ¨`ー-く___: : : : : : : : : : : : : : :＼

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　, -==========-
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/ : : : : : : : : : : : : : :｀ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,': : : : : : : : : : : : : : : : : :',
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　；: : : : : : : : : : : : : : : : : : ；
　　　　　　　　　　 ＞ﾆﾆﾆr-ｺｺｺィ二ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ二二二_-- 、_　　まあ、気持ちはわからねえでもねえぜ。
　　　　　　_､ + '”_､+'”二つ7ｺｺｺゝ_＿￣￣￣￣￣￣ ――― --- ニ―---、
.　　　 　／, ィイ'_---r―イ{､」_」」＼＿二二二二二二_― -_==_-_―-- `＼―`　　やめねえけどな。
　　　　,{　/,ィ ´　　　 ',　　Yrt-､´:::::::::::へ{ﾄγ⌒ヽ_＿γ￣ヽ―---`rt￣￣￣::`+。
　　　 ；::::＞､_＞''V＜二二り_____)―--}`, }`{////},―､{////}´¨　 ｲへ}-ﾆ----'''"　　それじゃあ、お前のために用意した
　　　 ；:::::::::::::::::::::；　　　　　　　　 ,ィ´{ `tﾘ　`ー ´ｲ　　` ー ´　　ノ リ/´ノ＞¨ `。
　　　ゝ:::::::::::::::::::::；　　　　　　　ノイ　　　|vト 、　 {､ー ,　　　　／　}ノ./　　　√ `。　　舞台に移ってもらおうか。
　　　 ；“'+----ィ　　　　　　.／　 |　　　 | ',、　　　 ＿　　　　　　ノ.....；　　　.；　　　'。
.　　　；　　　　　；　　　　　 /　　　i　　　 i　|.＼　 '-==-`　　　／ｨ.......j　　　 ；　　　　ヽ
　　　；　　 　 　 ；　　　　 /　　　　l　　　 l　',......＼` ー ´ 　,イ　/.......ｲ　　　；　　　　　 '。
　　 ；　　 　 　　；　　　 ,ｨ,　　　　 .|　　　 |　',......', ＞ー＜,　, ィ/....../；　　　；　　　　　　 ',
.　　；　　　　　　.； , ィ ´　　　　　　|　　　.|. 　',......',　` V/　　 /....../ .；　　　； 　 　 　 　　；
　　； 　 　　 　 　Y　　　　　　　　 入　{　.|　　 ',......'。　 i　　./....../　 ；　_　 ；ト、　　 　 　 ﾄ､
.　 ；　　　　　　　 ；　　　　　　 ,ィ´　h i　 i　　　 '.,......'。 l　,/......./　　 ',　Y ；　 `　　　　　 l `。
　 ；　　　　　　　　',　　　　_ - ゜　　人 ； ；　　　　 ',......＼/......../　　　 ﾟ｡ ', .t　　　　　　　　　 ',
　 {　　　　　　　　 .；　　 　,ィ　_ +"　　＞<　　　　　ﾟ 、_/＿ /　　　　　 >t__>、　　　　　　　　 ',
　 '。　　　　　　　　j　　 ,ｨ _ +　　　　　　{＼　　　　　r----t　　　　- ¨　 _ -.入　　　　　　　　 '





　　　　　　 　 　　　＿＿＿_
　　　　　　 　　　／　　　　　＼
　　　　　　　　／　 　　　　　　 ＼　　ちょっとした迷路になってる邸だ。
　　　　　　 ／ (●）　（●）　　　　＼
　　　　　　 |　（ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ）　 　　|　　ただし、化け物や殺人鬼がうろついてるけどな。
　　　　　　 ＼　＼ェｪｪｪェ／　 　／＿
　　　　　／/　　　　　 　 　 　 　 ヽ　／＼
　　　 ／　/　　　　　　　　_　 　 　／　 ／
　　／|￣￣￣￣￣￣￣（__.ノ￣|＼／|
　　　 |　　　　　　　　　　　　　　｜　／
　　　 |＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿|／

　　　　　　　　　　　 　 　 　 □
　　　　　　　　　　　　　　　 ┌─┐
　　　　　　　　　　　　　　　 └─┘
　　　　　　　　　　　　　　　┌───┐
　　　　　　　　　　　　　　　└───┘
　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ┌─────┐
　 　 　 　 　 　 　 　 　 ┌┼─────┼──┐
　 　 　 　 　 　 　 　 　 │└─────┘　 　 │
　 　 　 　 　 　 　 ┌─┼─────────┼───┐
　 　 　 　 　 　 　 │　 └─────────┘　 　 　 │
　 　 　 　 　 　 　 │　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 │
　 　 　 　 　 　 　 └───────────────┘

┌───────────────────┐
│すぐに殺人鬼に捕まってしまったパク。　　　　.│
└───────────────────┘

　　　 　 r‐―r― ､
　　 ｨf''''{_,ﾉ¨¨｀ T　＼
　　 ｀{,ノ ￣ヽ 　,}　　　ヽ,､
　　 　 　 ゝー'''..　　　,/;;;;;;＼..,'''⌒` 、
　　　　　　｀`''ｰ- _,,,,く;;;;;;;;;;ﾉﾞi}　　　　＼
　　　　 ,,,,,,..-━彡-‐''^'ｰ'´／　 　 　 　 ∨
,,．‐''',,,,．‐'''´´´,,,＿　 　| ´　　　　　　 　 ∨
'''''"´ 　,,　''"´::::≦　　　 `ｰ､　　　 　 　 　∨
　　　 /::::::::,,, '''´´　　　　　　 ＼　　　　　　 ＼
　 　 |{::::／　　 ＿＿_　　　　　　＼_　　　　 　 ｝
　 　 |::/　,,．‐''':::::::::::¨`￢-､_　　　 }ｲ 　 　 　 |
　　　l||{ /:::::::::::::::::::::::::::::::::: : ｀＼_　｛,　　　 　 :|
　　　,'||′::::::::::__::::::::::::::::::::::::::::::: ≧=--　　　 ,|　　うわああああっ
　 ／::: : ,:::::::: : ｀｀`'､,,､_,__::::::::::::::::::＼　　　　 .,|
. /::::::::: ,{: : {￣¨''ｰ-､＼ ィ苳ミ＼::: : ＼_____　,{
｜::::::::: |:::::::{　_,ノ　　｀＾'　弋ﾂぅ`'''ﾐﾏ''''"￣..ﾞ/`'''-､　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＿
..}:::::::: : {::: : { 　,ｘ=ミヽ　　　 ' υヽ::从 　 　 /　 　 ｀`'ｘ､_　　　　　　　　　　　　　　　　,　´　　ヽ
.|::::::::::: ｛:::::::::込　ι　　　/⌒ヽ　}/: :},,．‐'- - 、.　　 　 ｀`''ｘ､_.　　　　　　 　 　 　 ／　　　　　 ,
ｊ　}　,,: : ＼::: : ｀`≧==,,,,_{ _,,,,,ﾉ‐'{: : :/ー 、 　 　ヽ　　　　　　 ｀`''ｘ､_　　　　　　／　　　　　　　　,
'イ ,/::::::::: |＼､_::: : ゝ::: : ｀ヽi:i:i:i:i:{:.:/.: : :.j ＼　 　 }　　　　　　 　 　 ｀｀',,ｘ,,、.ﾞ／　　　　、　　　 _,,,}_
_,|lノ_|,'/,',,,,ﾆ---¨''ﾐﾐx__,＜´ ￣ 　｀ 、: : | : : ＼　ﾉ_,＿__　　　　　　 ,, '' ',／`　　　　　　 }　 ／i:i:i:i:i}
　￣　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ∨:.| : : : :∨　 ,,．//'i...　　,,イ´,／ﾞ_,/ 　 　 　 　 　 },/i:i:i:i:i:i:i:i:'
　　　 ｀¨'ｰ-､,__　　　　　　　　　　　　 :|: :ﾄ､: : : :.|_／＼'//,}..,／ ,／　/´/　　　　　　　　 八i:i:i:ｉ, -一'
　　　　　　　　｀¨　　 <　　.、　　　　　,l|: :| ヽ.: : :.|　　　＼／／´.　,,,/ /　　　　　　　 　 ,'　{ｉ:ｉ/　　 　 '
　　　　　　　　　　　　　＼　`''―'''"´　｝/ 　 ＼.:.{　 　／／　ア´/ﾆ,, { 　　　　　　　 　 ,′ V　　　　　 '、_＿
------------――‐弋　　　　　　 　 ' 　　/　ゝ}　/ ／　 ／=:/=:/　{ 　　　　　　　　.,'＿ -ヽ　　　　　 '
　　　　　　　　　　 　 　 ∨　 　　　　 　 　 /.　　　/ ,/　ゞ,/二/二/二,{　　 　 　 　 　 '　　　　 ヽ 　 　 　 ',
　　　　　　　　　　　 　 　 ＼ 　 　 　 　 　 {　　　/ /　　 /二/二/=:/=:ヽ　　　　　　 ,'　　　 　 　ヽ　　　　_Ｖ＿
　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 `ｰミ､_　　　 ｛　　/　/　 　/二:{ﾆﾆニ/::ニ::ヽ　　 　 　 '　　　　　　　 ＼...／;;;;;;;;;、
　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ｀`ヽ、　}.　/　/..　　{:二:{ﾆﾆﾆ:/ﾆﾆニ:,,,〉　　　 　}.　　　　　 　 　 /;;;;;;;;;;;;;;;;;、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ＼_},/　/. 　　|:ニ:{二二'ﾞ二,.イ=:/　　　 　 '　　　　 _　-- . {;;;;;;;;;;;;;/´
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 /　/.ﾞヽ　 |:ニ:{::ニ::,,／´:二:〈 　 　 　 /　 　_ -. 　 　 / ＼;;;;;〉´
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 /　/　　＼|二,|二'''´ﾆﾆニ二:∨　　　,ｲ一´ 　 　 　 /　 ／}ﾞ/ゝ、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 /　/.　　 　 `ヽ{ﾆﾆﾆﾆ二二二二＼ ／/.　　　　 　 /　 /...　{////`-
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 /　/. 　 　 　 　 ＼ニ二二二=―,-¨=:,/　 　 　 　 /　 /　 　 |ｰ-､////
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /　/　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ￣￣¨¨ ′　　　 　 ' 　 / 　 　 ‘ー―

　　　　　　　　　　　　　　　　　 ｲ
　　　　　　　　　　　　＿＿ ／　|__　　　　　　　　　　　　 　 　 　 _,..　-
　　　　　　　　　＞ ´ ／　 j　　 j　￣ヽ　　 　 　 　 　 　 　 _ ＜＞ ´
　　　　　　　 　√/　:j　　/　　Vヽ　　　＼　　　　　 　 _ ＜＞ ´
　　 　 　 ((　／　　　{　//　＞‐､u.jV　(⌒） 　 　 _ ＜＞ ´
　　　　 　,／ 　 (゛_)　V/ｨ::O:::::σゝj/.　`~ ﾊ_ ＜＞ ´
　 　 ＞''"　　　 　／/｛＼ゝ::r y::ｲﾂ 　 _ ＜＞ ´　　　生きたまま切り刻んでやるよ。
　　ア　　　　　￣V .j　≧＜≧彡'ｲ_ ＜＞ ´　V
　　'　　　 　 ／￣v八V､ゞ≧ _ ＜＞ ´jｧ=-　　W　}i　　お前が私にやったように・・・・・・
　　!　　 　／::::ヽ　＼ ,,,　_ ＜＞_´--v≦ 　 　 八 ｲ
　　{ｧ-='"::::::＞ｱ^!￣≦＞ ´　　｀二<＞ j 　／
　　ゝ⌒'"￣　/! | ! ゝイ　　 ヾ≧彡イ　ゝ-'"
　　　　　 　-=ゝ‐≠'"　　　　`ｰ=＜　　　V
　　 　 =＞''"　/　　　　　　　　 　 　 　 　 V
　　　 　 　 　 /　　　　　　　　　　　　　　　 W　))




　　　　　　　　　　　 　 　 　 □
　　　　　　　　　　　　　　　 ┌─┐
　　　　　　　　　　　　　　　 └─┘
　　　　　　　　　　　　　　　┌───┐
　　　　　　　　　　　　　　　└───┘
　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ┌─────┐
　 　 　 　 　 　 　 　 　 ┌┼─────┼──┐
　 　 　 　 　 　 　 　 　 │└─────┘　 　 │
　 　 　 　 　 　 　 ┌─┼─────────┼───┐
　 　 　 　 　 　 　 │　 └─────────┘　 　 　 │
　 　 　 　 　 　 　 │　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 │
　 　 　 　 　 　 　 └───────────────┘

┌───────────┐
│リスポーンするパク。　　.....│
└───────────┘

　 　 　 　 　 　 , -‐ ､､
　 　 　 　 　 ／::／＼:ヽ
　　　　 　 ／:::/　　　}::::{_..-‐- ､
　 　　　／ヾ'''　／⌒''''::::::::::::::::::::ヽ
　　　　　　　 ／:::::::::ι::::::::::::::::::::::::: 、
　　　o 　　 , ′::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: : 、　　　 ﾟ｡
　　　　　　/:::::::::::∧::::::::::: ＼、::::::::::::::::::、
　　　　 　.|::::::::: 斗-ﾉ┼::::::::::::r-、:::::::::::: : 、　　　・・・・・・また同じ場所だ・・・・・・
　　　　　 .|:: ＼::}Y´笊Ｙ､::::::::::|　}::::::::::υ:::r＼_
　　 　 　 .ﾚ:::::::〉 　 Vﾉ.|::::|:::::::|-'::::::::::::: _::::|//,ヽ、
　　　 　 　| ﾊ〈　　　ι|:: ,|:::::::|:::::::::,､:::/,`::|///イ_
　　　　　　l|'′ ヽ‘::）　|/ | /∨、:::ハ////イ:::::'::,::ヽ､　　　｡ﾟ
　　　　　 　 　 ι｀ --‐､ 从　　 ソ｀`¨ - 、＼::::::::::'::,:｀::::..、
　　　　　　　　　　　　／ }＼　 /i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:,へ､ヽ:::::＜ ヽ、:::::､
　　　　　　　　ο　 j´i:i:i:ｉ|　　 ′i:i:i:i:i:i:ｉ:／　　 ヽ:::: : ＼　＼::＼
　　　　　　　　　　/ |i:i:i:i:i| ι{i:i:i:i:i:ｉ:ｉ:／　　u.　　ヽ::::::::::＼　＼:::ヽ
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　　　 　 　 　 　 　 /＼: :ヾ__ソ´: :_:ノ　　　　　 ＼　 :.:.:.:. ＼|　 .|/
　　　　　　　　　　 { :. : :＼: :_:-'´´　.:..:.:.　　.}　　 ＼　　　 　 ＼′
　　　　　　　　　　 ',　:. : :　,ハ,　　:.:.:.:.:.:.: 　ﾉ　　　 ,}―-､_　　　ヽ、
　　　　　　　　　　　ゝ、ν/ i: :j―-､　u_ ,,.　--‐'´　　　　｀ 　ν /
　　　　　　 　 　 　 <　lヽ/: :|―　　 入‐′　　　:. : :　　　 　　　/
　　　　　　　　　　　ﾄ＼ } : : |〉　 　 {i:i:i:i| 　 　 ::.:.:.:.:.:.:.:　 　 _ イ
　　　　　　　　　　　{､＼} : : {　　 　 ､i:i:ｉ{　　　　:.:.:.:. : 　 イ´i:i:ｉ＼
　　　　　　　　　　　　`l┤: : }`ｰt-‐､ ￣＼　　　　υ／ ´ｉ:ｉ＼i:i:i:ｉ＼
　　　　　　　　　 　 　 .|:::ゝ,/{: : /::: : ヽ ⌒ ゝ、___, ´( }i:i:i:i:i:ｉ:ｉ:ヽi:i:i:i:i:iヽ
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│牢獄から抜け出すか、それともここに留まるか。　　....│
└──────────────────────┘

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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　___,,
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/::::::::::::::::::／- |::::::::／-∨::::::::::}
　　　　　　　　　　　　　　　 　　　／,,'::::::::::::::斗_笊 |::／_笊Y}:::::::::∧　　ここからすぐに出ねえと・・・・・・
　　　　　　　　　　　　　　　　　 ''''''´:|　,::: : , イ弋ｿ / 　弋ﾂ从:::::::/ゞ、
　　　　　　　　　　　　　　　　　 _,,,,.,ｲ /:::／|八u 　　　,　　　j〈::::::/　　　　あいつがやってくる前に・・・・・・・
　　　　　　　　　　 　 　 　 　 〈////ﾉ/ノ::::,|:::::＼ 　　o　　,ｲ:::::::/
　　　　　　　　　　　　　　　　　＼///::::::::从::_::_,ﾆ}` ｰ く´/::::::/
　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ,／／/|:::彡＼i:i:i:i:i:i:＼ 　　从:::ｲ
　　　　　　　　　　　　　 　／:::::〈////´　　 ＼i:i:i:i:ｉ:ｉ:＼ 　＼i:＼ 　　 ,,.._ 、
　　　　　　　　　　　 　 ／:::::::／　 /::| 　 　 ',　` ､i:i:i:i:i:{_ ―_{i:i:i〉、∠-‐‐ ヽ
　　　　　　　　 　 　 ／:::::／　 　 /:::,|　　 　 ',　 　ゝ: : ヽｰ―ノ: : }{ {二二　.i
　　　　　　　　 　 ／:::::／　　　 /:::/｜　　 　i　　　｀ー -ﾍ￣`|'´ 　'ゝ、　　.{
　　　　　 　 　 ／:::::／　 　 　 /::/　 |　　　　},　 　　 　　　〉'''''ﾄ、　　.}∨　 .|
　　　　 　 　 /:::::::／　 　　 ／::/　　 |　　　　| ゝ、　 　　 /: : : | ヽ 　ﾉゝ--ノ＼
　　　 　 　 /:::::／　　　　／::::/　 　　|　　 　 } 　　ー--'/: : : : :|: : ∨'``―''´　 〉
　　 　 　 /:::::/　 　 　 ／:::::/　　　　,| 　 　 |＼　　　　/: : : : :./: : /|　 　 　 　/
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　　　　　　　　／　 　　　　　　 ＼　　　それで気が晴れたか、ボンゲよ。
　　　　　　 ／ 　　(●）　（●）　　＼
　　　　　　 |　　 （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ）　 　|
　　　　　　 ＼　　＼ェｪｪｪェ／ 　 ／＿
　　　　　／/　　　　　 　 　 　 　 ヽ　／＼
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　　　　　　　　 ／: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :',
　　　　　　　　{: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :',
　　　　　　　　i: : : : : : : : : : : : : : : : : :_､+'”￣￣゛,
　　　　　　　　 Y: : : : : : : : :_ ､..+.'.”.¨.........................',=---ﾆﾆﾆﾆﾆ`,
　 　 　 　　 　　iー―.￣￣..................._ ---_､_+_'_”-＜:¨ : : : : ／ｨ
　　　 　　 　　　l........................._､ + ' ” __､+' ー_ノ, -~', ',: : : :／イ　　　　へい、これで毎夜毎晩、悪夢にうなされなくて済みそうで。
　__＿＿＿＿__j______､ + ' ”゜:__､ +'”Y＞-¨¨　､{h　 } ；,ィ＜¨＿___
. ゝs。_: :_:_:_: : : : :_:_:_:_: __､+'//////.}　　　　　 ；　 ﾉ/ｲ　、　 `+、
　,イ´　　　 }ーr-{///>ーゝ//////ノ　　　　　 Y ,//.ヽ　　ヽ、
´　　　　, +"　　ヽヽ/}　　, - ＞-＜, ｨ - ､　 　 ﾄ-く........'.,　　 ヽ
　　 , ィ　　 ＿___,_}､Y　 /　　　〉`' ￣ｲト ､i　　 }　　',.........'。　　ﾟ｡
　 / 　 , ィ　　　　ヽ弋___メ __,/　__／/ }　/　 ,/ ',　　',.........；　　 ；
　/　./ ,ィー--。_　　　　', 弋_'_´__／ ,　./　／　 i　 j；.........；　 　 i
ノ　 //　　　　　　ヽ 　 　 ',　　￣　_ノ　/イ　　　 ／ i...........；
　　 y　　　　　_ + ´`。　　.、　　　　 ／　　　　 / 　 ；.........；
　　/　　　　／＿_,　　',　　トー---＜ ＼　　　/　　,'........./
――――ー ´_／ 　　；　j　 ＼..........＼　　 v　　 /........./
―+ー ―――、___　　..}　,　　　＼..........`+、　　　；........；　　　　 /
>ｲ　　　　　　　　　 ` ,メ /　　　　　＼..........＼　 /........./　 　 　 ,'
　　　　　　　　　　　　ｲノ　　　　　　　 ＼..........У.......ノ　　　　 ,

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ,:　:　.:　　　　　　　　　　,:　:　:,
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ｒ‐ミ:　:　.:　　　　 　 　 　 　 :.　:　::,
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　}　　}:　: :;　　　　　　　　　　 ;　:　:　;
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _ノi　　l:: : : :　　　　　　　　　　 : : : : : ::}
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ｆ　/　　;:: : : :　　　　　　　　　　 : : : : : :.;
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 / / 　 　}:: : ::__　　　　　　　　　　:: : : : : }
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ././ 　 　 ,':.:. ｨ::::::心, 　 　 　 ,斧::::=-:ミ,: : V
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 /／ 　　 / : : {:::::::::::::ﾊ　 　 　ﾉ:::::::::::::::::::〉: : }
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　〈 ; 　 　 ｀ヽ.: : :!:::::::::::::ｱ ゛￣` ｀ヽ:::::::::::::ｱ: : :'
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 }　 　 　 　∧　ゝ彡¨゛　　 .__　 　 　ゝ彡`^ :ﾉ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾉ　 　 　 　　∧　　　　　 ,ｨ::::::ゝ, 　 　 　　／
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　∨　　　　　　　 i｀ヽ,} 　　゛¨⌒゛　 ｛／　/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ∨　　　　　　　|: : ゛},. _ _　.._ 　 彡{. 　/
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　/　 　 　 　 　_ﾉ｀ヽ:.ゝ刈::::::::::::::ﾂﾉ 　.ﾉ
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│キル夫がパクのカパーラを手に取る。　　.....│
└──────────────────┘



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　　　　　　 　　　／　　　　　＼
　　　　　　　　／　 　　　　　　 ＼　　　お前は悪夢から解放され、パクは悪夢を見続ける・・・・・・
　　　　　　 ／ (●）　（●）　　　　＼
　　　　　　 |　（ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ）　 　　|
　　　　　　 ＼　＼ェｪｪｪェ／　 　／＿
　　　　　／/　　　　　 　 　 　 　 ヽ　／＼
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　　　　　　　　　　　　　　　 　 ∥　　　 |＼
　　　　　　　　　　　　　　　　 ∥　　 　 |　 | }
　　　　　　　　　　　　　　　　∥ lVVVｌ｜　リ　　　ではそろそろカパーラを届けに行くか。
　　　　　　　　　　　　　　　 ∥　l::::::::::|｜
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／＿
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼　ヽﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ|　 　 　 　 　 　 /,　⌒ヽ　i
　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 []＼|ﾆﾆﾆﾆ_＼_〉/　　　　 　 　 　 { {　､__ノ ,ﾉ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　]　　〈∨ ∨〉　　　　　　　　　 い､　__ノ}　　そうしやすかい。
　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ／￣|＼ ＼∧/　　　　　　　　　　 ゝ､　　,ｲ
　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ／.: : : :.|　 ＼＿/￣＼.　　　 　 　 　 　 ｉ　 }
　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 / : : : : : : ＼　／: : : : : : ＼　　　 　 　 　 l　 |
　　　　　　　　　　　　　 　 　 |.: : : :. :. :.∧∧∧.: : : :. :. :. :.＼.　 　 　 　 |　 l
　　　　　　　　　　　 　 　 　 /:: : : : : : :.∨∨∨.: : : : : :. :. :.: :.＼　 　 　 l　 |
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│無惨所長のいる執務室。　　......│
└─────────────┘

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: : ||: :.|.:.:.:|　　　　　　　　|　　　　　　 　 ￣￣|　　　　 |￣「￣¨¨¨¨_ア"丁　　 　 |　　　 |￣ :|￣¨ﾟ|￣.:.:.|.:.:
＝|l==|.:.: |　　　　　　　　|　　　　　　 　 　 　 |　　　　 |.:.:.:|¨丁"^ｉ´　|.:.: |.:　(　)　|　(　）｜.:. |.:.:.:.: |　 ＿|.:.:
: : ||: : |.:.:.|: ..　　 　 　 　 |　　　　　　 　 　 　 |　　　　｜.: |‐┼ｰ |: : :| .: |　 _Π : |　Π_　|.:.: |.:.:.:.:.:|￣: :.|.:.:
ﾆﾆﾆﾆ|.:. |: : :　　　　　　 |＿＿　　　　　　 　 |　　　　 :|.:. |___|_＿| ..:.:|.:. |　└┘ :|: └┘:|: : |:.:.: : :|‐: .　|.:.:
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二二 |. :. [| |______| |:| |＿＿|_|_匚］cb--‐‐　'　¨¨￣｀''-､_｣＿＿.:.:. └┤:::|.:.:.: : : .　　 　 　 . : : :|::|´"'|.:.:.:
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　　　　　　　　　　　　　　　 　_ -ﾆニV_-ﾆニﾊ:i:i:i:V/:i:i:ﾊ
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　　　　　　　　　　 　　　　/:i:i:i:i:γ⌒~''⌒ﾏ:i:i:i:iﾊi:i:i:V/:i:iﾊ
　　　　　　　　　　　　　　〃:i:i:i:i〃　　　 　 从:i:i:i:ﾊ:i:i:iV/i:iﾊ
　　　　　　　　　　　　　　从i:i:i:ir=ミ､　　 ,ｨf=ミ､:i:i:i}:i:i:i从i:i:i{
　　　　　　　　　　 　　　　ﾉ:i:i:圦 (i!) ､　ｲ (i!) ﾁi:i:i八:i:i:从:i:i{
　　　　　　　 　　　　　　　(i:i:i:i:i}　 　,'　　　 　 ﾉﾉ八i:iγ ﾏ八　　ふむ、どれも良いカパーラだな。
　　　　　　　　　　　　　 　 ',:i:i:i:i}　　ゝ 　 　　〈i:i:(　ﾉ:iｲ　 }从
　　　　　　　　　　　　　　　 ',:i:i∧　　　　　　　 )ﾉ 　 )ﾘ_,,ｲ(　　　　特にこのカパーラは強い呪力を持っている。
　　　　　　　　 　　　　　　 　 )ﾉ.∧　―― 　　 _ -='/从(
　　　　　　　 　　　　　　　　 　 　∧＿＿_　-=ﾆ　　 '/リ　　　　　　生前はよほどの外道だったようだが。
　　　　　　　　　　　　　　　 　 　　　 }　　　　　 　　八
　　　　　　　　　　　　　 　　 　 　　 ﾉ 　 　 　_ -=ﾆ　/ﾊ
　　　　　　　　　　　　　　　　　 √ヽ_,,　～''~:::::::::::::::::::／ﾆ''～ ,,_
　　　　　　　　　　　　　　｡s≦7::::::√ ∨/:::::::::::::::::::／ﾆﾆ7:::::::::::｀～､、
　　　　　　　　　　　-ﾆ⌒／//:::::√　 ∨/::::::::::::／ニﾆﾆ7::::::::::::::::::::::::｀～､、
　　　　　　　　-ﾆ⌒:::::,,ｨﾆﾆﾆh､八　　八/:::::::／ﾆﾆﾆニ7:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀～､、
　　　　　　〃::::::::::::::::::::ﾏﾆﾆﾆ〃 √　 V ﾏ／ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ7::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ﾊ
　　　　　 /::::::::::::::::::::::::::::ﾏﾆﾆ}　 √　　}　/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ7:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ﾊ
　　　　 √:::::::::::::::::::::::::::::::やハ √　　 .: /ﾆﾆﾆﾆニ＞`:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ﾊ


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│所長がパクの髑髏を手に取り、マジマジと眺める。　　....│
│　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 │
│強い怨念や妄執の気配が染みついた髑髏だ。　　　　　.│
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ,:　:　.:　　　　　　　　　　,:　:　:,
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ｒ‐ミ:　:　.:　　　　 　 　 　 　 :.　:　::,
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　}　　}:　: :;　　　　　　　　　　 ;　:　:　;
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _ノi　　l:: : : :　　　　　　　　　　 : : : : : ::}
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ｆ　/　　;:: : : :　　　　　　　　　　 : : : : : :.;
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 / / 　 　}:: : ::__　　　　　　　　　　:: : : : : }
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ././ 　 　 ,':.:. ｨ::::::心, 　 　 　 ,斧::::=-:ミ,: : V
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 /／ 　　 / : : {:::::::::::::ﾊ　 　 　ﾉ:::::::::::::::::::〉: : }
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　〈 ; 　 　 ｀ヽ.: : :!:::::::::::::ｱ ゛￣` ｀ヽ:::::::::::::ｱ: : :'
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　　　　|　　 （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ）　 　|　　　注文通り、霊格を備えた髑髏を持ってきたぜ、三つ分な。
　　　　＼　　＼ェｪｪｪェ／ 　 ／
　　 　 /⌒ヽ　 　ー‐ 　 　ｨヽ
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　　　　　 　 _,,-ﾆ:i:i:ア .{:::::::･:::::} 　　 　 {:::::･:::::::}ヽ:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:}　　うむ、礼を言おう。
　　　　　　/:i:i:i:i:ア　　 乂:::::::ノ　 　 　 乂::::::::ノ 丿:i:i:i:γ⌒Yｲ
　　　　　　{:i:i:i:i:(　　　　　 ¨¨　　　　　　　¨¨¨／:i:i:i:i:ア　　　}ﾉ　　　報酬を受け取ってほしい。
　　　　　　 ｀ヽ:i:}　　　　　　　乂_入__ﾉ　　　/:i:iア⌒　八　ノ
　　　　　　　 ﾉノ＼　　　　　　　 　　　　　　(:i:i(　 　　／
　　　　　　　　　　　~''　,,_　　　　　　　　　 　)ﾉ　,,ィi〔
　　　　　 くヽ　　　　　　 ＞‐-　……… 　-‐＜ﾆﾆﾆh､
　　　 　 く　/''～ ,,_,,.､ィﾆﾆﾆﾆ＞寸ﾊ　 ﾊ√z＜ニﾆﾊﾆ',
　　　　　と/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ寸s｡V⌒Vうﾉオﾆﾆﾆﾊﾆi}
　　　　　　~''～=ﾆﾆﾆ=-√ﾆﾆﾆﾆ寸h､ /s オﾆﾆﾆﾆﾆﾊﾌ
　　　　　　　　　　　 　 √ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ寸/_-ニﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾊ
　　　　　　　　　　　　 √ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ}ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾊ
　　　　　　　　　　　　 フ￣￣￣￣ ￣￣￣ ￣￣￣￣｀ヽ
　　　　　　　　　　　　/　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ∨/
　　　　　　　　　 　　 {　　　　　／ ￣ ￣￣~''～ ,,_　　　　　∨/
　　　　　　　　　　　　}　　　　/　　　　　　　　　　　⌒-_　 　 ∨/
　　　　　　　　　　　　〉s=ﾆ=〈　 　　　 　　　　　　　　　 (ﾆﾆﾆﾆ)
　　　　　　　　　　　 乂ﾆニヲ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　_-ﾆ ⌒ ''～ ,,_
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　_,,.､／　　 ＼　　　 　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／　　/ﾊ　　　　　 ''～ ,,_ 　 '，
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ　　〈ﾆﾆｈ､、　　　　　 ￣⌒{
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　_,,　～ｈ､　｀ マﾆﾆｈ､、　　 　 　　ﾉ
　　　　　　　　　　　　　　　　 _ -_-_-_-_-_-川ｈ､　 ｀ マﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ八
　　　　　　　　　　　　　　　_-_-_-_-_-_-_-八:i:i:i:ir=ミ､、　￣¨¨¨⌒　 　｀､
　　　　　　　　　　　　　　 /_-_-_-_-_-_-_-_从:i:i八fぅャ~''～ ,,_　 ＿＿／
　　　　　　　　　　　　　　 }_-_-_-_-_-_-_-_-} ( 　　 　　　〃fぅ ﾁリ-_-_-}
　　　　　　　　　　　　　　 }_-_-_-_-_-_-_-_八 　　　 　j　 　　 ﾉｲ_-_-_-_}　　　それともう一つ頼みごとがあるのだが、
　　　　　　　　　　　　　　 }_-_-_-_-_-√ ∧　｀､　　～‐-　／ヽ ＼_-_-_}
　　　　　　　　　　　　　　 }_-_,,　～''~/ﾆﾊ::::ヽ　 ＼　_,,.､イ　j. 　｀､ V/-}　　　より効率的な修行法の研究のために、
　　　　　　　　　　　　　　√:::::::::::::::::/ﾆﾆﾊ::::::::＼ 　　／⌒ﾚ仆､　 　 V/}
　　　　　　　　　　 　　 _-ﾆ:::::::::::::::::/ﾆﾆﾆﾊ:::::::::::ア寸:::::::::∧::::个､　　V/＼　　力を貸してもらえないかね。
　　　　　　　　　 　 　 _-ﾆ::::::::::::::::::::｀マﾆﾆﾊ::::::::/　　ヽ:::::://ﾊ:::::::::ヽ／:::::::::∨/
　　　　　　　　　　 　 _-ﾆ:::::::::::::::::::::::::::｀マﾆﾊ::::∧　　∧:/ﾆﾆﾊ::::::::く::::::::::::::::::∨/
　　　　　　　　　 　 _-ﾆ::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ﾆﾆV/'√　Vﾆﾆﾆア:::::::/∧:::::::::::::::::Ⅴ/
　　　　　　　 　　 〃(::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ﾆﾆﾆⅤ}　 　 }ﾆﾆﾄ､::::::::::::::/ﾊ:::::::::::::::::Ⅴ/
　　　　　　　　　 八::::｀､:::::::::::::::八:::::::::::｀マﾆﾆV 　 　 }ﾆﾆア:::::::::::::::::/ﾊ:::::::::::::::::Ⅴ/
　　　　　　　　 八｀､::::::::::::::::::::,ｲ::::::::::::::::::::::｀マﾆ} 　　/ﾆア:::::::::::八::::::/ﾊ:::::::::::::::::Ⅴ/
　　　　　　　 _ﾆ:::::::｀､:::::::::::／-}::::::::::::::::::::::::::::::｀マ　/ア::::::::::::::::,'_-_ゞ::/ﾊ::::::::::::::::::Ⅴ/
　　　　　　 〃:::::::::::::::::::::／}-_-ト､、::::::::::::::::::::::::::::::／:::::::::::::::::::,'_-_-_.V/ﾊ:::::::::::::::::::Ⅴ/
　　　　　 √:::::::⌒ﾆ- _√ .}-_-}:::::::::::::::::::::::::::::::::::::}:::::::::::::::::::::,'-_-_-_-V/∧::::::::::::::::::∨/
　　　　　√::::::::::::::::::::⌒~''～ ,,_}::::::::::::::::::::::::::::::::::::}::::::::::::::::::::::〉-_-_-_-_}:::::::::::::::::::::::::::}
　　　　　√:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::⌒''～ ,,::::::::::::::::::::::}::::::::::::::::::::::'/-_-_-_-｀ヽ:::::::::::::::::::::/
　　　 　　＼::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ ￣⌒''～‐- ､、::::::::::::::::'/_-_-_-_＼　~''～‐-ィi{
　　　　　　／~''～ ,,::::::::::::::::::::::::::::::八　　　 　　　 ｀､V/::::::::::::'/_-_-_-_-. Гニﾆﾆﾆﾆ}
　　　　 ／　　　 　 ／ﾆア::''～ ,,_/:::::::＞-‐～''~　　　⌒-_::::::::'/_-_-_-＼∟ニﾆﾆﾆﾆ}
　　　　Гニﾆﾆﾆﾆ}ﾆ／_-_/:::::::::::､丶`　　　　　　　 　　 　 ∨/｀ヽ_-_-_-_-{ﾆﾆﾆﾆ}
　　　　 ￣ 丁ﾆﾆﾆ}_-_-_-~''～／ 　　　　　　八　　　 　　　∨/　∨/-_＼ {ﾆﾆﾆﾆ}




　 　 　　　＿＿＿_
　 　　　／　　 　 　＼
　　　／　 　　　　　　 ＼
　 ／　　(●）　（●）　　 ＼　　そりゃかまわねえが、どれだけ力になれるかは知らんぞ。
　 | 　 　 r───-､　　 　 |
　 ＼　　 　 　 　 　 　 　 ／

　　　　　　　　　　　　　　　_ -ﾆニV_-ﾆニﾊ:i:i:i:V/:i:i:ﾊ
　　　　　　　　　　　　　　/:i:i:i:i:i:i:i:i:V:i:i:i:i:i:i:iﾊi:i:i:iV/:i:iﾊ
　　　　　　　　　　　　　/:i:i:i:i:γ⌒~''⌒ﾏ:i:i:i:iﾊi:i:i:V/:i:iﾊ
　　　　　　　　　　　　〃:i:i:i:i〃　　　 　 从:i:i:i:ﾊ:i:i:iV/i:iﾊ
　　　　　　　　　　　　从i:i:i:ir=ミ､　　 ,ｨf=ミ､:i:i:i}:i:i:i从i:i:i{
　　　　　　　　　　　　 ﾉ:i:i:圦 (i!) 〉　ｲ　(i!) ﾁi:i八:i:i:从:i:i{
　　　　　　　　　　　　 (i:i:i:i:i}　 　,'　　　 　 ﾉｲ:i:i:i:iγ ﾏ八　　　別に構わんよ。
　　　　　　　　　　　 　 ',:i:i:i:i}　　ゝ 　 　　 (　リ:i:i:7　 }从
　　　　　　　　　　　　　 ',:i:i∧　　　　　　　　 从i:i}_,,ｲ(　　　　　君自身が類稀なる霊格を備えた存在だ。
　　　　　　　　　　　 　 　 )ﾉ.∧　―― 　　 _ -='/从(
　　　　　　　　　　　　 　 　 　∧＿＿_　-=ﾆ　　 '/リ　　　　　　それだけで協力してもらう価値がある。
　　　　　　　　　　　　　　　　 　 /ﾊ　　　　 _　-=ﾆ::::アヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　／::ﾊ　_　-=ﾆ::::::::::／:::::::::/＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　}γヽ∧:::::::::::::::::／::::::::::::/:::::::::~''～ ,,_
　　　　　　　　　／￣ ~''～＜｀ヽ√｀ﾏ:::::::::::／::::::::::::::::/::::::::::::::::::::::::::｀ヽ
　　　　　　　　/　 }　　　　ﾆﾆ}　} 　　 ∧::／::::寸￣￣:::::::::::::::::::::::::::::::::::::}
　　　　　　　 /　ノ　　　　 ﾆﾆ}　}ヽ／:::／::::::::::::＼:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::}
　　　　　 ＞`フ　　　 　　 ﾊﾆ}　} Ⅴ／:::::::::::::::::::::::＼::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::}
　　　 √/　〃 く ＼　　 ,'ﾆﾆj　 }／::::::::::::::::::::::_,,　～'':::::::,ｲ:::::::::::::::::::::::::::}
　　√}　i　 〔 　ノ　/　 /ﾆﾆ7　,':::::::::_,,　～''~::::::::::::::::::::::,ｲ::::::::::::::::::::::::::::::}
　　i　l　〔　　Y 　 /　,ｲﾆﾆｱ　/-ﾆ⌒:::::::::::::::::::::::::::::::::::/:::::::::::::::::::::::::::::::::7
　　＼ヽ｀ヽ　　　八ｲﾆﾆｱ 　/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/:::::::::::::::::::::::::::::::::::7
　　 /∧　　　　 {マﾆア　　∧::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/:::::::::::::::::::::::::::::::::::7
　　　/∧　　 　 { ,'　　　,,ｲ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/::::::::::::::::::::::::::::::::::::7
　　　 /∧　　/::::〉～＜::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/:::::::／:::::::::::::::::::::::::7
　　　　/∧ /::::/:::::::::::::::~''～ ,,_:::::::::::::::::::::::::::::::/::::／:::::::::::::::::::::::::::::/
　　　　　　〈::::/:::::::::::::::::::::::::::::::::::~''～ ,,_:::::::::::/／:::::::::::::::::::::::::::::::::/
　　　　　　　〈:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::~''～:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/



　　　　　　　　 ＿＿＿_
　　　　　　　／　　 　 　＼
　　　　 　／　 　　　　　　 ＼
　　　　／ 　　(●）　（●）　　＼　　それなら俺の舎弟にボンゲってムーダンがいる。
　　　　|　　 （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ）　 　|
　　　　＼　　＼ェｪｪｪェ／ 　 ／　　　こいつもそれなりに高い霊力を持った妖術師だ。
　　 　 /⌒ヽ　 　ー‐ 　 　ｨヽ
　 　　/ 　　　 　,⊆ニ_ヽ、　 |　　　　そいつも研究に関わらせてくれ。
　　　/　 　 ／　r─--⊃、 　|
　　　|　ヽ,.ｲ　　 ｀二ﾆﾆうヽ.　|

　　　　　 　 　 　 　 　 /　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ﾍ
　　　　　　　　　　　　/　　　　 ＿＿＿..................＿＿＿　　 　 ﾍ
　　　　　　　　　　　　ｌ_,,.==ﾆ三三三三三三三三三三三三ﾆ==ｌ
　　　　　　　　　　　　|三三三三三三三三三三三三三三三三ﾖ
　　　　　　　　　　　_ﾉ三三三二二ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ二二三三三三ヨ
　　　　　 　 _,,.-‐ﾆ二,,＿_　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｀ヽ､_
　　　　　　〈=ﾆ三ﾆ,iｌｌｌｌｌｌｌｌiﾂ-､_　　　　　　　　　　　　　　 ＿＿,,,,,,,,,,...ﾆ=}
　　　　　 　 ＼三 ,iｌｌｌｌｌｌｌｌｌｌｌ!"　｀ﾞﾞﾞー‐--...,,,,...--‐‐'''ｷ'''"´ﾞ!ｌｌｌｌｌｌｌｌｌｌｌｌｌﾆ=/
　　　　　　　　 ＼iｌｌｌｌｌｌｌｌｌｌｌ!_,,,ｪｪｪｪｪｭ､_　　　　_,,ｪｪｪｪ||ｪｭ､_!ｌｌｌｌｌｌｌｌｌｌｌｌｌｌノ
　　　　　　　　　　ﾞ!ｌｌｌｌｌｌｌ!!'　　￣￣￣｀`　　　~´￣￣ ＼__ｌｌｌｌｌｌｌｌｌｌｌｌｌｌ!
　　　　　　　　　　　ゞ!ｌｌｌi､-ｨｮｮｮｮｮｪ､_　　　　　_,,,ｨｮｮｮｮｮｪ､_!ｌｌｌｌｌｌｌ!〈"　　こちらからすれば願ったりの申し出だ。
　　　　　　 　 　 　 (　 》ｌｌｌi,ヽ弋.:.!:.ﾉ ゝ　　 　 ヽ､弋.:.!:.ﾉ／,ｌｌｌｌｌ!'　)
　　　　　　　　　　　ヽ,jｌｌｌｌｌｌ!　｀ﾞﾞﾞﾞ""´　 　 l､　　 ｀ﾞﾞﾞﾞ""´,ｨiｌ!"ｌｌ!／　　　とにかく、霊能力を持った研究者が足りないからな。
　　　　　　　　　　　　ｌｌｌｌｌｌｌｌ　　　　　　　　 ｌ ', 　 　 　 　 《《　／
　　　　　　　　　　　　｀!ｌｌｌｌｌﾍ　　　　　 ｰ-.ｌ,.-"　　　　 　 ﾞﾋ'´
　　　　　　　　　　　　　ﾞｺｌｌｌ,ﾍ　　　 ､.._　　　　 _,,,.　　 　 /》､
　　　　　　　　 　 ,,,,,,,,,/::ｌ!"ｌ　＼.　　　 ｀二""´　　 　 ／〈.ｌi!i＼
　　　　　　　　 ／::::::/i!i!iｌ:::::l　　 ＼　　　　　　　　 ／　　ﾉ:ｌi!i!i!iヽ,
　　　　_,.．-'''" ::::::::/i!i!i!iｌ::::::::ｌ　　＼ヽ､_　　　_,..-'"/　　./::ｌi!i!i!i!i!:ﾞ"''‐- .,_
　_,.-''":::::::::::::::::::::::;i!i!i!i!i!iｌ::::::::ヽ　 　＼.｀｀´´　 ／　　／:::::ｌi!i!i!i!i!:::::::::::::::::::ﾞ"''‐- .,_
'"::::::::::::::::::::::::::::::::/i!i!i!i!i!i!iｌ:::::::::::＼　　 ヽ　　　　　 ／:::::::::ｌi!i!i!i!i|:::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 rt､_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:ィ、　　　⌒≧s｡＼＞。
　　　　　　　　　　　　　　　　 _＿____t....................................}＿＿　　　 _＼/ム＞s,
　　　　　　　　　　　　 　t_´￣: : : : : : `ー―――― ':´: : : : : ￣`, { {； `*i'´ h、　　あっしらからすりゃ、
　　　　　　　　　　　　　　 `ー――-y―r--t―y―t―r-―― ´　 i　|.　 }　 {iト,
　　　　　　　　　　　　　　　　　　γt }`¨{///}.={////}¨ｲ~i　　　　　l　 >-く　 ； ；　　　修行で霊力を高められて、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　,へV　 `ーイ　トー ´　ij ；.　　 　　t　　 |. ＼リ゜
　　　　　　　　　　　　　　　　_／_....`.+、 く､_`-'___.,〉　メィ　　　　　　',＿_j　　 」　　　　おまけに金とモルヒネまで貰えるなんざ、
　　　　　　　　　　　　　 , ィ´　¨　｀ ヽ､＼ ヽ:.:.:.:ﾘ　 ／　　　　　　　 人....`+s､/
　　　　　　　　　　　　 /　　, ｨ ￣ `+､　ヽ＼`-' .／　　　　　　　　 /　　`+、ﾊ　　　　　いう事ありやせんぜ。
　　　　　　　　　　　 / ,　 /　　　　　　＼ `､..>＜　　　　　　　　　/`s。___,//j」
　　　　 　 　 　　 　；　i　；　　　　　　　　`｡ ',...',　　　　　　　　 ,ノ--｡........{_っ
　　　　　　　　　　 i i　l　{　　　　　　　　　　ﾄﾟ｡..ﾟ｡　　　　　　／　　　 ＼ノ
　　　　　　　　　, イ l　'｡ '。　　　　　　　　　i ＼､i 　　　　／　　　　　 /
　　　　　　　　,ｲ　i　 ',　ﾟ.。+、　　　　　　　人　　+、　.／　　　　　　 /
　　　　　　　,/　　.l　　＼　`+＞ 、＿_　イ　　`　　 V´　　　　　　　./
　　　　　 ,ィ　　　 .|　　　 ＞+_____ﾑ、　　　　　　　　；　　　　　　　./
　　　　 ./　　　　　i　　　　　　　　　ノ`+、　　　　　　　　　　　　 ./
　　　　/　　　　　　',　　　　　＞+´　　　/` +、　　　　　　　　　./






　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 |￣|　　　　　　　　　 |￣|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 |　 |　／￣￣￣＼ . | 　|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 |　 |/.　　　　 　 　 ＼　 |
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 |　 |　　　　　　　　 　 |　|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 | 　|＿＿＿＿＿＿__,|　|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ＿|ニニニニニニニニニﾆ|＿／|
　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ＼ ヽニニﾆニ二二二二|＿__　　|　　　俺も妖魔としての格が上がるならありがてえです。
　　　 ,．==ミ､　　　　　　　　　　　　□｀ｌニニニニニ二二二|＿l/ ／
　　 /.:,f庁ミ､ﾑ　　　　　　　　　　　　　 | ￣|　　　／二二二j＿／□　　　　
.　　{i {｛ '＾) ﾘ}ｉ}　　　　　　　　　　　　　 ＼　＼__/＿＿,,　　/'￣￣＼
　　 Ｖﾍ辷彡':ﾘ　　　　　　　 　 　 　 　 ＿| |∨∨∨∨l|　 /.: : : : : :. :.＼
　 　 `マ ｰ=彳　　　　　　　　　　　　／: : | ＼∧∧∧l/／: : : : : : :.:. :. :.|
.　 　 　 `守弐　　　　　　　　　　 ／: : : : :.＼　￣￣ ／: : : : : : : : : : : : :|
.　　　　　　寸ﾑ 　 　 　 　 　 　 /.: : : : : :. :. :.＼＿／.: : : : : : : :.／.: : : :.|
.　　　　　 　 ﾏ:ﾑ　　　 　 　 　 /.: : : :. :. :. :.＼ : : : : : : : : : : : ／.: : : :.／|
　　　　　　　　ﾏ;ﾑ 　 　 　 　 / : : : : : : : : : : : ￣∧ ∧ ∧.: : : :. :. :./　　＼
　　　　 　 　 　 ﾏﾑ　　　　　〈: : : : : : : : : : : : : : :.|/| |/| |/|: : : : : :./　　　￣＼
.　　　 　 　 　 　 ﾏﾑ.　　 　 ∧.: : : : : : : : : : :. :. :.∨ ∨ ∨: : : : :./'＼　　　 　 ＼
　　　　 　 　 　 　 ﾏﾑ　　　 |　＼_.:.: : : : : : : :. :. :: : : : : : : :.: : : :/ 　　＼　　　 　 ＼
　　　　　　 　 　 　 ﾏﾑ　 　 |　　　＼＿＿＿.: : : : : : : : : : : : : :.|　 　 　 ＼　　　 　 ＼

　　　　　　　　　　　　　　　　＿___　　 　 　 　 　 　 　 ＿___
　　　　　　　　　　　　　　 　 |　 | |　　　　　　　　　　　|　 | |
　　　　　　　　　　　　　　 　 |　 | | ￣￣￣￣￣ ヽ　 .|　 | |
　　　　　　　　　　　　　　 　 |　 | |.　　　 　 　 　 　 ＼|　 | |　　　それでカパーラを使ったタントラの修行や、
　　　　　　　　　　　　　　 　 |　 | |　　 　 　 　 　 　 　 ＼　|
　　　　　　　　　　　　　　 　 |　 | |　　　 　 　 　 　 　 　 　 |　　　透視や念動力の訓練を見せていただきやしたが・・・・・・
.　　　　　 　 　 　 ＿＿＿　 |　 | |　＼　　 　 　 　 　 　 　 |
　　　　　　　　　　＼　　　＼|　 | l＿＿＿＿,＼＿＿＿,／j　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 _＿__
.　　　　　 　 　 　 　 ＼　／ ＼ニニニニニニニニニ二二_〉　　　　　　　　　　 　 　 　 :.;＞.:⌒≧:､
　　　　　 　 　 　 　 　 ∨＼　 |_＼ニニニニﾆ二二二二ニ　　　　 　 　 　 　 　 　 ／.:./:.:γ´.:__.:.:.:.ヽ
　　　　　　　　　 　 __匚]＼ ＼|.二.＼ニニニﾆﾆ　 　 ＼二　　　　 　 　 　 　 　 　 ':.:.:.:':.:.:.:.:.:.;ｨ^ヾ;:.:.:.:，
　　　　　　 　 　 ／: : : : : : ＼ |ニﾆﾆ.〉ニﾆ二.{＿　　　 |　/　　　　　　　　　　　　i{:.:.:.:.l:.:.:.:.l:.:{乂j:l:!:.:.:.:}!
　　　 　 　 　 ／.: : : : : : : : : :.∧　　　　　　　　＿_＼＿|,/　　　　　　　　　 　 　 八:.:.:.:ヽ:.:.乂_:.:.:ﾉj:.:.:.:ﾘ
　　　 　 　 ／: : : : : : : : : : : : : ∧　 　 　 　_／∨∨∨}/　　　　　　　 　 　 　 　 　 ヽ:.:.:.:.ー:‐=ァ´.:／
　　　　　　　: : : : : : : : : : : : : : : ∧ 　 　 ／∧∧∧∧l}＼　　　　　 　 　 　 　 　 　 ℡:､:.:.:.:.彡'.:.／
　　　 　 / : : : : : : : : : : : : : : : : : : ＼　　 ＼ニ三ニ／: : :.＼　　　　　 　 　 　 　 　 j´.:.:.￣.:.:.／
.　　 　 /: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :.＼　　　　　 　 /.: : : :. : 　 　 　 　 　 　 　 　 /.:.:.:.:.:.:.ィ〔
　　　　| : : : : : : : : : : : : : : : ＼＿, : : : : ＼＿＿＿,/ : : : : : : | 　 　 　 　 　 　 　 ,'.:.:.:.:.／:√
　　　　| : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ￣￣: : : : : : : : : : : : : |　　　　 　 　 　 　 {.:.:.／.:.:.;´
　　　　|_: : : : : :.: : : : : : : : :. :./＼.:/＼.:/＼ : : : : : : : : : : : : : |　　　　　　　　 　 ﾘ.:´:.:.:.:./
　　　　 |＼_.: : :: : : : : : : : : : :| 　l|:| 　l|:| 　l|: : : : : : : :／￣￣|　　　　　　 　 　 /.:.:.:.:.:/´
　　　　 |　　＼: : : : : : : : : : : | 　l|:| 　l|:| 　l|: : ::／￣ 　 　 　 |.　　　　　 　 　 /:.:.:.:.:./



　 　 　 r┐ ┌┐
　 　 ＿| l|￣＼j__　　 __
　 　 ＼ﾆﾆﾆﾆﾆ／　（◎）　　ボンゲがモルヒネを打つ理由ってのは、
　　　 []| 皿＼_〉[]　/ /
　　　／l＼＿/|＼,/ /　　　　妖術を使うと疲労困憊するからで、へえ。
.　　〈／l::::<>::::|＼に)
　　　　 |　∧　|　ﾚ'
　　　　<__」 |＿>

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　, -==========-
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/ : : : : : : : : : : : : : :｀ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,': : : : : : : : : : : : : : : : : :',
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　；: : : : : : : : : : : : : : : : : : ；
　　　　　　　　　　 ＞ﾆﾆﾆr-ｺｺｺィ二ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ二二二_-- 、_　　だから、まあ、手っ取り早く、あの超能力とかいう
　　　　　　_､ + '”_､+'”二つ7ｺｺｺゝ_＿￣￣￣￣￣￣ ――― --- ニ―---、
.　　　 　／, ィイ'_---r―イ{､」_」」＼＿二二二二二二_― -_==_-_―-- `＼―`　　妖術を使うんなら、
　　　　,{　/,ィ ´　　　 ',　　Yrt-､´:::::::::::へ{ﾄγ⌒ヽ_＿γ￣ヽ―---`rt￣￣￣::`+。
　　　 ；::::＞､_＞''V＜二二り_____)―--}`, }`{////},―､{////}´¨　 ｲへ}-ﾆ----'''"　　モルヒネなり、ヘロインなりを使ったほうが、
　　　 ；:::::::::::::::::::::；　　　　　　　　 ,ィ´{ `tﾘ　`ー ´ｲ　　` ー ´　　ノ リ/´ノ＞¨ `。
　　　ゝ:::::::::::::::::::::；　　　　　　　ノイ　　　|vト 、　 {､ー ,　　　　／　}ノ./　　　√ `。　　　いいですぜ。
　　　 ；“'+----ィ　　　　　　.／　 |　　　 | ',、　　　 ＿　　　　　　ノ.....；　　　.；　　　'。
.　　　；　　　　　；　　　　　 /　　　i　　　 i　|.＼　 '-==-`　　　／ｨ.......j　　　 ；　　　　ヽ
　　　；　　 　 　 ；　　　　 /　　　　l　　　 l　',......＼` ー ´ 　,イ　/.......ｲ　　　；　　　　　 '。
　　 ；　　 　 　　；　　　 ,ｨ,　　　　 .|　　　 |　',......', ＞ー＜,　, ィ/....../；　　　；　　　　　　 ',
.　　；　　　　　　.； , ィ ´　　　　　　|　　　.|. 　',......',　` V/　　 /....../ .；　　　； 　 　 　 　　；
　　； 　 　　 　 　Y　　　　　　　　 入　{　.|　　 ',......'。　 i　　./....../　 ；　_　 ；ト、　　 　 　 ﾄ､
.　 ；　　　　　　　 ；　　　　　　 ,ィ´　h i　 i　　　 '.,......'。 l　,/......./　　 ',　Y ；　 `　　　　　 l `。
　 ；　　　　　　　　',　　　　_ - ゜　　人 ； ；　　　　 ',......＼/......../　　　 ﾟ｡ ', .t　　　　　　　　　 ',
　 {　　　　　　　　 .；　　 　,ィ　_ +"　　＞<　　　　　ﾟ 、_/＿ /　　　　　 >t__>、　　　　　　　　 ',
　 '。　　　　　　　　j　　 ,ｨ _ +　　　　　　{＼　　　　　r----t　　　　- ¨　 _ -.入　　　　　　　　 '
　　'。　　　　　　　　　／¨　　　　　　　　`。　　　　　 L＿__」　　　　　, -¨　　/ Y





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　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼　ヽﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ|　 　 　 　 　 　 /,　⌒ヽ　i
　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 []＼|ﾆﾆﾆﾆ_＼_〉/　　　　 　 　 　 { {　､__ノ ,ﾉ　　修行を積んで高い霊格を身に着けりゃ、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　]　　〈∨ ∨〉　　　　　　　　　 い､　__ノ}
　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ／￣|＼ ＼∧/　　　　　　　　　　 ゝ､　　,ｲ　　　　薬なんぞは不要でしょうが。
　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ／.: : : :.|　 ＼＿/￣＼.　　　 　 　 　 　 ｉ　 }
　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 / : : : : : : ＼　／: : : : : : ＼　　　 　 　 　 l　 |　　　　　ただ、駆け出しが霊力をまともに使うってんなら、
　　　　　　　　　　　　　 　 　 |.: : : :. :. :.∧∧∧.: : : :. :. :. :.＼.　 　 　 　 |　 l
　　　　　　　　　　　 　 　 　 /:: : : : : : :.∨∨∨.: : : : : :. :. :.: :.＼　 　 　 l　 |　　　　　手っ取り早いのは薬でやす。
　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 /.: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :. :. :.|　　 　 ｌ　 l
　　　　　　　　　　　　　 ／＼: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ／￣ ＼　　 | 　|
　　　　　 　 　 　 　 　 /　 　 ,＼.: : : : : : : : : : : : : : : :. :.／ ＼　　　＼　| 　l
　　　　　　　　　　　　/　　／　　爻爻爻爻爻爻爻爻爻　　　＼_　　　 ｉ　 }
　　　　　　　 　 　 ／　 ／　　 　 |　　　　　　　　　　|　　 　 　 　 ＼　　l　 |
　　　　 　 　 　 ／　 ／　　　　　 |　　　　 o 　 　 　 |　　　　　　　 　 と:|　 |＼

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　_-ﾆ ⌒ ''～ ,,_
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　_,,.､／　　 ＼　　　 　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／　　/ﾊ　　　　　 ''～ ,,_ 　 '，
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ　　〈ﾆﾆｈ､、　　　　　 ￣⌒{
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　_,,　～ｈ､　｀ マﾆﾆｈ､、　　 　 　　ﾉ
　　　　　　　　　　　　　　　　 _ -_-_-_-_-_-川ｈ､　 ｀ マﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ八
　　　　　　　　　　　　　　　_-_-_-_-_-_-_-八:i:i:i:ir=ミ､、　￣¨¨¨⌒　 　｀､
　　　　　　　　　　　　　　 /_-_-_-_-_-_-_-_从:i:i八fぅャ~''～ ,,_　 ＿＿／　　　やはり一般的な修行法法では時間がかかるか。
　　　　　　　　　　　　　　 }_-_-_-_-_-_-_-_-} ( 　　 　　　〃fぅ ﾁリ-_-_-}
　　　　　　　　　　　　　　 }_-_-_-_-_-_-_-_八 　　　 　j　 　　 ﾉｲ_-_-_-_}
　　　　　　　　　　　　　　 }_-_-_-_-_-√ ∧　｀､　　～‐-　／ヽ ＼_-_-_}
　　　　　　　　　　　　　　 }_-_,,　～''~/ﾆﾊ::::ヽ　 ＼　_,,.､イ　j. 　｀､ V/-}
　　　　　　　　　　　　　　√:::::::::::::::::/ﾆﾆﾊ::::::::＼ 　　／⌒ﾚ仆､　 　 V/}
　　　　　　　　　　 　　 _-ﾆ:::::::::::::::::/ﾆﾆﾆﾊ:::::::::::ア寸:::::::::∧::::个､　　V/＼
　　　　　　　　　 　 　 _-ﾆ::::::::::::::::::::｀マﾆﾆﾊ::::::::/　　ヽ:::::://ﾊ:::::::::ヽ／:::::::::∨/
　　　　　　　　　　 　 _-ﾆ:::::::::::::::::::::::::::｀マﾆﾊ::::∧　　∧:/ﾆﾆﾊ::::::::く::::::::::::::::::∨/
　　　　　　　　　 　 _-ﾆ::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ﾆﾆV/'√　Vﾆﾆﾆア:::::::/∧:::::::::::::::::Ⅴ/
　　　　　　　 　　 〃(::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ﾆﾆﾆⅤ}　 　 }ﾆﾆﾄ､::::::::::::::/ﾊ:::::::::::::::::Ⅴ/
　　　　　　　　　 八::::｀､:::::::::::::::八:::::::::::｀マﾆﾆV 　 　 }ﾆﾆア:::::::::::::::::/ﾊ:::::::::::::::::Ⅴ/
　　　　　　　　 八｀､::::::::::::::::::::,ｲ::::::::::::::::::::::｀マﾆ} 　　/ﾆア:::::::::::八::::::/ﾊ:::::::::::::::::Ⅴ/
　　　　　　　 _ﾆ:::::::｀､:::::::::::／-}::::::::::::::::::::::::::::::｀マ　/ア::::::::::::::::,'_-_ゞ::/ﾊ::::::::::::::::::Ⅴ/
　　　　　　 〃:::::::::::::::::::::／}-_-ト､、::::::::::::::::::::::::::::::／:::::::::::::::::::,'_-_-_.V/ﾊ:::::::::::::::::::Ⅴ/
　　　　　 √:::::::⌒ﾆ- _√ .}-_-}:::::::::::::::::::::::::::::::::::::}:::::::::::::::::::::,'-_-_-_-V/∧::::::::::::::::::∨/
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　　　 　　＼::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ ￣⌒''～‐- ､、::::::::::::::::'/_-_-_-_＼　~''～‐-ィi{
　　　　　　／~''～ ,,::::::::::::::::::::::::::::::八　　　 　　　 ｀､V/::::::::::::'/_-_-_-_-. Гニﾆﾆﾆﾆ}
　　　　 ／　　　 　 ／ﾆア::''～ ,,_/:::::::＞-‐～''~　　　⌒-_::::::::'/_-_-_-＼∟ニﾆﾆﾆﾆ}
　　　　Гニﾆﾆﾆﾆ}ﾆ／_-_/:::::::::::､丶`　　　　　　　 　　 　 ∨/｀ヽ_-_-_-_-{ﾆﾆﾆﾆ}
　　　　 ￣ 丁ﾆﾆﾆ}_-_-_-~''～／ 　　　　　　八　　　 　　　∨/　∨/-_＼ {ﾆﾆﾆﾆ}





　　　　　　 　 　　　＿＿＿_
　　　　　　 　　　／　　　　　＼
　　　　　　　　／　 　　　　　　 ＼
　　　　　　 ／ (●）　（●）　　　　＼　　ヒロポンはどうなんだろうな。
　　　　　　 |　（ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ）　 　　|
　　　　　　 ＼　＼ェｪｪｪェ／　 　／＿
　　　　　／/　　　　　 　 　 　 　 ヽ　／＼
　　　 ／　/　　　　　　　　_　 　 　／　 ／
　　／|￣￣￣￣￣￣￣（__.ノ￣|＼／|
　　　 |　　　　　　　　　　　　　　｜　／
　　　 |＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿|／

　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿＿＿_
　　　　　　　　　　　　　　　　r : : : : : : : : : s、　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　まあ、そこら辺は好みでしょうね。
　　　　　　 　 　　　 　 　　 /: : : : : : : : : : : : Y
　　　 　 　 　 　 　 　　 　 /: : : : : : : : : : : : : :；　　　　　　　　　　　　　　　　　 _＿＿＿　　ヒロポンも悪くはありやせんが、
　　　　　　　　　　　　　　/: : : : : : : : : : : : : : :；　　　　　　　　　　　 　_ ､ + ' ”　　　　　 Y
　　　　　　　　　　 __ --/: : : : : : : : : : : : : : :,ィトs。__,---,t､_ ---- '　　　　　　 　　 　　 }　あっしにゃ、ちょいと、
　　　　　　　 γ´: : : : :>､ー―――――..´....ﾉ: : : : : :¨ `V　　　　　　　　　　　　ノ.　 　 ；
　　　　　　　　ゝ､: : : : : : :`ー――――― ': : : : : : : : : :ノ　　　　　　　　　 _.--ｲ　 　 　 }　　肌が合わなかったでやんす。
　　　　　　　　　　`ー-+､_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:, ---´{　　　　 ,ｨ　 _､-+ '　　　i　　　　ｲ
　　　　　　　　　　　　「ハi　',////j¨{////ﾉ　} ム　Y' 。 ',　　 ノ　Tﾍ　　　　　　 >　　　 ；
　　　　　　　　　　　 ；　　',　＞－',　`,ー〈　,ィ {リ＿_ `。 ＼　　　 }　h　　　　　　.；　 　 i
　　　　　　　　　　　 ；＼　'.,　「　λ―｡s≦⌒'；-r-----―-`s、　；.ﾉ ﾄs、　　　　|.　 　 |
　　　　　　　　　　　 i　　＼ >イリ　}｡s≦============--+s。二__, ；　.ヽ、___　{`ー-´；
.　　　　　　　　　　　；　　 /_､+ ´ } ；｡s≦二＿}__}＿____　　　　　　　　　　 }:Y......`ゝ____,ハ
　　　　 　 　 　 　　/　 ／_、+-- _ノ｡s≦＿＿}__}___　　　　　　　　　　　 　j::；....r---ゝ、. ヽ、
　　　　　　　　　　/　 ｲ__　, +-二二」―- ､......../　　　　　　　　　　　　　 /::/Y...}:.:.:.:.:.:.:ヽ　 }`,
　　　　　　　　　,ｲ /　{_へ Y r-ｨ ´　｀ヽ､　`"r--, __　　　　　　　　　　 /::/ /...；:.:.:.:.:.:.:.:.Y　iコ
　　　　　 　 　 / ./　　ゞメﾉル　i　　　　　｀ヽ ､￣--"　　　　　　 　 　ノ::/ /..../:.:.:.:.:.:.:.:.:.:}　；ｺ
.　 　 　　　　 / , '　　　　　/＿_」　　　　　　　　` ー----、＿＿__､+'::／ /..../:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:トt/ﾇ
.　　　　 　　Y /　　　　 ,イ　　　　　　　　　　　　　　　　　 |::::::::::::,ィ' ´　 /..../:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.://///
　　　　　　　} `,　　　 ,/ ﾉ　　　　　　　　　　　　　　　　　　V「¨¨}...}　　./.../:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./////
　　　　　　　ゝ{　　　/イ　 　 　 　　 　 　　 　　　　　　　　ハ；　 i...i.　 ,'....；:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.://///
　　　　　　　　 `ー-'´　 　 　 　 　 　　 　　 　　 　　 　　 i|　ト､ ；..；　；.../:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.://///
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　 　　 　　 　　 　 l|　|...} {...{　.i.../:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.://///
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　 　　　 　 　　　 　 l|　|...i_i...； ；..；:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./////
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　 　　　 　 　　　 　 l|　|..........|　|...i:.:.:.:.:.:.:.:.:.://///
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　 　　　 　 　　　 　 l|　|..........レ....；:.:.:.:.:.:.:.:.///ﾉﾉ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　 　　　 　 　　　 　 l|　|..........|....／:.:.:.:.:.:.:./ﾉﾉﾉノ|

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　 　　_,,.............,,_
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　_rf:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ih､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　/_-ﾆ二 マ_-ﾆ二:i:iヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　〃:i:iγ⌒ ～ ⌒从:i:i}　　　 　　r-_　　なるほど、その辺も含めて研究してみるか。
　　　　　　　　　　　　　　／｢ﾌ￢￢￢　 {:i:i:i从　　　　　　〈:i:i:(　 　 　√ ヽ」＼
　　　　　　　　　　　　　〃　ゝ／／∠＿ ):i:i(斗=z、　 ,斗=､)i:i:{＿＿ √｀､」 　 ∨
　　　　　　　　　　　　 / 　　ゝく 寸-‐…〈:i:i圦 tぅ ､　,' tぅ ｽ:i:iﾉ…‐-√ﾆフ 　 　＼√::::::-_
　　　　　　　　　　　／　　 　 ⌒ ／　　 　))ﾉ ｀¨⌒　　⌒¨ 〈:i(　　 　 ''～…‐-､、 　＼〉::::::＼
　　 　　　　 /:::::~''～ ,,_ ／ ￣　　　　　　〈(∧　 　〈j 　　　/)ﾉ　 　　　　　　　＼:::::::::::::::::::::::::::＼
　　　　　　/::::::::::::::::::::/　　　　　　_,,　～'',ｨﾆ∧　-　　-　/ヽh､''～ ,,_ 　　　　　 ＼:::::::::::::::::::::::::::＼
　　　　　/:::::::::::::::::::::/　　 　　 ／:::::::::::,ｨﾆﾆ7::个z､ 　 ／::::::::}ﾆh､::::::::::~''～...,,_ 　 ＼:::::::::::::::::::::::::::-_
　　　　/:::::::::::::::::::::/　　　　／:::::::::::::::::::寸ﾆﾆ､:::::::√｀ヽ::::::::/ﾆﾆア::::::::::::::::::::::::::::~''～ ＼::::::::::::::::::::::::-_
　　　/::::::::::::::::::::::/_,,　～''~::::::::::::::::::::::::::::::寸ﾆ､::::∧　/:::::::/ﾆア:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::}
　　√::::::::::::::::::::/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ﾆ､::::7　 V//ニh､::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／
　 √:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ﾆﾆﾊ7　　 Ⅴﾆニﾆﾊ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::_,,　～''~
　√:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::やﾆﾆﾊ 　 　/ﾆニﾆﾆア::::::::::::::::::_,,　～''　⌒
　 ~''～ ,,_::::::::::::::::::::::::::_,,　～''~∨/:::::::::::::::::やニハ　 /ﾆﾆﾆﾆア:::::::::::::::::√
　　　　　　　　　　　　　　　　　　∨/:::::::::::::::::やニﾆVﾆニﾆア::::::::::::::::::::√
　　　　　　　　　　　　　　　 　　　∨/::::::::::::::::::やニ/ニﾆア:::::::::::::::::::::::√
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　∨/::::::::::::::::::や/ﾆﾆア:::::::::::::::::::::::::::√
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ∨/::::::::::::::::::Ⅴﾆア:::::::::::::::::::::::::::::::√
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　　　　　　 　 　　　＿＿＿_
　　　　　　 　　　／　　　　　＼　　幻覚剤とかはどうなるんだろうな。
　　　　　　　　／　 　　　　　　 ＼
　　　　　　 ／ 　　(●）　（●）　　＼
　　　　　　 |　　 （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ）　 　|
　　　　　　 ＼　　＼ェｪｪｪェ／ 　 ／＿
　　　　　／/　　　　　 　 　 　 　 ヽ　／＼
　　　 ／　/　　　　　　　　_　 　 　／　 ／
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　　　　　　　　　　　　　　　　,　-‐＝＝＝-　._
　　　　 　 　 　 　 　 　 　 /三三ﾆ, -' "￣""ﾞ"'ﾐ ､
　　　　　　　　 　 　 　 ,ﾍ'三三／　　　　　　　　 ｀ヽ、
　　　　　　 　 　 　 　 ∧ ｀ヾ/_　　　　　　　　　　　　 ,
　　　　　　　　　　 　 _|彡ヽ.__/　　　　　 　 　 　 　 　 ,
　　　　　　　 　 　 　 {ﾞヽ.三{_　　　　　　　　　　　 　 .::,
　 　 　 　 　 　 　 　 ,r>‐､.＿}　　　　　　　　　　 　 .:::,
　　　　　　　　　　　/ ﾚ=ヾ,;ゝ, .＿ ＿　　 　 　 　 .::::/
　　　　　　 　 　 　 ∨/´{　ﾞﾞ〃ヾ､_●ﾞ ヽ、＿_,.:ｯ‐テ
　　　　　　　　　＿__.〉,-､｀i　"i:i:i:i:i:i:i:i:i:i彡'ー|i:i:i:i:ﾘ
　　／￣ﾞﾞ　￣三三／ゝ､ﾞ l　ヽ"i:i:i:i:i'"´,:　 　|ﾞi:iソ 　　所でキル夫君は改造兵士に興味はあるかね？
／三/≡≡三三 /ﾆ{i|　i　.|　 ﾐ、_ 　 __　ー∠__/ ,
三ﾆ{ﾆ//_i ﾊ三ﾆ/ﾆﾄiii、l　 |　　丶＝Ξ竺竺y=＝"､
三ﾆ|={{ } ﾄ、＼三ﾆ{=ヾ＼　ヽ 、 丶　 ｀ ニ" /三三 ､
三=|={{ﾊ}|| ヾ　ヾ三ムヾiiiiiT‐-＞ 、,,,,,,,;i;i;i;V三三／,
三=|ﾆ∨リ三 ヾ､ヾ､}　}=|iiii|iiir三三ヾ､i;i;i;i;i;i}≡／ﾆ｛
三=|三ヾ'三 rヾ.ヾ､ }　 i≡_i_≡≡≡彡三三彡二 7 ヽ
三ﾆ|/ヾ-､三ヽ　ヽ=j 　 |三ΞΞ=,＝､ΞΞ＝彡'／"ゝ_
三Ξ|{{ }}ﾐﾐr ､.ヽ、ﾞ´　　∨彡=／　､ｼ ∥r//ﾚ／三 三=}
三Ξ|={tヽ∧ ﾞーi　:　　 ﾞﾞ'ー"　　／三ゞゝシ/三=／三=.}
三Ξ| {{ }l}≡＼' l ::　　　　　 　 /三三l三ニ/三／三三=.}
＝" |={{ｿ}ﾘゝﾞヾ|　　　　　　　 丿三三=＝､/=／三三三ニ､
　 　 |三三三ヽ|　,　--　､　／三三三ﾊﾘ∥／彡三三三三、



　　　　　　　　　　　＿＿＿_
　　　　　　　　　 ／　　 　 　＼
　　　　　　　　／　 　　　　　　 ＼
　　　　　　 ／ 　　(●）　（●）　　＼
　　　　　　 |　　 （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ）　 　|　　何だ、藪から棒に？
　　　　　　 ＼　　＼ェｪｪｪェ／ 　 ／
　　　　　　／´￣　　 　　　 　 　ｨヽ
　　　 　 〈 　 ￣ 　‐- 、　 　　　　　i
　　　　 　｀ｰ,‐ -、_ 　 ヽ 　 　 　 |　l
　　　　　　 / 　　ヽ.て　 〉　　 　 .|　l
　　　　　　 l　　　 | ､彡ｲ　 　ヽ_⊥-‐　､
　　　　　　 l　 　 _,l　　　 　 ￣／　　　　 ｌ
　　　　　 γ　 　　ﾄ､＿　　／￣ `l_-‐　´
　　　　　 （＿＿＿〉 　 ￣ヽ --‐'

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿　 ___,＿....、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 , -'" 　　 _上......、ﾞヾゝ､_
　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 イ　　 　 　 ゝ-‐‐､　ﾞー　 ∨　　　いや、なに、兵士を強化手術で、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/ﾞ_} 　 　 　 　 と二ﾐﾞヽ　　　 ∨
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 i;i;{_､　 ,_ ===__/{仞7ﾄ、　　　　ゝ=/"'''- ._　　改造しようって計画があるらしくてね。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　l/ /_/L仞-'i:/ ヽi:i:i:i:i∧　　 　 //: : : : : : :"'- ､
　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 〉-ヾ/i:i:i:i'ﾞﾞﾞ "‘,‘,;;;,,,,,,,ﾚヽ _　/∥: : : : : : : : /: : '- ､
　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 if rヽ ヽ、__,,,;;;彡ﾞﾞ王j　|'　　ﾞ∥|: : : : : : : : /: : : : : : :ヽ- _
　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ゝヾ ): : :ヽ｀ゞ┴┴彡　トｪ　 ヾ}: : : : : : : /: : : : : : : ヽ.:丶: :i
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　爻爻ーｲ､: : ヽ　 ´ﾞ,,j;;;;;;;ｿ爻､　　"'- ､: : :/: : : : : : : : : : ヽ: : ::|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 爻爻爻ﾄ､ﾐﾆ--=;;;;;;;;;;;;;;;ｿ=爻爻ゝ===--ﾐ>‐-: :＿: : : : : : :ヽ: ::|
　　　　　　　　　　　　　　　　　 爻爻爻爻ヽ三三二二i二彡l爻爻爻ヽ: :i: : :l: :l ＼: ￣: : : : : : : : :}
　　　　 , -、　　　　　　　　, -'"ﾞ爻爻爻爻爻x三三三iii三彡|爻爻爻爻: l::::|: :|:|: |＼￣::ヽ､: : : :ｿ
　r-.　 f　 ;' r＝.　　　 , -'": : : :爻爻爻爻爻爻､ヾ辷ヾir三彡L爻爻爻": :V: : ||: l: : ∧:ー: :,:':／
.∥ﾞﾉ　{- :|　} ‐:},,-,　/: : : : : : : :爻爻爻爻爻爻}≡≡{<>}≡Ξ|: : ` ､＼: : :|,: /::/: : : :∧: : : :j
-ﾞ､ ヽ. l　 {　|　| i　|_i: : :＼: : : : :爻爻爻爻爻Xﾉ＼三=i ii'三三|: : : : : :` ､V:/: /: .:::::::::::丶::/
ヽ ゝ、ゝ　ゝ' , ゝ'　}: : : : : :ヽ: : : ゞ爻爻xノ //: : : ∧三i i i三ﾆ.|: : : : : : ::∥: : : :::::::::_,.-''' "′
.　￣ヾ、 ;..　 l　　 ﾞ{: : : : : : : ヽ: : : : : |: : :／': : : : : ∧≡,へ≡=|: : : : : : :∥: :r==''"´
　　 　 ヾ　;　 ;　 　 h---- __: :i: : : : : |:／': : : : : : : : ∧=ヾ彳Ξ|:: : : : : ∥:Y"
　　　　/ﾍ、　　　 /ﾘﾍ: : : : :<: :i: : : ;::|:＼＼: : : : : : : :∧=i i i:三|: : : : :∥|: :|
　　 　 |ﾄヾi　　 ／i/: ::|::::::::::､: : i: : / |: : ::＼＼: : : : : :::∧i i i:三|: : : ://: |::::|
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映画「ミカドロイド」
ttps://www.youtube.com/watch?v=fI8eTWPeWlo&ab_channel=sergeblast

　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 , -'"　二二二､=ヽ、
　　　　　　　　　　　 　 　 　 ／; -'"　　　　　　　＼ヽ
　　　　　　　　　　　　　 　 /;;/　　　　　　　　 　 　 ヽ;､
　　　　　　　　　　　　　　 {ーi　　 　 　 　 　 　 　 　 L.}
　　　　　　　　　　　 　 　 i;;;‐′　　　　　　　 　 　 　 r‐i
　　　　　　　　　　　 　 　 {ニ}　　　　　　　　　　　　　Lｲ
　　　 　 _　　　　 　 　 　 ,-ヽ-.....＿＿　　　 _.　---‐ｲ"ヽ
　 　 　 {　 .　　　　　　　 l へi､i::〈 (:::)_〉i:三i:〈 (:::)ノi:i'ﾞ/ﾞi |　　　特殊な甲冑に改造した人間を押し込めて、
　　　　 } _ .l　 　 　 　 　 { f 〉ヾi:i:i:i:i:i:i:i'　 |::ヽi:i:i:i:i:i''　} i::l
.　 　 　 } 　.l　　　　　　　ヽーl ､ﾞゞi:i:ﾞ"　　|::_　ﾞﾞﾞ " /∥ソ　　　　敵地で暴れさせた後自爆させようってさ。
.　　　　 } - .i　　　 　 　 　 ヽ | :､　　 _,,＾,,',,＾,, _　 /　L/
　　 r"ヽ}　　.|　　　　　　　　 ー､ﾞ:､ﾞ"ゞ竺竺ンゞ/ﾞ"ｲ
　 r'ﾍ　 ヽ..___.l　　　　　　　 　 ,;|＼丶　ー,‐‐　 ' ／:|i､
　 i、 ﾍ　に;　 ＼　 　 　 　 　 トヽ_＼,,;;,;;;;;;;;;;;,;,∠-='彡
.f" ＼　ヾ-'T′　}　　　 　 　 _|三 三ヾ;;;,;;;;;;;;;彡三 三ト 、
ヾ ､　ヽ　| :,'｀ 　 ｿ　　　, -'"三ヾ､三三| i |三三彡',／三三"'- ､
　|: ゝ'"ゞ' ::::　 　| , -'"三三三三ﾆヾΞΞΞ彡'三三三三三三三＼
..∧　　　　 ＿_..ｲ/三三三三三三三=| i |三三三三三三三三三三 ＼
　　ﾄー‐‐='三= |/三三三三三三三=:| i |三三三三三三三三三三三 ヽ




　　　　　　 　 　　　＿＿＿_
　　　　　　 　　　／　　　　　＼
　　　　　　　　／　 　　　　　　 ＼　　俺、知ってるぞ。
　　　　　　 ／ (●）　（●）　　　　＼
　　　　　　 |　（ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ）　 　　|　　ダディのオッサンと見た映画だ。
　　　　　　 ＼　＼ェｪｪｪェ／　 　／＿
　　　　　／/　　　　　 　 　 　 　 ヽ　／＼　ありゃ、確か「ミカドロイド」だったな。
　　　 ／　/　　　　　　　　_　 　 　／　 ／
　　／|￣￣￣￣￣￣￣（__.ノ￣|＼／|
　　　 |　　　　　　　　　　　　　　｜　／
　　　 |＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿|／

┌──────────────────────┐
│それはダディとキル夫の二人の思い出の記憶。　　　.│
└──────────────────────┘

　　　　　　　　　　　　,ヘ　　　　　 　　 　 ,:ﾍ.
　 　 　 　 　 　 　 　/: :　＼　　　　 　 ／::　 !
　　　　　　 　 　 　/::::.....　　＼--―‐'.:.:::...　　!　　　 .／ ￣/〃＿＿〃　　　／ ￣/　　　　　　 /
　　　　　　 　 　 /::::::　　　　　　　　 　 　 　 　 ',　　　　―/　　＿＿　＿／　　　 /　――　/　/
　　　　　　 　 　,'::::　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 i　 　 ＿/　　　 /　 　 /　 　 ＿/　　　 ＿/　/＿／
　 　 　 　 　 　.i::::　　　 　 '''''''　　　　 　　 ''''''' 　 !
　　 　 　 　 　 !:::. 　 　 　 （●）, 　　 　　 ､（●）､ !　　＋
　　　　　　　　|::::..　　 　 　 　　.　,,ﾉ(､_, )ヽ､,,　 　 l　　　　　　　　　　 　 _,-,.、
　　 　 　 　 　 i;::::..　 　 　 　 　ﾉ 　　 ___,,,:: -ｲ 　　!　　　　　　 i´ヽ 　 　い {,-ゝ.　　青森に映画館ができるなんてね。
　　　　　 　　 　':;::::...　　　　　　ヾ二--‐＜/ 　　/　　+　　 　 l　,人　__,!...!_}ゝ l
　　 　 　 　 ＿　 ＼:::::....　　 　 　 ヽ..＿_,,/ 　 ／　　　　+　 　 ヽ. '´　　　　｀ /　　　　早速見に行こう！
　　　　 ／　　　｀ヽ　｀ゝ:::::........ 　　　　　......／_ 　 　 　 　 　 　　/　　　 ｧ-- '
　　　　 i::.....　　　　;＼!..-ー 、 /⌒ヽ　　　　　 ､＼　　　　　　／　　　 .:/　　　　　　一番でかいサイズのポップコーンとコーラを
　　　　　` '''''ｰ- ､::::/ ,..　.　 `/:::　 　〉‐ 、　　　＼ ＼　　　／ 　 　 ..::ﾉ
　　　　　　　　 　 .ｿ'　　　 :　/::.　 　/::　　〉　　　　 ＼＼,／ 　　 　 .:/　　　　　　　　用意しよう！
　　　　　　　　　/i:. 　 　 　 :,'::.　　 /:: 　./ヽ　　　　 　 ＼!　　　　 ..:;'
　　　　　　　　 / |:: 　 　 　 |ヽ.:..　　　　:'::／　　　　　　　＼　 　 .::/
　　　 　 　 　 /　 !::.　　　　i::.:.:`:‐"ｰ､_,ノ　　　　　　　　　　＼:::／
　　　　　　　/ ,／ヾ;:.... 　 /:.:.:.:.:／:::.:..　　　　　　　　　　　　　ヽ、
　 　 　 　 　| :i　　　`ー::':.:.::.:.:./＼:::::.:.:.　　　　　　　　　　　　 　 ':;




　 　　　＿＿＿_
　　　／　　　　　＼
　 ／　 　　　　　　 ＼
／　　　　 (●）　（●）＼　　「ミカドロイド」と「紅い眼鏡」の二本立てらしいぞ。
|　　　　（ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） |
.〉　　　　 ∩ノ ⊃　　／
(　 ＼　／ ＿ノ　|　 |
.＼　“　　／＿＿|　 |
　　＼ ／＿＿＿ ／

　　　　/＼＿＿_／ヽ
　　 ／''''''　　　'''''':::::::＼
. 　 |（●）,　　　､（●）､.:|　　「紅い眼鏡」は押井守のケルベロス・サーガの実写版だね。
　　|　　 ,,ﾉ(､_, )ヽ､,,　.::::|
. 　 |　　 ´ﾄｪｪｪｲ｀　 .::::::|　　　　いいね、こういう映画。
　　 ＼　　｀ﾆﾆ´　 .:::::／
,,.....イ.ヽ｀ー ｀ﾆ´ ―ノﾞ-､
:　 　| 　';　＼_____ ノ.| ヽ　i
　 　 |　　＼/ﾞ（__)＼,| 　i　|
　 　 ＞　　 ヽ. ハ　 | 　 |｜



　　　　　 　　　　＿＿＿_
　　　　　　 　 ／　　　　　＼
　　　　　　 ／　 　　　　　　 ＼
　　　　　／　　　　 (●）　（●）＼　　ふーん。
　　　 　 |　　　　（ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） |
　　　　　＼　　　＼ェｪｪｪェ／ ／
　　　　　　ノ　　　　　　　　　　＼
　　　 ／´　　　 　 _i⌒i⌒i⌒i┐ ヽ
　　　 |　　　　ｌ　 （ l　/　/　/　l
　　 　 l　　　　l 　ヽ 　　　　　 /

　 　 　　　＿＿＿_
　 　　　／　　 　 　＼　　　　俺は「狂い咲きサンダーロード」みてえなのが好みだけどな。
　　　／　 　　　　　　 ＼
　 ／　　(●）　（●）　　 ＼
　 | 　 　 r───-､　　 　 |
　 ＼　　 　 　 　 　 　 　 ／



　　　 ／｀ｰ──一'＼
　　 ,ｒ（●）(､_, )､（●）＼
. 　 |　　'"トﾆニﾆ┤'｀ .:::|　　あれも傑作だよな。
　　|.　　　|　 　 .:::| 　 .::::|
. 　 |　　　ヽ　 .::::ﾉ　.::::::::|
　　 ＼　　 ｀ﾆﾆ´ ..::::::／
,,.....イ.ヽヽ、ﾆ__ーーノﾞ -､
:　 　| 　';　＼_____ ノ.| ヽ　i
　 　 |　　＼/ﾞ（__)＼,| 　i　|
　 　 ＞　　 ヽ. ハ　 | 　 |｜

　　　　　　 　 　　　＿＿＿_
　　　　　　 　　　／　　　　　＼　　（ダディのオッサンも元気にやってんのかな？）
　　　　　　　　／　 　　　　　　 ＼
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　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ､ く ● ｱ""ヾ寸i:i:i:i:i:i:i」ヾ:/ /ハ　　　ふふふ、流石はキル夫君、相変わらずの情報通だね。
　　　　　　　　　　　　　　　 r i:i:i:i:i:i:/}　　 ､ ヾr xr　　　　 }　}
　　　　　　　　　　 　 　　　 i　V､／　､〉,,,' ′　　　/　　 }ソ./
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l＞7＝､＿＿::::::::::::::::..　　　　　　　　　　　　 ,イ迩迩ﾂ　　 ﾑ'
l　ll　　衍迩圦､_::::::::::::::::::::::..............　　 ,-‐杙迩迩迩'　　 ﾑ': : :
ﾄ､ﾑ　杙迩迩拆〉ヽ､:::::::::::::::::::::::::__,イ7 ､　`ー―‐´　 ,イ'´: : :
l.i.iヽヽ　`ー―´　 ._ﾏ/＞＝＝＜////ヽ､二二二_,イ´: : : : :
li i i i　＞ー ＿_,イ,'＞l///l´　　　｀ ＜////.i.i.i.i.: : : : : : : : : :
l i i i i i: : : : : : : : : ,イ////l　　　　　　 ｀ﾏ/,i.i.i.i.i: : : : : : : : : :
li.i.i.i.i.i.i : : : : : : : ,ｲ／////,l　　　　　　　　ﾏi.i.i.i.i: : : : : : : : : :
l､i.i.,､i.i: : : : : : : ｲ､/／i///,l　　　　　　　　　ﾏi.i.i: : : : : : : : : :　　そう、この改造兵士案は「ミカドロイド計画」と呼ばれているのさ。
lﾑ´ li,､: : : : : : : __: /´i.i///l　　　　　　　　､　`ｦi: : : : : : : : :iｰ
l :ﾑ ´ `ｰ'‐,: ;‐､'　'´　 i.i//i,l　　　　　　　　 ',　 'ｰ'`´¨!: ;‐､/
l　 ﾑ　　　//　　　　　 i.i/i.i.l　　　　　　　　　〉
l　　lﾑ､ 　｀　　　　　　 i./‐､l　　　　　　,-'／
l　　l.`ﾑヽ 　　　　　　　ﾏ/,ﾑ､＿　_イ`,r'
l　　l　 lﾑ ヽ　　　　　　　`ﾏ,ﾑ7＞＜く､_
l　　l,　.l 'ム ヽ　 　 　 ＿,イ､ｲ､ｲ､ｲ､ｲ､ﾏ＞ー､＿＿
l　　 l 　l ﾏ,ﾑ＿ヽ,イ､ｲ､ｲ､ｲ､ｲ､ｲｲ､ｲ､ﾏ,ﾏ,ﾏ,ﾏ,ﾏ,ﾏ,ﾏ,ﾏ＞≡=
l　　 l　　',ﾏ7´ﾑーくｲ､ｲ､ｲ､ｲ＞────ヽ､ﾏ,ﾏ,ﾏ＞‐´￣/
l　　　l　　 ',ﾏ　 ﾑ　ヽ´ー´¨´　　　　　　　　　　￣｀`　　　/
l　　　ﾑ　　ヽ ﾏ　ﾑ　ヽ　　　　　ｲｴｴi`　　　　　　　　　／
l　　　ﾏヽ　　 ヽ',　 ﾑ　ヽ　　　　l､ｲ､ﾑ　　　　　　　　 ´　　 ／
l　　　 ﾏ ヽ　　　ヽ､　ﾑ､,､＿_,イ､ｲ､ｲﾑ､_ 　　　　　　　　／
l　　　　ﾏ　ヽ　　　　`ｲ､ｲ､ｲ､ｲ､ｲｲ､ｲﾏ,ムヽ､,､,､,､.　 ／,-‐'´
l　　　　 ∨　 ヽ､　　　彡彡彡彡､ｲ､ｲ､ｲﾏ,ﾏ,ﾏ,ﾏ,ﾏ／　,-‐'´
l　　　　　∨　　　｀ヽ､　　彡､ｲ､ｲ､ｲ､ﾑ,ﾑ,ﾑ,ﾑ,＞',-‐'´
l　　　　　　∨　　　　 ｀ヽ､´彡７ｲ､ｲ､ﾑ,ﾑ,ﾑ,`´`´
l　　　　　　 .∨　　　　　　　　｀ヽ彡 '`'`7'ﾐ'

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　　　　　　 　　　／　　　　　＼
　　　　　　　　／　 　　　　　　 ＼　　
　　　　　　 ／ (●）　（●）　　　　＼
　　　　　　 |　（ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ）　 　　|　　その改造兵士の名前も「ジンラ號」なんだろう？
　　　　　　 ＼　＼ェｪｪｪェ／　 　／＿
　　　　　／/　　　　　 　 　 　 　 ヽ　／＼
　　　 ／　/　　　　　　　　_　 　 　／　 ／
　　／|￣￣￣￣￣￣￣（__.ノ￣|＼／|
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　 　 　 　 　 　 　 │　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 │
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┌───────────────────────┐
│フランス租界の道端で、その男は突っ伏していた。　　....│
│　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 │
│呆然とした表情を浮かべて。　　　　　　　　　　　　　　 　 .│
└───────────────────────┘

　　　　　　　　　　　＿-=≦|￣|≧=-＿
　　　　__,,.　-=≦＞''“´　＿＿＿　｀''＜≧s｡
rtz≦斗f七I「..|,,,,|　　　　 |__| |__|　　　　 ｀''＜≧zｭ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 fj
ZZZZZZZZZZ|ｉｉ||ZZZZＺＺ||ｉｉ||ＺＺＺＺ:||_|ＺＺＺＺＺ}　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,ィ＾｀≧s｡..｡s≦「l
|i:ｉ|i:i:i:iY´`Yi:i:i:|ｉｉ||i:i:iＹ＾Ｙi:ｉ:||ｉｉ||i:iＹ＾Yｉ:|| |i:iY＾Yi:i||　　　　　　　　　　　　　　　　　,ィ´i:i:○i:i:i:i:i:i:i:i:≧==-=弌二「l
|i:ｉ|i:i:i:└‐┘ｉ:ｉ:|ｉｉ||i:i:└.┘i:i||ｉｉ||ｉｉ└┘:|| |i:└┘i:||　　　　　　　　　　　　 　 　 ,.ィ＿i:i:i:--‐= ￣i:i:i:i:i:|ｉ|i:┌i:i:i:|:|「Ｔ=-弌二」￣￣.∧
|ｰlﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ:|ｉｉ||ニニﾆﾆ::||ｉｉ||ﾆﾆﾆﾆ:||_|ﾆﾆﾆﾆｉ||　　　　　ｨ癶､￣￣￣￣￣|ｉ|i:i:i:i:i:i:Ｙ＾Yi:i:i:i:i:i:i:i:ｉ:ｉ:|ｉ|i:i:|_|i:i:i|:|:Ll::|:|┌::|:|「T=-弌 ,ﾍ
|i:ｉ|i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:|ｉｉ||i:i:i:i:i:i:i:ｉ:ｉ:||ｉｉ||i:i:i:i:i:i:ｉ:|| |i:i:i:i:i:ｉ:ｉ:|ト､----/__,,. -‐||＾芥＾芥＾芥|i:i:i:i:i:i:└┘＿,,. 　--|ｉ|=====|:|== |:|==::|:|=========
|i:ｉ|i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:|ｉｉ||7777777||ｉｉ||77777,|| |i:i:i:i:i:ｉ:ｉ:||__弌芥||i:i:「|i:i__||i:iLli:i:|:|i:i:L|─=T￣￣i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ｉ:|ｉ||i:i:i:i:i:i:|:|i:i:i:i|:|i:i:i:ｉ|:|i:i:|:|:|:|:|:|:|:|:|
|i:ｉ|i:i:i:ｉ|ｉｰ┤i:i:ｉ|ｉｉ||///////||ｉｉ||/////,|| |i:i:|‐:|i:ｉ:||‐ l:|┴:||￣__i:ｉ:ｉ||￣~~:|:|￣ |i|i:i:i:ｉ:ｉ｡s=s｡i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:|ｉ||i:i| |ｉ:ｉ:|:l:竹:|:|ｉ「ｌ:i| 「i:|:|]||l]||l]||]
|i:ｉ|i:i:i:ｉ|ｉｰ┤i:i:ｉ|ｉｉ||///////||ｉｉ||/////,||_|i:i:|‐:|i:ｉ:||刈:|ｉ「|:||i:i:|;;;li:i:i||i:Ｙ＾Y|:|:Ｙ＾|i|i:i:i:ｉ:ｉ|///ﾞ|i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:|ｉ||:i:|_i:i:i:|:|i:Li:|:|└i:|┘」」∟　-=
|ｰ|─┴‐┴‐‐|‐||///////||¨||/////,||_|三二ﾆ⊥￣￣￣　　¨¨ 　 ﾆ二￣ └─‐┴─┴───‐┴…￢¨￣
‐┴────=ﾆ　　　￣￣￣￣




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　　 ／''''''　　　'''''':::::::＼
. 　 |（○）,　　　､（○）､.:|
　　|　　 ,,ﾉ(､_, )ヽ､,,　.::::|　　・・・・・・え？
. 　 |　　 ｀‐=ﾆ=‐ '　.:::::::|
　　 ＼　　｀ﾆﾆ´　 .:::::／
,,.....イ.ヽヽ、ﾆ__ ーーノﾞ-､
:　 　| 　';　＼_____ ノ.| ヽ　i
　 　 |　　＼/ﾞ（__)＼,| 　i　|
　 　 ＞　　 ヽ. ハ　 | 　 |｜

　　　　 　 　 　 　 　 　 /＼＿＿_／ヽ
　　　　 　 　 　 　 　 ／　 ''''''　　u'''''' ＼
　　　　　　　　　　　 |:::::: （●）,　　､（●）|
　　　　　　　　　　　 |::::　 　 ,,ﾉ(､_, )ヽ､,,..|　　こんな場所、青森にあったか？
　　　　　　　　　　　 |:::: 　　 ｀-=ﾆ=-'　　|
　　　　 　 　 　 　 　 ＼　　　 ｀ﾆﾆ´　 ／　　　
.　　　　　　　 __　_＿ ,.〈＼　　　＿ ／
　　　　 　 ／: : ＜ : : : : : : ＼ 　／ﾞｉ ﾞｉ、
　　　 　 , ' .: : : : : : : : : : :l: : : .∨',:::::ﾄ|ﾞｉ ＼_
.　　　　 { : : : : : : : :ﾞｉ : : :」 : : ::', Y´ﾞｉ. |: : : : .＼
　　　 　 |: : : : : : : : :＼ : : :＼ : ',|::::::ｉ |: : : : ',: : ｀,
　　　　　', : : : : : : : : : | : : : : : : :.',:::::ﾞｉ|: : : : . ',: : }
　　 　 　 (,:／:／ニ｀ﾝ---r : : : : : ',::::| : : : : : ',: : ',
　 　 　 　 ｀: ´ : : : :V　,r'二ヽ_: : : : :',:|: : : : : : ',_,rｰ'､
　　　　　　 {∨ : : :└」_,r' 二 ヽ: : : : ',|.: ＞＜￣＼.: ＼
　　　　　　 {: ∨ : : : : :」.ゝ-''ﾞ~￣￣￣￣: : : : ﾞｉ　ム: : : ' ,
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│研究所にある訓練室。　　　 .│
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|　 |:::::::::|::::::　 　 　 　 　 |　 |:| 　 　 |//////// |　　　　　|　　　/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|　 |:::::::::|::::　　　 　 　 　 |　 |:| 　 　 |//////// |　　　　　|　　:/　/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|　 |:::::::::|::::　　　 　 　 　 |　 |:| 　 　 |//////// |　　　　　|　 /　/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|　 |:::::::::|::::　　　 　 　 　 |　 |:|　　 　 ￣￣￣￣:|　　　　　|　　 /
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|　 |:::::::::|::::　　　 　 　 　 |　 |:|　　　　　　　　　　|　　　　　|　::/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|　 |:::::::::|::　　　　　 　 　 |　 |:|　　　　　　　　　　|　　　　　| :/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|　 |:::::::::|::　　　　　 　 　 |　 |:|　　　　　　　　　　|　　　　　|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾄ . |:::::::::|::　　　　　 　 　 |　 |:|　　　　　　　　　　|　　　　　|　 　 　 　 　 　 ／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　l　`!　´, `l　　 　 　 　 　 |　 |:|　　　　　　　　　　|　　　　　|　　　　　　　／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　_,..､-''" ¨` ´　 　 ｀　．　　 　 　 |　 |:|　　　　　　　　　　|　　　　　|　　　　　 ／／
　 　 　 　 　 　 _,..､　　　_,..､-''"　　　　　　　 　 　 　 　 ` 　　　　|　 |:|　　　　　　　　　　|　　　　　|　 　 　 　／
　 　 　 _,..､-''"　　 }-''"　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 `　　 |　 |:|:＿＿＿＿＿＿_::|　　　　　"''‐ ．_／
　　　ｌ´　　 　 　 　 !　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 `ー┘//////////////! 　 　 　 　 　 　 "'　．_
､-'　ﾞ|　　　　　_,..､ |l　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ㍉///////////|
　　　|　_,..､-''"　　 ||　 　 　　　　　　 　 　 　 ．、　　　　　　　　 　 　 　 　 ㍉////////|
　　　||´　　．＜　　 ＼　　　　　　 　 . ．＜////＼　　　　　　　　　　　　 　 　 ㍉/////|
　　　||＜ 　 　 　 　 　 ＼ 　 .．＜/////////////＼　　　　　　　　　　　　　　 　 ㍉//|
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　　　||　 ＼　 ．＜/////////////////////////////＼　　　　　　　　　　　　　　　　 ｀　．
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ニニニニニニニニニニニ|
ニニニニニニニニニニニ|
ニニニニニニニニニニニ|
ニニニニニニニニニニニ|
ニニニニニニニニニニニ|
ニニニニニニニニニﾆﾆ /
ニニニニニニニニニニ/
ﾆﾆﾆﾆﾆ/⌒iﾆﾆﾆﾆﾆﾆ /
ﾆﾆﾆﾆ ,ﾆﾆ/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ |
ﾆﾆﾆﾆ {ニ{ﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ　　ハートの３、ダイヤの６、クラブの５、ダイヤの４・・・・・・・
ﾆﾆﾆﾆ ゞイﾆﾆﾆﾆﾆﾆ /
ﾆﾆﾆﾆ ニ|ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ/
ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ|ﾆﾆﾆﾆﾆ./
ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ ＼ﾆﾆﾆ/
ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ／￣￣
ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ＼ rｾ7'⌒＞ー―　、
ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ |ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ＼
ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ ＼ﾆﾆﾆﾆﾆ／二¨ヽシ
ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ＼ﾆﾆﾆﾆ≦ﾆﾆ)
ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ＼ﾆﾆ／
ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ￣￣￣＼
ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ ＼
ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ／ﾆﾆ |
ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ／ﾆﾆﾆﾆ |
ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ／ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ |
ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ|ﾆﾆﾆﾆﾆ /ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ∧
ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ ,ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ ∧
ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ ＼ﾆﾆﾆ,ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ/ﾆﾆﾆﾆ ＼
ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ|ﾆﾆﾆﾆﾆ/ﾆﾆﾆﾆﾆ}ﾆﾆ＼




　　　　　　　　　　　　　　　　 _＿__､ + ' ”¨`,
　　　　　　　　　　, ----- ' ¨: : : : : : : : : : : :ﾟ｡
　　　　　　　　 ／: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :',
　　　　　　　　{: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :',
　　　　　　　　i: : : : : : : : : : : : : : : : : :_､+'”￣￣゛,
　　　　　　　　 Y: : : : : : : : :_ ､..+.'.”.¨.........................',=---ﾆﾆﾆﾆﾆ`,
　 　 　 　　 　　iー―.￣￣..................._ ---_､_+_'_”-＜:¨ : : : : ／ｨ
　　　 　　 　　　l........................._､ + ' ” __､+' ー_ノ, -~', ',: : : :／イ
　__＿＿＿＿__j______､ + ' ”゜:__､ +'”Y＞-¨¨　､{h　 } ；,ィ＜¨＿___　　　やっぱりモルヒネを使って正解でやんすね。
. ゝs。_: :_:_:_: : : : :_:_:_:_: __､+'//////.}　　　　　 ；　 ﾉ/ｲ　、　 `+、
　,イ´　　　 }ーr-{///>ーゝ//////ノ　　　　　 Y ,//.ヽ　　ヽ、　　　　　　順調に霊力を使えてるようで。
´　　　　, +"　　ヽヽ/}　　, - ＞-＜, ｨ - ､　 　 ﾄ-く........'.,　　 ヽ
　　 , ィ　　 ＿___,_}､Y　 /　　　〉`' ￣ｲト ､i　　 }　　',.........'。　　ﾟ｡
　 / 　 , ィ　　　　ヽ弋___メ __,/　__／/ }　/　 ,/ ',　　',.........；　　 ；
　/　./ ,ィー--。_　　　　', 弋_'_´__／ ,　./　／　 i　 j；.........；　 　 i
ノ　 //　　　　　　ヽ 　 　 ',　　￣　_ノ　/イ　　　 ／ i...........；
　　 y　　　　　_ + ´`。　　.、　　　　 ／　　　　 / 　 ；.........；
　　/　　　　／＿_,　　',　　トー---＜ ＼　　　/　　,'........./
――――ー ´_／ 　　；　j　 ＼..........＼　　 v　　 /........./
―+ー ―――、___　　..}　,　　　＼..........`+、　　　；........；　　　　 /
>ｲ　　　　　　　　　 ` ,メ /　　　　　＼..........＼　 /........./　 　 　 ,'
　　　　　　　　　　　　ｲノ　　　　　　　 ＼..........У.......ノ　　　　 ,

　　　　　　　　　　　　　　　 　_ -ﾆニV_-ﾆニﾊ:i:i:i:V/:i:i:ﾊ
　　　　　　　　　　　　　　　 /:i:i:i:i:i:i:i:i:V:i:i:i:i:i:i:iﾊi:i:i:iV/:i:iﾊ
　　　　　　　　　　 　　　　/:i:i:i:i:γ⌒~''⌒ﾏ:i:i:i:iﾊi:i:i:V/:i:iﾊ
　　　　　　　　　　　　　　〃:i:i:i:i〃　　　 　 从:i:i:i:ﾊ:i:i:iV/i:iﾊ
　　　　　　　　　　　　　　从i:i:i:ir=ミ､　　 ,ｨf=ミ､:i:i:i}:i:i:i从i:i:i{　　質の良いカパーラも手に入ったしな。
　　　　　　　　　　 　　　　ﾉ:i:i:圦 (i!) ､　ｲ (i!) ﾁi:i:i八:i:i:从:i:i{
　　　　　　　 　　　　　　　(i:i:i:i:i}　 　,'　　　 　 ﾉﾉ八i:iγ ﾏ八　　あとは霊格を備えた明妃（性ヨガパートナー）か稚児が欲しい。
　　　　　　　　　　　　　 　 ',:i:i:i:i}　　ゝ 　 　　〈i:i:(　ﾉ:iｲ　 }从
　　　　　　　　　　　　　　　 ',:i:i∧　　　　　　　 )ﾉ 　 )ﾘ_,,ｲ(
　　　　　　　　 　　　　　　 　 )ﾉ.∧　―― 　　 _ -='/从(
　　　　　　　 　　　　　　　　 　 　∧＿＿_　-=ﾆ　　 '/リ
　　　　　　　　　　　　　　　 　 　　　 }　　　　　 　　八
　　　　　　　　　　　　　 　　 　 　　 ﾉ 　 　 　_ -=ﾆ　/ﾊ
　　　　　　　　　　　　　　　　　 √ヽ_,,　～''~:::::::::::::::::::／ﾆ''～ ,,_
　　　　　　　　　　　　　　｡s≦7::::::√ ∨/:::::::::::::::::::／ﾆﾆ7:::::::::::｀～､、
　　　　　　　　　　　-ﾆ⌒／//:::::√　 ∨/::::::::::::／ニﾆﾆ7::::::::::::::::::::::::｀～､、
　　　　　　　　-ﾆ⌒:::::,,ｨﾆﾆﾆh､八　　八/:::::::／ﾆﾆﾆニ7:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀～､、
　　　　　　〃::::::::::::::::::::ﾏﾆﾆﾆ〃 √　 V ﾏ／ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ7::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ﾊ
　　　　　 /::::::::::::::::::::::::::::ﾏﾆﾆ}　 √　　}　/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ7:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ﾊ
　　　　 √:::::::::::::::::::::::::::::::やハ √　　 .: /ﾆﾆﾆﾆニ＞`:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ﾊ
　　　　√:::::::::::::::::::::::::::::::::::やﾆ√　　　}/ﾆﾆニ＞`:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::}
　　　 √:::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ニ√ 　　　}ﾆニく::::::::::::::::::::::::::::｢ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::}
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　 √::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾔﾆﾆニ} 　乂} 　.］　ヽ　］　ヽ　　ｲ(:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／:::}
　r〔::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾔﾆﾆﾆ} 　　∧　八　　八　 ／　{:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::}
　〔ゝ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾔﾆニ}　　　 ￣:i:i:i⌒-_　　　　 {:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ｲ




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　　　　　　 ／ (●）　（●）　　　　＼　　注文が多い先生だぜ。
　　　　　　 |　（ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ）　 　　|
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　　　　　／/　　　　　 　 　 　 　 ヽ　／＼
　　　 ／　/　　　　　　　　_　 　 　／　 ／
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　　　 ,．==ミ､　　　　　　　　　　　　□｀ｌニニニニニ二二二|＿l/ ／
　　 /.:,f庁ミ､ﾑ　　　　　　　　　　　　　 | ￣|　　　／二二二j＿／□　　　　厳密には人間じゃござんせんが。
.　　{i {｛ '＾) ﾘ}ｉ}　　　　　　　　　　　　　 ＼　＼__/＿＿,,　　/'￣￣＼
　　 Ｖﾍ辷彡':ﾘ　　　　　　　 　 　 　 　 ＿| |∨∨∨∨l|　 /.: : : : : :. :.＼
　 　 `マ ｰ=彳　　　　　　　　　　　　／: : | ＼∧∧∧l/／: : : : : : :.:. :. :.|
.　 　 　 `守弐　　　　　　　　　　 ／: : : : :.＼　￣￣ ／: : : : : : : : : : : : :|
.　　　　　　寸ﾑ 　 　 　 　 　 　 /.: : : : : :. :. :.＼＿／.: : : : : : : :.／.: : : :.|
.　　　　　 　 ﾏ:ﾑ　　　 　 　 　 /.: : : :. :. :. :.＼ : : : : : : : : : : : ／.: : : :.／|
　　　　　　　　ﾏ;ﾑ 　 　 　 　 / : : : : : : : : : : : ￣∧ ∧ ∧.: : : :. :. :./　　＼
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　　 　 　 　 　 　 　 　 ∥　　 　 　 　 |　　　あの男娼やってる悪魔たちを紹介するのか？
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　　　　　　_､ + '”_､+'”二つ7ｺｺｺゝ_＿￣￣￣￣￣￣ ――― --- ニ―---、
.　　　 　／, ィイ'_---r―イ{､」_」」＼＿二二二二二二_― -_==_-_―-- `＼―`　　　明妃のほうは、今後見つけるってことで。
　　　　,{　/,ィ ´　　　 ',　　Yrt-､´:::::::::::へ{ﾄγ⌒ヽ_＿γ￣ヽ―---`rt￣￣￣::`+。
　　　 ；::::＞､_＞''V＜二二り_____)―--}`, }`{////},―､{////}´¨　 ｲへ}-ﾆ----'''"
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　　　　　　　／　　　　 (●）　（●）＼　　　そうするか。
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第三百五十七話「凌遅刑、食人、悪魔召喚士その３」投下完了

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　　　 　 　 　 　 //′/:,ﾉ: : : : : }: : .:| : ,| :|: :l八 : : : : <⌒: : :|　　返して・・・・・・私の赤ちゃん・・・・・・
.　　 　 　 　 　 // | :/〃: : : : : : : : /〉/:| :|: :|: ｉ:＼ : : : :＼ : 八
　　　 　 　 　 / ｰ=彡ﾉ ／ : :// : ///:八ﾘ 人乂: :＼: : ＼二ﾆ≠‐
.　　 　 　 　 〈' ｰ＝彡/: : Ｘ// : /〈/}/　 .: ＿ ＼｀ ト:＼: :.Χ／￣ ¨¨二ﾆ=- 　 .
　　　　　　　　 　 ｜:厶イ /厶イ__　/　 イ::::::::: ヽ　|: : : }:/: :｝ : :.:...... . . . .: :
　　　　　　　　　　 |: : |: : . {::::::::::::::},}　 ＼ゝ::::::::丿 :|: : : / : ﾉ..:}　　　／... : :
　　　　　 　 　 　 八: :l : : |乂::::::／' r::.. : .ヽ￣: : ..:ﾉ : : : : /i :/　 .／ ::　　　　:
　　　　　 　 　 　 　 ）八:八: .　 　 . :|:::::::.　　 .:ｨ.:厂|: : : .:/: |/..:／ . . : :　　: ..:
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　　　　　　 　 　 　 /八l ,}从ﾉﾊ八乂¨¨¨¨¨´,ノ//,/: : : :/　: : ........ . .
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　　　　　　　　　　У⌒ヽ 　ﾞ . .И: 八＾＾＾＾´／V|: : /}′: :　　　　　　 ＼ :}
　　　　　　　　　 〈'⌒)　 　 . . . : |/ : }｀¨¨¨´ ＼l.| :// : : : :　　. .　　　　::
　　　　　　　　　 /　 乂,　}　ｉ　|. ....::/＼　　＿ハ|/x{ : : :ノ　　　: :　　....::
.　　　　　　　 　/ ....:/_/　｝ ｉ|　|: :／⌒ヽ／///////） ´　　　. :　　　.::






闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇
闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇
闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇　　　,ｨ三;;;;;;;;　　　　　　,...::;;;三:::ヽ.　　 闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇
闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇　　_z三=≧:::::｀;　　 ;　/;i;i;z＝-ｚ;i;i..　　闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇
闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇　({:i:i:i:i:i:i:i:i})::::　:　　::　{;;;i;i{:i:i:i:i:i:ﾉ}}};;　 闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇
闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇　　≧≡彡;;;;;　　 　 ::　　ヾz三≦77'..　闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇
闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇　　<,;,＝;;/''´　.;;　　 ,;;,,　　｀ヾ,;,;,;;/　　 闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇　あああ・・・・・・・
闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇　　 },;,;,;,;/　　,;;;;　　　;;;;;,,　　　};;;::ｉ　　　闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇
闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇　　 i,:,:,:/　　{;;;;;{ __　 }　 }　　　|;;;;;i　 　 闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇
闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇　　/,;;;/　　 ヾヘ;;;;;;ィつ´　　　|;;;:::|,,....　闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇
闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇　 i::;;:;'　,'　　　　　　　　　　 ｀',};;|ヾ;i.　　闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇
闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇　 {;,;;i　,'　,∠二　 ﾆ　二｀ヾ　 ';;|. ';;|　　闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇
闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇　　 ;;i　　 ヘ_{_,j､__i___j,_}_j∧ 　 ,::　;; 　 闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇
闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇　　 ;i}::;i /////////////ﾊ∧　i;;;　;;.　 闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇
闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇　　　ii::i i:::ﾊ::::::::::::';i::::::::::::}-i//} }::　;;...　闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇
闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇＼　 ;; 　∨{::::::::::::::|::::::::::::{zi/〃　　 ;;／闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇
闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇::::::＼;;　　 ヾﾆiｴｴｴｴｴｴソ,イ　 　 ／::: 闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇
闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇::::::::::::＼　　 　￣￣￣￣　 　　 ／::::::::::闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇
闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇::::::::::::::::::＼　　-=二二=- 　 .／.::::::::::::: 闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇
闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇:::::::::::::::::::::::＞ 　＿＿＿　 ＜::::::::::::::::::: 闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇
闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇

　　　　　　　　　　　　　　　 ――
　　　　　　　　　　 　 　 (　⌒　） 　 l
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 |
　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ／　　　 ﾉ
　　　　　　　　　　　　　／　　　 ／
　　　　　　　　 　 　 ／　　　 ／

　　　　　　　　　　 l 　 www　V/　　　あのパクに食われた犠牲者たちか。
　　　　　　　　　　 |　 ｌ::::::::::ｌ　∨/
　　　　　　　　　／　　　￣　　 ∨/
　　　　 ＿＿／
　 　 　 ＼　　　　　　l:.∨.:|　| 　 |
　　　　　　　￣￣｜ |:::::::::|　| 　 l
　　　　　　　　　　 | /::::::::: ､ ｌ　ノ
　　　　　　　　　　 | ￣∨￣ 　 |


┌──────────────────────────────┐
│呪詛溜まりと化した牢獄からは、　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 │
│　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　......│
│成仏できずにパクにその魂を囚われた亡者たちの嘆き声が響く。　　 　 .│
└──────────────────────────────┘


　 ||　 ||¨　'!　‐-　 ． ::　_::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
　 ||　 || 　 ||　 ||　 ||　 ||　 |:::::::::::┌-　::: :_::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
　 ||　 || 　 ||　 ||　 ||　 ||　 |:::::::::::::|　l|　l| ||　l|　ｌl¨ '! : ‐-::::．:::_:::::::::::::::::::::
　 ||　 || 　 ||　 ||　 ||　 ||　 |:::::::::::::|　l|　l|_||　l|　l|　||　l|　l| || || |::::::::::┌-
　 ||　 || 　 ||　 ||　 ||　 ||　 |:::::::::::::|　l|　l|::::] |j　||　||　l|　l| || || |::::::::::｜||:...
＿||＿|| 　 ||　 ||　 ||　 ||　 |:::::::::::::|　l|　l|ﾞ「　||　l|　||　l|　l| || || |::::::::::｜||:...
　 ||￣|| ￣||　 ||冖||￢||＝|:::::::::::::|i=l|'=l| ||:-l|　l| ..|l....l|,,_l|_||_||_|::::::::::｜||:...
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￣||￣|| ￣||　 ||　 ||　 ||　 |:::::::::::::|　l|　l|::::] |j　||　||　l|　l| || || |::::::::..
　 ||　 || 　 ||　 ||　 ||　 ||　 |:::::::::::::|　l|　l| ||　l|　l|　||　l| ,｣! !!　''¨
　 ||　 || 　 ||　 ||　 ||　 ||　 |:::::::::::::|　l|　l| ||　｣　l!　'' ¨
　 ||　 || 　 ||　 ||　 ||　 ||　 |:::::::::::::|_, ｊ．- ^

　　　　　　　　　　　　　　　　＿___　　 　 　 　 　 　 　 ＿___
　　　　　　　　　　　　　　 　 |　 | |　　　　　　　　　　　|　 | |　　　パクの野郎は、
　　　　　　　　　　　　　　 　 |　 | | ￣￣￣￣￣ ヽ　 .|　 | |
　　　　　　　　　　　　　　 　 |　 | |.　　　 　 　 　 　 ＼|　 | |　　　死者達の負の感情を利用して、
　　　　　　　　　　　　　　 　 |　 | |　　 　 　 　 　 　 　 ＼　|　　
　　　　　　　　　　　　　　 　 |　 | |　　　 　 　 　 　 　 　 　 |
.　　　　　 　 　 　 ＿＿＿　 |　 | |　＼　　 　 　 　 　 　 　 |　　その呪力と若さを手に入れてるんでさあ。
　　　　　　　　　　＼　　　＼|　 | l＿＿＿＿,＼＿＿＿,／j　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 _＿__
.　　　　　 　 　 　 　 ＼　／ ＼ニニニニニニニニニ二二_〉　　　　　　　　　　 　 　 　 :.;＞.:⌒≧:､
　　　　　 　 　 　 　 　 ∨＼　 |_＼ニニニニﾆ二二二二ニ　　　　 　 　 　 　 　 　 ／.:./:.:γ´.:__.:.:.:.ヽ
　　　　　　　　　 　 __匚]＼ ＼|.二.＼ニニニﾆﾆ　 　 ＼二　　　　 　 　 　 　 　 　 ':.:.:.:':.:.:.:.:.:.;ｨ^ヾ;:.:.:.:，
　　　　　　 　 　 ／: : : : : : ＼ |ニﾆﾆ.〉ニﾆ二.{＿　　　 |　/　　　　　　　　　　　　i{:.:.:.:.l:.:.:.:.l:.:{乂j:l:!:.:.:.:}!
　　　 　 　 　 ／.: : : : : : : : : :.∧　　　　　　　　＿_＼＿|,/　　　　　　　　　 　 　 八:.:.:.:ヽ:.:.乂_:.:.:ﾉj:.:.:.:ﾘ
　　　 　 　 ／: : : : : : : : : : : : : ∧　 　 　 　_／∨∨∨}/　　　　　　　 　 　 　 　 　 ヽ:.:.:.:.ー:‐=ァ´.:／
　　　　　　　: : : : : : : : : : : : : : : ∧ 　 　 ／∧∧∧∧l}＼　　　　　 　 　 　 　 　 　 ℡:､:.:.:.:.彡'.:.／
　　　 　 / : : : : : : : : : : : : : : : : : : ＼　　 ＼ニ三ニ／: : :.＼　　　　　 　 　 　 　 　 j´.:.:.￣.:.:.／
.　　 　 /: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :.＼　　　　　 　 /.: : : :. : 　 　 　 　 　 　 　 　 /.:.:.:.:.:.:.ィ〔
　　　　| : : : : : : : : : : : : : : : ＼＿, : : : : ＼＿＿＿,/ : : : : : : | 　 　 　 　 　 　 　 ,'.:.:.:.:.／:√
　　　　| : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ￣￣: : : : : : : : : : : : : |　　　　 　 　 　 　 {.:.:.／.:.:.;´
　　　　|_: : : : : :.: : : : : : : : :. :./＼.:/＼.:/＼ : : : : : : : : : : : : : |　　　　　　　　 　 ﾘ.:´:.:.:.:./
　　　　 |＼_.: : :: : : : : : : : : : :| 　l|:| 　l|:| 　l|: : : : : : : :／￣￣|　　　　　　 　 　 /.:.:.:.:.:/´
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　　　　　　　　　　　　　 ＿＿
　　　　　　　 ＞ "　　　　　　　　　" ＜
　 　 　 ＞ "　　／　　　　￣　　　＼　　" ＜
　　　　＼＿_／　　　 |　　┃　　|　　＼＿_／
　　　　　　　　 ｌ　　　　　 ＿_　　　 　 l
　　　　　　　　 |　 ＿＿＿＿　　　　　|　　　何とも下劣な輩よな。
　　　　　 　 　 「　　　　 　 　 ―‐　≦|
　　　　　　　　 ｌ ≧ ―‐＜ ＿＿＿ ノ|
　　　　　　　　ﾉ　　　　　　　　　 　 　 |、
　　　 　 　 ／　/ 　 l　 　 人　　｜　｜＼
　　　　　　 ￣/ 　 ノ)　／ 　 ＼ノ丶 ﾉ⌒

┌──────────────────────────────────────────┐
│かつての中国や朝鮮半島の呪術師が、生贄を拷問し、その血肉を食らって呪法を掛けるのは、　　......│
│　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　....│
│割とポピュラーだ。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　...│
└──────────────────────────────────────────┘


　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 .　´　 　 ,　　　 .　　　　｀　.
　　　　　　　　　　　　　　/弋ゞ／　　. 　, /　　　　.　　 　.　　｀　.
　　　　　　　　　　　　　 ':i:i:ｉ:yﾞ　　　/　/ :!　　　　 :　　　　.　　　 ｀-―┐
　　　　　　　　　　　　　{:i:i:ｉ/　′　,′ !　ﾊ　　i.　/ｉ :　 i　 :.　　　　゜,:i:iﾘ
　　　　　　　　　　 　 　 :i:i:i|　i :　 ｛　 ﾊ、! ヽ　{V　! |:　| ヽｌ　　i　　 ゜:i:}
　　　　 　 　 　 　 　 　 ｝:i:i|　| !　 |､! {⌒};;、￣｀ 　 ＾⌒｀ヽ!ｲ　| ヽi　}:i{
　　　　　　　　　　　　　∟;1i {＼　{＾｀,斗=tﾐ　　r;;､　,,ィ=ミ､ ＼!　:ﾊ {:i:|
　　　　　　　　　　　　 　 ﾉ:|.! ﾄ､ﾄヽ!y《 {ぅリ!　　ヽ:;;)　{ぅ｡} 》ﾞ /| ﾊ!　 .┘
　　　　　　　　　　　　　/:i:ｉ| . V｀ヽ!;;{(`r‐‐" 　 .:　　;; `ヶ;;');;γﾚﾞi　 ヽ＼
　　　　　　 　 　 　 　 /:i:i:i:| i　{（｀{ ~ }.′　　　　' ゛　　 };;{{;;!´)ﾉ :ｌ　 |:i:iヽゝ
　　　　 　 　 　 　 　 んf rﾉ lヽ ＼ゝ {{　　　 ,ｨ=== ､　　;;;}f;ﾚｲ:　:!　 {￢弋
　　　　　　　　　　　　　|ﾚﾞi　ｌ ‘:, !:Τヽ)　 　 ￣ﾟ..￣　,ｨ;;/ｲ::iﾉ　 :!　i V.:;1 '.
　　　　　　　　　　　　　|i:. ! :l　ハⅥ::i:::::}＞　　　　　. イ:::i:ﾚ/ ,　ﾘ　{'. V！!'.
　　　　　　　　　　　　 /ｲ　 :l ,::::∧V:l:r┴;;;r‐｀tっ´┴┤::!'/ /　':.　rﾍ ∨:ﾊ!
　　　　 　 　 　 　 ,ﾉ＼' |:ｉ　:l,:::::'::∧vﾉ_ /;;ﾉ　　　　 　 乂/ / ,ｲ:::::.ヽ_ ヽ ' く
　　　　　 　 　 　 ﾉ:i:i:i:i:｀:ぇｰ-､―=ﾍ>｀ミヽ- ﾆﾆﾆ - 彡〈,ｲ! :|;ゝ＜:i:i∨/ヽ‘:.
　　　　　　　　　ん:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ヽ:{´ r';;;;し;｀ ゛¨¨ヾ´¨¨ヽ´"　｀匕:i:i:i:i:i:i:i:i:i〉 　‘: '.
　　　　　　　　　/r〕:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:｝r;;;;;;/´　　.,,;;;> 　 　 丶　　 Υ:i:i:i:i:i:i:i:ﾄ､ 　 ! :
　　 　 　 　 　 //〔:}ィ:i:i:i:i:i:i:i／{';;ｲ;;;j　_,;;;;;;ゝ i　　　,　　　　　V:i:i:i:i:i:i:iヽ.ヽ.ⅰ'.
　　　　　　　　l i　}／|:i:i:i:i／:i:i:i}ノ;;;;;;r''-＜...__!＿_,/＿＿＿__ ∨:i:i:i:i:;イ:. ゜ }: }
　　　　　　　　l | ｛　 ヽrく:i:i:i:i/:{;;;;;／:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i]:i:i:i:iヽ:!:::. V: ′
　　　　　　　　ヽVゞ　^｀ヽ～':if;;;;;ﾉ:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ｉY:i:i:iィ＾':::. ∨
　　　 　 　 　 　 ソ　`ﾞ~　{:i:i:/;;;;;;;{:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i}:i:i:i:i:） ヽ:. ‘,

　　　　　　　　　　ト、 ／::::::::::::::::::::::::::::!　!:::!
　　　　　　　　　　|::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ　 .{
　　　　　　　　　　ﾄ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::!
　　　　　　　　　　|:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::!
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　　　　　　　　　　∧::::::::::::::::::::／::::::::＼::::::ｙ
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　　　　　　　　　　　　ﾉ::::::::＼::::::::::::::::::::::/:::::::!ヽ　!　 ＼
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　　　　　　　/　　　　 .',:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/　／/　　}=　 {!
　　　　　　　!　　　　　 ＼::::::::::::::::::::::::::::::::/／　　　　ｒ __ノ∧
　　　　　　　ﾑ　 ',　　　　＞::::::::::::::::::::::／　　　　　　|!-‐ ´　!
　　　　　　　 .ﾑ　ヽ　　　　　　｀　-‐≦　　　　　　　 |　　　　!
　　　　　　　　 ﾑ　 ヽ　　　　　　　 |ｏ　　　　　　　　.',　　　./
　　　　　　　　　∧　 .',　　　　　　 :|　　　　　　　　　|{　　∠
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　　　　　　　　　　　　　 :|　　　　　 |　ｏ　　　　　　/　　,



┌───────────────────────────────────────┐
│刑罰としての凌遅刑（りょうちけい）は、一九〇五年、清王朝の末期まで続けられている。　　　..│
└───────────────────────────────────────┘


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┌────────────────────────────────────┐
│凌遅刑では、削ぎ落すのは皮膚と筋肉のみで、　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 .│
│　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.....│
│内臓は絶対に傷つけないように執行者は、細心の注意を払わねばならなかった。　　.....│
│　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.....│
│これは罪人をすぐに死なせぬようにするためだ。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　....│
└────────────────────────────────────┘

／:.:.:／:.:.:.:/:.:.:.:.:.:/. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ／._. .-. " . . . . ／. . . . . 圭圭!. . . . . . . . . .
:.:.／:.:.:.:.:.:.:!:.:.:.:.:./.'. . . . . . . . . . . . . . . . . . . ／. .´ . . . . . . . ／;;;;′.・ . . 圭圭. . . . . . . . . . .
:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.i:.:.:.／. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .／、;;;/. . . . . . ・ヾ.”. . . . . . ､. . . .
':.:.:.:.:.:.:.:.:.:/:.:.ﾒ. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .. . . . .／圭ﾘヾ;i;. ./. . .・’. . . . . . . . . . ｀. . .
:.:.:.:.:.:.:.:／:.:/ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ／､圭㌢　〈／!._, ‐ ､＿, =､. . . . . . . . . .
:.:.:.:.:.:./:.:.:./. .， . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ／;;;;;f ＼__ /　＼ﾚ' f　´　 ´　 }. . . . . . . . .
:.:.:.:.:/:.:.:./' . . . . . . . /. . . . . . . . . . . . . . . . . .／;;;;;;;;;;;;;ヽ,'　K ' ／ 　 !　　　　i　ヽ_. . . . . . .
:.:.:.:/:.／/,ili. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ／;;;/;;;;;;;;;;;;;;;;;}　ヾ;ﾒ　　　 ,! ...　　i　 ,:.　 Y. . . . . .
:.:.:.:./. . . ”. . . . . . . . . . . . . . .‘. . . . . . ／;;;;;;;/;;;;;;;.:.:.:.:./ﾘ　 /　　　　 .:.:.:.:　 '　/:: 　 }. . . . . .
:.:.:〈. ._ . /_. . . . .／. . . . . ._. . . . . . .／;;;;;;;;;;./:.:.:.:.:.:.:.:.:/圦　　　　　　:.:.:.:. 　 ,:.:.:.:.　 ‘，. . . . .
:.:.:.入;i;i,ヾ;i;i､ . f._. . . . .，.”. . ／／;;;;;;;;:.:.:./ :.:.:.:.:.:.:.:.:.:::::::ﾊ　　　　　 :.:.:.:.:　,':.:.:.:,:.:.:.　ﾉ. . . . .
:.:/　　ヾ;:}.;i;i;i;!.,!;i;i;i､. . . . . ./／ .|:.:.:.:.:./:./ :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::::::| |　　　　　　:.:.:.. ,:.:.:.:.:.:.:.:. /. . . . . .
:.:{　　／＞≠;/;i;i;i;i;i; . . ィ.´|ヽ　.!! :.:.:.:|:.:| :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::::|.|　　　,.　 ＿_:.:､ :.:.:.:.:.:.:.∧. . . . . .
:.:.!:、' /　'ﾞ　 ﾊ;i;i;i;i;i; .，./. ./　　.|:! :.:.:.:.!:.!.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:::!. ヽ　´　´　　 ｀ ＼:､:.:./. . ､. . . . . .
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┌────────────────────────────────┐
│この時に削ぎ落された罪人の肉は、漢方薬として庶民に売り払われた。　　.....│
│　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　..│
│肉は新鮮な内に食べたほうが効果が高いということで、　　　　　　　　　　　　　.│
│　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　..│
│生のままその場で食べる者もいたという。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　..│
└────────────────────────────────┘

　　　　　　　　　　 ,:-､:‐､_
　　　 　 　 　 　 ,:'::::::::::::::::::!
　　　 　 　 　 　 i::::::::::::::::::::!　　　罪人がまだ生きてるうちに目の前で食うのが通ってもんよ。
　　　　　　　　　 ';::::::::::::::::;:'
　 　 　 　 　 _.. -::':::::::::::::::'::‐::..､
　 　 　 　 .,:'::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
　　 　 　 .,'::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i
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　　　 　 　 丶'!:::::::::::::::ii:::::::::::::::!
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　　　　　　　　 i::::::::::::;'　i:::::::::::;:'
　　　　　　 　 ,..:'::::::::i' 　 '!:::::::'､
　　　　　　 .,:':::::::::;:: '　　 ヽ::::::::ヽ
.　　　　　　.i::::::_;:'　　　　　 丶::::::i
　　 　 　 　 ｀´　　　　　　　　｀ ' '

┌───────────────────────────────────────┐
│江戸時代の日本でも首を刎ねた罪人の肝を薬として売るという習慣があった。　　　　　　　　......│
│　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 .│
│当時の処刑執行人だった山田浅右衛門が、　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　│
│　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 .│
│幕府の公認を得て売っていた「山田丸」あるいは「天寿慶心丸」と呼ばれた薬がそれだ。　　 　 │
└───────────────────────────────────────┘

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／
　　　　　　　　　　　　　　　 　　-──==x _＿　　　　　／　き　 こ　 云
　　　　　　　　　　　　　　　／圭圭圭圭Z_圭圭}　　　/
　　　　　　　　　　　 　 _∠圭圭圭圭圭圭≧=ム　　 |　 　 こ　 .と　 い
　　　　　　　　　　　　从圭圭圭圭圭圭圭圭Zz{_　　.|
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　　 　 　 　 　 　 /圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭{{_ |
　　　　　　　　　/圭圭圭圭圭圭圭厂￣￣⌒＼圭{{　　　　　　 ら　 .こ
　　　　　 　 　 /圭圭{￣｀¨¨¨¨¨¨´ .::::::::::::.　　ノ圭从ﾉ
.　　　　　　 　 {圭ニ从　　　　 　　　 .:::::::::.　⌒マ圭从⌒　　 　 ば　 す
　　 　 　 　 　 V圭圭ム　　　　　　　　 ／⌒¨｀　}圭圭}
.　　　　　 　 　 }圭圭l{ ￣￣¨¨二Ⅹ≦ﾆ瓦彡　　}⌒)从
.　　　　　　　　　(⌒V　 ￣瓦三ﾌl　;　､　⌒＼　 .|　{从
.　　　　　　　　　 ＼ {　 {/　 　 　.|　}　|　　 　 }　 |彡{{(　＼
　　　　　　　　　 　 ｀|　 ミ 　　 　ﾉ　　ﾉ　　 　{ 　 |彡ミ_　　 ＼
　　　　　　　　　　　　､　｀ﾐ　　　⌒¨¨`　　　　)　 |彡ミｭ_　　　 ＼ ＿＿＿
　　 　 　 　 　 　 　 　 ＼ ｀ﾐ 　_　-── - _,　　小{厂¨`
　　　　　 　 　 　 　 　 　 ＼`ﾐ　　二¨￣　　 ／.::　|
　　　　　　　　　　　　　　　 |＼ ＿＿＿_　イ.::::: ／i⌒＼
　　　　　　　　　　　　　　　 |､　　.::::::::::::::::::::::::／／{　　　}≧=- ＿
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　　　　　　　　　　 　厂　/⌒　 ﾉ　　 ／／　　　　 　 ./ {/l|　　　　　　　　　　　　 ＼
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　　′　　　 /　　　　　 ||l /　　　 　 　 ／　　 　 　 　 |/{{ 　 /}　　　　 /　　　　　　 　 爪＿
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|　　 　 .′{{　　　 ,／ 　 　 ／　　　　　 　 　 　 　 ム |/{{ ( 　 　 /　　　　　　　　　 　 　 ＼二ﾆ=-
|　　　 /{　　　　／　　　.／　　　　　　　　　　　　　　} |/{{ 　 　 ./　　　　　　　　　　　　　　 }二ﾆ=-
　 　 ./八　　／　　　　/　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ﾉ |/{{　 　 /　　　　　 　 　 　 ＿ 　 　 ム二ﾆ-

┌──────────────────────────────────┐
│さて、ここまでは罪人を薬として食う話だ。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.....│
│　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 │
│では、かつての清王朝や李氏朝鮮時代の呪術とはどういうものだったのか。　　......│
└──────────────────────────────────┘



.／.´. . . . ,.;／. . . . . . . . . . . . .}圭ili㌢ﾆ／/圭㌣_._._. . . . . . . . . . .
. . . . . ／／. . . . . . . . . . . . . . .ヾ㌢ﾆ／//j圭f´. . . . ｀` . . . . . . . .
. . .／'／. . . . . . . . . . . . . . . . ／ﾆ／////㌢´ . . . . . . . . . . . . . . .
. ./././. . . . . . . . . . . . . . . .／ﾆ／//////:､. . . . . . . . . .’. . . . . . .
≧x;i.{ . . . . . . . . . . . ， ／ﾆ／'///////.:≠;:i. . . . . . . . . . . . . . . .
圭圭℡､. . . . . . . . . ／ﾆ／/////////!{. . .ヾ;:､. . . . . . . . . . . . . .
圭圭㍑ヽヽ . . . . ／ﾆ／///////////j. . . . . "i. . . . . . . . . . . . . .
㌢⌒.´ . . . . . .／ﾆ／'///////////// . . . . . . . i. ・. ・. . . . . . . .
. . . . . . . . . ／ﾆ／///////////////. . . . . . . . . . 丶. . . . ､. . . .
. . . .!. . . . .「iliｨ/////////////////. . . . . . . . . . . . . ヽ, .､丶. . .
. . . .{.i:. . . ..|lili!'///////////////f:.:_. , . . . . . . . . . . . . ﾞ'ヾ.,. . . .
=-　._';. . . . !ilil/////////////／:{/. .｀. ､. . . . . . . . . . . . .､. .ﾞ. . .
　　　 :ﾍ. . . !lili'//////////／　:;:;{. . . . . ｀. .' .; ; , , , , ､. . . . . . .
ミx_,.　 ,z＼_|lili!'///////／　　　:;:‘，. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
　　 ヾ≦..,_　!ili|/////／　　　　　:／ヽ. . . . . . . . . . . . . ; ,. .､ . . .
≧三三三三.!lil!'//／　　　　　.／三三i､ . . . . . . . . . . . ﾞ.ﾞ. . .ヾ. .
　　 ￣｀ヾ三 |ili|／　　 　 　 ／三三三ﾊヾ.､._. . . . . . . . . . . . . . .
　　　∵　 三 |ili! 　 　 　 .／三三三三三＼.ｰ. ､. . . . . . . . . . . . .
　　　　　 ﾒ三.|lil!　　　 ／三斗≠'べ三三三＼. .ｰ.=.=.-. . _ﾐ.､ . .
_,.zzzz≦三三;!il! 　 ／=㌢´　　　　　}㌘"｀ヾ三ヽ、. . . . . . ヾ}.!. .
㌻'寸三三三圦|_／=㌢　　　　　 　 ﾉf　　　 ';三三､. . . . . . . ′ .
_,.ィ㌢￣ヾ三三三㌢ 　 　 　 　 　 /={　 　 　 ;三三ﾑ . . . . . . . . .
斗/　　　ﾒ三三㌢　　　　　 　 　 /三{　　 　 .j三三三!. . . .i. . . . .
_,/　　　/三㌢　　　　　　　　　　 Y=圦　　　 "''ヾ三三!. . . .廴._. .
"¨=-／三'ﾞ　　　　　　 　 　 　 　 {三ﾆ}　　 　 　 ';三三!. . . . Wヾ
=-　_ヾ三=-　_　　　　　　　　　　;'⌒ヾ;!　　　　　　三三', . . . ヾ.ﾞ.
　　　 ¨=-　_　　¨=-　_　　　　　/　 　 iﾊ　 　 　 　 三三ﾍ. . . . . .
　　　　　　　 ¨=-　_　　¨=-　_,/　　　 .}=!　　　　　　 三三ﾍ. . . . .
　　　　　　　　 　 　 ¨=- x≦ﾆ{¨=-　_ﾉﾆi 　 　 　 　 　 三三＼ . .

　　 　 ＿_ , _
　　ｑ´｡｡ｰ'O)ヽ,
　　(-=＝=ｰ- )!､
　 　｀ヽ:::::::::::ヽ, -ｰ--､
　　 ／ヽ:::::::::::::｀￣彡ﾉ
　 /ﾉ´　 ヽ::::::::::::ヽ ヽ
　ヽﾐ　　　丶:::::::::::::ヽﾞヽ
　　　　　　　ヽ､;;;::::::::ヽ ゝ､_,　、
　　　　 　　　/ ,へ､;;;;;::｀ｰ-ﾉjjj!
　　　　　 　 /ノ　　 ﾞヽ::::ヽ,＼
　　　　　　彡ij　　　 　 ヽ:::ヽ､ヽ､_
　　　　　　　　　　 　 　 　 ﾞ'''ｰ-‐'''''~｀

┌───────────────────────────────────┐
│有名なのが蠱毒だろう。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.│
│　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 │
│虫や爬虫類を壺に入れて最後に残った一匹を呪術に使うというものだが、　　　　　　.│
│　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 │
│これは爬虫類などに限らず、犬、猫、サル、あるいは奴隷なども利用している。　　......│
└───────────────────────────────────┘


　 　 　　　　,-―‐-､
　　　　　　/'ヽo　o/'ヽ
　　　　 　 |x/ ｀ｰ´ヽｘ|
　　　　　　|x{zzzzzz}x|
　　　　　　ヾ{ｚｚｚｚｚ},/
　　　　　　　|{zzzｚz}|
.　　　 _-―‐|{zＺＺz}L二ヽ
　　　　￣￣ ヾ､ｚｚｚヽｘｘｘ〉

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,,､､､､､､､､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,. 'ﾞﾞ´　　ヽミミﾐヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 .:;;'´　　　　　　ヾミﾐﾐﾐヾ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　. :;;;;:;､　｀`''　　　　 ',､　 ''ﾐ;､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,:;;;;;:;:;:;ﾍ､,,, ;,'´　　　　　 '`ミﾐ!
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 .:;;;;;;´r'ﾞﾞﾞヾ;;;ｿ .;､､,,ｨｨｨ､　;;,　jiil!
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,';;;;;;;,' ´￣`　　 ｨ彳-ｯ､　　　jiiii!
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,';;;;;;;;{　　く;;,,,,..､　 ｀ﾞﾞヽ　　ｲkjjj!　　ひもじい・・・・・・
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾉ;;;;;;;'′ ,,;;;'´ jﾞﾞ｀　　　　‘ .:jｨｲ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 {;;;;;;;′　,ｲ,＝=､､　 　 　; .ji! jﾂ′
　　　　　　　　　　　　　　　　　　;:;;;:;;;;;;:;:;:;:{,､､､,, .:;j　　　　 ﾉﾉ )
　　　　　　　　　　　　　　　　　　ゞ;:;:;;;:;: '´ﾞﾞ ￣｀ヽ'　;;'　　,ﾍ_ｿ
　　　　　　　　, .　_‐-‐----イ;;;;;;;;;;;;;;;;:;:;ゝ　　ji!　　.:;;:　;:;;:;ミﾐヾ
　　　　　　 , .:ﾞ´　　-‐=＝＝;:;:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:.:.:.:.:;;;:;ゞ ''´ イ ｀`ヽヾ;;;;;..､
　　　　　, .ﾞ´　,:;'′　　　　. : ;:;:;;;;;!.: ;;;;;;;;;;;: ;: ;;:!　　.:;;;;;;;;:;:};;.､　　ヾ;;,､
　　 ,　ﾞ´　　　,:;'′　　　　　　. :.:;! .: .:. :. :;;; ::;ji!　　!　;:;;'ﾞﾞ　　｀ヾ､　　｀ヽ､
　,　ﾞ´　　　,:;;;;'′　　　　　　　 .j!　　. :. :. :;:; jii!　　　:;:;　　　　　　¨ヾ､　　＼
. ,:;:;;'´　　　　.:;;;;;;′　　　　　　　 ..ji!　　　　. .:jikkii　　.:;;;′‘;;.:　　　　 ｀ヽ ヽ＼
.::;;;:;:;'´　　　　 ;: ;:;;;;′　　　. :.　　　 jiiii!　　　jik,,j,j,,jij. :. :. :; :; :jik　 ；：;;　　 ヽヾヾ
　　　. :;:;:;:;:;{　　　　　;;........:; ′ji{　　　ji;k;.;j:i;ij:;.　; :; ;;;..｡､､　　　　　　　;．′‘　;:;;jik

┌─────────────────────────────────┐
│当時は人権思想などないので、最下層の人間など、犬猫や虫けら扱いだ。　　....│
│　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　│
│犬神は犬を地面に埋めて、飢餓状態にしてからその首を刎ねて作るが、　　　.....│
│　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　│
│これを人間に応用したとしても別に不思議ではないだろう。　　　　　　　　　　　......│
└─────────────────────────────────┘

＼＼
　. ＼＼
　　 ,. ＼＼从/
. 　 　 そ　 　て
　 　　 ゝ,　 　 そ
　　　　 "`/'^r 　＼
　　　 　 　 .　 　 ＼＼
.　　　　　　　　　 　 ＼＼
　　　　　 　 　 　 　 　 ＼＼
　　　　　　　　 　 　 　 　 ＼＼ｷﾝｯ
　　　　　　　　　　　 　 　 　 ＼＼
　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ..＼＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ＼＼从/
　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 そ　 　て
　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　 ゝ,　 　 そ
　　　　 　　　　　　　　　　　　　 　 　 "`/'^r .＼
　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ＼＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ＼＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＼＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ＼＼

┌──────────────────────────────────────┐
│中国、朝鮮半島の呪術では、蠱毒で殺された人間の魂は、殺害した者の所有となり、　　　　│
│　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.│
│その者の欲望を叶えると言い伝えられている。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 .│
└──────────────────────────────────────┘


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　 ＼;;;;;;;;;;;;;;;＼　　　　　 ｀゛　　　　　　　　　　i--.... ..、　　　　 ﾞｌ､;;;;;;;;;;; !　　　　　　ｌ;;;;;.! ./ ;;;;;;;;;;;;;;;;:
: t 、＼;;;;;;;;ﾘｉ,;;; ! .ﾄ、　　　　　　　 _..-''ﾞ￣ﾞﾞ'''-､L;;;;;;;;;;｀''-..、　　 ｀''､;;;;;;ヽ,　　　　　l;;;;;;;.ｌ/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
　.ヽ＼.ヽ;;;;;;ﾞV;;;｝ ,!.ｌ　　　　　　 ./ ;;;;;;;;;.,..-‐'''''''''''ｰ ､;;;;;;;;;;;;;｀'x　 .v､`ぃ;;;;ヽ,　　　 . ｌ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ｎ．
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;;;;;;;,iﾘ;;;;;;;;,l/ﾞ;i|八〟　　　.,..,ii''７ﾆ'>i､　　 _,r､/;;;l/ / . !;./ 　　l;;;;;/ ./;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;./ 　., ┐　　　｀'､;;ﾞ'､
'.!;/./;;;;;;;;;";;;;;;;;;;;;l　　　.,i'ﾞ‐';~丶;｀;;;/　 /丶;;;;;;;;;;;lr‐'シﾞ　　　 .ｌ; !　.!;;;;;;;;;;;;;;;;;;;./ 　./;;;/　　　　　.ヽ;/
. ﾞ",!;;;;;;;;;/'l,;;;;;;;;;;,!　　 /;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/　　!;;;;;;;;;;;;;;;;;,／　　　　　 .‘゛　!;;;;;;;;;;;;;;;;;;/　　'､_./ 　　　 .．
　 .!;;;;;;;;;;;! . ｌ;;;;;;;;;l　　 ,!;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/　./ ;;;;;;;;;. ／　 　 　 　 　 　 　 l;;;;;;;;;;;;;;;;;;;!'ﾞ!　　　　　,ﾞ ､,, r‐''''～

┌───────────────────────────────────────┐
│また、生贄や犠牲者は苦しめれば、苦しめるほど高い効果を発揮すると考えられていた。　　　│
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┌─────────────────────────────┐
│面白いのはこの呪術の思想は、　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　......│
│　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 .│
│中国、朝鮮半島の調理方法にも受け継がれているということだ。　　　 │
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／ .　.　　　 i ｉ.　　　 ／　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ／
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　　　　 　 　 ,ｲ、./　 /　　 　 .　.　.／＞ '’　　　 ／
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.　　　　　 / ｉ i . .i　' 　 　 .　.　./　′　　　／
　　　　　 , . i i .　.'　　　　　 ア　/　　　 ｲ
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.　　　　　{. .　.　.　.　 　 　 .i　（ 　 ／ /
　　　 　 ,'. .　.　.　 　 　 　 .i　　　　 ｉi.{
　　　　 .'. .　.　. 　 　 　 　 .}　　　 i　i 1
　　　　 l. .　.　.　　._,....、 　:{　　i　 i　 １
　 　 　 {. .　.　.　./: . :ノ　　 1　 ｉ　　 　}
　 　 　 {.　.　. .　乂ノ　r‐‐, :1　 !　 　 ﾘ
　　　　 ',. .　.　.　.　.ノ : . : |　|　　　/ /
　　　　　'､. .　,． ':´. : . : . :i　}　　./　'
　　　　　　ヽ.｛ : . : . : . : . :j　'　　 　 }
.　　 　 　 　 ｀'丶､.: . : . :ノ ./　　,..イ
　　　 　 　 　 　 `' ｀`''_´_ノ‐ 　´

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│広東料理の「水煮活猫」は、生きた猫を熱湯で茹でてから毛を剥ぎ、内臓を抜き取る。　　　..│
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　　　　　　　　　　/ヽ
　　　 l＼ 　 _　 ノ〈:::li
　　　 ||:::, '´　　∠lﾌ ヽ
　　　 ゝ; ∠lﾌ rｯ　ヽニ二
　　　　 l-‐x｛　ﾉｰ　ﾉ､　|
　　　 　／'/ ! ｰ-‐'　　ヽー- ､ -‐　　　￣￣￣ ｀丶 、
　　　　　 /､.l　　　　　　　　　　｀　　　　　　　　　 　 　 ヽ
　　　　 　 　 ＼　　　　　　　　　　{　　　　　　　　　 　 　 l',
　　　　　　　　　ヽ　　　 ヽ　 　 　 ヽ　　　　　　 /　 　 　 | ＼
　 　 　 　 　 　 　 ',､　　　 ',　　　　　ヽ　　　　 / ,　　　　ｲヽ. ＼
　　　 　 　 　 　 　 ', ＼　　＼　　　　　〉　　　、 l|　　　 八　 ヽ. ＼_　　　 _,　- ､
　　　　　　　　　　　| 　 丶---ヽ.　　　/ー＜　 ＼　　　　 ヽ　　丶、￣￣　　_,ノ
　　　　　　　　　　　l　　 〈 　 　 |　　 /　　　 )　 ﾉ ` ｰ--,　　〉　　　 ￣￣￣
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│「澆驢肉」は、縄で縛った生きたロバの食べたい部位の皮を剥ぎ、　　 　 │
│　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　......│
│そこに熱湯をかけてからナイフで肉を削ぎおとす。　　　　　　　　　　　　　..│
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│「猴頭」は生きた猿の頭蓋骨に穴をあけてから、熱した油を流し込む。　　　　　　　　　　　　　　 .│
│　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 .│
│李時珍の「本草綱目」に曰く　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　│
│　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 .│
│「南方では新鮮な猿の頭をもってよしとす。ことにとろみのある部位は喜ばれん」とある。　　　　│
│　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 .│
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　 /￣｀.　　　Lx=ｧ―ｯ-ｧ―ｯ ､ﾉ　　 /　　　i
　.!　　　V¨i 　 |叭. ・ 八 ・　ﾘ::|　(¨V　　　 ﾉ
　 ヽ 　 　 ﾉ　 ,ﾚ'´｀¨´　｀¨´ ｀ﾏ　 〉､　　 ./
　　 ＼-'´::ゝ-| r─────ｫ.!ノ::::::＞'´　　うきーっ
　　　　`ー--ﾍ ⅦililililililililililiⅨ'＿／
　　　　　　　　 ヾ.マililililili≫シ
　　 . '⌒ヽ　 r‐v～ｆ¨¨¨¨´i ,､
　　 |.　　　マ:::::ム'「￣￣￣i i＞-､　 __
　　 ヽ　　　　ヽi、　　　　 .ノ' ﾞ7:::: |/　　 ヽ
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　　　　　 ｀¨¨ﾟ´　　　　 　 　 .| 　　　　イ
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　　　　　　　　　　　　　　　 / 　,/　_､ｰ'｀'´'´'´}z,　 ｣l　　　　／
　　　　　　　　　　　　　　 　{,　 l||,/　　　　 ,/~　ヽ〉 彡ﾉﾉ,　l
　　　　　　　　　 　 　 　 　 ヾz,　 l　｢l ヽ,　〈ｰ__､ノ､_} 　))；; ｌ　　これらの調理方法の基礎も易牙が生み出したらしいな。
　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ／ rz,,､l‐ｌ_ｌ''ﾌr　〈､~ノ､rzl ))) ｒ‐彳
　　　　　　　　　 　 　 　 / 　 { { /ヽ⌒ V__V　ﾉl　,)' ﾉ,, , ヽ　　　そして、かつての中国大陸の食通は、
　　　　　　　　　　　　　　 ⌒) ､ヽヽ ﾄー― 彳l|　/ノノ彳ノ
　　　　　　　　　　　　　　　　＞､ﾐヽ l::::::::::::::::: | /ｰ‐≦　　　　　　これらの料理方法を人間を調理する時にも使っている。
　　　　　　　　　　　　　＞ '　　l ≧z l::r,ﾆz‐v l/三三ﾉ≧z､
　　　　　　　rー彳´　　,r≦三三三 ヽ,　― ､/三三, '三三ミz､
　_,.．-　'''"　＿lllr≦三三三三三三三三三三,三'三三/,三三≧､
/__,.．-≦'"三三三三三三三三三三三三三彡　 ｀ヾV/三三∧≧､
三三三三三三三三三三三三三三三三彡'　　　　　V三ﾆ /::∧三､
__,,.. ．斗≦ﾆ三三≧斗 ﾆ 三三三三彡 '　　　　　　　/　｀V::::::::::::ヽﾆ､
:::::::::_,,..-‐''＜三三三三三三三彡 '　　　　　　　　　, 　　　 V::::::::::::::}ﾆ､
::::::::::::::::::::::::::｀ヽ三三三三彡 '　　　　　　　　　　／　　　／::::::::::::::::::}ﾆ､
::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ三三三≧､　　　　　　　　　／　　　／::::::::::::::::::::::ﾉﾆz､
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z≦ 三三三三三三三三三三≧､　　　／　　　／､:::::::::::::::::::／三三z､
三三三三三三三三三三三三≧,　 ／　　　／三≧､::::::::／三三三z､
三三三三三三三三三三三三三／　　　／三三≧z､,／三三三三z､
三三三三三三三三三三三三／∧　 ／三三三三／三三三三三

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　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ／::::::::::::ヽ { ;　　　　} ,}　 }:/ノ: ／　　中国、朝鮮半島だと強いストレスが
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /:::::::::::::::::::::ｌ､lﾆﾆﾆﾆﾆl} } ,ﾉ': : :/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　｀ヾ::::::::::::::::::ヾz､　　　,r : : : : : l_＿　　　　食材のうまみを引き出すと考えられている。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＞:::::::::::::｀ヽミzV: : : ,　イ:::::::::::::::::､
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　　　　　　　　　 　 　 　 　 ヾz,　 l　｢l ヽ,　〈ｰ__､ノ､_} 　))；; ｌ　　だから生きたまま痛めつけて食べるのも
　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ／ rz,,､l‐ｌ_ｌ''ﾌr　〈､~ノ､rzl ))) ｒ‐彳
　　　　　　　　　 　 　 　 / 　 { { /ヽ⌒ V__V　ﾉl　,)' ﾉ,, , ヽ　　　　立派な調理の技術というわけだ。
　　　　　　　　　　　　　　 ⌒) ､ヽヽ ﾄー― 彳l|　/ノノ彳ノ
　　　　　　　　　　　　　　　　＞､ﾐヽ l::::::::::::::::: | /ｰ‐≦
　　　　　　　　　　　　　＞ '　　l ≧z l::r,ﾆz‐v l/三三ﾉ≧z､
　　　　　　　rー彳´　　,r≦三三三 ヽ,　― ､/三三, '三三ミz､
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/__,.．-≦'"三三三三三三三三三三三三三彡　 ｀ヾV/三三∧≧､
三三三三三三三三三三三三三三三三彡'　　　　　V三ﾆ /::∧三､
__,,.. ．斗≦ﾆ三三≧斗 ﾆ 三三三三彡 '　　　　　　　/　｀V::::::::::::ヽﾆ､
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::::::::::::::::::::::::::｀ヽ三三三三彡 '　　　　　　　　　　／　　　／::::::::::::::::::}ﾆ､
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z≦ 三三三三三三三三三三≧､　　　／　　　／､:::::::::::::::::::／三三z､
三三三三三三三三三三三三≧,　 ／　　　／三≧､::::::::／三三三z､
三三三三三三三三三三三三三／　　　／三三≧z､,／三三三三z､
三三三三三三三三三三三三／∧　 ／三三三三／三三三三三

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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /:::::::::::::::::::::ｌ､lﾆﾆﾆﾆﾆl} } ,ﾉ': : :/　　　　日本にも活け造りや踊り食いがあるけどな。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　｀ヾ::::::::::::::::::ヾz､　　　,r : : : : : l_＿
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＞:::::::::::::｀ヽミzV: : : ,　イ:::::::::::::::::､　あれを動物や人間でやったと思えばいい。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　_,.．-'''"::::::::::｀ヽ::::::::: ヽﾌ : ／:::::::::::::::::::::::::::::::､
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　　　　　　　　　　　　　　 　{,　 l||,/　　　　 ,/~　ヽ〉 彡ﾉﾉ,　l
　　　　　　　　　 　 　 　 　 ヾz,　 l　｢l ヽ,　〈ｰ__､ノ､_} 　))；; ｌ　　　凌遅刑を受けた罪人の肉も、
　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ／ rz,,､l‐ｌ_ｌ''ﾌr　〈､~ノ､rzl ))) ｒ‐彳
　　　　　　　　　 　 　 　 / 　 { { /ヽ⌒ V__V　ﾉl　,)' ﾉ,, , ヽ　　　　　より一層、苦しんだもののほうが美味いらしいしな。
　　　　　　　　　　　　　　 ⌒) ､ヽヽ ﾄー― 彳l|　/ノノ彳ノ
　　　　　　　　　　　　　　　　＞､ﾐヽ l::::::::::::::::: | /ｰ‐≦　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　＞ '　　l ≧z l::r,ﾆz‐v l/三三ﾉ≧z､
　　　　　　　rー彳´　　,r≦三三三 ヽ,　― ､/三三, '三三ミz､
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　　　　　　　　　　　　　　　　／　‐ニニニニニニニニニニ
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　　　　　　　　　　　　　　　,'ﾆﾆニニニニニニニニニニ ニ
　　　　　　　　　　　　　　 ,'ﾆニニニニニニニニニニニ ニ
　　　　　　　　　　　　　　 lニニニニニ /⌒ヽ ニニニニニ
　　　　　　　　　　　　　　 〉ニニニニﾆYニ}ﾆﾔニニニニニ
　　　　　　　　　　　　　／ニニニニニ iニﾉﾆﾉニニニニニ
　　　　　　　　　　　.／ 7ニニニニニニアﾆ.ｲ.ニニニニニ　　　うーん、やはり、苦悶の表情を浮かべた人間の肉は美味だ。
　　　　　　　　　　　 ＼ニニニニニニ 〈_／ニニニニニニ
　　 　 　 　 　 　 　 　 /ニニニニニニ.√ニニニニニニニ
　　　　　　　　　　　　〈ニニニニニニ √.ニニニニニニニ
　　　　　　　　　　 　 〈ニニニニニニﾉﾊ ニニニニニニニ
　　　　　　　　　 　　　7ニニニニ .／ニﾍニニニニニニニ
　　　　　　　　　　　　√ニニ ＞ ´ニニﾆﾍ ニニニニニニ
　　　　　　　　　　　　ﾏ_ ＞ ´ニニニニニ _＞‐‐‐‐‐‐‐ ＜
　　　　　　　　　　　　　　　￣￣￣ ＼ﾆ／ﾆニニニニニニ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /ﾆニニニニニニニ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 / ニニニニニニニニ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 √ニニニニニニニニ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 iニニニニニニニニニ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |ニニニニニニニニニ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |ニニニニニニニニニ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |ニニニニニニニニニ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |ニニニニニニニニニ

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│中国南宋の武将だった岳飛の漢詩「滿江紅」には「胡虜肉笑談渇飲匈奴血」という一節がある。　　......│
│　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　....│
│「胡虜（北方の蛮族、転じて異民族、外国人の意味）の肉を笑いながら食べ、　　　　　　　　　　　　　　　│
│　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　....│
│匈奴（北の遊牧騎馬民族）の血を飲む」という意味だ。　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 │
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: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ,ィ´从仆￣ `ヽ ＼: : : : : : : : : : : : : : : :
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : / _ノﾘ´　　　｀ヾ　`, j!: : : : : : : : : : : : : :
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : Yﾄ､　　　　　　　　,!ﾘ: : : : : : : : : : : : : : :
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ,ｨｲﾞﾌ､　　　 -‐=ヾノ'ﾞ: : : : : : : : : : : : : : :
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: : : : : : ＿＿: : : : : : : : : : : : : : : : : ＿,r'"￣　　 　 ｀`´⌒ﾌ　　　　　　 _ノ´: : : : : : : : : : : : : : : : : :
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　/　　　, '´　　　　 ,r'´￣｀ヽ　　　　　￣｀`
: : : ー-　、　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/　　　/　　　　　　　　　　　i
: : : : : : : : : ｀ヽ、　　　　　　　　　　　　　　　　　　／　　_ノ　　　　　　　　　　　　!
: : : : : : : : : : : : ｀ヽ　　　　　　　　　　　　　 　 　/' "´　 /￣｀`丶､　　　　　　　/　　　　　 ＿ ＿ ＿
: : : : : : : : : : : : : : : ｀`ー‐---‐'´/　　　　　　　/　　　 /　　　　　　ヽ　　　　　/　　　　　　!: : : : : : :
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : _ノ　　　　　　／　　 　 /　 　　　　　　`ー- ､ ｲ　　　　　　 !: : : : : : :
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　　　　　　　　　　　 　 　 |:::::::::::::::::::／　＿　/　 ＼　 }　/　 {:|　 ＼
　　　　　　　　　　　　　　 |::::::::::::::, '　　 ⌒＾`～､、　 ﾉ　　　_]|　　（逃げる方法はねえのか・・・・・・）
　　　　　　　　　　　　　　r'‐-ﾐ::::/　　 　 ''"~ rｯヽ｀`　ﾉ ''"⌒7
　　　　　　　　　　　　　　{ { ヽⅥ　　　　　≧=‐　　　 { ､rｯ >'
　　　　　　　　　　　　　　{ { く　'i,　　　　　 　 　 　 　 ‘，¨´ l
　　　　　　　　　　　　　　乂ヽ ', {　　し　　 　 　 　 ､　/　　 l　　　そ、そうだなあ・・・・・・
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 /｀¨，　　　　　　　　　　　　　　/
　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 /|　 ∧　 　 　 　 ∠⌒　ｺ　　 /　　　　　あんまりよく覚えてないんですが・・・・・・
　　　　　　　　　　　　 　 /｜ 　 / ,　　　　　　~"''　　　, ′
　　　　　　　 　 　 　 　 /　|　　　　 ＼　　　　　　 　 ,
　　 　 　 　 　 　 　 　 /　 | 　 　 　 　 ＼　　　　　 /
　　　　_　　-=ﾆ⌒`'＜　　|　　　　　　 　 ＞　..,,_／|
_　-=　　　　⌒＼　　　＼　　　　　　　　　　　　　　|

　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿＿＿_
　　　　　　　　　　　　　　　　r : : : : : : : : : s、
　　　　　　 　 　　　 　 　　 /: : : : : : : : : : : : Y　　　あれだけ月日が過ぎても若々しいままだな、パク。
　　　 　 　 　 　 　 　　 　 /: : : : : : : : : : : : : :；　　　　　　　　　　　　　　　　　 _＿＿＿
　　　　　　　　　　　　　　/: : : : : : : : : : : : : : :；　　　　　　　　　　　 　_ ､ + ' ”　　　　　 Y
　　　　　　　　　　 __ --/: : : : : : : : : : : : : : :,ィトs。__,---,t､_ ---- '　　　　　　 　　 　　 }　とても百歳近くの爺とは思えねえぜ。
　　　　　　　 γ´: : : : :>､ー―――――..´....ﾉ: : : : : :¨ `V　　　　　　　　　　　　ノ.　 　 ；
　　　　　　　　ゝ､: : : : : : :`ー――――― ': : : : : : : : : :ノ　　　　　　　　　 _.--ｲ　 　 　 }
　　　　　　　　　　`ー-+､_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:, ---´{　　　　 ,ｨ　 _､-+ '　　　i　　　　ｲ
　　　　　　　　　　　　「ハi　',////j¨{////ﾉ　} ム　Y' 。 ',　　 ノ　Tﾍ　　　　　　 >　　　 ；
　　　　　　　　　　　 ；　　',　＞－',　`,ー〈　,ィ {リ＿_ `。 ＼　　　 }　h　　　　　　.；　 　 i
　　　　　　　　　　　 ；＼　'.,　「　λ―｡s≦⌒'；-r-----―-`s、　；.ﾉ ﾄs、　　　　|.　 　 |
　　　　　　　　　　　 i　　＼ >イリ　}｡s≦============--+s。二__, ；　.ヽ、___　{`ー-´；
.　　　　　　　　　　　；　　 /_､+ ´ } ；｡s≦二＿}__}＿____　　　　　　　　　　 }:Y......`ゝ____,ハ
　　　　 　 　 　 　　/　 ／_、+-- _ノ｡s≦＿＿}__}___　　　　　　　　　　　 　j::；....r---ゝ、. ヽ、
　　　　　　　　　　/　 ｲ__　, +-二二」―- ､......../　　　　　　　　　　　　　 /::/Y...}:.:.:.:.:.:.:ヽ　 }`,
　　　　　　　　　,ｲ /　{_へ Y r-ｨ ´　｀ヽ､　`"r--, __　　　　　　　　　　 /::/ /...；:.:.:.:.:.:.:.:.Y　iコ
　　　　　 　 　 / ./　　ゞメﾉル　i　　　　　｀ヽ ､￣--"　　　　　　 　 　ノ::/ /..../:.:.:.:.:.:.:.:.:.:}　；ｺ
.　 　 　　　　 / , '　　　　　/＿_」　　　　　　　　` ー----、＿＿__､+'::／ /..../:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:トt/ﾇ
.　　　　 　　Y /　　　　 ,イ　　　　　　　　　　　　　　　　　 |::::::::::::,ィ' ´　 /..../:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.://///
　　　　　　　} `,　　　 ,/ ﾉ　　　　　　　　　　　　　　　　　　V「¨¨}...}　　./.../:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./////
　　　　　　　ゝ{　　　/イ　 　 　 　　 　 　　 　　　　　　　　ハ；　 i...i.　 ,'....；:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.://///
　　　　　　　　 `ー-'´　 　 　 　 　 　　 　　 　　 　　 　　 i|　ト､ ；..；　；.../:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.://///
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　 　　 　　 　　 　 l|　|...} {...{　.i.../:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.://///
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　 　　　 　 　　　 　 l|　|...i_i...； ；..；:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./////
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　 　　　 　 　　　 　 l|　|..........|　|...i:.:.:.:.:.:.:.:.:.://///
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　 　　　 　 　　　 　 l|　|..........レ....；:.:.:.:.:.:.:.:.///ﾉﾉ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　 　　　 　 　　　 　 l|　|..........|....／:.:.:.:.:.:.:./ﾉﾉﾉノ|






　　　､ili|i川川川川川川川i|ili,,
　　 ヽ　　　u　　　　　　　　　 /　
　　　ヽ　　　　　　　　　 　　　/　
　　　 V-r‐ｧ─‐ｧr──t-r-/ 　
　　　 .|::」/―-､.ハ, -―ヽ|:::|　　
　　　r'y 　　⌒ 　　 ⌒ 　 Ｙ｀i　　
　　　{_.　 u　 　〈|､　　　　 _/　　.　だ、誰だっ
　　 　 ｀i　　　､====ｧ　　./　 　　　
　　　　　＼　　`ー '　 .／　　　
　　　 ／￣ ｀ 　―‐　^￣＼　　　
　　 /　　　　　　　 　 　 　 　 ,　　
　 ./　｜　　　　　　　 　 ｜　 i　　
　└r ┤　　　　　　　 　 ├ r┘

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　, -==========-
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/ : : : : : : : : : : : : : :｀ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,': : : : : : : : : : : : : : : : : :',
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　；: : : : : : : : : : : : : : : : : : ；
　　　　　　　　　　 ＞ﾆﾆﾆr-ｺｺｺィ二ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ二二二_-- 、_
　　　　　　_､ + '”_､+'”二つ7ｺｺｺゝ_＿￣￣￣￣￣￣ ――― --- ニ―---、　　　俺はボンゲ、賤民の倅だ。
.　　　 　／, ィイ'_---r―イ{､」_」」＼＿二二二二二二_― -_==_-_―-- `＼―`
　　　　,{　/,ィ ´　　　 ',　　Yrt-､´:::::::::::へ{ﾄγ⌒ヽ_＿γ￣ヽ―---`rt￣￣￣::`+。　俺の姉と妹はお前に食われちまったがな。
　　　 ；::::＞､_＞''V＜二二り_____)―--}`, }`{////},―､{////}´¨　 ｲへ}-ﾆ----'''"
　　　 ；:::::::::::::::::::::；　　　　　　　　 ,ィ´{ `tﾘ　`ー ´ｲ　　` ー ´　　ノ リ/´ノ＞¨ `。
　　　ゝ:::::::::::::::::::::；　　　　　　　ノイ　　　|vト 、　 {､ー ,　　　　／　}ノ./　　　√ `。
　　　 ；“'+----ィ　　　　　　.／　 |　　　 | ',、　　　 ＿　　　　　　ノ.....；　　　.；　　　'。
.　　　；　　　　　；　　　　　 /　　　i　　　 i　|.＼　 '-==-`　　　／ｨ.......j　　　 ；　　　　ヽ
　　　；　　 　 　 ；　　　　 /　　　　l　　　 l　',......＼` ー ´ 　,イ　/.......ｲ　　　；　　　　　 '。
　　 ；　　 　 　　；　　　 ,ｨ,　　　　 .|　　　 |　',......', ＞ー＜,　, ィ/....../；　　　；　　　　　　 ',
.　　；　　　　　　.； , ィ ´　　　　　　|　　　.|. 　',......',　` V/　　 /....../ .；　　　； 　 　 　 　　；
　　； 　 　　 　 　Y　　　　　　　　 入　{　.|　　 ',......'。　 i　　./....../　 ；　_　 ；ト、　　 　 　 ﾄ､
.　 ；　　　　　　　 ；　　　　　　 ,ィ´　h i　 i　　　 '.,......'。 l　,/......./　　 ',　Y ；　 `　　　　　 l `。
　 ；　　　　　　　　',　　　　_ - ゜　　人 ； ；　　　　 ',......＼/......../　　　 ﾟ｡ ', .t　　　　　　　　　 ',
　 {　　　　　　　　 .；　　 　,ィ　_ +"　　＞<　　　　　ﾟ 、_/＿ /　　　　　 >t__>、　　　　　　　　 ',
　 '。　　　　　　　　j　　 ,ｨ _ +　　　　　　{＼　　　　　r----t　　　　- ¨　 _ -.入　　　　　　　　 '
　　'。　　　　　　　　　／¨　　　　　　　　`。　　　　　 L＿__」　　　　　, -¨　　/ Y
　 　 。　　　　　　, ィ　　　　　　　　　　　 { ト　　　　　「￣￣i　　　　　　　 ／　 }ト、
　　　 ＞-----＜　　　　　　　　　　　　　>、.　　　 　└―.┘　　　 　 　 /　　 ハ. ヽ　　 ,ィ¨
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　t､ヽ、　　　　　　　　　　　　　　　　 /　 '。 `.／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/ `s､`ー-- 、_　　　　　　　　　　　　　 /　/

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　-｡s≦=ﾆﾆ_`―+s、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　_.-=====-`｡s≦⌒≧s｡｡。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/: : : : : : : : : : :ヽ⌒≧s｡｡。､＞、
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　　i: : : : : : : : : : : : :i二≧s｡⌒≧s｡＞、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 rt､_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:ィ、　　　⌒≧s｡＼＞。
　　　　　　　　　　　　　　　　 _＿____t....................................}＿＿　　　 _＼/ム＞s,
　　　　　　　　　　　　 　t_´￣: : : : : : `ー―――― ':´: : : : : ￣`, { {； `*i'´ h、　まあ、お前は散々拷問して殺して食ってきたもんな。
　　　　　　　　　　　　　　 `ー――-y―r--t―y―t―r-―― ´　 i　|.　 }　 {iト,
　　　　　　　　　　　　　　　　　　γt }`¨{///}.={////}¨ｲ~i　　　　　l　 >-く　 ； ；　他にも気に入らねえ常民を嬲り殺しても、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　,へV　 `ーイ　トー ´　ij ；.　　 　　t　　 |. ＼リ゜
　　　　　　　　　　　　　　　　_／_....`.+、 く､_`-'___.,〉　メィ　　　　　　',＿_j　　 」　　両班のお前は一切お咎めなしときたもんだ。
　　　　　　　　　　　　　 , ィ´　¨　｀ ヽ､＼ ヽ:.:.:.:ﾘ　 ／　　　　　　　 人....`+s､/
　　　　　　　　　　　　 /　　, ｨ ￣ `+､　ヽ＼`-' .／　　　　　　　　 /　　`+、ﾊ　　　増して白丁、奴婢なんて人間扱いされねえもんな。
　　　　　　　　　　　 / ,　 /　　　　　　＼ `､..>＜　　　　　　　　　/`s。___,//j」
　　　　 　 　 　　 　；　i　；　　　　　　　　`｡ ',...',　　　　　　　　 ,ノ--｡........{_っ
　　　　　　　　　　 i i　l　{　　　　　　　　　　ﾄﾟ｡..ﾟ｡　　　　　　／　　　 ＼ノ
　　　　　　　　　, イ l　'｡ '。　　　　　　　　　i ＼､i 　　　　／　　　　　 /
　　　　　　　　,ｲ　i　 ',　ﾟ.。+、　　　　　　　人　　+、　.／　　　　　　 /
　　　　　　　,/　　.l　　＼　`+＞ 、＿_　イ　　`　　 V´　　　　　　　./
　　　　　 ,ィ　　　 .|　　　 ＞+_____ﾑ、　　　　　　　　；　　　　　　　./
　　　　 ./　　　　　i　　　　　　　　　ノ`+、　　　　　　　　　　　　 ./
　　　　/　　　　　　',　　　　　＞+´　　　/` +、　　　　　　　　　./
　　　./　　　　　　,入　　　　　　　 　　./　　　/へ、　　　　　 ノ
　　,ｲ　　　　　　／　',　　　　　　　　 ノ　　　/　 ｲ ＞+､___.／
　 {　　　　　 .／　 `+ト 、　　　　　／　　　 /　　i



　　　　　　　　　　　`､i:`､)i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:/i:i:i:/i:i:i:i:i／
　　　　　　　　　 　 　 Vi:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:/i:i:i:/:i:i:i／
　 　 　 　 　 　 　 　 　 Vi:i:i:i:i:i:i:i＞'~::{⌒⌒~"''～ミi:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i∠__
　　　 　 　 　 　 　 　 　 ∨＞'~:::::::::::::{　　ij　 ／　　　｀``}´ {:|＼　ヽ
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　　　　　　　　　　　　　　r'‐-ﾐ::::/　　 　 ''"~ rｯヽ｀`　ﾉ ''"⌒7
　　　　　　　　　　　　　　{ { ヽⅥ　　　　　≧=‐　　　 { ､rｯ >'
　　　　　　　　　　　　　　{ { く　'i,　　　　　 　 　 　 　 ‘，¨´ l
　　　　　　　　　　　　　　乂ヽ ', {　　し　　 　 　 　 ､　/　　 l　　　なあ、話し合おうぜ・・・・・・
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 /｀¨，　　　　　　　　　　　　　　/
　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 /|　 ∧　 　 　 　 ∠⌒　ｺ　　 /　　　　　霊力を持った髑髏が欲しいなら手伝うし。
　　　　　　　　　　　　 　 /｜ 　 / ,　　　　　　~"''　　　, ′
　　　　　　　 　 　 　 　 /　|　　　　 ＼　　　　　　 　 ,
　　 　 　 　 　 　 　 　 /　 | 　 　 　 　 ＼　　　　　 /
　　　　_　　-=ﾆ⌒`'＜　　|　　　　　　 　 ＞　..,,_／|
_　-=　　　　⌒＼　　　＼　　　　　　　　　　　　　　|

　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿＿＿_
　　　　　　　　　　　　　　　　r : : : : : : : : : s、　　金で買った両班の立場を利用して、良くも俺達をいたぶってくれたな。
　　　　　　 　 　　　 　 　　 /: : : : : : : : : : : : Y
　　　 　 　 　 　 　 　　 　 /: : : : : : : : : : : : : :；　　　　　　　　　　　　　　　　　 _＿＿＿
　　　　　　　　　　　　　　/: : : : : : : : : : : : : : :；　　　　　　　　　　　 　_ ､ + ' ”　　　　　 Y
　　　　　　　　　　 __ --/: : : : : : : : : : : : : : :,ィトs。__,---,t､_ ---- '　　　　　　 　　 　　 }　今度はテメエが嬲り者になる番だぜ。
　　　　　　　 γ´: : : : :>､ー―――――..´....ﾉ: : : : : :¨ `V　　　　　　　　　　　　ノ.　 　 ；
　　　　　　　　ゝ､: : : : : : :`ー――――― ': : : : : : : : : :ノ　　　　　　　　　 _.--ｲ　 　 　 }
　　　　　　　　　　`ー-+､_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:, ---´{　　　　 ,ｨ　 _､-+ '　　　i　　　　ｲ
　　　　　　　　　　　　「ハi　',////j¨{////ﾉ　} ム　Y' 。 ',　　 ノ　Tﾍ　　　　　　 >　　　 ；
　　　　　　　　　　　 ；　　',　＞－',　`,ー〈　,ィ {リ＿_ `。 ＼　　　 }　h　　　　　　.；　 　 i
　　　　　　　　　　　 ；＼　'.,　「　λ―｡s≦⌒'；-r-----―-`s、　；.ﾉ ﾄs、　　　　|.　 　 |
　　　　　　　　　　　 i　　＼ >イリ　}｡s≦============--+s。二__, ；　.ヽ、___　{`ー-´；
.　　　　　　　　　　　；　　 /_､+ ´ } ；｡s≦二＿}__}＿____　　　　　　　　　　 }:Y......`ゝ____,ハ
　　　　 　 　 　 　　/　 ／_、+-- _ノ｡s≦＿＿}__}___　　　　　　　　　　　 　j::；....r---ゝ、. ヽ、
　　　　　　　　　　/　 ｲ__　, +-二二」―- ､......../　　　　　　　　　　　　　 /::/Y...}:.:.:.:.:.:.:ヽ　 }`,
　　　　　　　　　,ｲ /　{_へ Y r-ｨ ´　｀ヽ､　`"r--, __　　　　　　　　　　 /::/ /...；:.:.:.:.:.:.:.:.Y　iコ
　　　　　 　 　 / ./　　ゞメﾉル　i　　　　　｀ヽ ､￣--"　　　　　　 　 　ノ::/ /..../:.:.:.:.:.:.:.:.:.:}　；ｺ
.　 　 　　　　 / , '　　　　　/＿_」　　　　　　　　` ー----、＿＿__､+'::／ /..../:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:トt/ﾇ
.　　　　 　　Y /　　　　 ,イ　　　　　　　　　　　　　　　　　 |::::::::::::,ィ' ´　 /..../:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.://///
　　　　　　　} `,　　　 ,/ ﾉ　　　　　　　　　　　　　　　　　　V「¨¨}...}　　./.../:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./////
　　　　　　　ゝ{　　　/イ　 　 　 　　 　 　　 　　　　　　　　ハ；　 i...i.　 ,'....；:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.://///
　　　　　　　　 `ー-'´　 　 　 　 　 　　 　　 　　 　　 　　 i|　ト､ ；..；　；.../:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.://///
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　 　　 　　 　　 　 l|　|...} {...{　.i.../:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.://///
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　 　　　 　 　　　 　 l|　|...i_i...； ；..；:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./////
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　 　　　 　 　　　 　 l|　|..........|　|...i:.:.:.:.:.:.:.:.:.://///
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　 　　　 　 　　　 　 l|　|..........レ....；:.:.:.:.:.:.:.:.///ﾉﾉ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　 　　　 　 　　　 　 l|　|..........|....／:.:.:.:.:.:.:./ﾉﾉﾉノ|



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ､ii川川川川川川ii,,
　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　 ､ixixixixixixixixixixixixi/
.　　　 　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 Vx!xixixixixixixixixix/
　　　 　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　　Vxt-ｧ-t─､─t.‐l!
　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|::ﾉ, --､　 , -u‘,::!
.　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　　rlj　f~o`　' z=ﾐ. ﾚ'7　　　お、おれを殺しても死者は蘇らねえぞっ
　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ',ﾊ　￣　(､　　　|ﾂ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　~!　ヽ二二ﾌ　,l
.　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 .,l＼. `ー '' .,ｲ|~V
.　　 　 　 　　　　　　　　 　 　 　 　 　　　/.l!　＞ ~.＜　 :}. V__
　 　 　 　 　　 　 　 　 　 　 　 　 　　_,,｡s'　l　ヽ　　　 /　!　 !　 ￣ ~~ ～ ､､
　　　　　　　　　　　　 　 　 　 .,,｡s≦ 　 　 ‘,､＿__　, -- l　 l　　　　　　　　　` ～
　　　　　　　　　　　　　 ,,＞''´　　　　 　 l:　‘,　 　 　 　 .!　.l
　 　 　 　 　 　 　 　 .／　　　　　　　　　 l:　 ‘,　　 　 　 l　 l
. 　 　 　 　 　 　 　 /　　　　　　　　 　 　 l　　‘, 　 　 　 l　 l
.　　　　　　　　　　/　　 ヽ　　　　　　　　 ヽ.　 ‘,　　 　 .l　 l　　＿＿＿
.　　　　 　 　 　　/　　　 ‘,　　　　　　 　 　 ヽ　‘,　　　 l　 l　　|彡r‐tミ|

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　, -==========-
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/ : : : : : : : : : : : : : :｀ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,': : : : : : : : : : : : : : : : : :',
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　；: : : : : : : : : : : : : : : : : : ；
　　　　　　　　　　 ＞ﾆﾆﾆr-ｺｺｺィ二ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ二二二_-- 、_
　　　　　　_､ + '”_､+'”二つ7ｺｺｺゝ_＿￣￣￣￣￣￣ ――― --- ニ―---、
.　　　 　／, ィイ'_---r―イ{､」_」」＼＿二二二二二二_― -_==_-_―-- `＼―`　　　　・・・・・・？
　　　　,{　/,ィ ´　　　 ',　　Yrt-､´:::::::::::へ{ﾄγ⌒ヽ_＿γ￣ヽ―---`rt￣￣￣::`+。
　　　 ；::::＞､_＞''V＜二二り_____)―--}`, }`{////},―､{////}´¨　 ｲへ}-ﾆ----'''"　　何言ってんだ？
　　　 ；:::::::::::::::::::::；　　　　　　　　 ,ィ´{ `tﾘ　`ー ´ｲ　　` ー ´　　ノ リ/´ノ＞¨ `。
　　　ゝ:::::::::::::::::::::；　　　　　　　ノイ　　　|vト 、　 {､ー ,　　　　／　}ノ./　　　√ `。　　死者が生き返らないからお前を殺すんだぜ？
　　　 ；“'+----ィ　　　　　　.／　 |　　　 | ',、　　　 ＿　　　　　　ノ.....；　　　.；　　　'。
.　　　；　　　　　；　　　　　 /　　　i　　　 i　|.＼　 '-==-`　　　／ｨ.......j　　　 ；　　　　ヽ　お前を殺さなけれりゃ，死人が蘇るってなら、
　　　；　　 　 　 ；　　　　 /　　　　l　　　 l　',......＼` ー ´ 　,イ　/.......ｲ　　　；　　　　　 '。
　　 ；　　 　 　　；　　　 ,ｨ,　　　　 .|　　　 |　',......', ＞ー＜,　, ィ/....../；　　　；　　　　　　 ',　　俺だって殺さねえさ。
.　　；　　　　　　.； , ィ ´　　　　　　|　　　.|. 　',......',　` V/　　 /....../ .；　　　； 　 　 　 　　；
　　； 　 　　 　 　Y　　　　　　　　 入　{　.|　　 ',......'。　 i　　./....../　 ；　_　 ；ト、　　 　 　 ﾄ､
.　 ；　　　　　　　 ；　　　　　　 ,ィ´　h i　 i　　　 '.,......'。 l　,/......./　　 ',　Y ；　 `　　　　　 l `。
　 ；　　　　　　　　',　　　　_ - ゜　　人 ； ；　　　　 ',......＼/......../　　　 ﾟ｡ ', .t　　　　　　　　　 ',
　 {　　　　　　　　 .；　　 　,ィ　_ +"　　＞<　　　　　ﾟ 、_/＿ /　　　　　 >t__>、　　　　　　　　 ',
　 '。　　　　　　　　j　　 ,ｨ _ +　　　　　　{＼　　　　　r----t　　　　- ¨　 _ -.入　　　　　　　　 '
　　'。　　　　　　　　　／¨　　　　　　　　`。　　　　　 L＿__」　　　　　, -¨　　/ Y
　 　 。　　　　　　, ィ　　　　　　　　　　　 { ト　　　　　「￣￣i　　　　　　　 ／　 }ト、
　　　 ＞-----＜　　　　　　　　　　　　　>、.　　　 　└―.┘　　　 　 　 /　　 ハ. ヽ　　 ,ィ¨
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　t､ヽ、　　　　　　　　　　　　　　　　 /　 '。 `.／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/ `s､`ー-- 、_　　　　　　　　　　　　　 /　/






　　　　　　　 　 　 　-―-
　　　　　　　 　 ／ 　　　　 ＼
　　　　 　 　 ／　（●）　（●）
　　　　　　　|　 　　ﾄｪｪｪｪｪｲ　　 |　　　そんで、ボンゲ、こいつをどうするつもりだ？
　　　　　　　＼ 　 　∩ﾉつ 　 ／
　　　　　.　　／　　 γ　ノ　 ＼　　　　　地獄にそのまま突き落とすか？
　　　　　　　{　ヽ＿/　 } 　 _　 }
　　　　　　　 ヽ＿＿／､￣　 /
　　　　　　　　ヽ　　　 　 ￣ 「
　　　　　　 　　 |　　　|　　　|
　　　　　　　 　 |　　　|　　　|
　　　　　　　　（＿＿ハ＿＿）

　　　　　　　　　　　　　　　　 _＿__､ + ' ”¨`,
　　　　　　　　　　, ----- ' ¨: : : : : : : : : : : :ﾟ｡
　　　　　　　　 ／: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :',
　　　　　　　　{: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :',
　　　　　　　　i: : : : : : : : : : : : : : : : : :_､+'”￣￣゛,
　　　　　　　　 Y: : : : : : : : :_ ､..+.'.”.¨.........................',=---ﾆﾆﾆﾆﾆ`,
　 　 　 　　 　　iー―.￣￣..................._ ---_､_+_'_”-＜:¨ : : : : ／ｨ　　それなんですがね、ちょいとナイアの旦那に相談が。
　　　 　　 　　　l........................._､ + ' ” __､+' ー_ノ, -~', ',: : : :／イ
　__＿＿＿＿__j______､ + ' ”゜:__､ +'”Y＞-¨¨　､{h　 } ；,ィ＜¨＿___
. ゝs。_: :_:_:_: : : : :_:_:_:_: __､+'//////.}　　　　　 ；　 ﾉ/ｲ　、　 `+、
　,イ´　　　 }ーr-{///>ーゝ//////ノ　　　　　 Y ,//.ヽ　　ヽ、
´　　　　, +"　　ヽヽ/}　　, - ＞-＜, ｨ - ､　 　 ﾄ-く........'.,　　 ヽ
　　 , ィ　　 ＿___,_}､Y　 /　　　〉`' ￣ｲト ､i　　 }　　',.........'。　　ﾟ｡
　 / 　 , ィ　　　　ヽ弋___メ __,/　__／/ }　/　 ,/ ',　　',.........；　　 ；
　/　./ ,ィー--。_　　　　', 弋_'_´__／ ,　./　／　 i　 j；.........；　 　 i
ノ　 //　　　　　　ヽ 　 　 ',　　￣　_ノ　/イ　　　 ／ i...........；
　　 y　　　　　_ + ´`。　　.、　　　　 ／　　　　 / 　 ；.........；
　　/　　　　／＿_,　　',　　トー---＜ ＼　　　/　　,'........./
――――ー ´_／ 　　；　j　 ＼..........＼　　 v　　 /........./
―+ー ―――、___　　..}　,　　　＼..........`+、　　　；........；　　　　 /
>ｲ　　　　　　　　　 ` ,メ /　　　　　＼..........＼　 /........./　 　 　 ,'
　　　　　　　　　　　　ｲノ　　　　　　　 ＼..........У.......ノ　　　　 ,



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　　　　　　　　　　　　　　　　 ∥　　 　 |　 | }　　ん、なんだ？
　　　　　　　　　　　　　　　　∥ lVVVｌ｜　リ
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　　　　　　 ；: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :',
　　　　　　,': : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ',　　　こいつがこれまで食ってきた生贄の体験を味わってもらおうかと。
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　　 r～ヽ　　　　　　 　 / 　 　 ト､y彡'´ ＞'´　__　＼ 　´ 　 ｀!　{　　　　}
　　ﾉ　　　）　　　　　　　　　　　| 　　　／ 　　〃ヾ)　》　　　　　　} 　な　!
　 f　　　 i　　　　　　　　　　　ノ　　　∧　　　ヽ__＿/　　　 　　　{ 　ん　:}
　 |　だ　{　　　　　　 　 　 ／　　　　 　 〉三三二￣　　 {　　　　ﾉ 　：　 j
　 !　と　 ヽ　　　　 　 _..＜　　　　　　〃￣　　　 　 　 　 }　　　｛ 　　 　/ :/
　{　？　 ノ 　　_,, -＜　　　　　　　　　　　　　　　　　　　!!　 　　)へ_,. ┘/
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　 　 　 　 　 　 　 　 　 Vi:i:i:i:i:i:i:i＞'~::{⌒⌒~"''～ミi:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i∠__
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　　　　　　　　　　　　　　r'‐-ﾐ::::/　　 　 ''"~ rｯヽ｀`　ﾉ ''"⌒7
　　　　　　　　　　　　　　{ { ヽⅥ　　　　　≧=‐　　　 { ､rｯ >'
　　　　　　　　　　　　　　{ { く　'i,　　　　　 　 　 　 　 ‘，¨´ l
　　　　　　　　　　　　　　乂ヽ ', {　　し　　 　 　 　 ､　/　　 l
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 /｀¨，　　　　　　　　　　　　　　/　　か、金なら全財産渡すっ
　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 /|　 ∧　 　 　 　 ∠⌒　ｺ　　 /
　　　　　　　　　　　　 　 /｜ 　 / ,　　　　　　~"''　　　, ′　　生贄が欲しいならかき集めるっ
　　　　　　　 　 　 　 　 /　|　　　　 ＼　　　　　　 　 ,
　　 　 　 　 　 　 　 　 /　 | 　 　 　 　 ＼　　　　　 /　　　　　だからそいつだけは勘弁してくれっ
　　　　_　　-=ﾆ⌒`'＜　　|　　　　　　 　 ＞　..,,_／|
_　-=　　　　⌒＼　　　＼　　　　　　　　　　　　　　|

　　　　　　　　　　　＿＿＿_
　　　　　　　　　 ／　　 　 　＼
　　　　　　　　／　 　　　　　　 ＼
　　　　　　 ／ 　　(●）　（●）　　＼　　　中々面白そうだな。
　　　　　　 |　　 （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ）　 　|
　　　　　　 ＼　　＼ェｪｪｪェ／ 　 ／
　　　　　　／´￣　　 　　　 　 　ｨヽ
　　　 　 〈 　 ￣ 　‐- 、　 　　　　　i
　　　　 　｀ｰ,‐ -、_ 　 ヽ 　 　 　 |　l
　　　　　　 / 　　ヽ.て　 〉　　 　 .|　l
　　　　　　 l　　　 | ､彡ｲ　 　ヽ_⊥-‐　､
　　　　　　 l　 　 _,l　　　 　 ￣／　　　　 ｌ
　　　　　 γ　 　　ﾄ､＿　　／￣ `l_-‐　´
　　　　　 （＿＿＿〉 　 ￣ヽ --‐'



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　-｡s≦=ﾆﾆ_`―+s、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　_.-=====-`｡s≦⌒≧s｡｡。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/: : : : : : : : : : :ヽ⌒≧s｡｡。､＞、
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　　i: : : : : : : : : : : : :i二≧s｡⌒≧s｡＞、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 rt､_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:ィ、　　　⌒≧s｡＼＞。
　　　　　　　　　　　　　　　　 _＿____t....................................}＿＿　　　 _＼/ム＞s,
　　　　　　　　　　　　 　t_´￣: : : : : : `ー―――― ':´: : : : : ￣`, { {； `*i'´ h、
　　　　　　　　　　　　　　 `ー――-y―r--t―y―t―r-―― ´　 i　|.　 }　 {iト,　　　そうでやしょう？
　　　　　　　　　　　　　　　　　　γt }`¨{///}.={////}¨ｲ~i　　　　　l　 >-く　 ； ；
　　　　　　　　　　　　　　　　　　,へV　 `ーイ　トー ´　ij ；.　　 　　t　　 |. ＼リ゜　　　それじゃあ、パク、覚悟は良いか？
　　　　　　　　　　　　　　　　_／_....`.+、 く､_`-'___.,〉　メィ　　　　　　',＿_j　　 」
　　　　　　　　　　　　　 , ィ´　¨　｀ ヽ､＼ ヽ:.:.:.:ﾘ　 ／　　　　　　　 人....`+s､/
　　　　　　　　　　　　 /　　, ｨ ￣ `+､　ヽ＼`-' .／　　　　　　　　 /　　`+、ﾊ
　　　　　　　　　　　 / ,　 /　　　　　　＼ `､..>＜　　　　　　　　　/`s。___,//j」
　　　　 　 　 　　 　；　i　；　　　　　　　　`｡ ',...',　　　　　　　　 ,ノ--｡........{_っ
　　　　　　　　　　 i i　l　{　　　　　　　　　　ﾄﾟ｡..ﾟ｡　　　　　　／　　　 ＼ノ
　　　　　　　　　, イ l　'｡ '。　　　　　　　　　i ＼､i 　　　　／　　　　　 /
　　　　　　　　,ｲ　i　 ',　ﾟ.。+、　　　　　　　人　　+、　.／　　　　　　 /
　　　　　　　,/　　.l　　＼　`+＞ 、＿_　イ　　`　　 V´　　　　　　　./
　　　　　 ,ィ　　　 .|　　　 ＞+_____ﾑ、　　　　　　　　；　　　　　　　./
　　　　 ./　　　　　i　　　　　　　　　ノ`+、　　　　　　　　　　　　 ./
　　　　/　　　　　　',　　　　　＞+´　　　/` +、　　　　　　　　　./
　　　./　　　　　　,入　　　　　　　 　　./　　　/へ、　　　　　 ノ
　　,ｲ　　　　　　／　',　　　　　　　　 ノ　　　/　 ｲ ＞+､___.／

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ､ii川川川川川川ii,,
　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　 ､ixixixixixixixixixixixixi/
.　　　 　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 Vx!xixixixixixixixixix/
　　　 　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　　Vxt-ｧ-t─､─t.‐l!
　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|::ﾉ, --､　 , -u‘,::!
.　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　　rlj　f~o`　' z=ﾐ. ﾚ'7　　　はは・・・・・・じょ、冗談だよな？
　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ',ﾊ　￣　(､　　　|ﾂ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　~!　ヽ二二ﾌ　,l
.　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 .,l＼. `ー '' .,ｲ|~V
.　　 　 　 　　　　　　　　 　 　 　 　 　　　/.l!　＞ ~.＜　 :}. V__
　 　 　 　 　　 　 　 　 　 　 　 　 　　_,,｡s'　l　ヽ　　　 /　!　 !　 ￣ ~~ ～ ､､
　　　　　　　　　　　　 　 　 　 .,,｡s≦ 　 　 ‘,､＿__　, -- l　 l　　　　　　　　　` ～
　　　　　　　　　　　　　 ,,＞''´　　　　 　 l:　‘,　 　 　 　 .!　.l
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/ : : : : : : : : : : : : : :｀ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,': : : : : : : : : : : : : : : : : :',
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　　　　　　　　　　 ＞ﾆﾆﾆr-ｺｺｺィ二ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ二二二_-- 、_
　　　　　　_､ + '”_､+'”二つ7ｺｺｺゝ_＿￣￣￣￣￣￣ ――― --- ニ―---、　　　まあ、俺も冗談は好きだぜ。
.　　　 　／, ィイ'_---r―イ{､」_」」＼＿二二二二二二_― -_==_-_―-- `＼―`
　　　　,{　/,ィ ´　　　 ',　　Yrt-､´:::::::::::へ{ﾄγ⌒ヽ_＿γ￣ヽ―---`rt￣￣￣::`+。
　　　 ；::::＞､_＞''V＜二二り_____)―--}`, }`{////},―､{////}´¨　 ｲへ}-ﾆ----'''"
　　　 ；:::::::::::::::::::::；　　　　　　　　 ,ィ´{ `tﾘ　`ー ´ｲ　　` ー ´　　ノ リ/´ノ＞¨ `。
　　　ゝ:::::::::::::::::::::；　　　　　　　ノイ　　　|vト 、　 {､ー ,　　　　／　}ノ./　　　√ `。
　　　 ；“'+----ィ　　　　　　.／　 |　　　 | ',、　　　 ＿　　　　　　ノ.....；　　　.；　　　'。
.　　　；　　　　　；　　　　　 /　　　i　　　 i　|.＼　 '-==-`　　　／ｨ.......j　　　 ；　　　　ヽ
　　　；　　 　 　 ；　　　　 /　　　　l　　　 l　',......＼` ー ´ 　,イ　/.......ｲ　　　；　　　　　 '。
　　 ；　　 　 　　；　　　 ,ｨ,　　　　 .|　　　 |　',......', ＞ー＜,　, ィ/....../；　　　；　　　　　　 ',
.　　；　　　　　　.； , ィ ´　　　　　　|　　　.|. 　',......',　` V/　　 /....../ .；　　　； 　 　 　 　　；
　　； 　 　　 　 　Y　　　　　　　　 入　{　.|　　 ',......'。　 i　　./....../　 ；　_　 ；ト、　　 　 　 ﾄ､
.　 ；　　　　　　　 ；　　　　　　 ,ィ´　h i　 i　　　 '.,......'。 l　,/......./　　 ',　Y ；　 `　　　　　 l `。
　 ；　　　　　　　　',　　　　_ - ゜　　人 ； ；　　　　 ',......＼/......../　　　 ﾟ｡ ', .t　　　　　　　　　 ',
　 {　　　　　　　　 .；　　 　,ィ　_ +"　　＞<　　　　　ﾟ 、_/＿ /　　　　　 >t__>、　　　　　　　　 ',
　 '。　　　　　　　　j　　 ,ｨ _ +　　　　　　{＼　　　　　r----t　　　　- ¨　 _ -.入　　　　　　　　 '
　　'。　　　　　　　　　／¨　　　　　　　　`。　　　　　 L＿__」　　　　　, -¨　　/ Y
　 　 。　　　　　　, ィ　　　　　　　　　　　 { ト　　　　　「￣￣i　　　　　　　 ／　 }ト、
　　　 ＞-----＜　　　　　　　　　　　　　>、.　　　 　└―.┘　　　 　 　 /　　 ハ. ヽ　　 ,ィ¨
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　t､ヽ、　　　　　　　　　　　　　　　　 /　 '。 `.／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/ `s､`ー-- 、_　　　　　　　　　　　　　 /　/

　　　､ili|i川川川川川川川i|ili,,
　　 ヽ　　　　　　　　　　　　　 /　
　　　ヽ　　　　　　　　　 　　　/　
　　　 V-r‐ｧ─‐ｧr──t-r-/ 　
　　　 .|::」/―-､.ハ, -―ヽ|:::|　　
　　　r'y 　　⌒ 　　 ⌒ 　 Ｙ｀i　　ひひ・・・・・・なんだ、悪い冗談だぜ。
　　　{_.　 u　 　〈|､　　　　 _/　　.
　　 　 ｀i　　　､====ｧ　　./　 　　
　　　　　＼　　`ー '　 .／　　　
　　　 ／￣ ｀ 　―‐　^￣＼　　　
　　 /　　　　　　　 　 　 　 　 ,　　
　 ./　｜　　　　　　　 　 ｜　 i　　
　└r ┤　　　　　　　 　 ├ r┘






　　　　　　　　　　　　　　　　 _＿__､ + ' ”¨`,
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　　　　　　　　 ／: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :',
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　　　　　　　　i: : : : : : : : : : : : : : : : : :_､+'”￣￣゛,
　　　　　　　　 Y: : : : : : : : :_ ､..+.'.”.¨.........................',=---ﾆﾆﾆﾆﾆ`,
　 　 　 　　 　　iー―.￣￣..................._ ---_､_+_'_”-＜:¨ : : : : ／ｨ　　　それじゃあ、生贄体験に連れていこうか。
　　　 　　 　　　l........................._､ + ' ” __､+' ー_ノ, -~', ',: : : :／イ
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. ゝs。_: :_:_:_: : : : :_:_:_:_: __､+'//////.}　　　　　 ；　 ﾉ/ｲ　、　 `+、
　,イ´　　　 }ーr-{///>ーゝ//////ノ　　　　　 Y ,//.ヽ　　ヽ、
´　　　　, +"　　ヽヽ/}　　, - ＞-＜, ｨ - ､　 　 ﾄ-く........'.,　　 ヽ
　　 , ィ　　 ＿___,_}､Y　 /　　　〉`' ￣ｲト ､i　　 }　　',.........'。　　ﾟ｡
　 / 　 , ィ　　　　ヽ弋___メ __,/　__／/ }　/　 ,/ ',　　',.........；　　 ；
　/　./ ,ィー--。_　　　　', 弋_'_´__／ ,　./　／　 i　 j；.........；　 　 i
ノ　 //　　　　　　ヽ 　 　 ',　　￣　_ノ　/イ　　　 ／ i...........；
　　 y　　　　　_ + ´`。　　.、　　　　 ／　　　　 / 　 ；.........；
　　/　　　　／＿_,　　',　　トー---＜ ＼　　　/　　,'........./
――――ー ´_／ 　　；　j　 ＼..........＼　　 v　　 /........./
―+ー ―――、___　　..}　,　　　＼..........`+、　　　；........；　　　　 /
>ｲ　　　　　　　　　 ` ,メ /　　　　　＼..........＼　 /........./　 　 　 ,'
　　　　　　　　　　　　ｲノ　　　　　　　 ＼..........У.......ノ　　　　 ,

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　　 r～ヽ　　　　　　 　 / 　 　 ト､y彡'´ ＞'´　__　＼ 　´ 　 ｀!　{　　　　}
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　 !　と　 ヽ　　　　 　 _..＜　　　　　　〃￣　　　 　 　 　 }　　　｛ 　　 　/ :/
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　ヽ　　　!　 　 ∨　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 U　　　　　 　 |:/
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第三百五十六話「凌遅刑、食人、悪魔召喚士その２」投下完了。

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│打ちっぱなしのコンクリート壁に鉄格子、それからベッドと洗面所があるだけの殺風景な部屋だ。　 　 .│
│　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　....│
│いや、牢獄と呼んだほうが正しいだろう。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　......│
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||　||　||　||::|:| :〕iトミ:::::::::|:; :; :; :; ;:;: ;:;: ;:;: ;:;: ;:;: ;:;: .:; .:; .:; .:; .:; .:: .:: .:: .:: .:: .:: .:: .:: .::: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :..:..:| : : :
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||　||　||　||::|:| :|| :||”||=||:|.:; .:; .:;.:; .:; .:; .:; .:; .:; .:; .:; .:; .:: .:: .:: .:: .:: .: .: .: .: : : : :　:　:　　　　　　　　　 　 　　　　　: : : :| : : :
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||　||　||　||::|:| :|| :|| :|| :||:|.:;.:;.:;.:;.:; .:; .:; .: .: .: .: .: : : : :　:　:　:　:　:　:　:　:　:　　　　　;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;　　　.: : | : :
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||=:||=:|l＝|::|:| :|| :|| :||_,||:|;:;: ;:;: ;:;: ;:;: ;: ;: :: :: :: :::‐┼ｰ┼ｰ┼ｰ┼ｰ┼ｰ┼ｰ┼ｰ┼ｰ┼ｰ┼ｒ─‐┴┴──=ﾐ.┼ｰ┼ｰ
||　||　||　||::|:| :||_,||=||¨||:|:;:;:; :; :; :; :; : : : : : :-: ::‐┼ｰ┼ｰ┼ｰ┼ｰ┼ｰ┼ｰ┼ｰ┼ｰ┼ｰ┼|￣|￣￣￣￣￣|ﾞ┼ｰ┼ｰ
||　||　||_,,||::|:|=||¨|| :|| :||:|ｰ┼:; :;::;ｰ┼ｰ┼ｰ┼ｰ┼ｰ┼ｰ┼ｰ┼ｰ┼ｰ┼ｰ┼ｰ┼ｰ┼ｰ┼`¨¨~丁¨二¨¨¨´ｰ┼ｰ┼ｰ
||_,,||=:||'´||::|:| :|| :||_,||=||:|ｰ┼ｰ┼ｰ┼ｰ┼ｰ┼ｰ┼ｰ┼ｰ┼ｰ┼ｰ┼ｰ┼ｰ┼ｰ┼ｰ┼‐: : :::::::::;:└‐┘::: :. ..ｰ┼ｰ┼‐-
||'´||　||　||::|:|_,||=||¨|| :||:|ｰ┼ｰ┼ｰ┼ｰ┼ｰ┼ｰ┼ｰ┼ｰ┼ｰ┼ｰ┼ｰ┼ｰ┼ｰ┼ｰ┼ｰ┼: : : ::::┼ : : :ｰ┼ｰ┼ｰ┼‐-
||　||　||　||::|:|´|| :|| :|| :||:|ｰ┴ｰ┴ｰ┴ｰ┴ｰ┴ｰ┴ｰ┴ｰ┴ｰ┴ｰ┴ｰ┴ｰ┴ｰ┴ｰ┴ｰ┴ｰ┴ｰ┴ｰ┴‐┴ｰ┴ｰ┴=ﾆ
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'　:　:　:　:.　.　.　　_ _ _ ／／_‐_ｧﾟ　 /::::::.:.:.:.:.:./:::.:.:.:.:.::::::/.:.}i.:.:.:.:.:}ハ　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　　 :　:　＼
:　:　:　:　:.　.__‐_‐_‐_／／=_=ｧﾟ　　/::::::/.:.:.:.:/::::::::::.:.:.:.:.:{.:.:.:}i::::::::::}:::ﾊ　　　　　　　　　　　　　　.　.　.　.　.　:　:　:　:＼

┌─────────────────────────┐
│牢獄内には、少女の姿があった。１６、７ほどの娘だ。　　　　│
└─────────────────────────┘


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.　　　　　　 ,.:::´::／.__:::::::＼
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..　　　／:::::::::/　　　　　 _ヾ:::}／´:::::::::::::::::::::::: ｀　、
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　　　　　 　 　 ′:::::::::: : /＼::::: : |＼::::::::::::::::::::::::::::::::: ､::::::::::::: ＼
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　　　　　　　ゝ、:::::::::::::::≫==彡 ｀` 　≫===彡::::::| r }::∧ ､l|ｰｰ-｀、　・・・・・・
　　　　　　　 ,ｲヽ:::::,:::::::::}　　 　　　　　　　　 /:::::::| ノ:://,∨＼
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.　　　　　　　 　 ヽ,ハ/::: : ゝ、　 -　 -　　ノ::::::::/::|'{'//,＼/////
　　　　　　　 　 　 　 |:::::::::|/、＞ 　　　イ'/::::,ノ::::::::ヽヽ///＼／
　　　　　　　　　　　 ∧:::: :|//ゝ:::,ｲ｀~´／::::／.|`ヽ､:::ﾐ、＼／
.　　　　　 　 　 　 ノ: : ヽ /ﾆ'|／ 人　/／´ 　 {/i:i:i:i:ｉ｀`＼__
　　　　　　　　,　':.:r‐´´|`i:i:i:ｉ:／　　 '´　 　.／i:i:i:i:i:i:i:i:i:ｉ:ｉ/ｉ:ｉ` ､_
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　 　 　 　 　 { ／/ ﾄ,i:i:i:iヽ,|ｉ:ｉ_／´￣￣￣i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ｉ／　　 　 　 }
.　　　 　 　 , '　 { : : ＼i:i:i:i|''´i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ｉi:i:i:i:ｉ:ｉ, ' ´　　 　 　　 八、
　　　　　　 '　　 ヽ、 : : ＼j／ ￣ ￣￣￣ 7￣ 　{　 　　　 　 　 /:::::::＼
.　　　　　 '　　 　 　＼.:_:_:.}: : : : : : : : : : : /　　　 ゝ　　　　　 　,{:::::::::::::::
　　　　　 {　　　　　　 | ｀''￣ /'''''''''''''￣´′　　 　l　　　 　 　 八::::::::::::::
　 　 　 　 ヽ　　　 　 ,ﾉゝ,___〈､　　　　　　　　　 　,l　　　　　　 |　'､:::::::::::

　　　　　　　　　　　　　　　　 　 /　　　　　　　　　　　 ≦,´
　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 /　　 _ -―――― - _　 ｲ
　　　　　　　　　　　　　　　 　 ｛　 ,'゛///////////// {,　{
　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 イ　|_'///////////////,〉{、　　　　今夜の生贄はお前にする。
　　　　　　　　　　　　　　 　 　 }　],'//////////////,',(ハ`'…--､、
　　　　　　　　　　　　　 　 　 ,,ﾉ　|'//////////////,'|r ｝　　 　　　∨
　　　　　　　　　　　　　　 　 ｛　　 ∨'////////////,,}''′　　 　　　＼
　　　　　　　　　　　　 　 　 ,人　　 ∨//////////,,{　　 　 　 ／⌒''⌒`'
　　　　　　　　　　　　　 ／ 　 ＼　　ヽ,,'///////,'/　　　　 ,'′
　　　　　　　　　　　 ,,イ　　　　　＼　 〈 ''＾~゛゛~＾ j′　　 ／　 　 　 , ‐‐､,
　 　 　 　 　 　 　 ／　　　　　　 　 ∨.　　　　 　 　 　 　 ,ﾉ　　　　／　　　｀
　　　　　 　　　 ／　　　　　　　　 　 ∨　　　 　　 　 '''"´　/¨ﾆ二- ― ､
　　　　 　 　 ／　　　　　　　　　 ，　‘ .{-{l}-}　　　　　　　{　|;;;;;;;;;;;;;; ; ,,,_＼
　　　　　　,∠/'^厂＾'''ｘ、,,,,,,,,_ 　 }|　 | ゝ.}l{ﾉ　 　 　 　 　 |　|;;;;;;;;; ／ _,,,`ﾐ
　　　　r'/　 /　/　 ,,-'､ ＼;;;;;;;＼ ∨ |＼　　　　　 　 　 　 ∨;;;;;;;;;;;`''''《《
　　　 ｛ {　 《{　{ 　｛;;; ; ｀''へx＼＼|　l|　 ＼　 　 　 　 　 　 {;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;{_ﾉ
　　　　｀ﾍ__｝ Ⅵ__,ﾉ;;;;;;;;;;;;;; ; ｀ヽ) }}　 |　　　`　　　　　　　　｀;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;

┌─────────────────────────────┐
│と、フードを目深に被った男が娘に告げた。　　　　　　　　　　　　　　　　│
│　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 .│
│それからおもむろにフードを脱ぐと、娘に自分の素顔を明かす。　　 　 │
└─────────────────────────────┘


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ､ii川川川川川川ii,,
　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　 ､ixixixixixixixixixixixixi/
.　　　 　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 Vx!xixixixixixixixixix/
　　　 　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　　Vxt-ｧ-t─､─t.‐l!
　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|::ﾉ, --､　 , --‘,::!
.　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　　rlj　f~o`　' z=ﾐ. ﾚ'7　　　最後だから俺の顔を拝ませてやろう。
　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ',ﾊ　￣　(､　　　|ﾂ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　~!　ヽ二二ﾌ　,l
.　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 .,l＼. `ー '' .,ｲ|~V
.　　 　 　 　　　　　　　　 　 　 　 　 　　　/.l!　＞ ~.＜　 :}. V__
　 　 　 　 　　 　 　 　 　 　 　 　 　　_,,｡s'　l　ヽ　　　 /　!　 !　 ￣ ~~ ～ ､､
　　　　　　　　　　　　 　 　 　 .,,｡s≦ 　 　 ‘,､＿__　, -- l　 l　　　　　　　　　` ～
　　　　　　　　　　　　　 ,,＞''´　　　　 　 l:　‘,　 　 　 　 .!　.l
　 　 　 　 　 　 　 　 .／　　　　　　　　　 l:　 ‘,　　 　 　 l　 l
. 　 　 　 　 　 　 　 /　　　　　　　　 　 　 l　　‘, 　 　 　 l　 l
.　　　　　　　　　　/　　 ヽ　　　　　　　　 ヽ.　 ‘,　　 　 .l　 l　　＿＿＿
.　　　　 　 　 　　/　　　 ‘,　　　　　　 　 　 ヽ　‘,　　　 l　 l　　|彡r‐tミ|

　　　､ili|i川川川川川川川i|ili,,
　　 ヽ　　　　　　　　　　　　　 /　
　　　ヽ　　　　　　　　　 　　　/　
　　　 V-r‐ｧ─‐ｧr──t-r-/ 　
　　　 .|::」/―-､.ハ, -―ヽ|:::|　　
　　　r'y 　　⌒ 　　 ⌒ 　 Ｙ｀i　　俺はパク・スンイル、お前の腹の子の父親だ。
　　　{_.　 　　 　〈|､　　　　 _/　　.
　　 　 ｀i　　　､====ｧ　　./　 　　　もっとも、腹に身ごもった子供は、今夜、俺がお前と一緒に食うがな。
　　　　　＼　　`ー '　 .／　　　
　　　 ／￣ ｀ 　―‐　^￣＼　　　
　　 /　　　　　　　 　 　 　 　 ,　　
　 ./　｜　　　　　　　 　 ｜　 i　　
　└r ┤　　　　　　　 　 ├ r┘




　　　　　　　　　_,. ‐― ､
.　　　　　　 ,.:::´::／.__:::::::＼
.　　　 　 ／: : , '　　　 ヽ:::::::',　　_...--―--､_
..　　　／:::::::::/　　　　　 _ヾ:::}／´:::::::::::::::::::::::: ｀　、
　 　 / ､:::::::/ 　　　　／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: : ＼
.　　/ / ＼.|　　　　/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ＼
　　′　　 ` 　　　/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: : ､::::::::::: ＼
　　　　　　 　 　 /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: : ∨::::::::::::＼
.　　 　 　 　 　 /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ' ,:::::::::: : ＼
　　　　　 　 　 ′:::::::::: : /＼::::: : |＼::::::::::::::::::::::::::::::::: ､::::::::::::: ＼
.　　　　 　 　 '::::::::::::::::::::/ 　 ',::::: | ι＼::::::::,,::::::､:::::::::}、:::::::::::: : ヽ、
　　　　　 　 ,':::::::::::::::::::./___,ﾉ {::::::{ 　 ゝ,______＼::::{:::、:|:::::::::::: : {`` `
　　　　　 　 {:::::::::::::::::_y芥灯ミゝ;::、 ｨf灯芥ミx,::::|^ゝ、::::::::::: : ヽ　　　　・・・・・・あんたなんか地獄に落ちればいい。
　　　　　　　ゝ、::::::::::::::::cう;;ｿ　 ｀` 　 乂;;とぅ }:::::| r }::∧ ､l|ｰｰ-｀、
　　　　　　　 ,ｲヽ:::::,:::::::::}ι　::::::::::::::::::　　 υ/:::: | ノ:://,∨＼
　　　 　 　 　 　 {:::::}:: }: : ' ,　　｀　　　　　 uィｲ:::::::{:::/＼'////,｀ヽ
.　　　　　　　 　 ヽ,ハ/::: : ゝ、 　 _　 -ｭ　 ノ:::::::::/::|'{'//,＼/////
　　　　　　　 　 　 　 |:::::::::|/、＞ ｀　　 イ'/::::,ノ::::::::ヽヽ///＼／
　　　　　　　　　　　 ∧:::: :|//ゝ:::,ｲ｀~´／::::／.|`ヽ､:::ﾐ、＼／
.　　　　　 　 　 　 ノ: : ヽ /ﾆ'|／ 人　/／´ 　 {/i:i:i:i:ｉ｀`＼__
　　　　　　　　,　':.:r‐´´|`i:i:i:ｉ:／　　 '´　 　.／i:i:i:i:i:i:i:i:i:ｉ:ｉ/ｉ:ｉ` ､_
.　　　　 　 　 ￣フ|i:i:i:i:i|i:i:i:ｉ:/ 　　 　 　 ／i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ｉ:ｉ／i:i:i:ｉ:ｉ:イ
.　　　　　　 　 /　 |i:i:i:i:i|i:i:ｉ:/＿ 　 　 ／i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ｉ:ｉ／i:i:i:i:i:i／　ヽ
　　　　　　　 ,　 } .|i:i:i:i:i|ｉ:ｉ:|i:i:i:ｉ:ｉ:7／i:i:i:ｉ:ｉ:＿___-‐ ´i:i:i:i:ｉ:ｉ／　　　 、
　 　 　 　 　 { ／/ ﾄ,i:i:i:iヽ,|ｉ:ｉ_／´￣￣￣i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ｉ／　　 　 　 }
.　　　 　 　 , '　 { : : ＼i:i:i:i|''´i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ｉi:i:i:i:ｉ:ｉ, ' ´　　 　 　　 八、
　　　　　　 '　　 ヽ、 : : ＼j／ ￣ ￣￣￣ 7￣ 　{　 　　　 　 　 /:::::::＼
.　　　　　 '　　 　 　＼.:_:_:.}: : : : : : : : : : : /　　　 ゝ　　　　　 　,{:::::::::::::::
　　　　　 {　　　　　　 | ｀''￣ /'''''''''''''￣´′　　 　l　　　 　 　 八::::::::::::::
　 　 　 　 ヽ　　　 　 ,ﾉゝ,___〈､　　　　　　　　　 　,l　　　　　　 |　'､:::::::::::

　　　､ili|i川川川川川川川i|ili,,
　　 ヽ　　　　　　　　　　　　　 /　／￣￣￣＼
　　　ヽ　　　　　　　　　 　　　/　 |　 チ　 い　|
　　　 V-r‐ｧ─‐ｧr──t-r-/ 　 | 　 ョ 　き　.|
　　　 .|::」/―-､.ハ, -―ヽ|:::|　　 |.　 ッ 　な　.|
　　　r'y 　　⌒ 　　 ⌒ 　 Ｙ｀i　　|　 パ　 り　.|
　　　{_.　 　　 　〈|､　　　　 _/　　.|　 リ　 .差　|
　　 　 ｀i　　　､====ｧ　　./　 　　|　 ら　 別　.|
　　　　　＼　　`ー '　 .／　　　＜.　 し.　 か　|
　　　 ／￣ ｀ 　―‐　^￣＼　　　|　 い　 よ　|
　　 /　　　　　　　 　 　 　 　 ,　　|　 な　 ？ /
　 ./　｜　　　　　　　 　 ｜　 i　　＼＿＿_／
　└r ┤　　　　　　　 　 ├ r┘







　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ､ii川川川川川川ii,,
　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　 ､ixixixixixixixixixixixixi/
.　　　 　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 Vx!xixixixixixixixixix/
　　　 　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　　Vxt-ｧ-t─､─t.‐l!
　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|::ﾉ, --､　 , --‘,::!
.　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　　rlj　f~o`　' z=ﾐ. ﾚ'7
　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ',ﾊ　￣　(､　　　|ﾂ　　　お前の恐怖、苦痛、絶望、負の感情が、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　~!　ヽ二二ﾌ　,l
.　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 .,l＼. `ー '' .,ｲ|~V 　　　この俺に若さと呪力を与えてくれるのさ。
.　　 　 　 　　　　　　　　 　 　 　 　 　　　/.l!　＞ ~.＜　 :}. V__
　 　 　 　 　　 　 　 　 　 　 　 　 　　_,,｡s'　l　ヽ　　　 /　!　 !　 ￣ ~~ ～ ､､　　だからもっと恐れおののいてくれよ。
　　　　　　　　　　　　 　 　 　 .,,｡s≦ 　 　 ‘,､＿__　, -- l　 l　　　　　　　　　` ～
　　　　　　　　　　　　　 ,,＞''´　　　　 　 l:　‘,　 　 　 　 .!　.l
　 　 　 　 　 　 　 　 .／　　　　　　　　　 l:　 ‘,　　 　 　 l　 l
. 　 　 　 　 　 　 　 /　　　　　　　　 　 　 l　　‘, 　 　 　 l　 l
.　　　　　　　　　　/　　 ヽ　　　　　　　　 ヽ.　 ‘,　　 　 .l　 l　　＿＿＿
.　　　　 　 　 　　/　　　 ‘,　　　　　　 　 　 ヽ　‘,　　　 l　 l　　|彡r‐tミ|

┌────────────────────────────────┐
│薄暗い牢内には、饐えた血肉の腐臭が微かに漂っている。　　　　　　　　　 　 │
│　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　..│
│それはこれまで、パクの生贄として犠牲になってきた人々の残り香だ。　　　　.│
└────────────────────────────────┘

||　||　||　〕iトミ:::｀'┴ ._||:|;:;:;:;:;:;:;:;:;:;: ;:;: ;:;: ;:;: ;:;: ;:;: ;:;: ;:;:.:; .:; .:; .:: .:: .:: .:: .:: .:: .:: .:: .:: .: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : |: :
||　||　||　||::|:| :〕iトミ:::::::::|:; :; :; :; ;:;: ;:;: ;:;: ;:;: ;:;: ;:;: .:; .:; .:; .:; .:; .:: .:: .:: .:: .:: .:: .:: .:: .::: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :..:..:| : : :
||｀'||=:||.._||::|:|,_|| :|| :||｀||:|.:; .:; .:; ;:;: ;:;: ;:;: ;:;: ;:;: .:; .:; .:; .:; .:; .:; .:; .:; .:: .:: .:: .:: : : : : :　:　:　:　:　:　:　　　　 　 　:　: : : ::| : : :
||　||　||｀'||::|:|¨||=||,_|| :||:|.:; .:; .:; .:; .:; ;:;: ;:;: ;:;: ;:;: .:; .:; .:; .:; .:; .:: .:: .:: .:: .: .: : : : : : :　:　　:　:　　　　　　 　 　　　: : : : | : : :
||　||　||　||::|:| :|| :||”||=||:|.:; .:; .:;.:; .:; .:; .:; .:; .:; .:; .:; .:; .:: .:: .:: .:: .:: .: .: .: .: : : : :　:　:　　　　　　　　　 　 　　　　　: : : :| : : :
||　||　||　||::|:|_,|| :|| :|| :||:|.:; .:; :;:;:; .:; .:; .:; .:; .:; .:; .:: .:: .:: .:: : : : :　:　:　:　:　:　:　:　:　　　　　　　　　　 []卩|￣|　　: :｜: :
||”:||¨:|l冖|::|:|”||¨||“|冖|:|.:; .:; :;:;: .:; .:; .:; .:; .: .: .: .: : : : : : :　:　:　:　:　:　:　:　:　:　　　|二二二二二二二二二二| : :| : :
||　||　||　||::|:| :|| :|| :|| :||:|.:;.:;.:;.:;.:; .:; .:; .: .: .: .: .: : : : :　:　:　:　:　:　:　:　:　:　　　　　;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;　　　.: : | : :
||　||　||　||::|:|=||=||=||=||:|ｰ┬ｰ┬ｰ┬ｰ┬ｰ┬ｰ┬ｰ┬ｰ┬ｰ┬ｰ┬ｰ┬ｰ┬ｰ┬ｰ┬ｰ┬ｰ┬ｰ广了:ー┬ｰ┬ｰ┼ｰ
||=:||=:|l＝|::|:| :|| :|| :||_,||:|;:;: ;:;: ;:;: ;:;: ;: ;: :: :: :: :::‐┼ｰ┼ｰ┼ｰ┼ｰ┼ｰ┼ｰ┼ｰ┼ｰ┼ｰ┼ｒ─‐┴┴──=ﾐ.┼ｰ┼ｰ
||　||　||　||::|:| :||_,||=||¨||:|:;:;:; :; :; :; :; : : : : : :-: ::‐┼ｰ┼ｰ┼ｰ┼ｰ┼ｰ┼ｰ┼ｰ┼ｰ┼ｰ┼|￣|￣￣￣￣￣|ﾞ┼ｰ┼ｰ
||　||　||_,,||::|:|=||¨|| :|| :||:|ｰ┼:; :;::;ｰ┼ｰ┼ｰ┼ｰ┼ｰ┼ｰ┼ｰ┼ｰ┼ｰ┼ｰ┼ｰ┼ｰ┼ｰ┼`¨¨~丁¨二¨¨¨´ｰ┼ｰ┼ｰ
||_,,||=:||'´||::|:| :|| :||_,||=||:|ｰ┼ｰ┼ｰ┼ｰ┼ｰ┼ｰ┼ｰ┼ｰ┼ｰ┼ｰ┼ｰ┼ｰ┼ｰ┼ｰ┼‐: : :::::::::;:└‐┘::: :. ..ｰ┼ｰ┼‐-
||'´||　||　||::|:|_,||=||¨|| :||:|ｰ┼ｰ┼ｰ┼ｰ┼ｰ┼ｰ┼ｰ┼ｰ┼ｰ┼ｰ┼ｰ┼ｰ┼ｰ┼ｰ┼ｰ┼: : : ::::┼ : : :ｰ┼ｰ┼ｰ┼‐-
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　　　　　　　　　　　`､i:`､)i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:/i:i:i:/i:i:i:i:i／
　　　　　　　　　 　 　 Vi:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:/i:i:i:/:i:i:i／
　 　 　 　 　 　 　 　 　 Vi:i:i:i:i:i:i:i＞'~::{⌒⌒~"''～ミi:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i∠__
　　　 　 　 　 　 　 　 　 ∨＞'~:::::::::::::{　　　 ／　　　｀``}´ {:|＼　ヽ
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　　　　　　　　　　　　　　r'‐-ﾐ::::/　　 　 ''"~ rｯヽ｀`　ﾉ ''"⌒7
　　　　　　　　　　　　　　{ { ヽⅥ　　　　　≧=‐　　　 { ､rｯ >'
　　　　　　　　　　　　　　{ { く　'i,　　　　　 　 　 　 　 ‘，¨´ l
　　　　　　　　　　　　　　乂ヽ ', {　　　　　 　 　 　 ､　/　　 l
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 /｀¨，　　　　　　　　　　　　　　/　　　半年前にお前を誘拐して、種を仕込んで、
　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 /|　 ∧　 　 　 　 ∠⌒　ｺ　　 /
　　　　　　　　　　　　 　 /｜ 　 / ,　　　　　　~"''　　　, ′　　　　孕むまでこっちも散々苦労したんだ。
　　　　　　　 　 　 　 　 /　|　　　　 ＼　　　　　　 　 ,
　　 　 　 　 　 　 　 　 /　 | 　 　 　 　 ＼　　　　　 /　　　　　　　　今夜はたっぷりと苦悶の悲鳴を聞かせてくれよ。
　　　　_　　-=ﾆ⌒`'＜　　|　　　　　　 　 ＞　..,,_／|
_　-=　　　　⌒＼　　　＼　　　　　　　　　　　　　　|




　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ､ii川川川川川川ii,,
　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　 ､ixixixixixixixixixixixixi/
.　　　 　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 Vx!xixixixixixixixixix/
　　　 　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　　Vxt-ｧ-t─､─t.‐l!
　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|::ﾉ, --､　 , --‘,::!　　　　ひひ、お前の顔の皮を剥いで、
.　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　　rlj　f~o`　' z=ﾐ. ﾚ'7
　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ',ﾊ　￣　(､　　　|ﾂ　　　　乳房をゆっくりと切り落としてから、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　~!　ヽ二二ﾌ　,l
.　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 .,l＼. `ー '' .,ｲ|~V 　　　お前の目の前で胎児を食ってやるよ。
.　　 　 　 　　　　　　　　 　 　 　 　 　　　/.l!　＞ ~.＜　 :}. V__
　 　 　 　 　　 　 　 　 　 　 　 　 　　_,,｡s'　l　ヽ　　　 /　!　 !　 ￣ ~~ ～ ､､
　　　　　　　　　　　　 　 　 　 .,,｡s≦ 　 　 ‘,､＿__　, -- l　 l　　　　　　　　　` ～
　　　　　　　　　　　　　 ,,＞''´　　　　 　 l:　‘,　 　 　 　 .!　.l
　 　 　 　 　 　 　 　 .／　　　　　　　　　 l:　 ‘,　　 　 　 l　 l
. 　 　 　 　 　 　 　 /　　　　　　　　 　 　 l　　‘, 　 　 　 l　 l
.　　　　　　　　　　/　　 ヽ　　　　　　　　 ヽ.　 ‘,　　 　 .l　 l　　＿＿＿
.　　　　 　 　 　　/　　　 ‘,　　　　　　 　 　 ヽ　‘,　　　 l　 l　　|彡r‐tミ|

　 　 　 　 　 　 , -‐ ､､
　 　 　 　 　 ／::／＼:ヽ
　　　　 　 ／:::/　　　}::::{_..-‐- ､
　 　　　／ヾ'''　／⌒''''::::::::::::::::::::ヽ
　　　　　　　 ／:::::::::ι::::::::::::::::::::::::: 、
　　　o 　　 , ′::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: : 、　　　 ﾟ｡
　　　　　　/:::::::::::∧::::::::::: ＼、::::::::::::::::::、
　　　　 　.|::::::::: 斗-ﾉ┼::::::::::::r-、:::::::::::: : 、　　　・・・・・・なん、なんで、我が子まで殺すの？
　　　　　 .|:: ＼::}Y´笊Ｙ､::::::::::|　}::::::::::υ:::r＼_
　　 　 　 .ﾚ:::::::〉 　 Vﾉ.|::::|:::::::|-'::::::::::::: _::::|//,ヽ、　　私はもういい、助からないって諦めたから・・・・・・
　　　 　 　| ﾊ〈　　　ι|:: ,|:::::::|:::::::::,､:::/,`::|///イ_
　　　　　　l|'′ ヽ‘::）　|/ | /∨、:::ハ////イ:::::'::,::ヽ､　　　｡ﾟ　　でも赤ん坊はあなたの子なのに・・・・・・
　　　　　 　 　 ι｀ --‐､ 从　　 ソ｀`¨ - 、＼::::::::::'::,:｀::::..、
　　　　　　　　　　　　／ }＼　 /i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:,へ､ヽ:::::＜ ヽ、:::::､
　　　　　　　　ο　 j´i:i:i:ｉ|　　 ′i:i:i:i:i:i:ｉ:／　　 ヽ:::: : ＼　＼::＼
　　　　　　　　　　/ |i:i:i:i:i| ι{i:i:i:i:i:ｉ:ｉ:／　　u.　　ヽ::::::::::＼　＼:::ヽ
　　　　　　　　 　 |　|i:i:i:i:ii　 .ii:i:i:i:i:ｉ:,ｲ　　　　　　　 ヽ:::::::::::',　　',::::}
　　　　　　　　 　 `　､i:i:i:ｉ|⌒|i:i:i:i:i/: :|　 ､　、　　　υヽ:::::::::|　　}:::i
　　　　　　　　　　 ゝ{:.＼i{i:i:ｉ|i:i:ｉ/: :u:| 　 ＼｀ヽ　　:. : : ヽ:::｜　 |:::'
　　　 　 　 　 　 　 /＼: :ヾ__ソ´: :_:ノ　　　　　 ＼　 :.:.:.:. ＼|　 .|/
　　　　　　　　　　 { :. : :＼: :_:-'´´　.:..:.:.　　.}　　 ＼　　　 　 ＼′
　　　　　　　　　　 ',　:. : :　,ハ,　　:.:.:.:.:.:.: 　ﾉ　　　 ,}―-､_　　　ヽ、
　　　　　　　　　　　ゝ、ν/ i: :j―-､　u_ ,,.　--‐'´　　　　｀ 　ν /
　　　　　　 　 　 　 <　lヽ/: :|―　　 入‐′　　　:. : :　　　 　　　/
　　　　　　　　　　　ﾄ＼ } : : |〉　 　 {i:i:i:i| 　 　 ::.:.:.:.:.:.:.:　 　 _ イ
　　　　　　　　　　　{､＼} : : {　　 　 ､i:i:ｉ{　　　　:.:.:.:. : 　 イ´i:i:ｉ＼
　　　　　　　　　　　　`l┤: : }`ｰt-‐､ ￣＼　　　　υ／ ´ｉ:ｉ＼i:i:i:ｉ＼
　　　　　　　　　 　 　 .|:::ゝ,/{: : /::: : ヽ ⌒ ゝ、___, ´( }i:i:i:i:i:ｉ:ｉ:ヽi:i:i:i:i:iヽ
　　　　　　　　　　　　'::::::::,|.:ι/:::::::::::,|ｉ:ｉ（ }i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ｉ|i:i:i:i:i:i:i:i:i:}i:i:i:i:i:i:ｉ:' ,
　　　　　　　　 　 　 '::::::::/:|: :/::: : ／/i:i:i:ｉ:ｉ:- _i:i:i:i:ｉ:ｉ:( }i:i:i:i:i:i:i:i:i:|i:i:i:i:i:i:i:ｉ:ｉ}
　　　　　　　 　 　 /::: : /:::::V:::::::/　/i:i:i:i:i( }i:i:ｉ｀ 、, 'i:i:ｉ|i:i:i:i:i:i:i:i:i:|i:i:i:i:i:i:i:i:'
　　　　　　　 　　 ﾉ:::::,/:::::ν/:::/　/i:i:i:ｉ|i:i:ｉ'i:i:ｉ ゝ、, -i:i:ｉ:li:i:i:i:i:i:i:ｉ:|i:i:i:i:i:ｉ:ｉ:'
　　　　　　　　 ／ ／ /:::::::/::::/　 .{i:i:i:i:i|i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ii:i:i:i:ｉ:ｉ:|i:i:i:i:i:i:ｉ:|i:i:i:i:i:i:ﾉ
　　　　　　　／ ´　　/:::::::::{::::,′　 ＼､_|i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:|i:i:i:i:i:ｉ:ｉ|i:i:i:i:i:i:ｉ:i _,イ
　　　　　 ／　　 　 /:::::::::/|: : |　　　 / ｀｀¨ｰ- ＿_|i:i:i:ｉ:ｉ:..-'---‐'´´ !
　　　 　 ´　　　　 /:::::::::/ .|: : |　 　 ′　　u 　　　 |￣　　　 υ　 　 '
　　　　　　　　　 /:::::::::/　 |: : { 　 /　　　　　　　 /|　　　　　　　　 ,
　　　　　　 　 　,:::::::::::,　　 |:: {　 /　 　 　 　 　 ./ .|　　　 　 　ι /
　　　　　　　 　 i:::::::::::|　 　ヽ{　/　　　　 　 　 /　 |　　　　 　 　 ,'
　　　　　　　　　{::::::::: |　　　　/ν　　　　　　 ′　|　　　　　　　,

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ､ii川川川川川川ii,,
　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　 ､ixixixixixixixixixixixixi/
.　　　 　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 Vx!xixixixixixixixixix/
　　　 　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　　Vxt-ｧ-t─､─t.‐l!
　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|::ﾉ, --､　 , --‘,::!
.　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　　rlj　f~o`　' z=ﾐ. ﾚ'7　　そんなもん、美味いからに決まってるだろ。
　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ',ﾊ　￣　(､　　　|ﾂ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　~!　ヽ二二ﾌ　,l　　　　俺は食通なんだよ。
.　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 .,l＼. `ー '' .,ｲ|~V
.　　 　 　 　　　　　　　　 　 　 　 　 　　　/.l!　＞ ~.＜　 :}. V__
　 　 　 　 　　 　 　 　 　 　 　 　 　　_,,｡s'　l　ヽ　　　 /　!　 !　 ￣ ~~ ～ ､､
　　　　　　　　　　　　 　 　 　 .,,｡s≦ 　 　 ‘,､＿__　, -- l　 l　　　　　　　　　` ～
　　　　　　　　　　　　　 ,,＞''´　　　　 　 l:　‘,　 　 　 　 .!　.l
　 　 　 　 　 　 　 　 .／　　　　　　　　　 l:　 ‘,　　 　 　 l　 l
. 　 　 　 　 　 　 　 /　　　　　　　　 　 　 l　　‘, 　 　 　 l　 l
.　　　　　　　　　　/　　 ヽ　　　　　　　　 ヽ.　 ‘,　　 　 .l　 l　　＿＿＿
.　　　　 　 　 　　/　　　 ‘,　　　　　　 　 　 ヽ　‘,　　　 l　 l　　|彡r‐tミ|







　　　､ili|i川川川川川川川i|ili,,
　　 ヽ　　　　　　　　　　　　　 /　
　　　ヽ　　　　　　　　　 　　　/　
　　　 V-r‐ｧ─‐ｧr──t-r-/ 　
　　　 .|::」/―-､.ハ, -―ヽ|:::|　　
　　　r'y 　　⌒ 　　 ⌒ 　 Ｙ｀i　　それに俺は俺以外の奴がどうなろうが、知ったこっちゃないぜ。
　　　{_.　 　　 　〈|､　　　　 _/　　.
　　 　 ｀i　　　､====ｧ　　./　 　　　そうだな、お前、易牙って料理人を知ってるか？
　　　　　＼　　`ー '　 .／　　　
　　　 ／￣ ｀ 　―‐　^￣＼　　　　斉の桓公に仕えた男で、自分の子供を料理して差しだした奴なんだがな。
　　 /　　　　　　　 　 　 　 　 ,　　
　 ./　｜　　　　　　　 　 ｜　 i　　
　└r ┤　　　　　　　 　 ├ r┘

　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ___,,
　　　　　　　　　　　　　　　 ,,.-―――‐''::::彡'´
　　　　　　　　　　　　　　 /::／'''￣ｰ--､::::＼､__
　　　 　 　 　 　 　 　 　 /::/ ,,,,..,_　　　　￣￣￣¨
.　　　　　　　 　 　 ,. '''¨¨´´::::::::::: ｀ ,
.　　　　 　 　 　 ／:::::::::::::::::::::::::::::::: : ＼
.　　　 　 　 　 ,´:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: : ',
.　 　 　 　 　 /:::::::::::::::::::::::,ｲ::::::::::: ,、:::::::::∨
.　　　 　 　 /::::::::::::::::::／- |::::::::／-∨::::::::::}
. 　 　 　 ／,,'::::::::::::::斗_笊 |::／_笊Y}:::::::::∧
　　　　''''''´:|　,::: : , イ弋ｿ / 　弋ﾂ从:::::::/ゞ、
　　　　_,,,,.,ｲ /:::／|八u 　　　,　　　j〈::::::/
　 　 〈////ﾉ/ノ::::,|:::::＼ 　　o　　,ｲ:::::::/　　　・・・・・・そんな・・・・・自分の子供を・・・・・・
. 　 　 ＼///::::::::从::_::_,ﾆ}` ｰ く´/::::::/
. 　　,／／/|:::彡＼i:i:i:i:i:i:＼ 　　从:::ｲ
　／:::::〈////´　　 ＼i:i:i:i:ｉ:ｉ:＼ 　＼i:＼
::::::::::／　 /::| 　 　 ',　` ､i:i:i:i:i:{_ ―_{i:i:i〉、
:::／　 　 /:::,|　　 　 ',　 　ゝ: : ヽｰ―ノ: : }、
.　　　　/:::/｜　　 　i　　　｀ー -ﾍ￣`|'´ 　' 、
. 　 　 /::/　 |　　　　},　 　　 　　　〉'''''ﾄ、　　.}
　　／::/　　 |　　　　| ゝ、　 　　 /: : : | ヽ 　ﾉ
..／::::/　 　　|　　 　 } 　　ー--'/: : : : :|: : ∨
::::::::/　　　　,| 　 　 |＼　　　　/: : : : :./: : /|
:::::/　　　　 / 　 　 |　 |　 　 /: : : : ／: : /　{
::/　　　 　 /　　　 | 　/ 　 /: : _,イ´: :／　　ヽ,
/　　　　　/　　 　 |　/　 ,/.イ'´　| ／ 　　　　｛





　　　　　　　　　　　`､i:`､)i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:/i:i:i:/i:i:i:i:i／
　　　　　　　　　 　 　 Vi:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:/i:i:i:/:i:i:i／
　 　 　 　 　 　 　 　 　 Vi:i:i:i:i:i:i:i＞'~::{⌒⌒~"''～ミi:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i∠__
　　　 　 　 　 　 　 　 　 ∨＞'~:::::::::::::{　　　 ／　　　｀``}´ {:|＼　ヽ
　　　　　　　　　　　 　 　 |:::::::::::::::::::／　＿　/　 ＼　 }　/　 {:|　 ＼
　　　　　　　　　　　　　　 |::::::::::::::, '　　 ⌒＾`～､、　 ﾉ　　　_]|
　　　　　　　　　　　　　　r'‐-ﾐ::::/　　 　 ''"~ rｯヽ｀`　ﾉ ''"⌒7
　　　　　　　　　　　　　　{ { ヽⅥ　　　　　≧=‐　　　 { ､rｯ >'
　　　　　　　　　　　　　　{ { く　'i,　　　　　 　 　 　 　 ‘，¨´ l
　　　　　　　　　　　　　　乂ヽ ', {　　　　　 　 　 　 ､　/　　 l
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 /｀¨，　　　　　　　　　　　　　　/　　　そうだよ、自分が出世するためにな。
　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 /|　 ∧　 　 　 　 ∠⌒　ｺ　　 /
　　　　　　　　　　　　 　 /｜ 　 / ,　　　　　　~"''　　　, ′　　　　そして易牙は桓公に気に入られて、
　　　　　　　 　 　 　 　 /　|　　　　 ＼　　　　　　 　 ,
　　 　 　 　 　 　 　 　 /　 | 　 　 　 　 ＼　　　　　 /　　　　　　　　貴族の地位と領地を与えられたのさ。
　　　　_　　-=ﾆ⌒`'＜　　|　　　　　　 　 ＞　..,,_／|
_　-=　　　　⌒＼　　　＼　　　　　　　　　　　　　　|

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ､ii川川川川川川ii,,
　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　 ､ixixixixixixixixixixixixi/
.　　　 　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 Vx!xixixixixixixixixix/
　　　 　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　　Vxt-ｧ-t─､─t.‐l!
　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|::ﾉ, --､　 , --‘,::!
.　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　　rlj　f~o`　' z=ﾐ. ﾚ'7　　俺も出世の為なら同じことをするね、それも喜んで。
　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ',ﾊ　￣　(､　　　|ﾂ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　~!　ヽ二二ﾌ　,l　　　　
.　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 .,l＼. `ー '' .,ｲ|~V
.　　 　 　 　　　　　　　　 　 　 　 　 　　　/.l!　＞ ~.＜　 :}. V__
　 　 　 　 　　 　 　 　 　 　 　 　 　　_,,｡s'　l　ヽ　　　 /　!　 !　 ￣ ~~ ～ ､､
　　　　　　　　　　　　 　 　 　 .,,｡s≦ 　 　 ‘,､＿__　, -- l　 l　　　　　　　　　` ～
　　　　　　　　　　　　　 ,,＞''´　　　　 　 l:　‘,　 　 　 　 .!　.l
　 　 　 　 　 　 　 　 .／　　　　　　　　　 l:　 ‘,　　 　 　 l　 l
. 　 　 　 　 　 　 　 /　　　　　　　　 　 　 l　　‘, 　 　 　 l　 l
.　　　　　　　　　　/　　 ヽ　　　　　　　　 ヽ.　 ‘,　　 　 .l　 l　　＿＿＿
.　　　　 　 　 　　/　　　 ‘,　　　　　　 　 　 ヽ　‘,　　　 l　 l　　|彡r‐tミ|


┌────────────────────┐
│パクはまだ気づいていない。　　　　　　　　　　 　 │
│　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　....│
│キル夫という死神に目をつけられたことを。　　....│
└────────────────────┘


.　　　　　　 　 　 ／　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　　　　＼
　　　　　　　　／　　　　　　　　　　　 　 　　　　　　　　　　＼
　　　　　 　 .:　　　　　　　　　　　　　 　 　　　　　　　　　　　　:.
.　　　　 　 /　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　':
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　　 　 　 ｉ:　　　ｲ .;'⌒しﾊ　　　　　　　 　　　　　ｲ .;'⌒しﾊ　　　.:ｉ
.　　　　　|:. 　　人:ヽ...ノ.:ﾉ　　　 　 　 　 　 　 　 人:ヽ...ノ.:ﾉ　　　.:|
.　　　　　|:.　　 　 ｀''ｰ　´　　　　　　　　　　　　　　｀''ｰ　´　　　　:|
.　　　　　|;:　 ヽ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　___ノ　　..:;|
　　 　 　 ｌ::.　 　 ヾﾄ二辷fｰr-r------------ｨ-r一ｰ''∨ 　 ...::::ｌ
. 　 　 　 八:.　　 　 ヾ. {__{__{__{___|___|___|___|___}__}__}__}__}/　　　..:/
.　　　　　　 ＼:..　　　Y{　{　{　{　|　 |　 |　 |　}　}　}__l／　　 .:／
　　 　 　 　 　 ＼: : 　 ｀￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣　. . : : :／
　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ｀ｰ───────´

　　　　　　　　　　　　　　　　 _,,．‐‐‐‐--､__
　　　　　　　　　　　　 　 　 {::::;‐‐-､__:::ｰ=ミﾐ
　　　　　　　　　　　　 　 　 }∨　　　 ｀＼≦
　　　　　　　　 _,,.-'''冖⌒¨^'込、
　　　　　　 ,／´:::::::::::::::::::::::::::::::::` 、
　　　　　／:::::::::::::::::: j::::::::::::::::::,,、:::::ヽ,
　　　 ∠__:::::::::::::::, -/:::::|::::_メ- ',:::::::::::::',
　　　　 '|,,:::::::::: : ｛r }::: : |ｘ斧ミ　|:::::,〈::::＼
　　　_＿'| /::::::::::: ∨::＼{cうﾋﾘ　|斧ﾐ,::＼{ゝ
. --‐i:ｉ:ｉ:'ﾘ::::::::::::::::::〈::::::::::ﾐ、::::::::::: ﾋ{。:∨
　＼i:i:ｉ,厶イ{::::::::: ,,. ),=x_〉 u　　　｀ﾉ:::ﾐ、　　　　あんた達は人間じゃない・・・・・・悪鬼か悪魔よっ
..,,＿＼i:i:i:ｉ:ｉ:}'／=:／ 　 ｀` ､に∃,ｲ::::'ﾐ、
:::::::::::__,＞=ｧ'::ニ::{　　　　　　｀¨¨`ｰｰ--‐…
,,.'''´´　　 /ﾆﾆニ:|　_,,,.．‐'''"´
　　　 　 /ﾆニ二:|
　　 　 /ﾆニ二:__｣　　　　　　　　　　　　_＿
　　　/ﾆﾆ,''''"¨´ 　 __　　　 _,,,,..--‐'ﾏ'ミ: : :
　　/´// { 　　　　　￣¨¨´´　　　　　∨: :￣
.　 {,'////,'V　 　 　 　 　 　 :.:.:.:.:.:.:. : :ﾄ＼: :
　　``'､､_//}　　　　　 　 , -､___:.:.:.:.:.:/ ```ミ




　　　　　　　　　　　`､i:`､)i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:/i:i:i:/i:i:i:i:i／
　　　　　　　　　 　 　 Vi:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:/i:i:i:/:i:i:i／
　 　 　 　 　 　 　 　 　 Vi:i:i:i:i:i:i:i＞'~::{⌒⌒~"''～ミi:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i∠__
　　　 　 　 　 　 　 　 　 ∨＞'~:::::::::::::{　　　 ／　　　｀``}´ {:|＼　ヽ
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　　　　　　　　　　　　　　 |::::::::::::::, '　　 ⌒＾`～､、　 ﾉ　　　_]|
　　　　　　　　　　　　　　r'‐-ﾐ::::/　　 　 ''"~ rｯヽ｀`　ﾉ ''"⌒7
　　　　　　　　　　　　　　{ { ヽⅥ　　　　　≧=‐　　　 { ､rｯ >'
　　　　　　　　　　　　　　{ { く　'i,　　　　　 　 　 　 　 ‘，¨´ l
　　　　　　　　　　　　　　乂ヽ ', {　　　　　 　 　 　 ､　/　　 l
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 /｀¨，　　　　　　　　　　　　　　/　　　何とでもほざきなよ。
　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 /|　 ∧　 　 　 　 ∠⌒　ｺ　　 /
　　　　　　　　　　　　 　 /｜ 　 / ,　　　　　　~"''　　　, ′　　　　ああ、そうそう、楽に死ねるとは思わないことだな。
　　　　　　　 　 　 　 　 /　|　　　　 ＼　　　　　　 　 ,
　　 　 　 　 　 　 　 　 /　 | 　 　 　 　 ＼　　　　　 /　　　　　　　　俺は凌遅刑（りょうちけい）の熟練者だ。
　　　　_　　-=ﾆ⌒`'＜　　|　　　　　　 　 ＞　..,,_／|
_　-=　　　　⌒＼　　　＼　　　　　　　　　　　　　　|

┌─────────────────────────┐
│気づかないということは、とても幸せなことだ。　　　　　　　 　 │
│　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.....│
│例え、その末路がどれだけ悲惨なことになるとしても。　　　　│
└─────────────────────────┘

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ､ii川川川川川川ii,,
　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　 ､ixixixixixixixixixixixixi/
.　　　 　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 Vx!xixixixixixixixixix/
　　　 　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　　Vxt-ｧ-t─､─t.‐l!
　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|::ﾉ, --､　 , --‘,::!
.　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　　rlj　f~o`　' z=ﾐ. ﾚ'7　　　皮を剥がし、肉を削ぎ落し、三日三晩は苦しませてやるぜ。
　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ',ﾊ　￣　(､　　　|ﾂ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　~!　ヽ二二ﾌ　,l　　　　　それでお前の目の前で切り落とした肉を食うんだ。
.　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 .,l＼. `ー '' .,ｲ|~V
.　　 　 　 　　　　　　　　 　 　 　 　 　　　/.l!　＞ ~.＜　 :}. V__　　　最高に美味いだろうな。
　 　 　 　 　　 　 　 　 　 　 　 　 　　_,,｡s'　l　ヽ　　　 /　!　 !　 ￣ ~~ ～ ､､
　　　　　　　　　　　　 　 　 　 .,,｡s≦ 　 　 ‘,､＿__　, -- l　 l　　　　　　　　　` ～
　　　　　　　　　　　　　 ,,＞''´　　　　 　 l:　‘,　 　 　 　 .!　.l
　 　 　 　 　 　 　 　 .／　　　　　　　　　 l:　 ‘,　　 　 　 l　 l
. 　 　 　 　 　 　 　 /　　　　　　　　 　 　 l　　‘, 　 　 　 l　 l
.　　　　　　　　　　/　　 ヽ　　　　　　　　 ヽ.　 ‘,　　 　 .l　 l　　＿＿＿
.　　　　 　 　 　　/　　　 ‘,　　　　　　 　 　 ヽ　‘,　　　 l　 l　　|彡r‐tミ|

　　　　　　　　　_,. ‐― ､
.　　　　　　 ,.:::´::／.__:::::::＼
.　　　 　 ／: : , '　　　 ヽ:::::::',　　_...--―--､_
..　　　／:::::::::/　　　　　 _ヾ:::}／´:::::::::::::::::::::::: ｀　、
　 　 / ､:::::::/ 　　　　／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: : ＼
.　　/ / ＼.|　　　　/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ＼
　　′　　 ` 　　　/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: : ､::::::::::: ＼
　　　　　　 　 　 /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: : ∨::::::::::::＼
.　　 　 　 　 　 /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ' ,:::::::::: : ＼
　　　　　 　 　 ′:::::::::: : /＼::::: : |＼::::::::::::::::::::::::::::::::: ､::::::::::::: ＼　　　　・・・・・・あなたには、いつか報いが訪れるわ。
.　　　　 　 　 '::::::::::::::::::::/ 　 ',::::: | 　 ＼::::::::,,::::::､:::::::::}、:::::::::::: : ヽ、
　　　　　 　 ,':::::::::::::::::::./___,ﾉ {::::::{ 　 ゝ,______＼::::{:::、:|:::::::::::: : {`` `　　そして誰かが、私と子供の仇を取ってくれる・・・・・・・
　　　　　 　 {:::::::::::::::::::::{　　　ゝ;::、 　　　 　　 },::::|^ゝ、::::::::::: : ヽ
　　　　　　　ゝ、:::::::::::::::≫==彡 ｀` 　≫===彡::::::| r }::∧ ､l|ｰｰ-｀、
　　　　　　　 ,ｲヽ:::::,:::::::::}　　 　　　　　　　　 /:::::::| ノ:://,∨＼
　　　 　 　 　 　 {:::::}:: }: : ' ,　　｀　 　 　 　 ィｲ::::::::{:::/＼'////,｀ヽ
.　　　　　　　 　 ヽ,ハ/::: : ゝ、　 -　 -　　ノ::::::::/::|'{'//,＼/////
　　　　　　　 　 　 　 |:::::::::|/、＞ 　　　イ'/::::,ノ::::::::ヽヽ///＼／
　　　　　　　　　　　 ∧:::: :|//ゝ:::,ｲ｀~´／::::／.|`ヽ､:::ﾐ、＼／
.　　　　　 　 　 　 ノ: : ヽ /ﾆ'|／ 人　/／´ 　 {/i:i:i:i:ｉ｀`＼__
　　　　　　　　,　':.:r‐´´|`i:i:i:ｉ:／　　 '´　 　.／i:i:i:i:i:i:i:i:i:ｉ:ｉ/ｉ:ｉ` ､_
.　　　　 　 　 ￣フ|i:i:i:i:i|i:i:i:ｉ:/ 　　 　 　 ／i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ｉ:ｉ／i:i:i:ｉ:ｉ:イ
.　　　　　　 　 /　 |i:i:i:i:i|i:i:ｉ:/＿ 　 　 ／i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ｉ:ｉ／i:i:i:i:i:i／　ヽ
　　　　　　　 ,　 } .|i:i:i:i:i|ｉ:ｉ:|i:i:i:ｉ:ｉ:7／i:i:i:ｉ:ｉ:＿___-‐ ´i:i:i:i:ｉ:ｉ／　　　 、
　 　 　 　 　 { ／/ ﾄ,i:i:i:iヽ,|ｉ:ｉ_／´￣￣￣i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ｉ／　　 　 　 }
.　　　 　 　 , '　 { : : ＼i:i:i:i|''´i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ｉi:i:i:i:ｉ:ｉ, ' ´　　 　 　　 八、
　　　　　　 '　　 ヽ、 : : ＼j／ ￣ ￣￣￣ 7￣ 　{　 　　　 　 　 /:::::::＼
.　　　　　 '　　 　 　＼.:_:_:.}: : : : : : : : : : : /　　　 ゝ　　　　　 　,{:::::::::::::::
　　　　　 {　　　　　　 | ｀''￣ /'''''''''''''￣´′　　 　l　　　 　 　 八::::::::::::::
　 　 　 　 ヽ　　　 　 ,ﾉゝ,___〈､　　　　　　　　　 　,l　　　　　　 |　'､:::::::::::






　　　､ili|i川川川川川川川i|ili,,
　　 ヽ　　　　　　　　　　　　　 /　
　　　ヽ　　　　　　　　　 　　　/　
　　　 V-r‐ｧ─‐ｧr──t-r-/ 　
　　　 .|::」/―-､.ハ, -―ヽ|:::|　　
　　　r'y 　　⌒ 　　 ⌒ 　 Ｙ｀i　　
　　　{_.　 　　 　〈|､　　　　 _/　　.なんだ、なんだ、恨み事かよ。
　　 　 ｀i　　　､====ｧ　　./　 　　　
　　　　　＼　　`ー '　 .／　　　　お前の仇を取る奴なんていねえよ。
　　　 ／￣ ｀ 　―‐　^￣＼　　　
　　 /　　　　　　　 　 　 　 　 ,　　俺はこれまで、何百人も切り刻んで食ったが、この通り、ピンピンしてるぜ。
　 ./　｜　　　　　　　 　 ｜　 i　　
　└r ┤　　　　　　　 　 ├ r┘

　　　　　　　　　　　`､i:`､)i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:/i:i:i:/i:i:i:i:i／
　　　　　　　　　 　 　 Vi:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:/i:i:i:/:i:i:i／
　 　 　 　 　 　 　 　 　 Vi:i:i:i:i:i:i:i＞'~::{⌒⌒~"''～ミi:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i∠__
　　　 　 　 　 　 　 　 　 ∨＞'~:::::::::::::{　　　 ／　　　｀``}´ {:|＼　ヽ
　　　　　　　　　　　 　 　 |:::::::::::::::::::／　＿　/　 ＼　 }　/　 {:|　 ＼
　　　　　　　　　　　　　　 |::::::::::::::, '　　 ⌒＾`～､、　 ﾉ　　　_]|
　　　　　　　　　　　　　　r'‐-ﾐ::::/　　 　 ''"~ rｯヽ｀`　ﾉ ''"⌒7
　　　　　　　　　　　　　　{ { ヽⅥ　　　　　≧=‐　　　 { ､rｯ >'
　　　　　　　　　　　　　　{ { く　'i,　　　　　 　 　 　 　 ‘，¨´ l　　　　　だから因果応報なんて嘘っぱちだ。
　　　　　　　　　　　　　　乂ヽ ', {　　　　　 　 　 　 ､　/　　 l　　　　　
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 /｀¨，　　　　　　　　　　　　　　/　　　　　　そんで、俺にとって重要なのは、
　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 /|　 ∧　 　 　 　 ∠⌒　ｺ　　 /
　　　　　　　　　　　　 　 /｜ 　 / ,　　　　　　~"''　　　, ′　　　　　　自分の快楽と欲望を叶えることだ。
　　　　　　　 　 　 　 　 /　|　　　　 ＼　　　　　　 　 ,
　　 　 　 　 　 　 　 　 /　 | 　 　 　 　 ＼　　　　　 /　　　　　　　　
　　　　_　　-=ﾆ⌒`'＜　　|　　　　　　 　 ＞　..,,_／|
_　-=　　　　⌒＼　　　＼　　　　　　　　　　　　　　|




　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ､ii川川川川川川ii,,
　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　 ､ixixixixixixixixixixixixi/
.　　　 　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 Vx!xixixixixixixixixix/
　　　 　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　　Vxt-ｧ-t─､─t.‐l!
　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|::ﾉ, --､　 , --‘,::!　　　　その為にはもっと生贄を用意しねえとな。
.　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　　rlj　f~o`　' z=ﾐ. ﾚ'7
　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ',ﾊ　￣　(､　　　|ﾂ　　　　そうすりゃ、俺はずっとこの若さを保ち続けることができる。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　~!　ヽ二二ﾌ　,l
.　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 .,l＼. `ー '' .,ｲ|~V 　　　そんで、もっと拷問して犯して食うんだ。
.　　 　 　 　　　　　　　　 　 　 　 　 　　　/.l!　＞ ~.＜　 :}. V__
　 　 　 　 　　 　 　 　 　 　 　 　 　　_,,｡s'　l　ヽ　　　 /　!　 !　 ￣ ~~ ～ ､､
　　　　　　　　　　　　 　 　 　 .,,｡s≦ 　 　 ‘,､＿__　, -- l　 l　　　　　　　　　` ～
　　　　　　　　　　　　　 ,,＞''´　　　　 　 l:　‘,　 　 　 　 .!　.l
　 　 　 　 　 　 　 　 .／　　　　　　　　　 l:　 ‘,　　 　 　 l　 l
. 　 　 　 　 　 　 　 /　　　　　　　　 　 　 l　　‘, 　 　 　 l　 l
.　　　　　　　　　　/　　 ヽ　　　　　　　　 ヽ.　 ‘,　　 　 .l　 l　　＿＿＿
.　　　　 　 　 　　/　　　 ‘,　　　　　　 　 　 ヽ　‘,　　　 l　 l　　|彡r‐tミ|

　 　 　 　 　 　 , -‐ ､､
　 　 　 　 　 ／::／＼:ヽ
　　　　 　 ／:::/　　　}::::{_..-‐- ､
　 　　　／ヾ'''　／⌒''''::::::::::::::::::::ヽ
　　　　　　　 ／:::::::::ι::::::::::::::::::::::::: 、
　　　o 　　 , ′::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: : 、　　　 ﾟ｡
　　　　　　/:::::::::::∧::::::::::: ＼、::::::::::::::::::、
　　　　 　.|::::::::: 斗-ﾉ┼::::::::::::r-、:::::::::::: : 、
　　　　　 .|:: ＼::}Y´笊Ｙ､::::::::::|　}::::::::::υ:::r＼_
　　 　 　 .ﾚ:::::::〉 　 Vﾉ.|::::|:::::::|-'::::::::::::: _::::|//,ヽ、　　　・・・・・・あなたは可哀そうな人ね。
　　　 　 　| ﾊ〈　　　ι|:: ,|:::::::|:::::::::,､:::/,`::|///イ_
　　　　　　l|'′ ヽ‘::）　|/ | /∨、:::ハ////イ:::::'::,::ヽ､　　　｡ﾟ
　　　　　 　 　 ι｀ --‐､ 从　　 ソ｀`¨ - 、＼::::::::::'::,:｀::::..、
　　　　　　　　　　　　／ }＼　 /i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:,へ､ヽ:::::＜ ヽ、:::::､
　　　　　　　　ο　 j´i:i:i:ｉ|　　 ′i:i:i:i:i:i:ｉ:／　　 ヽ:::: : ＼　＼::＼
　　　　　　　　　　/ |i:i:i:i:i| ι{i:i:i:i:i:ｉ:ｉ:／　　u.　　ヽ::::::::::＼　＼:::ヽ
　　　　　　　　 　 |　|i:i:i:i:ii　 .ii:i:i:i:i:ｉ:,ｲ　　　　　　　 ヽ:::::::::::',　　',::::}
　　　　　　　　 　 `　､i:i:i:ｉ|⌒|i:i:i:i:i/: :|　 ､　、　　　υヽ:::::::::|　　}:::i
　　　　　　　　　　 ゝ{:.＼i{i:i:ｉ|i:i:ｉ/: :u:| 　 ＼｀ヽ　　:. : : ヽ:::｜　 |:::'
　　　 　 　 　 　 　 /＼: :ヾ__ソ´: :_:ノ　　　　　 ＼　 :.:.:.:. ＼|　 .|/
　　　　　　　　　　 { :. : :＼: :_:-'´´　.:..:.:.　　.}　　 ＼　　　 　 ＼′
　　　　　　　　　　 ',　:. : :　,ハ,　　:.:.:.:.:.:.: 　ﾉ　　　 ,}―-､_　　　ヽ、
　　　　　　　　　　　ゝ、ν/ i: :j―-､　u_ ,,.　--‐'´　　　　｀ 　ν /
　　　　　　 　 　 　 <　lヽ/: :|―　　 入‐′　　　:. : :　　　 　　　/
　　　　　　　　　　　ﾄ＼ } : : |〉　 　 {i:i:i:i| 　 　 ::.:.:.:.:.:.:.:　 　 _ イ
　　　　　　　　　　　{､＼} : : {　　 　 ､i:i:ｉ{　　　　:.:.:.:. : 　 イ´i:i:ｉ＼
　　　　　　　　　　　　`l┤: : }`ｰt-‐､ ￣＼　　　　υ／ ´ｉ:ｉ＼i:i:i:ｉ＼
　　　　　　　　　 　 　 .|:::ゝ,/{: : /::: : ヽ ⌒ ゝ、___, ´( }i:i:i:i:i:ｉ:ｉ:ヽi:i:i:i:i:iヽ
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　　　　　　　　 　 　 '::::::::/:|: :/::: : ／/i:i:i:ｉ:ｉ:- _i:i:i:i:ｉ:ｉ:( }i:i:i:i:i:i:i:i:i:|i:i:i:i:i:i:i:ｉ:ｉ}
　　　　　　　 　 　 /::: : /:::::V:::::::/　/i:i:i:i:i( }i:i:ｉ｀ 、, 'i:i:ｉ|i:i:i:i:i:i:i:i:i:|i:i:i:i:i:i:i:i:'
　　　　　　　 　　 ﾉ:::::,/:::::ν/:::/　/i:i:i:ｉ|i:i:ｉ'i:i:ｉ ゝ、, -i:i:ｉ:li:i:i:i:i:i:i:ｉ:|i:i:i:i:i:ｉ:ｉ:'
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　　　　　　　／ ´　　/:::::::::{::::,′　 ＼､_|i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:|i:i:i:i:i:ｉ:ｉ|i:i:i:i:i:i:ｉ:i _,イ
　　　　　 ／　　 　 /:::::::::/|: : |　　　 / ｀｀¨ｰ- ＿_|i:i:i:ｉ:ｉ:..-'---‐'´´ !
　　　 　 ´　　　　 /:::::::::/ .|: : |　 　 ′　　u 　　　 |￣　　　 υ　 　 '
　　　　　　　　　 /:::::::::/　 |: : { 　 /　　　　　　　 /|　　　　　　　　 ,
　　　　　　 　 　,:::::::::::,　　 |:: {　 /　 　 　 　 　 ./ .|　　　 　 　ι /
　　　　　　　 　 i:::::::::::|　 　ヽ{　/　　　　 　 　 /　 |　　　　 　 　 ,'
　　　　　　　　　{::::::::: |　　　　/ν　　　　　　 ′　|　　　　　　　,

┌───────────┐
│と、娘がパクに言う。　　　..│
└───────────┘

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ､ii川川川川川川ii,,
　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　 ､ixixixixixixixixixixixixi/
.　　　 　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 Vx!xixixixixixixixixix/
　　　 　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　　Vxt-ｧ-t─､─t.‐l!
　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|::ﾉ, --､　 , --‘,::!　　　可哀そうだって？
.　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　　rlj　f~o`　' z=ﾐ. ﾚ'7
　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ',ﾊ　￣　(､　　　|ﾂ　　　この俺が？
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　~!　ヽ二二ﾌ　,l
.　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 .,l＼. `ー '' .,ｲ|~V 　　　ははっ、面白い冗談だなっ
.　　 　 　 　　　　　　　　 　 　 　 　 　　　/.l!　＞ ~.＜　 :}. V__
　 　 　 　 　　 　 　 　 　 　 　 　 　　_,,｡s'　l　ヽ　　　 /　!　 !　 ￣ ~~ ～ ､､
　　　　　　　　　　　　 　 　 　 .,,｡s≦ 　 　 ‘,､＿__　, -- l　 l　　　　　　　　　` ～
　　　　　　　　　　　　　 ,,＞''´　　　　 　 l:　‘,　 　 　 　 .!　.l
　 　 　 　 　 　 　 　 .／　　　　　　　　　 l:　 ‘,　　 　 　 l　 l
. 　 　 　 　 　 　 　 /　　　　　　　　 　 　 l　　‘, 　 　 　 l　 l
.　　　　　　　　　　/　　 ヽ　　　　　　　　 ヽ.　 ‘,　　 　 .l　 l　　＿＿＿
.　　　　 　 　 　　/　　　 ‘,　　　　　　 　 　 ヽ　‘,　　　 l　 l　　|彡r‐tミ|






　　　､ili|i川川川川川川川i|ili,,
　　 ヽ　　　　　　　　　　　　　 /　
　　　ヽ　　　　　　　　　 　　　/　
　　　 V-r‐ｧ─‐ｧr──t-r-/ 　
　　　 .|::」/―-､.ハ, -―ヽ|:::|　　 それならお前のほうがよっぽど哀れに見えるぜ。
　　　r'y 　　⌒ 　　 ⌒ 　 Ｙ｀i　　
　　　{_.　 　　 　〈|､　　　　 _/　　.なんせ俺に甚振られて食われるんだからな、小娘。
　　 　 ｀i　　　､====ｧ　　./　 　　　
　　　　　＼　　`ー '　 .／　　　
　　　 ／￣ ｀ 　―‐　^￣＼　　　
　　 /　　　　　　　 　 　 　 　 ,　　
　 ./　｜　　　　　　　 　 ｜　 i　　
　└r ┤　　　　　　　 　 ├ r┘


┌───────────────────────────┐
│パクは自らが、死神の獲物として選ばれたことを知らない。　　　...│
│　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.│
│それはとても幸福なことだ。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　......│
│　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.│
│その幸福が、苦痛と絶望に塗り替えられるとしても。　　　　　　　　│
└───────────────────────────┘

Evil Dead Trap 1988 Tomohiko Kira

ttps://www.youtube.com/watch?v=8PFo3vxYzdk&t=9s&ab_channel=Gutsprayer

┌───────────────────────────┐
│パクはキル夫の魔の手から逃れることはできるのか・・・・・・　　　 │
└───────────────────────────┘

　　　　　　　 　 　 ＿＿＿_
　　　　　　　 　 ／ ::::::::::::::::＼
　　　　　　　 ／　 :::::::::::::::::::::::＼
　　　　 　 ／　　 ::::::::::::::::::::::::::::::＼
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＿＿＿,廴ｊ＿_ヽ　　　ｒ::::::::/ ﾊ::::,）　　　　 ‐┐　　＿
　　　　　　　　　ヽ　　｜／　　　　 　 　 　 ‐┴ 　 ―┐　 ． ． ．
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　　　　　　　　　　 ＞ﾆﾆﾆr-ｺｺｺィ二ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ二二二_-- 、_
　　　　　　_､ + '”_､+'”二つ7ｺｺｺゝ_＿￣￣￣￣￣￣ ――― --- ニ―---、
.　　　 　／, ィイ'_---r―イ{､」_」」＼＿二二二二二二_― -_==_-_―-- `＼―`　　パクを捕まえたら、
　　　　,{　/,ィ ´　　　 ',　　Yrt-､´:::::::::::へ{ﾄγ⌒ヽ_＿γ￣ヽ―---`rt￣￣￣::`+。
　　　 ；::::＞､_＞''V＜二二り_____)―--}`, }`{////},―､{////}´¨　 ｲへ}-ﾆ----'''"　　あっしに任せてもらえやすか？
　　　 ；:::::::::::::::::::::；　　　　　　　　 ,ィ´{ `tﾘ　`ー ´ｲ　　` ー ´　　ノ リ/´ノ＞¨ `。
　　　ゝ:::::::::::::::::::::；　　　　　　　ノイ　　　|vト 、　 {､ー ,　　　　／　}ノ./　　　√ `。
　　　 ；“'+----ィ　　　　　　.／　 |　　　 | ',、　　　 ＿　　　　　　ノ.....；　　　.；　　　'。
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　　　；　　 　 　 ；　　　　 /　　　　l　　　 l　',......＼` ー ´ 　,イ　/.......ｲ　　　；　　　　　 '。
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　　； 　 　　 　 　Y　　　　　　　　 入　{　.|　　 ',......'。　 i　　./....../　 ；　_　 ；ト、　　 　 　 ﾄ､
.　 ；　　　　　　　 ；　　　　　　 ,ィ´　h i　 i　　　 '.,......'。 l　,/......./　　 ',　Y ；　 `　　　　　 l `。
　 ；　　　　　　　　',　　　　_ - ゜　　人 ； ；　　　　 ',......＼/......../　　　 ﾟ｡ ', .t　　　　　　　　　 ',
　 {　　　　　　　　 .；　　 　,ィ　_ +"　　＞<　　　　　ﾟ 、_/＿ /　　　　　 >t__>、　　　　　　　　 ',
　 '。　　　　　　　　j　　 ,ｨ _ +　　　　　　{＼　　　　　r----t　　　　- ¨　 _ -.入　　　　　　　　 '
　　'。　　　　　　　　　／¨　　　　　　　　`。　　　　　 L＿__」　　　　　, -¨　　/ Y
　 　 。　　　　　　, ィ　　　　　　　　　　　 { ト　　　　　「￣￣i　　　　　　　 ／　 }ト、
　　　 ＞-----＜　　　　　　　　　　　　　>、.　　　 　└―.┘　　　 　 　 /　　 ハ. ヽ　　 ,ィ¨
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　t､ヽ、　　　　　　　　　　　　　　　　 /　 '。 `.／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/ `s､`ー-- 、_　　　　　　　　　　　　　 /　/



　 　 　　　＿＿＿_
　 　　　／　　 　 　＼
　　　／　 　　　　　　 ＼　　恨みを晴らしたいなら好きにしろ。
　 ／ 　　(●）　（●）　　＼
　 |　　 （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ）　 　|
　 ＼　　＼ェｪｪｪェ／ 　 ／

　　　　　　　　　　　　　　　　 _＿__､ + ' ”¨`,
　　　　　　　　　　, ----- ' ¨: : : : : : : : : : : :ﾟ｡
　　　　　　　　 ／: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :',　　　（これで俺の家族の仇が取れる・・・・・・
　　　　　　　　{: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :',
　　　　　　　　i: : : : : : : : : : : : : : : : : :_､+'”￣￣゛,　　あいつに惨たらしく殺された姉ちゃんと妹の仇が・・・・・・）
　　　　　　　　 Y: : : : : : : : :_ ､..+.'.”.¨.........................',=---ﾆﾆﾆﾆﾆ`,
　 　 　 　　 　　iー―.￣￣..................._ ---_､_+_'_”-＜:¨ : : : : ／ｨ
　　　 　　 　　　l........................._､ + ' ” __､+' ー_ノ, -~', ',: : : :／イ
　__＿＿＿＿__j______､ + ' ”゜:__､ +'”Y＞-¨¨　､{h　 } ；,ィ＜¨＿___　　へへ、ありがとうございます。
. ゝs。_: :_:_:_: : : : :_:_:_:_: __､+'//////.}　　　　　 ；　 ﾉ/ｲ　、　 `+、
　,イ´　　　 }ーr-{///>ーゝ//////ノ　　　　　 Y ,//.ヽ　　ヽ、
´　　　　, +"　　ヽヽ/}　　, - ＞-＜, ｨ - ､　 　 ﾄ-く........'.,　　 ヽ
　　 , ィ　　 ＿___,_}､Y　 /　　　〉`' ￣ｲト ､i　　 }　　',.........'。　　ﾟ｡
　 / 　 , ィ　　　　ヽ弋___メ __,/　__／/ }　/　 ,/ ',　　',.........；　　 ；
　/　./ ,ィー--。_　　　　', 弋_'_´__／ ,　./　／　 i　 j；.........；　 　 i
ノ　 //　　　　　　ヽ 　 　 ',　　￣　_ノ　/イ　　　 ／ i...........；
　　 y　　　　　_ + ´`。　　.、　　　　 ／　　　　 / 　 ；.........；
　　/　　　　／＿_,　　',　　トー---＜ ＼　　　/　　,'........./
――――ー ´_／ 　　；　j　 ＼..........＼　　 v　　 /........./
―+ー ―――、___　　..}　,　　　＼..........`+、　　　；........；　　　　 /
>ｲ　　　　　　　　　 ` ,メ /　　　　　＼..........＼　 /........./　 　 　 ,'
　　　　　　　　　　　　ｲノ　　　　　　　 ＼..........У.......ノ　　　　 ,



　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿＿＿_
　　　　　　　　　　　　　　　　r : : : : : : : : : s、　　（俺が青幇お抱えの妖術師になって、大金かけて奴の行方を捜してたのも
　　　　　　 　 　　　 　 　　 /: : : : : : : : : : : : Y
　　　 　 　 　 　 　 　　 　 /: : : : : : : : : : : : : :；　　　　　　　　　　　　　　　　　 _＿＿＿　　このためだ・・・・・）
　　　　　　　　　　　　　　/: : : : : : : : : : : : : : :；　　　　　　　　　　　 　_ ､ + ' ”　　　　　 Y
　　　　　　　　　　 __ --/: : : : : : : : : : : : : : :,ィトs。__,---,t､_ ---- '　　　　　　 　　 　　 }
　　　　　　　 γ´: : : : :>､ー―――――..´....ﾉ: : : : : :¨ `V　　　　　　　　　　　　ノ.　 　 ；
　　　　　　　　ゝ､: : : : : : :`ー――――― ': : : : : : : : : :ノ　　　　　　　　　 _.--ｲ　 　 　 }
　　　　　　　　　　`ー-+､_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:, ---´{　　　　 ,ｨ　 _､-+ '　　　i　　　　ｲ
　　　　　　　　　　　　「ハi　',////j¨{////ﾉ　} ム　Y' 。 ',　　 ノ　Tﾍ　　　　　　 >　　　 ；
　　　　　　　　　　　 ；　　',　＞－',　`,ー〈　,ィ {リ＿_ `。 ＼　　　 }　h　　　　　　.；　 　 i
　　　　　　　　　　　 ；＼　'.,　「　λ―｡s≦⌒'；-r-----―-`s、　；.ﾉ ﾄs、　　　　|.　 　 |
　　　　　　　　　　　 i　　＼ >イリ　}｡s≦============--+s。二__, ；　.ヽ、___　{`ー-´；
.　　　　　　　　　　　；　　 /_､+ ´ } ；｡s≦二＿}__}＿____　　　　　　　　　　 }:Y......`ゝ____,ハ
　　　　 　 　 　 　　/　 ／_、+-- _ノ｡s≦＿＿}__}___　　　　　　　　　　　 　j::；....r---ゝ、. ヽ、
　　　　　　　　　　/　 ｲ__　, +-二二」―- ､......../　　　　　　　　　　　　　 /::/Y...}:.:.:.:.:.:.:ヽ　 }`,
　　　　　　　　　,ｲ /　{_へ Y r-ｨ ´　｀ヽ､　`"r--, __　　　　　　　　　　 /::/ /...；:.:.:.:.:.:.:.:.Y　iコ
　　　　　 　 　 / ./　　ゞメﾉル　i　　　　　｀ヽ ､￣--"　　　　　　 　 　ノ::/ /..../:.:.:.:.:.:.:.:.:.:}　；ｺ
.　 　 　　　　 / , '　　　　　/＿_」　　　　　　　　` ー----、＿＿__､+'::／ /..../:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:トt/ﾇ
.　　　　 　　Y /　　　　 ,イ　　　　　　　　　　　　　　　　　 |::::::::::::,ィ' ´　 /..../:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.://///
　　　　　　　} `,　　　 ,/ ﾉ　　　　　　　　　　　　　　　　　　V「¨¨}...}　　./.../:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./////
　　　　　　　ゝ{　　　/イ　 　 　 　　 　 　　 　　　　　　　　ハ；　 i...i.　 ,'....；:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.://///
　　　　　　　　 `ー-'´　 　 　 　 　 　　 　　 　　 　　 　　 i|　ト､ ；..；　；.../:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.://///
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　 　　 　　 　　 　 l|　|...} {...{　.i.../:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.://///
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　 　　　 　 　　　 　 l|　|...i_i...； ；..；:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./////
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　 　　　 　 　　　 　 l|　|..........|　|...i:.:.:.:.:.:.:.:.:.://///
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　 　　　 　 　　　 　 l|　|..........レ....；:.:.:.:.:.:.:.:.///ﾉﾉ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　 　　　 　 　　　 　 l|　|..........|....／:.:.:.:.:.:.:./ﾉﾉﾉノ|

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///////////////l　　 |::::::::::::::| |　　何だ、考え事か？
///////////////l∥　ｌ ∧∧ﾉ｜
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//////////////ｌ{　 　 　 ＿／_　 イ
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　-｡s≦=ﾆﾆ_`―+s、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　_.-=====-`｡s≦⌒≧s｡｡。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/: : : : : : : : : : :ヽ⌒≧s｡｡。､＞、
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　　i: : : : : : : : : : : : :i二≧s｡⌒≧s｡＞、　　（それにしても、まさか上海に潜んでいたとはな。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 rt､_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:ィ、　　　⌒≧s｡＼＞。
　　　　　　　　　　　　　　　　 _＿____t....................................}＿＿　　　 _＼/ム＞s,　　灯台下暗しとはよく言ったもんだぜ）
　　　　　　　　　　　　 　t_´￣: : : : : : `ー―――― ':´: : : : : ￣`, { {； `*i'´ h、
　　　　　　　　　　　　　　 `ー――-y―r--t―y―t―r-―― ´　 i　|.　 }　 {iト,
　　　　　　　　　　　　　　　　　　γt }`¨{///}.={////}¨ｲ~i　　　　　l　 >-く　 ； ；
　　　　　　　　　　　　　　　　　　,へV　 `ーイ　トー ´　ij ；.　　 　　t　　 |. ＼リ゜　　ああ、なんでもありやせん。
　　　　　　　　　　　　　　　　_／_....`.+、 く､_`-'___.,〉　メィ　　　　　　',＿_j　　 」
　　　　　　　　　　　　　 , ィ´　¨　｀ ヽ､＼ ヽ:.:.:.:ﾘ　 ／　　　　　　　 人....`+s､/　　　ちょいとモルヒネが切れただけでさあ。
　　　　　　　　　　　　 /　　, ｨ ￣ `+､　ヽ＼`-' .／　　　　　　　　 /　　`+、ﾊ
　　　　　　　　　　　 / ,　 /　　　　　　＼ `､..>＜　　　　　　　　　/`s。___,//j」
　　　　 　 　 　　 　；　i　；　　　　　　　　`｡ ',...',　　　　　　　　 ,ノ--｡........{_っ
　　　　　　　　　　 i i　l　{　　　　　　　　　　ﾄﾟ｡..ﾟ｡　　　　　　／　　　 ＼ノ
　　　　　　　　　, イ l　'｡ '。　　　　　　　　　i ＼､i 　　　　／　　　　　 /
　　　　　　　　,ｲ　i　 ',　ﾟ.。+、　　　　　　　人　　+、　.／　　　　　　 /
　　　　　　　,/　　.l　　＼　`+＞ 、＿_　イ　　`　　 V´　　　　　　　./
　　　　　 ,ィ　　　 .|　　　 ＞+_____ﾑ、　　　　　　　　；　　　　　　　./
　　　　 ./　　　　　i　　　　　　　　　ノ`+、　　　　　　　　　　　　 ./
　　　　/　　　　　　',　　　　　＞+´　　　/` +、　　　　　　　　　./
　　　./　　　　　　,入　　　　　　　 　　./　　　/へ、　　　　　 ノ
　　,ｲ　　　　　　／　',　　　　　　　　 ノ　　　/　 ｲ ＞+､___.／
　 {　　　　　 .／　 `+ト 、　　　　　／　　　 /　　i
.　 `+。　　 {　　　　　',ﾄ､`+､＿_,イ　　　 ／　 /ｲ
　　　　｀ヽ､　　　　　　ﾟ｡ ＼　　　　　_,／　 ／　；
　　　　　　　`ー-s___　 「￣ー-------------.ﾍ
　　　　　　　　　　　　`-{＿＿........................................ヽ
　　　　　　　　　　　　　´　　　`　　　　　　　　　　　`

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　, -==========-
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/ : : : : : : : : : : : : : :｀ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,': : : : : : : : : : : : : : : : : :',　　（あっしひとりじゃ、パクを相手取るのは難しいが、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　；: : : : : : : : : : : : : : : : : : ；
　　　　　　　　　　 ＞ﾆﾆﾆr-ｺｺｺィ二ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ二二二_-- 、_　今はキル夫の旦那方がいる。
　　　　　　_､ + '”_､+'”二つ7ｺｺｺゝ_＿￣￣￣￣￣￣ ――― --- ニ―---、
.　　　 　／, ィイ'_---r―イ{､」_」」＼＿二二二二二二_― -_==_-_―-- `＼―`　　これも地獄のお導きって奴か）
　　　　,{　/,ィ ´　　　 ',　　Yrt-､´:::::::::::へ{ﾄγ⌒ヽ_＿γ￣ヽ―---`rt￣￣￣::`+。
　　　 ；::::＞､_＞''V＜二二り_____)―--}`, }`{////},―､{////}´¨　 ｲへ}-ﾆ----'''"
　　　 ；:::::::::::::::::::::；　　　　　　　　 ,ィ´{ `tﾘ　`ー ´ｲ　　` ー ´　　ノ リ/´ノ＞¨ `。　　それじゃあ、奴の隠れ家にいきやすか。
　　　ゝ:::::::::::::::::::::；　　　　　　　ノイ　　　|vト 、　 {､ー ,　　　　／　}ノ./　　　√ `。
　　　 ；“'+----ィ　　　　　　.／　 |　　　 | ',、　　　 ＿　　　　　　ノ.....；　　　.；　　　'。
.　　　；　　　　　；　　　　　 /　　　i　　　 i　|.＼　 '-==-`　　　／ｨ.......j　　　 ；　　　　ヽ
　　　；　　 　 　 ；　　　　 /　　　　l　　　 l　',......＼` ー ´ 　,イ　/.......ｲ　　　；　　　　　 '。
　　 ；　　 　 　　；　　　 ,ｨ,　　　　 .|　　　 |　',......', ＞ー＜,　, ィ/....../；　　　；　　　　　　 ',
.　　；　　　　　　.； , ィ ´　　　　　　|　　　.|. 　',......',　` V/　　 /....../ .；　　　； 　 　 　 　　；
　　； 　 　　 　 　Y　　　　　　　　 入　{　.|　　 ',......'。　 i　　./....../　 ；　_　 ；ト、　　 　 　 ﾄ､
.　 ；　　　　　　　 ；　　　　　　 ,ィ´　h i　 i　　　 '.,......'。 l　,/......./　　 ',　Y ；　 `　　　　　 l `。
　 ；　　　　　　　　',　　　　_ - ゜　　人 ； ；　　　　 ',......＼/......../　　　 ﾟ｡ ', .t　　　　　　　　　 ',
　 {　　　　　　　　 .；　　 　,ィ　_ +"　　＞<　　　　　ﾟ 、_/＿ /　　　　　 >t__>、　　　　　　　　 ',
　 '。　　　　　　　　j　　 ,ｨ _ +　　　　　　{＼　　　　　r----t　　　　- ¨　 _ -.入　　　　　　　　 '
　　'。　　　　　　　　　／¨　　　　　　　　`。　　　　　 L＿__」　　　　　, -¨　　/ Y
　 　 。　　　　　　, ィ　　　　　　　　　　　 { ト　　　　　「￣￣i　　　　　　　 ／　 }ト、
　　　 ＞-----＜　　　　　　　　　　　　　>、.　　　 　└―.┘　　　 　 　 /　　 ハ. ヽ　　 ,ィ¨
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　t､ヽ、　　　　　　　　　　　　　　　　 /　 '。 `.／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/ `s､`ー-- 、_　　　　　　　　　　　　　 /　/



　　　　 　 　　　 ＿＿＿_
　　　　 　　　 ／　　　　　＼
　　　　　　 ／　 　　　　　　 ＼
　　　 　 ／ (●）　（●）　　　　＼　　そうするか。
　　　 　 |　（ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ）　 　　|
　　 　　 ＼　＼ェｪｪｪェ／　 　／
　⊂ ヽ∩　 >　　　　 　　　　　＼
　　'､＿　＼|　　 　 　 　 　 　 　 |
　　　　　＼　＼　　　 　 ／　　／

　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿＿＿_
　　　　　　　　　　　　　　　　r : : : : : : : : : s、　　（奴を殺せるなら・・・・・・・俺は喜んで地獄に落ちるぜ・・・・・）
　　　　　　 　 　　　 　 　　 /: : : : : : : : : : : : Y
　　　 　 　 　 　 　 　　 　 /: : : : : : : : : : : : : :；　　　　　　　　　　　　　　　　　 _＿＿＿
　　　　　　　　　　　　　　/: : : : : : : : : : : : : : :；　　　　　　　　　　　 　_ ､ + ' ”　　　　　 Y
　　　　　　　　　　 __ --/: : : : : : : : : : : : : : :,ィトs。__,---,t､_ ---- '　　　　　　 　　 　　 }
　　　　　　　 γ´: : : : :>､ー―――――..´....ﾉ: : : : : :¨ `V　　　　　　　　　　　　ノ.　 　 ；　　こちらですぜ、旦那方。
　　　　　　　　ゝ､: : : : : : :`ー――――― ': : : : : : : : : :ノ　　　　　　　　　 _.--ｲ　 　 　 }
　　　　　　　　　　`ー-+､_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:, ---´{　　　　 ,ｨ　 _､-+ '　　　i　　　　ｲ
　　　　　　　　　　　　「ハi　',////j¨{////ﾉ　} ム　Y' 。 ',　　 ノ　Tﾍ　　　　　　 >　　　 ；
　　　　　　　　　　　 ；　　',　＞－',　`,ー〈　,ィ {リ＿_ `。 ＼　　　 }　h　　　　　　.；　 　 i
　　　　　　　　　　　 ；＼　'.,　「　λ―｡s≦⌒'；-r-----―-`s、　；.ﾉ ﾄs、　　　　|.　 　 |
　　　　　　　　　　　 i　　＼ >イリ　}｡s≦============--+s。二__, ；　.ヽ、___　{`ー-´；
.　　　　　　　　　　　；　　 /_､+ ´ } ；｡s≦二＿}__}＿____　　　　　　　　　　 }:Y......`ゝ____,ハ
　　　　 　 　 　 　　/　 ／_、+-- _ノ｡s≦＿＿}__}___　　　　　　　　　　　 　j::；....r---ゝ、. ヽ、
　　　　　　　　　　/　 ｲ__　, +-二二」―- ､......../　　　　　　　　　　　　　 /::/Y...}:.:.:.:.:.:.:ヽ　 }`,
　　　　　　　　　,ｲ /　{_へ Y r-ｨ ´　｀ヽ､　`"r--, __　　　　　　　　　　 /::/ /...；:.:.:.:.:.:.:.:.Y　iコ
　　　　　 　 　 / ./　　ゞメﾉル　i　　　　　｀ヽ ､￣--"　　　　　　 　 　ノ::/ /..../:.:.:.:.:.:.:.:.:.:}　；ｺ
.　 　 　　　　 / , '　　　　　/＿_」　　　　　　　　` ー----、＿＿__､+'::／ /..../:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:トt/ﾇ
.　　　　 　　Y /　　　　 ,イ　　　　　　　　　　　　　　　　　 |::::::::::::,ィ' ´　 /..../:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.://///
　　　　　　　} `,　　　 ,/ ﾉ　　　　　　　　　　　　　　　　　　V「¨¨}...}　　./.../:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./////
　　　　　　　ゝ{　　　/イ　 　 　 　　 　 　　 　　　　　　　　ハ；　 i...i.　 ,'....；:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.://///
　　　　　　　　 `ー-'´　 　 　 　 　 　　 　　 　　 　　 　　 i|　ト､ ；..；　；.../:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.://///
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　 　　 　　 　　 　 l|　|...} {...{　.i.../:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.://///
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　 　　　 　 　　　 　 l|　|...i_i...； ；..；:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./////
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　 　　　 　 　　　 　 l|　|..........|　|...i:.:.:.:.:.:.:.:.:.://///
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　 　　　 　 　　　 　 l|　|..........レ....；:.:.:.:.:.:.:.:.///ﾉﾉ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　 　　　 　 　　　 　 l|　|..........|....／:.:.:.:.:.:.:./ﾉﾉﾉノ|

　　　　　　　　　　 ／￣￣￣＼
　　　　　　　 　 　 ￣￣＼
　　 　 　 　 　 　 　 　 　 / 　 　 |
　　　　　　　 　 　 　 　 /　　ｌwwl　　　　　　　良い髑髏が手に入るといいな、キル夫よ。
　　　　　　　　　　　　 /　 　 w（―――‐
　 　 　 　 　 　 　 　 //l　　　　 ＼＿_／
　　　　　　　　　　　.:::::::L_　　　　　＼
　　　　　　　　　　 .::::::::／　　┌――
　　　　 　 　 　 　 ｌ∧::|　　 　 |
　　　　 　 　 　 　 | 　 　 　 　 |
　　　　 　 　 　 　 | 　 　 　 　 |
　　　　 　 　 　 　 l　＼　　 　 l
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　　　　　　　　　　　　　　　┌───┐
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　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ┌─────┐
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　 　 　 　 　 　 　 　 　 │└─────┘　 　 │
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　 　 　 　 　 　 　 │　 └─────────┘　 　 　 │
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┌────────────────────────────┐
│自らの子を斉桓公のために殺し、料理した易牙（えきが）は、　　 　 .│
│　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 .│
│現代の中華料理の技術と基礎を築き上げた人物でもある。　　　 　 │
└────────────────────────────┘


　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 }|　}|　}|　}|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／ノ'´ﾉイ__ノ}＿__
　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 `"`"´`" | | |　|　.｜
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 | | |　|　.├－- ､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 | | |　|　.｜　　　|　　　 　 　 ./￣∨
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |二二二 | 　 　 .|　　　　　　 |　　 |
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 | }　　　Ｖ! 二二.|　　　　　　 |ﾆニ.!
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　∧　　　 _】.∨//∧　　　　　　W//
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 八__,.､丶´＼／￣＼　　 ／￣￣ ＼_　　　　　　　　 ___
　　　　　　　　　　　　　　　　　 , -ｧ 　 　 　 /　7　　　 ∨　　　.＼/ {　/　　　　 ∨　　　 　 　 .|三
　　　　　　　　　　　 　 　 　 ／／　　　　　/　/　　　 　 ∨ /　　　} | /　　ヽ　{　 ∨　　　　 　 |三
　 _｣Ｌ∟∟Ｌ｣_ 　　　　 , - ′--､ ＿　　 /　//　　　　　 ∨ 　 　 .!.|　　　　　 }　　},:,:,:,,　 ______|三
. ,| ≧=‐-‐=≦|_　　　　{し､-,､ 　|　 ; ￣7　//　　　 　 /　.|　　 　 圦　　　　　;、 .人7ア. |三三／
　|　　　　　　 丁　　　／`‐'´ 　"''＜　 / .／　　　 　 ./　　|　　 　 | /ﾆ天ﾆﾆ.. }`ｰ ´　　. |三三|≧
　|　　　　　　　|　__／　　　　　　　　,.｡*'"　 ､　　　.／　 　 !.　　　 |.| .∥ }〉 　}.!　|二二二二二|
　|　　　 _｣Ｌ∟／/}　　　 , ----'' "´',　 ∨　　　／　 　 　 |_,,.､丶7 !　　}, --..|.|　|　　 ＼＿＿_|
.八　　　|≧=‐‐=≦7¨¨¨ア¨　　, ---',_／≧=≦　 _,.｡ *''" 〉-7ハ} .|　　|　　 .|.|　|　　　|..＼二ミメ、
ｲ.. ≧=‐|　　　　　　|7777≧=彳ｱ　　　〉----‐　'' "´/ .!　|　∥　}...|　　|　　 ; .!　!　 　 |　乂＿＿/
77777７≧=‐　‐=≦77777＞'ﾞ´ 　 　./　　　　 /　　 .{　|　|　　　 ;　|　　{　　/_ｊ . |　　　|＿＿＿＿＿
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 | | |　|　.｜
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |二二二 |
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 八__,.､丶´＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　 , -ｧ 　 　 　 /　7　　　 ∨
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　 _｣Ｌ∟∟Ｌ｣_ 　　　　 , - ′--､ ＿　　 /　//　　　　　 ∨
. ,| ≧=‐-‐=≦|_　　　　{し､-,､ 　|　 ; ￣7　//　　　 　 /　.|
　|　　　　　　 丁　　　／`‐'´ 　"''＜　 / .／　　　 　 ./　　|
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　|　　　 _｣Ｌ∟／/}　　　 , ----'' "´',　 ∨　　　／　 　 　 |
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ｲ.. ≧=‐|　　　　　　|7777≧=彳ｱ　　　〉----‐　'' "´/ .!　|
77777７≧=‐　‐=≦77777＞'ﾞ´ 　 　./　　　　 /　　 .{　|　|
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│易牙は当時では最高の料理人だったのだ。　　　....│
└─────────────────────┘

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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　)　ー' 　l
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　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 /　,,　　　　　　　　　　　　　 ｰ― ､
　　　　　　　　　　　　　　　　　､/　　//／　　　　　　　ヾ､}　 ﾉ,,　 ﾉ
　　　　　　　　　　　　　　　　,､)　　　　､　　　　　　　　　　ﾉﾉ　 ／
　　　　　　　　　　　　　　　 / 　,/　_､ｰ'｀'´'´'´}z,　 ｣l　　　　／
　　　　　　　　　　　　　　 　{,　 l||,/　　　　 ,/~　ヽ〉 彡ﾉﾉ,　l
　　　　　　　　　 　 　 　 　 ヾz,　 l　｢l ヽ,　〈ｰ__､ノ､_} 　))；; ｌ
　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ／ rz,,､l‐ｌ_ｌ''ﾌr　〈､~ノ､rzl ))) ｒ‐彳
　　　　　　　　　 　 　 　 / 　 { { /ヽ⌒ V__V　ﾉl　,)' ﾉ,, , ヽ　　ただ、中国に限らず、食人自体はどの国でもあった。
　　　　　　　　　　　　　　 ⌒) ､ヽヽ ﾄー― 彳l|　/ノノ彳ノ
　　　　　　　　　　　　　　　　＞､ﾐヽ l::::::::::::::::: | /ｰ‐≦　　　　　日本だと薬食いっていうのがあるけど、
　　　　　　　　　　　　　＞ '　　l ≧z l::r,ﾆz‐v l/三三ﾉ≧z､
　　　　　　　rー彳´　　,r≦三三三 ヽ,　― ､/三三, '三三ミz､　　あれは鹿やイノシシの肉だけじゃなくて、
　_,.．-　'''"　＿lllr≦三三三三三三三三三三,三'三三/,三三≧､
/__,.．-≦'"三三三三三三三三三三三三三彡　 ｀ヾV/三三∧≧､　　人間の肉も含まれていた。
三三三三三三三三三三三三三三三三彡'　　　　　V三ﾆ /::∧三､
__,,.. ．斗≦ﾆ三三≧斗 ﾆ 三三三三彡 '　　　　　　　/　｀V::::::::::::ヽﾆ､
:::::::::_,,..-‐''＜三三三三三三三彡 '　　　　　　　　　, 　　　 V::::::::::::::}ﾆ､
::::::::::::::::::::::::::｀ヽ三三三三彡 '　　　　　　　　　　／　　　／::::::::::::::::::}ﾆ､
::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ三三三≧､　　　　　　　　　／　　　／::::::::::::::::::::::ﾉﾆz､
::::::::::::,　――――三三三三≧､　　　　　 ／　　　／::::::::::::::::::::::／三z､
z≦ 三三三三三三三三三三≧､　　　／　　　／､:::::::::::::::::::／三三z､
三三三三三三三三三三三三≧,　 ／　　　／三≧､::::::::／三三三z､
三三三三三三三三三三三三三／　　　／三三≧z､,／三三三三z､
三三三三三三三三三三三三／∧　 ／三三三三／三三三三三

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／　　　　｀ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/　/　　　::::.　　V　　　　_
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ｌ, '/　　:::　　　::　}　　／: : ' ､
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ／::/===　　 ===:　} ／: : : : : : :´:": ‐ ．..,,,_
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／:::::/　{ {　:: ,,　}　}　 }: ,: ｌ: : :_,.．-'''"　￣
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ／::::::::::::ヽ { ;　　　　} ,}　 }:/ノ: ／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /:::::::::::::::::::::ｌ､lﾆﾆﾆﾆﾆl} } ,ﾉ': : :/　　ヨーロッパでもミイラを薬として珍重していた。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　｀ヾ::::::::::::::::::ヾz､　　　,r : : : : : l_＿
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＞:::::::::::::｀ヽミzV: : : ,　イ:::::::::::::::::､　ミイラはアラブの商人から手に入れていたみたいだ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　_,.．-'''"::::::::::｀ヽ::::::::: ヽﾌ : ／:::::::::::::::::::::::::::::::､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ノ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀ヽ:::ヽ:／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::､　この取引は２０世紀まで続いている。
　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ/o:::::::::::::::::::::::::::,::::::::::::::::､
　　　　　　　　　　　　　　　　／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::,::::::':::::::::,::'::::::､
　　　　　　　　　　　　　　 ／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::,::::::::::::::'::::::::::::::::,::::'::::::::::､
　　　　　　 　　　　　,　　'::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::,:::::::::::::::':::::::::::::::::::::::::::::::::,::::',:::::::::::::､
　　　　　　 　 ,　　':::::::::::::::::::::::::::::::::::,:::::::::::::'::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::,::::::':::::::,:':::::::::,:ｲ
.　　　　 ,　　'::::::::::::::::::::::::::::::,:::::::::::'::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::,:::::'::::::::::::::,::'::::::,:::':::/
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　　　　　　　　　　　　　　　 / 　,/　_､ｰ'｀'´'´'´}z,　 ｣l　　　　／
　　　　　　　　　　　　　　 　{,　 l||,/　　　　 ,/~　ヽ〉 彡ﾉﾉ,　l
　　　　　　　　　 　 　 　 　 ヾz,　 l　｢l ヽ,　〈ｰ__､ノ､_} 　))；; ｌ　　もっとも、自分の楽しみのために生きた人間を食べるのは、
　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ／ rz,,､l‐ｌ_ｌ''ﾌr　〈､~ノ､rzl ))) ｒ‐彳
　　　　　　　　　 　 　 　 / 　 { { /ヽ⌒ V__V　ﾉl　,)' ﾉ,, , ヽ　　　　中国特有の文化でもある。
　　　　　　　　　　　　　　 ⌒) ､ヽヽ ﾄー― 彳l|　/ノノ彳ノ
　　　　　　　　　　　　　　　　＞､ﾐヽ l::::::::::::::::: | /ｰ‐≦　　　　　　薬や神の生贄ではなく、喫人と称して純粋に食として楽しむ。
　　　　　　　　　　　　　＞ '　　l ≧z l::r,ﾆz‐v l/三三ﾉ≧z､
　　　　　　　rー彳´　　,r≦三三三 ヽ,　― ､/三三, '三三ミz､　　これは世界的にかなり珍しい。
　_,.．-　'''"　＿lllr≦三三三三三三三三三三,三'三三/,三三≧､
/__,.．-≦'"三三三三三三三三三三三三三彡　 ｀ヾV/三三∧≧､
三三三三三三三三三三三三三三三三彡'　　　　　V三ﾆ /::∧三､
__,,.. ．斗≦ﾆ三三≧斗 ﾆ 三三三三彡 '　　　　　　　/　｀V::::::::::::ヽﾆ､
:::::::::_,,..-‐''＜三三三三三三三彡 '　　　　　　　　　, 　　　 V::::::::::::::}ﾆ､
::::::::::::::::::::::::::｀ヽ三三三三彡 '　　　　　　　　　　／　　　／::::::::::::::::::}ﾆ､
::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ三三三≧､　　　　　　　　　／　　　／::::::::::::::::::::::ﾉﾆz､
::::::::::::,　――――三三三三≧､　　　　　 ／　　　／::::::::::::::::::::::／三z､
z≦ 三三三三三三三三三三≧､　　　／　　　／､:::::::::::::::::::／三三z､
三三三三三三三三三三三三≧,　 ／　　　／三≧､::::::::／三三三z､
三三三三三三三三三三三三三／　　　／三三≧z､,／三三三三z､
三三三三三三三三三三三三／∧　 ／三三三三／三三三三三

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／　　　　｀ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/　/　　　::::.　　V　　　　_　　　飢餓、薬、儀式としての食人は多いが、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ｌ, '/　　:::　　　::　}　　／: : ' ､
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ／::/===　　 ===:　} ／: : : : : : :´:": ‐ ．..,,,_　味を楽しむためというのは、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／:::::/　{ {　:: ,,　}　}　 }: ,: ｌ: : :_,.．-'''"　￣
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ／::::::::::::ヽ { ;　　　　} ,}　 }:/ノ: ／　　　　　　　　　他にほぼ記録がないんだよな。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /:::::::::::::::::::::ｌ､lﾆﾆﾆﾆﾆl} } ,ﾉ': : :/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　｀ヾ::::::::::::::::::ヾz､　　　,r : : : : : l_＿
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＞:::::::::::::｀ヽミzV: : : ,　イ:::::::::::::::::､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　_,.．-'''"::::::::::｀ヽ::::::::: ヽﾌ : ／:::::::::::::::::::::::::::::::､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ノ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀ヽ:::ヽ:／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::､
　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ/o:::::::::::::::::::::::::::,::::::::::::::::､
　　　　　　　　　　　　　　　　／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::,::::::':::::::::,::'::::::､
　　　　　　　　　　　　　　 ／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::,::::::::::::::'::::::::::::::::,::::'::::::::::､
　　　　　　 　　　　　,　　'::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::,:::::::::::::::':::::::::::::::::::::::::::::::::,::::',:::::::::::::､
　　　　　　 　 ,　　':::::::::::::::::::::::::::::::::::,:::::::::::::'::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::,::::::':::::::,:':::::::::,:ｲ
.　　　　 ,　　'::::::::::::::::::::::::::::::,:::::::::::'::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::,:::::'::::::::::::::,::'::::::,:::':::/
.. ,　　'::::::::::::::,::::::::::::::':::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::,:::::'::::::::::::::::,::::':::,::::'::::::::/




　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 /
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 /{
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/　｀}
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 (　　/　ﾉ|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　)　ー' 　l
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ,　 ― ､ノ　　　　ﾉ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／　　　　　　　　 ,'
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 _　/　　　　　　　　　 (
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,　' ´｀´ ｀'　　　　　　　　　 ／
　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 /　,,　　　　　　　　　　　　　 ｰ― ､
　　　　　　　　　　　　　　　　　､/　　//／　　　　　　　ヾ､}　 ﾉ,,　 ﾉ
　　　　　　　　　　　　　　　　,､)　　　　､　　　　　　　　　　ﾉﾉ　 ／
　　　　　　　　　　　　　　　 / 　,/　_､ｰ'｀'´'´'´}z,　 ｣l　　　　／
　　　　　　　　　　　　　　 　{,　 l||,/　　　　 ,/~　ヽ〉 彡ﾉﾉ,　l
　　　　　　　　　 　 　 　 　 ヾz,　 l　｢l ヽ,　〈ｰ__､ノ､_} 　))；; ｌ　　子供を狩りたてて、捕まえた後、
　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ／ rz,,､l‐ｌ_ｌ''ﾌr　〈､~ノ､rzl ))) ｒ‐彳
　　　　　　　　　 　 　 　 / 　 { { /ヽ⌒ V__V　ﾉl　,)' ﾉ,, , ヽ　　　　頭を鉈で叩き割ってから、
　　　　　　　　　　　　　　 ⌒) ､ヽヽ ﾄー― 彳l|　/ノノ彳ノ
　　　　　　　　　　　　　　　　＞､ﾐヽ l::::::::::::::::: | /ｰ‐≦　　　　　　脳みそを啜るのが貴族の嗜みだったり、
　　　　　　　　　　　　　＞ '　　l ≧z l::r,ﾆz‐v l/三三ﾉ≧z､
　　　　　　　rー彳´　　,r≦三三三 ヽ,　― ､/三三, '三三ミz､　　　食に対するこだわりが強いな、中国は。
　_,.．-　'''"　＿lllr≦三三三三三三三三三三,三'三三/,三三≧､
/__,.．-≦'"三三三三三三三三三三三三三彡　 ｀ヾV/三三∧≧､
三三三三三三三三三三三三三三三三彡'　　　　　V三ﾆ /::∧三､
__,,.. ．斗≦ﾆ三三≧斗 ﾆ 三三三三彡 '　　　　　　　/　｀V::::::::::::ヽﾆ､
:::::::::_,,..-‐''＜三三三三三三三彡 '　　　　　　　　　, 　　　 V::::::::::::::}ﾆ､
::::::::::::::::::::::::::｀ヽ三三三三彡 '　　　　　　　　　　／　　　／::::::::::::::::::}ﾆ､
::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ三三三≧､　　　　　　　　　／　　　／::::::::::::::::::::::ﾉﾆz､
::::::::::::,　――――三三三三≧､　　　　　 ／　　　／::::::::::::::::::::::／三z､
z≦ 三三三三三三三三三三≧､　　　／　　　／､:::::::::::::::::::／三三z､
三三三三三三三三三三三三≧,　 ／　　　／三≧､::::::::／三三三z､
三三三三三三三三三三三三三／　　　／三三≧z､,／三三三三z､
三三三三三三三三三三三三／∧　 ／三三三三／三三三三三

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　　　　　　　　　　　　　　　 └─┘
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　 　 　 　 　 　 　 │　 └─────────┘　 　 　 │
　 　 　 　 　 　 　 │　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 │
　 　 　 　 　 　 　 └───────────────┘








┌──────────┐
│華界の廃墟地区。　　.....│
└──────────┘

　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 [_| |／:::::::|::::::::::::::::| |　|: |　|
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＾'　 ,　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 [_| |／:::::::|:::::|:::/::::::::::::| |　|/::|　|
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: |ヽ＿＿,／|: :|〉::::::::ニ∧　　 ＿　　 　 ￣￣　.|:.::|/::::::::::/::::/ : | |　|::::::|
:.:|　|: ::::::::|　|: :|:∧::::::::::::∧￣:::::∧　　 　 　 　 .|: /::::::::::/::::/::: : | |　|::::::
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二二二二jﾘﾐ二二jル＼:::::∧　 'ｖ=ﾆ￣_____,j{竺竺竺竺竺竺竺:| |　|竺
-:| |‐‐‐‐)ﾘミ‐‐‐‐‐:| |:::::::::::::∧　| |二二二_j{「　　 |￣||￣￣|[￣| |　|￣
__| |＿____,|::|＿＿＿| |ミ::::::::: : |__|_|＿__/|´ j{「＿_,,,|＿||＿＿||___,| |　|＿
:::| |: : : : .:.|::|: : : : : : | |ﾐ:::＼::::: |ＴＴＴＴ/: |__j{「| |￣||￣￣￣￣￣ﾞ| |　|￣
: | |: : : : : :|::|ＶiＶｉv: :| |ﾉ＼:::::::: |¨ﾞ|￣/: /::〈:| :| |==||　　　　. : : : :.:| |　|
::| |: : :从从::| i i i |刈ﾊ: : : ＼:.::.|:::|: /:::/:::.::/| :| |＿||=＝＝::/￣〉 :|_|／
:| |=7'^"^'く:::| i i i:|: 从ﾙ＼: : ＼|::::/:.:/:::: /.::| :| |ﾞ¨/|　　　 /　 /／
| | ﾐi:i:i:i:i:i:i:ﾐ;ﾐ;xi i |::::从ﾙ::::＼: : |:::|: /:::: /:.:. | :| |/: :|:　 　 | 　 |　}
: :ﾐi:i:i:i:i:i:i:i:iﾐ｢ |ミ爻ｖ从ﾙ :|＼＼|:::|/＿/:.:..　|/|_|: : :|　 ／| 　 |ノ´￣
ノ乂i:i:i:i:i:i:ノ_,| |ミ爻i:i:从ﾙ:|::::|::::::|二二‐_　／::::|: : : |／　:| 　 |
{ﾆ=-‐　￣　:::| |ミ￣｀`ト从|::::|::::::|二二二-_|::::::|: :,イ　　 :| 　 |
　 _／　／,/ 〉| |ﾐ;ﾐ;、/:::从ﾙ⊥_:::|ニニニニＬ ┴￣{＿ノ | 　 |乂
　 {　／.//::/ ::| |ﾐ;ﾐ;ﾐｘ::::从ﾙ:::::￣7ﾆﾆﾆ　￣＼/: : :{　{　 :| 　 |乂ﾐ　:::
　 }'´　//::/:::::: | |ﾐ;ﾐ;ﾐ;ﾐ;:::::jﾙ,:::::: /二二__　　￣:,　:/￣＼ | 　 |乂ﾐ　::
＿j＿//::/ ;:;:;:;';| |ﾐ;ﾐ;:::Ｖ:;:;:ﾙ{:::::/:::::　　　´´~~""ﾍ {　 　⌒| 　 '/乂ミ.:
/:/二二二二lニ| |ﾐ;:;:ノ∨:;:;:;:;:/´´~~""'' 　 ＿二ﾆﾞ,__　__ノ i, 　 Ｖ乂ﾐ
| |二ニニニニニ| |￣:::;:;:}／￣{"" ´´￣￣＿＿__,,,.}::::.　　　i,　　∨狄
￣ﾏニニニニニi:| |:::;:;／;:;:::::::::}二二.....,,,,__;';';';';';';''彡,:::..　　　i,　　:W从
;:;:;;j}´""广￣｀ヽ´| |_ノ;:;::::::::.:.:/:::___ _ _　　　￣´´",,ノﾍ::::　,x小,　　Wミ
;;;::/;;:;;::::(::;:;:;::::;;::|:::| |:＼::::;;;／"´;:;:;:;:;:;: ; ; _,,.. -‐ ''´　 : :Ｖ介小ﾐソ爪泌
∨:::;:;:;::::)::;:;;;_,,ノ|::::| |;;:;;{／/;:;:;:;:;:;:_,_,､ぃｖぃｖっｖぃｖぃぃいj{ﾐン川i泌ン
__);;;::;;;ノ(;:;:;;;)ノ:::|::: | |;;;:;};;:ﾉ:;.:,;:;:;:jソい乂爻爻狄狄乂爻洲iﾝ洲泌ツ泌
::;;;};;::;;;):::)::;:(::;:);;:|;:__| |:;:;;ノ＿,､ぃいﾊ乂爻狄狄爻爻狄)州ﾝ洲ﾐツ泌爻
:::/＼;;:;:::::: ): ＞''"　＼ノ//::/:::/:;:;;xぃ爻ミ爻爻乂爻狄刈州‐ミ泌ミ狄
/:;:;;;:::Ｙ⌒::::/　　..，＜::/￣＼んｩi狄ﾂ⌒　⌒ｿﾝ少ﾝ必Ｖﾙﾘ|::::::｀''＜狄
{;;;;;:;:;:::}:::::::∧,､イ:|::|:: ://::/＾ｿﾝ孑'’_,,..　-‐　'' "´　　 __,.二ﾆ≧s｡.::::::｀
乂___ノＹ;;;::}:://|　|ﾉ: //::/:::/‐　'' "´:::::::::_,,..　-‐　'' "´　　　 [::｀'＜〕iト
く:;:(;:;:;::；:;ノ⌒:::|　|: //::/:::/_,,..　-‐　'' "´:::::::::::::_,,..　-‐　'' "´{｀ヽ、:｀ヽ、
ノ;;:;:)::;;ﾉ:;::);;::;;:::|　|/￣＼/::::::::::::: _,,..　-‐　'' "´::::::: _,,..　-‐　'|::::|:::丶、

　　　　　　　＿＿＿
　　　　　／　　 　　 ＼
　　　 ／（● ） （● ）　＼
　　／ （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） 　 ＼　　　結界張って目くらまししてたのか。
　　| 　ｌ^l^lｎｪｪｪェ／　　　　 |
　　＼ヽ 　 L　　　　　　　 ／
　　　　 ゝ 　ﾉ
　　　／ 　 /




　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ＿＿
　　　　　　　　　 　 　 ￣＼／ ／￣
　　　　　　 　 　 /　　　　＿／
　　　 　 　 　 　 　 　 　 |
　 　 　 　 　 　 ｌ lＶＶＶl｜　　それにしてもチンケな結界よな。
　　　　　| ∨　 | |////| ∨/
　　　　　ｌ　 V　| ﾚﾚﾚﾚ}　 V/＿_　さっさと入って髑髏を入手するぞ。
　　　　　　　 ￣　　　　　　　　　　 ∨
　　　　 　 ＼＿　　_ ∧ _　　―　　 ∨
　　　　　　　　　|　 ＞_＜　 ∨/　 ＼l
　　　　　　　　￣　　　　　 　 ∨/
　　　　　　　|　　 　 　 　 　 　 ∨/
　　　　　　　l　　　 |―‐
　　　 　 　 　 　 　 |　　　 ＼　　|
　　　 　 　 　 ＼　 | 　 　 　 |
　　　　　　　　　 )ノ　　　　　|　/

┌────────────────────┐
│キル夫達が廃墟内へと足を踏み入れる。　　 　 .│
└────────────────────┘

　 　 |::: : ￣|　　　　　 ＿　　　　　　::|　　　　　　　　 /.:.:|::::::::::::::└ﾍ,　　 　　　 　 　 ／　　|: : :|::::::::|.:.:.:ｌ: l,.:.: ﾞi, : ﾞi, ‘,
　　 |:::::::::::::|　　　 　 :|::::::￣|　　　　::|　　　　　 　　 /.:.:. |::::::::::::::|___|::しﾍ　　　　　 _/　　::＼|: : :|::::::::|: : :l.: l,.:.:. 'i, : ﾞi, ‘,
　　|＿::::::::|　　　　　:|::::::: : |　　　　::|￣| ‐┐　　　 |.:.:.:. | 二,__ 　　 └‐|　　　　／　　　　　 |: : :|::::::::|: :.::|:.::l,.:.:.:.'i,.:. ﾞi, ‘,
..,,,__　 ￣¨　　　　　 |::::::: : |　　　　::|::::::::::::::|ー┐/|¨＼::| |xヘ::| |~¨| 冂|　 ／￣　　　　　 ￣|: : :|::::::::| : : |.:. l,.: .: 'i,.:.:.ﾞi,
..,,__´~ﾟ"''　ｰ-　　__　´"'' ┘　　　　|::::::::::::::::::::::::::| |　　 ￣　　 ＼''┘凵|￣ｒｰ- __ 　 . . . : : ::::|: : :|::::::::|: ::: |:.:.:l, :.:.::'i, : :ﾞi,
　___¨ﾆ=‐-　　 __　~ﾟ" '' ｰ-　　...,,_|'´|￣|:::::::ｉ´｀i｣:|　　 |¨^ｉ　　　 〉　　.:|√|ｰ-　_´~" ''￢ｉ::::::::|: : :|::::::::|: :.:.:|: : l, : : :'i, : :
_|::::::::::::|　　　　　 ¨ﾆ''=‐- 　 ,_　　|　|┌|｀T`/ヽ.:.:|　　 |:::::|　　: :::|Ｖ∨Ｖ.:.:.|　　 |´~'T￢=:|:::: : |: : :|::::::::|: : : |:::: l,.: .:. 'i, : :
|:::::::: : |　　 　 　 :|￣~¨¨|:　 　 ￣|　〈＼|　|/ ／) |-　,_|:::::|　: : :.::|:::/:::::|二:|　　 |:::::::|　　 :|:::::: :|: : :|::::::::|: :: :.|::::: l, :.:.:.'i,
:::::::: : |　　　　　 :|:::::::::::::|　　　　 :|(￣＼Ｙﾉくニつ|,,__::::¨ﾆ=‐-　._|_:::::: ﾉ｀ｰ:|　　 |:::::::|　 .:.:.|:::::::::|: : :|::::::::|: :.:.:.|:::::::l, : : :'i,
..,,＿_|　　　　　.::|:::::::::::::|　　　　 :|└‐ｧ'´ (__}‐┘ |　 ´"''ｰ-=ﾆ二_::¨ﾆ=‐-.⊥_　 |:::::::|　 　 |::::: : |: : :|::::::::|: : : :|::: : l, : : : :
‐-　　__ ,､､、　 ∟..,,＿|　 _,,.,_　:|.:.:/::||^i^'い /　 |　　.:.:|:::::| 　 |::´"''ｰ-=ﾆ二:::¨ﾆ=‐-　,_.:.::|:::::::: |: : :|::::::::|: : :.::|:::::: l, : : :
　　　　.ハハ'7ハ‐-　　,__{´ ｀}_,|.:.:|: :||:::|::/い　.:.:|〈｀Ｙ´ﾊ:::| 　 |::::::::::::::|:::::::::::|´"''ｰ-=ﾆ.,_￣|::::::::::|: : :|::::::::|:: :.:.::|::::::::l,: : :
￣¨丁 {_i_i_i_}:ＶＶ_　　　　乂ソ::|.:.:|: /|:::|//.:|:|　:::|(＼|/ /)┐　| ::::::::::: | :::::::: |::::: : |::::: |:　￣|:::::: : |: : :|::::::::|: : : ::|::_,､-''"
:::::::::|　 乂_乂 |::|:::￣丁~"' 'い,|.:.:|/:::|:://　 |:|,､--(ノＹ<-＜　 |::::::::::::: |:::::::::: |::::: : |::::: |　 .:.:.|::::::::: |: : :|::::::::|_,､-''"
::::: :|　: : ∧∨:|::|:::::::: |　　　 ﾞい,　　 |/,:|:|: ,.:／~:|￣''| ヽ＼)ﾟ"''　ｰ-　_|::::::::::::|::::: : |::::: |　 　 |:::::::::::|　_,､-''"
: : :|　. . : : :〉∨/:::: :: |　　 . : ::|い　.::|/ﾞ:|:|//|:|／|￣└ﾍ_)┘‐-　,,_::::::::´~ﾟ"''　ｰ-.⊥.,,_|　　　|::_,,､‐''"
:::::|----ﾐ､.∧∨::/::::|　　. : : :|/l::l　 |:::::|// //　:|　　　:|:::::|　　　. :´~ﾟ" '' …‐- 　 __:::::´~ﾟ"'￢|
二二ニ＼＼|〉∨_/:|=‐┐.:.:/::/|:| : |:::://:://^7.:|　____ |:::::|　　: : : : : : 匚]: : . 　 　 :|´"T'冖￢|　　　　　　　　　　. . : : : : :
::::|＿／￣＼|:|〉∨￣Ｖ'|--/::/ |:|.:.:|:://:://:::/::／／¨ |:::::|　:.:.:.┌─--　　　 __　 : :|:::::_| -=ﾆ´　　　　　. . . : : : :.:.::::::::::::::
／---xﾆ二二二ヽ:;:;::| |ﾆ/::∧:|:|: :|//:://:::/|/.:.:/＿__|___|. . : ::::|:┌-　._::::::: ::: |-‐=ﾆ¨　　　. . . . . : : __,,..　 -‐　'' " ~￣
　　ﾆニ＼＼|::ﾆ|＼＼|_|_/_/_／￣ア￣＼く￣￣￣｀丶、￣¨¨「|:::|:::::::::::::￣_」⊥ﾆ=--‐‐…　''　"`｀　　　　　　_ｉ | | | ｉｉ
‐‐二二Ξ＼::Y´￣/.:.:.:／⌒|.:.:.:/.:.:.:.:.:／￣＼-=ﾆ..＿___＞　 -‐ 　' ' "ﾟ ~´　. . . . : : vv从从ｗ／￣/|─''"´￣从从从

┌──────────────────────────────────────┐
│この廃墟は、元々は何かの倉庫だったようだ。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　....│
│　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.│
│もっとも、中は瓦礫の山ばかりで、何を保管していたのかまではよくわからなかったが。　　....│
└──────────────────────────────────────┘

: :＼ ＼.:.:.:.: : . .　　_,.-ﾆ､ﾞi, : : ‘i,::l、　‘i，_.､-''＾l, |:::::::::_､＜「＞,、:::￤:　　　　　 . . :ji:{.:.:.:.:.:.j{`丶、.:.: . . .
＼: :＼ ＼.:.:.:_,.‐ﾆ.-'".:.:ハ:ﾞi,　 :‘i,::l､_.､‐i，　　　l, |､＜)＞''^''＜:: : .　　　　　. : `ヽji:{.: : : :.j{: . .　 `丶、. ./
: :|＼: :.＼ 'く､‐''゛.: .: : .′ ﾞi,:ﾞi,,.､-ﾞi,::l、　‘i，　,､＜＞'"::: : .　　　　　 　 ､、: : :|i :. /i:{丶、.j{: : .　　　　　./:::
: :|.:.: ＼: :.＼ ＼.: : .　 　_.､-ﾞi,:ﾞi,　 ^i,::l、 .,､＜＞'"l |:::. .　 　 　 . : ::::ｉ | : `丶､|i::/〉i:i{:.:..:. j{:､、　　　....::./::::::
: :|.:.: 　 ＼: : ＼ ＼.､-'″ 　: :ﾞi,:ﾞi,　 :,､＜＞'ﾞi，:.: :’ 　　　 . : :|:::::: :: | |.:.:.:. . ／^'ﾒi:i:{:. .　 ′　　　､、 /::/::::
: :|.:.:.　　| |＼: : ＼ ＼: : . . : : :.:ﾞi､＜＞"l、: . .　　　　 . . : ::／＾＼ : | |｀丶、:.:.:.:.{i:i:/`　　　　　. . : :.::/::/:::::
: :|.:.:.　　| |＼＼: :.:＼ ＼.: ,､＜＞'i,:ﾞi,.: : . .　　　　 ..::ｌ |.:／::／:l＼::＼|.:.:. : . .　　　　 　 . :.:`丶、ヽ､/::/::/::
＾'ﾄ、: ..:.:| |: : ＼ ＼ : ＼ ＼''".:.: : .　 　 　 　 . . :'i, :_／::／:::: : |:: : ＼::＼: .　　　 . .:.:｀}ト．.:.:.: .:. `'/::/::/:::
: :| ｀'トミ|_|: : : : ＼| ＼: :＼ ＼.　 　 　 . . : :.i,:ﾞi, ／::／l |:::::::::::::|: . .　　　　　. . :ｉ!:{.:.:. j{. :...｀ 　 、/::/::/::.:.:
: :|: : |: :.:|::＼: : : : :|＼: : .　｀　　　 . . : ﾞi,:ﾞi,: ::／::／:'i,.:.:ｌ:|::: . .　　　　　 . ..:＼::＼ﾉ.: . .　 　　 . : /::/::/|.:.:.:.
｀丶､|: :.:| |.: |:ヽ、.　　　　　 . . :ヽ ＼.: .: ﾞi／::／:ﾞi,.:.:.:i,／ .　　　 . . : :::::::::＼:.:＼:. .　　　 . . : :.:/::/::/: |.:.:.:.:
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: : : : :|´''トミ,::::::::::::::´'=ｒ┬く:::::｀''-､_'-､_|:|:｀TＴＴ}: |TT ｉ ; :　 : ; i TTTTTl,:::lTTTTTTT/::/Tl:::::::::::|::_:::|.:.:.:.:
: : : : :|厂レ'´~"'' 　 __::|: |: : |＞｡,:::::｀''-､_ｰ､|_|_l_,}: ||_|_j_ _ _..ｉ_ｉ_|_,|_|_|_|_|_l,:::l__l_|_|_|_|,/_/|_j_|:::::::／,ｨ| |:::::::::
: : : :/ﾍ,　　　　　　　 ｀|: |: : |:.:.:.:.::｀トミ::: ｀'‐|__| |_}: |_＿_ _ __＿＿＿＿_ハ:::l,＿＿＿／/＼］ｒ'／.::|| |.:.:.:.:
: : :/:::::::ﾍ,　　___＿／7|: |: : |.:.:.:.:.:. |::::|´'トミ|: :| |:::}: |__:::::::::::::::::::::::::::::::::/:/::l,::l::::::::::／::://:::::＼|　.:.:|| |.:.:.:.:
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　　 　 　 ｌ::.　 　 ヾﾄ二辷fｰr-r------------ｨ-r一ｰ''∨ 　 ...::::ｌ
. 　 　 　 八:.　　 　 ヾ. {__{__{__{___|___|___|___|___}__}__}__}__}/　　　..:/
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　　　　　　　　　　 ＞ﾆﾆﾆr-ｺｺｺィ二ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ二二二_-- 、_
　　　　　　_､ + '”_､+'”二つ7ｺｺｺゝ_＿￣￣￣￣￣￣ ――― --- ニ―---、
.　　　 　／, ィイ'_---r―イ{､」_」」＼＿二二二二二二_― -_==_-_―-- `＼―`
　　　　,{　/,ィ ´　　　 ',　　Yrt-､´:::::::::::へ{ﾄγ⌒ヽ_＿γ￣ヽ―---`rt￣￣￣::`+。　となると、地下室に続く階段を探しやすか。
　　　 ；::::＞､_＞''V＜二二り_____)―--}`, }`{////},―､{////}´¨　 ｲへ}-ﾆ----'''"
　　　 ；:::::::::::::::::::::；　　　　　　　　 ,ィ´{ `tﾘ　`ー ´ｲ　　` ー ´　　ノ リ/´ノ＞¨ `。
　　　ゝ:::::::::::::::::::::；　　　　　　　ノイ　　　|vト 、　 {､ー ,　　　　／　}ノ./　　　√ `。
　　　 ；“'+----ィ　　　　　　.／　 |　　　 | ',、　　　 ＿　　　　　　ノ.....；　　　.；　　　'。
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　　　；　　 　 　 ；　　　　 /　　　　l　　　 l　',......＼` ー ´ 　,イ　/.......ｲ　　　；　　　　　 '。
　　 ；　　 　 　　；　　　 ,ｨ,　　　　 .|　　　 |　',......', ＞ー＜,　, ィ/....../；　　　；　　　　　　 ',
.　　；　　　　　　.； , ィ ´　　　　　　|　　　.|. 　',......',　` V/　　 /....../ .；　　　； 　 　 　 　　；
　　； 　 　　 　 　Y　　　　　　　　 入　{　.|　　 ',......'。　 i　　./....../　 ；　_　 ；ト、　　 　 　 ﾄ､
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　 ；　　　　　　　　',　　　　_ - ゜　　人 ； ；　　　　 ',......＼/......../　　　 ﾟ｡ ', .t　　　　　　　　　 ',
　 {　　　　　　　　 .；　　 　,ィ　_ +"　　＞<　　　　　ﾟ 、_/＿ /　　　　　 >t__>、　　　　　　　　 ',
　 '。　　　　　　　　j　　 ,ｨ _ +　　　　　　{＼　　　　　r----t　　　　- ¨　 _ -.入　　　　　　　　 '
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　 　 。　　　　　　, ィ　　　　　　　　　　　 { ト　　　　　「￣￣i　　　　　　　 ／　 }ト、
　　　 ＞-----＜　　　　　　　　　　　　　>、.　　　 　└―.┘　　　 　 　 /　　 ハ. ヽ　　 ,ィ¨
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　t､ヽ、　　　　　　　　　　　　　　　　 /　 '。 `.／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/ `s､`ー-- 、_　　　　　　　　　　　　　 /　/

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ⌒
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 |　　|
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 |　　l　　　　　　　　　　　 ――
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 |　　　　 　 　 　 　 ／　　　　　 ノ
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 l　/　　　　　　　／　　､≦　￣
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ノ　　 ￣￣　　　　≦
　　　　　　　　　　　　　　　　　　＞― ､　　　　 ＞― ､　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ￣＼ ﾉ　―‐　ﾐ ―ﾉノ　　 丶　　　面倒だ。
　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 l　　 丶　l　ノ ､　　　　 　 　 ＼
　　バ　　　　　　　 　 　 ￣￣／￣)　|－ ┃ －}l l￣＼　　 　 　 ＼　　地下室ごとこの上海を吹き飛ばしてくれよう。
　　チ　　　 　 "／　　 　 ―‐￣ T　 　 /　　丶ﾉ　≧　 ｌ　　　　 /　 ＼
　　ｌ77　　　　 ´了　／ 　 　 　 　 /　) 　 ┴‐　⌒　 ）ノ　　 ∨/ ＼￣
　　’’　　　　　　　　　　　　　　　/／　　　￣　 ヽ　}　/∧　　∨/　 ＼
　　　 （ 　 　丶 ＼　　　　　　　　　　＼　　　　　 l　ｌ　//∧　　∨//＜
　 　 　 ＼　　　　/　　　　　　　　- 　 　 　 ――ﾉノ－ //∧　　∨￣
ｌ＿＼　　 l　　 　 ＼ ＿ _　／￣　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 l
　　　 ＼＿　　　　-====-　　　　∧／￣　　　　　　　　 　 ﾉ　　 }
　　　　　　　＼　-=======-　￣　　　　　　 　 ／／　　　　三 ノ
　　　　　　　　　 -=======-　　　　　　　　　　{　 ＿ _
＿　　　　　 ／￣　-====-　　　＿＿＿／￣￣
　　＼＿_／ 　 ＿／ ￣　　　　　　　　　　　　　　　　　 バ
　　　　　 ＿／　　　　　　　L ＿_／　　　　　 　 　 　 　 チ
　　　　　　　　 　 バ　　　　　　　　￣＼＿　￣ 　 　 　 l77
　　　　　　　　　　チ　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ’’
　　　　　　　　　　l77
　　　　　　　　　　’’




　　　　　　　　 ＿＿＿
　　　 　 　 ／　　　　　　＼
　　　　　　l　 ／￣￣＼ 　 ＼
　　　　　　|　ｌ
　　　　　　|　|　　　 　 　 |　　　　∨
　　　　　　|　|　　　 　 　 l 　 　 　 ∨
　　　　 　 　 l　　　　　　 |　　 　 　 ∨
　　　　　　 ＼ ､
　　　　　　　　)ﾉ　　　　　　 u
　 　 　 　 　 　 　 　 　 ∥　　　　　　 |
　　 　 　 　 　 　 　 　 ∥　　　　　 　 |
　　　　　　 　 　 　 　 ∥ し　∧∧∧ﾉ
　　　　　　　 　 　 　 ∥　 　 |/////l　　余計な事をするなっ
　　　　　　　　　　　　　u　　 |/////l
　　　　　　　　　　／　　　 　 ⌒⌒⌒l
　　　　　　　　 ／　　　　　　　　　　　＼
　　 　 　 　 ／　　　　　|＼　 　 　 /|　　＼

　　　　　　　　　　　　　　　　＿___　　 　 　 　 　 　 　 ＿___
　　　　　　　　　　　　　　 　 |　 | |　　　　　　　　　　　|　 | |
　　　　　　　　　　　　　　 　 |　 | | ￣￣￣￣￣ ヽ　 .|　 | |
　　　　　　　　　　　　　　 　 |　 | |.　　　 　 　 　 　 ＼|　 | |
　　　　　　　　　　　　　　 　 |　 | |　　 　 　 　 　 　 　 ＼　|　　　小鬼達が地下室に続くハッチを見つけてきやしたぜ。
　　　　　　　　　　　　　　 　 |　 | |　　　 　 　 　 　 　 　 　 |
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.　　　　　 　 　 　 　 ＼　／ ＼ニニニニニニニニニ二二_〉　　　　　　　　　　 　 　 　 :.;＞.:⌒≧:､
　　　　　 　 　 　 　 　 ∨＼　 |_＼ニニニニﾆ二二二二ニ　　　　 　 　 　 　 　 　 ／.:./:.:γ´.:__.:.:.:.ヽ
　　　　　　　　　 　 __匚]＼ ＼|.二.＼ニニニﾆﾆ　 　 ＼二　　　　 　 　 　 　 　 　 ':.:.:.:':.:.:.:.:.:.;ｨ^ヾ;:.:.:.:，
　　　　　　 　 　 ／: : : : : : ＼ |ニﾆﾆ.〉ニﾆ二.{＿　　　 |　/　　　　　　　　　　　　i{:.:.:.:.l:.:.:.:.l:.:{乂j:l:!:.:.:.:}!
　　　 　 　 　 ／.: : : : : : : : : :.∧　　　　　　　　＿_＼＿|,/　　　　　　　　　 　 　 八:.:.:.:ヽ:.:.乂_:.:.:ﾉj:.:.:.:ﾘ
　　　 　 　 ／: : : : : : : : : : : : : ∧　 　 　 　_／∨∨∨}/　　　　　　　 　 　 　 　 　 ヽ:.:.:.:.ー:‐=ァ´.:／
　　　　　　　: : : : : : : : : : : : : : : ∧ 　 　 ／∧∧∧∧l}＼　　　　　 　 　 　 　 　 　 ℡:､:.:.:.:.彡'.:.／
　　　 　 / : : : : : : : : : : : : : : : : : : ＼　　 ＼ニ三ニ／: : :.＼　　　　　 　 　 　 　 　 j´.:.:.￣.:.:.／
.　　 　 /: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :.＼　　　　　 　 /.: : : :. : 　 　 　 　 　 　 　 　 /.:.:.:.:.:.:.ィ〔
　　　　| : : : : : : : : : : : : : : : ＼＿, : : : : ＼＿＿＿,/ : : : : : : | 　 　 　 　 　 　 　 ,'.:.:.:.:.／:√
　　　　| : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ￣￣: : : : : : : : : : : : : |　　　　 　 　 　 　 {.:.:.／.:.:.;´
　　　　|_: : : : : :.: : : : : : : : :. :./＼.:/＼.:/＼ : : : : : : : : : : : : : |　　　　　　　　 　 ﾘ.:´:.:.:.:./
　　　　 |＼_.: : :: : : : : : : : : : :| 　l|:| 　l|:| 　l|: : : : : : : :／￣￣|　　　　　　 　 　 /.:.:.:.:.:/´
　　　　 |　　＼: : : : : : : : : : : | 　l|:| 　l|:| 　l|: : ::／￣ 　 　 　 |.　　　　　 　 　 /:.:.:.:.:./




　　　　　　　 　 　 　-―-
　　　　　　　 　 ／ 　　　　 ＼
　　　　 　 　 ／　（●）　（●）
　　　　　　　|　 　　ﾄｪｪｪｪｪｲ　　 |　　流石は妖魔、相変わらず仕事が速いな。
　　　　　　　＼ 　 　∩ﾉつ 　 ／
　　　　　.　　／　　 γ　ノ　 ＼
　　　　　　　{　ヽ＿/　 } 　 _　 }
　　　　　　　 ヽ＿＿／､￣　 /
　　　　　　　　ヽ　　　 　 ￣ 「
　　　　　　 　　 |　　　|　　　|
　　　　　　　 　 |　　　|　　　|
　　　　　　　　（＿＿ハ＿＿）

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　　　　　　　 　　　　／,. - 、::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
　　　　　　　　　　／／／1.|:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
　　　　　　　　 ／／／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
　　　　　　 .／:::::l　.l:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
　　　　　／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
　 　　／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
　　／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
　　 ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣

┌───────────────────┐
│一行が地下室へと続く階段を下りていく。　 　 │
│　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　......│
│カツン、カツンと足音が響いた。　　　　　　　　..│
└───────────────────┘

lllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll! 　,....,,,,,,,,,,,,,,,,、 ﾞ!!llllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll
lllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll!!ﾞ..,-----------､、 ﾞﾞ!lllllllllllllllllllllllllllllllllllllll
lllllllllllllllllllllllllllllllllllll!!ﾞﾞ,ノﾉ＝＝＝＝＝＝lヽ, .ﾞﾞ!llllllllllllllllllllllllllllllllllll
lllllllllllllllllllllllllllllll!!ﾞﾞ.／lﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ＼: ﾞﾞ!llllllllllllllllllllllllllllll!
lllllllllllllllllllllllll!!ﾞﾞ.／ノ.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾞ＼ .ﾞﾞ!llllllllllllllllllllllll
lllllllllllllllllll!ﾞ ﾞ／ノ二二二二二二二二二二二二,＼. ﾞﾞ!lllllllllllllllllll
lllllllllllll!ﾞﾞ ／ノ　 ,.::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ＼ .ﾞﾞ!lllllllllll
lllllll!ﾞﾞ ／ , ノ.::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾞ '､＼､ .ﾞﾞ!ll
!!ﾞ´,／,ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ ＼ ..ﾞ
:,／ /￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ヽ　＼ .゛
　 ,/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ..＼
:"::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`!､
＿__＿____________＿______＿___________＿_____＿______＿______________"

┌──────────────────────────────┐
│血肉の饐えた腐臭が、キル夫の鼻腔粘膜を撫でた。　　　　　　　　　　 　 │
│　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　......│
│強い悪意と怨念が、ヘドロの如くん薄暗い空間にこびりついている。　 　 │
└──────────────────────────────┘




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┌──────────────────────────────┐
│通路の手前にある鉄格子のはまった部屋をキル夫が覗き込むと、　　......│
│　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　......│
│そこにはお目当てのカパーラがいた。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 │
└──────────────────────────────┘


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ､ii川川川川川川ii,,
　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　 ､ixixixixixixixixixixixixi/
.　　　 　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 Vx!xixixixixixixixixix/
　　　 　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　　Vxt-ｧ-t─､─t.‐l!　　（あ、こいつやばい奴だ・・・・・・）
　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|::ﾉ, --､　 , --‘,::!
.　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　　rlj　f~o`　' z=ﾐ. ﾚ'7
　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ',ﾊ　￣　(､　　　|ﾂ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　~!　ヽ二二ﾌ　,l
.　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 .,l＼. `ー '' .,ｲ|~V
.　　 　 　 　　　　　　　　 　 　 　 　 　　　/.l!　＞ ~.＜　 :}. V__
　 　 　 　 　　 　 　 　 　 　 　 　 　　_,,｡s'　l　ヽ　　　 /　!　 !　 ￣ ~~ ～ ､､
　　　　　　　　　　　　 　 　 　 .,,｡s≦ 　 　 ‘,､＿__　, -- l　 l　　　　　　　　　` ～
　　　　　　　　　　　　　 ,,＞''´　　　　 　 l:　‘,　 　 　 　 .!　.l
　 　 　 　 　 　 　 　 .／　　　　　　　　　 l:　 ‘,　　 　 　 l　 l
. 　 　 　 　 　 　 　 /　　　　　　　　 　 　 l　　‘, 　 　 　 l　 l
.　　　　　　　　　　/　　 ヽ　　　　　　　　 ヽ.　 ‘,　　 　 .l　 l　　＿＿＿
.　　　　 　 　 　　/　　　 ‘,　　　　　　 　 　 ヽ　‘,　　　 l　 l　　|彡r‐tミ|

　　　　　　　 /
　　　　　　　 　 jﾉ
　　　　　　　|　/　　　　 　 ＿＿
　　　 　 　　} ,'　　 　　 ,ｨ斧竺述ﾄ､
　　　 　 　 ,::'ﾞ　　 　　 ,仏{iiiiiiiiiiiii寸ﾐ､::..
　　　　 　　}　 　 　　 j{迅､iiiif⌒ｨﾁ/´.:::::
　　　 　 　 |　　　　　 尺竺竺彡''´　.......
　　　　　 　 　 　 　　 ￣￣　 　 ....:::::::::::::::..
　　　　　　|　　　　　 　　 　 　 .:::::::::
　 　 　 　 j　　　　　　　 　 　 .::::::::
　 　 　 　 {　　　　 　　 　 　 .:::::::　　　＿＿＿　　そこにいたのか、カパーラよ。
　 　 　 　 j{ 　 　 　　 　 　 .:::::::　, ィ　T　T　T
　　　　 　 j{　　 　 　　 　 .::::::,.イ　j{　j{　 |!　j{
　　　　　　l::.　　 　　 　 .::: ,ｲ　i!　j{　ll 　 |!　j{
　　　 　 　 :::..　　　　　.::::/ i!　|!　|!　||　 j!　 i!
　　　　　　　:::. 　 　　 .:::/　j|__jLzr-┴-┴-┴
　　　　　 　 ヾ､:..　　　 / j{＞''"￣　　＿＿＿
　 　 　 　 　 　 ＼　　〈/´　　......:::::::´:::::::::::::::::::..
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┌─────────────────────────────────────────┐
│　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　......│
│格子越しにキル夫から声を掛けられたパクは、己の額から脂汗がにじみ出てくるのを感じた。　　　..│
│　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　......│
│これでもパクは熟練の妖術師であり、ボンゲよりも格上のムーダンなのだ。　　　　　　　　　　　　　　..│
│　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　......│
│こうしてキル夫と相対するだけでも激しい悪寒に襲われる。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 .│
└─────────────────────────────────────────┘


　　　　　　　　　　　`､i:`､)i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:/i:i:i:/i:i:i:i:i／
　　　　　　　　　 　 　 Vi:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:/i:i:i:/:i:i:i／
　 　 　 　 　 　 　 　 　 Vi:i:i:i:i:i:i:i＞'~::{⌒⌒~"''～ミi:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i∠__
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　　　　　　　　　　　　　　{ { ヽⅥ　　　　　≧=‐　　　 { ､rｯ >'
　　　　　　　　　　　　　　{ { く　'i,　　　　　 　 　 　 　 ‘，¨´ l
　　　　　　　　　　　　　　乂ヽ ', {　　し　　 　 　 　 ､　/　　 l
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 /｀¨，　　　　　　　　　　　　　　/　　　ええと・・・・・・あなたはどこのどちら様で？
　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 /|　 ∧　 　 　 　 ∠⌒　ｺ　　 /
　　　　　　　　　　　　 　 /｜ 　 / ,　　　　　　~"''　　　, ′
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